ゲイ男性、トランス、二つの座談会を見て感じたこと

ユーチューブでJubileeというチャンネルがあり、ここでは色々な討論を企画しているが、私がたまに観ているトランスセクシュアルのブレア・ホワイトというMtFポッドキャスターが出演していたので、リベラルトランス対保守派トランスという四人づつで色々な主題について討論するのを観た。その後でYTのお薦めに上がってきたのでゲイ男性四人づつのリベラル対保守派の討論もちょっと見た。この二つはどちらもリベラル対保守派という討論だったのに、全く異質なものだった。

まずトランスジェンダーの方だが、はっきり言って全く討論になどなっていなかった。この討論は主題がいくつかあって、トランスは見かけの性別に合った方のトイレをつかうべき、とかトランスは軍隊にはいるべきではないとか、賛成派と反対派で議論するのだが、すべての主題で保守派とリベラルは意見が常に真っ二つに割れており、全く接点が感じられなかった。リベラルチームは男から女のトランスが一人、女から男のトランスが二人、何故か一人リベラル側に髭面で厚化粧をして明らかに身体を全くいじっていない男が混じっていた。保守派側は男から女が三人、女から男が一人いた。

保守派のブレアが最初に、これはトランスに関する討論のはずなのに何故ノンバイナリーが混じっているのか、おかしいのではないかと聞くと、髭面男は非常に馬鹿にした態度で「もっと勉強すべきよ」と言い返した。ブレアはMtF歴10年以上でいくつもの整形手術を繰り返し、今や女性として十分通用する。その彼に異性に見せようという努力を全くせず昨日今日ノンバイナリーを言い出して化粧してドレスを着ただけの男が「勉強しろ」だ?良く言うよ。

面白いと思ったのは、どちらのチームもMtF(男性)の方が積極的に発言をし、FtM(女性)はただ座っているだけであまり何も言わなかったことだ。しかも保守派の小柄なFtMが何か言おうとしたとき、図体のでかいリベラルMtFが小柄女性を威圧するように声を荒げ大きなジェスチャーをして彼女を遮った。このFtMは明らかにこの男に圧倒されていた。このでかい男は豊胸手術などもして女性に見えなくもないが、この態度のでかさと威圧的な話かたはどう見ても女とは思えなかった。ま、黒人なのでそういう女性が居ないとは言わないが、ともかく討論中ひとりでいかに自分は犠牲者で他の白人トランスがどれだけ恵まれているかという話ばかりしていた。そしてリベラル側のトランスたちは誰もが非常に無礼で相手側への個人攻撃ばかりしていて全く討論になっていなかった。比べて保守派側のトランスは皆声を荒げるでもなく理論的な話をしていた。中身は煮えくり返るほど腹が立っていたはずだが。保守派のMtFの一人が、昔は女の子の友達が一緒に行こうと言って女子トイレを使えていたが、今はトランスを名乗って女子トイレでけしからんことをする男が増えたので、自分は女性としてパスしないことは十分承知しているから女子トイレは使わないと言っていたのが印象的だ。昔はトランスは怖いひとたちだというイメージはなかったのに、最近のトランス活動家たちのおかげでトランスの立場は悪くなっていると彼は感じていたようだ。

さて、次に見た討論会はゲイ男性8人でリベラル対保守だったのだが、それぞれの主題でお互い同意する人が結構多く、リベラルも保守も意見は違っても非常に礼儀正しく、トランスの時のような喧嘩腰の人は一人もいなかった。私は討論の内容よりも、彼等の紳士的な態度に感心した。リベラルゲイたちは、明らかにリベラルトランスたちとは別の人種である。誰一人として女装をしておらず、一人だけ派手な髪の毛とズボンをはいてるのにハイヒールという出で立ちの人がいたが、彼はなんと一番保守的だった。

やはり同性愛者とトランスジェンダーは一緒にすべきではないと改めて思った。

ところで保守派トランスの人たちは自分らには性違和{GID)という精神疾患があると自覚している人たちばかりで、自分らのことをトランスジェンダーではなくトランスセクシュアルと呼んでいる。性違和もないのに異性を自認しているというトランスジェンダーとは中身が全く違うと思っているようだった。そしてトランスジェンダーと名前を変えて性違和を持たないひとまで混ぜるべきではないと考えているようだった。


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トランスジェンダリズムの悪夢から目を覚ましつつあるアメリカの学校

本日は主流メディアが伝えた一般市民による反トランスジェンダリズムの記事をいくつかご紹介しよう。

まずはペンシルべニアの学校で起きた出来事。Pennsylvania school district reverses trans bathroom policy after student walkout, parent outrage (yahoo.com)

PA州のパーキオメンバレー学校区ではトイレ使用を自分の性自認に合った方を使っていいことになっていたが、度重なる保護者達からの苦情や生徒らによる授業放棄デモなどの運動が功を成し、10月2日、トイレ使用は身体の性別で分けるという正常な方針に戻った。

フォックスのインタビューに答えた保護者代表の男性は、SNSなどで多くのヘイトメールを受け取ったと言う。本当にトランスジェンダー活動家の暴力性は異常である。

次は(Appeals Court Rules School Staff, Students Do Not Have to ‘Respect’ Gender Pronouns (msn.com))連邦控訴裁判所が、アイオワ州の学区が、生徒が好む性別の代名詞を他の生徒が尊重しなければ退学させるという方針を言論の自由に反するとして施行を差し止めたという判決。

第8連邦巡回控訴裁判所は、この方針は憲法修正第1条に抵触すると判断。これによって代名詞の押し付けは洗脳だとして訴えていた非営利団体「教育を守る親たち」(Parents Defending Education)の異議申し立てが通った。

三つ目は二年前に(Mother sued and won against school district that refused to follow her request that they refer to her daughter by her given name and pronouns (yahoo.com))ウィスコンシン州の学校区で、うつ病の娘が言い出した性違和に関して、母親は学校では娘を男子名で呼んだり男子の代名詞を使ったりしないでほしいと要請した。母親は娘に必要なのはきちんとしたカウンセリングであり性転向ではないと考えたからだ。しかし学校側は母親の要請を拒否し娘を男子として扱ったため、母親はすぐに娘を別の学校に移し、学校区を訴えていた裁判で、法廷は母親側の言い分を全面的に認めた。これは保護者の権利が尊重されたという意味で非常に意義のある判決である。ちなみにこの娘はネットから離れ元の学校区からも引っ越し別の学校へ通い始めてから性違和を言い出さないようになり、今は普通に女の子として幸せに暮らしているとのこと。

最後はバージニア州の大学水泳チームに女子自認男子が入部したことに対して他の女子選手たちが団結して抗議をしていると言うニュース。(Virginia swimmers unite, speak out after biological male pulls Lia Thomas, tries to join team | Fox News

バージニア州セーラム市にある全学生1700人というロアノクカレッジ(The Roanoke College) では女子自認男子の女子チーム入部に他のメンバー10人が保護者らとも団結して男子参加に抗議した。

二年まえのペンシルべニア州大学水泳競技ではペン大学の女子チームメイトたちも他の大学の女子選手たちも抗議の声を上げることが出来なかった。しかし国際水泳連盟は思春期を男子として迎えた個人の女子競技参加を禁止しており、また国内でも特に水泳の場合、リア・トーマスの前例もあり、トーマスと現役時代競い合ったライリー・ゲインズやトーマスのチームメイトだったポーラ・スキャンラン( Riley Gaines and Paula Scanlan)らの活動に勇気づけられ、現役選手たちの間からも抗議の声が聴かれるようになっていた。それでこの女子選手たちも勇気づけられたのだろう。

自分らの意見が少数派だと思っている間は皆声を上げにくい。だが女子空間に男子が入り込むことや女子スポーツに男子が参加することが良いことだなどと本気で思っている人はごく一部の過激派活動家だけなのである。本当は我々こそが多数派なのだ。だから勇気を出して声を上げていかなければならないのだ。


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米国第六巡回区控訴裁判所が、子供の性転換治療禁止は合法と判決を下す

デイリーワイヤーのマット・ウォルシなどが中心となり、子供の性転換治療を禁止する動きがテネシー州を中心にあちこちの州で広がっている。今や19の州で同じような法律が通っている。しかしもちろんトランスジェンダー活動家(TRA)たちがそんな動きを指をくわえて見ているわけはない。それで人権市民団体のACLUは(米市民権利組合)この判決は違憲であるとして訴えていた。しかし昨晩、第6巡回区控訴裁判所(テネシー、ミシシッピなど4つの州を担当)は子供の性転換治療禁止は違憲ではないと判決を下した。これはウォルシ曰く「トランス教団に壊滅的な判決」である。これがどれほど壊滅的であるか、ウォルシが説明しているので@tarunynorzoさんの翻訳を読みながら考えてみよう。

第一に、この判決は、不道徳あるいは危険だと考えられる医療行為を禁止する権利が有権者にあることを立証している。これは、大手製薬会社の “専門家 “が何を言おうとかわらない。

そのうえで裁判所は、思春期ブロッカーや異性間ホルモン剤を含む、いわゆる「ジェンダー肯定するケア」が危険であると有権者が考える十分な理由があると説明する。裁判所は、多くの国がこれらを禁止し始めていると指摘する。

さらに裁判所は、「トランス標準医療」の決定団体であるWPATHは、1979年から2000年まで、未成年者にホルモン剤や思春期ブロッカーを使用しないよう勧告していたと述べている。現在でも、WPATHは未成年への使用を支持する「限られたデータ」しか存在しないことを認めている。

我々が子どものトランス肯定派から言われるのは子供の性違和を肯定しないと子供の精神状態が悪化し自殺してしまうということだ。そして思春期ブロッカーはその治療として最適であると彼等は言い続けていた。ところがなんと実はブロッカーにはひどい副作用があることがわかってきた。TRAが根拠にしていた英国のデータには間違って分析されていたというのだ。このデータを新たに分析したところ、なんとTGの若者の1/3がブロッカーの服用後に精神異常をきたし苦しんでいることが判明したのだ。三分の一もである!

ACLUはトランスジェンダーは被差別者であり政治力のない少数派であり疎外された立場にあると主張してきた。しかし裁判所は、トランスジェンダリズムは現政権はもとより大手法律事務所や連邦政府や医療団体が味方味方しており、およそ疎外されているなどという立場ではないことを指摘した。

またトランスジェンダーが生まれつきであるという主張に対しても、法廷は「トランスジェンダー」の定義は日に日に変化しており、毎日のように新しい性別が生まれていることを指摘して退けた。ここでもTRA達が政治力を得るために色々な性嗜好の人たちをトランスに混ぜて来たのが仇となったようだ。

さらにACLUは子供の治療は親に決める権利があると主張したが、これに対しても親だからといって子供に危害を及ぼすような治療を受けさせる権利はないとはねつけた。親の意見を無視して子供のトランス肯定治療を拒否する親から親権を奪おうとまでしているくせに、都合のいい時だけ親の権利とか言い出すんだなTRAは。

マットの言うようにこれはTRAにとって壊滅的な判決だ。彼等の主張はことごとく退けられたのだ。しかしこれですべてが終わったわけではない。この法廷の管轄はテネシーやミシシッピなど四州に限られる。他の州でも同じような法律がどんどん通っているのでACLUを始めTRAたちは諦めないだろう。そしてあちこちの法廷で様々な判決が下り、最終的には連邦最高裁へと進むことは間違いない。無論それがトランス活動家にとってもジェンダー理論批判派であるジェンダークリティカル(GC)の我々にとっても正念場となるのである。

私はこうした裁判がどんどん起きることによって、子供の頃に思春期ブロッカーを投与され多大なる被害を得て後悔している若者など脱トランス者からの訴えも人々の耳に入ることになると期待している。未成年への異性ホルモン投与がどれだけ危険なものであるか人々が知れば、この野蛮な「医療行為」は過去の電気ショックのように連邦レベルで禁止されるようになるであろう。

欲を言えば、私は性転換治療なるものは子供だけでなく大人でも禁止にすべきだと思ってる。このトランスジェンダリズムというカルトは多くの人びとの心と体を蝕んでいるからだ。しかし何事も我慢が大事。一歩一歩辛抱強く進んでいくしかない。

ところで私のツイッター(X)アカウントが新しくなったおかげで、これまで私をブロックしていた人たちのツイートも一時的にみられるようになった。無論私の著名度が上がれば彼等から再びブロックされるだろうとは思うが、いまのうちに勉強のために読んでおこうと思ってる。例えばこの女性。娘が3歳くらいの時からトランスジェンダーとして育てており、話の内容から思春期に差し掛かっている頃ではないかと思われる。この母親の害毒性は半端ないので多分子供にはすでに危険なホルモン投与を始めているのだろう。そんな彼女の今日の投稿。直接返信するとすぐブロックされるだろうからここでちまちま批判しておこう。

えらErrurトランスの子の育児と理解の会@Taklnce1

長い間トランスの人々の存在に気づかず生活してきた人々が突然、危険だなんだとネットで騒ぎ立てトランスの人々を攻撃し始めてから6年近くになりますか これまでに何人ものトランスの人々の命が失われ、居場所が奪われ、強制ディトランジション(特例法の廃止)まで求められ、本当に恐怖の世界です

何故トランスジェンダリズムが批判されるようになったのかと言えば、彼等の要求があまりにもひどくなり、そのおかげで女性や子供たちへの被害が多くの人の目に触れるようになったからだ。拙ブログでも何度も指摘しているが、トランスジェンダーの人たちがトランスだからという理由で殺害されたという事実はほぼない。トランスジェンダーの殺害は大抵が売春や麻薬関連のものであり、トランスでなくてもそれは非常に危険な生き方である。また特例法の廃止がなぜ脱トランスを強制することになるというのだろう?特例法が無くても成人の性転換手術は合法だ。それまでやめさせようと言う動きは少なくとも日本ではない。

「トランスの女性は強くて怖い、犯罪者と見分けがつかない」 「子供をLGBTQ+にするな」 「性自認なんてない、性別はカラダ、でもカラダを変えても性別は変わらない、ディトランジションしろ」 こんな無茶苦茶なことを言いながら、トランスの人々を暴力的に追い詰め排除しようとしているんですよね

これも完全に話が逆。女性や保護者達が集まって行き過ぎたトランスジェンダリズムやLGBTQ+教育に反対する集会を開くと、決まって黒装束で武器まで持ったTRA/ANTIFA達が集まって来て抗議者達に暴力をふるう。暴力を使って反対派を黙らせようとしているのはTRAの方である。

埼玉県の事業で、にじーず代表遠藤まめた氏を講師として「性の多様性を尊重した子供・若者の居場所づくり」講座が開催予定です。 フリースクール、放課後児童クラブ、子ども食堂などが対象となっています。加賀議員@Nanaekagaプラウドボーイズ、KJKに続きLibsOfTIkTokの暴力的手法を用いて、性的マイノリティの子供達を徹底的に傷つけ排除しようとしています 不登校の子供支援をされていたんですよね? 居場所の無いマイノリティの子供達を追い詰める責任は非常に重いですよ

以前に拙ブログでも紹介した通り、にじーずというのは未成年の少年たちを親に内緒で集めてよからぬことを企んでいる団体。彼等は関係者以外の大人の参加を禁止している。子の集会でどのようなことが行われるのか誰も知らないのだ。もし得体の知れない団体が未成年の少女ばかりを親に内緒で一か所に集めてなにやらやろうとしたら人々は黙っているだろうか?

この太字部分のところは全く理解できない。まずGC活動にプラウドボーイズは参加していない。プラウドボーイズは1月6日の件でガタガタに破壊されてしまったし、元リーダーが政治犯として30年の刑期に処されている。いまやGC運動に参加できるような状態ではない。またKJKやLibsOfTikTokは一度も他人に暴力をふるった子とはないし、暴力を先導したこともない。いやそれどころか彼女たちこそTRAの暴力被害に逢っている。まさかえらさんはKJKがニュージーランドの集会でトマトスープをかけられもみくちゃにされて命からがら避難した事件を知らない訳じゃないだろう。

だが彼女がこのようおに被害妄想になってヒステリックになっているというのも、マット・ウォルシなどが先頭となってトランスジェンダリズム解体運動がアメリカ全土及びカナダでも広まっているからだ。えらさんのようなTRAにとっては危機的な状況になっているということだろう。

マット・ウォルシが「女とはなんぞや」という映画を作ってからまだ一年ちょっとだ。しかしこの一年間でGC運動はかなりの成果を遂げたと思う。いったん崩れ出したらトランスジェンダリズムは一気に解体すると私は信じる。

それまでにどれだけの子供達が犠牲になるのかを考えると心が痛むが、ともかく今はこの勝利を祝おう。


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老齢認知症になって性違和が消えた男性の悲劇

昨日私は非常に興味深いツイートを読んだ。

私は常にトランスといって心は女性で身体は男性であり内部に合わせて外部を変えたいという概念を受け入れて来た。

それが変わったのは私が医師として配置された時だ。この男性患者は30代の時、妻の理解を得て性転換をした。今80歳となり認知症を患い妻は非常に苦悩している。それというのも彼は毎朝「俺の彼だに何をしたんだ!」と叫び医師を傍に近づけない。医師が自分に人体実験をしたと思い込んでいるからだ。

彼は自分長髪を切り、女性の服を全て捨ててしまった。彼は非常に混乱し自分の乳房を切り取ろうとまでした。妻は夫を介護施設に入れ監視が必要とされた。

問題なのは妻は夫が脱トランス出来るかどうか知りたがったのだが、認知症ゆえに本人の承諾が取れないということでそれは出来なかったことだ。

この一連の状況をみて私は、もし彼が本当に女性の心をっているなら何故自分の女性の身体に苦悩しているのだろうかということだ。認知症で色々なことを忘れるのはよくあることだ。しかし私は自分の性別を忘れた患者をみたことがない。

彼等の世代が年を追うにつれ、私はこのようなことがもっと多く起きるのではないかと恐れている。

これは非常に興味深いツイートだ。私はこれまでに自称当事者だというトランスジェンダーの人たちと色々会話を交わして来た。彼等が必ず言うことはトランスジェンダーは生まれつきで本人には選択の余地はないというものだ。私はこの言い分には少なからず疑問を持っていた。何故なら若い頃はみじんもそんなことを言わなかった人が中年になって突然自分は女だ(男だ)と言い出す人が結構いるからだ。もし生まれつき性違和があって「自分らしく」生きられないことがそんなにつらかったのなら、なぜ最初の数十年を異性として生きることが出来たのだろうか?

それから性違和のある人は異性としてまわりから肯定してもらえないと自殺する可能性が高いというのも信じがたい。これは子供のトランスに関してよくカウンセラーが子どもの性転換に消極的な親を説得するために「死んだ息子(娘)より生きた娘(息子)の方がよっぽども良くありませんか?」と脅かす汚いやり方だ。しかしもしも子供のうちにトランスできなければ子供が自殺してしまうというのが本当なら、大人のトランスジェンダーは存在しないはずだ。これまでトランスジェンダーなんて言葉さえきいたことがなかった10年前まで、異性に移行できないといって多くの子供たちが自殺しているなんて話はきいたことがなかった。それに脱トランスした若いものの話も結構聞いたが、彼等は思春期ブロッカーや異性ホルモンを投与されるまで自殺願望など持ったことがなかったと証言している。

もしトランスであることが生まれつきであるなら、認知症になったからと言って自分の性違和を忘れるなんてことはあるはずがない。やはりこれはカルトと同じで、周りに感化されて起きるものなのではないだろうか?少なくとも性違和が子ども時代からあるのが普通という話は信用できない。


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性同一性特例法の手術要件撤廃裁判、弁論始まる

アップデート:後部にトランスジェンダー当事者(MtF)の仲岡しゅん氏の感想を加えておく。

まずはこちらの毎日新聞の記事から。

生殖機能を無くす手術を性別変更の条件とする性同一性障害特例法の規定が個人の尊重を定めた憲法13条などに違反するかが争われた家事審判で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は27日、弁論を開き、手術無しでの性別変更を求めている戸籍上男性の申立人側から意見を聞いた。申立人側は「手術には身体的苦痛、後遺症の危険が伴う。規定は過度な負担を強いるもので違憲だ」と訴えた。大法廷は年内に決定で憲法判断を示す見込み。

 特例法の規定を巡っては、最高裁第2小法廷が2019年1月に合憲とする判断を示している。この際は裁判官4人による決定だったが、今回は裁判官全15人が参加する大法廷で審理されており、違憲へと判断を変えるのかが注目される。

すでにツイッター(X)では弁論を傍聴した人たちから色々な報告がされている。先ずはLGBTQ+活動家の松岡宗嗣氏の報告を読んでみた。

「不妊化要件」をめぐる最高裁の弁論を傍聴。代理人から当該のトランス女性の想いの代弁や、手術を「引き換え条件」にすることが「性別のあり方を尊重される権利」を侵害していると指摘。傍聴待ちの際トランスヘイトの街宣が行われ、傍聴席からは「手術すればいい」という声や笑いも聞こえ憤った。

これに関して同じく傍聴席にいた滝本太郎弁護士や、こむぎさんや、いなり王子さんら他の人たちからも、これは全くの偽りだ。傍聴席は非常に静かで誰も笑ったり私語をする人など居なかったと抗議のツイートがあった。(証言の後の休憩時間に裁判をするお金があるなら手術すればいいのにね、と言っている人は居たそうだ)

さて松岡氏の報告による代理人弁護士の主張を箇条書きすると、

  1. 誰もが自らの「性別の在り方を尊重される権利」を持っていて、これは基本的人権である。「当該のトランス女性は、女性として問題なく生活を送っているが、法的な性別との不一致が表にでる時にさまざまな苦痛や不利益を受けている」この点が「人権を損なっている」
  2. 性別変更に手術が引き換え条件になるのは特例法趣旨の誤った理解で社会生活上の性別と法律上の性別の不一致によって生じる不利益や困難を「今後一生背負って生きて」となる。これは基本的人権である「性別のあり方が尊重される権利」を侵害していて、憲法13条「個人の尊重」や憲法14条1項「法の下の平等」に反する
  3. 当該のトランス女性の個別事情として、ホルモン治療によって「生殖機能は著しく低下していて要件を満たしている」という点も指摘。特例法の要件は「生殖機能の喪失」であり「手術」という用語が明記されているわけではない。判断は個別事情に応じた「裁判官による事実認定や価値判断」によると言える→
  4. 手術のリスクや負担を無視し「手術の有無」という画一的な運用をするのであれば、社会的な性別と法的な性別の不一致によって不利益を受けている同様の人に「極端な負担を強いる」ことになり、この点からも憲法14条1項に違反すると指摘

まず気になるのが、日本国憲法のどこで『誰もが自らの「性別の在り方を尊重される権利」』なんて権利が保障されているのだろうか?だいたい「性別の在り方」って何だ?もしも誰もが自分が自認する方の性別でどんな公共施設もスポーツも学校や職場やイベントなどの男女別枠を無視して好き勝手な方を使ってもいい権利だというのなら、そんな権利は誰にも保証されていない。

二番目の「手術が引き換え条件になるのは特例法主旨の誤った理解」というのは真実だが、それを取り違えているのは原告の方だ。特例法は手術をしてまで身体を変えたい性違和のある人が、手術後の生活に支障をきたさないための特別配慮であり、性違和もないのに単に書類上異性として生きたい人のために出来た制度ではない。

三番目の『ホルモン治療によって「生殖機能は著しく低下していて要件を満たしている」』というのも非常に危険。もし、生殖器を除去していなくても生殖機能が低下しているからよしとすれば、では一体ホルモン値はどのくらいならよしとするのか。今現在諸外国でおきている女子スポーツの自称男子参加資格も、このホルモン値が多大なる問題となっている。

それにしたってホルモン治療は副作用があるため危険だから人権侵害だ、と言い出す奴が必ずでてくる。診断書の件にしたところでそうだ。本来は何年にもわたる医者の診療が必要とされているが、誰でも知っている通り性同一性障害の診断書など一回の問診20分で発行するクリニックがいくらもある。だから「手術」という箍を外せば、他の要件もどんどん外されて、結局諸外国で試して大失敗している「性自認至上主義」となるのである。

次に滝本太郎弁護士の報告で上記にはない部分を紹介しておこう。

本日の最高裁弁論は20分ほど、男性弁護士二人の陳述のみ。最高裁は追って決定するとし、期日は言わず。 なお昨9/26に本人もきて(非公開の)審問をした、事情ありと代理人陳述内にあり。年齢さえ明らかにせず。(略)

それにしても、個別事情が年齢さえも明らかでない。岡山家裁から始まった、男→女、原審では生殖不能要件をクリアしてないとして棄却になっただけ。2019年事案は女→男であり、家裁、高裁のは判例集にあるが。 メディアらは、代理人二名に聞き、報道して然るべきだが、しないのかな。なんなんだ?

そして最大の問題は、「相手方」が居ないから批判をする者がおらず、裁判所はそれもそれへの反論も聞くことがない、事情を汲み取れだけを聞いていること。 ①女性の安心安全が危機に瀕する事 ②男・女の定義変更による社会の混乱 ③親子関係の混乱 についての議論が最高裁に伝わっていない問題

これについてこむぎさんの意見。

判決まだ出てないのにミスリードするな。卑怯者。 しかも傍聴行ったけど自分はいかに可哀想かというお気持ち表明。 こんなことに裁判官15人傍聴人140人も集めてさ… いかにマイノリティじゃないってことだろ?特権だよ。当人は前日非公開審問だしさ。特別扱いだろ?ふざけんな。

国を相手取って訴えているわけだから、国側を弁護する人が必要なのではないのか?なんで原告側の言い分だけを聴くのだろう?

また滝本氏が指摘しているように、これはFtMかMtFかや年齢によっても事情が違う。女性の場合は閉経している年齢なら子宮摘出の必要はないだろう。だが若い男性だったら戸籍変更後にホルモン治療を辞めたらどうなるのかという問題が残る。単にこの原告ひとりが生きにくいからという理由だけで多々の問題が山積みになる法律変更など安易にやってもらいたくない。

アップデート:仲岡しゅん氏がまともなことを言ってるので付け加えておく。

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)@URUWA_L_O

手術要件廃止を求めるのは主張としては分かるのだけど、手術要件廃止後の社会のあり方や制度運用について語ろうとする識者が本当に少ないのが私には解せない。 日本社会の現状、職場の更衣室や刑事施設でも区分けは必要ですよね。 戸籍変更済みでも、結局は戸籍上の性別通りでは通しきれないですよ。要するに、特にMTFの場合、 これまでは「戸籍変更済みならば、身体の外形が変わっているから女性とみなす」という運用があったわけですが、 手術要件廃止後は「戸籍変更済みでも、身体の外形が変わっているかどうか分からない」ということになるので、 管理者の側としては何らかの指針を欲するでしょ

この問題は、家族法の領域と、職場の管理者の対応、刑事施設の運用などに、実務上確実に影響を与える話なんですが、 人権論に基づいた賛成論と、トランス嫌悪的な反対論ばかりで、その後の社会の制度設計を具体的にどうするのかという話をしている人があまり見当たらない。

原告の言い分が認められた後どうなるかという話は仲岡氏が聞いていないだけで、それは性自認を認証した諸外国と同じ結果になるだろうと我々反対はずっと指摘している。この判決が社会にどのような影響を及ぼすかについて言及していないのは賛成派質の方だ。

追記:エスケーさんが傍聴に参加した人たちの報告をまとめているので、こちらにリンクを張っておく。エスケー on X: “9/27に行われた性同一性障害特例法の手術要件撤廃を求める最高裁裁判について、傍聴に行った方々のレポートをまとめてみる。 当日は162席に対して140人が訪れ、希望者は全員傍聴できたとのこと。” / X (twitter.com)


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特例法を骨抜きにする手術要件撤廃に反対する勇気ある女性達のデモ行進

先日日本で特例法の手術要件撤廃を反対する女性達の抗議デモが行われた。以下産経新聞の記事より

性別変更の適合手術要件撤廃に反対 女性団体がデモ(2023/9/23 18:24)

性別変更する上で性別適合手術の要件撤廃を求める動きに反対する女性たちのデモ活動=23日午後、東京都新宿区(奥原慎平撮影)
性別変更する上で性別適合手術の要件撤廃を求める動きに反対する女性たちのデモ活動=23日午後、東京都新宿区(奥原慎平撮影)

戸籍上の性別を変更する上で性別適合手術を要件とする現行法の規定の合憲性が争われている家事審判を巡り、市民団体「女性と子どもの権利を考えまちづくりにいかす杉並の会」は23日、東京都内で合憲判決を求めるデモ活動を行った。

手術要件が不要となれば、安易な性別変更が横行し社会が混乱しかねず、自民党の保守系議員を中心に懸念する声が上がっている。

この日のデモでは約20人の女性がJR新宿駅周辺を練り歩き、「手術要件を撤廃するな」「男は女ではない」「人間の性別は遺伝子が決める」「女性だけの女子トイレを返せ」などと声を上げた。

家事審判は27日に最高裁の弁論が予定されている。

実際に集まった人たちの数は100人に満たなかったようだが、それでも主流メディアに取り上げられたことや、海外のニュースでも取り上げられたことは成果があったと言える。今後徐々にカナダやアメリカでのように保護者たちとも協力してどんどん草の根運動を広げて行ってもらいたい。

特筆すべきは、フェミニストを名乗る人々やLGBTQ+活動家や日本のANTIFAであるしばき隊連中からの執拗な嫌がらせがあったことだ。洋の東西を問わず反LGBTQ+運動は必ず左翼暴力団による妨害に遭う。しかし女性達やカナダの保護者達の発言がより多く取り上げられればられるほど、一体彼女達が言っていることの何がいけないのかと疑問に思う人たちが増えることだろう。そしてその彼女達に暴力的に攻撃を加えるLGBTQ+ANTIFA連中とはいったいどういう輩なのだろうという注目も浴びるだろう。

一方フェミニスト団体であるはずのウーマンズパレードはなんと自認女性の男にバーナーを持たせて先頭を切らせるという行進を行っていた。

「女性もトランスジェンダーも共に」 ウーマンズパレード、大阪市で花房吾早子2023年9月9日 18時00分

写真・図版

 「夫婦別姓を認めろ」「男性にも性教育を」――。ジェンダー平等を求めて声を上げる「ウーマンズパレード」が8日夜、大阪市であった。新阿波座公園(西区)で集会を開いた後、難波駅近くまで約30人が練り歩いた。

 集会では、社会福祉士原発避難民、音楽家など様々な立場の女性たちがマイクを握った。

 男性として生まれ、女性として生きる弁護士の仲岡しゅんさん(38)は、自身も含めたトランスジェンダーがヘイトクライムにさらされている現状を訴えた。「今の社会は、シスジェンダー(生まれた時と現在の性別が一致している)で異性愛の男性を基準につくられている」として、「女性もLGBT(性的少数者)も抑圧されている存在として連帯したい。共に闘いましょう」と呼びかけた。

 岡崎あきらさん(42)は、パレードの先頭を歩いた。男性として生まれ、女性として生きるトランスジェンダー。大阪府富田林市でマイノリティーの居場所を作っている。「気持ちよく歩くことができた。人権が守られる社会を実現したい」(花房吾早子)

これに関しては、何でウーマンズマーチの音頭を男に取らせるのだとかなりの批判があったようだ。それで同団体は(11) Womyn’s Parade on X: “トランスヘイトに対する声明文を出しました  #トランスヘイトに対する声明文 #ウーマンズパレード声明文 https://t.co/WRVe1Y2e8l” / X (twitter.com)という声明文を出した。

私たちウーマンズパレード実行委員会は、すべてのヘイトスピーチヘイトクライムに抗議し、攻撃にさらされているマイノリティーと共に、差別抑圧偏見に屈することなく闘い連帯していきたいと考えます。2023年9月8日の行った朝日新聞に多くのトランスヘイトが寄せられました。差別と偏見から来る心無い言葉を浴びせられた当事者の気持ちを思うと悔しい気持ちでいっぱいです。私たちは様々なマイノリティーたちと連帯しともに声を上げることが必要と考えます。

女性もまた差別と弾圧に晒されているマイノリティーであり続けています。

私たちは女性差別と闘い、女性解放を目指しエンパワメントしていきます。

これからもトランスジェンダーを含むマイノリティーの方々と共にヘイトに屈せず、連帯しながらともに、女性差別、抑圧と闘っていきます。

この人たち全く馬鹿じゃないの。自分らの活動を女装男達に乗っ取られていることにも気づかずに、何が「女性差別と抑圧と闘う」だ。女性の安全空間を女装男に侵略されてどうやって女性差別や抑圧と闘うのだ、これでフェミニストを気取るのだからあきれてものが言えない。

だから私はフェミニスト運動なんぞというものを信用しないのだ。


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カナダの保護者及び支持者たちによる「洗脳ではなく教育を」デモにLGBTQ+ANTIFAが襲撃、何故か警察は保護者側の人間を逮捕

先日の「子供たちのための100万人行進」に続いて本日は「洗脳ではなく教育を」と謳った保護者達のデモ集会がカナダで開かれた。これにはもうおなじみのLGBTQ+ANTIFA暴徒たちが黒装束に傘を持ってやってきて、平和的にデモをしている人々を暴力で襲い掛かった。

警察は二つのグループを分けようとしているように見えたが、暴徒たちは保護者側に迫り、参加していた若者らに暴行。警察は何故か被害者を逮捕し暴徒たちはそのままだ。まったくカナダって国はどうなっているんだろう?

こちらはANTIFA連中に囲まれて襲われ怪我をした青年ニコラス・アレキサンダー。そばに居る赤いキャップの退役軍人男性は警官にあっちへ行けと命令されたがニコラスをかばって傍に居たため、ニコラスと一緒に逮捕された。

日本の読者諸氏にはピンとこないかもしれないが、カナダとアメリカは違う国である。確かにカナダはほとんど人が英語圏におり、その訛りもアメリカと近いので注意して聞いてないとすぐにはカナダ人とはわからないこともある。しかしカナダの政治体制はアメリカのそれとは全くことなり、与党の大統領であるトルドー首相の権力は多大である。ワクチン接種に関するフリーダムコンボイの時でも解るように、トルドー首相はこれまでにも独断でカナダ国民の人権を踏みにじってきた。LGBTQ+に関しても、アメリカよりもずっと過激な性教育が学校で行われている。そんなカナダでこのような大規模デモが行われているということは凄いことだ。

殴られて警察に逮捕されるニコラス君。


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子供に手を出すな!カナダ各地で反虹色教育の大規模デモ

昨日カナダのオタワとバンクーバーでそれぞれ一万人近い父母たちが集まって、カナダの学校における行き過ぎたLGBTQ+教育に抗議するデモ行進「子供たちのための100万人行進」が行われた。人々は声を揃えて「我々の子供達に手をだすな!”Leave our kids alone”」と謳いながら行進した。参加者は多種多様でキリスト教徒やイスラム教徒らが団結していた。

この子供の保護者達による草の根運動は北米ではかなり成果を見せ始めている。イギリスの活動家ケリー・ジェイ・キーンの「女にしゃべらせろ”Let women speak”」集会ではせいぜい数十人という参加者に比べ、かえって反対派のアンティファの方が多いくらいの集まりとは対照的に、カナダでの保護者達の集会に集まった参加者の数は膨大だ。

無論アンティファ連中もやって来て人々のスピーチを妨害するなどしたが、往々にして警察は双方のグループを分離するのに成功したようだ。

私はだいぶ前からKJKの運動は何か成果を上げているのだろうかと疑わしく思っていたのだが、集会の度に集まって暴力的な妨害をするアンティファ連中のことが結構取りざたされるようになり、彼等の過激さが世の中のひとにも知られるようになったということは良いことだと思う。ただ、やはり女性だけで数十人程度集まって体験談を話しているだけでは一般人にこの問題を理解してもらうにはあまり効果がない。私がツイッター(X)でジェンダーイデオロギーが如何に危険な思想であるかを書いていても、フェミ対トランスの問題で自分らには関係ないという態度を示す男性が非常に多いことに気付く。いや、むしろ今までさんざんフェミニスト達に馬鹿にされてきた右翼保守のオタク男性達は、フェミらが嫌がっていると面白がってトランスの方を持ったりしている。ジェンダーイデオロギーは社会全体の問題なのだということを理解してもらうためには、こうした男性達も味方に付けなければだめなのだ。

しかしこれはいつものことだが、左翼連中はやり過ぎる。自分らが勝っていると思うと、とことん突き進むのだ。最初は「放っておいて欲しい」が「差別するな」となり、それが「認めろ」となり、遂には「お前らもやれ」となって子供の洗脳となった。学校内は虹色で埋まり、幼稚園児向けのテレビ番組や絵本に至るまで年齢にふさわしくない、しかも異常な性描写が溢れるようになった。数年前にゲイコーラスの連中が「我々はお前たちの子供を狙っている」という歌を冗談交じりで歌っていたのも、最近ではもう冗談とは取れないようになってしまった。それで同性愛や両性愛の人たちも「グルーミングに反対するLGB」という団体まで作ってジェンダー概念に反対する動きも見られるようになった。そりゃそうだろう、ゲイ(特に男性の同性愛者)たちは昔から子供を腐敗させるとして忌み嫌われてきた歴史がある。それでずっと差別されていたのが、長年にわたる活動によってようやくそれが偏見であると理解され行為も合法となり社会も受け入れ始めていたというのに、TQ+連中のおかげで元の木阿弥。やっぱり同性愛者は危ないと警戒する人が増えてしまった。

ジェンダー活動家達が子どもに手を出したのが運の付き。これまで比較的リベラルだった人たちもこれだけは退けないと立ち上がったのだ。カナダのリベラルぶりはアメリカのリベラルの比ではない。そのカナダでこのような運動が起きるというのは凄いことである。ジェンダー概念は過渡期を迎えた。もうこれ以上彼等の思い通りにはさせない。多くに人々が目を覚ましたのだ。


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カリフォルニア州の学校区が次々と虹旗掲揚を禁止し始める

私が住むカリフォルニア州は言わずと知れた民主党支持州であるが、最近多々の郡の学校区でLGBTQ+関係の教育に関して保護者達から苦情が殺到しており、正常な学校区の教育委員会がどんどんと過激な虹色教育を辞める決議を通している。

その一つとしていくつかの学校で虹旗を禁止することが検討されているという。今週になって二つの学校区でいくつかの旗が禁止されることになり、その中に虹旗も含まれている。近年、全国的に学校における様々な旗の掲揚が禁止されているが、どれか一つを優遇しても問題であるため、軍隊と政府の旗以外はすべて禁止する傾向が強まっている。

しかしLGBTQ+活動家の間では、これは単に虹旗を禁止するための口実だと主張する。

ニューヨーク市のギルバート・ベイカー財団の共同設立者で、プライド旗の生みの親にちなんで命名されたLGBTQ擁護団体であるジェイ・ブロッチャー氏は、「少し分析すれば、彼らの真の目的がレインボーフラッグを禁止することであることが明らかになった」と語った。「彼らはレインボーフラッグを禁止するために、他のフラッグも禁止しようとしている」とブロッチャー氏はUSA TODAY誌に語った。

活動家の間では虹旗の禁止はLGBTQ+や批判的人種理論(CRT)を禁止するのと同時に行われていると語る。確かに虹旗はLGBTQ+のシンボルであり、子供たちの校内でBLMや虹旗が大々的に掲げてあるような学校ではそうした教育がされていると考えるのは自然である。

以前から何度かご紹介しているように、カリフォルニア各地の学校区で生徒が学校でトランスジェンダーであると意思表示をした場合には学校側で異性の名前を使ったり服装を指せたりする前に保護者に連絡する必要があるという方針を打ち出すところが増えている。ギャブン・ニューサム州知事は必死にその方針を覆そうとしているが、すでに潮目は変わった。今後虹旗を禁止しLGBTQ+教育やトランスジェンダー方針を変えていく学校が増えていくことだろう。

ニューサム知事、法廷判決に抵抗してホームレスキャンプの撤去を強行か

話は変わるが同じカリフォルニア州のニュースなのでちょっと付け加えておこう。サンフランシスコ市は去年から日に日に汚く危険になっていくサンフランシスコのホームレスによる違法野宿を一掃しようと試みてきたが、ホームレスの市民団体が法廷に訴え、連邦裁判所は一時的に政府による野宿撤去を停止する命令を出している。これに対処すべくニューサム知事はSF市を応援するアミカスブリーフという提訴を法廷に提出する予定だという。

サンフランシスコは膨れ上がるホームレスによって衛生面でも治安の面でも酷い状態となっており、ダウンタウンにオフィスのある人々は職場に出勤できず、ずっと在宅勤務の状態である。これによってビジネス街もショッピング街もまるでゴーストタウン。このままではサンフランシスコは崩壊してしまうだろう。


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王谷晶さんはキャンセルカルチャーの犠牲者だった

アップデート:9月4日現在 本日ツイッターでイン・クィア・タイムスの共同編集者が日本のツイッターで起きた一連の騒動に気付いて、自分らの本にはペドフィリアに関する話はひとつもないと驚きの声明文を上げていた

賢花:翻訳した村上さつきさんは『インクィアタイム』を”私の本”だから責任を持ってぺドフィリア差別に反対すると主張していた。 でも、原作者のイン・イーシェンさんの表明はこの通り真逆なわけで、今回の件は翻訳者の発言権が及ぶ範囲を逸脱した結果の暴走だったということがわかりました

gesheI:今回のペドフィリア擁護/擁護反対の論争に際し、発端となったアンソロジーに関係なく議論が進行していること、またころから社、王谷氏、村上氏それぞれの文責の捉え方の脆弱さに違和感を感じていた旨をツイートしたところ、当該のアンソロジーのco-editor であるイン・イーシェンNg Yi-Sheng氏から応答がありました。

Ng Yi-Sheng: Thanks for bringing this to my attention. My god, what a clusterf*ck. I oppose pedophilia based on the inability of a child to consent & as co-editor of the book I can say we didn’t feature any stories that even mentioned the subject. (お知らせ頂きありがとうございます。なんて馬鹿げた事!私は子供が同意できないと言う立場からペドフィリアには反対です。また本著の共同編集者として言わせてもらいますが、この本にはそのようなことは一言も書かれていません。)

出版社に向けられた苦情投稿(本著とは何の関係もない、ただ紹介の帯を書いただけの人への個人攻撃)で始まったこの一連の出来事は先ず出版社の対抗が優柔不断だったことと、ただの翻訳者があたかも本著の意図を代表するかのようにペドフィリア擁護をして暴走したことが原因だった。しかし私が本著の編集者ならこれだけでは済ませないだろう。何故ならこのことで多くの人たちが原作のインクィアタイムはペドフィリア奨励の本だと勘違いしてしまった可能性があるからだ。編集者たちは断固出版社に抗議をし、自分らの本はペドフィリア奨励本ではないこと、自分らは断固ペドフィリアに反対であることを表明しなければならないだろう。

9月3日:前回のブログエントリーで(LGBTQ+のQ+に小児性愛は含まれるのか含まれないのか? – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)王谷晶さんという作家がペドフィリアを巡ってツイッター上で話題になったという話をちょっとしたが、私の理解が完全に間違っていたことを今日になって知ったので訂正し王谷さんにも勝手な思い込みで失礼なことを書いてしまったことをお詫びしたい。(以後敬称は省く)

事の発端は王谷がイン・クィア・タイムという翻訳本の帯に彼女のメッセージを書いたことで、この本に王谷が関わったことに腹を立てた自称ペドフィリアの男が出版社に苦情の手紙を送ったことから始まる。

私が誤解していたのは、この翻訳本そのものがペドフィリアに関するもので王谷がそれを奨励するような推薦文を帯に書いたことで、読者からペドを奨励するなどけしからんとクレームがついたのだと思ったことだ。だが実は事実はその正反対で、王谷は常日頃からペドフィリアとクィアを同一視すべきではないという立場を取っていた。

「LGBTQのQにはペドフィリアが含まれる」というデマが知らないうちにかなり広まっているみたいで驚いた…… 私もロイターのファクトチェック張りますが日本語でいい記事ないのか

普通に考えたらそんなことあるわけなかんべよ、というとんでもない話でも、差別心や恐怖心を媒介にあっという間に結び付けられて特定の界隈では「事実」になってしまうのは本当に怖い。自分も気をつけたい。

特定の属性や相手を悪魔化して見ていると、どんなトンデモ話でも「あいつらならそれくらいやりかねない」と信じ込んでしまいがち。それはデマになり陰謀論になり社会を損壊する流れを作ってしまう。これは思想の左右やジェンダーそのほか関係なく起こると思うので、ほんと気をつけよ……。」

それで苦情を述べた側は彼女がペド差別をしているのに、クィアに関する本の推薦帯を書くなどけしからんとクレームを付けたのである。出版社の「ころから社」は王谷の帯を外す気はないと声明文を出したものの、ペドフィリアに関しては「ころからは、ペドフィリアを含むあらゆる内心の自由について、いかなる制限もなく保障されるべきだと考えております。」と書き、王谷のペド批判意見には同意しない旨をあきらかにした。そして同社は苦情を述べた坪井里緒という人物に文句があるなら直接ネットで王谷に言えと言ったようだ。

そして翻訳者の村上さつきという人が苦情投稿者ら数人と一緒になって王谷をツイッター上で差別者として批判し始めたのだ。ネット上でペドフィリア擁護者たちから激しく叩かれた王谷は「あらゆる差別に反対する」という立場からあっさり謝罪してしまう。(8月29日)強調はカカシ。

以前単行本「イン・クィア・タイム」の帯を聞こうしたころから社から以下のアナウンスが出ました。他の版元様から軽油で同様のご指摘をいただき、ペドフィリアとチャイルドマレスターを混同しペドフィリア差別を助長していると思われる事故の過去ツイートをいくつか削除いたしました。帯の取り扱いにつきましては各版元・書店さん等にご判断をお任せしたいと思います。私の方としましてはもちろん外していただいてかまいません。改めまして今後も全ての差別に反対していると言う自らの言葉に矛盾しないよう強く気を付けたいと思います。あらゆるセクシュアリティは他者の人権を侵害する行為以外の権利はすべて有しており、内診の自由は保障されるべきという考えです。(略)

自分の認識の間違い、勉強不足によりセクシュアリティの一つであるペドフィリアと現実に加害行為を行うチャイルドマレスターを混合させ、特定のセクシュアリティを犯罪・加害と結び付け周縁化するような発言をしたことを反省します。この二つは混同して語ってはいけないものです。

あらゆるセクシュアリティの差別と暴力に反対する者として、ペドフィリア差別にも反対します。(後略)

全く何とも情けない文章である。LGBTQ+活動家は男を女として女性空間に受け入れろというだけでなく、子供を虐待する性癖まで正当化しろというのか?そしてそれを批判したらキャンセルの危機にさらすのか?日本も欧米並みのひどさになってきたようだ。

しかしもう聡明なる読者諸氏はよくご存じのように、ネットのリンチモブに謝罪などしても意味はない。いやそれどころか謝罪をしたことで自分の弱さを暴露してしまった王谷はさらに容赦のない攻撃を受ける。

先に述べた村上さつきや坪井里緒やコバヤシアヤノなる輩が執拗に王谷を攻撃した。この頃から王谷は自分が小児虐待の被害者であることをツイッターで述べ自分の謝罪がサバイバーの人たちを傷つけることになってしまったとしたら申し訳ないとツイートしている。

何度か書いていますが、自分も幼児と言っていい時期に見知らぬ他人から性被害をうけています。そのうえで、その被害はペドフィリアと児童性虐待者を同一に観て排除しても、おそらく防げなかったと思います。その二つはイコールでなく、児童に性愛的に惹かれなくても、支配欲で暴力を振るう人はいるので。35年以上経っていても被害の記憶は苦しいです。(略)

すると、今度はそれを攻撃するツイートが付いた。

あなたがサバイバーに言及した語りは有害です。被害経験やトラウマはケアにあくせすできるようにすべきで、特定の属性の話にもちこむべきではありません。性暴力被害の問題をトランスの問題としてはいけないように。今やるべきことは差別反対とバッシングを諦めることです。ーじゅごん

ペドフィリアの性暴力の被害にあった女性に対してここまで言うとは本当にこいつらには魂がない。だいたいペドフィリアとチャイルドマレスター(児童性虐待者)は違うなどというのは詭弁だ。一歩進めば犯罪者なのに、何がセクシュアルマイノリティーだ!ただの変態ではないか!

王谷さんはなんとかこうした攻撃から身を守ろうと、「混乱していた」「少し時間をください」と一生懸命にツイートした。しかしそれが無駄なことはもう皆さまもご存じの通り。

王谷はこうしたバッシングに耐え切れず、自分は心を病んでしまったとその心の内をふせったーという媒体で語っている

結局彼女は「差別者だ」と叩かれたことで動揺し、あまり考えもなしに安易に謝ってしまったことを深く後悔しているようだ。それにペドフィリアを正当化する人たちから「謝れ」「訂正しろ!」「ペドは悪くないと認めろ」などと言われて過去のトラウマを思い出してしまったようだ。

私個人としては王谷の受けた仕打ちは酷いと思うし同情もする。しかし問題なのは彼女の「あらゆる差別に反対します」という矛盾に満ちた姿勢にある。トランスジェンダリズムを擁護し、女を自認する男たちを女として認めて女性空間に許容すれば、かならずやこういう変態が入ってくる。我々は最初からそう警告してきたではないか?王谷はそれを無視して八方美人でいようとした、性加害者と性被害者の人権を同時に守るなんて出来るはずがない。そんな不可能なことをやろうとするから、こういうことになってしまうのだ。

実は私はこのまとめをこちらのノートから参考にしているが、このノートにはもっとたくさんのペドフィリア擁護者の醜いツイッターが紹介されている。読むのもおぞましいのでこちらでは紹介しないが、本当にこいつらは悪である。ペドフィリアも幼児性虐待者も全く同じだ。混同もなにもない。ペドは単に幼児ポルノを見てるだけで実行に移さないなんてのは屁理屈だ。幼児ポルノにはモデルになって虐待された子供がいないとでもいうのか?モデルのいないイラスとやAIの絵だけを見てるとか誤魔化すのもいい加減にしろ。彼等がどんな幼児ポルノを見ているか、私は知っている。無論私は見たことはないが、映画のサウンドオブフリーダムの元となった男性がその写真やビデオについて細かく描写するのを聞いたことがある。此処では書かないが、犠牲者の居ない幼児ポルノなど存在しない。そしてそんな写真やビデオを持っている男たちは、かならず仲間同士で情報を交換して実行に移すのだ。(サウンドオブフリーダムでもそういう状況が描写されている)

王谷さんにはしばらくネットから離れて心の療養に励んでもらいたい。しかし気を取り直して帰ってくる時までに、自分のなかにある矛盾と向き合ってほしい。

性加害をする人間までLGBTQ+の性自認の中に含んでもいいのかどうか、いったいTQ+に含まれる人たちって誰なのか、あらゆる差別を許さないとはいったいどういう意味なのか、もう一度しっかり考えなおして欲しい。

追記:この一抹は私だけでなく色々なトランスジェンダリズムに批判的なジェンダークリティカルと呼ばれるツイッタラーさんたちの注目を浴びた。そして普段は多分王谷のように無思慮に「反差別者」を気取っている人々には批判的な人々も彼女に同情した。しかしそれ以上にペドフィリアを擁護する人々の悪質さに嫌気がさしたと見え、ペド擁護アカウントを次々にX(ツイッター)社に通報した。私は普段通報と言うのが好きではない。どんな意見でも他人の名誉を汚すようなことでない限り言論の自由は守られるべきだからである。しかしペド擁護の人たちの言い分は酷すぎる。読んでいて胸糞が悪くなる。

ところで王谷さんに同情の念を示したのはペドとクィアを同一視するなと主張している仲岡しゅん弁護士のようなLGBTQ+活動家ではない。彼等はペド差別反対などと言っているLGBTQ+当時者やそのアライ達を批判するのではなく、Q+にはペドが含まれると指摘している我々をデマを拡散している「ヘイター」だと言って責める。そんなことを言っている暇があるのなら、ペド擁護のLGBTQ+活動家達に「お前らのおかげで我々の評判が落ちるから黙れ」と一括するのが筋ではないのか?ツイッターで必死に「ペドはクィアに含まれるなどデマだ」と言い張る仲岡しゅん弁護士などが先頭に立ってペド擁護者たちを糾弾すべきではないのか?それをせずに我々をがデマを拡散しているだのヘイターだのと言ってみても、全く説得力がない。


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