トランスジェンダーなんて存在しない、女装してまで女子施設に入ろうとする男は皆変態だ!

最近ツイッターなどでトランスジェンダー女性を名乗る男たちによる性犯罪事件を多く聞くようになり、私が前々から持っていたトランス女への不信感がさらに強まってきている。トランス許容トイレの話が出た数年前、多くの人がポリコレに忖度して「大多数のトランスは良心的でも、その中に変態が混じっていたら困るから駄目なのだ」という議論をしていた。しかし私は当時から、良心的なトランスジェンダー女など存在するのだろうかと、ずっと疑問を抱いていた。いや、それをいうならトランスジェンダーなどという概念そのものが、かなり怪しいまやかしものだ思っていた。

トランスジェンダーという概念そのものを認めていないとは言ったが、自分が異性であると思い込んでいる人がいることは否定しない。性同一性障害(GID)という精神病に病む人々の苦痛を過小評価するつもりもさらさらない。彼らが異性の身体を持てないなら死んだ方がましだと思う気持ちは本物だ。だが、彼らは病気なのであり、トランスジェンダーなどではない。例えホルモン治療や整形手術を受けて異性に見えるように努力していたとしても、彼・彼女たちが持って生まれた性を超越することは不可能だからである。

また、自分の性に求められる性役割に満足できずに型にはまらない生き方をしたいという人たちも存在する。自分の生得的性を認めながら異性のように生きている人達は居る。こういう人たちは昔はトランスセクシュアルと呼ばれていた。彼らもまたトランスジェンダーなどではない。

では一体トランスジェンダーとは何か?

何度も言ってるように、そんなものは存在しない。存在しているのはトランスジェンダーを名乗る性的変態人間だけだ。

前置きが長くなってしまったが、本題はここから。以前から私は自称トランス女による性犯罪について色々紹介してきた。先日も睾丸脱毛要請男のジョナサン・ヤニーブの話をしたばかりだが、昨日は連続女児強姦魔のマシュー(マデリン)・ハークス36歳(Madilyn Harks, 36, formerly known as Matthew )の話を読んだ。 この男もヤニーブと同じカナダの犯罪者で、10年以上も前から何人もの女児を強姦し受刑中にトランス女だと言い張り、なんと女子刑務所に移され、そこで女子受刑者二人にわいせつ行為を働いた。にもかかわらず社会復帰を許され監視付きの施設に移されたが、そこでもまた女児にわいせつ行為をはたらき、先日再逮捕された。今回も女子刑務所に送られるのかどうかは不明。

イギリスやカナダや最近はアメリカでも、男性性犯罪者がトランス女性を名乗り、女子刑務所への移設を申請する例が後を絶たない。刑務所の精神科医も彼らの口車に乗りGIDの診断を簡単に下してしまい、女子刑務所に移された女装男たちはすぐに女子受刑者に襲い掛かる。もう何度も女子受刑者がその被害にあっているのに、この傾向は変わりそうもない。

確かスコットランドだったと思うが、地元のフェミニストたちの運動で、トランス女と名乗る男たちは女子収容所ではなく特別収容所に送られることになった地域もある。

イギリスやアメリカの双方でトランス許容トイレ方針を強く推進した男たちのなかに性犯罪の前科者が入っていたなどという例もある。子供たちにドラッグクィーンストーリーアワーなどといってどぎつく女装した男たちが幼稚園児にゲイポルノを読む時間を設けた運動家が、やはり男児への性犯罪前科者だった例もある。男児に女装させてストリッパーまがいの踊りをさせて金を取っていた女装男たちの例もある。

こうしてみていると、いわゆるトランスジェンダー女というのはただの女装変態男でしかないと結論づけることが出来る。しかもただの変態ではなく、女性や子供たちに多大なる危害を加える危険人物であると言うことが出来る。

女性施設にトランス女を受け入れることは、変態も混じってくるから駄目なのではなく、女装してまで女性施設に侵入しようとする男は皆変態なのであり、女性の敵なのだ。そのことを我々女性はしっかり認識しておく必要がある。

ポリコレのプロパガンダになど騙されては駄目だ。トランスジェンダー女性は女性ではない。ただの変態痴漢男なのだ。

追記:ここで上げた例でリンクがないものは、後で追ってリンクを付け足していく。また新しい事件を発見する度にそれも追加していくつもりだ。




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女性を食い物にする女装変態男、ジョナサン(ジェシカ)・ヤニーブの正体

最近カナダではジェシカ・ヤニーブと名乗る女装変態男が女性専門の脱毛美容サロンの個人営業者数人の女性を相手取り、女性たちが自分の睾丸の脱毛を拒否したのは人権侵害だとして個々8000ドルの賠償金を求めてカナダのブリティッシュコロンビア人権委員会(BCHRC)に訴え出た。

ヤニーブの本名はジョナサンで正真正銘の男。自称トランス女性だが実際は何のトランス治療もうけていない単なる女装趣味の変態痴漢男だ。これまでにも思春期直後の少女たちにネットでセクハラを繰り返したり、女子トイレに入って女子学生たちを背後に自撮りした写真をアップしたり、最近では市民プールで少女のみ保護者立ち入り禁止の半裸パーティを開くべく市に許可を申請するなど、その変態ぶりでネット上をにぎわせている。

この痴漢男の少女嗜好は明らかであり、トランス自認も女子施設への立ち入りを得るための口実に過ぎないことは誰が見ても一目瞭然だ。本来ならば痴漢とかセクハラで逮捕されるべき変態男であるにも拘わらず、トランスジェンダー政治に完全に弾圧されているカナダでは、かえって被害者である美容サロンの女性たちが弁護士を雇ってHRCの審議で自己弁護をしなければならない立場に追い込まれている。

トランス許容女性施設に変態が紛れ込む危険性などほぼないと断言していたトランス活動家たちからは、この女装変態男に関する批判は全く聞こえてこない。我々は最初から言っていたではないか、トランス許容などといって女装男子に女子施設を使わせれば、必ずこういう変態が出てくると。こいつがその変態男。

しかしあまりにも炎上しだしたため、この女装変態男の横暴は普段はトランスジェンダーに同情的な左翼連中の間でもやっと批判の声が聞かれるようになった。と言ってもヤニーブへの批判というより、右翼メディアによる事件の取り上げ方に関する不満と言った方がいいだろう。

ザ・ガーディアンのコラムのアーワ・マフダウィ(Arwa Mahdawi )という女性が寄稿したこのコラム。彼女は女性が睾丸脱毛を拒むのはヘイトクライムではないと書いているが、彼女はあきらかに左翼で、ヤニーブに関する批判が主に保守派メディアでトランスジェンダー叩きに悪用されていると不満を述べる。

ヤニーブの件がはじまって暫くたつが、この話はあまり知られていないかもしれない。それというのもこの件に関しては主に右翼メディアだけが報道しているからだ。普段なら女性の同意や人権について一笑に付すような輩が女性が男性器を扱うことを彼女の意に反して強制されていると怒っている。普段は移民への憎悪を焚きつけるようなことを書いてる連中が、ヤニーブの対象になった女性の少なくとも一人が移民であることを懸念し激怒している。つまりこの件に関しては悪意に満ちたトランスフォビアに満ちた報道が大半を占めているのだ。世界中の数多くのメディア誌が「ポリコレの行きすぎが招いた気違い沙汰」と言った報道をしトランスの人々への憎悪を煽っている。

マフダウィは右翼保守が男尊女卑で人種差別者だと決めつけているが、もともと個人の表現の自由や宗教の自由を訴えて来たのが右翼保守派だ。彼女が住むイギリスは知らないが、少なくともアメリカの右翼保守は個々の人権を尊重してきた。だからこそ同性愛結婚のウエディングケーキを焼くのを拒否したキリスト教徒のケーキ屋さんの権利も尊重したのだ。もしマフダフィがあのケーキ屋さんの権利を尊重できない左翼だとしたら、そして「トランス女性は女性です」というプロパガンダを吹聴していた一人であるなら、今回のことでヤニーブを批判するのは難しい。

トランスジェンダー活動家はペニスも女性器だとか訳の解らんことを言っていた。もし自認のみの未オペの女装男が女性で、男性器も女性器として扱われなければならないとしたら、脱毛サロンの女性たちがサービスを拒否するのはまさしくトランスフォブだと言わなければならない。彼女たちの行為がヘイトクライムではないというなら、それをどのように正当化するのかトランス活動家やアーライたちは自分らの立場をはっきりさせなければならない。それが出来ないからこそ、ヤニーブ男の件は右翼保守メディアだけが報道する結果となったのだ。

ブレア・ホワイトというトランスジェンダー(MtF)のユーチューバーが、ヤニーブはトランスジェンダーを代表しない、いやヤニーブはトランスジェンダーを装ったただの変態だとはっきり言っている。ヤニーブの件が公になった当初からトランス活動家たちがホワイトと同じようにヤニーブは偽トランスだと言って徹底的に批判すればよかったものを、沈黙を守っていて「右翼保守たちのトランスフォブに悪用されている」などと文句を言っても遅い。

マフダウィのコラムを読む限り全く説得力がない。マフダウィは、もしヤニーブが脚の毛をそってくれと言ったのをトランスだというだけで断られたなら問題だが、こと性器に関しては話が微妙に違うはずだと言うのである。

何故違うのだ?トランス女性も女性だというなら、女性専門脱毛サロンが自称トランス女性を断る権利はないはず。男性器でも「女性」の身体の一部である以上女性性器として扱わないのは差別ではないのか?活動家やアーライたちの理屈からいくと、ヤニーブを女性だと認めた時点で、サロンの女性たちがヤニーブへのサービスを拒否する権利を失うことになる。

ということは、ヤニーブは女性なのか男性なのか、先ずそこから話を始めなければならないはずだ。しかし未ホルモン治療未オペの自称のみトランス女性とただの変態女装男との区別はどうつけるのだ? ヤニーブの言動を見る限り、マフダウイもヤニーブがトランス女性というのは疑わしいとしている。だが自認のみでいいと言ってきた左翼活動家たちにはヤニーブを批判する根拠がない。

だから私たちは最初から言ってきた。性は女性と男性の二つしかない。男性は東大の教授だろうと、変態痴漢男のヤニーブだろうと、女性施設への立ち入りはお断りする以外に女性を守る方法はないのである。




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トミー・ロビンソンの再々裁判、そして理不尽な禁固刑

拙ブログでも何度となく紹介してきたイギリスの言論の自由活動家トミー・ロビンソンが法廷侮辱罪で今月11日(2019年7月11日)再び有罪判決を受け、去年すでに二か月半も禁固刑になっているにもかかわらず、新たに9か月の禁固刑を言い渡された。しかし事実上は10週間で出てこられるということだ。といっても10週間と言えば二か月半。去年茶番劇裁判で二か月も拘束されたトミーを再び同じ罪で二か月半も拘束するというのは理不尽にもほどがある。

だいたいトミーが犯した罪とはなんだ?

トミー・ロビンソンはイギリスで蔓延しているパキスタン移民暴力団による組織的な地元白人少女強制売春行為を昔から糾弾してきた。イギリス政府や警察が自身の移民政策失敗を認めたくないため隠蔽して来た国の恥を、トミーは次から次へとさらしていったため、イギリス当局にとってトミーは目の上のたんこぶなのだ。もう過去10年近くに渡って当局はトミーに数々の嫌がらせをしてきたが、トミーは怯まない。そこで一昨年、トミーがパキスタン強姦集団の裁判に関して裁判所の前で現場リポートをしたことが報道の規則に反すると口実を作って逮捕した。

その時はカナダのレベルメディアのエズラ・レバントが弁護士を雇い、執行猶予一年程度で釈放されたが、その一年後にトミーが再び法廷前でライブストリームを行ったため逮捕され、二か月半の禁固刑となった。

イギリスの裁判所は裁判中の事件に関して報道を規制する権限を持つ。事件によってその規制は異なり、裁判所の前にその規制がはっきりと掲示されなければいけないことになっているが、トミーがリポートしていた裁判所の前にはその掲示はなかった。トミーも指摘しているように、トミーが法廷侮辱罪として有罪となった行動は、今回のトミーの裁判でBBCや他の主流メディアのやっていることとなんら変わりがない。裁判所の前に集まって被告(トミー)の写真を撮り、「今どんな気持ちですか」とマイクを突きつける。裁判所の前でリポーターが「今、トミー・ロビンソンが出廷しました。ロビンソンは法廷侮辱罪で裁判にかけられています」と報告。

このようなことは、過去にリポーターが裁判所の規制に気づかずに違反行為をした場合でも、リポーターの所属するメディア会社が罰金を払う程度の軽い民事違反行為であり犯罪行為とはみなされない。にもかかわらず、トミーはなんとテロリストや連続殺人犯が拘留される厳重警備刑務所の独房に拘束されている。たかが一介のフリーランスリポーターをここまで拷問する意味はなんだ?

トミー・ロビンソンが個人的にどんな人間かということが問題なのではない。問題なのはイギリス政府が個人のジャーナリストに轡(くつわ)をはめ、政府に都合の悪い報道を弾圧していることだ。イギリス政府は大本営報道以外許していないのだ。

レベルTVのエズラ・レバントは面接が許される限り、カナダから何度も出かけて行ってトミーが刑務所で迫害されないように監視するつもりだと言っている。彼に関する情報はレバント以外からは入ってこないので、今後もレベルTVに注目していきたい。



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トランプ大勝利!「壁を建てる!」公約が実現しそう

国境警備を重要視している我々にとって朗報が入った。先日、米最高裁は国境の壁建設に国防費の転用することを承認した。ブルームバーグニュースの見出しでは「トランプ大勝利」とある。先日トランプは大統領命令でメキシコ経由の密入獄者からの難民申請を受け付けないとしたことに続き、アメリカ南部国境の警備が着々と進んでいる。

米連邦最高裁は26日、国防総省の予算を転用してメキシコとの国境の壁を建設するトランプ政権の計画を承認する判断を下した。
  この計画は国家非常事態宣言に基づいて国防総省の予算から25億ドル(約2700億円)を利用し、100マイル(約160キロメートル)余りの壁を建設するもので、連邦高裁は今月初め、同計画を差し止めた地裁の判断を支持する判決を言い渡した。政権側はこれを不服として上訴していた。
  最高裁は、差し止めを求めた市民団らには訴える法的権利がないとする政権の主張を認めた。ただ、9人の判事の判断は5対4で、3人が反対、1人が部分反対の意見だった。市民団体は今後も闘争を続けていく意向を表明した。

この重大な話がトランプ大統領のツイート以外に大きく取り上げられていないのは、未だに左翼メディアは民主党によるトランプ弾劾裁判実現への希望にすがっているからだろう。

実は先週アメリカ議会ではトランプ大統領とロシアの癒着騒ぎで、癒着の証拠は何一つ見つけられなかった 元特別捜査官ロバート.ミュラー(74歳)の議会証言があった。すでにミューラーは全く果肉のない報告書を提出しており、その内容は公開されている。今回の証言も単にその報告書の内容を繰り返すか、それ以上のことは「それには触れられません」「記憶にありません」の繰り返しで全く意味のない証言になってしまった。

一体民主党は今更ミューラーを担ぎ出してきて何をするつもりだったのか。実は民主党はミューラーにトランプ大統領を司法妨害の罪で起訴することが出来るとはっきり言わせたかったのだ。しかしミューラーは現役大統領を起訴することは出来ないと繰り返したため、民主党はトランプが起訴されないのは手続き上の問題だと結論付けようとした。しかしミューラー自身がその後の証言で、大統領を起訴しないことにしたのは、実際に大統領が罪を犯したと結論づけることができなかったからだと訂正。民主党の企みは完全に裏目に出てしまったのだ。

これで民主党がトランプを弾劾裁判にかけるということは先ず不可能となった。

民主党は一体何をやっているのか?国民の半数の信頼を受けて政治を託されていながら、トランプ憎しでトランプを陥れる陰謀以外に何もやっていない。新しく国民健康保険の改正を提案するでもなく、ソーシャルセキュリティーというアメリカの厚生年金の確保でもなく、大好きな地球温暖化解決策も出さず、ただ単にトランプはレイシストだ、トランプ辞めろ、を繰り返しているだけ。日本の議員さんの言葉を借りるなら、民主党は本当に生産性のない。

そうやって民主党がどうでもいいことに気を取られている間にも、トランプは着々と公約を進めている。国境を守るということは国を守るということだ。だから国防費を使うのは全く正当なやり方だという理屈はすばらしい。最高裁がトランプに同意するのも当然。

いやあ、お見事!

これからも頑張ってほしい。トランプ大統領。

アメリカを再び偉大に国にしよう!


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増える女性の心臓病

ミスター苺がとってる健康管理に関するニュースレターで気になる記事があったのでちょっと紹介したい。有料ニュースレターなので著者名や詳細は紹介できないが、一般人に役に立てそうな情報だけかいつまんでみる。

アメリカ心臓協会(American Heart Association)によると、48%のアメリカ人成人がなんらかの心臓病にかかっているという。つまり半数近いアメリカ人が心臓病で死につつあるというのである。

なんとアメリカ人の死因は四人に一人が心臓病だというのだから驚く。癌や呼吸器の病気が続く。しかも最近この数が増しているというのである。

過去60年に渡りアメリカ人の心臓病で死ぬ人の数は医学の発達とともに70%も減った。ところが2011年からは、たった4%しか減っていない。そして心臓病にかかる層も変化している。

50年前は心臓病患者と言えば男性でヘビースモーカーでコレステロールが高いと相場は決まっていた。ところが最近は若く喫煙者でもない女性が増えている。そして多くの場合が肥満か超肥満体の人たち。どうやらアメリカの肥満社会が心臓病増加の根源にあるようだ。いまや肥満は昔の煙草と同じくらい危険!

問題なのは、女性の心臓発作の症状は男性とは全く違うため、特に男性医師は女性の症状を正しく診断できないのだという。女性の心臓病の症状はというと、

女性の心臓発作でもっともよくある症状は、消化不良、腹痛、高心拍数、吐き気、嘔吐、息苦しい、顎や首や肩の痛みである。

激しい胸の苦痛を覚える男性と違い、女性の場合は胸が多少苦しいといった症状であるため、軽い症状の他の病気と誤診されてしまうことが多いのだ。62%の女性が三つ以上の上記の症状を持っている。そして30%の女性が早めにこれらの症状を訴えて医者に診てもらっているが、正しい診断を受けられなかった。

女性の症状は男性医師にはわかりにくいため、男性の医師よりも女性の医師に診てもらったほうが心臓発作から助かる確率が2倍から3倍も良いという驚くべき数字が出ている。

発作を起こしてからの対応よりも、先ず心臓病にならない予防をするのが肝心。そのためには先ず健康な食生活に適度な運動をすること。とにかく太り過ぎないことが鍵。

現存するコレステロールの薬は副作用が多いため、患者の多くが6か月程度で止めてしまうことが多く、発作の危険性を高めている。必要なのは副作用がすくなくコレステロールを低める薬の開発だ。幸いなことに新薬は開発されつつある。

ともかく大事なのは健康な食生活と運動。ま、痩せた人が多い日本では特に問題ではないかもしれない。


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トランプの罠にまんまと嵌った民主党、過激派左翼一年生議員に政党を引っ掻き回されるペロシ下院議長

いやあ、ここ数日にわたるトランプ対民主党の闘いは爽快だった。トランプ大統領が民主党の過激派下院一年生議員四人組に向けた数回にわたるツイートをきっかけに民主党が切れて大騒ぎになったのだ。私は最初からトランプが優勢だと思っていたが、なんと左翼メディアのCNNのジェイク・タッパーですら、この戦いはトランプの一方的な勝利だったと認めている。では先ずロイターの記事から。

トランプ大統領は14日(7月14日2019)、「スクワッド」と呼ばれるアレクサンドリア・オカシオコルテス、イルハン・オマル、アヤナ・プレスリー、ラシダ・トレイブの4人の議員を標的に「完全に破滅して犯罪がまん延する元にいた国に帰り、建て直しを手伝ったらどうか」と発言した。

「人種差別的な発言」として波紋が広がる中、トランプ大統領はこれを逆手に取り、急進的なスクワッドが「民主党の新たな顔」とのレッテルを張り、大統領選を視野に民主党を攻撃する戦略に出た。

このザ・スクワッドと呼ばれる女性四人組は、アレキサンドリア・オカジオ・コーテズ(Alexandria Ocasio-Cortez (D-NY)頭文字を取ってAOCと呼ばれている)、イルマー・オマル(Ilhan Omar (D-MN))、ラシーダ・ティラブ(Rashida Tlaib (D-MI))そしてアヤナ・プレスリー (Ayanna Pressley (D-MA))からなる。

この四人組は民主党でも指折りの過激派左翼。AOCは得に無知蒙昧な発言だらけで保守派の間では常に馬鹿にされているし、オマルは反ユダヤ精神を丸出しにして常にイスラエルボイコット運動などを提案してペロシに恥を掻かせているし、ティラブもプレスリーもアンティファの暴力を糾弾するどころか奨励するような態度を取っている。つまり彼女たちは普段から反米の発言が絶えないため、トランプから、そんなにアメリカが嫌いならとっとと国へ帰れと言われることになったわけだ。

この「人種差別的発言」に怒り狂った民主党は、「トランプは人種差別者」だという決議案を下院議会で通そうとしたが、そういう言葉使いは議会規則に反するため共和党から異議が出てペロシ議長が途中で議会を退場するというハチャメチャな事態が発生した。

トランプ大統領はこの民主党のうろたえぶりに大満悦。16日のラリーではトランプ支持者たちが「四人組を送り返せ!」と斉唱するなどトランプの支持率は下がるどころか急上昇。

CNNのジェイク・タッパーによると、民主党は反トランプ決議で団結しているように見えるが、実はベテラン議員の間では四人組をいまいましく思っている議員が結構おり、今回の騒ぎはトランプ大統領の圧倒的勝利だという見解が強いという。タッパーは匿名という約束で議員たちの意見を連続ツイッターで公表した

「大統領は勝った」と下院民主党議員1は今回のトランプ対スクワッドの闘いについて述べた。「大統領がやったことは政治的に鮮やかだ。ペロシは彼女たちを過小化しようとしていたが、大統領は彼女たちを民主党全体の顔にしてしまったのだ。

この連続ツイートを読んでると、民主党議員たちの苛立ちが伝わってくる。ザ・スクワッド四人組は民主党代表ではない。彼女たちはメディアにちやほやされている過激派の新人で、来年の選挙では多分再選されないだろうほどの弱小議員たちなのだ。しかしそのあまりの過激的言動により常に話題の的。本来ならばペロシ議長は彼女たちを批判したい立場にあるのだが、トランプ大統領が好戦的な態度を取ったため、彼女たちを弁護する立場に追い込まれてしまったのだ。

ある民主議員は、トランプの発言が差別的であるのは明白であり、なにも民主党が大騒ぎする必要はなかった、大統領批判で気が散っている間に民主党として大事な法案を通すことが出来ないでいると嘆く。

実はトランプ政権は民主党が「人種差別」と騒いでいる間に、メキシコ経由の南米移民からの難民申請を一切受け付けないという方針を決めてしまった。移民政策は民主党にとってブレッドアンドバターと言われる非常に大事な政策のはず。それを何の抗議もなくトランプがさらっと通してしまったことに民主党もメディアも全く注目していないのだ。ところで数日後は民主党の大統領候補たちによる討論会が開かれるが、国民は誰が参加するか、それぞれの候補者の主張はなどといったことに注目しているだろうか?いや、討論会が行われるということすら誰もしらないのでは?

それもそのはず、メディアもペロシ議長もトランプの挑発に乗ってトランプのツイートに右往左往するばかりで肝心なことに注意を払っていないのだ。

私はトランプが当選した当初、誰かトランプの側近が彼のツイッター口座を取り上げてくれないものかと思ったのだが、ミスター苺に「冗談じゃないよ、あれこそがトランプの最強の武器なんだよ。」と言われたのを思い出す。

まさしくその通り。民主党もメディアもトランプのツイートに完全に踊らされている。まさしく鮮やかなお手並みであった。


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性同一性障害の治療は手術よりもカウンセリングが望ましい

拙ブログで2013年にも私は意外に多い、いい加減な診断で性転換手術を受けて後悔する患者達 という記事を書いたが、ウォルト・ヘイヤーという元MtFで今は男性に戻って性適合手術(SRS)の危険性について訴えている人の2016年のエッセーを見つけたので、そこから読んでみたいと思う。

まず性同一性障害もしくは疾患(GID)の最善治療法がSRSであるという考え方から考え直す必要がある。

普通なにかの治療法に効果があるかないかを見極めるためには、治療前と治療後の症状の違いを見極め、治療後に良好な結果を及ぼすことが多いという研究結果があってしかるべきだ。ところがSRSの場合は効果があったという証拠がないばかりか、かえって症状が悪化するという現状がある。

2004年のガーディアンの記事によると、イギリスのバミンハム大学において世界中の百以上に及ぶSRS効果に関する調査をまとめた結果、SRSはGID治療に役に立っていないという結論を出した。この調査によると手術後、患者は一時的に症状が緩和するものの、長期的には鬱や自殺願望は全く減っていないことが解った。

1979年に発表された精神科医ギャレット・オッペンハイム(Garrett Oppenheim, Ph.D)博士のエッセーによれば、6年間にわたり500人以上の患者を診て来た体験から、性転換を望む80%の患者は手術をすべきではないと言い切る。そして残りの20%も手術によって一時的に悩みが緩和されるとはいえ、長期的な治療にはなっていないと言う。

GIDに悩む多くの患者がGIDだけでなく色々な精神障害を抱えている。2014年のこの調査によるとGIDと診断された50%が他に一つもしくは二つの精神障害を併合しているというのだ。であるから先ず他の障害を治療してからでなければSRS手術だけ受けても症状を緩和することは出来ない。また他の障害を治療することでGIDが消えてしまうこともある。となると早まって取り返しのつかない極端な手術を受けることは非常に危険だ。

GIDを訴える患者の41%が自殺未遂をしたことがあるとアメリカ全国のアンケートに答えている。この数は一般人の25倍である。明らかにGIDは非常に深刻なレベルの鬱病であるといえる。

しかし問題なのは、最近のポリコレ風潮で欧米のジェンダークリニックでは患者が併合している可能性のある鬱や恐怖症の治療を薦めず、単に自分に正直でないことが原因だと患者を洗脳してしまうことだ。

さて、それではSRSを受けた患者のどのくらいが後悔しているのであろうか。実はこの数を正確に知るのは非常に難しい。何故ならば先にの述べたガーディアンの記事によると、SRS患者727人を五年間追った調査では495人もの患者の行方がわからなくなってしまったからだ。またこうした調査を新しくしようとするとトランス活動家からクレームが付き正しい調査を行うことすらできない。

SRSが本当に性同一性障害にとって最善な治療といえるのかどうか、きちんとした科学的な調査がされるべきである。それまでは安易に手術に走るのではなく、他の障害がある可能性にも目を向け、心の治療から始めてもらいたいものだ。


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弱さを武器にするマイノリティ、私にその手は効かないよ

よく左翼の人たちは、言葉の暴力という言葉を口にするが、言葉は暴力ではない。言葉は他人を傷つけ人を死に追いやるほどの威力があるかもしれないが、それでも言葉は暴力ではない。だが、はっきり言ってぶん殴ってやりたいようなことを言う奴が居ることは確かだが。

ちなみに今あなたが言ってる言葉自体が GIDの人を殺す力を持ってる言葉だから 今後も言うなら、それを自覚して言ってね
不良品
@huryohin5

というのは私に上記の人が投げつけて来た言葉。GIDというのは性同一障害者の意味。ことの流れは私がGIDの治療に性適合手術(SRS)は適切とは思えない、大人はともかく子供にホルモンや二次性徴阻止をするブロッカーの処方はあってはならないと言ったことから始まった。これに対して数人の男性から女性への転換を目指して手術までしたというMtFから攻撃があったが、大人になってからの治療では限界があり、その限界に失望して自殺したり死にたいと思ってるひとが沢山いるという反論があった。それで私は、、

どうして異性の身体にならなかったら死のうとか思うんですか?どうして生まれたままの身体を受け入れようとは思わないのですか?どうしてありのままの自分を拒絶するのですか?あなたを救うことが出来るのは性転換じゃない。あなたが自分を愛することを覚えることです。

と言った。その答えが上記の反応。何故「自分を愛せ」ということが他人を自殺に追い込むほどむごい言い方になるのか私には全く理解できない。「カカシさんはGID当事者じゃないからGIDの苦しみなんかわからないのよ、放っといてちょうだい。」とも言われたが、放っといて済むことなら私は最初から何も言わない。問題なのは一部精神障害を病んでいるひとたちだけの話では済まなくなっていることにある。

その話はまた後でするが、GIDの人たちにありがちな傲慢さが「当事者でない部外者はひっこんでろ」という姿勢に良く表れている。実際精神障害で悩んでいるのはGIDだけではない。拒食症も引きこもりも発達障害も、精神の病気で自殺願望になる人は色々なのだ。苦しんでいるのが自分たちだけだという自分中心の甘えた考えに私は全く同情できない。

例えば、同じくツイッターで知り合った20代の女性で慢性疲労症候群という身体全体が麻痺する病気に見舞われながらも、明るく強く生きてる女性がいる。はっきり言って自分が異性だと勘違いしてるだけの五体満足な人に比べたら彼女のほうがよっぽども苦労してるだろう。だが、彼女は自分がどういう面で不都合があるかという話はしても、それがつらいとか全く愚痴をこぼさない。ましてや死にたいなんて口が裂けても言わない。

もちろんそんな強いひとならGIDになんかならないと言われればそれまでなのだが。

私は昔から弱さを武器にする人が嫌いだ。自分は病気なんだから労わってもらって当然、どんなわがままも聞いてちょうだい、それをしないのは冷酷だ、あなたはひどい人だ、というふうに他人の罪悪感を煽り、何もかも自分の思い通りにしようとする人が私は大嫌いだ。自分は老人だから甘やかしてもらって当然とばかりに介護士をこき使ったり虐待するおいぼれ爺さんなんかもこの部類。私は鬱やパニック症の家族とずっと付き合ってきたからね、ちょっとやそっとのことで心が折れるほど軟ではないのだ。

さて、私は特にGIDという精神障害に興味があるというわけではない。私にそんな障害はないし、家族にもそんな人はいないし、そんな知り合いも居ない。だから相手が放っておいて欲しいならこちらも関わりあいになどなりたくない。だが問題はここ。

最近このGIDという障害を武器にトランスジェンダーなるGIDとは別な種類の人間が活動家として幅を利かすようになった。こいつらは自分自身が実際にそんな障害を持っているのかどうかは別として、障がい者のふりをして社会秩序を乱そうとしている。

私が一番懸念しているのは健康な成人への長期にわたるホルモン投与の危険性、未成年女子に対する不可逆的なホルモン治療、そして一番悪質なのが思春期前の男児への第二次性徴ブロッカーの乱用。

幸いなことに、日本ではまだ未成年への薬品による治療は違法だということなので、今のところ日本の子供たちは安全だが、欧米で起きていることを考えると、なにもかもオーベー様のいいなりになる日本の左翼のことだから、かなり心配になってくる。

性転換という概念が生まれ、ホルモン治療やSRSが行われるようになってはや60年。これだけ長い期間に渡って行われてきた治療なら、その効果や副作用や害についての研究が色々されていると思うだろう。だがそうした研究結果はなかなか見つからない。もしGIDの治療にSRSが最適であるというのが本当であるならば、長期にわたって性転換した人々が今どのように暮らしているかといった調査があってもよさそうなものである。

ただ異性ホルモンの長期摂取が男女ともに多大なる害を及ぼすという研究結果ならば存在する。それによると、女性ホルモンを長期に摂取している男性は心筋梗塞や心臓発作を起こす可能性が普通の男性の二倍になり、血餅を起こす可能性は4.5倍にも上る。 また、男性の場合は乳房のようなしこりが出来ることがあるが、それが乳癌となる可能性も高い。 女性が男性ホルモンを長期摂取した場合、心臓発作を起こす可能性は三倍にもなる。他で聞いた話では女子の場合は子宮筋腫という危険も伴う。

つまり、異性ホルモンの長期摂取は男女ともに非常な害を及ぼすということが解っている。こうした危険を冒してまでこのような治療を進めてGIDの人々は本当に幸せなのだろうか?実際性転換をして後悔しているという人はどのくらいいるのだろうか?

実は後悔する人の数を調べようという動きはあった。しかしそういう調査は反ポリコレということで大学などが研究費用を出してくれない。それで正しい調査は出来ずにいる。現在(2~3年前)わかっていることで性転換手術をした後で元に戻りたいという意思をはっきりさせた人は、男性では4%、女性では11%ということになっている。しかしこれらは実際に元に戻そうと努力した人たちの数であって、元に戻りたいがお金もないし気力もないという人たちがどのくらいいるのかは定かではない。

こうした社会的な害のあるGID治療。一部の人の気持ちが傷つくからという理由だけで、真実を究明しないことは決して世の中のためにならない。であるから私は何を言われようと今後も黙るつもりはない。


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往年の人気コメディコンビ、スタン・ローレルとオリバー・ハーディーの晩年を描いた「僕たちのラストステージ」

ローレル&ハーディーと言っても日本の観客には昔の映画によっぽど詳しいひとでないとあまり馴染みはないかもしれないが、二人はチャップリンやバスター・キートンやハロルド・ロイドと同年代で一躍かもしたコメディチーム。しかも彼らの場合は無声映画がトーキーへと移行しても人気が落ちるどころかさらに人気が上がったという珍しい存在。スタン・ローレルはイギリスのミュージックホール(アメリカでいうボードビル)でチャップリンの代役をしていたこともあり、チャップリンの渡米後、自分もアメリカへ渡り、50以上の映画に出演し脚本や演出も手掛けていた。オリバー・ハーディーのほうもアメリカの映画界で250もの作品に出演しそれなりに人気を得ていた。

二人がコンビを組んだのは1926年に何本かのショートフィルムに共演したのがはじまりだが、プロデューサーのハル・ローチのスタジオで1927年に公開されたPutting Pants on Philipでの共演が公式な始まりだ。ちなみに最初のトーキー映画が公開されたのが1927年。その後二人は1945年まで第一線のコメディチームとして映画に出続けていた。彼らがコンビで出演した映画は107本、そのうち主演は32本というから、彼らがどれだけ人気のあるコンビだったかが伺われる。

とはいうものの、いくら人気者でも時間が経てば人気も廃れる。当映画が始まる1953年頃には、もうすでに彼らの人気も下火になり、二人とも60歳代になっており、オリバーはその肥満体から心臓もかなり弱っている。この映画はそんな二人がカムバックを目指して新しい映画の資金繰りや人気集めのためにイギリスで舞台公演ツアーをした数か月を描いたもの。

この映画で一番すごいなと思ったのは、主役の スタンとオリバーを演じたスティーヴ・クーガンとジョン・C・ライリー 。二人の見かけがスタンとオリバーにそっくりなだけでなく、その声や身振り手振りがそっくりなのだ。私はローレル&ハーディの大ファンで彼らの作品はほとんど観ているのでこれは太鼓判を押す。

普通コメディアンを俳優が演じると、例えどれだけルティーンを忠実に再現しても、何か間の取り方がずれていたり、しっくりいかずに全く笑えないことが多いのだが、この二人が再現した病院の一室や、ダンスや、駅のプラットフォームでのルティーンは本当にローレル&ハーディを舞台で観ている錯覚に陥らせる。病院のシーンでは、我を忘れて笑ってしまった。特にクーガンのローレルはもう彼そのものといった感じ。私はローレルの素顔は知らないが、きっとローレルはこんなふうだったんだろうなと思わせる演技だ。

演技と言えば、彼らのイギリスツアーを企画した一癖ある興行主バーナード・デルフォントを演じるルーファス・ジョーンズも素晴らしい。一見親しみ深く二人のことを親身に思っているようで実は金儲けしか興味がなく、二人をいいように手玉に取る。それでいて憎めないチャーミングな男。

スタンとオリバーの妻たちを演じるニナ・アリアンダとシャーリー・ヘンダーソンも名演技を見せる。二人の妻たちは全く気が合わず、その仲の悪さは至るところに出てくるが、それもこれも二人とも夫を愛してるが故だ。

二人がイギリスに着き最初にたどり着いた宿は、かつてハリウッドの大スターとしてはあるまじき安宿。最初の劇場も地方のこじんまりしたところで、しかも客足はパラパラで空席ばかり。それでもデルフォントのアイディアで色々なイベントに(無償で)ゲスト出演することにより、だんだんとイギリスツアーでの評判も上がり、各劇場は満席になっていく。そしてついにロンドンでは三千人以上入る大劇場で二週間講演が決まるのだが、つまらないことから二人は喧嘩をし口も利かない状態に。このままツアーは決行できるのか、そして二人が望む映画の企画はどうなるのか、、

興味深いのはスタンのプロフェッショナリズムだ。彼は常にコメディアンであるキャラクターを守り続け、普段でも自分がスタン・ローレルだと気づかれるとすぐにギャグを演じる。オリバーは何時もそれに付き合わされ、いいかげんうんざりすることもある。二人のリーダー格はスタンで、ネタを常に考えているのもスタン。なので二人の間がぎくしゃくすることもある。

明らかに二人は親友というような仲ではなかった。しかしお互いにビジネスパートナーとして信頼もし尊敬もしあっていた。クーガンとライリーはその息の合った様子を非常にうまく表現している。

ローレル&ハーディを全く知らなかったと言う人にも二人のプロフェッショナリズムと友情に心温まることだろう。是非是非おすすめする。そしてこの映画をみてローレル&ハーディに少しでも興味を持ったら、彼らのショートフィルムなども是非ご覧になっていただきたい。きっと大笑いすること間違いなし。私のお薦めはミュージックボックス。サイレントでもトーキーでも面白い。

では最後に映画でも再現された二人のダンスを張っておこう。


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「シアトルは死にかけている」ホームレスを放置するとどうなるかという典型例から学ぶ

本日アメリカの西海岸ワシントン州にあるシアトルの悲惨な状況を描いた「シアトルは死にかけている」というドキュメンタリーを観た。同じ西海岸の南方、サンフランシスコやロサンゼルスでも同じような状況が起きているので、これは全く他人事とは思えない。

シアトル市と言えば、美しい海岸沿いの豊かな都市で観光客にも人気だった。私も10数年前に2~3回行ったことがある。そうそうシアトルからアラスカ旅行のクルーズ船に乗ったんだった。

ところが近年、市会議員たちのリベラルな政策によって、シアトルは麻薬中毒者のホームレスが占拠する肥溜め都市へと豹変してしまった。町のいたるところに汚らしい乞食が寝そべり、ヘロインを打ち万引きをし大声でわめき排泄する。乞食たちは住宅街だろうと墓地だろうと公園だろうと所かまわず青色のテントを張って住み始める。周り中にごみをまき散らし、使用済みの注射器が散漫する。こうしたことが一般の家や商店の前などで平気で行われているのだ。

普通だったら市民が警察を呼んで何とかしてもらうはずだと思うだろう。ところがシアトルではそれが出来ない。警察が悪いのではない。警察は市の政策によって身動きできない状況にあるのだ。

シアトル市議会は「人道的」な立場からという理由でホームレスに厳しい対処をしないことに決めた。それでも最初のうちは警察も何とか街を安全にしようと頑張っていた。しかし警察官がいくら苦労して犯罪者を取り押さえても、検察は起訴すらせずに一日二日、いや、ひどい時は24時間以内に釈放してしまう。例え起訴にまでいきついても、リベラル裁判官による裁断で刑期は信じられないほどの短期。犯罪者はすぐにまた同じ街角にもどって麻薬売買をしてる。

シアトルの犯罪常習犯100人の統計を取った人によると、100人中100人が麻薬中毒患者でそのうちの50%が精神異常者であると診断されており、100%がホームレスだった。100人の平均犯罪回数は36件。これらの犯罪者が一回の犯罪で刑務所に入っている期間はゼロから数週間。この100人が少なくとも2~3年は刑務所に入っていたら、街の治安はどれだけよくなっていることか。

シアトルに予算がないわけではない。それどころか同市は2017年に5.6億ドルの予算をホームレス問題につぎ込んでいるのだ。このお金は一体何に使われているのか?

シアトルのことは解らないが、同じようなことがサンフランシスコやロサンゼルスでも起きているので想像は付く。リベラル市議会はホームレスシェルターを作ったり、病気が蔓延しないようにと清潔な注射器を配ったり、ホームレスによって汚れた街の清掃員を雇ったりして金を浪費しているのだ。

結局シェルターには中毒患者が集まって無料注射器でヤクを打ち、その辺でねそべって、清掃員が掃除する傍から汚していく。何の解決にもなっていない。

ここ4~5年、シアトルでは軽犯罪の取り締まりを一切諦めてしまい、麻薬所持も少量なら放置という方針を取るようになった。で、シアトルはどうなったか?町中が肥溜めとなり、軽犯罪どころか重犯罪も日常茶飯事になったのだ。商店は万引きによりひどい被害を受けているが、警察を呼んでも犯人は翌日には舞い戻ってくる。だから犯罪者たちは堂々と盗みを繰り返す。

以前にニューヨークの治安向上を実現させたジュリアーニ市長は、先ず道端での排尿といった軽犯罪から厳しく取り締まることから始めた。すると街の犯罪が激減した。何故かと言えば、重犯罪を犯すような人間なら軽犯罪を犯すなど日常的にやっているからで、軽犯罪で捕まった人間を取り調べると未解決だった重犯罪の犯人だったなどということがいくらでもあったからだ。以前に何かで読んだのだが、上位2%くらいの犯罪者がほぼ80%の犯罪を犯しているという。だから、シアトルでも常習犯のトップ100人を拘束したなら、街はどれだけよくなるか想像がつくというもの。

ではいったいシアトル市がこの状態から抜けきるにはどうしたらよいのか?

  • 軽犯罪も重犯罪も厳しく取り締まること。道端での排泄や無法野宿は即禁固刑のうえ罰金を課す。
  • ホームレスは違法とする。
  • 一旦逮捕された犯罪者を起訴猶予などにせずきちんとした裁きを下し最長の刑に処すこと。
  • 麻薬売買や所持は量に拘わらず厳格に処罰する。
  • 犯罪者が麻薬中毒の場合は刑務所で治療を行い社会復帰のためのカウンセリングを長期にわたって行う

そして何よりも先ず最初にしなければならないことは、今いる能無しの民主党市議会を全員首にすること!これは何もシアトルに限ったことではない。サンフランシスコでもロサンゼルスでも全く同じことが言える。奴らが君臨している限り、これらの都市は衰退の一途をたどるだけだ。

特に南カリフォルニアは南米からの違法移民が波のように押し寄せてくる。カリフォルニアはこれらの違法移民を取り締まるどころか、連邦政府の取り締まりに盾をつく始末。カリフォルニア州民より違法移民を重視する本末転倒な政権なのだ。どうしてこんな奴らに毎回投票するのか私は我が同胞カリフォルニア有権者が情けない。

このままでは私の住む町もシアトルのようになるのは時間の問題である。


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