ティーンミスコンでブルキニ、ニュースアンカーがヒジャブ着用、小さなことから始まるモスレム侵略

軒先貸して母屋取られるとは日本の古いことわざだが、ことモスレムに関してはまさしくこれがあてはまる。彼らは人口が少ないときは小さなことから要求してくる。女性なら制服のある職場や学校で特別にヒジャブ着用を許可してほしいとか、男性ならお祈りの時間を特別に設けて欲しいとか、要求された側は多少迷惑ではあっても、そのくらいなら考慮してあげようという気持ちになる程度の要求だ。しかし、一旦こちらが多少なりとも譲歩したら、相手は感謝して満足するかといえばとんでもない。押せばなるとばかりにどんどん理不尽な要求をしてくるのだ。欧州各国で大暴れしているモスレムナンミンたちをみればそれは明らかなはず。
カナダとアメリカでモスレム侵略の兆しがはっきりする出来事があった。先ずはカナダのメジャーなテレビ局で初のヒジャブを着用した女子アナが登場したこと。記事を詳しく読んでみたら彼女がヒジャブを着てテレビニュースを読んだのはこれが初めてではなかったようだが、今回はテレビ局が全国ネットだったことに意味があるらしい。
別に女子アナがヒジャブをつけていたからどうのこうのということはないが、モスレムだけの特別扱いが私は嫌なのだ。しかも彼女は最近はモスレムに対する憎悪が広がっているなかで、ヒジャブを着てニュースを読めたことを誇りに思うとか何とか言ってるが、モスレムに対して起きている感情は憎悪というより恐怖だろう。ヒジャブはその恐怖の象徴だ。
ヒジャブ女子アナは好評だったというが、当たり前だろう。カナダではやたらにモスレム批判など行なったら人権擁護協会から起訴された大金の罰金を課される恐れがあるのだから。悪評などきこえてくるはずがない。批判をヘイトスピーチとして違法にしておいて、好評だったもないもんだ。
さて、ソマリア移民が多いミネソタ州では、10代少女たちが美を競い合うのミスティーンコンテストに、はじめてヒジャブを付け全身を覆うブルキニ(バーキニ)水着姿のモスレムティーンが登場。添付はそのビデオ。
ビデオを見ても解るとおり、彼女はブルカほどひどくはないがヒジャブと身体の線がほとんど出ないまっすぐな服を着て全身を覆っているが、水着に着替えてもそれは変らない。これじゃあ19世紀の西洋の水着よりひどい。
だいたいイスラム教社会においてはミスコンそのものが受け入れられていないはずで、そういうコンテストにわざわざ参加してまるで身体の線が見えない姿で参加するというのはミスコンへの挑戦でしかない。
彼女の目的はミスコンに参加することではなくて、ミスコンという組織そのものを破壊することにある。そのうち顔も身体も完全に覆うブルカ姿の女性をミスコンに参加させろと言ってくるんだろう。コンテスト運営者がこういう輩を最初から排除すればいいのだが、ポリコレに犯されたミネソタでそんなことが出来るはずがない。それで彼女が勝たなければ「イスラもフォビア」とかいって暴動をおこすつもりなんだろう。だから彼女が勝つことは先ず間違いない。
何度も繰り返す。
イスラムは惜しみなく奪う。


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アルト・ライトを破壊する12の手段

この間ちょっと触れたが、マイロ・イヤナポリスによるアルト・ライトを破壊する方法12段階を紹介しよう。

1) アイデンティティー政治がすべての人に当てはまるか、誰にも当てはまらないのかを決めるべき。多々の少数民族を守る団体は存在するのに白人男性の人権擁護の団体は存在しない。大学構内やメディアや政治社会における白人差別を今すぐ止めること。人種差別は誰に対してであろうと受け入れるべきではない。
2) ユーモアのセンスを持つこと。これによってちょっとしたきつい冗談程度で若者が傷ついたりしないようにすること。
3) 犠牲者ぶって苦情ばかりの文化を終わらせること。誰かの意見に傷ついたとか気分を害したからといって、あなたに特別な権利が与えられるべきじゃない。感情なんて糞食らえよ。
4) 移民受け入れを止める。特にイスラム教圏からは。
5) 愛国心を悪者扱いしないこと。(カカシ注:反トランプデモ行進で、愛国心はレイシズム、という看板を持ってる人間がいた。)
6) グローバリズムの廃止。
7) アニメオタクを消去せよ。(カカシ注:なぜここでアニメが出てくるのか理解不能)
8) 明確な男女の差を否定することを止める。すべてが社会的構造ではない。
9) 安全地帯とかトリガー警告といった扱いを止める。事実を人種差別とか男女差別とか言い張るのはやめること。人々が自由に好きなものを読み、書き、発言することを受け入れること。
10) 意味のない高額な外国との戦争を止めること。
11) ブラックライブスマター(BLM)運動を犯罪として扱うこと。BLMは黒人至上主義の人種差別運動で黒人居住区の崩壊につながるだけだ。アルト・ライトの多くが参加のきっかけはメディアによるトレボーン・マーティンやマイケル・ブラウンの殺害事件でメディアの大嘘に騙されたと気がついたことだったと語る。BLMが似非運動なのは創設者ショーン・キングが黒人に扮した白人であることが象徴している。
12) 壁を建てろ!
ぺペ蛙に激怒していても駄目だ。人々の人生を破壊していても駄目だ。そういうことはかえって才能ある人々をアルト・ライトへと導いてしまうのである。


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アイデンティティー政治を巡って揺れるりべラルと左翼

前回は体制派右翼保守と新しい世代の右翼アルト・ライトについて書いたが、今回は左翼の中で起きている極左翼とポリコレに挑戦する新左翼アルト・レフトとの争いについて書いてみたい。
参考にしたのは11月23日付けのイブ・ペイザーのこのコラム、The F*cking P.C. Culture Problem. How do you handle political correctness in the age of Trump? By Eve Peyserである。
先日もちょっと触れたが、まっとうな左翼の間ではこのたびのクリントン及び民主党の敗北は、リベラルによる行きすぎたポリコレ、特にアイデンティティーポリティクスと呼ばれる市民の細分化に問題があるのではないかという意見が聞かれるようになった。
ポリコレの危険性について色々書いているニューヨークのコラムニスト、ジョナサン・チャイト(Jonathan Chait)によると、クリントンの敗北はポリコレが原因というよりも、

あまりにも多くのことを人種差別とか男女差別とかという範疇に分類してしまう現象があり、そのためトランプについてきちんと分析したり議論したりすることができなくなっています。この現象の問題点のひとつは、トランプのような人間が自分たちの人種や男女差別の本性を人種差別や男女差別でない他の思想を隠れ蓑として隠すことを可能にしてしまう点です。

なにもかも人種差別だ男女差別だと言い張れば、本当の人種差別や男女差別との見分けがつかなくなってしまう。またチャイトは、ポリコレ文化は社会的に恵まれているとされる人々を差別者扱いすることによってこれらの人々の感情を傷つけていることにはまるで無関心だという。

この切断が今回の選挙で民主党におきた問題の一つです。恵まれた人々の気持ちは無視し取り合わなくてもいいという考えです。有権者の70%が白人という社会で、彼らの票がなければ勝てないのに、こういう考えは不適切です。こういう考えがリベラルに会話を交わす能力を喪失させ勝利への道を閉ざしたのです。

ペイザーはポリコレという概念そのものが人によって違うのであり、右翼保守が何かとすべてをいっしょくたにしてポリコレという範疇に振り分けてしまうのも問題だという。今やリベラルの間ではポリティカリーコレクトという表現すら「ヘイトスピーチだ」と言い出す輩もいるくらいだ。
体制派右翼保守のベン・シャーピーロはペイザーとの会話で、相手にラベルを貼るだけの行為は議論ではないと語る。トランス女は精神病の男性であると主張するシャピーロは、自分のことを「トランスフォビア」と呼ぶのは議論になっていないという。

それは議論ではありません。単なる名前です。「トランスフォビックとは何か、なぜ悪いことなのか、私の議論のどこが間違っているのか、それを説明する必要があります。「あなたは私の論と議論していません。あなたは私が議論をしているから悪者だといいます。私の論がトランスフォビアだというなら、なぜ私の論がトランスフォビアということになるのか説明しなければなりません。ただ単に私はトランスフォビアだから私の意見には価値がないというだけでは駄目なのです。

確かにそうだが、それをしないのが左翼リベラルの常套手段だ。何故なら彼らにも何がポリコレで何がそうでないのかなどわかっていないからだ。以前に拙ブログでシャピーロがテレビ番組でトランス女のことを「サー」という敬称で呼んで相手の女装男から暴力で威嚇されたという話を紹介したことがある。気に入らないことを言われて暴力で脅す行為はおよそ淑女たるもののすることではないが、元ガウカーというゴッシップ雑誌の編集者でチャイトに批判的なアレックス・パリーンは、この事件についてこのように述べる。

トランスジェンダーは精神病患者でありそのように扱われるべきだと触れ回るなら、トランスジェンダーから「ぶんなぐってやる」と言われてもしょうがない。公人が公の場でそういう意見を表現するならそういう結果を招いても仕方ない。

ペイザーはシャピーロとパリーンの意見の差が左右思想の違いを顕著に表すものだという。つまり、左翼にとって言葉は非常に強い意味を持つのであり、言葉によっては非常な憎しみを表すものであるから、それは実際の暴力に等しいと考える。だから暴力を暴力で応じて何が悪いのかという理屈になるわけだ。
パリーンは「特定の意見の表現は許可されるべきではない」と主張する。アメリカにはどんなひどいことでも礼儀正しく言いさえすればよしとする伝統があり、チャイトのような文化人は話せば解るという態度をとっているが、戦っている相手といつまでも話ていても拉致はあかない。議論をするのは左翼の責任ではない。「負けたら礼儀など何の意味もない」、正しい対応は「どんな手を使ってでも戦うことだ」という。
つまり、パリーンは自分らの側に理はない、議論をすれば負けると認めているのである。だからシャピーロやマイロなどの右翼保守が大学キャンパスで演説しようとすると暴力で阻止しようとするのだ。憎しみに満ちた演説は暴力なのであり、それを暴力で阻止するのは当然だという考えなのだ。
だが、チャイトが言うように、そういうやり方は民主党を勝利に導いていない。いやかえってマイロやシャピーロが言ったように、普通の人々をアルト・ライトの腕の中に追い込んでしまうのだ。
左翼リベラルの間では、これまでどおりアイデンティティー政治を進めていこうとする動きと、細分化されたグループごとの有益ではなく民主党全体のために良くなることを考えるべきという考えとで割れている。どちらが勝つかはトランプの勝利がよく物語っているのかもしれない。


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アメリカのネトウヨ、アルトライトとは一体何者?

最近、ちまたではアルトライトと呼ばれる政治思想が話題になっている。アルトライトとは体制派保守ではない過激的な右翼思想でアメリカ版2ちゃんねるの4ちゃんなどで一気に人気が出てきた、言ってみればアメリカ版ネトウヨ族である。
一般的には西洋白人文化崇高の国粋主義ということになっているが、自らがアルトライトのリーダーだとか言い出す輩がやたらに人種差別的な発言をするので、アルトライトとはそういう思想なのかと思い込んでいる人が左翼にも右翼にも多く居る。一般的にアルトライトに関する印象をよくまとめている日本語サイトがあったのでユーコのブログさん掲載からちょっと引用。

アルト.ライト運動( Alt-Right Movement)は最近頻繁にメディアが使うようになった表現であり、Altは Alternative (選択肢)の略語である。アルト.ライトは、従来の保守派のイデオロギーを遥かに超える極右派的思考に言及し、主流派共和党とのイデオロギーを明白に区別している。その極右派イデオロギーは白人至上主義、反多様文化、反移民、反ユダヤ主義、白人国家主義などが挙げられる。

*Alternativeという単語は日本のメディアは「選択技」と訳しているが、本当の意味は「別のやり方」という意味。つまり、既存の保守思想とはまたちょっとちがった別の視点で観ている思想ということだ。
ユーコさんは、アルトライトと白人崇高主義団体のKKKを同率に並べているが、KKKは民主党のグループ。アルトライトは文字通り右よりで共和党派である。
しかし、1980年代からネットの掲示板で左翼とやりあってきたミスター苺に言わせると、アルトライト運動は今にはじまったものではなく、創設当初から人種差別者とそうでない人たちとの間で、どっちが本物のアルトライトかでかなりもめていたという。
トランプを大統領に押し上げたアルトライトとは一体どんなものなのか、彼らの正体は左翼リベラルからも体制派右翼保守からも誤解されている。
主流メディアがアルトライトと決め付けている人々は必ずしもアルトライトとは限らない。例えばドナルド・トランプのチアリーダーで最近若い世代の保守派からアルトライトの王子様(クィーン?)とメディアから扱われているマイロ・イヤナポリスは自分自身はメディアが定義つけるようなアルトライトではないと言い張る。
その理由として、マイロは自分が親イスラエルであること、ジョージ・W・ブッシュのファンでイラク戦争には賛成だったこと、そして同性愛者のマイロの男性の好みは黒人男性であることを挙げている。
マイロに言わせるとアルトライト運動は単なる白人崇高国粋主義運動ではなく、もっと大きな運動だという。しかし左翼リベラルは彼らをあたかも「ツイッター口座を持ったスキンヘッド(丸坊主頭の人種差別者を指す)」だと思っているし、若い世代の動きを理解できない体制派右翼保守は左翼リベラルの定義付けを鵜呑みにしているという。
確かにアルトライトのなかには人種差別的な思想の人間が居るには居るが、彼らはごく一部であり全体のアルトライトを代表しないのだとマイロは主張する。

アルトライトは文化の反逆軍です。今日のアルトライトの大多数は2000年世代で、10代から若いジェネレーションX(30歳代)を含みます。白人が主ですが少数派も多くなってきています。エリートによる親イスラム姿勢にうんざりしているユダヤ系とか アファーマティブアクションで差別されている東洋系とか、ホッテプスというブラックライブスマターに幻滅している黒人のグループとか。

これについて、憲法保守と自称するベン・シャピーロはアルトライトについてこんなことを語っている。 シャピーロは以前マイロと同じブレイトバート誌で働いていて、その創設者の一人で今やトランプの側近的存在のスティーブ・バノンとトランプの扱いについて決別した。

基本的にアルトライトという団体は西洋文明はヨーロッパの人種とかけ離せないもの、つまり人種差別、だと考えるひとたちの集まりです。これらの人々は西洋文化が異人種や異文化や異教徒を多く受け入れすぎると西洋文化は内側から崩れてしまうと信じているのです。(略)西洋文化の基盤はどんな人でも文明の価値観を参加することができるというものです。アルトライトはそれを信じていません。少なくともアルトライトを代表するとされるリチャード・スペンサーやジェラッド・テイラーやボックス・デイなどいった人物はそうです。

ツイッター上でトランプを巡ってマイロのフォロアーたちに反ユダヤ教の侮辱で散々叩かれて、マイロへの敵意丸出しのシャピーロは、アルトライトが人種差別者の集まりであると言って譲らない。シャピーロはアルトライト)はよい人々ではないと断言する。アルトライトはマイロ・イヤナポリスのような人間に新しい教養人としての発言の場を与えたという。

トランプ陣営が力を得てきたことでアルトライトがしようとしていることが二つ三つあります。そのひとつはアルトライトの定義を広げることです。(略)アルトライトの定義を広げて真髄の思想を信じていないひとたちまで(アルトライト運動に)吸い込もうとしているのです。

二人の言い分を比べながら読んでいたら、二人とも一つほぼ同じことを言っている部分に遭遇したので比べてみよう。強調はカカシ。まずはマイロ。

左翼はやりすぎることによってアルトライトの腕のなかに人々を追い込んでいるのです。怒鳴りつけるにしろジョークにしろ、体制派は愛国心を人種差別だといって侮辱するのをやめる必要があります。2015年のイギリスでの選挙のとき、左翼の議員候補がイギリスの国旗を掲げるひとは「単純でカジュアルな人種差別者だ」といいました。それでも、これなどは大学教授たちが愛国心の表現に対してする批判とは比べ物になりません。(略) (アルトライトが好んで使うシンボル)ペペザフロッグに憤怒しても駄目なのです。人々を破壊しても駄目なのです。そういうことはかえってより多くの才能ある人々をアルトライトへと導くだけなのです。

そしてこちらがシャピーロ。

左翼は右系の人をすべて「アルトライト」と呼んでいますが、これは大きな間違いです。 なぜならそれによって左翼は人々をアルトライトの腕のなかに追い込んでしまうからです。人々を人種差別者だといい続ければ、人々は、そうか、じゃあ俺を人種差別者と言わない奴のほうにつこう、と考えるようになるのです。

カカシはマイロもシャピーロもどっちも好きで、どちらのポッドキャストも聞いている。話し方としてはマイロの方が耳障りがいい。学歴の面ではシャピーロの方が高いかもしれないが、本当の意味での教養はマイロの方が長けていると思う。シャピーロはちょっとエリート過ぎる。つまり体制派保守なのである。
アルトライトは明らかに体制派右翼ではない。一時期はやったティーパーティー党でもない。しかし彼らが本当に人種差別者の集まりなのかどうか、そうやって簡単に考えるのは危険かもしれない。シャピーロはアルトライトのリーダーたちがそうでない人々も引き込もうとしているというが、そうやって人種差別とは無関係な本当の意味での愛国者がどんどん自分たちをアルトライトと呼ぶようになれば、アルトライトの真髄とシャピーロが信じている人種差別意識も変化せざる終えなくなるはずだ。
ところで、マイロはどうすればアルトライト運動を破壊することが出来るかどうかを箇条書きにしている。長くなるので、それはまた別の機会に紹介しよう。


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ポリコレ(PC)文化って一体なによ?アイデンティティー政治の終焉

先日拙ブログでリンクをつけているユーリさんから、自分が右翼保守系のブログとして枠付けされているのはおかしいという苦情をもらった。拙ブログのメインページで横帯についているカテゴリーは10年前の創設当時にカカシが適当につけたもので、多種多様な思想のあるなか、あまりにも単純な区分けであるため、多分この欄で紹介しているほとんどのブログがその枠組みに入らないのではないかと思う。自分は右翼保守ではないとお感じのブロガーさんたち、そういうわけなので気にしないで頂きたい。他人に勝手なアイデンティティーを与えることがいかにやっかいな代物であるかを考えさせられる。
さて、この間のトランプ勝利について左翼リベラルの間で「何故負けたんだろう?」と本気で考える傾向が現れはじめた。左翼リベラルでも比較的まっとうな人たちの間では、行き過ぎたポリコレ(政治的に正しいとされる思想)特にアイデンティティーポリティクスが問題だったのではないかと反省する声が聞かれるようになったのだ。しかし同時に、右翼保守及び反ポリコレ人なら誰でも体験済みの恐ろしい攻撃を、従来左翼リベラルと自負していた連中が浴び始めると、突然にして自称左翼リベラルがポリコレによる恐ろしいバックラッシュに気がつくという爆笑ものの状況が生じている。
元来左翼リベラルの人々は自分らが左翼リベラルという特別な政治見解を持っているという自覚がない。彼らは自分らの考えていることが普通なのであり、違う意見を持っている右翼保守などという人種は異星人であるかのような認識しかない。だから政治をもちだすべきではない観劇中や誰かの引退パーティやアメフトの国家斉唱の最中に不適切な政治論を持ち出して、周りの人々の不快感などまるで気がつかない。
ところがこういう人たちの間で意見の違いが生じた場合はどうなるのか?
黒人の命も大事だ!賛成!イスラム教移民も受け入れろ!賛成!同性愛結婚を認めろ!賛成!トランスジェンダー奨励! 賛成! 後期人工中絶合! 賛成! 男も女湯に受け入ろ!。。。。え?????それって違うんじゃないの?
ナチ~!
これまで99.9%同意していた人たちが、最後の0.1%で違う意見を表明すると即座にナチ扱いされるのだ。そして裏切り者に対するポリコレ連中たちの報復は迅速かつ猛烈である。
サタデーナイトライブという土曜の夜の長寿バラエティー番組で、コメディアンのコーリン・ジョストがニュースアンカーに扮して「デイトアップのティンダーは今週新しいフィーチャーを紹介しました。これは37種の性別を選べるというもので、『なぜ民主党は選挙に負けたのか』という名前です。」と多種性別をおちょくったところ、ツイッターでものすごい攻撃を受けて炎上してしまった。
自分をノンバイナリーラティンクスクイアー(なんじゃこりゃ?)とかいう男か女か混乱している人間が「なんだこのファ、、、は!」とツイートしたところ、あっという間に5400のいいねと1900のリツイートがあったという。ひとりのトラニーは、トランスやノンバイナリー(非二性別)の人々の存在を選挙に負けたせいだとするのはどういうことだ!と怒り狂っている。
コーリン・ジョストはばりばりの民主党支持なのだが、そんな人間でもちょっと道をはずすとこういうことになる。ミスター苺いわく、左翼はユーモアのセンスがない。
ジョストは後に、自分はトランスジェンダーのことを批判したのではなく、行き過ぎたアイデンティティーリベラリズムを批判したのだと説明した。
さて、それではアイデンティティーリベラリズムとは何か。私なりな解釈をすると、要するに自分を何か特別な少数派団体の一員とすることによって多数派から特別な優遇をしてもらおうとするものだ。この少数派の性質は変っていれば変っているだけいい。今アメリカで一番優遇されているのはトラニー(トランスジェンダー)たち。だから本来なら人口の0.03%にも満たないといわれているトラニーが、全国各地の大学で多数出没するようになったのだ。しかし単なるトラニーではもう古い。最近は性別流動体(ジェンダーフルーイッド)とか非二性別体(ノンバイナリー)とか言って、30以上ある性別を常に変化しまくっていると主張する輩が現れた。しかも日によって個人の気分で変る性別を他人はその都度、別な代名詞を使って敬意を示さなければならないなどという無理難題をふっかけてくる。
そうやって誰も彼もが特別待遇を必要とする少数派になったのに、ひとつだけ特権階級の多数派としてすべての悪の根源であるかのように扱われているのが白人男性たち。それでも実際に恵まれた境遇にあるエリートたちはまだしも、産業が外国に行ってしまってリストラされた中流の白人たちはどうなるのか。彼らは白人として生まれたというだけで特権階級だと少数民族から責め立てられる。白人としてさまざまな優遇を受けてきたのだから何一つ文句を言う資格はないと言われる。黒人の血をちょっと引いてるだけのエリート大学生が親の金や少数民族特別奨学金で一流大学に通わせてもらいながら、「白人の特権性」などを説くのを聞いて、これらの白人たちはどれほど嫌な思いをしたことだろう?
他人の気持ちをこれだけ傷つけておいて、自分らは自分らと違う意見を聞いただけでトラウマになるとかいって安全地帯に逃げ隠れる。
白人と黒人の混血として人種を超えた政治をすると約束したオバマだったが、蓋を開けてみたら、誰も彼もが自分らの狭い枠組みに閉じこもって、「俺達対あいつら」意識で対立するようになった。今や人種間の亀裂は個々何十年で最悪の状態にある。そしてアイデンティティーリベラリズムこそが根源にあるのだ。
実はもうすこしポリコレについて書こうと思っていたのだが、アイデンティティーポリティクスの話がながくなってしまったので、続きは次回にまわそう。


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ブロードウェイ「ハミルトン」のキャストが次期副大統領を舞台から侮辱、黙って歌え!

この間、ニューヨークのブロードウェイで人気ミュージカル「ハミルトン」の舞台を次期副大統領のマイク・ペンスが観劇したところ、劇の出演者の一人が舞台からペンスを侮辱する発言を行なったとして問題になっている。

マイク・ペンス次期副大統領が11月18日、ニューヨークのミュージカル観劇後に出演者から「アメリカの価値観を守って」と呼びかけられたことに、ドナルド・トランプ次期大統領が激怒。Twitterで「出演者は謝罪せよ」と糾弾している。 (略)
ペンス氏がニューヨークのリチャード・ロジャース劇場で「ハミルトン」を観劇しようと来場したところ、観客からは大きなブーイングとまばらな拍手が起こった。カーテンコールで、第3代副大統領アーロン・バーを演じた黒人俳優ブランドン・ディクソンが、舞台上からペンス氏にメッセージを読み上げた。
「。。。ペンス様、私たちは多様なアメリカにいます。私たちアメリカ人はあなた方の新政権が私たちを、私たちの地球を、私たちの子供を、私たちの親を守ってくれないのではないか、そして私たちを擁護せず、奪うことのできない権利を守ってくれないのではないかと危機感をつのらせ、不安を抱えております。(後略)」

このミュージカルは当初、出演者を応募した際に「白人の応募不要」と人種差別的違法な募集をしたと問題になったことがあるプロダクション。そういう奴らがよく言うよ。
アメリカだけではないが、芸能人が偉そうな顔して一般人にお説教するのはどうもいただけない。去年日本でも沢田研二がコンサート中にイスラム国の話を始めて「歌って~」と叫んだファンに「嫌なら帰れ」と怒鳴ったという話があった。

ところが、このタイミングで客席から「歌って~!」の声がかかると、即座に「黙っとれ! 誰かの意見を聞きたいんじゃない。嫌なら帰れ!」と観客を怒鳴りつけ、会場が凍りつく事態になってしまったという。この一件が一部メディアで伝えられると、
「ファンは歌を聴きにきたりエンターテイナーである『沢田研二』を見にきたのであって、政治的演説や己の主義主張を聞きにきたのではない」
「歌手、俳優、芸人に求められているのは政治的意見ではない。真摯に自分の仕事をすればよい」
「歌聴きに来てるのにいきなり政治的? な演説されたあげくキレられるなんてファンかわいそう」
 など、歌手であることを忘れて政治的に偏向するジュリーへ嫌悪感を抱くコメントが相次いだ。

実は格いうカカシもジュリー大ファン。だが、彼の政治見解にはまるで興味ない。私はこれらの批判の声に全く同意する。私はフェイスブックなどで好きな役者や歌手のフォローを行なっているが、そうした芸能人たちがそういう場所であからさまな反トランプや反共和党の発言を行なうのを見るのは気分が悪い。こういう芸能人たちは自分らが左翼リベラルに囲まれているので全ての人々が同じ意見を持っていると錯覚しており、自分らのファンのなかにも左翼リベラル思想に同意していない人たちが結構いるという現実を忘れている。
トランプ・ペンスペアは選挙に勝ったのである。ということはアメリカの半分以上の国民が彼らを支持したということになる。左翼リベラルだけのファンで成り立っていると本気で思うならともかく、自分らのファンのなかにも保守派が結構いるかもしれないということに彼らは何故気がつかないのだろうか?
それでもフェイスブックやツイッターで自分の意見を述べるだけなら別にいい。だが、ミュージカルやコンサートでお金を払って芸能人の芸を観にきた観客の前で、政治家を気取って演説をぶるのはきわめて失礼な行為だ。
拙ブログで何年も前に紹介したデキシーチックスもカントリーウエスタンのファンが圧倒的に親軍隊であることを忘れて当時のブッシュ大統領の悪口をコンサート会場でぶって人気ががた落ちした例もある。
芸能人がどのような政治見解を持とうとそれは本人の自由だ。それをどう表現しようとそれも自由だ。しかし、自分が人気があるから自分のやることや考えることすべてをファンが受け入れると思い込むのはやめたほうがいい。人気商売はファンあってこそだ。
歌手なら黙って歌え、お説教なら他でやってよね。


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保守化するアメリカ内陸州

この間の選挙でトランプが勝ってからというもの、ヒラリーの方が得票数が多かったのだから州ごとに勝者を決めていくエレクトラルカレッジというシステムを廃止して得票数だけで勝ち負けを決めるようにすべきだという声が敗北者の民主党側から上がっている。しかしそれをやると人口の多い州が圧倒的に有利になり、常に人口の少ない州が多数派に支配される結果を生む。今回の選挙でもヒラリー派は圧倒的に東西海岸沿いの州だ。オレゴン、カリフォルニア、ニューヨーク、ニュージャージーといったように。
それに民主党優勢の州に限って選挙違反行為がおおっぴらに行われた。同じ人間が何度も投票したり、違法移民や死んでるはずの市民の投票があったり、投票用コンピューターが共和党投票を民主党に変えたりといった違反が報告されている。得票数だけで勝ち負けを決めた場合、民主党支持のこうした州が違反で票だけを増やす可能性が高まる。いや、それをいうなら、ミスター苺曰く、今回の選挙だって本当にヒラリー得票数のどれだけが合法だったのかわかったもんじゃない。
そういうことを見越してエレクトラルカレッジシステムを作ったアメリカ創設の父たちは偉大だ。
さて、前置きが長くなってしまったのだが、カカシはトランプ勝利のことばかりに眼を向けて他の選挙結果についてあまり注意を払ってこなかったが、実は今回の選挙、他の面でも共和党は非常な勝利を獲得した。連邦上下議会が引き続き共和党が与党を握ったこともそうだが、それ以外に各州で知事や州議会の議席を共和党が多数獲得したのである。
知事選挙では共和党知事席が31席から34席に増えた。また州ごとで上下院議会が共和党になった州が32州もある。 これらの州はすべて内陸州。知事から議会から何もかも真っ青(民主党)なのはカリフォルニアとかニューヨークとかの東西海岸州に偏っている。
アメリカのハートランドと呼ばれる内陸の州々は結構保守的で常識的なのだ。私は常々言っているのだが、東西海岸沿いのエリートたちとだけ付き合っていたのでは本当のアメリカの空気を読むことは出来ない。在米日本記者のほとんどは、東海岸のワシントンDCやニューヨークに暮らして、左翼リベラルでもエリート気取りの極端なメディア系や政治家とだけ付き合っているから、日本への報道も左に傾き、今回のようにトランプ勝利に脅かされたりする。
海岸沿いの州に左翼リベラルが集まっていて、しかも彼らがメディアを牛耳っているからアメリカ全体がリベラルであるかのような錯覚を起すが、実はアメリカはかなり保守系に傾いている。最近起きている行き過ぎたポリティカルコレクトネス(日本ではPCといわずにポリコレと略すらしい)への抵抗がすでに始まっているということを日本の皆さんにも理解していただきたいものだ。


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何故米主流メディアの予測は完全に外れたのか、結果を的確に予測した日本人アナリストの解説

前回も書いたのだが、反トランプデモ行進や彼らの暴力的な行動をみるにつけ、ネバートランプ派であったカカシもトランプが勝ってよかったと思うようになった。他人を馬鹿に仕切った左翼エリート連中からここまで恥さらしなみっともない嘆き方を見せ付けられると、「いい気味じゃわい、自業自得じゃ」と思うからである。
左翼リベラルエリート連中は、トランプの支持者たちは低中層の白人と言って彼らを馬鹿にしてきた。だが、実はそういう層の人々は元々民主党支持者が多い。労働組合がバリバリ民主党支持なのは周知の事実。本来なら労働階級のチャンピオンのはずの民主党が何故わざわざ自分らの基盤となる支持層を見捨てたのだろう?
これについてよもぎねこさんが紹介した渡瀬 裕哉著の記事を読んでいてなるほどなあ思った。(よもぎねこさんの洞察力にはつくづく感心していたのだが、こういう記事をちゃんと読んでるからなんだなあ)
先ず、ヒラリーの方がトランプよりも得票数は多かったという話は皆さんもご存知だろう。しかし、どのくらい多かったのかというのを過去三回における大統領選と比べてみると、、

2008年:オバマ69,498,215・マケイン59,948,240
2012年:オバマ65,915,795・ロムニー60,933,504
2016年:ヒラリー60,839,922・トランプ60,265,858

というわけで、トランプは過去二回の共和党候補より取り立てて人気があったというわけではなく、それよりもヒラリーがオバマが獲得した支持層をだいぶ失ってしまったことが明らかになる。ヒラリーが失った支持層とはどういう層だったのだろう?

重要なポイントは、ヒラリー支持者の年代が若年世代に偏っていたこと&有色人種におけるヒラリー支持が圧倒的に高かったこと、の2点になります。
そして、米国の大統領選挙でも若者の投票率は元々高いものではなく、有色人種でもないヒラリーが黒人・ヒスパニックらの熱烈な支持を維持できるという根拠も薄弱であったため、表面的な支持率が拮抗していても支持者内訳による質的な差異が生じることは明らかでした。
したがって、筆者は上記の記事中で年代別投票率の差とキューバ系ヒスパニック(キューバ系は伝統的な共和党支持層、メキシコ系は民主党支持層)からの得票が勝負を決めると事前に述べてさせて頂きましたが、結果もおおよそ予想通りものになったものと言えます。

つまり、ヒラリーは元来民主党支持で選挙に積極的な白人労働層の戦意を喪失させ、もともと消極的な若年層や少数派の戦意を奮い立たせることも出来なかったということらしい。渡瀬が選挙前の11月1日に書いた記事から、どういう人たちがヒラリーとトランプを支持していたのか読んでみたい。
渡瀬は『性別・年代・所得・学歴・人種の観点から「トランプ支持者・ヒラリー支持者」を比較』している。

  • 女性の半数はヒラリー支持、ただし白人女性に限定するとトランプ支持の割合が多い
  • トランプ氏はミドルエイジ~高齢層、ヒラリーは相対的に若年層から人気
  • トランプ支持者は中間層から高所得者、ヒラリー支持者は低所得者が相対的に多い
  • トランプ支持者は高卒・大学中退者が多く、ヒラリー支持者は大卒以上が多い
  • トランプ支持者は白人が中心ではあるものの、ヒスパニックも3人に1人はトランプ支持

メディアが垂れ流したトランプの数々の女性スキャンダルにも関わらず女性の半数はトランプを支持していた。しかも投票率が高い白人層からの支持が多かった。また、トランプの支持は投票率の高い高齢層が多かった。トランプ支持がブルーカラーの白人層というのも嘘だったようで、実はトランプ支持や高所得の人が多かった。渡瀬に言わせるとトランプ支持や納税者側が多いという。誰が大統領になっても払っていない所得税が上がろうが下がろうがしったことじゃない低所得層に比べて高所得層にとって選挙は大事だ。学歴はヒラリー支持のほうが高いようだが、これも渡瀬に言わせるとトランプ支持者はたたきあげの職人タイプが多く、ヒラリー支持はエリート学者派が多いという意味ではないかという。確かに大学の教授や学生たちの間でトランプが不人気なのを考えると納得がいく。最後にラテン系でも三人に一人はトランプ支持というのも興味深い。

トランプ氏は「メキシコ国境に壁を築く」などの不法移民に対する厳しい姿勢を見せていますが、ヒスパニック層からの支持はヒラリー48%・トランプ35%という状況となっています。3人に1人のヒスパニックはトランプ支持という状況です。
ヒスパニックにはキューバ系とメキシコ系が存在しており、両者は異なる政治的な支持の傾向を持っています。キューバ系は自主独立の精神が高く、共和党の基本的な方向性と親和性があります。
その結果としてヒスパニックにもトランプ支持が一定層存在する形となっているため、トランプをレイシストと単純に罵る人々は複雑な現実を理解できない層と言えるでしょう。実際にフロリダ州ではキューバ系のトランプ支持が高まりつつあります。

実際トランプはロムニーよりも高い率でラテン系の票を得た。キューバ系が共和党よりなのは、キューバ系はもともと共産主義独裁政権からの難民の子孫であり、社会主義の恐ろしさを身にしみて知っているので左翼民主を支持しないからだ。しかし、メキシコ系でもアメリカに何世代も住んでいて経済的に成功している人々のなかには共和党支持も多く居る。ラテン系だから民主党支持というステレオタイプは必ずしも正しくないということだ。
トランプ支持者は無教養な人種差別白人層だと決め付けて、実際にアメリカ社会で何が起きているのかをきちんと把握できなかった左翼リベラルエリートたち。あまりにもエリート意識が高すぎて、本来なら民主党の大事な支持層まで失ってしまった。
ヒラリーが勝たなくて本当によかった!!!


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トランプ支持日本人に向かってそれでも日本人かっていう奴ら、嫌なら日本へ帰れ!

この間よもぎねこさんとこで紹介があったこの記事、読んでてものすごくむかついたんで、ツイッターに「そんなこというなら日本へ帰れ!」と書いてしまった。アメリカの事情もしっかり把握できないで、な~にがジャーナリストだ。

トランプのアメリカを受け入れられる不思議。本当に日本人なのか?山田順 | 作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー

トランプ当選を当てた評論家が、いま持ち上げられているが、それはそれでいいと思う。職業的にいい仕事をしたことに間違いないし、見事だからだ。ただし、この人たちが心情的にトランプを応援していたとすれば、その心情は理解できない。なぜなら、トランプは、白人の貧困層や転落中間層の心情を吸い上げて当選したからだ。
つまり、「俺たちが不幸になったのは、移民のせいだ。彼らを排斥しろ」という訴えの根底には、人種差別がある。
差別されているのは、黒人、メキシカンなどのヒスパニック、エイジアンなどである。つまり、私たち日本人は、トランプによって憎悪を植えつけられた白人に差別される側に位置する。「出ていけ!」と言われているのも同然だ。
「隠れオバマがいっぱいいた。裕福な白人も本音を言うとトランプ支持だった」と解説している人がいたが、それが本当だとしても、この現実は日本人としては悲しいことだ。そんなことを得意がって“アメリカ通”として話すのは、自分が白人の側だと勘違いしているとしか思えない。本当に日本人なのだろうか?
自由と平等、そして開かれた国の恩恵を受け、子供をアメリカの大学に留学させた親としては、トランプのアメリカは、国家理念を捨てかねない危険な国になったとしか思えない。その意味で、トランプのこれまでの数々の暴言が、単なる演出にすぎなかったことを願っている。ただ、テレビ討論や演説を見たかぎりでは、彼の本音としか思えなかったが—–。
私たち日本人は、トランプに投票したアメリカの下層白人より下に位置する。まして、東部のエスターブリッシュメントから見れば極東の単なるイエローにすぎない。レイプ魔と言われたメキシカン以下かもしれない。
日本人でトランプを心情的に受け入れられるのは、中西部に行って白人から「このジャップが!」などと言われたことがない人か、それともこの国で自分が日本人であるという自覚なしに育った人だけだろう。

はあ、じゃあお聞きするが、山田さん、あなたは本当に中西部に行って普通のアメリカ人(海岸沿いの左翼リベラル以外の)と接したことがあるのか?そして本当に彼らから「ジャップ」なんて呼ばれたことがあるのか。カカシの想像ではこれは事実無根の捏造だ。
聡明なる読者諸氏ならすでにご存知であるが、カカシはアメリカ暮らし30余年である。職業柄アメリカ各地に出張で回り、左翼リベラルからは軽蔑されているレッドネック(首の後ろが赤く日焼けしていると言う意味で、酪農業の労働階級の多い南部者を蔑(さげすむ)呼び方)と呼ばれる南部の人々とも多く接してきたが、カカシは一度たりとも「ジャップ」などと言われたことはない! 冗談でナチスドイツ研究家の極右翼仲間から呼ばれたことはあるが。
トランプ支持者が往々にして人種差別的な下層階級の白人層だという解釈こそ、東西海岸沿い州に住むエリート左翼リベラルによる一般アメリカ社会に対する軽蔑の念が現れているのだ。山田氏はアメリカはどこに在住なのだろうか?ジャーナリストというからには多分ワシントンDCのエリートジャーナリストたちのバブルの中での生活だろう。そんなところに居てごくごく普通のアメリカ人がオバマの極左翼リベラル政策にどれだけ傷つけられたかなど知る由もないだろう。
中西部に居住する日本人も日系人も普通のアメリカ人としてオバマ政策でどれほど迷惑を被ったかなんてDCのエリートジャーナリストなんかにわかるものか!そういう奴が日本人の代表面して日本人がトランプ支持なんて「本当に日本人なのか」とか大きな顔して言わないで欲しい!
もう10年以上前になるが私がヤフーの日本語掲示板で色々日本人と話をしていたとき、私がやたらとアメリカ人の方(かた)を持つので、「お前は白人になりたがってる」とか「自分を白人と錯覚している」とか言われたことがある。所詮日本人なんてアメリカでは黄色人種(イエロー)として蔑まれているのに、なぜそんなに白人の方を持つのかという前提があるからだ。
あえて言わせてもらう。私はアメリカに来てこのかた日本人であるということでアメリカ白人から差別されたことは一度もない!それをいうなら一般のアメリカ人は人種差別者などではないのだ。
こんなことは言いたくないが、一般の日本人は知らず知らずのうちに人種差別をしている。今はだいぶ変わってきたが、日本は単一民族という国柄を何百年と守ってきた。そういう社会で少数派が差別されるのは当たり前のことだ。日本人が自分たちが少数派に対して持つ感情を考えれば、アメリカの白人も少数派の東洋人をそういう蔑んだ目で見るに違いないと思うのは当然だ。
もう20年以上前の話だが、カカシの従兄弟にアメリカでは第二次戦争中に日系人が収容所に拘束されたという話をしたとき、従兄弟は「当然だよ、日本でもアメリカ人やイギリス人が拘束されたんだから」と言った。私はそれを聞いて恐れおののいた。従兄弟にとって「敵国」の外人を拘束するのは当然だったのだ。「外人」と思われた彼らがどれほど日本を愛していようとお構いなしだった。それをアメリカ人がいけないことだったと自覚したことこそ驚きだと我々は認めるべきである!アメリカはそういう特殊な国なのだ。
トランプ支持者がすべて有色人種を嫌う白人崇拝の人種差別者だと決め付けるのは間違いである。いや、そういう決め付けこそが今回主流メディアの究極的的外れ予測の大きな原因となったのだ。トランプは人種差別者だから少数派が支持するはずがない、トランプは女性蔑視者だから女性が支持するはずがない、という左翼リベラルエリートたちの勝手な思い込みが「意外な結果」を生んだのだ。
私自身トランプの支持ではなかった。それは読者諸氏はよくご存知のことだ。だが、トランプ勝利後の往生際の悪い反トランプデモやトランプ支持派への度重なる暴力行為を見るにつけ、トランプが勝って本当に良かったと思うようになった。トランプに投票した多くの人々が、カカシも含めて、左翼リベラルのエリート思想に抗議したと言ってもいい。日系人ならこうあるべきだと、誰が選んだわけでもないのに偉そうに言い張る山田みたいな左翼エリートに対する一般アメリカ人からの抗議投票だったのだろう。
とろこで、どうしてもトランプを悪者にしたい日本人のこういうツイートをみつけた。


トランプ派による少数派への暴力行為など全く起きていない! だが反トランプ派による白人及び親トランプと疑われた人々への無差別暴力行為は頻発している。
こういう嘘に騙されないように!


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SJW(正義の戦士たち)の完全溶解に左翼も激怒

トランプが次期大統領に選ばれてからアメリカ各地で反民主主義の暴動が起きているが、それについて暴動は操作されていると書いているザウルスでござるという日本のブロガーさんが居た。写真つきでかなり詳しく暴動内容を説明してくれているので一見の価値あり。

相変わらず日本の新聞・テレビは、アメリカの主要メディア( MSM: Main Stream Media)の受け売りの垂れ流しで、たくさんのアメリカ国民が次期米大統領に決定したトランプ氏に反対しているかのような報道をしている。まったく現実を歪めた報道である。

こうした「反トランプ暴動」、「反トランプデモ」 のほとんどは自然発生的なものではなく、莫大な資金を投じて組織的に展開されている “演出イベント” である。報道記者はこのことを報道すべきなのである。
日当をもらってバスで運ばれて各都市を “地方巡業” している 有給の暴徒集団 なのである。その多くはメキシコ人などのヒスパニック系で、今回の選挙でも選挙権のなかった連中が、厳しい移民政策のトランプの当選に業を煮やして、金をもらって大暴れして憂さを晴らしている のが実態である (略)
すべて組織的にスケジュールが組まれて展開されているのである。それぞれの都市の市民のあいだから自然発生的に湧きおこっている反対運動などでは全然ないのだ。よそからやってきたゴロツキ連中が、同じくバイトを使ってあらかじめ用意されたプラカードやバナーを手渡されて大暴れしているだけなのである。
テレビや新聞の報道記者は現地でのそうした “アルバイトのドサ回りデモ”の演出 を知りながら、さも現地市民のデモであるかのように大きく報道しているのである。マスコミも共犯である。
。。。湯水のように資金を注ぎ込んでもこうした大がかりな大衆操作を必要としている人間がこの地球上にはちゃんといるのだ。こういうことにいくらでも金を出す人間がいるのだ。。。。、ほとんどは ジョージ・ソロス の差し金と見られている。この男はクリントンを大統領にするために、すでに莫大な金を注ぎ込んできた揚句、大負けをしてしまったわけであるが、今度は負けを取り戻そうと、何が何でもトランプを除去するために血道をあげているのだ。

ジョージ・ソロスというのはアクションヒーロー映画の悪玉を地で行ってるひどい奴。やることは徹底して反人権、反自由主義、反資本主義である。彼がユダヤ人の血筋ということで未だにユダヤ金融の陰謀があるなどという馬鹿が絶えないが、ソロスは第二次世界大戦中にアウシュビッツのユダヤ人収容所に囚人として居た頃、同胞のユダヤ人を裏切ってナチスに密告していたという噂がある裏切り者だ。奴の目的はグローバリズム。アメリカだけでなく全世界をファシズムにして自分がその頂点に君臨しようというわる~い奴である。
さて、この反トランプ暴動は一般の左翼リベラルたちからも評判が悪い。私の同僚で完全な民主党支持派のPも「なんでデモをカリフォルニアでやるんだ!(カリフォルニアではクリントンが圧勝した)次回の選挙で勝ちたかったら共和党支持の州に引っ越して、そっちで投票しろ!」と息巻いていた。たしかにね、クリントンを支持した州で大暴れして民主党支持の州民に迷惑かけて何の意味があるんだというのは理屈だろう。民主主義の選挙結果が気に入らないなら、選挙で勝つことを考えるべきで、暴動なんかいくら起してみても意味がない。かえってお前らがそんなふうだから民主党は負けたんだという印象を人々に根強くもたせる結果を生む。
またイギリスの左翼コメディアンジョナサン・パイなども、史上最悪の大統領候補であるトランプにヒラリー・クリントンが負けたのは、民主党がヒラリーのような腐敗した候補を選んだこと、トランプ支持者をレイシストだホモフォブだと侮辱するだけで、実際に起きている問題解決についてなんら提案しなかったことなどをあげて、負けて当然だ、俺は驚いていない、とビデオで息巻いている。

こうなったのも左翼に責任がある。なぜなら左翼は自分と違う意見や世界を違う視点でみる見解はどんなものでも受け入れられないと決めてしまったからだ。俺達は文化戦争に勝ったからといって討論をしない。だから相手が右翼なら、『お前らはゲテモノだ、悪魔だ、人種差別者だ、馬鹿だ、救いようの無い惨めな奴らの集まりだ。』という。そんなことを言われたら相手はどういう風に投票すると思うんだ?侮辱やレッテル張りで説得された人間が何処に居るんだ?

自分が右翼だったり、いや、単に主だった意見とは反対だったりすれば、自分の意見を表明しただけで攻撃される。だから人々は投票場に行くまで自分の意見を言えなかったのだ。誰も見ていないところで誰からも責められずに恥じかしめられずに、やっと自分が本当に考えていることを言うことができるまで、これは非情に強烈なことだ。
(イギリスでは)トーリー党が政権を握った。イギリスEU離脱、そしてトランプ。世論調査は間違っていた。すべてがだ!なぜなら人々は自分が何を考えているかを認められなかったからだ。自分の考えを認められなかったのだ。認めることは許されなかった。左翼がそれを許さなかったのだ!俺達は人々が弾圧を恐れて自分らの立場をきちんと表現することを不可能した。彼らは口にするのを躊躇したのだ。左翼の誰かが「それを言ってはいけない」という度に、左翼はそういう文化に寄与してきたのだ。
今こそ嘆くのは止める時だ。EU離脱に泣くのも止める時だ。反対意見を無視したり、ましてや弾圧したりするのは止める時だ。フェイスブックにリポストすることが政治討論だと思うのも止める時だ。体操選手が誰かの宗教を侮辱したとかいって特技の活動を止めさせたりするのも止める時だ。悪いが、一体何時から体操協会は神冒涜を取り締まる機関になったのだ?
今こそ人々は気づくべきだ。ガーディアン紙を読んでもリベラルにはなれない。グリーンピースをリツイートしても二酸化炭素足跡を減らすことにはならないということに。
そして男の股ひらき(電車などで男性が大きく股を開いて座っている行為)が気に障るなら、どっかの安全地帯にでもいっちまえ。そうでないなら俺と討論をして俺のどこが間違っているのか指摘してみろ。トランプはホワイトハウスを勝ち取ったのだ。気分を害しているだけでは駄目なのだ。侮辱を投げかけているだけでは駄目なのだ。
何かをしようと思ったら、きちんと討論することだ。自分とは違う考えの人々を自分の議論で説得してみろ。簡単なことだ。なのに左翼はその技術を失ってしまった。自分に同意しない人間がすべて悪だとか人種差別者だとか男尊女卑思想だとか思うのはやめて、彼らと話をしてみろ、説得してみろ、それをしなければどうなる、それをしなければドナルド・トランプが大統領になるのだ。

ジョナサンは左翼が正しいと思っているので、「話せば解る」という伝統的な考えを表現しているが、左翼がこういう卑怯な手口に出るのも、左翼が正直に話しをすれば一般市民は決して同意しないということが左翼連中にはきちんとわかっているからだと思うね。
ジョナサンのようなバリバリ左翼は自分らは正しいと思っているが、卑怯な左翼リベラルは相手を完全に馬鹿に仕切っている。自分らの聡明な考えなど下々の者になどわかるはずがないと最初から考えているから、相手を説得しようなんて気持ちはさらさらない。
左翼リベラルが権限を持ちえるのは相手を侮辱し弾圧し支配しきることが出来たときだけ。ジョナサンは何度もEngage(エンゲージ)という動詞を使っている。これは適切な日本語が見つからないのだが、この場合はきちんとした討論に参加しろという意味。だが、長年左翼リベラルとネット上などで交流してきて思うことは、左翼リベラルは絶対に議論にエンゲージしない。なんど意見のやりとりをしても、物事の根本を議論しようとせず、相手の言葉の揚げ足取りをしたり、無関係な話題を持ち出してきたりするだけ。そして最後は必ず侮辱で終わる。左翼リベラルのこういう卑怯なやり方は今に始まったことではない。ジョナサンがそれを理解できないのはジョナサンは左翼で左翼リベラルではないからだ。
ここでカカシが数年前に書いた「立派な革新派市民となるための詭弁口座」をおさらいしてみよう。エンゲージの部分を強調しておく。

初心者の革新派同士の君たちは、相手とまともに議論をしても勝ち目がない。そういう君たちに最も効果のあるやり方は、スローガンをしっかり暗記し、それを何度もくりかえすことである。「戦争反対!」「教科書反対!」という具合に。記憶力のいいひとなら、誰かの書いたもっともらしい文章を2〜3節暗記して、意味がわからなくてもそれを繰り返すやり方もある。
この際なるべく相手に理解しがたい「不誠実誘導爆弾発言」といったような言葉使いや言い回しをすると効果がある。君たちがわかっていようといまいと問題ではない。相手を混乱させるのが目的だからである。
ここで大事なのは、決して相手の誘いのって質問に答えたりしないことである。初心者の君たちにはまだスローガンの中身を説明する技術はない。質問を受けたら相手が質問すること自体おかしいというふりをしよう。
「そんなこともわからんのか、あんぽんたん!」「こんなことは常識だ」「必然的にそうなるのだ!」と繰り返し、質問をはねつけよう。
それでもしつこい相手には、「人種差別者!」「男尊女卑主義者!」「ファシスト!」といったような決定的な個人的中傷誹謗でとどめをさそう。相手はこれで大抵黙る。

このシリーズは中級と上級編まであるが、最後に卒業編として「それでも相手を負かしきれなかったら徒党を組んで町で暴動を起す。」を加えておくべきかな?


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