「子供に手を出すな」と言ったゲーマーのアバターがコールオブデューティーから消される、ファンたちは大激怒

先日アメリカで人気のあるコールオブデューティーというゲームの超人気ストリーマー、ファズィ・ニックマークスがトランスフォーブ的発言をしたとしてスキンを削除されるという記事を読んだ。実は私にはストリーマーとかスキンとか意味が解らなかったので調べてみた。

ストリーマーというのはゲームをしながらそれに関する感想をユーチューブで配信する人のことで、ニックマークスはFaZeというチャンネルでフォロワー4百万人という超人気ストリーマーだ。スキンというのは要するにゲーム内に登場するキャラクターのことで、コールオブデューティーの制作会社アクティビジョンは、ニックマークスのあまりの人気に彼独特のオペレータースキンを与えたほどだ。しかしながら、先日ニックマークスが反トランスジェンダーの発言をしたとしてアクティビジョンはニックマークスのスキンを削除してしまった。

ではいったいニックマークスはどんなことを言ったのだろうか?

先日お話したカリフォルニア州グレンデール市で起きた、教育委員会のLGBT教育に反対する父母たちをANTIFAが襲撃して混乱が起きた事件に関して、新生児を迎えたばかりのニックマークスは次のようなやり取りをした。

ブレノン・マーフィー:カリフォルニア州グレンデールの教育委員会の外で、反LGBTのデモ隊がPro-LGBTのデモ隊を攻撃している。教育委員会は6月を「プライド月間」と認定することを決議している。

パケット:僕のアパートから4ブロックで起きた事件だ。アメリカ人は今悲しい場所にいる。人々が愛する人を愛して自部自身の人生を生きられるようにしようよ。

ニックマークス:本来の問題は、小さい子供たちに手を出すなってことだよ。”leave little children alone. That’s the real issue.)

後になってニックマークスはこの発言は新しい父親として、子供の性教育をするのは親であるべきで学校ではないという意味だと説明している。彼は特にLGBTを批判する発言もトランスジェンダーに関することも言っていない。単に子供の教育の決断は親がすべきだという考えを表明しただけだ。今のところニックマークスは自分は何も悪いことは言っていないので謝る気はないと言っている。

このツイートはすでに1,130万回も読まれている。

以前にも私はゲーマーが大企業やメディアから叩かれるという話をしたことがある。(左翼ファシストジャーナリストたちによる言論弾圧の恐ろしさ – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net))ゲーム会社も自分らのゲームが人気が出るのは大歓迎でありニックマークスのようなオタクゲーマーは無料宣伝にもなるわけで大いに重宝しているはずである。フォロワーが4百万もいるようなストリーマーなら、彼一人でこのゲームに引き込んだファン数はどれだけ居ることだろう。にもかかわらず、こんな大人気のストリーマーを、たった一言、しかも特に誰を攻撃しているわけでもない、でキャンセルしてしまうとは何とも非人情な話である。こいつらには義理人情という感情はひとかけらもないのか?

これに関してコールオブデューティーの説明はというと、

最近の出来事により、Modern Warfare IIとWarzoneのストアから「NICKMERCS Operator」バンドルが削除されました。私たちは、従業員や地域社会とともにPRIDEを祝うことに注力しています。

ニックマークスは特にプライドについて何か言っていたわけではないのに、彼の発言がLGBTQ+αへの攻撃だと勝手に解釈して彼のバンドルを全部削除してしまったというわけ。私はゲームのことは何も知らないが、これはニックマークスにとっては経済的にかなりの痛手になるようだ。

このアクティビジョンの理不尽なやり方に多くのファン達が大激怒している。以前にも書いた通り、ゲーマーたちはLGBTなどには全く興味がない。彼等のほとんどは政治には無関心な男性達だ。そして彼等は昨今のゲームの行き過ぎたポリコレにかなりうんざりしていたところに持ってきて、今回のこの騒ぎである。

同じくフォロワー数数百万というストリーマーのドクター・ディスリスペクトは自分の同動画内でゲームをアンインストールしてアクティビジョンが謝るまで戻らないと宣言した。ツイッタでもニックマークスを支持し、同ゲームをボイコットしよういう声が多く上がっている。ニックマークはトゥイッチにも6百万人のフォロワーがいるんだそうだ。これがバドライトやターゲットのような結果を生むかどうかは未だ分からないが、これは観察の価値ありである。


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思春期ブロッカーが子どもに与える不可逆的な恐ろしい弊害

ウォールストリートジャーナルに思春期ブロッカーの危険性に関する記事が載っていたのでご紹介しよう。

拙ブログをお読みの聡明なる読者諸氏はすでにご存じのことと思うが、欧米諸国で「トランスジェンダー」の子供たちの思春期を停止させるために使われているAbbVie社製造のルプロン(Lupron)という薬がある。しかしこの薬は元々性同一性違和を持つ子供の治療として作られたものではなく、米食品医薬品局(FDA)は、前立腺がん、子宮内膜症、ある種の不妊症、遺伝子変異による珍しい小児疾患の治療薬としてこれらの薬を承認しているものだ。

つまり思春期ブロッカーとしての使用は承認された使用目的とは異なるオフレイベイルの使用なのである。もう一つオフレイベル使用として、この薬が連続強姦犯の化学的去勢に使われていることは諸氏もご存じの通りだ。

このように正当な使用法ではない使用による弊害については、きちんとした調査がされておらず、思春期前の幼児たちに投与することは非常に危険だ。無論トランスジェンダー活動家(TRA)達はこの薬品が安全であり弊害はほとんどないと主張しルプロンの効果は可逆的であるとさえ言っている。

実際に薬の作用が可逆的であるかどうかを知ることは非常に難しい。何故ならば、イギリスの調査によると、ルプロンを投与された子供たちの96~98%が後に異性ホルモンの投与に移るからで、思春期ブロッカーを始めたら最後、性転換への道をまっしぐら進むことはほぼ確実だからである。私としては、思春期ブロッカーを受けながら途中でやめて本来の性別で生きることになった子供たちがどうなったのか是非知りたいところだ。

思春期ブロッカー推進者はすでにこの薬は1980年代後半から安全に使用されてきたと虚偽の発言をしているが、Center for Investigative Reportingによる2017年の調査結果によれば、FDAはすでに1万件以上の有害事象報告を受けていたことが明らかになっている。その有害な副反応とは、、

  • 骨が薄くなったりもろくなったりする
  • 歯のエナメル質が老化し、歯が抜けたり割れたりする
  • 変性脊椎ディスク
  • 関節の痛み
  • 過激な気分転換
  • 発作
  • 片頭痛
  • 自殺願望
  • 線維筋痛症
  • 不妊症
  • 認知症

これらの症状の多くは中高年女性が閉経に女性ホルモンの分泌がなくなった女性達が経験する更年期障害に酷似している。

FDAは2016年、AbbVie社に対し、ルプロンを投与された子どもたちが新たに、あるいは激化した精神医学的問題を発症するかもしれないという警告を追加するよう命じた。トランスジェンダーの子どもたちは、不安、うつ病、神経発達障害を持つ可能性が一般集団の少なくとも3倍ある。昨年、FDAは子ども向けに、脳の腫れや視力低下のリスクに関する警告を再度追加した。

こうした弊害がすでに知られているにもかかわらず、推進派は子供たちをまるで実験用モルモットのように扱っている。

思春期ブロッカーをいち早く取り入れたスエーデン、ノルウェー、イギリス、フィンランドといった欧州諸国で子供への思春期ブロッカー投与が禁止され、アメリカでも多々の州でその動きが広まっている。

イギリスの保険省(NHS)によれば、子供ジェンダークリニックでは単なる同性愛者や自閉症など他の精神疾患を持った子供たちを性同一性違和だと診断するよう上からの圧力があり、それに耐え切れずたった3年間で35人もの職員が辞任したという。思春期ブロッカーや異性ホルモンはこうした精神疾患のある子どもたちの症状を良くするどころか悪化させていると辞任した現場の職員たちは証言している。

TRAは子供が性違和の症状を見せ始めたら、社会的にも医療的にもすぐに性転換治療を始めなければいけないと主張する。さもないと子供たちが自殺してしまうと。しかし、この記事には書かれていないのだが、思春期ブロッカーや異性ホルモンを投与される少年・少女たちは別の精神疾患も持っていることが多いため、抗うつ剤などの精神安定剤も服用している。抗うつ剤による自殺願望の副反応は良く知られていることであり、これに加えて思春期ブロッカーなどを摂取したら頭のなかがどうなってしまうのか、考えただけでも恐ろしい。

抗うつ剤と自殺願望については実は私も実体験をしている。私は中学生一年の頃に諸々の事情で鬱状態になり、医者から色々な薬を処方されたが、今思うとその中に抗うつ剤が含まれていた。物を食べずに薬を飲むので何時も胃の調子が悪く日常的に吐き気がしていた。身体はどんどん衰弱し、鬱状態はどんどんひどくなり、三年生にもなるとかなりの自殺願望を持つようになっていた。

ある日、私はいつものように空腹なまま大量の処方薬を飲んだ後、通学の道端でものすごい吐き気に見舞われ、ピューと物凄い勢いで吐いてしまった。ところが胃には飲んだばかりの薬しか入っていなかったので吐き出したのは顆粒状の薬だけ。それが様々な色で二児のようなアークを作り何か異常にきれいだった。それを見た私はおかしくなって大笑いしてしまった。

その日私は家に帰るやいなや残りの薬を全部捨ててしまった。そしてそれっきり薬を飲むのを止めて医者に通うのも止めてしまった。数日後、私を三年間悩ませていた吐き気が消えて食欲が出て来た。きちんと物を食べるようになったら、身体を動かすことがおっくうではなくなり、いつの間にかうつ病も自殺願望も消えてしまった。

抗うつ剤には自殺願望をひきおこす副作用があると知ったのはつい最近のことだ。ものを食べられない少女に、あんな強い薬を処方した医者は完全にヤブである。

何度も言うようだが、私が今の時代に12歳でなくて本当によかった。今だったら抗うつ剤のみならず思春期ブロッカーだの異性ホルモンだのを投与されていたかもしれない。

ルプロンのこのようなオフレイベル使用は今すぐ禁止すべきだ。いったいこれから何人の子供を犠牲にすれば気が済むのだ?

トランスジェンダリズムというのは本当に凶悪なカルトである。

関連エントリー:

子供の性転換治療が性違和を持つ子供の命を救うという嘘 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) 2023年4月5日

子供のトランス、思春期を越せば80%が普通に育つというのは神話なのか? – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) 2023年3月18日

子供の性転換治療禁止への方向転換は右翼も左翼もないという話 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) -2022年10月24日

信じられない、子供の性転換増える! – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) 2012年2月22日


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プライド月間、全国各地の学校区でおきる父母たちによる抗議デモ

数日前(6月3日)、ハリウッドの学校区でLGBT教育に抗議する父母たちがデモをし、ANTIFA連中が集まって大騒ぎになった話ロサンゼルス、小学校のLGBTQ+教育に抗議する親たち – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)だが、今度は同じロサンゼルス郡のグレンデールの教育委員会会議場の前で数百人という父母たちが集まり、またもやANTIFA暴徒が現れ、警察も出動して何人も逮捕されるという大騒ぎが昨晩起きた。またメリーランド州のモンゴメリー地区でもLGBTに関する授業への強制参加に反対する父母たちがやはり数百人集まってデモ無論ANTIF暴徒が暴力を振るうという何時もの構図。

これらのデモで共通している点は、デモの主催者は一般の父母たちであること、父母の多くが移民一世で宗教心の強い地域であることだ。ハリウッドの場合はメキシコ系のカトリック教徒たち、グレンデールの場合はアルメニア系オーソドックスキリスト教、モンゴメリーの場合はイスラム教である。興味深いのはこれらのデモが非常にリベラルなマリーランド州やカリフォルニア州でおきたということ。モンゴメリーは2020年に全国で初めてLGBT法を通した市でもある。

アメリカの公立学校では宗教と政治の分離とかで聖書の持ち込みを禁じているところも多いなか、LGBTQ+α教育を強制的に行うというのはそれころ違憲なはずだ。アメリカの憲法補正案第一条は言論の自由と共に宗教の自由も保障している。それは政府が国教を作って国民に強制してはならないという内容だ。にもかかわらずバイデン政権はLGBT宗教を設立しそれを学校や企業を通じて国民にごり押ししているのである。

プライド月間ということで、全国あちこちで家族向けという名目でプライドバレードだのドラアグショーだのといったイベントが開かれているが、その内容はおよそファミリーフレンドリーなどというものではない。幼児の前で裸同然の男たちがサドマゾ演技をしてみたり、同性愛行為を描写した歌を歌うなどやりたい放題である。

しかし私には希望が見えて来た。バドライトのボイコットが大成功だったこと、ターゲットはじめ多くの小売店がプライド商品を隠し始めたこと、アメリカ海軍や大リーグやその他の企業がプライド月間中にと虹色に変えたロゴを一日で元に戻してしまったこと、こういう時には積極的になるはずのグーグルですらプライド関係のロゴに変えていないこと(もともとグーグルロゴは虹色ではあるが)などから、多くの企業が人々の怒りに触れてバドライトやターゲットの二の舞を踏むまいと戦々恐々としているのだ。

これまでにも、WiSpaの件で抗議に数十人の人が集まるとか、イギリスの女性運動かポージー・パーカーが集会を開くとかということが小規模で行われては来たものの、今年に入ってからの反LGBTQ+α運動の勢いは、これまで見たことがない。

昨日マット・ウォルシのポッドキャストで、ペンシルベニア大学で悪名高い女性自認男リア・トーマスのチームメイトだったという女性が名乗り出てインタビューを受けていた。彼女は在学中、男子が女子チームに入るのなんておかしいと思いながらも、そう思っているのは自分ひとりなのではないか、そう思うこと自体自分がおかしいのではないかと、自分の観念を疑わせるような洗脳が行われたと証言んしていた。

ウォルシは、TRA側は我々を孤立させ、常識的判断を疑わせようとすると語っていた。まさにガスライティングである。

だから大事なのは多くに人々が自分は一人ではないと感じることだ。あちこちの州で行き過ぎたLGBT教育を禁止する法律が通ったり、男子の女子競技参加が禁止されたり、こうやって父母たちが団結して教育委員会に抗議する様子などを見ることは非常によいことだ。

私は一人ではない。おかしいのは私ではなく敵のほうなのだ。


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マット・ウォルシの「女性とは何ぞや」映画の大成功に嫉妬する反TRAの馬鹿フェミたち

マット・ウォルシのWhat is a woman?(女性とは何ぞや)の公開一周年記念に行われたツイッターでの無料公開は大成功である。現在再生回数は1億回に及ぶという。公開当日は色々問題があったが、今はイーロン・マスクも公式に推薦するなどして非常に多くの人の目に触れることとなった。しかしこの映画の成功を心から喜べない人たちが居る。それはトランスジェンダー活動家らではなく反TRAの馬鹿フェミ達である。

私がフェミニスト全般をささずにわざわざ「馬鹿」という形容詞を付けているのは、実際にこれは話の分かるフェミニストではなく反TRAに関する活動内部での権力争いにしか興味のない馬鹿な女たちのことを指すからだ。

昨今のトランスジェンダリズムの攻撃の最初の被害者が過激派フェミニスト達であったことは確かである。もうすでに1970年代に女性解放運動の一貫として主催された女性だけのイベントに女性を自認する男性たちが入り込もうとすることは時々起きていたが女子自認男性の数はそれほど多くなく、彼等がフェミニストにとって危険な存在であると気づいていたフェミニスト達はさほど多くなかった。後に左翼フェミニスト達は被差別者という立場として同じように差別を受けている思われた同性愛者たちとも連帯感を持っていた。しかしトランスジェンダーと言われる人たちの数が増え権力を持ち始めた頃から「女装男は女ではない」と言って来た古いタイプの過激派フェミニストとトランスジェンダーとそのアライとされる女性たちとの力関係に歪みが生まれた。それは14~5年前のことである。

TRAの危険性に最初に気が付いたのが左翼の過激派フェミニストだったことから、彼女たちの訴えはほとんど一般社会から無視されてしまった。今まで社会に対してありもしない差別について煩く騒ぎ、男性一般を悪者扱いし何もかも父系社会が悪いと言い続けた女性達が、いくらトランスジェンダリズムによって実際に女性が犠牲になっているという話をしても、オオカミが来たと騒ぎ過ぎた牛飼い少年のようになかなか信じてもらえなかったのである。

だから彼女たちは、自分らが15年も前から訴えたきたことに誰も耳を傾けなかったのに、右翼保守の白人男が一年くらい前から言い出した途端に注目を浴び、あたかも自分こそがこの活動の第一人者みたいな顔をするのは図々しいと思っているのだろう。そしてTRAについて発言した女性達が仕事を首になったり酷い脅迫を受けたり時には暴力まで振るわれた事実があるのに、マットはそんな危険をまるで冒さずに英雄気取りに女性達の今までの運動を横取りしたと思っているのだろう。

しかしそれは全く事実ではない。馬鹿フェミたちはここ10年以上にわたる彼の活動について何も知らないだけでなく、マットに寄せられた数々の脅迫についても何も知らないのだ。しかしそれも解らなくはない。何故ならマットは男なので、自分に向けられた攻撃を表だって愚痴るような女々しいことはしてこなかったからだ(たった一つの脅迫状で大騒ぎしてる仲岡しゅん氏とは大違い)しかし現実にはマットの携帯の情報が抜かれツイッターをはじめ数々のSRSのアカウントが乗っ取られ、自宅の住所が晒され妻と6人の子どもたちの命が脅かされ、今や24時間にわたる警備が必要となったほどの被害をうけているのだ。だから彼が危険を冒していないなどといい加減なことを言うのはやめてもらいたい!

私は以前から、この問題がフェミニストとトランスジェンダーだけの問題だと思われているうちは誰も動かないと言って来た。多くの人がトランスジェンダーなんて一部の風変りな人たちが自分とは無関係なところで好きなように生きているひとたちだと思っているうちは、過激派フェミニストが何と言おうと、「ああまた煩いおばさん達が何か言ってる」で片付けられてしまうからだ。

ではどうしたらいいのか。それは昨今のマットの成功を見ればわかる。彼は単にトランスジェンダリズムに関して苦情をいうだけでなく、子供相手に性転換手術をやっている医師らの告発を始めた。各地の教育委員会の会合に出席にして意見を述べた。親たちと連帯して会合を開いたりして地道に草の根運動を進めて行った。一度などマットはたった2分間バージニア州の教育委員会で発言するために、一時的に住所をバージニアに移したことまであったのだ(三日間だけ部屋を借りて)。

実は私は忘れていたのだが、私がはじめてマット・ウォルシのことを知ったのは、彼がデイリー・ワイヤーのホストの一人となるずっと以前の2015年のことだった。私はもう2013年から子供の性転換手術は児童虐待だと言い続けているが、過去ログを検索していたら2015年のエントリーを見つけた。5歳の幼女をトランスとして育てるのは幼児虐待だ! – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) (カカシ注:ここで取り上げられたFtMのアップデートは去年、なんとフォックスニュースが特集した。フォックスニュース、トランスの子どもを持つ家族を紹介、プロパガンダだと怒るマット・ウォルシ – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)

そのなかで私はマット・ウォルシのブログエントリーを見つけ、それを紹介している。残念ながらマットのブログはもうリンクが切れてしまっているのだが、その当時私はこんなことを書いている。

ああ、ようやく一人私と同じことを書いてるマット・ウォルシという男性のブログを発見した。マット曰く、この年頃の子供は親の言うことはほとんど本当だと信じ込む。だから親に言われれば、太っちょの白ひげの赤い服を着た爺さんが暖炉の煙突から毎年一回贈り物を届けにくるなんて話しも簡単に信じる。(2015年8月25日)

日本の理解増進法にしても、それが単に女性トイレや女湯だけの問題だと思われているだけでは一般男性達の理解を得ることはできない。特に騒いでいるのは過激派フェミニストだけだと思われているうちは、今まで散々オタクだの父系長制度だの極右翼だのと言われて悪者扱いされてきた男性の理解などえられるはずがない。

マット・ウォルシの声が多くの人びとの耳に届いているのは、彼が右翼の白人男性だからではなく、彼がこの問題は一部のフェミニストだけの問題ではなく男も女もそして子供も社会全体が一緒になって戦わねばならない問題だと訴えることに成功したからなのだ。馬鹿フェミたちが右翼保守男性と共闘することは出来ないというならそれは勝手だ。だがだからといって反TRAで成功しつつある運動の足をひっぱるのだけはやめてもらいたい。


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なぜ企業は客を無視してポリコレに従うのか、元アナハイザーブッシュの幹部が語る

先日消費者を無視するESGファシズム、企業がターゲットボイコットから学ぶべきこと – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)でもお話したが大企業の多くが国連の人権委員会Human Rights Commission HRC)が定めたESG指標に従ってポリコレ方針を打ち出しているというお話をしたが、今日はもうすこしそれについて掘り下げてお話をしたい。

先日フォックスニュースのジェシー・ウォーターズ・プライムという番組にもとアナハイザーブッシュの重役だったアンソン・フレリックス氏がゲスト出演し、どのようにしてアナハイザーブッシュのような大企業が顧客を無視するようなポリコレ方針を取るのかについて説明した。

前回も話したブラックロック社、バンガード社、そしてステート・ストリート社は合計で約20兆ドルの資本を管理している。そしてこのお金はアメリカ人の投資信託や州の年金基金の投資である。

この三つの投資会社がほとんどのアメリカ人の年金基金をどこに投資するかを決断する権限があるわけだが、彼等は地元政治家とも深い関係にあり、地元政治家の意向によってどこの会社に投資するかを決める。たとえば、カリフォルニア州知事は化石燃料や石油やガスへの投資ではなく、環境に良いとされる企業への投資を促したりする。ニューヨーク州のビル・でブラジオ市長も同じような圧力をかけた。

それにこの三社は政治家に言われるまでもなく、企業に投資するにあたりESG指標といって多様性や公平性や包括性への姿勢を重要視する。だから企業の方もなるべくこのESG指標で高得点を取るために積極的にポリコレに迎合するのである。

フレリックス氏は、セントルイスのビールメーカーを辞めたのは、政治に関与する際に世論に逆らうという点で、アメリカの企業の多くが行動していたことが理由のひとつであると語った。

コカ・コーラ社やデルタ航空の本拠地であるアトランタでは、ジョージア州議会が選挙管理法を可決したことで激怒したという。

当時、アトランタに住んでいたフレリックス氏は、これらの企業の立法過程への対応を目の当たりにし、また、メジャーリーグがオールスターゲームをより進歩的なコロラド州に移すという罰を与えたことも紹介しました。

「ジョージア州の市民は、選挙管理に関する法律を制定するために、代表者に投票したのです。投票するにはIDが必要で、そのIDがあれば投票できる–これはかなり論理的な法律だと思いました。私は、ジョージア州にそれがないことにちょっと驚きました」と、彼は言いました。

しかし、私が驚いたのは、事後になってブラックロックが現れ、「我々はこの法律に反対だ」と言ったことです。そして、コカ・コーラやデルタ航空、さらにはメジャーリーグでさえも、この件でオールスターゲームを中止したのです。

ジョージア州の法律に反対したブラックロックが企業の資金力を使ってジョージア州内政に関与したというわけだ。

そして今ESG指標が一番力を入れているのがLGBTQ+α政策である。何故バドライトのような庶民的男性たちのビールを売ってる会社がディラン・モルベイニーのような自称トランスジェンダーのスポンサーになったりするのか、これで謎が解けたというものだ。

消費者が企業に求める姿勢とESG方針が同じか、せめて中立なものであれば問題はないが、今回のバドライトやターゲットのように真逆であった場合、企業は消費者を選ぶのかESGを選ぶのか、その板挟みになってしまう。それでもこれまでは消費者は特に企業のポリコレ方針にさほど興味を持っていなかった。企業がLGBTやBLMに寄付をしたからといって一般市民の生活に何か影響があるというわけではない。客たちは企業のポリコレ方針に多少の苛立ちを感じていたとはいえボイコットをするひど腹を立てていたわけでもない。

では今回は何が違うのか?

これはバドライトへの抗議というより、色々なことの積み重ねの結果だと思う。

昨今のディズニーの映画でこれでもかと出てくるLGBTキャラクター。オンラインゲームでは美人キャラがどんどんブスになり、そのうえファンが慣れ親しんできたキャラクターが突然筋に無関係なカムアウトをしたり、テレビやネットのコマーシャルでは白人美男美女やお父さんお母さん子供という家族が消え、ブスでデブの黒人レズカップルや男か女かわからないともかく醜いトランスジェンダーモデルが出てくる。トランスジェンダー可視化の日だ、トランスジェンダー追悼の日だ、ノンバイナリーだと、もう右を向いても左を向いてもLGBT、LGBT!いい加減にしろ!と人々はうんざりしていた。

そしてさらに、学校教育の場でもLGBTの押し付け教育がされていることがどんどん暴露され、家族向けといわれるドラアグクィーンショーだの、子供の性転換手術だのということが人々の知ることとなった。そして現れたのが「女の子○○日目」のディラン・モルベイニーである。

彼はティックトックで子供たちには大人気になったが、彼の存在で人々のLGBTQ+αへの我慢はほぼ限界に達していた。

そんな時にバドライトがディラン・モルベイニーを宣伝に使ったことで、人々の怒りは爆発したのだ。

パーフェクトストームだった。

バドライトへのボイコットは終わりそうにない。多くの批評家がもうバドライトのブランドは完全に破壊されてしまったのではないかという。ターゲットもこの痛手から立ち直れるかどうかわからない。昨日も書いたように、多くの企業はプライド関係の目立った活動には消極的になっている。

アメリカ企業がESGを諦める日が来たとは思えないが、この行き過ぎなLGBTQ+α運動は間違いなく潮目が変わっている。


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ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下げされる

アップデート:6/3/23現在 ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下される

6月のプライド月間に備えて売り場にプライドコーナーを作って大々的に宣伝を始めたターゲットだが、消費者からの批判を買ってボイコットの憂き目を見ている。そのボイコットの効果が6月になって顕著になっている。Target’s stock, on longest losing streak in 23 years, downgraded at JPMorgan – MarketWatch

この23年間で最も長い連敗を続けているターゲット・コーポレーションの株価は、JPモルガンによって木曜日にオーバーウェイトからニュートラルに格下げされましたが、これは、この巨大小売企業に関連して「あまりにも多くの懸念が高まっている」ことを理由にしています。

ダウ・ジョーンズのデータによると、株価は2.2%下落し、9日連続で下落し、2000年2月24日に終了した11日間以来、最も長い連敗を記録したとのことです。また、水曜日は2020年8月11日以来の安値となりました。

ターゲットTGT, +1.57%株は木曜日のプレマーケット取引で1.7%下落しました。S&P500のSPX, +1.45%の上昇率8.9%に対し、2023年の株価は12.2%下落しています。

JPモルガンのアナリスト、クリストファー・ホーバースは、「我々は、消費者が広く弱体化している一方で、財布のシェアの財((ターゲットの)売上の51%)からのシフトが進行していると考え続けている」と記しています。また、食料品のディスインフレも加速し続けている、とHorversは述べています。

「ターゲットをボイコットしよう」というパロディーソングがiTuneでテイラー・スイフトを追い抜いて一位になるなど、このボイコットはプライド月間にはいってさらに勢いをましている。

カカシは昨日散歩がてらに近所のショッピングモールに行って来た。モールの南端にターゲットがあるので、どんな感じだろうと思って入ってみた。ターゲットの正面玄関は外側にあるが、私はすでにモール内にいたのでモール側から入った。

プライドコーナーは正面玄関からはいって真正面のところにあると聞いていたので正面玄関の方を見たがそんなディスプレイはなかった。それできょろきょろしていたらモール側入り口のすぐ傍にあった。プライドのサインは店内の方を向いていたので入ってすぐに気づかなかったのだ。規模は思ったより小さく大人のマネキンが三体ほどあり、太目の女体が虹色をチェックにデザインしたドレスを着ている以外特にプライドを示すようなものはなかった。ただマネキンの後ろ側に若干虹色ポスターがある程度で、売られている服もプライドメッセージの入ったTシャツが一ラック程度。子供用のものは一切なかった。正直プライド月間だと意識して探していないと見落とすくらい地味なものだった。

この写真はウィスコンシン州にあるターゲットの写真だが、これは批判が出る前のディスプレイと思われ、正面玄関をはいると真正面の中央に置かれていた。私が行ったロサンゼルス近郊の店のプライドコーナーはこんな派手なものではなかった。

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ボイコットなどの激しい批判を受けてターゲットは保守的な地域でのディスプレイを一部変更したという話は聞いていたが、ロサンゼルスは凡そ保守的とはいえないので、そういう地域でも規模を縮小し隅に追いやったというのは興味深い状況だ。

アップデート:5/26/23現在 ターゲット、ボイコット呼びかけ一週間で市場価格が90億ドルも低下

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アップデート:5/25/23現在 ターゲットはここ一週間でその市場価格が90億ドル低下するという非常事態に陥っている。

Target loses $9B in week since boycott calls over ‘PRIDE’ collection (nypoひじょう

ミネアポリスに本社を置くターゲットが、LGBTQに配慮した子供服「PRIDE」コレクションを展開したことで、怒ったソーシャルメディアユーザーがボイコットを呼びかけて以来、ターゲットは90億ドルの市場価値を失っている。

論争が勃発する1週間前の水曜日、ターゲットの株価は1株160.96ドルで、大型量販店の時価総額は743億ドルであった。

しかし、木曜日の取引開始時点では、同社株は1%減の141.76ドルで取引されており、1週間にわたる暴落の結果、「チープシック」なディスカウントストアの価値は653億ドルに縮小している。

これは12%の下落で、同社の時価総額からなんと90億ドルも削られたことになる。

ターゲットは火曜日、プライド月間に先駆けて全国のLGBTQ+の商品について、一部の商品を店舗から撤去し、その他の変更を行うと発表しました。これは、従業員と対立し、陳列をひっくり返した一部の顧客からの激しい反発を受けたためである。

5/24/23 現在:ターゲット消費者からの激しいバックラッシュにプライド商品の一部を取り下げる

昨日アメリカ最大の小売店チェーンターゲットにおいて、プライド月間を控え子供向けのトランスジェンダー水着などの商品への激しい苦情が殺到し、一部の地域のプライド売り場が縮小され場所の目立たない奥の方に移動されたという話をしたばかりだが、今日になってターゲットのプライドセールは全国やオンライン上でも大幅に縮小されることが分かった。

Target Removes Pride Items After Conservative Firestorm—Sparking Criticism From LGBTQ Groups (msn.com)

フォーブスの記事によると、ターゲットでは子供用のトランスジェンダー商品が売られているという「偽情報」がネットで拡散され、大量の脅迫状がターゲットに送り付けられ,店先でも怒った客によって店員の安全が脅かされているため、店員らの安全を確保するために一部商品の販売を取りやめプライド売り場の規模も縮小することになったというもの。

この記事によるとターゲットは子供向けの水着は売っておらず、タック用ポケットのついた水着は大人ものだという。しかし実際にターゲットに買い物に行った客が、男児用の水着に男性器を隠すポケット付きのものがあったという動画があげている。それに水着ではないが虹色の乳児や幼児ようの服はたくさん売られていた。またターゲットはイギリスのAbprallenという服ブランドの商品も商品リストから取り除いた。このブランドはサタンをテーマにしたデザインで「サタンは代名詞を尊重する」というTシャツなどが売り物だった。

私は店が大量の脅迫状を受け取っただの、店員が客たちに脅かされているというのも私は信じない。そんな事実があるのなら、ネットに一つくらい上がってくるはずだが、そんなものは出回っていない。メールや電話の苦情くらいは多少あったかもしれないが、それにしてもターゲットのような超リベラル企業が多少の苦情に屈したとはとても思えない。

記事によれば、保守派ポッドキャスターのベン・シャピーロなどが自分の番組中にターゲットや他のブランドの行き過ぎたプライド押しを批判し、シャピーロを含む多々の保守派ポッドキャスターたちがターゲットのボイコットを呼びかけたことが原因の一つだという。

いやいや、プライド月間は今年初めて始まったわけではない。ターゲットにしろアディダスにしろリーバイスにしろ、最近とみに虹色に迎合する嫌いがある。保守派たちは、もう何年も前からこれらの企業を批判してきた。数年前にターゲットが試着室を男女共用にした時ですら人々はボイコットなどしなかった。では今年は何が違うのだ?

私はこれは一般市民がLGBT活動の(特にトランスジェンダリズムの)行き過ぎに気付き始めたからだと思う。そしてアメリカ全国各地の学校で起きている子供洗脳教育、子供向けエログロドラアグクィーンショー、子供対象の危険なトランスジェンダー医療措置、こうしたことに今まで自分には全く無関係だと思っていた人々が、これは他人事ではないと気づき始めたのだ。

それからこれまでLGBT関係のことで何か批判的なことを言うとキャンセルされると恐れていた人々も、アメリカ各地の州で行き過ぎなLGBT活動を禁止する法令が通るにつれ、自分は間違っていない、声を出して抗議してもいいのだという勇気がでてきたのではないだろうか?

そして起きたのがバドライトのボイコット成功例。

いまこそ沈黙してきた大多数の人びとが声を上げる時がきたのである。


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「何故私はもう他人の好む代名詞を使わないのか」メーガン・ケリーの宣言に考える

6月一杯はLGBTQ+αプライド月間なんだそうだ。もう年がら年中LGBTQ+αの話ばかり聞かされているから今更何がプライド月間だよ、いい加減にしろよ、と言いたくなる。そんな折、元フォックスニュースの人気アンカーで今は独立してニュース番組を持っているメーガン・ケリーの動画を観た。それはメーガンが何故他人の好む代名詞を使わないことに至ったのか、その経過を説明するものだった。

メーガンは最初多くの女性がそうであるように、トランスジェンダーというのは性違和のある気の毒な人だと思っていた。それで彼等が好む代名詞を使ってあげることに何の弊害があるのだろうと思った。トランスジェンダー女性が女子トイレで隣の個室を使ったからといって何の弊害があるのだろうと思った。メーガンは自分の番組にトランスジェンダー当事者を招いて話を聞いたりした。自分はより理解ある味方でありたかったから。

しかしそれが変だと思い始めたのは思春期の女の子の間でトランスを自認する子が急激に増えたことをアビゲル・シュライヤーの本で知ったことがきっかけだった。そして女子を自認する男子が高校の女子陸上競技で圧勝するのをみたり、明らかに女子よりひと首も背の高いリア・トーマスが大学女子水泳大会で次々と記録を出し、女子更衣室で男性器をさらけ出したのに女子学生たちは苦情をいうことも許されなかったこと、後にトーマスと同点を取ったライリー・ゲインズが大学の講演ツアー中に群衆に襲われ教室に閉じ込められたりしたのを見た。女子を名乗る男性犯罪者が女子刑務所におくられ女子受刑者を強姦した話や、高校の女子トイレで女装男子が同級生を強姦した話を聞いた。メーガンの娘の通う学校では過激なLGBT教育が施されているのを知った。

それでメーガンは気づいたのだ。人が好む代名詞を使うのは麻薬への入り口なのだと。それはトランスジェンダーという概念を認めるということなのだと。

だからメーガンは今後一切、他人の好む代名詞は使わないことに決めたのだという。

メーガンのような大物ジャーナリストがそうはっきりと言ってくれたことは嬉しく思う。しかし私は何故そんな単純なことに気付くのにそんなに長くかかったんだと聞きたい。

私はトランスジェンダーの問題が表に出始めた2008年くらいからこの思想は非常に危険であると気が付いていた。そして相手が押し付ける言葉使いを受け入れるということは相手の概念を受け入れるということだとも気付いていた。

昔からアメリカの保守派に苛立つことは、やたらと左翼リベラルの言葉使いに迎合してしまうことだった。穏健派が言葉使いくらい別にいいではないか、と言っているうちに今のような状況になってしまったのだ。トランスジェンダーだ、シスだ、ノンバイナリだ、と敵が次々に作り出す言葉を何故我々が使う義理があるのだ?私は断固拒絶する。

以前に私はこんな会話を誰かと交わしたことがある。

カカシ:私をシス女性とか呼ばないでほしい。

相手:でもあなたは女性を自認しているのでしょう?

カカシ:私はそんなことは自認していません。

相手:でもあなたは生まれた時に割り当てられた性別と自認が一致してるのでしょ?

カカシ:私の性別は生まれた時に割り当てられたのではなく、生まれた時に外性器によって医者に確認されたものであり。私自身も自分の身体は女性体であると認識しているだけだ。

私が自分を女性と自認しているなどと認めた瞬間に私は彼等の性自認という概念を受け入れたことになってしまう。言葉は非常に大事なのだ。だから私は男を彼女とは呼ばないし女を彼ともよばない。

しかしまあ英語でいうところの、遅くても全くやらないよりはまし。Better late than neverである。

メーガン・ケリー、ようこそ真実の側へ。


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マット・ウォルシの「女とは何ぞや?」ドキュメンタリー一周年記念日ツイッター無料公開が検閲対象になり大混乱

ちょうど一年前、デイリーワイヤー制作のマット・ウォルシ主演ドキュメンタリー映画「What is a woman?(女とは何ぞや公開された。その時の話は拙ブログでもした通り。(マット・ウォルシの「女性とはなんぞや」ドキュメンタリー、プレミアライブ配信が左翼のサイバー攻撃で大混乱 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)昨日6月1日、デイリーワイヤーはツイッターでこの一周年を記念して24時間だけこの映画を無料で配信すると発表した。デイリーワイヤーの共同取締役のジェラミー・ボアリングによれば、これはツイッター社との協賛でツイッターでも特別公開サイトを作って宣伝もしてくれるという契約だったそうだ。ところが公開当日になってツイッター社は突然この契約を破棄、しかもデイリーワイヤーのツイッターで配信した場合は検閲をかけタイムラインに登ることもリツイートすることも阻止すると警告されたそうだ。なぜかというと、映画内で二回、トランスジェンダーをミスジェンダリングするシーンがあったからだという。

昨晩カリフォルニア時間の5時から映画配信が始まるということで、ツイッター上で4時半からデイリーワイヤーのスペースが始まり、その中でジェラミーが配信が始まったらすぐにリツイートして欲しいと呼びかけた。それで私はスペースが終り映画配信が始まった瞬間にリツイートをした。しかしその直後、ウォルシのツイートでリツートもいいね機能も不能になっていると書かれていた。この間たったの30秒である。明らかにツイッター側がデイリーワイヤーを監視していて、配信が始まった途端に操作したのである。

イーロン・マスクがツイッターを買い取った時、マスク自身がバビロンビーというパロディーアカウントがミスジェンダーをしたという理由で凍結されたことに腹を立てたからだと言われている。マスクはツイッター上の言論の自由を約束していた。それで今回の検閲はそのマスクの方針に逆らうものではないのかとデイリーワイヤーはツイッターでマスクに呼び掛けた。問題なのはマスクはすでに取締役の座を降りて別の女性がCEOになっている。マスク自身はテスラ経営に忙しく今は中国に出張中である。

マスクはすでにツイッターの経営には携わっていない。それでデイリーワイヤ―との契約についてもおおまかなことしか聞いていなかったことだろう。それで自分のツイッターをみたらこんな呼びかけがあったので一体何が起きたのかかなり混乱した印象だ。それで「いや、これは何かの間違いだ」というツイートはしたが、じゃあどうなるのかという質問にはなかなか答えなかった。そりゃそうだろう。マスクはテスラという本業の仕事で大事な会議中。他人に任せたツイッターについて色々質問されたからといってすぐに答えられるはずはない。

結局裏で色々あったようで、突然ツイッターのTrust and Safety(信頼と安全)チームの責任者が辞任したというニュースが入り、今朝になってマスク自身が映画を宣伝するツイートをし、RTやいいね規制は解除され、この混乱劇は幕を閉じた。

今回は言論の自由が一本取って勝利したが、今後もこういうことは起きるだろう。なぜならツイッター社のなかにもWOKE(お目覚め主義)の社員はいくらもいるだろうし、左翼の作戦として敵陣に紛れ込んで中から乗っ取るのはいつものことだからだ。そしてツイッター社としても難しい立場に立たされている。何故ならツイッター社はマスクがCEOになった途端にスポンサーの50%を失った。普通に考えて、ツイッターをより多くの人が使ってくれたほうがスポンサーの企業にとっても良いはずなのだが、そこはESGに牛耳られているためなかなかそうもいかない。

ツイッター社も慈善事業ではない。保守派の言論を許すことでどんどんスポンサーが減ってしまったら元も子もない。スポンサーを取り戻すために言論の自由を規制するのか、それとも言論の自由を尊ぶスポンサーを新しく獲得するのか、ツイッター社としてもつらいところである。


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保守派消費者にも力がある。バドライトのボイコットとターゲット批判の成功に発狂する左翼リベラル

先日からお話しているように、アメリカではバドライトのボイコットと、ターゲットへのバックラッシュが続いており両者の株価は下がる一方である。プライド月間を目の前に虹色キャンペーンを計画していた企業はみな明日は我が身と戦々恐々としている。

Well…GOOD!

我々保守派及び一般市民は、もう何年も左翼リベラルによる企業を通したポリコレ押し付けを我慢してきた。ここ数年右も左も虹色一色に染まり、ことあるごとにけばけばしい化粧姿の女装男が裸同然の姿で子供たちの前で腰を振り、愛用していた店や洋服ブランドやビールまでもがトランスジェンダリズムの虹色に冒されていくのを指をくわえて見ているしかなかった。なぜなら少しでも苦情を述べようものならすぐにトランスフォーブだ差別者だターフだと言って叩かれ、地位や名声も一瞬にして奪われるという憂き目にあってきたからである。

そうやって我々が耐えているのをいいことに、左翼リベラルの活動はどんどん過激になった。数年前までは一年に数日ゲイプライドマーチがあった程度だったのに、いつの間にかそれが6月一杯続くようになり、小中学校で同性愛セックスの指南を始めたり、子供向けにペドフィリア登録者のドラアグクィーンのショーを開催したり、危険なホルモン治療を子供に施したり、親に内緒で子供を社会的に性転換されるなど、もう見て見ぬふりをしていられる時期はとっくに過ぎてしまったのである。

それでも普通の客は、ターゲットの一角に虹色コーナーがある程度のことなら、忌々しいとは思っても、いつものことだと無視していたに違いない。しかし左翼はいつもやり過ぎるのだ。

バドライトに関してはディラン・モルベイニーという目障りな女装キャラが一年以上にわたってメディアでもてはやされてきたことを女性達は文句を言いながらも、彼が宣伝しているタンポンやスポーツブラに対するボイコットはお粗末なもので、あまり効き目がなかった。それが一気に効き目を及ぼしたのはバドライトが男らし男たちの飲み物だったことだ。こう言っちゃなんだが、男が腰を上げると何もかも一気に変わる。

バドライトのことがあったばかりなので、企業も気を付けるかと思いきや、ターゲットやノースフェイスはトランスジェンダリズムにフルギアで挑んだ。だからターゲットが批判の標的(ターゲット)にされたとしても自業自得である。

さて、これまでTRAの横暴に一般消費者は注意を払って来なかった。しかし彼等が突然目を覚ましたかのようにターゲットを批判し始めたというのも、そのマーケティングが子どもたちに向けてされていることが一番の理由だろう。

これについてワシントンポストのモニカ・へセ(Monica Hesse)は、ターゲットへの批判はお門違いだという記事を書いている

今回ターゲットが炎上しているきっかけとなったのは、ターゲットで買い物をしていた若い母親が子供向けの水着に男性器を隠すような所謂タック用ポケットがあるとソーシャルメディアで動画を挙げたことがきっかけだ。しかし後になって、ターゲットはタック付きの水着は子供用ではなく大人向けだけだったと主張し、実際子供向けにそんな水着があったのかどうかは不明である。

[数日前、私はTargetのウェブサイトにログインし、現在右翼の憤慨と店舗の大規模なボイコットを引き起こしている2つの商品をこの目で確かめた。その結果、その商品(「幼児用」のタック入り水着)が実在しないことがわかった。少なくとも、マット・ウォルシュのような怒れるネット上のインフルエンサーが主張するようなものではなかった。

AP通信に引用されたターゲットの広報担当者によると、水着自体は本物で、カラーブロックのワンピースや黒のハイウエストボトムにスポーツブラのトップスを合わせたものだったそうだ。(略)

憂慮する人たちが言うように、水着は「猥褻」でも「性的」でも「グルーミング」でもなく、極めて控えめなものだった。水着は、水着であるだけで「猥褻」でも「性的」でもない。水中で泳ぐための実用品だ。露出度が高いという点では、安心されたし、オリンピックの男子ダイビングチームには、このターゲットのスーツで見るよりも露骨な膨らみがある。ウェブサイト上でこれを着たフレッシュな顔のモデルたちは、まるでプールパーティにポテトサラダを運ぶ準備をしているように見えた。]

ただその乳児や幼児用の虹色水着にはLGBT奨励メッセージが書かれているということはモニカ記者は無視している。乳児服に「プライド」なんて書く必要がどこにある?しかもプライド売り場には悪魔崇拝主義者のデザイナーによる商品も売られているということに関しては何も言うことがないのかな?

しかし記事のこの部分は実は記者自身は気づいていないが非常に良い点をついている。記事では今企業経営者はこの一連のバックラッシュにどのように対応すべきなのかという点について、ターゲットもアナハイザーブッシュもすでに「子供の性的描写」を避けているとし、ターゲットで売られている水着や服は之と言って性的でもなんでもなく、子供を洗脳するようなものでもない、バドライトに至ってはビールは大人向けであり子供は関係ないと言う。(強調はカカシ)

「もしあなたが企業経営者なら、自社の利益を守るために反発を避けるためには、トランスジェンダーをまったく認めないという選択肢しかなかったということに気がつくかもしれない。

彼らがビーチに行きたいと思っていて、そのために適切な服装が必要であることを認めないようにする必要があっただろうし、彼らがビールを飲むことを認めないようにする必要があっただろう。簡単に言えば、彼らが存在することを認めないようにする必要があったのだ。(実際、多くの怒りを買ったターゲットのTシャツには、「Trans people will always exist」とだけ書かれていた)。」

もし記者が言うように、大企業が、子供向けであるとなかろうと、トランスジェンダリズムに関する広告をすること自体が商売にとっては非常に有害であるという教訓を得たというならそれは非常にすばらしいことだ。モニカは驚くかもしれないが、もしもトランスジェンダリズムの押し付けを拒否するということが「トランスジェンダーを全く認めない」という解釈になるというなら、私個人としては全くそれでいいと思う。私はハナからトランスジェンダーなんてものは存在していないと考えているから。

説明するまでもないが、ここでいうトランスジェンダーとは異性の振りをしているだけの政治活動家たちのことであって、実際性違和があって異性装をしているGID当事者のことを指すのではない。

モニカ記者はボイコットをしている人々は建前上は子供を守るためだとかきれいごとを言っているが実際は自分が理解できないトランスジェンダーというものを見たくないだけなんだろうという。そう、その通り。日用品や服を買う場所で、これでもかというほどトランスジェンダーに関する情報など見たくない。まだ心の準備も出来ていない子供に向かって大人ですら訳の分からない人たちの存在についていちいち説明などしたくない。

トランスジェンダー用の水着でも洋服でも需要があるというなら、それ専門の店なりネットビジネスなり始めればいい。いや、すでにそういうビジネスは存在している。なにもターゲットのようなファミリーフレンドリーな大型小売店で大々的に売り場まで作って売る必要はないはずだ。

ターゲットの損失によって他の企業もトランスジェンダリズムに迎合することの危険性を学んでくれるならそれに越したことはない。マット・ウォルシも言っているように、トランスジェンダリズムは商売にとって非常に有害な概念なのだということを国中に広めよう。


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イギリスサイクリング協会、トランス自認男子の女子競技参加を禁止、トランスはオープンカテゴリーへ

本日、5/26/2023、イギリスサイクリング協会、British Cyclingがトランスジェンダー及びノンバイナリーの選手に関する新しい規則を発表した。Update: Transgender and Non-Binary Participation policies (britishcycling.org.uk)

これによるとイギリス国内のサイクリング競技において、既存の女子枠は従来通り生得的女子と男性ホルモン治療を始めていない自認男性の女子のみ参加が許可される。既存の男子枠はオープン枠に変更され、女性自認やノンバイナリー自認の生得的男子の参加が許可される。

トランスジェンダーによって持たれている記録は、この規則が正式に施行されるまで公式記録として残される。

国際大会がイギリスで開催された場合は、UCIの規則が優先される。

イギリス国内のエリート競技はこれでいいが、まだまだ問題は残っている。競技ではない趣味の会のようなものだとこれまで通り女性自認男子の女子大会参加が許可される。また、女性自認男子が女子と同じ更衣室やシャワー室を使うことも可能である。

まだまだ問題点はあるものの、一応正しい方向へ一歩踏み出したと言えるだろう。

付けたし:イギリスで最強の女性自認男子サイクリスト、エミリー・ブリジスは男子を女子競技に参加させない新規則(実は昔の正常な状態にもどっただけ)について「暴力的な行為」だと批判した。

ブリジスは自分のソーシャルメディアにこの新規則を暴力的な行為とした後、協会はアメリカの大統領候補者の一人であるロン・ディサンティスに影響をうけているとつづけ、アメリアを見よ、スポーツから我々を排除することからはじまって若者への医療やトイレ使用などを通じてジェノサイドは進むのだ。文字通りナチスや陰謀論者がトランスを駆除しようとしている側に協会は立つのか、と怒り心頭といったところだ。

まったくTRAというのはやたらに「ナチス」だの「ジェノサイド」だのという言葉を振り回すが、自分らのような男性体の人間が女子競技に参加することによって、女子スポーツが破壊されることなどさらさら興味がないのである。いや、女子競技を破壊することこそ彼等の目的なのだといっても過言ではないだろう。

このエミリー・ブリジスという男は実は結構才能ある男子サイクリストであり、まじめに男子として男子枠に参加しても悠々上位に進出できるだけの腕があるのだ。彼は一年前まで現役大学選手で、イギリス男子大学生記録まで出しているような男なのだ。無論全イギリスおよび全世界となれば、彼並の選手はたくさんいる。だから彼には優勝の可能性はあるとはいえ、保証されているわけではない。しかし女子枠なら彼の支配は間違いない。だから彼は女性の上に君臨したいのだろう。本当になんとも情けない男である。


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