宇崎ちゃんの献血ポスターが気持ち悪いアメリカ人の感覚

ここ2~3週間、日本赤十字が宣伝に使った宇崎ちゃんキャラの献血ポスターがセクハラだというクレームがついた話について、多くのオタク及び一般右翼市民から、またフェミニストのヒステリーが始まったよ、という批判があった。実は私個人もこのポスターはとても気持ち悪いと思ったし、献血ポスターとしては不適切だと思ったので、その理由をアメリカ人の立場から説明したいと思う。

先ず第一に、私が最初にこのポスターの件を知ったのはツイッターだが、ツイッターではポスター全体の写真が写らず、最初は宇崎ちゃんの顔だけが写っていたので何とも思わなかった。ところが、写真を拡大したら突然巨大な乳房が現れて「ゲッ、な、なんだこの気持ち悪い絵は!」と思ったのだ。

そのことをツイートしたら、胸の大きい女性は気持ち悪いのか、それこそ巨乳差別だろうとか変なコメントが来た。いや、そうではないのだ。私が気持ち悪いと思ったのは宇崎ちゃんの童顔とそのド外れた乳房の大きさというギャップなのである。

このポスターに最初に異議を唱えたのがアメリカ人男性らしく、そのコメントも私は非常に理解できる。

日本赤十字の仕事には常に賞賛している。そうであるから余計に今回のあまりにも性を強調した宇崎ちゃんのポスターを使ったキャンペーンには失望する。ものには時と場合というものがある。この場合にこれはふさわしくない。

このツイートをリツイートした女性弁護士がバリバリ左翼のフェミニストだったらしく、この批判に対する批判もかなりなものだった。しかし多くの日本人が誤解しているのだが、我々普通のアメリカ人があのポスターを見て気持ち悪いと思うのは、女性の胸が極度に強調されていることでも、ポスターがやたら性的であることでもない。問題なのは明らかな子供の顔とそれに全くに使わない大人の女性の肉体が幼児性愛を連想させて気持ち悪いのである。

幼い子供への小児性愛はアメリカでは非常に忌み嫌われる。無論日本でも年端も行かない子供への性愛など奨励されてはいない。だが、アメリカでは未成年との性交渉が極端なほど厳しく罰せられるので、萌えとかいって幼女への性愛を思わせるアニメが奨励されたり、援助交際をなんとも思わない日本人の感覚とはかなりのズレが生じるのである。

これは多くの日本人が誤解する点なのだが、アメリカ社会は実は日本に比べて色々な面で保守的だ。特に性に関してはヨーロッパ諸国などに比べるとものすごく慎み深い。昔からハリウッド映画は女性のセクシーな恰好はヨーロッパ向けと国内向けを別々に撮っていたほどで、ヨーロッパ向けなら胸もあらわなランジェリーでも、国内向けだと胸が隠れるローブを覆っていたりしていた。今は結構普通にハリウッド映画でセックスシーンが現れるので、日本人は普通のアメリカ人もああいう感覚なんだと思いがちだが実は全く違う。

現在のアメリカは映画やテレビにはレイティングシステムというのがあり、幼児向け(G)、子供むけ(PG), 少年向け(PG13), 大人向け(R)、そしてポルノ(X)、と解れている。日本では18禁のX以外は、GからRまで誰でも観られるのではないか(と思う)ので、ここに誤解が生じるのだ。

アメリカでは大人向けの宣伝なら多少セクシーでも特に文句は言わない。肉体美の女性を使ったビールのコマーシャルなど普通である。しかし、対象が子供むけだったり、性対象が幼児であったりすると非常に神経質になる。

宇崎ちゃんというキャラクターは大学生という設定になっているという話だが、顔だけ観てると幼稚園児のように見える。そういう少女がとってつけたような巨大なお乳を持っていると、我々アメリカ人の感覚では幼女性愛をどうしても連想してしまうのだ。

誤解のないように言っておくが、私は大人の女性を性愛の対象とする表現が悪いとは思わない。水着や下着のコマーシャルに美しい女性の肉体美を使うことにも全く異存はない。ポルノ映画も多いに結構だと思ってる。女性を性の対象として扱うな、などというフェミニストの考えは全くのナンセンスだと思っている。

しかしながら、ものには時と場合というものがある。そういう点で先のツイッタラーさんに私は同意しているのだ。

日本のテレビバラエティーで子供も観てる時間帯なのに、よくそんなことを平気で言うなという発言にお目にかかる。とある有名芸人が「この間俺風俗にいったんすけど、、」とか「デリヘルのお姉ちゃんを招んだ時のはなしなんやけど、、」とか普通に話していてびっくりした。以前にイギリスの人気俳優が黒人売春婦を買ったことが暴露されて大騒ぎになったことがあるのとは大違いである。

日本の場所を弁えない性的な表現というのにアメリカ人は非常に当惑するのだ。無論その感覚は日本人には伝わらないので、あれだけ性産業が盛んなアメリカで、何故日本の萌えアニメが批判されるのか理解できないのは当然である。

「知らないことを知らない」という概念があることをラムスフェルド国防長官が指摘していた。つまり我々には知らないということすら知らない概念というものが存在する。だからお互い解っているようで全く解らない感覚があるのだ。それで今回のような誤解が生じてしまうのである。


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中共支持大陸人移民が地元に融和できないわけ

先日、二人のユーチューバーのビデオを観ていて、中国移民について考えさせられることがあった。一つはserpentZAというウィンストン‣スターゼル(39歳)のチャンネル。もうひとつはヤスラーじゃーなるというチャンネル。ウィンストンは南アフリカ出身の白人男性で中国生活14年という体験があり、去年あたりからカリフォルニアに在住している。ヤスラーさんは日本出身、アメリカで高校大学を出てカナダで就職、アメリカとカナダを合わせて北米生活10年と言う人。

まずヤスラーさんがカナダとアメリカにおける移民の違いについて語っていた時、特に「大陸」からの移民が全くカナダに溶け込もうとせずに自国の悪い文化をそのまま持ってきて生活しているという話をしていた。ここでいう大陸とは無論中国大陸のことである。アメリカも移民の国だが、移民の受け入れ方がカナダとは違い、アメリカは移民の融和を奨励する。だからアメリカの移民は10年以上も経つとアメリカ人的になってしまうし、二世代目になったら、もう完全なアメリカ人だ。しかしカナダの移民は何十年住んでいても何世代居ても完全にはカナダ人にならない人が多いという話だった。

確かにそれはあるかもしれないが、これもお国柄の違いが相当左右する。日本人移民は私のような一世でも数年も住んでいればかなりアメリカ人化してしまうが大陸出身の中国人は違う。カリフォルニア南部のアルハンブラ市あたりをドライブしてみればわかるが、街の看板はすべて中国語で道行く人たちも中国人だらけ。白人が歩いてると「あのガイジン」という冷たい目で見られるくらいで、まるで中国がそのまま移動してきたように感じる。あんなところに住んでいたら何年アメリカに居ようとアメリカ人になどなれない。

だが、同じ中華民族でも台湾系や香港系の人々や、中国共産主義前の中国からの移民やその子孫とでは、現在の大陸からの移民とは全く違う。台湾や香港や昔の移民がアメリカに融和出来たのに、現在の大陸からの移民がアメリカに融和できないのは何故なのだろうか?その答えは、中国の共産主義にあるのだ。

ウィンストンが紹介した大陸出身移民の西洋社会での苦労話を聞いていると、中国共産党が外国へ出た中国人に対しても強い影響力を持っていることが解る。

中国と言う国は広く多くの少数民族がいるにもかかわらず、他民族の文化や言葉を尊重するという姿勢は全く示さない。中共は当局以外の思想を許可していないので、中国市民は当局の流す大本営放送しか知らないし、他の考え方があるということすら意識していない。ほぼ単一民族で自分らが多数派だから外国人や少数民族を法律が差別し自分らが蔑視するのは当然だと思ってる。

その彼らが突然外国に行き、自分らが少数民族になった時の心細さたるは尋常ではないだろう。中共により意図的に外国事情に無知にされてきた彼らは、外国の礼儀作法が理解できない。いや、外国には違う文化や礼儀作法があるという認識すらできていない。もともと彼らは、中国以外の国は中国を敵視しているという先入観がある。そう教えられてきたのだ。それで外国に来て大陸並みの民度の低さを見せて諸外国から顰蹙を買って批判されると「やっぱり外国人は中国人を敵視してる」と誤解し萎縮してしまう。

それに大陸人は中共式愛国心を叩きこまれているため、中共を支持しない中華民は敵視する。同じ中華民族なのに台湾人や香港人や旧移民が中共を支持しないと、裏切り者であり配信者だと思い込む。だから新移民は旧移民の間に溶け込むことができなくなり、新移民だけで固まり余計に孤立する。

もっと怖いのは外国に移住した大陸人への中共の影響である。中共は諸外国に住む大陸人をコントロールするため、地元メディアを買い取り、中国語でニュースを発し、大陸人が外国に居ながら中国共産主義のプロパガンダを聞き続ける体制を取る。もし地元の中華系民が独自の団体を作って独自の行動を行おうとすると、中共の息がかかった団体が真っ向から潰しにかかる。欧米やオーストラリアで香港支持のデモが中共支持の学生たちによって暴力的な攻撃を受けているのがそのいい例である。

私の同僚のCは台湾系移民二世で、完全なアメリカ人。彼が北京語を話せるということ自体信じ難いほど中国文化を感じさせない。彼によれば台湾系香港系及び旧大陸系の移民と中共支持新移民の間には大きな亀裂があるという。それで新移民と旧移民とでは居住区すら分かれており、若者がたむろする場所も違うという。C以外の旧移民子孫が新移民のことをFOB(フレッシュオフボート、つまり船から降りたばかりの奴)と言って馬鹿にするのを何度も聞いたことがある。

私も移民だから祖国愛は理解できる。祖国愛は素晴らしいものである。生まれた国を愛しその文化を愛することは大事だ。だが、移住した以上は、現在住んでいる国に対して敬意を表するべきだ。自分を受け入れてくれた国に対して多少なりとも感謝すべきだ。それが出来なければ何時までたっても融和できず、孫子の代になっても少数民族としてセカンドクラスシチズンとして生きるはめになる。

いつまでも中共の呪縛に縛られていては中国人移民に未来はない。


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7歳の息子のトランス化を強制される父親 - 単独親権を求めていた陪審員裁判で敗訴

全く信じがたい出来事が起きた。いや、全く常識が通じなくなっている今の世の中では、おこるべくして起きたことなのかもしれない。テキサス州で離婚後7歳の男児の共同親権を得ていた男性が、完全に健康な息子を無理やりトランスジェンダー女子として育てようとしている前妻に抗議し、これは幼児虐待だとして共同親権から自分だけの単独親権を求めて裁判を起こしていた件で、陪審員裁判の結果男性は完全敗訴した。

テキサス州ダラス。2019年10月21日(ライフサイトニュース)- ダラスにおいて陪審員はジェフェリー・ヤンガーに敗訴の判決を下した。彼は7歳の息子ジェームスが「性転換」によって化学的に去勢されるのを防ごうとしていたのだ。これによってジェームスの母で医師のアンヌ・ジョーグラスは息子を「ルナ」とする「性転換」を継続できることとなった。そして息子に対して自由に第二次性徴阻止ブロッカーホルモン及び異性ホルモン投与を行う権限を得たのである。

理不尽なのはこれだけではない。ヤンガー氏にはジェームスが女子であると認めることが強要される、それどころか敬虔なクリスチャンの教えに歯向かうトランスジェンダー理論教室に無理やり通わされることになるのだ。これは完全に幼児虐待であるとともに、ヤンガー氏の宗教の自由への迫害だ。

12人の陪審員のうち11人までもが、母親が無理やり7歳児を性転換させようとしていることに賛同したというのはいったいどういうことなのだろうか?

この話は数か月前から色々話題になっていたが、ヤンガー氏と母親のアンヌはジェームス君の共同親権を持っている。それでジェームス君は母親のアンヌと父親のジェフェリーの間を行ったり来たりして過ごしている。父親のヤンガー氏によれば、前々から家庭裁判所はヤンガー氏にジェームス君が自由に性別を選択できるように、ヤンガー氏の家でも女子用と男子用の服をそろえ、おもちゃも男女両方のものをあてがうように指導されていた。しかし父親の家にいる時、ジェームスは女子服を完全に拒絶、遊びもごく普通の男の子のように外で友達と野球をするなど、通っている教会の神父さんもジェームス君はごく普通の男の子だと証言している。

ジェームス君を診察したセラピストによれば、ジェームス君は母親と一緒の時は自分は女の子だと言ってルナと名乗り女の子の恰好を喜んでいるようだが、父親といる時は男の子だと主張していると証言した。父親のヤンガー氏にしてみれば、ジェームス君は母親を悲しませないために母親といる時は女の子の振りをしているのではないだろうかと語る。

この裁判は元々母親のアンヌさんがヤンガー氏の子育てに逐一注文を付けるために起こしたもの。ジェームス君が男の子たちと遊ぶ時に監視人を付けろとか、息子を本名であるジェームスという名で呼ばずルナと呼ばなければならないとか。陪審員裁判を求めたのはヤンガー氏の方だったのだが、どうやらその作戦は裏目に出たようである。陪審員はジェームス君の親権はどちらか一人の単独親権になるべきだということには同意したが、それがヤンガー氏であることには同意しなかった。

つまり、このまま母親のアンヌがジェームス君を女子だとして洗脳し身も心も破壊することを認めたのである。いったいジェームス君の将来はどうなるのか?こんな虐待が許されていいのか?テキサスのような保守的な州で12人のうち11人までがそれでいいと考えたとは本当に恐ろしい。

いったいこの世の中はどうなっているのか?この気違い沙汰は何時まで続くのだろうか?


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ミュージカル仕立てのエルトン・ジョン伝記映画、ロケットマン

前回の晩年だけを描いたジュディ・ガーランド伝記映画とは正反対に、幼児期から現在に至るまでのエルトン・ジョンの半世紀を描いたロケットマンはとってもよかった。映画の売り上げはクィーンのフレディ・マーキュリーを描いたボヘミアンラプソディほどよくなかったようだが、映画としてこちらの方がよく仕上がっていると思う。

先ずなんといってもいいのが、映画が完全にミュージカル仕立てになっていること。歌手の伝記だから時々彼のうたう場面があるというのではなく、実際に登場人物が会話の途中で歌い出し、周りの人達が踊り出すという正真正銘の恥じないミュージカルなのだ。 タロン・エジャトンがエルトン・ジョンを演じ全曲みごとに歌いこなす。

エルトン・ジョンといえば奇抜な恰好でピアノを弾きながらワイルドな歌を歌うことで有名だ。映画の冒頭ではジョンが悪魔のようなギラギラ衣装でスポットライトを浴びながら廊下を歩いてくる。扉が開き満場のスタジアムが繰り広げられるのかと思いきや、なんとそこは薬物依存症回復病院のオリエンテーション室。他の依存症患者たちに交じって、ジョンは折り畳みのパイプ椅子に座り、「僕はエルトンジョン。アル中、薬物依存症、セックス依存症です。」と言って自分の生い立ちを話はじめる。ここで「ビッチイズバック」をジョンが歌い出し、回想シーンが始まる。この出だしのミュージックナンバーがこの映画のトーンを決める。

ジョンは1950年代のイギリスでレジョナル・ドワイト(子役マシュー・イレズリー)として生まれ育つ。子供の頃からピアノの才能があり、ピアノ教師の勧めで王立音楽学校( The Royal Academy of Music )へ奨学金で入学。しかし両親の仲は悪く、父親のスタンリー(スティーブ・マッキントッシュ)は幼いレジーに全く愛情を示さない。結局父親は母親(ブライス・ダラス・ハワード)の浮気が原因で母子を捨てて出ていく、子供のレジーにさよならも言わず。この頃からジョンは愛情に飢えていた。

十代のジョンはイギリスツアー中のアメリカのソールバンドの伴奏バンドの一員となる。バンドメンバーの勧めで作曲も手掛けるようになり、名前もエルトン・ジョンと改名。 ディック・ジェイムス(ステファン・グラハム)のDJMレコードと契約し、レイ・ウィリアムス(チャーリー・ロウ)をマネージャーとして本格的なミュージック活動を始める。ここでウィリアムスの紹介で生涯の大親友そしてビジネスパートナーとなる作詞家のバーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)と出会う。

トーピンの詩に曲を付けながら歌う「ユアソング」のシーンは感動的だ。これでジョンとタウピンの作詞作曲コンビがどれだけ素晴らしいものであるかがはっきりする。

エルトン・ジョンが同性愛者であることは周知の事実だが、私はてっきりジョンとトーピンは恋人同士なのだと思っていた。しかし映画によれば、彼らの関係は兄弟のような大親友であり愛人関係にはなかった。トーピンは異性愛者でジョンのアメリカ遠征などにもずっと付き添っていたが、パーティーで出会う様々な女性たちと楽しんでいた。

そんなアメリカでのパーティーで、トーピンが美女と消えた後、一人残されたジョンの傍に近づいてきたのがジョン・リード(リチャード・マデン)。ジョンはリードのエキゾチックな魅力に一目ぼれ、二人は一夜を共にする。これがジョンの後の自堕落な暮らしのきっかけとなる。

ジョンのキャリアはロケットのようにうなぎのぼりに成功していく。数々のヒットを飛ばし1970年代最高のアーティストとなっていく。この頃からジョンは奇抜な衣装を着て、そのステージもかなりワイルドなものとなっていった。しかしその反面、マネージャーとなったリードによる悪影響で酒や麻薬におぼれるようになるジョン。リードからの虐待や裏切りが続き、薬物やセックス依存がひどくなり、大親友のトーピンまでも遠ざけてしまい、遂には自殺未遂、、、

その後どうなるかは映画を観てもらうとしても、ジョンはいまでも元気に生存しているし、男性と結婚して子育てに励んでいるくらいなので、ハッピーエンドであることは間違いない。ジョンのヒット曲がその場その場に合わせてミュージカルのナンバーとしてちりばめられている。

個人的にジョンの最初のマネージャーを演じたチャーリー・ロウとトーピンを演じたジェイミー・ベルが光ってると思う。ミュージカル好きでジョンのファンにはたまらない映画。是非お勧め。

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伝記映画(バイオピック)の難しさを感じた「ジュディ」

先日往年のミュージカルスター、ジュディー・ガーランドの晩年を描いた レネー・ゼルウィガー主演 「ジュディ」を観て来た。

私はジュディー・ガーランドの大のファンで彼女の出演した映画は若いころミッキー・ルーニーと共演したアンディー・ハーディのシリーズから、オズの魔法使いといった少女時代から、ミートミーインセントルイスやハービーガールズといった青春期、そしてサマーストックやイースターパレードといった大人になってからの映画も大好き。スター誕生では歌や踊りだけでなく強い演技力も見せた。彼女の主演した映画はすべてではないがMGM時代のものはほとんど観てる。であるから、彼女のような大スターの人生を描くなら、こうした功績についても色々語ってほしいと思うのは一ファンとして当然のこと。

しかし、往年のミュージカルスターの伝記とはいえ、この映画「ジュディ」は彼女の過去についての描写がほとんどない。それどころかガーランドが落ちぶれて一文無しになり、住む家すらない麻薬とアルコールの中毒に苦しむ惨めな中年女性という印象が全面に押し出されている。

ゼルウィガーが吹替を使わずにすべての曲を熱唱しているところはすばらしいし、かつての面影が歌っている時だけかすかに見え隠れする描写はさすがゼルウィガーという気がするが、それでもあんな偉大なスターの終わりがこんなに惨めだったと強調したいなら、かつての輝かしい時代との比較が必要だったのではないだろうか?

映画はかつての大女優とは思えないほど落ちぶれ、安キャバレーで歌いながら宿泊していたホテルからも追い出されてしまうような一文なしのガーランドが、別居中の夫シドニー(ルーファス・ソウル)から二人の幼い子供たちの親権を取るためにイギリスの人気ナイトクラブで出演していた数か月を描いている。

身長150センチという小柄な体系のため、太っていなくてもぽっちゃりに見えてしまうガーランドは、MGM時代にスタジオから痩せるように常に圧力を受けていた。厳しいマネージャーが付いていて食事もろくろく食べさせてもらえなかった。また長時間の撮影に耐えるために覚せい剤を渡され、夜は眠れないため睡眠薬を処方された。1930年代のハリウッドスタジオによる子役虐待は悪名高い。そのせいでガーランドは少女時代が終わっても薬に頼らずには機能しないほどの中毒患者になっていた。

薬物依存症であるため、時間はきっちり守れないし、舞台に穴をあけてしまうなど日常茶飯事。ガーランドのキャリアが破壊されてしまったのも、過去三回の結婚が破滅したのも、ほとんどこれが原因。だからイギリスのクラブ出演もかなり危ないスタートを切る。

そんな彼女の面倒をみるのがロザリン(ジェシー・バックリー)。本人の昔のインタビューによると、ガーランドの世話は大変だったが、一旦スイッチが入ると彼女の歌は最高だったと語っていた。ゼルウィガーは舞台袖で「だめ、歌えない」と言ってたガーランドが、舞台に立った途端に素晴らしいパフォーマンスを見せるのを対象的に見せる。

ゼルウィガーはプロの歌手ではないので、ガーランドの声にしてはちょっと弱々しい感を否めないが、ガーランド自身がかなり衰弱していたことでもあり、この頃の彼女の声はかなり弱っていた可能性はあるから、結構現実的なのかもしれない。

ただガーランドのファンとしては、往年の力強い歌声をもっと聞きたかったなという気がする。

ガーランドはこの公演中に12歳年下のミッキー(フィン・ウィットロック)と結婚するが、結局うまくはいかない。数か月後、薬物摂取で事故死したガーランドの遺体を自宅で見つけたのが、最後の夫ミッキーだった。享年47歳という若さだった。


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中国検閲に迎合するアメリカ企業。立ち向かうサウスパーク

日本でもそうだが、アメリカのメディアは中京の暴挙について報道することがまずない。もともとアメリカ主流メディアは左向きなので共産主義に同情的なのは当然だが、それだけではなく、中国による投資がアメリカの大企業に多大なる影響を及ぼしていることが、ここ数日の続けて起きた事件で明らかになった。だが、私が今回改めて感じたのは、いかに中国共産党は個人の生活に一々干渉してくる政権かということだ。どれほど都市部で高層ビルが立ち並び高級車が走り回って文明国家のようにふるまっても、根本は厳しい独裁主義国家なのである。

さて、ここ数日アメリカで起きた中共による言論干渉についてお話しよう。先ずNBA。先日2019年10月4日に北米の男子プロバスケットボールリーグNBAの所属チーム「ヒューストン・ロケッツ」のゼネラルマネージャー(GM)ダリル・モーリーが香港の独立運動を支持して中国を怒らせるツイートをしたことから始まった。下記はニュースウィークの日本語版から抜粋。

モーリーは10月4日、「自由のために闘おう。香港と共に立ち上がろう」と書かれた画像をツイートした。香港で続く大規模な民主化デモを支持したものだ。

すると、中国人ファンや中国のスポンサー企業から批判が殺到。企業からは提携解消が相次いだ。ロケッツの試合を放送・配信を止めた放送局や配信会社もある。

この迅速かつ猛烈な攻撃により、NBAは多くの投資家を失うことを懸念しモーリーは、中国への謝罪を余儀なくされた。

NBAは中国では絶大な人気を誇っており、特にヒューストン・ロケッツは大人気。中国スポンサーを失うのはチームにとってもリーグにとっても大打撃となる。ここはすぐに謝罪して中国のご機嫌を取っておこうという算段だろう。

次に起きた事件はオンラインゲームの優勝者がインタビューで香港民主化運動のスローガンを叫んだことが、競技大会の規約に触れるとして厳しい罰を受けた例。罰を受けたのはブリッツチョンという名前で知られる香港出身プロゲーマー。競技主催の米アクティビジョン子会社ブリザードエンターテイメントは、ブリッツチョンの優勝をはく奪しその賞金支払いも行わず、一年間の出場停止という非常に厳しい罰を課した。ブリザードは中国人ユーザーも多く中国資本スポンサーも多いため、中国に迎合したものと思われる。

そして先日はアップル社のiPhonが香港人が開発した香港警察の偵察場所を報告するアプリを中国政府からの要請でスマホから取り外した。

このようにアメリカの大企業が続々と中国政府に忖度している中で、唯一中国の圧力に抵抗しているのがアニメーションのサウスパーク。ハリウッド映画界は常に中国のご機嫌伺いをしながら映画を製作しているといった内容のエピソードが中国では視聴禁止になったことに関してサウスパークの制作者は皮肉たっぷりの謝罪をした。下記はBBCジャパンの記事より

原作者のトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏はツイッターで、「中国に対する公式の謝罪」を発表した。
「NBAのように、私たちは中国の検閲が私たちの家や心にまで入ってくるのを歓迎します」
「私たちは自由と民主主義よりお金を愛しています。習(国家主席)はくまのプーさんにまったく似ていません」
「すばらしき中国共産党万歳! この秋のトウモロコシが豊作でありますように! ねえ中国、これでいい?」

私はこうした中国による一連の検閲はアメリカでは逆効果を生むと考える。はっきり言ってほとんどのアメリカ人は香港で何がおきているのか全くしらない。なにやらデモが起きているらしいと気が付いている人も居るが、それが何故起きているのか詳しい事情を知っているひとなど先ずいない。

もし中国がNBAのGMのツイートだのゲーマーの発言だのアニメの内容などにいちいちケチを付けなければ、アメリカ人はこれまで通り、中国になど全く興味を示さずに過ごしていただろう。ところが、中共は他人の言動にいちいち干渉するという独裁主義の性質を変えることが出来ない。それで口を挟まなければ誰も気が付かないようなどうでもいいことに口をはさむことによって、相手をかえって怒らせる結果を招いている。

すでに米国の議員たちの間では、NBAが中国に謝罪した件について、何故謝罪などする、金儲けがそんなに大事なのかという批判の声が上がっているし、ゲームのブリザードに関してはボイコット運動なども起きており、大企業がやたらに中国に迎合する態度はアメリカ国内でもその他の国々からも批判を浴びている。

私は中国がやたらと他国のメディアや人々の発言を干渉することが大々的に報道されるのはいいことだと考える。どれだけ中国を美化しても、本質は極悪な独裁主義政権なのだということが一般人に知れ渡ることは決して悪いことではない。何かにつけて反対意見を暴力で抑圧しようとしているアメリカの左翼連中とも共通する部分があることも一般市民は気づき始めていることだろう。


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中国に狙われる北海道

中国による南太平洋侵略について少し触れて来たが、実際にもっと切実に怖い状況にあるのは我が祖国日本である。ちょっと前から北海道が中国に狙われているという話は聞いていたが、色々情報を集めるうちに北海道はかなり危ない状況にあると感じる。

北海道でも特に釧路の守りが甘いという話を産経新聞の佐々木類氏( (産経新聞 東京本社 論説委員室 論説副委員長) がしているのを聞いたが、それについて産経新聞の宮本雅史氏著のこんなコラムを発見した。「北海道が危ない -中国資本の影が忍び寄る『北海道人口1000万人戦略』のワナ “素性”不明の発電所が多数存在…跡地は誰も把握せず(2017.Feb25)

これを読んでいると日本政府は本当に脇が甘いという印象を受ける。これは2017年の記事だが平成17年(西暦2005年)の段階ですでに北海道で「通訳や中国語教室などを手がける北海道チャイナワーク(札幌市)の張相律社長が、「北海道人口1000万人戦略」と題して基調講演し、参加者を驚かせた。」という事実があった。張氏の提案は、北海道の人口を一千万に増やすというもので、「そのための戦略として(1)農林水産業や建築業を中心に海外から安い労働力を受け入れる(2)北海道独自の入国管理法を制定し、海外から人を呼び込む(3)授業料の安いさまざまな大学を設立し、世界から学生を募集する-などの持論を展開した 。」

特に怖いのはこの北海道独自の入国管理法の制定というもの。張氏の提案では、

「北海道に限定し、ノービザ観光を実施し、観光客を増やす」「住宅など不動産を購入した裕福な外国人には住民資格を与える」「留学生を積極的に受け入れ、北海道に残る仕組みを作る」「研修制度を廃止し、正式な労働者として労働力を受け入れる」「北海道から日本のほかの地域に行くときは日本の入管法に適応させる」

というものだった。聡明なる読者諸氏ならお気づきだろうが、北海道独自の入国管理法ということは、北海道を日本扱いしないということになる。そしてこれが中国人の入国を事実上無規制にするとなれば、これは北海道は中国の領地だと言っているに等しい。 すでに中国の一部メディアは「北海道は10年後には、中国第32番目の省になると予想されている」などと報道しており、張氏もそれには同意しているという。

中国資本の動向を検証している複数の専門家の話を総合すると、北海道で中国資本に買収された森林や農地などは推定で7万ヘクタール。山手線の内側の11倍以上の広さにのぼり、うち2、3割は何らかの意図があるという。専門家らは「残りの7、8割の中国人や中国資本の動向にも当然、影響を与える」と危惧する。


水、電力(太陽光発電、バイオマス発電)、港湾、流通基地…などのライフラインは、中国へ資源を輸出するためだけではなく、道内で中国人集落が自給自足するためにも欠かすことはできない。人口1千万人構想、1万人規模の別荘構想、並行するように展開される不動産買収、そして、駐日大使や1等書記官の来訪。先のチャイナウオッチャーは「中国は北海道を20年前から、沖縄は25年前から狙っていた」という。

この記事や佐々木氏の話によれば、北海道の各地で使途のはっきりしない中国資本による土地買収が起きており、農地のはずが非農耕状態であったり、持ち主の解らない太陽光発電所があちこちに建設されたりしているという。これは明らかにいざという時に多数の中国人が集まって自治区を作るための根回しである。

私は知らなかったのだが、日本では外国人が永住権を取得することが非常に簡単にできるらしい。特に何故か沖縄から入国すると自動的に90日間の滞在ビザが降りる。その間に外国人は観光ビサのまま日本の土地を購入することが出来、そこで法人を設立し「法人の資本金が500万円以上、従業員が2人以上常駐すると、中国人経営者は、中長期在留のための経営・管理ビザを取得でき、さらに滞在年数が10年を経過すると永住権が取得できる」 のだという。

永住権を取ってしまえば、その後は市民権を取ることになり、市民権を得れば地元の有権者として地元政治にも関与できるし、政治家として立候補し地方年の主権が中国人に奪われる可能性は大である。

オーストラリアでも中国は地元メディアを買収して中国に都合のよい報道しかしていないという話だが、北海道でも北海道新聞はこうした中国による北海道侵略の話を一切報道していないという。ということは北海道新聞が中国政府から、かなりの圧力を受けていると想像することが出来る。

北海道は北海道だけのものではない。北海道は日本の一部だ。もしここを手放せば日本全体の主権が奪われることは確実である。日本政府はもっと真剣にこの問題に目を向けてほしいものだ。


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無収益扱いに怒りYouTube相手に訴訟を起こしたLGBT団体の偽善

最近ユーチューブでは同性愛関係のビデオが次々に無収益になっているとかで、LGBTQ界隈ではユーチューブに対してかなり怒り心頭な雰囲気がある。

このビデオによると、「ゲイ」とか「ホモ」とかいう言葉を使うと文脈がどうであれ無収益になってしまうんだそうだ。全く同じ内容のビデオを「友達」とか「幸せ」とかいう言葉に置き換えるとフリーパス。ユーチューバーの何人かがどのような言葉が無収益対象になるのか色々試してみた結果、ユーチューブはユーザーたちに真実を話していないと結論づける。

最近、LGBTQ界隈が不公平に差別されていると感じた数人のユーチューバーたちがユーチューブ相手に訴訟を起こした。彼らの主張は、ユーチューブが公式に発表していないAIによるアルゴリズムや人間の審査官たちの偏見によって、規制がLGBTQのみに当てはめられ、自分たちが不当に差別されているというものだ。

YTは世界中に配信しているので、同性愛を違法にしてる国々でも一般の視聴者が安心して見られる内容だけを作るとしたら、必然的にLGBTQに差別的な規制が起きてしまうというのは理解できる。YTはその規則をはっきりと明示していないため、どう云う表現や内容が規制対象になるのか、実際に無収益になったり除去されたりしない限り本人たちには全く予測がつかないというのも本当である。

しかし私がLGBTQの訴訟が偽善的だと思う理由は、彼らこそが保守派ユーチューバーのスティーブン・クラウダーをYTから追い出そうとした張本人たちであり、未だに同性愛に批判的な意見や充分に左翼ではない意見は弾圧してもよい、いや、ヘイトスピーチとして断じて弾圧すべきだと言い張ってる輩だからである。

これはあいちトリエンナーレで言論の不自由展とやらの展示をした連中と同じで、他人の意見はヘイトだと言って弾圧するくせに、自分らの意見が多少でも批判されたら差別された!と被害者ぶって大騒ぎしている。

私は言論の自由とは聞くに堪えない他人の意見や表現を守ることにあると何度も言ってきた。自分が嫌いな意見が弾圧される社会は、いつか自分の意見も弾圧するようになる。すでにどのような形であれ言論の弾圧を甘受した人間にそれを批判する資格はない。



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グレタ・トゥンベルクに物申す、この甘やかされたガキめが!

ツイッターでトップ・ギアで有名なジェラミー・クラークソン氏の発言を訳してくれた人が居たので引用する。以下は下記のツイッタラーさんの訳。

年頃の女の子が不機嫌に泣き喚いている時、大抵の両親はただその娘が落ち着くまで部屋に放っておくものだ。ところが、16歳のグレタ・トゥンベリが今週国連のステージに表れて、青臭さ前回で慟哭した時、彼女の耳は賞賛によって覆われてしまった。

トゥンベリ君、誠に申し訳ないが、もし君が我々の世代を非難するのであれば、君は我々が君と君達の世代を非難する事をも甘受せねばならない。

“貴方達は私の夢も子供時代も盗んだんだ”と彼女はすすり泣いた。
“私達は大量絶滅の時代の始まりに立っているというのに、貴方達がたはお金や永遠の経済静聴というおとぎ話についてしか話をできない。よくもそんな事を”

宜しい、ではSamuel L Jacksonの不滅の言葉をもって返そう。”口答えを許して頂きたい”。 「よくもそんなことを?」いやいや、そちらこそよくもアメリカまで、自分で作ったわけでもなければ自分で稼いだわけでもない1500万英ポンドもするカーボンファイバー製ヨットに、一言も言及しなかったバックアップ用ディーゼルエンジンまで搭載してアメリカまで海を渡ってこられたものだ。

では頭痛の時に飲む錠剤は? 水道から出てくる清浄な水は?日中だろうが夜だろうかいつでも買う事のできる食品は? 現在世界における最も貧しい国々で行なわれている人道支援は?AIDSを寄せ付けない薬は?

今まで楽しんだ全ての映画を考えてみるが良い。その映画は大人が作った。そして今まで君を笑わせてきた全てのコメディアン達も。 普段君がどれだけぐっすりと眠っているか少し振り返ってみるといい。そしてその間も大人達が何かを作り、何かを動かし、そしてスウェーデン軍の戦闘機を飛ばしている事を。全ては君の安寧を乱さない為に。

我々は君にケータイやノートパソコンやインターネットを与えた。我々は君が毎日使うSNSを作り、全ての支払いを行う銀行を動かしている。 そんな中、よくも我々の前に立って抗議が出来るものだ、この甘やかされたガキめ。

その通り、君は甘やかされたガキだ。何故なら、君が君の両親に飛行機を使う事を止め菜食主義者になるように伝えた時、彼等は普通の両親がするのと異なり君を無視しなかった。彼等は”良いよ”と言い、その通りにしたのだ。

彼等は、人生とは悲劇的であると伝えるべきだった。

賢く生れる人間もいれば、バカもいる。 美しい人もいれば、そうでない人もいる。 金持ちの両親を持ちながら愛を与えられない家族もある。 愛以外の何も与えられない貧乏な両親もいる。
いいから黙って、それを受け入れろ。

世界はそのようにして回っているんだ。このようにして世界はいつだって回っているんだ。付け加えるなら、机を拳で引っ叩いたところで何も変化はしない。もう数年経験を積んだらきっと学ぶ事になるだろう。

私は世界が温暖化している事について君に同意する。世界はそれについて何とかすべきという君の言葉も正しいかもしれない。科学こそがいずれ問題を解決する。5分毎にどなってみたり、不安に顔をしかめるような事ではなく。

そして、砂漠がアフリカにおける居住可能域を飲み込んでいくとの同じく、欧州は想定できないような移民問題に遭遇する事も疑うべくもない。何かが為されなくてはならない。そこでこんな案はどうだろう。学校に速やかに戻り、科学のクラスで真面目に勉強する事だ。

君が今週あつかましくも非難した何千という人々は、正に君が欲する事を為そうとしているのだ。 さぁ、良い子になって、黙って彼等に自分達の仕事をやらせよう。 それから、門限は22時。そんなに短いスカートで外出する事も認めない。


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