ゲイマーゲート2? スィートベイビーIncの陰謀が暴露される

最近ゲイマーの間でスイートベイビーIncという会社の名前をよく耳にするようになった。私はコンピューターゲームは全然やらないのだが、ゲイマー関連のユーチューブチャンネルを観るのが結構好きでよく見ている。のだそうだ。

拙ブログでもハリウッド映画のWOKE(ウォーク)と呼ばれるお目覚め主義や、アニメのローカライザーによる吹き替えポリコレ化について以前からちょくちょく書いてきたが、実はゲームの世界でもこれはもう10年以上前から色々と問題になっている。

10年前にフェミニスト達がコンピューターゲームの内容が男尊女卑だとか、もっと女性のキャラを増やせとか言ってゲームの内容を干渉する動きがあり、主に若い男性が多いゲイマーの間から猛烈な反撃が起きるという、いわゆるゲイマーゲートという事件があった。

しかし今、スイートベイビーにまつわる話は第二のゲイマーゲートではないかと言われている。

スイートベイビー(以後SBI)社とは小規模なDEIコンサルティング会社。DEIとは何度も書いているように多様・平等・包括という例のあれである。要するにゲームの内容が十分に女性や有色人種(黒人)やLGBTQ+に気を使っているかどうかアドバイスをする会社である。聞こえはいいが、実際にやっていることは完全なる白人男差別及び保守的考えの弾圧である。悪役は常に白人男性で右翼保守のステレオタイプだったり、白人男の英雄が次々に意味のない死に方をして有色人種や女性に挿げ替えられたりといった内容を推している。しかし欧米ゲイマーの大半は白人男だし、そうでなくてもブス女の活躍なんか観たくない人は大勢いる。それでやたら左翼ポリコレに染まったゲームは往々にして人気が出ない。

最近公開されたいくつかのゲームの内容がつまらないだけでなく、ゲイマー達が慣れ親しんできた白人男性キャラがどんどん変な死に方をしたり、美人キャラがどんどん不細工になったり、既存のキャラが突然同性愛者になったりしている裏にはSBIの策略があるのだ。

ではこのSBIの活動についてThe Radical Wokeness Of The Video Game Industry | The Daily Wireデイリーワイヤーのマット・ウォルシが説明してくれているのでちょっと引用する。

SBIは自らのウエッブサイトでいかにして多様性をゲームに組み入れていくかという話をしている。SBIの共同創設者のキム・ベルエアー(黒人女性)は最近ゲーム開発者たちを相手にSBIが決めたDEIを起用しない会社は脅迫して従わせるべきだと演説した。

あなたがシスヘテロ白人男性もしくはその仲間であるなら、作品が出来上がるのを待ってからマイノリティーの人を呼んで「あの、私たちがやった人種差別的なことは人種差別になるでしょうか、この非情に侮辱的な表現は侮辱的でしょうか、あなたはそれによって傷つきましたか」と聞くのではなく、彼等に何をみたいか最初に聞きなさい。何が彼等に喜びをもたらすか聞きなさい。もしチームリードが居るなら、その人に早い時期にリクエストを提出しなさい。もし上部がリクエストを受け入れない場合は、マーケティングチームの誰かをコーヒーに誘い、あなたの要請を聞き入れない場合にはどういうことになるか脅しなさい。

恐ろしい~!表現の自由とかどうなっちゃうんだこれは?ベルエアーは別の場でも多様性の表現を作り出すのは重要だとし、たとえそれが第一次世界大戦の最前線の戦闘シーンでも女性を入れるべきなどとアホなことを言っている。マイノリティーが登場しえない状況に無理矢理そういう役柄を押し込むというだけでも問題なのに、ゲーム開発者のなかには積極的に白人男性を締め出す傾向もある。

ゲーム開発のスタートアップ会社EAで働く元SBI社員のDani Lalonders(黒人女性)は、今20人以上いる開発チームのチームリーダーだが、彼女は意図的に白人を雇わないと公言している。それというのも白人によるマイクロアグレッションによって非白人たちの安全が脅かされるからだと言っている。こういう黒人女性のいう「マイノリティー」とか「有色人種」というのは常に黒人であり、東洋人は無論含まれない。彼女はそう言っていないが、チームメンバーは自分と同じ容貌の人だけにしてると言っていることからこれは明白。これはあきらかな人種差別でありアメリカでは違法である。だが黒人がこういうことを言っても何も起きないのがアメリカ。

しかしこういう人たちの作ったゲームは売れてない。ゲイミング産業も金儲けが目当てのはず。なのになぜ自分らの作品を破壊するような人たちのいうことを聞くのだろうか?

ゲーミング産業というのは今や音楽や映画産業を超える大ビジネスで、毎年10兆ドルを超す収益を得ている。ゲーム開発にはお金がかかる。だから投資を得るためには色々と条件を満たさなければならない。ここでESG投資というものが出て来る。

環境・社会・ガバナンス(ESG)投資とは、社会的意識の高い投資家が投資候補を選別するために用いる、企業の行動に関する一連の基準を指す。

最近ビール会社や下着会社がやたらと虹色宣伝に力を入れていると感じるのはこのESGが原因である。つまりゲーミング会社はESG投資を得るためにSBIのような会社を雇い、ポリコレ検閲をさせているというわけだ。

さてこのような裏事情が公になってきたため、TEAM Curatorグループという色々なゲームへのアクセス提供をしているサイトが、SBIが関係しているゲームのデータベースを公開した。彼等はSBI自身のウエッブサイトからこの情報を調達したと言っている。

しかしこれに発狂したのがSBIの社員クリス・キンドレッドがXでこのグループをハラスメントで非難し、クリエイターとSteamをタグ付けし「差別的な言葉をファイルオフしても、グループ自体はまだ行動規範に違反している 」と述べた。そしてキンドレッドは自分のフォロワーにSTEAMを集団通報してアカウントを凍結させようと呼びかけた。(居るよな、そういう奴)しかし反対にキンドレッドは標的型嫌がらせをしたとして数日間謹慎処分になった。(へえ~、そんなのあるんだ。今度やられたら通報しよう)

またSBIの別フェリクス・マヤ・クレーマーは、STEAMではSBIと関係ないゲームでも適当に不買リストに入れる可能性があるとXに書いたが、すぐにコミュニティーノートでSTEAMはきちんと情報元のリンクを貼っており、またリストのゲームを買うなとな言っていないと訂正されてしまった。

最近発売された中でも一番不人気のSuicide Squad: Kill the Justice Leagueでは最後に人々が愛するあのキャラを非常に不敬なやり方で殺害したとして、返品騒ぎが起きているくらいだ。ゲイマーゲート2は当分終わりそうにない。


Comment

フィットネスジムの女子更衣室に居た自称トランス男について苦情を述べた女性が会員権を奪われる(アップデートあり!)

アップデート:2024年3月14日現在

このオリジナルのエントリーは2015年に書いたものなのだが、な、な、なんと9年後の同時期に再び同じ事件が起きた!

先日(2024年3月)アラスカのプラネットフィットネスの女子更衣室で、男が髭を剃っているのを見つけた女性がいた。その更衣室には12歳くらいの女の子がタオルにくるまって恐怖におびえていたという。


そして本日、この女性はプラネットフィットネスから会員権を剥奪されたという。まったく2015年の時と同じシナリオだ。

LibsofTikTokがこれについてプラネットフィットネスに問い合わせたところ、PFでは自認する方の更衣室を使えるようになっていると返答があったそう。

====================

2015年3月8日付け

プラネットフィットネスの女子更衣室で、自称女性のトランス男が自分の隣で着替え始めたのを見た女性メンバーが、女子更衣室に男性がいるとフロントデスクに苦情を述べたところ、同ジムではトランスの人が自分が同一視する性の更衣室を使っていいことになっていると説明した。納得のいかなかったこの女性はジムの本社にも苦情を述べたが、答えは同様。それで女性はジムに出かけていって他の女性メンバーらに、「このジムでは男性に女性更衣室を使わせている。そのことを入会時に明らかにしなかった」と話たところ、トランスのメンバーに恐怖感を与える態度に出たとして会員権を奪われた。

このジムではメンバーが他のメンバーから恐怖感を与えられないよう保証する主義があるのだとか。だったら女子更衣室で男性に見られることで恐怖感を持つ女性たちの権利はどうなるんだ、と聞きたいね。

苦情を述べた女性はイベット・コーミアーさん。彼女の隣で着替えていた人物は同見ても男にしか見えなかったとイベットさんは言う。

「私はびっくりしてショックを受けました。彼は男に見えました。彼は全く女には見えませんでした。これはとってもプロフェッショナルとはいえません。とても恐ろしいことです。」
トランスが自分の性別に一致すると「感じる」方の更衣室だのシャワールームだのトイレを使えるという規則は、女性にとって非常に危険なものだ。テレビなどでよく出てくるニューハーフのような綺麗どこなら別だがイベットさんが遭遇したようなどう見ても男にしか見えない人間だった場合、この男が本当にトランスなのか単に女性の裸を観たいだけの痴漢なのか区別がつかない。今や携帯などのカメラでいくらも隠し撮りが可能な時代。脱衣場で裸の女性の写真を取り捲ったり、一人で着替えている女性に襲い掛かるけしからん奴が出てくるのは時間の問題。

そうでないとしても、女性として、男性の前で着替えたり、シャワーを浴びたり、トイレに行ったりするのは不愉快この上ない。相手がトランスだろうと誰だろうと決して安全な気持ちになれない。そのようなことをメンバーに強制する規則は、それこそメンバーに恐怖感を与えないというジムの精神に反するではないか?何故一握りの変態の気持ちを大事にして圧倒的多数の女性の気持ちを侵害することが許されるのだ?

トランス男が男性の更衣室で着替えるのが恥かしいというなら、トイレの個室に入って着替えればいい。それがいやなら着替えはうちに帰ってからすればいいだろう。

実はカカシはもうずいぶん前になるが、ホリデースパという今はないジムに通っていたことがある。このジムは設立当初、更衣室だけでなく、運動の場所も男女区別をしていた。男性の前でエアロビとか筋トレをするのが恥かしいと感じた女性たちのことを思ってのことだったのだろう。ある時、このジムの女性用エアロバイクを漕いでいると、その前にあったバイクに後ろ姿がどう見ても男性と見える人物が乗りバイクを漕ぎ始めた。その人の肩幅は私の1.5倍くらいはあり、太ももの太さは二倍以上はあった。しかも単に太いだけでなく、ものすごい筋肉質。女性だったらプロレスの選手でもあんな脚はしていない。

私はもう少しで、「すいません、ここは女性専門の部屋ですけど」と言うところだったのだが、その人がバイクから降りたとき、長めの髪の毛を後ろに振ったしぐさが非常にわざとらしく女性っぽかったことと、胸が大きかったことから、「なんと醜い女だ、、」と思って口ごもったことがある。

後でよくよく考えてみたら、あの人はトランスだったんだろうなと思う。

あの人は少なくとも女性に見える努力はしていたので、私は何も言わなかったのだが、あれがひげ面のおっちゃんだったらフロントに文句を言っていた。しかし現在のトイレ法などでは、外見がどうあれ自分が女性だと思う人間は女性のシャワー室に入れるのだ。これは痴漢を大歓迎しているのと全く同じだ。

ちょっと余談だが、この間空港で機長の制服を着た背の高い男性がコーヒーを買っているのを観た。この人が目に止まったのは、彼が機長には不似合いな長髪だったことと、耳にダイヤのイヤリングをしていたことだ。変な格好の人だなとおもってしげしげと見つめてしまったら、なんと化粧をしてるし胸も出ている。

でも骨格はどうみても男性。コーヒーを注文した声も完全に男性。これが俗に言うトランスなんだな、と感心してしまった。それにしても男性のままで居ればかなり格好いいのに、どうして醜い女性になりたいんだろう、と非常に不思議に思ってしまったのだった。


View comments (6)

女性への性犯罪に完全に無関心なウィメンズマーチ

本日ウィメンズマーチ東京2024年の声明文がXで発表されたが、発表早々女性達からかなりの悪評が集まっている。【ウィメンズマーチ東京2024】声明 – ウィメンズマーチ東京 (wordpress.com). 長いので原文をお読みになりたい方はリンク先に行ってお読みいただきたい。ここでは先ず私が気になったことを書いて行こう。先ず冒頭の一節から。

 自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金問題が報じられ、自民党は過去5年間で約6億8千万円を政治資金報告書に記載していなかったことを認めました。宗教右派と自民党議員たちとの密接な関係の問題も未だに解決されていません。当選し続けるためにカネがほしい議員と、当選した政治家を利用して自分の利益に繋げたい企業や団体、個人との癒着関係によって、日本の政治が大きくゆがめられてきたことに私たちは強く抗議し、問題の全容解明を求めます。

ここですでにウィメンズマーチは女性のための催しというより、自民党や宗教右派への抗議デモであることが解る。二節目で性被害の話が出るが、なぜかしょっぱなからジャニー喜多川やお笑い芸人の話になる。お笑い芸人の件はいいとしてジャニーさんの被害者は全員少年男子。女性とはちょっと関係ないのでは?また能登半島被災地で起きた性暴力への対策についても、自衛よりも「性暴力するな!」という声を広げたいのだそうだ。性犯罪者にいくらそんなことを言っても無駄だ。実際に性被害を減らしたいならどうやって女性を守るかを考えるべきだと思うが。

三節目は何故か関東大震災の朝鮮人被害者に関する話。なんでこれがウィメンズマーチと関係あるのか不明。四節目は難民受け入れの話で「外国人の命と権利を守る法制度を求めます」で締めくくられているが、諸外国では違法移民によって大量に女性が性被害に遭っているという事実は無視。この節にも女性に関する供述がない。

Xで特に多くの人びとが批判しているのが下記の部分。強調はカカシ。

(前略)トランスジェンダーをターゲットにした攻撃が続いています。ウィメンズマーチ東京に関連付けたトランスヘイトの書き込みもこれまで以上に増えています。特定の身体のあり方や振る舞いによって「女性」を線引きすることは、「女性としてこうあるべき」という押し付けであり、すべての女性を抑圧することでもあります。すでに私たちの社会で共に生きているトランスジェンダー当事者たちの日常や抱える困難に目を向けず、公衆トイレや銭湯に関することばかりを執拗に強調して、性暴力の不安を煽ることはジェンダーに基づく差別であり、ウィメンズマーチ東京は強く反対します。

トランスジェンダーへのヘイトスピーチを見聞きするなかで、より脆弱な立場におかれた人々への差別がなくならなければ、女性に対する差別や暴力もなくならないことを私たちは再確認しました。差別の解消に優先順位はありません。より周縁化された人々の声を聞き、ともに運動をつくっていくことこそが、あらゆる人々の人権が守られる、より生きやすい社会につながると確信しています。2024年のマーチにおいても、トランスジェンダーへの差別的・暴力的な言動は認めません。

この行進は反トランスジェンダヘイトの抗議デモなのか、この文章には全く女性への気遣いが感じられない。女装して女性に近づいて性加害する男性たちへの女性の不安を拭うような文章が全くない。

そしてこれは私が一番腹が立った部分。

 2023年10月、イスラム組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃したことへの報復として、イスラエルはガザへの大規模攻撃を開始しました。これまでパレスチナ側の死者は2万7千人を超えています。2007年から封鎖されたガザは、365平方キロメートルのところに、220万人もの人々が押し込められてきました。その多くは1948年にイスラエルが建国されたことで難民となり、ガザに辿り着いた人々です。また、ガザ地区と共に「パレスチナ自治区」になったヨルダン川西岸地区などガザ以外の各地でもイスラエルによる違法な入植地の拡大が続いています。私たちは、長い間、イスラエルの占領下で過酷な生活を強いられてきたパレスチナの人々と連帯し、イスラエル政府に対し、ガザでの軍事作戦を即時停止することを求めます。そして、この人権侵害を放置し、むしろ加担してきた国際社会の姿勢に抗議するとともに、日本政府に対し、パレスチナの人々の命と尊厳を守るための行動を要求します。

近年例に見ない極悪非道で残虐な強姦を使った拷問の末に文字通り切り刻まれて生きたまま焼かれた女性達への性被害を完全に無視して、何もかもイスラエルが悪いという話しかしていない。ウィメンズマーチと言いながら、何百人という女性達が言葉にもできない残酷な性被害にあったというのに、それについて一言も言うことがないのか?ガザに拉致された若い女性達は未だに返還されず、何か月も何人ものテロリストたちによって凌辱されている事実も無視なのか?どれだけイスラエルが嫌いでもいい。ハマスが女性達にしたことは絶対に許されない。それについての言及がないことに驚きと悲しみを感じる。

そして声明文はウクライナの戦争へと続くが、戦争は悲惨だとか国際法がどうのこうのとか、早く戦争を止めさえなければならないといったおざなりのことが書かれているが、ここでもそういう戦争によって女性達がどのように苦しい思いをしているかといった供述は一切ない。

以上に戦争を起こさないための外交努力に目を向ける必要があると考えます。今年の国際女性デーにも人権と平和を求める声をより大きく響かせましょう。さあ、街へ出て、差別や暴力に反対するたくさんの人と繋がりましょう。裏金も大きな権力もないけれど、私たちにはマーチがあります。今年も共に歩きましょう。

何が国際女性デーだ!

さてでは私がXで拾った批判の意見を聞いてみよう。

ここまでして彼らを擁護するのは あなたは彼らが “女性ではない” ことを知っている証拠です。 おめでとう。あなたは男性の権利活動家です。

女性に特定の振る舞いや社会的役割(ジェンダー役割)を押し付けることに反対し、女性に対する暴力や雇用差別等に物申すための運動が、いつの間に男性が女性として社会で生きられることを認めろと女性を抑圧する運動に変化したのでしょうか。存在否定ではありません。男は女ではないと言っています。

ウィメンズマーチなのに、女性のことがほとんど書かれていない声明になっています。 政治資金パーティ、宗教右派と自民党批判に始まり、日本の植民地支配、入管施設、ウクライナ、パレスチナ、消費税、性暴力に言及も「女性」という文字がない。そして中心に「トランス女性」ですか。

女性のためのマーチでないなら「ウィメンズ」を名乗るのをやめてください。 「女性自認男性(トランス女性)も女性だから女性のマーチだ」なら、彼らのどこが女性なのか、女性と定義づける根拠を明確にしてください。 男と女は非対称であり、性別(sex)は変えられません。

では質問ですが、女性を自認する男性(いわゆるトランス女性)は女性ですか? すべての女性に彼らは含まれますか? もしそういう意見であれば、あなたがたは女性迫害団体です。 男性がいくら自認しようが女性にはなれません。

声明文読みました。 名称と主張が合っていないですね。 代わりに名称を考えてあげましょう! 「社会の諸問題を憂い、  トランスジェンダーを擁護するマーチ」 どうですか? ぴったりでしょう! この内容に「ウィメンズ」という言葉を使うな!

私の人生を変えてくれたものの1つ、私をフェミニズムに導いてくれた大切なものが、ウィメンズマーチだったのにな…悲しい。 女だって笑わなくていい、中指立てたっていいと学んだのはフェミニズム知ってからだけど、まさかウィメンズマーチに中指立てたくなる日が来るとは。女だけで歩く場が必要では?

こりゃ酷いね。 何がウィメンズマーチだよ。 性別を軽視してどうやって女性差別を語るのですか?

これを見てもなお、「トランスジェンダー権利運動は女性差別の存在を否定する、女性の人権へのバックラッシュ」ということが理解できないなんてことあるのだろうか。 ついにここまで来たという感じ。

とまあこんな具合だ。トランスジェンダリズムによって女性と言う言葉が消されつつあるが、ウィメンズマーチの声明文にもほとんど女性という言葉が出てこない。こんな行進フェミニストなら参加できないね。


Comment

まるでパロディー、でも笑えない、チームの半分が男子の女子チームが男子二人の対抗チームに勝利

デイリーワイヤー制作の「レイディーボウラーズ」という映画の中で、全員男子の「女子」バスケチームがトーナメントを総なめしようと企んだところ、もっと才能のある全員男子の「女子」チームと対抗してしまい、え?となるシーンがあった。いや、自分らがインチキできるなら相手チームもそうなるでしょ、という設定である。無論これはコメディー映画のパロディーであり現実ではなかったのだが、なんとチームメンバーの半分である3人までもが男子という女子バレーボールチームが男子メンバー二人を含む女子チームに大勝利という信じられないゲームがカナダで実際におきてしまった!

先日も50代の男が最年少13歳を含む10代女子水泳競技に参加して女子更衣室を使っていたというニュースを報道したレベルニュースが、内部からの密告を得てこの事件を報道している

内通者からの報告を得てレベルニュースの記者が試合当日に取材に行くと、試合は明らかに男子選手による圧倒的な活躍が目立ち、ベンチで待機していた補欠の本物の女子メンバー達の出番は全くなかったそうだ。以前にアメリカで男子選手のスパイクをもろに顔に受けて後遺症が残る大怪我をした女子選手がいたが、カナダでも自称女子の男子選手の参加が増えるにつけ、女子選手の負傷も増えている。すでにここ数か月でオンタリオ大学体育協会(OCAA)主催の試合中に男子選手のスパイクをうけて脳震盪(のうしんとう)を起こした女子選手が二人も出ているのだ。

現在、OCAAには6人のトランスジェンダーがいるのだが、OCAAには何をもってして女子と認めるかという確たる規則がない。そのせいでトランス女子を名乗る男子6人のうち5人は、単にホルモン療法すら受けていない自称女子というだけの普通の男子なのである。

この試合を取材したレベルニュースのデイビッド・メンズィース(David Menzies)記者は、こういう取材をするときに取材を阻止してトランス自認の男たちを積極的に擁護するのは必ずといっていいほど若い女性達だという。こうした若い女性達の多くはトランスジェンダリズムに完全に洗脳されていて自分らのスポーツが破壊されつつあることに気付いていないのだ。

そのうちレイディーボウラーズの映画のように、全員男子の「女子チーム」が女子トーナメントで競い合う日が来るだろう。ほんと、これ冗談じゃなく。


Comment

ファン激怒、日本のアニメやゲームの吹き替えがローカライザーによって超ポリコレに変貌してる

最近アメリカのアニメ・マンガ・ゲームファン達の間で、日本の作品がアメリカで公開される際に字幕や吹き替えの内容が原作とは程遠いポリコレに変貌しているという話をよく聞くようになった。外国の作品をアメリカで公開する場合には翻訳者の他に地元の社会で受け入れやすく台詞や筋を多少変えることは良くある話だ。昔の作品でいうと「マッハゴーゴーゴー」とか「宇宙戦艦ヤマト」とか「セーラームーン」なんかはこちらでも人気だったが、登場人物の名前が英語名に換えられていたり、子供向けということで劇中で誰かが撃ち殺されるうシーンや女性の露出度が高すぎるシーンなどがカットされていたりするのは普通だった。

しかしここ20年くらい、アメリカで日本のアニメや漫画が爆発的なヒットを遂げ、なんとアニメファンたちは「オタク」という日本語を誇らしげに使うようにすらなった。うちの近所の大型書店では一階の半分が漫画コーナーになっているほどだ。

日本の作品がポピュラーになればなるほど、翻訳家やローカライザーたちの需要も高まった。しかし最近問題になっているのはこのローカライザーと言われるひとたちが、あまりにも勝手に台詞をポリコレに変えすぎているということだ。例えば、「小林さんちのメイドラゴン」(2017年)という作品のなかで、下記のような書き換えがあった。どちらも英語なので元の日本語は正確には解らないが字幕版のほうはオリジナルに忠実らしい。

=========================

字幕版:

A:なにその恰好?

B:いつもみんなから色々言われるから、露出度抑えてみたの。

A:体系を変えた方がいいんじゃないの?

吹き替え版:

A:なんでそんな恰好してるの?

B:あいつらの家父長的な社会的要求がイラついたから着替えたのよ。

A:一週間も経てば、元に戻せって泣きついてくるわよ。

===============

このアニメで声を担当したジェイミー・マーチという声優は台本にも口出しする権限があったらしい。日本のアニメで声優がそんな権限を持っているというのは聞いたことがないが、アメリカの場合、多分人手が足りないので一人が色々な役目を背負っているのだろう。

しかしまあ酷い訳。いや、訳じゃなくて創作だ。酷すぎるだろ。

アメリカのアニメファンの間でも日本語が解る人も結構居る。そうでなくてもキャラクターが言いそうもないポリコレ台詞が突然飛び出せば、「おいおい、本当にそんなこと言ったのか?」となるのは当然。

プロの吹き替えが正確ではないという噂はファンの間ではもうだいぶ前からささやかれており、公式ではないがファンによる翻訳字幕付きのアニメなども出回っている。アニメファンのユーチューブチャンネルでは、アニメの吹き替えをやっている声優の殆どが他の俳優業で食べていけない役者たちで、アニメはシリーズものなら安定した仕事なので彼等は特にアニメファンではないのではないかと言われている。日本のアニメはアメリカのフェミニスト達からしてみれば気に入らない内容が結構多いはずだ。だから意図的に原作をサボタージュするようなことをやるのかもしれない。そしてそれをファン達が指摘すると、今度はファンたちを攻撃し始める。ジェイミー・マーチなどはここ何週間かXで苦情を言ったファン相手に狂乱状態である。

だからというのでもないだろうが、日本の制作側は、今後翻訳にもっとAIを使うことを考えているという。AIはまだまだ完璧ではないが、AIで出来たものを監督する人間が居れば済むことなので、翻訳者や台本や声優といった大人数を雇わずに、かなりの人件費を節約することが出来るかもしれない。私は声優による吹き替えが好きなので、AIはちょっとと言う気はするが、原作を冒涜して来たアメリカのローカライザーたちが失業したとしても同情は出来ない。

日本のユーチューバーでも取り上げてる人がいた。


View comment

ディズニールーカスフィルムは映画スターウォーズを誰のために作っているのか?

2012年10月、ルーカスフィルムがディズニーに買収され、キャサリン・ケネディーがトップになってからというもの、かつて類を見ない成功を収めた映画シリーズ、スターウォーズの衰退は悲惨なるものだ。最初の三部作が公開された1970年代後半から80年代初期、あの人気たるや凄まじいものだった。一作目のNew Hope(1977)に関しては、ミスター苺と初めて会った1979年に、「スターウォーズ観た?」と聞かれ「もちろん!二回も観ちゃったよ」と言ったら、「僕なんか12回も観た!」と言いい、一緒に居た他のSFファンの友人たちも「当たり前じゃん」という顔をして頷いていたのをよく覚えてる。

第2作のEmpire Strikes Back (1980), やReturn of the Jedi (1983)は長い列にならんで深夜のショーをミスター苺を含めた仲間たちで観に行った。特にジェダイの時は、観に行った回の券がすべて売り切れており、今みたいにオンラインで予約できるような時代ではなかったので、真夜中の回まで何時間も映画館の外で並んで待った記憶がある。

私としては1999年から始まったエピソードI, II, & III(1999-2005)そしてThe Clone Wars (2008)は、最初の三部作には全く及ばない凡作だったとは思うが、それでもまあまあ楽しめないことはなかった。興行成績も良くスターウォーズとしては十分な結果だった。

2015年にエピソードVIIのThe Force Awakensが公開された時は、どうしようかと迷ったが、長年のスターウォーズファンとしては一応観ておこうと思って観に行った。正直あまりにもひどい内容でつまらなかったという感想以外には内容についてはほぼ何も覚えていない。覚えているのはハン・ソロが意味もなく殺されたということと、プリンセス・レアを演じたキャリー・フィッシャーが随分年取ったなと、年取ったルークが最後の1シーン出て来たなくらいだ。Rogue One(2016)を観た頃には、もう私の中でスターウォーズは完全に終わっていた。私は見ていないがVIII & IXはかなり評判が悪く興行成績も散々たるものだった。

テレビシリーズの方もどんどん視聴率が下がっており、もうスターウォーズは終わりにすべき、少なくともキャサリン・ケネディーを首にして一からやり直しをすべきという声がファン達の間からも業界からも上がっている。しかし何とディズニーはまたまた新しいスター・ウォーズをあの評判の悪かったレイ・スカイウォーカーを主役にして制作するという。しかも映画監督としてはほとんど無名のフェミニスト活動家を大抜擢。そして制作発表の記者会見でこの女性は「いまや2024年だ。そろそろ、女性が活躍すべき時がきた。私は男性に居心地悪い思いをさせるのが好きだ」などと言い放った。

次回作はどんなものかとかファンは何を期待したらいいか、という話ではなく如何に自分が革新的なフェミニストであるかという話に終始したのだ。これはもう映画なんか観なくても、どんなフェミニスト説経映画になるか予測できる。もし映画を作る前からその映画を破壊する最適な方法があるなら、いかに監督が男嫌いのフェミニストであるかを強調することだろう。

いったいディズニーはスターウォーズを誰のために作っているのだ?

オリジナルのスターウォーズが世界的に大ヒットした理由は何かといえば、危機に瀕する美しいお姫様を勇敢な王子様と仲間の騎士たちが危険を顧みずに救いに向かうという昔ながらのおとぎ話と、手に汗握るSFアクションを組み合わせたことにより、若い男性はもとより女性にも子供たちも惹きつけたからだ。SF好きにも、ロマンス好きにも、アクション好きにも、すべての人びとにアピールする映画だったからだ。

普通SFやアクション映画の対象は若い男性たちだ。それなのに最初から「男を居心地悪くするのが好きだ」などと言ってるフェミニストの作る映画を男性達が観に行きたいと思うわけがない。かといって女性たちの大半は最初からSFアクションなんて興味ない。だから女性を惹きつけるために、どんなアクション映画でもヒーローと美女のロマンスの筋が組み込まれているのだ。しかしフェミニストの作るアクション映画は鼻もちならない生意気な女が男のようにふるまって本物の男たちをなぎ倒し、彼女に心を寄せる男たちをコケにするのが目に見えている。そんな映画普通の女性は見たいだろうか?私はごめんだね。

私はだいたい男が演じるはずの役をただ女にやらせて、強い女性を描いてるだのなんだのいう映画が大嫌いだ。たとえば初の女性ドクターと鳴り物入りだった13代目ドクターWHO。私は我慢してシーズン1と2を観たが、何故この役を女性が演じなければならないのか全く分からなかった。同じ台本で言葉を一つも変えずに男性にやらせても全く変わらない内容だったからだ。

女性を主役にしたいなら、女性でなければ演じられない特別な要素を作ってほしい。前にも書いたかもしれないが、同じドクターWHOでも悪役のマスターが生まれ変わった時女性のミッシーになったが、彼女はビクトリアン淑女のような出で立ちで美しく品がありコケティッシュで魅力的な女性だった。しかし性格は完全にサイコパスのマスターだったし、そのおちゃめっぷりと頭の良さは明らかにタイムロードだった。しかしあの役は女性でしか演じられない。何故女性初のドクターはああいう風に女性でしか出せない味を出さなかったのだ?

これまでにも女性のアクションヒロインはいくらでも居た。ワンダーウーマンやXenaやキャットウーマンなどがいい例である。彼女たちは美しくセクシーだが力強い。そして男性をコケにしたり馬鹿にしたりせず、格好いい男性と熱烈な恋にも落ちる。だからこれらのヒロインたちは長年男性からも女性からも愛されてきたのだ。

フェミニストが映画を作ってはいけないとは言わない。だが男をコケにして女が男のようにふるまう映画は男性からも女性からも受け入れられない。ディズニーにとって2023年は散々たるものだった。ディズニーは2024年もそれを繰り返したいのか?


View comments (2)

日本、少女の危険な性転換実態を暴露した翻訳本が活動家の圧力で刊行中止に追い込まれる、日本にもある恐ろしいキャンセルカルチャー

拙ブログでも3年前に紹介したアビゲル・シュライヤー著”Irreversible Damage, The Transgender Craze Seducing Our Daughters“の翻訳本『あの子もトランスジェンダーになった』が来年1月に角川文庫KADOKAWAから出版される予定だったが、日本のLGBTQ+活動家らの圧力がかかって出版は中止に追い込まれた。下記はKADOKAWAのサイトより。


学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ

来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。

刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。

皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。
この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。

2023年12月5日
株式会社KADOKAWA
学芸ノンフィクション編集部

==============

出版中止に追い込んだ活動家たちのほとんどは原本がどんな内容なのか知らないで、ただデマだとか反トランスだとかいう米国の活動家の言い分を信じて騒いでいるのだろう。一部の人たちだけが十分知ったうえで未成年の間で広まっているトランスジェンダーブームの現実を日本人から隠しておきたいと思っているに違いない。

活動家が騒ぐのはしょうがないとして、そんな活動にいとも簡単に屈してしまった角川文庫の情けなさよ。

翻訳本は刊行中止でも原著は取り寄せられるので、英語でもなんとか読んでみたいと思う方々は是非とも読んでいただきたい。出来れば今後読みたいという人達の圧力で他の出版社からの出版が実現することを祈りたい。その間にささやかながら拙ブログで、この本に関する紹介を少しづつでもしておこう。

先ずは著者の紹介から。

アビゲイル・シュライアーはウォール・ストリート・ジャーナルのライター。 コロンビア大学でユーレッタ・J・ケレット・フェローシップを受け学士号、オックスフォード大学で理学士号、イェール大学法律大学で法学博士号を取得。

この本はここ10年来急速に激増している思春期前後の少女たちの性転換願望の理由を言及したものだ。ネットに蔓延る男性体への憧れを示す内容に、周囲に溶け込めない思春期の少女たちがいとも簡単に誘惑されていく危険性を描いたものである。

拙ブログでも何度かRapid Onset Gender Dysphoria (ROGP)急速性性違和症候群についてはお話している。これはそれまで特に異性的な性表現を全くしたことのなかった子供が思春期間近になって突然自分は異性だと言い出す症候群のことを指す。そしてそのほとんどが少女であり、そういうことを言い出す少女たちの周りにはネットにしろ実社会にしろ必ずといっていいほど他にもトランスジェンダーを自称する少女たちが存在している。つまり、シュライアーはトランスジェンダーになる少女たちは周りに感化されており、彼女たちのトランス願望は社会的感染性があるのではないかと主張しているのである。

私が持っている原著はハードカバーが出た2020年の一年後2021年出版のペイパーバック(文庫本)だが、その前書きに初版での評判や批判に関する供述があるのでそれをここでご紹介しよう。アメリカで起きたことは日本でもそっくりそのまま起きているからだ。

「この本は出版されるべきではない」とまだ製本もされておらず糊付けされる前から出版社に殺到した手紙の数々は嘆願した。「家族から受け入れられず肯定されないトランスジェンダーの子供達は非常に高い率で鬱になったり依存症になったり自殺したりする可能性があるのです。この本はこうした若いトランスジェンダーたちの危機をさらに悪化させることになります」これらの抗議者の誰も私の本を読んでいなかった(なぜなら発売前で誰も読んでなかったからだ)事実は、その脅威に対する確信も、ゆりかごの中でそれを窒息させるという決意も、弱まらせることはなかったようだ。

今日本で角川に圧力をかけた抗議者たちもきっと同じような人たちなんだろう。本が出版された後も、名だたる雑誌や新聞社は本の批評を拒否した。アマゾンも予約の期間が始まる前から広告を拒んだ。「本書は性的指向を診断、治療、質問すると主張している」からだというのが理由。だが本書は性指向についてなどまるで触れていない。それでアマゾンで本書を検索すると、トランスジェンダー推進の本ばかりがお薦めに上がってくるようになった。

本が出版されると主流メディアからは完全無視されたが、ネットメディアが色々と取り上げてくれるようになり、シュライアーはアメリカ最大人気のポッドキャスター、ジョー・ローガンの番組に招待され約2時間にわたってインタビューを受けた。ローガンのプラットフォームであるスポティファイに務める若い従業員たちはこれに激怒。このインタビュー番組の放映を止めさせようとしたが成功しなかった。

医学界の学者たちも完全無視を決め込んだ。しかしこのような言論弾圧にもめげず、子供達をトランスジェンダリズムに奪われた保護者達がソーシャルメディアで本の宣伝をしたりGoFundMeで募金運動を始め、そのお金でビルボードの宣伝をしようと計画したが、GoFundMeは即その募金アカウントを閉鎖してしまった。

2020年、本が物凄い勢いで売れて四か月が経った頃、この本が大型小売店ターゲットで売られていることを知ったTwitterユーザーが子どもを傷つける内容の本を売っているとしてターゲットに苦情を述べると、たった二人のユーザーの苦情でターゲットは本書の販売をやめてしまった。

この焚き書の成功に気を良くしたACLUのトランスジェンダー部門副部長は「アビゲイル・シュライアーの本の目的は人々をトランスにしないための危険な論争である。「この本の販売を止めることに私は100%命を懸ける」と息巻いた。UCバークレー大学の英文学の教授などは「アビゲイル・シュライアーの本を盗んで焚火で焼いてしまえ」と文字通りの焚き書を扇動した。

しかしこういったトランスジェンダー活動家の運動にも拘わらず、本書は地道に支持者を得ていった。シュライアーは先に述べたジョー・ローガンはじめメーガン・ケリーやベン・シャピーロといった人気ポッドキャスト番組に次々に招ばれインタビューを受けた。またニューヨークポストで本の抜粋が紹介されるなどした。ターゲットにも本の販売を再開しろと大量の手紙が殺到した。内容に関わらずアメリカ人は特定の本を読むなと命令されるのは嫌いなのである。そしてなんと24時間以内にターゲットは本発売を再開した。

ザ・エコノミスト誌は本書を「今年の本(2020年)」と発表。「予想通り物議を醸したが、この本には一滴の悪意も感じない」と記した。ザ・タイムスオブロンドンも本書を2020年「最高の本」リストに記載。この件に関してはイギリスのメディアの方がアメリカメディアよりも勇気があったとシュライアーは語る。確かにイギリスの方が未成年のトランス治療が始まったのが早かったし、その分その弊害が話題になるのも早かった。

本書が話題になるなか、医学界でも同じような現象を目にした学者たちによる論文が発表され、シュライアーの説が裏付けされた。また脱トランス者の数も増え続け、ユーチューブでも脱トランスした若い女性達の証言を目にすることが多くなった。有名なケースではイギリスのケイラ・ベル16歳(2020年当時)のジェンダクリニックを相手取った訴訟だ。

この裁判の中でベルが治療を受けたクリニックでも、なぜ少女の性転換者の数が激増したのか不明であるとしながら、クリニックは治療を求める患者を誰一人断っていないことを認めた。イギリス法廷はトランスジェンダーのホルモン治療は生殖機能を喪失させ、性機能を不能にし、治療が患者の精神状態を良くするという根拠がないと判断した。

イギリスメディアはこの判決は画期的な事件であるとしてザ・タイムスオブロンドンやザ・オブザーバー、ザーエコノミストやザガーディアンなどが報道した。それまで「ヨーロッパではあ~」と常に欧州のケースを引き合いに出して来たアメリカメディアはこの判決を完全無視した。

シュライアーのところには保護者から感謝のメールや助を求めるメールが殺到している。今やトランスジェンダー推進の場と化した公立学校だが、ロサンゼルスの学校では、いつもの容疑者、中絶施設で悪名高いプランドペアレントフッドが学校内の保健室でホルモン剤の配給を始めているという。

これは単なる無害な流行なのだろうか?お祭り騒ぎなのか?進歩の証? この危険な本を読んで、あなた自身で判断していただきたい。


View comments (2)

ホストにそそのかされて売春に走る少女たち、それって単にヒモでしょ

最近やたらとホストに貢ぐお金がなくて売春に走る少女たちが増えているという話を聞くが、これはなんのことはない昔田舎から出て来た家出少女を食い物にしてたヒモと全く同じ構図だ。昔はハブステーションだった上野駅であかぬけない少女が大きな荷物を持って当てもなく突っ立っていると、優しそうなお兄さんが声をかけた。ご飯をごちそうになったり色々話している間に恋人になった気分にさせ、きがついたら売春させられていた、なんてあまりにも万国共通の話で何を今更と思ってしまう。

ホストの売掛金の話を聞いていると、これは現代風の人身売買だなとつくづく思う。廓に売られた少女たちが多額の「借金」を抱えてがんじがらめにされたのと同じで、この子たちも売掛金という借金でがんじがらめにされているのだ。女郎たちも年季が来たら自由になれる建前だったが、食費だの着物代だのお稽古事だので経費を抜かれるので借金はいつまで経っても減らない。ホストに嵌る女の子たちも働いてもその分クラブで高い酒を無理やり買わされて借金は全然へらないのだ。

私が読んだ記事では、家に居場所がなくて歌舞伎町をぶらぶらしていたらホストに声をかけられたという18歳の女の子の話が載っていた。こんな若い子がホストクラブに通えるお金を持っているはずはない。あきらかに最初から売春をさせようと企んで声をかけたのだろう。

最近このホストクラブの売掛金制度を違法にすると言う話や、少女たちの借金をチャラにする法案などがあるという話を聞いたのだが、それはちょっと違うのではないかという気がする。

先ず売春そのものが違法のはず。ということは売春斡旋も違法だ。だから売掛金云々の前に「借金をかえすため」として売春をやらせる方の男を逮捕すべきではないのか?こういうことは組織的にやられているはずだから、売春宿も摘発すべきだろう。無論これはイタチごっこになるとは思うが。なにせこういう商売は今始まったわけではないから。

法律をいくら厳しくしてみても売春はなくならない。ホストクラブをどれだけ規制しようと、また新しいやり方で女たちは食い物にされていくのだ。しかし出来る限りそういう少女たちが出ないように努めることはできる。だが何と言っても基盤となるのは家族である。

ホストクラブに嵌るような少女は頭が悪い。普通に考えて18~9歳の子が貰える給料でホストクラブになど通えるはずがない。ホストからどれだけ優しくされようが一本何十万円(時には100万円以上)もするようなお酒を買えるはずがない。そんな判断もつかないと言うことがこの子たちの知能の低さの証拠である。

昔はこういうバカな子を守る制度が日本にはあった。世間しらずでちょっと頭の悪い子は、やたらに就職させたり独立させたりせず、実家で家事手伝いという花嫁修業をさせ、さっさとお見合いをして適当な男性と結婚させていたのだ。若い女は結婚後は親ではなく夫とその家族に守ってもらっていたのだ。つくづく家父長制度というのは女性を守る制度だったんだなと思う。そりゃ古いしがらみで良くないことも多々あっただろう。でも少なくとも都会で変なヒモがつくなんてことは避けられた。やっぱり基盤は家族なんだな。


Comment

キャリア絶頂期にミーツ―でキャンセルされたケビン・スペーシー、アメリカとイギリス双方の法廷で無実!

ケビン・スペーシーと言えばアメリカでは大御所映画俳優。その演技力の幅は広くブロードウェイの舞台でも活躍し、数々の映画に出演しアカデミー賞も受賞している。またテレビでもアメリカ版ハウスオブカードの主役も務め、ネットフリックス至上最高の視聴率だった。俳優としてのスペーシーのキャリアはまさに順風満帆といったところだったのだが、2017年、突然若い俳優からミーツ―攻撃を受けてしまう。そして彼のキャリアには急ブレーキがかかってしまったのだ。

2017年、アンソニー・ラップという男優から、ラップが未成年の頃にスペーシーに性的加害をされたと告発された。彼はスタートレックシリーズのディスカバリーでゲイのエンジニアを演じた男性だ。ラップは1986年に当時14歳だったラップをスペーシーが自宅のアパートで開かれたパーティーに招待し、ラップを寝室に連れ込んで性行為をしようとしたが、スペーシーが泥酔していたのでラップは逃げることができたというもの。

この告発があって以来、スペーシーは主演のドラマから降板させられ、撮影途中だった映画も中断。2017年以来スペーシーの姿を見ることはほとんどなくなった。その後無名の男性からもバーでスペーシーに股間を触られたとか、ハウスオブの撮影現場でスペーシーからセクハラを受けたなどという告発もあったが、それぞれ裁判にまではいかなかった。

しかし2022年10月、アンソニー・ラップはスペーシーを訴えていた民事裁判で自分の告発は嘘だったことを認めるという意外な展開があった。

そして三か月前、イギリスでもスペーシーが性加害をしたという刑事裁判で、陪審員たちはスペーシーの無罪判決を下した。この裁判を追っていたダグラス・マレーに言わせると、有罪の証拠はほとんどなく、裁判沙汰になるべきではない事件だったと怒りを隠せない様子だった。

さて、実は私はこの一連の事件をほとんど追っていなかった。私はケビン・スペーシーは好きだが、ドラマも観ていなかったし、ああ、また別の俳優がミーツ―の犠牲になったのかと思ったくらいだ。無論本当に有罪かどうかもわからないのに、単に誰かが告発すればそれで大人気スターのキャリアが崩壊するなんてことがあってもいいのだろうかと疑問だった。出来れば私は彼が無実であってほしいと思っていた。

ただ、当時私は彼は有罪だと思っていたのだ。その理由はラップの告発がバラエティー紙で発表された直後、スペーシーは謝罪文を出したからである。スペーシーはラップの言うようなことは記憶にないとしながら、「酔って不適切な行為をしたことについて心から謝罪する」 “I owe him the sincerest apology for what would have been deeply inappropriate drunken behavior.”という内容の謝罪をした。

私が思ったのはスペーシーがその事件を覚えていないのは本当だろうが、普段からそういうことをしょっちゅうやっているから、その事件そのものの記憶はないが、もしかしたらやったかも、と思ったのだろうということだ。しかしこの裁判の途中で、スペーシーは彼は周りからとにかく謝って置けとプレッシャーをかけられたという。スペーシーの事務所としては、大したことではないのでさっさと謝ってしまえば事は収まるという考えだったのだろうが、ミーツ―狂気のあの時代、これが罪を認めたと解釈され、スペーシーは完全に干されてしまったのだ。スペーシーは自分は子供に性愛を感じないので自分がそんな行為をしていないことは確信していたとし、自分のしていないことには決して謝罪していはいけないと学んだと話している。

ラップの裁判についての記事を読んでいたら、スペーシーは当時26歳でブロードウェイ舞台に出ており、当時ラップは同じ舞台俳優ジョン・バローマンとも友達で、スペーシーは二人を自分のアパートに招待したことがあった。バローマンは裁判中にスペーシーのアパートに行った時の話を証言している。バローマンの証言では三人でスペーシーの犬と遊んだとかありふれた話で、この事件とは無関係だった。ただ、ラップはスペーシーのアパートには事件があったとされる一度しか行ったことがないと言っていたことと矛盾している。

またラップの話がおかしいのはスペーシーのアパートは一間でラップが言うようなリビングと寝室と別れておらず、自宅でパーティーなど開いたことはなかったとスペーシーは証言している。

結局これはラップが昔からの知り合いであるスペーシーの成功に嫉妬して、彼を引きずりおろそうとでっち上げた話だったわけである。

で、このことでラップは罰を受けるのか?ラップはスペーシーと違ってさほど有名な俳優ではない。舞台では色々活躍していたようだが、2017年にスタートレックのレギュラーになるまで私は彼の名前をきいたことがなかった。やっと自分のキャリアにも芽が出始めた頃にスペーシーを告発というのも卑怯きわまりない。

私はハリウッドの掌返しには本当に呆れている。はっきり言ってラップの告発が100%本当だったとしてもその程度で一人の男のキャリアを潰していいのか?ハリウッドではそんなこと普通に起きていることではないのか?スペーシーをキャンセルした重役たちも身に覚えがあるだろう。しかも何の証拠もない、単にラップがそう言っているというだけなのに。

さて、スペーシーは二つの裁判で無罪となった。では中断されていた彼のキャリアはこれからどうなるのだろうか?彼の演技力やカリスマは誰もが認めることだ。しかしいったん傷物となってしまった彼に仕事の依頼は来るだろうか?

ダグラス・マレーはロンドンでの自分の講演の最後にサプライズでケビン・スペーシーを招待し、シェークスピアの一節をスペーシーに演じさせた。その場にいた観客からはスタンディングオベーションがあった。帰ってきてほしい。ケビン・スペイシー。

何も知らないうちに彼の有罪を決めつけた私も反省。


View comment

仁藤夢乃がイスラエル大使館前でハマス支持を表明、驚かないけどね

昨日共産主義テロ集団のBLMやANTIFAがハマス支持を表明した時、私は全く驚かなかったが、ツイッター(X)でかの有名(悪名?)なリベラルフェミニストの仁藤夢乃女史がイスラエル大使館の前でイスラエルによるガザ空爆を抗議するデモを行ったと自慢げに言っているのを見かけた。

ハマスの行ったことは許されることではありませんが、報復という名の下にイスラエル軍によってガザの人々の命が脅かされています。電気も水も止められ、空爆によって町が破壊され、封鎖された壁の中で逃げ場がない状況でたくさんの人が負傷し、殺されています。 イスラエルはさらなる攻撃を続け、地上戦も始めるのではと言われています。戦争反対、人を殺すなという声を多くの人と共にあげたいです。

ここ日本にも反対している市民がいることを可視化し、日本政府にも停戦の呼びかけを求めたいです。 ガザで何が起きているのか、日本では報道もじゅうぶんでなく知らない人も多いと思います。イスラエル・パレスチナでこの1週間で3000名が死亡しているという報道もあります。人道支援に入っている国連の職員や救急隊員なども殺害されています。

一人でも多くの人にこの現状を知り、共に声を上げてもらいたいです。

#1016イスラエル大使館行動 #FreeGaza 投稿した動画でもその様子が確認できますが、平和を求める(もちろん非暴力の)行動なのに、現場についたらデモに参加する人々が柵で囲われており、警察が20人以上で、イスラエル大使館に近づけないようにガードしていました。 私もデモに加わる前に、イスラエル大使館方面に歩いていこうとしたら、道路を通してもらえませんでした。(そのときの動画、警察とのやりとりは次の投稿に載せます) 警察官は「抗議があるから警備している」と話していましたが、何を守ろうとしているのか。「戦争反対」の声を上げる市民の行動が監視され制限される日本の状況を実感しました。 イスラエル大使館前での行動は明日10/15 13:00-18:00、10/16 18:00〜は大きな集会があります。周りの人と問題意識を共有し、共に声を上げましょう。

私は昔から「テロは悪い、だが、、」という人を信用していない。テロは悪いピリオド! その後には「でも、、元はと言えばイスラエルが、、、」と続くならそんな話を聞く気はない。何が戦争反対だ。これはイスラエルが始めたことじゃない。このままイスラエルがなにもせずにハマスを見逃せば、第二第三の攻撃を受け何万というイスラエル人が殺されるのだ、仁藤はイスラエルにそれを甘んじろというのか?イスラエルのやっていることは報復ではない。イスラエルは今後ハマスが同じことを繰り返さないための対策を取っているに過ぎない。報復をするつもりならすぐさま地上軍を送ってガザ市民を無差別に虐殺し女子供を生きたまま焼き殺していたはずだ。だがイスラエル軍はハマスのような野蛮人ではない。イスラエル国内ですらガザ市民を皆殺しにしろなどという声を上げる人はいない。欧米十でデモをやってるイスラム教徒は皆ユダヤ人を皆殺しにしろとわめいているが。

それから仁藤は忘れているがハマスはアメリカ人を含む多くの一般市民をガザに連れ込んで人質にしている。ほとんどの人質は女子供である。フェミニストともあろう人がこれについて何も言わないのは何故だ?イスラエルの空爆で犠牲になるのはガザの女子供たちだ。だったら何故パレスチナ領事館に行って早急に人質の女子供を開放してイスラエルからの空爆を避けろと抗議デモをしないのだ?

ま、こういう愚かな人がこういうことをやるというのは全く驚かない。私はだいたい仁藤夢乃がフェミニストだというのさえ信じていない。何故なら本当にフェミニストならトランスジェンダリズム推進者の弁護士を自分の弁護団に入れたりするはずはないし、イスラエルでどれだけの女性がハマスによって凌辱されたかについて多少なりとも怒りを示すべきだからだ。だいたい家父長制度大嫌いなはずの彼女がイスラムのような名誉殺人を許すような男尊女卑典型の文化を支持すること自体矛盾している。

仁藤夢乃はフェミニストなどではない。ただの左翼工作員である。


Comment