話題の児童トランス医療啓発本、「あの子もトランスジェンダーになった」Irreversible Damageの問題点

先日もちょっとお話したアビゲイル・シュライヤー著の「あの子ももトランスジェンダーになった(仮名)Irreversal Damage」の問題点がハッフィントンポストに掲載されていたので、それをちょっと読んでみよう。なぜトランスジェンダー活動家達がこれほどまでに出版を阻止しようとしているのか、その建前の理由がわかるかもしれない。

この記事の著者はジャック・ターバン医学博士。

本書の中核をなす(そして誤った)前提はこうだ――本当はトランスジェンダーなどではなくただ混乱しているにすぎない「トランスジェンダー」の若者が途方もなく大勢いる。かれらはジェンダー・アファーミングな、すなわち自認する性に近づける医療的介入(ホルモン療法や性別適合手術など)を受けるようみな急き立てられていて、あとでそれを後悔することになるのだ。

誤った情報に満ちた突拍子もない本だ。医師そして研究者として、トランスジェンダーの若者のケアと理解にキャリアを捧げてきた私はそう思った。

といってはじまるので、もうだいたいどんな記事かは想像がつく。ターバン博士はこの本が「無責任なジャーナリストじみた手口と全くの出鱈目に満ち」ているという。にも拘わらずこの本がベストセラーになってしまったことにかなりの怒りを感じているようだ。

ターバン博士は一部の非主流派の医療機関を除けば、若者が自認する性に近づける医療を施すこと自体が論争の的になることはないと断言している。いや、それは違うだろう。もうすでに欧州の医療機関では子供の性転換医療への懸念が大きく取り上げられるようになっている。そしてこの記事が書かれた去年の12月の段階で、アメリカでも20以上の州で子供の性自認肯定医療が禁止されているのだ。だからこの記事はかなり不誠実であることがわかる。

ターバン博士は個人が性自認肯定治療を受けるにあたっては厳しいガイドラインがあり、個人の状況に合わせて慎重に審議されると語っているが、これも嘘だ。私はたった2~30分の問診で、すぐに異性ホルモンを処方されたと証言する当事者の話をいくらも聞いている。ガイドラインがいくらあろうと、ほとんどのジェンダークリニックは金儲け主義であり、問診などいい加減なのである。

さて、では本題に戻ってターバン博士のいうこの本の問題点を吟味してみよう。

1)シュライアー氏は、自身が取り上げたトランスジェンダーの若者のほとんどに取材していない。

シュライアーは本著のなかで思春期になって突然自分はトランスだとカムアウトした少女数人の話を取り上げているが、どれも本人に直接話をきくのではなく、トランスが原因で娘たちと疎遠になってしまった親たちとのインタビューだけを載せている。これでは本人が本当に外部からの影響で混乱してトランスを言い出したのか、本人がもともと性違和を持っていたのか分からないではないか、というわけだ。

この問題についてはシュライアー自身も他のインタビューで語っていたが、当事者は肯定治療に疑問を持つ人とのインタビューに等応じない。それに相手が未成年の場合は患者のプライバシーにも関わることでありそう簡単にはインタビューなど出来ないのである。

2)シュライアー氏は、自分は政治とは無関係だと主張する。ところが本書は、保守派政治思想の推進を使命に掲げるレグネリー出版社から出ている。

これはくだらない言い掛かりだ。彼女自身が政治的でなくても、今回角川書店の例でもわかるように、左翼の出版社がこのような本を出版するわけはないし、中立を保ちたい出版社も嫌がらせや脅迫を受けるような問題ある本に関わり合いになりたくないのは当然。結局出版してくれるのはトランスイデオロギーに反対の立場にある保守派出版社だけしかない。

シュライアー自信が政治的かどうかは関係ない。はっきり言ってこの本を読んでいれば彼女が保守派でないことは明白だ。

3)シュライアー氏は「性別違和はほとんどの事例(70%近く)で解消される」のだから、自認する性に近づけるための医療ケアを若者に提供すべきではない、と主張しているが、この統計は誤っている。

シュライアーの用いた統計は昔の古い基準をもとにしており、その基準は今よりも緩かったので、本物のトランスでないひとまでトランスであると診断されてしまい、後になってそうでないことが解る人が結構いた。しかし現代の厳しい基準でトランスと診断された人の70%近くが解消されるなどということはない。とターバン博士は言う。

しかし私はこれは全く信用できない。今のジェンダークリニックでは患者が自分はトランスかもしれないと言ったら誰も患者を疑ってはいけないことになっている。そんなやり方で気が変わらる子供たちがたったの70%というのだって怪しいものだ。思うにこれは多分90%以上が性違和を解消すると言った方が正しい。

4)シュライアー氏は、トランスジェンダーだと言う子どもの多くは実際にはLGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル)なのに怖くてそう言えない、それはトランスジェンダーの方が辛くないスティグマだからだ、と主張する。だが実際のデータはその逆を示している

ターバン博士によると、2019年の調査で学校ではLGBであるよりもトランスの方が強い敵意にさらされているとし、LGBとカムアウトするほうがトランスよりもずっと楽だと言う。

しかしそうだろうか。昨今のトランスジェンダリズムは性別の社会的役割をやたらに押し付ける思想のように思える。例えば3歳の男児がピンクが好きだと言ったり、フリフリのスカートをはきたがったりすると、すぐにこの子はトランスジェンダーなのではと言い出すのはTRA達の方である。

それに同性愛は罪であるという宗教的な家に育った子供は、同性への性愛を感じた場合、同性愛者であることを自分で認めるよりも、自分は間違った性に生まれたのだと思った方が気が楽ということもある。これはどちらが虐められるかという問題ではないように思う。

また、今の世の中LGBだとカムアウトしたところで誰も何とも思わない。皮肉なことにLGBがあまりにも普通に受け入れられるようになったため、すでにLGBであることはマイノリティーでもなければ特別な存在でもないのである。だから若者が目立ちたいならば、トランスジェンダーだとカムアウトする方が色々特別扱いしてもらえるのである。

5)シュライアー氏は、思春期の子どもたちに思春期ブロッカー〔二次性徴抑制ホルモン療法〕を与えると、よりトランスジェンダーと自認し続けやすくなると述べているが、これも間違いだ。

シュライアーは思春期ブロッカーを始めた子供はほぼ全員異性ホルモン治療を始めるというオランダの研究をもとにしているが、それは思春期ブロッカーを摂取したからではなく、真実のトランスであることがはっきりしている子供のみブロッカーが与えられるという証であるとしている。

つまりそれだけ審査は厳しくされているというわけだ。いやいや、これも大嘘だ。

シュライアーが原著を書いたのはすでに4年も前のことだ。それ以後あちこちのジェンダークリニックから内部告発があり、性違和のある子どもたちは一旦ジェンダークリニックの門をくぐると、一回2~30分の問診を数回するだけで、すぐにブロッカーを勧められ、数か月後には自動的に異性ホルモンへと進むのである。ブロッカーを摂取したのに異性ホルモン接種を止めるのは、医者の決断ではなく親か子供が自発的にやめた例だけである。

6)自認する性に近づけるための医療的ケアがトランスジェンダーの若者のメンタルヘルスを改善していることを示すデータを、シュライアー氏はことごとく無視している。

ターバン博士はジェンダー肯定治療が子どもたちの精神状態を良くしたという調査結果がいくらもあるのに、シュライアーがそれを無視していると語る。

だが少女の間でトランスジェンダリズムが蔓延しだしたのはここほんの数年である。そして子供たちに思春期ブロッカーが処方されだして、まだ10年も経っていない。最近になって脱トランスとして声をあげるようになった少女たちの話を聞いていると、大抵が治療を始めて4~5年経って大人の女性の年頃になってから後悔している。ということは、今は未だこのジェンダ―肯定治療が少女たちの精神状態を向上させたかどうかなどというきちんとした資料は存在していないのだ。

すでに子供のトランス治療のガイドラインを作っているWPATHのスキャンダルが明らかになった今、ターバン博士のこの記事は非常に空しいものになった。


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中国人ユーチューバーの嫌がらせを巧妙なやり方で撃墜した中華料理屋

数日前に東中野の中華料理店が店先に「チャイナウィルス予防のため中国人お断り」と貼り紙をし、それをみた中国人ユーチューバーが腹を立てて店内に入って大声で店主を怒鳴りつけ、その様子をビデオにとってネットに掲載した。それを見た他の中国人ユーチューバーたちも便乗して店におしかけ嫌がらせを始めたので店主は店を一時休店してしまった。

それに同情した台湾人のネットユーザーたちが、中国人を近づけたくないなら香港独立を応援するメッセージや習近平を熊のプーさんに例えるメッセージなどを張ればいいよとアドバイスをしていた。

そして本日、なんと店主はこのアドバイスを受け、店先に習近平の顔をした熊のプーさんの絵を店先に貼った。これを観た例の中国人ユーチューバーはそのポスターの前で激怒のビデオを撮影してアップしたのだが、ここからがおもしろい。

中国では香港独立を応援したり、熊のプーさんの絵をネットに上げることが禁止されている。それで、中国ユーチューバーは店に抗議のつもりで動画を撮ったのだが、動画にプーさんの絵が写っていたため、中国ネットでは動画が削除されただけでなく、今度やったら彼のソーシャルメディアのアカウントはすべて永久凍結されると警告まで受けたというのだ!

おかげで店主に嫌がらせをして再生率を稼ごうとしていた他のユーチューバーたちも店に来れなくなってしまったのだ!何という妙案!

ところでもし動画に実際にプーさんの写真が写っていなかったとしても、そんな店に行ったというだけでアウトなんだそうだ。だから例え嫌がらせが目的でも中国人ユーチューバーは店内にはいったり店の前で大声あげたりすることさえできなくなったと言うわけである。素晴らしい!

私は「○○人入店お断り」という方針は全く好きではない。だが店主には誰を入れるかの判断は出来るべきだと思う。それにだ、中国では外国人お断りの店はいくらもある。「犬と日本人お断り」なんてサインもいくらもある。コロナ禍ではアフリカ系外国人をホテルから追い出したり、レストランでは白人の奥さんと一緒にきた中国人男性に奥さんだけ外で食事しろと命令したなんてこともあった。なので、中国人お断りと言われたからといって怒れた義理ではないのだ。


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とある著名人のサイコパス的側面

先日安倍晋三元首相が暗殺された数時間後、人々のショックが冷めやらないうちに、テロリストの心理とやらを説明する動画を軽いノリでユーチューブ動画に載せて炎上してしまったメンタリストの話を聞いた。彼は以前にもホームレスや生活保護を受けている人は自分には価値がないというような発言をして涙ながらの謝罪に追い込まれたことがある。その時にも思ったのだが、このメンタリスト氏はサイコパスの傾向があるのではないだろうか?

私は心理学を学んだこともないし医療関係の人間でもないので、今から書くことは私の勝手な見解なので話半分に聞いてもらいたい。これはあくまで私の素人としての憶測にすぎないので。

サイコパスというと、連続殺人犯や強姦魔を想像するが、実はほとんどのサイコパスの人は犯罪者などではなく、きちんと社会に適応し頭脳明晰で経済的に成功している。サイコパス=悪人では決してない。

ではいったいサイコパスとはどんな人のこというのか、ちょっと検索してみたところ、次のような傾向がみられるとあった。

  1. 社会一般の常識とは外れた行為をする
  2. 他人の権利に無頓着もしくは迫害する
  3. 善悪の区別がつかない
  4. 後悔の念や同情心を示すことが苦手
  5. よく嘘をつく傾向にある
  6. 他人を操ったり傷つけたりする
  7. 犯罪をよくおかす
  8. 安全意識や責任感に欠ける
  9. 怒りや驕りを日常的に表現する
  10. 無謀、衝動的、危険を顧みない傾向がある
  11. 他人と深い感情的なつながりをもてない
  12. 表面的に魅力的な面もある
  13. 攻撃的である
  14. 時々激怒する
  15. 自分中心のナルシストの傾向がある

これだけ見ているとなにか恐ろしいモンスターのように感じるが、すべてのサイコパスがこれらの性質を全部備えているというわけでなく、こうした傾向があるというだけの話である。

先ほども述べたようにサイコパスでも頭のいい人は、自分が社会に適応しないことの不便さを理解している。だから反社会的な行動をとることや違法行為は愚かであると判断できる。たとえ善悪の区別がつかなくても何が違法で何が合法かは理解できる。犯罪者として生きるより法を守って生きた方がずっと楽だし安全だ。頭のいいサイコパスはその辺を弁えている。

それに自分の感情をきちんとコントロールすることさえ出来れば、他人から何を言われようと気にせずに自分が信じることを積極的に危険を顧みずにやり通す性格というのは、キャリアやスポーツなどで成功するためには決して悪い要素ではない。いや、かえって好ましい特性だろう。 

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同メンタリストさんが、やたらに心理学に興味を示し他人の心理を深く研究するのも、感覚的に自分に理解できないことを情報収集によってデータとして分析して理解するためなのではないかと私は勝手に思っている。

問題なのは、知識として知っているということと、肌で感じられることは違う。

例えば数学の公式や化学式など、その原理をきちんと理解しておけば、すべての公式をいちいち暗記する必要はない。だが、サイコパスにはこの感情の原理が理解できないので非常に多くのデータを暗記しなければならなくなる。だから時々計算違いをしてしまうのではないだろうか?

どうして大事な人が亡くなった数時間後に、犯人の心理推理などを軽いノリでやってしまってはいけないのか、そういう行為がどれだけ他人の気持ちを傷つけるか、何がそう不謹慎なのか、それを理解できていればこんな間違は起こしようがない。

ホームレスや生活保護者の話にしてもそうである。社会問題としてホームレスや生活保護者は居ないほうがいいに決まっている。それはホームレスを多くし生活保護者が増える社会には、経済や治安も問題があるという視点で話せば特に問題はなかった。ところがそれを、「自分にとって価値がないから」と自分だけの視線で発言してしまったことで、自分さえよければ他人はどうなってもいいのか、他人を思いやるという気持ちはないのかというおかしな問題になってしまったのだ。

そして彼は多分謝罪をした今でも、自分のしたことの何がそんなにいけなかったのか理解できていないのではないだろうか?

私はメンタリストさんを責めているのではないのだ。もし彼が私が思うようなサイコパスの傾向のある人だったとしたら、こうした感情を理解できなかったとしても、それは彼の責任ではないからだ。むしろ、そういう傾向がありながら、犯罪にも走らず経済的にも成功し、多額の税金を払って社会に貢献している生産的な市民として生きているということのほうが認められるべきだろう。

彼が本当にサイコバス傾向があるとしたら、これ以後にも時々こういう間違いを犯してしまうだろうが、彼は頭のいい人なので、徐々にそうしたことも理解していくのではないかなと思う。

くだらない素人考えにお付き合いいただいてありがとうございました。


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初デートにサイゼリヤはあり?

日本はすでに2月14日なので、今日はバレンタインズデイにちなんでデートの話をしよう。実は先日からなぜかツイッター上で初デートにサイゼリヤに行くのはありかという話題に花が咲いていた。ことの発端は男性が初デートに女性をサイゼリヤに連れて行ってその反応を見るみたいな感じで書かれたものにケチだとか卑しいとかいうコメントがついたのが最初だったようだ。

実を言うと私はサイゼリヤに入ったことがない。それというのも私が日本に居た頃はそんなに有名なチェーンではなかったからだ。ちょっと調べてみたら1973年に千葉県の市川市で出来たのが第一店でチェーンになったのは1977年だったとのこと。私は地元なんで知っててもよさそうなものだが、何せ40年以上も前のことなのでまるで記憶にない。

いまでこそ24時間営業のファミリーレストラン(略してファミレス)というのがどこにでもある日本だが、私が10代の頃はファミレスと言えばスカイラーク(1970)とデニーズ(1973)くらいで、当時はあまりメニューも充実しておらず、値段はまあまあだったが料理はまずいというのが定番だった。

さて、それでデートの話にもどるが、私が色々な人からサイゼリヤについて聞いたところによると、料理は結構おいしく、品数もあり、なんといっても値段がお手頃ということだった。日本の友達も「サイゼリヤの初デートなんて全然ありよ」と言っていた。

ではサイゼリヤの初デートを批判した人たちは何がいけないと思っているのだろうか?

あるひとによると、サイゼリヤはないと言ってる女性達は結構中高年の人に多く、80年代のバブル期に青春を過ごした人たちなんじゃないだろうかという話だ。当時は景気が良かったから若くてもお金があって初デートに高級レストランに行ける男性が結構いたのかもしれない。

それに若い人の初デートと中年の初デートでは話が全然違うだろう。10代後半から20代前半なら、男性だってまだまだお金に余裕はないだろうし、お手頃なファミレスでも十分だと思うが、30代ならある程度の収入もあるだろうし、女性側も趣味が大人になってるからファミレスはちょっと子供っぽいと思われるのも当然と言えば当然。

また他のひとによると、婚活をしている男女だと、女性の方は男性がどんなレストランを選ぶかによって男性の懐具合を見極めることにもつながるし、また女性側が男性にどのくらいの価値があるとみられているかという目安にもなり得るため、お互い値踏みをされている気がして嫌だという人もいるらしい。確かに昔のお見合いのような初デートだったらファミレスはちょっと場違いかもしれない。

私個人としては、初めてのデートであまりに高級な店に誘われたらかえって恐縮してしまうし、初めてのデートなのに何か期待されているのかと相手の動機を疑ってしまう。別にサイゼリヤとは言わないが、最初は高くもなく安すぎもしない、ごく普通のレストランでいいと思う。

信頼関係が生まれて仲良くなれば、デートで行く店なんてどこだっていい。その時の気分で屋台のおでん屋でもいいし、海辺のホットドッグスタンドでも構わない。ただバレンタインズデイとか記念日とかプロポーズする日とか、何か特別なことをやる時はちょっと奮発して高級レストランに行くのも悪くないだろう。

誰かが言ってたが、付き合った最初のころは高級レストランに連れて行ってもらうのは嬉しかったが、結婚を念頭におくようになると、相手に高いレストランで無駄遣いさせるのはもったいないと思うようになる。この段階であんまり高級レストランばかり行く男性は浪費癖があるのではないかと女性に疑われるので要注意。(本当にお金があるなら別にいいけど)

だいぶ前に、仕事関係の男性で私を高級レストランに連れて行ってくれた人がいた。結構名の知れたステーキのお店だったので、ちょっと恐縮してしまったのだが、彼がハッピーアワー(夕方4時ごろから7時頃まで、カクテルやおつまみが安くなる時間帯)だと、おつまみ程度の量とはいうものの、普通のメニューの半額以下で高級ステーキの味見ができると教えてくれて、なんと堅実な人なのだろうと感激したことがある。

実はこの人、出張で色々なところに行っているため、安くておいしく食べられる穴場を色々知っていたのだ。残念ながらこれはデートではなかったのでご縁はなかったが、こういう堅実な人を旦那さんに出来た人は幸せだ。

ところでアメリカではバレンタインズデイに女性から男性にチョコレートをあげるという習慣はない。どちらかというとハート形の箱詰めチョコレートを男性が女性に上げるのが普通。多くのカップルはそれこそおしゃれなレストランでデートを楽しむ。

我々苺畑夫婦は、バレンタインズデイ当日はレストランがどこもかしこも満員なので、日を変えて翌日祝ったりしてる。また15日になると売れ残りのバレンタインチョコが半額になるので、私はそれを狙って買っている(笑)。

ではみなさん、よいバレンタインズデイをお過ごしください。


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何故か日本在住日本人にアメリカからコロナ救済金が送られてくる!

普段私はアメリカの出来事を書いていて、あまり日本のことは書いてこなかったが、本日はバイデン政権の間違いから、なぜか日本在住の日本人15万人に一人当たり約15万円分のコロナ救済金が送られてきたという話を読んだので紹介したい。日本語の記事はこちら。サイトから日本語のビデオニュースを観ることが出来るのでご参照のこと。(アメリカではこのビデオは見られないが、日本からならアクセス可能なはず)

アメリカから日本人に1400ドル、日本円で約15万円の小切手が、次々に届いていることが分かりました。一体、どういうことなのでしょうか。  今、日本の高齢者などに、アメリカから小切手が、次々と届いています。一体、どういうことなのでしょうか。“新手の詐欺”でしょうか。  “アメリカの象徴”自由の女神や1400ドル(約15万円)の文字が印刷されています。  実は、この小切手は、アメリカのバイデン政権が今年3月に、新型コロナの経済対策の柱として打ち出した“給付金”だったのです。  受給資格があるのはアメリカ国民か、アメリカ在住者です。神奈川県に住むアメリカ国籍の女性にも、小切手は届きました。  

小切手が届いた女性(アメリカ国籍):「今回の給付金は、海外在住のアメリカ国籍の人たちにも給付するというものだそうです。合法的にもらえます」  ただ、どういうわけか、小切手は、アメリカ国籍を持たない日本人にも届いているというのです。アメリカの年金問題に詳しい、海外年金相談センターの市川俊治代表は…。  

市川代表:「アメリカで駐在して、その結果、日本に戻って、アメリカの年金を受け取っていらっしゃる方が大体、その配偶者の方も含めて7万人くらいいる。その年金額が一定以下の方に一斉にチェック(小切手)を配信してしまった」  アメリカで働き、社会保障税を払っていた人は、その分の年金をアメリカ政府から受け取ることができます。

バイデン政権は誰が救済金をもらうべきかという調査を全くせずに、年収が何万ドル以下の人という一律で救済金を配ってしまったため、もらう必要がない人だけでなく権利のない人にまで給付してしまったということだ。

いくらアメリカ国籍があっても、アメリカのロックダウンで全く影響を受けていない人が救援金をもらう必要はないし、ましてやアメリカ国籍もなくアメリカ在住でもない人に給付するとはいったいどういうことだ?

うちの家族は皆アメリカ市民でアメリカで仕事をしているとはいうものの、ロックダウン中に失業したわけではないので厳密には給付金を受け取るいわれはない。くれるというものを断る気はないが、はっきり言ってロックダウン中に失業したり、収入が極端に減った中小企業などを対象に給付すべきだったのではないか?

バイデンの給付金は生活保護受給者や受刑者などにも送られたという。生活保護者が多く住む政府経営住宅街では、ごみ収集の人々が高級食品の包装などが沢山捨てられているのを目撃したそうだ。彼らはもともと仕事などしているわけではないので、ロックダウンで経済的打撃は受けていない。そんな人にまで救済金を送るのはおかしいだろう。

バイデン政権のやることは本当に滅茶苦茶で杜撰極まりない。これで税金が上げられるというのだから全くやってられないよ。


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トランスジェンダー押し付けも肥満奨励も同じ穴のむじな

最近、トランスジェンダー関係の記事で、女なのに男性ホルモンを摂取して男に見える女が、「男も生理になる」とか言って生理の血液で汚れたズボンの股間を写した気持ち悪い写真をツイッターにアップしていた。自分が男になりたい人間が生理の苦痛に文句言うなんていい加減にしろよと思ったのだが、彼女の苦労が一体このカカシに何の関係があるのかと聞きたくなった。
彼女が自分を男に見せたいと思うのは勝手だ。それで短髪にして男性ホルモン摂取して男装するのは彼女の趣味だから私はどうでもいい。でもそれならどうして何の関係もないカカシや不特定多数の人々が彼女の生理で汚れたズボンを見なくちゃならないのだ? そんなことをする不可思議な女を何故無関係な他人が男と認めなければならないのだ?
もっとひどいのなると、トランスジェンダーとデートしないのはトランスフォビアだなどと言い張る奴まで居る
先日ナタリー・ヘイグというプラスサイズ(デブ)モデルが、飛行機で偶然隣り合わせになった男性が自分の体重について悪口を友達とのメールで交わしていたのを目撃して激怒し男性を怒鳴りつけ、その模様をビデオに撮ってインスタグラムだかのソーシャルネットワーキングにアップした。
この男性は隣に座った肥満女性について友達へのメールで「この女がメキシコ料理を食べなかったことを願うよ」とか「メキシコ人を食べちゃったんじゃないの」とか書いていた。それをこの肥満女は自分のスマホで撮影し、後に男性に対して、彼のメール内容は自分をひどく傷つけた、そういう行為は今後慎むようにと説教を始めた。
はっきり言って、この世の誰にも傷つけられない権利などない。彼女は太ったことを売り物にしているモデルだ、そうやって自分の体をひけらかしているのなら、それに対する批判もどんと受け止めるくらいの度胸を持つべきだろう。
さて、これに関連してデイリーコーラーという新聞にデイビッド・フックステッドという記者が「肥満モデルをもてはやすのは止めてくれ」という記事を書いて避難を浴びている。
フックステッドは最近スポーツイラストレイテッドという男性向きスポーツ雑誌にプラスサイズのモデルによるビキニ姿が多く出るようになったことについて、男は肥満モデルのビキニ姿など見たくないと書いてネット上で炎上してしまった。自分だって太ってるくせに他人のスタイルを批評できた柄か、というのがまあ大半な批判。
しかし一男性読者であるフックステッドが太っているかどうかは問題ではない。一般の読者が肥満モデルが表紙を飾るスポーツ雑誌など買いたがるかどうかが問題なのだ。
なぜモデルが痩せているのかと言えば、それは社会が美とはこうでなければならないと押し付けているからではなく、そういうモデルを見たいと思う人が消費者の大半を占めるからだ。もし肥満モデルを掲げることで雑誌の売り上げが伸びるのであれば、スポーツ雑誌にしろファッション雑誌にしろ肥満モデルを重宝するだろう。
誰がどんな人に魅力を感じるかは個人の自由だ。それを誰かに押し付けられる行為は私は我慢が出来ない。
女を(男を)男(女)と呼べ、肥満モデルを美しいと言え、そういうふうに真実を歪曲し人々の本意を曲げることを体制が押し付けるやりかた、それこそがファシズムなのだ。


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左翼に証拠を出せと言われたら、次はさらなる質問か遁走と覚悟すべき

ちょっと最近ツイッターでちゃちゃが入ったので左翼リベラル自称フェミニストとちょっとやり取りをしたが、結果はいつもの通りだった。時々フェイスブックとかツイッターで私から話かけても居ないのに横から茶々を入れてくる人がいる。でもそう言う人に限って何がそんなに気に入らないんだと聞くと具体的な説明をせずに逃げてしまうのが定番。

たとえば、私が強姦の加害者に加害をするなと称えるのはスエーデン警察が野蛮人移民たちに強姦はやめましょうという腕章を配るのと同じくらい意味がないことだと言ったら、そんな事実があるなら証拠を出せという奴がいた。

ここで私はふと立ち止まった。ちょっと検索すれば私が言ったことが事実であるのはすぐわかる。最近はそういう時代だ。だからあえて証拠を出せなんて相手に要求する人間は相手にする価値などない。そうと解ってはいたが、やっぱり昔の癖で証拠を提示したら、情報は偏見に満ちている。信用できない。と無視。スエーデンの状況について全く無知なのだねと指摘したら、ウザイからミュートと来た。他人の会話に招かれてもいないのにちゃちゃ入れといてよく言うよ。

昔から左翼リベラルとの会話は常にこういうふうに欲求不満で終わるので、相手にはしないよう努力をしているが、それについてヤフー掲示板時代(2005年)にまとめたものを書き直したエントリーを思い出したので再掲しよう。メディアムは変わっても左翼リベラルのアホさは変わらないので読む価値ありだと思うよ。

題して「立派な革新派市民となるための詭弁口座」
まずは初心者のための手ほどき。
初心者の革新派同士の君たちは、相手とまともに議論をしても勝ち目がない。そういう君たちに最も効果のあるやり方は、スローガンをしっかり暗記し、それを何度もくりかえすことである。「戦争反対!」「教科書反対!」という具合に。記憶力のいいひとなら、誰かの書いたもっともらしい文章を2〜3節暗記して、意味がわからなくてもそれを繰り返すやり方もある。
この際なるべく相手に理解しがたい「不誠実誘導爆弾発言」といったような言葉使いや言い回しをすると効果がある。君たちがわかっていようといまいと問題ではない。相手を混乱させるのが目的だからである。

ここで大事なのは、決して相手の誘いのって質問に答えたりしないことである。初心者の君たちにはまだスローガンの中身を説明する技術はない。質問を受けたら相手が質問すること自体おかしいというふりをしよう。
「そんなこともわからんのか、あんぽんたん!」「こんなことは常識だ」「必然的にそうなるのだ!」と繰り返し、質問をはねつけよう。
それでもしつこい相手には、「人種差別者!」「男尊女卑主義者!」「ファシスト!」といったような決定的な個人的中傷誹謗でとどめをさそう。相手はこれで大抵黙る。

中級編と上級編は次ページをご参照のこと。


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自分の威光を残すために広島訪問を利用したオバマ王のせこい演説

慰安婦問題などで日本の立場から取材を続けているフリーランスのジャーナリスト、マイケル・ヨンのオバマ王の広島訪問に関する記事がブレイトバートで掲載されている。
歴史を陳腐なものにしてしまうオバマ大統領
President Obama is snatching banality from the jaws of the historic
著者:マイケル・ヨン、ジェイソン・マイケル・モーガン博士
著者らは歴代大統領初めての広島訪問はたとえそれが公式謝罪という形ではなくても、訪問そのものは二つの国の間にある癒えきれていない深い傷を癒す意味があったとしながら、にも関わらずオバマ王はその機会を自分の威光を残すことに捕らわれて台無しにしてしまったという。
さすがイラク戦争時代に従軍記者をやってたヨンだけあって、オバマ王による防衛政策への批判は手厳しい。著者らはオバマ王が何もしないうちからノーベル平和賞をもらっておきながら、以後8年間にわたって防衛政策完全失態について、就任初期に行なった全世界謝罪ツアーのことや、同盟国を遠ざけ平和に欠かせない強力な機会である軍隊を弱小化させ、オバマのほぼ存在しないリーダーシップのせいで、アメリカがシリアやイランへの影響力を失ったことなどを鋭く批判している。これらの散々たる外交政策の汚名を挽回するため、オバマは広島訪問においてひとつ歴史に残るような花を咲かせようとしたのだ。
この独りよがりな演説に比べて日本の安部総理大臣が去年アメリカ議会で行なった演説は外交的な傑作だったとヨンらはいう。安部総理は第二次世界大戦における国民の多大なる苦しみと被害を認めた上で、アメリカによる日本復興への援助、そして戦後つちかわれたアメリカとの友情に心から感謝の気持ちを表明した。
安部の日本は中国の強硬姿勢や北朝鮮の脅威そして韓国が執拗に迫る戦時の賠償についてなど多々の挑戦に面している。日本は幾度にもわたり謝罪をし賠償金を支払ってきた。こうした挑戦にも関わらず、安部総理はアメリカに友情の心を持って訪れアメリカと日本の同盟についてその将来を語った。
それがオバマはどうだ?中国が東及び南シナ海において外国の領域を次々と侵していることに対し、「後方から指揮する」ことに甘んじている。オバマはベトナムへの武器輸出を認めた。表向きはベトナムを中国の攻撃から守るためというものだが、アメリカが強化する中国との戦いに自ら手をつけたくないという弱腰の本心がまるみえだ。オバマの応援団はこれこそ東南アジアにおけるアメリカ帝国主義の終結を意味するものだと讃え、オバマはそれを鵜呑みにする。
著者らによるオバマの核兵器拡散政策の偽善への批判は、カカシや先に紹介したベン・シャピーロの指摘と同じだ。核兵器拡散とかいっておきながら、完成後にはイスラエルの民族浄化を断言しているイランに核兵器開発の道を保証してしまったオバマ。
オバマのやっていることは単に自分の名前を歴史上の出来事に付け加えているにすぎないと著者らは語る。自分は何の犠牲も払わずに他人の犠牲のうえ達成した歴史的出来ごとに自分の名前をのっけてあたかも自分が何かを達成したかのように振舞うのだ。
広島では、オバマは単に用意された演説がテレプロンプターで表示されるのを読んだだけだが、ベトナム交渉とは違って広島訪問にはもっと重大な悪影響を及ぼす危険性があるとヨンらは指摘する。演説の内容は謝罪とはいえないが、日本近隣諸国ではオバマの広島演説はアメリカによる太平洋戦争への関わりを後悔していると受け取られるはずだ。そして今後アメリカはアジアにおける紛争に口出しするつもりはないと宣言したようにも取られるだろう。つまりオバマの広島演説はアメリカの弱腰を暴露したことになるというのだ。怖いのはここだ。
オバマの広島演説は安部総理の議会演説のように、アメリカと日本の強い同盟の絆を確認する演説になれるはずだった。だが反対にオバマは、アメリカにはアジア紛争には興味がないという宣言をしてしまったのだ。オバマの演説は日本だけでなく台湾にしろフィリピンにしろタイランドにしろ、地域のアメリカ同盟国を見捨て、非常な危機に招くひどい演説となったのである。


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あなたの脳は男性的?それとも女性的?

この間フェイスブックであなたの脳は男性的?それとも女性的?というクイズがあったのでやってみたら、50-50という結果が出た。(笑い)私の脳はかなり中性的ってことらしい。ちなみにミスター苺にもやらせてみたら75-25で圧倒的に男性頭脳であることが判明。よかったね、下手したらトランスジェンダーと言われるところだったもんね。
ま、こんな10足らずの質問で誰かの脳が男性的か女性的かなんてわかるはずはないが、例え異性的な脳だという結果がでたとしても、女っぽい男や男っぽい女がいるのは当たり前でそういう個人差があるから世の中は面白いのである。誰もが性別のステレオタイプにキッチリとはまる必要はない。
以前にマツコ・デラックスが出演していた番組で、女性と男性の考え方の違いについて特集しているものがあった。その時トランスベスタイドのマツコさんは「あたしってこういう女性と男性の違いについての番組にいくつか出てますけど、その度に自分は男なんだなあとつくづく感じるわ」と言っていた。マツコさんの場合は女性の振りをしているというより、女装男というキャラクターを演じているだけで、自分が女だという意識は全くないようだ。
リンクしたサイトは日本語なので、皆さんも暇があったらやってみてはいかがかな?


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カカシの勝手な翻訳が引用されて話題になったって話し

本当にどうでもいい話なので、本日は口語体で話させてもらおう。実は私が小山エミについて書いた2008年のエントリーがやたらにヒット数が多くなってるので、何でだろうと思ったら、私が勝手に使った「レズ坊」という単語が変なところで引用されて話題になったらしい。
先ずことの起こりは秦郁彦という日本の官僚で歴史家という人が、正論という雑誌だかなんだかに小山エミについて

『フェミニスト、レズ坊、おカマ、売春婦、両性体質、など多彩な社会活動を扱う活動家」と自称するが』

と書いたことに対して

秦郁彦せんせーが、『正論』でわたしに名指しで言及している。しかし戸塚せんせーと組んでツアーするとか嘘だし、レズ坊とか両性体質とか聞いたことがない言葉がいくつもw そんなの自称したことないよ!

と反応しそれに関する多々の意見がツイッターで交わされた模様。ツイッターをまとめたのがこのページ
で、いったいこのハチャメチャな発言はどこから来たんだろうということになって誰かが、その出所はここじゃないの、といってリンクを張ったのがなんと拙ブログの小山エミに関するエントリーだったというわけ。
実は私の書いた原文はこれ。

エミ・コヤマは自分のことを尻軽女であると書いている。そしてフェミニスト、東洋人、生き残り、レズ坊、おカマ、売春婦、両性体質、ジェンダークィアー(?)そしてクリップポリティクス(?)といった多様の社会問題を取り上げている活動家なんだと説明している。

しかし、これは私の勝手な概訳であり鍵括弧にも入れてないので、小山の直接の発言ではないことは文脈からはっきりしているはず。事実、この文章の前にきちんと英語の原文も添えておいた。下記がそれ。

Emi Koyama is a multi-issue social justice slut synthesizing feminist, Asian, survivor, dyke, queer, sex worker, intersex, genderqueer, and crip politics, as these factors, while not a complete descriptor of who she is, all impacted her life. Emi is currently the director of Intersex Initiative. Emi lives in Portland, Oregon and is putting the emi back in feminism since 1975.

私が「レズ坊」とか「おカマ」とか「両性体質」とかいう言葉使いをしたのは、dyke, queer, intersexという英語はそのままでは意味が伝わらないだろうと思ったからで、わかりやすい日本語に私なりに書き換えたに過ぎない。
エミちゃんは気に入らないみたいだが、はっきり言って「レズ坊」ってレズビアンで男性っぽい人のことを示し、多少侮蔑的な要素も持つdyke(ダイク)の訳としてはぴったりだと思うんだけどね。私は昔、男っぽい格好をしていることが多く、宝塚の女役みたいな可愛い女の子と一緒にいたら、男性から「レズ坊」と呼ばれたことがあるのだ。決して存在しない言葉ではないよ。
それから「おカマ」という言葉も、日本語で男性の同性愛者で特に女性っぽい人のことを示すことばで、主に男性で女性っぽい同性愛者を侮蔑的に示す言葉であるqueer(クイアー)の訳としては適訳だと思う。
はっきり言ってカカシの訳は全然問題ないと今でも思う。
ここで問題があるとしたら、秦郁彦氏が私の概訳をそのまま引用してしまったということ。多分私のページからではなくて、誰かが引用に引用を重ねたどっかからのページからの引用なんだろうと思う。小山が自分のことをどういうふうに書いているかということは、実際に小山のウェッブページに行けば読めることなので、それをしないで誰かの引用をそのまま小山が書いたことであるかのように書いてしまったというのはプロの執筆家として怠慢だね。
これじゃ突っ込まれても文句はいえないだろう。
でももし私の訳した「レズ坊」が流行り言葉になったら、何か賞でももらえるのだろうか?


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