アップデートありアゴラの安田佐和子さんがこの件について適格な記事を書いている。
最近アメリカでは「ノックアウトゲーム」といって、数人の黒人少年たちが一人歩きをしている見知らぬ人を狙って顔にサッカーパンチを喰らわせ気絶させる「遊び」が流行っている。一応ノックアウトといって一撃で気絶させるのが目的とされているが、一撃で被害者が倒れない場合は数人でよってたかって殴る蹴るの暴行を加えるのが普通。盗みは目的ではないが被害者の所持品が奪われることもある。犠牲者は主に白人が狙われるが場合によってはラテン系でも東洋人でもいい。とにかく黒人でなければ老若男女を問わないという恐ろしい犯罪。さらに少年達は自分らの犯行を自慢げにビデオにとって裏ユートゥーブサイトにアップして笑いこけている。
これは2010年以降急激に増えている所謂フラッシュモブの変形で、黒人対非黒人暴力犯罪の一部である。
さて、こういう事件が続出しているにもかかわらず、左翼リベラルの雑誌スレートは、「ノックアウトゲームは神話だ」といって、そんな犯罪が起きているという事実を真っ向から否定している。
毎年のように保守はメディアに現れる黒人暴徒による暴力というデマ記事だが、今回は「ノックアウトゲーム」というもの。(略)保守派連中は政治的に正しい主流メディアが黒人による犯罪を過小評価していると批判するが、主流メディアが四六時中そういう事件に執着していないもっと適切な説明は, ショーン・ハニティーには悪いが、ノックアウトゲームなんて傾向があるという証拠が存在しないということだ。
さらに記事では、これらの犯罪が黒人による人種差別意識が動機となっているという事実は一笑に伏している。この記事に便乗してニューヨークタイムスやCNNといった主流メディアは一斉に「ノックアウトゲームは神話だ」という記事を掲載しはじめた。
ここで左翼リベラル連中のいう「傾向」とか「証拠」とはどういう定義なのだろうか?
確かに、一年に一件くらいの割で黒人と白人の学生がいざこざを起こして白人生徒が怪我をした、といった程度のことであれば、黒人暴徒による白人への暴力的行為が増える傾向にある、とは言い難い。だが、毎日のように黒人暴徒による非黒人への暴力事件が起き、そういうビデオを専門に掲載するサイトまで存在するというのに、そんな傾向があるという証拠が存在しないとはっきり言える左翼リベラルには今更ながら呆れる。スレートの記者マット・イグレシアスなどは、二年前に黒人少年数人に襲われ殴る蹴るの暴行を受けた体験がありながら、これは突発的な犯罪であり傾向の一部ではないと言い張る。
この「傾向」をご存知ない方々のために、最近どのような事件が起きているかご紹介しよう。言っておくが黒人対非黒人への暴力は主流メディアが報道しないので、これは地方局などで報道されたほんの一部の例である。
2013年2月26日、小学校に子供を迎えにきた匿名男性にスタンガンで襲いかかった黒人青年マーベル・ウィーバーは、反対に男性に撃たれて軽傷を負う。
2013年5月23日、マイケル・ダニエルさん、ニューヨークのスーパーの外で数人の黒人少年に襲われて死亡。
2013年8月22日、第二次世界大戦軍人のデルバート・ベルトンさん、ワシントン州の駐車場で黒人暴徒に殴る蹴るの暴行を受け死亡。
2013年9月10日、ニュージャージー州、ラルフ・エリック・サンティアゴさん、13歳と14歳の黒人少年に殴られ死亡。
2013年11月12日、ニューヨーク州19歳のユダヤ系青年が何十人という黒人暴徒に殴られ重傷を負う。
2013年11月14日、ワシントンDC、サイクリングをしていた女性が黒人サイクリストたちに囲まれ殴られる。
そして今日のデイリーニュースでも、フィラデルフィアで一人歩きをしていた男性が16歳から21歳の6人の黒人少年に囲まれ殴る蹴るの暴行を受け、顎や鼻の骨を折られるという重傷を負ったという記事が新聞に載っていた。被害者はマンハッタンでコックさんをしているディエゴ・モヤさん30歳。
また同誌には似たような事件として、ニューヨークのブルックリンで41歳の黒人女性が通りすがりの男性に殴られたという事件や、同じくニューヨークで72歳のロシア人女性が突然近寄って来た黒人男性に殴られたといった事件が取り上げられている。
強調するがこれは実際に起きた事件のほんの一部に過ぎない。私が知っているだけでも、犬の散歩をしていた男性が襲われた事件や、自宅の庭掃除をしていた男性が襲われた事件、ショッピングモールで買い物していた女性二人が数十人の黒人に囲まれて重傷を負った事件など、かぞえあげたらきりがない。
今年だけでも全国で何十件という黒人暴徒による非黒人を狙った暴力事件が続発しているというのに、これが傾向ではないとか神話だと言えるその神経はなにか。どれだけの事件が起きれば傾向の証拠になるのか?
例えば4〜5人の犠牲者が同じように殺された場合に、メディアはすぐにこれは連続殺人だと報道する。にもかかわらず、それが黒人暴徒が白人もしくは非黒人を狙って「この白んぼ!」「白いメス犬!」とかいいながら殴る事件が相次いでも、「ヘイトクライム」の傾向はないと言い張るのである。
主流メディアや警察がいくら無視しても、現実を変えることは出来ない。このような事件があいついで起きていることを国民に知らせるのは報道者及び警察たるものの義務である。こんな状況が悪化すれば、人々はおちおち道も歩けない。