「危険で無責任!」答えになっていない武漢ウイルスの致死度はインフルエンザと変わらない説への反論

昨日紹介した、自宅謹慎を解くべきだとしたカリフォルニア州の二人の医師の話だが、予測した通り、彼らの主張は危険で無責任だとか、科学に基づいていないとか、感染症の専門家でもないたかが町医者が金儲けのためにいい加減なことを言ってるとか、ひどい批判が続いている、アメリカの救急医療を代表する二つの団体The American Academy of Emergency Medicine (AAEM) とthe American College of Emergency Physicians (ACEP)がエリクソン医師とマシヒ医師の発表を強く非難するという合同声明文を発表した。

この声明文では両医師の発表を「無責任で未試験な黙想であり、医療社会の意見を反映するものではなく、現在のCOVID-19に関する科学や疫学と一致しないものである」とし両医師の見解を「強く非難する」としている。

主流メディアは両医師の見解はすでに間違いだと証明されているとか全く信頼性がないものだと報道しているが、単に専門家たちと意見が違うということだけでは「間違い」でも「信頼性のないもの」ということにはならない。両医師の調査結果の何が間違っているというのか、どうして信用できないのかをはっきり示さなければ、単に彼らの意見を非難するだけでは何の議論にもなっていない。

だいたいメディアは専門家、専門家、というが、その専門家たちが今まで言ってきたことは矛盾と間違いだらけではないか!

WHOは当初、この病気は人から人には感染しない、マスクは役に立たない、人の行き来を遮る必要はないと言っていた。彼らは国際的な専門家の集まりのはずだ。そして蔓延が防げなくなると、突然アメリカの専門家たちは何百万人という死者が出ると言い出した。ニューヨークでは人工呼吸器やベッドが足りなくなると大騒ぎ。

だが現実は、病人はそれほど出ず、医療器具も病院もきちんと足りて海軍が病院船まで派遣したのに結局使わずに帰ってもらうという現状。専門家のモデルでは今頃何百万のアメリカ人が死んでるはずなのに、そんなことにはなっていない。

エリクソン医師らも、最初は現状が誰にも解らなかったのでロックダウンという決断が出た理由は理解できる。誰が間違っていたかという話ではなく、今現状のデータをきちんと把握してそれに合った政策に切り替えていくべきだと言っている。

彼らの発表が間違っているというなら、どこがどう間違っているのか「専門家」は説明すべきだ。一介の町医者の言うことだから取るに足らないと無視していいということにはならない。一般市民は家に閉じ込められて経済が破綻しているのだ。なぜいまでもロックダウンが必要なのか、解るように説明してもらいたい。

エリクソン医師は問いかける、「COVID-19のカリフォルニアにおける致死率は0.03%である。これが外出禁止に値するだろうか、これが医療機関閉鎖を値するだろうか、これが人々が職を失うことに値とするだろうか?」

両医師のことを無責任だのなんだのと批判する前に、彼らのこの問に専門家たちは答える必要がある。


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一般人を家に閉じ込め、ホームレスは放置のロサンゼルス

ロサンゼルスのホームレス問題は近年非常に深刻になっていた。私は武漢ウイルスが中国で流行っているという話を聞いた時から、あんなものがロサンゼルスの浮浪者の間で蔓延したら、あっという間に広がってしまうだろうと非常に心配だった。武漢ウイルスが入ってくる前から、もうLAダウンタウンの浮浪者の間では現代社会では絶滅したはずの中世の病気が蔓延し、浮浪者の出すゴミのため大量発生したねずみがそうした病気を運び、近隣のビル街の人達は非常な迷惑を被っていた。

それでロサンゼルスのビル・ガセティ市長がロサンゼルスを封鎖すると言い出した時、それはいいが、ホームレスは一掃するのだろうか、と疑問に思っていた。そして先日、その質問の答えを見つけた。

上記のビデオを観ていただければわかるが、公園の遊具やベンチにテープを張って閉鎖したり、スケートボードリンクを砂で埋めたりと大忙しのロサンゼルス政府は、道端で何キロにもわたって野宿しているホームレスは放置。ソーシャルディスタンスもステイアットホームもあったもんじゃない。

いくら我々がおとなしく自宅でじっとしていようと、この不衛生な浮浪者たちがこんな風に街中で野宿していては武漢ウイルスのみならず、多々のえげつない病気が蔓延していることだろう。そうした病気を持ったねずみがダウンタウンのあらゆる場所にばい菌をばらまいていくのである。

ガセティ市長が本気でこのウイルスと闘いLA市民の健康を守りたいと思っているなら、先ず最初にしなければならないのがホームレスの一掃のはずだ。ホームレスは感染の可能性が他よりずっと高いのだから、先ず徹底的に検査して衛生的なシェルターに隔離すべきだったはず。ビーチで折り畳み椅子に座ってた老夫婦に嫌がらせをしてる暇があるなら、なぜこの不衛生なホームレスを放置しておくのだ?一般人がマスクして外出してるかどうかなんてことより、こっちの方が先ではないか。

私はずっと、サンフランシスコやロサンゼルスで感染者が多いのは、人口密度のせいよりも、ホームレス問題があるからだと思っていた。今、この動画を観る限り、私の心配は大当たりだったと確信した。


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バイリンガールの炎上で明らかになった外出自粛洗脳の効果

何週間か前にユーチューブで大人気のバイリンガールさん家族がマレーシアから四月上旬に日本に帰国しますという動画を上げたことで大炎上が起きてしまったという話を他のユーチューバーさんの動画で観た。私は英語を学ぶ系の動画はあまり観ないが彼女は初期からやっているかなりの大物なのでその存在だけは知っていた。バイリンガールのチカさんは昔は英語とか海外生活の話をよくしていたらしいが、最近はご主人と一歳のお子さんと一緒に旅行記風動画を発信するのを売り物にしていたらしい。

しかしこの武漢ウイルス騒ぎで旅行が困難になり、2月に一旦日本に帰国した後マレーシアに渡った。しかし三月下旬にマレーシアが全国ロックダウンを始めたため、仕方なく再び日本へ帰国するという話を動画でしたことが問題となった。

私は問題の動画を観て別に批判されるような内容だとは思わなかったのだが、日本の視聴者さんたちからはかなりの批判を浴びたらしい。それで数日後にその弁明動画を発表したが、これが反省の色が見られないとか、開き直っているとかで返って火に油を注ぐ結果となってしまったようだ。

さて、私が当初チカさん家族がそんなに責められるようなことをしたのだろうかと疑問に思ったというのも、私自身が外出自粛が武漢ウイルス感染を防ぐという前提に全く納得していなかったということがある。無論チカさん家族がそう思っていたかどうかは不明なので何とも言えないのだが、この程度のことで10年以上も彼女のファンだった人たちがチャンネル登録を止めるとか言ってるところを見ると、外出自粛が人命を救うという考えに多くの日本人が感化させられてしまったんだなと改めて思い知らされた。

私はここでチカさん夫婦の決断が良かったとか悪かったとかいう話をする気はない。ただ、日本に帰国すると決めたのなら、何も言わずに黙って帰ってくればよかったと思う。まあユーチューバーの性(さが)というか、自分の身に起こることをいちいち報告したかった気持ちは解るには解るが、こういう時期に神経質になってる視聴者を刺激するような内容は避けた方がよかったのではないだろうか。

出羽守と責められるのを覚悟で言うならば、こういう場合の日本人の同情圧力(ピアプレッシャー)というのは凄いものだなと思う。外出自粛は絶対だ、違反するのは非国民!みたいな感情が伝わってくる。

自宅謹慎令がでて45日のアメリカ各州では、自宅に籠っているべきと言っているのは主に地方政治家であって、一般市民はいい加減元の生活に戻りたいとおもっている。ロックダウン反対というデモが地元警察に妨害されたりしてるくらいなので、市民の多くがこの自粛が効果があるとは思わなくなっているのか、危険を冒してでも元の生活に戻る必要があると思っているかどちらかだろう。

さて話をチカさんに戻すと、カナダから日本語で発信しているユーチューバーさんが指摘していたが、チカさんは日本語で発信してはいるがアメリカ育ちでどちらかというと気持ちはアメリカ人に近いので、こういう時、責められたら攻撃態勢に入るのかもしれない、と言っていた。ただ、日本語で日本人相手に発信しているのだから、つまりそれを商売にしているわけだから、もっと日本人の気持ちを理解してあげるべきだったのではないかとも言っていた。

確かに。自分の観客を知らないと長年積み上げて来た努力が一瞬にして水の泡になってしまうからなあ。人気商売というのは大変だわ。


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カリフォルニアの医師二人、武漢ウイルスの危険度はインフルエンザと同等、ロックダウンは今すぐやめるべきと主張

先日5千人以上の検査を行ったアメリカの臨床医二人が武漢ウイルス対策としてロックダウン(都市封鎖)は効果がないどころか、かえって人々の免疫を弱める害があると発表して波紋を呼んでいる。リアルクリアポリティクスの記事から読んでみる。

カリフォルニア州ベイカースフィールド、23ABCニュースによると、緊急医療施設チェーンの経営者であるダン・エリクソンとアーティン・マシヒ医師の二人は5000人以上の検査を行った結果、COVID-19は季節性インフルエンザと感染率は変わらないという結論を出した。

エリクソン医師は先週行われた記者会見において、ビジネスは再び開業し、人々は仕事に戻るべきだと語った。

同医師はコロナウイルスと季節性インフルエンザは「感染率も死亡率も似ている」とし「事実がはっきりした今、いまこそ仕事に戻る時だ。」と語った。

「在宅謹慎が必要でしょう?我々の答えは断じて否です。」「企業は閉鎖されているべきでしょうか?断固として否です。検査を済ませて仕事に戻るべきでしょうか?まさしくその通り。」

この記者会見の模様はユーチューブに掲載されたが、そのビデオが大評判になった時点でユーチューブ(YT)はYTの規則に反する動画として削除してしまった。YTは武漢ウイルスに関する自分らが正しいとする内容以外のビデオは「間違った情報」と決めつけ削除してしまう。武漢ウイルスが武漢ウイルス研究所から出たものだとか、中国に責任があるといったビデオも不適切扱いにされ無報酬にされる。YTの検閲は中共のそれと何ら変わりはない。

幸運なことに23ABCのサイトでは元の記者会見を観ることが出来るので、そちらに行って51分に当たるビデオを観てみた。なにせ長いビデオなので、どっかで書き起こしかまとめをしてくれた人がいないか探したのだが、居ないようなので要点だけ挙げてみよう。

アメリカにはアージェントケアという医療施設がある。これは予約なくしても駆け込みで見てもらえる医療施設である。かかりつけのお医者さんとの予約が取れないとか、出張先で病気になったりした場合に予約なくしても診てもらえる便利な施設だ。救急病院のような緊急を要する重病や怪我ではなく、比較的軽症の人が気軽に行ける場所である。この二人の医師はそういうクリニックチェーンの経営者たちだ。それで、彼らは自分らの経営する施設に訪れた患者たちを5000人以上検査したところ、ベイカースフィールド付近では12%以上がすでに陽性と出ており、これをカリフォルニア全体の死亡数に照らし合わせてみると死亡率は0.03%となる。感染者が多ければ多いほど死亡率は低くなるわけだから、この病気は季節性インフルエンザとさしたる変わりはないというわけだ。

両医師はニューヨークやスペインやノルウェーや、ロックダウンを全く行わなかったスエーデンの数とも照らし合わせてみたが、死亡率はどこでもほぼ同じ程度であることが解った。感染や死亡率が一番高いニューヨークですらも、死亡率は0.1%で完治率は92%と出ている。

さて、ここで問題になるのは、季節性インフルエンザと比べて武漢ウイルスは何十倍も危険なウイルスだという推測は正しかったのだろうかということだ。これは私自身も興味があったのでちょっとまえに季節性フルーの死亡者数を調べてみたところ、2010年から2020年まで毎季2万人から6万人が死亡するというデータということだ。インフルエンザのピーク季節は11月から2月までの四か月くらいなので、武漢ウイルスが始まった1月からこれまでの数の死亡者数とそれほど変わらないという計算になる。また、死亡数/感染数もインフルエンザの0.001%とあまり変わらない数値が出ている。

エリクソン医師は、普通隔離というのは病気が発病した人や感染が疑われている人に対してするものであり、健康な人まで隔離してしまうというのは抗体を弱めることになり、かえってウイルス蔓延を防ぐのに逆効果だという。健康体の人は外に出て色々なウイルスに接触し抗体を作っていくべきなのだ。だが、家に閉じこもってウイルスに接触する機会がなければ抗体力がどんどん弱まり、いざ外に出た時に新しいウイルスに感染する可能性が高くなってしまうというのだ。

エリクソン医師はさらに、最近誰かが何かで死亡した際に武漢ウイルスに感染していたかどうかを調べるのが普通になっていると語る。現場の医師は武漢ウイルスが死因であると書くように圧力をかけられているというのだ。つまり、どのような持病を持っていた人でも武漢ウイルスに感染していれば死因は武漢ウイルスとされ統計に加えられてしまうというのである。先日日本でも著名な女優が武漢ウイルスで亡くなったと報道されたが、彼女は癌治療を終えたばかりで抵抗力が極めて落ちていたという事実がある。そういう人は普通の風邪やインフルエンザでも感染すれば非常に危ない状態になる。もし武漢ウイルスの存在が知られていなければ、彼女は単に癌治療中に肺炎にかかって亡くなったということになっていただろう。

癌や心臓病や糖尿病といった持病のある人達がなくなった場合、直接の死因は肺炎であることが非常に多い。しかし彼らを死に追いやったのは基盤にある持病であり肺炎ではない。深刻な病気があるからこそ健常者ならなんでもない風邪やフルーが深刻な肺炎へと進行し死に至るということがほとんどなのである。そういった人達まで武漢ウイルスによる死亡者として数えるのは、実際に武漢ウイルスの危険性をわざと高くしようとしている動きがあるからなのではないかとエリクソン医師は言う。

さて武漢ウイルスによる医療崩壊に関してだが、先日私は何故個人でサーフィンをしたり浜辺でスケートボードしたり自然公園でハイキングをしたりしてはいけないのか、とツイートしたところ、「そんなことをやって骨でも折ったら、それでなくても医療崩壊している医療機関に無駄な負担をかけるからだ」というツイートが戻って来た。

しかし考えてもみて欲しい、外科のお医者さんは武漢ウイルス治療になんらかの関りを持っているのか?いや、それをいうなら眼科や耳鼻科や小児科や整形外科のお医者さんたちは、武漢ウイルスの治療に直接携わっているのか? 

これらのお医者さんたちが武漢ウイルスの影響を受けていないかと言えばとんでもない、彼らもレストランやバーと同じで休業を余儀なくされている。その理由は、あまりにも武漢ウイルスに神経が行きすぎて、他の病気は完全に後回しにされているからなのだ。

例えばミスター苺は先日定期健診を受ける予定だったが、緊急以外の医療はすべて延期ということで、この検診も延期になってしまった。私も六か月ごとの歯の掃除と検診が延期になった。こうやって多くの人々の緊急ではないが重要な治療や検診が後回しになっている。ということは武漢ウイルスと直接関係のない医療機関は休業状態になっており医者や看護師が長期自宅待機というリストラ状態になっているのである。

よしんば町の開業医が営業していたとしても、患者たちはやたらに病院に行って病気が移ったら怖いと思って敬遠する。だから医療機関が崩壊しているとしたら患者が多すぎるからではなく、少なすぎるからなのである。

またロックダウンにより一般家庭にもあらゆる問題が生じている。家に籠ってイライラしている親から子供が虐待されたり、失業した夫に妻が暴力を振るわれたり、破産して自殺したり、といった人達の数が激増しているのである。なぜこうした原因による死は大事ではないのに武漢ウイルスの犠牲者だけに焦点があてられるのか?

両医師の結論は、インフルエンザとさして変わらない病気への対策として経済を破綻させ人権を侵害させる意味はない。このロックダウンは今すぐやめるべきというものだ。

私もエリクソン医師とマシヒ医師の意見に全く同感である。ロックダウンは最初からすべきではなかった。しかしもうやってしまった以上仕方がない。今後はどうやってロックダウンを止め、元の生活に戻るかについて考えるべきだ。


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ニューヨークの病院が武漢化している?最前線の看護婦が内部告発

読者諸氏はもちろんご存知の通り、中国では武漢ウイルスの地元の様子を中共の許可なく勝手に報道することを禁じている。もしこの規則を無視して報道した場合には、当局がやってきて市民ジャーナリストたちをどこかへ連行し、彼らの行方は不明となってしまう。

しかしこれは中国の話で、アメリカには言論の自由がある、現場の様子を正しく報道して報復を受けるなんてことはない、と我々アメリカ人は思いたいところなのだ、実際はそうでもないようだ。少なくともニューヨークでは、医療関係者が現場の状況を病院の許可なくSNSに掲載したりすると罰せられたり、仕事を失うなどの報復を受けるという。まずはこのNew York Timesの記事より。

ニュージャージーの大学病院であるジャージーショアユニバーシティーメディカルセンター(JSUMC)で看護婦として勤めるアダム・ウィットさんは、突然病院内への立ち入りを禁止された。病院内ではウィットさんの写真と共に、「この人物はJSUMC敷地内への立ち入りを禁止されている。見かけた人は即刻上司に通報するように」というポスターが貼られた。

何故こんなことになったのかと言えば、事の起こりは数週間前、ウィットさんが代表を務める地元看護士労働組合で、仲間の看護士が病院内での感染を危惧する旨を自身のフェイスブックに書いたところ処罰されたという話を聞いたことから始まる。ウィットさんは上司に一日休暇を取って仲間の公聴会に出席して弁護したいと申し出た。ウィットさんの上司は病院は忙しいので休みは数時間のみにするようにと忠告した。しかし一週間後の3月31日、病院側はウィットさんが無断欠勤をしたという理由でウィットさんを謹慎処分にした。そしてあのポスターの登場となった。

「これは通常のやり方じゃありません。こんなことで『指名手配』ポスターなんてことにはなりません。」

後にウィットさんは無断欠勤を理由に解雇されたが、ウィットさんは本当の理由は彼が何度も病院の安全性について質問したことや、自分のフェイスブックへの書き込みが原因なのではないかと話す。

ニューヨークやニュージャージーだけでなく、全国の民間病院では従業員に個人的にメディアと話をしないようにというメモが配られている。また個人のSNSでも「不適切」な情報を流さないようにと釘をさされている。

現に全国各地で人手不足や働きすぎや危険な労働条件などに関して抗議した看護士たちが次々に解雇されている。

そんな中、本日ツイッターでこんな記事を見つけた。

このビデオの女性は自身は看護婦だが、最前線で武漢ウイルスに携わってはいないと断ったうえで、最前線で働く数人の同僚たちから聞いた話をしている。

彼女曰く、ニューヨーク市内の病院ではICUに運ばれた患者はすべて必要かどうかに拘わらず人工呼吸器を付けられ、それ以上の治療を受けていないという。実際武漢ウイルスには種々の薬が効く可能性があるにも拘わらず、これらの患者にはそうした薬の投与がされていないというのだ。人工呼吸器は必ずしもすべての患者にあった治療法ではなく、本人も苦しいため強い麻酔をかけられるそうだ。そして怖いのが人工呼吸器を付けられた50%の患者が死んでしまう。これは直接ウイルスで死んだのか、呼吸器に耐えられずに死んだのか解らない。

ICUの看護士らは防護服も取り替えず、手袋とマスクを時々取り換える程度だという。看護師たちはICUに入ろうとせず外から偵察しているだけ。個々の患者が必要に応じて適切な治療が行われているという事実は全く見受けられないという。

「患者たちは見殺しにされている」とこの看護婦は語る。

我々アメリカ人はアメリカは憲法に守られた自由主義の国だと信じている。だが、今武漢ウイルスを言い訳に全国各地の知事たちが共産主義の独裁政権よろしく意味不明な厳格な規則を人々に強制している。医療機関の人々が真実を語れない状況を作り出している。

ニューヨークは武漢なのか?アメリカは中国なのか?

こうした政治家たちのふるまいを見ていると、全く解らなくなる今日この頃である。


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冷蔵庫で思い出した昔の話

昨日新しい冷蔵庫が来た。昔の冷蔵庫はアメリカの標準型の36インチ(91.4cm)。うちは家が凄く古いので大昔の小型冷蔵庫の想定でつくられた冷蔵庫用の空間には、現代サイズは全くはまらず天井の棚を取り除いて上は何とかしたものの、横幅がほんの1/2インチくらい嵌らず、結局突き出た感じで置いてあった。それで今回はすこし細めの冷蔵庫に買い替えた。

古い冷蔵庫は特別汚くない限り引き取ってくれるということだったので、一応中を掃除した。掃除していて気が付いたことは、腐った食品や賞味期限のきれた瓶詰などが入っておらず、我ながら中は清潔だったなと自己満足。

もう大昔になるのだが、友達の引っ越しの手伝いに駆り出されたミスター苺と友達数人が冷蔵庫を運ぶのにものすごい大変だったという話をしていた。なにせ友達の新しいアパートはエレベーターのない二階建ての古い建物。三人がかりで重たい冷蔵庫をなんとか運んだが、途中で緑色の臭い液体が漏れてきたそうだ。やっと運び終わって、ミスター苺がもしかしてと思いドアを開けてみると、なんと食品が一杯詰まったまま!しかも一度も掃除したことがなかったのか、中から異臭が漂ってきたという。

引っ越しするのに冷蔵庫の掃除もしない奥さんも奥さんだが、引っ越しを頼んだ方の旦那はこの間行方不明。自分では重たい荷物は全く運ばず、ほぼ引っ越しが終わった頃どこからともなく現れた。ミスター苺も他の友達も呆れて、それ以来この友とは疎遠になった。ま、当たり前だね。


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武漢ウイルスで暴露された各国の人種差別、どこが一番ひどい?(ヒント:欧米ではない)

一月に武漢ウイルスが中国で流行り出したころ、ヨーロッパ各地で東洋人が人種差別の犠牲になった。アメリカでもマスクをしている中国人女性が殴られたり、スーパーの試食コーナーで東洋人の子供が罵倒されるなどといった事件も起きた。日本でも「中国人お断り」のサインを掲げるレストランなどもあった。しかし、欧米や日本の中国人差別を指摘する人も、何故か国を挙げて外国人を差別しているとある国の悪行には言及しない。環境汚染で欧米を批判しながら、なぜか世界中で一番汚染をしているこの国を無視するのと非常によく似た傾向である。

ちょっと前の記事だが、この塚田真紀子という在米のジャーナリストのコラムなどがその典型だ。

新型肺炎の感染者数や死者数が激増し、ヒトヒト感染も増える中、世界各地で中国人に対するヘイトが高まっている。日本も例外ではないようだ。米紙ニューヨーク・タイムズが、日本では、#中国人は日本に来るな(#ChineseDontComeToJapan)というハッシュタグがツイッターのトレンディングになったと伝えている。

 新型コロナウイルスに対して恐怖を感じているのはわかる。日本の安全を守りたい思いから吐いた暴言もあるだろう。しかし、「#中国人は日本に来るな」という言葉はヘイトスピーチ以外の何ものでもない。あからさまな人種差別発言だ。「桜を見る会」の公文書廃棄問題障害者言及問題に続いて、世界にまた日本の恥が晒されてしまった。

この塚田という人の3月以降のコラムの見出しにも一応目を通したが、中国で「アメリカや日本での武漢ウイルス蔓延を祝う」などという横断幕が飾られたことに関する記事はなかった。

中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に投稿された、中国・瀋陽の飲食店前に掲げられた横断幕の写真(共同) © KYODONEWS 中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に投稿された、中国・瀋陽の飲食店前に掲げられた横断幕の写真(共同)瀋陽市内のおかゆ専門店が「米国の感染状況を熱烈に祝う。日本での感染が順調に長続きしますように」との赤い横断幕を店頭に掲げた。

もっとも塚田さんが出した例も私が上記に出した例も一部の人間が個人的にした人種差別である。これらは決して国が奨励してやれといったわけではない。「どの国でも差別者はいる。みんながみんなそんな人たちではない。一部の人達の心ない行動だけで、その国の人達を判断すべきではない」というのがまあ我々文明諸国の人間が考えることだ。

しかしながら中国はそういう常識が全く通用しない国である。中国で長年住んだことのある人ならだれでもいうことだが、中国では人種差別をすることが普通であって、差別しない人の方が例外だ。さもあらん。中国は政府自らが人種差別を奨励している。中国では反日教育は普通にされているし、愛国無罪とかいって外国人虐待などほぼお咎めなしに行われる。この間の外国人特に黒人虐待など中国では日常茶飯事過ぎてニュースにもならない。

それで外国に知れ渡って世界中から批判を受けて初めて、やり過ぎたようだと気づくという始末。それでも別に悪いことをしたという自覚は全くなにいのだ。中国人が人種差別という時は、中国人が他の人種から差別されることを指すのであって、自分らが他人種を差別することには当てはまらないと思っているのだ。

それでだ塚田真紀子さんのような方々にお伺いしたいのだが、一部の日本人が中国人お断りサインを掲げたりツイッターで中国人差別用語をつかったりしていることが日本の恥だというなら、自分らで武漢ウイルスを広めておきながら、外国人のせいにして白人や黒人を虐待している中国の恥についても、多少なりとも言及するべきなのではないだろうか?

中国大陸人を欧米人や日本人と同じ基準で判断しないのは、塚田さんの心に秘められた中国人差別があるからなのではないのかな?


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ロックダウン中に家電が壊れたらどうする?

ここ数週間、うちの冷蔵庫が時々ビーっという変な音をたてていた。最初は数十分に一回ほんの2~3秒鳴っていたこの音、あれ、昔からあんな音してたかなとは思ったが、特に気にせずにいた。だがそのうちに音の鳴る間隔が狭まり、ここ数日10分置きぐらいに音がしていた。やっぱりなんか変だろうと思い、ネットで冷蔵庫の変な音とかいうキーワードで検索してみたが、どうも解らない。そうこうしているうちに音がピタっと止んだ。これがいいことなのか悪いことなのか、素人の私には解らない。

実はサムソンのこの冷蔵庫は買ったばかりの頃に温度調節器の裏に氷が溜まってきちんとした温度を保てないという故障があった。当時地元の修理屋に頼んで、かなり高額で直してもらったが、韓国製冷蔵庫は販売モデルが毎年変わり、前年の冷蔵庫の部品を手に入れるのは不可能に近いのだと言われた。これが韓国企業の汚いやり方である。

ま、その時から冷蔵庫が表示する温度と内部の温度には差があることが解ったので、個別の温度計を冷蔵庫に常に入れていた。変な音が止まった翌日、温度計をチェックすると案の定、冷蔵庫の表示は華氏38(摂氏3.3)度なのに温度計は50度(10度)近い!冷蔵庫の安全な温度は40度以下とあったので、これはまずいと思った。修理屋を呼ぼうかどうか迷ったが、もう古い冷蔵庫だし、きちんと直る保証はないし、これは買い替えた方がいい(今度はアメリカ製で!)という結論に至った。

それで金曜日の本日、テレワークをサボって、開いていそうな電化製品の店を探す。いつもなら近所の大型ホームセンターや電化製品専門店などに行くのだが、なにせこういうご時世。どこの店が開いているか解らない。ネットで営業時間を調べても、それが今の情報なのか古い情報なのかはっきりしないので、ともかく運転して行ってみることにした。

まずは近所のホームセンター、ホームディポ。ここはプロの大工さんや修理屋さんなども愛用する大型店で品数も果てしなく多い。店内への出入りにこれといった規制はなく、ただマスクをして入り、レジで並ぶ時はすこし空間を開けて並ぶ程度が要求されていた。ここでは気に入った冷蔵庫が見つからなかったので次の店へ。

パソコンやテレビやオフィス用品を広く扱ってるビッグバイへ行った。ここではかなりの警戒でまるで空港のセキュリティーチェックみたいになっていた。外に居たマスクをした店員に、店に入れるのかと聞くと、注文はオンラインのみ。配達はするが古い冷蔵庫は引き取れないと言われてがっかり。だいたい冷蔵庫みたいなもの実物を見ないでオンラインショッピングなんて不安だ。諦めて次の店へ、

次は地元でやってる小さなお店。店名を言うと私の住所が指定されてしまうから今は内緒。お店がやってるかどうか心配だったが店はいつも通り営業していた。以前にテレビを買ったことがあったので、マスク姿の店員は愛想よく応対してくれ、翌日には配達し古い冷蔵庫も引き取ってくれるということになった。ああよかった!「この店がやっていたよかった」と言うと「家電は生活必需品ですからね。」と言われた。全くその通りだ。冷蔵庫や洗濯機なくして暮らせる家庭なんて今時あり得ないだろう。しかし他の州では電化製品の購入も禁止されている市があると聞いていたので、カリフォルニアはそこまで狂ってなくて本当に助かった。

それにしても不思議なのだが、なぜホームディポやこのローカル店が普通通りの営業が出来るのにビッグバイは店内に客を入れないのだろう?

実はこの間も同じような体験をした。今マスクが不足しているのでマスクを手作りする人が増えたが、私がマスクづくりに必要なゴム紐を買いに行った趣味の店はネット注文の受け取りのみで店には入れなかった。だがすぐお隣の文房具屋さんは普通に営業していた。

ホビーショップも文房具屋も同じようなものだろう。いや、それをいうなら、スーパーは平常通りの営業なのに電化製品店やホビーショップが開けられないというのはおかしくないか?スーパーで安全が保てるなら本屋だって電気屋だって洋品店だってみんな同じではないか?マスクして個人空間保てば問題ないはずだろう?だいたい普通営業の店と注文の受け取りのみの店の違いって何なんだ?

だいたいこのロックダウンの規制には一貫性がない。カリフォルニアでは自然公園はすべて閉鎖されている。ということは私とミスター苺が大好きな裏山のハイクコースも閉鎖されているのだ。ハイキングなんて団体でするものではないし、2~3人で山に登ることの何が危険なのか?(遭難するような山ではない)

またビーチも閉鎖されおり、一人でサーフィンしていた若者が10万円の罰金を食らったとかいう話がある。一人でサーフィンするほど感染の危険がない運動もないと思うが?

また子供たちや老人が愛用している近所の公園も閉鎖だ。芝生だけは解放されているが子供のジャングルジムや滑り台やブランコは駄目。テニスコートもバーベキューもベンチも閉鎖。野外で集団でピクニックをするなというのは解るとしても、なんでテニスをやっちゃいけないんだ?

先日カリフォルニアのビーチにあるスケートボードのコースに大量の砂がまかれコースが使えない状態になったところ、多くの若者たちが集まって砂を掃除してしまった!スケボのどこが感染につながるってんだ?

武漢ウイルスは紫外線や湿気に弱いそうだ。ということはアウトドアでの運動はウイルス予防にはもってこいの活動である。家に家族と閉じこもっているよりずっと健康的な活動である。

もうこんなバカげたことは止めよう!カリフォルニア州では医療崩壊は起きていない。感染率も死亡率も横ばいになった。閉鎖はもう終わりにしよう、元に戻ろう!

知事たちよ!我が民を解き放て!


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カリフォルニア武漢肺炎抗体検査でわかった意外な事実

サンフランシスコ近郊のサンタクララ郡というところで、二月に自宅で亡くなった57才の女性と69歳の男性が実は武漢ウイルスにかかっていたことが解った。これまでアメリカの第一号死者は2月下旬のワシントン州の人が最初だと思われていた。一人目の女性がなくなったのは2月6日。感染してから死に至るまでには一か月近くかかるので、この女性が感染したのは一月上旬と思われる。しかもこの二人には感染前に旅行はしていなかったという。ということは、トランプ大統領が中国からの渡航者の入国禁止をする三週間以上前に、すでにこの地域では感染が始まっていたということになる。

実はそれを裏付けるもうひとつの調査結果がある。同じサンタクララ郡とロサンゼルス郡で最近抗体を調べる検査が行われた結果、どちらの郡でも武漢ウイルスに感染した人数は当初の推測よりもずっと多いことが判明した。

これはスタンフォード大学とサウスカリフォルニア大学の二つによって行われたものだが、サンタクララ郡の場合は、調査団は3330人のボランティアに抗体検査を行い、約1.5%が陽性と出た。サンプルと人口を考慮に入れ調整すると、だいたい2.5%から4%の人がすでに抗体を持っていることになる。ということはサンタクララではすでに48000人から81000人が抗体を持っている計算になる。

ロサンゼルスではドライブスルーテストや参加者の自宅などで調査を行ったが訳2.8から5.6%が抗体を持っているという結果が出た。ということは22万から44.2万のロサンゼルス市民が感染したことになり、4月初めに確認された8000人の27倍から55倍の人々がすでに感染済みだったということだ!

武漢ウイルスはものすごいスピードで感染が広がるのか、でなければ思ったより早い時期にウイルスはすでに広まっていたと考えることが出来る。実際最初に亡くなった人の感染が一月初旬だったとすればこの話は納得がいく。

そしてこれは実は非常に良いニュースなのである。感染者が少ないのに死亡率が高ければ、この病気の致死率は非常に高いということになるが、感染者が多ければ多いほど致死率は低いという結果になるからだ。この調査から武漢ウイルスの致死率は.0014 から.0027。季節性インフルエンザの致死率が0.001%なので、インフルエンザとさしたる変わりのない致死率なのだということがわかる。

この二つの出来事は何を意味するのか。

  1. 武漢ウイルスは思ったより早期にアメリカで感染しはじめていた - 中国からの渡航者を一月下旬に止めても無駄だった。
  2. 武漢ウイルスはすでに多くの人に感染し、多くの人は症状を持たないまま治っていた。- 三月から都市封鎖などしても手遅れだった。

つまり、この病気を一か所に閉じ込めることは不可能だったのであり、今のような都市封鎖は何の意味もないということである。

私は最初の頃、日本は何故中国からの門戸を閉ざさないんだ、とかなり腹を立てていた人間の一人だが、今思うと、そんなことをしてみてもあまり意味はなかっただろうと悟った。それよりも実際はもっと多くの人に感染を広め、社会全体の抗体を作ることの方が大事なのだ。だから今アメリカがやってる州閉鎖はかえって逆効果なのである。

無論年寄りや病人は感染したら死ぬかもしれないので、十分な注意が必要だ。しかし若くて健康な人は特に心配せず、個人的な衛生に気を付けてどんどん仕事にも遊びにも行ってもらいたい。いつまでも家に閉じこもっていたら、感染を長引かせ蔓延第二派、三派を招くだけだから。


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武漢ウイルスはやっぱり人工的に作られたもの、ノーベル賞受賞科学者が宣言

拙ブログでは今年一月から武漢ウイルスは武漢ウイルス研究所から漏れたものだと言い続けて来た。ただこれが人工的に作られたものかどうかということに関しては、そういう可能性もあると大紀元時報のドキュメンタリーを観て思っていた。

しかしここ2~3日、フランスのノーベル賞受賞者のリュック・モンタニエ博士が武漢ウイルスは人工的に作られたものだと宣言した

エイズ ウイルス(HIV)を発見したことで2008年にノーベル生理学医学賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が、「新型コロナウイルスは中国武漢にあるウイルス研究所から事故的に漏洩してしまった、人工操作されたウイルスだ」と発言したのである。もともと、噂があった話だけれど、ノーベル賞受賞博士の爆弾発言だけに、人々の関心を集めている。博士は発表の中で、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の中にエイズウイルス(HIV)が含まれている、と語った。モンタニエ博士とタッグを組んでいる数学者ジャン・クロード・ペレズ氏によると、「これは時計職人が行うような精密なもので、自然に存在することはあり得ない」としている。武漢のウイルスセンターはもともとダニ媒介ウイルスの研究から始まり、長くコロナウイルスの一種であるSRASやエボラウイルスの研究をしている。(実はこの研究所はフランス政府と中国政府の共同事業として誕生した施設でもあった)

もし本当にこれが中国が人工的に作ったものであったとしたら、中国は世界中から制裁されても仕方ないだろう。


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