白人をキャンパスから追い出す日に抗議した教授吊し上げにあう(アップデートあり!)

アップデートあり:
先日、ワシントン州にあるエバーグリーン州立大学において、黒人を中心に有色人種の生徒たちが「白人が居ない日」という催しを決行し、退席を拒んで授業を続行した白人教授が暴力的な生徒たちから吊し上げを食うという事件が発生した。
エバーグリーン大学では1970年代から「黒人の居ない日」という催しが年に一回行われてきた。これは70年代に書かれた戯曲から原点を発しているとかで、黒人が世の中にどれだけ貢献しているかを白人に認識させるための、いわゆるストライキ運動が始まりだった。最近では黒人だけでなく、他の有色人種もこのストライキに参加していた。ところが今年から学生たちは趣向を変えて、有色人種が欠席するのではなく、生徒及び教授や事務職員に至るまで白人たちを一日学校から追い出すことを提案した。
これに異論を唱えたのが生物学のブレット・ウエインスタイン教授。自発的に欠席するのと他人の退席を強制するのとではまるで意味が違う。前者は弾圧に対する抗議であるが、後者は弾圧そのものだ。どんなグループも他のグループを追い出すべきではないし、出ていかない人々を悪者扱いすべきではない。大学構内において個人の権利はその個人の人種によって決められるものであってはならない。また特定の人種が他の人種を標的にするのは不適切である。私はその日も学校へ来るつもりなのであしからず。教授はそのような内容のメールを学校側と生徒会の双方に送った。
さて、一か月後「白人の居ない日」の当日、その日も教授はいつも通りに出勤して講義を始めた。すると数分もしないうちに教室の外に百人近い生徒たちが集まり大声で「ウエインスタイン出てけ」「ウエインスタインは辞任しろ」と騒ぎ始めた。なんだろうと教室の外に出た教授を待ち受けていたのは怒り狂った生徒たち。添付したサイトにその時の模様の映った動画がある。言葉はわからなくても、教授が冷静に生徒たちと会話を交わそうとしているのに生徒たちが怒って怒鳴っているのがわかるはず。生徒たちはバリバリなリベラルで自称「革新派」のウエインスタイン教授を「レイシスト!」と罵っているのだ。人種によって他人を差別してはいけないという教授がレイシストということになるんだから、まったく後退派左翼のやることは本末転倒。
誰かが警察を呼んだが、学校経営者側は構内警察に何もしないように支持。教授は身の危険を感じてその後数日学校に行かれなかったという。
教授はデイブ・ルーベンとのインタビューで、左翼生徒は普段ならリベラル革新派として左翼の味方であるはずの副学長や教授や警察署長がレイシストの汚名を着せられたのは偶然ではないと語る。後退派左翼連中は本来ならば味方であるほど意見が近い人々の、ほんのちょっとの意見の違いを取り上げて激しく非難することによって、どのような異見も許さないというファシスト的姿勢を明確にしているのである。
保守や右翼よりも、革新派やリベラルたちを恐怖におののかせ、少しなりとも他の考えを持つことを断固禁止する。これこそファシストの道である。宗派の違うモスレム同士の殺し合いの方が異宗教徒への暴力よりずっと激しいのとまったく同じ理屈だ。
大学キャンパスは本当に安全地帯からどんどん遠のいていく。
アップデート! 6/2/2017現在
エバーグリーン大学は大学への脅迫があったとして
本日木曜日突然閉鎖された
。警察はこれがどのような脅迫であったのか詳細は述べていない。


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ユーチューブでみつけた面白いサイト色々

この間もちょっとお話したのだが病気で静養中に日本やアメリカのユーチューバーのチャンネルを色々観てて面白いなと思ったことをちょっと書こうと思う。
韓国でおきた僕の最初の人種差別体験 -TerryTV(英語)
テリーは韓国人とアメリカ人の混血。最近韓国で英語教師を始めた。いろいろ期待して韓国へ行ったのだが、始めた学校での待遇があまりにもひどい。とにかくこき使われ過ぎるうえに彼のやることなすこと事務局長の女性が文句たらたら。そんな状況が二か月くらい続いたので、ついにテリーはこんな状況では働けないと苦情を述べたところ事務局長は「辞めたいなら辞めてくれていい」と極めてあっさり言ったのだという。それでテリーは一体自分に何の落ち度があるというのか、どうして他の教師よりも冷遇されるのか、と色々聞いてみると、女局長は初めて正直にその理由を話した。
この英語学校は子女に高度な英語教育を受けさせようと両親が多額の授業料を払って入学させている。親たちは本物の英語を子供たちに習わせたいと思っているため、英語教師らはこの親たちのイメージする理想な英語教師像を醸し出す必要があるというのだ。平たく言えば、英語教師は西洋人に見えなければならないということ。正直なところカカシから見るとテリーは韓国で居そうなイケメン男優かアイドルかというくらい美形で格好いい。実を言うと私はテリーのブログは彼が韓国へ行く前から観ているが、彼は韓国系アメリカ人だと思っており、ハーフだとは言われるまで気が付かなかった。それがいけなかったらしい。つまり、テリーは女事務局長が期待していたほど白人に見えない、いや、それどころか東洋人、特に韓国人に見せすぎるのだ!それで前々から辞めてほしかったけど、まさか白人に見えないから辞めてくれとも言えず、意地悪していびり出そうと思っていたらしい。
韓国に居て韓国人に見えすぎることで人種差別をされたという不思議な話であった。
在日外国人が発信するユーチューブ、J-Blog
韓国の英語学校における外国人への対応の悪さもそうだが、日本にも無知な外国人を悪用する悪徳業者はたくさんある。それについて色々紹介している外国人のブロガーも結構いる。日本在住の外国人が日本語もしくは自分らの母国語で日本での生活についてアップしている動画サイトのことはJブログと呼ばれ、やってるブロガーたちはJブロガーと呼ばれる。最近発見した二つの対照的なサイトをちょっと紹介。二つとも英語サイト。
GivemmeaflakemanのビクターとRyan Boundlessライアン・バウンドレス。
どちらも日本生活歴が長く、ビクターはもう20年以上、ライアンは10数年。二人に共通していることは日本で長年英語を教えているということ。だが、対照的なのはビクターは日本での生活をエンジョイして完全に日本に融和しているのに対し、ライアンは日本が嫌いで何かについて日本の悪口を言い、日本で暮らしている自分がいかに惨めであるかを常に語っている。はっきり言ってライアンのブログは気が滅入るからちゃんと見たことはない。ビクターは楽観的だが話がまとまらずに長ったらしいので好きではないが、一緒に飲んだら面白いおっさんかもしれないという気がする。友達になるなら絶対にビクターの方だね。
外国人が日本で仕事をするのであれば、やはり下調べは必要不可欠だ。相手が外国人だと思って足元を見る悪徳日本業者はいくらもいる。そういう意味で今日本に暮らし、嫌な体験もしているほかの外国人の話をユーチュブのブログを通じて聞くことが出来るというのはこれから日本へ行こうという外国人にとっては非常に助かることだろう。ところで外国人英語教師の最低月収は25万円(手取りではない)だったそうだが、最近は法律が変わってそれ以下のところもあるとか。これは1980年代から全然変わっていない。いくらデフレといっても、これはかなり低いのではないかと思う。
カカシが好きな日本語ユーチューバー
最後にカカシが好きな日本語のユーチューブチャンネルを二つ紹介しよう。一人はカカシがもう数年前から登録しているKAZUYAチャンネル。もうひとつはPDRさん
カズヤ君は保守的な政治に関する話をしており、カカシは慰安婦問題の件で4~5年前に知った。まだ20代で高卒だというが、アメリカの名門大学に行ってる学生なんかよりずっと博学。大学なんか行かなくても教養は身につくという例だね。最近では本を出したり政治雑誌にコラムがあるなど結構な活躍ぶり。声も声優並みで上品。
「PDRさん」のダンカンはイギリス人と日本人のハーフで30歳前半。15歳までイギリスで育ったがその後は日本住まい。彼は時々英語のブログもアップしているが日本語の方がメインなようだ。ヒューモアがイギリス風な皮肉っぽいものなので日本人には通用しないとか言ってるが、結構人気があるので通じてるのではないかと思う。彼は若いころコンビニに9年も働いていたとかで、「コンビニにくるうざい客」シリーズは面白い。彼の奥さんのメイミーさん(英語と日本語)もJブロガーとして日本に興味のある外国人からも人気がある。


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大悲劇!トランプ大統領がパリ協定から離脱したら地球の温度が0.3度Cも上がる!100年後に、、、

昨日トランプ大統領は国際的な地球温暖化対策であるパリ協定を支持しない意向を明らかにした。実際にパリ協定から離脱するかどうかは近日中に発表があるようである。

【ワシントン=川合智之】米メディアは28日、トランプ米大統領が外遊前、プルイット米環境保護局(EPA)長官らに地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱する方針を内示していたと報じた。ただ主要国首脳会議(タオルミナ・サミット)で各国首脳はトランプ氏にパリ協定から離脱しないよう働きかけており、思いとどまった可能性も残る。トランプ氏は方針を週内に正式発表する。

しかしアメリカがパリ協定から離脱したら地球は大変なことになっちゃうぞ~という記事Watts Up With Thatを読んだのだが、この記事でインタビューされた科学者によると、パリ協定離脱によって二酸化炭素排出の量は一年に3兆トンにも及ぶとし、最悪の状態で今世紀の終わりまでに0.3度C気温が上がる可能性があるというもの。え?最悪の場合でも今世紀終わりまでに0.3度の上昇?何それ?
トランプ大統領の決断を目前に控え、先日フェイスブックに人為的地球環境変化説(俗に地球温暖化説)を信じない人間は何が真実であるかの判断能力がないと批判するビデオを掲載した「ともだち」がいて、普段はこういうバカげたビデオは無視するのだが、気まぐれに「問題なのはこういう怪しげな科学をもとにして社会政策がつくられることなんだよね。」と書いたところ、ちょっとした言い争いになってしまった。
ともだちやその友達連中は、温暖化は圧倒的な科学で証明されている、97%の科学者が同意している、と喚きたてるので、あんたら一人でもスケプティクス(批評家)の意見を聞いたことがあるの?と聞いてみると、そんなものはいくらも読んだことがある。奴らの説は嘘でたらめで科学に基づいていない、という答えが返ってきた。そしてある人間はこのジャーナルを読めとリンクを送ってきたが、それは特定の調査書ではなくてジャーナルのリンク。そんな膨大な資料のなかから何を読めというのだろう。
で、ある一人が批評家の意見で科学ジャーナルに発表されたものがひとつでもあるなら紹介しろというので、気象学者のロイ・スペンサー博士の本を紹介したところ、スペンサーさん(あえて博士とか教授とか言わず)はバリバリの宗教家で進化論を信じてない非科学的な人間だ、そんなやつのいうことは信用ならんね、という答えが返ってきた。スペンサー博士は生物の進化は偶然の出来事ではなく神の創造だと信じており、これは特に非科学的な考えとは言えない。なぜなら神が生物の進化を設計(デザイン)したのだとしたら、特に矛盾はないからである。
ま、その話は置いといてだ、要するにフェイスブックの「ともだち」は実際に批評家がどのような批評をしているかという内容を議論するのではなく、単に批評家の人格を責めることしかできないというおざなりな結果となった。まあ、そんなことだろうとは思ったけどね。
はっきり言って私が聞きたいのは次の数点。
1)地球温暖化は起きているのか?
2)起きているとしてそれは問題なのか?
3)問題だとしてそれは人為的な原因によるものなのか?
4)人為的な原因だとしてそれを是正することができるのか?
5)是正できるとして犠牲を払うだけの価値はあるのか?
上記のコメントで私は私の場合、今1)と2)の間で止まってるんだよねと書いておいた。もし最悪の場合でも100年近くで0.3度Cの上昇だったら我々の生活にどれだけの支障を来すというのか。そんなの一日における温度差より低いじゃないか。単なる誤差の範囲だろう。誰も気が付かないような温度差だ。
それに地球の温度が多少上がることは悪いことではないという説もある。いや、それを言うなら二酸化炭素排出量が多いほど食物が育つという例もある。
というわけなので、トランプがパリ協定から離脱する決意を固めたとしたらいいことだと思うがね。


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シャリア法推進モスレム女リンダ・ソーサーがフェミニストで居られるわけ

前回もお話したオーウェルの言う二重思考概念を地で言っているのがシャリア法推進派フェミニストのリンダ・ソーサー。彼女は常にヒジャブをつけてシャリア法こそが女性解放に貢献しているなどとわけのわからないことを唱えているモスレム女。彼女はパレスチナ人で対イスラエルテロに積極的に参加しているテロリストでもある。彼女はアメリカにおいてBDSと言われるイスラエル製品ボイコット運動に余念がない。その彼女が昨日ニューヨークの市立大学の卒業式の来賓演説家として招待された。保守派著名人の大学講演が次々と招待を拒否されるこの時代になぜか大学の半数を占めるユダヤ系学生を無視して反ユダヤのモスレムテロリストは大歓迎というこの矛盾。
さて、このことに抗議して反モスレムで有名なパメラ・ゲラーとマイロ・イヤナポリスが大学の外で抗議演説を行った。無論この集まりは左翼連中が騒音や暴力で阻止しようとし、ゲラー派に殴り掛かった女子大生が反対に押し返されるという小競り合いがあった。女子大生は自分が小柄だったので卑怯な右翼に狙われ暴力を振るわれたと大騒ぎした。無論アメリカのメディアは「反ソーサー抗議集会で暴力発生」とあたかも右翼保守派側が暴力をふるったかのように報道している。
後退派左翼のユダヤ系学生のなかには、ソーサーに騙されて彼女を支持している能天気な学生もいる。こういうユダヤ系学生は自分らが単にソーサーのようなモスレムに利用されているだけで、実はどれほどモスレムに蔑まれているか知らないのだ。こういうのを利用価値のある愚か者たちというのだ。
ソーサーがフェミニストたちにちやほやされるのは、彼女が左翼の間では今やどんな少数派よりも権力のあるイスラム教徒であるということ、右翼保守がイスラムは男尊女卑の最たるものだと主張するのとは裏腹に、誇らしげにヒジャブを付けながらバッチリ化粧した美人で、しかも英語に全く訛りがない逞しい女性に見えるからなのだろう。
本当のフェミニストならイスラムは彼女たちの最大の敵のはずなのに、まったく情けない。


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言葉がなければ思想もなくなる新語法ニュースピークの恐ろしさ

「過去を支配する者は未来まで支配する。現在を支配する者は過去まで支配する」 -1984ジョージ・オーウェル
ジョージ・オーウエル著の1984という小説のなかで、ニュースピーク(新語法)なるものが登場する。これは体制に反対する言葉を規制することによって反撃思想そのものを消してしまおうというもので、小説内の架空の独裁政権が考え出した政策のことだ。
オーウエルは旧ソ連の共産主義について語っていたが、この思想は今の西欧やアメリカにも十分にあてはまる。たとえば、この間のマンチェスターテロがあったイギリスにしたところで、メディアは犯人がイスラムテロリストだと指摘するのをずいぶん長く拒んでいた。あたかもイスラムテロリストという言葉を使わなければ人々の間からテロをイスラムに結び付ける思想が消えてなくなるかのようなやり方である。
イギリスだけでなく、今やレイプ大国となったスエーデンやドイツやノルウエーやオランダなどでは、犯罪者がモスレム移民であった場合「アジア系の青年」などといった表現をし、ひたすら彼らがアラブやアフリカ出身のモスレムであることを隠そうとする。日本のメディアが犯罪者が朝鮮籍であるのを隠そうとするのと同じだ。
これについてはナスタチウムさんが紹介してくれた坂東忠信という人が「言葉にないものは考えに浮かばないし思いつかないのです。その単語や言葉を失うと、考えなくなるのです。」と言っているが、まさにその通りだ。少なくとも政権の狙いはそこにある。
オーウェルは政府にとって不都合となった過去を抹殺し、あたかもそのような出来事がなかったかのようにふるまう姿を描写しているが、これは共産党のブラックブックにもあったように非常に効果的なやり方である。
これは有名な話だが、毛沢東と政府の高官二人が自分らが庶民の代表であることを示すために落ち葉掃除をしている姿を記念撮影した。しかし後に毛沢東の横に立っていた高官が失脚したため、三人で写っていた写真からいつの間にか一人消えてしまい、三人が写っていた写真が載っている雑誌は回収され、その後の雑誌や新聞では二人だけに修正された写真が掲載された。しかしその後、毛主席の前でちりとりを持っていた高官も失脚し、彼の姿も修正されて消滅してしまったのだが、修正者の落ち度でちりとりが消されていなかったため、中央にちりとりだけが宙に浮くという不思議な写真になってしまったという笑えない話がある。
今アメリカ南部で民主党率いる左翼により南北戦争に関する資料がことごとく隠滅されている。特にユニオンジャックと呼ばれる南部軍の旗は奴隷制の象徴だとか言われてあちこちの公共施設から姿を消している。先日もこの旗の掲揚を巡ってジョージア州の小さな南北戦争資料館が閉鎖されてしまった。
奴隷制度廃止を巡って起きた四年に渡る南北戦争の真実が語り告げられることは、常に黒人の人権云々を声高に唱える民主党にとっては良いことなのではないかと思われるかもしれないが、実は奴隷制に関しては民主党にとって都合の悪い真実がある。多くの後退派左翼は誤解しているが、実はアメリカの歴史を通じて一貫して黒人差別を行ってきたのは誰あろう民主党なのである。南北戦争は奴隷制擁護の南部(民主党)と奴隷制度廃止派の北部(共和党)との闘いだった。奴隷を開放したエイブラハム・リンカーンは共和党最初の大統領。奴隷制度が廃止された後も、何かについて黒人を弾圧してきたのが民主党。学校や軍隊やバスやレストランや公衆トイレに至るまで黒人と白人を区分けする制度を作ったのも民主党。黒人を暴力で威嚇する白人至上主義のKKKを設立したのも民主党なのだ。
だから今や市民運動の代表みたいな顔をし右翼保守や共和党をレイシストだの白人至上主義だのと攻め立てている左翼民主党にとっては、こうした不都合な歴史を抹殺し人々の記憶から消し去る必要があるのだ。
「2足す2が4と言えることが自由だ。それが認められるなら他のこともすべて認められる」
後退派左翼が何かと人々の言論を弾圧するのは、真実こそが彼らを崩壊する力であることを彼らは十分に承知しているからだ。同じ1984のなかで二重思想という観念が紹介されている。それは「相反する2つの考えを同時に受け入れる」こと。
例えばシャリア法はフェミニストだとか言論の自由はナチス(ファシズム)思想だとか、性別に男女の区別はないとか、イスラムはテロ思想とは無関係とか、、
こういう矛盾した考えを同時に信じてはばからないのが後退派左翼なのである。
私が常に不満に思うことは、こうした左翼の口車に右翼や保守派が乗ってしまうことだ。だいたいポリコレという概念は左翼のねつ造したものだ。読者諸氏もお気が付きのことと思うが、左翼連中はやたらに新語を作り出し、わけのわからん言葉使いをして人々を困惑させる。そうして自分らがでっち上げた言葉を使わない人間をレイシスト!ホモフォブ!と責め立てる。多くの行儀のいい右翼保守はつまらないことで相手を怒らせないようにとつい彼らの造語を使おうと妥協してしまう。これは非常にいけないことだ。
例えば、英語では不特定な個人の代名詞は男性代名詞の”he”を使うことが文法上の規則となっていた。また職業で下に「人」の意味で”~man”を使っていたのも、別にこれは「男」という意味でつかわれていたわけではない。それがフェミニストから苦情が出て、heは差別的だ相手の性別がわからない場合はhe or she(彼もしくは彼女)と言わなければならないとか、ポストマン(郵便屋さん)やチェアマン(議長)はメイルキャリアー(郵便配達員)とかチェアパーソンもしくはチェアと呼び変えろと言い出し、いまでは公式な書類では男女を区別するような職業名はほとんどなくなっている。(スチューワデスとかウエイトレスなんかも今ではダメですね~)しかしこの点日本語は便利だな。気が付かなかったけど、、
最近は女装男をトランスジェンダーウーマンと呼び、女性用代名詞のsheを使えと命令する奴らが増え、右翼保守もうっかり女性代名詞をつかっている。また、自分の生物学的性と精神が一致している「正常人」のことを”cis”と呼び、かえって性適合不一致の変態人間のほうが正常であるかのような表現をする。メディアなどがまるで当たり前のようにそういう言葉を使うので右翼保守まで調子にのって使っているのにはうんざりする。
このように後退派左翼が作り出すでたらめ造語を一般人は使うべきではない。なぜなら言葉を支配する者が思想を支配するからだ。これはカナダの大学教授ジョーダン・ピーターソン教授が左翼連中たちの作り出した何十にもわたる性別代名詞の使用を拒否したところ、左翼生徒や教授らからひどい迫害を受けている例でも顕著である。
我々自由人は新語法ニュースピークも二重思考のダブルシンクも認めてはならない。だが、後退派左翼が常にこのやり方で自由を脅かしているということは十分に理解すべきである。


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イギリスのテロ、犯人追及よりも市民の言論弾圧に余念がないイギリス

この間、イギリスはマンチェスターのコンサート会場外で起きた自爆テロについて、犯人像が明らかになるにつれ、いわゆるローンウルフ(一匹狼)ならぬノウンウルフ(知られている狼)であることがはっきりしてきた。最近起きるテロではこういうケースが多い。つまり、普段から過激な言動や挙動不審で職場の人間や近所の人や警察当局にも知られていたのに、当局は人種差別と批判されるのが怖くてテロ防止のために何も出来ないもしくはしていない状態が続き、結果的に回りの人たちが心配していたようなテロ事件が起きてしまう。(これに関しては詳しいことをナスタチウムさんやナンミンウォッチさんが書いてくれているのでご参照のこと。)
カリフォルニア州のサンバナディーノでのテロ夫婦による乱射事件が起きた時も、近所の人たちが夫婦の家には得たいの知れない怪しげな男たちが常に出入りしていたことを胡散臭く思っていたのに、人種差別者とかイスラモフォブとか言われるのを恐れて誰も警察に通報しなかったとことがあとになってわかった。
あの後、私は職場のテロ防止セミナーで「何か見たら何か言え」というスローガンを教えられたが、何か言ったら人種差別で訴えられる可能性もあり、そう簡単に口が利ける状態じゃないだろうと私は思ったのだ。誰も何も言わなかったが、多分セミナーに参加した人たちはみな同じことを考えていたのではないかと思う。
この事件直後前回に紹介したイギリスのジャーナリスト、ケイティ・ホプキンスが自分のツイッターに「22人死亡。数は増している。問題になるな。ファイナルソリューション(最終的な解決法)が必要だ。」と書いたところ、なんとホプキンスがヘイトスピーチの疑いで警察から捜査対象になってしまった。それだけではない。フェイスブックもツイッターもマンチェスターテロ事件についてイスラムに批判的なエントリーをした人々の口座を必死に取り調べ中だというのである。テロリスト集団の取り調べよりテロ批判をするイギリス市民の取り調べに余念がないイギリス当局。いったいどうなっているのか?
確かにホプキンズの「ファイナルソリューション」という言葉使い(ナチスドイツがユダヤ人種浄化に使った言葉)には語弊があったかもしれない。彼女自身それは認めている。しかしこれは単なる言葉使いだ。しかも22人の年端もいかない少女たちが文字通り木っ端微塵に吹っ飛ばされた直後の感情に満ちた表現である。そんな時に誰が正しい言葉使いなど考えている余裕があるというのだ?ホプキンズの不適切な言葉使いはその程度の言い訳でなりたつ。だが言い訳にならないのはイギリス当局の行動だ。いったい何のために一般市民の言動の捜査などしているのだ。市民は怒っている、政府や市民の行動を求めている。それのどこが悪いというのだ?
いったいどれだけの市民が殺されれば目が覚めるのだ?どれだけの女子供が強姦されればい解るのだ?どれほどの西洋文化が破壊されればヨーロッパは反撃するのだ?
この期に及んでさえ、欧州の左翼の心配はモスレムへの「バックラッシュ」だ。本当の危機を恐れることはバックラッシュではない。彼らの多様文化や共存妄想や寛容がもたらしたものは悲愴以外の何物でもない。「平和の宗教」は彼らの寛容や迎合に感謝などしたか?恩義に着たか?
その答えは断固たる否である。
欧米の状況は以前よりずっとひどいことになっている。西欧およびアメリカにおいては言論の自由も交流の自由もない。特に白人は何かにつけて「白人特権」だの「文化盗用」だの言われて身動きが取れない。
いったい何が起きたのだ?欧米はいったいどうなってしまったのか?
しかし聡明なる日本の読者諸氏よ、これが西欧とアメリカだけの問題だと思ったら大間違いだ。我々に起きていることは君たちにも起きうる。
左翼は容赦がない。欧米で成功すれば貴国にも進出することは間違いない。保証する!
イスラエルで起きたインティファダを思い出してほしい。ピザ屋が爆破され、新生児の病棟が乱射攻撃され、自爆テロが毎週のようにあちこちを襲ったことを。西欧はそのことについて何と言った? イスラエルでテロが頻発するのはイスラエルがパレスチナ人を弾圧しているからだと同情すらしなかった。ネタニヤフ首相はフランスのテレビインタビューで、テロリストよりもイスラエルを責めていては、はいずれフランスにテロを蔓延させることとなると警告した。
ネタニヤフ首相の言った通りになったえはないか? イスラエルが攻撃されたのはイスラエルが何かしたからではない。イスラエルが攻撃されたのは、そうして今もされているのは、イスラエルがイスラエルたるからなのである。私は2001年の911同時多発テロが起きた時にも同じことを言った。アメリカが攻撃されたのは世界中でアメリカがモスレムを弾圧しているとかアラブ諸国で戦争を犯しているとかいうことが理由なのではない。アメリカが攻撃されたのはアメリカが自由民主主義というイスラムの一宗教独裁主義にとって脅威的な存在だからなのである。イスラムという言葉の意味は「服従」だ。イスラムは全世界をその支配下に置くことが最終目的なのである。だからモスレムからの攻撃を逃れたいのであれば、自由社会はイスラムに屈服し完全服従を誓うしかないのだ。それが嫌なら断固戦わねばならないのだ。


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ブログ復帰します

「苺畑より」の愛読者の皆さま、大変長らくお休みしてしまい申し訳ありませんでした。実は三月の終わり頃、私のパソコンが突然ぷっちーんと真っ暗になり、近所のイスラエル人の修理屋さんに持って行ったところ、どうしようもないほど完全に壊れているといわれてしまいました。仕事用のパソコンは日本語が打てないし、ノートパッドでは指一本での入力しか出来ません。こんなんじゃタッチタイピストの私にはとても文章なんか書けたもんじゃない。
それで新しくコンピューターを購入しようと考えていたのですが、一年以上も調子が悪く手術を薦められていた左目がいよいよ視力がた落ちでコンピュータースクリーンも見えない状態で、もうこれ以上手術を延期することはできないこととなり、ついに四月に手術を受けました。
手術後の回復はまあまあなんですが、最初はノートパッドを顔にひっつけてユーチューブのビデオを観るくらいしかできず、とてもとてもブログを書くなんて余裕がありませんでした。
とまあ、そういうことで、色々あり、一か月以上のお休みということになってしまったわけです。お休みを心配してユーリさんからお問い合わせをいただき感謝しております。先週末やっと新しくパソコンを購入。マニュアルみながら昨日なんとか日本語ソフトをダウンロード。まだ使い方があやふやなんで間違えることもあると思いますけど、どうぞその辺はご了承ください。
ユーチューブあるある
実はカカシは日本のポップカルチャーにものすごく疎い。ま、アメリカ生活30余年だから当たり前と言えば当たり前なのだが。目の手術後に長期の自宅静養を強要されたとはいうものの、本も読めないしコンピュータースクリーンの字なども読めない。テレビも全然観えないので、ノートパッドを顔にひっつけてユーチューブの動画を観るとか、ネット配信のラジオ番組を聴くくらいしか楽しみがなかった。それでこれまであまり親しみのなかった日本人ユーチューバーたちの動画をまとめ観してしまった。英語ではこういうのをビンジウォッチングというのだが、日本語では何というのだろう?
それで最近学んだ新しい日本語。
なんとか「あるある」 - 「あ~、そういうことってあるよね」と感じるような状況を言うらしい。「コンビニに来るうざいお客」とかいう例をたくさん出すときに「コンビニあるある」というふうに使うみたいだ。
ジする、ディする - 不敬な態度を取ること。これはもともとは英語の”disrespect”から来るもので、英語の隠語で “dissing”と言ったのをそのまま日本語に当てはめたものと思われる。こんな隠語まで日本語に取り入れられるとは驚いてしまった。
ばずる - これも英語の “Buzzing” をそのまま日本語の進行形にあてはめたものなんだろうと思われる。Buzz というのはちょっと耳障りな音の意味だが、この場合は評判になるという意味でつかわれている。
ユーチューバー -ユーチューブに動画を挙げて生計を立てているプロのことを言うらしい。アメリカではVlogger (Video Blogger) と呼ばれる人たちのこと。
ま、ほかにも色々あるのだが、そのうち追って紹介しよう。もっとも読者諸氏はすでにご存知のことなので今更言われたくないと言われそうだが。
明日からちゃんとまともなエントリーを書こう。


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