トランスジェンダリズムの害について米国下院議会で証言した勇気ある女性たち

アップデート:国際水連はトランスジェンダー選手を許容するため新しくオープンカテゴリーを設けると発表。国際水連はすでに一年前男子として思春期を迎えた選手の女子競技参加を禁止する方針を取っていたが、今回正式にトランス自認の選手が参加できる枠を新設するとととなった。World Aquatics announces ‘open category’ to include trans swimmers: ‘Our sport must be for everyone’ | Fox News

日本の福岡で開催された世界水泳大会で、フサイン・アル・ムサラム会長は、2022年6月の方針変更を受けて設立された委員会が、トランスアスリートを含むカテゴリーを創設するという目標に向けて取り組んできたことを発表した。

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先日米国下院議会のJudicial Committeeはトランスジェンダリズムに関しての現状について多々の証人を呼び公聴会を開いた。その中で女子スポーツに女子自認の男子が参加することに関する弊害、そして未成年の性転換治療に関する賛成意見と反対意見が紹介された。これらについて、よもぎねこさんやBlahさんらが詳しく紹介してくださっているので、それを読みながら私もお話しようと思う。

まずよもぎねこさんが紹介してくれているペン大学の水泳チームの話から。これは、悪名高い女性自認男水泳選手リア・トーマスとペンシルぺニア大学の水泳チームで一緒だったの元チームメイト二人の証言だ。この中のひとりポーラ・スキャンラン(Paula Scanlan)はマット・ウォルシの「女とは何ぞや」の映画の中で匿名で内部告発をしたが、最近トーマスと競争し同点になった元水泳チャンピオンのライリー・ゲインズ(Riley Gainsの影響で自分も名乗り出て活動を始めた女性である。

ライリー・ゲインズも語っているが、女子選手たちは身体的にずっと有利な男子選手と競争させられるということのほかに、身長190センチもある男性器丸出しの男の前で着替えを強制されるという辱めを受けたのである。ポーラ達チームメートはトーマスが女子チームに入ってくることに関して、コーチから彼の入部に関する異論は受け付けないこと、彼と一緒に着替えるのに抵抗のある女子は学校側がカウンセリングを提供すると言われたという。

みなさんがご存じないのは、ペンシルベニア大学水泳部の女性たちの経験です。チームメイトと私は、身長6フィート4インチの生物学的男性で、男性器が完全にそのままの遼の前で、週に18回も服を脱ぐことを強要されたました。

これを避けるために、トイレの個室で着替える子もいれば、家族用のトイレを使う子もいました。私たちが運動部に懸念を表明しようとしたとき、私たちは遼が泳ぐことと私たちのロッカールームにいることは譲れないことだと言われ、男性の前で服を脱ぐという考えに馴染むよう再教育を試みる心理学的サービスを提供されました。

(トーマスではなく、苦情を言う)私たち女性の問題とされたのです。私たちは順応し、移動し、黙ることを期待された。私たちの感情などどうでもよかったのです。大学は、男性の感情やアイデンティティを正当化するために、女性をガスライティングし、恐怖を煽っていたのです」

女性達の尊厳を侮辱しておいて、女性達に我慢しろ、さもないと卒業後の就職にも響くぞと脅かされて沈黙を余儀なくされたのだ。これが女性差別でなくて何なのだ?

この記事には書かれていないが、ポーラは以前にマット・ウォルシのインタビューで、チームメートの一人が男子と競技することの理不尽さに激怒して学校側に直談判に行ったが、彼女は帰ってくるとトーマスの入部は良いことだと完全に考えが変わってしまっていたという。いったいどんな「再教育」がされたのだろうか?

次の証言はすでに拙ブログでも何度か取り扱った脱トランス女性のクロエ・コールだ。彼女の証言の内容は全文をBlahさんがツイッターで掲載してくれているでご参照のこと。

クロエは12歳の時に自分はトランスジェンダーだと親に宣言。13歳で思春期ブロッカーを処方され13歳で男性ホルモンテスタストロンを摂取。15歳で乳房切除手術を受けたが、一年も経たないうちにすべてが間違いだったことに気付いた。

私はダイニングテーブルの上に置手紙をして、自分はトランスジェンダーだと告白しました。両親はすぐに心配し、医療の専門家の助けを借りる必要があると感じたようでした。しかし、それは間違いだったのです。家族全員が即座に、イデオロギーに突き動かされた欺瞞と強要の道を歩むことになりました。

私が受診した一般的な専門家は、両親に「すぐに思春期抑制剤(ブロッカー)を飲ませる必要があります」と言いました。 彼らは両親に簡単な質問をしました:「 死んだ娘さんと生きているトランスジェンダーの息子さん、どちらを選びますか?*」と。 (*=トランス医療における常套句で、子供の主張するジェンダーを肯定しなければその子は自殺してしまうだろう、ならば性別を移行させてやる方が本人のメンタルヘルスも回復し希死念慮もなくなる、という意味) その選択は両親の警戒を解くのに十分でしたし、今考えても両親を責めることはできません。私たち全員が、いわゆるジェンダー肯定治療(ジェンダー・アファーミング・ケア)*の犠牲になった瞬間でした。 (*=欧米で広く支持されてきた療法で、患者の経験や感覚を尊重し本人の主張するジェンダーに寄り添った医療やサポートを行う)

Blahさんが文章内で指摘しているようにこの「死んだ娘と生きてるトランス息子のどちらを選ぶ?」という文字通り殺し文句は「自死の切り札」として子供の性転換治療に懸念を示す親たちを説得するために使われる常套手段である。今すぐにでも性転換治療を行わなければ子供は自殺してしまうと親たちを脅すのである。しかしクロエは医者たちの話とは正反対に精神状態は悪化し16歳の頃に本当に自殺を考えるようになったという。

しかし手術後、16歳の時、私は自殺したいと思うようになりました。今は良くなっていますが、両親はもう少しで、医師から約束された死んだ娘を手に入れるところでした。私の主治医は、彼らが避けたいと言っていた悪夢そのものを作り出すところだったのです。

ここでいうジェンダー肯定治療というのは要するに、子供が自分が異性だと言い出したら周りはそれを肯定し、その性に合うように身体を改造してしまうという恐ろしい措置のことを言う。肯定治療などと綺麗な言葉を使って親や本人を騙すために作られた言葉だ。

この公聴会では性転換治療の弊害に関する証言に対し、民主党からトランスジェンダーの息子を持つという母親の証言も出された。彼女の名前はミリアム・レイノルズ(Myriam Reynolds彼女の証言全文はこちら

レイノルズは自分はテキサス住まいのキリスト教保守であると強調した後、同時にトランスジェンダー息子の母であると言って話を始めた。レイノルズの息子は11歳の時に自分はトランスジェンダーだと宣言した。彼女は「自分も夫も即彼を肯定する必要があると思った」という。私はこの部分を読んで、彼女が宗教保守派であるというのは疑わしいと思った。普通の保守派の両親なら自分は男の子かもしれないと娘が言ったら「何馬鹿なこと言ってんの。あなたは女の子よ。単にお転婆なだけ」というはずだからだ。

私はこれが単なる一時的なものだと願いました。でもそうでないことは解っていました。兆候はすでにあったのに気が付かなかっただけなのです。私たちは彼はおてんばなのだと思ってました。ピンク色や女の子らしい色を拒絶し、男の子たちのフットボールチームにただ一人の女の子でした。親友は全て男の子。思い返すと沢山の兆候があったのです。

もしレイノルズ夫妻がこれが娘の一時的な気の迷いだと本気で願ったのなら、その時期が過ぎるのを優しく見守るべきだった。しかし夫妻は娘が他の子に比べて男勝りでおてんばでピンク色が嫌いだというくらいの理由で彼女がトランスだと思い込み「専門家」の助言を仰いで思春期ブロッカー及びホルモン治療を始めてしまった。

レイノルズ夫人は今は「息子」は幸せで元気にやっていると語る。そしてこの治療は命を救うものであり、だからジェンダー肯定治療を必要な子供たちが政府に邪魔されずに受けられるようにしてほしいと語った。

これに対してクロエは涙ながらにこのように語った。

レイノルズ夫人が我が子のために不安なのは理解しました。これは言っておきたいのですが、私は彼女を憎んでいません。ここにいる誰も彼女を嫌悪したりはしていないと思います。実際、私は彼女の中に自分の母親と父親を見ています。そして、明らかに彼女は子供を心から愛している。それに、彼女はできる限りでベストを尽くしている。ただじゅうぶんな術はなくて…気の毒だと思います。 子供を救いたいと願うすべての親には、最大限の援助とガイダンスがあって然るべきです。 しかしながら、私は、彼女の子供が私と同じ結果になることを望みません。誰であっても性別移行やデトランスを後悔してほしくない。なぜって、それは信じられないほど困難で、他にはない苦痛が伴い、容易なことではないからです。 彼女のお子さんが幸せで満ち足りた青年時代を過ごせるようにと願います。それがたとえどんな形であろうとも。

クロエはなんとしっかりした若い女性なのだろう。そして、なんという優しい心を持った女性なのだろう。彼女の証言を聞いていて私も涙ぐんでしまった。レイノルズ夫妻は確かに自分らは「息子」のために正しいことをしていると思っているのだろう。周りの専門家たちがそういうのだから親としてはそう信じてしまったとしても無理はない。不幸なことにレイノルズは間違っている。アメリカでは未成年の頃に極端な性転換治療を受けた子供たちが次々に後悔し脱トランスをしている。そして未成年に性転換手術を行った医者たちがクロエを含め三人の脱トランス者によって訴えられている。

事の重大さを理解できない無知なツイッタラーたちが、彼女の証言も碌に聴かずにプロパガンダだなんだと言っているが、大事なのは若いお子さんを持つ親御さんの耳にこの話が届くことにある。もしも自分の子供がトランスジェンダーだと宣言したら、学校の先生やカウンセラーや「専門家」の圧力に負けずに自分の子供はトランスジェンダーではないとはっきり抵抗できる知識を持っていることが大切だ。

クロエの両親やレイノルズ夫婦のように、子供が言い出すまでトランスジェンダーが何かもしらないようでは、すでに最初の戦いで負けているのだ。そこから挽回するのは至難の業である。

この公聴会の模様はテレビでも中継されたし左翼のメディアでも否定的とはいえ一応報道はされた。これによって、より多くの人びとがトランスジェンダリズムの狂気に気付いて、それを拒否するようになってくれたることを望む。

参考資料:

: Former UPenn female swimmer testifies that teammates of Lia Thomas were forced to undergo ‘re-education’ to make them ‘comfortable with the idea of undressing in front of a male’ | The Post Millennial | thepostmillennial.com

Growing Opposition to Transgender Ideology in Canada, Led by Trudeau’s Push (msn.com)


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トランスの犯罪をなかったことにしたいトランス活動家の詭弁

先日北海道のすすき野で、殺害された男性の首を持って帰るという猟奇的な殺人事件が起きた。しかし詳細が解ってくると犯人の動機は猟奇的なものではなく、殺人の動機の裏には痛ましい事実がることが解った。先ずはNHKニュース記事から。

今月2日、札幌の繁華街 ススキノのホテルの客室で頭部を切断された男性の遺体が見つかった事件で、札幌市内に住む29歳の女の容疑者とその父親の2人が死体遺棄などの疑いで警察に逮捕されました。警察は今後、詳しいいきさつについて調べることにしています。

逮捕されたのは札幌市厚別区の職業不詳、田村瑠奈容疑者(29)と、父親で医師の田村修容疑者(59)の2人です。

警察によりますと、2人は今月1日の深夜から2日未明にかけて、札幌市中央区にあるホテルの客室で北海道 恵庭市の会社員、浦仁志さん(62)の頭部を切断し、持ち去ったなどとして死体遺棄や損壊などの疑いがもたれています。

犯人親子が逮捕される前から、この話は被害者の浦仁志の変態的性癖が話題になっていた。この男性は妻子もある一見普通の会社員だったが、週末など女装をして札幌の繁華街で女装イベントなどでも常連で界隈では結構名が知られていたようだ。殺された日もコロナ禍で中断されていた四年ぶりの女装イベントに出席し、色々なSNSに彼の女装姿の写真が上がっていた。

浦は前々から女装して界隈に現れ、女性に近づいたり女子トイレに入ろうとして店から出禁にされたりと色々問題を起こしていたらしい。犯人の瑠奈の祖父によれば、浦は女装姿で瑠奈に近づき油断させ強姦に及んだという。そしてその後も浦は瑠奈に交際を迫り、強姦時に撮影した写真を使って瑠奈をゆすっていたという。これが本当のことならこんな男殺されて当たり前だ。

さて、私が興味深く思ったのは、この事件に対するLGBT活動家たちの反応である。私がツイッターでよくお見掛けするトランスジェンダー活動家の畑野トマトさんなどがいい例だ。

トマトさん:札幌の殺人事件のニュースをネタに、どうにかして差別ネタにつなげられないかと奮闘している人が大勢いますが…。対象者がトランスジェンダーであるかどうかなどは、個々の事象においてはどうでも良いことであり、その人が犯罪をおかしたのかどうか?という話だけで、その犯罪は集団には関係無いのです。最初から「ホラ!○○はやっぱり悪い奴がいる!」といった言説にのせて、その集団全てを排除しようとすること自体が差別だ!と何度言えばわかるのか?本当に、KKKなどが「黒人が○○をした!」などと言って黒人差別を正当化するのと全く同じロジック…。個は集団の代表になりません。

牟田和恵@peurekaさん:純粋にアカデミックな疑問なんですが、トランスジェンダーを広く定義(あるいは定義することが差別だと)しておられる高井 能川小宮先生はじめの先生方は、今回の札幌の事件についてどう考えておられるんでしょうか? 被害者は犯罪目的のただの女装者でトランスではないと片付けていいんでしょうか?

トマトさん:どう考えるとかってアカデミックな人たちってその程度のことも解らないの?個別の犯罪があったからといって、それをクラスターとして考えるとかって「差別」以外の何物でものでも無いでしょ?個別の事象を持って、クラスターの排除をもくろむのは差別ですよ。

トマトさんが言うように、浦が実際にトランスジェンダーだったかどうかはどうでもいい。問題なのはこの男が女装をして周りの人間を、特に容疑者の瑠奈を含めて女性達を、油断させたということにある。浦の写真をいくつか観る限り、彼は女性には見えない。本来なら彼は単なる女装変態男として警戒されるべき人間だったはずだが、昨今トマトさんのような人活動家が、トランスジェンダーを犯罪者扱いするなと騒いで、トランス自認する男性を女性空間に入れないのは差別だの排除だの言って、警戒する女性達を悪者扱いしてきたことを忘れてはいけない。いまさら犯人が唯の女装犯罪男かトランスジェンダーかはどうでもいいなどと無責任なことを言ってもらいたくない。

もちろん個は全体の代表とは言えない。トマトさんがいくらトランスジェンダーの代表面をしてみても、彼がトランス全てを代弁しているわけではないのは明らかだ。しかし、それを認めるなら、トランスジェンダーにも性犯罪者は居ると認めてはどうなのだ?しかも諸外国の統計からトランスを自認する男性の性犯罪率は一般男性に比べて3倍も多いのである。そうした事実を無視して、あたかもトランスジョセーは女性にとって危険ではないかのように言うのは女性の安全とプライバシーを無視した女性蔑視である。

我々は最初からトランスジェンダーを差別すべきだと言っているのではなく、女装して女性に近づく男には女性は警戒心を解いてはいけないと言っているのだ。その男がトランス自認であろうとただの女装変態男であろうと関係ない。男はみんな狼よという心がけを忘れてはいけないのだ。そうすることは誰に対する差別でもない。

ところで黒人の話がでたので言わせてもらう。黒人の犯罪率が他の人種よりもずっと高いことは統計上の事実である。しかも黒人による東洋人を狙った犯罪は近年激増している。特にカリフォルニアのように黒人の居住区と東洋人のそれが被る場合、東洋人が黒人による加害の被害になる可能性は非常に高いのだ。毎日のように黒人男性が東洋人女性(特にお年寄り)を通りざまに殴るビデオが出回っていても、個は全体を代表しないからと言って、東洋人に黒人を警戒するのは差別だと言い張るのか?

悪いが私は自分の身を守ることの方が先決だ。もし向こうから目つきの悪い黒人が近づいてきたら、さっさと道を渡るか、建物や柱などを間にはさんでその人の手の届く場所ですれ違わないように十分な警戒をする。用心に越したことはないからだ。

追記:以前にトランスジェンダーとなりすまし犯罪者との区別はどうつけるのかという質問に対して、小山エミなどは、その区別は簡単だ、犯罪を犯した人間が犯罪者だ。と言っていた。だがこれは正しくない。何故なら、犯罪を犯した人間が犯罪者であることは確かだが、その犯罪者がただのなりすましなのか、それとも本物のトランスジェンダーなのかは本人以外の誰にもわからないからだ。


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同意のないアウティングは罪になることの危険性

本日この記事、同意なき性的指向暴露“アウティング”巡り 労災認定 全国初かを読んで背筋がぞっとした。同時にこれは言論の自由に反するではないかとも感じた。

都内の保険代理店に勤めていた20代の男性が職場で同意なく性的指向を暴露される「アウティング」を受けたあと、精神疾患を発症したことについて労働基準監督署から労災として認定されていたことがわかりました。

これは20代の男性が入社した際、緊急時の連絡先として同居しているパートナーの男性の名前を会社に知らせていたことで、上司が彼が同性愛者であることを知っていたが、個人情報なので他の人には知らせないことになっていたにも関わらず、上司が社内の他の従業員に話してしまったというもの。これによって男性は精神疾患を発症し労災が認められたということだ。

なんか納得のいかない説明だ。先ず緊急連絡先に同居している人間の名前を登録するのはいいとして、なぜその相手が同性愛のパートナーだと会社に知らせる必要があったのだろうか?同性愛であることを人に知られて困るなら、最初からそんな情報を会社に知らせなければならない意味が解らない。家賃節約のために同居人が居ると言っておけば済むことなのでは?

私の勤める職場付近は不動産がバカ高い。それで若い新入社員は一軒家の下宿すまいだったり、職場の仲間と数人で一軒家を借りて同居してたりする。まったく不思議なことではない。

それに社内で自分が同性愛者であることがばれたからといってどうだというのだろう?それに関して上司がやたらとからかって来たり、同僚から嫌がらせをされたということさえなければ、今のご時世、そんなことが何故苦痛になるのだろうか?

記事では専門家が、未だに日本社会では同性愛者への偏見が強く、セクハラやパワハラの原因となるからとしているが、だとしたらそれはアウティング自体が問題なのではなく、同性愛者に対するセクハラやパワハラがいけないのであり、そういう行為を罰するのは分かるが、アウティング自体を罪としてしまうのは非常に危険だと思う。

例えば、一緒に仕事をしているうちに勘のいい同僚がAさんはゲイなのではと気づいて、そんな話を他の同僚にしたとしたら、それはアウティングと言えるのか?また、たまたま外でAさんが恋人と手をつないで歩いているのを見かけたことを他の同僚に話した場合はどうなるのだ?

8年前の一橋大学の自殺事件以後、東京都ではすでにアウティング禁止条例なるものがあるそうで、地方の自治体でもそういう条令を通す動きは出てきているらしい。

こういうふうにやたらと同性愛者を特別扱いする法律や条令が通ってしまうと、結局雇用主は入社志願者が同性愛者だと解った時点で雇用を取りやめることになるだろう。すくなくとも私なら、そういう面倒くさい人は雇いたいと思わなくなろうだろうから。


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カントリー歌手ジェイソン・アルディーンがそう簡単にキャンセルされないわけ

ここ数年、芸能人や著名人が何か反ポリコレ的な発言をすると、すぐに左翼リベラル連中が大騒ぎをしメディアも一緒になって叩き、本人に弁明する機会も与えず数時間後にはスポンサーが去ったり、事務所から解雇されたりとなり、翌日には当人がひれ伏して謝罪し許しを請うというシナリオが何度となく繰り返されてきた。しかし今回のジェイソン・アルディーンの場合はこれまでと違っている。

事の起こりはカントリー歌手ジェイソン・アルディーンが新曲Try That In A Small Townのミュージックビデオを数日前に発表したことにある。この曲はすでに5月に発売が開始されており売れ行きも好調だった。ところが一週間ほど前、このMVが発表された直後、そのビデオの内容が人種差別的であるとか、暴力を煽っているとか言い掛かりをつけられSNSで大炎上となった。お決まり通り根性のないカントリー専門の音楽チャンネル、カントリーミュージックテレビジョンが即アルディーンの新曲をプレイリストから外してしまった。

いつもならここで歌手は謝罪の声明文を出すところなのだが、アルディーンはそれをせず、自分は何も悪いことはしていないと毅然としている。しかも不思議なことにアルディーンはファンから見放されるどころか、かえって新曲の売上は上がりファンたちも完全にアルディーンの味方をしている。反対にアルディーンの曲をかけないといったテレビ局をボイコットしようという動きさえある。カントリー歌手の間からも新曲への批判は言い掛かりだとアルディーンを弁護する声もいくつか上がっている。

アルディーンは金曜日行われたコンサートでもこのこと触れ「長い一週間だった」とはじめた。「俺は誇りあるアメリカ人だ。俺はこの国を愛してる。俺はこの国に、このくだらねえことが始まるまえの元の姿にもどってほしいんだ。」と語った。「USA, USA」と声援を送るファンたちに「キャンセルカルチャーてのはあるんだ。それは人の人生をすべて破壊しようとするんだ。でも今週俺が見たのは、カントリーミュージックファンがそのくだらなさを見透かしたってことだ。そうだろ?俺はカントリーファンがこれまで見たことないほど応援してくれるのを見たんだ、それは凄いものだったよ」そして今後もこの歌を歌うかと色々な人に聞かれたが「答えは簡単だ。言葉は放たれた!お前らは声高に言ったんだ。」そして彼は新曲を唄い始めた。

私はビデオを見たが、すべてここ数年で起きた暴動や犯罪事件のニュース画像である。犯罪を犯している犯人たちも人種は様々で、特にどの人種に取り立てて焦点を当てているわけでもない。これを見て黒人差別だと言っている人のほうが、犯罪を犯すのはすべて黒人だという偏見を持っていると言えるだろう。

アルディーンはこういう行為は、大都市では許されても小さな町では通用しないぞということを言っているのだ。

左翼リベラルが気に入らないのは、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市がどんどん民主党の悪政によって破壊されている事実を指摘されたことなのだ。そして小さい町の愛国心あるアメリカ人は都会の政治家たちの思い通りにはならないことが腹立たしいのだ。

今回のファン達の反応でアルディーンがどれほど正しかったかが明らかになった。キャンセルカルチャーだあ?小さい町でやってみろ!


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カリフォルニアの学校区でなにがおきているのか?

ちょっと前からカリフォルニア州各地の学校区で超リベラルな行き過ぎたLGBTQ+に関する教育が父母や学校区委員たちの間で色々と問題が起きており、時として州政府と学校区で揉める事態に発展している。

グレンデール市の問題については拙ブログでもお話したが、サンフランシスコお住まいの中村マコさんがツイッターでチノでの問題について詳しく説明してくれているので紹介したいとおもう。(スレッドはこちら。)しかしその前にやはりカリフォルニアのテメキュラバレーの教育委員会で起きたお話からしておこう。

こちらでは州が始めた小学校1年生から4年生までの社会科の授業で、同性愛の権利をめぐる活動の歴史について教えるかどうかという話で委員会が十分に保護者達の意見を聴いていないという理由で拒否したという話。ただ教師の間からも一部父母の間からも委員会の決断に不満の声があがり、議会での話し合いはかなり激しい争いとなった。

特に委員長のケネス・コムロスキー博士が悪名高いペドファイルの話を小学生に教えるのは不適切と言ったことで、ホモフォビアだのなんだのといった批判が飛び交った。博士が言うペドファイルとは1977年にサンフランシスコでゲイとして初めて政治家になったハービー・ミルク市会議員のことだ。ミルクは30代の時に未成年の少年としばらく同性していたことがある。少年は当時16歳だったのでこれが当時の法に触れたかどうかは微妙なところだ。

それはともかく、ミルクは有名なゲイ活動家で、サンフランシスコで同性愛者禁止の条令を強く推した人物である。しかしそれが仇となりミルクは市長のジョージ・マスコ―二と共に同じく市会議員だった保守派の男に暗殺されてしまった。

この争いがかなり激しくなったため、ギャブン・ニューサム市長が緊急にビデオ演説をして双方をなだめるまでになってしまったのだ。無論知事の姿勢は同性愛について教えるべきだというもので、テメキュラの教育委員会に罰金を課すとまで言って脅迫している。ではチノ市について。

引用はじめ:

𝕄𝕒𝕜𝕠 ℕ𝕒𝕜𝕒𝕞𝕦𝕣𝕒@Mak0Nakamura

今、カリフォルニアのいくつかの地方都市では子どもを極端なLGBT思想から守る運動が起きている。 大きくニュースになったものは、グレンデール(Glendale)次がテメキュラバレー(Temecula Valley) そして昨日のチノ(Chino) 以下、昨日のチノの件を解説します。

チノはサンバーナディーノ郡にある人口約90000人の都市。18歳未満人口は約25% チノバレー教育委員会(Chino Valley Unified School District)は 児童生徒が -トランスジェンダーであることを認識したり、暴力に巻き込まれる、自殺相談、があった場合3日以内に保護者に書面通知するよう学校に義務付け

名前や代名詞(HE/SHE)を変更したい、生物学上の性別と一致しない性別に基づいたスポーツ、トイレ、更衣室へのアクセスを求める場合、学校は保護者に通知 という至ってまともなポリシーを承認。

この件に関する会議に参加していたカリフォルニア州教育長のトニー・サーモンドの意見陳述がはじまって1分位でギャラリーからブーイングが入りつまみ出された (チノ側は話が長いから出てってもらったと言ってる) ってのがこのニュース。 でもこの記事で知れるのはこれだけじゃない。

この教育長はインタビューに(以下意訳) 「追い出されるのは仕事のうちで屁でもない」 「だけど児童生徒のプライバシーが奪われ、弱者である性的マイノリティの彼らが【虐待】されることは受け入れられない」 と応えている。要は↑の至ってマトモな保護者通達ポリシーを【虐待】って言ってんの

チノバレー教育委員会側は 「我々は彼(州教育長サーモンド)が児童生徒たちにとって危険な存在だと考えている。州教育長(及び州教育委員会)は子供の思想をねじまげるようなことを推進し続け、保護者を追い出し、家族間に亀裂を生む政策を続けている」 と断言。

チノバレー教育委員会は2021年にトランスジェンダーの学生が自身の性自認に応じたトイレや更衣室の使用を禁止しようとした。 ところが州司法長がこの提案は州の教育法に違反するため訴訟すると警告され断念。 その州司法長官ロブ・ボンタは今回の件も速攻警告 *問題のこいつです↓

カリフォルニアの子どもLGBT関連のあれこれに関して、今最もヤバい側にHOTな人物はカリフォルニア州司法長官Rob・Bonta /ロブ・ボンタ フィリピン系アメリカ人 言うまでもなく極左活動家

チノバレーの保護者通知ポリシーは -学生のプライバシー権と教育の機会を侵害する可能性がある -自分の性自認をいつどのように、誰と共有するかを選択する各児童生徒の権利は保護されなければならない 要は【 子供の性自認はプライバシーに関わることであり、親には言う必要ない】ってこと。

ロブ・ボンタはチノバレーのポリシーは児童生徒の同意なしに性同一性の開示し、生徒の自由を奪い自主性を侵害し有害な状況に子供を陥れる危険なものであり(長いから中略) あらゆる教育 課外活動に完全に参加 する権利など、全ての権利を保証しろと述べた。 これは言うまでもなくあらゆる教育 ↓ LGBT性教育 課外活動に完全に参加 ↓ トランス女性の女子スポーツ参加 ってこと。

更にロブ・ボンタは(意訳) 自分の事務所は、カリフォルニアの児童生徒の法的権利を保護し、トラウマや暴力にさらされることから守ることに多大な関心を持っており 【 生徒の公民権を守るために適切な行動をとることをためらわない】 とつけ加えた。 要は訴えるぞ?っていう脅し。

冒頭のテメキュラバレー内容が不適切だとテメキュラバレー教育委員会が判断したテキストを、州が州の予算で買い、教育委員会の承認なしに勝手に配布する計画があるそうです

引用おわり

私はトニー・サーモンド委員長の話を少しきいたが、性自認に悩んで自殺を考える子供が多くいると、またまた根拠のない死の切り札をだしてきた。はっきり言って子供が自殺したいと思うほどなやんでいるのなら先ず最初にその話をしるべきなのは保護者のはずである。

また学校内で異性を自認する生徒がトイレや更衣室を使ったり、スポーツに参加しているなどというしているなどという事実があるなら、そのほかの親たちにも知る権利があるはずである。

どうしてカリフォルニア州政府は、子供の教育を親抜きでしたがるのか。


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ロサンゼルス近郊で見つけた昭和の味

金曜日がお給料日だったので、主人と二人でたまには美味しいものを食べに行こうということになった。私はかねてから目を付けていたワイン専門レストランにお昼に行こうと出かけて行ったのだが、メニューを見てびっくり。目の玉が飛び出るかと思うほどの高値に主人と顔を見合わせた。なんと一番安いサンドイッチランチが22ドル!ワイン一も1杯15ドルが最低。この店では二人で100ドル使っても大したものが食べられそうにない。というわけでせっかく席についたがそのまま立ち去った。

ではどうしようとそのあたりをぶらぶら歩いていたらば、小さなお寿司屋さんを見つけた。高級店が立ち並ぶこのあたりでは珍しく地味で質素なつくりの店だった。このあたりにはお寿司屋さんは何軒かあるにはあるが、どれもこれも韓国人経営かなにかで高いばかりでちっとも美味しくない店ばかりなので、私はあまり乗り気ではなかった。しかし主人はすっかり寿司を食べたい気分になっていたので、まあ、どこでも試してみなければわからないわけだし、ちょっとだけ頼んで不味かったら出ればいいと入ってみた。

店内は外と同じように質素で、テーブルが五つほどある小さな店。奥の方に寿司カウンターがあった。客は家族連れと女性客の二人の二組がいた。店の中は明るく雰囲気はよかった。

好きな席に座っていいと言われたので真ん中の席を選んで座った。渡されたメニューを見てみると、寿司の値段はそれほど高くない。マグロが一貫で$4.5と悪くない。これなら例え不味くても痛手は小さい。暑かったのでビールにしようと思ったが、主人が冷酒を飲みたいというので冷たいお酒を二つ頼んだ。これが一つ4.5ドルでまあまあのお味。

一応試しにとマグロとはまちを一貫づつ注文した。出て来たマグロの色は濃い赤で新鮮に見えた。早速試してみて驚いた。切り身は柔らかく口のなかでとろける舌ざわり。新鮮な味。美味しい!今度ははまちも試してみた。これも同じく美味しい!しかもシャリがほどよく焚けており酢の加減も完璧だ。私たちは二人で顔を見合わせた。「凄く美味しい!」気を良くした私たちは続けて鮭やまさごなどを追加注文。どれもこれも申し分のない美味しさだった。

寿司ばかりでは飽きるからと寿司以外のメニューを見てみた。アメリカではすし屋でも寿司以外のメニューを置いてるところは多い。寿司は人気があるとはいえ、そこはアメリカ。生魚は食べられないという人も多い。それで家族や友達と来る人たちのために色々な「和食」メニュ―があるのだ。しかしそういう店のメニューは概ね照り焼きチキンと天ぷらとか唐揚げとか、アメリカ人が考える日本食が多いのだが、この店のメニューはトンカツ定食とかエビフライとかカレーライスといった所謂昔の日本でよく見た洋食メニューが主だった。

そこで主人はエビフライカレーライスを注文。そして出て来たのは、なんと本当に昭和の喫茶店で出てきそうなカレーライス。盛り付けもご飯が半フットボールのような形で、その上にエビフライが三本乗っており、その上にグレービーのように具の入っていないカレーがかけられていた。そしてお味はというと、パーフェクト!昭和の味だ!これぞ洋食の味だ!

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これがそのエビルフライカレー。食べ始めてから写真を撮ったので、こんな風になってしまった。·

気を良くした我々二人はお酒をもう一杯注文して二人で分けて飲んだ。

お腹一杯になってお酒も入って超満足の二人。お寿司をたんまり食べてカレーライスを食べてお酒を三杯も飲んだのにお会計はチップ込みでも80ドルちょっと。これはお手頃。普通すし屋でこんなに食べたら最低100ドルはくだらない。いやあ、凄い見つけものをしたものだ。この店は覚えておかなければ。

主人がワインの店をやめてこのすし屋を選んでくれたのは正解だった。


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多様性はもう流行遅れ?あちこちで用済みになってる多様性担当重役の地位

本日のウォールストリートジャーナルで「The Rise and Fall of the Chief Diversity Officer, Diversity executives hit the exits as company priorities shift; ‘everything is a battle’ by Te-Ping Chen & Lauren Weber」(チーフ・ダイバーシティ・オフィサーの栄枯盛衰, 企業の優先順位が変わるにつれ、ダイバーシティ担当役員は退社を余儀なくされる。)という記事が無料で読めたので紹介しよう。翻訳は基本DeepLで意味が通じるように直してるが、ツイッターで@tarunynorzoさんが一部訳してくれているのでそちらからも引用する。

下記の写真、左から 人事・多様性担当重役のメリンダ・スターバード(Melinda Starbird,)、マサチューセッツ州ジェネラル・ブリガムでCDOを務めたダニ・モンロー(Dani Monroe)、YelPでCDOを務めるミリアム・ウォーレン(Miriam Warren)。

この話は以前にもちょっとしたが、2年くらい前は大企業では多様性が重視され、次々と多様性に従事する重役が雇われたのだが、最近「多様性、公平性、包括性」(俗にいうDEI)関係の役員が次々に解雇されている。目立つところではネットフリックスやディズニーやワーナーブラザースやディスカバリーといったエンターテイメント大企業だ。こうした役員と同時に何千というDEI関係の職員も一緒に解雇されている。

ジョージ・フロイド事件後BLM暴動の真っ最中、なんとか企業は自分らが多様性に富んだ企業であるかをアピールするためにDEI専門家をこぞって雇ったのだが、雇った人員はほぼビジネス経験などない机上の論理しか勉強してない高学歴の女性達ばかり。エリート校でジェンダースタディーズだ批判的人種理論だなどをいくら勉強しても実践には役に立たない。

こうした役員は当初人事の管轄が主だったが、彼等のいう多様性とは人種や性別や性志向の多様性であり、才能や技術の多様性ではない。特に映画やテレビ番組の内容に関してDEIが関わるようになってからというもの作品の質はがた落ち。ディズニー映画など、ここ1~2年不入りに次ぐ不入りでその損害は何億ドル単位だと言われている。また、DEIによるマーケティングも散々たるもので、バドライトやターゲットがマーケティングの作戦を大幅に読み間違えて大変なことになっているのは読者諸氏もご存じの通り。

多くの企業がDEIはビジネスには良くないと判断したのか、最近はDEI関係の仕事がどんどん減っており、解雇される率も高くなり新採用も激減している。それでDEIの仕事は諦める人々も増えている。

「就職応募者が300人になったところで、数えるのをやめました」と語るステファニー・ルビンは、オンライン・アルコール・マーケットプレイスのDrizlyの多様性責任者としての職務を、Uberによる買収後の5月に解雇された。ルビンは、16回もの面接を受けたが採用されず、現在はDEIの仕事から離れようと考えているという。

フォーチュン100社の人事部門やDEI部門のエグゼクティブの採用などを手がけるハノルド・アソシエイツ・エグゼクティブ・サーチのジェイソン・ハノルド最高経営責任者(CEO)は、多様性責任者の採用数は過去1年間で75%減少していると言う。彼の30年にわたるリクルート活動の中で、最も需要が低い。同時に、より多くのエグゼクティブが多様性のある職務に就くことに臆病になっているという。

まあ、さもあらんだ。DEIという肩書だけでは何時解雇されるかわからない。もしDEI関係の仕事をするなら他の仕事も併用してできるような立場でなければ就職したくないと考える人も増えているようだ。コロナ禍で人種の多様性ばかりを気にして適材でない人材を多く昇進させた企業などは、結局仕事は旨く行かず企業も人員も失望するという状況が起きている。だからアファーマティブアクションは駄目なのだと何故わからんのだ?

DEIがうまくいかないのは職場内で妨害があるからだと語るのはメリンダ・スターバード。彼女はAT&T(通信会社)スターバックスやオンライン市場のオファーアップなどでDEI人事を担当した経験がある。

(職場の)リーダーは時として、多様性への取り組みと、連邦政府の請負業者に適用される雇用均等規則などの義務とを結びつけて考えることがある。このようなコンプライアンス要件は、経営陣の抵抗を生み、それが他の文化や方針の転換、例えば6月1日を会社の祝日として追加するようなことにまで波及する可能性がある、と彼女は言う。

「CEOの直属であっても、それは戦いであり、予算は少ない」と、11月に大規模なリストラでオファーアップを解雇されたスターバードは言う。

つまり企業内部でもこのDEI方針は重荷になってきているということだろう。企業全体が傾いているときに、全く生産性がないのに時間とお金ばかりかかる部署をいつまでも続けていけるほどビジネスは甘くないのだ。この記事内では結論付けていないが、DEI方針はビジネスにとって邪魔な存在であるだけでなく、弊害になるのだということに早く気付く必要がある。

エンターテイメントを例にとるならば、作品の内容が人種や性別や性志向の多様性ばかりを気にして、肝心の筋がハチャメチャになってる作品が多くなっている。

私が何度も書いているスタートレックシリーズなどがそのいい例で、乗組員の半分以上が黒人女性やLGBTQ+とか、もうそういう人達を出演させることだけが目的で筋はどうでもいいと言った感じのエピソードばかりだ。しかもこれだけ多くの女性が登場するにもかかわらず、全員ブス。もう見てらんない。

DEIの問題は市場を無視してDEIにばかりこだわることだ。本来企業の方針とは企業の生産性を高めるために起用されるべきなのであり、DEIの成績を上げることだけを目的にするのでは本末転倒である。


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思春期ブロッカーを摂取し去勢後に後悔した若い脱トランスの悲劇

以前にも思春期ブロッカー摂取後乳房除去手術まで受けて後悔した16歳の少女の話をしたことがあるが、今回は13歳から思春期ブロッカーを摂取し、19歳で去勢手術を受けた後に後悔した脱トランスの青年についてお話したい。Detransitioned boy castrated by doctors warns kids about perils of gender ideology: ‘Patient for life’ (msn.com)

この青年コービー(仮名)は11歳ごろから女っぽい少年だった。トランス活動家のいう幼いトランスのチェックリストにすべてチェックできるような子供だったという。女っぽい男は愛されないと感じていた。しかし今は男としての自分を取り戻そうと努力しているという。「でも難しいです。僕には女性のようなヒップもあるし睾丸もない。頭蓋骨も十分に男として育たなかったから」

コービーは今思うと医療によるトランスはある意味自傷だったのではないかと語る。何故なら彼は自分の内面にある同性愛偏見(ホモフォビア)に苦しんでいたからだ。不幸なことに彼がそれに気づいたのは去勢手術を受けてしまってからだった。

彼が自分はトランスジェンダーなのではないかと思ったのはユーチューブでトランスジェンダーについて観たのがきっかけだ。

Kobe shares his story detransitioning and discovering himself in an interview with Fox News Digital. Photos used with permission to Fox News Digital

それを観てコービーは自分が考えていたような恥かしく忌まわしいゲイ男性にならなくて済むんだと思ったという。

コービーは11歳の時に親に自分はトランスだとカムアウトした。無論親は最初は拒絶したが、オンラインで学んだ「死の切り札」を使って親を説得した。この「死の切り札」とは、俗にいう「死んだ息子と生きてる娘とどちらが大切だ?」という自分の命を人質にとる脅迫のことである。ネットにはすでに思春期ブロッカーを摂取しているすこし年上の子供たちが、どうやって反対する親を説得するかという悪知恵を幼い子供たちに吹き込んでいるのだ。コービーは自分には自殺願望など全くなかったと語る。

コービーは13歳で思春期ブロッカーを使い16歳で女性ホルモンを摂取、19歳で去勢手術をした。

「僕は精神健康に役立つことを期待してました。でも何の役にも立たなかった。僕はこの時間を無駄にしてしまっただけです。そして僕は一生難病患者になってしまったんだ。」

身体の成長は思春期ブロッカーのせいで永久に止ってしまった。そして副作用で慢性的に背中の痛みに苦しめられている。思春期ブロッカーは骨の密度の成長を止めてしまうため骨粗鬆症になる患者が多いことは広く知られている。

コービーはブロッカーは成長を阻止しただけでなく人生までも止めてしまったという。やる気や幸せまでも抑制してしまったというのだ。コービーは性機能も性感も大幅に失くしてしまった。精神的にも身体的にも常に苦痛を感じている。

女性ホルモン(エストロゲン)に至っては、認知に大きな悪影響を与え、常に頭がボーっとしている感じがし、話の途中で何を言っていたか忘れてしまったりした。ホルモンを辞めて何か月か経った今ですらも時々思考が途中で止ってしまうという。

「常に脳に霧がかかっているようで、ある時は発狂状態にまでなりました。ホルモン交換治療を受けてる僕の知り合いの男性の多くが同じ経験をしています。エストロゲンは人をキレさせるんです」

これを読んでいて思い当たることがある。トランスジェンダリズムに反対する女性や保守派の人びとが演説などをすると、決まって集まってくるトランスジェンダー活動家達が居るが、彼等は髪の毛をピンクや紫に染めてピエロのような恰好をしているだけでなく、その眼付が尋常ではないのだ。彼等は常に相手に向かって唾を飛ばしながらわめいているが、一体何が言いたいのかさっぱりわからない。彼等は決して落ち着いて向き合って討論をしようなどとはしない。これは女性から男性のFtMでも男性から女性のMtFでも同じく言えることで、彼等に共通しているのは非常に狂暴的であるということだ。

またエストロゲンによって新陳代謝が崩れてしまい肥満に悩むあまり危険な摂食障害を起こしてしまったという。私が知っているブロッカーを摂取した二人の少年のケースでも、二人とも肥満に悩んでいた。

コービーの主治医は去勢手術を美化してコービーに薦めた。計画は最初からブロッカーそしてエストロジェンそして性適合手術(SRS)だった。これは思春期ブロッカーは子供たちが自分の性別をはっきり決められるまでの休憩のようなもので、辞めれば普通に元の性で思春期を迎えられるという活動家達の表向きの発言とは違っている。

これも以前に聞いた話だが、ブロッカーを受けた患者のほぼ100%が性転換手術へと進むというのも、医者たちは最初から彼等を元の性に戻すつもりなど全くないからなのだろう。

コービーの手術を承認した医師の診断書にはホルモン交替治療は成功しコービーは精神的にも安定していると書かれていた。しかしコービー自身に言わせると、それは嘘だという。

「どれもホントじゃありませんでした。僕は安定してなかった。死にたかった。常に自分じゃないものになろうとしていた。本当にひどかった。本当にひどくて、あ、すいません、エストロゲンで、何でしたっけ、考えを忘れました。」

SRS手術は医療保険の関係で延期されたため、睾丸摘出手術をすることになった。当時の彼はテスタストロンが悪の根源だと思い込んでいた。また医者もSRSの過程として役に立つと言った。しかしそうはならなかった。睾丸を摘出してしまったため、身体が男性ホルモンを生産することが出来なくなった。それでコービーは現在人工的にテスタストロンを摂取しているのだという。

「正直な話、再び生きていると感じられるようになりました。元気が出て来ました。如何に異性ホルモンが身体に悪いかという証拠です。本当に悪いのです。」

手術の痕は、いまだに時々激しい痛みを感じることがあるという。特に性的に興奮すると痛むという。また排尿にも影響がある。

「手術の後、多くの人が自ら命を絶つことになるのだと知りました。正直なところ、もし僕の性器を女性器のように反転させることが許されていたら、数年後に僕はここにいなかったと思う。」

女性ホルモンが精神を不安定にするとか、SRS手術後に自殺する人が多いという話を聞くと、先日亡くなったりゅうちぇる氏のことを考えずにはいられない。彼もまたホルモン治療の副作用の犠牲になったのではないだろうか?

コービーの家族は彼を受け入れ女性としてパスするようにもなっていた。しかし彼は幸せではなかったという。最初はその気持ちを否定しようとしたが、色々考えているうちにトランスジェンダリズムと言う概念がいかに非常識なものであるかに気付いたという。

「トランス女性には生理があるといったり、女性スポーツや女性更衣室では男性器がむき出しになるのが当然で、トランス女性は女性刑務所に入るのが当然だとか言ったしてる。トランスジェンダーの権利が、実際の女性の権利を追い越しているのを目の当たりにしました。それを正当化することはできなかったのです」

コービーは今後のプランとして、科学が好きなので動物の世話をするキャリアを目指したいという。生物学を勉強して絶滅危機にある動物たちを救いたいのだそうだ。コービーはトランスで居る間、トランスで居ることばかりを考えていて他に趣味も興味もなかったため、今はそうしたことに再び取り組んでいきたいという。

僕は自分が経験したことに対して、とても強いと思っています。僕は思いやりのある人間です。性同一性障害やあらゆることで苦しんでいる子供たちのことを気にかけています。彼らには助けが必要だと思います。でも(性転換)は助けになるとは思わない

トランスジェンダー活動家は子供の頃に性転換を始めて後悔をする人の数は非常に少ないと言っているが、マット・ウォルシも言っていたように、思春期ブロッカーを使ってこんな幼いころから性転換させるなどということが起き始めたのがつい最近のことだ。その影響がどのようなものであるかなど何十年も経たなければ正確に把握することなどできない。しかしその間にもすでに20歳にもならない若者たちが、自分らの間違いに気づき後悔し一生苦しまなければならない痛みを感じているのである。

私は昔から性同一性障害の治療がSRSであるということに多大なる懸念を抱いていた。大人の場合でも許されるべきだとは思わない。ましてや性欲を感じたこともないような幼い子供たちから一生、生殖機能を奪い取り性的快楽を感じることもできないように傷つけてしまうなんて許されていいはずはない。

Continue readi


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Q+って何?埼玉県が委託したLGBTQ事業者がSNS上の批判者に訴訟をちらつかせて威嚇する

この記事を読むまで、どうして最近になってLGBTQのQとかQ+についてる+ってどういう意味なのかという話がツイッター上で上がってくるようになったのか分からないでいた。しかし記事を読んで納得がいった。LGBTQについての過去記事を巡り、複数のネットユーザーが「異常性愛を肯定」と問題視という記事によると、「埼玉県からLGBTQ(※1)事業を委託された事業者の代表が、SNS上で多数の個人に『法的措置を行う』とメッセージを送信、波紋が広がっている。」とのこと。このENCOUNTの記事を紹介していたツイッタラーさんのところへもこのメッセージが届いたという。

問題なのは埼玉県が事業を委託したこのJobRainbowという企業が自分らの雑誌に掲載した過去の記事「LGBTPZN(※2)とは?」のなかにペドフィリアを含むいくつかの変態的性嗜好を肯定するような内容があったことから、この事業が変態的性嗜好を促進する事業なのではないかと埼玉県民の間からも不安の声が上がっており、SNSでそれらを指摘する投稿が多くあったため、JobRainbownoの代表が投稿者に訴訟をちらつかせた威嚇メッセージを送ったようだ。

(※1)LGBTQ:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字に、それ以外の性自認や性的指向を示すQを加えた用語。Qは「クィア(規範的ではない包括的な性の在り方全般)」または「クエスチョニング(性自認や性的指向が定まっていない状態)」を表す。クィアに明確な定義はなく、後述のPZNを含めるか否かは議論が分かれる。

(※2)LGBTPZN:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字のLGBTと、ペドフィリア(小児性愛)、ズーフィリア(動物性愛)、ネクロフィリア(死体性愛)の頭文字のPZNを足した用語。一般に、LGBTは性自認や性的指向、PZNは精神障害に分類される。

埼玉県はQが何を意味するのか曖昧なまま条令にQという頭文字を使ってしまったため、JobRainbowがそのQに何を含めようが彼等の判断次第ということになってしまう。後にJobRは元記事を修正したらしいが、修正前の記事がこちらの記事に掲載されているのでちょっと読んでみよう。

この記事では性行為は相手の同意が必要であるが、小児性愛や動物性愛や死体性愛の場合は相手の同意を得ることが難しいとしたうえで、(強調はカカシ)

しかし日本では思想の自由が認められています。性愛感情を抱くことは罪ではありません。「ペドフィリアは精神障害に認定されているじゃないか」という意見に関しては「同性愛」もかつて「障害」とされていたことを忘れてはいけません。

性的感情と性行為が結び付けられ、なにもしていなかろうがペドフィリア・ズーフィリア・ネクロフィリアだから犯罪者だ、と思われ苦しむ人がいるのも事実です。

「LGBTとPZNは違う一緒にするな」「いや広い意味ではマイノリティーとして連帯していくべきだ」と言った対立が数多くみられますが、それこそが「LGBTPZN」を利用して内部分裂を図ろうとした人の思うツボでしょう。

まずはどのような嗜好であっても、感情に止める限りは、簡単に他者によって否定されてはならないのではないか、と慎重に検討するべきかもしれません。

と述べている。もしもこれがJobRの公式な見解であるのならば、これは由々しき問題だ。こんな業者に県の事業を委託した埼玉県には大いにはきちんとした釈明が必要だ。当のJobRはこの件について下記のように説明している。

「現在、インターネット上で、弊社が掲載しております『LGBTPZNとは?』の記事につきまして、『LGBTQにはPZNが含まれる』やJobRainbow社がこういった概念を広げようとしている、との誤った情報が拡散されております」「今回の誤った情報拡散を受け、弊社としてこのような誤った情報が再度広まらないように、注意喚起とともに加筆修正を行いましたが、その修正以前の記事においても、弊社がLGBTQにPZNが含まれていると主張したことや、PZNという概念を広げようとする趣旨を記載したことは一切なく、変わらず、性的な加害は許されざる行為であること、このワードが差別と分断を目的として作られたことを解説しております」

いやいや、これは非常に苦しい言い訳だろう。もしも最初の「LGBTPZNとは?」の記事が、単に同事業への投稿記事であり同社の志向とは無関係だというのならともかく、そうした説明もなく同社の志向であるかのように掲載されており、おかしいのではないかと指摘されるまでそのままになっていたことを考えると、少なくとも彼等は「PZN」が変態嗜好であるとは考えていないと解釈することが出来る。

これについて埼玉県側は何を言っているかというと、

 埼玉県県民生活部人権・男女共同参画課の担当者は、「JobRainbowが公開している『LGBTPZNとは?』の記事に関する件については把握しております。当課でも修正前の記事を確認しましたが、P:ペドフェリア(小児性愛)、Z:ズーフィリア(動物性愛)、N:ネクロフェリア(死体性愛)を肯定しているものではありませんでした。同社からは、ツイッターで、該当記事の一部文言を切り取って、誤った印象を与えるような情報拡散が行われていたことから、同社が加筆修正あるいは削除したものであり、デマを拡散されたとの認識から法的措置を含めた対応をする旨をツイッターで情報を拡散した人物に通告したと聞いております」と回答。

「このこと自体は私人同士の意見の相違についてSNS上でやりとりをしているものと認識しており、県として何か言うべきものではないと考えております。県としては、JobRainbowがLGBTQにPZNを含めている、あるいはPZNという概念を広げようとしているとは認識しておらず、また、本事業を実施する能力を有していると判断しております」としている。

として引き続き、この事業にこの企画を委託する姿勢を変えていない。JobRの元記事を読んでJobRがPZNを肯定しているものではないと判断できる神経はどうかしている。もしもJobRにその意図がないなら、なぜLGBTの後にPZNを連ねたのだ?LGBTと無関係な嗜好なら、なぜその並びで一緒に語り、PZNはLGBTとは違うとかマイノリティーとして連帯していくべきだという議論自体が「内部分裂を図る」ものになると主張したのだ?明らかにPZNを含むとした考えも内部の考えであるという主張ではないか?

JobRがこの修正前の記事のなかでQという言葉を使っていないことも興味深い。埼玉県はLGBTとせずにあえてQという嗜好を加えている。そのなかに何が含まれるのか、埼玉県もJobRも明確にしていない以上、何を言われても文句は言えない。

埼玉県の公金はこうやってその作為がQuestionable(怪しげ)な企業の利権のために使われていくのだ。


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ディズニーの実写版「白雪姫と7人の、、」なんじゃこれ?

この写真なんだと思います?

@ScriptTrooper weighs in on the leaked set photos from 'Snow White and the Seven Dwarfs'
Archive Link @ScriptTrooper via Twitter

なんとこれ、先日報道されたディズニーの「白雪姫と7人の小人たち」ならぬ「7人のホームレス」の撮影現場での写真だそうだ。小人役に本物の小人を使うのは差別だからいかんとかなんとかゲームオブスローンで人気の小人俳優が苦情を言ったとかで、何故か7人の小人たちはダイバーシティーに満ちたポリコレ配役になったらしい。黒人俳優より小人俳優のほうがよっぽども活躍する機会が少ないのに意味わからんな。

7人の小人たちは小人俳優を使わないかもしれないという噂が流れた時、小人俳優たちからはだいぶ苦情が上がった。俳優にとってディズニーの映画に出られるのは光栄なことで差別でも何でもない、余計なことを言って自分らの仕事を奪うなと言うことだった。以前にベルクロ―を付けた小人を壁に投げつけるショーが小人をバカにしてるといって廃止になり、多くの小人コメディアンが失業したという事実があるが、本人たちが嫌がってないのに外野がうるさく言ったために、かえって当事者達が迷惑を被るというのは良くある話である。

この写真が報道されてオンラインは大炎上。ディズニー側はこれは公式な発表ではなく、写真に写ってる人たちは実際の俳優ではなくスタンドインだと弁解。しかしスタンドインというのは証明や衣装あわせのために俳優と背格好が同じ人たちが演じるものなので、実際の俳優であるかどうかは余り意味がない。7人の小人たちが小人俳優によって演じられないという事実に変わりはないのだ。

白雪姫を題材とした実写版映画はこれまでにもいくつか制作されている。拙ブログでも11年前に紹介したことがある。

これらの映画は11年前とはいえ、もうすでにか弱き美しいお姫様が勇敢なる男らしい王子様に救われるという筋ではなく、どちらも白雪姫がアクションヒーローのように活躍する映画になってしまっていた。そういう映画ならもう嫌というほど作られている昨今、ディズニーの実写版くらい物語の精神にのっとってオリジナル通り素直に作ってもよかったんじゃないだろうか?

ディズニーの白雪姫は非常に古く、確かピーターパンと前後して長編ディズニーアニメの元祖ともいえる作品だ。私が子どもの頃、うちにはディズニーバンの白雪姫の絵本とそれについてきたレコードがあった。だから私は今でも白雪姫と森の小人たちのお掃除の歌を空で歌えるくらいなのだ(日本語だけど)。若い頃のハローウィーンでは白雪姫にふんしたこともあるくらい私はこのアニメのファンなのである。

他の映画会社が自分らなりに変更して新しい解釈の映画をいくら作ろうが私は別に構わないが、元のアニメーションを作ったディズニーだけはオリジナルへの敬意を払ってほしかった。

主役の白雪姫も雪のように白い肌のドイツ系白人ではなく、褐色肌のコロンビア系女優が演じるのだそうだ。ま、7人の小人が大人の男女になった以上、彼女の肌の色など、この際もうどうでもいい。

この映画は多分リトルマーメイドと同じで大したヒットは望めないだろう。いやこの写真に関する炎上がその前兆だとするならば、かなり悲惨な状況になる可能性がある。今ハリウッドは作家と俳優のストライキが起きているので撮影は停滞している状態。もし撮影があまり進んでいないのなら、この際だから7人の小人で撮り直しした方がいいのでは?


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