米国第六巡回区控訴裁判所が、子供の性転換治療禁止は合法と判決を下す

デイリーワイヤーのマット・ウォルシなどが中心となり、子供の性転換治療を禁止する動きがテネシー州を中心にあちこちの州で広がっている。今や19の州で同じような法律が通っている。しかしもちろんトランスジェンダー活動家(TRA)たちがそんな動きを指をくわえて見ているわけはない。それで人権市民団体のACLUは(米市民権利組合)この判決は違憲であるとして訴えていた。しかし昨晩、第6巡回区控訴裁判所(テネシー、ミシシッピなど4つの州を担当)は子供の性転換治療禁止は違憲ではないと判決を下した。これはウォルシ曰く「トランス教団に壊滅的な判決」である。これがどれほど壊滅的であるか、ウォルシが説明しているので@tarunynorzoさんの翻訳を読みながら考えてみよう。

第一に、この判決は、不道徳あるいは危険だと考えられる医療行為を禁止する権利が有権者にあることを立証している。これは、大手製薬会社の “専門家 “が何を言おうとかわらない。

そのうえで裁判所は、思春期ブロッカーや異性間ホルモン剤を含む、いわゆる「ジェンダー肯定するケア」が危険であると有権者が考える十分な理由があると説明する。裁判所は、多くの国がこれらを禁止し始めていると指摘する。

さらに裁判所は、「トランス標準医療」の決定団体であるWPATHは、1979年から2000年まで、未成年者にホルモン剤や思春期ブロッカーを使用しないよう勧告していたと述べている。現在でも、WPATHは未成年への使用を支持する「限られたデータ」しか存在しないことを認めている。

我々が子どものトランス肯定派から言われるのは子供の性違和を肯定しないと子供の精神状態が悪化し自殺してしまうということだ。そして思春期ブロッカーはその治療として最適であると彼等は言い続けていた。ところがなんと実はブロッカーにはひどい副作用があることがわかってきた。TRAが根拠にしていた英国のデータには間違って分析されていたというのだ。このデータを新たに分析したところ、なんとTGの若者の1/3がブロッカーの服用後に精神異常をきたし苦しんでいることが判明したのだ。三分の一もである!

ACLUはトランスジェンダーは被差別者であり政治力のない少数派であり疎外された立場にあると主張してきた。しかし裁判所は、トランスジェンダリズムは現政権はもとより大手法律事務所や連邦政府や医療団体が味方味方しており、およそ疎外されているなどという立場ではないことを指摘した。

またトランスジェンダーが生まれつきであるという主張に対しても、法廷は「トランスジェンダー」の定義は日に日に変化しており、毎日のように新しい性別が生まれていることを指摘して退けた。ここでもTRA達が政治力を得るために色々な性嗜好の人たちをトランスに混ぜて来たのが仇となったようだ。

さらにACLUは子供の治療は親に決める権利があると主張したが、これに対しても親だからといって子供に危害を及ぼすような治療を受けさせる権利はないとはねつけた。親の意見を無視して子供のトランス肯定治療を拒否する親から親権を奪おうとまでしているくせに、都合のいい時だけ親の権利とか言い出すんだなTRAは。

マットの言うようにこれはTRAにとって壊滅的な判決だ。彼等の主張はことごとく退けられたのだ。しかしこれですべてが終わったわけではない。この法廷の管轄はテネシーやミシシッピなど四州に限られる。他の州でも同じような法律がどんどん通っているのでACLUを始めTRAたちは諦めないだろう。そしてあちこちの法廷で様々な判決が下り、最終的には連邦最高裁へと進むことは間違いない。無論それがトランス活動家にとってもジェンダー理論批判派であるジェンダークリティカル(GC)の我々にとっても正念場となるのである。

私はこうした裁判がどんどん起きることによって、子供の頃に思春期ブロッカーを投与され多大なる被害を得て後悔している若者など脱トランス者からの訴えも人々の耳に入ることになると期待している。未成年への異性ホルモン投与がどれだけ危険なものであるか人々が知れば、この野蛮な「医療行為」は過去の電気ショックのように連邦レベルで禁止されるようになるであろう。

欲を言えば、私は性転換治療なるものは子供だけでなく大人でも禁止にすべきだと思ってる。このトランスジェンダリズムというカルトは多くの人びとの心と体を蝕んでいるからだ。しかし何事も我慢が大事。一歩一歩辛抱強く進んでいくしかない。

ところで私のツイッター(X)アカウントが新しくなったおかげで、これまで私をブロックしていた人たちのツイートも一時的にみられるようになった。無論私の著名度が上がれば彼等から再びブロックされるだろうとは思うが、いまのうちに勉強のために読んでおこうと思ってる。例えばこの女性。娘が3歳くらいの時からトランスジェンダーとして育てており、話の内容から思春期に差し掛かっている頃ではないかと思われる。この母親の害毒性は半端ないので多分子供にはすでに危険なホルモン投与を始めているのだろう。そんな彼女の今日の投稿。直接返信するとすぐブロックされるだろうからここでちまちま批判しておこう。

えらErrurトランスの子の育児と理解の会@Taklnce1

長い間トランスの人々の存在に気づかず生活してきた人々が突然、危険だなんだとネットで騒ぎ立てトランスの人々を攻撃し始めてから6年近くになりますか これまでに何人ものトランスの人々の命が失われ、居場所が奪われ、強制ディトランジション(特例法の廃止)まで求められ、本当に恐怖の世界です

何故トランスジェンダリズムが批判されるようになったのかと言えば、彼等の要求があまりにもひどくなり、そのおかげで女性や子供たちへの被害が多くの人の目に触れるようになったからだ。拙ブログでも何度も指摘しているが、トランスジェンダーの人たちがトランスだからという理由で殺害されたという事実はほぼない。トランスジェンダーの殺害は大抵が売春や麻薬関連のものであり、トランスでなくてもそれは非常に危険な生き方である。また特例法の廃止がなぜ脱トランスを強制することになるというのだろう?特例法が無くても成人の性転換手術は合法だ。それまでやめさせようと言う動きは少なくとも日本ではない。

「トランスの女性は強くて怖い、犯罪者と見分けがつかない」 「子供をLGBTQ+にするな」 「性自認なんてない、性別はカラダ、でもカラダを変えても性別は変わらない、ディトランジションしろ」 こんな無茶苦茶なことを言いながら、トランスの人々を暴力的に追い詰め排除しようとしているんですよね

これも完全に話が逆。女性や保護者達が集まって行き過ぎたトランスジェンダリズムやLGBTQ+教育に反対する集会を開くと、決まって黒装束で武器まで持ったTRA/ANTIFA達が集まって来て抗議者達に暴力をふるう。暴力を使って反対派を黙らせようとしているのはTRAの方である。

埼玉県の事業で、にじーず代表遠藤まめた氏を講師として「性の多様性を尊重した子供・若者の居場所づくり」講座が開催予定です。 フリースクール、放課後児童クラブ、子ども食堂などが対象となっています。加賀議員@Nanaekagaプラウドボーイズ、KJKに続きLibsOfTIkTokの暴力的手法を用いて、性的マイノリティの子供達を徹底的に傷つけ排除しようとしています 不登校の子供支援をされていたんですよね? 居場所の無いマイノリティの子供達を追い詰める責任は非常に重いですよ

以前に拙ブログでも紹介した通り、にじーずというのは未成年の少年たちを親に内緒で集めてよからぬことを企んでいる団体。彼等は関係者以外の大人の参加を禁止している。子の集会でどのようなことが行われるのか誰も知らないのだ。もし得体の知れない団体が未成年の少女ばかりを親に内緒で一か所に集めてなにやらやろうとしたら人々は黙っているだろうか?

この太字部分のところは全く理解できない。まずGC活動にプラウドボーイズは参加していない。プラウドボーイズは1月6日の件でガタガタに破壊されてしまったし、元リーダーが政治犯として30年の刑期に処されている。いまやGC運動に参加できるような状態ではない。またKJKやLibsOfTikTokは一度も他人に暴力をふるった子とはないし、暴力を先導したこともない。いやそれどころか彼女たちこそTRAの暴力被害に逢っている。まさかえらさんはKJKがニュージーランドの集会でトマトスープをかけられもみくちゃにされて命からがら避難した事件を知らない訳じゃないだろう。

だが彼女がこのようおに被害妄想になってヒステリックになっているというのも、マット・ウォルシなどが先頭となってトランスジェンダリズム解体運動がアメリカ全土及びカナダでも広まっているからだ。えらさんのようなTRAにとっては危機的な状況になっているということだろう。

マット・ウォルシが「女とはなんぞや」という映画を作ってからまだ一年ちょっとだ。しかしこの一年間でGC運動はかなりの成果を遂げたと思う。いったん崩れ出したらトランスジェンダリズムは一気に解体すると私は信じる。

それまでにどれだけの子供達が犠牲になるのかを考えると心が痛むが、ともかく今はこの勝利を祝おう。


Comment

娘を女装男子に強姦され学校に抗議して反対に逮捕された父親が恩赦される

2021年に、虹色運動が盛んな高校で女装男子によって女子高生が女子トイレで強姦されるという恐ろしい事件が起きた。これについては拙ブログでも詳しく説明した。(バージニア州の学校、女子トイレで女装男子が女子を強姦した事件を隠蔽、学校に抗議しようとした父親を反対に通報 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net))しかし学校は虹色政策の邪魔になるとこの事件を隠ぺいしようとし、怒った少女の父親が学校に乗り込み反対に逮捕された事件で、父親は共和党のグレン・ヤンキン知事によって恩赦を受けた。以下カナダ人ニュースさんのツイッター(X)より。

【公式】カナダ人ニュース@debutanuki_yt

【朗報:過激LGBT左翼と戦ったパパに恩赦】 2021年11月、ヴァージニア州選挙で、州知事・副州知事・司法長官・下院議会過半数奪取という完全勝利を共和党がおさめました。 その後、次期大統領候補に名前が挙がるようにもなったグレン・ヤンキン州知事ですが、自らの勝利を呼び込むきっかけにもなった、勇気あるひとりの父親に正式に恩赦をしたことが報じられています。 恩赦は大統領だけがやれるイメージがあるかもしれませんが、大統領が恩赦できるのは連邦法犯罪で、州法犯罪は州知事にのみ権限があります。(だからこそ、ジョージア州のトランプ+側近の起訴は厄介。なぜなら、州知事が反トラRINOのブライアン・ケンプだから)

恩赦を受けたのは、スコット・スミスさん。ヴァージニア州ラウドン郡の学校に通う娘が学校でレイプ被害に遭いました。原因は”LGBTに配慮した”トイレルール。 スカートを履いた自称女子の男子が、一人だけでトイレに入る女子が来るのを待ち伏せ、スミスさんの娘さんが襲われました。教育委員会がこの事実を隠蔽、それに切れたスミスさんが教育委員会のミーティングで抗議しますが、スミスさんは逮捕されてしまったのです。 (略)

2021年6月22日、ヴァージニア州ラウドン(Loudoun)郡のひとりの男性が逮捕されました。 彼の名前は、スコット・スミス(48歳)。スミスさんは6月22日に開かれたラウドン郡の教育委員会のミーティングに参加、そこで警察に逮捕されたのです。 ミーティング会場から引きずり出され、罪状は警察に抵抗した罪。後ろ手に手錠をかけられた姿の写真が報道されましたが、激しく抵抗したスミスさんの唇からは血が流れ、シャツに血が飛び散り、お腹が見えるほどシャツがまくれ上がっていました。 左派メディアはスミスさんのことを「精神錯乱した頑固な右翼活動家」「国内テロリスト」と非難しました。 また、スミスさんが教育委員会のミーティングで「トランスジェンダーを守るための新たな方針に抗議をした」と報じていました。 この報道を鵜呑みにすれば、「ああ、(行き過ぎた)ジェンダー教育に反対している人か」となるわけですが、事実はまったく違います。スミスさんが主張していたことはひとつだけ。 「私の娘がレイプされた事実を隠すな」だったのです。(略)

■教育委員会の狙い なぜ、教育委員会はここまで頑なに事件を隠蔽しようとしていたのでしょうか。 理由は、彼らの過激なジェンダーポリシーを推進するためです。スミスさんが逮捕されたミーティングは6月22日、次のミーティングは8月11日でしたが、このミーティングで、実に過激なジェンダーポリシーが採択されたのです。 (略)

これは、恥ずかしくて生物学的に違う性別のトイレを使うことができないという生徒に配慮するためということです。聞こえはいいかもしれませんが、トイレのプライバシー強化が何を意味するか? つまり、より監視の目が行き届かなくなるということ。大多数の女子生徒がトイレでトランスジェンダープレデター、性欲オバケに襲われる危険性を増す施策なのです。 この施策内容を見れば、なぜ、頑なに教育委員会はスミスさんの娘さんのレイプ事件を隠蔽しようしていたのかがわかります。(略)

■最悪の結果 教育委員会・学校が生徒に押しつけたい思想を優先した結果、スミスさんの娘さんの被害は闇に葬り去られたかのように見えました。 しかし、これは最悪な形で陽の目を見ることになります。第2の被害者が出てしまったのです。スミスさんの娘をレイプした男子生徒(犯行当時14歳)は、犯行の2か月後に警察に逮捕されました。未成年の犯した事件ということもあり、情報はかなり限定的で、詳細な情報は調べても出てきませんでした。(略) 普通に考えて2人目の被害者の後に、更なる犯行に及んだとは考えにくいです。また、アメリカでは新学期が9月から始まることを考えると、転校先ですぐに犯行に及んだとも考えにくい。 そうなると、スミスさんの娘さんの前に他の犠牲者がいた可能性があります。その子の被害も学校や教育委員会によって揉み消されたと考えるべきです。大人たちの思想に、子どもたちが振り回された末路です。   

■保守の反撃 10月6日に再犯で男子生徒が逮捕されたことで、流れが変わりました。 このタイミングで極右メディア、フェイクニュース・メディアとレッテルを貼られている『デイリー・ワイヤー』が10月11日にスミスさんのインタビューを公開し、6月22日の真実を暴露したのです。 実はそれまでもアメリカ各地で保守層の保護者と教育委員会が度々衝突していました。コロナパンデミックを理由にした学校の閉鎖、マスクの着用義務、ワクチンの接種義務、批判的人種理論(CRT Critical Race Theory ※4章で詳しく解説します)、そして、過激なジェンダー教育など、子どもの教育を左派勢力の思想の押しつけから守るために、保護者たちは必死に戦っていたので す。ラウドン郡のレイプ隠蔽が発覚したことで、それまで教育問題にそこまで関心を持っていなかった保護者が一斉に動きました。 民主党勢力による過激なジェンダー教育の実態・弊害が明らかになったことにより、 11月2日に迫った選挙の争点が教育問題に絞られたのです。加えて、9月28日にテレビで放送された州知事候補者の討論会で、民主党マコーリフ候補は「学校のカリキュラムに保護者が口出しをするべきでない」と教育問題への関心の低さを露呈していました。 マコーリフ候補としては、中身(政策)がなくとも、トランプの名前を出すことで、なんとかヤンキン候補を崩せると踏んでいたのでしょうが、争点とズレまくっているのですから、逆効果にしかなりません。 これが10月中旬に突如として、共和党ヤンキン候補が追い上げていった経緯です。バイデン政権の誕生後、急速に広がった左翼教育への懸念がヴァージニア州選挙の結果を大きく変えることになったのです。 トランプの名前に固執し続けた民主党陣営と、州民の訴えに耳を傾けた共和党陣営の違いが 〝結果〟としてはっきりと見えることになりました。この現実から目を背け続ける限り、民主党は2024年に更なる大敗を喫することになるでしょう。

Image

警察に逮捕されるスミスさん。


Comment

老齢認知症になって性違和が消えた男性の悲劇

昨日私は非常に興味深いツイートを読んだ。

私は常にトランスといって心は女性で身体は男性であり内部に合わせて外部を変えたいという概念を受け入れて来た。

それが変わったのは私が医師として配置された時だ。この男性患者は30代の時、妻の理解を得て性転換をした。今80歳となり認知症を患い妻は非常に苦悩している。それというのも彼は毎朝「俺の彼だに何をしたんだ!」と叫び医師を傍に近づけない。医師が自分に人体実験をしたと思い込んでいるからだ。

彼は自分長髪を切り、女性の服を全て捨ててしまった。彼は非常に混乱し自分の乳房を切り取ろうとまでした。妻は夫を介護施設に入れ監視が必要とされた。

問題なのは妻は夫が脱トランス出来るかどうか知りたがったのだが、認知症ゆえに本人の承諾が取れないということでそれは出来なかったことだ。

この一連の状況をみて私は、もし彼が本当に女性の心をっているなら何故自分の女性の身体に苦悩しているのだろうかということだ。認知症で色々なことを忘れるのはよくあることだ。しかし私は自分の性別を忘れた患者をみたことがない。

彼等の世代が年を追うにつれ、私はこのようなことがもっと多く起きるのではないかと恐れている。

これは非常に興味深いツイートだ。私はこれまでに自称当事者だというトランスジェンダーの人たちと色々会話を交わして来た。彼等が必ず言うことはトランスジェンダーは生まれつきで本人には選択の余地はないというものだ。私はこの言い分には少なからず疑問を持っていた。何故なら若い頃はみじんもそんなことを言わなかった人が中年になって突然自分は女だ(男だ)と言い出す人が結構いるからだ。もし生まれつき性違和があって「自分らしく」生きられないことがそんなにつらかったのなら、なぜ最初の数十年を異性として生きることが出来たのだろうか?

それから性違和のある人は異性としてまわりから肯定してもらえないと自殺する可能性が高いというのも信じがたい。これは子供のトランスに関してよくカウンセラーが子どもの性転換に消極的な親を説得するために「死んだ息子(娘)より生きた娘(息子)の方がよっぽども良くありませんか?」と脅かす汚いやり方だ。しかしもしも子供のうちにトランスできなければ子供が自殺してしまうというのが本当なら、大人のトランスジェンダーは存在しないはずだ。これまでトランスジェンダーなんて言葉さえきいたことがなかった10年前まで、異性に移行できないといって多くの子供たちが自殺しているなんて話はきいたことがなかった。それに脱トランスした若いものの話も結構聞いたが、彼等は思春期ブロッカーや異性ホルモンを投与されるまで自殺願望など持ったことがなかったと証言している。

もしトランスであることが生まれつきであるなら、認知症になったからと言って自分の性違和を忘れるなんてことはあるはずがない。やはりこれはカルトと同じで、周りに感化されて起きるものなのではないだろうか?少なくとも性違和が子ども時代からあるのが普通という話は信用できない。


Comment

略奪や万引きで次々と潰れる大型小売店、無法状態のアメリカはどこまで耐えられる?

最近ユーチューブで次々と小売店が潰れてゴーストタウンと化している大都市の様子をよく見るようになった。カリフォルニア極北のエリート大学があることで有名なバークレー市のダウンタウンや、高級品店がならぶ同じくカリフォルニアのビバリーヒルズやサンフランシスコ金融街など、一時期は大盛況だった商店街がどんどん寂れていっている。何故こんなことになっているのか色々と理由はあるが、昨今の治安悪化がその一因であることは間違いない。

上↑ダウンタウンサンフランシスコ

うちの近所でも大型ドラッグストアのRiteAid(ライトエイド)というチェーン店が大幅に店舗を減らすということで、歩いていける場所にあった店が先週一杯で閉まってしまった。うちは病人だらけなので、散歩がてらにしょっちゅう歩いて行って家族の処方薬を取りに行っていた。そのついでにチョコの安売りをやっているときは大量に買ったりしており、度々行くので店員さんたちとも顔見知りになっていた。「なんで閉店するの?」と聞くと「上からは何も言われてない。私たちもどこへ配属されるのか分からない」と馴染みの女子店員さんは寂しそうに言った。「あなたたちともお友達になれたのに」と残念そうだった。

また拙ブログでも何度か話題になった大型デパートTargetも店舗数を縮小するというニュースを読んだ。ターゲットは今年のプライド月間に、子供相手のプライド商品を売ったことが原因でボイコットの憂き目を見ていたが、問題はそれよりも歯止めの効かない万引き(と言う名の略奪)の方が深刻なようだ。

昨晩もフィラデルフィアではまたも暴動。

2020年のBLM大暴動があってから、警察の予算を削れといって、あちこちの民主党州は本当に警察官の数を減らしてしまった。カリフォルニアなど重犯罪を軽犯罪にしてしまい、万引きなどの犯罪は900ドル以下なら起訴すらされないというあり得ない状況になっている。万引きは無論今でも犯罪で、現行犯で逮捕されることはある。しかし逮捕されたところで保釈金もなしにすぐ釈放されるし、その後起訴されるかどうかも分からない。それでもともと倫理観などない犯罪者たちは、やりたい放題だ。

増えているのは万引きだけではない。日中堂々と道行く人を暴力的に襲う強盗も後を絶たない。先日も、歩いている白人男性が黒人の二人組が殴りかかり、殴るけるの暴行を加えて被害者が完全に気を失った後で鞄を奪うという動画が公開された。ただのひったくりではない。あたかも暴力を振るうことが目的であるかのようだ。

残念なことに、アメリカの法廷は今二重機構であり、被害者や加害者の人種によって有罪になるかならないかが決まるという非常に不公平で恐ろしい状態にある。先日も白人男性から水鉄砲で水をかけられたことに怒り、二人の黒人が白人青年を殴るけるの暴行で死に至らしめた事件で、なんと二人の黒人青年は単なる傷害罪にしか問われず、ほんの数年の刑にしか処されなかった。被害者の青年は目から耳から流血し、胸には靴跡が残るほどの傷を負っていた。たかが水鉄砲のおふざけにここまで狂暴に反応する若者たちの精神状態もどうなっているのだろうか?そしてこんな悪質な犯罪を全く取り締まる気がない検察の態度。もしこれが反対に白人青年二人が黒人青年を踏み殺したという事件だったら、二人が死刑になっていたとしても不思議ではない。(なるべきだし)

だが、今や、被害者が白人(東洋人)で加害者が黒人の場合はほぼ全くお咎めなしが普通になっている。白人警察官が正当防衛で黒人犯人を殺した場合でも同じだ。白人は黙って殺されてろとでもいわんばかりに黒人たちがここぞとばかりに暴動を起こす。

いくら無視しようにも無視できないこの黒人特権社会。学校では批判的人種理論だといって如何に黒人は可哀そうな人種で白人は悪質で黒人に対して常に罪悪感を持っていなければならないかを教え、メディアでは白人役も黒人が乗っ取り、西洋の文明はすべて黒人の犠牲の上に成り立っているとプロパガンダばかりを聴かされる。町を歩けば黒人が我が物顔で闊歩し、道行く白人や東洋人を無差別に暴行する。警察を呼んでも意味がない。どうせ黒人はお咎めなしなのだから。

先日観た動画では、子供たちの遊び場で黒人の母親が自分の娘に白人の子が建てた積木を壊すように指図し、白人の子をカレンと呼び自分の娘に白人の子の持ってるものを奪って投げ捨てるように命令していた。黒人の親たちは子供たちに白人を虐めるように教育しているのである。なんでこんなことになったのだ?

それというのも、馬鹿左翼のエリート白人どもが、自分らは被害に逢わないと思ってなのか、黒人の特別扱いを奨励しているのが原因。黒人の特別扱いは裏をかえせば黒人をバカにしている左翼白人エリートによる陰謀だ。

こんな世の中で黒人に対して好意を寄せる非黒人が増えるだろうか?

私はアメリカに40年以上住んでいるが、いまほどアメリカの人種差別が酷いと思ったことは一度もない。昨今起きている白人や東洋人への差別は度を越している。人種差別者だと言われようとどうしようと、私は道で黒人とすれ違ったら恐怖を覚える。小売店にいて黒人が入ってきたらすぐにその場を去る。役所などで黒人に当たったら、自分は東洋人だからきっと差別されるだろうと覚悟する。テレビドラマを見ていて白人役を黒人が演じていたらすぐに見るのを辞める。

私はこんなふうに思う自分が嫌だ。

でもこうなったのは誰のせいだ!

悪徳な黒人犯罪者をきちんと取り締まらないから、黒人全体が犯罪者のような目で見られるようになってしまったのだ。いったい私たちアメリカ人はいつまでこんな状態を耐えなければならないのだ?


Comment

性同一性特例法の手術要件撤廃裁判、弁論始まる

アップデート:後部にトランスジェンダー当事者(MtF)の仲岡しゅん氏の感想を加えておく。

まずはこちらの毎日新聞の記事から。

生殖機能を無くす手術を性別変更の条件とする性同一性障害特例法の規定が個人の尊重を定めた憲法13条などに違反するかが争われた家事審判で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は27日、弁論を開き、手術無しでの性別変更を求めている戸籍上男性の申立人側から意見を聞いた。申立人側は「手術には身体的苦痛、後遺症の危険が伴う。規定は過度な負担を強いるもので違憲だ」と訴えた。大法廷は年内に決定で憲法判断を示す見込み。

 特例法の規定を巡っては、最高裁第2小法廷が2019年1月に合憲とする判断を示している。この際は裁判官4人による決定だったが、今回は裁判官全15人が参加する大法廷で審理されており、違憲へと判断を変えるのかが注目される。

すでにツイッター(X)では弁論を傍聴した人たちから色々な報告がされている。先ずはLGBTQ+活動家の松岡宗嗣氏の報告を読んでみた。

「不妊化要件」をめぐる最高裁の弁論を傍聴。代理人から当該のトランス女性の想いの代弁や、手術を「引き換え条件」にすることが「性別のあり方を尊重される権利」を侵害していると指摘。傍聴待ちの際トランスヘイトの街宣が行われ、傍聴席からは「手術すればいい」という声や笑いも聞こえ憤った。

これに関して同じく傍聴席にいた滝本太郎弁護士や、こむぎさんや、いなり王子さんら他の人たちからも、これは全くの偽りだ。傍聴席は非常に静かで誰も笑ったり私語をする人など居なかったと抗議のツイートがあった。(証言の後の休憩時間に裁判をするお金があるなら手術すればいいのにね、と言っている人は居たそうだ)

さて松岡氏の報告による代理人弁護士の主張を箇条書きすると、

  1. 誰もが自らの「性別の在り方を尊重される権利」を持っていて、これは基本的人権である。「当該のトランス女性は、女性として問題なく生活を送っているが、法的な性別との不一致が表にでる時にさまざまな苦痛や不利益を受けている」この点が「人権を損なっている」
  2. 性別変更に手術が引き換え条件になるのは特例法趣旨の誤った理解で社会生活上の性別と法律上の性別の不一致によって生じる不利益や困難を「今後一生背負って生きて」となる。これは基本的人権である「性別のあり方が尊重される権利」を侵害していて、憲法13条「個人の尊重」や憲法14条1項「法の下の平等」に反する
  3. 当該のトランス女性の個別事情として、ホルモン治療によって「生殖機能は著しく低下していて要件を満たしている」という点も指摘。特例法の要件は「生殖機能の喪失」であり「手術」という用語が明記されているわけではない。判断は個別事情に応じた「裁判官による事実認定や価値判断」によると言える→
  4. 手術のリスクや負担を無視し「手術の有無」という画一的な運用をするのであれば、社会的な性別と法的な性別の不一致によって不利益を受けている同様の人に「極端な負担を強いる」ことになり、この点からも憲法14条1項に違反すると指摘

まず気になるのが、日本国憲法のどこで『誰もが自らの「性別の在り方を尊重される権利」』なんて権利が保障されているのだろうか?だいたい「性別の在り方」って何だ?もしも誰もが自分が自認する方の性別でどんな公共施設もスポーツも学校や職場やイベントなどの男女別枠を無視して好き勝手な方を使ってもいい権利だというのなら、そんな権利は誰にも保証されていない。

二番目の「手術が引き換え条件になるのは特例法主旨の誤った理解」というのは真実だが、それを取り違えているのは原告の方だ。特例法は手術をしてまで身体を変えたい性違和のある人が、手術後の生活に支障をきたさないための特別配慮であり、性違和もないのに単に書類上異性として生きたい人のために出来た制度ではない。

三番目の『ホルモン治療によって「生殖機能は著しく低下していて要件を満たしている」』というのも非常に危険。もし、生殖器を除去していなくても生殖機能が低下しているからよしとすれば、では一体ホルモン値はどのくらいならよしとするのか。今現在諸外国でおきている女子スポーツの自称男子参加資格も、このホルモン値が多大なる問題となっている。

それにしたってホルモン治療は副作用があるため危険だから人権侵害だ、と言い出す奴が必ずでてくる。診断書の件にしたところでそうだ。本来は何年にもわたる医者の診療が必要とされているが、誰でも知っている通り性同一性障害の診断書など一回の問診20分で発行するクリニックがいくらもある。だから「手術」という箍を外せば、他の要件もどんどん外されて、結局諸外国で試して大失敗している「性自認至上主義」となるのである。

次に滝本太郎弁護士の報告で上記にはない部分を紹介しておこう。

本日の最高裁弁論は20分ほど、男性弁護士二人の陳述のみ。最高裁は追って決定するとし、期日は言わず。 なお昨9/26に本人もきて(非公開の)審問をした、事情ありと代理人陳述内にあり。年齢さえ明らかにせず。(略)

それにしても、個別事情が年齢さえも明らかでない。岡山家裁から始まった、男→女、原審では生殖不能要件をクリアしてないとして棄却になっただけ。2019年事案は女→男であり、家裁、高裁のは判例集にあるが。 メディアらは、代理人二名に聞き、報道して然るべきだが、しないのかな。なんなんだ?

そして最大の問題は、「相手方」が居ないから批判をする者がおらず、裁判所はそれもそれへの反論も聞くことがない、事情を汲み取れだけを聞いていること。 ①女性の安心安全が危機に瀕する事 ②男・女の定義変更による社会の混乱 ③親子関係の混乱 についての議論が最高裁に伝わっていない問題

これについてこむぎさんの意見。

判決まだ出てないのにミスリードするな。卑怯者。 しかも傍聴行ったけど自分はいかに可哀想かというお気持ち表明。 こんなことに裁判官15人傍聴人140人も集めてさ… いかにマイノリティじゃないってことだろ?特権だよ。当人は前日非公開審問だしさ。特別扱いだろ?ふざけんな。

国を相手取って訴えているわけだから、国側を弁護する人が必要なのではないのか?なんで原告側の言い分だけを聴くのだろう?

また滝本氏が指摘しているように、これはFtMかMtFかや年齢によっても事情が違う。女性の場合は閉経している年齢なら子宮摘出の必要はないだろう。だが若い男性だったら戸籍変更後にホルモン治療を辞めたらどうなるのかという問題が残る。単にこの原告ひとりが生きにくいからという理由だけで多々の問題が山積みになる法律変更など安易にやってもらいたくない。

アップデート:仲岡しゅん氏がまともなことを言ってるので付け加えておく。

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)@URUWA_L_O

手術要件廃止を求めるのは主張としては分かるのだけど、手術要件廃止後の社会のあり方や制度運用について語ろうとする識者が本当に少ないのが私には解せない。 日本社会の現状、職場の更衣室や刑事施設でも区分けは必要ですよね。 戸籍変更済みでも、結局は戸籍上の性別通りでは通しきれないですよ。要するに、特にMTFの場合、 これまでは「戸籍変更済みならば、身体の外形が変わっているから女性とみなす」という運用があったわけですが、 手術要件廃止後は「戸籍変更済みでも、身体の外形が変わっているかどうか分からない」ということになるので、 管理者の側としては何らかの指針を欲するでしょ

この問題は、家族法の領域と、職場の管理者の対応、刑事施設の運用などに、実務上確実に影響を与える話なんですが、 人権論に基づいた賛成論と、トランス嫌悪的な反対論ばかりで、その後の社会の制度設計を具体的にどうするのかという話をしている人があまり見当たらない。

原告の言い分が認められた後どうなるかという話は仲岡氏が聞いていないだけで、それは性自認を認証した諸外国と同じ結果になるだろうと我々反対はずっと指摘している。この判決が社会にどのような影響を及ぼすかについて言及していないのは賛成派質の方だ。

追記:エスケーさんが傍聴に参加した人たちの報告をまとめているので、こちらにリンクを張っておく。エスケー on X: “9/27に行われた性同一性障害特例法の手術要件撤廃を求める最高裁裁判について、傍聴に行った方々のレポートをまとめてみる。 当日は162席に対して140人が訪れ、希望者は全員傍聴できたとのこと。” / X (twitter.com)


Comment

カカシ救急隊員を呼ぶの巻

私はもう今年いっぱいで仕事を引退するつもりですが、今でももう半分引退の雰囲気にはいっていて、仕事へ行くのは週に2~3回だ。行かない日も一応在宅勤務ということになってるが、家で出来ることはそんなにないので、一応電子メールは監視しているし、さぼって外出などということはしていない。それでも半分はだらだらとラジオを聴いたりして過ごいる。

本日は出勤の日だったので9時出勤を目指して余裕をもって朝7時半に家を出た。昔は7時に出勤するため6時には出ていたのだが、今はそんなに早くいってもオフィスには誰も居ない。コロナ禍で在宅勤務が増えたせいで皆出勤時間もまちまちで朝早い人はほとんどいなくなってしまった。

しかし今日は道がやたらに混んでいて9時までにオフィスに着けるかなあと心配になってきた。道が混んでいたせいで右足をブレーキとアクセルの踏みかえを何度もやっていたせいか、突然足がつってしまった。あともう少しで職場なので我慢して運転しようと思ったのだが、あまりの痛さにもう無理。で近くの大型酒店の駐車場に入り車を止めて痛みが治まるのを待つことにし。

実は去年心臓の手術をするまで、こういうことはしょっちゅう起きていた。多分血の循環が良くなかったからだと思う。手術後は一年以上も足がつることはなく油断していたのがいけなかった。脱水症状を起こすと足がつりやすくなるので以前は必ず水を車に用意しておいたのだが、あいにく今日はコーヒーしかなかった。そういえば前の日から水を飲まずにコーヒーばかり飲んでいたなと思いついた。コーヒーでは余計に脱水症状が増してしまう。車をとめたすぐ傍にガソリンスタンドがあり、そこにちいさなコンビニがあったので、そこへ行って水を買おうと思ったのだが、いかんせん足がけいれん状態で歩けない。それに足を下ろすと激痛が走る。しばらくして痛みが治まったら水を買いに行こうと思っていたが、10分以上待ってもまるで痛みが治まる気配がない。このまま車のなかでもがいていてもしょうがないと思い、救急番号に電話した。アメリカでは911番である。

オペレーターは最初に住所を聞いた。しかし外なので住所は分からない。「なにか目印になるものは?」酒屋さんの駐車場です。「どこの町ですか?」そっか、携帯だからオペレーターにはだいたいの場所しか分からないんだな。「え~と、え~と」と痛みをこらえながら懸命に思い出そうとする。「地元オペレーターに替わります」と言われ多分セルタワーの近くの町のオペレーターに代わったのだろう。二人のオペレーターが私の居場所を相談しているときに、やっと私は今自分がどの高速からどのおりくちで降りたかを思い出した。高速○○線西向きで××出口で降りてすぐのところにある▽▽酒店の駐車場です。とやっときちんと居場所を伝えることができると、オペレーターは「車の中にいるんですか?」はい「じゃあ非常ライトをつけてください。それから車のロックを外してください」と言った。

ああ、これはこの間よもぎねこさんのところでもしゃべっていた通り、ドアにロックしたまま私が気絶したら、救急隊員はドアをこじ開けないといけないからだなと悟った。また駐車場で沢山車があったら、私の車を探すのに時間がかかる。非常ライトが点滅していればすぐに見つかる。もっとも朝早かったせいで駐車場はがら空きで、私以外の車は止まっていなかった。

オペレーターは救急隊員が付くまで電話を切ってはいけないといい、呼吸を整える指図をしてくれた。何しろ私は痛みに耐えかねずはーはーと激しい呼吸をしており気絶寸前だったからである。そうこうしているうちに5分もしないうちに消防車が二台も来た。隊員たちが「ああ、脚がつっただけだ、大したことない」としゃべっているのが聞こえた。両側のドアを隊員たちが開けて、私が一人と話している間に他の隊員がわたしの鞄の中から財布を取り出し免許証を見ていた。

「どうしました?」足がつって痛くて、お水を飲めばなおると思います。そう言うと隊員はペットボトルを持ってきてくれた。私はこの程度のことで救急隊を呼ぶなんて本当に申し訳ないと思った。きちんと車のなかに水を用意しておけばこんなことにはならなかったのに。案の定ペットボトルを二本のみほすと痛みは消えて行った。「病院へいきますか?」いえ、大丈夫です。「大丈夫なら、もう行きますよ。火事の知らせがはいったので」そういうと隊員たちはさささっと断熱着を着用してヘルメットをかぶって走り去ってしまった。

さすが訓練してる人たちの動きは機敏だなあ。救急隊員ってどうしてみんなこう格好いい人ばかりなんだろう。

痛みは治まったが、まだかなり頭がボーっとしていたので、車のなかでしばらく休んでいた。せっかく家を早めに出て9時までに出勤しようと思っていたのに、結局会社についたのは10時。

こんなことがあると、やっぱりもう長時間かけての通勤は無理だなとつくづく思う。今日は大事には至らなかったが、もしも高速道路で発作でも起きたらと考えるとやっぱり怖い。ああ、早く12月が来ないかな。


Comment

特例法を骨抜きにする手術要件撤廃に反対する勇気ある女性達のデモ行進

先日日本で特例法の手術要件撤廃を反対する女性達の抗議デモが行われた。以下産経新聞の記事より

性別変更の適合手術要件撤廃に反対 女性団体がデモ(2023/9/23 18:24)

性別変更する上で性別適合手術の要件撤廃を求める動きに反対する女性たちのデモ活動=23日午後、東京都新宿区(奥原慎平撮影)
性別変更する上で性別適合手術の要件撤廃を求める動きに反対する女性たちのデモ活動=23日午後、東京都新宿区(奥原慎平撮影)

戸籍上の性別を変更する上で性別適合手術を要件とする現行法の規定の合憲性が争われている家事審判を巡り、市民団体「女性と子どもの権利を考えまちづくりにいかす杉並の会」は23日、東京都内で合憲判決を求めるデモ活動を行った。

手術要件が不要となれば、安易な性別変更が横行し社会が混乱しかねず、自民党の保守系議員を中心に懸念する声が上がっている。

この日のデモでは約20人の女性がJR新宿駅周辺を練り歩き、「手術要件を撤廃するな」「男は女ではない」「人間の性別は遺伝子が決める」「女性だけの女子トイレを返せ」などと声を上げた。

家事審判は27日に最高裁の弁論が予定されている。

実際に集まった人たちの数は100人に満たなかったようだが、それでも主流メディアに取り上げられたことや、海外のニュースでも取り上げられたことは成果があったと言える。今後徐々にカナダやアメリカでのように保護者たちとも協力してどんどん草の根運動を広げて行ってもらいたい。

特筆すべきは、フェミニストを名乗る人々やLGBTQ+活動家や日本のANTIFAであるしばき隊連中からの執拗な嫌がらせがあったことだ。洋の東西を問わず反LGBTQ+運動は必ず左翼暴力団による妨害に遭う。しかし女性達やカナダの保護者達の発言がより多く取り上げられればられるほど、一体彼女達が言っていることの何がいけないのかと疑問に思う人たちが増えることだろう。そしてその彼女達に暴力的に攻撃を加えるLGBTQ+ANTIFA連中とはいったいどういう輩なのだろうという注目も浴びるだろう。

一方フェミニスト団体であるはずのウーマンズパレードはなんと自認女性の男にバーナーを持たせて先頭を切らせるという行進を行っていた。

「女性もトランスジェンダーも共に」 ウーマンズパレード、大阪市で花房吾早子2023年9月9日 18時00分

写真・図版

 「夫婦別姓を認めろ」「男性にも性教育を」――。ジェンダー平等を求めて声を上げる「ウーマンズパレード」が8日夜、大阪市であった。新阿波座公園(西区)で集会を開いた後、難波駅近くまで約30人が練り歩いた。

 集会では、社会福祉士原発避難民、音楽家など様々な立場の女性たちがマイクを握った。

 男性として生まれ、女性として生きる弁護士の仲岡しゅんさん(38)は、自身も含めたトランスジェンダーがヘイトクライムにさらされている現状を訴えた。「今の社会は、シスジェンダー(生まれた時と現在の性別が一致している)で異性愛の男性を基準につくられている」として、「女性もLGBT(性的少数者)も抑圧されている存在として連帯したい。共に闘いましょう」と呼びかけた。

 岡崎あきらさん(42)は、パレードの先頭を歩いた。男性として生まれ、女性として生きるトランスジェンダー。大阪府富田林市でマイノリティーの居場所を作っている。「気持ちよく歩くことができた。人権が守られる社会を実現したい」(花房吾早子)

これに関しては、何でウーマンズマーチの音頭を男に取らせるのだとかなりの批判があったようだ。それで同団体は(11) Womyn’s Parade on X: “トランスヘイトに対する声明文を出しました  #トランスヘイトに対する声明文 #ウーマンズパレード声明文 https://t.co/WRVe1Y2e8l” / X (twitter.com)という声明文を出した。

私たちウーマンズパレード実行委員会は、すべてのヘイトスピーチヘイトクライムに抗議し、攻撃にさらされているマイノリティーと共に、差別抑圧偏見に屈することなく闘い連帯していきたいと考えます。2023年9月8日の行った朝日新聞に多くのトランスヘイトが寄せられました。差別と偏見から来る心無い言葉を浴びせられた当事者の気持ちを思うと悔しい気持ちでいっぱいです。私たちは様々なマイノリティーたちと連帯しともに声を上げることが必要と考えます。

女性もまた差別と弾圧に晒されているマイノリティーであり続けています。

私たちは女性差別と闘い、女性解放を目指しエンパワメントしていきます。

これからもトランスジェンダーを含むマイノリティーの方々と共にヘイトに屈せず、連帯しながらともに、女性差別、抑圧と闘っていきます。

この人たち全く馬鹿じゃないの。自分らの活動を女装男達に乗っ取られていることにも気づかずに、何が「女性差別と抑圧と闘う」だ。女性の安全空間を女装男に侵略されてどうやって女性差別や抑圧と闘うのだ、これでフェミニストを気取るのだからあきれてものが言えない。

だから私はフェミニスト運動なんぞというものを信用しないのだ。


Comment

立派な革新派活動家になるための革新派詭弁口座、2023年改訂版

最近復活したツイッター(X)アカウントでまた見かけた革新派(左翼リベラル)の投稿を見ていて、2005年にヤフー掲示板で書いた「革新派詭弁口座」を思い出したので、これまでにも何回かアップデートしているが、改めて2023年版を書いてみようと思う。

初級編:スローガン作戦

初心者の革新派同士の諸君は、相手とまともに議論をしても勝ち目がない。そういう君たちに最も効果のあるやり方は、スローガンをしっかり暗記し、それを何度もくりかえすことである。例えば「トランスジョセーはジョセーです」「トランス権利は人権です!」「トランス差別に反対します!」など。

この際なるべく相手に理解しがたい「ミスジェンダー」だの「クィアー・クエスチョンニング」といった言葉使いをすると効果がある。君たちがわかっていようといまいと問題ではない。相手を混乱させるのが目的だからである。

ここで大事なのは決して相手の質問に答えようなどとしないことである。初心者の君たちにはまだスローガンの中身を説明する技術はない。質問を受けたら相手が質問すること自体おかしいというふりをし「そんなこともわからんのか、あんぽんたん!」「こんなことは常識だ」と繰り返し質問をはねつけよう。

それでもしつこい相手には、「人種差別者!」「ターフ!」「ファシスト!」「ネトウヨ!」と繰り返そう。

中級編:質問攻め作戦

一旦スローガンを覚えたら中級編は質問攻め作戦である。この作戦は相手に色々質問して相手の時間を無駄に使わせることが目的である。

先ず相手のいってることに、「そんな話は聞いたことがない。」といちゃもんをつける。相手が調べてきて「ここに書いてあるぞ」と乗ってきたらしめたものである。ここで注意すべきことは相手の書いたことに関する議論などしていはいけないということだ。相手の出した証拠は無視して次の質問をする。

その答えがかえってきたらまた別の質問をする、というふうに繰り返し、相手が本来なにを言おうとしていたのか本人にも読者にも分からなくさせことができれば成功である。例えば「イタリアは移民のせいで治安が悪くなったなんて話は聞いたことがない。データを出せ」とやる。

相手が調べて出してくる資料には目もくれず、それはただの新聞記事、公式データはないのか、などといちゃもんをつけて突っ返す。そうしているうちに相手が疲れてきて「自分で調べろ」と言って来たら「データがないんだろ、それみたことか、論破した!」と言って逃げる。これがきちんと出来れば革新派詭弁中級は合格である。

上級編:おとぼけ、こじつけ、歪曲作戦

上級編はおとぼけ、こじつけ、歪曲作戦。この技術取得は非常に難かしい。革新派でもこのような効果的な技術をつかえる人は少ない。これが出来れば立派な革新派左翼リベラルプロ市民と呼べる。

革新派諸君は決して保守派の言う事実になどに注意を払ってはならない。革新派にとって事実とは革新派の目的を促進するものだけである。

おとぼけ(ガスライティング): 例え討論の相手から事実を突きつけられても、そんな事実はないと断固とぼけるのは非常に効果がある。自信をもって否定すれば、相手も傍観者も相手の言っていることに疑いを持つからである。例えばトランスジェンダーの女性施設許容を批判されたら、男性器がついたまま女子トイレに入りたいなんて言ってるトランスジェンダーは居ないと断言しよう。義務教育で行き過ぎたLGBTQ+教育がされていると指摘されても、そんな事実は全くないと否定しよう。こうすることによって相手を防衛の姿勢に追い込むのだ。それで相手は如何に自分の事実が正しいかを証明しなければならなくなる。そしてここで中級編の技術を駆使してとどめを指すのだ。

こじつけ: これは事実とは似て非なるものを無理やり結び付けて相手の信用度を落とすやりかただ。例えば、相手が性違和を病む患者には精神カウンセリングセラピーが必要だと言った場合、このセラピーをコンバージョンセラピーと呼び、昔同性愛者を治すという名目でされた電気ショックのような野蛮な治療と同じであるかのような印象をもたせる。事情を良く知らない人に反対派の意見は危険であるという印象をもたせるのが目的である。

歪曲:歪曲は相手が言ったことをこちらの都合のいいように言い換えて、それを何度も繰り返すことで注意を払っていない一般市民に相手が非常識なことを言っていると思わせる技術である。例えば、男性体の人は自認がどうあれ女子施設に入れるべきではないと言われたら、「反対派はトランスジェンダーをトイレから排除しようとしている、トランスジェンダーにトイレを使わせまいとしている」という風に歪曲するのである。反対派が問題はトランスジェンダーではなくなりすましにあるのだ、と何度言おうと反対派は「トランスジェンダーを排除している!」と繰り返し、相手が差別者である印象を強めるのである。

革新派諸君、君たちが一番心得なければならないことは、真実とはリベラル主義を促進するものであり、リベラル主義を後退させるものは虚偽である、ということだ。だから女性を自認する男性が女子施設で女性を脅かしたとか、スポーツでトランス女性が不当に勝利しているなどということはすべて「事実」ではない!


カカシが提示した詭弁講座の初級から上級まで完全にマスターできればスターリンや習近平も誇れる立派な革新派プロ市民になれるであろう。


Comment

家族愛や友情を描いたマクドナルド広告が米国で話題に、なんで?

ここ2~3日、何故かツイッターやTikTokでこの日本のマクドナルドCMが話題になっている。

若いお父さんとお母さんが小さい子と一緒にマクドナルドのフレンチフライを食べているというだけの何気ないシーン。なんでこんなCMが話題になる?

この広告を見て発狂しているアメリカ人について、とある人は皮肉っぽくこんなことを言っている。

異人種間のカップルや混血児はどこにいるのか?トランスジェンダーの表現は?ラップのバックミュージックは?なぜ黒人のナレーションがないのか?洗練された明るい肌の黒人女性が、不器用な白人男性に消極的な態度を示す場面は?これはファシズムなのか?

もちろんこの人は冗談を言っているのだが、実は本気でこういった批判をした人たちが結構いたらしい。なにせ最近のアメリカのコマーシャルと来たら、いったい何を売りたいんだかわからないようなポリコレばかりでいい加減にげんなりする。

たとえば髭剃りのコマーシャルに明らかに乳房除去をした男性ホルモンで髭が生えだした女性がモデルになったり、男性が女性化粧品の宣伝に出たり、洋服の宣伝にデブでブスの黒人女がどでかいお尻を画面いっぱいに振るとか、中年の男二人がリビングで手を取り合ってダンスするとか、凡そ「普通の人」が登場しないのだ。昔なら朝ごはんのシリアルの宣伝なら食卓に座る子供にお皿をだしてるお母さんと出勤前にネクタイ締めながら急いでいるお父さんという白人家族が普通だったのに、いまや白人家族なんてコマーシャルで見たことがない。

同じくツイッター(X)で観たアメリカのマクドナルドのコマーシャルでは、醜い黒人の女装男が「トランスジェンダーを殺すな!」と怒鳴ってる動画。なんでファストフードの宣伝でこんな醜い変態の顔を見せつけられるのか、もうそれだけでマクドナルドなんて食べる気にならない。

日本のごく普通のコマーシャルに腹を立てる人というのは、結局アメリカの文化がどれほど荒んでいるかを証明しているのだと思う。彼等もアメリカメディアが奨励する普通でない家庭の在り方に疑問を持ち出しているのではないだろうか?


View comments (2)

カナダの保護者及び支持者たちによる「洗脳ではなく教育を」デモにLGBTQ+ANTIFAが襲撃、何故か警察は保護者側の人間を逮捕

先日の「子供たちのための100万人行進」に続いて本日は「洗脳ではなく教育を」と謳った保護者達のデモ集会がカナダで開かれた。これにはもうおなじみのLGBTQ+ANTIFA暴徒たちが黒装束に傘を持ってやってきて、平和的にデモをしている人々を暴力で襲い掛かった。

警察は二つのグループを分けようとしているように見えたが、暴徒たちは保護者側に迫り、参加していた若者らに暴行。警察は何故か被害者を逮捕し暴徒たちはそのままだ。まったくカナダって国はどうなっているんだろう?

こちらはANTIFA連中に囲まれて襲われ怪我をした青年ニコラス・アレキサンダー。そばに居る赤いキャップの退役軍人男性は警官にあっちへ行けと命令されたがニコラスをかばって傍に居たため、ニコラスと一緒に逮捕された。

日本の読者諸氏にはピンとこないかもしれないが、カナダとアメリカは違う国である。確かにカナダはほとんど人が英語圏におり、その訛りもアメリカと近いので注意して聞いてないとすぐにはカナダ人とはわからないこともある。しかしカナダの政治体制はアメリカのそれとは全くことなり、与党の大統領であるトルドー首相の権力は多大である。ワクチン接種に関するフリーダムコンボイの時でも解るように、トルドー首相はこれまでにも独断でカナダ国民の人権を踏みにじってきた。LGBTQ+に関しても、アメリカよりもずっと過激な性教育が学校で行われている。そんなカナダでこのような大規模デモが行われているということは凄いことだ。

殴られて警察に逮捕されるニコラス君。


View comment