トランスジェンダー暴露本発売を巡り、過激な日本のトランスジェンダー活動家、ついに複数の書店に放火の脅迫!

今年はじめにKADOKAWAから発刊される予定だったアビゲイル・シュライヤーの “Irreversible Damage,”の邦訳本「あの子もトランスジェンダーになった」が日本のトランスジェンダー活動家らの妨害運動によって発刊は中止されたが、今回あたらしく産経新聞出版から「トランスジェンダーになりたい少女たち」という題名で発売されることとなった。すでにオンラインでの発売は始まっている。ところが、本日なんとも物騒な記事を読んだ。こちら産経新聞の記事。

「トランスジェンダーになりたい少女たち」 発行元や複数の書店に放火の脅迫、被害届提出

2024/3/30 15:15

産経新聞出版から発売される「トランスジェンダーになりたい少女たち」
産経新聞出版から発売される「トランスジェンダーになりたい少女たち」

4月3日に発行予定の翻訳本「トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」を巡り、同書を扱う書店への放火を予告する脅迫メールが、発行元の産経新聞出版宛てに届けられていることが30日、分かった。複数の書店にも同様のメールが送られており、産経新聞出版は威力業務妨害罪で警視庁に被害届を提出した。

メールはドイツのドメインが使われており、産経新聞社のアドレスに送られてきた。「原著の内容はトランスジェンダー当事者に対する差別を扇動する」として、「出版の中止」などを求めた上で、発売した場合には抗議活動として同書を扱った書店に火を放つとしている。

翻訳本は米ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーさんによるノンフィクション。ブームに煽られ性別変更したが、手術などで回復不可能なダメージを受け後悔する少女らを取材している。すでにアマゾンなどネット書店では予約が始まっている。

同書は2020年に米国で発売されたのに続き、フランス語、ドイツ語、スペイン語など9つの言語に翻訳されて出版され、多くの人に読まれている。日本語版については、昨年末に大手出版社のKADOKAWAから発行予定だったが、一部の強い批判や同社本社前での抗議集会の予告などを受けて発行中止となった経緯がある。

産経新聞出版では「多数の人が集まる書店を脅すなど許されない行為。悪質な圧力に屈することなく、書籍は発行します。被害届を出したほか、書店にも状況を説明していきます」としている。

以前にも書いたが、この本に関しては原著の発刊当時、科学的根拠に基づいていないとか、当事者へのインタビューがないとか色々批判はあったが、それでもアメリカでこのような激しい妨害運動はなかった。もっともアメリカでは発売前にどんな本になるかはあまり知られていなかったので、活動家達も先手を打てなかったのかもしれない。

それにしても日本のトランスジェンダー活動家(TRA)の過激性には驚く。欧米諸国のTRAの暴力的な運動をそのまま輸入したようだ。

ところで今回の出版に先駆けて、日本のTRAたちは、この本の内容を検証中だそうだ。朝日新聞で二階堂友紀という人が紹介している。(元記事は課金制なのであえてリンクはつけない)「実態踏まえない主張」としてトランスジェンダリズムの研究者(トランスジェンダー活動家)達が本著を「検証」中だと言う。(強調はカカシ)

 「トランスジェンダー入門」の共著がある高井ゆと里・群馬大准教授は、昨年12月から医療社会学やトランスジェンダー・スタディーズの研究者ら数人で原著の内容を検証中だ。

 検証チームのまとめでは、同書は「思春期の少女たちが、SNSでトランスイデオロギーに触れて自らをトランスジェンダーだと誤認し、不可逆的な医療を受けている」などと訴える内容。

 検証の中核を担う研究者は「そもそもトランスジェンダーは政治的な思想や流行ではない。子どもへの医療は慎重に行われており、必要な医療資源の不足の方が問題になっている。実態を踏まえない主張で、具体的な問題も多い」と話す。

いや、白々しい。もちろんトランスジェンダリズムが政治的思想でないなら、何故政治的圧力をつかって発刊を妨害したりするのだ?最初からそうではないと決めつけた姿勢での取り組みでは公平な検証など無理だろう。

この本の内容が科学的ではないという例として「研究者」たちは、思春期ブロッカーで「知能指数が下がる」とか乳房を抑えるバインダーが「肺の機能を低下させる」といった供述には「信頼性の低い論文やデータを多用している」としている。

高井教授には申し訳ないが、同著では一人の患者しか扱われていなかったが、その後思春期ブロッカーで知能指数が下がるという研究がされており、思春期ブロッカーと知能指数の問題はすでに明るみに出ている。以下今年1月のデイリーメイルの記事より。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのサリー・バクセンデール教授(臨床神経心理学)は、憂慮すべき研究の中で、子供たちの脳機能に及ぼす薬物の影響について『緊急の』研究を呼びかけた。

NHSイングランドは、昨年、この治療が脳の成熟過程を阻害する可能性があるとの厳しいレビューを受け、思春期の身体的変化を止める薬の定期処方を中止した。(略)

バクセンデール教授は、論争の的になっている薬物が若者のIQレベルに与える『有害な影響』についての証拠を発表した。

思春期阻害剤で治療を受けている25人の少女を調べた研究では、IQが平均7ポイント低下した。

バクセンデール教授によれば、15点以上の『著しい低下』を経験した患者もいたとのことである。少女達は皆、成人期を早める『思春期早発症』に苦しんでいた。

すでに多くの児童に思春期ブロッカーを処方してきた英国の保険省が国営医療機関における思春期ブロッカーの処方を禁止しているというのに、こうした研究がすでに去れているにもかかわらず、自らをジェンダー研究者としている人たちが、研究分野の最新情報を得ていないとは思えない。

性別適合手術を受けた当事者の自殺率が非当事者より高いという件についても高井教授は「トランスの当事者はその生きづらさから、もともと自殺念慮の高い集団であることが考慮されていない」と語るが、それこそ性違和患者には自殺願望者が多いという非科学的な結論を述べている。

WPATHファイルスでも明らかにされているが、性違和患者と診断される多くの患者は他にいくつもの精神障害を持っている場合が多く、他の精神障害者と比べて特に自殺願望が強いわけではない。

また最近になって男性から女性への性転換手術によってかえって自殺願望が増えるという研究結果が発表された

カリフォルニア州政府のデータを用いた研究で、男性から女性への性転換手術を受けたトランスジェンダー女性の手術後の自殺率が2倍になることがわかった。

この研究は、2020年にスウェーデンの全人口を対象に行われた分析に続くもので、「その比較において、その後の気分障害や不安障害に関連した医療機関への受診や処方、自殺未遂後の入院との関連において、手術の利点はない 」というものであった。

さらに高井教授は、同著が「不安を訴える親の語りに焦点を当て、性別違和を抱える子どもの声にしっかり耳を傾けていない」「性別違和の問題に明るくない保護者が影響を受け、当事者の子どもに対する適切な支援が遠のくことが懸念される」と語る。

WPATHファイルスを全部読んだ私から言わせてもらうと、これは非常に空々しい発言だ。ジェンダークリニックこそ子供の声にしっかり耳を傾けていない。性違和があるかもしれないという子供に他に精神疾患があるのではないか、性虐待などのトラウマがあるのではないかというしっかりした診断もせず、子供がそういうからそうなのだと決めつけ、「性別違和の問題に明るくない保護者」を、このままでは子供が自殺してしまうといって脅迫し無理やりトランス治療を強行してきたのは誰なんだと聞きたい。

「4月以降に、原著の問題点をまとめた啓発用のチラシやウェブサイトを公表する予定だ」そうなので頑張ったらいいと思う。先ずは本を発行し人々が読んだ後で色々批判も聞けばいいのだ、しかし二階堂は本が発売されてからでは「公平な議論」が出来ないと言う。

 「読んでから判断したかった」との声も多いが、日本の社会にはトランスに関する正しい情報が不足し、差別をあおる言説や虚偽の情報が広がる。社会にリテラシーが蓄積されていない現状では、残念ながら「公平な議論」は容易ではない。

だからといって本の発刊を妨害していいと言う理屈にはならないはずだ。

原著が発刊された2020年当時はまださほど知られていなかった子供の性転換医療に関する悪質なやり方や、その後の悪影響などが、最近発表されたWPATHファイルズにてすべて実証されてしまった今、この本の価値はずっと上がったと言える。今こそ日本の方々にこれを読んでもらって、如何に子供のトランス治療が危険で野蛮なものであるのかを多くの日本の人びとに知ってもらいたい。


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自殺したトランス自認生徒は父親に性的虐待を受けていた!

アップデート3:2024年3月29日現在

このエントリーは今年の2月、ネックス(本名ダグニー)・ベネディクトというトランス自認の女子高校生が、女子トイレで他の生徒達と喧嘩をし頭を殴られた翌日に死亡した事件に関する三つ目のアップデートである。The Tragic Story of Nex Benedict Is About Far More Than the Vulture Media’s Exploitative Narrative – RedState

3月13日、ダグニーの死因はベネドリルというアレルギーの薬の大量摂取によるものだったことが解り、死因は自殺と確定された。

事件当初、彼女の死は前日の喧嘩の際に受けた怪我が原因であるかのような報道があったが、その後自殺と解ると、トランスジェンダー活動家らは彼女の自殺は学校でいじめにあっていたせいだと主張していた。しかしダグニーは11ページにわたる自筆の遺書を残しており、そこには虐めに関する供述はなかったとある。ダグニーは数々の精神病を抱えており、自傷癖もあったという。

しかし実は彼女の自殺の原因は学校での虐めよりも、もっと恐ろしい原因があったのではないかという事実が明らかになってきた。ダグニーは祖母と暮らしていたが、彼女の葬式には実母も参列していた。しかし囚役中の父親は参加しなかった。

2019年7月31日、まだダグニーが11歳の頃、ダグニーの父親ジェイムス・E・ヒューズはダグニーが9歳の頃、娘を強姦した罪で逮捕された。ダグニーの証言によれば、ヒューズはそれまで何年にもわたってダグニーを性的に虐待してきたという。

ヒューズは10年間の執行猶予付き5年の刑に処された。この間彼は性犯罪者リストに乗り、娘とのコンタクトは禁止されていた。しかしヒューズは2024年1月25日に定期的な報告を怠ったため再び逮捕された。ダグニーが自殺する二週間前である。

このせいでダグニーは弟(妹?)と共に祖母のスー・ベネディクトに引き取られた。

ダグニーは友達の間ではネックスとして知られており、ノンバイナリーやトランスを自認しthey/themの代名詞を使っていた。しかしメディアが最初に報じたような虐めがあったという証拠はまるでない。

拙ブログでも何度も書いてきたが、トランスを自認する若者の多くが子ども時代に性虐待を受けている。そしてそれが原因で多々の精神的障害を起こすのである。ダグニーは幼児虐待の犠牲者だったのであり、そんな父親を実刑に処さなかった裁判所にも憤りを感じる。

アップデート2:3月13日現在

ネックスの死因がはっきりした。やはり私が思った通り彼女の死因は薬物によるオーバードース。つまり自殺。またもトランス自認のティーンが自殺した。学校も家族も彼女の妄想を肯定したにもかかわらず、彼女の自殺願望を緩和することはできなかった。

アップデート1:2月25日現在

今日Xで発見した動画によると、ネックスが女子トイレで喧嘩した女子たちとは、その日に初めてあった女子たちであり、彼女をずっと虐めていたとされる女子たちとは無関係。しかも喧嘩をふっかけたのは自分だったと語っている動画。

頭の怪我というのは後になってひどくなることもあるので、事件直後に元気に話をしていたからといって、それが原因で死んだわけではないと断言はできない。しかしこのビデオを見る限り、彼女の怪我は大したことなさそうである。現に検死では死因は頭の怪我が原因ではないと言う結果もでている。

つまり、彼女がノンバイナリーだったことから虐めぬかれて遂には死に及んだ、という論説は出鱈目であったことが解る。

オリジナルエントリー:2024年2月22日現在

本日ハッフィントンポストでオクラホマ州で知事が学校のトイレは生得的性別で分けなければならないという法律にサインした数か月後、学校の女子トイレでトランスを自認する生徒と上級生数人とが喧嘩をし、その翌日に殴られた生徒が死亡するという事件が起きたことを報じていた。トランスジェンダーの米高校生、トイレで暴行された翌日に死亡。1年近くいじめられていた | ハフポスト WORLD (huffingtonpost.jp) 下記はハフポストの邦字版記事より抜粋。強調はカカシ。

ハフポスト:トランスジェンダーの米高校生、トイレで暴行された翌日に死亡。1年近くいじめられていた

アメリカ・オクラホマ州で2月8日、16歳のトランスジェンダーの生徒が学校のトイレで同級生から暴力を振るわれた後に死亡した。

ネックス・ベネディクトさん
ネックス・ベネディクトさん

亡くなったノンバイナリーネックス・ベネディクトさんは死亡前日の7日に、オワッソ高校で他の生徒と「殴り合い」になり、病院で治療を受けていた。

インディペンデントによると、ネックスさんと別のトランスジェンダーの生徒は、女子トイレで3人の年上の女子生徒と喧嘩になり、ネックスさんは殴られて地面に叩きつけられた後に頭部に重傷を負った。

母親のスー・ベネディクトさんは、ネックスさんの顔や目の周りはあざだらけで、後頭部は引っかき傷があったと述べている。

オクラホマ州では、共和党のケビン・スティット知事が2022年に、公立校の生徒に対し出生証明書に記載された性別に沿ったトイレの使用を義務付ける法律に署名した。

スーさんは、ネックスさんは署名から数カ月後の2023年初めからいじめを受けていたとインディペンデントに説明している。

ネックスさんは病院で治療を受けた後に家に戻り、頭痛を訴えながら眠りについたという。翌日、ネックスさんはリビングで倒れて病院に運ばれ、同日夜に死亡が確認された。

オワッソ公立学区は20日に発表した声明で、「生徒間の暴力は決してあってはならない」「生徒の死を悼み、家族のために祈りを捧げて、家族や関係者すべてを支えます」と伝えた。

事件を捜査しているオワッソ警察は21日、「検死の結果、死因は外傷によるものではないことがわかった」と発表現在毒物検査の結果待ちであり、後日正式な検視報告書を公開すると伝えた。

この記事の見出しだけ読むと、州が生得的性別でトイレを分けたため、女子トイレに入ってきた自称女子の生徒が他の女子たちから暴力を受け、それが原因で死亡したという殺人事件のような印象を受けるが、記事をちゃんと読んでみると実はそういう話では全然ないことがわかる。

先ずこのハフポの記事でも元のインディペンデンスの記事でも、ネックス・ベネディクトさんが生得的女子なのか男子なのかという供述がない。しかし記事の見出しでは「トランスジェンダー」となっているのに記事内では「ノンバイナリー」となっていること、掲載された写真から明らかに女の子に見えること、そして「別のトランスジェンダー生徒」も一緒に喧嘩したとあるので、16歳の男子二人が女子数人と喧嘩をして床にたたきつけられるようなことになるとは到底思えないので、ネックスは身体女子だと判断することが出来る。

ということは、ノンバイナリーやトランスを名乗っていたとしても、女子が女子トイレに入ることはこの法律とな何の矛盾もなく、二人が女子トイレで他の女子たちから虐めにあったということと、トイレが男女別でなければならないという法律とは何の関係もないということになる。また母親の話では法律が通った数か月後から虐めが始まったとのことなので、ここでも法律通過と虐めとの直接的関係性は見えない。

この記事は、明らかにトイレを男女で分けたことによる殺人事件だという印象操作をしているが、ネックスがいじめられたことと法律との関係性は全く証明されていない。

次に、彼女は虐めを受けて頭に重傷を負った次の日に死亡したとあるが、記事内でも彼女の死因は頭の負傷ではないとはっきり記載されており毒物検査が現在行われているとある。ということは、彼女は上級生に直接的に殺されたのではなく、虐められて重症を負ったことを苦にして薬物をオーバードースした、つまり自殺したのではないかという疑惑が生まれる。

彼女が学校で一年近くも虐めにあっていたと言うのは本当かもしれない。しかしその理由が彼女の性自認にあったのかどうかは分からない。私は違うのではないかと思う。

ハフポの記事はインディペンデンスの元記事を邦訳しただけの記事だが、元記事はLibsofTikTokがトランスジェンダーやノンバイナリーの人びとへの暴力を扇動していると続ける。LibsofTikTokは過激なトランスジェンダー活動家が自らアップしたTikTokを紹介しているだけであり、別にこれらの人びとを脅しに行けなどとは一度も言ってない。にも拘わらうLibsのせいでティックトッカ―の勤める学校やら施設に爆弾予告が殺到すると根拠もなく書いているのだ。なんという無責任さだろう。

私は保守派ポッドキャスターたちが非常に悪質な暴力的脅迫を受けているのを良く知っているので、TRAの言う爆弾予告があったとしても、それを単に事実を紹介しているだけのLibsのせいにするのは無理がある。言い掛かりもいいところである。

私はネックスがいじめられていたのが彼女がノンバイナリーだったからではなく、彼女は虐められていたからノンバイナリーを言い出したのではないかと思う。何故そう思うのかというと、同学校では積極的にトランスジェンダリズムを教えていた教師が居たからである。

2022年4月、オワソ高校教師タイラー・リンが教室で「あなたの親がありのままのあなたを受け入れないならぶっ飛ばせ(Fワード)」と言ってる動画がLibsで掲載された。それが原因でリン教師は学校においてジェンダー概念を子供に教えているとして批判を浴び辞任に追い込まれた。

ハフポ記事内で母親とあるスーは実はネックスの祖母。スーによればネックスはこの教師を尊敬していたらしく、教師の辞任にかなりショックを受けていたらしい。

スーがネックスがいじめられていると気づいたのは2023年になってのことだが、子供はなかなか親に虐められていることを言わない傾向にあるので、彼女はきっと2022年くらいから虐めにあっていたと考えられる。

この記事は、ネックスがトランスジェンダーだったことから虐めにあって虐め殺された、そしてその原因は州の男女別トイレとLibsofTikTokのような保守派が暴力を煽っているからだと言いたいようだが、し記事の内容をよくよく読んでみると、どこにもそのような根拠は書かれていない。彼女が虐めにあっていたのは本当だろうし、数人の女子たちから酷い暴行を受けたのも事実だろう。だが彼女が自分をノンバイナリーだと自称していたことと虐めとが直接関係があったのかどうか、それは今後の捜査が無ければわからない。

そしてひどいのは祖母のスーがネックスの葬式でネックスの本名の女の子の名前で呼んだことを、トランス活動家たちが「デッドネイミング」したと言って批判したことだ。デッドネイミングも何も彼女は死んでしまっていたのだ!孫を失くして悲しんでいる人にまでポリコレを押し付けるTRA。何という悪質さだろう。

本当にこの記事は悪意に満ちている。虐めに耐え切れずに死んでしまった可哀そうな女の子のことすら政治に利用しようとするトランス活動家たちには怒りしか感じない。


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イスラエルはさっさとハマス退治をおわらせるべき、「米国、イスラエルへの不支持が支持上回る ガザの戦闘めぐる世論調査」

Tag: 世論調査

アップデート:3月29日午後 ハーバード・ハリス調査ではアメリカ有権者の82%が未だイスラエルのガザ軍事行動を支持しているとある。詳細は後記参照

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3月29日午前現在の記事

反イスラエルの自称ジャーナリストの曽我太一がうれしそうにこの世論調査をXで紹介していた。下記は朝日新聞の記事。

 パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルを擁護してきた米国で、国内世論がイスラエルへの反発を強めている。米ギャラップ社が27日に発表した世論調査では、イスラエルの軍事行動への不支持の割合が55%に達した。バイデン米大統領は難しいかじ取りを迫られている。

 同社が今月1~20日に全米の約1千人に世論調査を実施。このガザでのイスラエルの軍事行動を不支持とする割合は、11月の前回調査から10ポイント増加し、不支持が支持を逆転した。

 党派別の不支持の割合は、民主党支持層で75%、無党派層でも60%に達しており、11月に大統領選を控えるバイデン氏にとって看過できない状況になっている。

米国はこれまで、イスラム組織ハマスの奇襲攻撃を受けたイスラエルの自衛権を擁護し、恒久的な停戦はハマスを利するとの主張に寄り添ってきた。しかし、25日の国連安全保障理事会では、ラマダン(断食月)中の即時停戦を求める決議について拒否権を使わずに棄権し、採択を容認。イスラエルのネタニヤフ首相が予定していたワシントンへの代表団派遣の中止を表明するなど反発を招いた。

 ジャンピエール米大統領報道官は27日、中止になっていたイスラエル政府高官の米国訪問に向けて協議を再開したことを表明。訪米が実現した場合の両政府間の会談は、ネタニヤフ政権が「米国の支援がなくても実行する」と主張しているガザ南部ラファでの地上作戦が議題になるとの見通しを示した。(エルサレム=宋光祐)

なぜかこの記事では共和党による支持率が載っていないので、情報源のギャロップ社の記事を読んでみた。

イスラエルによるガザにおける軍事行動を支持するか?

11月 20233月 2024
% 支持する50%36%
% 支持しない45%55%
% 意見無し4%9%

確かに全般的に支持しないが増えている。その支持率の内訳なのだが、この戦争を注意深く追っている、やや詳しくおっている、あまり詳しく追っていないと答えた回答者別にみてみると、戦争の状況を詳しく追っている人ほど支持率は高い。

イスラエルのガザ軍事行動について支持する支持しない意見無し
詳しく追っている43%55%
やや詳しく追っている37%56%7%
あまり詳しく追っていない27%54%19%

党派別に見てみると、共和党はまだ支持するが支持しないを上回っている。

党派別支持率2023年11月2024年3月
共和党支持71%(不支持23%)支持64%(不支持30%)
民主党支持36%(不支持63%)支持18%(不支持75%)
無所属支持47%(不支持48%)支持29%(不支持60%)

民主党内部ではバイデン政権による中東政策の支持率はなんと27%という低さ。しかしバイデン政権への全体的支持率は40%とまあまあの数値なので、そんなに気にする必要はないのではないかと思う。

思うにアメリカ人はイスラエルの戦争を支持しないというより、長引く戦争に嫌気がさしているんだろう。同じ世論調査をウクライナについてやってみれば同じような結果が出るはずだ。何故かと言えば、戦争が長引けば長引くほどアメリカからの支援金が増えていくわけで、それを払うのは我々アメリカ市民だからである。アメリカ国内は今違法移民の問題で大変なことになっている。インフレも歯止めが効かない状態だ。それなのに何故アメリカが必死になって外国の戦争を応援しなくちゃならないのか、と思うのは当然のことだ。

私は他人事だから言えるのだが、イスラエルはハマスによる人質返還など、もう望がないものと諦めた方がいい。人質が返ってくるためにはイスラエルが奪回するよりほかにない。ハマスは絶対に降参しない。以前にも書いた通り、ハマスは降参さえしなければ、リーダーたちの一人でも生き延びることで勝利宣言が出来るからだ。だからイスラエルはハマスリーダーの最後の一人まで退治するなり逮捕するなりしなければならない。国連条令などどうでもいい。イスラエルは何をやってもやらなくても国際社会から責められる。老いぼれ爺のバイデンなんぞ何の役にもたたない。だったらさっさとラファへ侵攻しハマス退治を終結することに努力すべきであり、停戦交渉などして時間を無駄にすべきではない。

ハマスはこの戦争を長引かせることによって、国際社会の同情を買おうとしている。イスラエルはその手に乗ってはいけない。

ところでバイデン大統領は選挙に向けて中東政策を変えようとしているようだが、実はそんな必要は全くない。何故ならイスラエルを支持しない民主党有権者が至上もっともイスラエルに友好的な大統領だったトランプを支持するはずがないからである。民主党がバイデンに怒ったからといって、バイデンに投票を渋れば、よりイスラエルに友好的な大統領が選ばれてしまう。そんなばかなことを民主党有権者たちがするはずがない。バイデンはイスラエルの邪魔をせずに、この戦争が早急に終結する方向に努めるべきである。

アップデート:3月29日午後

ブレイトバートの記事: 3月27日に発表されたハーバード・ハリス社の新しい世論調査によると、アメリカの有権者のイスラエル支持は依然として強く、79%がガザ紛争が続くハマスよりもユダヤ国家を支持しており、2月以来ほとんど変わっていない。

ブライトバート・ニュースが当時報じたように、2月のハーバード・ハリス世論調査では、アメリカの有権者の82%がハマスよりもイスラエルを支持していた。登録有権者2,111人を対象に実施された世論調査では、3月の数字は79%とわずかな減少にとどまっている。

また、3月の世論調査では、アメリカ人有権者のほぼ3分の2にあたる63%が、ガザでの停戦を “すべての人質が解放され、ハマスが(政権から)排除された後 “にしか支持しなかった。2月の調査では、この意見は67%であった。


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引退後日本暮らしを始めた元在外邦人に掛けられた配偶者年金への理不尽な相続税

これ一年以上前の記事なのだが、今日発見したのでちょっと紹介する。年200万円の海外遺族年金に、相続税700万円 受給者側「争う」:朝日新聞デジタル (asahi.com)

関東に住む女性(68)は昨夏、地元の税務署から突然、税務調査を受けた。米国の公的年金に加入していた夫がその約2年前に亡くなり、遺族年金をもらう権利を得たことが相続税の対象になると指摘され、約700万円を納税するよう求められた。夫は国内企業の米国駐在員として働き、現地の公的年金に加入を義務づけられて計12年間保険料を支払った。女性が受け取る米国からの遺族年金は月に約17万円。年間約200万円なので、納税を求められた額はその3年半分にもなる。4人の子はすでに成人しているため、女性が亡くなれば遺族年金は誰も受け取れない。「あす死ぬかもしれないのに」。税務署の担当者の説明に対し、思わずそんな言葉が出たという。納税額が巨額になったのは、平均余命まで生きた場合に受け取る遺族年金をもとに計算する仕組みだからだ。

(一旦は仕方ないと思い納税しようと考えた女性だが)その翌日の朝日新聞を読んで、目を見張った。関西の女性がスイスから受け取る遺族年金に相続税を課されたことに納得せず、国税不服審判所に審査請求するという記事が載っていた。その女性は夫が亡くなった時に71歳で、平均余命の18年間で受け取る年金約1億7千万円に対し、約3千万円の相続税をかけると通知されたという。関東の女性は記事の内容を、相談してきた税理士に伝えた。税理士も課税に疑問を持っていたため、関西の女性の代理人に連絡し、連携して税務署側と争うことにした。関東の女性は「これから外国の遺族年金を受給する人のためにも、争うべきだと考え直した」と話す。

実は私の友人の日本人女性はアメリカ国籍男性と結婚しアメリカに20年以上暮らしていた。一年ちょっと前にこの夫婦は日本で老後を過ごすべく帰国した。友人はご主人よりもソーシャルセキュリティー(厚生年金)を払っていた年数が少なかったため、配偶者年金をもらうことになった。

アメリカの法律上、結婚している人は自分が貰える年金の金額が配偶者の年金の半額を下回る場合、配偶者年金を受給する権利を得るのだ。そしてこれは配偶者が亡くなった後でも続く。わが苺畑家の場合は私の年収が夫のそれを大幅に上回っていたため、主人が配偶者年金を得ることになると、つい先日役所から通知が来たところだ。

日本では配偶者年金が遺産として扱われることはない。なのに何故外国年金の場合は遺産と見なされるのか、しかも受け取った分だけ収入として税金を課すというのならまだしも、まだ貰ってもいない金額を余命の憶測だけで税金対象にするなど理不尽このうえない。この関東女性の言うように、20年分払った後ですぐ死んでしまったらどうなるのだ?

私は老後日本で暮らすという計画はないが、将来のことは解らない。この訴訟、女性達が勝利することを祈る。


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脱トランスした女性からきく、トランスジェンダーカルトの驚きの内部事情

昨日ユーチューブで4年間トランス男性として生き2018年に脱トランスした人の体験談を聞いた。色々憶測していたことだが、現場で体験した人の話を聞いていると、つくづくトランスジェンダリズムというのはカルトなんだなと思った。ビデオは一時間以上に渡る長編だし英語なのであえてリンクは張らないが、私が印象に残ったことをいくつか書いておこう。

女性の名前はキャロル。現在43歳。21歳で自分はブッチレズビアンとして家族にカムアウトした。当時自分の周りのレズビアンたちがこぞってトランスして男になるという話をしており、自分はそんなこと考えたこともなかったのだが、周りの人たちの話に感化され、もしかして自分も本当は男であるべきなのではないかと思い始めカウンセリングを受けに行く。

当時2001年、まだ女性から男性へのトランスは珍しく、すぐにホルモン治療を始めさせては貰えなかった。カウンセラーはキャロルに6か月間男性として暮らすようにアドバイス。それで気が変わらなければホルモン処方をすると言われた。しかし女の身体で見かけも女なのに、男のようにふるまったり男子トイレや更衣室を使うのは危険だと察したキャロルはトランスを諦めた。

それから10数年後、2012年頃から家族の不幸などもあり精神的に完全に参っていたキャロルは、再びトランスすることを考え出す。今思えば鬱病だったというキャロルは、家に閉じこもって毎日何時間もトランスジェンダーのビデオを観た。そして遂に2014年からホルモンを始める。その頃にはホルモン処方は簡単に受けられるようになり、人工妊娠中絶で悪名高いプランドペアレントフッドへ行って即日ホルモンをもらって来た。四か月後に両乳房を除去。その後4年間トランスダンセーとして生きたが、2018年分け合って脱トランス、今に至る。四年間も男性ホルモンを摂取していた割には、キャロルは今でも普通に女性に見える。髭は未だ二生えて来るようだが剃ってしまえば女性顔だ。声もテストストロンで破壊されなかったようで、普通に女性の声である。乳房がないということを除けば、彼女は普通に女性に見える。

トランスだった四年間、彼女はトランスジェンダーのサポートグループに入っており、定期的にその会合に出席していた。彼女が脱トランスを考えるきっかけとなったのも、この会合であった色々な出来事が原因である。

完全肯定を強制するグループ

彼女が参加していたグループの会合は、何故かFtM女性から男性とMtF男性から女性は別々のグループでそれそれ話しあった。ある時30歳半ばの女性が参加した。彼女は普通に女性の恰好をしており、豊満な胸の谷間を強調する服を着ていた。彼女はどこかの店で「奥様」と店員に呼ばれたことについてひどく腹を立てていた。彼女は男性に見せようと言う努力を全くしていなかったのにも関わらず、女性と「間違われた」いわゆるミスジェンダーされたと文句を言っていたのである。

キャロルは、自分が男だと言ったら周りがそれに合わせなければならないなんておかしいと思ったが、チームリーダーも周りもこの女性に同情して「本当に酷いわね~、解るわ~」と彼女に同情を示していた。キャロルも何か言って変な目で見られたくないと思い黙っていたという。

このグループではトランスに関して本人の自認を100%受け入れることが求められた。もしメンバーの誰かが受けたカウンセリングで、カウンセラーが少しでも彼女たちの性違和に疑問を提示たりしようものなら、チームリーダーはそのカウンセラーの名前を突き止め、そのカウンセラーの名前をLGBT関係の新聞だの掲示板だのウエッブサイトで公表。カウンセラーの雇用主に連絡して苦情をいい、本人がh仕事を出来なくしてしまう営業妨害を行った。

それでまともなカウンセラーたちはジェンダー関係の患者を扱うのを拒否。結局ジェンダーカウンセラーは超過激な活動家ばかりになってしまった。道理で自分はトランスかもしれないと言った患者がそのままストレートにトランスの道をまっしぐらと突き進むわけである。

治療に関する疑問、懸念、異論は絶対に許されない

会合中はどんなに疑問や質問があっても、やたらなことは言えない雰囲気だったので、誰もかれもトランスは素晴らしい。トランスによって心が解放されたというような話しかしなかった。しかし会合以外の場所で個人的におしゃべりをしたりすると、気の許せる相手には治療で受けた副作用や辛さについて色々愚痴を言い合うことがあった。

とあるMtFは性適合手術で作った偽膣が塞がりつつあり、術後二度目の修復手術を受けることになったという話を聞かせてくれた。実はMtFのいわゆるボトム手術は合併症が起きる可能性は非常に高く、2度3度と修復手術をするのはよくあることだという。

FtMの女性たちからもホルモンが身体に合わず、酷い頭痛が常にしたり吐き気がひどかったり、今まで感じたこともない性欲を感じ、どうしていいか解らないなどと言った話を聞いた。

ある17歳の少女は、ネットで色々調べた結果ホルモン治療や手術は恐ろしい、自分には会っていないのではないかという話を会合でし始めた時、グループリーダーは彼女を完全に無視してあたかも彼女が居ないかのように別なひとと話始めたという。

本来ならこういう苦労話を交換しあって同じ経験をした人から色々アドバイスをもらってこそサポートグループといえるはずだ。ところがグループの会合で手術やホルモンに関してちょっとでも愚痴を言ったり疑問を呈したり安全性を懸念したりすると怒鳴られないまでも完全に無視されてしまったという。

WPATHファイルでも指摘されていたことだが、キャロルもそして彼女の周りにいたすべてのトランスがカウンセラーからも医者からもトランス治療で起こりうる副作用や合併症や長期使用による悪影響など全く説明はなかったという。何が理解ある同意だ。そんなものは全くないのだ。

何故か女装男が威張るトランスジェンダーサポートグループ

キャロルが参加したサポートグループには女性を自認する男性も時々参加した。FtMの女性達が嫌がったとしても誰の自認も否定できないことになっている以上、どんな男がやってきても拒否することが出来なかったからだ。キャロルが良く見た男たちは、一応女装はしているものの、どう見ても女性には見えない場末の娼婦のような恰好をしてくる男が多かった。中には身長180cmは優に超えるがっしりし女装もしていない男が来ることもあった。

一度どう見ても女に見せようという努力もしていない現役軍人の男がやってきて、自分が女性として扱われないと文句を言っていた時は、さすがのキャロルも腹をたてて、そんな恰好で女性施設にはいれば女性が怖がるのは当然と言うと、男は即座に生意気な女を体格で威嚇しようとする典型的な男性の素振りを見せて怒鳴り始めた。この男には何を言っても無駄だと思ったのでキャロルは即座にその場を去った。

何故か男がグループに入ってくると、女たちは静かになり、男がその場を牛耳ってしまう。FtM達はまるで男たちの子守のように扱われるのだ。

変態的性癖が横行するトランスジェンダリズム

トランス界隈でもっとも顕著なのが変態的性癖だ。普通の人なら絶対にやらない極端な性行為が奨励されている。この話は私も以前から聞いていたことだが、トランスジェンダーの間ではポルノ依存症の人がかなり居る。また女自認の男がレズビアンだと言ってレズビアン女性に迫ったり、無理やりFtMとの性交を強要したりといったことも日常茶飯事だという。トランス界隈がセックスワークイズワークとか言って売春を正常化させようとしたりするのも、このせいだ。

この世界では自分が自認する方の性を周りが認めないことが最悪の罪となるため、自分はレズだから男とはセックスしたくないなどと自認女の男を拒絶したりするとトランスフォーブだのなんだのと責め立てられる。最近虹色界隈にAセクシュアルと言って全く性的欲望がないと自認する人が増えたのも、実は好きでもない人とのセックスを強要されるのが嫌だからという実情がある。

ところで、以前に自らも脱トランスのセラピスト男マクヒュー氏が言っていたが、自分も含め彼がカウンセリングしたトランスセクシュアル患者の100%が幼少期に何らかの性加害を受けていたと語っていたが、キャロルが言うに、トランスジェンダーを自認する多くの女性達(男性も)性犯罪の被害者であることが非常に多いと言う。

こうした性被害者にとって、変態的性行為に及ぶことは自傷行為に等しい。自分を痛めつけることによって、かえって過去の性被害を受けた自分と離脱できるような気持ちになる人が多いと言う。それにFtMは極端な男性ホルモン投与によって凄まじい性欲を感じるため、言ってみればお酒や麻薬で正しい判断能力がないのと同じような状態になるらしい。

トランスジェンダーの人たちは男も女も狂暴的な人が多いのは、やはり不自然な異性ホルモンによって精神をやられているからなのだろう。これは多くの人が指摘しているが、そもそも自分は異性かもと思い込む人には他の精神疾患を病んで居たり、過去のトラウマを抱えていたりする人が多い。本来ならば精神科医やカウンセラーがそうした根底にある問題を追及し本人がそれに向き合えるよう促すのが専門家の仕事なのだが、トランスは政治的になりすぎており、まともなカウンセリングは今や不可能になっている。

脱トランスという時限爆弾

さて、ナショナルレビューに掲載された「脱トランスという時限爆弾」ウイルフレッド・レイリー著(By WILFRED REILLY Transgender Health Care: Detransitioner Voices Rising | National Review)という記事を紹介しよう。

Wilfred Reilly

レイリー氏はケンタッキー州立大学の政治学助教授

私たちは 「トランス・キッズ 」について話す必要がある。どう考えても、私たちは現在、現代史上最大の医療スキャンダルのひとつを目撃している。

ここ数年の間に高校生や大学生くらいの若い世代の間で、トランスだのノンバイナリーだのと言い出す若者が急増している。今や若者の20%がLGBTQのどれかだと自認している。しかも同性愛は禁じているはずの多々の宗教の教徒ですらもプロテスタントの若者の16%、カトリックの若者の17%、モルモンの若者の22%、ユダヤ教の若者の35%がゲイ、トランスジェンダー、バイセクシュアルであると主張しているというのだ。

もっともこの数は100%真面目に受け入れることはできない。10代の若者は周りに合わせて流行りの恰好をしたり周りと同じことを言ったりするからで、若気の至りということもありうる。多くの10代の若者は口で言うほど性的に活発ではない。

しかしトランスジェンダリズムはこれまでの流行りとは違う。昔は髪の毛を真っ黒や紫に染めたり暗いメイクをして黒い口紅を付ける程度のことで、誰も吸血鬼のように歯を鋭く削るなんてことはしなかった。まあ、せいぜい入れ墨やピアスくらいだろう。

しかし今やトランスジェンダーを言い出したら、その「肯定」の過程として医療措置が加わってくる。人工中絶専門だったプランドペアレントフッドは、今やトランス医療にも手を広げ、多々の「医療」を提供している。そしてレイリーの独自の調査によれば、こうした医療措置を受けるティーンの数は予想以上に多い。

処方された思春期ブロッカーを受け取った17歳以下の合計は以下の通りである:

  • 2017年633人、
  • 2018年759人、
  • 2019年897人、
  • 2020年1,101人、
  • 2021年1,390人(合計4,780人)。

アナボリックホルモンの処方については、

  • 2017年1,905件、
  • 2018年2,391件、
  • 2019年3,036件、
  • 2020年3,163件、
  • 2021年4,231件(合計14,726件)であった。
  • 上半身の手術は率直に言ってまれであるが、

乳房除去手術は比較的少ないが、未成年の子供に行われる完全に自発的な処置としては–際立って多い。それでも–ここでは、

  • 2019年に238件、
  • 2020年に256件、
  • 2021年に281件(合計776件)の手術が行われた。

私にとって、総数よりも印象的だったのは、そのマッピング可能な増加率である。私が分析した5年間のみで、前年比増加率を合計すると、思春期ブロッカーの使用は119.6%、ホルモンの使用は122.1%であった。私が記録している昨年度の増加率を次の2年間に控えめに適用すると、思春期ブロッカー薬の処方は2023年に2,000件を超え、ホルモン剤の処方は2023年に7,000件を超え、同じ2年間に10代の少女の乳房切除術が数百件増えると予想される。2017年から23年の合計では、数万人の未成年者が思春期阻止剤、ヒト性ホルモン剤、乳房除去手術の何らかの組み合わせを受けたことになる。

トランスジェンダー活動家は、現在行われているトランス医療は一生続くような副作用もなく安全であり、後悔する率は1~3%だと主張している。しかし、ちょっと待てとレイリー。

私(カカシ)も前々から指摘していることだが、性転換治療に満足しているかいないかというデータは、本人が自発的にする報告に頼っている。しかしトランス医療で危害を加えられたと考えている脱トランス患者が元のジェンダークリニックといつまでも連絡を取り合うとは思えない。以前に私が読んだ調査結果でも調査対象となった70%が調査に参加しなかった。

レディットには脱トランスが集まる掲示板フォーラムがある。(Reddit forum r/detrans)。レイリーが2023年末に見た時には51000人のメンバーが登録していた。

同フォーラムが2022年に全ユーザーを対象に実施した世論調査によると、回答した全参加者の44.1パーセントがデトランジション(トランスの自認から離れ、異性ホルモン剤などの介入をやめること)を行っていた。さらに11.7パーセントは、まだトランスあるいはノンバイナリーであると自認しているが、脱移行を真剣に検討している人々であった。これらの合計を合わせると–単純で、かなり恐ろしい計算を続けると–28,458人になる。すごい数だ。

これは単なる前触れだとレイリーは言う。このフォーラムのメンバーたちは早期にトランスした少数の人なので、今トランスを自認している莫大な数の若者たちは含まれていない。ホルモンや手術の悪影響が出て来るのには時間がかかる。今現在トランス医療を受けている若者が後悔するのは数年後だろう。大量の脱トランスたちがWPATHを始めトランス医療に携わった医療関係者を訴える時は、もうすぐそこまで来ている。


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プラネットフィットネス、ボイコット激増で株価暴落

先日お話したプラネットフィットネスという全国チェーンの運動ジム、男性が女子更衣室で髭を剃っていたのを見た女性がフロントに苦情を入れたら、反対にメンバーシップをキャンセルされてしまった事件がソーシャルメディアで大炎上。ハッシュタグ「プラネットフィットネスをボイコットしよう」でメンバーシップをキャンセルする人が続出している。そのせいかここ一週間でPFの株は7%も下がったそうだ。

苦情を言った女性はあっちこっちのニュースメディアからインタビューを受けている。私はXに載ったLibsofTikTokのインタビューを見た。

拙ブログで以前に私はPFの不思議なビジネスモデルについて書いたことがある。もともとPFは真面目に運動をしたい人が行くようなジムではなく、ボディービルダーやフィットネスモデルはお断りという態度を全く隠さない。かえって自らのテレビコマーシャルでボディービルダーを使って、「ここはあなたのジムではない」とはっきり言ってるくらいだ。

また、重たいバーベルなどをうなりながら持ち上げたりすると警報がなり、「うなるのは禁止だ」と従業員から言われたり、スタイルのいい女性が体の線がくっきり出るようなレオタードなどを着ていると、ジムを追い出されてしまったりする。ともかく従業員が失礼なので悪名高いジムなのだ。何故そんなことをするのかというと、PFはなるべくまじめな会員にジムに来てもらいたくないからなのである。下記は私が2015年に書いたエントリーから抜粋。

普通のジムでは年初めになると今年こそはと思った人々が多く入会するが、バレンタインズデーくらいになると会費だけ払ってこなくなる人が結構居る。実はレギュラーメンバーが比較的安い会員費でジムの使用が出来るのも、欠席会員がいるからなのだ。もしもメンバー全員がレギュラーみたいに毎日せっせとジム通いをしたら、機械にしろマットにしろシャワーにしろすぐに駄目になってしまい修理費がかさむ。だからジムとしては会費だけ払ってめったに来ない客のほうが好ましいわけだ。

PFの狙いはこの最たるもの。PFはコマーシャルからして「ここはジムではありません、プラネットフィットネスです」といううたい文句で、筋肉もりもりやフィットネスモデルには来ないでくださいといわんばかりの宣伝をしている。PFの会員費は月々たった10ドル(2015年当時)という安価。それでどうやってもとを取るのかといえば、それは数で勝負する。

もちろん入会した会員がみんなで押し寄せたらとてもやっていけないのは承知。だからまじめに通ってくる会員はかえって迷惑というわけ。250キロもつかってベンチプレスなんかやるムキムキマンは迷惑このうえない。フィットネスモデルもカーディオマシンを使いすぎるから駄目。だからまじめに運動しているメンバーに言いがかりをつけて辞めさせたり会員権を剥奪するのは計画的な行為だというのである。

こんなやり方でやっていけるのかと思うが、実は1992年創業以来営業成績は良好である。2015年のエントリーでも書いたが、当時も更衣室に男がいると苦情を言った女性が会員権を剥奪されるという今回と全く同じ事件が起きた。しかし当時は数日間テレビニュースで取沙汰された程度で、PFをボイコットしようなどという動きは見られなかった。前回と全く同じ事件なのに、なぜ当時は大して騒がれずに終わり、今回はこんなに大騒ぎになっているのだろうか?

私はこれはバドライト効果が原因だと思う。去年ディラン・モルベイニーという偽トランスジョセーがバドライトのコマーシャルを自分のTikTokで行ったところ、バドライトファンの逆鱗に触れ一斉にボイコットが始まった。最初は数週間もすれば人びとも飽きるだろうと思われたが、何とボイコットは終わることをしらず一年経った今でも続いている。続いているというよりバドライトから別のビールに変えたひとたちはもうバドライトには戻ってこないだろう。低価格であの程度の味のビールなどいくらもあるので、何も今更バドライトに戻る理由もない。

このボイコットの成功により、人々は学んだことが二つある。それは第一にトランスジェンダリズムにの押し付けに嫌気がさしているのは自分だけではないこと、第二に大企業に対して一介の消費者にも力があるということだ。

バドライトのボイコットが成功したのは他にいくらも代わりになるビールがあったからだが、同じことがPFの場合にも言える。ジムはなにもプラネットフィットネスだけではない。多少会費は高くなっても他にいくらも近所にジムはあるだろう。それに、プラネットフィットネスのメンバーの多くが会費だけ払って実は全然通っていないゴーストメンバーだ。こういう人たちは、どうせい行かないのだし、今まで惰性で会費を払っていたけど、この際だから辞めてしまおうとなるかもしれない。そういう人が続出したらPFもかなりの痛手を被るはずである。

ポッドキャスターのコータリングのジェラミーも言っていたが、このせいでPFが潰れるということはないだろうが、痛い目を見ればすこしは態度が変わるかもしれない。


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カカシの年金生活始まる

2023年の12月一杯で正式に引退し、ことし一月から年金生活が始まったのだが、色々と手続きに時間がかかり、来月からやっと年金をもらえることになった。そのほかペンション(引退後に雇用主から支払われる月収)や、ある程度の年齢になると引き出せる積立金など、色々と合わせると贅沢をしなければ、まあまあ暮らせるくらいの金額になることが解り一息ついている。

正直な話、私は仕事を辞めても生きていけるのだろうかとかなり心配だった。色々用意はしていたとはいうものの、他の人に比べたら投資も少ないし、財産と言ってもこの家くらいしかない。それにしたってまだかなりの住宅ローンが残っているし。とはいえ、就職した当初に勧められて入っていた積立・投資貯金がかなり貯まっていたので本当に助かっている。勧めてくれた人にお礼を言いたい。

いずれ家を売るつもりだったので三年前に五年計画で断捨離をやり始めたのだが、前倒しで引っ越しとなりそうだ。大きな荷物はかなり処分してしまったが、まだまだ細かいものが残っている。不動産屋さんからは早く売ってくれとせっつかれているので、来月中に引っ越し先に持って行かないものはすべて処分してしまわなければならない。まだまだ時間はあると思っていたのに、あっという間に今年も春分を過ぎてしまった。

お恥かしながら私たち夫婦はあまり老後のたくわえについて気を使って来なかった。主人も私も江戸っ子並みに宵越しの金は持たない悪い癖があり、出張手当や残業手当を高価な外食だのお芝居だの旅行だのにすべて使ってしまっていた。

しかし今考えてみれば、若い頃に好きなことをやってきたのは悪いことではなかった。確かにお金は使ったかもしれないが、もう二度とグランドキャニオンでハイキングとかナイアガラの滝とか行かれないし、ニューヨークのブロードウェイでミュージカル観たりなんてできないだろう。心残りはニュージーランドへ行かれなかったことだ。実は前々からニュージーランドへ行こうと夫婦で計画していたのだが、なんだかんだと延期しており、やっと重たい腰を上げて2020年に行こうということにして細かい計画を立て始めていた頃にコロナ!しょうがないコロナ禍が収まったら旅行しようといっているうちに私の心臓が悪いことが解り、主人の難病も発見され、もう二人とも海外旅行なんて絶対無理な身体になってしまった。まさかお互いたかだか60代でこんなことになるとは予想していなかった。

だから若い人たちに言いたい。身体が動くときにやりたいことはやっておくべき。引退したらどうのなんて呑気なことを言ってると、いつ何が起きるか解らないから。もちろん身の丈に合わない贅沢をすべきではないが、ちょっとくらい無理しても若ければ取り戻せるから。

さてさて引っ越しに備えて忙しい毎日が始まる。


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ゲイマーゲート2? スィートベイビーIncの陰謀が暴露される

最近ゲイマーの間でスイートベイビーIncという会社の名前をよく耳にするようになった。私はコンピューターゲームは全然やらないのだが、ゲイマー関連のユーチューブチャンネルを観るのが結構好きでよく見ている。のだそうだ。

拙ブログでもハリウッド映画のWOKE(ウォーク)と呼ばれるお目覚め主義や、アニメのローカライザーによる吹き替えポリコレ化について以前からちょくちょく書いてきたが、実はゲームの世界でもこれはもう10年以上前から色々と問題になっている。

10年前にフェミニスト達がコンピューターゲームの内容が男尊女卑だとか、もっと女性のキャラを増やせとか言ってゲームの内容を干渉する動きがあり、主に若い男性が多いゲイマーの間から猛烈な反撃が起きるという、いわゆるゲイマーゲートという事件があった。

しかし今、スイートベイビーにまつわる話は第二のゲイマーゲートではないかと言われている。

スイートベイビー(以後SBI)社とは小規模なDEIコンサルティング会社。DEIとは何度も書いているように多様・平等・包括という例のあれである。要するにゲームの内容が十分に女性や有色人種(黒人)やLGBTQ+に気を使っているかどうかアドバイスをする会社である。聞こえはいいが、実際にやっていることは完全なる白人男差別及び保守的考えの弾圧である。悪役は常に白人男性で右翼保守のステレオタイプだったり、白人男の英雄が次々に意味のない死に方をして有色人種や女性に挿げ替えられたりといった内容を推している。しかし欧米ゲイマーの大半は白人男だし、そうでなくてもブス女の活躍なんか観たくない人は大勢いる。それでやたら左翼ポリコレに染まったゲームは往々にして人気が出ない。

最近公開されたいくつかのゲームの内容がつまらないだけでなく、ゲイマー達が慣れ親しんできた白人男性キャラがどんどん変な死に方をしたり、美人キャラがどんどん不細工になったり、既存のキャラが突然同性愛者になったりしている裏にはSBIの策略があるのだ。

ではこのSBIの活動についてThe Radical Wokeness Of The Video Game Industry | The Daily Wireデイリーワイヤーのマット・ウォルシが説明してくれているのでちょっと引用する。

SBIは自らのウエッブサイトでいかにして多様性をゲームに組み入れていくかという話をしている。SBIの共同創設者のキム・ベルエアー(黒人女性)は最近ゲーム開発者たちを相手にSBIが決めたDEIを起用しない会社は脅迫して従わせるべきだと演説した。

あなたがシスヘテロ白人男性もしくはその仲間であるなら、作品が出来上がるのを待ってからマイノリティーの人を呼んで「あの、私たちがやった人種差別的なことは人種差別になるでしょうか、この非情に侮辱的な表現は侮辱的でしょうか、あなたはそれによって傷つきましたか」と聞くのではなく、彼等に何をみたいか最初に聞きなさい。何が彼等に喜びをもたらすか聞きなさい。もしチームリードが居るなら、その人に早い時期にリクエストを提出しなさい。もし上部がリクエストを受け入れない場合は、マーケティングチームの誰かをコーヒーに誘い、あなたの要請を聞き入れない場合にはどういうことになるか脅しなさい。

恐ろしい~!表現の自由とかどうなっちゃうんだこれは?ベルエアーは別の場でも多様性の表現を作り出すのは重要だとし、たとえそれが第一次世界大戦の最前線の戦闘シーンでも女性を入れるべきなどとアホなことを言っている。マイノリティーが登場しえない状況に無理矢理そういう役柄を押し込むというだけでも問題なのに、ゲーム開発者のなかには積極的に白人男性を締め出す傾向もある。

ゲーム開発のスタートアップ会社EAで働く元SBI社員のDani Lalonders(黒人女性)は、今20人以上いる開発チームのチームリーダーだが、彼女は意図的に白人を雇わないと公言している。それというのも白人によるマイクロアグレッションによって非白人たちの安全が脅かされるからだと言っている。こういう黒人女性のいう「マイノリティー」とか「有色人種」というのは常に黒人であり、東洋人は無論含まれない。彼女はそう言っていないが、チームメンバーは自分と同じ容貌の人だけにしてると言っていることからこれは明白。これはあきらかな人種差別でありアメリカでは違法である。だが黒人がこういうことを言っても何も起きないのがアメリカ。

しかしこういう人たちの作ったゲームは売れてない。ゲイミング産業も金儲けが目当てのはず。なのになぜ自分らの作品を破壊するような人たちのいうことを聞くのだろうか?

ゲーミング産業というのは今や音楽や映画産業を超える大ビジネスで、毎年10兆ドルを超す収益を得ている。ゲーム開発にはお金がかかる。だから投資を得るためには色々と条件を満たさなければならない。ここでESG投資というものが出て来る。

環境・社会・ガバナンス(ESG)投資とは、社会的意識の高い投資家が投資候補を選別するために用いる、企業の行動に関する一連の基準を指す。

最近ビール会社や下着会社がやたらと虹色宣伝に力を入れていると感じるのはこのESGが原因である。つまりゲーミング会社はESG投資を得るためにSBIのような会社を雇い、ポリコレ検閲をさせているというわけだ。

さてこのような裏事情が公になってきたため、TEAM Curatorグループという色々なゲームへのアクセス提供をしているサイトが、SBIが関係しているゲームのデータベースを公開した。彼等はSBI自身のウエッブサイトからこの情報を調達したと言っている。

しかしこれに発狂したのがSBIの社員クリス・キンドレッドがXでこのグループをハラスメントで非難し、クリエイターとSteamをタグ付けし「差別的な言葉をファイルオフしても、グループ自体はまだ行動規範に違反している 」と述べた。そしてキンドレッドは自分のフォロワーにSTEAMを集団通報してアカウントを凍結させようと呼びかけた。(居るよな、そういう奴)しかし反対にキンドレッドは標的型嫌がらせをしたとして数日間謹慎処分になった。(へえ~、そんなのあるんだ。今度やられたら通報しよう)

またSBIの別フェリクス・マヤ・クレーマーは、STEAMではSBIと関係ないゲームでも適当に不買リストに入れる可能性があるとXに書いたが、すぐにコミュニティーノートでSTEAMはきちんと情報元のリンクを貼っており、またリストのゲームを買うなとな言っていないと訂正されてしまった。

最近発売された中でも一番不人気のSuicide Squad: Kill the Justice Leagueでは最後に人々が愛するあのキャラを非常に不敬なやり方で殺害したとして、返品騒ぎが起きているくらいだ。ゲイマーゲート2は当分終わりそうにない。


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WPATHファイルスへの反論、トランスジェンダーが幸せじゃ悪いか?

本日は先日発表されたWPATHファイルスへのエリン・リードによる反論。彼は自らも男から女の結構有名なトランスジェンダー活動家で、TRAやアライたちは、これでWPATHファイルスがデマであることが完全暴露されたと喜んでいる。自分の息子をトランスに仕立て上げようと洗脳しているこのえらErrurって人もこんなことを言ってる。

反トランスの人たちの間では未だに@MojaMojappa (中野さんですかね)が流すWPATHファイルを信じている方達がいる様ですが、ファイルの中身は既に反証され済みのデマです。えらErrurトランスの子の育児と理解の会@TakInce1

リードの記事を読む前に、ひとこと。私はこれまでも子供の性転換治療は児童虐待だと言って来たが、この人のように自分の子供をトランスさせようという親は悪魔だと思う。このえらって人はトランスジェンダー活動家であり、思春期ブロッカーや異性ホルモンの悪影響について全くしらないナイーブな母親ではないからだ。10代の子供が突然自分はトランスだと言い出して狼狽えた親が「専門家」とされる医者に相談に行くのとは違って、4~5歳の子供が異性のような行動を取ったからトランスに違いないと決めつける親は意図的に子供をトランスにしようとしている。こういうことをする親は、結構トランスジェンダリズムについて詳しく知っている。にもかかわらず子供をその道に追い込もうというのだから残酷である。

さて、では本題。リードはすでにWPATHファイルのファクトチェック(fact-check)とやらをやって、216か所で間違いや歪曲があると指摘しているが、それを読むのはまた今度にして、今日はトランスした人たちの満足度及び後悔率について読んでみよう。

WPATHファイルは掲示板で色々とメンバーたちの体験談や相談を集めたものだが、そのなかでマーシー・ブラウン会長が、後悔する人は非常に少ないと語り、また他のメンバーも25年間で600人の患者を診て来たが脱トランスしたのはたったの4人だったという話をしていることに関して、ファイルではこの少ない数はかなり疑わしいとしていることにリードは作為を感じる。リードはファイルのこの部分を引用。

後悔を認めたがらないのは、[トランスジェンダー]自身の選択の結果に直面したくないという気持ちからきているのかもしれない……オランダが性形質転換の介入を提供し始めてから約15年後に行われた、当時トランスセクシャルと呼ばれていた患者を対象とした最初の追跡調査では、研究者たちが 「実際の生活状況(の改善)は必ずしも観察されなかった」と指摘しているにもかかわらず、参加者の大多数が幸せで後悔を感じていないと報告している。……性形質転換手術が性別による苦痛の治療法であるという証拠というよりも、このような後悔率の低さは調査すべき原因である。

しかしリードはこの調査結果の調査者Kuiper, B., & Cohen-Kettenis, P. ((1988). Sex reassignment surgery: a study of 141 Dutch transsexuals. Arch Sex Behav, 17(5), 439-457.)は「性転換手術の治療効果を疑う理由はない」としていると指摘する。

トランスジェンダーの人は多々の差別を受け、時代によっては出来る仕事と言えば「セックスワーク」(売春)だけで、多くのトランスがエイズに罹った。にもかかわらず1988年の調査でも、そして最近でもトランスへの満足度は後悔を大きく上回る。にもかかわらずファイルは「なんで不幸でいられないんだよ」と問い詰める、とリードは言う。

リード自身、トランスしたことで家族を失い色々な嫌がらせも受け、経済的にも苦労はしたが、それでも自分は満足していると語る。

そこでリードは多くのアンケート調査を提示。コーネル大学の調査では後悔率は0.3~3.8%、2024年2月に行われた9万人を対象にしたアンケート調査を提示し、後悔を訴えたのはたったの3%だったとしている。

私はこの9万人という数はかなり多いなと感じる。そんなに多くの人が性違和を持っているというのは信じがたい。この調査のページに行ってみたが、メソドロジーの部分が曖昧で、きちんとした調査方法はダウンロードしないと読めない。ただ対象が16歳以上のアメリカ人及び中南米の人を英語とスペイン語でネットでアンケートを取ったもの。また、これは性適合手術を受けた人だけではなく、自分をトランスやノンバイナリーと思ってホルモン治療を受けている人たちを多く対象にしている。

こういうアンケートはホルモン治療をどのくらいの期間うけているかということが非常に大事なので、調査対象の年齢が若すぎると、明らかに治療期間が短かすぎて後悔度を調べるには意味がない。調査は年齢とホルモン接種の期間、生得的性別などで分けて報告すべきなのだが、リードはそれをしていない。

それから、これは回答者バイアスを考慮していない。

昨日私がXで、ホルモン治療を受けて悪影響があったと言う人の話をよく聞くという話をしたら、それは私がそういう例ばかりを集めているからだと言われた。しかしそれならホルモン治療をして満足をしているかというLGBTQ+活動家が主催するアンケート調査にはどんな人が参加すると思うのだろうか?

昨日西瓜アンチという人が読めといって送ってきた調査がこれEffects of Medical Interventions on Gender Dysphoria and Bod… : Psychosomatic Medicine (lww.com)この調査は治療後4~6年の546人を招待してのアンケート調査なのだが、調査に参加したのはたったの201人(37%)とあった。

脱トランスの人たちの話を聞くと、彼等はすでに元の医療クリニックには通っていないという。トランス時にはしつこいくらい熱心でも、一旦後悔して脱トランスを表明すると、これらのクリニックは手のひらを返したように冷酷になり、カウンセラーなども脱トランスの悩みを親身には聞いてくれなくなり、脱トランスに必要な医療を提供することもしない。こういう脱トランス者たちがトランスした満足度を調べるアンケート調査に積極的に参加するとは考え難い。

リードはファイルはトランスジェンダーが満足しているということを認めなくないため調査結果を疑うのだと言う。彼は自分が出会う若いトランスの親たちは口を揃えて「鬱だった息子が幸せな娘になった」と答えているという。そりゃあそうだろう。トランス活動家のリードと話す親たちは、あきらかにトランスアライなわけで、トランスしたおかげで酷い目にあったなんて話をリードにするわけがない。そういう人たちはビルボードクリスやマット・ウォルシやアビゲイル・シュライヤーと話をしているからだ。

この記事はおもったより中身のないものだった。2024年の調査結果をもっと掘り下げて報告してくれていたら話は違うのだが、これでは満足度が後悔度を大幅に上回るという証明にはなっていない。


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フィットネスジムの女子更衣室に居た自称トランス男について苦情を述べた女性が会員権を奪われる(アップデートあり!)

アップデート:2024年3月14日現在

このオリジナルのエントリーは2015年に書いたものなのだが、な、な、なんと9年後の同時期に再び同じ事件が起きた!

先日(2024年3月)アラスカのプラネットフィットネスの女子更衣室で、男が髭を剃っているのを見つけた女性がいた。その更衣室には12歳くらいの女の子がタオルにくるまって恐怖におびえていたという。


そして本日、この女性はプラネットフィットネスから会員権を剥奪されたという。まったく2015年の時と同じシナリオだ。

LibsofTikTokがこれについてプラネットフィットネスに問い合わせたところ、PFでは自認する方の更衣室を使えるようになっていると返答があったそう。

アップデート:2024年3月19日現在

プラネットフィットネスのメンバーシップをキャンセルする人が続出しているとかで、PFの株が大暴落。Xでは「プラネットフィットネスをボイコットしよう」がトレンドしている。2015年に同じ事件が起きた時はここまで大騒ぎにはならなかった。しかしバドライトのボイコットがうまくいったこともあって、人々は自分らにも力があると思い始めたのかもしれない。これがおかしいと思っているのは自分だけじゃないという気持ちが働いているような気がする。

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2015年3月8日付け

プラネットフィットネスの女子更衣室で、自称女性のトランス男が自分の隣で着替え始めたのを見た女性メンバーが、女子更衣室に男性がいるとフロントデスクに苦情を述べたところ、同ジムではトランスの人が自分が同一視する性の更衣室を使っていいことになっていると説明した。納得のいかなかったこの女性はジムの本社にも苦情を述べたが、答えは同様。それで女性はジムに出かけていって他の女性メンバーらに、「このジムでは男性に女性更衣室を使わせている。そのことを入会時に明らかにしなかった」と話たところ、トランスのメンバーに恐怖感を与える態度に出たとして会員権を奪われた。

このジムではメンバーが他のメンバーから恐怖感を与えられないよう保証する主義があるのだとか。だったら女子更衣室で男性に見られることで恐怖感を持つ女性たちの権利はどうなるんだ、と聞きたいね。

苦情を述べた女性はイベット・コーミアーさん。彼女の隣で着替えていた人物は同見ても男にしか見えなかったとイベットさんは言う。

「私はびっくりしてショックを受けました。彼は男に見えました。彼は全く女には見えませんでした。これはとってもプロフェッショナルとはいえません。とても恐ろしいことです。」
トランスが自分の性別に一致すると「感じる」方の更衣室だのシャワールームだのトイレを使えるという規則は、女性にとって非常に危険なものだ。テレビなどでよく出てくるニューハーフのような綺麗どこなら別だがイベットさんが遭遇したようなどう見ても男にしか見えない人間だった場合、この男が本当にトランスなのか単に女性の裸を観たいだけの痴漢なのか区別がつかない。今や携帯などのカメラでいくらも隠し撮りが可能な時代。脱衣場で裸の女性の写真を取り捲ったり、一人で着替えている女性に襲い掛かるけしからん奴が出てくるのは時間の問題。

そうでないとしても、女性として、男性の前で着替えたり、シャワーを浴びたり、トイレに行ったりするのは不愉快この上ない。相手がトランスだろうと誰だろうと決して安全な気持ちになれない。そのようなことをメンバーに強制する規則は、それこそメンバーに恐怖感を与えないというジムの精神に反するではないか?何故一握りの変態の気持ちを大事にして圧倒的多数の女性の気持ちを侵害することが許されるのだ?

トランス男が男性の更衣室で着替えるのが恥かしいというなら、トイレの個室に入って着替えればいい。それがいやなら着替えはうちに帰ってからすればいいだろう。

実はカカシはもうずいぶん前になるが、ホリデースパという今はないジムに通っていたことがある。このジムは設立当初、更衣室だけでなく、運動の場所も男女区別をしていた。男性の前でエアロビとか筋トレをするのが恥かしいと感じた女性たちのことを思ってのことだったのだろう。ある時、このジムの女性用エアロバイクを漕いでいると、その前にあったバイクに後ろ姿がどう見ても男性と見える人物が乗りバイクを漕ぎ始めた。その人の肩幅は私の1.5倍くらいはあり、太ももの太さは二倍以上はあった。しかも単に太いだけでなく、ものすごい筋肉質。女性だったらプロレスの選手でもあんな脚はしていない。

私はもう少しで、「すいません、ここは女性専門の部屋ですけど」と言うところだったのだが、その人がバイクから降りたとき、長めの髪の毛を後ろに振ったしぐさが非常にわざとらしく女性っぽかったことと、胸が大きかったことから、「なんと醜い女だ、、」と思って口ごもったことがある。

後でよくよく考えてみたら、あの人はトランスだったんだろうなと思う。

あの人は少なくとも女性に見える努力はしていたので、私は何も言わなかったのだが、あれがひげ面のおっちゃんだったらフロントに文句を言っていた。しかし現在のトイレ法などでは、外見がどうあれ自分が女性だと思う人間は女性のシャワー室に入れるのだ。これは痴漢を大歓迎しているのと全く同じだ。

ちょっと余談だが、この間空港で機長の制服を着た背の高い男性がコーヒーを買っているのを観た。この人が目に止まったのは、彼が機長には不似合いな長髪だったことと、耳にダイヤのイヤリングをしていたことだ。変な格好の人だなとおもってしげしげと見つめてしまったら、なんと化粧をしてるし胸も出ている。

でも骨格はどうみても男性。コーヒーを注文した声も完全に男性。これが俗に言うトランスなんだな、と感心してしまった。それにしても男性のままで居ればかなり格好いいのに、どうして醜い女性になりたいんだろう、と非常に不思議に思ってしまったのだった。


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