増える女性の心臓病

ミスター苺がとってる健康管理に関するニュースレターで気になる記事があったのでちょっと紹介したい。有料ニュースレターなので著者名や詳細は紹介できないが、一般人に役に立てそうな情報だけかいつまんでみる。

アメリカ心臓協会(American Heart Association)によると、48%のアメリカ人成人がなんらかの心臓病にかかっているという。つまり半数近いアメリカ人が心臓病で死につつあるというのである。

なんとアメリカ人の死因は四人に一人が心臓病だというのだから驚く。癌や呼吸器の病気が続く。しかも最近この数が増しているというのである。

過去60年に渡りアメリカ人の心臓病で死ぬ人の数は医学の発達とともに70%も減った。ところが2011年からは、たった4%しか減っていない。そして心臓病にかかる層も変化している。

50年前は心臓病患者と言えば男性でヘビースモーカーでコレステロールが高いと相場は決まっていた。ところが最近は若く喫煙者でもない女性が増えている。そして多くの場合が肥満か超肥満体の人たち。どうやらアメリカの肥満社会が心臓病増加の根源にあるようだ。いまや肥満は昔の煙草と同じくらい危険!

問題なのは、女性の心臓発作の症状は男性とは全く違うため、特に男性医師は女性の症状を正しく診断できないのだという。女性の心臓病の症状はというと、

女性の心臓発作でもっともよくある症状は、消化不良、腹痛、高心拍数、吐き気、嘔吐、息苦しい、顎や首や肩の痛みである。

激しい胸の苦痛を覚える男性と違い、女性の場合は胸が多少苦しいといった症状であるため、軽い症状の他の病気と誤診されてしまうことが多いのだ。62%の女性が三つ以上の上記の症状を持っている。そして30%の女性が早めにこれらの症状を訴えて医者に診てもらっているが、正しい診断を受けられなかった。

女性の症状は男性医師にはわかりにくいため、男性の医師よりも女性の医師に診てもらったほうが心臓発作から助かる確率が2倍から3倍も良いという驚くべき数字が出ている。

発作を起こしてからの対応よりも、先ず心臓病にならない予防をするのが肝心。そのためには先ず健康な食生活に適度な運動をすること。とにかく太り過ぎないことが鍵。

現存するコレステロールの薬は副作用が多いため、患者の多くが6か月程度で止めてしまうことが多く、発作の危険性を高めている。必要なのは副作用がすくなくコレステロールを低める薬の開発だ。幸いなことに新薬は開発されつつある。

ともかく大事なのは健康な食生活と運動。ま、痩せた人が多い日本では特に問題ではないかもしれない。


Comment

トランスジェンダー押し付けも肥満奨励も同じ穴のむじな

最近、トランスジェンダー関係の記事で、女なのに男性ホルモンを摂取して男に見える女が、「男も生理になる」とか言って生理の血液で汚れたズボンの股間を写した気持ち悪い写真をツイッターにアップしていた。自分が男になりたい人間が生理の苦痛に文句言うなんていい加減にしろよと思ったのだが、彼女の苦労が一体このカカシに何の関係があるのかと聞きたくなった。
彼女が自分を男に見せたいと思うのは勝手だ。それで短髪にして男性ホルモン摂取して男装するのは彼女の趣味だから私はどうでもいい。でもそれならどうして何の関係もないカカシや不特定多数の人々が彼女の生理で汚れたズボンを見なくちゃならないのだ? そんなことをする不可思議な女を何故無関係な他人が男と認めなければならないのだ?
もっとひどいのなると、トランスジェンダーとデートしないのはトランスフォビアだなどと言い張る奴まで居る
先日ナタリー・ヘイグというプラスサイズ(デブ)モデルが、飛行機で偶然隣り合わせになった男性が自分の体重について悪口を友達とのメールで交わしていたのを目撃して激怒し男性を怒鳴りつけ、その模様をビデオに撮ってインスタグラムだかのソーシャルネットワーキングにアップした。
この男性は隣に座った肥満女性について友達へのメールで「この女がメキシコ料理を食べなかったことを願うよ」とか「メキシコ人を食べちゃったんじゃないの」とか書いていた。それをこの肥満女は自分のスマホで撮影し、後に男性に対して、彼のメール内容は自分をひどく傷つけた、そういう行為は今後慎むようにと説教を始めた。
はっきり言って、この世の誰にも傷つけられない権利などない。彼女は太ったことを売り物にしているモデルだ、そうやって自分の体をひけらかしているのなら、それに対する批判もどんと受け止めるくらいの度胸を持つべきだろう。
さて、これに関連してデイリーコーラーという新聞にデイビッド・フックステッドという記者が「肥満モデルをもてはやすのは止めてくれ」という記事を書いて避難を浴びている。
フックステッドは最近スポーツイラストレイテッドという男性向きスポーツ雑誌にプラスサイズのモデルによるビキニ姿が多く出るようになったことについて、男は肥満モデルのビキニ姿など見たくないと書いてネット上で炎上してしまった。自分だって太ってるくせに他人のスタイルを批評できた柄か、というのがまあ大半な批判。
しかし一男性読者であるフックステッドが太っているかどうかは問題ではない。一般の読者が肥満モデルが表紙を飾るスポーツ雑誌など買いたがるかどうかが問題なのだ。
なぜモデルが痩せているのかと言えば、それは社会が美とはこうでなければならないと押し付けているからではなく、そういうモデルを見たいと思う人が消費者の大半を占めるからだ。もし肥満モデルを掲げることで雑誌の売り上げが伸びるのであれば、スポーツ雑誌にしろファッション雑誌にしろ肥満モデルを重宝するだろう。
誰がどんな人に魅力を感じるかは個人の自由だ。それを誰かに押し付けられる行為は私は我慢が出来ない。
女を(男を)男(女)と呼べ、肥満モデルを美しいと言え、そういうふうに真実を歪曲し人々の本意を曲げることを体制が押し付けるやりかた、それこそがファシズムなのだ。


View comments (2)

肥満受け入れ派によるフィットネス派への猛烈な攻撃

アメリカでは最近肥満体を受け入れようという動きが活発だ。それについて書こうと思っていたのだが、「苺畑より」ではかなりのトピずれ(懐かしい言葉)かなと思ってダイエットブログ専門のルナおばさんのところで掲載してもらった。しかしルナおばさんのブログは零細すぎて読者がほぼゼロというだけでなく、何故かダイエットの話に政治がからんできたことでもあるので、せっかくだからこちらに転載させてもらう。
以下ルナおばさんのサイトより。
**********
最近肥満大国のアメリカでは「太っていてもいいじゃないか」という肥満体型を受け入れようという運動が流行っています。もうここ2~3年そういう運動がおきていて、プラスサイズのモデルとかネットでも人気者がいるし、ファッション雑誌やスポーツ雑誌ですらプラスサイズのモデルがフィーチャーされています。モデ痩せだけが美ではないという風潮が受け入れ始めたのはよいことだとは思いますが、どんなサイズでも健康でいられると言って、それが健康美を目指すことへの妨げとなってしまうとこれはかなり問題があると思います。
アメリカでいう肥満というのは日本でちょっとぐらい太っているといった程度ではないのです。特に肥満受け入れ運動に積極的な人というのは100%以上の超肥満、つまり標準体型の二倍の体重といった人が圧倒的に多いのです。日本人の女性で身長160センチの標準が60キロとしたら超肥満は120キロですよ!こんな体型で健康体を保てるはずがありません。
それでもアメリカは自由な国なので個人が自分の体重が多いことに満足しているというなら、それはそれで本人の勝手で済みます。でも実際はそうではないのです。「肥満受け入れ運動」は自分が太っていることを容認するという意味ではなく、自分が太っていることを社会に無理やり認めさせるという運動なのです。これが問題になる理由はおのずと明確になります。
もっとプラスサイズの洋品店を増やせとか就職の際に太っているからといって差別するなとかいう程度ならまだしもですが、もっと現実的に理不尽な要求につながります。たとえば
健康保険及び生命保険の掛け金
就職先で入れる団体保険ではなく個人的に入る健康保険の場合は、本人の健康度によって掛け金が変ります。病気になりやすいと判断される人の掛け金は割り高になるのは当然。タバコを吸う人や危険な仕事をしている人や肥満な人は掛け金が高めになります。同じ理屈で早死にする可能性の高い人の生命保険の掛け金も割高になります。肥満受け入れ運動家たちは肥満者の保険料が高いのは肥満差別だから止めるべきだと訴えるのです。
飛行機の座席料
飛行機のエコノミークラスで一つの座席に納まらないほど太っている人は二席分の座席を購入することが勧められています。空席が多い機なら別ですが、満席の機に乗りたいなら二席分購入は義務です。しかしこれは肥満者への差別であるとてして、航空会社はもっと大きな座席を作り、料金は普通のエコノミーと同じにしろという要求です。
洋品店などがプラスサイズ専門のコーナーを設けるのは商業的に有益な作戦かもしれません。ファッション雑誌やスポーツ雑誌がプラスサイズモデルを起用するのも雑誌の売り上げ増加につながるかもしれません。でも保険会社や航空会社のような一般企業に利益の見合わない要求をするのは理不尽というものです。割高料金を払いたくないなら本人が痩せればいいだけの話なので、その自己責任を棚に上げて企業や社会にその責任を負わせるというのはどんなものでしょうか?
肥満受け入れ運動家たちの要求はこうした社会機構だけでなく人々の言動にまで広がっており、それが非常な言論弾圧にもつながっています。 次ページに続く。


Comment

弱さを武器にする犠牲者中心議論の言論弾圧、肥満は身体障害じゃない!

よくユーチューブに掲載される若者たちによる訴えを聞いていると常に「自分は犠牲者なのに周りがいたわってくれない」というものばかり。はっきり言って「大人になれ!」と言ってやりたいものであふれかえっているが、特に最近目につくようになったものにファットシェイミング(Fat Shaming 肥満を辱める行為)というものがある。要するに太っている人は周りから白い目でみられたり、あざわられたり、ひどい時は、赤の他人から写真やビデオに撮られてユーチューブに挙げられたりして、太っていることを辱められる行為という意味。
確かに他人の容姿を馬鹿にしたりあざ笑ったりする好意は不謹慎であり失礼である。だが、他人の気持ちを傷つける行為は慎むべきだという単なる礼儀の問題が、ビキニモデルの街頭ポスターやフィットネス専門家の「運動しよう」という呼びかけや、医者が肥満は不健康なので痩せる努力をすべきだと忠告する行為まで「ファットシェイミングだ!」と言って弾圧しようとなってくると話は別。
最近は太っていることと不健康とは関係ないと主張して極太りの女たちが何重腹の肢体を丸出しにしてビデオブログで掲載するのが流行っている。こういう女たちは「デブは美しい」と主張し、自分らの身体に自信があるとか誇りに思うとか意って肥満を正当化し世間に受け入れさそうとしている。そしてそういう行動は不健康だと批判する人間を実際に失礼なだけの連中と一緒くたにして「ファットシェイミングだ!」と糾弾するのだ。
スポーツイラストレイテドというアメリカの人気スポーツ月刊誌が、ちょっと前にプラスサイズのビキニモデル、アシュレー・グラハムを表紙に掲載したことで話題になった。全国の肥満女性たちから同雑誌が肥満女性でも美しいということを認めたとして絶賛されたが、その当のモデルが最近公開した写真が「痩せすぎ」だとして元ファンという女性たちの間から非常に憎しみに満ちた(ヘイトメールだあ!!)メールが殺到。左翼リベラルは何かと右翼保守や常識人に対してジャッジメンタル(すぐ善悪で判断をする行為)だと批判するが、自分らこそ何かと他人をすぐ善悪で判断する。
メールの内容は、『プラスサイズの見本として尊敬していたのに、そんなに痩せるなんて裏切りだ、もうファンはやめる、この糞女!』とか『そんなに痩せてプラスサイズの代表とかよく言えるな!』とかいったもの。言葉使いはもっとひどいが、まあこのへんにしておく。
あまりの批判に当の本人は「写真の構図から痩せて見えるだけ。私は1ポンド(0.45kg)も痩せてない、と説明するに至った。
アシュレー自身が実際に痩せたかどうかは別として、他人が太っていることを批判するのはいけないと大騒ぎする連中が他人が痩せたことを批判するというのはどういうことか?どんなサイズでも美しいというのが彼女たちの主張ではなかったのか? これでは肥満を受け入れろというより、肥満以外は受け入れられないという姿勢になってしまう。
太った人は色々な意味で不便なのはわかる。飛行機やローラーコースターの座席など、標準体型の人にはわからない苦労があるだろう。だが、それをいうなら色々な障害のある人たちが苦労することとそう変わらない。ただ、病気や怪我で身体障害になった人たちと違って肥満の人には痩せるという解決策がある。肥満はある意味で個人の選択だ。選択の余地のない身体障害者たちと一緒にすべきではない。
そんなことをいうと、カカシさんは太ってないから太った人の気持ちが解らないのだ、誰も好き好んで太ったわけじゃない、と言う人があるだろう。実は私がこのブログを書き始めた10年前くらいまで私はかなり太っていた。ま、アメリカの超肥満のひとたちから比べたらそれほどでもなかったが、日本の標準体型から行ったら何十キロもオーバーしていた。その後ダイエットと運動でかなり痩せ標準体型に近づき、それを9年くらい保っている。それでも未だに痩せているとはお世辞にも言えないオバサン体型。
私自身、何も好き好んで太っていたわけではない。ダイエットや運動にも自分では励んでいるつもりだった。だから、毒舌家の母から「カカシちゃんは太ってるわねえ、そのお尻なんとかならないの」とか散々言われてものすごく腹が立ったものだ。ファットシェイミングというなら我が母なんぞはファットシェイミングの女王様である。
太っていた過去があるから言わせてもらうが、やり方によって痩せることは可能だ。それは決して簡単ではないし今でも現状維持にはものすごく苦労している。だが、自分が太っていることに満足することは決して健康的なことではない。『私は太っていても美しいのだ、『私は太っている自分を祝福し誇りに思うのだ、『私はありのままの自分を愛するのだ』という考え方は一見、向上的な考えのように見えるが、実はそれは努力をしたくない人々の「あきらめ」でしかない。
それでも、もし肥満が多々の病気を誘発するものでないのであれば、本人が満足ならそれはそれでいいかもしれない。だが、現状では、標準体型でないことで起きる障害を避けることはできないし、いくら「デブは美しい」と言ってみても、標準体型(よって健康体の象徴)を最も美しいと感じる原始時代からの人間の本能を変えることも出来ない。自分は肥満でいいのだと自分で決めた以上、他人から受ける批判も覚悟の上ですることが必要だ。自分の態度を改めずに、痩せようと努力している人を責めたり、フィットネスや医療専門家のアドバイスをファットシェイミングだからを止めろとか、周りに肥満を美しいと認めろとか要求するのは自分勝手な被害者論理だ。
左翼リベラルによる他者弾圧は常に弱さを武器にしたやり方だ。常識人なら普通に持っている弱者への思いやりを悪用し、弱者を特別扱いしないのはお前が冷血人間だからだ、と相手の良心に訴えて相手が黒人差別者だとか同性愛差別者だとか女性差別者だとか言われるのを恐れることを狙って相手の言論を弾圧しようとするのである。
犠牲者をきどった弱者の横暴は大嫌いだ!


Comment

ミッシェル夫人の給食献立、あまりの不人気に取りやめる学校区殺到

数年前からミッシェル・オバマ夫人が半強制的に全国各地の学校区に施行させている「健康」給食献立がとにかく不人気だ。夫人自体他人のダイエットになんだかんだ言えるような体型じゃないだろうという批判も多くあるが、とにかくこの給食献立、量が少ないうえに子供たちが好むようなスパゲティやハンバーガーやフレンチフライの替わりにサラダとか果物とかいったものばかり。サンドイッチなどでも育ち盛りの10代の子供たちなのに食パン一枚程度しかない。
ただ、アメリカの給食は必ずしも強制的ではない。食べたくない人は自宅からお弁当を持ってきても良いことになっている。それでも子供たちが好む献立であれば、無料かもしくはただに近い安い値段の給食は、親たちも毎日お弁当を作る面倒も省けるので、多くの子供たちが学校のカフェテリアで食べるのを好んでいた。
だが、ミッシェル夫人が施行した献立はとてもとても子供たちが食べたいようなものではない。それで学校給食を食べない子供たちが激増。食べない子が増えたことから、無駄になる残飯の量も激増。学校区は学校給食で得る収入が激減。なんと2012年にプログラムが始まってから百万人の生徒が学校給食を食べなくなったという。そして無駄になった食料の値段は毎年10億ドルにも及ぶという。
それだけではない。学校内にある自動販売機で売られるお菓子や飲み物なども健康食品ということで、いままでのようなキャンディバーやスナック菓子に替わってグラノラバーやドライフルーツなどになった。飲み物も、これまでのような清涼飲料水ではなく、フルーツジュースやアイスティーなどになった。それで自動販売機の製品の売り上げも激減。子供たちが規則違反のおやつを自宅から持ってくるようになった。
それに加え、アメリカの学校ではベイクセールといって生徒や親が作ったクッキーやケーキなどを資金集めのために販売する催しが人気があるが、これもミッシェル夫人はその回数を大幅に規制。おかげで学校は部活などに必要な費用をまかないきれなくなり、どこの学校も資金不足で悲鳴を上げている。
実はミシェル・オバマ夫人の狙いはここにある。彼女は最初から子供たちの健康になど興味はない。彼女がひいては彼女の夫である大統領が興味があるのは、アメリカの学校区の経営難である。学校区がそれぞれ独立して経営がうまくいっていれば連邦政府が口出しするのはむづかしい。地方の教育委員会が連邦政府に金銭的にたよっれいれば、連邦政府の権力が増す。
学校区が連邦政府から支援金をもらうのは、学校で何人の生徒が給食を食べているかに比例する。連邦政府は学校区が給食に負担した費用を後で返済するという仕組みになっているので、給食を食べる子が減ればその分学校区が連邦政府からもらえる金額が減るのである。給食を食べる生徒の数が最低限そろわない場合は連邦政府からの返済は全くないので、学校としては政府の規制に従う理由がなくなってしまう。
ミッシェル夫人の指定する規則はあまりにも厳しすぎて献立が不可能なだけでなく、生徒からは大の不人気。それで連邦政府からの支援金をあきらめてでも夫人の給食プログラムから脱退する学校区が続出している。最近ではハムス(ガバンゾ豆で作った味噌)やプレッツルやゆで卵まで不健康と指定されて、今回イリノイ州でも第二に大きな学校区がその脱退を発表した。 
いつもながら、オバマ夫婦のやることはなにもかも逆噴射。理想だけでまるで計画性がない。なにをやればどういう結果になるかという見通しがまるでつかない。だから自分がやりたいことすらきちんとできないのだ。
オバマケアにしろ、給食プログラムにしろ、なにもかもめちゃくちゃ。オバマケアはいまだにウェブサイトが機能しないだけでなく、規則が複雑すぎて国民は混乱状態。それに加えてオバマケアのサイトがハッキングされて人々の医療情報が漏洩したという話まで出ている。
私はいまのところオバマケアには加入しないで済んでいるが、今の保険から落とされたら、どうしたらいいのか皆目見当もつかない。
そのうち全国の学校区でミッシェルの給食を拒否するところが増え、彼女の陰謀は自然消滅してしまうだろう。子供たちの肥満問題は未解決のままで。


Comment

ミッシェル王妃の給食献立百万人の生徒が拒否。お粗末な献立写真公開

一年半ほど前に実施が始まったミッシェル・オバマ王妃が牛耳る公立学校の「健康」学校給食は実施当初から悪評版だったが、その内容がどれほどお粗末なものであるか、生徒達が撮った写真がツイッターで出回り話題になっている。
リンク先の写真を観てもらえばわかるが、トルティア一枚にハムとチーズだけとか、小さなハンバーガー一個とチェリートマト三つと小さいミルク一箱。なんか解らないひき肉とコーンの炒め物がちょびっとに何もついてないロールパン一個。ハンバーガー一個とキウイ半個なんて写真が羅列されている。
この貧相な献立のせいで、学校のカフェテリアで食事をする生徒の数がここ一年で極端に減り、なんと百万人以上の生徒が学校給食を食べなくなったという調査結果が出ている。また、連邦政府の難解な要求に従えなくなり給食制度から脱退する学校も出ている。
給食といっても、アメリカの公立学校ではすべての生徒が同じ献立の食事をほぼ強制的にさせられるということはない。どの学校にもカフェテリアがあり生徒達はいくつかあるメニューの中から選び購入することができる。毎日買うのが嫌ならお弁当を持参することもできる。だから学校給食が気に入らなければ買わなければいいだけの話。
生徒のなかでは給食拒否して自動販売機や学校外で食事をするものも増えているが、学校によっては学校時間中は外出禁止にしているところもあるので、弁当を持参してこなければ学校給食を食べざる負えない。
学校側は連邦政府の給食制度に参加していると連邦政府から生徒一人当たりいくらかのお手当が支給されるので、政府からの援助を失いたくなければその規則に従わねばならない。学校給食を食べる生徒の数が減ると政府からの援助金も減るので、学校側としてはより多くの生徒に給食を食べてもらいたいのだが、ミッシェルの献立ではその数は減る一方。
教育委員会は生徒が新しいメニューに慣れれば、また給食を食べる生徒の数も増えるだろうという。前記の写真を見る限りでは、先ずそれは望めないだろう。
お母さん達、お弁当を作ってあげてね。


Comment

おかわり禁止、ミッシェル王妃の厳しいダイエット

アメリカの新学期は9月。それでバラク・オバマ王のミッシェル王妃がごり押しした公立学校給食新制度が今年度から全国の公立学校で施行されるようになって一ヶ月たったわけだが、すでにその悪政の悪影響が声高く聞こえてくるようになった。
先日紹介した俺たちは腹ペコだ~ビデオでも明らかだが、全国の児童たちは給食の量や質の衰えに不満たらたらである。しかも、ミッシェル王妃の給食制度によると、子供たちはおかわりも禁止されているとかで、余った食品は無駄に捨てられているいう。これはモンタナ州の給食職員の証言からの話である。
連邦政府の新規制によると、給食のメニューはほとんどが野菜で成り立っていなければならないことになっており、これまで主食だった肉は付け合せ程度の量しか含まれて居ない。ということは、生徒たちが嫌いなものが大半を占め、好むものはほんのちょっとしか盛られないことになる。

「(主品と付け合せの)量が全くさかさまなんです。高校生にあんな少量を給仕するなんて腹立たしいですよ。」

と匿名職員は言う。しかも、カロリー制限がされているので、盛られた給食で足りない子供たちがおかわりをほしがっても給仕のおばさんたちは残っている食品を子供たちに配ることが禁止されている。それで空腹なこどもたちを傍目に、あまった食品はそのまま捨てられるという無駄が生じている。

「2オンス(30g弱)のたんぱく質なんて、高校の運動選手には全く足りませんよ。」

しかも、ミッシェル王妃の規制によると、学校給食の一人当たりの量やカロリーや成分や温度など非常に細かい報告が必要で、その複雑な手続きに余計な人件費がかさんでいるという。
学校給食は一部国民の税金によってまかなわれているが、各学校が連邦政府から課された厳しい規制に従わない場合は、その給食費用を差し止められるので、学校側はこどもたちの苦情にいくら同情的でも規則違反をして大目の量を配ることが出来ないのだと言う。
アイオワ州代表下院議員のスティーブ・キング議員は、学校給食のシステムは子供たちの健康を考えて必要な栄養を提供するために設けられたものであるはずなのに、それがなぜか、一部の子供たちが肥満だというだけで、全生徒にダイエットを強制するシステムになっていると批判する。
それに単に学校給食の量を減らせば、子供たちは学校外でジャンクフードを買ったり、親が不足分をお弁当に持たせるだろうし、高学年の生徒たちは部活帰りにファーストフードの店に寄り道するだけで、結果的に子供たちの食料摂取量を減らすことにはならない。
もちろんそのうち学校は弁当の内容まで口出しするようになるのだろう。おっとそれはもう起きてるんだっけ

ノースカロライナ州公立のウエストホーク小学校付属幼稚園に通う4歳児が、親が持たせたお弁当(ターキーチーズサンドイッチ、バナナ、ポテトチップス、リンゴジュース)が、政府設定の栄養ガイドラインに沿っていないとして、幼稚園がお弁当を幼児にそのまま持ち帰らせたと言うもの。しかも幼稚園側は四歳児にカフェテリアでチキンナゲットをたべさせ、その食費を親に請求したという。

政府が国民のランチの内容にまで口を出すようになったら自由社会はおしまいだ。オバマ王に任せておけば、学校の給食のみならず、人々の食卓にまで政府が干渉するようになるだろう。


Comment

ミッシェル夫人の給食メニュー、「腹減ったよ〜」と高校生達がビデオで抗議

バラク・オバマ王のミッシェル王妃が押して議会が通した公立学校スクールランチの低カロリーメニューの評判が非常に悪い。育ち盛りの高校生の昼食を最高800kカロリーに制限したこの制度は、全国各地の学校で運動部などに入っている学生らから苦情が殺到。多くの生徒たちは学校のランチをボイコットして家からお弁当を持参するなどして抗議している。
とある高校の学生達は、ミュージックビデオを作ってユートゥーブにアップして抗議。下記がそのビデオ。歌っているのはフットボール部の学生。ジョックのくせに歌が結構うまい。担任の先生の協力があったらしいが、演出も結構凝っている。言葉が解らなくても給食の量が少なくてクラブ活動の練習でばててしまうという意図が画面から伝わって来ると思う。

カカシが小学生だったのは鎌倉時代だったかな? あの頃の日本の小中学校には給食制度があった。私らが得た給食は対しておいしくなかったが、私が給食制度で一番不満だったのは、献立が貧弱だったということよりもなによりも、みんながみんな同じ量の給食を配られていたということだった。子供は個人々で発育の速度に大きな差がある。同じ14歳でも声変わりも終わり180センチくらいの身長になってる男の子がいるかと思えば、まだ背も低く金切り声をあげてる子はいくらでもいる。そんな子供達に同じ量の給食を配ったら、小さい子には量多過ぎ大きい子には全く足りないという状況が生じる。
カカシは12歳にして今の身長と体重になってしまったという発育の早い子供だったので、いつも給食の量が全然足りていなかった。それに比べて私の大親友のYちゃんなんかは背丈も体重も私の半分だった。大人になってからも彼女は少食だが、子供の頃は私の食べていた量の1/4も食べられなかった。
それで私はいつもクラスの少食の女の子二人か三人から給食を半分づつくらい分けてもらい、結果的に二人前は食べていた。それでも4時ぐらいになるとお腹が空いて死にそうだったので、近所の駄菓子屋さん(コンビニはまだ無い時代)で菓子パンを買って食べていた。その直後にきちんと夕飯も食べていたのだから私の食欲は相当なものだったとご想像がいくと思う。
しかし育ち盛りの子供なら、このくらいの食欲は当たり前だ。ましてや学校で運動部に入っている生徒達が昼食800kカロリーでは足りるわけがない。しかも、その中身は肉や炭水化物よりも果物や野菜が中心という草食系。
ミッシェル王妃はじめ左翼リベラル連中は、個々の違いを認識しない。なにもかも全体主義。誰かが昼食は800kカロリーにする、と決めるとそれが小柄で少食な生徒だろうと大柄なスポーツ選手であろうと一緒くたにして扱う。
ミッシェル王妃の目的は児童たちの肥満解決などにあるのではない、彼らの目的はコントロールである。マクドナルドなどのハッピーミールを攻撃してフレンチフライの量を減らさせたり、ニューヨークでは市長が砂糖入りソーダのサイズを規制したり、すべて国民コントロールが目的なのである。
子供達はそれを悟ってか否か、純粋な抗議を始めたのである。


Comment

運動不足と肥満は癌になりやすい

本日はルナ伯母さんの更年期ブログと癌と肥満の関係について同時掲載する。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
最近アメリカでは2004年から2008年にかけて癌で死亡する人がどんどん減っています。しかし心配なのは、運動不足や肥満によって癌にかかる人が増えたということです
肥満で癌にかかるやすくなる理由として、ホルモン増加やインシュリン率の変化が考えられます。また運動不足によって慢性的に緊張して炎症を抑える組織を破壊したりします。
全体的に癌の発生率は減っていますが、調査によると癌にかかる人の1/4から1/3の人が運動不足や肥満が癌の要因と考えられています。アメリカでは人口の1/3がやや肥満か超肥満と言われていますから、これは非常に心配な現実ですね。
肥満が高血圧や糖尿や心臓病の要因になるということは広く知られていますが、癌の原因にもなるというのは私は初耳です。このことは一般にもあまり良く知られていないようですね。
太っていると癌にかかりやすくなるだけでなく、かかってからの治り方もよくないそうです。毎年癌死亡の約1/3の57万2千件が肥満や運動不足が大きな要因となったと思われています。これは喫煙者の脂肪率と同率です。
最近は癌にかかったからと言って必ず死ぬとは限りません。いえ、医学の発達によって癌にかかっていても治療しながら長く生きながらえることが出来るようになりました。しかし、回復を妨げる理由として不健康な生活習慣の影響がどんどん明らかになってきています。肥満やインシュリン抵抗性が癌生存者の回復を妨げる非常に大きな原因となっています。
更年期の女性にとって怖いのは閉経後の乳癌ですが、最近はホルモン治療と乳がんの関係が解って来て、やたらなホルモン治療が減ったこともあり全体的に乳がんの率は減っています。乳がんだけでなく、全体的に癌による死亡率は減っています。最近は癌の要因がかなり解って来ており、定期的な診断で癌になりそうな腫瘍を早期に取り除いたり、タバコなど癌にかかりやすい生活習慣を止めることで癌を防ぐことが出来るようになってきました。ですから全体的に癌死亡患者の率は癌の種類によって違いますが、平均して2004年から2008年にかけて1.6%の率で減っているそうです。
結論から言って、タバコを吸わず、健康な体重を保ち、適度に運動することが、癌の予防になり、よしんば癌にかかっても生存率が高いということです。健康な生活をしていれば健康でいられるって、、なんか当たり前だろって気がしますけどね。


Comment

ちょっと行き過ぎ、ニューヨーク公立校でのベイクセール禁止令

子供の肥満が問題になっているアメリカでは、近年学校の食堂での献立や自動販売機で売られる駄菓子やジュースなどの規制が厳しくなっているが、今回ニューヨークの公立学校では子供達がクラブや年度末パーティなどの資金集めに自家製のお菓子やケーキを売る、いわゆるベイクセールをほぼ全面的に禁止することになった。
子供達が摂取する糖分や脂肪分を減らす目的で、ニューヨーク市の教育委員会は多々の規制を示す三ページに渡るメモを発表。これに従えば事実上学校内でのベイクセールはほぼ全面的に禁止されることになる。例外としてPTAによるベイクセールは許可されているが、週日の午後6時以後と規制があり、この時間には生徒はほぼ全員下校しているので意味がない。
アメリカの学校では、部活やクリスマスのパーティなどの資金集めに自分たちで作ったお菓子やケーキを売るのは伝統となっており、ベイクセイールは健全な資金活動であると考えられて来た。それを突然全面禁止となると、かなり生徒や親たちから反発が出るのではないだろうか?
当然のことながら、この規則に対する生徒達の反応は冷ややかである。

フィオレロ・H・ラガーディア高校では月に数回ベイクセールを行う習慣がある。バスケット部の二年生ヤーデイン・アムロン君はバスケ部に必要なスコアボードを購入することが出来なくなったとぼやいている。

ラガーディアの別の生徒、サッカー部のエリ・サラモン(14)君は、5月のベイクセールで自分の作ったブルーベリーマフィンはたった15分で売り切れたと言う。「意味ないよ。なんでベイクセールをしちゃいけないんだ?」という。

新しい規則には自動販売機で売られる駄菓子の規制も含まれており、低脂肪のスナック菓子や低糖分のグラノラバーなどに切り替えることが義務づけられ、今後売られる製品は教育委員会の許可の出ているものだけに限られる。校内の自動販売機は何百万ドルという資金源となるだけに、この規則が与える影響は大きい。
校長はこの規則に全面服従が義務づけられ、違反する学校にはそれなりの罰が与えられるという。
はっきり言って、これはやりすぎだ。確かに子供の肥満は深刻だ。最近は大人の間でしかみられなかった糖尿病や心臓病や高血圧が思春期を迎える以前の子供に見られるようになったという。だから学校の食堂(アメリカでは給食はないので)の献立や自動販売機で売られる食品などについては、それなりに健康を考えたものを揃えるのは良いことだと思う。
だが、子供達が部活資金に頼りにしているベイクセールを廃止するというのはどうか?アメリカの学校でベイクセールといえば何十年も続いている伝統であり、子供の肥満など誰も考えなかった時代から存在していた。つまり、ベイクセールそのものが肥満につながるというものでもない。普段から親が子供の食生活に気をつかっていれば、たまのベイクセールでブルーベリーを食べたからと言ってどうこうなるというものでもないはずだ。
子供の食生活管理、及び健康管理は個々の家庭の責任であり、学校はそれなりに協力すべきだとは思うが、それを教育委員会が強制的に規制するというやり方には全く賛成できない。
実はベイクセール禁止が肥満対策の一貫というのは表向きで、本当の理由はその資金集めにあるという人もいる。運動部に必要な経費は半端なものではない。ユニフォームや道具だけでなく、他地区への遠征試合の旅費や宿泊費や合宿の費用など馬鹿にならない。税金による政府からの配当などに頼ってはいられないのが現実。だからベイクセールや自動販売機で集まるお金は個々の学校にとって非常に大事な資金源なのである。
ベイクセールの消費者は無論その学校の生徒だから、裕福な地域の学校ほど売り上げは上がる。ということは、裕福な学校ほど資金源が豊かになり学校の施設も良くなる。独立して資金を調達できれば税金だけに頼る必要もなくなる。教育委員会が気に入らないはこの点だ。
教育委員会の連中が左よりなのは日本もアメリカも同じだ。豊かな地域の学校ほどベイクセールの売り上げがあがり施設が良くなるのは、貧乏な学校に対して不公平だと彼らは考える。誰も彼もが平等にみじめであるほうが、一部の人間が豊であるより公平だという左翼特有の思想である。その左翼が一番嫌うのは個々の独立精神。個々の学校が教育委員会からの資金に全面的に頼っていれば、それぞれの学校は委員会のいいなりになるが、ベイクセールなどで個々の資金を賄った場合、委員会からの資金差し止めという脅しが効かなくなり、委員会のコントロールが弱まる。それが気に入らないのである。
ベイクセールの廃止は肥満対策ではなく、個々の学校が豊かになりすぎないための教育委員会による資金差し止め対策なのだ。PTAはそれを充分理解してこの悪規制に断固抗議してもらいたい。


Comment