トランスジェンダリズムの狂気から目覚めつつある欧米諸国

ここ最近、トランスジェンダリズム(TRA)に対する人々の見解が変わってきているように思える。ちょっと前まではTRAを批判するだけでTERF(ターフ)だ、トランスフォブだと言われたものだが、最近はトランスを批判したからといって自動的にキャンセルされることはなく、J.K.ローリング女史だけでなく、スポーツ界や芸能界の有名人でも行き過ぎたTRAアジェンダに警鐘を鳴らす人が増えて来たような気がする。

子供の性転換に批判あつまる

私は昔からトランスキッズという考えに脅威を感じていた。子供をトランスジェンダーに仕立て上げるのは幼児虐待だと言って来た。単に子供に異性の服を着せるとか異性の名前で呼ぶとかくらいならまだましなほうで、思春期前の子どもに成長抑止ホルモンを投与したり、13~4歳の少女の乳房を切除したり、ひどいのになると16歳の少女の子宮摘出手術を行う病院などもある。

これらの極端な「治療」を受けた少女たちが大人になって後悔し、脱トランスとして世にその危険性を訴える動きが出て来た。

イギリスで未成年の性転換治療を行って来たタビストックジェンダークリニック(Tavistock child gender identity clinic)は、そのジェンダー肯定治療が外部からの批判はもとより内部告発などもあり、7月の終わりに閉鎖された。このGender Affirmingと呼ばれるカウンセリングは、単に自分には性違和があるのではないかと悩んで訪れる患者に対して「あなたには性違和がある」と肯定するもので、肯定以外のカウンセリングは禁止というやり方だ。つまりジェンダークリニックへ行ったら最後、有無も言わさず全員が社会的にも医療的にも性転換への道を歩かされるという仕組みである。

イギリスのジェンダークリニック閉鎖に続き、オーストラリアでもジェンダー肯定治療が性違和治療に適切であるかが問われるにようになった。こちらがその記事。Beyond affirmation.

記事によると、オーストラリア最大の精神科医協会The Australian Psychological Society (APS)はその会員数24000人を誇る大組織だが、先日同協会はアメリカのジェンダー専門家によって作られたジェンダ肯定治療のやり方が正しいのであるかどうか見直しをすることになった。しかしこの見直し調査は時間がかかると思われており、調査結果による方針転換の公式発表が出るまでには2年くらいかかるかもしれないとのことだ。

ジェンダー肯定治療が正しいかどうかという疑問提議をすること自体が差別的だとしてそのキャリアに多大なり打撃を与える危険性があるため、この調査団に参加する医者たちも相当な覚悟が必要である。それでもこの治療への見直しをしようということになっただけでも、かなり風向きが変わってきたように思える。

去年の9月、ローヤルオーストラリアンとニュージーランド精神科大学(RANCP)がトランスジェンダー方針に、もう少し注意して取り組むべきだという方針を明らかにしたところ、オーストラリアのトランス団体(AusPATH)から生得的性に無理矢理変えようとする非道徳的やりかただと批判があかった。いや、もし治療によって性違和が治り、生得的性を受け入れられるなら、それが一番いいことではないのか?

さて、アメリカでは、多くのジェンダークリニックが未成年の性転換治療を行っているという話が公になるにつれ批判の声も聞かれるようになってきた。特にポッドキャスターのマット・ウォルシが映画What is a woman?「女性とはなんぞや」の中で、思春期を遅らせる成長抑制ホルモン投与や不可逆的な手術が未成年に行われていることを暴露したため、子供への治療が注目を浴びるようになったのだ。

それでこれまで自慢げに未成年の性転換治療について広告まで出していた小児科病院や、それを支持していたメディアが、突然アメリカでは未成年の性転換手術など行われていないと惚けだした。

私もツイッターでその話をしたら、子供の性転換など行われていないと主張する人々に袋叩きにあった(笑)。私がいくら証拠を提示しても「嘘だ、嘘だ、うそだあ~」というだけで全く何の議論にもならなかったのだが。

つい先日、リベラルが自分らでTikTokを使って発信しているビデオをそのままツイッターで紹介しているLib of TikTokというアカウント主がいくつかの小児科病院に未成年少女の性転換手術を求めている母親を演じて電話をしたところ、16歳での子宮摘出手術はオーケーという病院があった。そのやりとりは録音されており、LOTTがそれをツイッターで暴露したため大炎上となった。

日本でもそうだが、自分はトランスジェンダーだと言い出した子どもを担ぎ上げて、テレビのドキュメンタリーでトランスの子どもを持つ親はこんなに大変だ、学校などで色々差別されたりしている、とまるで美談のように取り扱っているが、実際はこれはムンハウゼン代理症候群と呼ばれる幼児虐待の変形と言える。これは親が同情や注目を浴びたくて子供に毒を盛るなどして病気にし、その治療をする献身的な母を演じる症候群である。

ある母親は自分の子どもは2歳の時から自分を異性だと言い出したなどと言っていたが、そんなことがあるはずがない。いや、もしそんなことを言ったとしても、正常な母親なら「ああそうですか」と聞き流し、子供が成長するのを待つものである。そんな幼児の言ったことを真に受けて異性として育てるとか気違い沙汰である。

ドラアグクィーンショーへの批判高まる

以前からケバケバに化粧をしたピエロのようなドラアグクィーンが幼稚園児にエロ本を読むイベントが起きている話はしてきたが、最近とみにこの状況が激化している。6月がレインボー月間とかだったとかで、いあちこちでプライドパレードが行われたが、昔はゲイやレズビアンだけのお祭り騒ぎで、結構性的な描写もあったため、出席者も路上の観客も大人だけというのが普通だった。

だが最近は子連れの家族なども観客として訪れ、子供たちの前で素っ裸の大人が腰を振ったり、卑猥な恰好をしたドラアグクィーンが子供を膝に乗せるなどのパフォーマンスをして批判を浴びている。

それだけにはとどまらず、ドラアグクィーンが出演しているナイトクラブでファミリーフレンドリーなどと言って小さな子連れの家族をまねき、そこでストリップを行うなどというイベントがあちこちで起きている。普通お酒のでるナイトクラブには未成年は入れないことになっているのだが、彼らは法律などなんのそのである。

先日もテキサスで日中にファミリーフレンドリーというドラアグショーが行われ、多くの保守派父母たちが抗議に現れたが、その抗議者を近づけないために小銃で武装した黒装束のアンティファ連中が現れるなど、だんだんと危険な状態が起きている。

強まるLGBTQへのバックラッシュ

LGBTQの運動は当初おとなしかった。彼らのやり方は常に一般市民に気付かれないうちに自分らのアジェンダを地方政府や教育委員会に手をまわして押し通してしまおうというもの。それで一般市民が気が付いた時にはとんでもないことになっている。

最近、彼らはもう大人しくしている必要がないと思ったのか、教育の現場でも公共の場でも、臆面もなく性的なパフォーマンスを披露し、女性空間や女子スポーツを侵略し、あからさまなペドフィリアまで奨励するようになった。

今までトランス活動家の過激な運動に気が付いていなかったごく一般の人々も、女子風呂に半分勃起した男が入って来たり、行きつけのYMCAの女子シャワー室に男が居座ったり、キャンプ場の女子トイレで男がいるなどといった事態に遭遇し、しかも苦情を言った女性の方が施設から追い出されるなどという理不尽な目にあって、ちょっと待てよ、そんな話きいてない、いったいこのトランスジェンダーってどういう運動?とやっと気づき始めたのだ。

TRAやLGBTQが傍若無人になればなるほど、一般人の反感を買い、バックラッシュは酷くなるだろう。これまでのように疑問提示することが差別だなどと言ってみても、怯まない人々が増えるだろう。特にLGBTQに迎合したお目覚め主義(WOKE)を機用した企業が次々に批判されるようになれば、企業も商売である、役に立たないLGBTQなど手のひらを返したように見捨てるだろう。

今はまだ彼らへの抵抗は始まったばかり、しかし一旦普通の人が抵抗するようになれば、堰を切ったように彼らの独裁運動は破壊されると思われる。


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「専業主婦は仕事じゃない!」モラハラ夫と変わらないフェミニズムの女性蔑視

さて、先日からツイッターで続いている結婚出産をする人々を政府が支援するのはよくて、独身女性への支援がないのは何故なのかという話の延長で、私が生活保護を受けている人は自立しているとは言えないと言ったことがきっかけで、それでは夫の給料に頼っている専業主婦も自立していることにはならないのではないかという意見があった。

これなんかがその典型

扶養控除・3号年金・他人の収入に頼る既婚女性は尚更自立とは言えませんね。香菜甘酢あん@Xiangtuaihoney

結婚して一家を構えている男性に向かって、あなたは自立してないとは誰も言わないのに、その配偶者である女性は自立してないことになるってのはおかしくないか?専業主婦の仕事を給料に換算したらどのくらいになると思うのか、主婦をばかにしすぎだろうという私の感想にこんな返答が返ってきた。

でた〜!専業主婦お決まりの主婦の仕事を給料に換算したら〜!!!!! いや〜未だにこれ見られるなんて感動ですわ @mof_mof_zombie

お決まり文句ですねなんていうのは何の反論にもなっていない。何故主婦の仕事を給料に換算してはいけないのだろうか?もしも子持ち独身男が住み込み家政婦さんを雇ったら、どのくらいの給料を払わなければならないか、それを考えたら主婦業がいかに金銭的価値のある仕事であるかが解るはずだ。

それを理解せずに、こういう発言をするのは「誰のおかげで生活できてると思ってんだ?」と怒鳴るフェミニストが最も敵視しているモラハラ夫と全く変わりがない。そして最悪なのがこの人の返答。いくつかあったのでまとめて紹介する。

何でそうなる。単身女性には厳しいのに、依存しっぱなしの専業主婦にはめちゃくちゃ甘いのはなんで?家賃と食費を負担してもらうのが賃金の代わりという独自解釈で主婦業が勤労だと主張するのは無理がある。

生活保護に頼る単身女性は自立してないと謎に単身女性に不利な状況下に限定した言及 からの 専業主婦様は偉いんダー給料に換算したらどれくらいになると思ってる。

この人がいくらゴチャゴチャ言おうが、専業主婦は行政に夫に依存しているし、勤労も納税もしていないというのは事実。 そんな依存しっぱなしの専業主婦を差し置いて、生活保護を受給している単身女性を叩く権利なんてどこにもないんですよ。時間旅行@tsumugu_asperge

この人は家計をすべて生活保護に頼っている独身女性と、結婚して配偶者のパートナーとして生きてる専業主婦が同じだというのである。まったくお話にならない。

赤の他人の家で働く家政婦が、家賃を払い食費を含め生活に必要な経費をすべて賄える賃金をもらっていたら、これは立派な勤労であると誰もが認めることだろう。それを妻と言う立場の人が同じことをやって夫の給料で家賃も食費も経費も賄うとなると単に夫に依存しているだけの自立していない女ということになるのは何故なのだ?前者の仕事が勤労なら後者の仕事も勤労である。単に家政婦と妻というタイトルの差があるだけだ。

どうもこれらのフェミニストたちは結婚というものを解っていない。結婚はビジネスと同じでパートナーシップだ。双方は分業をしているだけであり、どちらか片方がもう片方に依存しているというわけではない。

ビジネスパートナーで片方が顧客との契約を取ってきて会社の経理を担当し、もう片方が製品を作るという立場にあった場合、製品を作ってるほうが経理担当者に依存しているということにならないのと同じで、夫婦は給料をもらってくる夫と家事をやる妻という分業を行っているビジネスのようなものだ。もちろんビジネスと違って夫婦の場合は精神面でもお互いを助け合うという役目も担っているが。

納税に関しては、妻は夫の納税に家族として含まれている。だから妻が納税していないという書き方も性格ではない。

生活保護者は納税どころか自分が政府からお金を受け取る立場だ。そういう人たちと自立している主婦たちとは全く比べものにならない。フェミニストを自称する人たちが、主婦という多くの日本人女性が携わって居る立派な職業をここまで蔑視するのを見ていると、フェミニズムが日本で浸透しないのは当然と言えるかもしれない。


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政府からの経済支援を求めるしかない現代の情けないフェミニストたち

昨日に引き続いて、ツイッターで色々なコメントをもらったのでそれについてちょっと話たい。おさらいすると、

単身女性がスーパーウーマンじゃなくても、貧困に苦しまず生きていける社会になって欲しい。別に全女性が『結婚やパートナーと過ごす=幸せ』であるとは限らない、単身の方が過ごしやすい女性も居る、にも関わらず現状の女性支援は結婚出産子育てする女性前提のものばかりだ。

というツイートに私が、

少子化の日本で独身女性を支援したら、余計に結婚しない人が増えて少子化が進む。国の対策として結婚して子供を産む人を支援するのは当然だと思う。

と答えたのがきっかけで今までにないかなりの量のアンチコメントが殺到した。私がこれらのコメントを読んでいて情けないなあと思ったのは、「女性は就職でも賃金面でも差別されてるから貧困に追い込まれている、だから政府からの経済援助が必要なのだ。女性を貧困に追い込んで無理やり結婚させるべきではない」という意見だ。

結婚したくないと思う気持ちは勝手だが、では職場における男尊女卑を是正するためにフェミニスト及びあなたたちはどんな行動をとっているのかという質問に対しては、どうして女ばかりが抗議したり訴訟を起こしたりしなきゃならないんだ、そんなに頑張れる人ばかりじゃないという答えが返ってきた。それで私はちょっといたずらっ気を出して、こんなことをつぶやいてみた。

頑張れないならお嫁に行けば?いや、ジョークジョーク。私は日本の男尊女卑の職場や女はさっさと嫁に行け文化が嫌で日本を飛び出した人間だけどね、世の中そう甘くはないよ。アメリカだって学歴必要だし、常に技術を磨かないと置いて行かれる。自慢じゃないが一応がんばったつもりよ。

そしたら、あなたはたまたま行動力があっただけ、誰もが海外に行けるわけじゃないし、弱者の立場にたって思いやりというものを持つべきというような返事が返ってきた。無論「お嫁に行けば」発言は失礼だとのことだった。

いや、参ったね。職場で少しでも高い賃金をもらう努力もしない、不当な扱いを受けても抗議する気もない、お嫁に行くのも嫌だし、子育てもしたくない、でも貧困だから政府が支援金を出すべきだってのは虫の良すぎる話じゃないですか?

私が就職市場に出た昭和55年の時にくらべて今の日本の男尊女卑がそれより酷いとはとても考えられない。確かにあの頃は日本もバブルに入るちょっと前で景気はよかった。日本はその後就職氷河期があったり長年にわたる経済低迷で男性でもなかなか正規職に就けないなか、女性はもっと苦労したのだろう。

しかし、今より男尊女卑がずっと酷かった昭和初期の頃ですら、自営業始めたり、企業したり、芸事を教えたり、などで生計を立てていた女性達はいくらもいる。今でも人一倍努力してキャリアで成功してる女性達はたくさん居るだろう。政府が一部の人に支援金を払うということは、こうして努力してきた人たちが納税した税金を、その支援にあてがうということになる。

もちろんせっせと働いてきたのに病気をしたり、不況で会社がつぶれて失業したりといった自分ではどうしようもない不運に遭遇した人もいるだろう。私はそういう人たちを見捨てていいと言ってるわけではない。でも色々な事情で生活に困っているのは独身女性だけではない。だから独身女性のみを対象とした支援はおかしいと言ってるのだ。

それと生活保護というのは短期的には保護対象になった人を助けることになるが、長期的には決してその層のためにならない。それはアメリカの黒人層が何世代にもわたって生活保護を受けている実情を考えたら明白なはずだ。

仕事で頑張る気もない、かといって結婚も面倒くさい、と思ってる女性に生活保護などを与えたらどうなるか、外国の例などみなくてもわかるはず。また、経済的な理由で結婚しようかどうしようか迷っていた女性に支援金を渡したら、その人は結婚を選ばないだろう。そうやって社会のお荷物になる独身女性が増えることが果たして日本の将来に良いことなのだろうか?

私は一生独身で生きようと決めた人を蔑んでいるわけではない。個人の自由は尊重されるべきだ。しかしパートナーなしの生き方は女性だけでなく誰にとっても厳しいものなのは誰もが知る事実。そういう生き方を選んだなら、それなりの覚悟が必要なはず。その成れの果てが政府からの支援金をもらうなど恥かしくないのか?

だいたい男に頼りたくないと言ってる女性達が政府からの生活保護に依存しようなどと、全く情けない話ではないか?男なしで生きていくと決めたなら自立を押し通すべきでしょ。

それに結婚することが女性にとって自立にならないという考え方もおかしい。世の中は結婚している男性が自立していないなどと言わないだろう。だったら何故結婚してる女性は自立してることにはならないのだ?夫と一緒に二人三脚で生きていくことは女性にとっても立派な自立だと思うのだが?


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政府は結婚出産する女性より単身女性への支援をすべきなのか?

この話のきっかけは私がこの人のツイートに返答したことから始まる。

竹取の翁@q83341178

単身女性がスーパーウーマンじゃなくても、貧困に苦しまず生きていける社会になって欲しい。別に全女性が『結婚やパートナーと過ごす=幸せ』であるとは限らない、単身の方が過ごしやすい女性も居る、にも関わらず現状の女性支援は結婚出産子育てする女性前提のものばかりだ。

それに対する私の返答はこちら。

苺畑カカシ

少子化の日本で独身女性を支援したら、余計に結婚しない人が増えて少子化が進む。国の対策として結婚して子供を産む人を支援するのは当然だと思う。

この何気ない私の返答にものすごい数の批判の嵐。特に若いフェミニストと思われる人たちからの批判が集中した。

  • まるで女性個人がもう自由も自立も手に入れたかのような言い分だけど、単身女性は貧困で苦んでいますよ あなたの支持する考えにのっとって。   女性個人の自由を奪い自立させないように抑え込み、男にあてがい産ませるシステムの維持強化への加担 あなたの主張は、女性差別への加担
  • いや、女性支援をすれば出産する女性が減る…すなわち女性を貧困に貶めて男とつがって出産しなければ生きていけない社会がいいと言っているのは立派な女性差別です。
  • 少子化対策と独身女性への支援は別のレイヤーで考えるべき。まるで「産まない罰」みたいじゃないですか……「生きられないから結婚して子供産む」は生存権とのバーター。男性はそんなこと求められないのに。少子化は「子供が欲しいのに産めない」方にフォーカスすべき。第二子以降の堕胎数とか。
  • 子供産みたい人は結婚の選択取るだろうから問題なくない?結婚しない人が増えるって事は裏を返せばしたくないのに結婚する人を増やすことになるけど。
  • なんで独身女性を支援したら少子化が進むの???あ、もしかしてやっぱり結婚って人身売買制度…ってコト?!
  • それって女性を兵糧攻めにしたら、子供産む人増えるって事ですよね。人権侵害ってレベルじゃねーぞ
  • 控除なしの税金を払い続けていてもこんな言われよう。単身者は国の支援を当たり前に受けるべきなんですよ。
  • 世の中には、経済力が許すなら何人でも子供欲しかったし生みたかったけど家計と子供の将来すり合わせた結果1~2人が限界という人や、結婚はするけど経済的に厳しいから子供は作らないという人もいる。 欲しくない人を追い込んで生ませるよりそっちに支援した方がいい。産んで終わりじゃないんだから。

これらのツイートに共通している点は、女性が結婚出産することは女性にとって一番不幸な生き方でああり、単身女性を国が支援しないということは、女性にその一番不幸な人生を強制するようなものであるという考えだ。

もし日本の若い女性達が結婚生活は地獄だと本気で思っているとしたら、それは非常に由々しき問題だ。種の存続はあらゆる社会で最優先されるべきものだから。

この単身者への支援というのは、要するに生活保護である。そしてあまりにも生活保護が手厚くなれば世の中働かない連中が増えるというのは、いまのアメリカを見ていれば明白なはずだ。これについて的確な感想があった。

黒酢ニンニクきぬよ@RafikoinLA

この議論て、トランプが黒人貧困コミュニティに雇用を増やすためにした政策と、黒人貧困層にはどんどん生活保護を与えておけばいいと福祉漬けにして立ち上がらせなくしたオバマ政権の構図の対比と似てる。

そう、私が言いたいのはまさにこれ。もし単身女性だからというだけで国から金銭的な支援が受けられるとなった場合、この女性達は政府にべったり頼るようになり政府の言いなりになる。自分で努力して自立しようという考えもなくなり、だらだらニート生活を続ける人が増えるだろう。そんなことが日本社会にとって良いことだろうか?そしてそれは女性の地位向上につながるだろうか?

アメリカでは黒人層の未婚の母率がなんと70%である。そしてこれは彼らの間で非常に多い生活保護受給と無関係ではない。アメリカの生活保護は未婚の母への支援金が手厚いため、女性達は未婚のまま父親の違う子供を産み続ける。そうやって父親のいない子供たちがどんどん育ち、育った子供たちによる犯罪が増える。

黒人層に貧困家庭が多いのは、こうして何の努力もせずに生活保護に頼っている家庭が多すぎるからなのだ。もし黒人層がきちんと結婚して子供を両親で育て上げ自立の道を選んでいたなら、アメリカ社会における黒人層の地位はもっと上がっていたことだろう。黒人といえば貧乏で犯罪者だというイメージが定着してしまったのも、黒人層を生活保護に依存させた民主党の政策が原因なのだ。にもかかわらず生活保護を受け続けたい怠惰な人たちが、民主党に投票し続けるから、民主党が権力を握っている州の腐敗は進むばかりだ。

さて日本に話を戻そう。もし私に反論してきた人たちの意見が日本のフェミニスト達の普通の意見だったとしたら、日本で女性の地位が上がらないのはもっともだと言わざる負えない。女性の社会的地位の向上を目指すなら、女性も男性と同等に社会に貢献していることを証明する必要がある。確かに女性というだけで賃金が低かったり出世できなかったりといった理不尽はあるかもしれない。だが、そういう不公平な女性差別と闘うのであれば、政府からの支援金を求めるなどもってのほかだ。独身女は社会の重荷になると思われることで女性の地位を上げることなど無理な相談だからだ。

また、ブロガー仲間のよもぎねこさんも指摘しておられるように、女性だから自立できないという考えはすでに独身でキャリアを持って成功している女性達に対して失礼ではないか?

ところで男女の賃金の格差について、これは日本でもアメリカでも同様に言えることなのだが、職業を自由に選べる社会では女性と男性では選択のしかたが違う。特に日本の場合、仕事をしている多くの人がそれで生活しようというのではなく、夫の給料の足しになり、育児や家事になるべく影響をもたらさない程度の仕事をしていることが多い。だから正規社員で残業も多い男性の賃金よりも低くなるのは当然のことだ。

こちらよもぎねこさんが提供してくれた資料。

よもぎねこ on Twitter: “男女賃金格差があるから単身女性は貧困とか言ってるけど、でも女性の平均賃金を算出場合は、主婦のパートなど生活費は原則夫が稼ぎ、妻は家事に差し支えない程度に働く、扶養控除の範囲内で働く女性が多数含まれているからね。 一生独身を覚悟して働いてきた女性の賃金を考えないと意味ないよ。

(7) 竹取の翁🎍 on Twitter: “厚生労働省 『男女間の賃金格差解消のためのガイドライン』より 事実を述べることは差別にはならない。 https://t.co/lbcmboZ4KM” / Twitter

キャリアウーマンが多いと思われるアメリカでも、女性は家庭を優先させる傾向があるため、機会があっても出張や残業の多い職務を選ばない人や、子育てのために一旦離職する人も多い。そのため女性のキャリアは同年代の男性よりも進んでいないということが多々ある。

また女性は男性のように危険で体力が必要な仕事に就きたがらない。アメリカだと軍隊は志願者のみで女性の志願者も大いに奨励されている。しかし現在米軍に所属する女性は全体の27%である。また比較的給料のよい理系の仕事に就く女性の割合も全体の10%程度だ。辛うじて医者や看護婦や薬剤師に女性が多いことが救いだが、それにしたってアメリカ人だけでは足りずにインドやフィリピンからの移民に頼る有様である。

大学でジェンダースタディーだのフェミニストスタディーだの何の役にもたたない似非学問を学び、全く価値のない学歴を得て高収入の仕事に就けないと嘆いてみても仕方ない。一人で生きて行こうというなら、それなりのキャリアに繋がる学問を勉強し、男と対等に競争し合う術を身に付けるべきである。

私のことを女性蔑視してるだの女性差別だのと批判する女性達は、自分のキャリアのためにどんな努力をしてきたのか胸に手を当てて考えてもらいたい。低賃金の将来のない会社勤めをずっとして、何か資格を取るとか芸を身に着けるとかと言う努力を少しでもしたのか?

そして職場で女性が女性であるというだけで不当な扱いを受けた時、その理不尽さを誰かに訴えたのか?場合によっては訴訟にもっていくくらいの覚悟はあるのか?そういう努力をしてこそ女性の立場の向上につながるのだ。それを奨励し応援するのが真のフェミニズムというものではないのか?

政府からの支援金をあてにしてるようでは何時まで経っても女性の地位など向上しない。世の中のお荷物になる人を尊重する世の中などないからだ。


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ダイバーシティーに拘りすぎる昨今のテレビ番組

アマゾンプライムからJRRトールキン原作の指輪物語(Lord of the rings)の新シリーズが来月の二日に公開される予定だが、すでにその内容について多くのトールキンファンの間から懸念の声が上がっている。

トールキンの指輪物語は、出版された1950年代から原作は世界中でベストセラーになり、未だに多くの人たちに愛読されているが、そういう原作を映画にするのは至難の業である。それで2000年にピーター・ジャクソン監督の三部作映画化の成功は奇跡的と言っていい。原作ファンとしては人それぞれ不満な点もあったかもしれないが、あの映画ほど原作に忠実に、キャラクターのイメージを壊さずに実現できた映画は稀である。

それで20年後の今、新しく始まるシリーズへの期待は大きい。しかしこれまで公開された予告編やキャストたちへのインタビューを見るにつけ、どうも今回のシリーズにはおかしな点が多いようだ。

今回のシリーズは、ホビットのフロドとサムの冒険以前のミドルアースが舞台でガラドリエルが主役になるようだ。私は指輪物語は何度か読んでいるが、JRRの息子であるクリストファー・トールキンが父の死後に編集して出版したThe Silmarillionは読んでいない。それで指輪物語以前のミドルアースに関する歴史はほとんど知らない。だから今回のシリーズがどれほど原作とかけ離れているかを判断することは出来ない。しかしながら、それでもトールキンファンが問題とする数々の点について察知することは出来る。

なんといっても一番気になるのが出演者の多くが口々に言う「ダイバーシティー」と言う言葉である。指輪物語には色々な部族が登場する。エルフ、ドワーフ、ホビット、人間、オーク、等々。そしてエルフ内でも西と東などで部族が違う。人間もローハンやガンドアーなど別々の王国もある。であるから、もし新シリーズの製作者たちが多々の人種を使った配役をしたいのであれば、これらの部族ごとに違った人種の俳優を起用することは可能だ。しかし彼らがやったのはそういうダイバーシティーではない。

左翼リベラルが考えるダイバーシティーというのは、どうやらロサンゼルスやニューヨークみたいな人種のるつぼしかないらしい。LAやNYには世界中から人が集まっているので、同じ地域に白人も居れば黒人もいれば東洋人も居る。ざっと何人か集まった時に色々な人種が混ざっているのは当然だ。しかしトールキンのミドルアースの世界でそれはあり得ない。

先ず部族というのは血縁関係にある親族の集まりだ。だから同じ部族の人間は皆似たような風貌をしているのだ。地球上でもアイスランド人とチベット人の顔が全然違うのは当然の話だ。今の日本で伝統的な大和民族ではない風貌の日本人が存在するのは、日本と外国との行き来が頻繁に出来るようになったからこそ起きる現象であり、鎖国時代の日本では先ず起こり得ない現象だ。

であるから同じ部族のエルフの間で黒人のエルフが居たり白人のエルフが居るなどということはあり得ないし、ましてや全く外部との接触のないドワーフやホビットの間でもロサンゼルス住民のように白人や黒人が入り混じるなどということは全く理屈に合わない。

実はこの現象はLOTR新シリーズに限ったことではない。

私が好きなスタートレックシリーズでも、昨今の新シリーズはやたらと有色人種(特に黒人)やLGBT+界隈の登場人物が出てくる。そしてこれらのキャラクターの配分が非常に不自然なのだ。

例えばスタートレックの新シリーズディスカバリーなど、宇宙船ディスカバリーの乗組員の半数以上が女性であり、そのほとんどが黒人だ。現在のアメリカ軍での人種配分は黒人の数が一般よりは多いとはいえ、全人口の8割弱の黒人が軍隊の半数を占めるなどということはない。また女性兵士の割合も多くてせいぜい三割程度だ。まあSFだし未来設定だから現実社会とは違うのだと言われればそれまでだが。

しかし地球人はそれでいいとしてボルカン星人やトリル星人はどうなる? 彼らは地球とは全く違う惑星の星人のはず。それなのにどうして彼らの間で白人だの黒人だのが存在するのだ?違う惑星にも色々な人種がいるという設定にするなら、せめて青色人と緑色人でもいいではないか?何故地球人と同じ人種バリエーションになるのだ?

同じく新シリーズのピカードでは、ロミュラン星人の人種が地球人と同じすぎて、異星人であるという感じが全くしない。単に耳がとんがっている程度では地球人との見分けがつかないのだ。

問題なのは人種だけではない。ディスカバリーのエンジニアリングチームの構成はといえば、白人ゲイ男性(恋人は黒人男性)、レズビアン女性、ノンバイナリ―女性とそのトランスジェンダー男性の恋人、そしてかろうじて一人いる普通の白人女性はぽっちゃり系。

私の勤める職場には3千人からの従業員が居るが、こういうマイノリティーの人たちに一度もお目に罹ったことがない。まあ同性愛者は外から解るわけではないから、知らないうちに会ってるのかもしれないが、小さなチームの全員がこういう人たちってどういう設定?

それともう一つ私が気に入らないのは、女性の数が多いにも関わらず若い美女が一人も出てこないこと。これまでスタートレックと言えばスタイル抜群の美女がぴちぴちユニフォームで登場するのが常だったのだが、ディスカバリーは女性主人公はじめ周りの女性たちが全然美人ではない。ユニフォームも男女同じでまるで女性の曲線美が故意に隠されているように見える。

というわけで一部のトレッキー(スタートレックファン)の間ではディスカバリーシリーズのことをWOKE(お目覚め主義なポリコレ)トレックなどと呼ばれている。

それでもLOTRやスタートレックはファンタジーやSFなので、想像の域を出なくても構わないというならそれはそれで仕方ない。だが最近はイギリスなど歴史ものの時代劇でもイギリス貴族の役を黒人や東洋人が演じることが珍しくない。

しかし私はこうしたことをするのは、人々に歴史に関する間違った印象を与えるだけでなく、イギリスの人種差別歴史をもホワイトウォッシュすることになると思うのだ。

例えば、イギリス帝国はインドやアフリカ諸国を植民地として征服し、地元民を奴隷のように扱ったという過去がある。もしもこうした時代の時代劇でイギリス将軍が黒人だったら話が通じるだろうか?イギリス政府がアフリカの黒人を大量に輸入した事実はどうなる?インド人を差別した歴史はどうなるのだ?

人種差別だ平等だと騒ぐ割りには、芸能界は人種差別の歴史を理解していない。非現実的な人種やマイノリティー配分を無理やり見せつけられる人々は、こうした少数派に好感を持つより、かえって反感を覚えるのではないかという気がする。

人種差別意識など微塵も持たない私ですら、いい加減少数民族だけのテレビ番組は見飽きたよと思っているくらいだから。


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命に執着心が出た?術後約一か月経過

今週末で手術後一か月が経過したことになる。明日は一か月後の検診でお医者に行く。まだ運転は出来ないので送迎は知り合いに頼んで迎えにきてもらうことになっている。

開胸手術という大手術だったので、回復に8週間はかかると言われていたが、もうだいぶ良くなり、近所の薬局まで歩いていけるほどになった。ただまだ重たいものを持つことはできないので、簡単な家事は出来るが、鉄製のフライパンなどは持ち上げられない。仕方なく料理らしきものはせず、夕飯なのに缶詰のトマトスープとツナサンドイッチだったりする。でも大して食欲があるわけではないから、そんなもんで十分だ。主人は何も言わずに食べてくれてるし。

今日は一日ずっと暇だなと言う気がした。でもそれで気付いたのだ。暇だと感じられるということは、身体が疲れて動けないとか、胸が痛いとか、咳き込むとか、そういうことがない証拠。なぜって身体の調子が悪い時はそれしか考えられないから、暇だなんて考えてる余裕はないからだ。

実はコロナ禍でロックダウンが始まった2020年の春ごろから、私は非常に精神的に落ち込んでいた。それというのも長年連れ添った主人が難病であると診断されたからだ。今日明日どうなるという病気ではないが、一生治ることはなく、徐々にではあるが悪化していずれは動けなくなる病気。それが10年後かもっと先なのか今は未だ分からない。

私は残りの人生を考えたら絶望的な気持ちになった。これから主人と色々な所へ旅行しようと思ってた。コロナ禍にならなければニュージーランドへ行くはずだった。でも2年後の今、主人はもう海外旅行など出来る身体ではなくなっていた。

そんな時に私の心臓が悪いと言われた。手術が必要だと。年寄りには進めないが、あなたはまだ若いから、この先20年も30年も生きる可能性があるから、やっぱり開胸手術をお薦めしますと医者に言われた。何もしなければどうなるんでしょう?それは何とも、もしかして数か月の命かもしれないし、数年かもしれない。だったら手術なんて要りません。数か月後にぽっくり死にたいです。そう言いたかった。主人と一緒に年を取れないなら、長生きなんかしたってつまらないもの。

でもそんなこと言って主人より私が先に死んでしまったら、病気なのに世話をする人も居ずに残された主人はどうなる?ここで私が倒れて死なずに寝たきりにでもなったらどうする?

そう思ったら、やっぱり生きなければいけないと思った。

術後すぐは身体が苦しくて痛くて辛くて何も考えられなかった。一日一日、ともかくこの痛みから解放されたいという思いで一杯だった。退院後も徐々によくなっているとはいえ、ここが痛い、あそこが苦しいと身体のことばかり考えていた。でもそのうちに気付いたのだ。私は生きたい。死にたくないと。

身体が悪いと生きたいという命への執念が湧くようだ。まだまだ生きてやるぞ、こんな苦しい思いをしたんだから、後20年や30年楽に生きてやる!そんな執着心が生まれたのだ。

確かに主人は病気だが、まだまだ寝たきりというわけではないし、二人で近所の散歩くらいは出来る。私が運転できるようになったら、湖のある公園に行って、主人の好きな写生でもしよう。時々はおいしいものを食べに行こう。あと何年こんな生活を続けられるかなんて嘆いているより、一日一日を大事にしよう。

そんなことを考えている術後一か月であった。


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いかにして学校は子供を性的に手懐けているか?トランスジェンダーリズムと批判的人種理論との密接なかかわり

先日下記のドキュメンタリーを見た。英語なので自身のある諸氏はご覧になって頂きたい。約20分程度のビデオである。題名は「手懐けられる。いかにして学校が子供たちを性的にしているか」といった意味。

拙ブログでも何度か、アメリカやイギリスの義務教育の場で、なぜかやたらにポルノまがいの性教育がされているという話は紹介してきた。昔の性教育は中学生くらいからで、主に男女の生殖機能について、および避妊や性病対予防対策などといった常識的なものだった。ところがいつの頃からか、小学生に自慰の仕方を教えたり、同性愛セックスだのトランスジェンダーだのといった訳の分からないものが紹介されるようになった。いったい何故英米の教育界は子供たちにこんな変態的な性教育を行うのだろうか?しかも、子供たちの親には内緒で。

英米でも日本でも最近ドラアグクィーンストーリーアワーなるものが幼稚園や小学校、そして図書館なので行われるようになった。けばけばしい化粧をしたホラー映画のピエロみたいな恰好の男たちが子供たちに卑猥な内容の話をするイベントである。しかもこれらのイベントは保護者に内緒で行われることが多い。こうやって年端もいかない子供たちに、到底理解できないような性的な話をするのである。

子供たちに本を読んでいたドラアグクィーンの一人のSNS投稿写真が公になり、それがおよそ子供たちに近づけてよいような内容ではない性的なものに満ちていたことから、保護者たちの間で怒りの声があがった。しかしこのイベントに参加していたイギリス地方議員のマーリ・ブロックはこれはみな「ホモフォビア」だと批判を退けた。

アメリカではニューヨーク市は20万ドルという予算を使ってニューヨーク市の学校区でドラアグイベントを行っている。

イギリスではPSHE Personal Social Health Educationというプログラムがあり、これによって小学生に自慰を教えるなどということをやっている。中学校では顔への射精やアナルセックスまで教えているというから驚く。そうして、このような授業材料は親たちには秘密なのだ。学校側は著作権の問題があるため保護者には見せられないなどという出鱈目を言って、親たちに子供たちがどんな教育を去れているかを隠すことに必死である。

すでにイギリスの学校ではPSHEによって、性の二元性は否定され、トランスジェンダーだのLGBTQの押し付けが平然と行われている。そしてそれに疑問を持ったり反対意見を述べたりするのは徹底的に弾圧される。学校の教師はもとより、スタッフも事務員に至るまで、この教育を受けており、学校内で「少年少女諸君」などという言い方は禁止されている。

なぜ学校はほんの一握りの少数派のために学校全体の教育制度を変えてしまったのか。実はこれには批判的人種理論が関連している。

以前にも述べた通り、批判的人種理論とは、人々は生まれた時から人種によって階級が決まっているというもので、白人がその底辺にある。白人に生まれた人間は生まれた時から人種差別者としての罪を背負っており、一生その罪の償いをしながら生きなければならないという理論だ。特に一番虐げられる存在は白人で性違和もない健全な異性愛男子、トランス活動家のいうところの「白人シスヘテロ男子」だ。しかし彼らが唯一マイノリティーとしての特権を得る方法がある。それがトランスジェンダーだ。健全な白人男子が自分はトランスジェンダー女子だといい張れば、一気に階級を駆け上り、最上階に着くことが出来るのだ。トランスジェンダーを名乗りだす子供たちの多くが中流の白人家庭出身なのは偶然ではない。

ところが不思議なことに、色々な性指向のなかで、トランスジェンダーを名乗る人たちの幸せ度は他の誰よりも低い。なんとトランスジェンダー若者の40%が自殺未遂をしたことがあるというのだ。そしてトランスを後悔して脱トランスをめざそうとすると、LGBTQ界隈は手を平を返したように彼らを責め立てる。

学校におけるトランス許容プログラムとは、男子生徒を女子トイレや更衣室に入れることを意味する。そしてこのようなことが起きているのを多くの親たちはまるで知らされていない。

ところでトランスジェンダーリズムは非常に儲かるビジネスでもある。英国のトランスジェンダー市民団体Allsorts Youth Projectsの収入は去年だけで50万9千ポンド。そのうちの28万7千ポンドは政府支援、つまり税金が使われているのだ。トランスジェンダー団体のマーメイドの収入は1.85百万ポンド。プラウドトラストは21万8千ポンドの支援を受け取っている。

何故これらの団体はこうも子供たちを性的に洗脳するのであろうか。このドキュメンタリーでは、左翼には、子供たちを核家族というユニットから引き離すことによって、親たちからの影響下から奪い取ろうという動機があるのだという。子供たちを複雑な性的知識で手懐け、左翼活動家の思い通りの歩兵を作ることが目的なのだ。

しかし私は英米のCRTやTRAは成功しないと思う。なぜなら一足先にトランスジェンダリズムに染まった英国では、最近多くの訴訟などによって、ストーンウォールという多大なる力を持つLGBT団体から政府機関や企業が距離を置こうとしている傾向がある。また、子供のトランスジェンダー「治療」専門のTarvistock診療所が門戸を閉じるなど、だんだんと人々の目が覚めつつあるように思えるからだ。

アメリカでも多々の州で、子供のトランス治療を禁止するところが出ており、また学校内のカリキュラムについても親たちが積極にPTA会合などに参加し、行き過ぎたLGBTQ教育に抗議する傾向がみられるからだ。

これまでTRAやCRTが比較的抵抗なしに成功してきた理由は、一般市民がそのことに気付かないうちに内々にやられてきたことだ。しかし、こうしたドキュメンタリーや、マット・ウォルシの「女性とはなんぞや」という映画などで、一般人がトランスジェンダリズムやCRTに気付き始めている。

彼らの独裁は絶対に許してはならない、我々はいま文化戦争の真っただ中にいるのだ。


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トランスジェンダーリズムがカルトと言われる理由、被抑圧者の振りをして他人を抑圧する権力

日本でもアメリカでもトランスジェンダー活動家(TRA)による言論弾圧は酷いものだ。先日も、「アクティビストで株式会社arcaのCEOである辻愛沙子さんが主催したフェミニズムをテーマにしたイベント」で、反TRAで有名なフェミニスト、シーラ・ジェフェリーズ著の書籍が置かれていたとして散々な批判の声が上がった。こちらの自称トランスアライという女性のブログから引用する。

シーラ・ジェフリーズは、女は生物学を元に男に従属させられ、そこから生涯逃れることはできないと主張し、フェミニストが蓄積してきたジェンダーの議論を捨て、セックスに置き換えるべきだと主張している人物です… トランスの手術はただの自傷だとも… フェミニストのみんな、どうか目を覚まして?

無論敬虔な左翼活動家の辻は、即ツイッターでお詫びの声明を発表した。

御連絡ありがとうございます。 展示した書籍たちは写真外のものも含めかなりの数がある為、一冊一冊全ての著者の思想やスタンスまで理解しきれていないものや通読していないものもあるので、ご指摘頂けてとてもありがたいです…!

展示は今日の17時までだったので既にクローズしてしまっているのですが、ご指摘いただいた書籍に対する批評やこれまでの背景は、一通り拝読し勉強させていただきました…!(書籍自体は通読していないので今週読んでみますね) 改めて、貴重な声をありがとうございます。

Ladyknowsとしても私個人としても、SOGIやその他あらゆるアイデンティティに対しても、そして今回の展示テーマにもあるあらゆる体型や容姿を持つ人であっても、それらを理由に不当な差別やヘイトや不均衡を受けるべきではないと考えています。 そして、

昨今のフェミニズムの流れの中で散見されるトランスヘイトやそれに準ずる言論には断じて反対ですし、これからも抗っていく所存です。

シーラ・ジェフェリーズは有名なフェミニストなので、フェミニストの本の展示会に彼女の本が混ざるのはおかしな話ではない。主催者の辻がジェフェリーズのことをあまりよく知らないとしても、フェミニズムにも様々な考えがあるということで展示のなかに含まれていたとして何が問題なのか、フェミニストならトランスジェンダーリズムを崇拝しなければいけないという規則は何時できたのだ?

しかし辻のこの程度の謝罪では満足しないのがTRAである。

しかし、私たちトランスアライが求めていたのは個々人への謝罪ではなく、全体への該当本の内容の注意喚起とトランス差別反対派であるという意思表示でした。

辻は指摘された本は読んでいないので、その中身についてはまだなんとも言えないと言っているのに、ツイッターTRAたちは辻の都合も考えずに今すぐ積極的に該当本を批判しろと要求し、早く批判の声明文を出せとうるさくせっつくのである。そして挙句の果てに「沈黙は加担だ」とまでいいだす。

沈黙を貫く、辻さんと利害関係がある人たちへ。

あなたも正当な怒りを表明する被抑圧者の口を塞ぐ加担者だ。 二度と「差別に反対」だの「フェミニズムはみんなのもの」だの耳障りのいい言葉を口にしないでほしい。あなたの味方だよとマイノリティに擦り寄り、その財布から金を抜くようなビジネスの倫理をよく考えてほしい。反差別という建前を金儲けが食ってしまったようなビジネスパーソン、会社、インフルエンサーは多い。ここに名前をあげきれないくらい。

差別主義者に囲まれるのは精神的にダメージを食らう。それは当たり前のこと。しかし、当事者など立場の弱い人たちが矢面に立たされているのを傍観しながら、LGBTQやフェミニズムをネタにお金儲けする人たちが差別に反対するという責任を負わないというのは、一体どういうことなのか?

そして、ここまできてもいまだにこれを傍観している人たちはせめて、「自分はこんな目に遭うべきではないし他の人もそうだ」という正当な怒りを表明する人たちを、あの手この手で黙らせようとする人たちの恐ろしさに目を向けろ。

本当にまあ被害者ぶっちゃってご苦労なことだ。私はこの一連のやり取りをツイッターで静観していたが、TRAたちが反TRAから誹謗中傷だのを受けているのは全く目撃しなかった。彼等への批判は他人の意見を尊重しないこと、気に入らない書籍を展示した程度のことで主催者を叩き謝罪へ追い込むことへの批判だった。それを彼女たちは「誹謗中傷」を受けた「トランスカルト」などと罵倒されたと大袈裟に騒いでいるのだ。

だいたいTRAが日本で抑圧されてるなんてのは嘘だ。女性達の不満の声をよそに、男女共用トイレだのTRAが主張する政策がどんどん通ってしまっているのを見てもそれは明白。またTRAたちが何か言うと口を塞がれるなんてのも嘘だ。ツイッター社などTRAのどんな横暴で暴力的な脅迫じみたツイートも削除しないが、「トランス女性は男性です」と言っただけで何日間か講座を凍結されるなんてざらに起きている。

JKRのような有名人ですら、トランスジェンダリズムに少しでも反抗すれば、爆弾予告までされるほどの悪質な脅迫をうけ、最近では「手術したくらいで男は女になれない」と言った歌手のマーシー・グレイが二日後に人質ビデオさながらの謝罪を余儀なくされるという事件がおきたばかり。ここまでする権力のあるTRAが被抑圧者だなどとよく言えたものだと思う。

批判者のいうことに一切耳を傾けず、仲間にですら徹底的な従僕を求める思想。常に敵とみなすグループを積極的に批判することを強制。従わないものは敵に加担してるとして叩く。これがカルト思想でなくて何なんだ?


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前代未聞、FBIがトランプ前大統領の別荘を家宅捜査!

アメリカと韓国みたいなバナナ共和国との違いは、政権が交代する度に現政権が前政権のリーダーを逮捕するなどということはせず、平和的に政権交代が出来る民主的な国家であるということのはずだった。ところがバイデン政権のFBIは昨夜ドナルド・トランプ前大統領のマーラーゴ別宅を強行家宅捜査。トランプの金庫までこじ開けたというから驚く。

ワシントン=中村亮】米連邦捜査局(FBI)が南部フロリダ州にあるトランプ前大統領の邸宅を家宅捜索したことが8日、明らかになった。トランプ氏が声明で発表した。複数の米メディアによると、FBIはトランプ氏がホワイトハウスから機密を含む文書を持ち出した疑惑を調べた。

トランプ氏はフロリダ州パームビーチにある邸宅マールアラーゴが家宅捜索を受けたと明らかにし、「不要であり、不適切だ」と非難した。元大統領の邸宅が家宅捜索を受けるのは極めて異例だ。

トランプ氏は家宅捜索について「検察による違法行為であり、司法システムを武器として使った」と言及。2024年の大統領選に触れて「私に出馬してほしくないと強く思っている過激な民主党リベラル派の攻撃だ」とも主張した。「私は偉大な米国民のために戦い続ける!」と表明した。

CNNテレビによると、家宅捜索は8日早朝から始まり、トランプ氏のオフィスや部屋がある区画を中心に捜査した。トランプ氏は「FBIが私の金庫をこじ開けた!」と明かした。FBIが家宅捜索をしたときにトランプ氏は別荘にいなかったという。

トランプの親友で元ニューヨーク市長のジュリアー氏によると、FBIは2~3週間まえにもトランプ宅へ来て、機密書類の保管の仕方に問題があるとして、保管室に付け鍵をして帰っていったとのこと。それを昨夜鍵を持たずにやってきて鍵を壊して入るというおかしなことをやったのだとか。

ところで前大統領が機密書類をホワイトハウスから持ち出すのは違法ではない。なぜなら大統領自身がその書類の機密性を決める権限があるからで、大統領が持ち出した時点でこれらの書類はすでに機密書類とは考慮されなくなるのである。保管の仕方がおかしいなんて言う理由で前大統領が家宅捜査を受けるなど前代未聞だ。

それにトランプ宅にあった書類は、GSAと言う政府機関がトランプ宛てに送ったものであり、FBIはその内容を何か月も前から十分に把握していたという話である。じゃあいったいFBIは何をしにトランプ邸宅に手入れなど入れたのだ?

トランプ前大統領自身は自身の「トゥルース」で次のように述べている。

「我が国は暗黒時代を経験している、私の美しい家が大勢のFBI捜査員によって包囲され、捜索され、占拠されている。米国の大統領にかつてこのようなことが起きたことはない。これは検察権の職権乱用で、司法制度を武器にしたものだ。何としても2024年の大統領選挙に、私を立候補させたくない過激な左派による攻撃だ」

FBIはトランプ前大統領の身元を候補者だった頃からくまなく洗い、あらゆるでっちあげの罪も持ち出し、ロシア疑惑だなんだと何年も騒ぎ立て、民主党は二回も弾劾裁判をやったが彼を有罪にすることは出来なかった。最近になりバイデンの支持率は地に落ちている傍ら、トランプの人気は非常に高い。しかもトランプが推した上院下院の議員候補が次々と共和党予選に勝っているという事実から、バイデン政権はなんとかしてトランプの次期選挙出馬を妨げようと必死のようだ。

FBIが本当に犯罪を捜査したいのであれば、クリントン元国務長官のコンピューターや、バイデンのドラ息子ハンターバイデンのラップトップを調べるのが先ではないか?

民主党がここまで政治ライバルに嫌がらせをするというなら、共和党は政権の握った際、是非同じことを民主党議員たちにやってもらいたい。バイデンはウクライナや中国の件で叩けば埃の出るからだ。ナンシー・ペロシ下院議長の夫の内部株取引など怪しげな話がいくらもある。民主党にやるだけやらせて共和党が黙っていたのでは、こちらは常にやられるだけである。

それにしても民主党の卑怯さは地に落ちたと言わざる負えない。


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銃による正当防衛ニュース、酒屋に押し入ったショットガンで武装した強盗に、母と娘がピストルで応戦、店と自分達の命を守る

オクラホマ州、タルサ市。母と娘が経営する酒屋にショットガンを持った男が強盗にはいる。娘のアシュレーは一旦は強盗の言うなりにレジを開け、強盗は中身を取って立ち去ろうとするが、その後アシュレーは表のドアを自動ロック。彼女はその時母親のティーナにピストルを渡す。閉じ込められた男が戻ってきたところへティーナが数発発砲。

怒った男がティーナから銃を取り上げてピストルで殴る。そこへアシュレーが発砲。男はアシュレーに発砲しようとするが弾がつきて彼女は無事。

これだけの撃ちあいをしたのに、男の傷はかなり浅い模様。


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