娘を女装男子に強姦され学校に抗議して反対に逮捕された父親が恩赦される

2021年に、虹色運動が盛んな高校で女装男子によって女子高生が女子トイレで強姦されるという恐ろしい事件が起きた。これについては拙ブログでも詳しく説明した。(バージニア州の学校、女子トイレで女装男子が女子を強姦した事件を隠蔽、学校に抗議しようとした父親を反対に通報 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net))しかし学校は虹色政策の邪魔になるとこの事件を隠ぺいしようとし、怒った少女の父親が学校に乗り込み反対に逮捕された事件で、父親は共和党のグレン・ヤンキン知事によって恩赦を受けた。以下カナダ人ニュースさんのツイッター(X)より。

【公式】カナダ人ニュース@debutanuki_yt

【朗報:過激LGBT左翼と戦ったパパに恩赦】 2021年11月、ヴァージニア州選挙で、州知事・副州知事・司法長官・下院議会過半数奪取という完全勝利を共和党がおさめました。 その後、次期大統領候補に名前が挙がるようにもなったグレン・ヤンキン州知事ですが、自らの勝利を呼び込むきっかけにもなった、勇気あるひとりの父親に正式に恩赦をしたことが報じられています。 恩赦は大統領だけがやれるイメージがあるかもしれませんが、大統領が恩赦できるのは連邦法犯罪で、州法犯罪は州知事にのみ権限があります。(だからこそ、ジョージア州のトランプ+側近の起訴は厄介。なぜなら、州知事が反トラRINOのブライアン・ケンプだから)

恩赦を受けたのは、スコット・スミスさん。ヴァージニア州ラウドン郡の学校に通う娘が学校でレイプ被害に遭いました。原因は”LGBTに配慮した”トイレルール。 スカートを履いた自称女子の男子が、一人だけでトイレに入る女子が来るのを待ち伏せ、スミスさんの娘さんが襲われました。教育委員会がこの事実を隠蔽、それに切れたスミスさんが教育委員会のミーティングで抗議しますが、スミスさんは逮捕されてしまったのです。 (略)

2021年6月22日、ヴァージニア州ラウドン(Loudoun)郡のひとりの男性が逮捕されました。 彼の名前は、スコット・スミス(48歳)。スミスさんは6月22日に開かれたラウドン郡の教育委員会のミーティングに参加、そこで警察に逮捕されたのです。 ミーティング会場から引きずり出され、罪状は警察に抵抗した罪。後ろ手に手錠をかけられた姿の写真が報道されましたが、激しく抵抗したスミスさんの唇からは血が流れ、シャツに血が飛び散り、お腹が見えるほどシャツがまくれ上がっていました。 左派メディアはスミスさんのことを「精神錯乱した頑固な右翼活動家」「国内テロリスト」と非難しました。 また、スミスさんが教育委員会のミーティングで「トランスジェンダーを守るための新たな方針に抗議をした」と報じていました。 この報道を鵜呑みにすれば、「ああ、(行き過ぎた)ジェンダー教育に反対している人か」となるわけですが、事実はまったく違います。スミスさんが主張していたことはひとつだけ。 「私の娘がレイプされた事実を隠すな」だったのです。(略)

■教育委員会の狙い なぜ、教育委員会はここまで頑なに事件を隠蔽しようとしていたのでしょうか。 理由は、彼らの過激なジェンダーポリシーを推進するためです。スミスさんが逮捕されたミーティングは6月22日、次のミーティングは8月11日でしたが、このミーティングで、実に過激なジェンダーポリシーが採択されたのです。 (略)

これは、恥ずかしくて生物学的に違う性別のトイレを使うことができないという生徒に配慮するためということです。聞こえはいいかもしれませんが、トイレのプライバシー強化が何を意味するか? つまり、より監視の目が行き届かなくなるということ。大多数の女子生徒がトイレでトランスジェンダープレデター、性欲オバケに襲われる危険性を増す施策なのです。 この施策内容を見れば、なぜ、頑なに教育委員会はスミスさんの娘さんのレイプ事件を隠蔽しようしていたのかがわかります。(略)

■最悪の結果 教育委員会・学校が生徒に押しつけたい思想を優先した結果、スミスさんの娘さんの被害は闇に葬り去られたかのように見えました。 しかし、これは最悪な形で陽の目を見ることになります。第2の被害者が出てしまったのです。スミスさんの娘をレイプした男子生徒(犯行当時14歳)は、犯行の2か月後に警察に逮捕されました。未成年の犯した事件ということもあり、情報はかなり限定的で、詳細な情報は調べても出てきませんでした。(略) 普通に考えて2人目の被害者の後に、更なる犯行に及んだとは考えにくいです。また、アメリカでは新学期が9月から始まることを考えると、転校先ですぐに犯行に及んだとも考えにくい。 そうなると、スミスさんの娘さんの前に他の犠牲者がいた可能性があります。その子の被害も学校や教育委員会によって揉み消されたと考えるべきです。大人たちの思想に、子どもたちが振り回された末路です。   

■保守の反撃 10月6日に再犯で男子生徒が逮捕されたことで、流れが変わりました。 このタイミングで極右メディア、フェイクニュース・メディアとレッテルを貼られている『デイリー・ワイヤー』が10月11日にスミスさんのインタビューを公開し、6月22日の真実を暴露したのです。 実はそれまでもアメリカ各地で保守層の保護者と教育委員会が度々衝突していました。コロナパンデミックを理由にした学校の閉鎖、マスクの着用義務、ワクチンの接種義務、批判的人種理論(CRT Critical Race Theory ※4章で詳しく解説します)、そして、過激なジェンダー教育など、子どもの教育を左派勢力の思想の押しつけから守るために、保護者たちは必死に戦っていたので す。ラウドン郡のレイプ隠蔽が発覚したことで、それまで教育問題にそこまで関心を持っていなかった保護者が一斉に動きました。 民主党勢力による過激なジェンダー教育の実態・弊害が明らかになったことにより、 11月2日に迫った選挙の争点が教育問題に絞られたのです。加えて、9月28日にテレビで放送された州知事候補者の討論会で、民主党マコーリフ候補は「学校のカリキュラムに保護者が口出しをするべきでない」と教育問題への関心の低さを露呈していました。 マコーリフ候補としては、中身(政策)がなくとも、トランプの名前を出すことで、なんとかヤンキン候補を崩せると踏んでいたのでしょうが、争点とズレまくっているのですから、逆効果にしかなりません。 これが10月中旬に突如として、共和党ヤンキン候補が追い上げていった経緯です。バイデン政権の誕生後、急速に広がった左翼教育への懸念がヴァージニア州選挙の結果を大きく変えることになったのです。 トランプの名前に固執し続けた民主党陣営と、州民の訴えに耳を傾けた共和党陣営の違いが 〝結果〟としてはっきりと見えることになりました。この現実から目を背け続ける限り、民主党は2024年に更なる大敗を喫することになるでしょう。

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警察に逮捕されるスミスさん。


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武漢ウイルス、最初から仕組まれていた政府と薬品会社の陰謀 その3 ワクチン洗脳はじまる

2021年になると、全世界が同時にまるで示し合わせたようにワクチンを推進し始めた。初期治療は完全無視され、ワクチンだけが最後の望みであるというメッセージが積極的に広められた。当初の報道ではワクチンの副作用は過小評価され、その深刻な副反応については人々に告げられなかった。

しかしワクチン推進の空気のなかでも、コロナワクチンは危険であるという声も聞かれた。マイケル・イアドン(Michael Yeadon, PhD、アレルギー・呼吸器専門家。元ファイザー社代表取締役)は当時下記のような声明文を出した。翻訳は一部DeepL.

私たちは、ファイザー、モデナ、バイオテック、ヤンセン、アストラゼネカPhizer, Moderna, BioNTech, Janssen, AstraZene)とその支援者たちが、安全性と有効性に関する情報を患者や医師から隠蔽し、故意に省略したことを宣言し、詐欺罪で直ちに起訴すべきであると主張する。

これらの製品の投与後まもなく、何千人もの患者が死亡したことが分かっている。 相関関係は因果関係ではないが、注射と事象の関係を調べるために合理的な基準が適用されているが、これらの製品が死亡の原因であることは絶対に明らかである。

これらの製品の機構設計は、多くの点で故意に欠陥がある。第一に、有毒なウイルススパイクタンパク質を人体に発現させ、注射部位に留まると言われたのとは異なり、全身に広く分布していることである。 毒性スパイクがどのくらいの期間にどのくらいの量を作ることができるかという制限はなく、それが毒性の原因となっている。

臨床実験も十分ではなかった。ブラインドテストがされていなかった。多くの患者が統計調査のデータから外された。これは詐欺を意味する。私たちは何度もこれらの製品は安全であると保障された。しかし初期段階でこれらが安全でないことは、彼らも十分承知だったはずである。これらのワクチンはほとんどウイルス拡散阻止や病気予防に効果が無いように見える。またこれらの会社はこれが予測できない問題だと主張することはできない。なぜならこの製品が非常に毒素の高いものであることは周知の事実だからである。

アメリカ政府はそれまでかなりの成果をみせていた初期治療をすべて捨て去り、すべてをワクチン一本に賭けようと決めたのである。心臓外科医で初期治療を推進していたピーター・マカラ医師は、自分は医師だ、医師はすべての卵を同じ籠に入れるのは好まない、色々な可能性を残しておきたいものだ、と語る。マカラ医師は大事なアメリカ人の命をギャンブルに賭けようという政府のやり方に胸が悪くなったという。

ワクチンが広く打たれるようになった2021年3月までには、すでに1600人の死者が出ていた。しかしCDCの公式発表では、すべての死亡者を調査した結果、ワクチンによる死は一つもなかったと記された。

ロバート・F・ケネディー、ワクチン投与が始まって8か月間で、死亡率、過去30年間で打たれたすべてのワクチンで出た死者よりも多くの死者が出ていると語る。アメリカだけで17000人が記録されているが、本当はその40倍の死者が出ていると思われる。

私(カカシ)は当時、私の職場は何故かワクチン優先順位が高かったので、ワクチンが支給され始めた2021年の㋄にすぐにワクチンを接種した。主人は元々色々なアレルギーがあるためインフルエンザのワクチンを打ったことがなく、コロナワクチンも打ちたがらなかった。しかし私は副作用は最小限であるという主治医のお墨付きをもらって嫌がる主人を無理やり近所の薬局に連れて行きワクチンを打たせた。

大統領を始めテレビではニュースでもバラエティーショーでも子供番組ですらも、ワクチン打て打て運動が盛んだった。そしてバイデン政権はついにアメリカ国民にワクチンを義務化した。100人以上の従業員の居る企業は全員ワクチンを接種しなければならないとしたのである。(これに対抗してベン・シャピーロのデイリーワイヤーが政府を相手取って、ワクチンの義務化は違憲であると訴訟を起こし勝訴している。)

この頃から劇場や球場など、レストランなどでも、ワクチンパスポートを提示しないと何処へも入れないようになっていった。私の同僚で断固ワクチン接種を拒否した男性が居たが、彼は解雇こそされなかったが、それまで所属していた企画部から外され、なんの仕事も与えられないいわゆる窓際族になってしまった。

しかしこの頃から、それまで健康だった若者がワクチン接種後に急死するというニュースが多く聞かれるようになった。ワクチンを打たないと仕事が出来ないということになり、ワクチンを接種した旅客機のパイロットや、プロのスポーツ選手などが次々に不審な死を遂げ、後遺症で仕事が出来なくなる人も多く出て来た。

トランプ大統領がワクチン制作に力を入れたことは当時の考えとしては間違っていたとは思わない。トランプはファウチという似非医者を信用していたのだから仕方ない。それに2020年後半の選挙のために、なんとしてでも一期目にワクチンを完成させる必要があったというのは同意できないが理解はできる。

このビデオの後半20分は、いかにワクチン開発において、安全性を保つために踏まなければならない適切なプロトコルが守られていなかったかが語られている。


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週末トランスジェンダー関係ニュース

ひとつひとつ書いていくには内容が薄いので、本日はまとめてここ数日間で起きたトランスジェンダー関連のニュースをご紹介しよう。先ずはカナダはオンタリオ州の話。

カナダ州オンタリオの高校教師巨大人工胸を付けて出勤:高校の技術担当教師Kayla Lemieux(女性名)は去年から女性を自認しはじめた自称女性の男。新学期になると先っぽに乳首がついてる巨大人工乳房を付け、ブロンドのかつらにミニスカートといういで立ちで出勤。学校側は個人の性自認を尊重するとして制裁する気はない模様。

女装はともかく、こういう恰好で機械を扱うのは非常に危険だ。私は若い頃、仕事柄工事現場に行くことが結構あったが、人工胸は論外としても、結んでない長い髪や素足の上にスカートでスリップオンの靴などありえない。機械作業を教える教師としては安全を全く無視した非常に無責任な恰好である。本来ならば長ズボンの作業服を着て髪は機械に巻き込まれないように縛るなり帽子の中にしまうなりすべきだし顔にはガーグルを付けるべき。

中年の男が女装をすると恰好がパロディーになってしまうのは何故なのだろう?もし女性教師が胸を目立たせたいとして、こんな格好で出勤したら上司から着替えて来いと言われることは間違いない。特に乳首をわざと目立たすような恰好はこの学校の校則違反でもあるという。学生には禁止しておいて、性自認の男ならなんでもありということになるのは何故なのだろう?性自認が女なら、どんな破廉恥な恰好をしてもいいというのか?

数か月前に女性を自認し始めた俳優フォーブス女性サミットで女性の立場を代弁

つい去年まで男性俳優としてブロードウェイ舞台やテレビなどで’地味な活動をしていたディラン・マルバニー(Dylan Mulvane)は、数か月前に女性を自認し出した途端に有名になり、生理用ナプキンのコマーシャルに出るなど目障りな活動で目立っている。そのマルバニーがフォーブス主催の女性サミットで女性として出演して演説をぶった。どうして男が女性を自認しはじめると数か月で女性の立場を代弁できるようになるのか非常に不思議だ。

乳房除去をあつらったデザインのTシャツ発売される

こちらツイッタラーのBlahさんが紹介してくれたこの話。「トランスジェンダー推進団体から助言を受け、美容整形外科会社が製作したTシャツ。自分は男子だと認識し始めた少女達のために、乳房切除を意味する手術線をデザイン。 多様なジェンダーを謳い、子供達のメンタルヘルスや性の揺らぎを金儲けに利用する悪魔は大勢いる。

WPATH (World Professional Association for Transgender Health)と呼ばれる世界的組織があるが、この組織の会長から役員に至るまでトランスジェンダー整形手術を専門にしている整形外科で成り立っている。そんな組織が相談者の健康に真から取り組むわけがないのは自ずと知れたことだ。彼らの目的は金儲けしかないのだ。

イギリス、レズビアン女性たちの集会を暴力的に攻撃するTRA

もう見慣れた光景になったが、女性達が男性を含まない女性だけの集会をしようとすると、必ず黒装束のアンティファ連中がやってきて暴力的に集会を邪魔しようとする。本日も「性(セックス)は真実だ」と言って勤めていた大学を首になったことを不服として訴訟を起こし勝訴したマヤ・フォーテスター女史をはじめとするスピーカーたちがイギリスのブライトンに集まり集会を開いた。そしていつもどおり、またANTIFA/TRAどもが集まって女性達に発煙筒を投げつけるなどの暴力を振るい、何人かが逮捕されている。

しかし私には何故か最近のTRAの活動には必死さを感じる。イギリスではこれまでイギリス政府やメディアに多大なる影響を及ぼして来たストーンウォールというLGBT組織の力が衰えている。また未成年のトランスジェンダークリニックだったタービストッククリニックが閉鎖されたりと、だんだんとトランス狂気の悪夢から人々が目覚めつつあるように思えるからだ。そしてそのことをTRAたちは感じているのではないだろうか。

フォーテスター女史が「法は我々の側にある、恐れずに訴え続けよう」と言っているように、だんだんと女性達はTRAの暴挙に抵抗できるようになってきている。そしてこれまでのようにメディアに完全に弾圧されるのではなく、彼女たちの話に耳を傾けようという人たちが増えてきているような気がするのだ。

それというのも常々左翼過激派は時期尚早に傍若無人になってやりすぎるのだ。例えばイギリスの市営プールで男女共同で泳げる時間もあるのに、わざわざ女性だけの時間に入り込んできてイスラム教徒の女性達を追い出してしまった女装男達。主に13~4歳の少女たちが参加するスポーツ競技に無理矢理参加し、少女たちからメダルを奪い、更衣室でよだれを垂らす女装変態中年男たち。

こういう女装男たちによる横暴が一般市民の生活のあちこちに影響を及ぼすようになってきたことで、これまでTRAについて全く知らなかった普通の人たちが「これはおかしい」と思うようになった。今や一部の過激派フェミニストたちの抗議だけ弾圧していれば済んだ時代ではなくなっているのだ。TRAたちもそれに気づいているからこそ、彼らの行動はより過激で暴力的なものになっているのだろう。

京都議会文教委員会が「女性のスペースを守る会」の陳情を否決 

では最後に日本は東京都のニュース。東京都議員の龍円あいりというTRAのブログから引用する。(強調は原文のまま)

9月15日(木)の文教委員会に付託されている請願や陳情の審査をしました。

「女性用トイレの維持及び安心・安全の確保に関する陳情」についてですが、この陳情者の「女性のスペースを守る会―LGBT法案における『性自認』に対して慎重な議論を求める会」のホームページを見ると、国会におけるLGBTに関する法律を制定することを立ち止まるように求めている団体です。

都議会においてLGBTQ等性的マイノリティへの差別を禁止し、生きづらさや不便さを解消するために動いてきた立場から、質疑させていただきます。

トランスジェンダー差別 

この団体によりますと、トランスジェンダー女性の存在を法律で認めてしまうと、トランスジェンダー女性が女性用トイレを使うことが公認され、そのことによって女装をした男性による性犯罪が増える可能性があるから、トランスジェンダー女性の存在を法律で認めるのは立ち止まるべきだというお考えのようです。(略)

都に対しては、トイレについても、トランスジェンダーの方々も含め、多様な人たちが安心して利用しやすいトイレを整備してもらいたいです

性自認および性的指向による差別を禁止する東京都人権尊重条例を守りながら、今後もすべての都民が安心で安全に暮らせる東京都として施策を推進してくださるようお願いいたします。

質疑の内容は以上です。

この陳情は、文教委員会では満場一致で「不採択」になりました。

この記事に関して東京都議会のいう「すべての都民」に女性は含まれないようだというコメントがツイッターにあった。まさにその通りだ。

龍円女史の論理はもう何度も言い古されたもので、目新しいものはない。守る会があたかも『トランスジェンダー女性の存在を法律で認めるべきではない』と言っているかのような故意に誤解を招く言い方もいつもの手段である。

反TRAのほとんどの人はトランスジェンダー女性と名乗る人々が存在している事実を否定しているわけでもなければ、そういう人たちが存在してはいけないと言っているわけでもない。ただ、自分が女性だと自認しているだけの人を「トランス女性は女性」であると法的に認めてしまうと、女性専用施設の安全は保てなくなると主張しているのだ。

これに対する反論もいつもの『トランス女性を性犯罪者あつかいするな』というくだらない言い分である。

この論理は、そもそも根底から破綻しています。「トランスジェンダー女性」と「性犯罪者」は、まったく異なる話です。そもそも性犯罪は、その犯人がどんな格好をしてようが犯罪は犯罪であり、許されるものではありませんし、取り締まられる必要があります。「犯罪者による性犯罪」と、「トランスジェンダー女性の人権」とは一切関係がなく、一緒に議論する余地のあるものではありません

拙ブログでもツイッターでも私は何度も繰り返し語ってきたが、一旦自称女性の男性を女性として女性施設に受け入れてしまったら、どんな変態男の立ち入りも女性たちは防ぐことが出来なくなる。「どんな格好をしてようが犯罪は犯罪であり」というが、これまでは女装男が女子施設に入ること自体が犯罪だったのに、それを女性自認男を受け入れなければならないとなれば、先に挙げたカナダの高校教師みたいな女装変態男が女子施設に入ってきても女性達は通報などできなくなるのだ。龍円にそれが理解できないとは言わせない。

それからこれも何度も言ってきたが、トランスジェンダー女性が性犯罪者になり得ないという理屈は通用しない。自称女の男も男性であることに変わりはなく、その狂暴性も性欲も一般男性と同じである。昨日まで男を自認して普通に男子トイレを使っていた男が、本日女性を自認し始めたら突然その男性的性癖を完全に失うという根拠があるなら提示して欲しい。

多くの自称トランスの性愛対象は女性である。つまり彼らは女装をしているという以外は、他の男性と何の変わりもないのだ、いや女装してまで女性施設に入って来ようとする男性の方が女性にとっては一般男性よりもずっと危険な存在だと言える。

私は龍円のようなトランス活動家が諸外国で起きている数多い女性自認男たちによる性犯罪を知らないとは到底思えない。守る会の人たちが提示している自称女の性犯罪内容についても十分承知のはずだ。知っていながらあたかもそんなことは起き得ないと言い張るのは非常に不誠実である。

それに女性自認男が女子空間に入れないことと「トランスジェンダー女性の人権」とどういう関係があるのだ? 誰も女性自認男にトイレに行ってはいけないとは言ってない。身体に合ったの方の施設を使ってほしいと言っているだけ。普通の男性はみなそうしていて何の弊害がないのに、女性を自認しているというだけで何故男子施設が使えなくなるのか?これは彼らの人権とは無関係であり、それこそ「一緒に議論する余地」などない。


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銃による正当防衛ニュース、酒屋に押し入ったショットガンで武装した強盗に、母と娘がピストルで応戦、店と自分達の命を守る

オクラホマ州、タルサ市。母と娘が経営する酒屋にショットガンを持った男が強盗にはいる。娘のアシュレーは一旦は強盗の言うなりにレジを開け、強盗は中身を取って立ち去ろうとするが、その後アシュレーは表のドアを自動ロック。彼女はその時母親のティーナにピストルを渡す。閉じ込められた男が戻ってきたところへティーナが数発発砲。

怒った男がティーナから銃を取り上げてピストルで殴る。そこへアシュレーが発砲。男はアシュレーに発砲しようとするが弾がつきて彼女は無事。

これだけの撃ちあいをしたのに、男の傷はかなり浅い模様。


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LGBT運動に慎重な日本

先ずはのっけから良いニュース。

経産省トイレ制限訴訟 性同一性障害の原告が逆転敗訴 東京高裁

毎日新聞 2021/5/27 16:07(最終更新 5/27 21:49) 199文字

 戸籍上は男性で、女性として生きる性同一性障害の経済産業省の50代職員が、女性トイレの利用を不当に制限されたとして、国に処遇改善などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(北沢純一裁判長)は27日、利用制限を違法とした1審・東京地裁判決(2019年12月)を変更し、制限の撤廃を求めた原告側の請求を棄却した。北沢裁判長は「国の対応は不合理とは言えない」と述べた。原告側の逆転敗訴となった。【遠山和宏】

何かとLGBTの要求にはすぐ折れてしまう欧米のふがいない法廷と違って、少なくともまだ日本には常識ある法廷があったようで、ひとまずは安心した。無論まだまだ油断大敵。

先日もちょっとお話した今国会で審議中の「自民党案のLGBT理解増進法、野党案のLGBT差別解消法、そして性同一性障害特例法の見直し」に関して、ヒューマンライツウォッチャー(HRC)という国際人権団体が日本にトランスフォブ金賞を与えたという話をきいた。HRCとは私も拙ブログで何度もご紹介した極左翼市民団体なので、この団体から「差別者」の汚名を着せられたら、勲章をもらったと誇りに思っていい。差別が何なのかもはっきりしないうちに、安易な法律など通してはならないという慎重な姿勢は誇りにこそなれ決して恥じることではない。

実は拙ブログで2019年の終わりにトランス活動には人々が気づかないうちにこっそり差別禁止法をなる性自認のみ異性(特に自称女性)が女性として扱われると言う法律を通してしまおうという動きが世界中にあり、それにはマニュアルもあるというお話をした。極少数派のトランス活動家が欧米各地の政策に多大なる影響を与える秘訣を発見 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)

そのマニュアル通りにトランスジェンダー法が通ってしまったノルウェーでの実態を日本語訳してくれた人が居たのでこちらでも紹介しておきたい。『女』へ仕掛けられた戦争について 〜ノルウェーからの報告|トランスジェンダリズム海外情報|note。まず活動家はどんな方法で反トランス差別法を通したのかを挙げてみよう。1.

  • IGLYOのロビー活動マニュアルには、ノルウェーを『最も良き実践国』と、記載してある。トランスロビー活動目標の1つは、できるだけ早く子供を『トランス』させること。彼らはなんと6歳以下を標的にしていた。
  • セルフIDについては知識のない人が多く、内容を知れば賛同は得られないため、人気のある同性結婚などの法案を隠れ蓑として性自認法を忍び込ませた
  • セルフID法は、可能な限りの短時間で急いで可決された
  • 健康問題の解決策として促進されたため、女性団体からの意見は取り上げられなかった。北欧で最も古い性同一性障害者のための団体である▶️Harry Benjamin Ressurssenter・http://www.hbrs.no/でさえ、この法律を支持していなかった。
  •  2016年に『性自認法(セルフID制度)』が施行されてから数週間も経たないうちに、とある女性が生物学的男性に対して『公共プールの女性用更衣室』から出て行くよう依頼したことが理由で、その女性は『差別』の容疑で警察に通報された。 

この女子更衣室に入ってきた男を注意した女性が反対に通報されたというところが非常に恐ろしい。先日から松浦大悟氏が何度も差別禁止法を作る前に、何が差別とされるのかを具体的にはっきりとさせておかなければならないと何度も指摘しているのはこういうことなのだ。

アイルランド住まいのツイッタラーさんによれば、アイルランドでもこの法律がいつの間にか通ってしまい、一般女性はまるで知らずにいたが、ある日突然女子トイレが男女共用になって大ショックを受けるといった状況になっているという。

さて、このなかでも特に悪質なのが「ジェンダーエクスプレッション」の擁護という点である。ジェンダーエクスプレッションの定義は下記の通り。

🤖 ▶️GENDER EXPRESSION 
ジェンダー表現とは、人が『gender (社会的性役割における性別)』を公に表現または提示する方法です。これには、服装、髪、化粧、所作、声などの行動や外観が含まれます。とある個人の選択した名前(name)と代名詞(He/She/They)も、性別(gender)を表現する一般的な方法です。これらの属性を通して、私達は相手の性別(gender)を知覚します。(オンタリオ人権委員会)
*2020年10月現在、Gender Expression は、学術会議の提言書中で『性表現』と翻訳されている。▶︎http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-t297-4.pdf

なんのことはない、単なるステレオタイプのことである。我々の性別は性表現によって決まるのではない。我々がどちらの性に属するかは遺伝子が決めるのであり、性の違いは生殖機能で顕著に表れる。外から見て女性か男性かの区別がすぐにつくのは、その人の性表現などではなく、遺伝子によって作られた骨格や肌の質や脂肪の付き具合などによるものだ。だから普通の女性がどれほど男性っぽい恰好をしてもすぐに女性だとわかるし、その逆も然りなのである。

何故トランス活動家がこのステレオタイプにこだわるのかと言えば、性の違いは単なる表現の違いだとして、生得的性の存在を抹消することが彼らの目的だからだ。このエッセーの著者はその危険性をこう指摘する。

以上を鑑みると『ジェンダー表現』が法的に『ヘイトスピーチ』から保護される様を見せ付けられる事が、女性に対する侮辱にならないだなんて、そんな事があってたまるか!全女性にとって『ジェンダーの固定概念』は正に憎まれ、戦い、そして破棄されるべきモノじゃないか! (略)

『ジェンダー表現』への批判は犯罪行為となり、最高3年の禁固刑に処せられることになる。もちろん『性自認法』を批判することも同様に、犯罪扱いされてしまう。
何故だ?

その理由は、『ジェンダー表現』という概念の核心には『トランス女性は女性です(#TWAW )』という教義(dogma)があるからだ。これこそが新ヘイト・スピーチ規制法の全容なのだ。そのヘイトスピーチ規制法とは、心が女性であると感じている男性を「ミスジェンダリング(性別誤認)」しないようにするためのもの。
TRAによると、ミスジェンダリング以上に『憎悪』すべきものは無いのだそうだ。事実、『トランス女性は女性です』という教義は、トランスの権利(trans rights)と銘打たれた全ての法律とインフラ整備の中核を成している。

したがって、国会が実際にヘイトスピーチ規制法へ『ジェンダー表現』を盛り込んだならば、そのこと自体が『女性(women)は、人間の大人の女性(female=生物学的女性)である』と主張する権利に、最期のトドメを刺すこととなるだろう。

そうなれば、新しい『トランスの権利』と、『女性の生物学的性別に基づく権利(ノルウェー批准の女性差別撤廃条約に記載)』との間の紛争についての論争は、犯罪となる可能性が出てきた。

こうしてみていると、トランスジェンダリズムというのは究極の男尊女卑である。伝統的な男尊女卑は女性は男性よりも劣るという考えだったが、トランスジェンダリズムは女性の存在を抹消する思想だ。

日本の国会が慎重にこの問題に取り組んでいることは非常に賢明だ。また同性婚の隠れ蓑にかくれてこっそり早急に法案を通してしまうようなことをしていないのも良いことだ。松浦氏は自分に出来ることは物を書くことだけだと言っていたが、より多くの人々にこの恐ろしい陰謀を理解してもらうことが何よりも一番大切なことだ。

このマニュアルにもあるように、彼らが一番恐れるのは彼らの目的が公に知られてしまうことにある。なるべく誰もしらないうちにこっそり法律を通してしまい、人々をコントロールすることこそが彼らの目的。日本は決して欧米の二の舞を踏まないでほしい。

追記:私はだいぶ前から女装してまで女子施設に入ろうとする男は普通の男よりも危険だと言ってきた。本当に性同一性障害に悩む人は、自分の男性体に非常な嫌悪感を持っているので積極的に去勢手術を受けようとする。しかしセルフIDを強調する人たちは性転換手術を最初から受ける気がない。ツイッターで、逆戻りできない手術を強要するのは非人道的だと言っている人が居たが、男に戻りたくなるかもしれないから性器は残しておきたいと言うなら、そんなの性同一性障害でもなんでもないではないか。それはただの女装癖だ。なんでそんなことに一般女性が自らの危険をおかしてまで付き合う必要があるのだ?

だいたい何故彼らはそんなに執拗に女性施設に入って来ようとするのだろうか?女性は女子施設を使うから女性なのではなく、女性だから女子施設を使っていると言うだけの話だ。だから本気で自分は女性だと思い込んでる人なら男子トイレを使ったからと言って、ああやっぱり自分は男だと自覚するわけでもあるまい。だとしたら便宜上男子施設を使ったとして何の不自由があるというのだろう?なぜわざわざ女子施設に入ってくる必要性を感じるのだろう?

多くの自称トランスジェンダーは異性愛者である。つまり自分の生得的性の異性を性対象と見ている。つまり、私から言わせたら単なる女装癖のある異性愛者なのだ。そういう人たちが執拗に女性施設への立ち入りを要求するというのは、やはり自分が女だと思うからというより、そういう場で女性を見たいという男特有の性本能から来るものだとするのが妥当だろう。

だからそんなことまでして女子施設に入ってこようとする男は、普通の男よりずっと危険なのである。


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民主党が好んで使う「大きな嘘」はヒットラーがユダヤ人虐待に使った言葉だった

極左翼と化した民主党は、なにかとトランプ大統領をヒットラーになぞらえて独裁者だのナチスだのと罵っていた。しかし実際にナチス党のやったことを実現しているのは民主党の方だ。しかも、政権をとってほんの数日だというのに、ものすごいスピードで次々にバイデンフューラー(Führer)は大統領命令というペン一本でどんどん独裁的な政策を進めている。特にひどいのは、キーストンパイプライン建設の中止、フラッキング禁止、女装男の女子スポーツ参加許容、などがある。バイデンを支持したパイプライン建設業の労働組合は、裏切られたと怒っているが、バイデンは最初から何をするかを話していたので、それを知らなかったとしたら自分が悪い。トランプが嫌いだというだけでバイデンを支持したりするから、こういうことになるのだ。

さて、それはともかく、最近民主党は共和党やトランプ支持の人々に対して「ビッグライ・大きな嘘」という言葉を使って攻撃するようになった。つまり、先の選挙で不正があった、バイデンは不正によって大統領になった、という説は「大きな嘘」だというわけである。こちらナショナルポルスの記事から

  • ジョー・バイデンはトランプ大統領やテッド・クルーズ及びジョシュ・ハウリー上院議員が「大きな嘘」をついていると責めた。
  • ハワイ代表マージ―・ヒロノ下院議員はアンダーソン・クーバーのテレビ番組で共和党議員たちは「大きな嘘」をついていると責めた。
  • ドミニオン社はルーディー・ジュリアーニを訴え、その訴訟のなかに同弁護士が「大きな嘘」をついていると記載。
  • ジェイク・タッパー(CNNの司会者)はツイッターでなんども不正選挙説は「大きな嘘」だとツイート。

「大きな嘘もつき続ければいずれ人々は信じるようになる」というのはナチス党の参謀ヨセフ・ゲイブルが言ったとされているが、実はその根拠となるものはない。にも拘わらず、民主党は相手をナチスとなぞらえるために「大きな嘘」を間違った意味で使っている。だが皮肉なことに彼らのやっていること自体が、実はヒットラーのやり方そのものなのである。

「大きな嘘」という言葉はヒットラー自身が自著のMein Kampfの中でユダヤ人弾圧の口実に使っている。そのなかでヒットラーはユダヤ人は「大きな嘘」をついて社会を不穏に導いているとし、ユダヤ人弾圧を正当化したのである。

民主党が共和党やトランプ支持者たちが「大きな嘘」をついているとして、沈黙させようとしているやり方は、まさにヒットラーが使った手段そのものである。

民主党がやたらとナチスドイツを引き合いにだすのは、かえって自分たちの正体を晒すことになり、逆効果なのではないだろうか?


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遅まきながらパニック状態のアメリカ主要都市、病気より怖い治療

本日になってアメリカの主要都市各地で封鎖命令が出ている。といっても武漢やミラノのような極端なやり方ではないとはいえ、中小企業の経営者にとっては非常に恐ろしい状況となっている。

ニューヨーク市

ビル・デブラジオ市長は市民に自宅謹慎を呼び掛けている。これは隔離と違って自主的に自宅にこもり、必要最低限以外の外出を控えろという意味らしい。外出を許されるのは警官や消防士と言った公共サービスの人々のみ。しかしながら、こういう法令は市だけでは出来ないとのことで、ニューヨーク州のコモ知事は、州全体で自宅禁止法を施行する計画は今はないと話している。デブラジオ市長はいちにち5000人の市民を検査することが出来ると言っている。

サンフランシスコ・ロサンゼルス

サンフランシスコが真っ先に自宅謹慎法を施行したが、それに次いで湾岸沿いのサンマテオ、サンタ・クラーラ、サンホセ、なども続いた。これにはシリコンバレーも含まれる。

南カリフォルニアでもロサンゼルスが二日くらい前に同じ規制を施行し始めた。食料買い出しなどは許可されているが、病院に行くなど必要最低限の外出は禁止。誰かと接しなければならない場合でも6フィート離れて行うようになどと行ってる。都会でそんなことが出来るとも思えないが。ジムやバーは閉店。レストランでも持ち帰りと出前のみ許可。

経済への影響

どんなビジネスでも何週間も閉鎖されたらやっていけなくなる。それでも私の仕事のようにテレワークが可能な分野はまだいいとして、レストラン・バーやジムなど客が来なければ話にならないビジネスは何週間も閉店させられたら商売あがったりだ。小さなマムアンドパップ(母ちゃん父ちゃん)経営の店はつぶれてしまう。個人営業のタクシーやリムジンなども困るし、工場などの操業が止まれてば商品の生産にも影響が出てくる。これだけの影響を出してまで人々を家に閉じ込めておく価値はあるのだろうか?

ところでイギリスでは諸外国とは全く違うアプローチで、一番病気に弱いとされるお年寄りの外出だけを禁じ、若者や中年はこれまで通り普通の生活をするようにするという。若者とお年寄りの直接の接触を避ければ、若者たちの間で感染が広まっても個人の抗生でなんとかなるというわけである。

しかしこれにも問題はある。自分ひとりで起き上がれない老人や介護の必要な自宅住まいの老人はどうなるのか?養老院などの職員はどうするのか?

個人的には私はイギリスのやり方に賛成だ。しかしこんなパンデミックは近年稀な状況だ。誰も正しい答えなど持ち合わせていない。都市閉鎖が正しいのか、イギリス風老人謹慎のみが正しいのか、もう少し時間がたたないと解らない。だが中小企業にとってはそんな呑気なことは言っていられない状況だ。


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言論と暴力を混同すると、かえって暴力を煽ることになる

最近アメリカでも日本でも「言葉の暴力」といった概念が後退派左翼の間で流行って。ごく普通のことを言っただけで、「それは差別だ!ご暴力だ!」と言い出す輩がやたら多い。ある人などは「言葉で人は死にます」とまで言い張った。いったい私がどんな呪文を唱えればそういう奴を殺すことが出来るのか、是非とも教えてほしいものだ。

聡明な読者諸氏はもうすでにご承知のことと思うが、そうやって相手の言論を暴力だとか暴力を煽る行為だとか言う奴らに限って自分たちは平気で暴力を振るう。平和平和とがなり立てながら、辺野古基地前で基地に出入りする人々の車を囲って車を叩いてる奴らなんぞは、その典型である。

先日も極左翼で悪名高いカリフォルニアのUCバークレー大学で、保守派活動家が左翼暴徒に殴られるという事件が起きた。上記はその時の模様。被害者はハイデン・ウイリアムスという男性でターニングポイントUSAという保守派団体への勧誘活動を手伝っていた。ブースには「ヘイトクライムのやらせは真の犠牲者を傷つける」 ( “Hate Crime Hoaxes Hurt Real Victims”)といったサインが掲げられていたという。これは先日二人の保守派白人に襲われたという自作自演の犯罪を訴えて問題になっている黒人俳優のことを比喩している。

さて、このサインに怒った二人の男がウィリアムスに近づきウィリアムスに罵声を浴びせかけた。ウィリアムスによると男たちはウィリアムスを「レイシスト」と呼び「撃ってやる!」といって脅したという。私が見たビデオの中でも黒い服を来た男が「お前は暴力を煽っている」と言いながらウィリアムスを殴っている姿が写っている。

最近の大学キャンパスは保守派にとって非常に危険な場所になっている。とターニングポイントUSAの創設者、チャーリー・カーク氏はいう。保守派は単に意見が違うというだけで罵倒され暴力を振るわれるのが普通になっている。もしこれが反対にマガハット(トランプ支持の象徴)を被った保守派学生による暴行であったら、メディアは「ヘイトクライム」だと言って大騒ぎしたに違いない。なにせマガハットをかぶって微笑んでいただけの高校生をあれだけ吊し上げたメディアであるから。

なぜ左翼連中は保守派というだけで殴ってもいいと思うのか。それは「言論は暴力だ」という危険な思想を信じ込んでいるからだ。言論は言論だ、言論で誰も怪我をさせることなど出来ない。だがそれを「暴力だ」と言ってしまえばどうなるか。暴力なら暴力で応戦しなければならないという理屈になる。だから後退派左翼にとって保守派の言論は暴力なのであり、暴力によって対抗するのは正当防衛なのだという考えなのである。私が口を酸っぱくして言論と暴力を混同してはいけないと言っているのはこれが理由だ。

そしてこれはヘイトスピーチは暴力だとするならば、政府による暴力で弾圧されて当然という理屈になる。

先日イギリスでは38歳の母親がフェイスブックで「トランス女性は男だ」と書いただけで警察に連行されて何時間も拘束されるという事件が起きた。イギリスではこういうことがもうすでに何度も起きている。その話を上記のようにツイッターでしたら、「ミスジェンダーはヘイトスピーチだから規制されて当然」と答えて来た人が居た。

この人は自分が言っていることがどれほど恐ろしい言論弾圧であるかわかっているのだろうか?SNSで何気なしに言ったこと、しかもトランス女は男だ、などという明確な事実を言っただけで逮捕されるような世の中に本当に生きたいと思っているのだろうか?こういう人は自分は常に権力者側に居ると錯覚している。自分の意見が多数派だから自分は安全だと思っているのだろう。だが、ほんの10年くらい前ですら、男を男と呼んだらヘイトだと言われる時代が来るなんて、誰が予測しただろう?ということはいつ何時、今はポリコレな言論が明日はヘイトになるか解らないのだ。ずっとリベラル派だといってバージニア州の知事にまでなった人が30年以上も前に冗談でやった黒塗りで辞任を迫られるなんて世の中だからね。

余談だが、バージニア州の知事の黒塗り写真を検索していたら下記のようなツイートを見つけてしまった。ここまで来ると黒塗りというより変装だね。


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どんなに理解を示しても、トランスを女子トイレに入れたくない人は差別者にされる絶対服従の掟

最近ちょっとツイッターではかなり危険区域とされているトランスジェンダーについて色々な人と議論しているのだが、その流れで下記のような発言を目にした。この特定の会話には私自身は参加していない。著者はなんと私の昔馴染み、基(もとい)、宿敵(?)の小山のエミちゃん。

エミちゃんはトランス女性を女性だと認めるなら女子トイレに入っても良いことにすべきであり、変態女装男と見分けがつかないからトランスも入ってくるなというのはトランスをセカンドクラスシチズンとして扱うことになり、全くの偽善だと言っている。これは「トランスが性犯罪を犯すと言っているのではない。ただトランスを装った痴漢が立ち入ることを防げなくなるからトランスの立ち入りも禁じなければならないのだ」という議論への反論だ。

確かに、もしトランス女性が本当の女性なら女子施設から排除されるのはおかしい。本当の女性ならどれほどごつい人でも女子施設入室は許可されなければならない。

私のように最初からトランス女性などというものは存在しないと思ってる人間には全く無関係な討論だが、トランス女に対しても同情的であり、理解を示そうと考えている女性たちが、それでも男子が女子施設に入ってくるのは抵抗がある、怖い、と思う気持ちを、こうやって差別者だと言って責め立てるのは如何なものだろうか?

こういう意見を読むと、結局トランス活動家の本当の目的は自分たちが安心して使える施設に入りたいということではなく、女性を恐怖に陥れて弾圧するという、女性の完全服従が目的なんだなとあらためて感じさせられる。


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旭日旗恐怖症のポリコレ圧力に屈するな、たまにはロサンゼルスタイムスがましに見える記事

ついこの間、アノニマスポストに載った記事で、カカシの地元のロサンゼルス学校区の壁画が旭日旗だから塗りつぶせといちゃもんを付けた韓国人活動家の話があった。

この壁画は「マイアミ在住の新進気鋭画家、ビュー・スタットン氏(32)がロサンゼルス市内のロバート・F・ケネディ公立学校のジムの外装に描いた巨大な壁画。」であり、モデルは往年の女優エバ・ガードナー。当たり前ながら旭日旗とは無関係。

にも拘わらず、「Wishire Community Coaltion」(WCC)ウェルシェア・コミュニティ連合会)という地元韓国人団体が、「この壁画の太陽は日本帝国主義のシンボルである旭日旗を思い起こさせる」とか「旭日旗はアジア全土を侵略し、アジア人民を弾圧し隷従させた人類に対する犯罪を象徴したものだ」とかいちゃもんを付けたことで、学校区はしりませんでした、ごめんなさい、すぐ塗りつぶしますと、すぐ折れてしまった。

普段なら左翼活動家のクレームがつくと何でも言いなりになっていたアメリカ左翼も、今回はちょっと行きすぎだと思ったようだ。


ところがこの完全謝罪に真っ向から異議を申し立てのは画家のスタットン氏だけではない。
 「教育・言論の自由」「自由人権」では他の追従を許さぬ2つの団体が前面に出てきたのだ。
 1つは「American Civil Liberties Union」(ACLU=アメリカ市民自由連合)。ヘレン・ケラーさんらが創設した全米で最も影響力のあるNGO団体。会員は1万5000人。
 もう1つは全米の学校長らが名を連ねている「American Association of School Administrators」(AASA=アメリカ学校教育責任者協会)。会員数は50万人。
 2団体の主張はこうだ。
 「この壁画を撤去することは、学校で学ぶ生徒たちが多様な考え方や見解に接するアクセスを一方的に査定し、許可不許可を決める公共の圧力に屈する危険な前例を作りかねない」

これに関して普段はバリバリ左翼のロサンゼルスタイムスでさえも、ロサンゼルス学校区の態度は無責任であり支持できないと批判している。


先月、扇動的な16ページにわたるロサンゼルス学校区に充てた手紙は壁画を破壊するという不当な結論を招いた。ウィルシャーコミュニティー連合会(WCC)の会長、チャン・ヨン・ジェイク・ジェオンはこの長ったらしい偽りの非難をこう始める。彼によれば、この壁画は「第二次世界大戦の日本帝国の旭日旗を模ったものだ」と最初の一小節から言う。あの悪名高き旗を「なんとなく思わせる」でも「似ている」でも「そんな気にさせる」でもなく「模っている」なのだ。無論そうではない。

LAタイムスは左翼新聞なので、旭日旗は「悪名高い」と決めつけているところは問題だが、ジェオンの言ってることは言いがかりだと指摘しているところは評価すべきだろう。この記事の著者クリストファー・ナイトによると、ジェオンの手紙には何度も何度もこの壁画は旭日旗を描いたものだという嘘が出てくるのだそうだ。ジェオンは地元弁護士で、この壁画を今すぐ撤去しなければ訴訟を起こすと学校区を脅した。それで学校区は即座に屈してしまったのだ。

しかしナイトは太陽光線をモチーフにしたデザインはロサンゼルス各地の建物に見られるもので、歴史的にも1920年代や30年代に建てられたものが多く、第二次世界大戦とは無関係だという。太陽光線が出ているデザインが日本の旭日旗だと言い始めたらきりがない、ばかばかしいにもほどがある、とナイトは言う。例えば、ウエストハリウッドの図書館の壁画なんかも危ない。

Shepard Fairey, "Peace Elephant," 2011, West Hollywood Library

ジェオンの手紙には学校の壁画を描いた画家が意図的に地元韓国人に脅威を及ぼそうとしたとまで書かれているという。実は、この言いがかりには裏がある。

この壁画が完成したのは2016年なのに、苦情の手紙が届いたのはその18か月後のことだ。これはロサンゼルス市長がホームレスシェルターをコリアタウン付近に建てる計画に本格的に取り組み始めた時期と一致する。シェルター建設に大反対のWCCは地元市民からの支持を得るため学校区に言いがかりをつけて勝つことにより、団体に箔を付けようとしたのだ。

ナイト曰く、なんと汚いやり方だろう。自分らの団体の政治権力を高めるための言論弾圧なのである。

実を言うと、私はずっと韓国人によるこの馬鹿馬鹿しい活動は、どんどんやらせておけばいいのではないかと思っていた。いや、旭日旗が戦犯旗だなどという偏見を世界中に広めさせていいと言う意味ではない。旭日旗がナチスのスワスティカと同じだという誤解は我々がその都度解いていかなければならないが、こういうふうに無関係なデザインまで「旭日旗だ!とりのぞけ!」と騒ぐ韓国人が増えれば増えるほど、多くの外国人が「また韓国人の馬鹿ないいがかりが始まったよ」と言って呆れのではないかと思うのだ。

今回の件にしても、普段なら左翼のACLUやLAタイムスですらも、「韓国人、いい加減にしろよ」と言ってるくらいだから。学校区はすでに壁画を塗りつぶすと決めてしまったようだが、他の団体からの反対も起きているので、どうなることか見守る価値はあるだろう。


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