まるでパロディー、でも笑えない、チームの半分が男子の女子チームが男子二人の対抗チームに勝利

デイリーワイヤー制作の「レイディーボウラーズ」という映画の中で、全員男子の「女子」バスケチームがトーナメントを総なめしようと企んだところ、もっと才能のある全員男子の「女子」チームと対抗してしまい、え?となるシーンがあった。いや、自分らがインチキできるなら相手チームもそうなるでしょ、という設定である。無論これはコメディー映画のパロディーであり現実ではなかったのだが、なんとチームメンバーの半分である3人までもが男子という女子バレーボールチームが男子メンバー二人を含む女子チームに大勝利という信じられないゲームがカナダで実際におきてしまった!

先日も50代の男が最年少13歳を含む10代女子水泳競技に参加して女子更衣室を使っていたというニュースを報道したレベルニュースが、内部からの密告を得てこの事件を報道している

内通者からの報告を得てレベルニュースの記者が試合当日に取材に行くと、試合は明らかに男子選手による圧倒的な活躍が目立ち、ベンチで待機していた補欠の本物の女子メンバー達の出番は全くなかったそうだ。以前にアメリカで男子選手のスパイクをもろに顔に受けて後遺症が残る大怪我をした女子選手がいたが、カナダでも自称女子の男子選手の参加が増えるにつけ、女子選手の負傷も増えている。すでにここ数か月でオンタリオ大学体育協会(OCAA)主催の試合中に男子選手のスパイクをうけて脳震盪(のうしんとう)を起こした女子選手が二人も出ているのだ。

現在、OCAAには6人のトランスジェンダーがいるのだが、OCAAには何をもってして女子と認めるかという確たる規則がない。そのせいでトランス女子を名乗る男子6人のうち5人は、単にホルモン療法すら受けていない自称女子というだけの普通の男子なのである。

この試合を取材したレベルニュースのデイビッド・メンズィース(David Menzies)記者は、こういう取材をするときに取材を阻止してトランス自認の男たちを積極的に擁護するのは必ずといっていいほど若い女性達だという。こうした若い女性達の多くはトランスジェンダリズムに完全に洗脳されていて自分らのスポーツが破壊されつつあることに気付いていないのだ。

そのうちレイディーボウラーズの映画のように、全員男子の「女子チーム」が女子トーナメントで競い合う日が来るだろう。ほんと、これ冗談じゃなく。


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ライリー・ゲインズ、自認女子の男子選手を参加させるゴルフトーナメントのボイコットを呼びかける、棄権選手には保証金の支払いも!

もとNCAAオールアメリカンスイマーのライリー・ゲインズは自認女性の男性選手が参加するゴルフトーナメントを自発的に棄権する女子選手に対して保証金を出すと提案した。

ゲインズ及びアウトキックの創設者クレイ・トラビスなどが、トーナメントを棄権しスポンサーを失くすなどして収入が無くなる女子選手らを応援するためクラウドファンディングで募金を集め、女子選手たちに保証金を支払う用意があると発表した。Riley Gaines doubles down on paying golfers who boycott trans competitor: ‘It is legit’ (msn.com)

最近問題となっているのはヘイリー・デイビィッドソンという自認女子のゴルファーによる女子競技参加である。多くの人が指摘しているが、自認女子の男を女子競技から追い出すためには、女子選手が団結して競技を棄権するのが一番手っ取り早いやり方だ。しかし大型トーナメントになってくると、女子選手たちはスポンサーへの責任もあり、参加しないということは収入を失うということになってしまう。

ライリー曰く、この発表をするにあたって多くの女子選手たちと話をしたという。しかし彼女たちは「私は出場しないわけにはいかない。だってスポンサーもいるし、推薦も受けてるし、これが私の仕事なんだから。」と口々に言ったそうだ。

それで女子選手たちに棄権を促すなら、彼女たちがトーナメントに参加しなくても損をしない金銭的な援助が必要だとライリーたちは考えたわけだ。

現在トランス自称ヘイリー・デイビッドソンは各トーナメントで上成績を収めており、LPGAへの出場資格を得るまであと一歩といったところにある。女子プロゴルフ協会LPGAが生まれつきの女子という資格を取り除いたのは2010年。デイビッドソンがホルモン治療を始めたのは2015年で性別適合手術を受けたのは2021年。残念ながらLPGAの規則では彼を排除することはできない。

私はもう10年近く、こういう日が来るに違いないと予測していた。自認女子のトランスジョセーが女子競技に参加できるようになった頃、トランスジェンダー活動家(TRA)たちは、トランス選手の数はごく僅かであり、その中でもエリート競技に参加できるような人はそれこそ極々僅かであるから女子選手は全く心配する必要はないと言っていた。だが私はその時から、種目にもよるが女子エリート選手の記録を簡単に敗れる男子は全国で何千人もいる。そのうちの10人でも女子を自認し始めたら女子の誰も入賞できなくなるのだと主張してきた。

それでも地方の小さなアマチュアトーナメントで賞金せいぜい100ドル程度といったところでちまちま勝っているうちはあまり問題にはならなかった。(参加したアマチュア女子たちは非常に悔しいだろうが)だがプロゴルフやプロテニスになってくると賞金の額は半端ではない。それに賞金だけでなく種々のスポンサーもつく。プロ競技は大ビジネスである。こんなところへ男子が我が物顔で乗り込んで来たら、女子スポーツは結果的に二流男子のスポーツへと変貌してしまう。

ゲインズらがやっているように女子選手に棄権を呼びかけるのはもちろん大事だ。しかしもっと大事なのは女子競技のスポンサーたちに呼びかけることだ。彼等にトランスジョセーへのスポンサーをやめさせ、男子が参加する女子トーナメントそのものへの資金援助をやめさせることにある。女子選手たちだけに犠牲を強いるのはあまりにも理不尽である。

本来ならトーナメント主催者こそがこの茶番を断固否定すべきであるのに、何故女子たちだけが犠牲になるのだ!

スポンサーといえば、サーフィン用水着をつくっているリップカール社が最近、女子水着のイメージガールとして、それまでコマーシャルに起用していた女子サーファーのベサニー・ハミルトン(Bethany Hamilton)との契約を止め、代わりに44歳の自認女子の男子サーファー、サーシャ・ジェイン・ローワーソンを女子水着のモデルにすると発表した。ハミルトンはサメに襲われて片腕を失くしたことで有名だが、彼女がスポンサーを失った理由は、単に男子は女子競技に参加すべきではないと発言したことだった。リップカール社はトランスジョセー選手に批判的なハミルトンを降ろしてわざわざトランス選手を起用したというわけ。せこいやり方だ。

これにはライリー・ゲインズも男子に優勝を奪われたスケートボーダーのテイラー・シルバーマンも怒りの声をあげている。

ローワーソンが「トランス」したのは2020年。40年も男性として生きてたくせに突然女性だと目覚めてトランス。その後多くの女子サーフィン競技で優勝している。もし私の記憶が正しければこの人は男子としても十分に記録を出せる人だ。現に去年彼の記録は女子枠でトップだっただけでなく、男子枠でも優勝できる記録だった。性適合手術を受けているのかどうかは別として、何故男子枠で勝てる人がわざわざ女子枠を侵略しなければならないのか。単に好きなスポーツに参加したいとか勝ちたいという理由だけでは説明ができない。明らかに彼の目的は女性枠を破壊することにあるのだ。


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トランスジェンダリズムの害について米国下院議会で証言した勇気ある女性たち

アップデート:国際水連はトランスジェンダー選手を許容するため新しくオープンカテゴリーを設けると発表。国際水連はすでに一年前男子として思春期を迎えた選手の女子競技参加を禁止する方針を取っていたが、今回正式にトランス自認の選手が参加できる枠を新設するとととなった。World Aquatics announces ‘open category’ to include trans swimmers: ‘Our sport must be for everyone’ | Fox News

日本の福岡で開催された世界水泳大会で、フサイン・アル・ムサラム会長は、2022年6月の方針変更を受けて設立された委員会が、トランスアスリートを含むカテゴリーを創設するという目標に向けて取り組んできたことを発表した。

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先日米国下院議会のJudicial Committeeはトランスジェンダリズムに関しての現状について多々の証人を呼び公聴会を開いた。その中で女子スポーツに女子自認の男子が参加することに関する弊害、そして未成年の性転換治療に関する賛成意見と反対意見が紹介された。これらについて、よもぎねこさんやBlahさんらが詳しく紹介してくださっているので、それを読みながら私もお話しようと思う。

まずよもぎねこさんが紹介してくれているペン大学の水泳チームの話から。これは、悪名高い女性自認男水泳選手リア・トーマスとペンシルぺニア大学の水泳チームで一緒だったの元チームメイト二人の証言だ。この中のひとりポーラ・スキャンラン(Paula Scanlan)はマット・ウォルシの「女とは何ぞや」の映画の中で匿名で内部告発をしたが、最近トーマスと競争し同点になった元水泳チャンピオンのライリー・ゲインズ(Riley Gainsの影響で自分も名乗り出て活動を始めた女性である。

ライリー・ゲインズも語っているが、女子選手たちは身体的にずっと有利な男子選手と競争させられるということのほかに、身長190センチもある男性器丸出しの男の前で着替えを強制されるという辱めを受けたのである。ポーラ達チームメートはトーマスが女子チームに入ってくることに関して、コーチから彼の入部に関する異論は受け付けないこと、彼と一緒に着替えるのに抵抗のある女子は学校側がカウンセリングを提供すると言われたという。

みなさんがご存じないのは、ペンシルベニア大学水泳部の女性たちの経験です。チームメイトと私は、身長6フィート4インチの生物学的男性で、男性器が完全にそのままの遼の前で、週に18回も服を脱ぐことを強要されたました。

これを避けるために、トイレの個室で着替える子もいれば、家族用のトイレを使う子もいました。私たちが運動部に懸念を表明しようとしたとき、私たちは遼が泳ぐことと私たちのロッカールームにいることは譲れないことだと言われ、男性の前で服を脱ぐという考えに馴染むよう再教育を試みる心理学的サービスを提供されました。

(トーマスではなく、苦情を言う)私たち女性の問題とされたのです。私たちは順応し、移動し、黙ることを期待された。私たちの感情などどうでもよかったのです。大学は、男性の感情やアイデンティティを正当化するために、女性をガスライティングし、恐怖を煽っていたのです」

女性達の尊厳を侮辱しておいて、女性達に我慢しろ、さもないと卒業後の就職にも響くぞと脅かされて沈黙を余儀なくされたのだ。これが女性差別でなくて何なのだ?

この記事には書かれていないが、ポーラは以前にマット・ウォルシのインタビューで、チームメートの一人が男子と競技することの理不尽さに激怒して学校側に直談判に行ったが、彼女は帰ってくるとトーマスの入部は良いことだと完全に考えが変わってしまっていたという。いったいどんな「再教育」がされたのだろうか?

次の証言はすでに拙ブログでも何度か取り扱った脱トランス女性のクロエ・コールだ。彼女の証言の内容は全文をBlahさんがツイッターで掲載してくれているでご参照のこと。

クロエは12歳の時に自分はトランスジェンダーだと親に宣言。13歳で思春期ブロッカーを処方され13歳で男性ホルモンテスタストロンを摂取。15歳で乳房切除手術を受けたが、一年も経たないうちにすべてが間違いだったことに気付いた。

私はダイニングテーブルの上に置手紙をして、自分はトランスジェンダーだと告白しました。両親はすぐに心配し、医療の専門家の助けを借りる必要があると感じたようでした。しかし、それは間違いだったのです。家族全員が即座に、イデオロギーに突き動かされた欺瞞と強要の道を歩むことになりました。

私が受診した一般的な専門家は、両親に「すぐに思春期抑制剤(ブロッカー)を飲ませる必要があります」と言いました。 彼らは両親に簡単な質問をしました:「 死んだ娘さんと生きているトランスジェンダーの息子さん、どちらを選びますか?*」と。 (*=トランス医療における常套句で、子供の主張するジェンダーを肯定しなければその子は自殺してしまうだろう、ならば性別を移行させてやる方が本人のメンタルヘルスも回復し希死念慮もなくなる、という意味) その選択は両親の警戒を解くのに十分でしたし、今考えても両親を責めることはできません。私たち全員が、いわゆるジェンダー肯定治療(ジェンダー・アファーミング・ケア)*の犠牲になった瞬間でした。 (*=欧米で広く支持されてきた療法で、患者の経験や感覚を尊重し本人の主張するジェンダーに寄り添った医療やサポートを行う)

Blahさんが文章内で指摘しているようにこの「死んだ娘と生きてるトランス息子のどちらを選ぶ?」という文字通り殺し文句は「自死の切り札」として子供の性転換治療に懸念を示す親たちを説得するために使われる常套手段である。今すぐにでも性転換治療を行わなければ子供は自殺してしまうと親たちを脅すのである。しかしクロエは医者たちの話とは正反対に精神状態は悪化し16歳の頃に本当に自殺を考えるようになったという。

しかし手術後、16歳の時、私は自殺したいと思うようになりました。今は良くなっていますが、両親はもう少しで、医師から約束された死んだ娘を手に入れるところでした。私の主治医は、彼らが避けたいと言っていた悪夢そのものを作り出すところだったのです。

ここでいうジェンダー肯定治療というのは要するに、子供が自分が異性だと言い出したら周りはそれを肯定し、その性に合うように身体を改造してしまうという恐ろしい措置のことを言う。肯定治療などと綺麗な言葉を使って親や本人を騙すために作られた言葉だ。

この公聴会では性転換治療の弊害に関する証言に対し、民主党からトランスジェンダーの息子を持つという母親の証言も出された。彼女の名前はミリアム・レイノルズ(Myriam Reynolds彼女の証言全文はこちら

レイノルズは自分はテキサス住まいのキリスト教保守であると強調した後、同時にトランスジェンダー息子の母であると言って話を始めた。レイノルズの息子は11歳の時に自分はトランスジェンダーだと宣言した。彼女は「自分も夫も即彼を肯定する必要があると思った」という。私はこの部分を読んで、彼女が宗教保守派であるというのは疑わしいと思った。普通の保守派の両親なら自分は男の子かもしれないと娘が言ったら「何馬鹿なこと言ってんの。あなたは女の子よ。単にお転婆なだけ」というはずだからだ。

私はこれが単なる一時的なものだと願いました。でもそうでないことは解っていました。兆候はすでにあったのに気が付かなかっただけなのです。私たちは彼はおてんばなのだと思ってました。ピンク色や女の子らしい色を拒絶し、男の子たちのフットボールチームにただ一人の女の子でした。親友は全て男の子。思い返すと沢山の兆候があったのです。

もしレイノルズ夫妻がこれが娘の一時的な気の迷いだと本気で願ったのなら、その時期が過ぎるのを優しく見守るべきだった。しかし夫妻は娘が他の子に比べて男勝りでおてんばでピンク色が嫌いだというくらいの理由で彼女がトランスだと思い込み「専門家」の助言を仰いで思春期ブロッカー及びホルモン治療を始めてしまった。

レイノルズ夫人は今は「息子」は幸せで元気にやっていると語る。そしてこの治療は命を救うものであり、だからジェンダー肯定治療を必要な子供たちが政府に邪魔されずに受けられるようにしてほしいと語った。

これに対してクロエは涙ながらにこのように語った。

レイノルズ夫人が我が子のために不安なのは理解しました。これは言っておきたいのですが、私は彼女を憎んでいません。ここにいる誰も彼女を嫌悪したりはしていないと思います。実際、私は彼女の中に自分の母親と父親を見ています。そして、明らかに彼女は子供を心から愛している。それに、彼女はできる限りでベストを尽くしている。ただじゅうぶんな術はなくて…気の毒だと思います。 子供を救いたいと願うすべての親には、最大限の援助とガイダンスがあって然るべきです。 しかしながら、私は、彼女の子供が私と同じ結果になることを望みません。誰であっても性別移行やデトランスを後悔してほしくない。なぜって、それは信じられないほど困難で、他にはない苦痛が伴い、容易なことではないからです。 彼女のお子さんが幸せで満ち足りた青年時代を過ごせるようにと願います。それがたとえどんな形であろうとも。

クロエはなんとしっかりした若い女性なのだろう。そして、なんという優しい心を持った女性なのだろう。彼女の証言を聞いていて私も涙ぐんでしまった。レイノルズ夫妻は確かに自分らは「息子」のために正しいことをしていると思っているのだろう。周りの専門家たちがそういうのだから親としてはそう信じてしまったとしても無理はない。不幸なことにレイノルズは間違っている。アメリカでは未成年の頃に極端な性転換治療を受けた子供たちが次々に後悔し脱トランスをしている。そして未成年に性転換手術を行った医者たちがクロエを含め三人の脱トランス者によって訴えられている。

事の重大さを理解できない無知なツイッタラーたちが、彼女の証言も碌に聴かずにプロパガンダだなんだと言っているが、大事なのは若いお子さんを持つ親御さんの耳にこの話が届くことにある。もしも自分の子供がトランスジェンダーだと宣言したら、学校の先生やカウンセラーや「専門家」の圧力に負けずに自分の子供はトランスジェンダーではないとはっきり抵抗できる知識を持っていることが大切だ。

クロエの両親やレイノルズ夫婦のように、子供が言い出すまでトランスジェンダーが何かもしらないようでは、すでに最初の戦いで負けているのだ。そこから挽回するのは至難の業である。

この公聴会の模様はテレビでも中継されたし左翼のメディアでも否定的とはいえ一応報道はされた。これによって、より多くの人びとがトランスジェンダリズムの狂気に気付いて、それを拒否するようになってくれたることを望む。

参考資料:

: Former UPenn female swimmer testifies that teammates of Lia Thomas were forced to undergo ‘re-education’ to make them ‘comfortable with the idea of undressing in front of a male’ | The Post Millennial | thepostmillennial.com

Growing Opposition to Transgender Ideology in Canada, Led by Trudeau’s Push (msn.com)


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国際自転車競技連合(UCI)イギリスに続いて生得的男子の女子競技参加を禁止、男子枠をオープンカテゴリーに!

本日サイクリングの世界で次々と素晴らしいニュースが入ってきた。今朝、ベルジャンワッフルライドという自転車競技で8月から女子枠は生得的女子のみ参加を許可し、男子枠をオープンカテゴリーにして誰でも自由に参加できる枠に変えるという報道があったそしたら午後になって、なんと国際自転車競技連語(UCI)も来週の月曜日7月17日から同じ規則を施行するという発表があった!すでにイギリスではさる5月にエリート競技におけるトランス選手の規制方針が打ち出されていた国際競技の場合は国際大会の規則に従うとされていたので、BCとUCIの足並みがそろったこととなる。それで気になるのが次々に女子自認選手による優勝が起きているアメリカではどうなるのかだが、本日アメリカのUSA CyclingもUCIの新しい規則に従って規則を改める方針であると発表した!!!

なんという素晴らしい展開だろう!信じられない!

ここ数年、欧米のサイクリング競技では女子自認の男子選手による活躍が目に余るようになっていた。最初の頃はメジャーではないアマチュアレベルの競技での偽女による優勝が目立っていたが、最近ではエリートレベルの競技にも自称女子の男子が参加することが多くなり、数か月前にアメリカのニューメキシコで開かれたUCI公認のツアーオブザジラ(Tour of the Gila)でオースティン・キリップというトランス選手が優勝したことで同大会は世界中の批判を浴びていた。

今回の決断についてUCIはこれまでの規定である血漿中テストステロンの目標濃度を2.5nM/Lに2年間保つというだけでは、男子の運動能力が女子並に下がるという決定的な根拠を得ることは不可能であると判断したためと説明している。

2018年にトランスとして初めて女子シニアの部サイクリング世界大会で優勝したレイチェル・マキノン(現在はブロニカ・アイビー)はトランス選手の数は少ないため女子競技全体に与える影響は極めて少ないなどと言っていた。しかしその後イギリスのエミリー・ブリジスなど男子枠でも十分上位成績を出せる選手がどんどん女子枠に参加するようになり、女子サイクリング競技のメダルは次から次へと女装男子によって奪われてしまった。

私はこのまま女子サイクリングは女装男たちによって破壊されてしまうのだろうかと懸念していたのだが、やっと人々は正気に戻りつつあるようだ。

まだまだ他の競技では偽男による勝利が発表されているが、そういう卑怯な男たちが増えれば増えるほど、それぞれの競技協会はUCIと同じような規則を作っていくしかなくなるだろう。ともかく今日は良い日だった。

アップデート:7・17・23 トランス自認男性として初めて国際サイクリング競技で優勝したレイチェル・マッキノン改めブロニカ・アイビーはこの規則変更にかんかんに怒ってる

「アタシは女子として登録しUCI証明書には女子とあるのよ。アタシは女子のスプリント競技に登録したのよ。登録料だって払ったわ!「でも、今度から男子/オープンのカテゴリーに強制参加させられるという侮辱を受けるのよ。シス女性はその枠には一人もいない、トランス男性とシス男性だけよ。そんなのオープンじゃないわ!」

いや、レイチェル、じゃないブロニカ、「シス」女子も参加したいと思えば出来る。それをしないのは彼女たちの自由。参加したい人達が誰でも参加できるのがオープンという意味なんだよ。アイビーはこの方針変更はUCIがトランスジョセーは本物の女性だと信じていない証拠だと言っている。当たり前だ、トランス活動家以外そんなことを信じている人間は一人もいないのだ!

また今年UCI公認の国際競技ツアーオブザジラでトランスとして初めて優勝したオースティン・キリップもこれは右翼の差し金だと怒っている。

UCIが以前から掲げていた方針と枠組みを反故にする決定を下したことに打ちのめされている。プロレースでの旅のおかげで、私は世界を見ることができ、生涯の友情を築くことができ、そして最も重要なこととして、私が深く充実していると思うことに全力を尽くすことができた。私や他の人たちがレースを通じて見つけたような喜びを追い求める機会を、誰も否定されるべきではない。

実力に自信があるならオープン枠でいくらも競争すればいいではないか?オープン枠で勝てば全く同じ体験が出来るんだから。いかさまで勝てなくなったからって何が「打ちのめされてる」だ、お前のおかげで打ちのめされた女子選手たちにそれを言って見ろ!


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ドジャース球場外で宗教冒涜団体に抗議するカトリック教徒たちが大規模デモ

昨日の金曜日(6/17/23)、ロサンゼルスのドジャース球場において、サンフランシスコジャイアンツとの試合の前にプライド月間の一つの催しとして、地域でプライド活動に貢献した団体が受ける地域英雄賞の授賞式が行われた。受賞したのは Sisters of Perpetual Indulgence という反カトリックの団体だ。男がけばけばしい化粧をしてカトリックの尼僧をおちょくる恰好が自慢の奴らで、カトリック教会のビショップからも冒涜者として批判されているヘイトグループである。このグループは一旦はドジャースから招待をキャンセルされたのだが、LGBT活動家らの批判に屈してドジャースは再び彼等を招待しなおした。その模様をロサンゼルス地元のテレビ局が報道しているが、下の映像を見る限り球場内はほぼ空っぽであり、賞のアナウンスがあった途端にあちこちからブーイングの声が上がったのが聞こえる。

これに腹を立てたのが地元のカトリック教徒たちである。昨晩何千という教徒が球場の周りに集まり、お祈りの会と称する大規模な抗議デモを行った。球場内が空っぽななのとは対照的に外側は抗議をする人びとでごった返しになっている。

ラーム・エマニュエル大使みたいなのばかり見ていると、アメリカはよっぽどLGBT思想に染まっているのではないかと思われがちだが、意外にもロサンゼルスにはカトリック教徒が多いのである。それというのもLAにはラテン系の移民が多いからで、彼らは元スペイン領だったことの影響で未だにカトリック教徒が大半だからなのだ。

特にスポーツファンはこういう政治的なことに巻き込まれるのを嫌う。にもかかわらずいったいドジャースは何故こんなことに首を突っ込んだのであろうか?バドライトやターゲットの炎上から何も学んでいないようだ。


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LGBTQ+押し付け教育に反旗を翻すアメリカの若い世代

Tag:世論調査

「代名詞はUSAだ!」学校のプライドイベントに反抗する中学生たち、PTAが緊急会議

マサチューセッツ州バーリントン市教育委員会において先日の13日の夜、LGBTQ+界隈への支持に関して緊急会議が開かれた。それというのも、数日前に同学校区のマーシャル・シグモンド中学校で行われたプライドイベントにおいて、一部の生徒達が自分の代名詞はUSAだと叫びながらレインボー旗を引き下ろすなどプライド展示物を破壊したからである。‘USA are my pronouns’: Middle schoolers protest Pride decorations in Massachusetts school district | KOMO (komonews.com)

この事件が起きたのはプライド月間二日目のことで、同学校のスペクトラムクラブは学校の許可を得て校内にプライド旗をかざったが、一部の生徒たちがこれに抗議をして旗を引き下ろしたり展示物を破損したりしたという。

当日生徒たちはレインボーの服を着ることが奨励されていたにもかかわらず、赤白青の星条旗を彩った服や黒い服を着て登校。学校中を「私たちの代名詞はUSA!」と叫びながら練り歩いたという。

バーリントン教育委員会はこの「不寛容」な行為に対処するため父母らを集めて緊急会議をひらいたのである。

学校側は生徒達の行動が一方的に「不寛容」であるとか「ホモフォーブ」であると決めつけているが、なぜ生徒達が自分の代名詞はUSAだなどと言いたい気持ちになったのか、そこのところをよく考えるべきではないのか。確かに学校の許可を取った飾り付けを破損する行為はよくないが、同学校では先日の戦没者追悼の日に特別な展示物を飾ったであろうか?もし生徒達がその日に星条旗で構内をかざろうと提案したら学校側は許可しただろうか。

それにしても学校で普段から散々LGBT洗脳教育を受けているにもかかわらず、子供たちがそれに応じずに抗議をしたというのは非常に興味深い現象である。

ミシガン州の市議会全員一致で公共施設におけるプライド旗掲揚を全面的に禁止

市の住民の50%がイスラム教徒であるミシガン州のハムトラムック市議会は、木曜日3時間にわたる審議の末、全員一致で宗教の中立をまもるため市内の公共施設におけるプライド旗の掲揚を全面的に禁止する条例を通した。これはプライド旗に限らず、国旗や軍旗以外の宗教的な旗の掲揚を全面的に禁止するものだ。City votes unanimously to ban Pride flag to “respect the religious rights of our citizens” (msn.com)

左翼リベラル連中は普段は宗教と政治は別にすべきだと言っておきながら、LGBTカルトだけは特別扱いしろと要求する。プライド旗を許すなら南部軍の旗も許されなければならないはずだ。ことLGBTに関してはキリスト教徒よりイスラム教徒のほうがしっかり抗議している。

余談だが、先日プライドに完全に迎合していたキリスト教会に落雷があり、教会が全焼するという事故があった。神の怒りに触れたのかな?Pro-LGBT Church Destroyed After Act of God – Not Even Fact-Checkers Can Deny This One (ijr.com)

アメリカ世論、69%が女装男子の女子スポーツ参加に反対、2年前から5%増加

USAトゥデイ紙によると、最近行われた電話世論調査で、女子を自認する男子による女子競技参加に反対するアメリカ人が2年前にくらべて5%増えて69%となったという。Americans less supportive of transgender athletes playing for teams of their choice, poll finds (msn.com)

「ギャラップ社の年次調査「Values and Beliefs」から得られたこの結果は、アメリカ人がこの問題をトランスジェンダーの市民権というよりも、競技の公平性の問題として捉えていることを示唆している、と世論調査会社のシニアエディター、Jeff Jonesは述べた。

トランスジェンダーの選手が自分の性自認に沿ったチームでプレーできるようになることについては、トランスジェンダーの人を知っていると答えた人の間でも支持率が下がったとジョーンズは述べている。

同様に、トランスジェンダーの選手が自分の性自認に合ったチームでプレーすることを支持するアメリカ人は、2年前の34%から、わずか26%であることが調査結果で示された。」

いまやアメリカ人の1.6百万人がトランスを自認していると言われており、18歳未満ではなんと5人に一人がトランスだと自認しているという。この数はどう考えても異常だろう。やはり学校で子供たちに洗脳教育が行われていることの現れとしか思えない。

悪名高いLGBT団体のHuman Rights Campaign によると、共和党は次の選挙に先駆け、すでに各地の州議会で500以上の「反LGBT法」を提案しているが、そのうちのおよそ40が学校におけるトランス自認男子の女子競技参加を禁止するものだという。(トランスジェンダーが女子選手より有利であるという科学的根拠はないにもかかわらず、、と記事にはある)

女子自認男子の女子競技参不支持率のうちわけは、共和党(93%)無所属(67%)民主党(48%)となっており、支持率は全体的に下がっている。直接トランスジェンダーの知り合いがいると答えた人でも、トランスの女子競技参加を支持すると答えたのは30%で、2年前の40%よりも10%減っている。

ただひとつ支持率が増えた層は19歳から29歳の若い大人で、こちらは35%から41%へと増えている。このグループはトランスジェンダーを道徳的に受け入れられると答えた率が一番高い60%だった。

しかし全般的に性別を変えられるということが道徳的に受け入れられないと答えた率は55%で道徳的に受け入れられると答えた43%を大きく上回った。

20代の若者がトランスジェンダリズムを受け入れていることは将来非常に心配ではある。しかし同性愛結婚の時と違ってトランスジェンダリズムの悪影響は人々の生活に密接にかかわっている。昔はよく「マリーとベティーが結婚したからといってあなたにどんな悪影響があるの?」などと言われたが、ジョンがマリーになって女子スポーツに参加したらどんな悪影響があるかは一目瞭然である。スポーツに興味のない人たちは自分らには関係がないと思っているかもしれない。だが、エリート競技のキャリアを目指している若い少女や女性達にとってこれは全く他人事ではない。自分と無関係な人たちが結婚するとかしないとかとは全く度合いの違う問題である。

この世論調査には10代の子供たちの声は反映されていないので、彼等がどう思っているのかは分からないが、最初にあげた話のように、ジェンZと呼ばれる世代はミレニアムと呼ばれる20代よりも保守的な傾向があると言われている。なんといっても女子スポーツで一番の悪影響を受けるのはこの世代であるからそれも納得がいくというものだ。

付け足し:同じ世論調査のなかで同性愛を受け入れる感情がかなり減ったことも記されている。

2022年には71%だった同性間の関係が2023年には64%のアメリカ人が受け入れられると信じていることがわかりました。ゲイとレズビアンの関係に対する見解が7ポイント低下したことは、世論調査の対象となったすべての社会問題の中で最も急な低下となります。同性関係を道徳的に受け入れることは、63%の回答者が同性関係を “道徳的に受け入れられる “と答えた2019年以来の低水準に落ち込んでいます。

それでも、この世論調査は、同性関係が過去数十年に比べてはるかに好意的に捉えられていることを示しています。2012年には、54%のアメリカ人がゲイやレズビアンの関係を容認すると回答しました。2002年には、38%のアメリカ人が受け入れていました。同様に、6月5日のギャラップ社の世論調査によると、アメリカ人の71%が同性婚を支持しており、過去最高となりました。

関連エントリー:アメリカ人の大半はトランスジェンダー概念を拒絶している – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)


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イギリスサイクリング協会、トランス自認男子の女子競技参加を禁止、トランスはオープンカテゴリーへ

本日、5/26/2023、イギリスサイクリング協会、British Cyclingがトランスジェンダー及びノンバイナリーの選手に関する新しい規則を発表した。Update: Transgender and Non-Binary Participation policies (britishcycling.org.uk)

これによるとイギリス国内のサイクリング競技において、既存の女子枠は従来通り生得的女子と男性ホルモン治療を始めていない自認男性の女子のみ参加が許可される。既存の男子枠はオープン枠に変更され、女性自認やノンバイナリー自認の生得的男子の参加が許可される。

トランスジェンダーによって持たれている記録は、この規則が正式に施行されるまで公式記録として残される。

国際大会がイギリスで開催された場合は、UCIの規則が優先される。

イギリス国内のエリート競技はこれでいいが、まだまだ問題は残っている。競技ではない趣味の会のようなものだとこれまで通り女性自認男子の女子大会参加が許可される。また、女性自認男子が女子と同じ更衣室やシャワー室を使うことも可能である。

まだまだ問題点はあるものの、一応正しい方向へ一歩踏み出したと言えるだろう。

付けたし:イギリスで最強の女性自認男子サイクリスト、エミリー・ブリジスは男子を女子競技に参加させない新規則(実は昔の正常な状態にもどっただけ)について「暴力的な行為」だと批判した。

ブリジスは自分のソーシャルメディアにこの新規則を暴力的な行為とした後、協会はアメリカの大統領候補者の一人であるロン・ディサンティスに影響をうけているとつづけ、アメリアを見よ、スポーツから我々を排除することからはじまって若者への医療やトイレ使用などを通じてジェノサイドは進むのだ。文字通りナチスや陰謀論者がトランスを駆除しようとしている側に協会は立つのか、と怒り心頭といったところだ。

まったくTRAというのはやたらに「ナチス」だの「ジェノサイド」だのという言葉を振り回すが、自分らのような男性体の人間が女子競技に参加することによって、女子スポーツが破壊されることなどさらさら興味がないのである。いや、女子競技を破壊することこそ彼等の目的なのだといっても過言ではないだろう。

このエミリー・ブリジスという男は実は結構才能ある男子サイクリストであり、まじめに男子として男子枠に参加しても悠々上位に進出できるだけの腕があるのだ。彼は一年前まで現役大学選手で、イギリス男子大学生記録まで出しているような男なのだ。無論全イギリスおよび全世界となれば、彼並の選手はたくさんいる。だから彼には優勝の可能性はあるとはいえ、保証されているわけではない。しかし女子枠なら彼の支配は間違いない。だから彼は女性の上に君臨したいのだろう。本当になんとも情けない男である。


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民主党よ、トランスジェンダリズムの丘で死にたいのか?

いつもいつもトランスジェンダーの話ばかりするのは嫌なのだが、次から次へと色々な話題が溢れて来て無視することが出来ない。とはいえ最近私は、このトランスジェンダー活動(TRA)に関しては、アメリカでもかなり風向きが変わってきた気がする。それというのもTRA達の活動が最近とみに過激で暴力的になってきており、彼等は世論の変化にかなりの危機感を持っているのではないかと思われるのだ。

先日も女子自認男子による女子競技スポーツを禁止しようと大学を巡る講演ツアーをしているライリー・ゲインズさんがサンフランシスコ大学の教室に閉じ込められたという話はしたが、ここ数日、デイリー・ワイヤーのマット・ウォルシやマイケル・ノールズの講演でも同じようにTRA学生たちが暴れて、ノールズの講演後、外では放火があったりして講堂に居た観客が数時間外に出られないという状況が生じた。ウォルシに至ってはツイッター口座が乗っ取られ、スマホの情報が何者かによって抜かれ、広域に渡る個人情報が盗まれたという。ウォルシはすでに「女とは何ぞや」の映画の影響で家族も脅迫されており、自宅に46時中警備員を付けるなどの警戒を余儀なくされている。

すでにここ数件起きた乱射事件や乱射未遂事件の犯人のうち四人はトランスジェンダーであり、ネットにも武器を持った女装男がTERF(反TRA)はぶっ殺すという動画を挙げていたり、今日も今日とて、女子トイレから自分を追い出そうとする女はぶっ殺す、トランスはみんな武装してその準備をすべき、などといってる中年女装男のビデオが上がってきた。

女性達が集まって女性達だけの講演をやろうとすると、必ず黒装束のTRA/ANTIFAが集まって女性に暴力を振るうのは、すでに日常茶飯事になっている。

イギリスでのTRA/ANTIFA暴徒の暴力的な行為は私も長年追って来たが、アメリカ国内ではこんなにひどいことはなかった。彼等の行動は最近とみに過激になり悪質になっている。しかし裏を返せば、彼等も必死なのではないだろうか。聖書で言うところの壁に書かれた文字を察しているのでは?

各地で次々に通る反TRA法

もうすでに拙ブログでも色々紹介しているが、共和党が多数議席を持つ州を中心に、男子の女子競技参加禁止、未成年のトランス治療禁止、未成年相手のドラアグクィーンショーや子供相手のドラアグ読書会の禁止、といった反TRAの法律がどんどん通り始めている。また小学校でLGBTQ+α関係の授業を禁止する州も増えている。

そしてついに本日、アメリカ連邦政府下院は、男子による女子競技参加を禁止する法案を通した。法案は共和党と民主党ではっきり問われており、越党して賛成票を投じた民主党議員は皆無だった。この案は上院へ行くが、上院は民主党が多数派なので、この法案が通る可能性はまずない。よしんば通ったとしてもTRAをごり押ししているバイデン爺さんが署名する可能性はゼロである。

変わりつつある世論

この見出しには弊害があるかもしれない。世論が変わりつつあるというよりも、今までトランスジェンダーは気の毒なひとたちだと同情していた人々や、自分には関係ないし面倒臭いことには巻き込まれたくないと思っていた人たちまでもが、おい、お前らちょっといい加減にしろよ、という気持ちになってきたように思うのだ。

二週間くらい前から始まったバドライトビールのボイコットなどがいい例だ。バドライトは労働層の共和党男子が好んで飲むビール。そのビールがディラン・モルベイニーという女装男と提携したことで多くの男たちが腹を立て一斉にボイコットを始めた。ほんの一時的なものかとも思われたが、他にいくらも同質で同党値段のビールはあるせいか、このボイコットはちょっとやそっとでは収まりそうにない。

また超リベラルのユーチューブチャネルのヤングタークスの副司会をしているアナ・キャスピアンがツイッターで「女性のことを『子を産む人』などというのは女性を冒涜するものだ」と発言したことで、TRAやそのアライたちから一斉に叩かれたが、彼女は謝罪を断固拒否、「私は決して謝らない。特に性別学的女性だから劣ると言われ続けて来た身としては。私は女性だ謝罪などしない」

私は彼女の最初のツイートより、彼女が散々叩かれた後でも絶対に謝罪しないと断言したことの方に興味がある。なぜなら、これまでなら左翼リベラルの人が口をすべらせて、うっかりトランスジェンダーを批判しようものなら迅速かつ猛烈な批判の嵐に見舞われ、それに耐え切れず、数日後にはひれ伏さんばかりの謝罪をする姿を何度もみてきたからだ。キャスピアンは何故謝罪しないのか。それは彼女に信念があるからというより、そろそろ本音を言っても大丈夫な時期が来たと判断したからではないのか?私はキャスピアンに同情する気は毛頭ない。なぜなら同じことを言って叩かれたJ.K.ローリング女史のことをキャスピアンが擁護するのを聴いたことがないからだ。

ニュースキャスターのメーガン・ケリーも同じようなことを言っていた。スカイニュースオーストラリアでゲスト出演した時の彼女の爆発ぶりは凄かった。

彼女曰く、自分も最初はトランスジェンダー女性のことを理解しようと思っていた。女性とは言わないがトランス女性と呼び、代名詞も尊重しようと思っていた。だがそういうことはすべて序の口だったと気づいた。それは出産や授乳や生理や女子スポーツといったものを破壊するための手段だった。もうたくさん、男に生まれた人間が女になれるなんてことは絶対にない!と物凄い勢いでまくし立てた。そして最後に彼女は「私は何と呼ばれても構わない。真実のために戦う」と叫んだのだ。

これは非常に大事な点だ。多くの人たちが「トランスフォーブ」だ「ターフだ」と呼ばれてプラットフォームを失い、職を失い、ウォルシのように命を狙われてきた。TRAは我々を経済的に社会的に暴力的に脅迫することで我々を黙らせてきた。にもかかわらず、女たちは「私はお前たちを恐れていない!」と言い出したのだ。TRAにとってこんな恐ろしいことがあるだろうか?

民主党はこの丘で死にたいのか?

さてここで私は民主党に聞きたい。この活動は党の生命をかけてまで支持すべき活動なのか?俗に言われる英語的言い回しをするならば、民主党はこのトランスジェンダリズムという丘で死にたいのか?

トランスジェンダリズムによる子供虐待や女性差別は民主党も共和党も関係ないはずだ。民主党の女性なら女装男たちとお風呂やトイレに一緒に入ってもいいなどと思っているわけではない。民主党支持者だからと言って自分の息子や娘が自分のしらないうちにトランスジェンダーにされてしまうのを支持できるわけでもない。民主党なら女性スポーツが女装男に奪われてもよいなどとおもっているわけではない。数日前も息子をトランスジェンダリズムに奪われた男性が、ずっと民主党を支持していたが、もう二度と民主党には入れないと言って居る手記を読んだばかりだ。ではいったい民主党は何故こんなにも躍起になってTRAを奨励するのだろうか?

共和党が賢ければ、どんどん反TRAに関する法案を提案し、反対する民主党にそれを弁護させればいい。どんどん民主党に詰めよって、なぜ彼等が女性や子供を虐待し差別したいのかを言わさればいい。

もうすでにアメリカの世論は反TRAに傾いている。


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世界陸連、トランス選手の女子競技参加を禁止

本日は非常に良いニュースがある。

【3月24日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は23日の意志決定会議で、思春期を男性として過ごしたトランスジェンダー選手について、男性ホルモンのテストステロン値にかかわらず、女子陸上競技への参加を禁ずることを決めた。セバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長が発表した。

 禁止措置は今月31日以降の国際大会が対象となる。コー氏は、この問題について国際オリンピック委員会(IOC)や各国の連盟を含む関係機関と協議した結果、トランスジェンダー選手は女子競技に参加すべきではないとの意見が大半だったと説明。

一方で、禁止措置は「恒久的なものではない」とし、トランスジェンダー当事者が率いる作業部会を設立し、トランスジェンダー選手が持ちうる身体的優位性に関する科学研究の進展を監視していく意向を示した。(c)AFP

またDSD(所謂インターセックスで外見は女性だがDNAがXYで生まれた人)のテスタストロンのレベルも5ナノモールから2.5ナノモールに引き下げることになった。

これは恒久的なものではないとされているが、今後これが覆される可能性よりも、もっと厳しくなる可能性のほうが強いのではないかと私は思っている。それというのも毎日のように男子による女子競技侵略が報道され、多くの人びとがこれが如何に不公平であるかを身近に感じるようになっているからだ。

実は私は知らなかったのだが、2016年オリンピック女子陸上800メートル走で上位三位までを取ったのがなんと全員生物学的な男性だったというのだ。本来ならば金メダルを取るはずだったカナダ人女子選手のコーチは大会に抗議したが、IOCに歯向かったら今後一生スポーツから追放されると脅かされて声を上げることが出来なかったという。

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四位になったカナダ代表の生物学的女子メリッサ・ビショップ、Melissa Bishop Canada

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上位三位は全員生物学的男性

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何故こんな大ニュースが当時私の耳に入ってこなかったのか非常に不思議だ。

ともかく、これからは他の競技もどんどん同じような規則を通して欲しい。

アップデート:このエントリーを書いた後、この上位三人はトランスジェンダーではなく、DSDと言われる所謂インターセックスの人びとであることがわかった。彼等は身体の遺伝子ほとんどがXYなので、本来なら男性としてみなされるべきであるが、外性器が男性器のそれと異なるため出生時に女子とみなされ、ずっと女子として育った選手たちである。

問題なのは彼等は生物学的には男性であるにもかかわらず、医学の発達していないアフリカ圏出身であることから、彼等の生物学的性別がエリートスポーツ選手になるまで発見できなかったという悲劇である。こういう人たちはシステムを悪用して女子競技で勝とうとしている女性成り済ましの奴らとは違って、本人も周りもずっと自分は女子であると信じてきたわけだから気の毒ではある。

私は以前にセメニヤ選手に関して、彼女が生物学的女性であるにも関わらず、異常に高い値の男性ホルモンを分泌する人であるというのであれば、それは背が高いとか足が長いのと同じように女性として扱うべきだと言った。しかしそれは、同選手がインターセックスだということを知らなかったからだ。この人が生物学上は男性であると確認できる以上、お気の毒だが女子競技参加は諦めてもらうしかない。その代わり男子競技への参加は許可されるべきだ。

今後のオリンピックだが、テスタストロン値など関係なく遺伝子だけで判断すべきだと思う。オリンピック協会は昔からあったセックスチェックに遺伝子項目を加え、XYによってのみ男女の判断をすべきであり、その選手の出生届やそれまでの性別は拒否すべきだ。そうすればエリート選手を育てる団体はすべてお金をかけてでも選手の性別をあらかじめ調べるようになるだろう。その方が本人のためにもよいと思う。

一生懸命がんばってきて最後の最後で実は自分は男だったと知らされる人の気持ちも考えてほしいものだ。


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コネチカット州、連邦控訴裁判所が男子の女子競技参加訴訟を見直しすると発表

私は以前からコネチカット州で三人の元女子高校陸上選手たちが男子生徒の女子競技参加を巡って起こした訴訟を追ってきている。この訴訟は去年の9月、一旦は棄却されたが、本日少し進展が見られた。(過去のエントリーはこちら、女子競技に男子が参加するのは不公平だと訴えた女子高選手の記事、新聞社が勝手に「男子」を「トランスジェンダー」と書き換える – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)

先ずこちらロイターの記事から。翻訳はDeepL

トランスジェンダーの生徒が女子高のスポーツに参加することを認めるコネチカット州の政策を争った訴訟について、連邦控訴裁判所は1日、再検討に同意した。

昨年9月に3人の裁判官からなるパネルが審理していたこの訴訟について、ニューヨークを拠点とする第2連邦巡回控訴裁判所の全裁判官が今後、弁論を行うことになる。

同裁判所は12月、トランスジェンダーのスプリンター2人と競うことを義務付けたため、同ポリシーによって勝利とスポーツの機会が奪われたとするシスジェンダーの女子生徒4人の訴えを退けた。(略)

3人の裁判官で構成される委員会の議長を務めるデニー・チン巡回裁判官は9月、原告4人は全員が定期的に州のトラック選手権に出場し、何度も1位になったため、機会を奪われたとは言えないと述べた。

しかし、同裁判所では、裁判官の過半数が賛成票を投じたというだけで、再審理の理由は明らかにしなかった。

記事をそのまま訳してるので「シスジェンダー」などという侮蔑語が含まれているが、まあそれは無視するとして、これは言いニュースだ。何故裁判所が一旦棄却した訴訟を再審理することにしたのか、記事にもある通りその理由は明らかにされていない。

この訴訟が起きた当初、私は男子の女子スポーツ参加に抗議を高校生の女子たちだけに任せておいて良いのかと批判したが、最近になってやっと現役の女子アスリートたちがこの問題について声を上げるようになった。

男子選手リア・トーマスの水泳大会を批判する勇気ある女性

去年の水泳の全国大学大会の女子数種目で金メダルを取った男子リア・トーマスについて、彼との競争を余儀なくされたライバル選手の女性が、女子たちは男子と競争させられただけでなく、更衣室でトーマスの性器露出というセクハラにまで甘んじなければならなかったと涙で訴えている。

この勇気ある女性はライリー・ゲインズさん。彼女はケンタッキー大学で12回NCAAオールアメリカンに輝いた水泳選手である。

彼女は当初、リア・トーマスの件について誰かが抗議してくれるのを待っていたが、結局自分らが声を挙げなければ誰が挙げるのだと気がつき、今声を上げることにしたと言う。

ゲインズさんは去年、ペンシルベニア男子水泳部で三年間過ごした後、女子として競技に参加したリア・トーマスと対決させられたのだが、女子選手たちは男子が女子競技に参加し、更衣室も共有することになることについてどう思うかなどという質問は一切されなかったという。

私は、誰かが、例えばコーチとか他の選手とか全国大学競技協会の誰かが私たちのために何か言ってくれると思ってました。

ゲインズさんは現在 Independent Women’s Forum の代表として声を挙げている。

でもその時気が付いたのです。女子選手として、この不正を体験した者として、ガスライティングされ脅迫され沈黙に追い込まれた女性達のためにも、この壇上を使って声を上げることは私の義務だと。

ガスライティングとは以前にもお話したが、昔の映画「ガス灯」から来る言い回しで、妻の財産を横取りしようと夫が妻を狂気に陥れようとする行為を描いたもの。夫は出かけると称して家の屋根裏に隠れ、妻の持ち物の位置を変えるなどして、妻が自分の正気を疑うように仕向けた。当時の家は灯をガスで灯していたため、ガスを灯したり消したりする度にガス灯の炎が揺れることから、誰もいないはずの家で誰かがガスを灯していることに妻が気付くという設定。

今では誰もが異常である行為をあたかも正常であるかのようにふるまい、異常であると考えることこそ狂気であると相手に信じ込ませようとする行為を指す。

ゲインズさんによれば、もっともトラウマとなった体験はロッカールームでのことだという。女性達はトーマスと更衣室を共有するのは嫌だったが、苦情を言うのが怖くて言えなかった。この事実が女子たちの競技に悪影響を及ぼしたことは言うまでもない。更衣室の裸の男がいたことは彼女達の精神を乱しし競技に集中することが出来なくなった。

「ズボンを下げて男性器を晒した男が私たちが着替えるのを見てるんですよ、気が動転しますよ。」

バイデン爺はトランスジェンダー活動家らに迎合するために男女の平等を守るためのタイトルIXを書き換えて、自分が望む方の競技に参加できるようにしようとしている。

ところでゲインズさんは実はトーマスとは200メートル自由形で同点だった。にもかかわらず表彰式ではトーマスが壇上にたちメダルを受賞した。なぜなら協会はトーマスの姿を写真に撮りたかったからだ。

その時私は、女性として、女性はバカにされてると感じました。私たちは、ある男の感情やアイデンティティを確認するための写真撮影に還元されていたのです

こんなに女をバカにした話があるか?

ゲインズさんはケンタッキー大学から最優秀女子選手としてノミネートされたが、ペンシルベニア大学がリア・トーマスをノミネートしたことを知って大打撃を受けた。これでは他に頑張っている女子たちはどうなるのだ?

何故政治家たちはこんなことを許しているのだ?

私は神の居ない世界に生きているような気がする

と嘆く。


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