アメリカ人、左翼偏向報道にもかかわらず圧倒的多数がイスラエルを支持

Tag: 世論調査

さっきXで拾った記事。Open Source Intel@Osint613より。強調はカカシ。

ハーバード・ハリスの新しい世論調査:

  • 米国民の82%がイスラエル支持を表明、一方18%がハマス支持を表明。
  • 67%の米国民は、ハマスが排除され、すべての人質が解放された後にのみ停戦を支持すると回答。
  • 回答者の63%がヨルダン川西岸地区に対するイスラエルの主権を支持している。
  • 回答者の78%が、ガザ地区からのハマスの排除を支持している。
  • ガザの将来については、回答者の73%が、イスラエルによる支配か、新しいアラブ国家の下での統治のどちらかを望んでいる。

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これについてShaiel Ben-Ephraim@academic_laさんの分析。

  1. アメリカ人は民主主義国家を支持する。
  2. アメリカ人はテロを憎んでいる。
  3. アメリカ人の生活を混乱させようとするハマス支持派のデモの試みは裏目に出た。
  4. 大学生世代はキャンパスでの騒ぎにもかかわらずイスラエルを支持している。
  5. イスラエルは世論戦でも戦場での戦いでも勝っている
  6. ガザは左派にとって勝利の問題ではない。彼らは間違った方針を支持している。

ハーバードハリスの世論調査は課金制の記事ばかりなので、Xで紹介されたこの記事に頼るしかないのだが、正直私には嬉しい驚きだ。なにしろアメリカでは日ごと夜ごとパレスチナ支持デモ行進が起き、イスラエル企業やユダヤ人経営の店などが嫌がらせを受けたり、道行くユダヤ人やユダヤ人大学生が大学構内で暴行を受けるなどしているので知識のないアメリカ人の多くがパレスチナを盲目的に支持してしまっているのではないかと思っていたのだが、意外や意外、アメリカ人の大半はイスラエルの自国防衛戦争を支持しているというのだ。

スターバックスの創設者がユダヤ系だというだけでスターバックスの前でデモをやってみたり、去年のクリスマスの祭典でクリスマスツリーの飾りを破壊してパレスチナの旗を掲げたり、ホワイトハウス前で大騒ぎしたり、州議会開催中の議事堂に入り込んで大騒ぎしたり、空港へ続く高速道路で座り込みをやり交通遮断したりといったデモは、人々のパレスチナへの同情を買うどころか、かえって敵意を買ってしまったようだ。

欧米中で起きているパレスチナ(ハマス)支持デモは、地元の人びとをパレスチナ擁護に向けるよりも、これだけ多くのテロリスト信者が自分らの国々に居るという恐怖心を煽っただけだと思う。私自身、個人的にアラブ系の人を見かけると怖いと思うようになった。ユダヤ系の人は苗字だけでそれとわかることが多いので、それだけでも脅威なのだ。

アメリカ人の大半が大手メディアやTikTokのプロパガンダに騙されていないことが解ってちょっと安心。


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ナセル病院がどう軍事利用されていたのか、ハマス捕虜の証言

ガザ南部のカーンユニス地域にあるナセル病院がイスラエル軍によって襲撃され多くのハマスメンバーたちが殺されたり捕虜として捕獲された。再三にわたるIDFにも拘わらず、多くの民間人が避難を拒否。残念ながら多くが戦闘に巻き込まれて犠牲になった。(3) Yaari Cohen on X: “@cogatonline @IDFSpokesperson Full IDF Statement made earlier today regarding Nasser: IDF: *We have credible intelligence that Hamas held hostages in Nasser Hospital. Terrorists appear to be operating from within the hospital too.* Operational update by IDF Spokesperson Rear Admiral Daniel Hagari on the IDF…” / X (twitter.com)

以前にシファ病院が襲撃された時も、国際法の専門家なる人達が、イスラエルのやっていることは国際法違反だと騒いでいたが、実際シファ病院が軍事利用されていたことは証明されたように、ナセル病院も同じように軍事利用されていた。

Xでその捕虜の証言が上がっていたので動画を観てみたが、この男によれば一時病院には50人からのハマス戦闘員と10人の人質が居たという。病院は銃が他の武器の備蓄のために利用されていたと捕虜はかたる。この病院には避難民が大勢いて、廊下一杯の人びとで、身動きが取れないほどだったという。その中に混じってハマスのメンバーも居たという。何故ハマスは民間人に紛れていたのかという質問に対して、民間人を人間の盾にするつもりだったからだと捕虜は証言している。そしてナセル病院がこんな感じだったので、他の病院でも同じようなことが行われていただろうと捕虜は憶測する。

IDFは民間人も無差別に攻撃していると馬鹿なことを言っている人がいるが、攻撃の数日前から電話や拡声器を使ってIDFは病院内の人びとに避難勧告を行っていた。そして攻撃12時間前には病院の院長に電話をして、病院内に居るハマスによる攻撃を今すぐやめないと12時間後に攻撃をすると警告した。そして病院に避難している民間人をもっと安全なアルマワシ(Al-Mawasi)やデアアルバラ(Deir al Balha)の避難所に即座に避難させるように促していた。病院の外では食べ物や衣料品を用意しておくと約束し、質問があるならいつでも電話するようにと言って電話を切っている。

IDF報道官によれば、85%のガザの病院が軍事利用されていたという。残念ながらナサ―病院には人質の遺体があるものと思われ、この襲撃で人質が救出されたというニュースは入ってきていない。病院から動かせない患者に関して報道官は「ナセル病院への医薬品と医療機器の移送を調整した。酸素ボンベや電力用燃料を病院の要請に応じて送り、病院の重要な機能が中断しないようにした。これは国際組織と連携して行われた。」と語っている。

私がIDFの声明を逐一信じる理由は、これまで彼等があるといったものが無かったことがないからだ。アルシファ病院はハマスの司令本部だとIDFはずっと言っていたが、実際に地下トンネルがあり司令部に使った形跡が見つかったり、ハマスと密接なつながりがあると言われたUNRWAガザ本部の地下に情報センターが見つかったり、今回もナセル病院で何人ものハマス戦闘員が捕虜となったりしているからだ。そして誤って人質三人を射殺してしまった時も、ものの数時間と経たないうちに公式に間違いを認める声明を出した。IDFは自らの間違いすらも誤魔かさずにきちんと発表している。

この作戦で人質はまだ見つかっていないが、本当に一刻も早くすべての人質が返ってくることを祈ってやまない。


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UNRWAは解体すべき(アップデートあり!)

アップデート3:2024年1月28日

【速報】日本がUNRWAに資金援助の一時停止を決定した。

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外務省@MofaJapan_jp

1月28日、 昨年10月7日の #イスラエル へのテロ攻撃に #UNRWA 職員が関与したとの疑惑について、#外務報道官談話 を発出しました。

UNRWAは、国連機関として国際社会と協力しつつ、数万人ものパレスチナ難民を対象に、保健・医療、教育、福祉、食料支援などの不可欠なサービスを提供しており、重要な役割を果たしています。特に現在、人道状況が深刻化の一途をたどっているガザ地区において、UNRWAは住民一人ひとりに必要な人道支援を届けるという不可欠な役割を担っています。

こうした中で、我が国は、昨年10月7日のイスラエルへのテロ攻撃にUNRWA職員が関与したとの疑惑について、極めて憂慮しています。本件を受け、我が国として、UNRWA側において本件に関する調査が行われ、対応策が検討される当面の間、UNRWAへの追加的な資金拠出を一時停止せざるを得ないとの判断に至りました。 多くのUNRWA職員は、ガザへの人道支援において、献身的に人道支援活動を行ってきています。UNRWAが本来果たすべき役割をしっかりと果たせるよう、我が国は、UNRWAに対し、本件調査が迅速かつ完全な形で実施され、UNRWA内のガバナンスの強化を含め、適切な対応がとられることを強く求めています。 同時に、我が国は、引き続き、他の国際機関等への支援を通じ、ガザ地区の人道状況の改善、そして事態の早期沈静化に向けた外交努力を粘り強く、積極的に続けていきます。

(参考)概要1月26日、ラザリーニUNRWA事務局長は声明において、イスラエル当局からUNRWAに対し、昨年10月7日に発生したイスラエルに対する凄惨な攻撃へのUNRWAの職員数名の関与の疑いに係る情報提供があったとして、遅滞なく実を明らかにするために調査を開始する決定を下したと発表。

アップデート2:2024年1月27日

アメリカに続き、ドイツ、カナダ、イタリア、オーストラリアもUNRWAへの支援を凍結すると発表。日本は何時まで続けるつもりだろうか?

アップデート:2024年1月26日

下記はPIINO@piino14さんのXポストから引用:

【速報】すごい!! 10月7日のハマスの虐殺に従業員が関与したことを受け、米国はUNRWAへの資金提供を凍結した。

ちょうど昨日 米国は、UNRWA が「信頼できるパートナー」であり、戦後のガザで「中心的な」役割を果たすだろうと述べたばかりだった。

グテーレス国連事務総長はこのニュースに「恐怖」を感じており、UNRWAのフィリップ・ラザリーニ長官に対し「この問題を迅速に調査」し、加害者を「即時解雇」し、「刑事訴追の可能性がある」ことを保証するよう求めている。

UNRWA長官は待つことはせず、「これらの職員の契約を直ちに終了する決定を下した」と発表した。

私は火曜日の合同公聴会で議会にUNRWAに対する訴訟を提起するためにワシントンへ向かっています。ついに真実が明らかになる。

U.S. halts UNRWA funding over staffers’ involvement with Oct. 7 terror attacks (jewishinsider.com)

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2024年1月20日

前回もハマスのトンネルがガザ全体のいたるところに張り巡らされているという話をしたばかりだが、今日もこのタイムスオブイスラエルの記事を読んでいて、この一節に目が行った。

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の敷地、学校、モスク、幼稚園で武器が発見されなかったところはなかった。ただの一つも。

UNRWAは1948年にパレスチナ難民を救済する目的で設立された国連の機関である。しかし戦後すでに75年も経った今、この期間の役目は終わるどころか、救済対象者は当初の70万人から5.9百万にまで膨れ上がってしまっている。戦争当時の難民の殆どはすでに死亡しているにも関わらずである。

私はもうずっと以前から、いったいパレスチナ難民キャンプというのを何年続けるつもりなんだろうかと不思議に思っていた。普通戦争難民というのは、ある程度時間が経てば、戦争が終わって平穏になった母国へ帰国するか、それが不可能なら近隣諸国に移住して新しい国の人間として暮らすのが普通である。難民キャンプというのは、それが出来るまでの臨時の施設のはずである。

たとえば1975年くらいからベトナム戦争で難民となった多くの人々はマレーシアやタイランドの難民キャンプに一時的に収容されたが、その後近隣諸国やアメリカやフランスなどスポンサーを見つけて移住した。また1990年くらいからベトナムも安定し、多くの難民が帰国することが出来た。それで難民キャンプは1980年代の終わりにはほぼ用なしになっていたのである。

戦後の難民がすでに亡くなって2世3世の時代になってまで難民キャンプで暮らすなどというのはパレスチナ以外、他の国では聞いたことがない。しかも年々規模が拡大し予算も膨大になっていく。いったいこのUNRWAという組織の実態はどうなっているのか、この記事をよんでいて呆れてしまった。10 Things to Know About the UN Relief and Works Agency (UNRWA) (fdd.org)

なぜこんなにもUNRWAの救済対象者が増大しているのかというとUNRWAは、他の国連難民救済機関とちがって、オリジナルのパレスチナ難民の子孫を自動的に救済対象としてしまっている。2021年、時のマイク・ポンぺオ米国務長官はパ難民のなかで国連の戦争難民としての資格に当てはまるのは5%にも満たないと語った。

パ難民以外の難民は国連のUNHCRの管轄であり、この機関の目標は難民を安全な国に移住させ、移住先で融和させることにある。UNHCRは1億人の難民を1万8千のスタッフが請け負っている。ところがUNRWAにはなんと5.9百万のパ難民に3万人のスタッフがついているのだ。にもかかわらずUNRWAにはパ難民を最終的にどうするのかといった確たる目標がない。しかもこの3万のスタッフの多くが現地人、つまりハマスメンバーなのである。どうりでUNRWAはハマスをテロ組織と認めない訳だ。

UNRWAは集めた支援金を必要最低限難民救済として使っているが、残った資金はすべてハマスのテロ資金にまわしている。 

特に今回あきらかになったのはUNRWA経営の学校で子供達のテロ教育がされているということだ。Xでも色々と動画があがってきているが、幼稚園児にテロリストの制服を着せハマスのハチマキをまかせてイスラエル兵に扮した子供におもちゃの銃を向けさせたり、ぬいぐるみの熊をユダヤ人として、幼稚園児にナイフで首を切らせるなどといった教育が公然となされているのである。10月7日の奇襲攻撃の後、UNRWAの従業員が自分らのフェイスブックに祝福のメッセージを書いていた。たとえばとある教師は小学校の生徒達を扇動して聖戦士たちを讃えるお祈りをしたりしていたのである。

米国は1950年から2018年まで米国人の血税やく6兆ドルをUNRWAに注いできた。ドナルド・トランプ前大統領の時代に一時支払いは止ったが、バイデン大統領が2021年から再び払い出した金額なんと一兆ドル。

このテロリストたちのドル箱UNRWAは速攻解体すべきである。


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911陰謀論の繰り返し、10月7日にハマスの奇襲はなかった、すべてイスラエルによるやらせだった、という嘘色々を吟味してみる

Xでイスラエルとハマスについて書いていると、必ず10月7日の攻撃に関するおかしな陰謀論を書いてくる人がいる。あの奇襲攻撃はハマスによるものではなくイスラエル軍によるやらせだったとか、老若男女が無差別に口に出来ない残虐な方法で拷問の末虐殺されたという話も全て嘘だとか、酷い人になると10月7日は起きていない、すべてイスラエルのプロパガンダだとまでいう人がいる。一体この人たちのおつむはどこを向いているのだろう?

10月7日はハマス自身が「10月7日の洪水」と言って自慢している

10月7日がイスラエルのやらせだの捏造だの言う人は、ハマスのリーダーたちが何を言っているかに一度耳を傾けてはどうだろうか?我々文明人の感覚ではあのような大規模な虐殺は忘れ去られたい汚点かもしれない。ナチスドイツですらユダヤ人の民族浄化は秘密裡に行っていた。なぜなら文明社会には罪のない民間人を大量に殺害するという行為は悪であるという共通の概念が存在するからである。

しかしハマスやハマス支持パレスチナ人にはそういう道徳観念はない。彼等にとって宿敵であるイスラエル(ユダヤ人)を大量に拷問し殺害することは誇らしい行為であり祝福に価する。だから彼等はその事実を隠すどころか誇らしげにひけらかすのである。こちらビジネスインサイダーの記事

ハマスの指導者たちは、10月7日の攻撃後も後悔はしておらず、目的は現状を『転覆』させることだったと語っている。

しかし、ハマスの幹部は、何千人もの子どもを含むと思われる死者の数が増えても、イスラエル当局が1400人を殺害したと発表したイスラエル南部での行動を後悔するような事態にはなっていないと言う。

実際、ハマスの指導者たちは、彼らの目的はまさにこのような反応を引き起こすことであり、今もなおより大きな戦争を望んでいると言う。イスラエルと地域の大国、つまりサウジアラビアとの関係正常化をめぐる話し合いを頓挫させ、パレスチナの大義に世界の注目を集めるための戦略の一環だと彼らは言う。

ハマスの関心は、イスラエルの砲撃下でパレスチナ人が直面している一時的な苦難よりも、イスラエルの破壊にあるという。

私は10月7日当日のX上で何が起きたかを覚えているが、最初に入ってきた情報はノヴァの音楽祭が襲撃されて人々が逃げ惑っているという映像。そして次々にハマスが人々を拉致している動画や、ガザで半裸の女性の遺体がトラックの荷台に積まれて引き回されているのをガザ民が叩いたり唾をかけたりしている動画が公開された。世界中の人びとがハマスの奇襲攻撃をほぼリアルタイムで目撃したのに、あの事件が起きてないとか、自分達が眠っていて何も見ていなかったからといって、よくもそんなバカげたことが言えるもんだと思う。

10月7日の攻撃はイスラエル軍がやったものという嘘

「10月7日の攻撃はハマスではなく、イスラエル軍が行ったと言われてますよ。証拠も出ているし、実際イスラエル兵がニュースで自ら話してます」

昨晩もこんなポストをした人が居た。私がバカバカしいと一笑に付すと、まあ次から次へと「証拠」とされる記事を張り付ける人がいて閉口した。典型的なのが下記のようなポスト。

それで私は今朝色々と調べてみた。上記のポストには二つのクレームがある。1)ノヴァ音楽祭でイスラエルのヘリコプターがテロリストと一緒に逃げ惑うイスラエル人を射殺した。2)キブツにイスラエルの戦車隊が出動しイスラエル人が中にいるにも拘わらず民家を破壊したというもの。言うまでもないがこれら二つは真っ赤な嘘である。

1)イスラエル軍のヘリコプターはノヴァ音楽祭上空に出動していない。下記はその事実を説明するフランセ2の報道である。

Xで引用された左側の動画は本物であるが、これは10月9日にIDFが自らのアカウントで公開したものである(上記のビデオ2:00くらいから始まる)。これはイスラエル軍がガザ内で行った攻撃のビデオでありハマス連中が越境してイスラエル攻撃をするのを阻止した時のものだとIDFは説明している。そしてこの攻撃はノヴァ音楽祭とは北東10キロも離れた場所での攻撃であったこと2:58から3:11あたりで示されている。

アップデート:イスラエル空軍のヘリコプターが誤ってイスラエル人を撃ち殺してしまったとハアレツ紙が報道したとされているが、ハアレツ紙自身がそれは偽情報であると否定している。

ハアレッツは、10月7日の大虐殺のさなか、ハマスのテロリストに発砲したイスラエル国防軍が、殺傷は確認されなかったが、市民にも命中した可能性があると、情報筋が記者団に語った2つの事例を報じている。

悪意ある陰謀論者は、何の脈絡もなく発表されたこの報道を悪用し、意図的に文脈を変え、ハアレツがIDFが自国民の大量殺戮を行ったという誤った説を裏付けたと偽っている。この偽情報はその後、他の人々によって共有され、その中には善意で行動している者もいたかもしれないが、それにもかかわらず誤った情報を作り出していた。Haaretz.com@haaretzcom

2)イスラエルの戦車はイスラエル市民に向けて発砲していない

引用したXポストの右側の動画は、11月26日にインスタグラムで公開されたものだが、キブツと呼ばれる住宅区域のひとつにイスラエルの女性戦車部隊が出動した、このビデオでは現場に居た女性兵士のインタビューが収録されているが、反イスラエルに都合よく切り刻まれて編集されており、あたかもこの女性兵士は自分らがイスラエルの民間人に無差別に発砲したと語っているような印象操作がされている。

しかし英語の字幕をよむ限り、彼女たちの誰も民間人に発砲したなどとは言ってない。いや、それどころか、民間人が居るかもしれないので発砲をやめたとさえ言っている。インスタグラムに付けられた注釈とは真逆のことを彼女は言っているである。

またイスラエル軍の戦車がイスラエル民家を破壊したということに関しては、12月6日に公開されたTikTokが元だが、10月14日に行われたIDFのヴァッファ(Vach)司令官によるホリット・キブツでの記者会見の模様が歪曲して報道されたのが原因だ。TikTokではイスラエル軍が民家にイスラエル民間人が閉じ込められていたにも関わらず民家を戦車で破壊したと認めたと嘘の情報が流された。

だが現実の記者会見の動画を観てみるとヴァッファ司令官は、彼等の部隊が駆け付けた時、その民家の前で四人、家のなかには8人の赤ん坊を含む15人の焼死体が発見されたと語った。どうやらテロリストは人々を集めて火をつけたものと思われる。生存者はあったのかと聞かれると、生存者は居なかったと答えた。(Role of Israeli tanks in deaths of Israeli civilians back in spotlight (aa.com.tr))

夫婦2組、男2人、女2人が手錠をかけられていました。この家の中にはさらに15人が焼かれ、そのうち赤ん坊が8人いました。この隅にね。ハマスは人々を集めて、殺し、燃やしたのです。

ヴァッファ司令官はIDFは遺体を民家から運び出した後で民家を戦車で破壊したと語った。何故民家を破壊したのかと聞かれると、その理由は家々がハマスに乗っ取られていたため家を破壊せずにはハマス退治が出来なかったからだと語った。

つまり、イスラエルの戦車隊がホリット・キブツに出動したことも、イスラエルの民家を破壊したことも事実だが、それによってイスラエル人が殺されたという事実は全く根拠のないデマであり、それをイスラエル兵も認めているというのは全くの嘘である。

すくなくとも陰謀論者が証拠として提示しているビデオにはそのような状況は全く映っていない。

道徳概念がありながらイスラエルへの憎しみを乗り越えられない陰謀論者

陰謀論を唱える人々には文明人としての道徳概念がある。彼等は多分本来は善人なのだろう。なぜなら、もし彼等の道徳感がハマスと同じだったら、10月7日を否定する必要は全くない。ガザ民と一緒になってハマスの功績を讃えればいいだけの話だ。しかしこれらの陰謀論者たちは知っている。ハマスがやったとされることは稀に見る許されない悪事であり、もしそれが事実だったと認めた場合にはハマスは悪逆非道なテロ組織でありイスラエルはその犠牲者なのだと認めなければならない。そして10月7日がハマスの仕業ならイスラエルの国防戦争も正当だと認めなければならない。だがイスラエル(ユダヤ人)を心から憎む彼等にそのようなことは絶対に出来ないのだ。

イスラエルのやっていることは正しい?そんなことがあるはずない!イスラエルは抑圧者だ、彼らのやることに正義はない!

だとしたら答えはただ一つ。10月7日はハマスの仕業ではない、イスラエルが捏造したのだ、すべてイスラエルのプロパガンダなのだあ~!

となるわけだ。感情だけで事実を見つめる目が曇っているひとというのは本当に手に負えないものだ。


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ハマス最高の武器はトンネルである

イラク・アフガニスタン戦争で司令官を長年務めた退役軍人ジョン・スペンサー氏がハマスのトンネルについて書いている記事を見つけたので読んでみたい。Gaza’s Underground: Hamas’s Entire Politico-Military Strategy Rests on Its Tunnels – Modern War Institute (westpoint.edu)

今回の戦争が始まる前からガザの地下にはかなり大規模なトンネル網が張り巡らされていることは周知の事実だった。これらはメトロともローワーガザ(ガザ地下)とも呼ばれていた。イスラエル軍はトンネルの規模として深さ15フィートから200フィート、長さ200マイルくらいではないかと想定していた。しかし事実はそんなものではなかった。

三か月間の戦闘によりガザ地下からは1500以上のトンネル入り口と道が発見された。IDFは長さ2マイル半にわたる巨大なトンネルを発見した。地下には工場があり、トンネルそのものも贅沢な壁はきちんと塗られており、天井には扇風機もついていた、そしてもちろんエアコン付。これらのトンネルはガザ全体の地下に迷路のように張り巡らされていた。これらのトンネルは長さ350マイルから450マイル、しかも5700あまりのシャフトから繋がっていた。

この規模のトンネルを建設するためにはハマスは莫大な資金がかかったはずだ。多分一兆ドルは軽いだろう。ハマスは15年間諸外国から得た支援金をトンネル及び、耐爆破ドア、工場、寝室、トイレ、台所、換気、電気、電話線などなど地下街に必要なインフラ建設につぎ込んでいたのだ。これだけの建造物となると6000トンのコンクリート及び1800トンの鉄筋が必要だとされている。

これだけの規模の地下ネットワークは現代の軍隊が直面したものとしては前代未聞だ。これまでに使われた大規模なトンネルとしてはベトナム戦争時代のものが最大だ。ベトナムで一番長かったのはサイゴン付近にあった130マイルだ。中国にも巨大なトンネルが建設されていると言われている。

トンネルは敵に悟られないように武器を運んだり、人質を取ったりするのに使われてきた。しかしハマスのトンネルはこれまでとは全く違うとスペンサー氏はいう。

しかし、トンネル戦争の歴史上初めて、ハマスがトンネル網を構築したのは、軍事的優位性だけでなく、政治的優位性も得るためだった。その地下世界は、前述した軍事的な機能だけでなく、まったく別の機能も果たしている。ハマスがその広大なトンネル網を地上の社会に織り込んでいるのだ。ガザに住む住民に悪影響を与えずにトンネルを破壊することは事実上不可能だ。その結果、彼らは現代の戦争法を紛争遂行の中心に据えた。これらの法律は、軍事力の行使や、病院、教会、学校、国連施設などの保護された住民や場所に対して軍が使用できる方法や戦術を制限している。

ハマスのトンネルはほとんどすべてが民間人が密集している地域の下にある。学校や病院やモスクなど。これではイスラエルは民間施設と軍事施設を区別することは不可能である。何故なら軍事施設と民間施設は一体化しているからである。

ハマスが民間人を人間の盾として使うことは国際的にしられている。ハマスはなるべく多くの民間人を犠牲にする、彼らが誇りに思う殉教者を増やすためである。無論ハマスはイスラエルが民間人を多く殺せばそれだけ国際社会から批判を浴びることを熟知している。イスラエルはそれを避けるために極力民間人犠牲者を出すまいとすることを計算に入れて、ハマスは時間稼ぎをするのである。それこそがこのトンネル建設の目的だったのだ。

イスラエルは非常に高度な技術を使いトンネル発見や破壊に最先端の部隊を起用した。専門的な技術者能力やイヌ部隊から、ロボットの使用、トンネルを除去するための洪水、トンネルを破壊するための液体爆薬を含む空中投下と地上投下の両方の爆薬まで。おそらく、IDFほど地中での戦術的課題に備えている軍隊は世界にはないだろう。

しかし、戦略的課題はまったく異なる。深く埋まったトンネルの多くを破壊するには、カカシが以前に書いたようにバンカー破壊爆弾MOABの使用が必要だが、これを使うとまた国際社会がうるさく批判する。そして国際社会が今すぐ停戦しろとやいのやいのといっている限られた期間のなかでこれらのトンネルを発見しなければならない。イスラエルには時間がないのである。つまり、ハマスのトンネルの最高の利点は時間稼ぎにあるのだ。

ハマスの戦略は、トンネルと時間によって成り立っている。この戦争は、他のどの戦争よりも、地表ではなく地下を舞台にしている。地形や敵に基づくのではなく、時間に基づくのだ。ハマスがいるのはトンネルの中だ。指導者と武器はトンネルの中にある。イスラエルの人質もトンネルの中にいる。そしてハマスの戦略は、イスラエルにとって重要な資源である時間が坑道で尽きるという確信の上に成り立っている。

Xで何度も同じことを言われてその度に腹が立つことがあるのだが、それはガザはイスラエルが2005年に撤退したとはいうものの、港を塞がれエジプトとイスラエルに国境も塞がれ、ガザは天井のない牢獄だったという説だ。物資の流通がイスラエルによって極度に制限されていたため、ガザ民は貧困状態にあったと彼等は主張する。しかし明らかにガザにはこれだけの巨大なコンクリートや鉄筋と運び込み、トンネル建設に必要な材料を得ることが出来ていた。ハマスはガザ地下に大きな地下街を建設してしまったのである。これだけの建設にかけた費用がガザ民一般の生活に必要なインフラや事業に使われていたなら、ガザはどれだけ潤ったことだろうか。

それだけではない。私は数年前からガザにはショッピングセンターがあり、ガザの一部は比較的モダンで裕福だという話は聞いていた。しかしTikTokのおかげでガザ内部の金持ちたちが自慢げに豪華絢爛な豪邸や集団住宅やショッピングセンターやレストランや高級車ディーラーなどのビデオをネットにあげるようになって、ちょっと待てよ、天井のない監獄ってのはどうなったんだよ、と思うにようなった。

確かにガザには貧困層が多い。人口密度の高いところもある。しかし同時にカリフォルニアのビバリーヒルズを思わせる場所もあったのだ。つまりガザの貧困はイスラエルのせいではなく、ハマスが富を独占していたことによって起きたものだったのだ。

これが難民キャンプだなんて笑わせるなと思う。

昨日また21人のイスラエル人質の遺体が発見されたそうだ。ハマスはもう人質を返還する意志がないことは明らかだ。イスラエルが残りの人質を生きて奪い返す以外に人質が返ってくる望みはない。こんな状態で停戦をわめく人々の気が知れない。

もしガザ全体が瓦礫の山になってしまったとしたら、それはガザの地下にトンネルを張り巡らせたハマスの責任である。そしてそれを15年にもわたって支持してきたガザ民の責任でもあるのだ。


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イスラエル帰還兵たちの証言、ガザには無実の民間人なんて居ない、みんなハマスだ

以前にハマスから解放されて帰ってきた人質の人たちの何人かが証言していたのだが、彼等はどこか牢獄に監禁されていたわけではなく、民間人の家の一室に閉じ込められていた。そこにはハマスの戦闘員とその家族、妻や子供が一緒に住んでいたというのだ。その話を聞いた時に私は全く驚かなかった。何故なら私はその時イラクでテロリストに拉致され人質になった西洋人記者の話を思い出したからだ。

それは2005年くらいにイラクでテロリストに拉致され人質となった記者の話だ。詳細は覚えていないが、この記者はイラクのとある街のホテルに泊まったところ、すぐさま数人の男たちが部屋に入って来て彼を捉えて連行された。そして彼が一時監禁されたのが誰かの民家だった。彼の居た部屋の外では、ドアノブに椅子を立てかけて中年の女性が座って見張りをしていたという。そして外では子供たちが遊び鶏が駆け回っているような場所だったのだ。

三か月前にイスラエルとハマスの戦争が始まって以来、当初からイスラエル軍(IDF)はガザ民に南部に避難するように度々勧告していた。避難回廊まで儲けてハマスがしないのでIDFが代わりにガザ民を守りながら避難させたりしていた。にもかかわらず、IDFの空爆では女子供が犠牲になった。何故あれだけ避難勧告を出したのに、最前線に女子供が残っていたのか普通は疑問に思うはずである。それで西側の人間はハマスは民間人を人間の盾に使っている卑怯な奴らだと思いがちであるが、実は話はそんな単純なものではない。

イスラム教徒の社会は多くの部族によって成り立っている。彼等の社会は親兄弟、従弟、親族、そして部族と広まる。彼等にとっての善悪はそれが家族にためになるかどうかであり、普遍的な善悪という価値観はないのだ。だからなにをするにも家族ぐるみであり、家族にハマスメンバーが居れば家族全員がハマスなのである。

さて、今日は70日以上ずっとガザに出兵していて任務を終えて帰還した兵士たちの証言を紹介している人がいたので、その人のお話をここで紹介しよう。これはRon M@Jewtasticという人がXで書いていたもの。

ガザで民家を一軒一軒回って任務を遂行してきた兵士らは口々に言う。ガザの無実の人びとなんて嘘の話を信じるな、無実の民なんて居ないんだと。街中はハマス支持の民で埋まっている。家々にはRPGやライフルが備蓄され、庭にはロケット発信装置がある。ハマスのイデオロギーはあちこちに存在している。

もちろん貧困もある。だがアパートが密集している住宅街もあり、中には最新の家電や車やイスラエル人でもうらやむような贅沢な家もあった。ガザ民はブロケードよって貧困に苦しんでいる収容所の住民なんかじゃない。イスラエル兵たちはこの状況にショックを受けたという。

ガザはエジプトとイスラエルによって封鎖されていたはずだが、これを見る限りそんな面影は全くなかった。そこはモダンで繁栄している場所だった。

トンネル、武器、『ユダヤ人を捕まえに行く』ための準備とインフラは、いたるところにある。家の中、会社の下、モスクの中、UNRWAの学校、病院や診療所など、ガザは屋根のない監獄などではなく、巨大なテロ基地なのだ。- 数百万人が詰めかけ、地上と地下のテロ・インフラに果てしなく数十億を費やしたテロ組織に15年以上も支配されてきたこの巨大なテロ基地が、8週間程度でそう簡単に解体できるはずがない。任務遂行にはかなりの時間がかかるだろう。

ガザは3万人のハマスと無実の民間人で成り立っていたのではない。ガザ全体が巨大なハマステロ組織なのだ。だからハマス戦闘員だけ除去しただけではガザからテロ組織を完全に排除するのは非常に難しいだろう。

今思うと、イスラエルはガザから撤退すべきではなかったのだ。


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緊張感増す紅海、フーシー族の自信とイランの思惑

このエントリーを二日前に書き始めたのだが、風邪をひいて熱があるためまとまりがつかずに何度か書き直している間に色々なことが起きてしまって全くまとまらなくなってきた。しょうがないのでまとまらないまま投稿しようと思う。

14日、Xでハマス支持の男に絡まれた。彼のプロフィールを読んでみたら、なんと住まいはイエメン。それで私は「君はこんなところでハマス支持なんかやってる場合じゃないでしょ、君の国が空爆されているというのに」と書いたら、「アメリカなんかこわくない、イエメンは十分自衛できる」と自信満々の答えが返ってきた。いったいこの自信はどこから来るのだろうか?

今紅海においてハマスに同調しているイエメンの*フーシー族が紅海を通るイスラエル運営のタンカーをハイジャックしたり、それらのタンカーを擁護しているアメリカの駆逐艦に向かてドローンやミサイルと使って攻撃を繰り返している。

それに応えて12日、アメリカの中法司令部(CENTCOM)とイギリスを含む数か国の連合軍がイエメンのフーシー標的を空爆した。

*フーシー族とはイエメン内にいるハマスのようなテロ組織。イエメンの統括を巡ってサウジ対イランの戦争でイラン側についてかなりの領土を統括しているテロ組織である。

米英軍 イエメンのフーシ派拠点攻撃 フーシ派側“5人死亡”

2024年1月12日 19時24分 イスラエル・パレスチナ

アメリカ政府は11日、アメリカ軍とイギリス軍がイエメンの反政府勢力フーシ派の拠点に対し攻撃を行ったと発表しました。紅海を航行する船舶への攻撃を繰り返すフーシ派への報復措置だとしています。

また、今回の攻撃を受け、フーシ派は12日、SNSにビデオ声明を投稿し「アメリカとイギリスはイエメンの首都サヌアやホデイダなどを目標に73回攻撃を行い、イエメンに対する侵略を行った。わが軍で5人が死亡し、6人がけがをした」と明らかにしました。フーシ派の報道官は「今後さらに、厳しい軍事的報復を行う」と明らかにし、対抗する姿勢を強調しました。

アメリカのバイデン大統領は11日、アメリカ軍とイギリス軍が合同でイエメンの反政府勢力フーシ派の複数の拠点に攻撃を行い、成功したと声明で明らかにしました。

フーシ派が紅海を航行する船舶に対し弾道ミサイルなどで攻撃を繰り返していることへの直接の対応だとしていて、報復措置として軍事行動に踏み切った形です。

バイデン政権の高官は記者団に対し「今回の攻撃はフーシ派の船舶に対する攻撃能力の破壊が目的で、目標はミサイルやレーダー、無人機の関連施設だ」と述べました。

CNNテレビは戦闘機による空爆が行われたり、潜水艦から巡航ミサイル「トマホーク」が発射されたりしたと報じました。

フーシ派はイスラエルと軍事衝突を続けるイスラム組織ハマスとの連帯を掲げて、船舶への攻撃を繰り返しています。

アメリカ中央軍は11日にも弾道ミサイルによる攻撃があったとしたうえで、去年11月19日以降、攻撃はこれまでに27回に上るとしています。

アメリカ軍がフーシ派の拠点を攻撃するのは、船舶への攻撃が始まって以降、初めてです。

アメリカ政府は今月3日、日本やイギリスなど12か国と共同で声明を発表し、フーシ派に対して「責任を負うことになる」などと警告したほか、国連安全保障理事会も10日、攻撃を非難し、直ちにやめるよう求める決議案を賛成多数で採択しました。

また、今回攻撃を行ったアメリカとイギリスに加え、オーストラリアや韓国など10か国は12日、共同で声明を発表しました。

それによりますと、アメリカ軍とイギリス軍はオランダやカナダ、バーレーン、そしてオーストラリアの支援を得て、共同で攻撃を実施したとしています。

また、去年11月中旬以降、フーシ派による商船への攻撃は20回を超え、国際的な課題となっているとして「この行動は、航行の自由や国際通商、船員の生命を守るという共通の決意を示したものだ」としています。そして「われわれは、継続的な脅威に直面しても、人命を守り、世界で最も重要な水路のひとつにおける自由な通商の流れを守ることをためらわない」としてフーシ派の動きをけん制しました。

15日、フーシー族はさらにアメリカ運営のタンカーにミサイルを撃ち込み、タンカーは一部破損したが、怪我人はなく、タンカーはそのまま運航を続けたと言う。Houthi rebels strike a U.S.-owned ship off the coast of Yemen in the Gulf of Aden, raising tensions (msn.com)

私とやり合ったアホなフーシーも含めて、彼等はアメリカや連合軍を甘く見過ぎていると思う。もっともバイデンのあの無様なアフガニスタン撤退をみていれば、天下のアメリカ軍も大したことはないと見下されるのは当然だ。だからアメリカは弱いと思われる行為をしてはいけないのだ。中東の連中にわかることは力だけなのだから。

イラク・アフガニスタン侵攻の当初の目的は、これらの国々に巣食うテロ組織殲滅にあった。イラクの場合は大量破壊兵器の破壊という意味もあった。それは2007年くらいまでにだいたい成功していた。問題はその後これらの国々を文明国に再建させようという野心をブッシュ大統領が持ったことだろう。私は当時このブッシュW大統領の作戦に大賛成だった。何故なら民主国家同士が戦争をやるなんてことは、もう近年全く起きていなかったからで、イラク・アフガニスタンがモダンな民主国家になれば、今後テロ組織の巣窟になるなんてことはなくなると思ったからである。

しかしこの考えは非常に甘かった。世の中には我々文明人とはまるで違う考え方をする民族がいくらもある。アメリカが莫大な支援金を送り込んで、これらの国々を近代化しようとしても、結局は腐敗が進み一部の権力者の私服を肥やすだけで国の繁栄には全く繋がらなかった。貧乏人は貧乏なままで近代化は全く進まないのである。アメリカ軍が統括している地域以外はもとの貧乏な生活へと戻ってしまい、再びタリバンなどの部族主義者たちが幅を利かせるようになった。これではアメリカがいくら金を注ぎ込んでも意味がない。

アメリカ国民がアフガニスタンやイラクへの興味を失ったのは、何故我々がこうした国に駐留し続けなければならないのかその意義がはっきりしなくなってきたことと、アメリカの軍事費を無駄に浪費しているように思われるようになったからだ。つまりイラク・アフガニスタンはアメリカの国益に直接関係がないと人々は判断したのである。

こういう状況だけをみて、アメリカは弱い、アメリカはどんな戦争も途中で放り出すとフーシー族がアメリカの侮っているなら、それは計算違いだと思う。

紅海の海路は世界中の貿易に繋がる

アフガニスタンやイラクがアメリカや連合軍にとって直接利益関係がないのと違い、紅海の海路はイスラエルだけでなく、諸外国にとって非常に大事な海路である。つまり紅海を塞ぐと言うことは全世界を敵に回すということになるのだ。

デイリーワイヤーのベン・シャピーロは今回の攻撃は単に連合軍はフーシー族に警告のメッセージ送ったに過ぎないと言っている。今のところ連合軍はイランと戦争をやりたくない。しかしこのあたりのテロリストたちは勝てもしない圧倒的に強い敵にちょっかいを出して、敵の手加減した攻撃で生き延びると大勝利をしたといって威張り、周りのモスリムテロリストたちから敬われるということを繰り返している。彼等はアメリカ・イギリスおよび連合軍が本気でイエメンと戦争をする気がないことを同盟軍は弱いからだと解釈しているのである。

16日、もっとも、いくら力があってもやる気がない軍隊は弱いと思われても仕方ないのかもしれない。そうこうしているうちにイランはイラクのアメリカ領事館を空爆し破壊した。Iran claims responsibility for strikes near US consulate in northern Iraq, millionaire businessman killed in attack (msn.com)この攻撃によりイラクの大富豪とその家族4人の民間人が犠牲になった。

そろそろアメリカは腹をくくってイエメンのフーシー族を徹底的に叩く必要があるのではないか?ちまちま誰も居ない空港や建物を空爆しているだけでは相手になめられるだけである。


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左翼政党の過激な言葉使いに不安の念

最近Xで緑の党という政党のメンバーが街に繰り出して反イスラエルデモをしょっちゅうやっている。彼等が単に「ガザ民可哀そう」「早く停戦を」と言ってる間は、ナイーブなアホどもがまた意味のないことをやってるなで済んでいたのだが、最近の彼等の口ぶりが非常に過激で暴力的なものになってきており、私は1970年代日本を襲った左翼テロの暗雲が立ち込めてきているような気がしてならない。

まずは緑の党の杉原こうじ氏のこのツイート。

中東問題をすこしでもかじったことがある人ならインティファーダとは武力蜂起であり自爆テロに代表される連続テロによる虐殺行為であることを知っている。そんな言葉をこの問題について全く無知な左翼運動家たちに言わせてデモ行進を行うとは、いったいこの人たちは何者なのだ?

普通Xで親パレスチナ派と話をすると、「私はハマスを擁護しているわけではない」とか「テロは悪い、だが、、」という会話になるものなのだが、緑の党は臆面もなくテロ軍団であるハマスを擁護している。

私も「ハマス幹部に資産凍結の制裁を行って駐日イスラエル大使から”貴国は真の友人”と褒められた日本政府は #虐殺の共犯者 。私たちは当面、伊藤忠にエルビットと手を切らせ、政府に”(イスラエルをICJに提訴した)南アフリカを支持する”と言わせなければいけない」と訴えました。ー 杉原こうじ 1/13/24

「ハマス幹部に資金凍結制裁」をすることが虐殺に繋がるという言い方は、緑の党はハマスを支持していると受け取れるがそれでいいのだろうか?

そして今度は伊藤忠がイスラエルと提携しているとして伊藤忠にイスラエルと手を切れと署名運動まで始めた。

テロ組織のハマスを擁護してはばからない連中が、インティファーダといって街に繰り出し、特定の企業を悪者扱い。これをみていると私のような昭和世代は1970年代に起きた連続企業爆破事件を思い出さずにいられない。以下ウィキより。

連続企業爆破事件(れんぞくきぎょうばくはじけん)とは東アジア反日武装戦線が旧財閥系企業、大手ゼネコン社屋・施設などに爆弾を設置し爆破した事件。1974年8月から1975年5月にかけて、東アジア反日武装戦線は日本国家をアジア侵略の元凶とみなし、アジア侵略に加担しているとされた企業に対し断続的に爆破事件を起こした。

とくに1974年に起きた三菱重工爆破テロのことは子供ながらに私はよく覚えている。

三菱重工爆破事件(みつびしじゅうこうばくはじけん)は、1974年昭和49年)8月30日東京都千代田区丸の内で発生した、東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件で、連続企業爆破事件の一つである。(略)

1974年8月30日、「狼」の実行犯4人は、午後0時25分[2]ごろ三菱重工業東京本社ビル(現・丸の内二丁目ビル)1階出入り口のフラワーポット脇に時限爆弾を仕掛けた。これは三菱重工業東京本社ビルと、道を隔てて反対側にある三菱電機ビル(現・丸の内仲通りビル)の両方を破壊する意図からであった[2]

(略)午後0時45分[2][注釈 1]に時限爆弾が炸裂した。この爆発の衝撃で1階部分が破壊され玄関ロビーは大破、建物内にいた社員が殺傷されたほか、表通りにも破片が降り注ぎ多数の通行人が巻き込まれ死傷した。三菱重工業東京本社ビルの窓は9階まで全て割れ、道を隔てて反対側にある三菱電機ビルや、丸ビルなど周囲のビルも窓ガラスが割れた。また、表の道路に停車していた車両も破壊され、街路樹の葉も吹き飛ばされた。

この爆風と飛び散ったガラス片等により、三菱重工とは無関係な通行人を含む死者8人(即死5人、病院収容後に死亡3人)、負傷376人を数える戦後日本最悪の爆弾テロ事件となった。この被害は、オウム真理教による松本サリン事件1994年)と地下鉄サリン事件1995年)までは最大規模であった。この時の爆発音は新宿でも聞こえたという[4]

上記の通り何百人という人が怪我をしたので、近隣の病院に分けて収容されたわけだが、NHKでは誰がどの病院に収容されたかという名簿がずっと流れていたのを覚えている。

今の平和な日本にお暮しの読者諸氏には別世界の出来事のように思われるかもしれないが、1970年代の赤軍など極左翼のテロ行為は非常に深刻なものだった。

日本赤軍が起こした中東での乱射事件やハイジャックの数々を思うと、私はいま、ハマスに同調して町に繰り出している左翼連中は非常に危険だと思う。日本の公安はこの人たちの素性をきちんと洗って、厳しく監視してもらいたい。


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イスラエル批判はユダヤ人差別が根底にある、その逆ではない

今回の話はイスラエルがガザをどうすべきかという話ではなく、現在欧米諸国で起きている反ユダヤ思想の根底について考えてみたい。

昨晩私は数人の反ユダヤ主義者にXで絡まれた。彼等は自分らのあからさまな人種差別意識を隠すために、自分らが批判しているのはイスラエル政府でありシオニズムだと主張していた。しかし、こういう人達と話をしていくと、実はそれは嘘で彼等の意識の根底には根深いユダヤ人嫌悪があることが解ってくる。

何故私がそう思うのかというと、彼等は10月7日のハマスによるイスラエル人大虐殺を過小評価し、「テロは悪いだが、、」と言ってイスラエルがパレスチナを散々虐待してきたのだからテロをされてもしょうがないとか言い出す。そしてイスラエルがハマス退治に始めた戦争に関しても「やり過ぎだ」「今すぐ停戦しろ」と言いながら、ハマスの執拗なロケット弾攻撃を批判せず、ハマスに人質を早く返せとも言わない。

そしてもちろんイスラエル殲滅を意味する「川から海へ、パレスチナ解放」と平気でわめくのだ。

イスラエル国家を殲滅すべき、ユダヤ人は祖国をもつべきという思想のシオニズムを否定しておいてユダヤ人差別をしてるわけじゃないなんて良く言えると思う。日本人に日本と言う祖国を近隣諸国に明け渡して流浪の民となれといいながら「別に日本人が嫌いなわけじゃない」などと言って納得する日本人がいるか?

彼等は欧米諸国で起きているユダヤ人差別運動はイスラエルの方針への抗議だと言う。だからイスラエルが戦争をやめれば反ユダヤ思想も収まるというのだ。いや、もし彼等がそれを信じているとしたらお人よしにもほどがある。今イスラエルに戦争をやめろというのはイスラエルに自滅しろと言っているのと同じだ。それを言いながらユダヤ人差別をしていないって?イスラエルは国際社会に良く思われるために自殺する義理はない。

欧米諸国で起きている反ユダヤ運動の根底にあるのはイスラエル批判ではなくユダヤ人憎悪である。そしてその原動力はヨーロッパのキリスト教徒が持っていたユダヤ教徒差別意識ではなく、ここ2~3十年欧米諸国が低賃金労働者として無差別に受け入れて来たイスラム教徒たちである。彼等はイスラエルとハマスの戦争を口実に自分らの反ユダヤ及びキリスト教徒への憎悪を誇示し、地元の欧米人を威嚇しているのだ。彼等の目的はイスラエルの方針を変えることではなく、欧米をイスラム教が乗っ取りことにある。だからモスリム過激派と一緒になって「クィアーとしてパレスチナを支持する」なんてことをやってる馬鹿どもは、地元でモスリムが権力を持ったら、次は自分らが標的になるのだということをまるで解っていない。

もしこの戦争がレバノンによる西岸パレスチナ自治区への侵攻だったら欧米のモスリムは抗議しただろうか?するわけがない。シリアのアサド政権が何十万というアラブ人を虐殺した時も、中国のウイグル人が民族浄化を受けているいまですらも、彼等がシリアや中国に対して抗議したことなど一度もないからだ。この戦争がアラブ人同士の戦争ならモスリムはどちらが勝とうと興味がない。どんな非人道的な虐殺が起きていようと声を上げない。

だからイスラエルが方針を変えればユダヤ人差別がなくなるなんて考えは完全にナンセンスなのだ。

日本も油断できない

日本でも極左翼の緑の党の連中が、連日イスラエル大使館の前でユダヤ人差別運動を行っている。そのデモに混じって明らかなアラブ系男性達がいる。すでに日本でもクルド人移民による様々な犯罪行為が問題になっているが、今後もイスラム圏からの移民はどんどん増えるものと思われる。覚えておかなければならないのは、モスリムが嫌いなのはユダヤ教徒だけではない。彼等は非モスリムを同等の人間とは思っていないのだ。日本にはユダヤ教徒などほとんどいないから問題にならないなどと思っていると、寺院や神社への攻撃が起きるのは時間の問題だ。

モスリム抗議者の攻撃対象がユダヤ教徒だけでないことは、ここ数日のパレスチナ支持者らによる北米での暴力行為をみていればわかる。先日もニューヨークでは伝統的な大型クリスマスツリーの点灯式をパレスチナ支持者たちが妨害し、機動隊が出動するなどして大騒ぎになった。せっかくクリスマスツリーを観ようと各地から集まってきた人々の夜が台無しになった。

カナダのショッピングモールではサンタクロースにプレゼントのお願いをする家族連れでにぎわう場所で「パレスチナ解放」を怒鳴り散らす暴徒らが子供達を恐怖に陥れた。クリスマスとイスラエルの戦争とどういう関係があるというのだ?キリスト教徒に嫌がらせして何が変わるというのだ?

カリフォルニアでもパレスチナ支持者らが高速道路を塞いで座り込みをし、クリスマスシーズンで大混雑する交通がさらに渋滞して悲惨なことになった。特におとといのロサンゼルス空港付近での座り込みは、多くの旅行客の移動を邪魔し大混乱が起きた。今の時期クリスマス休暇で帰省する人も多い。久しぶりに家族に会いに行く人もいるだろうし、長年計画していた海外旅行を楽しもうという人もいるだろう。病院に急ぐ救急車もあっただろう。こうやってイスラエルとは無関係のアメリカ人の生活を邪魔することがイスラエル政府の方針とどんな関係があるというのだ?

モスリム移民の数が増えれば日本でも必ずや起きる。モスリム住民の多い地域では除夜の鐘が禁止されたり、初詣が阻止されたり、なんてことが起きかねない。彼等は数を増すにすれ横暴になるから。

イスラエルの方針変更でユダヤ人差別はなくならない

欧米諸国や日本の一部で起きている反ユダヤ運動はイスラエルとハマスの戦争ではない。この戦争はユダヤ人叩きを公にするための単なる口実だ。例えイスラエルと言う国がこの世から消えてもユダヤ人差別はなくならない。同時にモスリムによるキリスト教及び異教徒への差別もなくならない。彼等は憎しみを原動力に生きる人々だからだ。

だから日本のお花畑さんたちが、これがイスラエルの問題だと思ってるなら、もっと真剣に足元を見た方がいい。モスリムによる侵略はすでに始まっているのだ。


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想像力と常識に欠ける自称専門家たち

イスラエル関係の専門家と言われる学者たちやジャーナリストや自称ミリオタなどのX投稿を読んでいると、往々にして彼等には想像力というものがない。彼等は自分らの専門部門についてはエキスパートなのかもしれないが、そのほかのことはまるでド素人である。文字通り机上の理論を繰り広げているだけで、実際戦地で戦争やってる兵士のことや、空襲警報を毎日何百回と聞かされている市民の生活についてまるで想像できないようだ。

人質交換のために戦闘は一時休止状態にある。しかし休戦15分後にガザからロケット弾が飛んできた。それについてエルサレム在だという邦人記者はこのようにツイート。

曽我太一 Taichi Soga@エルサレム: 停戦の16分後にイスラエル側で警報が鳴った。ただ、その後は鳴ってない。戦闘停止直後にも単発的な攻撃があるのはいつものこと。 これが続いたなら別だが、在住者であれば、その辺も熟知しているであろうことなので、それくらいでは騒ぎ立てないで欲しい

このツイートはイスラエル在住の方々の神経を逆なでした。

@HadarJP_IL「停戦直後のミサイル攻撃はいつものことだから騒ぎ立てるな」 市民に対する無差別爆撃攻撃をこの様に軽々しく扱う人がいることに驚く。この人は停戦の16分後にイスラエルがガザを空爆しても同じ事を言うのだろうか。

そして定番のJSFさんいよるフォロー。

JSF:この捉え方は紛争の停戦がどういうものか知っていれば、普通の感覚です。2014〜2022年の東部ウクライナの違反が横行した酷い停戦の状態に比べたら、今のガザの停戦はよく守られてる方です。双方とも散発な発砲してますけれどね。でも単発的な小規模の違反でいちいち停戦を反故にしたりしません。

停戦を破るのはどの戦争でもあることだから騒ぐなというのは現地に居る人の気持ちをまるで解っていないから言えることだ。曽我氏に至っては現地に居るにもかかわらずイスラエル住民の気持ちをまるで察することが出来ていない。この人はいったいなんのために現地に居るのだ?

JSF氏が忘れているのは10月6日までイスラエルとハマスは停戦状態にあったのだということ。ハマスは停戦など平気で破ってくる連中なのだ。そういう意味ではハマスの行為は想定内ではあるが、だからといって空襲警報が鳴る度に避難しなければならないイスラエル市民が平気でいられるわけではない。北朝鮮から数か月に一回ミサイルが飛んでくる(しかも日本国内への着弾の可能性はほぼゼロ)でも大騒ぎする日本人が、一日数百という数で飛んでくるロケット弾のことをまるで想像できないというのが不思議だ。

問題なのはハマスが停戦を破ったことではなく、曽我氏の「騒ぎ立てないで欲しい」という口調にある。停戦後たったの15分で違反行為をしたハマスをイスラエルが批判して何が悪い?普段なにかと国際法を持ち出すJSF氏がこの時だけ違反を停戦なんてそういうもんだなどと平気な顔で良く言えると思う。

ところでJSF氏の常識のなさには本当に呆れる。この人は軍事オタクと自負している割には戦争というものを解っていない。

JSF:ガザ住民が北部に戻ろうとするのは権利であり合法なので、イスラエル側がいくら禁止だと言い張っても国際法上でもイスラエル側に正当性は無く、イスラエル軍が住民を追い返そうと発砲すればそちらの方が国際法違反になる。

JSF氏は南へ逃げようとしていたガザ市民を阻止しようと射殺したハマスの違法性については何もいっていなかったがね。まだ戦争は終わったわけではなく、戦闘は数日後には始まるのだ。せっかく一か月以上もかけて民間人を避難させたのに、ここでまた北への帰還を許したら今までの苦労が水の泡だ。第一何故ガザ民は北へ戻りたいなどと思うのだ?なんのために帰るのだ?空襲で瓦礫の山になった自宅の掃除にでもいくのか?そんなところへ帰って何の意味がある?戦闘が始まれば自分の身にも危険が及ぶ。普通の神経の人ならこの時点で帰ろうなどとはしないだろう。

ガザ市はイスラエル軍が包囲している。こんな状況で北へ帰りたいなどというのはハマス戦闘員くらいだろう。いくら停戦中だからといって敵の戦闘員が自由に包囲網を出入りするのを許可するなど愚の骨頂である。JSF氏のように「この捉え方は紛争の停戦がどういうものか知っていれば、普通の感覚」として理解してる人になら理解できるはずである。


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