崩壊寸前の地球温暖化説、気温記録書き換えの手口暴かれる!

カカシは現在東海岸のバージニア州にある湾岸沿いのとある町に滞在中。現在の午後5時の気温は摂氏9度だが、今夜から明日にかけて零下10度まで下がるそうだ。数日前にはちょろっとだが雪も降った。気温そのもはカカシが育った日本の関東地方とあまり大差ないが、風の強さがなんといっても肌に痛い。こういう厳しい寒さを体験すると、温暖化なんて歓迎こそすれ恐れることなどまるでないだろうにと思ってしまう。
しかし残念ながら、人為的地球温暖化は起きていない。アル・ゴアやIPCCの似非科学者たちがどれだけがなりたてようと事実がそれを否定している。『何をおっしゃるカカシさん、昔の気温の記録と比較して現在の気温はずっと上がっていると温暖化説論者が発表しているではないか』と言う人もあるだろうが、実は温暖化迷信論説者たちは過去の気温記録を意図的に操作して自説に見合うように書き換えていたことが最近証明した人間がいる。ポール・ホームウッドというブロガーが実際にパラグアイの気温を調査して現在の気温と比べてみたところINCDCとナサのNASA-GISSの公式発表のグラフとは全く別なグラフが出来上がってしまった。実際には温度が一定している場所や、温度が下がり気味な場所でも、温暖化説迷信論者たちにかかるとすべてが右上がりの温暖化になってしまうのだ。
ホームウッドの記事の最初のグラフはナサによるパラグアイのアサンクション空港付近の温度変化という公式発表。しかし、ホームウッドが実際のデータを調べてみたところ、空港付近だけでなく、すべてのグラフが実際の記録を「調整」しており、昔の温度は事実より低かったことにして、あたかも温暖化が起きているかのように書き換えていたことがはっきりした。
ホームウッドは実際の温度変化と調整後の温度変化のグラフを交互に表すアニメーションを掲載している。”Old”と書かれているのが実際の気温変化。”New”と書かれているのがナサの調整後の気温変化。パラグアイのどの地域のグラフも、温度が一定していようが下がり気味にあろうが、調整後はすべてが右上がりの温暖化になっている。これを見るといかに温暖化論説者がデータを捏造してきたかがはっきりする。
私は地球温暖化迷信論はすでに崩壊寸前だと思う。これまで政治的な制裁を恐れて真実を語ってこなかった気象学者の中からも、そろそろ潮時だと考える人が増えたとみえ温暖化否定論の声が聞かれるようになった。これだけ化学に実証されないめちゃくちゃ論が三十年以上も気象科学の分野を独占してきたというのは恐ろしい。この似非科学のおかで地球上どれだけの人々が犠牲になり、どれだけのお金が無駄遣いされたか、いや今もされているか、考えただけでも血が煮えたぎる。
温暖化論は一部の科学者や政治家が世界中を騙してぼろ儲けした詐欺である。アル・ゴアなんぞその第一人者である。人々には二酸化炭素排出をするなとかいっておきながら、自分は排気ガス大量排出するプライベートジェットを乗り回して世界中で嘘八百の温暖化説を唱えているのだ。
しかし、この迷信もそろそろ終わりだろう。
頭にくるのは、これだけ長い間詐欺行為を働いてきた科学者も政治家の誰一人として罰を受けないということ。奴らのぼろ儲けは我々の犠牲のうえに成り立っているのに、その儲けはそのまま奴らのものなのだ。
我々カリフォルニア住民が嘘の学説のために高い税金はらってエソノールなんて害あって益なしの物質を購入しているのだ。本当に腹がたつったらない。


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南カリフォルニアに雪が降った! 例年になく寒い冬

あけましておめでとうございます、今年も拙ブログをよろしくご愛読くださいませ。
さて、大晦日に南カリフォルニアのサンバナディーノ郡やリバーサイド郡の山側で何十年かぶりに雪が降った。リバーサイド郡の南にあるタマキュラ市に住む友人がフェイスブックに雪の積もった近所の写真を掲載していた。

カリフォルニアでも標高の高いところでは雪は降るので、絶対にあり得ない現象ではないが、それでもこのあたりでの降雪は非常にめずらしい。ちなみにロサンゼルスに近いカカシの近所、今朝の気温は摂氏4度。このあたりでとしては立派に冬の気温である。

カカシとミスター苺はクリスマス直後に風邪をひき買い物にもいけない状態だったので、今年はおせち料理はやめにしようと思ったのだが、ミスター苺がどうしてもおせちが食べたいというので、仕方なくがーディナ市まで買い物に行った。

残念ながら、がーディナ市にある日本食マーケットはマルカイでもミツワでもお正月気分がほとんどなかった。お店の前には門松も飾ってなかったし、おせちコーナーも小さく、おせち料理も大して品数も種類もなくみじめなものであった。最近は日本のスーパーとかでもこんな感じなのだろうか。わずかに和菓子の三河屋さんだけが、店先に大きな鏡餅を飾り、お正月特別のお菓子を売っていた。ちいさなお店にはたくさんの日系のお客さんであふれていた。日系一世の店員さんが私が日本語がわかるとなるとお菓子の由来を丁寧に説明してくれた。少なくとも三河屋さんだけは伝統を守っている。(もっともリトル東京の三河屋は和菓子よりアイスクリームのほうが人気があるが、、、)

日本人のビジネスマンやその家族がたくさん南カリフォルニアに住んでいた頃は、この時期は結構にぎわっていたが、それでも日本の年末のような慌しさは感じられなかった。ま、遠く離れた異国で御節を食べよう、ましては作ろうなんて人はそれほどいない。日本人が食べなければ日系の人たちが受け継がない限り、アメリカでのおせちは廃れるばかりだろう。

それにしてもガーディナとかトーレンスあたりに行くと、日本人が減ったなあという印象を受ける。特に最近多少盛り返してきたロサンゼルスのリトル東京に比べると、ガーディナは、ところどころに日系の店がある程度で、ほとんど日系コミュニティーという感覚はなくなっている。

かく言う私も日本マーケットなんてめったにいかないし、日系コミュニティーとのお付き合いも全然ない完全にアメリカナイズな生活をしているから、こういう日系人が多ければ日本人街なんて廃れて当然だろう。それはそれで仕方ないのかも。


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2014年が過去135年において最も暑い年になるだあ?冗談も休み休み言ってよね!

先日APを読んでいたらセス・ベンソンなる記者が 今年2014年は過去135年でもっとも暑い年になるという記事を書いているのを読んで、ワッタ・ア・!@#$? と言いそうになった。無論上品なカカシはそんな4文字言葉は使わないが、、、

2014年が過去135年にわたりもっとも暑い年になることはほぼ確定した。全国気象センターの気象科学者によると、そうなれば今年は1992年以来6回目の記録更新となり、史上最高の年間気温の記録更新となる。

え~うっそだあ~!

数字は顕著である。二酸化炭素排出度は60%増加。世界気温は華氏6/10度上昇、人口は1.7億人増加。海面標高3インチ(役10センチ)上昇。アメリカの異常気象30%増し、グリーンランドと南極の氷板49兆トン減少

地球温暖化がこんなに色々な現象をもたらしているのか、人口増加まで?(それって悪いこととも思えないけどね。)しかしそんな温暖化が起きているというのはいったい世界のどのへんの話なのだろうか。少なくとも欧州や北米の話ではない。日本もここ2~3年かなりの降雪で寒い冬が続いていると聞く。
今年は去年に引き続き北極風(ポーラーボーテックス)の影響で記録的に低い気温が例年よりも早くくることが予測されている。
すでに11月6日の段階で、今期の冬は寒く長い冬になるだろうと予測された。

予報が正しければ、今週末には北極風は極度に凍りついた気温と旋風をアメリカに運んでくるだろう。アメリカ人はいまのうちに普段より20度(華氏)も低い気温を覚悟しなければならない。近日中に北極風は大量の降雪をもたらし凍りついた旋風を国中に吹きまくるであろう。

案の定、ニューヨークではなんと、普段の年で振る一年分の雪が一日で降るという恐ろしい結果となった。東部に住むカカシの友人たちも、11月のはじめから「これがうちの庭です」と言って雪に埋もれた庭の景色をフェイスブックなどでアップしていた。
事実、今年2014年の11月はアメリカ各地で史上最高の降雪や最低温度が記録された。 詳細は次ページに掲載するのでご参照のこと。
はっきり言ってアメリカ人は新聞やテレビで「今年の冬は例年以上に寒い」とか言われなくても、例年より寒いことは文字通り自分たちの肌で感じている。(なぜかカリフォルニアだけはぽかぽかといつもより暖かい冬だが、、、)
だったらこの135年で一番暑い年ってのはどういう寝言なんだと聞きたくなる。ではこの記事のいう記録的に暑い年の詳細を探ってみよう。
異常気象
ベンソン記者は「1992年以来、世界中で6600の大規模な異常気象が生じている」という。これはベルギーのthe Centre for Research on the Epidemiology of Disastersという気象災害を記録するセンターの発表による。
12年で6600という数は多いのかというとベンソンによればそうだという。

1983年から1992年の水害や気象災害は平均147であった。ここ10年にわたりその数は年平均306と跳ね上がった。

これだけではここ10年来の異常気象が普段より多いとは断言できない。単に1983年から1992年が異常に安穏な気候に恵まれていたとも解釈できるからだ。第一、この比較は変ではないか?
なぜ1992年から2014年の22年間と1983年から1992年の9年間を比べ、1970年から1992年の22年間と比べないのだ?もしかしたらそれは1970年代には結構異常気象が頻繁におきていたからなのではないか?ベンソン記者はそのへんを明らかにしていない。これではきちんとした比較になっていない。
だから私は過去22年間において異常気象が増えているという前提を認めることはできない。すくなくともベンソンはそれを証明していない。ましてやその異常気象が人為的に起されているなどはなはだ信じることはできない。
気温

2014年の平均年間気温は華氏58.2度(摂氏14.6度)、比べて1992年は57.4(14.1)だった。過去10年間の年間平均は58.1度(14.5度)。1983年から1992年の年間平均より6/10度上昇した。

10年間で摂氏0.1度の上昇?これが問題なのか?こんなの一日の朝晩の差よりずっと少ないではないか?このまま100年この状態が続いたとしても世界平均でたったの10度の上昇だ。これだったらかえって悪いことより良いことのほうが多いのでは?暑さで死ぬ人より寒さで死ぬ人のほうがよっぽども多いのだから。
ところで世界各地の気温の測定があまり正確ではないという話がもうだいぶ前から持ち上がっている。何十年前に測定計を設置したのか知らないが、温度計そのものが古くなってきちんと機能していなかったり、測定場所が昔は誰もいない草原だったところが今では大都市になっていたりして、同じ状況ではなくなっているという。であるから全世界の平均気温という数値もあてにはならないのである。
海氷

毎年北極を覆う海氷は9月が最低になる。この計測が気象変化の鍵を握っている。1983年から1992年にかけて最低面積は平均2.62百平方マイルだったが、過去10年の平均は1.83百平方マイルと減っている。全国雪氷調査センター( the National Snow and Ice Data Center.)

この同じセンターのデータによると今年11月北極の海氷面積は急速に増加しているという。 実は今年の海氷面積のレベルは2012年よりはるかに多く、十分に1981年から2010年の平均範囲にはまっている。海氷面積は確かに1993年から2002年にかけて経る傾向にあったが、その後の12年間は二年周期くらいで上がり下がりが安定してきている。たとえば、2006年の最低レベルは2012年の最低レベルより低く、2004年の最高レベルは2008年の最高レベルとほぼ同率。ということはここ12年間北極の海氷面積はほぼ同率で増えてもいなければ減ってもないことになる。
北極の海氷レベルは季節によって年内でも減ったり増えたりする。また年によっても二年周期くらいで減ったり増えたりしている。1980年代の海氷レベルは確かに1990年代以後のレベルより高いのだが、その前の10年20年をさかのぼって見ないと、これが普通の周期なのかどうかわからない。こういう気象の周期はもっと長い目で見なければ全体の傾向はつかめない。少なくとも100年レベルでみていかなければ、これが普通なのか異常なのか結論を出すことはできないのだ。たとえば1900年から1920年のレベルが今より低かったら温暖仮説論者はその事実をどう説明するのだろうか?
さて一方で、南極の海氷は増加している。 余談だがカカシの知り合いが南極観測船に二年連続で南極の夏を訪問したが、その際彼の乗っていた船が氷にはまって大変なことになったと話してくれた。今年のはじめごろも南極で温暖化論者らを乗せた観測船が遭難した話は紹介した。
しかしベンソン記者はこの事実をとりあわない。

北極の海氷損失は1992年から平均7.9百平方マイル、南極の1.1百平方マイルなど足元にも及ばない。

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南極の海氷増加率が北極の減少率より低いとはいうものの、増えていることは確かである。北極の海氷減少が温暖化の証拠となるのに、南極の海氷増加は意味がないというのはどういう理屈なのだ? 少なくとも南極の海氷が増えている理由を説明する必要がある。
地球温暖化説信者がいうような温暖化が実際に起きているとしても、彼らが言う程度の温暖化なら、はっきりいって大歓迎である。何度もいうように世界は寒いより暑いほうがいいのである。熱射病で死ぬ人より凍死する人のほうがよっぽども多いだけでなく、気温が下がると暖房用の燃料もかかるし、降雪が多いと道路状態も危険になり運送費がかさむ。一方気温が上がれば食物がよく育つ。
温暖化説が紹介されてからもう20年以上経つ。毎年のように「ここが悪化している」「あそこがひどいことになっている」と聞かされてきたが、信者らが言うような世界的異変はまるで起きていない。確かに異常気象は色々あるが、それは過去にもあったことでここ20年間が過去20年間よりひどいという記録もない。20年もたってこの程度のことで済むのであれば、この後100年後にもっと変化があったとしても人々はそれに慣れて十分適応できるであろう。
カリフォルニアのガソリン代は半分が税金だ。この税金は公害防止のための薬品エソノールがガソリンに含まれていることにも使われている。これもすべて排気ガスが温暖化を招いているという迷信のためだ。温暖化迷信によって世界中のどれだけの人々が経済的に迷惑を被っているかを考えたら、温暖化迷信論信者をあざ笑っているだけではすまされない。


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後悔する性転換者の話を隠滅するトランス社会

最近アメリカではトランス活動家たちの権力が大きくなっているが、そんななかで性別適合手術という、いわゆる性転換手術を受けたことを後悔する人たちの話も聞くようになった。 私も以前に意外に多い、いい加減な診断で性転換手術を受けて後悔する患者達というエントリーでそんな人たちの話を紹介したことがある。

ただ、トランスそのものは祝福し奨励するLGBT社会も、手術を後悔する人がいるという話は隠滅するだけでなく、後悔しているというトランス者に対して暴力的脅迫をするので、実際にどれだけの人々が黙って悩んでいるのかその正確な数はつかみにくい。

つい先日も性転換を後悔する人々の話しを隠滅するトランス社会についての記事を読んだ。

この記事の著者はステラ・モラビト(Stella Morabito)で、彼女は性転換手術を後悔していると公言した人々がどのようにトランス社会から報復を受けたかを記述している。

アラン・フィンチ, オーストラリア住人。19歳のときに男から女への治療を始め20歳で去勢手術を受けた。しかし2004年、フィンチが36歳のとき、彼はガーディアン紙でこのように語った。

. . . 性同一性障害とは精神科医が作り上げたものだ。…基本的に性別を変えることなどできない。手術で遺伝子を変えることはできない。(性転換手術)は性器切断だ。私の膣は睾丸の袋に過ぎない。カンガルーの袋みたいなもんだ。怖いのは性欲を覚えるといまだにペニスがあったときのように感じる。ge==幻影肢症候群みたいに。すべてひどい冒険のようだ。私は女だったことはない。私はただのアランだ。 . . . 性別を変えることを切実に望む人に手術を薦めるというのは、例えて言うならば、拒食症の人に脂肪吸引手術を薦めるようなものだ。

フィンチはオーストラリアの性同一医院に対し誤診されたと訴訟を起こした。フィンチはまた「ジェンダーメンダース」(性別を直す)という組織を始め性転換を後悔するひとたちに手を差し伸べようとした。しかしこの彼の行動はトランス社会からの反応は敏捷で猛烈であった。

以来、フィンチの組織サイトは停止したままで全く更新されていない。フィンチの沈黙は非常に普通で、性転換後悔を公表するのはトランス社会では完全なタブー。その掟を破ればトランス社会からの恐ろしい攻撃が待っている。 にもかかわらず我々が時々この後悔している声を聞くことがあるのは、ハリウッドすらも彼らを完全にコントロールすることができない証だろう。

モラビト記者はトランス社会が掲げるトランスの真実さや幸せは事実よりフィクションだと語る。
レネー・リチャード、リチャードは1970年代のテニスプロ。当時はまだ珍しかった性転換手術のさきがけだった。テニスプロとして有名人だったので、すごい話題になった。それでリチャードはトランスの鏡、ロールモデルとしてがんばってるかと思いきや、そうでもない。1999年、リチャードはテニスマガジンでこんなことを述べている。

もし薬かなんかで当時私が受けていたプレッシャーを緩めることができたら、あのままの自分でよかったと思う。完全に備わった人間として。心の底で私は自分がセカンドクラスの女だとわかっている。トランスになりたい人たちから色々質問を受けるが、私は誰にも私を手本として従うようなことはしてほしくない。 現在は女装趣味とか性的な混乱によるうつ病などに関して薬を含め色々と選択の余地がある。女性として満喫しているかといえば、私は夢にみたほど満喫していない。手術を受けたがっている人たちからたくさん手紙をもらうが、私は皆止めるようにと言っている。 —Rene Richards, “The Liaison Legacy,” Tennis Magazine, March 1999.

マイク・ぺネー。ロサンゼルスタイムスで24年のベテランスポーツライターだった。2007年に突然休暇の後にクリスティーンとなってもどってくると宣言。一時はトランスの報道官的存在となってトランス社会から持ち上げられていた。ところが2008年、突然何の説明もなくクリスティーンはマイクにもどり、新聞のウェッブサイトにもマイクがクリスティーンだったことに関する説明は削除されてしまった。内部の人によると、ぺネーは結婚の破綻にショックを受けていたようで、2009年の11月自らの命を絶った。葬式には招かれなかったLGBT社会は、クリスティーン・ぺネーの追悼式を行なったが、マイクの名前は無視されていた。

これらは男性から女性への性転換者の話だが、もうひとつは女性から男性への転換を行なって後悔した人の話。

ナンシー・バーヘルスト、ベルギーの44歳の女性。乳房削除の手術の跡、そのあまりのひどさに自分は化け物になってしまったといって、ベルギーの安楽死法を使って自殺。44歳の若さでこの世を去った。それにしても自殺擁護もここまでくると犯罪ではないのかね。彼女は子供の頃から両親が男の兄弟たちばかりを贔屓するのをうらやましく思っており、男になりたかったのだという。

この間も紹介したが、トランスの自殺者は普通の人の20倍にも及ぶというのも、手術を受けた段階で家族や友達から孤立した個人が、後悔した時点でトランス社会から迫害を受け新しい友達からも孤立するという二重の孤立を感じるからなのではないだろうか。

もともとトランスの人々は自分の身体を受け入れられないという精神的な弱点を持っている人々であるから、このような大打撃に一人で打ち勝っていくのは簡単なことではないだろう。こうした人々の悩みを本来ならば受け入れるべきトランス社会が、反対に彼らを宿敵のように扱うことが、トランス社会の偽善を現している。

次回はトランス社会がどのように性転換後悔者を虐待するかについてお話する。


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精神科名医、「性同一性障害の治療に性転換手術は好ましくない」最近のトランス政治に異論

この間からカカシが書いているカリフォルニアやテキサスはヒューストン市のトイレ法もそうだが、最近は同性愛過激派団体によるトランスジェンダー人権保護という非常に過激な政治改革が幅を利かせている。 米国でも名高いジョン・ホプキンス病院の元精神科局長を務めていたポール・マクヒュー医師は、性同一性障害は精神病なのであり、健康な身体の一部を切り取る性転換手術は好ましくないという論文を最近ウォールストリートジャーナルに発表した。

マクヒュー博士は最近のアメリカの健康保険に性転換手術が含まれる可能性についてや、トランスの人々の人権保護という名目で、精神科医や両親が性同一性障害をもった患者に性転換手術以外の精神カウンセリングをすることを違法とする法律がカリフォルニアを含め幾つかの州で通されたことに関して、性同一性障害の治療を即性転換に結びつけるのは非常に危険なやり方であると主張する。

まず、博士は、性同一性障害者は精神科医の間ではよく知られる「思い込み」の障害だという。トランスの場合、自分の持って生まれた性別が何故か自分の思い込みとは違う。

これは身体醜形障害といわれる精神病のひとつの症状で、自分の容姿を「醜い」と思い込む病気だ。自分は太り過ぎだと思い込んで拒食症になったりするのもこの病気のひとつである。

こういう人は自分の身の回りに起きている問題が、容姿を変えさえすれば解決されると思い込み、非常に自分勝手に社会が自分の妄想を受け入れるべきと考える傾向がある。

トランスの場合は自分の性別が間違っているという妄想を持ち、その妄想を社会に受け入れさせようとする傾向が非常に強い。最近の左翼リベラルはトランスの人々を道具に自分らの変態的なアジェンダを進めさせているが、マクヒュー博士に言わせると、こうした動きはトランス患者の病気を本質的に治療することには役立たないどころか、かえって危険だと語る。

同性愛活動家らは絶対に認めないが、実はトランス患者に関しては長期的な調査がされており、トランスの治療は性転換手術のみという議論に多大なる疑問を投げかける結果が出ている。
イギリスのバンダービル病院とロンドンポートマンクリニックの調査によると、性同一障害患者の70から80%が性転換手術を受けなくても、突然にして異性であるという気持ちを失っていたことがわかった。25%の患者がずっとその気持ちを持ち続けているが、この二つのグループの違いは未だわかっていない。

ジョン・ホピキンス大学病院では1960年代にアメリカで最初に性転換手術を行なった。しかし1970年代に行なわれた手術効果の調査結果から、患者たちは満足していると答えてはいるものの、精神的な問題は解決されていないことがわかった。よって同病院は性転換手術は性同一性障害の治療として好ましくないという結論に達し、その後性転換手術は行なわなくなった。

2011年にスエーデンのカロリンスカ研究所が発表した調査によると、性転換手術をした324人の患者を30年間に渡って追った結果、手術後10年ぐらい経つと精神的な問題がどんどんひどくなることがわかった。しかも恐ろしいことにこうした人々の自殺率は普通の人の20倍にも及ぶという。なぜ手術を受けた人々の間でこんなにも自殺率が多いのかはわかっていないが、年を取るにつけ自分が社会から受け入れられずに孤立していくのが原因ではないかと思われる。

これだけみても性同一障害の治療をすぐに性転換手術に結びつけることの危険性が解るというもの。性転換手術が自殺の原因になったとはいえないが、手術が患者の心の病気の治療に効果的であるとはいえない。

性同一障害の患者の一部には回りの環境に感化されやすい若者が多いとマクヒュー博士は言う。若者は常にショッキングなことをやってみたいと思う傾向があるので、最近学校などで同性愛を美化する教育を受けたりすると、自分もトランスなのではないかと思い込んでしまう若者が居るという。特に若いうちにホルモン治療などを受ければ、後々の手術結果が良くなるということもあり、若いうちに「治療」を始めるケースが多い。

もっとひどいのは、まだまだ性別に関して未熟な考えしか持っていない思春期前の子供にホルモン剤などを投入して思春期を遅らせる「治療」を施すケースだ。こんなことをすれば子供の成長が止まり、後に再生能力を失う可能性もある。こどもたちが大きくなって、やっぱり自分は男だった女だったと思ったときはすでに取り返しのつかない損失を与えることとなる。教授はこれは明らかな幼児虐待だという。私も全くその同意見だ。

未成年の子供は精神的に色々な段階を通り抜けていく。身体の変化によってそれぞれ色々な妄想や願望を抱く。それをいちいち実現させていたら、いったいどんなことになるかわからない。私も子供の頃は男勝りで、身体も大きく男の子と取っ組み合いをして勝っていた。しかし思春期が近づいてくると力では男の子に勝てなくなり、特に日本のように男女の役割がはっきり別れている社会に住んでいると、「私も男の子に生まれて繰ればよかった」と思うことがしばしばあった。

しかしこれはカカシは自分は男の子だと思ったわけでもなく、どうしても男の子になりたいと思ったというわけでもない。単に男の子が肉体的に社会的に可能なことを自分も出来たらいいなという願望に過ぎなかった。

現在でも異性がやっていることを自分もやってみたいと思う子供はいくらでも居るだろう。それを親や医師が早とちりして「この子は性同一性障害だ、性転換手術のためにホルモン治療を始めよう」なんてことをすることが子供のために良いはずがない。

マクヒュー博士の結論は、現在話題になっている男性から女性に性転換手術を受けたトランスを女性として女性スポーツ競技に参加させるべきかということに対して釘をさすものだとと思う。

問題の真髄は性同一性とは何かという性質への混乱だ。「性転換」は生物学上不可能である。「性別適合手術」を受けた人々は男から女になったり女から男になったりすることは出来ない。単に女っぽい男や男っぽい女になるだけである。これを人権問題だとして手術を奨励するのは、現実的には精神病に協力し奨励するようなものである。


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北極の氷は溶けてるどころか増えている!

もう大部前になるが、私が父に地球温暖化など起きていない、と言うと父が「北極の氷は溶けているんだぞ!」と強い口調で言われたことがある。もしも北極の氷の大きさが温暖化の証拠であるのならば、氷が溶けているどころか増えているという事実は温暖化説を完全に覆すことになるのだろうか?温暖化説信者がそう簡単に自分らの迷信を諦めるとは思えないが。
イギリスのオンライン新聞、メールオンラインの記事によると、北極のアイスキャップは何と2012年から43%も面積が増えているのだという。
ちょっと、アル・ゴアさん、あなたの予測によると今頃は北極の氷は溶けてなくなってるはずじゃないの?
北極の氷は面積が拡大しているだけでなく、2013年の夏が記録的に寒かったため、去年の氷が溶けずにかなり残り、その質量も増えているのだと言う。
この間浜村淳さんのラジオを聴いていたら、今年8月の大阪府の気温はどの市も35度を超える日がほとんどなく、何十年ぶりかの冷夏だったと言う話だった。実はマイルドな夏を迎えているのは何も大阪だけではない。カカシの住む南カリフォルニア内陸地でもそうで、いつもなら昼間はクーラーなしでは過ごせないほど暑いのに、今年の8月はクーラーをかけた日が数えるほどしかない。
ちなみに本日午前10時現在のロサンゼルスの気温はたったの23度。アキュウェザーによると、今年8月のロサンゼルスの最高気温はたったの32度でしかもたったの二日。後はだいたい30度すれすれ程度の日が続いた。
カカシの自宅はロサンゼルスよりは多少気温が高いが、それでもいつもの年なら35度から40度の気温なんて平気で起きるのに今年はそんな日が二日か三日程度しかなかった。
ニューヨークでもヒートウェーブと言われる三日連続猛暑日が今年の8月は一度も無かった。それどころか30度を超えた日がたったの四日。後は24度から29度の間で収まっている。
実際今年の夏はアメリカ全体が例年よりも涼しく、場所によっては例年より10度以上も気温が低いところもあった。
今年の冷夏の原因は今年の始めにアメリカ東部中部を襲った厳しい冬と同じ理由で、北極からの冷たい気流が原因。ちなみに今年初期のアメリカの平均気温は21年間で最低気温だった。
もうここ10年来、地球温暖化が起きているどころか毎年のように記録更新の寒い冬が続いている。にもかかわらず、オバマ王が最優先している方針は地球温暖化対策。はっきりいって地球冷却化の方が人類にとっての悪影響は大きい。熱射病で死ぬ人より凍死する人の方がよっぽども多いのだ。いや、それだけではない。冷夏は野菜や果物の栽培に非常な被害を及ぼす。
もしも、地球は温暖化どころか冷却化しているとしたら、そして人類の文明が温暖化に貢献しているのだとしたら、止めるどころかもっとやるべきなのではないか? 温暖化迷信を盲信するあまり、地球が小氷河期に向っていることを見過ごしたら、それこそ悲劇である。
いったい何年記録的に寒い冬や夏が続けば温暖化説は崩れるのだ?
何が起きても説を覆すことが出来ないというなら、そういう説は科学的学説とは言えない。地球温暖化説はすでに信仰と化した。現実とは無関係な迷信なのである。


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笹井博士の自殺に見た非常時に明らかになる人間の本性、臆病者、裏切り者、そして正義

「STAP細胞論文の共同執筆者で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB=神戸市)の笹井芳樹副センター長(52)が5日、同センターの施設が入る先端医療センター研究棟内で首をつっているのが発見された。」というニュースはアメリカのメディアでも報道されたが、こういうことで自殺をするというのがやはり日本的だなと思いつつ、しかし何か失態があると、回りが少数の人間の非を責め立てて生け贄にしてしまう傾向は何も日本だけに限らないのだなとつくづく思う。
それにしても有能な科学者をこのように死に追い込んでしまったということは非常に残念だ。
日本にとっても世界の医学にとっても非常に損失である。
笹井氏のご冥福を祈るものである。
科学というものは常に試行錯誤であり、最初から絶対に正しい説などは存在しない。何百年も真実と思われていたことが後の科学の発展で覆されることはしょっちゅうであり、常に変化していくのが科学の性質だ。だから小保方氏の論説がまだ不完全であったとしても、間違いがあったからとか、完璧でないからという理由で研究を続行させないという態度はおかしい。そんなことでは科学の発展はあり得ない。
本日の話はこの事件とは直接関係ないのだが、カカシの職場でも去年の暮れに非常事態が発生し、それに伴って津波のように多々の事件が起き数々の首が飛んだ。うちの企業の体質で実際に即解雇になった人は居ないが、上層部では、降格、減給、昇格とは名ばかりの左遷などがあり、中下層部では多数が無給自宅謹慎処分などになった。
その騒動のまっただ中に居て私は非常に色々なことを学ばせてもらった。こういう事件が起きると内部での事件を利用して自分が権力を握ろうとする嫌らしい輩が必ず表れる。また、積極的に他人を陥れようとはしないまでも、自分が責任を負わされると感じると、すべて他人や部下のせいにして責任逃れをしようとする臆病者や裏切り者も現れる。
だが、そんななかで意外な勇気を見せる人も居る。
去年の暮れに私が携わっていた工事現場で爆発事故が起きた。幸いにして消化にあたった作業員が二人手に軽い火傷を負った程度で、人身への被害は最小限で済んだ。
だが、完成間近だった建設物は完全破壊されてしまい、企画は六ヶ月ほど先延ばしになった。
これは我々が現場でシュミレーションテストを行っている最中の出来事だったため、テストチームの行動が色々と取り沙汰され調査の対象となった。我々のテストはすべてシュミレーションで部品は何も動かないため、爆発事故になど関係があるはずはなかったのだが、その場に居たということが災いして、それまでなら問題にならないような些細なことまでもが取り上げられ痛くもない腹を探られた。
この調査の段階で、現場には色々問題があるということがわかった。それで現場監督は上部からかなり色々と詰問されたらしい。その際監督は「私は何も知らない、すべてカカシが一存でやったことだ、日頃から彼女の仕事ぶりには不満足だった」と言い訳した。運の悪い事に私は事故の直前に監督に無断で設定変更をしていた。普段ならどうということのない変更で監督にいちいちお伺いを立てるようなことではなかったのだが、このことが監督が私に責任をおしつける都合のいい口実となった。
この監督とは仕事以外でも結構一緒に飲みに行ったりして友達付き合いもしていたのに、いざとなると自分の責任をすべて部下に押し付けて責任逃れをしたわけである。なんという卑怯な男!
そうかと思えば、監督の言い訳を鵜呑みにした経営側からカカシを懲戒免職にしようという話が上がっ際,私を現場に派遣した私の直属の上司とその上司は大激怒。二人は私を首にするなら自分らも辞めると啖呵を切った。ま、くだらない理由で部下を首にされるとなると自分らの威厳にも拘るから、私を守るためという奇麗ごとだけではないが、それでも何もかも他人に責任を押し付けた監督の態度とは大違い。こういうひとたちの下で働かせてもらっているということを知って頼もしかった。
そうこうしているうちに何ヶ月にも渡る調査の結果、事故の原因は安全装置の配線ミスだったことが判明。私のテスト器具設定変更とも現場の多々の問題とも無関係であることがはっきりした。
しかし一旦表沙汰になった種々の問題は、事故とは無関係と解っても無視することが出来なくなった。弱体化した経営陣を見て、今こそ自分らが権力を握るチャンス、とばかりに会社内では派閥争いがはじまり、波紋が波紋を呼び上層部の大幅な人事異動へと発展してしまった。
はあ、まったく恐ろしいもんである。
お察しの通り、私がこんな暢気なことを言っていられるのも、結局懲戒免職なんてことにはならなかったからである。最低限の罰は受けたが、他の人たちの身に起きたことを考えたら軽くて済んだ。ま、やたら偉くなかったのが幸いしたのかもしれない。
職場の精神カウンセラーをしている神父様から、「カカシさん、自殺とか考えてますか?」と聞かれて思わず笑ってしまった。「仕事を首になったくらいで死のうなんて思いませんよ」と答えたが、笹井博士のことを思うと、これは決して場違いな質問ではなかったのだなと痛感した。
博士にもそういうふうにカウンセリングしてくれる人がいたらよかったのに。本当にお気の毒なことである。


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歴史的に寒い冬、温暖化説迷信がいまこそ崩れるとき

先週の木曜日、朝からテレコン(電話会議)があるということで東海岸の時間に合わせて朝6時45分に出勤。ところがいざ会議室に行ってみると誰も居ない。時間を間違えたのかとおもって事務のおっさんに問い合わせたところ、「DCはものすごい雪で会社一時閉鎖、会議はキャンセルになった」と言われた。せっかく自腹切ってドーナッツ持参で早起きして出かけたのにがっかり。その翌日のテレコンも悪天候の影響でキャンセル。アメリカは東海岸や南部が歴史的な寒さと降雪量で麻痺状態になっているが、日本からも東京でクロスカントリースキーをやってる人たちの写真などがオンラインニュースに掲載されているのを観た。
先日のドラッジの新聞見出しだけ読んでいても、
BRUTAL WINTER INTENSIFIES…
HISTORIC ICE STORM UNFOLDS IN SOUTH…
GEORGIA WARNED: ‘CATASTROPHIC’…
At Least 12 Dead…
Hospitalizations From Sledding Crashes…
SEEN FROM SPACE…
NWS: Travel ‘Impossible’…
WATCHES/WARNINGS…
RADAR…
Ice from TX to NC…
Cars Abandoned on Snow-Covered Roads…
Thousands Without Power…
Residents Cook Food In Fireplaces…
City Fines Residents Up To $100 For Not Shoveling Sidewalks…
Panicked Shoppers Fight Over Food…
Up to 14 inches in NYC…
‘Snow Rage’ Afflicts Locals…
Man Puts Gun To Plow Driver’s Head…
Psychiatrist: ‘Tremendous Amount’ Of Seasonal Affect Disorder…
てなかんじ。いちいち訳すのは面倒くさいので省略するが、とにかく寒いという見出しばかりなのだ。で、本日(2/17)のリアルサイエンスによると、アメリカにおける今年の冬は1800年代に記録を取り出してから、1899年と1979年に続いて三番目に寒い冬となったとのだそうだ。
寒い方がちょっとくらい暖かいよりずっと生活に支障を来す。二酸化炭素排出が地球温暖化に本当に役立つというのなら、温暖化防止を理由に規制してきた法律のすべてを撤回すべきなのではないか?
国内における原油発掘規制、ビニール袋の使用禁止、エソノール入りのガソリンの強制使用、車のエアコン用フリーヨン使用禁止等々、温暖化を理由に理不尽に規制されてきたこれらの活動。
これによってどれだけの産業が被害をうけたか、どれだけの人々の暮らしが悪影響をうけたことか、いったいこの責任は誰が取るのだ?
だが今になってもオバマ政権は地球温暖化迷信が似非科学だったと認めるどころか、温暖化防止のためにさらに厳しい法律を通そうとしている。いったい国民をどこまで馬鹿にすれば気が済むんだ!
しかし長年続く厳しい冬のおかげで、アメリカにおける地球温暖化説迷信は国民の間で崩れつつある。


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本日は立春なり、でも寒い。2014年はここ20年で一番寒い冬

注意:アメリカは一日遅れなので2/3だが、立春は2/4なので間違えないように!
二日前のヒット数がやたら多いなと思ったら、皆さん節分と立春についてずいぶんご興味がおありらしく、私が去年の節分に書いた記事、初めて知った節分と立春と旧正月の関係がちょっとした人気を呼んだらしい。
まとめてみると、
旧正月:中国の陰暦新年、いわゆる旧正月は冬至から二回目の新月。
立春:冬至と春分の真ん中
節分:立春の前日
というわけ。旧正月の日付が結構動くのに比べ、立春はだいたい2月3日か4日になるのはこれが理由。
さて、立春とはいえアメリカはカリフォルニア以外は猛烈に寒い冬が続いている。雪など滅多に降らないバージニア州でも今年はノーフォークにある支店が先週三日続けて雪のため事務所閉鎖となった。雪もだが風がもの凄いとかで、橋の多いあのあたりは大変なことになっているらしい。ニューヨークでは各地で除雪が遅れ、新しい市長さんが除雪を均等に行っていないと批判されるなど、市民の怒りは増している。ニュージャージーのホテルに泊まっていた同僚は雪のせいでホテルに監禁状態になったとフェイスブックで話していた。
色々な記事を読むにつけ、地球は暑いより寒い方が弊害が多いなと感じる。最近は露出した肌が数分で凍傷になってしまうとか、消防用の水がホースから出たとたんに凍ったなんて話も聞いている。
今年の寒波はポーラーボーテックス(極渦、きょくうず)という「北極の上空に出来る大規模な気流」が北半球で吹き捲くっている影響で、アメリカ各地はここ20年来で最悪の寒波を迎えたというわけ。カナダでは気温が急速に下がって凍り付く時におきるフロストクエークの音響を体験しているという。
こうなってくると自然に出て来る疑問は「地球温暖化はどうなったんでしょうねえ」というもの。あれだけ二酸化酸素排出が地球の温度を上げていると大騒ぎしていた温暖化迷信者たちは、だったら今年は二酸化酸素の排出を増やしてちょっとは寒波を緩和しようなんて言わないのかね。
ともかくだ、毎年毎年最低気温を記録する年が何年続けば地球温暖化は起きていないってことになるのだろうか。いや、それをいうなら、いったい地球温暖化とはどんなものなのだろうか?その現象を我々が観るのは何時のことなのだ?


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さ、寒い! アメリカ中が震え上がる新年

新年早々アメリカは寒気に見舞われている。本日のドラッジニュースの見出しを観ていると、
ミネソタ、過去20年で「最悪」の深い凍り付き
風感度マイナス50度に達する(華氏)
ニューイングランドで30インチの降雪
ニューヨーク市学校閉鎖
露出した肌は15分で凍り付く
少なくとも9人凍死
なんて記事が羅列されている。
ドラッジは関係のあるニュースと矛盾するニュースを面白く並べる才能があるので、保守派の間では人気があるのだが、ドラッジがずっと地球温暖化をおちょくっていると苦情を言うニュースも見出しの中には含まれていた。
MSNBCのクリス・ヘイズ、ドラッジがあおる地球温暖化への「雪アラシ」に文句を言う
ヘイズは番組のなかで、ドラッジが紹介する出鱈目な反地球温暖化説の記事が国民の間で温暖化への猜疑心を高めるのに成功していると苦々しく認めた。寒い気候が訪れる度に保守派連中は温暖化をおちょくるので、温暖化に関する正当は報道が難しくなっていると不満を述べた。特に今回の地球温暖化観測隊の船が南極の海氷にはさまって立ち往生した件について、地球を救うために大した報酬もないのに命がけで頑張っている科学者たちをあざ笑ってお祭り騒ぎをしていると批判した。
しかし、地球温暖化説似非科学者たちが「なんの報酬もなく」というのは大嘘だ。地球温暖化という似非科学を唱えて、どれだけの科学者や政治家や企業が大金儲けをしたか解らない。地球温暖化の教祖アルゴアなんぞは温暖化説を唱えてそれこそ地球上を回ってお説教ぶって億万長者となった。
科学者の間でも地球温暖化説を批判する科学者達は大学やスポンサーから調査費が降りないだけでなく、大学を首になったりキャリアを破壊されたりしてきた。地球温暖化は何の報酬もないどころかビッグビジネスなのである。
クリス・ヘイズは右翼が一億ドルという金を使って地球温暖化説を崩そうという運動をしていると指摘するが、左翼が何兆ドルという世界中の人々の血税を使ってありもしない地球温暖化を押し付けて来た事実を考えれば雀の涙である。
左翼の科学者や政治家たちがこれだけ一生懸命20年以上にも渡り全世界を騙し続けて来たのに、アメリカ人半数近くが温暖化に猜疑心を持つようになったのは、ドラッジの気の利いた見出しのせいでもラッシュ・リンボーのような右翼トークショーのせいでもフォックスのニュースのせいでもない。地球温暖化説の説得力が薄れたのは、
地球温暖化が起きていないからだ!
いくら地球が暑くなっていると繰り返しても、毎冬毎冬記録的な寒さが訪れれば、いったい温暖化はどうなったのだと人々が思うのは当然。温暖化が起きているというならその証拠を提示すればいいだけの話。
20年前の予測で2014年の冬はこのくらいの温度になるとされていた、という記録と現在の温度とを比べて、本当に温度が上がったのかどうか発表したらいいではないか。温暖化が事実なら、ドラッジが何を書こうと人々は納得するはず。
ヘイズは反温暖化説は馬鹿ウヨが歴史的に正しくない側に回ることを喜んでいるというが、温暖化説批評家は温暖化が起きているという証拠がないことを指摘するだけでいいが、温暖化説を唱える側は、実際に温暖化が起きていることを証明する責任がある。今起きている現象が温暖化を崩すものではない、とヒステリックに騒ぐより、実際に温暖化が起きている事実を提示したらいいではないか、それが出来ないなら温暖化は起きていないと認めるしかない。
実際温暖化説者たちが、温暖化説の名称を「気象変更化」と変えざるおえなかったことからして、彼らがどれだけ自分らの説が微妙なものであるか気づいている証拠である。
批評家に文句を言うより、自分らの説の真偽をもう一度見直しては如何かな?


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