もう大部前になるが、私が父に地球温暖化など起きていない、と言うと父が「北極の氷は溶けているんだぞ!」と強い口調で言われたことがある。もしも北極の氷の大きさが温暖化の証拠であるのならば、氷が溶けているどころか増えているという事実は温暖化説を完全に覆すことになるのだろうか?温暖化説信者がそう簡単に自分らの迷信を諦めるとは思えないが。
イギリスのオンライン新聞、メールオンラインの記事によると、北極のアイスキャップは何と2012年から43%も面積が増えているのだという。
ちょっと、アル・ゴアさん、あなたの予測によると今頃は北極の氷は溶けてなくなってるはずじゃないの?
北極の氷は面積が拡大しているだけでなく、2013年の夏が記録的に寒かったため、去年の氷が溶けずにかなり残り、その質量も増えているのだと言う。
この間浜村淳さんのラジオを聴いていたら、今年8月の大阪府の気温はどの市も35度を超える日がほとんどなく、何十年ぶりかの冷夏だったと言う話だった。実はマイルドな夏を迎えているのは何も大阪だけではない。カカシの住む南カリフォルニア内陸地でもそうで、いつもなら昼間はクーラーなしでは過ごせないほど暑いのに、今年の8月はクーラーをかけた日が数えるほどしかない。
ちなみに本日午前10時現在のロサンゼルスの気温はたったの23度。アキュウェザーによると、今年8月のロサンゼルスの最高気温はたったの32度でしかもたったの二日。後はだいたい30度すれすれ程度の日が続いた。
カカシの自宅はロサンゼルスよりは多少気温が高いが、それでもいつもの年なら35度から40度の気温なんて平気で起きるのに今年はそんな日が二日か三日程度しかなかった。
ニューヨークでもヒートウェーブと言われる三日連続猛暑日が今年の8月は一度も無かった。それどころか30度を超えた日がたったの四日。後は24度から29度の間で収まっている。
実際今年の夏はアメリカ全体が例年よりも涼しく、場所によっては例年より10度以上も気温が低いところもあった。
今年の冷夏の原因は今年の始めにアメリカ東部中部を襲った厳しい冬と同じ理由で、北極からの冷たい気流が原因。ちなみに今年初期のアメリカの平均気温は21年間で最低気温だった。
もうここ10年来、地球温暖化が起きているどころか毎年のように記録更新の寒い冬が続いている。にもかかわらず、オバマ王が最優先している方針は地球温暖化対策。はっきりいって地球冷却化の方が人類にとっての悪影響は大きい。熱射病で死ぬ人より凍死する人の方がよっぽども多いのだ。いや、それだけではない。冷夏は野菜や果物の栽培に非常な被害を及ぼす。
もしも、地球は温暖化どころか冷却化しているとしたら、そして人類の文明が温暖化に貢献しているのだとしたら、止めるどころかもっとやるべきなのではないか? 温暖化迷信を盲信するあまり、地球が小氷河期に向っていることを見過ごしたら、それこそ悲劇である。
いったい何年記録的に寒い冬や夏が続けば温暖化説は崩れるのだ?
何が起きても説を覆すことが出来ないというなら、そういう説は科学的学説とは言えない。地球温暖化説はすでに信仰と化した。現実とは無関係な迷信なのである。


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