武漢ウイルスはやはり武漢ウイルス研究所が発祥地である可能性が高い (新情報あり)

2020年4月15日現在:数日前に書いたこの記事のアップデートがある。最初に私がこのウイルスの出どこは武漢ウイルス研究所だと書いた頃はまだこの話は陰謀論説のように言われていた。最近になって大紀元時報やゲートウエイパンディットやLaowhy86といったブロガーや保守派メディアで詳しい話が特集されていたが、今日になって一斉に大手メディアがウイルスの発祥地は武漢研究所ではないかという報道を始めた。

ロイターの記事によれば、トランプ政権はこの可能性について捜査を始めたとある。トランプ政権はこれが人工的に作られたものであるとは考えておらず、蝙蝠から自然に人に移り人から人へと移るウイルスの研究中に研究員のずさんな管理から漏れたものではないかと考えているという。

2020年4月10日:つい先日も「世界中の医療品不足は中共の陰謀だった」の中で武漢ウイルスの発祥地が武漢ウイルス研究所である可能性について書いたが、もう一度ここでおさらいしよう。

2020年4月1日エントリーより引用はじめ: 前々から武漢のウイルス研究所が出所なのではないかという話はされていたが、実際そうであった可能性が非常に高くなってきた。

最初からこのウイルスは蝙蝠(こうもり)が病原菌を持っており、それが人間に感染したと考えられていた。中国では蝙蝠を食べる習慣があるので、海鮮市場の野生動物売り場がウイルス発生地だと公式発表ではされていた。しかし実は武漢ウイルス研究所(武漢病毒研究所)では実際蝙蝠から人間に移るウイルスの研究がされており、研究員の何人かが誤って感染したのが最初だったという話が出て来ている。

中国で10年暮らしていた経験があり、中国語に堪能なカリフォルニア人ブロガーのlaowhy86がその話を詳しくしている。Laowhy(中国名は老外)によれば、武漢ウイルス研究所の研究長である石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性は蝙蝠から人間に移るSARSのような肺炎病を研究しており、地方から感染している蝙蝠や地元民の血液サンプルなどを持ち帰る武漢研究所で研究をしていた。この話は去年の11月ごろにはなしで、研究所は人手不足だったのかこの研究に携わる人員を募集していた。

この研究所には黄蒸玲(ハン・ヤンリン Hang Yan Ling)という若い女性の研究員が居た。この女性が12月頃から姿を消してしまったというのだ。研究所の2018年の新年会の写真には写っているのに、研究所のウエッブサイトの研究員紹介ページからは姿がこつんと消えている。それで彼女は研究室で感染し死んでしまったのではないかという噂が流れ始めた。 石正麗博士は黄蒸玲は生きている死んだなどと言うのはただの噂だと否定しているが、それなら何故彼女が公の場に出てこないのか不思議である。

2月になって武漢大学の肖波涛(シャオ・バタオ Xiao Botao)教授は、武漢研究所の研究員は感染した蝙蝠の尿からすでに何人か感染しており自主的に隔離していると発表した。中国語の記事はこちらグーグル翻訳で見出しだけ訳してみると、

武漢疾病管理センターからの新しいコロナ肺炎?研究者はコウモリの血液と尿を噴霧し、14日間隔離

武漢海鮮市場はこの研究所からたった20マイルしか離れていない。やはり武漢ウイルスはこの研究所から漏れたものという我々の最初の疑いは正しかったようだ。(引用終わり)

さて、同じことについて独自に調査した記事がゲートウェイパンディットにも掲載されている。老外(ラオウィー Laowhy86)と同じようにゲートウエイの方でもやはり焦点となっているのは石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性科学者。(カカシ注:彼女の名前の正しい漢字の綴りと英語読みを発見したので訂正した)

実は彼女、2014年までアメリカのウイルス研究所で働いていた。中共はウイルスの発症地はアメリカだと主張していたが、その主張には一理ある。なぜならアメリカの研究所ではずっと以前からコロナウイルスの研究が行われていたからだ。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究所でラルフ・S・バリック教授のもとで蝙蝠から人へ感染するコロナウイルスの研究がされていたが、石正麗博士はバリック教授の研究パートナーで、2015年には、その調査結果を発表したりもしているのだ。ただ、この研究はアメリカの保健福祉省(日本でいう厚生省)から予算を打ち切られたため、研究は中止された。その後石正麗博士は武漢の研究所に移り研究をつづけていた。

ゲートウエイの調査によると、石正麗博士指揮する武漢研究所では生物に武漢ウイルスを感染させる実験がされていた。そして同博士は異種の動物間での感染を研究していたことが解っている。つまり、COVID19武漢ウイルスが野生動物のなかで自然発症したという中国の言い分がかなり怪しくなってきたということだ。

中国では2017年にもSARSウイルスが研究員の取り扱い不注意で外部に漏れ研究員はじめ8人の感染者を出し1人が死亡するという事件が起きている。この時は広範囲に蔓延したという事実はないようだが、色々な病気が蔓延する中国では本当のところは解らない。

私はずっと武漢ウイルスが研究所から漏れたものである可能性は大きいと思っていた。しかしそれは以前に邱香果(Xiangguo Qiu)という女性科学者とその夫がカナダのウイルス研究所から盗んだウイルスだったのではないかと考えていた。石正麗博士が邱香果博士がカナダから盗んできたウイルスを研究に使用した可能性は大いにある。

中共には有能な科学者が多い。彼らは若いころに欧米の大学で教養を身に付け、そのまま欧米の大学研究所で研究を続けることが多い。しかし彼らの忠誠心は中共にある。こういう人間を有能だというだけで、いや、有能であるからこそ、むやみやたらに研究パートナーとして受け入れるのは欧米にとって決して良い結果を生まない。無論中国人でなくても金で買われたアメリカ人学者がいくらもいるから国籍だけでは判断できないというのもある。

中国による知識財産盗用はこういう危険を招くということに、我々は心してかかる必要がある。

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7歳の息子のトランス化を強制される父親 - 単独親権を求めていた陪審員裁判で敗訴

全く信じがたい出来事が起きた。いや、全く常識が通じなくなっている今の世の中では、おこるべくして起きたことなのかもしれない。テキサス州で離婚後7歳の男児の共同親権を得ていた男性が、完全に健康な息子を無理やりトランスジェンダー女子として育てようとしている前妻に抗議し、これは幼児虐待だとして共同親権から自分だけの単独親権を求めて裁判を起こしていた件で、陪審員裁判の結果男性は完全敗訴した。

テキサス州ダラス。2019年10月21日(ライフサイトニュース)- ダラスにおいて陪審員はジェフェリー・ヤンガーに敗訴の判決を下した。彼は7歳の息子ジェームスが「性転換」によって化学的に去勢されるのを防ごうとしていたのだ。これによってジェームスの母で医師のアンヌ・ジョーグラスは息子を「ルナ」とする「性転換」を継続できることとなった。そして息子に対して自由に第二次性徴阻止ブロッカーホルモン及び異性ホルモン投与を行う権限を得たのである。

理不尽なのはこれだけではない。ヤンガー氏にはジェームスが女子であると認めることが強要される、それどころか敬虔なクリスチャンの教えに歯向かうトランスジェンダー理論教室に無理やり通わされることになるのだ。これは完全に幼児虐待であるとともに、ヤンガー氏の宗教の自由への迫害だ。

12人の陪審員のうち11人までもが、母親が無理やり7歳児を性転換させようとしていることに賛同したというのはいったいどういうことなのだろうか?

この話は数か月前から色々話題になっていたが、ヤンガー氏と母親のアンヌはジェームス君の共同親権を持っている。それでジェームス君は母親のアンヌと父親のジェフェリーの間を行ったり来たりして過ごしている。父親のヤンガー氏によれば、前々から家庭裁判所はヤンガー氏にジェームス君が自由に性別を選択できるように、ヤンガー氏の家でも女子用と男子用の服をそろえ、おもちゃも男女両方のものをあてがうように指導されていた。しかし父親の家にいる時、ジェームスは女子服を完全に拒絶、遊びもごく普通の男の子のように外で友達と野球をするなど、通っている教会の神父さんもジェームス君はごく普通の男の子だと証言している。

ジェームス君を診察したセラピストによれば、ジェームス君は母親と一緒の時は自分は女の子だと言ってルナと名乗り女の子の恰好を喜んでいるようだが、父親といる時は男の子だと主張していると証言した。父親のヤンガー氏にしてみれば、ジェームス君は母親を悲しませないために母親といる時は女の子の振りをしているのではないだろうかと語る。

この裁判は元々母親のアンヌさんがヤンガー氏の子育てに逐一注文を付けるために起こしたもの。ジェームス君が男の子たちと遊ぶ時に監視人を付けろとか、息子を本名であるジェームスという名で呼ばずルナと呼ばなければならないとか。陪審員裁判を求めたのはヤンガー氏の方だったのだが、どうやらその作戦は裏目に出たようである。陪審員はジェームス君の親権はどちらか一人の単独親権になるべきだということには同意したが、それがヤンガー氏であることには同意しなかった。

つまり、このまま母親のアンヌがジェームス君を女子だとして洗脳し身も心も破壊することを認めたのである。いったいジェームス君の将来はどうなるのか?こんな虐待が許されていいのか?テキサスのような保守的な州で12人のうち11人までがそれでいいと考えたとは本当に恐ろしい。

いったいこの世の中はどうなっているのか?この気違い沙汰は何時まで続くのだろうか?


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グレタ・トゥンベルクに物申す、この甘やかされたガキめが!

ツイッターでトップ・ギアで有名なジェラミー・クラークソン氏の発言を訳してくれた人が居たので引用する。以下は下記のツイッタラーさんの訳。

年頃の女の子が不機嫌に泣き喚いている時、大抵の両親はただその娘が落ち着くまで部屋に放っておくものだ。ところが、16歳のグレタ・トゥンベリが今週国連のステージに表れて、青臭さ前回で慟哭した時、彼女の耳は賞賛によって覆われてしまった。

トゥンベリ君、誠に申し訳ないが、もし君が我々の世代を非難するのであれば、君は我々が君と君達の世代を非難する事をも甘受せねばならない。

“貴方達は私の夢も子供時代も盗んだんだ”と彼女はすすり泣いた。
“私達は大量絶滅の時代の始まりに立っているというのに、貴方達がたはお金や永遠の経済静聴というおとぎ話についてしか話をできない。よくもそんな事を”

宜しい、ではSamuel L Jacksonの不滅の言葉をもって返そう。”口答えを許して頂きたい”。 「よくもそんなことを?」いやいや、そちらこそよくもアメリカまで、自分で作ったわけでもなければ自分で稼いだわけでもない1500万英ポンドもするカーボンファイバー製ヨットに、一言も言及しなかったバックアップ用ディーゼルエンジンまで搭載してアメリカまで海を渡ってこられたものだ。

では頭痛の時に飲む錠剤は? 水道から出てくる清浄な水は?日中だろうが夜だろうかいつでも買う事のできる食品は? 現在世界における最も貧しい国々で行なわれている人道支援は?AIDSを寄せ付けない薬は?

今まで楽しんだ全ての映画を考えてみるが良い。その映画は大人が作った。そして今まで君を笑わせてきた全てのコメディアン達も。 普段君がどれだけぐっすりと眠っているか少し振り返ってみるといい。そしてその間も大人達が何かを作り、何かを動かし、そしてスウェーデン軍の戦闘機を飛ばしている事を。全ては君の安寧を乱さない為に。

我々は君にケータイやノートパソコンやインターネットを与えた。我々は君が毎日使うSNSを作り、全ての支払いを行う銀行を動かしている。 そんな中、よくも我々の前に立って抗議が出来るものだ、この甘やかされたガキめ。

その通り、君は甘やかされたガキだ。何故なら、君が君の両親に飛行機を使う事を止め菜食主義者になるように伝えた時、彼等は普通の両親がするのと異なり君を無視しなかった。彼等は”良いよ”と言い、その通りにしたのだ。

彼等は、人生とは悲劇的であると伝えるべきだった。

賢く生れる人間もいれば、バカもいる。 美しい人もいれば、そうでない人もいる。 金持ちの両親を持ちながら愛を与えられない家族もある。 愛以外の何も与えられない貧乏な両親もいる。
いいから黙って、それを受け入れろ。

世界はそのようにして回っているんだ。このようにして世界はいつだって回っているんだ。付け加えるなら、机を拳で引っ叩いたところで何も変化はしない。もう数年経験を積んだらきっと学ぶ事になるだろう。

私は世界が温暖化している事について君に同意する。世界はそれについて何とかすべきという君の言葉も正しいかもしれない。科学こそがいずれ問題を解決する。5分毎にどなってみたり、不安に顔をしかめるような事ではなく。

そして、砂漠がアフリカにおける居住可能域を飲み込んでいくとの同じく、欧州は想定できないような移民問題に遭遇する事も疑うべくもない。何かが為されなくてはならない。そこでこんな案はどうだろう。学校に速やかに戻り、科学のクラスで真面目に勉強する事だ。

君が今週あつかましくも非難した何千という人々は、正に君が欲する事を為そうとしているのだ。 さぁ、良い子になって、黙って彼等に自分達の仕事をやらせよう。 それから、門限は22時。そんなに短いスカートで外出する事も認めない。


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三歳児にトランスジェンダー治療をさすべきではないという常識が叩かれる狂った現状

先日、アメリカの人気芸能情報番組の司会者、マリオ・ロペズ氏が保守派トークショーホストのキャンディス・オーウェンの番組で、親として自分の三歳児がトランスジェンダーだと判断するのは危険だという発言をしたことで、左翼LGBTQ界隈が大騒ぎをし、翌日ロペズは公式に謝罪表明をせざる負えなくなった。しかし左翼連中はそれではあきたらず、ロペズは人気番組を降板させられる危険まであるという話だ。ロペズはインタビューの中で、他人の子育てについて批判するつもりはないが、としたうえで、

もし自分の三歳児が、ある種の気持ちを持っているとか、男の子か女の子か迷っているとか言ってもですね、親として(子供がトランスジェンダーだという)そういう判断を下すのは危険だと思います。

こんな当たり前のことも言えないほどアメリカの左翼は狂ってしまったのか? 三歳児には自分が何を食べるべきかすら理解できない。ましてや自分が男の子か女の子かなどという概念などまだまったく意識していない状態だ。

私は最近ツイッターで数人のお医者さんのツイートを追っているが、その一人であるドクター・リスペクト@lacroicsz が先日こんなことを言っていた。適当に意訳するとこんな感じだ。

まるでさ、4は二桁に対して排他的だから 2たす2は10だって言い出す科学者が出て来て、そいつらに2たす2は4だと説明してるみたいな感じなのよ。このバカげた議論には単に苛立つだけではなく怒りと憤りを感じる。なぜなら、私の機能しているこの脳みそですらも、どれだけの数えきれない命に深い悪影響が起きるか、トランジションのトの字も書けない頃から薬によって性をトランジションさせられた子供たちが大人になってどんなダメージを受けるか想像もできないのだから。

普通の医者なら誰でも幼児や未成年に異性ホルモンや第二次成長を止めるブロッカーを投与することは非常に危険であり、子供の身体及び精神にも永久的なダメージを与えることは知っている。イギリスのジェンダークリニックの職員たちが口を揃えて幼児に医薬治療を施すべきではないと訴えている。異性ホルモンは精神への悪影響も大きく、最近は治療中の8歳時が自殺願望になったという話も出ている。ブロッカーは成長を一時中断するだけでなく、子供の生殖機能を破壊するのだ。後でやはり元の性にもどりたいと思っても、すでに破壊された機能は戻ってこない。

おそろしいのは、ロペズの件でもわかるように、常識を称える人々が威圧されて真実を述べられないということ。ジェンダークリニックの職員がこぞって辞職したり、大学病院の医師が首にされたりしてるのも、子供に危険なホルモン治療をすべきではないという意見をトランスジェンダー活動家が弾圧しているからなのだ。そしてその犠牲になっているのがGID当事者や他の精神障害で苦しむ子供たちなのである。

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NHS psychologist claims poor and abused children are wrongly being labelled transgender and prescribed sex-change treatments without appropriate testing by clinicians who ‘fear being labelled transphobic’


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性同一性障害の治療は手術よりもカウンセリングが望ましい

拙ブログで2013年にも私は意外に多い、いい加減な診断で性転換手術を受けて後悔する患者達 という記事を書いたが、ウォルト・ヘイヤーという元MtFで今は男性に戻って性適合手術(SRS)の危険性について訴えている人の2016年のエッセーを見つけたので、そこから読んでみたいと思う。

まず性同一性障害もしくは疾患(GID)の最善治療法がSRSであるという考え方から考え直す必要がある。

普通なにかの治療法に効果があるかないかを見極めるためには、治療前と治療後の症状の違いを見極め、治療後に良好な結果を及ぼすことが多いという研究結果があってしかるべきだ。ところがSRSの場合は効果があったという証拠がないばかりか、かえって症状が悪化するという現状がある。

2004年のガーディアンの記事によると、イギリスのバミンハム大学において世界中の百以上に及ぶSRS効果に関する調査をまとめた結果、SRSはGID治療に役に立っていないという結論を出した。この調査によると手術後、患者は一時的に症状が緩和するものの、長期的には鬱や自殺願望は全く減っていないことが解った。

1979年に発表された精神科医ギャレット・オッペンハイム(Garrett Oppenheim, Ph.D)博士のエッセーによれば、6年間にわたり500人以上の患者を診て来た体験から、性転換を望む80%の患者は手術をすべきではないと言い切る。そして残りの20%も手術によって一時的に悩みが緩和されるとはいえ、長期的な治療にはなっていないと言う。

GIDに悩む多くの患者がGIDだけでなく色々な精神障害を抱えている。2014年のこの調査によるとGIDと診断された50%が他に一つもしくは二つの精神障害を併合しているというのだ。であるから先ず他の障害を治療してからでなければSRS手術だけ受けても症状を緩和することは出来ない。また他の障害を治療することでGIDが消えてしまうこともある。となると早まって取り返しのつかない極端な手術を受けることは非常に危険だ。

GIDを訴える患者の41%が自殺未遂をしたことがあるとアメリカ全国のアンケートに答えている。この数は一般人の25倍である。明らかにGIDは非常に深刻なレベルの鬱病であるといえる。

しかし問題なのは、最近のポリコレ風潮で欧米のジェンダークリニックでは患者が併合している可能性のある鬱や恐怖症の治療を薦めず、単に自分に正直でないことが原因だと患者を洗脳してしまうことだ。

さて、それではSRSを受けた患者のどのくらいが後悔しているのであろうか。実はこの数を正確に知るのは非常に難しい。何故ならば先にの述べたガーディアンの記事によると、SRS患者727人を五年間追った調査では495人もの患者の行方がわからなくなってしまったからだ。またこうした調査を新しくしようとするとトランス活動家からクレームが付き正しい調査を行うことすらできない。

SRSが本当に性同一性障害にとって最善な治療といえるのかどうか、きちんとした科学的な調査がされるべきである。それまでは安易に手術に走るのではなく、他の障害がある可能性にも目を向け、心の治療から始めてもらいたいものだ。


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プラスチックストローは駄目!でも麻薬とホームレスは大歓迎なサンフランシスコ

トランプが第三諸国のことを肥溜め国と言ったとか言わないとかいう話があったが、今やサンフランシスコ(SF)は文字通り肥溜め町になりつつある。連邦政府の法律を無視して違法移民の聖域だと宣言したサンフランシスコには近年違法移民が大量に住み着くようになり、ホームレスの数が急上昇。それに加えて市は麻薬中毒者の健康を心配して清潔な麻薬用の注射器を無料で配給している。その結果麻薬中毒者が街中で平然と麻薬を打ち使用済み注射器をその辺に捨てるは、ホームレスが所かまわず便や尿を垂れ流すはで、サンフランシスコは町中が危険な肥溜めと化しているのだ。

サンフランシスコは真っ青な(青は民主党左翼寄り、赤は共和党保守寄り)カリフォルニア州(加州)の中でも特に青い街で、加州でもいち早くプラスチックの買い物袋を廃止した町。こういう状況のなかでSF市は環境保全のためと銘打って小学生四年生による非常に高度な科学的調査に乗っ取ってプラスチックのストローを町から廃絶するという素晴らしい方針を施行。おかげでSFではストローは違法だが麻薬は合法という訳の解らない状態になっている。

誰が行くんだこんな街?

♪心をサンフランシスコに残してきたあ~♪

なんて言ってた時代はもうはるか昔となってしまった。

慰安婦像騒ぎで大阪から姉妹都市関係を止めるとかなんとか言われていた前市長の急死により、新しく市長となったロンドン・ブリード市長は、市街視察の際に町があまりにも汚いことを嘆き、清掃員の数を増やしたりしているが、ホームレス逮捕や違法移民摘発などの政策を取る気は全くない。ツイッターで誰かが言っていた通り、「臭い匂いは元から絶たなきゃダメ」なのであって、いくら掃除したって汚す人間を取り除かなければ意味がない。

以前にニューヨークのジュリアーニ元市長が、公共排泄といった軽犯罪を犯す人間を徹底的に取り締まったところ、重犯罪率が減るという結果を得たことがある。重犯罪を犯す人間は軽犯罪も犯す。

ジュリアーニ市長の頃よく言われたのは「壊れた窓の原理」というもの。これは一つでも壊れた窓を修繕せずに放りっぱなしにしておくと、どんどん回りが壊れていくという意味。ささいな破損でもすぐに修繕しないと、誰も気にしないと思って周りにごみを捨てたり壊したりといった行為を連鎖させてしまうという説だ。ぴかぴかに光った道にごみを捨てるのは気が引けるが、ゴミだらけの道だったらもうひとつくらいどうってことはないという気になる。町は汚ければ汚いほど汚くなっていくものなのだ。

ミスター苺とカカシはもう10年以上も毎年クリスマス休みはサンフランシスコ訪問が恒例となっていたが、今年はもう行かないことにした。いくたびに汚くなっていくSFを観るのは忍びないからだ。


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山火事と地球温暖化は関係あるの?

暑中お見舞い申し上げます。

今年の夏は北半球どこもかしこも酷暑のようである。カカシ在住の南カリフォルニアも連日45度を超える暑さ。ツイッターでも日本やヨーロッパなどからも「暑い、暑い」というツイートが連発されている。皆さまくれぐれも熱中症にはお気をつけあそばせ。

夏といえばカリフォルニアは山火事の季節。日本と違って砂漠気候のカリフォルニアは夏が乾燥期。今年もあっちこっちで大規模な山火事が発生している。フェイスブック友達のバリバリ左翼教師のDは毎日のように、山火事は人為的地球温暖化が原因だあ、という記事をアップし、EPAというアメリカの環境庁の権限を減少させようとしているトランプ大統領を批判しまくっている。しかし山火事の原因は本当に地球温暖化なのか?

無論、そうであるはずがない。

山火事の原因は実は1994年にクリントン(民主党)大統領が環境保全という名目で始めた伐木規制にあると語るのは森林専門の科学者ボブ・ザイバック(Bob Zybach)教授。ザイバック教授は1990年代から大学院学長を務める以前20年間森林再生専門の仕事をしていた。1994年、クリントン大統領は絶滅の危機というフクロウの生息地を守るという理由でカリフォルニア及び西部アメリカの森林伐木を極端に規制した。実は森林火事を予防するには適度な伐木が必要。常に生えすぎの木々を取り除き、時には人為的にちいさな火事を起こして大火事になった時の火の通り道を塞ぐ対策は山火事防止に必要不可欠なのである。

クリントン政権は森林を人の手をなるべくつけない自然状態にしておくべきという政策を取ったが、ザイバック教授はその頃から、それは大火事を誘発することになると強く警告していた。

1952年から1987年まで、西オレゴン州において一万エーカー以上を燃やすような大火事は一回しか起きていない。だがこの平和だった時期は1987年に起きた10万エーカーの大火事で終わりを告げた。その後もオレゴン州では大火事がいくつも発生。現在13の火事が18万5千エーカーを燃やしている。カリフォルニアでは9つの大火事が57万7千エーカーに渡って広がっている。しかも、火事の起きる場所のほとんどが政府の森林管理管轄内の地域ばかりなのである。

ザイバック教授によれば、これは起こるべくして起こった人災だという。長年に渡る自然対策という森林管理局の任務放置により、森林には枯れた木や倒木が放ったらかしにされ雑草も生え放題になっている。つまり火事に必要な燃料が貯まっており、爆弾が火種を待っている状態が何年も続いているということだ。

で、これが地球温暖化と関係があるのかという議論だが、カリフォルニアのばりばり自然主義過激派左翼のジェリー・ブラウン知事は、この状態は地球温暖化による新しい普通の状態だと言い張る。だが、温暖化は多少関係あるかもしれないとしながらも、本質的な理由は長年の森林無対策にあると言うのはワシントン大学の環境科学者のクリフ・マス教授。それに、マス教授によれば西海岸北部の気温は近年特に上がっていないと付け加える。

確かに今年の夏は暑いが、それは周期的に巡ってくるエル二ニョのせいであり、地球温暖化とは関係がない。こういう夏は歴史的に何度も来たが、その度に火事が増えるというわけでもない。政治家やメディアが火事が多いのは温暖化のせいだという間違った説を広めているが、それは正しくないとマス教授は言う。

ザイバック教授も歴史をたどって多々の資料を集めて研究した結果、山火事のパターンはここ何百年それほど変わっていないと語る。

では何が変わったのか。それは森林管理対策だ。連邦政府管轄地域における伐木の大幅減少により、活発だった伐木産業が衰退したばかりでなく、火事防止のための伐木も統括焼却などもされず、森林の拡大が野放し状態になってしまったのだ。

山火事や森林火事は自然の状態だから放っておけばいいというのは、文明社会を無視した無責任な考えである。最近の調査によれば、アメリカ西部で山火事の危険にさらされている住宅の数は1940年に比べて1000倍にもある6百70万戸にも及ぶ。火事のパターンは変わらずとも、危険にさらされる人々の数は大幅に増えているのだ。

ではこれに関してトランプ政権はどのような対策を取っているのだろうか。トランプ大統領は今年三月に火事防止のための予算を増やす法律に署名した。しかしザイバックに言わせれば、まだまだ足りないという。政府はもっと積極的に火事防止対策に取り組む必要がある。そのためには自然破壊という汚名を着せられて衰退した伐木産業の復活こそが理想だとザイバック教授は言う。

トランプ大統領はEPAの権限を見直すと言っているが、これに関して先に紹介した私のフェイスブックフレンドのような自称自然保護主義者(実は環境破壊主義左翼)どもは断固反対している。彼らはトランプがアメリカの自然を破壊すると喚き散らしている。だが、EPAこそが環境の敵だ。トランプ大統領にはぜひぜひ頑張ってEPAをつぶしてもらいたいものだ。

 


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地球は過去19年間温まっていない、冷却期に入る恐れも

この間、ダンカークという映画を観に行ったときに、アル・ゴアの空想非化学映画「不都合な(不)真実」の続編トゥルーストゥパワーの予告編(ビデオ)を見てしまった。あんまりバカバカしかったので、トランプがEPA(環境庁)をつぶしてやると演説している部分でわざと拍手を送ってやったら、後退派左翼で牛耳られる映画館ではかなりの顰蹙を買ってしまった、私とミスター苺に向かって「黙れ!」「トランプは裏切り者だ、このくそ野郎!」などとヤジが飛んだ。
しっかしながら、アルゴアがいっくら映画なんぞを作ってみても地球温暖化が起きていないという「不都合な真実」を変えることは出来ない。
今年の五月に紹介された記事なのだが、デンマーク気象研究所Danish Meteorological Institute (DMI). の調査によると、北極の海氷は例年よりずっと厚く、地球はここ19年間全く温暖化していないということが解った。
2016年12月から北極の気温は零下20度(摂氏)以下が続いている。4月現在の北極海氷は13年前の4月の厚さまで戻った。さらに海氷が非常に薄いと言われた2008年に比べて今年の海氷の厚さはどこも少なくとも2メートルはあるという。グリーンランドのアイスキャップはこの冬、ここ数年に比べて速い速度で増えている。
エルニーニョのおかげで例年にない暑さと言われた2016年だが、記録的に暑いと言われた17年前の1998年のエルニーニョの時同様、数か月後の今は0.6度ほど温度が下がっている。
ということは、地球温暖化の傾向は19年前から全くないということになる。
地球は温暖化が起きているどころかミニ氷河期に向かっているという説もある。最近の太陽活動の減少から三年以内にかなりの温度低下が見られるだろうというもの。地球は230年周期で冷却するが、その周期は2014年に始まり2019年にはずっと気温が落ち込むという予測だ。
気象学者らによると、太陽活動の大きな現象が予測されており、2020年から2053年までの33年間に極度の冷却が期待されるという。もし本当に地球が冷却周期に入っているのだとしたら、温暖化などよりずっと世界経済に悪影響を及ぼす。
地球気象周期研究所の会長デイビッド・ディリー(David Dilley)氏によると、地球の温暖や冷却の周期は地球と月と太陽の引力関係によって決まるという。それぞれの周期は約12万年周期で巡ってくるが、そのうちでも230年周期で小さな温暖冷却が巡ってくる。西暦900年からすでに五回に渡って温暖化周期が巡ってきたが、その度ごとに冷却期が続くという。
前回の温暖化周期が終わったのが1790年。2020年はその230年後にあたる。そのことからディリー氏は2019年あたりから極度な冷却が始まるだろうと予測している。そうなった場合、イギリスでは1940年に見られたような摂氏零下21度などという温度を見るかもしれない。「2019年からはじまる冷却は2020年から2021年の間に地球の温度を1940年から1960年のレベルまで引き下げることでしょう」とディリー氏は語る。
2019年になって本当に地球冷却化が始まったら、アルゴアはじめ温暖化迷信の妄信者たちはどうするのだろうか?それでも地球は温暖化してると喚き続けるつもりなのだろうか?


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トランプ大統領は正しい、パリ協定は富の分配でしかない

トランプ大統領は先日パリ協定から離脱する旨を明らかにした。世界中のメディアはこれで地球が崩壊するかのように騒いでいるが、もともとパリ協定は地球温暖化を口実とした国際的な詐欺であり事実上富の分配でしかない。だいたい環境汚染で最大の有罪国である中国やインドにはアメリカを中心に環境保全に努めているアメリカやカナダが金を支払うということからしておかしい。二酸化炭素排出量減少に何の努力もしていない国に何故我々が金を払う必要があるのだ?
よしんば地球温暖化は問題であり二酸化炭素排出量が温暖化を促進していると信じていたとしても、パリ協定はその解決には何の効果もないのだということを理解すべきだ。
本日は地球温暖化批評家として有名なビヨーン・ロンボーグ博士(政治学)サイトからなぜパリ協定からの離脱は正しいのかを説明しよう。
パリ協定は非常に高くつく
二酸化炭素排出の根源となる化石燃料と引き換えになる他の安い燃料を見つけずに、その排出量だけを規制した場合、もっと高値の燃料を使わなければならなくなり、経済が伸び悩む。高額な燃料の使用により国内総生産の伸びが遅まり、その損失額は年間一兆ドルとも二兆ドルともいわれている。
パリ協定は温暖化阻止にほとんど効果がない
パリ協定の公式目標は2100年までの温度上昇を摂氏1.5度未満に抑えることだ。しかし各国の排出規制は2030年までしか決められておらず、しかも目標の気温上昇を2度以下に抑えるために必要とされる排出量減少の1%程度の達成しか求められていない。つまりパリス協定は99%の問題を先送りする形になっているのだ。パリス協定が歴史的な合意であったかのように世界の権力者たちは吹聴していたが、京都協定の時でもわかるようにパリス協定など絵に描いた餅でしかないのである。
グリーンエネルギーは化石燃料に取って代わるには程遠い段階にある
太陽光発電や風力発電が化石燃料に取って代わると言われて久しいが、現実は全く程遠い状態だ。アメリカではオバマに取り入った中国系企業にアメリカ国民の血税がつぎ込まれて太陽光発電会社が次々に創設されたが数年でほとんどの会社が大幅な赤字を抱えて倒産した。世界中で何億ドルという資金をつぎ込んで始めた代替え燃料は世界中の燃料のうち、風力が0.5%、太陽光が0.1%という惨めな割合でしか補えていない。グリーンエネルギーなんぞまったく現実的ではないのである。たとえパリス協定に従って3兆ドルの資金を直接子注ぎ込んだとしても風力や太陽光パネルが補える燃料は世界中で必要なわずか1.9%程度だという。
上記の三つの問題を考えると、パリス協定がいかに愚かで無駄で、そして危険な協定であるかがはっきりするはずだ。パリス協定において地球温暖化を防ぐ効果はほとんど見込めず、しかもその代償は計り知れない。こんなバカげた協定からはさっさと離脱して成功である。


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大悲劇!トランプ大統領がパリ協定から離脱したら地球の温度が0.3度Cも上がる!100年後に、、、

昨日トランプ大統領は国際的な地球温暖化対策であるパリ協定を支持しない意向を明らかにした。実際にパリ協定から離脱するかどうかは近日中に発表があるようである。

【ワシントン=川合智之】米メディアは28日、トランプ米大統領が外遊前、プルイット米環境保護局(EPA)長官らに地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱する方針を内示していたと報じた。ただ主要国首脳会議(タオルミナ・サミット)で各国首脳はトランプ氏にパリ協定から離脱しないよう働きかけており、思いとどまった可能性も残る。トランプ氏は方針を週内に正式発表する。

しかしアメリカがパリ協定から離脱したら地球は大変なことになっちゃうぞ~という記事Watts Up With Thatを読んだのだが、この記事でインタビューされた科学者によると、パリ協定離脱によって二酸化炭素排出の量は一年に3兆トンにも及ぶとし、最悪の状態で今世紀の終わりまでに0.3度C気温が上がる可能性があるというもの。え?最悪の場合でも今世紀終わりまでに0.3度の上昇?何それ?
トランプ大統領の決断を目前に控え、先日フェイスブックに人為的地球環境変化説(俗に地球温暖化説)を信じない人間は何が真実であるかの判断能力がないと批判するビデオを掲載した「ともだち」がいて、普段はこういうバカげたビデオは無視するのだが、気まぐれに「問題なのはこういう怪しげな科学をもとにして社会政策がつくられることなんだよね。」と書いたところ、ちょっとした言い争いになってしまった。
ともだちやその友達連中は、温暖化は圧倒的な科学で証明されている、97%の科学者が同意している、と喚きたてるので、あんたら一人でもスケプティクス(批評家)の意見を聞いたことがあるの?と聞いてみると、そんなものはいくらも読んだことがある。奴らの説は嘘でたらめで科学に基づいていない、という答えが返ってきた。そしてある人間はこのジャーナルを読めとリンクを送ってきたが、それは特定の調査書ではなくてジャーナルのリンク。そんな膨大な資料のなかから何を読めというのだろう。
で、ある一人が批評家の意見で科学ジャーナルに発表されたものがひとつでもあるなら紹介しろというので、気象学者のロイ・スペンサー博士の本を紹介したところ、スペンサーさん(あえて博士とか教授とか言わず)はバリバリの宗教家で進化論を信じてない非科学的な人間だ、そんなやつのいうことは信用ならんね、という答えが返ってきた。スペンサー博士は生物の進化は偶然の出来事ではなく神の創造だと信じており、これは特に非科学的な考えとは言えない。なぜなら神が生物の進化を設計(デザイン)したのだとしたら、特に矛盾はないからである。
ま、その話は置いといてだ、要するにフェイスブックの「ともだち」は実際に批評家がどのような批評をしているかという内容を議論するのではなく、単に批評家の人格を責めることしかできないというおざなりな結果となった。まあ、そんなことだろうとは思ったけどね。
はっきり言って私が聞きたいのは次の数点。
1)地球温暖化は起きているのか?
2)起きているとしてそれは問題なのか?
3)問題だとしてそれは人為的な原因によるものなのか?
4)人為的な原因だとしてそれを是正することができるのか?
5)是正できるとして犠牲を払うだけの価値はあるのか?
上記のコメントで私は私の場合、今1)と2)の間で止まってるんだよねと書いておいた。もし最悪の場合でも100年近くで0.3度Cの上昇だったら我々の生活にどれだけの支障を来すというのか。そんなの一日における温度差より低いじゃないか。単なる誤差の範囲だろう。誰も気が付かないような温度差だ。
それに地球の温度が多少上がることは悪いことではないという説もある。いや、それを言うなら二酸化炭素排出量が多いほど食物が育つという例もある。
というわけなので、トランプがパリ協定から離脱する決意を固めたとしたらいいことだと思うがね。


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