またまた銃所持禁止地区で起きた乱射大量殺人事件、銃規制法が守れなかった9人の命

先日10月1日、オレゴン州にあるコミュニティーカレッジ(短大)で乱射事件がおき、9人の生徒が死亡、十数人が重傷を負った。こういう事件が起きると、アメリカ左翼リベラルの間では事件の詳細が明らかになる前からすぐに「銃砲規制法」の強化を声高にとなえるのが通常となっている。だが、我々のように銃犯罪に常に注目している人間なら誰でも、またしても乱射事件がガンフリーゾーンと呼ばれる「銃砲持込禁止地域」で起きたことに気がつくはずである。
カカシの拙ブログをご愛読の皆さんならもうお気づきだと思うが、乱射事件の起きる場所には共通点がある。先ずダントツなのが学校構内、その次が皮肉にも軍事基地。聡明な読者諸氏はすでにお分かりだろう。これらの施設は銃砲持込を断固禁じているガンフリーゾーン(銃砲持込禁止地域)なのである。
ガンフリーゾーンで乱射による大量殺人が起きるというのも皮肉ではあるが、理屈で考えれば当然の結果だ。大量殺人を目指す人間なら、重武装した人々が大勢居る場所で乱射しようなどとは思わないだろう。ここでも何度も紹介しているように、大量殺人を試みた殺人犯が銃を持った警備員や一般人によって即殺害され、数秒でその犯罪行為が阻止されたという件はいくらでもある。だとしたら大量殺人要望者なら、誰も銃を持って居ないと確信できる場所を選ぶのは当然。それはどこかといえば、
ガンフリーゾーンである!
実は乱射事件の起きたオレゴン州のUmpqua Community College大学では、昨年警備員を武装させるかどうかという議論がおき、その時は武装支持と非武装支持が五分五分にわかれ、校長が警備員の武装は学校の文化を変えることになるからと反対し、結局警備員は丸腰だったという経歴がある。
さて、何度も繰り返しているが、もしもオレゴン州にもっと厳しい銃砲規正法があったとして、この乱射事件を防ぐことが出来たであろうか?すでに述べたように同学校区内での銃砲所持はすでに違法である。ひとつのマガジンに入る銃弾の数も減らされていたが、犯人は複数の銃を所持していた。
犯人が既存の銃砲規正法を厳守していたら、この事件は起きなかったのだ!
もっとも殺人自体が違法だから、大量殺人をしようなんて人間が銃砲規正法を守ると思うほうがどうかしてるけどね。
ところで、余談ではないのだが、この犯人は生徒たちを殺す前に生徒たちの宗教を問いただし、キリスト教徒と答えた生徒は撃ち殺し、そうでない生徒は足などを撃って怪我をさせたという。犯人は友達がそれほど居たようではなく、ソーシャルメディアには友達が二人しかいなかった。
興味深いのはその二人のうちの一人は過激派イスラム教徒で、ユダヤ人は皆殺しにしろとか暴力的なことを言ってるアラブ系の人間だった。
今の段階では犯人がこおのイスラム過激派の友たちに感化されていたかはわからないが、キリスト教徒ばかりを標的にしたということには注目されるべきである。これが単なる気違い男の行為なのかテロ行為なのかそのへんははっきりさせる必要がある。
また、もうひとつ私が非常に気になった点は、犯人はいくつも銃を持っていたとはいえ、たった一人である。何故生徒たちは犯人に言われるままに一列に並んで自分はキリスト教徒だといって一人一人撃ち殺されてしまったのか?何故最初の生徒が殺された段階で他の生徒がこの男に襲いかかるとかしなかったのだろうか?誰も彼もがこの男の正面に居たわけではないだろう。机の後ろに隠れていた人間らが男の背後から襲いかかることは出来なかったのか?
この事件とこの間のフランスの列車の中で起きた事件を比べてみると、その差は顕著になる。あちらの事件ではお手洗いから武装して出てきた犯人に、非武装のフランス人乗客が素手で取っ組みかかった。この男性は犯人に撃たれて重傷を負ったが、その後にまた別の乗客が犯人を追いかけた。居合わせたアメリカ人三人も丸腰だったが、そんなことをお構いなしに男性らは犯人につかみかかった。これらの英雄たちは自分らの危険を顧みずに重武装したテロリストを取り押さえたのである。
大学構内には若い男性がいくらも居たはず。一人丸腰で犯人に立ち向かい五発も撃たれたのは元陸軍兵のクリス・ミンツさん30歳。
もちろん私はその場に居たわけではないので、私自身が勇気を出してアクティブシューターに襲いかかれるかどうかは解らない。口で言うのは簡単だが実際に自分が何が出来るか、その場になってみなければわからない。
もう二年近く前になるが、ワシントンDCの海軍基地で乱射事件があったあと、職場や学校ではアクティブシューター訓練というものが盛んに行なわれるようになった。これは火災避難訓練と同じように、もしも乱射人間が職場や構内に現れたとき、我々はどう対処すべきかという訓練である。
だが、問題なのは、これらの訓練では、隙を見て犯人に襲い掛かり暴力で犯行を阻止せよとは絶対に指導されていない。いやそれどころか、警察や救急隊の人の邪魔にならないように、隙を見て逃げ出すか、犯人が入ってこれないように隠れてドアをバリケードしろと指導されている。犯人に見つかって銃を向けられたらどうすべきなのか、同僚やクラスメートがすぐ横で銃を向けらたらどうすべきなのか、といった状況での指導は一切ないのだ。
たったの一人の気違い人間が、大量殺人が出来るのは、被害者側が自己防衛を出来る手段を奪われているからだ。もしもこの大学に一人でも銃を持った警備員がいたら、生徒の何人かが合法に銃所持を許可されていたら、勇気ある男子生徒が何人かでも居たら、この悲劇は防げただろう。
テキサスのモハメッド漫画コンテストで重装備をしたモスレムテロリストがすべて射殺され、警備員一人が怪我をした以外は誰も被害にあわなかったのも、主催者側が重装した警備員を数人整備していたからである。
テロ攻撃が日常茶飯事のイスラエルでは、どこの学校でも武装した警備員が複数常任されている。
なぜアメリカは学ばない?
いったいどれだけの無防備な生徒たちが殺されれば、この愚かなガンフリーゾーンは消えるのだろうか?
オバマ王の演説を聞く限り、民主党が政権を握っている限りは無理だということがわかる。


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お手柄!アメリカ人若者三人、フランス特急電車内でイスラム教テロを食い止める!

先日フランスの特急電車の中で乱射による大量殺人テロを企てたイスラム教の男が、偶然電車に乗り合わせていたアフガニスタン帰還兵を含む三人のアメリカ人若者に取り押さえられるという事件があった。

フランスとベルギーの国境付近を走行していたオランダ・アムステルダム発パリ行き国際特急列車タリス(乗客554人)の客車内で21日夕(日本時間22日未明)、男が銃を発砲し、乗客2人が重軽傷を負った。男は乗り合わせた米軍人2人に取り押さえられ、フランス北部のアラス駅で警察に引き渡された。
 乗客の無差別殺傷を狙ったテロの可能性があり、ベルギーのミシェル首相は「このテロ攻撃を強く非難する」と述べた。一方、アラスに急行したフランスのカズヌーブ内相は「捜査の進展を慎重に見守りたい」として、テロかどうかの断定を留保した。
 フランスのメディアによると、発砲した男はブリュッセルから列車に乗り込み、かばんの中に自動小銃、拳銃複数のほか、刃物を所持。負傷者の1人は男を取り押さえた米国人で銃弾により重傷、もう1人は刃物で切られたとみられる。男はモロッコ出身の26歳で、対テロ当局の要警戒リストに記載されていた。(共同)

モロッコ出身で「対テロ当局の要警戒リストに記載されていた」男が自動小銃やら拳銃やらを複数もって高速列車に乗り込んで発砲したのに何がテロかどうか断定できないだ、アホらしくて聞いてられない。この事件が起きた当初、最初に聞いたニュースでは犯人がイスラム系テロリストだという報道はなく、単にモロッコ出身の男だということだけだった。犯人はイスラム教徒に違いないと私は最初から思ったがやはり思ったとおりであった。
上記の記事ではアメリカ兵二人とあるが、実は米兵を含む三人の若者たちで、お手柄のアメリカ人三人は空軍兵のスペンサー・ストーン、サクラメント州立大学の学生アントニー・サドラーそしてオレゴン州兵アレック・スカーラトス。アレックは最近アフガニスタンから帰還したばかりだった。三人は幼馴染で観光旅行でパリに向かう途中だった。実はアメリカ人たちが犯人に気づく前に二人のフランス人が犯人と格闘していた。最初の男性はパリ住まいの20代の銀行員。トイレから武装して出てきた犯人に気づいて男性は犯人に飛び掛った。驚いた犯人がライフルを落とした隙に別の50代のフランス人男性が銃を取り上げて走るのを犯人は小銃で撃った。(撃たれた男性は重傷を負ったが命はとりとめた)。このフランス人たちは匿名を希望しているが、アメリカ人たちが犯人に気づいたのはこのフランス人男性と犯人との葛藤で犯人が発砲してガラスが割れる音を聞いたことがきっかけだった。また、イギリス人乗客の男性も犯人を縛り上げるのを手伝ったそうだ。だからお手柄はアメリカ人三人だけではない。
とはいうものの、すでに乗客に発砲して怪我までさせた犯人に飛び掛って銃を奪い自分は刃物で切られたりしながらも取り押さえたという三人の勇気には声援を送りたい。あっぱれあっぱれ。さすがアメリカ男子。
こうした勇気ある一般市民のおかげで大量乱射殺害事件は未然に防げたとはいうものの、こういう男が簡単にライフルや小銃を持って公共の電車に乗り込めるというのは問題だ。犯人のAyoub el-Khazzaniはベルギーから乗り込んだというが、このベルギーのBrussels Gare du Midi駅はシャリル・へブド出版社の乱射事件犯人が銃を取得した悪名高い銃砲闇取引市に近いのだという。ベルギーもフランスも一般市民による銃砲所持は違法のはずだが、テロリストが簡単に軍事用兵器を手に入れられるというのだからおそろしい。犯人はブルッセルの公園で偶然武器を拾ったのであり、電車の中で強盗を働くつもりだったと嘯いているそうだ。なんで公園に軍事用ライフルや小銃や銃弾マガジンが転がってるんだよ、冗談も休み休み言え!
銃砲取締りが厳しい国でAK47が平気で取引される闇市が存在するというのはどういうことなのか。そして要注意人物とされる人間が簡単に武器を購入できるというのもよくわからない。
最近はベルギーにしろフランスにしろイギリスにしろ、ヨーロッパ全体でイスラム教テロリストたちがはびこっている。奴らによる大量殺人事件があちこちで起きているのに、何故こうもヨーロッパ諸国は脇が甘いのか?ま、アメリカも他人のことは言えないがね。
偶然居合わせた一般市民の勇気だけに頼っていては今後テロはもっとひどくなるだろう。いい加減欧米は(いや全世界は)イスラム教テロリストの対策に真剣になるべきである。何時まで砂の中に頭をつっこんでるつもりなのだ?


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銃正当防衛とイスラムテロが結びついたオクラホマの斬首殺人事件

拙ブログにおいては、時々銃を持った一般人による犯罪防止や正当防衛について紹介してきたが、今回はそれがイスラムテロ事件と結びついた事件があった。
最近イスラムテロリストISISによる西洋人記者斬首事件が何件か連続して起きているが、先日アメリカ国内のオクラホマ州において、なんとイスラムテロに感化された男が同僚の女性たちに襲いかかり、一人の女性の首を切り、二人目の女性に襲い掛かっているところを、職場の武装した従業員によって撃たれるという事件が発生した。(この人は警備員ではなくて、現場監督の男性だった。間違っていたので訂正する。)二人目の女性は切り傷を負って重傷。残念ながら犯人は死ななかった。
私が最初に読んだ記事では、犯人のアルトン・ノーレンという男は、麻薬所持や傷害などの罪で何度も逮捕されている前科者。この日も勤めていた工場を首になったばかりで、それを逆恨みにして元同僚に襲いかかったというものだった。
だいたいなんでこんな前科者がこの工場で働くことが出来たのかということからしておかしいのだが、オバマ王のホールダー司法局長は、前科者を差別した雇用主を訴えて、過去の犯罪を理由に雇用しないことをほぼ違法にしてしまったので、こういうことが起きたと思われる。
これだけでも問題なのだが、今日になって、この男とイスラムテロリストとの関係が明らかになった。
ノーレンは最近イスラム教に改宗し、ハキーム・イスラエル(Jah’Keem Yisrael)と名乗っていた。ノーレンはテロリストと深いつながりのあるイマーム、スハイブ・ウェブ(Suhaib Webb) が指揮していたオクラホマ市の過激なイスラム聖廟に通っていた。ウェッブは現在別の聖廟を指揮しているが、その聖廟はボストンマラソンの爆弾兄弟が通っていたところだ。どうやらこのウェッブなるイマームは聖廟に通う若者たちにテロを行なうよう洗脳しているらしい。
ノーレンは警察官に遅いかかるという罪などを犯したこともある前科もので、刑務所に入っている間にイスラム教に改宗したらしい。刑務所では犯罪者を狙ったイスラム教布教が流行っている。もともと暴力を奨励する宗教なので、犯罪者は簡単に誘惑されてしまうのだ。
ノーレンの通っていた聖廟では関係を否定しているが、直接信者の行動に関わっていなくても、常に暴力行為を奨励していれば共犯だ。ノーレンは自分のフェイスブックにイスラム教の暴力行為を賞賛するエントリーをいくつも書いていたという。
ノーレンが工場を首になった理由というのも、奴が職場で同僚をイスラム教に勧誘しようとしたり、女性への投石処刑をめぐって口論になったからだという。
不幸中の幸いだったのは、工場には武装した職員が居たということだ。もし誰も銃を持っていなかったなら、他にどれだけの人がナイフで切りつけられていたか解らない。
前科者を雇わない、過激な思想のイスラム教徒は雇わない、正当防衛用に武装する、といった常識が通らない限り、こういう事件は後を絶たないだろう。
これもオバマ王が弱腰だから起きることなのである。それでいてオバマ政権は一般人の武装解除に余念がない。いったい何が狙いなのだろうか?


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女性自宅に侵入した強盗に発砲、一部始終の会話を紹介

今年5月にアリゾナ州のフィーネックス市において、自宅に侵入した強盗に銃を使って自己防衛した女性が、911番(日本で言う110番)に電話した時の会話が公開された。これを聴くと、女性の恐ろしい体験がひしひしと伝わってくる。 警察で電話を受けて警官を現場に派遣する係りの人を日本語ではなんと呼ぶのかわからないので、警察係官としておきます。
下記は電話の録音からかいつまんで抜粋したもの。
2014年5月6日、アリゾナ州、フィーネックス市、
警察係官:フィーニックス911番です。緊急はどこですか?ハロー?
女性:(不明)お願い、助けて。誰かが家に入ろうとしています。
警察:はい、何をしていますか?
女性: 正面玄関から、うちの正面玄関を試していました、でも今は裏門から入ろうとしています。
警察:オーケー。そのまま電話をつないでおいてください。警察官を呼びましたから。切らないでください、いいですね。
女性:(不明)私、銃を手に持っています。とても怖いです。
警察:はい、警察官が今向かっています。警官たちが付くまで電話口にいます。いいですね。
(不明)
警察:裏口ですか?
女性:裏門にいるみたいです。
(不明)
家主;誰かが裏庭のベランダにいます。
警察:だれかがベランダに?
女性:お願い、急いで、お願い!
警察:奥さん、出来る限り早く行きますから、誰か見えますか?
(不明)
警察: わざわざ見なくていいですけど、誰か見えますか?あいてる窓はありますか?
女性:いいえ、でも誰かが私のアーケディアドアを叩いています。
警察: 誰か来ることになってるんですか?
女性: いいえ、だれも、、(不明)
(略)
女性:奴らが入りこんできたわ!(略)私のアーケディアドアを破ったわ!
(ここで警察は誰か見えるかとか、侵入者は男か女かという質問をするが、家主の女性はそんなことに答えている余裕がない。奴らがやってくる、早く助けに来てと訴え続ける。)
女性:急いで、早く、奴らは今ここに来るわ、お願い、お願い、お願い!
女性:窓ガラスを割ったわ。
(女性は銃を持ってお手洗いに居ると係官に説明。侵入者に聞こえないよう、女性は電話口でささやきながら係官の質問に答えている。)
警察:何も答えなくていいです。ただ電話はつないだままにしておいてください。 いいですね。
(ここで突然誰かの叫び声、電話機がダイアルする音がする、そして銃声)
侵入者の声: ああ!こん畜生!なんだ、なんだ、なんだ?畜生、何をしやがった!
警察:どうしたんです?
(不明)
女性:私を殴って半殺しにできるとでも思ったのかい?
(不明)
侵入者:すいません、すいません、すいません!
女性:なにしにきやがったのさ?
(不明)
女性:撃ちました
警察:あなたが撃ったんですか?
女性:はい.
侵入者:ああ、神様!
警察:連絡がありました、警察官が助けにむかっています。いいですね。
女性:急いでください。
女性:起きるんじゃないよ!またあんたのど頭を撃ってやるわよ!
(ここで係官は女性が侵入者の身体のどの部分を撃ったのかと聞くのだが、興奮している女性は誤解して男はお手洗いと廊下の間に倒れていると説明している。)
警察:オーケー、あなたのいるお手洗いに入ってきたんですか?
女性:私はお手洗いの前にいます。動くんじゃないよ!
女性:私はお手洗いの前に、、動くなって言っただろ!
警察:男は何を言ってるんですか?
女性:この家は空き家だとおもったって、空き家だって?車が家の前にとまってるのに、門に錠がかかってるのに?
男の声(不明)
女性:すまないってあたりまえだよ、この野郎、お前が外に居るのを聞いたんだよ。なんで私が戸をあけなきゃなんないのさ、お前が戸やら何やら叩き壊そうとして、塀を乗り越えようとしてたのに?
どうやら侵入者は家を空き家だと思ったとか、なんとかいって命乞いをしているらしい。そうこうしているうちに、女性は自分の頭から血が流れているのに気づく。ここで初めて女性は係官に男に殴られて電話の受話器を落としたことを話す。銃も落としそうになったが、反対に男を撃つことにができたと。
それにしてもこの女性、警察の係官にはおとなしそうに早く警官を呼んでくれと嘆願しているのに、侵入者に対してはかなりの強気。
このテープの終わりのほうでは警官が女性の家に現れるが、女性が警察に電話して警官が現れるまで7分近くかかっている。その間に男はすでに裏庭の塀を乗り越え裏口のドアを蹴破り、女性が隠れていたお手洗いに入ってきて女性に殴りかかっている。もしも女性が銃で反撃しなかったなら、警官が来るまでどんな目に合わされていたか解らない。打ち所が悪ければ、男性の一撃でか弱い女性が即死する可能性は多いにあるし、それでなくても大怪我を負った可能性は大だ。
この事件の場合、警察の反応は結構機敏だ。通報してから7分弱ならまあまあなほうだと思う。それでもたった数分で事態は急速に悪化する。緊急事態は警察を悠長に待っていられないということが赤裸々になる例である。
それにしても、女性に大事がなくて何より。銃があって、よかった、よかった。


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ウィークエンド正当防衛リポート

久しぶりだが、本日も善良な市民による銃を使った正当防衛のニュースを紹介する。
先ずは7月の出来事だが、一人で留守番をしていた80歳のおばあちゃんが強盗にピストルで立ち向かったという話
2014年7月フロリダ州タンパ市。腰の手術をしたばかりの80歳の女性NJさんは、一人で自宅に居た。二階の部屋にいたNJさんは、一階で物音がするのを聞いた。外出中のご主人が帰って来たのかと思って声をかけたが返事がない。どうもおかしいと思ったNJさんは自分のスミス&ウエッサン拳銃を片手に一階へ様子を見に行った。
すると若い男が大きめの石で窓ガラスを割、ナイフで網戸を破っているところに遭遇。NJさんは即座に警察に電話をしたが、電話口の警官は女性に銃を降ろせと何度も警告したという。NJさんは、「警察が家に来たら降ろします」と主張。
女性が銃を構えていることに気がついた泥棒はそそくさと逃走。被害は割れた窓ガラスだけで済んだ。それにしても何で警察は女性に銃を手放せと言ったのか。この泥棒が実際に部屋に侵入してきたら警察が来るのを暢気に待っている暇などないのに。
次はコンビニの店員が強盗を射殺した話
2014年8月28日、ニューメキシコ州アルバカーキー市。デイリークイーンというコンビニに銃を持った強盗が窓越しから(多分ドライブスルー)金を要求。従業員は言われた通り金を渡したが、強盗は銃をつきつけたまま、もっと金を要求した。その時銃を持った別の従業員が強盗に発砲。
近所で仕事をしていた男性は、最初に三発、さらに二発の銃声を聞いたと証言している。また、ちかくでパトロールをしていた警察官も銃声を聞いてかけつけると、コンビニの外で銃弾を何発も受けて倒れている男を発見。男は病院に運ばれたば間もなく死亡した。
あっぱれ従業員!
最後は野球バットを持った二人の男性から銃で身を守った女性の話
2014年8月25日、オハイオ州ランキャスター市、犬の散歩をしていたダイナ・バーンズさんは、突然薮の中から飛び出して来た二人の男に遭遇した。一人の男は野球バットを手にしており、「おれたちと一緒に来い」と要求した。
男達はバーンズさんが連れていた犬には目もくれなかったという。しかし幸運なことにバーンズさんにはピストルという強い味方があった。バーンズさんは即座にポケットに手をいれ、合法に携帯していた銃の安全装置を解除した。
「どうするつもり?」とバーンズさんが言うと一人の男はバーンズさんにちかづきバットを振り上げた。即座にバーンズさんは自分の銃を男に突きつけ、「私にはこれがあるわ。使う覚悟はあるわよ。」というと男達はあとずさりして退散した。
犯罪者は簡単な標的を好む。だから二人の男がか弱い女性一人を誘拐しようなんてことになるわけだ。だが、自分らが怪我をしたり殺されたりするような抵抗をするような女性をわざわざ相手にしなくても、他に無抵抗な女性はいくらも居る。こういう話を「自衛なんて無駄です」とがなりたてるフェミニストたちに聞いてもらいたいね、全く。
残念ながら犯人たちは逃げてしまったので、この二人組はまだ近所で無防備な女性達を狙っている可能性多いにあり。早く警察に捕まえてもらいたいもの。そして近所の女性たちはバーンズさんを見習って武装していることを望むものである。
ところで最初の80歳のおばあちゃんにしろ、最後の女性にしろ、二人とも一発も発砲していない。ただ泥棒や誘拐犯に銃をつきつけただけ。非常に多くの犯罪が被害者となる人たちが銃を相手に見せただけで防がれているという事実がある。だが、銃が発砲されないと正当防衛という公式な記録には載らないので、銃による正当防衛という統計には含まれない。
それに、この二つの事件では被害者が警察を呼んだからニュースになっているが、多くの場合、特にこれといった被害がなければ被害者が通報しないことも多いので、全国でこういった事件がどれだけ起きているのかなかなか解らない。
銃による正当防衛はあまりないという統計をみたら、こういうことも考慮するひつようがある。


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なんとしてでも銃を国民から取り上げたいリベラル、今度は女性をDVから守るためと来たもんだ!

アリゾナ州代表元下院議員で自分も銃犯罪の被害体験を持つガブリエル・ギフォード女史が、女性を家庭内暴力から守るという大儀名文を抱えてワシントDCを訪れ、連邦政府上院議員たちと会見を行なっている。女史が提案している法律は、家庭内暴力を行なった過去のある人間(主に男性)の銃所持を禁じるというもの。「女性の命がかかっているのです!」と熱く語るギフォード女史だが、家庭内暴力にしろなんにしろ傷害罪で有罪になった犯罪者はすでに銃を持つ権利が剥奪されているし、リストレーニングオーダーといって家庭内暴力やストーキングなどによって、特定の人物から指定距離以上近づいてはいけないという命令を受けている人間の銃所持は禁じられている。
ではいったギフォードはこれ以上何をしようというのか?
どうやらギフォードはDVの加害者として有罪になった人間だけでなく、DVの加害者と被害者から訴えられただけで、被害者がリストレーニングオーダーの要請をしただけの人間からも銃所持権利を剥奪しようとしているようだ。
これにはいくつか問題点があると ブライアン・アンダーソンがコラムで指摘している。

  1. この法律のもとでは、裁判で有罪になっていない人から憲法補正案第二条が保証する権利を奪うことになる。」 つまり配偶者や恋人に恨みを持つ人間が相手から暴力を奮われたというだけで、それが嘘か本当かも分からないまま相手は銃所持権利を失うということだ。
  2. 「警察が銃砲を没収した場合、個人の無罪が判明してもなかなか銃砲を返してもらえない。」アンダーソンによると、無罪だと分かって警察署にいけば、はいそうですか、といって返してもらえるわけではなく、何ヶ月もかかる面倒くさい多々の手続きを踏み、しかも高額な手数料を払わなければ返してもらえないのが普通だという。
  3. 「警察が銃砲を没収するとき、警察は銃砲の保管を無造作に行なうため、銃などが破損する場合が多い。」警察は没収した銃の取り扱いなど丁寧にするわけではないので、戻ってきた銃がもとの価値よりずっと落ちていることは普通。また、銃と一緒にアクセサリーや銃弾やマガジンなどを没収してもそれらは返してくれないことがほとんどなのだという。高価な銃が破損され、アクセサリーや銃弾を返してもらえない被害者は金銭的に大損害を蒙るのである。

なぜかギフォード女史が組織した団体のウェッブサイトからは提案された法律の文章そのものがみつからない。だが、彼女のウェッブサイトでは今回のことをこのように語る。

合衆国における大半の乱射事件は家庭内暴力が関わっている。合衆国の女性はDVやストーカーによる銃攻撃の標的となる危険性が増えている。女性は男性にくらべ3.5倍の割りでパートナーに殺される確立が高い。家庭内暴力の過去のある家庭に銃があった場合女性が殺される率は銃のない家庭にくらべ20倍も増える。そして他の豊かな国と比べたばあい、合衆国の女性が銃によって殺される率は11倍も高い。

だいたいからして私はこの統計値は頭から信用できない。いったいどういう犯罪調査から出てきたのものなのか、詳細に渡って説明し、それが信用できる調査でない限り、ギフォードによる口からでまかせだと考えて間違いなし。リベラルは調査結果の捏造するなんざ朝飯前だからね。
しかしだ、ここで焦点をあてるべきなのは彼女のいう「家庭」という言葉使い。なぜ家庭内暴力の過去のある個人といわずに家庭というのか。何故「家庭内暴力の過去のある個人が銃を持っていた場合、そのパートナーが銃によって殺される率はそうでない場合の20倍にのぼる。」とか言わないのだ?
もしも彼女の言うとおり、家庭に銃があった場合、それが誰の銃であろうとも、女性が殺される率が高まるというのが本当だとしたら、個人からでなく家庭から銃を取り上げるべきだという理屈になる。いくら個人から銃を取り上げても、個人が手の届くところに銃があったのでは何にもならないではないか、という理屈に行く付くはずだ。
そうだとすれば、DVの被害にあっている女性も加害者の住む家庭の一人である以上、銃所持の権利を失うことになり、自己防衛用の銃を購入できないことになる。これがどう女性を守ることになるのだ?
ギフォードのウェッブサイトには法案自体の文章が掲載されていないので、実際にこのような項目が含まれるとは言いきれないが、理屈から言ってこうなることは想像に難くない。
ところでこの法案にはもうひとつ大きな問題点がある。それは家庭内暴力の加害者とされて銃所持の権限を失った個人が、現在所持している銃はどうなるのかということだ。
これは最近話題になっているバーモント州の例を見てみると分かりやすい。
バーモント州ではthe Vermont Network Against Domestic & Sexual Violence(バーモントネットワーク対家庭内及び性的暴力)という団体が、同州において最近家庭内暴力で銃殺人の犠牲者の数が急激に増えており、DVの加害者の家から銃砲を没収するべしという厳しい銃規制法が必要だとしてH.735という法案が州上院で通った。
バーモントネットワークは2013年の州調査書、バーモント家庭内暴力志望者数リポートのなかで、56%のバーモント家庭内暴力関係の殺人は銃砲によるもの、とあるのをもちだし、この法律は必要だとしている。だが、バーモント州はアメリカでも犯罪が極端にすくない州で、2012年に同州で起きた家庭内暴力の件数はたったの4件で、そのうちの1件が銃砲によるものだった。どうも厳しい法律を通さなければならないほど同州のDVは深刻な状態にあるようには思えない。
この記事に出てくる地元のこの道30年という警察官も、自分の知る限りDVで銃が使われた例を一度も見たことがないと語っている。
また、Gun Owners of Vermont (バーモント銃所持者の会)のエド・カットラー会長は、「過去19年の間に起きたDV関係の殺人事件はたったの16件で、犠牲者の割合は男女五分五分です」と語っている。19年でたったの16件?シカゴで一日に起きる殺人事件の数にも及ばない。そんな州で何をそう急いで銃規制法など通す必要があるのだ?
それはともかく、個人が法律によって銃所持権利を剥奪されても、その個人が現在所有している銃砲を当局に差し出さなければならないという法律は存在しない。個人がどのように所持している銃砲を処分するかは個人の自由なのである。つまり、州にしろ連邦にしろ政府が個人の所有物を勝手に没収する権限はないのだ。これがまかり通るのであれば、銃コレクターの何百万ドル相当のコレクションを目当てに、州がコレクターに対するDVの罪をでっちあげた上で逮捕し、その際高価なにコレクションを横取りすることも可能となる。
H.735なる法案はバーモント州の憲法に違反するものだ、というのがカットラー氏らの主張である。にもかかわらず、同州ではこの法案はすでに法律であるかのように扱われ、これを理由に銃砲を没収されているケースがすでに出てきているという。
ギフォードの提案する法律がバーモント州の法案と同じ内容かどうかは分からないが、同じようなものだと考えていいだろう。
間違ってはならない。この法案は女性を守るなどということは単なる口実で、善良な市民から銃を奪い取ろうという汚い手口に他ならない。リベラルは常に善良な市民の武装解除を狙っている。やつらが「誰々を守るため、、」と言い出したら、その目的はその正反対だと考えるべきだ。
奴らの目的は市民から自由を奪うことにある。だから武装した市民は邪魔なのである。そのことを肝に銘じて忘れてはならない!


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これぞファシズム!連邦政府司法局気に入らない産業の銀行口座を閉鎖させる

違法行為をしているわけでも、商売が傾いているわけでもないのに、突然銀行から口座を締められるビジネスや個人が続発している。対象となっているのはアダルトビデオ関係の会社や職員やAV女優や俳優たち。いったいどういう理由でそんなことになったのかというと、銀行は連邦政府司法局から圧力をかけられたせいだという。
このチョークポイント(締め付ける点)作戦という司法局の作戦は、違法もしくは不道徳な商売をしている輩を金銭面で締め付けようというもので、銀行にこうしたビジネスやその関係者の口座を閉鎖し新しい口座をあけさせないよう命令したのだ。しかしながらこの「不道徳」というのは司法局の一方的な主観できめられる。なんと恐ろしい作戦だろう!司法局はあきらかにアメリカの自由市場を銀行を使ってコントロールしようとしているのである。
この作戦の対象となっているのはアダルトビジネスだけではない。給料日までの短期ローンや、出会い系サービス業、合法麻薬関係の商品、オンラインギャンブルサイト、そして銃弾販売業。

ちょっと待ってよ、なんで銃弾販売が不道徳ってことなるわけ?
なんでアダルトビデオとかオンラインギャンブルとかに紛れ込んで銃弾販売なんてのが入り込んでいるのか? 私から言わせたら本当の目的は銃法取締りの裏口作戦なのではないかという気がする。
チョークポイント作戦では、司法局は対象となったビジネスに払い込みサービスを提供している会社に経費と時間のかかるあらゆる書類提出要求をしている。あきらかにこれらの会社が対象会社のサービスを敬遠するように仕掛けているのである。そしてこの作戦は明らかに成功している。全国の払い込みサービス会社が対象会社へのサービス提供を拒否するようになった。
銀行口座も持てない、 物を売っても顧客からの払い込みを受けるすべがないとなれば、商売はあがったりである。無論司法局の狙いはそこにある。
アダルト業界にしても短期ローンにしても「不道徳」かもしれないが違法ではない。合法な商売をしているビジネスに対して司法局が気に入らないからといって勝手にこのようなことが出来るのであれば、明日は銃製造や銃販売業者が対象となるだろう。いや、銃だけではない!
司法局が自分勝手に商売をつぶせるのであれば、ライバル業者をつぶしてほしい大手企業がオバマ王や司法局長に賄賂を払ってつぶしてもらうことが出来るようになる。政府が自分勝手にどの企業が生き残りどの企業が消えるのかを決めるのだとしたら、これぞまさにファシズムそのものである!
憲法上、司法局にこのようなことをする権限はない。だからこそ司法局は裏口からこっそりと銀行や払い込みサービス業者に圧力をかけているのである。
なぜ共和党議員たちはオバマ政権のこのような横暴で不合理で違法な行為を指摘しないのだ?
オバマ政権のファシズムぶりは信じられないほどひどいことになっているのだ!


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取れるもんなら取ってみろ、テキサス司法長官が連邦政府土地管理局に挑戦!

この間から連邦政府の土地管理局による横暴な民間人の土地略奪について紹介してきたが、ネバダの酪農業者から莫大な土地を奪った土地管理局(Bureau of Land Management (BLM) )は、今度はテキサス州とオクラホマ州の境界線上の90,000エーカーの州の土地を略奪しようと企んでいる。これに対してテキサス州の司法局長は、まだテキサスが独立国だった頃メキシコからの侵略軍に対し「取れるものなら取ってみろ」“Come and Take It” といったように、BLMに対し挑戦状をたたきつけた。
BLMの武装した軍隊まがいの職員集団を動員しての土地没収行為は、まるで敵国の侵略軍を思わせる。だいたい連邦政府に一般人が合法に所有している土地を奪う権利がどこにあるというのだ。テキサス州のアボット司法長官は、「レッドリバーに旗を立てて「この旗を取れるもんなら取ってみろ!」といってやりたい気持ちです。」と語り、土地管理局の二ール・コーンズ局長にその動機と正当性の説明を要求する手紙を書いた。
アボット長官及び多くのテキサス州民はBLMがあたかも自分らに、民間人の土地を好き勝手に奪う権限があるかのような振る舞いに対して深く心配している。ネバダのバンディ牧場にしてもそうだが、州民が何世代にも渡って所有してきた土地を、新しく出来た連邦政府の局が当然のように取り上げる権限はいったいどこから来たものなのか。
アボット長官はこのような大事な決断は役人達の間で秘密裏に行われるべきではないとし、BLMはこの土地をどういう理由で連邦政府のものだと言い張るのか、何故テキサス州民から奪おうとしているのかその動機と正当性を求めているのだ。
オバマ政権になってからというもの、BLMや環境管理局(EPA)の横暴で土地を奪われた一般市民の数は知れない。しかもこれらの連邦支局にそんな権限があるという証明はどこにもないのである。にも関わらず、彼らは連邦政府を傘に来て彼らの横暴な要求に従わない市民に莫大な「罰金」をかけ、それが払えないとなると、銀行口座を凍結したり、果ては武装した職員を送り込んで力づくで土地を奪ってしまうのである。これが政府の独裁でなくて何なのだ?
実は数年前から連邦政府の多々の支局が銃砲や銃弾を買いあさっているという話が伝わっていた。(添付した記事によると、政府支局が購入した銃弾はなんと20億弾。)しかも武装している局が国土安全保障局とか防衛省とかではなく、土地管理局、農業管理局、環境管理局、衛生管理局といったような、まったく武器とは関係のなさそうな局の武装が目立っていた。おかげで銃弾の値段が高騰し、一般人はなかなか銃弾を購入できなくなってしまっていた。
それだけではない。 現在連邦政府には70もの法施行支局が存在し、それらの局が雇っている職員の数は135万人から145万ににも及ぶと考えられる。それぞれの州や地方地区直属の職員の数が合わせて765万人であることを考えると、全国の法施行職員の7人に一人は州政府直属の職員ということになる。これはすごい数である。
なぜ連邦政府は軍隊ではない一見武器とは無関係に見える局々を武装化しているのか、最近になってやってその理由が明らかになってきた。
土地管理局にせよ農業管理局にせよ、州民と連邦政府の間に問題が起きた場合、州政府の管轄ではなくなる。アボット長官のように、これは連邦政府の管轄ではないと主張しても、実際に州政府と連邦政府の間でいざこざが起きた場合、結果的にはその武力がものをいう。だが連邦法施行職員の数は地方職員の数より勝る。
なぜオバマ政権は銃法取締りを厳しくして一般市民から銃を奪おうとしているのか、この間のバンディ牧場の件でその理由ははっきりしたはずである。
ベネズエラのチェバス大統領は数年前に市民から銃法を没収した。そして現在のベネズエラは崩壊寸前。だが市民たちは政府に抗議運動をしようにも重武装した政府の警察や軍隊に立ち向かうすべがない。独裁政権は市民に銃を向け力で弾圧している。
オバマ政権も折りあらばアメリカ国民を武装解除して力で弾圧しようとしているのである。だから一般市民の武装は必要不可欠なのである。
オバマ王が政権を握っている限り、このような戦いはあちこちで繰り返されるはずである。銃反対を唱える市民は、市民を丸腰にしておきたい人々の動機を真剣に考えるべきだ。


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ウィークエンド正当防衛リポート

別に毎週末やっているわけではないのだが、私のブログエントリーが週末だけになっている傾向があるので、こういう正当防衛の話も週一になっているような気がする。さて今週は二件紹介。
先ずはニューヨーク州バッファロー市のピザ出前のお兄ちゃんの話
今週の月曜日、ピザを配達した出前の男性は、覆面姿の三人組に襲われ頭を金槌で殴られた。とっさに男性は合法に携帯していたピストルで殴り掛かる一人の男に二発発砲。他の二人は逃走した。残念なことに撃たれた強盗の傷は浅く完全回復する模様。被害者の男性は頭や腕などに傷を折っているが軽傷とのこと。
犯人の男はディワーン・ゴールマン(18)。被害者の証言によると男達は覆面をしていただけでなくトレーナーのフードを頭から被って顔を隠していたという。こういうトレーナーのことを英語ではフディというが、フロリダでジョージ・ズィマーマンに正当防衛で殺されたトレーボーン・マーティンがフディを着ていたことをから、左翼リベラル連中がズィマーマンの人種差別云々を騒いだが、犯罪者がフディで顔を隠して強盗を働く事件が多い以上,フディを被った若者を人々が警戒するのは当然の話。これは人種差別とかいう問題ではない。
被害者の名前もピザ店の名前も安全のため伏せられているが、バッファロー市でピザの出前人が強盗に襲われたのはこれが最初ではない。去年の8月にも同じような事件があり、その時は被害者の男性に撃たれ強盗はその場で即死した。
また、ピザ店の従業員が襲われた事件としては去年の10月24日、テランス・プライス(21)なる男が、銀行に売上金を預けに行く途中の従業員を襲い5700ドルの売上金を奪うという事件があった。しかしプライスは逃げる途中、ラ・ナバ・ピザリアの従業員ら数人に追いかけられて取り押さえられた。プライスは別の犯罪で仮釈放中だった。
まったくどいつもこいつも若いうちからしょうがない。こんなことをやってるんじゃ将来も犯罪者としての道を歩むのだろう。なんという命の無駄遣い。
次はミシガン州デトロイト市の民家に侵入して家主に反撃された強盗集団の話
民家の十人は地下の部屋でビデオゲームをしていたところ、上階の家のなかでなにやらごそごそと数人の足音がした。住人は銃を持って泥棒を働いていた二人に立ち向かった。強盗らは表玄関から逃走したが、その際住人に発砲。住人も持っていた銃で反撃。その弾の一つが外で仲間を待っていた逃走車の運転手に当たり、運転手は車で逃げたが近所の家の壁に激突死亡。その家の中にいた住人の29歳の女性が軽い怪我をした。
デトロイト警察は住人による発砲が正当防衛として認められるかどうか捜査中。
この場合、犯人がすでに家の外に出ていたことから、発砲が正当かどうかという判断が難しい。もしも住人が言うように犯人らが逃げる際に住人に発砲し、住人が命の危険を感じ反撃が必要と判断したことが証明できればいいが。
ところで先日、バージニア州フェアファックス市にある全国ライフル協会の本部の前で少数の人々による抗議デモがあった。抗議する人々にインタビューはアホらしくてきいてられない
一人の女性は、アメリカでは年に3万人の人が銃によって殺されている、これはすべて NRAのせいだという。この3万人のなかには上記のように強盗に入って住人に反撃されて殺された犯罪者の数も入っているのだろうか?
また別の女性は、たとえ誰かに襲われて身の危険を感じたとしても一般人は銃によって自己防衛をするべきではないと言い張る。「警察官だけが銃を所持すべきです。」記者が、でも自分が危険な場所に行った場合は、、と言い始めると、「危険な場所に行くべきではない」と女性。でも危険な地域に住んでいる人たちはどうすればいいのだ? 危険な区域へはピザの出前も郵便配達もすべきではないというのか?
別の女性は「いくつも銃を買う人は謝った情報を得ている被害妄想者だ」と言い張った。
なんかどこかの平和主義者さんと同じ意見である。


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夫に雇われた暗殺者に素手で立ち向かって勝った女性

2007年9月、オレゴン州ポートランド市の救急病院で働く看護婦のスーザン・ウォルターさんは、ある日仕事から帰宅するとウォルターさんの家で待ち伏せしていた麻薬中毒の男に金槌で襲われた。何故見知らぬ男が自分の家に居るのか解らなかったスーザンさんだが、男が自分を何としてでも殺そうとしていることは確信できた。
男は何度も金槌と拳でスーザンさんに殴り掛かった。その時スーザンさんはサバイバルモードにはいったという。
「とっさに男を床に押し倒し、男の背中に乗って左腕を男の首に回し締め付けました。」
一時的に有利になったことを悟ったスーザンさんは、圧力をかけつづけ、「誰に頼まれた?言えば救急車をよんでやる。」と男に言ったが、男は答えなかった。「男に出来る限りの恐怖をあたえたかったのです。私が感じたのと同じように。」
男はまるで諦める様子を見せなかった。再び格闘になったら二度と勝てないと思ったスーザンさんはそのまま腕の圧力を強めた。そのうち男が動かなくなったので、スーザンさんは男の金槌を持って近所の家にかけこみ警察を呼んだ。男はその場で息を引き取っていた。
暴漢は誰に雇われたのか最後まで口にしなかったが、実は暗殺者を雇ったのはスーザンさんの17年来の夫マイケル(Michael Kuhnhausen)だった。夫は男に5万ドルの金を払う約束でスーザンさんの暗殺を企んだのである。
変な話だが、このマイケルなる男、当時アダルトビデオ店で掃除夫をしていたという。なんでそんな男が5万ドルも払う余裕があるのだろう? 第一そんな大金を払わなくても、もっと安い金で人殺しをする人間くらい、いくらもいるのではないか? だいたい人殺しをしようというのに金槌を持って待ち伏せなんて間抜けすぎる。殺されて当然だね。
それにしても金槌を振りかざす大の男に素手で闘って組倒すとはすごい。女性とは思えない強さ。もっとも彼女は救急病院の看護婦という職業柄、怪我をして気が動転している患者を押さえつけるのに慣れているのかもしれない。少なくともどこをどうやって絞めれば人が死ぬかは承知だろう。
夫は懲役10年の刑に処されたが、刑務所での行儀が良かったと言う事で今年釈放される予定。スーザンさんは夫が刑期中にスーザンさんへの憎しみをもっと深めて、再び彼女を殺しにくるのではないかと恐れている。家には警報装置や監視ビデオを設置したそうだ。
コメント欄では、銃を買って射撃の練習をしろ、というアドバイスが幾つかある。私も同感。
スーザンさんは今でも男が最後にいった「あんたは強い」という言葉を覚えているという。


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