別に毎週末やっているわけではないのだが、私のブログエントリーが週末だけになっている傾向があるので、こういう正当防衛の話も週一になっているような気がする。さて今週は二件紹介。
先ずはニューヨーク州バッファロー市のピザ出前のお兄ちゃんの話
今週の月曜日、ピザを配達した出前の男性は、覆面姿の三人組に襲われ頭を金槌で殴られた。とっさに男性は合法に携帯していたピストルで殴り掛かる一人の男に二発発砲。他の二人は逃走した。残念なことに撃たれた強盗の傷は浅く完全回復する模様。被害者の男性は頭や腕などに傷を折っているが軽傷とのこと。
犯人の男はディワーン・ゴールマン(18)。被害者の証言によると男達は覆面をしていただけでなくトレーナーのフードを頭から被って顔を隠していたという。こういうトレーナーのことを英語ではフディというが、フロリダでジョージ・ズィマーマンに正当防衛で殺されたトレーボーン・マーティンがフディを着ていたことをから、左翼リベラル連中がズィマーマンの人種差別云々を騒いだが、犯罪者がフディで顔を隠して強盗を働く事件が多い以上,フディを被った若者を人々が警戒するのは当然の話。これは人種差別とかいう問題ではない。
被害者の名前もピザ店の名前も安全のため伏せられているが、バッファロー市でピザの出前人が強盗に襲われたのはこれが最初ではない。去年の8月にも同じような事件があり、その時は被害者の男性に撃たれ強盗はその場で即死した。
また、ピザ店の従業員が襲われた事件としては去年の10月24日、テランス・プライス(21)なる男が、銀行に売上金を預けに行く途中の従業員を襲い5700ドルの売上金を奪うという事件があった。しかしプライスは逃げる途中、ラ・ナバ・ピザリアの従業員ら数人に追いかけられて取り押さえられた。プライスは別の犯罪で仮釈放中だった。
まったくどいつもこいつも若いうちからしょうがない。こんなことをやってるんじゃ将来も犯罪者としての道を歩むのだろう。なんという命の無駄遣い。
次はミシガン州デトロイト市の民家に侵入して家主に反撃された強盗集団の話
民家の十人は地下の部屋でビデオゲームをしていたところ、上階の家のなかでなにやらごそごそと数人の足音がした。住人は銃を持って泥棒を働いていた二人に立ち向かった。強盗らは表玄関から逃走したが、その際住人に発砲。住人も持っていた銃で反撃。その弾の一つが外で仲間を待っていた逃走車の運転手に当たり、運転手は車で逃げたが近所の家の壁に激突死亡。その家の中にいた住人の29歳の女性が軽い怪我をした。
デトロイト警察は住人による発砲が正当防衛として認められるかどうか捜査中。
この場合、犯人がすでに家の外に出ていたことから、発砲が正当かどうかという判断が難しい。もしも住人が言うように犯人らが逃げる際に住人に発砲し、住人が命の危険を感じ反撃が必要と判断したことが証明できればいいが。
ところで先日、バージニア州フェアファックス市にある全国ライフル協会の本部の前で少数の人々による抗議デモがあった。抗議する人々にインタビューはアホらしくてきいてられない
一人の女性は、アメリカでは年に3万人の人が銃によって殺されている、これはすべて NRAのせいだという。この3万人のなかには上記のように強盗に入って住人に反撃されて殺された犯罪者の数も入っているのだろうか?
また別の女性は、たとえ誰かに襲われて身の危険を感じたとしても一般人は銃によって自己防衛をするべきではないと言い張る。「警察官だけが銃を所持すべきです。」記者が、でも自分が危険な場所に行った場合は、、と言い始めると、「危険な場所に行くべきではない」と女性。でも危険な地域に住んでいる人たちはどうすればいいのだ? 危険な区域へはピザの出前も郵便配達もすべきではないというのか?
別の女性は「いくつも銃を買う人は謝った情報を得ている被害妄想者だ」と言い張った。
なんかどこかの平和主義者さんと同じ意見である。


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