65歳までに必ず捨てるべき物リスト20

苺畑家も3年くらい前から色々片付けをしているが、本日身につまされる動画を発見したので観てみた。題して65歳までに必ず捨てるべき物リスト、トップ2020と書いてあったのだが、いくら見ても19なので、ひとつを二つに分けて無理矢理トップ20にしてみた。このビデオの主が何故65歳までと言っているのかというと、65歳を過ぎると色々身体に支障をきたし片付けたいと思ってもなかなかできないことが多いからだという理屈。現在63歳の私としてはあと2年しかないのでかなり焦っている。では彼のいうトップ20を列記してみよう。太字にしたのは私がすでに手掛けているもの。

  1. 古い書類
  2. 使わなくなった家電や電子機器
  3. 大きくて重い家具
  4. 古い本、雑誌、チラシ、ポイントカード、診察券など
  5. 大量の食器とカトラリー
  6. 量の食品ストック
  7. 大量の文具・工具・ケーブル
  8. 大量の服、ハンカチ、帽子、着物、肌着、靴下など
  9. 大量の靴、傘、くつべら、玄関の置物、飾り物
  10. 同じような調理器具
  11. 大量の薬、同じような医療器具
  12. 使ってない健康器具、しばらく飲んでないサプリ
  13. 大量のアクセサリ
  14. 大量の人形やコレクション
  15. ずっと観ていないCDやDVD
  16. 枯れている植物やプランター、ジョーロ、汚れた水槽
  17. 一年以上使ってない化粧品、スキンケアグッズ、美容グッズ
  18. 大量の掃除用品
  19. 思い出の作品、写真、アルバム、手紙、記念品、手帳など
  20. ボロボロの自転車や自動車

このリストを見ていて今気づいたのだが、これらは大きく分けて、書斎、台所、寝室、玄関、洗面所、庭となっているように思う。だから片付けもそうやって片付ける部屋を決めてやっていくといいのかもしれない。

1)一番目のの古い書類だが、書類というのはいちいち目を通さなければならず片付けが非常に大変。使ってた本人が片付けるのすら大変なのに、本人ではない息子や娘や孫などではどうしていいか解らない。私はこの件に関しては過去2年に渡り主人が20代の頃から溜め込んだファイリングキャビネット二個ぶんと、山積になっていた段ボール箱ぎっしりの書類をすべて処分した。ものすごく大変だったので自分でも凄く偉いと思ってる。

2)2番目の家電だが、古い家電は結構危険なのでさっさと処分すべきだというのは同意。私はケーブルがスパゲティのようになっていた古いステレオや壊れたビデオデッキなど3~4年前にすべて処分した。主人が使わなくなった古いコンピューターも二つ処分した。まだ使ってないモニターやキーボードがいくつか残っているので近いうちに捨てる予定。

3)大きくて重い家具は、最近本棚を二つ空にしたのでこれは次の粗大ごみの日に出す予定。これまでにもボロボロの台所の椅子、机、本棚、箪笥などをすでに処分している。ただものすごく大きな食器棚があり、全く使っていないのでこれだけは業者を頼むしかないと思っている。ともかく早急に処分する必要がある。

4)古い本エトセトラは、以前にも書いた通りバンカースボックス何箱ぶんを近所の慈善事業に寄付し、本はすべて二つの本箱に収まっている。これも大変だったがやり遂げた。

6)食品ストック。うちは本当にストックが少ない。これでは災害になった時に食べるものがないのではないかと思うほど何もない。実は以前のうちの戸棚には溢れるほど物がはいっていた。特に乾物や中華の素や麺類などがやたらあった。数年前にタコスのソースの素を見つけて賞味期限をみたら10年以上も前のもので我ながら呆れてしまった。それでその時戸棚の中を整理して古いものはバンバンすててしまい、それ以降買いだめはしないようにしている。それで今は戸棚はすかすかである。

7)実はこの文具とかケーブルは主人の悪い癖。ガラージの掃除をした時に封を切っていない新品のケーブルなどが段ボール箱三つくらいに詰まっていた。時代も変わり今は全く使い物にならない充電器などもあり、すべて捨てた。まだ家のなかにエクステンションコードなどが段ボール箱に詰まっているので、これも近々捨てる予定である。

8)衣類ハンカチなど、、以前から私は衣類の整理は毎年二回衣替えの時にやるようにしてきた。おかげで必要のない衣類はさほどない。ただ引退後はスーツやドレスなどが必要でなくなるため、これらの処分は思い切ってしなければならない。81歳の叔母の家の片付けを手伝った時、叔母が昔から住んでる3ベッドルームのアパートはどのクローゼットにも洋服がびっしりつまっていた。しかも色違いの同じデザインのものが沢山あった。叔母は気に入ったデザインを見つけるとすべての色が欲しくなってしまうという悪い癖があると言っていた。友人のLのマンションにも同じようなポロシャツやパンツがたくさんあった。なんであんなに洋服が必要なんだろうと思うくらい溢れかえっていた。この辺に関しては私は結構ちゃんとやっている方だと思う。

9)靴、靴ベラ、傘、置物色々、、私は結構靴が好きで昔は色々もっていたが、もうハイヒールは履けないし、革靴も必要ない。それで不必要な靴はかなり処分した。南カリフォルニアはそんなに雨が降らないし、傘をさしてあるくという習慣がないのでうちにある傘は雨と日傘共用の四本と折り畳みが二つくらいかな。特に処分するには及ばない。靴ベラも一つしか持ってない。ただお爺ちゃんのカウボーイブーツが一足あり、これは捨てさせてもらえない。

13)アクセサリー。高価な宝石などは死ぬまで手放すつもりはないが、安いビーズのカスタムジュエリーなどはそんなにたくさん持っている必要はない。安物のアクセサリーはすべてひとつのジェリーボックスにいれてあるので、後片付けをする人は箱ごと捨ててもらって構わない。あちこちに散らばっているわけではないから処分は簡単にできる。箱のなかにノートでも入れておこうかな。

14)人形やコレクション。悪いがこれは私が意識がなくなるまで持っていたいので、遺品整理をする家族に処分はお願いする。自分で集めた好きなものに囲まれて生きる楽しみくらい残しておきたいから。ただ人にもらった置物とか、特に執着のないものはどんどん処分することにしよう。

15)CDやDVDはかなりの数を処分した。まだ残っているものも箱詰めにしてあり、数日以内に寄付する予定。友達のLのCDやDVDの数は裕に何万枚とあるので、後片付けをする後見人が気の毒である。まったく気の遠くなるような作業だ。

17)化粧品。これは私には頭の痛い問題。私はもともとあまり化粧などしない人間だが化粧水や乳液などは使っていた。私はアメリカの化粧品は肌が合わずに使えないという話を母にしたところ、母がノエビアと契約をしてどんどん基礎化粧品を送ってきた。とても使い切れずに戸棚にぎっしりしまってある。もういったいどうしていいか解らない状態。契約はとっくの昔に切ったが、昔送られてきた化粧品が一杯残っている。古いものは他人にあげることもできないし、これは考えただけで頭がいたい。

19)写真やアルバムは捨てるわけにもいかない。ま、手帳など古いものは捨てているが、以前にガラージの掃除中に主人が90年代に買った女性の水着のカレンダーが出て来たことがある。しかも封を切っていない新品状態。もしかしてと思って曜日を調べたら偶然にもその年のカレンダーと一致したので、これみよがしに一年使った(笑)。持っていても使わなかったら意味がない。ワインと違って置いておいても価値は上がらないのだから。

他人へのプレゼントでありがた迷惑なもの

そのほかは私には当てはまらないので、まあまあの状態かなと思う。自分で家の整理をしたり、老齢の叔母の家の片付けなどを手伝ってつくづく思ったことは、プレゼントは食べてなくなるものやギフトカードが一番いい。置物や壁掛けなんぞは邪魔になるだけで本当に迷惑。洋服なども趣味が合わなければ交換しなければならず面倒くさいだけ。私は家族にブランドもののハンドバッグや財布をプレゼントしたことがあるが、彼等がそれを使っているのを見たことがない。いくら高価なものでも本人の趣味に合わなかったり使い勝手が悪ければ有難迷惑なだけだ。よっぽど相手の趣味を理解していない限り、高価な買い物はやめた方がいい。

私は大昔から「お誕生日には何が欲しい?」とか「クリスマスプレゼントは何がいい?」とか聞かれたら、シャネルの香水が欲しいと言って来た。好きな香水はいくつ貰っても迷惑ではないから。おかげでもう死ぬまで買わなくてもいいほどの香水がある。

まとめ

断捨離というのは若いうちにやっておかないと、体力だけでなく気力も落ちて正しい判断力がなくなる。私の叔母も実家の両親も、もっと早いうちに整理整頓をやっておくべきだった。叔母の場合はそれでも私が手伝ったりして色々やっているので、何とかなりそうだが、両親はもう無理だ。いずれ業者を頼んですべて持って行ってもらうしかないだろう。その点私は65歳まであと2年弱。ラストスパートといったところかな。


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イスラエル対死のカルト、ビクター・デイビス・ハンソン氏のツイート

私が時々追っているビクター・デイビス・ハンソンVictor Davis Hanson@VDHanson博士のエッセイをTwitter(X)で読んだので紹介しよう。

ハンソン博士は今のイスラエル対ハマスの戦いをイスラエル対死のカルトとの闘いだという。そしてこの戦いには三つの大事な点を考慮する必要があると語る。

これは真の意味での戦争ではない。先ずこの戦いは過去の六日戦争やヨム・キパール戦争のように軍隊による攻撃で始まったのではない。これは平和時の祝日に1500から2500人のハマス暴力団による奇襲攻撃で始まった。何か月もかけて念入りに練られたこの作戦は民間人を虐殺し拉致することであった。女性や老人や子供といった特にか弱い人々狙って想像を絶する残酷なやり方で虐殺した。彼らの目的はどんな残酷なイタリアマフィアやメキシカンカーテルですら想像のつかないより野蛮で残虐なやり方で民間人を殺すことだった。

ハマスはイスラエル軍に対して先制攻撃など絶対にしない。ハマスがイスラエルに打ち込む何千というロケット弾も標的は常に一般市民であり軍事基地ではない。

にもかかわらずイスラエル軍(IDF)はハマスの攻撃相応の応戦を求められる。世界広しと言えど相手の攻撃と相応の攻撃をしろなんて言われる軍隊はIDFだけだ。911後のアメリカ軍のアフガン侵攻にせよ、ロシア侵攻後のウクライナに対してにしろ、敵側の非戦闘員が犠牲になってはいけないなんて条件を付けられた軍隊などいまだかつてIDF以外にはない。イスラエル以外のどんな国が攻撃前に避難勧告をしたりするのだとハンセン博士は問いかける。博士はご存じないようだが実はWWIIではアメリカ軍は日本に一応空襲の予告ビラを空から蒔いたことは良く知られている。地元で空襲にあった父もそういうビラを見たことがあると言っていた。しかしイスラエルの場合は爆撃するビルの警備員に電話をかけて避難しろとまで言っているのだから、こんなお人よしの軍隊が世界のどこにあるだろう?

これは植民地政策への抵抗ではない ガザは誰の植民地でもない。2006年からずっと自治区である。しかしイスラエルに住む自由なアラブ人は好んでガザの独裁政権の下で住みたいなどとは思わない。ガザは屋根のない牢獄だなどと言ってる人がいるが、実はガザは世界一巨大な要塞であり武器庫である。ガザは諸外国から何十億という支援金を受け取っているが、ハマスはその莫大な金をガザ住民のためのインフラにも教育にも産業発展にも使おうとしない。支援金のほとんどがロケットやドローンや地下のトンネル建設などユダヤ人を殺すために使われているのだ。

ハンソン博士は指摘していないが、多くがハマス上層部の私服を肥やすために使われていることもわすれてはならない。こいつらはカタールの高級ホテルに何か月も在住し、一か月何百万円という部屋に泊まって贅沢三昧である。

ハマスは政府でも軍隊でもない。どちらかというとナチスドイツのSSやメキシコの麻薬カーテルに近い。パレスチナ住民は彼等を政権に選ぶ前にその事実を知っていたのだろうか?今ハマスを支持してる西洋の馬鹿どもは?

ハマスは故意に民間人を標的にしている。 ハマスはロケット弾をわざとイスラエルの民間住宅街に向けて打ち込んでいる。それだけでなくガザの病院や国連施設やモスクなどから発射させている。なぜこんなことをするのかと言えば、ハマスはイスラエルはハマスよりもずっと人道的であり、なるべく民間人が犠牲にならないように応戦すると解っているからだ。だいたい人間の盾などというものが存在するのも、相手が人道的であることが前提だ。より多くの民間人を犠牲にしたいハマス相手にそんな手段は意味がない。

民間人を故意により残酷なやり方で虐殺する相手に対して、イスラエルだけが民間人を巻き込まずに細心の注意を払わなければ迎撃できないというのも皮肉である。「奇妙なことに、病んだ世界は、イスラエルによる偶発的な巻き添え被害よりも、ハマスによる意図的な大量殺戮を受け入れている。」

ここまでがハンセン博士のエッセーだ。さっき前イスラエル首相のベネット氏がBBCのインタビューに答えているのを見たが、ベネット前首相はまさにこれについて話していた。

カカシ注:実は飯山陽女史が紹介していたツイートをこちらで借りようとおもったのだが、私が彼女のポストにしたコメントを完全に誤解されてしまい速攻ブロックされてしまった。私は彼女のポストに同意していたのに。まったくツイッター(X)というのは厄介な代物だ。ちょっとした言葉使いですぐに誤解が生じてしまう。


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踊りすぎて脚が痛いお爺ちゃん

お爺ちゃん、「脚が痛い」え~なんで?一日座ったままテレビ観てただけなのに変ね。カウチに座って脚をのばしてゆっくりしな。「ふむ」次のビデオはミュージカルかけよっか。「ふむ」。

15分後、リビングからドスンドスンと凄い音。お爺ちゃん何してんの?テレビの前でミュージカルのダンサーに合わせて一生懸命タップを踏んでいる(踏もうとがんばっている)お爺ちゃん。

これがお爺ちゃんの脚の痛みの原因であった。


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お爺ちゃん、まだ夜ですよ!

お爺ちゃん午後9時に就寝。割と素直に床に就く。

午後11時、ガチャ、と寝室の音、床のミシミシ音。お爺ちゃん、何してるの?「起きる」起きない!まだ夜だよ。寝なさい。「ふむ」なんとか寝床へ誘導。

午前一時、ガチャ、再びミシミシ。お爺ちゃん、トイレいくの?「起きる」起きない!メラトニンのグミを食べさせる。

午前5時、ガチャガチャと正面玄関を開けようとする音。「開かない!開かない!」お爺ちゃん、どこへ行くの、まだ5時だよ。外真っ暗だよ。「旗をあげるんじゃ」と星条旗をもったままうろうろ。お爺ちゃん、旗は夜が明けてから揚げるの。暗いうちに上げちゃダメだってお爺ちゃんが昔教えてくれたでしょ。「そうか」もうすこし明るくなってから揚げようね。

午前6時半、ガチャガチャガチャ、正面玄関の網戸の鍵が開けられないお爺ちゃん。どうしても国旗掲揚が待てない様子。ま、いっか、夜明けまであと30分だし。

こうやったまた一日が始まる。

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先日ユーチューブでアルツハイマーの母親の介護をしている女性の動画を観た。一年前は穏やかなお母さんで孫と手をつないで遊んだりしていたのに、今は車に乗せてデイケアに行く間にも「帰る、帰る」と大騒ぎ。途中でシートベルトを取ってしまったり大声で怒鳴ったり。身体を前後に揺らしたり。預けていた施設からは他の利用者を怖がらせるから来ないでくれと言われたとか。うちのお爺ちゃんも言われたもんなあ。

幸いにしてうちのお爺ちゃんは家では大声で怒鳴ったりしないし、周りに八つ当たりするようなことはしない。いずれはそういうことをするときが来るんだろうか?

動画の女性は小柄な婦人だが、うちのお爺ちゃんは背は低いけど筋肉質で私よりずっと大きい。男性だし暴れられたら私らの手には負えない。


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お爺ちゃん日記、2023年10月20日

おじいちゃんと私の朝の散歩はだいたい朝7時から歩き始め、7時40分くらいに折り返し点にあるフレンチベイカリーでコーヒーを飲み、お爺ちゃんはペイストリー(菓子パン)を食べて、そこから引き返して9時前までに帰ってくるのが日課である。日課と言っても私が出勤する日はできないので週に2~3回だが。

ベイカリーへの通り道にカフェがある。そこは朝8時にならないと開店しないので行きに寄ったことが無かった。帰りに通りかかる頃には開いていて、いつも常連のご隠居さん達が外のテラスで朝食をとっており、通りかかる我々に「おはよう!」と声をかけてくれる。

一度通りかかった時に誰かがロックス&ベーグル(ベーグルのスモークサーモンサンドイッチ)を食べているのを見かけた。アメリカのジュ―イッシュデリでは定番の朝食だ。それを見たお爺ちゃんが「食べたい」というので、では週末時間のある時に行こうねと言ってそのままになっていた。それで今朝ベイカリーにて、、

お爺ちゃんペイストリー食べな。「わしはあれのほうがいいな」あれって何?「ほれ、あの、あれがはいっとるやつ」ああ、ロックス&ベーグル?「それそれ」まだお店あいてなからだめよ。ペイストリーたべな。「いつ開くんじゃ?」8時。「今何時じゃ?」7時45分。「そうか」早く食べなよ。と言っても食べないお爺ちゃん。お爺ちゃん、ここであんまり時間かけたくないのよ。9時から仕事しなきゃいけないんだから。「今何時じゃ?」もうじき8時。「じゃかふぇが開くな」まさかお爺ちゃん、ここで時間稼ぎしてカフェに行こうという魂胆だな!

ちょっと呆れたけど、そこまで頭が回るのは不思議だ。


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ハマス支持学生たちの素性を晒すサイトが設立され、焦る左翼学生たち

先日からアメリカ各地の大学でハマステロリストを支持して声明文を発表したり、街頭に繰り出して反ユダヤ人デモを行っている学生たちの話はしたが、彼等の行為に責任を問う動きもみられるようになってきた。先ずはABCニュースから読んでみよう。Doxxing campaign against pro-Palestinian college students ramps up (msn.com)

アダム・ジュレット(Adam Guillette, 42)はアキュラシーインメディア(メディアにおける正しさ)という団体の代表で、公人及び民間人の言動に責任を持たせることを目的として活動している。そしてトラックの電光掲示板にハーバード大学のハマス支持者の名前と顔を晒して走り回るという運動を始めた。

ジュレット本人はユダヤ系。この団体の次の運動はすでに始まっており、オンラインで反ユダヤ人の学生の名前と苗字で検索できるデータベース作成である。

ジュレットはABCニュースのインタビューで近所で誰が反ユダヤ人かを知ることは大切だと思うと語った。「理想としてはこんな憎悪の信条は捨ててもらいたいですが、反ユダヤ声明に署名しことを謝罪してもらえればうれしいです。」

「今日の出来事は、何もないところで起こったわけではない。この20年間、ガザに住む何百万人ものパレスチナ人は、野外監獄での生活を強いられてきた。イスラエル当局は『地獄の門を開く』と約束し、ガザでの虐殺はすでに始まっている」と、ハーバード・パレスチナ連帯委員会の声明には書かれている。

すでに拙ブログでも大手企業のいくつかが、これに署名した学生名簿の公開を学校側に要請しているという話はした。コロンビア大学やハーバード大学の法律科の学生たち、少なくとも6人が内定していた大手法律事務所からの就職を取り下げられている。また、街角に貼られているハマスが拉致した子供たちの写真ポスターを剝がしていた人々の身元がツイッターなどで晒され、身元の割れた歯科医や看護婦が解雇されるという事態も発生している。

私は普段こういう身元晒しには同意しないが、ハマスというテロリスト親派であると公言してしまった以上、雇用主がテロリスト予備兵を雇いたくないと思ったとしても無理はない。テロ行為は国土安全にかかわることだから。

これに焦った親パレスチナ学生たちは二度目の声明文を出汁、すべての無実の命への暴力に反対すると言い訳をしたが時すでに遅しである。学生たちは大量のヘイトメールや脅迫状を受け取ったと被害者ぶっている。イスラエルの国家滅亡とユダヤ人皆殺しを唱えたのは自分らだからね、そのくらいの批判は当然だろう。

MORE: Tensions rise on Harvard campus over Israel-Gaza conflict

「彼等が謝罪したら広告版からもウェッブサイトからも即座に消します。」とジュレットは言う。ABCニュースのインタビューに匿名で答えた学生たちは命を狙った脅迫や名前をさらされたり嫌がらせをされるといたバックラッシュに怯えているという。

「パレスチナ人の命を大切にすることと反ユダヤ主義を混同するという古い型にはまることは、残念で怠惰な反応であり、私はそれを非難する」と、声明に署名したグループのメンバーであるハーバード大学の法学部の学生はABCニュースに語った。「もちろん、脅迫されて沈黙させられている学生には同情する。

何を今更。そんなお惚けは通用しない。”Free Free Palestine, from river to the sea”と言っているのを聞いたぞ。これはユダヤ人をイスラエル本土から追い出して海に追い込んでやると言う意味だ。これは単なるパレスチナ支持の言葉ではなくユダヤ人の全滅を意味する言葉だ。

ジュレットは彼の団体は誰の個人情報も晒していないと主張する。彼等は大学の新聞やクリムゾンやリンクディンからの情報を集めたに過ぎないからだと語る。

左翼活動家たちはこれまでどれだけ過激なことを言おうと責任を問われることはなかった。女装男を女だと主張しようが、思春期前の子供を性転換させろと言おうが、右翼保守をナチスと呼ぼうが、そうしたことを自分のソーシャルメディアに堂々と書き連ねても全く批判されなかった。だから彼等は自分らの主張を隠そうなんて努力を全くしてこなかったのだ。

その学生は、学生たちが直面している反発や嫌がらせは、安全面からも恐ろしいものだと言い、”私にはキャリアがかかっている “と言った。

ABCニュースの取材に応じたハーバード大学の学生によると、親パレスチナ派の学生グループが発表した声明のせいで、同僚の一人が内定を失ったという。

「こんなことになるなんて、君は何か悪いことをしたんだ、君は何か犯罪を犯したんだ、君はこんなことになって当然なんだ、というようなレベルです」と学生の一人は語った。

おお私の世界で一番小さいバイオリンを弾いてあげるよ。は!これまで「性は真実だ」「性別は変えられない」「すべての命が大切だ」と当たり前のことを言った教授や学生たちをヘイターだ差別者だといって学校から追い出して来た左翼活動家たちに私は同情心の微塵も感じない。

ジュレット曰く、本来ならば大学側がこうした学生たちの行動を厳しくばっするべきである。フロリダのディサンティス知事は、このような親ハマスデモに参加した外国人は即座に在留資格を奪い追放すべきだと語っている。アメリカ国内でテロ組織を支持するというのなら、テロの仲間と見なされても文句はいえない。当然の措置だと思う。

関連記事College students discover that consequences still exist (msn.com)


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アメリカの大学が反ユダヤ主義の温床になるのは何故か、元DEI(多様性・平等・包括性)指導者が語る

ここ数日、アメリカ各地のエリート大学の学生たちが大量に繰り出してパレスチナ支持というより反ユダヤ教デモを行っており、それを見た多くのアメリカ人は驚きの念を隠せない。しかしここに一人「私は驚かなかった」と言っている女性がいる。彼女の名前はタビア・リーさん。彼女はカリフォルニア州のシリコンバレーにあるディアンザカレッジ(DeAnza)大学の元DEI指導員だった人だ。DEIとはDiversity(多様性)Equity(平等)Incusion(包括性)の頭文字だ。リーさんは2021年まで同大学のDEIディレクターだった。では彼女がどんな体験をしたのかちょっと読んでみよう。

I was a DEI director — DEI drives campus antisemitism

Opinion by Tabia Lee• ニューヨークポストより

リーさんは2021年にディアンザカレッジにDEI部の部長として採用された。彼女は黒人女性なので書類の上では理想の人事と思われた。しかし彼女はDEIを文字通りに解釈していた。つまり本当の意味での多様性や平等や包括性を実施しようとしたのである、ユダヤ人学生も含めて。これが彼女の間違いだった。

DEIは正しくは有毒な批判的社会正義と理解すべきであり、実際にはDEIと正反対のことが要求される。

リーさんが雇われる前から、ユダヤ人学生たちはあらゆる差別と嫌がらせに耐えていた。学校はハヌカというユダヤ教のお祭りを主催しておきながらハヌカ関係の飾り付けをするどころか、かえってパレスチナ支持学生たちの抗議デモを奨励した。生徒会ではイスラエルは人間性を攻撃していると責めイスラエル製品ボイコットの規則を通した。

何人ものユダヤ人学生がリーさんにキャンパスは非常に反ユダヤ教徒の環境になっていると訴えた。それでリーさんはこの悪を正そうと大学にユダヤ人の演説者を招き、違った意見をきくことによって多様性と包括性を実施しようとした。ところがリーさんは「汚いシオニスト」と罵倒され、学校側は演説者を招待することを拒否した。

彼女はさらに学校側に反ユダヤ思想を糾弾するようにと要請したが、彼女の要求は拒絶されただけでなく、ユダヤ人は白人抑圧者でありユダヤ人差別などに拘るなと何度も忠告を受けた。

最悪の場合、DEIは、世界は抑圧する者と抑圧される者という2つのグループに分かれているという揺るぎない信念の上に成り立っている。

ユダヤ人は抑圧者のカテゴリーに分類され、イスラエルは「虐殺、入植、植民地主義国家」の烙印を押される。

(この世界観では、イスラエルやユダヤ人を批判することは容認されるだけでなく、賞賛に値する(ちょうどアメリカや白人を攻撃してもいいのと同じように)。

であるから積極的に彼等を責めないことは人種差別抑圧者の味方をすることになるというわけだ。弁護するなどとんでもないというわけである。彼女はそれまでこんなにもあからさまで極端な人種や宗教差別を見たことが無かったと言う。結局リーさんは解雇された。多分ユダヤ人を弁護しすぎたからだろう。

その後彼女は自分の体験が特別なものではないことを知った。彼女はアメリカ中の数えきれないほどの大学で全く同じように反ユダヤ主義が奨励されていることを知ったのだ。ある調査では大学のDEI関係者によるイスラエル関係のツイートの96%がイスラエル国を批判するものだった。そしてそれはハマスがイスラエルを襲撃する前のことなのである。

DEI活動家はユダヤ人学生を沈黙させあからさまにハマステロリストを支持している。今週の火曜日、100以上の公立私立大学からなる全国医学生グループがパレスチナ解放支持を表明した。

これではユダヤ人患者は医療関係者をどうやって信用したらいいのだろうか?これはユダヤ人の命に係わる。こんな憎悪に満ちた人々が医療関係者となることが許されてもいいのだろうか?

これもすべてDEIがユダヤ人は抑圧者だという教えが元凶である。最初は単なる思想だったが、今やそれが暴力的な攻撃の呼びかけへと変わった。特定の属性を持つグループを悪者扱いする思想は結局は敵とみなす人々への暴力へと繋がるのだ。憎悪と分離を奨励する概念はいずれコントロールできない力へと変化する。

リーさんは教育の場からDEI思想を排除すべきだと語る。名前とは裏腹にこれは人々を分離させ憎悪を増幅させる。今すぐそうしなければユダヤ人への憎悪はとんでもないレベルに増幅するだろうと。

ユダヤ人が抑圧者だなんてことがあるはずがない。もしそれが本当なら、これらの学生たちが反ユダヤ運動をこうもあからさまに行って全く罰せられない訳はないからである。しかし、今イスラム学生たちと一緒になってユダヤ人差別をやっている白人やLGBTQ+の馬鹿どもは次は自分らだということに気付いているのだろうか?

実は私は欧米諸国で起きている白人差別について書こうと思っていたところだ。今や欧米社会は長年にわたる誤った移民政策で白人が圧倒的多数を占めなくなってきている。先進国は少子化が深刻であるが、移民たちは産児制限などしない。だからどんどんと人口分布が変化し、アメリカなどはすでに白人は全非白人を合わせると過半数でもないのである。

欧米諸国は文明国として例え少数民族でもだからといってその人権を侵害してはいけないという基本にのっとって法律を作りそれを守っているが、他の民族や宗教は他宗教や他民族の人権なんぞ何とも思っていないのだ。そんな連中が多数派になったらどうなると思うのか?

ユダヤ人の次はリベラルだろうとLGBTQ+だろうと白人が狙われる。そしてその次は多分東洋人。すでに東洋人なんか白人並の扱いすらされていないのだからユダヤ人の次は東洋人かもしれない。ともかくユダヤ人に起きてることだからなんどと呑気なことを言ってると、ゲシュタポの軍靴は我々の家にやってくるだろう。


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Twitter(X)に関する愚痴少々

ここ2~3日のツイッターでのやり取りで多少、腹の立つことがあったのだが、感情的になって言い争いをして不必要に敵を増やすのも意味はないし、また凍結されるのもつまらないので、自分のブログを使って愚痴を少々書こう。これはあくまで愚痴なんで聞き流してください。

高齢者の運転について

先日、高齢者の運転ミスによる事故について60代以上はマニュアル車に限定する法律を通すべきだという暴論に関するお話をしたが、それについてツイッターでもその提案には反対だという話をしたら、「だったら運転やめろ!」「お前みたいな老人が若者を殺してるんだ!」「体がついてこないなら運転するな!」と言った馬事雑言が飛んできた。いや、60代に向かって老人て、20代の人にとっては60代も70代も80代も同じなのか?

中高年の人なら誰でもわかるが、私は50代まで自分の体力の衰えを自覚したことはなかった。ジムにもそれまで通り行っていたし、若い人と同じ力仕事もそれまでと同じようにしていたからだ。しかし60歳を境に自分でもひしひしと年齢を感じるようになった。だから多分70代になったらもっと極端な変化があるだろうし、80代となれば全く違うだろう。だから60歳以降はといって高齢者とひとくくりにするのは非常に乱暴な論理だ。

高齢者による運転ミスのせいで若い命が失われた後で感情的になるのは分かるが、だからといって高齢者ドライバーをすべて敵に回すのはいかがなものか。それよりも前々から言っているように早期に認知症を発見できるように60代からでも認知症検査を健康診断の一貫としてやるべきだと思う。

イスラエルからの避難状況について

私は一年以上前に東大の中東研究者である池内恵教授からさんざん素人だのなんだの侮辱された上にブロックされたという話をしたが、新しいアカウントになり彼のツイートが見えたのでしばらく観察していた。それで池内教授がイスラエルの状況はさしたる危険なものではなく、わざわざ日本がチャーター便を出して邦人の救出に及ぶまでもない、定期便を予約して自力で帰ってくればいいと言っているのを読んで、何言ってんのこの人はと思っていた。

今朝、イスラエルから月曜日に帰国したという別々の邦人二家族がスペースで、彼女達が航空券を取得するのにどれだけ苦労したか、どれだけ地元のイスラエル人たちのお世話になったかという体験談を聞くにつれ、池内教授の言っていたことがどれだけ出鱈目であったのか改めて確認した。

どうして中東の専門家であるはずの池内教授はことごとく言うことがずれているのだろうか?私のような素人がアメリカの片隅でネット見てるだけで判断できることを、イスラエルにもアラブ諸国にも何度も行ったことがあり、その研究を専門としている教授が常に状況を読み間違えるのは何なのだ?

一年前に教授はバイデン大統領のプロの外交はトランプとは大違いだと言っていた。しかしここ2~3年でアラブ諸国におけるアメリカの信用度が地に落ちていることは教授も認めている。それで私もよせばいいのに「これもバイデン政権のプロの外交のおかげですね」と皮肉を込めて言ったら速攻ブロックされた(笑)。

もし仮に池内教授がバイデン政権には期待していたのに残念だ、とでも言っていれば私も少しは尊敬するが、自分の間違いを認めない教授のことはまるで尊敬できない。

しかし東大教授様が私より頭が悪いとかあり得ないし、中東の現状を正しく把握できていないとはとても思えない。それでいながらこのような出鱈目ばかり書くのには悪意すら感じるのだ。いや、これは私が感じるだけの話だが。


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高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違え事故多発、60歳以上はマニュアルの運転を強制すべき?ちょっと待った!

90歳近い母がなかなか運転を諦めてくれずに3年くらい苦労してやっと免許証を返上させた我が家族。高齢者による運転の危険性については痛いほど理解している私であるが、先日Twitter(X)で60代以降の人はオートマではなくマニュアル限定にすべきだという意見を聞いてびっくりしてしまった。

事のきっかけはこの悲惨な事故。

これに関してとあるツイッタラーさんが「60才以上はマニュアル限定にする法改正が必要。というかオートマ限定免許自体を廃止すべきです。」とつぶやいた。これを見て60代である私としては、ちょ、ちょッと待ってくださいよ、それはあまりにも極端でしょ、と言わざる負えない。

車を運転しない方のためにちょっと説明しよう。このオートマとかマニュアルというのは車のトランスミッションのことを指す。トランスミッションはスピードを調整する装置だが、マニュアル(手動)の場合はこのコントロールをするギアというものを運転手が手を使って自分で操作する必要がある。しかしオートマ(自動)の場合はスピード調整は単に右足でアクセルとブレーキを使いわけて調節する。

この提案者の考えは、マニュアルならばブレーキをかける時に運転手は左足でクラッチを踏みながらブレーキを踏むので、単に右足だけでブレーキをかけるオートマのようにブレーキとアクセルを踏み間違えるなどという事故は起きないと言う理屈だ。しかしこの人はちょっと考えが浅いと思う。

私は若い頃にマニュアルの車をずっと運転していたが、マニュアルは非常に体力を消耗する。なぜならオートマの場合は使うのはほぼ右足だけだが、マニュアルの場合は左足でクラッチをしっかり押す必要があり、しかもスピードが変わる度にギアシフトをしなければならない。平坦でスピードが一定している高速道路の運転ならまだしも、信号が多い一般の道や走っては止るラッシュアワー時では、しょっちゅう両足と左手(右ハンドルの場合)を駆使することになる。

それだけではない、マニュアルによる坂道発進には高度の技術を必要とする。オートマの場合は坂の上で右足でブレーキを踏んでいても発進時に単にアクセルを強く踏めば発進するが、マニュアルの場合はクラッチとブレーキで調節をしながら、発進時にクラッチを離してアクセルに踏みかえるという技を一瞬にしてしないといけない。タイミングを間違えるとそのまま後ろ向きで坂を落ち、後ろの車に衝突する可能性がある。

またオートマの場合にはクルーズコントロールというものがあり、これは長距離ほぼ同じスピードで走れる場所で足をアクセルからはずしたまま車が一定のスピードを自動的に保つという機能がある。長距離運転をする人にとってこれはアクセルをずっと踏み続けなくて済むため非常に楽である。

若くて運動神経もあり体力もある人なら、通勤に片道一時間半の混雑した道でこんな運転をしていても大して苦にならないかもしれないが、60過ぎの体力落ちた叔父さんや叔母さんには非常な負担である。事故の原因はブレーキとアクセルの踏み間違えだけではない。疲労している運転手による居眠り運転や注意力散漫も考慮に入れなければならない。

だいたいアクセルとブレーキを間違えるような認知力の衰えのある人はマニュアルに変えたところで補えるものではない。いや、オートマでそんな間違いを犯すような人がマニュアル車の運転など出来るはずがない。マニュアルの方が格段に難しいからである。

それに59歳までオートマで何十年も運転してきた人に、急にマニュアルを運転しろなどといってすぐに覚えられるわけはないし、覚えたとしても初心者としてまた一から始めなければならず、中高年の初心者運転手が増えることが事故防止に役にたつとはとても思えない。ひとつの問題を解決するために他のいくつもの問題を引き起こすことになる。

マニュアル限定を提案した人はまだ30歳そこそこの若い女性だ。だから年と共に身体がどう衰えるのかということが理解できないのだろう。それに60歳なんて遥か彼方のことだし、彼女がその年になるまでにはギアシフトのみならず運転を全部やってくれる車が普通に走っているだろうから完全に他人事だ。しかし日本でも定年は65歳。つまり60代はまだまだ現役。車に乗って色々遠出をしなければならない中高年はいくらもいる。そういう人たちの不都合を全く考慮にいれないのは若い人典型の身勝手と言うものである。

ここで大事なのはどうやって高齢者による事故を防ぐかということにある。問題なのは認知力と運動神経が極端に落ちた高齢者から容易に免許証を取り上げることが出来ないことにある。家族がどれだけ心配し、みんなで説得しても本人が乗ると言っている限り周りはどうしようもないのである。重大な事故でも起こさない限り公安はなにもしてくれない。

ではどうすればいいのか。運転能力が落ちているかどうかは個人差がある。80歳でもきちんと運転してる人がいるかと思えば50代でも危ない人もいる。それで、60代という年代で線を引くのなら、私は毎年の定期健康診断で認知症検査を必須にすればいいと思う。そして医師によって認知症であると診断を受けたら自動的に運転免許証を失うようにしておけばいいのだ。年寄りは自ら認知症検査など受けに行きたがらない。自分では老化に気付いていても、それを認めたくない人は多い。だから健康診断で若い頃から受けていれば、わざわざそれだけのために検査を受けに行く必要もなくなる。

また免許証の更新時にも厳しい認知テストと実施テストを行い、危ない人には更新させないことが大事だ。私の母は85歳の時に更新テストを受けたが、付き添った妹の話では、試験管が答えを教えているようなもので、あんなのは全くのざるだったと言っていた。

高齢社会の日本、これからも高齢者運転手が増えるだろう。年齢だけで線引きをするのではなく、どうやって危険な運転をする高齢者に運転を諦めてもらえるか、そちらの方に力を入れるべきだと思う。


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イスラエルによるガザ病院空爆で500人の犠牲者のニュース!夜が明けてわかったことは、、

昨日、ガザの病院がイスラエルの空爆によって破壊され500人からの死者が出たというニュースがあちこちの主流メディアで報道された。しかし一時間も経たないうちにイスラエル軍から、それはイ軍の爆撃ではない、詳細を調査中であるという発表があった。そして間もなく、イ軍はガザから発射された数十発のロケット弾の一つが空中で爆発しその破片が病院に落ちたのだと発表。数時間後にはイスラエル軍によるその時間のビデオが公開され、何十ッ発と打たれたロケット弾の一つがUターンしたと思うと地上で爆発する様子が映し出されていた。

しかし主流メディアは最初の報道を即座には訂正せず、空爆を受けたという病院の医師とやらがシーツにくるまれた死体に囲まれて病院の被害状況を発表する映像が流された。

ツイッター(X)では、なぜ空爆を受けた直後に犠牲者の数が500人とかすぐにわかるのだろうかという声も聞かれたが、なにせハマスが発表する死亡者の数というのは全くあてにならないから、この数もかなりの眉唾だろうと私は思っていた。

そして今朝夜が明けてみると、なんと空爆で破壊された病院は窓ガラスが割れた程度で全く損傷しておらず、破壊されたのは駐車場に駐められていた数台の車だけであったことがわかった。

この程度の被害では、死者が500人も出るはずはない。駐車場に数人の人がいたとしても、直撃されたのは十数人だろう。この間にガザ側からのロケット弾が病院に落ちたと正しく報道したのは皮肉なことにアルジェジーラだけだった。

当初のニュースはハマスによる発表であり、ハマスからのニュースはおよそあてにならないことは誰でも知っているはずなのに西側メディアはこぞって報道した。おかげでそれだけ聞いた中東のイスラム圏の人びとが街に繰り出してイスラエル大使館やアメリカ大使館を襲撃、火を放つという大事件に発展した。西側主流メディアの無責任は誤報がこのような散々たる状況を産んでしまったのだ。

ちなみに下記はハマスによるイスラエルの病院爆撃後の動画である。

この件に関してデイリーワイヤーのマット・ウォルシが、事件が起きて一時間もしないうちに双方ともに何が起きたのかはっきり解っているかのように断言できるのは何故なのかと皮肉っぽくはなしていたが、私は少なくともハマスのいうことは100%信用できないことは、もう過去20年近くこの問題を観察してきた私には容易に想像ができた。


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