マット・ウォルシの「女性とは何ぞや」映画の大成功に嫉妬する反TRAの馬鹿フェミたち

マット・ウォルシのWhat is a woman?(女性とは何ぞや)の公開一周年記念に行われたツイッターでの無料公開は大成功である。現在再生回数は1億回に及ぶという。公開当日は色々問題があったが、今はイーロン・マスクも公式に推薦するなどして非常に多くの人の目に触れることとなった。しかしこの映画の成功を心から喜べない人たちが居る。それはトランスジェンダー活動家らではなく反TRAの馬鹿フェミ達である。

私がフェミニスト全般をささずにわざわざ「馬鹿」という形容詞を付けているのは、実際にこれは話の分かるフェミニストではなく反TRAに関する活動内部での権力争いにしか興味のない馬鹿な女たちのことを指すからだ。

昨今のトランスジェンダリズムの攻撃の最初の被害者が過激派フェミニスト達であったことは確かである。もうすでに1970年代に女性解放運動の一貫として主催された女性だけのイベントに女性を自認する男性たちが入り込もうとすることは時々起きていた。だが女子自認男性の数はそれほど多くなく、彼等がフェミニストにとって危険な存在であると気づいていたフェミニスト達はさほど多くなかった。後に左翼フェミニスト達は被差別者という立場として同じように差別を受けていると思われた同性愛者たちとも連帯感を持っていた。しかしトランスジェンダーと言われる人たちの数が増え権力を持ち始めた頃から「女装男は女ではない」と言って来た古いタイプの過激派フェミニストとトランスジェンダーとそのアライとされる女性たちとの力関係に歪みが生まれた。それは14~5年前のことである。

TRAの危険性に最初に気が付いたのが左翼の過激派フェミニストだったことから、彼女たちの訴えはほとんど一般社会から無視されてしまった。今まで社会に対してありもしない差別について煩く騒ぎ、男性一般を悪者扱いし何もかも家父長制社会が悪いと言い続けた女性達が、いくらトランスジェンダリズムによって実際に女性が犠牲になっているという話をしても、オオカミが来たと騒ぎ過ぎた牛飼い少年のようになかなか信じてもらえなかったのである。

だから彼女たちは、自分らが15年も前から訴えたきたことに誰も耳を傾けなかったのに、右翼保守の白人男が一年くらい前から言い出した途端に注目を浴び、あたかも自分こそがこの活動の第一人者みたいな顔をするのは図々しいと思っているのだろう。そしてTRAについて発言した女性達が仕事を首になったり酷い脅迫を受けたり時には暴力まで振るわれた事実があるのに、マットはそんな危険をまるで冒さずに英雄気取りに女性達の今までの運動を横取りしたと思っているのだろう。

しかしそれは全く事実ではない。馬鹿フェミたちはここ10年以上にわたる彼の活動について何も知らないだけでなく、マットに寄せられた数々の脅迫についても何も知らないのだ。しかしそれも解らなくはない。何故ならマットは男なので、自分に向けられた攻撃を表だって愚痴るような女々しいことはしてこなかったからだ(たった一つの脅迫状で大騒ぎしてる仲岡なんたらいう弁護士とは大違い)しかし現実にはマットの携帯の情報が抜かれツイッターをはじめ数々のSRSのアカウントが乗っ取られ、自宅の住所が晒され妻と6人の子どもたちの命が脅かされ、今や24時間にわたる警備が必要となったほどの被害をうけているのだ。だから彼が危険を冒していないなどといい加減なことを言うのはやめてもらいたい!

私は以前から、この問題がフェミニストとトランスジェンダーだけの問題だと思われているうちは誰も動かないと言って来た。多くの人がトランスジェンダーなんて一部の風変りな人たちが自分とは無関係なところで好きなように生きているひとたちだと思っているうちは、過激派フェミニストが何と言おうと、「ああまた煩いおばさん達が何か言ってる」で片付けられてしまうからだ。

ではどうしたらいいのか。それは昨今のマットの成功を見ればわかる。彼は単にトランスジェンダリズムに関して苦情をいうだけでなく、子供相手に性転換手術をやっている医師らの告発を始めた。各地の教育委員会の会合に出席にして意見を述べた。親たちと連帯して会合を開いたりして地道に草の根運動を進めて行った。一度などマットはたった2分間バージニア州の教育委員会で発言するために、一時的に住所をバージニアに移したことまであったのだ(三日間だけ部屋を借りて)。

実は私は忘れていたのだが、私がはじめてマット・ウォルシのことを知ったのは、彼がデイリー・ワイヤーのホストの一人となるずっと以前の2015年のことだった。私はもう2013年から子供の性転換手術は児童虐待だと言い続けているが、過去ログを検索していたら2015年のエントリーを見つけた。5歳の幼女をトランスとして育てるのは幼児虐待だ! – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net) (カカシ注:ここで取り上げられたFtMのアップデートは去年、なんとフォックスニュースが特集した。フォックスニュース、トランスの子どもを持つ家族を紹介、プロパガンダだと怒るマット・ウォルシ – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)

そのなかで私はマット・ウォルシのブログエントリーを見つけ、それを紹介している。残念ながらマットのブログはもうリンクが切れてしまっているのだが、その当時私はこんなことを書いている。

ああ、ようやく一人私と同じことを書いてるマット・ウォルシという男性のブログを発見した。マット曰く、この年頃の子供は親の言うことはほとんど本当だと信じ込む。だから親に言われれば、太っちょの白ひげの赤い服を着た爺さんが暖炉の煙突から毎年一回贈り物を届けにくるなんて話しも簡単に信じる。(2015年8月25日)

日本の理解増進法にしても、それが単に女性トイレや女湯だけの問題だと思われているだけでは一般男性達の理解を得ることはできない。特に騒いでいるのは過激派フェミニストだけだと思われているうちは、今まで散々オタクだの家父長制度だの極右翼だのと言われて悪者扱いされてきた男性の理解などえられるはずがない。

マット・ウォルシの声が多くの人びとの耳に届いているのは、彼が右翼の白人男性だからではなく、彼がこの問題は一部のフェミニストだけの問題ではなく男も女もそして子供も社会全体が一緒になって戦わねばならない問題だと訴えることに成功したからなのだ。馬鹿フェミたちが右翼保守男性と共闘することは出来ないというならそれは勝手だ。だがだからといって反TRAで成功しつつある運動の足をひっぱるのだけはやめてもらいたい。


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なぜ企業は客を無視してポリコレに従うのか、元アナハイザーブッシュの幹部が語る

先日消費者を無視するESGファシズム、企業がターゲットボイコットから学ぶべきこと – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)でもお話したが大企業の多くが国連の人権委員会Human Rights Commission HRC)が定めたESG指標に従ってポリコレ方針を打ち出しているというお話をしたが、今日はもうすこしそれについて掘り下げてお話をしたい。

先日フォックスニュースのジェシー・ウォーターズ・プライムという番組にもとアナハイザーブッシュの重役だったアンソン・フレリックス氏がゲスト出演し、どのようにしてアナハイザーブッシュのような大企業が顧客を無視するようなポリコレ方針を取るのかについて説明した。

前回も話したブラックロック社、バンガード社、そしてステート・ストリート社は合計で約20兆ドルの資本を管理している。そしてこのお金はアメリカ人の投資信託や州の年金基金の投資である。

この三つの投資会社がほとんどのアメリカ人の年金基金をどこに投資するかを決断する権限があるわけだが、彼等は地元政治家とも深い関係にあり、地元政治家の意向によってどこの会社に投資するかを決める。たとえば、カリフォルニア州知事は化石燃料や石油やガスへの投資ではなく、環境に良いとされる企業への投資を促したりする。ニューヨーク州のビル・でブラジオ市長も同じような圧力をかけた。

それにこの三社は政治家に言われるまでもなく、企業に投資するにあたりESG指標といって多様性や公平性や包括性への姿勢を重要視する。だから企業の方もなるべくこのESG指標で高得点を取るために積極的にポリコレに迎合するのである。

フレリックス氏は、セントルイスのビールメーカーを辞めたのは、政治に関与する際に世論に逆らうという点で、アメリカの企業の多くが行動していたことが理由のひとつであると語った。

コカ・コーラ社やデルタ航空の本拠地であるアトランタでは、ジョージア州議会が選挙管理法を可決したことで激怒したという。

当時、アトランタに住んでいたフレリックス氏は、これらの企業の立法過程への対応を目の当たりにし、また、メジャーリーグがオールスターゲームをより進歩的なコロラド州に移すという罰を与えたことも紹介しました。

「ジョージア州の市民は、選挙管理に関する法律を制定するために、代表者に投票したのです。投票するにはIDが必要で、そのIDがあれば投票できる–これはかなり論理的な法律だと思いました。私は、ジョージア州にそれがないことにちょっと驚きました」と、彼は言いました。

しかし、私が驚いたのは、事後になってブラックロックが現れ、「我々はこの法律に反対だ」と言ったことです。そして、コカ・コーラやデルタ航空、さらにはメジャーリーグでさえも、この件でオールスターゲームを中止したのです。

ジョージア州の法律に反対したブラックロックが企業の資金力を使ってジョージア州内政に関与したというわけだ。

そして今ESG指標が一番力を入れているのがLGBTQ+α政策である。何故バドライトのような庶民的男性たちのビールを売ってる会社がディラン・モルベイニーのような自称トランスジェンダーのスポンサーになったりするのか、これで謎が解けたというものだ。

消費者が企業に求める姿勢とESG方針が同じか、せめて中立なものであれば問題はないが、今回のバドライトやターゲットのように真逆であった場合、企業は消費者を選ぶのかESGを選ぶのか、その板挟みになってしまう。それでもこれまでは消費者は特に企業のポリコレ方針にさほど興味を持っていなかった。企業がLGBTやBLMに寄付をしたからといって一般市民の生活に何か影響があるというわけではない。客たちは企業のポリコレ方針に多少の苛立ちを感じていたとはいえボイコットをするひど腹を立てていたわけでもない。

では今回は何が違うのか?

これはバドライトへの抗議というより、色々なことの積み重ねの結果だと思う。

昨今のディズニーの映画でこれでもかと出てくるLGBTキャラクター。オンラインゲームでは美人キャラがどんどんブスになり、そのうえファンが慣れ親しんできたキャラクターが突然筋に無関係なカムアウトをしたり、テレビやネットのコマーシャルでは白人美男美女やお父さんお母さん子供という家族が消え、ブスでデブの黒人レズカップルや男か女かわからないともかく醜いトランスジェンダーモデルが出てくる。トランスジェンダー可視化の日だ、トランスジェンダー追悼の日だ、ノンバイナリーだと、もう右を向いても左を向いてもLGBT、LGBT!いい加減にしろ!と人々はうんざりしていた。

そしてさらに、学校教育の場でもLGBTの押し付け教育がされていることがどんどん暴露され、家族向けといわれるドラアグクィーンショーだの、子供の性転換手術だのということが人々の知ることとなった。そして現れたのが「女の子○○日目」のディラン・モルベイニーである。

彼はティックトックで子供たちには大人気になったが、彼の存在で人々のLGBTQ+αへの我慢はほぼ限界に達していた。

そんな時にバドライトがディラン・モルベイニーを宣伝に使ったことで、人々の怒りは爆発したのだ。

パーフェクトストームだった。

バドライトへのボイコットは終わりそうにない。多くの批評家がもうバドライトのブランドは完全に破壊されてしまったのではないかという。ターゲットもこの痛手から立ち直れるかどうかわからない。昨日も書いたように、多くの企業はプライド関係の目立った活動には消極的になっている。

アメリカ企業がESGを諦める日が来たとは思えないが、この行き過ぎなLGBTQ+α運動は間違いなく潮目が変わっている。


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ロサンゼルス、小学校のLGBTQ+教育に抗議する親たち

最近のバドライトやターゲットのボイコットで、一般のアメリカ人が行き過ぎなLGBTQ+の活動を押し返す動きが見えて来たお話をしてきたが、昨日興味深い記事を読んだ。それはカリフォルニアはロサンゼルスの小学校教育を巡って父母たちがデモを行ったという話である。こちら朝日新聞の記事より。サイトには動画もある。写真はトルコのメディアTRTWorld@trtworldから引用。

アメリカ・ロサンゼルスの小学校で、幼いうちからLGBTQへの理解を深めるべきかを巡って保護者が衝突し、警察が出動する事態に発展しました。  LGBTQ早期教育の反対派:「市の教育委員会は子どもを性暴力に近付けるな!」  6月はプライド月間としてLGBTQへの理解を促進するイベントが世界中で行われ、ロサンゼルスでは性の多様性を描いた本を小学生に読ませる予定でした。  これに一部の保護者が「家庭で教えるべき」と反発し、LGBTQ運動を支持する保護者と衝突して、警察が出動しました。  アメリカでは共和党から大統領選へ出馬表明したデサンティス候補を筆頭に、LGBTQ運動に反対する動きが活発になっていて、対立が教育現場にまで波及した形です。

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記事には書かれていないが、暴力を振るったのはトランスジェンダー活動家の方であるのは先ず間違いはない。興味深いのはこのデモがカリフォルニアはロサンゼルスで起きたということだ。ご存じのようにフロリダと違ってカリフォルニアは超リベラルな州で知事はじめ議会はすべて民主党が牛耳っている。そんな地域ですら、保護者たちはこの行き過ぎたLGBT教育にいい加減嫌気がさしているのである。

こちらにローカルニュースのビデオがあった。これを見るとわかるが、子供にLGBT教育をするなと言ってる方のグループはどう見ても普通のお父さんやお母さんだが、LGBT側は親とは思えない人が多い。

前回もちょっとお話したが、昨日私はロサンゼルス近郊にあるショッピングモールまで出かけて行き、プライド月間を支持していると言われている小売店をいくつか回ってみた。問題のターゲットにしてもバーンズ&ノーブル(大型チェーン書店)にしても、申し訳程度のプライド関係の展示があるにはあったが、私のように探していた人以外は気が付かない程度の非常に地味なもので、多分一般の人の目にはとまらなかったと思われる。昨今のボイコットを恐れて自分らもバドライトやターゲットの二の舞を踏まないように小売店は気を付けているのではないかと思われる。

ところで日本で今話題の理解増進法だが、そのなかでも学校教育に関する項目がある。今取りざたされているのはトイレやお風呂のことばかりだが、実は学校教育への「理解増進」とはどういう内容なのか、日本の皆様もよくよく気を付ける必要がある。そうでないと今アメリカで起きていることは近い将来日本でも必ず起きる。


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ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下げされる

アップデート:6/3/23現在 ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下される

6月のプライド月間に備えて売り場にプライドコーナーを作って大々的に宣伝を始めたターゲットだが、消費者からの批判を買ってボイコットの憂き目を見ている。そのボイコットの効果が6月になって顕著になっている。Target’s stock, on longest losing streak in 23 years, downgraded at JPMorgan – MarketWatch

この23年間で最も長い連敗を続けているターゲット・コーポレーションの株価は、JPモルガンによって木曜日にオーバーウェイトからニュートラルに格下げされましたが、これは、この巨大小売企業に関連して「あまりにも多くの懸念が高まっている」ことを理由にしています。

ダウ・ジョーンズのデータによると、株価は2.2%下落し、9日連続で下落し、2000年2月24日に終了した11日間以来、最も長い連敗を記録したとのことです。また、水曜日は2020年8月11日以来の安値となりました。

ターゲットTGT, +1.57%株は木曜日のプレマーケット取引で1.7%下落しました。S&P500のSPX, +1.45%の上昇率8.9%に対し、2023年の株価は12.2%下落しています。

JPモルガンのアナリスト、クリストファー・ホーバースは、「我々は、消費者が広く弱体化している一方で、財布のシェアの財((ターゲットの)売上の51%)からのシフトが進行していると考え続けている」と記しています。また、食料品のディスインフレも加速し続けている、とHorversは述べています。

「ターゲットをボイコットしよう」というパロディーソングがiTuneでテイラー・スイフトを追い抜いて一位になるなど、このボイコットはプライド月間にはいってさらに勢いをましている。

カカシは昨日散歩がてらに近所のショッピングモールに行って来た。モールの南端にターゲットがあるので、どんな感じだろうと思って入ってみた。ターゲットの正面玄関は外側にあるが、私はすでにモール内にいたのでモール側から入った。

プライドコーナーは正面玄関からはいって真正面のところにあると聞いていたので正面玄関の方を見たがそんなディスプレイはなかった。それできょろきょろしていたらモール側入り口のすぐ傍にあった。プライドのサインは店内の方を向いていたので入ってすぐに気づかなかったのだ。規模は思ったより小さく大人のマネキンが三体ほどあり、太目の女体が虹色をチェックにデザインしたドレスを着ている以外特にプライドを示すようなものはなかった。ただマネキンの後ろ側に若干虹色ポスターがある程度で、売られている服もプライドメッセージの入ったTシャツが一ラック程度。子供用のものは一切なかった。正直プライド月間だと意識して探していないと見落とすくらい地味なものだった。

この写真はウィスコンシン州にあるターゲットの写真だが、これは批判が出る前のディスプレイと思われ、正面玄関をはいると真正面の中央に置かれていた。私が行ったロサンゼルス近郊の店のプライドコーナーはこんな派手なものではなかった。

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ボイコットなどの激しい批判を受けてターゲットは保守的な地域でのディスプレイを一部変更したという話は聞いていたが、ロサンゼルスは凡そ保守的とはいえないので、そういう地域でも規模を縮小し隅に追いやったというのは興味深い状況だ。

アップデート:5/26/23現在 ターゲット、ボイコット呼びかけ一週間で市場価格が90億ドルも低下

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アップデート:5/25/23現在 ターゲットはここ一週間でその市場価格が90億ドル低下するという非常事態に陥っている。

Target loses $9B in week since boycott calls over ‘PRIDE’ collection (nypoひじょう

ミネアポリスに本社を置くターゲットが、LGBTQに配慮した子供服「PRIDE」コレクションを展開したことで、怒ったソーシャルメディアユーザーがボイコットを呼びかけて以来、ターゲットは90億ドルの市場価値を失っている。

論争が勃発する1週間前の水曜日、ターゲットの株価は1株160.96ドルで、大型量販店の時価総額は743億ドルであった。

しかし、木曜日の取引開始時点では、同社株は1%減の141.76ドルで取引されており、1週間にわたる暴落の結果、「チープシック」なディスカウントストアの価値は653億ドルに縮小している。

これは12%の下落で、同社の時価総額からなんと90億ドルも削られたことになる。

ターゲットは火曜日、プライド月間に先駆けて全国のLGBTQ+の商品について、一部の商品を店舗から撤去し、その他の変更を行うと発表しました。これは、従業員と対立し、陳列をひっくり返した一部の顧客からの激しい反発を受けたためである。

5/24/23 現在:ターゲット消費者からの激しいバックラッシュにプライド商品の一部を取り下げる

昨日アメリカ最大の小売店チェーンターゲットにおいて、プライド月間を控え子供向けのトランスジェンダー水着などの商品への激しい苦情が殺到し、一部の地域のプライド売り場が縮小され場所の目立たない奥の方に移動されたという話をしたばかりだが、今日になってターゲットのプライドセールは全国やオンライン上でも大幅に縮小されることが分かった。

Target Removes Pride Items After Conservative Firestorm—Sparking Criticism From LGBTQ Groups (msn.com)

フォーブスの記事によると、ターゲットでは子供用のトランスジェンダー商品が売られているという「偽情報」がネットで拡散され、大量の脅迫状がターゲットに送り付けられ,店先でも怒った客によって店員の安全が脅かされているため、店員らの安全を確保するために一部商品の販売を取りやめプライド売り場の規模も縮小することになったというもの。

この記事によるとターゲットは子供向けの水着は売っておらず、タック用ポケットのついた水着は大人ものだという。しかし実際にターゲットに買い物に行った客が、男児用の水着に男性器を隠すポケット付きのものがあったという動画があげている。それに水着ではないが虹色の乳児や幼児ようの服はたくさん売られていた。またターゲットはイギリスのAbprallenという服ブランドの商品も商品リストから取り除いた。このブランドはサタンをテーマにしたデザインで「サタンは代名詞を尊重する」というTシャツなどが売り物だった。

私は店が大量の脅迫状を受け取っただの、店員が客たちに脅かされているというのも私は信じない。そんな事実があるのなら、ネットに一つくらい上がってくるはずだが、そんなものは出回っていない。メールや電話の苦情くらいは多少あったかもしれないが、それにしてもターゲットのような超リベラル企業が多少の苦情に屈したとはとても思えない。

記事によれば、保守派ポッドキャスターのベン・シャピーロなどが自分の番組中にターゲットや他のブランドの行き過ぎたプライド押しを批判し、シャピーロを含む多々の保守派ポッドキャスターたちがターゲットのボイコットを呼びかけたことが原因の一つだという。

いやいや、プライド月間は今年初めて始まったわけではない。ターゲットにしろアディダスにしろリーバイスにしろ、最近とみに虹色に迎合する嫌いがある。保守派たちは、もう何年も前からこれらの企業を批判してきた。数年前にターゲットが試着室を男女共用にした時ですら人々はボイコットなどしなかった。では今年は何が違うのだ?

私はこれは一般市民がLGBT活動の(特にトランスジェンダリズムの)行き過ぎに気付き始めたからだと思う。そしてアメリカ全国各地の学校で起きている子供洗脳教育、子供向けエログロドラアグクィーンショー、子供対象の危険なトランスジェンダー医療措置、こうしたことに今まで自分には全く無関係だと思っていた人々が、これは他人事ではないと気づき始めたのだ。

それからこれまでLGBT関係のことで何か批判的なことを言うとキャンセルされると恐れていた人々も、アメリカ各地の州で行き過ぎなLGBT活動を禁止する法令が通るにつれ、自分は間違っていない、声を出して抗議してもいいのだという勇気がでてきたのではないだろうか?

そして起きたのがバドライトのボイコット成功例。

いまこそ沈黙してきた大多数の人びとが声を上げる時がきたのである。


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「何故私はもう他人の好む代名詞を使わないのか」メーガン・ケリーの宣言に考える

6月一杯はLGBTQ+αプライド月間なんだそうだ。もう年がら年中LGBTQ+αの話ばかり聞かされているから今更何がプライド月間だよ、いい加減にしろよ、と言いたくなる。そんな折、元フォックスニュースの人気アンカーで今は独立してニュース番組を持っているメーガン・ケリーの動画を観た。それはメーガンが何故他人の好む代名詞を使わないことに至ったのか、その経過を説明するものだった。

メーガンは最初多くの女性がそうであるように、トランスジェンダーというのは性違和のある気の毒な人だと思っていた。それで彼等が好む代名詞を使ってあげることに何の弊害があるのだろうと思った。トランスジェンダー女性が女子トイレで隣の個室を使ったからといって何の弊害があるのだろうと思った。メーガンは自分の番組にトランスジェンダー当事者を招いて話を聞いたりした。自分はより理解ある味方でありたかったから。

しかしそれが変だと思い始めたのは思春期の女の子の間でトランスを自認する子が急激に増えたことをアビゲル・シュライヤーの本で知ったことがきっかけだった。そして女子を自認する男子が高校の女子陸上競技で圧勝するのをみたり、明らかに女子よりひと首も背の高いリア・トーマスが大学女子水泳大会で次々と記録を出し、女子更衣室で男性器をさらけ出したのに女子学生たちは苦情をいうことも許されなかったこと、後にトーマスと同点を取ったライリー・ゲインズが大学の講演ツアー中に群衆に襲われ教室に閉じ込められたりしたのを見た。女子を名乗る男性犯罪者が女子刑務所におくられ女子受刑者を強姦した話や、高校の女子トイレで女装男子が同級生を強姦した話を聞いた。メーガンの娘の通う学校では過激なLGBT教育が施されているのを知った。

それでメーガンは気づいたのだ。人が好む代名詞を使うのは麻薬への入り口なのだと。それはトランスジェンダーという概念を認めるということなのだと。

だからメーガンは今後一切、他人の好む代名詞は使わないことに決めたのだという。

メーガンのような大物ジャーナリストがそうはっきりと言ってくれたことは嬉しく思う。しかし私は何故そんな単純なことに気付くのにそんなに長くかかったんだと聞きたい。

私はトランスジェンダーの問題が表に出始めた2008年くらいからこの思想は非常に危険であると気が付いていた。そして相手が押し付ける言葉使いを受け入れるということは相手の概念を受け入れるということだとも気付いていた。

昔からアメリカの保守派に苛立つことは、やたらと左翼リベラルの言葉使いに迎合してしまうことだった。穏健派が言葉使いくらい別にいいではないか、と言っているうちに今のような状況になってしまったのだ。トランスジェンダーだ、シスだ、ノンバイナリだ、と敵が次々に作り出す言葉を何故我々が使う義理があるのだ?私は断固拒絶する。

以前に私はこんな会話を誰かと交わしたことがある。

カカシ:私をシス女性とか呼ばないでほしい。

相手:でもあなたは女性を自認しているのでしょう?

カカシ:私はそんなことは自認していません。

相手:でもあなたは生まれた時に割り当てられた性別と自認が一致してるのでしょ?

カカシ:私の性別は生まれた時に割り当てられたのではなく、生まれた時に外性器によって医者に確認されたものであり。私自身も自分の身体は女性体であると認識しているだけだ。

私が自分を女性と自認しているなどと認めた瞬間に私は彼等の性自認という概念を受け入れたことになってしまう。言葉は非常に大事なのだ。だから私は男を彼女とは呼ばないし女を彼ともよばない。

しかしまあ英語でいうところの、遅くても全くやらないよりはまし。Better late than neverである。

メーガン・ケリー、ようこそ真実の側へ。


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マット・ウォルシの「女とは何ぞや?」ドキュメンタリー一周年記念日ツイッター無料公開が検閲対象になり大混乱

ちょうど一年前、デイリーワイヤー制作のマット・ウォルシ主演ドキュメンタリー映画「What is a woman?(女とは何ぞや公開された。その時の話は拙ブログでもした通り。(マット・ウォルシの「女性とはなんぞや」ドキュメンタリー、プレミアライブ配信が左翼のサイバー攻撃で大混乱 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)昨日6月1日、デイリーワイヤーはツイッターでこの一周年を記念して24時間だけこの映画を無料で配信すると発表した。デイリーワイヤーの共同取締役のジェラミー・ボアリングによれば、これはツイッター社との協賛でツイッターでも特別公開サイトを作って宣伝もしてくれるという契約だったそうだ。ところが公開当日になってツイッター社は突然この契約を破棄、しかもデイリーワイヤーのツイッターで配信した場合は検閲をかけタイムラインに登ることもリツイートすることも阻止すると警告されたそうだ。なぜかというと、映画内で二回、トランスジェンダーをミスジェンダリングするシーンがあったからだという。

昨晩カリフォルニア時間の5時から映画配信が始まるということで、ツイッター上で4時半からデイリーワイヤーのスペースが始まり、その中でジェラミーが配信が始まったらすぐにリツイートして欲しいと呼びかけた。それで私はスペースが終り映画配信が始まった瞬間にリツイートをした。しかしその直後、ウォルシのツイートでリツートもいいね機能も不能になっていると書かれていた。この間たったの30秒である。明らかにツイッター側がデイリーワイヤーを監視していて、配信が始まった途端に操作したのである。

イーロン・マスクがツイッターを買い取った時、マスク自身がバビロンビーというパロディーアカウントがミスジェンダーをしたという理由で凍結されたことに腹を立てたからだと言われている。マスクはツイッター上の言論の自由を約束していた。それで今回の検閲はそのマスクの方針に逆らうものではないのかとデイリーワイヤーはツイッターでマスクに呼び掛けた。問題なのはマスクはすでに取締役の座を降りて別の女性がCEOになっている。マスク自身はテスラ経営に忙しく今は中国に出張中である。

マスクはすでにツイッターの経営には携わっていない。それでデイリーワイヤ―との契約についてもおおまかなことしか聞いていなかったことだろう。それで自分のツイッターをみたらこんな呼びかけがあったので一体何が起きたのかかなり混乱した印象だ。それで「いや、これは何かの間違いだ」というツイートはしたが、じゃあどうなるのかという質問にはなかなか答えなかった。そりゃそうだろう。マスクはテスラという本業の仕事で大事な会議中。他人に任せたツイッターについて色々質問されたからといってすぐに答えられるはずはない。

結局裏で色々あったようで、突然ツイッターのTrust and Safety(信頼と安全)チームの責任者が辞任したというニュースが入り、今朝になってマスク自身が映画を宣伝するツイートをし、RTやいいね規制は解除され、この混乱劇は幕を閉じた。

今回は言論の自由が一本取って勝利したが、今後もこういうことは起きるだろう。なぜならツイッター社のなかにもWOKE(お目覚め主義)の社員はいくらもいるだろうし、左翼の作戦として敵陣に紛れ込んで中から乗っ取るのはいつものことだからだ。そしてツイッター社としても難しい立場に立たされている。何故ならツイッター社はマスクがCEOになった途端にスポンサーの50%を失った。普通に考えて、ツイッターをより多くの人が使ってくれたほうがスポンサーの企業にとっても良いはずなのだが、そこはESGに牛耳られているためなかなかそうもいかない。

ツイッター社も慈善事業ではない。保守派の言論を許すことでどんどんスポンサーが減ってしまったら元も子もない。スポンサーを取り戻すために言論の自由を規制するのか、それとも言論の自由を尊ぶスポンサーを新しく獲得するのか、ツイッター社としてもつらいところである。


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お爺ちゃん日記⑤(2021年10月~12月)

9/30/21

ご飯ですよ~ナイフとフォーク持って食卓についてねえ~!お爺ちゃん「このステーキは食えん!」それフォークとフォークだから、ナイフとフォークって言ったでしょ?「お前の説明が足らんのじゃ」はい、これナイフ。「うむ、最初からそう言えばよいのじゃ」言ったよね、言ったよ。溜息。

10/7/21

お爺ちゃん、お医者さんいくよ~。車出すから出る時ドア閉めてね。家のなかから「カカシ~!」お爺ちゃん、ドアは自分が出た後に閉めるのね、出る前じゃなくて。

お医者さん「お爺ちゃんは血圧も正常、コレステロールも正常、血糖値も正常で糖尿病のケは全くありませんね。肝臓も健康。ただちょっと肥満なので減量をお勧めします。」良かったねお爺ちゃん。「帰りにメキシカンに寄って帰ろう」いや、だからそれは、、、

10/8/21

お爺ちゃん「カカシ~!ついに思い出した!」なにを?これをみるのじゃ、なにその3×3の9個の円は?「解らんのか、明白じゃ!思い出したのじゃ!」だから何を?その円と→と数字はどういう意味?もしかして電話のパネル?もしかして電話番号?いや違うか。もしかして暗証番号?

「そうじゃ!暗証番号じゃ!思い出したのじゃ!」よかったね。でもそれはいいけど何の暗唱番号なの?「いや、それは思い出せん、、、ふむ、、、、」溜息。

10/14/21

テレコンにてプレゼン中、「カカシさん、フィードバックひどいですよ、よく聞こえません」は?振り向くといつの間にか部屋に入ってきたお爺ちゃんが「ガオー~!」とイビキかきながら居眠りしていた。どうしてテレコンやる度に部屋に入ってくるのかね、この人は。

テレコンでもワクチン義務化の話題で花がさいちゃったよ。で、期間以内に摂取しない従業員はどうなるのか、という質問には誰も答えられなくて、現役軍人は給料減ったり不名誉除隊になる可能性あるとか脅かされてるそうだとか関係ない話まで出てまるで意味なかった。

10/16/21

お爺ちゃん「あ~、あ~」と悲痛な声がベッドルームから、どうしたの?「パンツが余った!」はん?いつもその日に着るものをベッドに広げて着替えてるお爺ちゃん。何故か下着のパンツだけがベッドの上に。お爺ちゃんパンツはかないでズボンはいたの?「あ!」ちゃんと着替えてね。私は知らないよ。

10/20/21

明日はテレワークの日なんだけど、なんと一日テレコン!本音は出社して自分の机でテレコンに参加したいんだけど、ガソリン代を考えるとそれも出来ない。お爺ちゃんに邪魔されないことを祈るのみ。

10/22/21

内輪だけでオクトーバーフェストとお爺ちゃんの誕生日祝いをしました。写真はありません。注文を間違えて好きではないソーセージを食べるはめに。でもビールとぷれっつえるはおいしかったです。

P爺から電話「おい、まだ生きてるか、誕生日だからって調子にのるなよ」お爺ちゃん「生きてるよ、お前こそ最近顔見せんな、息しとるか?」P爺「ちゃんと病院行っとるワイ!」爺ちゃん「ひとりで歩けるのか、生意気な!」P爺「年下のくせに威張るな!」お爺ちゃん「一歳違いじゃ!」ああ友情。

お爺ちゃん、今日は何の日か知ってる?「しらん」お爺ちゃんの誕生日だよ。「え?そうか?」レストランでの食事とポートワインとどっちがいい?「両方!」というと思ったよ。でもワインは止めておこう。どうせ明日には忘れるんだから。

10/25/21

今日は一日中テレコンで料理する気になれなかったので近所のバーのハッピーアワーで済まそうよってことになった。で、格安メニューから二人分頼んだら主人は一人分と勘違いしたのか全部食べてしまった。「あれ?君は何もたべないの?」いや、あなたが全部食べたじゃないの。

10/28/21

お爺ちゃん今頃起きてきてどうしたの?「三時のおやつを食べ忘れた」もう11時だから、おやつは明日にしようね。「今日のおやつを食べてない!」でももう夜遅いから、明日食べればいいじゃん「ダメじゃ!今日のおやつを食べるまで寝られん!」三時のおやつを11時に食べるという矛盾は無視できるわけね。

10/30/21

夕べ、日本時間の午後に実家の母から変なラインメッセージが届く。もう二度と会えないかもしれないから云々。まさかとは思ったがラインで電話をしたが繋がらず、実家の固定電話に国際電話。母は出かけており父が出る。50年間運転していたのに妹から車を取り上げられて落ち込んでいるらしいとのこと。

妹に連絡すると、肺炎で入院して退院後、母はかなりボケてきているらしく、運転などとんでもないということで車を取り上げたそうだ。母はリハビリにも行けないと愚痴を言っているが、妹は歩いていくのが一番のリハビリだと厳しいことを言っている。

うちのお爺ちゃんは半年前くらいに免許返上した。アメリカではお医者が直接役所に連絡するので有無を言わせないんだよね。

11/5/21

テレコン中、お爺ちゃんコーヒー入れてきてくれない?「わかった」ありがとう「カップのどこまでいれるんじゃ?」縁の付近まで「カップにどうすればコーヒーがはいるのじゃ?」ポットから注ぐの「注ぐってどうやるんじゃ?」だからあ「カカシさん、ご意見は?」後で自分で入れるからいい!「は?」

お爺ちゃんは、いちいちキッチンにカップを持って行っては空っぽのカップを持ち帰り、この質問をしたのです。一応説明。

11/8/21

ナルニア国物語の「ライオンと魔女」1990年代にテレビシリーズになっていたと聞いたので、検索したら全編見つかったので観ている。ナルニア国に足を踏み入れたルーシーが最初に見る街灯。私のイメージにぴったりすぎて不思議だったのだけど、実は原作本のオリジナルの挿絵のとおりだった。

お爺ちゃんが続きが観たいと言い張るので、仕方なく映画で2007年の「カスピアン王子の角笛」と2010年の「朝びらき丸 東の海へ」を観た。二作目は戦闘ばかりであまり面白くなかったけど、三作目は初心にかえった感じで良かった。二作目は映画ではなく原作を読んで三作目に映画に戻るのがいいと思う。

11/16/21

今日薬局にお爺ちゃんの薬を取りに行ったら、昨日誰かが取りに来ましたと言われた。いや、うちは私以外は薬局に行かないから、あり得ないと言ったら、署名をみせてくれて確かに私の署名に似てるけどまるで覚えがない。うちにも薬がないし、キャッシュカードの記録を調べたけど払った記録がない。

私は薬局で現金払いをしたことがないし、第一買ったなら薬の袋と領収書があるはずだけど、どこを探しても見つからない。昨日の夕方4時半に取りに来たというけど、その時間は何時も料理中で出かけるとかありえないんだけど。私も耄碌したんだろうか?

ともかく一旦売ったものを二度は売れない。だいいち保険会社から許可が出ないと言われ、「この耄碌婆さんが」という目で見られた。おかしいなあ、本当に耄碌したのかなあ。怖い。

11/18/21

お爺ちゃんそんなに暇なら涼しいうちに草むしりでもやってくれない、もうジャングルみたいになってるから「ふむ」三時間後、あれ?お爺ちゃんは?まさか、、お爺ちゃんもうやめていいよ、倒れちゃうよ!「いいのか?」疲れたら止めるという概念が薄れているな。

お爺ちゃん、庭掃除ご苦労様。疲れたでしょ。お風呂入れば?「お前はわしに命令ばっかりしとる!」いや、そういうことでは、あ、その汚い足で上がらないで!ん?命令してるかな?

11/24/21

きょうリトル東京でお寿司屋さんに入ろうとしたら、ワクパスと身分証明書見せろと言われた。持ってない人たちはテラスで食事。民主党の皆さん、カリフォルニアでは選挙に身分証明書いらないのにお寿司食べるには必要なんですか?これって人種差別じゃないんですか?(知らんけど)

州発行のIDはそれで全国通じるはずだったけど、カリフォルニアが違法移民にまで免許証を配り始めたので、IDとして意味がなくなってきたってことでしょうね。私も23年までにリアルIDにしないとけないんだけど、面倒くさくてまだやってません。いざとなればパスポートもあるし。

オンラインで申し込みやっとくといいみたいですね。私はお爺ちゃんの免許返上の時に自分のリアルIDもやっておけばよかったんだけど、なにせそれどころじゃなかったもので。何故かうちでリアルIDを持ってるのはお爺ちゃんだけという、、

11/27/21

おじいちゃん7時だよ、起きる?一時間後、おじいちゃん8時だよ、何やってんの?「ベッドメイキングじゃ!」一時間も?「端がそろわんのじゃ!」お爺ちゃんの完璧主義が最近かなりひどくなってる。

12/3/21

お爺ちゃん「あれ、買いにいこう」あれってなに?「あれじゃ、あれ!」と言って頭を指す。え?帽子?「違う、あれじゃ落ちる奴じゃ」頭に落ちる?「引力じゃあ!」頭に落ちる、引力、もしやニュートン?え?リンゴ?「リンゴじゃあ!」どういう思想回路なんだ!

お爺ちゃん「おい、なんでニュートンがはいっとらんのじゃ」お爺ちゃんの好きなデリシャスアップルが売り切れてたから「レッツゴーブランドン!」なんでそういうことだけは解るんだ?

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12/4/21

お爺ちゃん「わしゃ寝るぞ!」うん、わかった。いちいち宣言しなくていいよ。(中川家のおかんを思い出してしまった。)

12/4/21

お爺ちゃん「あそこに行こう!」あそこって何処?「みんなで横に並んで座るところじゃ」映画館?「違う、座って注文するのじゃ」ダイナー?「違う!ほれ、フジヤマ!」ん?ああ寿司バー?「スシ~」お爺ちゃんをすし屋に連れて行くのではなかった(反省

12/5/21

今年は屋根の下に豆電球吊るすの無理だね。お互い足腰悪いし梯子登るのは危なすぎる。ドアとその周りだけでいいよ。お爺ちゃん「わしがやる」だめ~!ツリーの飾りつけやって、そっちの方が大事だから。「そうか?」2時間後、あれ?飾りつけは?「絡まった豆電球をほどいているのじゃ!」だめだこりゃ

12/6/21

ただいまあ~、お爺ちゃん「見よ、わしの傑作を!」え~一人でツリー飾ったの?「てっぺんの星はそなたに付けさせてしんぜよう。」あ、一人で梯子に登っちゃダメと言ったのを私がつけたいと勘違いしたんだね。でも喜んで、その名誉お受けいたします。

12/6/21

2年間顔合わせてなかった友達と会った。ロックダウン中すっかり太っちゃってえ、お爺ちゃん介護で20年老けた気がするよ、と言ったら「全然変わってないじゃん」と言われて、お世辞と解ってるけどうれしかった。持つべきものは友

12/9/21

お爺ちゃん「ハッピーアワーに行こう」駄目だよ。「何故じゃ!」お金もったいないでしょ。「ハッピーアワーはビールが安いとお前が言ったぞ」なぜそんなことを覚えてる?あっそう。じゃあ明日のお寿司でトロはなしでもいいんだね。「ト、トトロ、、、」勝ったぜ!

私が四コマ漫画かけたらお爺ちゃんはすごく良い題材になるなあ。でも私は英国風皮肉っぽいユーモアが好きだな。

12/11/21

お爺ちゃん「なにをしとるんじゃ?」プレゼント包んでるの。「手伝う」いいよ、別に「手伝う」じゃあスコッチテープ持ってきて「どこにあるのじゃ?」書斎にあるから。数分後「書斎のどこにあるのじゃ~?」机の上。「こっち来て一緒に探せ」完全に意味ないんですけど。

12/12/21

お爺ちゃんが朝からクリスマスカロル映画マラソンをやってる。うちには1940年代から始まっていくつものバージョンの同じ映画がある。「次はこれをかけろ」お爺ちゃん、それって今観た映画のカラー化バージョンだよ。「全部観るのじゃ!」脱力。

12/22/21

お爺ちゃん「寒い」バスローブ着れば?あ、それ裏表反対、ここに腕通して。いやそっちじゃなくてこっちの腕、お爺ちゃんじっとしててくるくる回らないでよ、ダンスじゃないんだから「朝からダンスを踊らせるな!」勝手の踊ったんでしょうが!

12/23/21

お爺ちゃん薬飲んだ?「飲んでない」はい、お水、「ダメじゃ」どうして?「寝巻、シャツ、、」あ、着替えてからお薬飲むのね。じゃあ着替えておいで。「パンツ、パンツ!」下着は引き出しの中。着替えまで手伝いませんからね!「ヘルプミー!」やだあ!


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