ちょうど一年前、デイリーワイヤー制作のマット・ウォルシ主演ドキュメンタリー映画「What is a woman?(女とは何ぞや公開された。その時の話は拙ブログでもした通り。(マット・ウォルシの「女性とはなんぞや」ドキュメンタリー、プレミアライブ配信が左翼のサイバー攻撃で大混乱 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)昨日6月1日、デイリーワイヤーはツイッターでこの一周年を記念して24時間だけこの映画を無料で配信すると発表した。デイリーワイヤーの共同取締役のジェラミー・ボアリングによれば、これはツイッター社との協賛でツイッターでも特別公開サイトを作って宣伝もしてくれるという契約だったそうだ。ところが公開当日になってツイッター社は突然この契約を破棄、しかもデイリーワイヤーのツイッターで配信した場合は検閲をかけタイムラインに登ることもリツイートすることも阻止すると警告されたそうだ。なぜかというと、映画内で二回、トランスジェンダーをミスジェンダリングするシーンがあったからだという。

昨晩カリフォルニア時間の5時から映画配信が始まるということで、ツイッター上で4時半からデイリーワイヤーのスペースが始まり、その中でジェラミーが配信が始まったらすぐにリツイートして欲しいと呼びかけた。それで私はスペースが終り映画配信が始まった瞬間にリツイートをした。しかしその直後、ウォルシのツイートでリツートもいいね機能も不能になっていると書かれていた。この間たったの30秒である。明らかにツイッター側がデイリーワイヤーを監視していて、配信が始まった途端に操作したのである。

イーロン・マスクがツイッターを買い取った時、マスク自身がバビロンビーというパロディーアカウントがミスジェンダーをしたという理由で凍結されたことに腹を立てたからだと言われている。マスクはツイッター上の言論の自由を約束していた。それで今回の検閲はそのマスクの方針に逆らうものではないのかとデイリーワイヤーはツイッターでマスクに呼び掛けた。問題なのはマスクはすでに取締役の座を降りて別の女性がCEOになっている。マスク自身はテスラ経営に忙しく今は中国に出張中である。

マスクはすでにツイッターの経営には携わっていない。それでデイリーワイヤ―との契約についてもおおまかなことしか聞いていなかったことだろう。それで自分のツイッターをみたらこんな呼びかけがあったので一体何が起きたのかかなり混乱した印象だ。それで「いや、これは何かの間違いだ」というツイートはしたが、じゃあどうなるのかという質問にはなかなか答えなかった。そりゃそうだろう。マスクはテスラという本業の仕事で大事な会議中。他人に任せたツイッターについて色々質問されたからといってすぐに答えられるはずはない。

結局裏で色々あったようで、突然ツイッターのTrust and Safety(信頼と安全)チームの責任者が辞任したというニュースが入り、今朝になってマスク自身が映画を宣伝するツイートをし、RTやいいね規制は解除され、この混乱劇は幕を閉じた。

今回は言論の自由が一本取って勝利したが、今後もこういうことは起きるだろう。なぜならツイッター社のなかにもWOKE(お目覚め主義)の社員はいくらもいるだろうし、左翼の作戦として敵陣に紛れ込んで中から乗っ取るのはいつものことだからだ。そしてツイッター社としても難しい立場に立たされている。何故ならツイッター社はマスクがCEOになった途端にスポンサーの50%を失った。普通に考えて、ツイッターをより多くの人が使ってくれたほうがスポンサーの企業にとっても良いはずなのだが、そこはESGに牛耳られているためなかなかそうもいかない。

ツイッター社も慈善事業ではない。保守派の言論を許すことでどんどんスポンサーが減ってしまったら元も子もない。スポンサーを取り戻すために言論の自由を規制するのか、それとも言論の自由を尊ぶスポンサーを新しく獲得するのか、ツイッター社としてもつらいところである。


1 response to マット・ウォルシの「女とは何ぞや?」ドキュメンタリー一周年記念日ツイッター無料公開が検閲対象になり大混乱

苺畑カカシ11 months ago

イーロン・マスクはこの24時間、ますます動揺する反トランスのコンテンツを拡散していた
ストーリー: psquire@insider.com (Paul Squire)

世界で最も裕福な男性の一人が、この24時間を反トランスのコンテンツを共有することに費やした。イーロン・マスクは、右翼からTwitterで批判された後、ますます過激な発言をするようになった。

マスクは、トランスジェンダーの子どもたちの医療を一部犯罪化するために「積極的にロビー活動を開始する」とまで宣言した。イーロン・マスクは、木曜日に保守的な識者からネット上で批判された後、反トランスジェンダーの論点を共有することに全力を尽くした。

右翼は、The Daily WireのMatt Walshによる、トランスの人々への不寛容を促し、トランスの子供への医療介入に反対する2022年のオンライン映画「What is a Woman?」が、憎悪的行為に関する規則に違反したとしてプラットフォーム上で可視性を削られた後、億万長者のTwitter CEOに激怒した。

マスクは反撃の中で、スロットリングは「Twitterの多くの人々によるミス」であり、変更されるように踏み込んでいると述べた。

彼はその後、The Daily Wireをフォローしている人は映画を見ることができるが、「機密性の高いコンテンツは、本人が求めるか、友人が送るかしない限り、人々にプッシュされることはない 」と述べた。

その約束は長くは続かなかった。

数時間後、数百万人のフォロワーに向けたツイートで、マスク氏自身がこの動画を共有し、”すべての親はこれを見るべきだ “と宣言した。

“同意した大人は、他人を傷つけないのであれば、自分たちが幸せになれることなら何でもするべきだが、子どもには同意する能力がない。だから未成年者を守る法律があるのだ “と、マスク氏は付け加えた。

共和党や保守派の論客たちは、トランスジェンダーの人々が使用できるトイレを制限したり、子供たちに性別を肯定するケアを提供した場合に親や医師を脅したりするなど、トランスジェンダーの権利を制限する法律を推進している。

著名な医師や医療関係者は、思春期ブロッカーやホルモン補充療法といった選択肢が、トランスジェンダーの若者にとって医学的に適切であると同意している。

マスクは最新のツイートストームの中で、”深刻で不可逆的な変化 “と呼ぶトランスジェンダーの子どもたちのためのヘルスケアオプションを「犯罪化するために積極的にロビー活動を始める」と宣言しました。彼はまた、擁護者を仮釈放なしで刑務所に入れることを支持した。

マスク氏は、自分のツイートに関する質問、あるいはTwitterで動画を制限する決定をスタッフで取り上げたかどうかについての質問には、すぐに回答しなかった。

マスクには10代のトランスジェンダーの娘がいる。彼女は昨年、マスクから名前を変えるよう裁判所に請願し、「どんな形であれ “父親とはもう関わりたくない」と裁判官に言って成功した。

これは、世界で最も裕福な男性の一人が最近右傾化したもだ。

マスク氏が初めて共和党への転向を明言したのは、ちょうど1年前、スペースX社の元従業員からのセクハラ疑惑についてInsiderがコメントを求めてきたことがきっかけだった。Twitterを引き継ぎ、自分が「言論の自由絶対主義者」であることを宣言して以来、マスクは禁止されていた右派のアカウントを復活させる一方、ソーシャルメディア企業のスタッフを削減した。

陰謀論者に媚びを売り、フロリダ州の共和党知事ロン・デサンティスの大統領選挙キャンペーンを、Twitterでの不具合な発表で支援したこともある。

Twitterのトップは一斉に逃げ出し、同プラットフォームの安全担当責任者は木曜日に辞めた。

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