コロナウイルスは中国人スパイがカナダの研究所から盗んだものだった!

前回ご紹介した記事の日本語版を大紀元(エポックニュース)で見つけたので全文転載する。以下引用のみ。感想は後で書くことにする。

カナダのマニトバ州ウィニペグ市警察当局は5日、同市にある国立微生物研究所(NML)に勤務する中国出身の女性研究者らを、関連ポリシー違反(policy breach)の疑いで逮捕した。スパイ行為を働いたとの見方が出ている。

カナダメディアのCBCニュース14日付によると、逮捕されたのはウイルス学者の邱香果(Xiangguo Qiu)氏と夫、中国人留学生数人。関係者によると、当局は数カ月前に邱氏の使用しているパソコンを調べ始めた。6月8日、NML側は全職員に対して、邱氏夫婦が短期間、NMLを離れると通知し、夫婦らに連絡をしないよう求めた。邱氏は中国への一時帰国をキャンセルした。

今年5月24日、マニトバ州警察当局が同国の保健省からの通報を受けて、邱氏らに対して捜査を始めたという。

NMLは北米地域における最高レベルの感染症やウイルス学研究所の一つ。世界各地にバイオセーフティーレベル4を有する施設が15カ所あるが、NMLはそのうちの一つ。エボラウイルスなどヒトに対する感染力が強く、致死率の高い細菌、ウイルス、病原体などを取り扱っている。

邱香果氏は、国際的に名を知られているウイルス研究学者だ。1985年、中国の河北医科大学を卒業し、1996年にカナダへ留学した。2018年、同僚のゲイリー・コビンジャー(Gary Kobinger)博士と共に、エボラウイルスの治療薬、ZMappを開発したことで、カナダの「ザ・ガバナー・ジェネラルズ・イノベーション・アワーズ(GGIA)」を受賞した。邱氏の働きで、過去数年間に多くの中国人留学生が同氏のアシスタントを務めていた。

邱氏が客員教授を務めるマニトバ大学はCBCニュースに対して、すでに同氏に対して解雇処分を下したと明らかにした。

一方、同氏の逮捕を受けて、カナダを訪問中のイェンス・ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は15日に記者団に対して、中国を名指しはしなかったが、「一部の国がさまざまな方法で、NATO加盟国に諜報活動を行っている。同件は産業スパイ、またはNATO軍などの軍事情報を狙ったスパイ行為の可能性があるため、注視していく」と述べた。

邱氏がカナダに帰化しているのかは不明だ。


Comment

武漢ウイルスはやはり武漢ウイルス研究所が発祥地である可能性が高い (新情報あり)

2020年4月15日現在:数日前に書いたこの記事のアップデートがある。最初に私がこのウイルスの出どこは武漢ウイルス研究所だと書いた頃はまだこの話は陰謀論説のように言われていた。最近になって大紀元時報やゲートウエイパンディットやLaowhy86といったブロガーや保守派メディアで詳しい話が特集されていたが、今日になって一斉に大手メディアがウイルスの発祥地は武漢研究所ではないかという報道を始めた。

ロイターの記事によれば、トランプ政権はこの可能性について捜査を始めたとある。トランプ政権はこれが人工的に作られたものであるとは考えておらず、蝙蝠から自然に人に移り人から人へと移るウイルスの研究中に研究員のずさんな管理から漏れたものではないかと考えているという。

2020年4月10日:つい先日も「世界中の医療品不足は中共の陰謀だった」の中で武漢ウイルスの発祥地が武漢ウイルス研究所である可能性について書いたが、もう一度ここでおさらいしよう。

2020年4月1日エントリーより引用はじめ: 前々から武漢のウイルス研究所が出所なのではないかという話はされていたが、実際そうであった可能性が非常に高くなってきた。

最初からこのウイルスは蝙蝠(こうもり)が病原菌を持っており、それが人間に感染したと考えられていた。中国では蝙蝠を食べる習慣があるので、海鮮市場の野生動物売り場がウイルス発生地だと公式発表ではされていた。しかし実は武漢ウイルス研究所(武漢病毒研究所)では実際蝙蝠から人間に移るウイルスの研究がされており、研究員の何人かが誤って感染したのが最初だったという話が出て来ている。

中国で10年暮らしていた経験があり、中国語に堪能なカリフォルニア人ブロガーのlaowhy86がその話を詳しくしている。Laowhy(中国名は老外)によれば、武漢ウイルス研究所の研究長である石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性は蝙蝠から人間に移るSARSのような肺炎病を研究しており、地方から感染している蝙蝠や地元民の血液サンプルなどを持ち帰る武漢研究所で研究をしていた。この話は去年の11月ごろにはなしで、研究所は人手不足だったのかこの研究に携わる人員を募集していた。

この研究所には黄蒸玲(ハン・ヤンリン Hang Yan Ling)という若い女性の研究員が居た。この女性が12月頃から姿を消してしまったというのだ。研究所の2018年の新年会の写真には写っているのに、研究所のウエッブサイトの研究員紹介ページからは姿がこつんと消えている。それで彼女は研究室で感染し死んでしまったのではないかという噂が流れ始めた。 石正麗博士は黄蒸玲は生きている死んだなどと言うのはただの噂だと否定しているが、それなら何故彼女が公の場に出てこないのか不思議である。

2月になって武漢大学の肖波涛(シャオ・バタオ Xiao Botao)教授は、武漢研究所の研究員は感染した蝙蝠の尿からすでに何人か感染しており自主的に隔離していると発表した。中国語の記事はこちらグーグル翻訳で見出しだけ訳してみると、

武漢疾病管理センターからの新しいコロナ肺炎?研究者はコウモリの血液と尿を噴霧し、14日間隔離

武漢海鮮市場はこの研究所からたった20マイルしか離れていない。やはり武漢ウイルスはこの研究所から漏れたものという我々の最初の疑いは正しかったようだ。(引用終わり)

さて、同じことについて独自に調査した記事がゲートウェイパンディットにも掲載されている。老外(ラオウィー Laowhy86)と同じようにゲートウエイの方でもやはり焦点となっているのは石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性科学者。(カカシ注:彼女の名前の正しい漢字の綴りと英語読みを発見したので訂正した)

実は彼女、2014年までアメリカのウイルス研究所で働いていた。中共はウイルスの発症地はアメリカだと主張していたが、その主張には一理ある。なぜならアメリカの研究所ではずっと以前からコロナウイルスの研究が行われていたからだ。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究所でラルフ・S・バリック教授のもとで蝙蝠から人へ感染するコロナウイルスの研究がされていたが、石正麗博士はバリック教授の研究パートナーで、2015年には、その調査結果を発表したりもしているのだ。ただ、この研究はアメリカの保健福祉省(日本でいう厚生省)から予算を打ち切られたため、研究は中止された。その後石正麗博士は武漢の研究所に移り研究をつづけていた。

ゲートウエイの調査によると、石正麗博士指揮する武漢研究所では生物に武漢ウイルスを感染させる実験がされていた。そして同博士は異種の動物間での感染を研究していたことが解っている。つまり、COVID19武漢ウイルスが野生動物のなかで自然発症したという中国の言い分がかなり怪しくなってきたということだ。

中国では2017年にもSARSウイルスが研究員の取り扱い不注意で外部に漏れ研究員はじめ8人の感染者を出し1人が死亡するという事件が起きている。この時は広範囲に蔓延したという事実はないようだが、色々な病気が蔓延する中国では本当のところは解らない。

私はずっと武漢ウイルスが研究所から漏れたものである可能性は大きいと思っていた。しかしそれは以前に邱香果(Xiangguo Qiu)という女性科学者とその夫がカナダのウイルス研究所から盗んだウイルスだったのではないかと考えていた。石正麗博士が邱香果博士がカナダから盗んできたウイルスを研究に使用した可能性は大いにある。

中共には有能な科学者が多い。彼らは若いころに欧米の大学で教養を身に付け、そのまま欧米の大学研究所で研究を続けることが多い。しかし彼らの忠誠心は中共にある。こういう人間を有能だというだけで、いや、有能であるからこそ、むやみやたらに研究パートナーとして受け入れるのは欧米にとって決して良い結果を生まない。無論中国人でなくても金で買われたアメリカ人学者がいくらもいるから国籍だけでは判断できないというのもある。

中国による知識財産盗用はこういう危険を招くということに、我々は心してかかる必要がある。

関連記事:


View comment

中国コロナウイルス蔓延、カナダから盗んだ細菌をもとにした兵器開発が原因か?

去年の12月頃から中国の武漢(Wuhan)で新型肺炎がが蔓延しているらしいという噂を聞き始めた。しかし中国事情に詳しい人たちの間では、病院や患者や家族が地元政府から病気のことについて口外しないようにと口止めされていたという。それで実情を中国市民が知るのが遅れてしまったというのだ。今この話が世界的に知られるようになったのは中国政府が発表したからではなく、すでに海外で感染者が出てしまい隠しおおせる事態ではなくなってしまったからである。2002年にサーズ(SARS)が流行った時もそうだったが、中国政府による流行病に関する対策は非常に遅い。当時も香港で患者が出るまで中国政府はだんまりを決め込んでいた。

今年の春節(旧正月)は1月24日。中国人にとって春節は日本のお正月やアメリカのクリスマスと同じで、帰省者や旅行者など中国全体で国民大移動がある時期。いや、中国人は全世界に進出しているので、海外からの帰省者も増え、また休みを利用して日本を含め海外旅行を楽しもうと外へ出ていく人も多く出る時期だ。その時期まで放っておけば病気が世界中に蔓延してしまう危険は十分予知できたはず。だったらどうして患者の数が数人だった12月の時点できちんとした対策を取らなかったのだろうか?

中国の野外市場が不衛生なのは地元に行ったことがある人ならだれでも知っていることだ。出所のわからない野生動物や蝙蝠などのゲテモノが色々売られており、その場で屠殺してその亡骸が放置されたり、水で洗い流しただけで殺菌もしてないまな板の上でまた生肉が切られたりする。そんな場所で病気が発生しない方がおかしいくらいだ。しかしそれでも新型肺炎が自然発生したのであれば、中共政府が必死に隠蔽する必要はないはずだ。実は政府には隠さなければならない理由があったという説がある。

上記は西村幸祐さんのツイッターから引用。実は前回のサーズも上海の生物研究所から漏れたものだという話で、どうも中国では危険な細菌兵器研究がされている危険性がある。このツイッターに「1月15日に中国科学院武漢病毒所が “バイオセーフティレベル4科学技術イノベーション推進方針” の元、武漢のBSL4の施設活用で実験、またはBSL4病原菌を扱う研究プロジェクトを公募しています」というコメントがついていた。「タイミング、場所、内容がたいへん興味ふかいです」とあるが本当に興味深い話だ。

ところで去年の7月、中国人科学者と学生数人がカナダの研究所から危険な細菌を持ち出すという事件が起きている。

カナダ唯一のレベル4研究所である国立細菌研究所(the National Microbiology Lab (NML) )から中国政府と関係があるとされる邱香果博士(Dr. Xiangguo Qiu)及びその夫ケディング・チェン(Keding Cheng) と数人の中国人学生が研究所から危険な細菌を持ち出そうとしたとして警護付きで追放された。レベル4研究所というのは非常に危険な細菌を扱う場所で警備も厳しいということだが、そういうところに中国人研究者や学生を入れていたカナダ政府にも問題がある。

この話をもっと突き詰めて調べていたら、カナダの研究所から盗まれたウイルスこそが武漢で発見されたコロナウイルスなのではないかという話まである。

実は邱香果博士一味はコロナウイルスを持ち出そうとしたどころか、同年3月にすでに持ち出して中国の武漢に郵送していたのである!それが解って7月に研究所から追放されるに至ったわけだが、彼女たち中国人スパイがカナダで逮捕されたという話は聞いていない。

この間東大の教授が中国人は雇わないと公言して解雇されるという事件が起きたが、 大澤昇平教授の判断は全く正しい。中共政府は中国人科学者や学生をあらゆる先進国に送り込み、その知的財産を盗むことに躍起だ。人種差別だの人権だのと呑気なことを言ってる場合ではないのだ。

カナダの中国人スパイに関する記事は非常に興味深いので回を改めてお話したいと思う。


Comment