中国検閲に迎合するアメリカ企業。立ち向かうサウスパーク

日本でもそうだが、アメリカのメディアは中京の暴挙について報道することがまずない。もともとアメリカ主流メディアは左向きなので共産主義に同情的なのは当然だが、それだけではなく、中国による投資がアメリカの大企業に多大なる影響を及ぼしていることが、ここ数日の続けて起きた事件で明らかになった。だが、私が今回改めて感じたのは、いかに中国共産党は個人の生活に一々干渉してくる政権かということだ。どれほど都市部で高層ビルが立ち並び高級車が走り回って文明国家のようにふるまっても、根本は厳しい独裁主義国家なのである。

さて、ここ数日アメリカで起きた中共による言論干渉についてお話しよう。先ずNBA。先日2019年10月4日に北米の男子プロバスケットボールリーグNBAの所属チーム「ヒューストン・ロケッツ」のゼネラルマネージャー(GM)ダリル・モーリーが香港の独立運動を支持して中国を怒らせるツイートをしたことから始まった。下記はニュースウィークの日本語版から抜粋。

モーリーは10月4日、「自由のために闘おう。香港と共に立ち上がろう」と書かれた画像をツイートした。香港で続く大規模な民主化デモを支持したものだ。

すると、中国人ファンや中国のスポンサー企業から批判が殺到。企業からは提携解消が相次いだ。ロケッツの試合を放送・配信を止めた放送局や配信会社もある。

この迅速かつ猛烈な攻撃により、NBAは多くの投資家を失うことを懸念しモーリーは、中国への謝罪を余儀なくされた。

NBAは中国では絶大な人気を誇っており、特にヒューストン・ロケッツは大人気。中国スポンサーを失うのはチームにとってもリーグにとっても大打撃となる。ここはすぐに謝罪して中国のご機嫌を取っておこうという算段だろう。

次に起きた事件はオンラインゲームの優勝者がインタビューで香港民主化運動のスローガンを叫んだことが、競技大会の規約に触れるとして厳しい罰を受けた例。罰を受けたのはブリッツチョンという名前で知られる香港出身プロゲーマー。競技主催の米アクティビジョン子会社ブリザードエンターテイメントは、ブリッツチョンの優勝をはく奪しその賞金支払いも行わず、一年間の出場停止という非常に厳しい罰を課した。ブリザードは中国人ユーザーも多く中国資本スポンサーも多いため、中国に迎合したものと思われる。

そして先日はアップル社のiPhonが香港人が開発した香港警察の偵察場所を報告するアプリを中国政府からの要請でスマホから取り外した。

このようにアメリカの大企業が続々と中国政府に忖度している中で、唯一中国の圧力に抵抗しているのがアニメーションのサウスパーク。ハリウッド映画界は常に中国のご機嫌伺いをしながら映画を製作しているといった内容のエピソードが中国では視聴禁止になったことに関してサウスパークの制作者は皮肉たっぷりの謝罪をした。下記はBBCジャパンの記事より

原作者のトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏はツイッターで、「中国に対する公式の謝罪」を発表した。
「NBAのように、私たちは中国の検閲が私たちの家や心にまで入ってくるのを歓迎します」
「私たちは自由と民主主義よりお金を愛しています。習(国家主席)はくまのプーさんにまったく似ていません」
「すばらしき中国共産党万歳! この秋のトウモロコシが豊作でありますように! ねえ中国、これでいい?」

私はこうした中国による一連の検閲はアメリカでは逆効果を生むと考える。はっきり言ってほとんどのアメリカ人は香港で何がおきているのか全くしらない。なにやらデモが起きているらしいと気が付いている人も居るが、それが何故起きているのか詳しい事情を知っているひとなど先ずいない。

もし中国がNBAのGMのツイートだのゲーマーの発言だのアニメの内容などにいちいちケチを付けなければ、アメリカ人はこれまで通り、中国になど全く興味を示さずに過ごしていただろう。ところが、中共は他人の言動にいちいち干渉するという独裁主義の性質を変えることが出来ない。それで口を挟まなければ誰も気が付かないようなどうでもいいことに口をはさむことによって、相手をかえって怒らせる結果を招いている。

すでに米国の議員たちの間では、NBAが中国に謝罪した件について、何故謝罪などする、金儲けがそんなに大事なのかという批判の声が上がっているし、ゲームのブリザードに関してはボイコット運動なども起きており、大企業がやたらに中国に迎合する態度はアメリカ国内でもその他の国々からも批判を浴びている。

私は中国がやたらと他国のメディアや人々の発言を干渉することが大々的に報道されるのはいいことだと考える。どれだけ中国を美化しても、本質は極悪な独裁主義政権なのだということが一般人に知れ渡ることは決して悪いことではない。何かにつけて反対意見を暴力で抑圧しようとしているアメリカの左翼連中とも共通する部分があることも一般市民は気づき始めていることだろう。


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グレタ・トゥンベルクに物申す、この甘やかされたガキめが!

ツイッターでトップ・ギアで有名なジェラミー・クラークソン氏の発言を訳してくれた人が居たので引用する。以下は下記のツイッタラーさんの訳。

年頃の女の子が不機嫌に泣き喚いている時、大抵の両親はただその娘が落ち着くまで部屋に放っておくものだ。ところが、16歳のグレタ・トゥンベリが今週国連のステージに表れて、青臭さ前回で慟哭した時、彼女の耳は賞賛によって覆われてしまった。

トゥンベリ君、誠に申し訳ないが、もし君が我々の世代を非難するのであれば、君は我々が君と君達の世代を非難する事をも甘受せねばならない。

“貴方達は私の夢も子供時代も盗んだんだ”と彼女はすすり泣いた。
“私達は大量絶滅の時代の始まりに立っているというのに、貴方達がたはお金や永遠の経済静聴というおとぎ話についてしか話をできない。よくもそんな事を”

宜しい、ではSamuel L Jacksonの不滅の言葉をもって返そう。”口答えを許して頂きたい”。 「よくもそんなことを?」いやいや、そちらこそよくもアメリカまで、自分で作ったわけでもなければ自分で稼いだわけでもない1500万英ポンドもするカーボンファイバー製ヨットに、一言も言及しなかったバックアップ用ディーゼルエンジンまで搭載してアメリカまで海を渡ってこられたものだ。

では頭痛の時に飲む錠剤は? 水道から出てくる清浄な水は?日中だろうが夜だろうかいつでも買う事のできる食品は? 現在世界における最も貧しい国々で行なわれている人道支援は?AIDSを寄せ付けない薬は?

今まで楽しんだ全ての映画を考えてみるが良い。その映画は大人が作った。そして今まで君を笑わせてきた全てのコメディアン達も。 普段君がどれだけぐっすりと眠っているか少し振り返ってみるといい。そしてその間も大人達が何かを作り、何かを動かし、そしてスウェーデン軍の戦闘機を飛ばしている事を。全ては君の安寧を乱さない為に。

我々は君にケータイやノートパソコンやインターネットを与えた。我々は君が毎日使うSNSを作り、全ての支払いを行う銀行を動かしている。 そんな中、よくも我々の前に立って抗議が出来るものだ、この甘やかされたガキめ。

その通り、君は甘やかされたガキだ。何故なら、君が君の両親に飛行機を使う事を止め菜食主義者になるように伝えた時、彼等は普通の両親がするのと異なり君を無視しなかった。彼等は”良いよ”と言い、その通りにしたのだ。

彼等は、人生とは悲劇的であると伝えるべきだった。

賢く生れる人間もいれば、バカもいる。 美しい人もいれば、そうでない人もいる。 金持ちの両親を持ちながら愛を与えられない家族もある。 愛以外の何も与えられない貧乏な両親もいる。
いいから黙って、それを受け入れろ。

世界はそのようにして回っているんだ。このようにして世界はいつだって回っているんだ。付け加えるなら、机を拳で引っ叩いたところで何も変化はしない。もう数年経験を積んだらきっと学ぶ事になるだろう。

私は世界が温暖化している事について君に同意する。世界はそれについて何とかすべきという君の言葉も正しいかもしれない。科学こそがいずれ問題を解決する。5分毎にどなってみたり、不安に顔をしかめるような事ではなく。

そして、砂漠がアフリカにおける居住可能域を飲み込んでいくとの同じく、欧州は想定できないような移民問題に遭遇する事も疑うべくもない。何かが為されなくてはならない。そこでこんな案はどうだろう。学校に速やかに戻り、科学のクラスで真面目に勉強する事だ。

君が今週あつかましくも非難した何千という人々は、正に君が欲する事を為そうとしているのだ。 さぁ、良い子になって、黙って彼等に自分達の仕事をやらせよう。 それから、門限は22時。そんなに短いスカートで外出する事も認めない。


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あいちトリエンナーレ補助金不交付は言論弾圧なのか?

もう皆さんもご存知のあいちトリエンナーレ2109に、約7800万円の補助金を文化庁が不交付にしたという件だが、これが言論弾圧だとか検閲だとか騒いでるひとたちがいるが、一言でいうと、これは言論弾圧でも検閲でもない。

検閲なら、展示が起きる前から文化庁が展示内容に関して口煩く注文をつけ、不適切と思われたら展示を中止させるか内容を変えさせるというのが本筋。これが中国みたいな独裁政府なら、関係者全員逮捕されて拷問のすえ長期拘留なんてことになってるだろう。

展示は好きにやりなさい、でもお金は出しません。というのは別に検閲でもなんでもない。だいたい今回の件で言論弾圧だと騒いでる人達はLGBT批判特集を組んだ新潮45を廃刊に追いやったり、杉田水脈議員のフランスでのスピーチを妨害したり、「韓国なんか要らない」記事の週刊ポスト編集者に謝罪させたりしてる輩と同類なのではないか?もし保守派の意見が弾圧されているのをヘイトスピーチは検閲されて当然と黙っていたなら、いや、それどころか奨励していたなら、今回の交付金撤廃を批判するのはあまりにも偽善者すぎるだろう。

もっとも私は文化庁がすでに約束していた交付金を撤回するというやり方は正しくないと思う。なぜならそれは契約違反だからだ。 内容が気に入らなかったなら最初からきちんと、そういう内容では金は出せないとすべきだった。それをしないでおいて批判が出てから後付けでやるのは責任回避も甚だしい。

それはそれとして、私は「言論の不自由展、その後」があいちトリエンナーレで展示されたということ自体には特に問題があるとは思っていない。ただ県税をつかってまでやるほど芸術的価値があったのかどうかと言われれば、全くなかったと言える。

展示内容が反日でも、展示そのものは妨害されるべきではないし、ましてや暴力的な脅迫などされるべきではない。だが誰かも言っていたが、政府に対する批判を政府の金でやるなんてみっともない真似はするな、と言いたい。政府の補助金でやる芸術に100%言論の自由などあるはずがない。スポンサーの顔を伺いながら作るならそれなりの覚悟が必要だったはず。本気で言論の自由展をしたかったなら、全額自分たちで調達して自費でやるべきだった。そうすれば中止に追い込まれることもなかっただろう。

右翼保守の言論はことあるごとに「ヘイトだ」なんだと言って弾圧している人間たちに、言論の自由云々を語る資格はない。


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左翼ファシストジャーナリストたちによる言論弾圧の恐ろしさ

この間、アメリカで土曜深夜放送の長期バラエティー番組「サタデーナイトライブ(土曜の夜生放送)」の人気若手芸人ジャスティン・サコーが数年前にラジオポッドキャスト番組中に何気なく話した中国人の発音をおちょくった発言がもとで番組から降ろされるという事件があった。台湾系アメリカ人の同僚Cは、自分はテキサスの片田舎の小中高で学校内唯一の東洋人として育ち、東洋人に関するあらとあらゆる侮蔑語でからかわれたが、それに比べたらサコーの冗談などなんてことない表現だったと語る。あんなんで仕事を首になるなんてあり得ないとCは怒っていた。

はっきり言って最近のアメリカ左翼は、ほんのちょっとした何気ない発言の上げ足を取り、あいつはレイシストだと言って気に入らない人々を陥れるのが普通になっている。

例えこれまでどれだけ敬虔な左翼リベラルでも一歩間違えたら、まっさかさまに奈落の底へ突き落される。左翼ジャーナリスト達はSNSを使ってなんでもないことをあたかも重大事件のように言って風評を煽り人工的に炎上を演出し標的となった人々から生活の糧を奪うのである。

Ian Miles Cheong(イアン・マイルス・チェオング)は、言いがかりをつけて気に入らない人間をテレビ番組やSNSのプラットフォームから締め出す運動をキャンセルキャンペーンと呼びこれは止めなければならないと語る。

自分の番組やSNS口座がキャンセル(凍結)されてしまうのではないかという恐れが左翼ジャーナリスト達に多大なる権力を与えている。なぜならアメリカのSNSはフェイスブックにしろユーチューブにしろツイッターにしろすべて左翼。左翼ジャーナリストたちが、「あいつはファシストだ、レイシストだ、あいつの言論はヘイトだ」と騒ぎ立てれば事実はどうあれ先ず一時凍結、ひどい時には永久凍結となってしまう。

この間もお話したがスティーブン・クラウダーという比較的保守派のユーチューバーに対する左翼ジャーナリストのカルロス・マザのキャンセルキャンペーンはひどいものだった。マーザは常に保守派に対する暴力を煽っていたにも拘わらず、スティーブン・クラウダーがマーザのビデオをなにかとおちょくっていたことに個人的な恨みを持ち、クラウダーにいじめられているとしてユーチューブに告げ口。ユーチューブはクラウダーが規定違反をしているしてないでその判断があっちったりこっちったりしていたが、結果的にクラウダーのすべてのビデオを無収益とすることに落ち着いた。このどさくさに紛れて、ユーチューブは数々の他の零細チャンネルの報酬も取りやめた。

このようなやり方で左翼ジャーナリストたちは自分らは崇高な立場を保ちながら、競争相手を破壊することが出来るようになったのだ。結果右翼保守ではなくてもフリーで活動していた記者たちが多大なる痛手を負うこととなった。

左翼ジャーナリストたちの一番の標的となった有名ユーチューバーといえば、スエーデン出身のピューディーパイ(Felix “PewDiePie” Kjellberg)。人気ゲームアプリの感想ビデオなどで一躍有名になり、世界的な人気者となったピューディーパイだが、年とともにビデオの内容も変わり、彼のファンもだんだんと大人になっていった。

2017年1月、ユーチューブでFiverrというインドのユーチューバー組織が安上がりなコードを作るサービスを提供したことをおちょくって、ピューディーパイは5ドル払うから「ユダヤ人を皆殺しにしろ」というプラカードを掲げて踊ってみろと挑発した。もちろんピューディーパイは相手がそんな悪趣味なビデオを作るはずがないと思ってわざと言ったのだが、何故か相手は本気にしてやってしまった。驚いたピューディーは即座に悪趣味な要求は悪い冗談で本気ではなかったと謝罪したがもう遅い。ウォールストリートジャーナルのジャーナリストたちが、ここぞとばかりにピューディーを攻撃した。そして過去何か月にもさかのぼってピューディーがしたとされる反ユダヤ発言を取り上げて、あたかもピューディーがニオナチか何かであるかのように報道した。

WSJの記者たちはいくつものピューディーのビデオから文脈を無視した編集ビデオを作り、ピューディーが主演していたテレビ番組のスポンサーであるディズニーにそのビデオを送り付けた。驚いたディズニーは即座にピューディーの番組を打ち切り、関係者全員を解雇してしまった。

この時から堰を切ったように、主流大手メディアによるピューディーパイ叩きが猛烈に勢いを増した。エマ・グレイ・エリスはワイアードでピューディーパイは正真正銘の白人至上主義者の英雄と決めつけアルトライト(ネトウヨ)のアイドルと書き上げた。イギリスのガーディアン紙のアーワ・マフダウィは「ピューディーパイは『ユダヤ人皆殺し』が冗談だというが、あなたは笑ってるか?」という記事を掲載、ヴォックスが所有するゲーム関係誌ポリゴンはピューディーパイ叩きの連載までやり、その編集長はピューディーパイはトランプと共に必死にメディアを破壊しようとしていると語った。またポリゴンは、デイリー・ストーマーという白人至上主義ウエッブサイトが ピューディーパイのことを仲間だと書いたことを理由に、ピューディーパイ本人の意思とな無関係に白人至上主義者と深い関係があると印象操作をしたのだ。

しかしピューディーパイはこのような攻撃にはめげずビデオを作りまくった。当時のことを私は多少覚えているが、彼のチャンネルが何回も凍結されては別のチャンネルとしてよみがえるなど、彼もかなり苦労したようだ。その努力の甲斐あって、彼はいまだに健在で登録者も当時の二倍の一億人に増えた。

しかしその後も左翼ジャーナリスト達によるピューディーへの執拗な攻撃は止んでいない。乱射事件の犯人がピューディーのファンだったとか、ピューディーが推薦したブロガーがたまたま反ユダヤ的な発言をしたとか、ユダヤ教市民団体への寄付すら裏目に出て取り止めになったりと、とにかくひどい。

どうして主流メディアはこれほどまでにピューディーを破壊しようとするのか。ピューディーは、やはり左翼から標的とされているクラウダーやポール・ジョセフ・ワトソンのように特に政治的でも右翼保守でもない。ただのゲーマーユーチューバーだ。なのにどうしてそんなにも攻撃されるのか。

それは彼が既存の主流メディアに属さずに自分の力だけで多大なる成功を収めた「個人」だからだ。左翼メディア自身が実はファシストそのものだ。ファシズムは共産主義と同じで全体主義。個人の成功は断固許さない。彼らが独立ジャーナリストたちを目の仇にするのは、左翼が自分たちだけで独占してきたメディアに独立ジャーナリストたちがどんどん割り込んできて強力な競争相手として左翼たちを圧倒し始めたことにある。左翼メディアたちはフリーランス記者たちと正々堂々とその中身で競争しようとせず、その存在を抹消しようと必死なのだ。

すでにユーチューブでは大手メディアのつまらない内容ビデオが推薦ビデオとして押され、個人ユーチューバーは無収益にされたり不適切などと言われてビデオを取り消されたりしている。全く政治とは関係ない中身でもどんどん個人ユーチューバーが規制されていることは皆さんもよくご存知のことだろう。ほんの一部の権力者たちによって内容がどんどん検閲されているのだ。このままではユーチューブやその他のSNSの内容は猫と犬のビデオだらけになってしまうだろう。

こうしたSNSが廃れないためには、いまのような独占主義を解体し、多種多様なプラットフォームを生み出す必要がある。


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愛知県の慰安婦像撤去に見たニューヨークタイムスのダブスタ報道

先日愛知県の芸術祭で慰安婦像や昭和天皇を冒涜するような展示があり、それが右翼からの抗議で石油放火などの脅迫まであったということで、急遽撤去されるという事件があった。それについてニューヨーク住まいの出羽守さんたちから、『ニューヨークタイムスでも日本政府の言論弾圧が報道されてしまった、日本はまたも言論の自由のない野蛮な国だという印象を持たれてしまった、恥かしい』みたいなツイートが回って来たので、なんじゃそれと思い読んでみたら案の定、左翼思想丸出しのジャパンバッシング記事。慰安婦問題にしても貿易摩擦にしても、まあ韓国政府の代弁者かよと思わせるような一方的な書き方には本当に頭来た。それでは先ず記事の内容から紹介しよう。(‘Comfort Woman’ Statue Pulled From Japan Exhibit After Threats

「日本の展示会、脅迫のため「慰安婦」像が撤去される」と題されるこの記事だが、「慰安婦」とは第二次世界大戦中に朝鮮から強制的に日本に連れてこられ娼館で無理やり働かされた少女たちのことを指し、韓国と日本の両国で高い感情を湧き起こす問題であるとしている。もうここですでに日本側の強制性はなかったとする主張は完全無視。韓国側の言い分だけが説明されている。さらに、

銅像は表現の自由を目指す一貫として展示された。
「近年観覧者の気持ちを損なうとして芸術家たちの表現の自由が脅かされる件が増えている。」と朝日新聞において芸術監督である津田大介氏のフェスティバル開会前の発言が掲載されていた。「私たちは観客に展示を見てもらい自分たちで判断してもらう機会を設けたのだ」と語っていた。

私は言論や表現の自由という意味で批判が集まるに違いない作品を展示することそのものには全く異議はない。他人が見るに堪えないものを展示する自由こそが本当の自由というものだ。しかし、今回のことで問題になっているのは愛知県が県民の税金をつぎ込んで反日プロパガンダを展示したことだ。そのことをニューヨークタイムスは完全無視している。さらにNYTは、最近起きている韓国と日本との貿易摩擦についても、韓国政府による違法行為には全く触れず、

アメリカにとって同盟国である二つの国、日本と韓国の外交関係はここ数十年で最悪の状態にあると言える。日本は先月韓国に対してハイテック材料の輸出を制限し、金曜日には貿易ホワイト国から除外する旨を明らかにした。

東京は安全上の問題だとしているが、韓国の日本企業に対する徴用工賠償の決断への反応ではないかと見られている。

徴用工裁判への反応だと言ってるのは韓国の主張だろうが。なんでNYTが韓国の言い分をそのまま受け入れるんだよ。いい加減にしろ!

さて、この記事だけ読んでいると、日本は右翼勢力がすさまじく政府を批判する芸術的表現が弾圧されているかのような印象を受けるが、本気で日本における言論弾圧について語りたいのであれば、自衛隊のイベントが共産主義者の暴徒らによって阻止された例とか、自衛隊の装甲車展示が共産党主婦の会から邪魔された件なども扱って欲しかったね。

それにだよ、左翼プロパガンダばかり垂れ流して、右翼保守の言論を散々弾圧してるニューヨークリベラルに言論の自由云々について語ってほしくないね全く!

だいたいからして、アメリカ及びヨーロッパの左翼連中が始めた「ヘイトスピーチ規制」こそ言論弾圧の最たるものだ。いまやツイッターやフェイスブックで「トランス女は男だ!」などと言えば即刻口座が凍結される。これまで敬虔な左翼戦士だったフェミニストのおばさんたちですら、「女装男は女子トイレに入るべきじゃない」と言っただけで暴行を受ける。

ニューヨークでトランプ支持のマガハット帽子を被ってた男性が左翼暴徒に殴る蹴るの暴行を受ける。イスラム教徒による地元女性冒涜を批判すればイスラモフォビアだと批判される。フリースピーチ(言論の自由)はヘイトスピーチだと言い張るのは、あんたたち左翼のほうじゃないか。それをニューヨークタイムスは一度でも批判したのか?

右翼保守とされる講演者の演説や自衛隊の展示会を阻止して喜んでた奴らに言論の自由を語る資格などない。自分らの言論の自由を守りたいなら反対意見の言論を守るために命がけで戦え!それが出来ないなら、あんたらはただの偽善者でしかない。ニューヨークタイムス然りである。


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三歳児にトランスジェンダー治療をさすべきではないという常識が叩かれる狂った現状

先日、アメリカの人気芸能情報番組の司会者、マリオ・ロペズ氏が保守派トークショーホストのキャンディス・オーウェンの番組で、親として自分の三歳児がトランスジェンダーだと判断するのは危険だという発言をしたことで、左翼LGBTQ界隈が大騒ぎをし、翌日ロペズは公式に謝罪表明をせざる負えなくなった。しかし左翼連中はそれではあきたらず、ロペズは人気番組を降板させられる危険まであるという話だ。ロペズはインタビューの中で、他人の子育てについて批判するつもりはないが、としたうえで、

もし自分の三歳児が、ある種の気持ちを持っているとか、男の子か女の子か迷っているとか言ってもですね、親として(子供がトランスジェンダーだという)そういう判断を下すのは危険だと思います。

こんな当たり前のことも言えないほどアメリカの左翼は狂ってしまったのか? 三歳児には自分が何を食べるべきかすら理解できない。ましてや自分が男の子か女の子かなどという概念などまだまったく意識していない状態だ。

私は最近ツイッターで数人のお医者さんのツイートを追っているが、その一人であるドクター・リスペクト@lacroicsz が先日こんなことを言っていた。適当に意訳するとこんな感じだ。

まるでさ、4は二桁に対して排他的だから 2たす2は10だって言い出す科学者が出て来て、そいつらに2たす2は4だと説明してるみたいな感じなのよ。このバカげた議論には単に苛立つだけではなく怒りと憤りを感じる。なぜなら、私の機能しているこの脳みそですらも、どれだけの数えきれない命に深い悪影響が起きるか、トランジションのトの字も書けない頃から薬によって性をトランジションさせられた子供たちが大人になってどんなダメージを受けるか想像もできないのだから。

普通の医者なら誰でも幼児や未成年に異性ホルモンや第二次成長を止めるブロッカーを投与することは非常に危険であり、子供の身体及び精神にも永久的なダメージを与えることは知っている。イギリスのジェンダークリニックの職員たちが口を揃えて幼児に医薬治療を施すべきではないと訴えている。異性ホルモンは精神への悪影響も大きく、最近は治療中の8歳時が自殺願望になったという話も出ている。ブロッカーは成長を一時中断するだけでなく、子供の生殖機能を破壊するのだ。後でやはり元の性にもどりたいと思っても、すでに破壊された機能は戻ってこない。

おそろしいのは、ロペズの件でもわかるように、常識を称える人々が威圧されて真実を述べられないということ。ジェンダークリニックの職員がこぞって辞職したり、大学病院の医師が首にされたりしてるのも、子供に危険なホルモン治療をすべきではないという意見をトランスジェンダー活動家が弾圧しているからなのだ。そしてその犠牲になっているのがGID当事者や他の精神障害で苦しむ子供たちなのである。

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NHS psychologist claims poor and abused children are wrongly being labelled transgender and prescribed sex-change treatments without appropriate testing by clinicians who ‘fear being labelled transphobic’


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トミー・ロビンソンの再々裁判、そして理不尽な禁固刑

拙ブログでも何度となく紹介してきたイギリスの言論の自由活動家トミー・ロビンソンが法廷侮辱罪で今月11日(2019年7月11日)再び有罪判決を受け、去年すでに二か月半も禁固刑になっているにもかかわらず、新たに9か月の禁固刑を言い渡された。しかし事実上は10週間で出てこられるということだ。といっても10週間と言えば二か月半。去年茶番劇裁判で二か月も拘束されたトミーを再び同じ罪で二か月半も拘束するというのは理不尽にもほどがある。

だいたいトミーが犯した罪とはなんだ?

トミー・ロビンソンはイギリスで蔓延しているパキスタン移民暴力団による組織的な地元白人少女強制売春行為を昔から糾弾してきた。イギリス政府や警察が自身の移民政策失敗を認めたくないため隠蔽して来た国の恥を、トミーは次から次へとさらしていったため、イギリス当局にとってトミーは目の上のたんこぶなのだ。もう過去10年近くに渡って当局はトミーに数々の嫌がらせをしてきたが、トミーは怯まない。そこで一昨年、トミーがパキスタン強姦集団の裁判に関して裁判所の前で現場リポートをしたことが報道の規則に反すると口実を作って逮捕した。

その時はカナダのレベルメディアのエズラ・レバントが弁護士を雇い、執行猶予一年程度で釈放されたが、その一年後にトミーが再び法廷前でライブストリームを行ったため逮捕され、二か月半の禁固刑となった。

イギリスの裁判所は裁判中の事件に関して報道を規制する権限を持つ。事件によってその規制は異なり、裁判所の前にその規制がはっきりと掲示されなければいけないことになっているが、トミーがリポートしていた裁判所の前にはその掲示はなかった。トミーも指摘しているように、トミーが法廷侮辱罪として有罪となった行動は、今回のトミーの裁判でBBCや他の主流メディアのやっていることとなんら変わりがない。裁判所の前に集まって被告(トミー)の写真を撮り、「今どんな気持ちですか」とマイクを突きつける。裁判所の前でリポーターが「今、トミー・ロビンソンが出廷しました。ロビンソンは法廷侮辱罪で裁判にかけられています」と報告。

このようなことは、過去にリポーターが裁判所の規制に気づかずに違反行為をした場合でも、リポーターの所属するメディア会社が罰金を払う程度の軽い民事違反行為であり犯罪行為とはみなされない。にもかかわらず、トミーはなんとテロリストや連続殺人犯が拘留される厳重警備刑務所の独房に拘束されている。たかが一介のフリーランスリポーターをここまで拷問する意味はなんだ?

トミー・ロビンソンが個人的にどんな人間かということが問題なのではない。問題なのはイギリス政府が個人のジャーナリストに轡(くつわ)をはめ、政府に都合の悪い報道を弾圧していることだ。イギリス政府は大本営報道以外許していないのだ。

レベルTVのエズラ・レバントは面接が許される限り、カナダから何度も出かけて行ってトミーが刑務所で迫害されないように監視するつもりだと言っている。彼に関する情報はレバント以外からは入ってこないので、今後もレベルTVに注目していきたい。



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激化する左翼の暴力、無視する主流メディア

先日、アンティファ暴力団員数人に暴行を加えられ大けがをしたアンディー・ノーの話をしたが、これに関して主流メディアはほとんどどこも報道していない。FoxNewsを除けば、かろうじてCNNのジェイク・タッパーやNBCのウィリー・ガイストが個人的に批判した程度である。

右翼保守による暴力行為が起きた場合には、普通の右翼保守政治家やコメンテーターは数分の後にその暴力行為を徹底的に糾弾するが、左翼過激派による暴力は左翼政治家もメディアも良くて無視、悪いのになると正当化や奨励する奴らまで出てくる。下記などがそのいい例。

「アンディー・ノーは相手が不相応な反応を示すよう相手を挑発するような人間だ。これは起こるべきして起きた事件だ。誰もがそれを知っている。”Andy Ngo is someone who antagonizes those he knows will react in a disproportionate way and this exact outcome was inevitable. Everyone knew it,” Alheli Picazo

「執拗にアンティファを挑発し嫌がらせをしていた極右翼扇動家アンディー・ノーは遂に望が叶いミルクシェイク攻撃を受けた。ティム・プールみたいな極右翼単細胞はこの話から最低数週間は搾り取るんだろうな」‐ ネイサン・バーナード“After relentlessly baiting and harassing antifa, far-right provocateur Andy Ngo finally got his wish of being milkshaked. Far-right simpletons like Tim Pool will milk this “victim” story for the next week at least,” Nathan Bernard

アンディー・ノーは先日も書いたように右翼でも左翼でもない独立ジャーナリストだが、アンティファの悪行を特集していたこともあり、多くのメディアが「保守派ブロガー」とか「保守派ジャーナリスト」と書いている。あたかも保守派であれば攻撃されても仕方ないと言わんばかりである。しかしアンディにしてもティム・プールにしてもおよそ右翼とは言い難い存在だ。ましてや過激派右翼などとんでもない。

二年くらい前に左翼連中は「ナチを殴れ!」キャンペーンを始めた。ナチス思想はあまりにも凶悪であるから、彼らの言論は暴力で応戦しても良いという理屈からだった。無論左翼の標的がナチスだけでおさまるはずはない。いや、それを言うなら、無知蒙昧な左翼過激派に何がナチスなのかなどという判定が出来るはずがない。結局ナチスとは自分らと同じ意見を持たない人間ということになり、反対意見を持つものは誰でも殴っていいという理屈へとつながったのだ。

ベトナム難民の子供でゲイであるアンディー・ノーがナチスであるはずはない。だが、そんなことはどうでもいいのだ。アンディーは明らかにアンティファの活動を邪魔している敵なのであり、敵は誰でも殴っていいのである。であるから今回のアンディーへの攻撃は完全に正当化されるのだ。

何故主流メディアや左翼政治家たちがこの攻撃を糾弾しないのかといえば、彼らはアンティファの思想にも暴力的手段にも100%同調しているからである。これまでにも民主党のマキシーン・ウォーターズ議員などは保守派にあったら道端だろうがレストランだろうが立ち向かって抗議しろと言ってきた。すでに保守派政治家やコメンテーターなどが公共の場で唾を吐かれたり、飲み物を投げつけられたり、左翼暴徒らの嫌がらせによってレストランやバーから追い出されるという事件がいくつも起きている。

アンディが襲われる数日前にも、Voxというオンラインメディアの記者カーロス・マザは、自分のツイッターに「ミルクシェイクを投げつけろ、どこでも屈辱を味合わせろ、公共集会主催することに怖気づかせるのだ!

この明らかな暴力扇動ツイートは未だに削除されておらず、マザのアカウントも健在である。フェミニストのメーガン・マーフィーが「トランス女性は男だ」といっただけで口座が永久凍結されたのとは大違いである。

左翼政治家や主流メディアが糾弾するどころか奨励している以上、保守派及び中庸派への暴力は激化する一方だろう。誰かがこれを止めなければナチス党のように、アンティファ・ファシスト党はアメリカを支配するようになるのだ。左翼に自浄が望めない以上、我々右翼保守が立ち向かう他はない。共和党政治家たちにその覚悟は出来ているのだろうか?


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アンティファこそファシストテロ軍団だ!

昨日、米国はオレゴン州のポートランド市で、左翼過激派テロ軍団の「アンティファ」のデモ行進を取材していたベトナム系でゲイの独立記者アンディ・ノーが数人のアンティファ暴徒に襲われて負傷し救急病院に一日入院するという事件が起きた。怪我の様子は下記の写真を見ただけでもかなり深刻。

これについてスペクテイター誌でトビー・ヤングが記事を書いているのでそれを読みながら考えてみたい。

アンディー・ノーに関しては拙ブログでも以前に色々紹介したことがある。彼はフリーランスの記者で特に右翼でも左翼でもない公平な立場から報道するという今では稀なジャーナリストの一人。彼の地元のポートランドが昨今左翼暴力団のアンティファに乗っ取られて無法地帯になっている様子を嘆いて、二年くらい前から同市の様子をまじめに報道している。問題なのは警察署長でもある同市の市長がバリバリ左翼でアンティファにぞっこん入れ込んでいること。よってアンティファの暴挙を同市の警察も黙認しているということにある。

ポートランド市のアンティファ暴力団は過去に移民局の方針に反対して同市の中心街を占拠し、連邦政府移民局員をビルに幽閉したり、近づく市民を暴力で威嚇するなどという暴挙を繰り返している。そして奴らはそれについて報道しているアンディー・ノーを日ごろから目の仇にしている。アンディや家族の住所は何度もネットで公開され、以前にも飲み物や汚物を投げつけられるなどの暴行を受けていた。

左翼が気に入らない政治家や活動家にミルクシェイクを投げつけるやり方は、拙ブログでも以前にトミー・ロビンソンが攻撃を受けた際に紹介したが、それがアメリカの左翼の間でもすぐに導入された。昨日は小型トラックの上からミルクシェイクを参加者に配っている暴力団の姿が目撃されたが、暑いデモの際に冷たくおいしいミルクシェイクを配っているなどというほほえましい図ではないのだ。このミルクシェイク、単なる飲み物ではない。中に即席に固まるセメント剤という皮膚などに当たると炎症を起こす悪質な薬品が含まれていたのだ。

この攻撃によってアンディは顔や頭に切り傷や打ち身などの怪我を負ったが、同時に何十万円もするカメラやその他の器具を奪われり破損されたりした。彼は近くの病院に運ばれ、様子を見るために一日入院したが、その際に脳への出血が発見された。友人のミッシェル・モルキンが医療費や器具代にとゴーファンドミーで募金運動を始めた。

イギリスでミルクシェイク攻撃が始まった数か月前から、我々はこれはもっとひどい行為へとエスカレートするに違いないと懸念していた。特に酸攻撃が頻繁になっているイギリスからの輸入とあれば、いずれ誰かがミルクシェイクなどという無害なものだけで我慢できるはずがないことは容易に予測できたからだ。

なにかと右翼保守による言論をヘイトスピーチだといって検閲に口煩いイギリス公共放送のBBCだが、左翼コメディアンのジョー・ブランドがミルクシェイクなんて言ってないでバッテリーアセッド(電池用酸)でも投げつけるべきなどと「冗談」を言った時には制裁しないどころか彼女の言論を擁護したりしていた。

しかしアンティファ連中の激化する暴力を援助しているのは、CNNのクリス・コモや地元政府といった主流メディアや地元政治家の連中なのだ。現にアンディーは先月自分の通うジムで暴行を受けたり、取材中に腹部を殴られるなどの暴行を受けていたにも拘わらずポートランド警察はなにもしていない。

政府に盾突くジャーナリストに暴行を加えるやりかたこそ、まさにファシストのやり方だとトビー・ヤングは言う。

自分の政治見解を批判するジャーナリストを殴り倒すやり方こそ1930年代にナチス党がドイツでやったことだ。アンディーはゲイで有色人種(ベトナム人との白人のハーフ)、もし右翼暴徒が左翼記者で同じ属性の記者に暴行を加えたりしたら主流メディアは今頃制裁をもとめて躍起になり、民主党の大統領候補の誰もが口で泡を吹くながらこの先の討論会で話題に取り上げていただろう。

保守派ジャーナリストのロッド・ドレーヤー(Rod Dreher)曰く、 「あたかも1960年代にバーミングハムをクークラックスクラン(KKK)がしていたように、アンティファがポートランドを統括しているかのようだ。ポートランドには本当に警察はあるのか?機能する政府はあるのか?我々はそれを見極めつつある。」


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ユーチューブのバン祭り、保守派は愚痴っているより新対策を考える時

先日ユーチューブにおいて人気保守派ユーチューバーのスティーブン・クラウダーのチャンネルが全面的に無収益(Demonitorized)対象となったことが発端となり、保守やリベラル関係なく多々の独立チャンネルが凍結されたり無収益対象となったりしたことが大きな話題を呼んでいる。

ユーチューブではビデオ再生に一回いくらの宣伝収益が付くことになっているので人気があればそれだけで生計を立てられる人もいる。超人気ユーチューバーなどは年収何億円という収益になる。つまり、そこそこの人気ユーチューバーならばチャンネルが凍結されたり、ビデオが無収益対象にされるのは死活問題である。

さて、なぜユーチューブは人気独立チャンネルの一掃を始めたのだろうか。ユーチューブはこれまでにも「過激派」とされたチャンネルをいくつも凍結してきた。陰謀論説者のアレックス・ジョーンズやアルタナ右翼とされたマイロ・イヤナポリスや、過激派右翼ジャーナリストのローラー・ルーマーなどがその例。ユーチューブが右翼保守が嫌いな傾向にあるのは前々からあきらかだった。過激派でも陰謀論説者でもないプレイガー大学チャンネルは、その保守派的内容からしょっちゅうビデオが無収益対象にされてきた。しかし、今回のクラウダーや他のチャンネルに起きた一掃はこれまでとはかなり違う。

クラウダーは元々コメディアンで、映画やテレビで活躍した過去もある。今はユーチューブチャンネルでコメディタッチで時事問題を扱って大人気をかもしている。事の発端はクラウダーがVoxMediaという左翼チャンネルのホスト、カーロス・マザをおちょくったことにある。自分でことあるごとに自分はラテン系だとかゲイだとか言ってるマザに関して、クラウダーは「Voxのラテン系ホモのマザ」などと言って笑いものにしたというのだ。これに怒ったマザはユーチューブにクラウダーのチャンネルを凍結しろと要求したのだ。まったくお前、小学何年生だよ?といいたくなる。

実はこれ、保守派におちょくられた左翼ユーチューバーによるヒステリーなどという軽いものではない。VoxMediaというのは個人がちまちまやっている弱小チャンネルではない。VoxMedia そのものが米国主流メディアのNBCユニバーサル社という超大企業が2千万ドルという投資されてるほどの大企業なのである。最近VoxMedia以外にもBuzzFeedやViceといったネットメディアがテレビ主流メディアと組んでネットメディアを独占しようとする動きが盛んになっている。

これらの主流メディアにとって一番厄介なのが人気独立チャンネルだ。なぜなら独立チャンネルは彼らの支配下にないからで、独立チャンネルの存在をゆるせば主流メディアによる社会論を独占できなくなるからなのである。

これまでユーチューブのバン祭りの対象となってきたのが、過激派右翼ばかりで自分とは関係ないと思っていたユーチューバーたちも、今回のパージ(一掃)で分かったはず。主流メディアの狙いは右翼保守派の意見を弾圧することにあるのではなく、右翼だろうと左翼だろうと主流メディア以外の声すべてを弾圧することにあるのだ。彼らの目指すものは企業独裁主義、つまりファシズム。

さて、ではどうすればいいのか。

これまでのようにユーチューバーは保守派を差別しているなどと愚痴をこぼしているだけでは何も解決しない。だいたい左翼が作り上げたプラットフォームで右翼保守がのうのうと金儲けさせてもらえると思っていた方が悪い。

すでにクラウダーやジョーダン・B・ピーターソン教授やデイブ・ルーベンなどがユーチューブやツイッターやフェイスブックといった左派系SNSに頼らない新しいプラットフォーム作成に手掛けている。保守派ユーチューバーたちは他の独立チャンネルと提携して全く別の自分らのプラアットフォームを作り上げるべきだろう。今すぐにはできなくても、もし今ユーチューブで多少なりとも収益を得ているのなら、その資金を使って別のプラットフォーム制作に投資すべきだ。今は大丈夫でもいずれ非収益対象にされたり凍結される日は来る。「もし」ではなく「いつ」の時期に入ってしまったのだから。

そういうわけで今回の一掃は、今まで自分には関係がないと呑気に構えていた保守派や独立ユーチューバーに警鐘を鳴らすという意味でよかったのかもしれない。



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