去年の12月にKADOKAWA書店から発刊される予定だったが虹色活動家らに阻止され発刊中止に追い込まれていた、未成年少女たちの間で蔓延しているトランスジェンダリズムを描いた本、Irreversible Damage(あの娘もトランスジェンダーになった)が来月産経新聞出版から発刊されることになった。

すでに出版社には嫌がらせのメールが殺到しているらしいが、KADOKAWAのこともあるので、嫌がらせは覚悟の上だろう。どうか圧力に負けずに発刊していただきたい。今は注意深く楽観的にに見守りたいと思う。

トランスジェンダーカルトの人と話をしていると、彼等はトランスジェンダー活動家(TRA)の要求を100%受け入れ積極的に奨励しないと、「差別」「疎外」「トランスジェンダーを認めない」とののしり、挙句の果てにトランスジェンダーを死に追い込むとまで言い出す。はっきり言ってこんな我儘な人たちは他にハマスくらいしかいないのではないか?

ちょうどいいタイミングで子供のトランスジェンダー医療を奨励している世界的組織WPATHの会議の模様が一部リークされた。その「WPATHファイル」をMoja Mojappa@MojaMojappaさんが日本語で紹介してくれている。

読者諸氏は多分外科医でWPATHの会長であるマーシ・バウワーズ医師を覚えておられることだろう。彼は自らも男から女へのトランスジェンダーで、子供時代からトランスしたMtFのテレビスター、ジャズ・ジェニングの主治医だった人で、マット・ウォルシの「女とはなんぞや」の映画でもインタビューを受けていた子供のトランス医療にあたっては第一人者である。そのバウワーズ医師は表向きは思春期ブロッカーは「完全に可逆的」だと述べている。しかし実際はそれが事実でないことを十分に知っている。

この一連のスレッドではこの会議に参加した内分泌学者、心理学者、精神科医といった医師たちが、実際子供のトランス医療についてどう考えているかが議論されている。

例えば、内分泌学者であるダニエル・メッツガー博士は、こどもたちが生殖機能を失うことが何を意味するのかよく理解できていないと語る。心理学者であるダイアン・バーグ博士は、子供は発達上、トランスすることの意味を理解できておらず、親もよく理解できないまま治療を承諾してしまっているといったように。

にもかかわらず、彼等は子どもの性転換医療を積極的に奨励し、彼等の定めたガイドラインが世界各国のジェンダークリニックで適用されているのである。

昨日Xでシュライヤーの本がヘイト本だといい、彼女が著書のなかで紹介している急性性違和症候群(Rapid Onset Gender Dysphoria ROGD)が医学的に認められたものではない主張する人がいたが、彼が信用できるとしているWPATHのガイドラインこそ医学に基づかないいい加減なものであるということが、この漏洩した会議の模様ではっきりしたのである。

ご存じのように、今や欧米各地で子供の性転換治療の見直しが行われている。アメリカでも20以上の州で未成年の性転換治療が禁止になった。カリフォルニアですら禁止にしようという署名運動が起きているくらいだ。多分もうあと5年もしたら、これは完全なる幼児虐待であるとして、世界的に禁止されるようになると思う。しかし今この狂気の真っ最中に居る少年少女やその親たちにとっては一刻を争う問題である。

どうかこの本が少しでも多くの親御さんや若者に読まれ、この危険なカルトに日本が誘惑されないことを願うものだ。


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