先日、オクラホマ州でノンバイナリ自認の女子中学生が不審な状況で死亡したことを受けて、左翼メディアは何としてもこの事件(事故?)とXの大スターLibs of TikTokを悪者に仕立て上げようと必死である。

Libs of TikTokとはXで、TikTokに上がっている極左翼リベラルの動画をXで特にこれと言った説明もなくそのまま再掲しているアカウントだ。TikTokではほんの数百人の登録者しかおらず内輪だけの話だと安心して動画をアップしていた人たちが、フォロワー数2.9百万のLibsofTikTokに紹介されてしまうと、彼女のフォロワーらがリポストするため、あっという間に何百万人という人の目に触れてしまう。それで内輪だけの冗談みあたいな(本人は真剣だが)極端な動画をあげていたひとたちが、一躍悪い意味で脚光を浴び雇用主や顧客に知れ渡るところとなり失業してしまうなどということが起きている。ま、人に観られて困る動画をソーシャルメディアにアップする方がどうかと思うけどね。

左翼リベラル、特にLGBTQ+活動家らが内輪で言っていた極端な狂気的発言が世間に知れ渡るようになり、人々から批判を浴びるようになると、彼等は自分らの考えを改めるのではなく、自分らの本性を暴露したLibsofTikTokを攻撃するようになった。

特にワシントンタイムスのテイラー・ロレンズは匿名だったXアカウントの本名を晒したうえ彼女の実家の住所まで自分の記事で晒したのち自らもLibsの実家に押しかけるというストーカー行為までした。それでいながらロレンズはLibs of TikTokのせいでLibsが紹介したティックトッカ―達が脅迫されたりしているなどとアホみたいなことを言っている。

実はそのLibs of TikTokの著者チャヤ・レイチックをマスク姿のテイラー・ロレンズがロサンゼルスでインタビューした。

Libs of TikTok flips the script on WaPo's Taylor Lorenz in revealing interview

マスク姿のテイラー・ロレンズ(左)とロレンズが泣いてる写真のついたシャツを着たチャヤ・レイチック(Chaya Raichik)右

ロレンズはレイチックに彼女がビデオをポストした後に起きる脅迫や爆弾予告などについてどう思うかと聞くとレイチックはもちろん爆弾予告などは悪い。それは何千回もそう言っている。ただそれと自分とどういう関係があるのか分からないと答えた。そして反対に彼女はロレンズにレイチックに寄せられる脅迫に関して自分に批判的な記事を書いているジャーナリストにも責任があると思うかと聞き返した。しかしロレンズはジャーナリストによる記事と爆弾予告とは違うといって逃げる。

レイチックは、TikTokで顔出しで動画をあげてる人々の動画をそのまま紹介しているだけだ。その結果動画の投稿者がどんな脅迫を受けたとしても、それは脅迫をした人間だけが悪いのであって、レイチックには責任はない。それをレイチックに責任を感じるかと質問しておいて、ロレンズは一般人であるレイチックの匿名アカウントの名前や住所を本人の了解もなく晒したうえで散々レイチックへの悪質な誹謗中傷記事を書いておきながら、自分にはレイチックが受け取った脅迫の責任はないと言うのだ。ダブルスタンダードもここまでくると滑稽だ。

またロレンズはレイチックが学校の図書館から特定の書籍を締め出そうとしていることをずっと批判しているが、レイチックはではロレンズ自身これらの書籍の中身を読んだことがあるのかと聞かれると読んだことはないと認める。そこでレイチックは実際の本をロレンズに見せると、ロレンズはショックを隠せない。

ジャーナリストを自称しながら、インタビューする相手がどんなことに反対しているのかすら下調べしてこないとは、何と情けない。それに引き換えジャーナリストではない一般人のレイチックのほうが用意周到でインタビューに及んでいる。

ロレンズに比べてレイチックは一枚も二枚も上手である。


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