日本とアメリカ、男性とは違う女性の見る社会

コメンターのNさんから非常に興味深いメールを頂いたので、少しづつご紹介していきたいと思う。メールの本題とは少しずれるのだが、女性としてちょっと気になった部分があったので少し書きたいと思う。
先ずはNさんのメールからの抜粋:

カカシさんが、来日されて、実際にしばらく滞在されながら、訪日アメリカ人の様子を眺められると、かなり印象を悪くされると思います。裏で日本人に対する悪口など少なくありませんから。多くは、交際日本人女子の悪影響です。日本人を殆ど信用していない事が見て取れます。

アメリカに行く女子は、折角渡米して、日本の正確な情報を提供してくるかと思いきや、白人男と寝ることばかり考える輩が減らない事です。その上、日本人男子の悪口を酒の肴にしたがります。これは、噂話では無く、民主党側になりますが、国会議員支援者で米駐在員経験者と、秘書を含む外務省経由の情報なので、ある程度信憑性が認められると判断しています。
帰国後に経験談として渡米して、あたかも才色兼備であるかのごとく宣伝しアメリカでは実際はお荷物渡米だったという事情が少なくありません。(略)
この事から、未だ例えば、米人女子の態度は極めて悪く日本に伝わっています。分かりやすく言えば、日本人が会話をしようとしても、睨み付けて一言も会話をしないか、英語で悪口ばかり言って相手にしないとか、自分で相手にされないのだから、一般日本人は完全落第生であるとかを、コソコソ裏で吹聴するため企業管理職は真顔で信じてやはり噂を広める一役を買います。

実はこの内容には二つの誤解がある。ひとつは日本人女性は白人男性に対して節操がない、もうひとつは白人女性は日本人男性を馬鹿にして一瞥もくれない、というもの。私はこのどちらにもNさんの無理解があると感じるので、それぞれ反論したいと思う。

  1. 日本女性は白人と寝る事ばかり考えている
    1980年代に家田荘子とかいう似非ノンフィクション作家が日本女性は誰とでも寝る尻軽女でアメリカでは俗に「イエローキャブ」と呼ばれているとかいう大嘘を書いて評判になった。当時アメリカにすでに住んでいて多くの白人男女とつき合って来たカカシは一度もそんな話をアメリカ人から聞いた事がなかった。この本が出た後ですら、日本人からは「日本女性はそういう評判があるそうですが、、」と聞かれることはあっても、アメリカ人からは日本女性のそんな悪い評判をきいたことはない。
    Nさんも家田荘子の嘘にたぶらかされた一人なのではないだろうか。アメリカ人男性とつき合う日本女性が多いからと言って、それ自体は日本女性の節操とは無関係である。アメリカに居るのだから比較的人口の多い白人の男女とのつきあいが増えるのは当然。あえて白人を避けない限り、つき合う相手が白人になるのはそれほど不思議なことではない。
    ただ、ひとつ言えることは、アメリカ軍人が他所の国に渡航したり駐留したりした時、米軍基地付近で米兵相手に集まって来る商売女はどこの国にもいる。特に東洋の港はフィリピンにしろ韓国にしろ日本にしろ米兵は大人気である。そういうふうにしか東洋女性との接触のなかったアメリカ人は、東洋女性を性の対象として見る節があるのは否めない。
  2. 白人女性は日本人男性を馬鹿にしている
    白人女性が日本人男性にそっけない態度を取るのは、必ずしも彼女達が日本人男性を馬鹿にしているからとはいえない。
    実は日本にいる多くの白人女性が昔から体験していることなのだが、彼女たちがジョギングや自転車に乗ったりして普通の道を通っている時に、日本人男性から無造作に触られたり抱きつかれたり、ひいては抱きかかえられてラブホテルに連れて行かれそうになったりすることがある。そして回りの日本人はそれを目撃しても被害者が白人女性だと完全無視して警察も呼んでくれない、なんて話はよくきく。
    日本人男性が白人女性を性の対象としてしか見ず、失礼な態度でナンパばかりしていれば、白人女性が見知らぬ日本人男性を警戒するのは当然。日本人男性が話かけても睨み返されるのは彼女たちのそういう体験が過去にあるからなのではないだろうか?

それからもうひとつ、日本に居るアメリカ人が日本の悪口ばかりを言っているという件。実はこれは別に今に始まったことではない。私が子供の頃、東京の丸の内のビジネス街あたりで、アロハシャツにバミューダショーツの出で立ちで、頭には麦わら帽子を被った白人の中年男が、通りをへだてた所に居た別の同じような恰好の白人に声をかけた。「ヘイ、ジョージ!何買ってんだ?」みたいなことをいったんだろうと思う。昔はアメリカからハワイ経由で日本に来るアメリカ人が多かったので、多分ハワイで2〜3日観光した後その気持ちを引きずって日本に来たのだろう。そういう人の多くが日本人の店員に英語で話しかけて通じないと、「英語の解る奴はいないのか?」と怒鳴り散らしたりしていた。私は子供心に「なんてアメリカ人て行儀が悪いんだろう」と思ったものである。
でも、それを言うなら1970年代中頃に土地成金になって海外旅行を始めた日本人も行儀が悪いという点では結構悪名高かった。海外駐在になった日本人ビジネスマンやその細君らが、仲間が集まればアメリカ人の悪口で花が咲くなんてことはしょっちゅうだった。今でもそういうことはあると思う。
私自身は、自分を受け入れてくれたホストカントリーの悪口を言うべきではないと思うが、外国に住んでいれば自国が懐かしいこともあるし、ホストカントリーをきちんと理解できずに苦情をいうこともある。ま、いってみれば外国人の愚痴みたいなものなので、そう真剣に批難すことでもない。外国で暮らすということはなかなか難しいこともあるのでね。
ただ、何年もその国に住んでいながらその国の悪口ばかりいい、ホストカントリーに自国の習慣を押し付けようという輩にはうんざりする。そんなに嫌なら帰れ!と言いたくもなる。
この次はNさんのコメントの本筋に触れようと思う。今回はちょっと気になったことだけ感想を書かせてもらった。


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カリフォルニアのトイレ法は女性差別だ!

常識では信じられないことがカリフォルニア州を含めアメリカの各地で起きている。その名もトイレ法(バスルームビル)。これは性同一傷害者が自分が同調する性の施設を自由に使うことが出来るというもの。特に女装趣味や性転換手術を受けていなくても、自分は女性だと感じていると主張しさえすれば、どうみても男にしか見えない男子でも女子トイレのみならず女子シャワー室や更衣室に自由に出入りすることが出来るというものである。しかも常に自分は女性だと意識していないくても、一時的に女性と感じると主張しさえすれば何時でも女子施設を使うことが可能となる。
同性愛運動家たちの表向きの理論は、性同一障害者が差別されないため、というきれいごとだが、実際にこんなことが実施されれば、女子生徒の裸を見たいという男子生徒らが女子シャワー室に入り込む可能性は大である。何時なんどき男子が入って来るか解らないシャワー室や更衣室で女子学生達は安心して着替え等できるはずがない。
女子施設の使用はなにも男子生徒のみとは限らない。男性職員や学校を訪問中の大人の男性も女子施設の使用が可能となる。ということは女児のシャワー室や更衣室で中年の変態男が素っ裸で歩き回っても親たちは学校に文句を言えないのである。こんなところに親たちは安心して子供たち預けられるだろうか?
女子トイレを男子が使えるというだけでなく、この法律にはもっと深刻で危険な項目が含まれている。それは自分が同調する性のスポーツに参加することが出来るというもの。性転換手術を受けていない普通の身体の男でも女性スポーツに参加できるのである!
誰が何と言おうと男子と女子とでは身体のつくりが違う。男子のほうが圧倒的に筋力がある。これまで女子と男子が別々のスポーツ競技を行って来たのも女子と男子ではその能力に差があり過ぎて比べ物にならないからである。
にもかかわらず、自分が女子だと言い張る男子を女子スポーツに参加させるとなってくると、女子生徒にとっては非常に危険な状況が生じる。ゴルフや陸上のような個人競技ならまだしもだが、サッカーやバスケットのようなグループ競技、特に柔道やレスリングのような格闘技となってくると、これはもう女子にとって命に拘る危険が生じる。どんなに強い女性でも同じように訓練した男性に勝てるはずはない。いや勝ち負けのことより大怪我をする可能性は大であり、これはヘビー級とライト級のボクサーを同じリンクに上げるのと全く変りがない。
トイレ法は女子にとって精神的にも肉体的にも非常に危険な法律であり、明らかな女性差別法である。
このような明らかな女子迫害法についてフェミニストたちから異論は出ない。今さら驚かないけどね。


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慈善活動ボランティアのイギリス女性二人、モスラム過激派に硫酸をかけられる

アフリカのズィンズィバー島の孤児院でボランティア活動をしていた二人のイギリス人女子学生がバイクに乗った暴徒によって硫酸をかけられるという残酷な事件で、ロンドンの病院に入院した二人の容態は良好とのことだ。
襲われた二人のティーンエージャーは、カーティー・トループとケイティー・ギーで二人とも18歳。二人は高校から大学に進学するまでの一ヶ月間の休み中にズィンズィバーの孤児院で慈善活動をしていた。道を歩いていた二人はバイクに乗った二人の男から頭から大量の硫酸をぶっかけられた。二人は近所のカフェに走り込みトイレで水を浴び、近くの海に飛び込むなどして硫酸を出来る限り洗い落とした。カフェにいた人たちの話では二人とも体中硫酸に覆われていたという。
犯行はズィンズィバーのイスラム化を望むUamsho と呼ばれるイスラム過激派グループの仕業とみられている。グループは去年の11月の穏健派イマームへの硫酸攻撃やカトリック牧師の殺人事件にも関連があると見られている。
確かイギリスでもビクトリアシークレットの店員が帰宅途中の道でブルカを着た何者かによって硫酸をかけられるという事件があった。気に入らない人間(特に若くて美しい女性)に硫酸をぶっかけるのが最近のイスラム過激派のやり方になっているようだ。
幸いにして被害後の二人の処置が適切だったせいか、二人の傷はそれほど深くないとのこと。全治回復するだろうとのことだ。まったくそう願いたい。まだ18歳で顔や身体をめちゃくちゃにされてはたまらない。
どうしてイスラム過激派のやりかたはこうも野蛮で残酷なのだろう?こんなことをしてどうやって布教を広めることが出来るのだ?何故キリスト教やユダヤ教のように慈善活動をして地元の人々を助けながら信者を増やして行く布教をしないのだろう?なぜ他宗教の人間を傷つけ殺し地元民の恐怖を煽って嫌がる市民に宗教を強制することしか考えられないのか?
ズィンズィバー島の人々がこんな野蛮で残酷な宗教を拒絶することを望むものである。


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意外に多い、いい加減な診断で性転換手術を受けて後悔する患者達

この間、自分を男子と思っている中学生女子生徒と学校側との訴訟について書いた時に、性同一性障害の実態について色々と検索していた際、男性から女性への性転換手術をしたことを後悔している男性達の告白サイトを日本語でも英語でも多数発見した。彼らの告白を読むに付け、私が常々感じていた性同一障害の治療を即「性適合手術」に結びつけることの悪を改めて確認することとなった。

ずいぶん以前に男から女への性転換手術をした人たちの話を何かのドキュメンタリーで観た事がある。その番組によると、性転換には時間がかかり、色々な段階をふまなければならないとあった。先ずは患者が本当に性同一性障害であるかどうかの精神診断がされ、女性ホルモン投与が適切な治療法であるかどうかが吟味される。患者は手術前に少なくとも一年間女性として暮らす、そしてそれで絶対に女性になりたいという願望が失せない人のみ手術を受けることが出来る、というものだった。

ところが、私が読んだ数々のサイトでは、金儲け主義で性転換手術を行う病院がいくらもあり、カウンセリングもいい加減で、本人が「自分は女性であるべきだと思う」と言っただけで即女性ホルモンを大量に処方したり、「一年間女性として暮らした」と本人が言いさえすれば、その確認もなしに簡単に手術を許可する医者がいくらでもいるということを知った。これはアメリカでも日本でも程度の差こそあれ事情は同じようである。

それで実際には複雑な精神病に苦しむ患者が自分は性同一性障害者だと錯覚し性転換さえすれば自分は幸せになれると思い込み極端で取り返しのつかない去勢手術に及び、女性ホルモンや手術の後遺症及び精神的な打撃に苦しむという悲劇が多く生じているのだ。

男性/女性に生まれた人が、自分は異性であると実際に知ることは不可能だ。男と女は単に性器の形が違うというだけではない。どれほど女っぽい/男っぽい人でも実際の異性とは違う。男女の違いは肉体の違いはもとより思考回路や感情移入なども全く異なるのだ。どれだけ自分は異性と同調できると感じても、異性であることの本当の意味など誰にもわからない。きちんとした精神科医ならば、自分が異性であると感じる人々の根本的な問題に取り組むであろうし、安易に取り返しのつかない性転換手術など勧めるはずはない。

悲劇なのは、どう見ても女性には見えないような普通の男性が、特に40過ぎの中年男性が突然女性になりたいといって性転換手術を受けてしまう例だ。まだどっちつかずの未成年の頃からホルモン剤投与を行えば、男性でも女性に見えるように変化することは可能かもしれない。(それにしても異性ホルモンを長年摂取することの弊害ははっきりしない。)だが40過ぎまでごく普通の男性として生きてきた人間がちょっとやそっとホルモン剤を摂取したり去勢した程度で普通の女性に見えるような変身など出来るはずがない。結局去勢されただけの変態人間として余命を過ごさなければならなくなる。

そのようなことをすれば、安定した職を失い妻子にも見放され親兄弟からも敬遠されるという悲劇を招くことになる。そうやって孤独に追い込まれて自殺する人も少なくないようだ。

最近はメディアや同性愛活動家が煽って、性同一障害患者の妄想に迎合する傾向があるが、本当にこういう精神病を患う人のことを思うのであれば、きちんとした精神カウンセリングを重視するべきである。精神障害者の妄想に迎合することは患者の健康にかえって悪影響を及ぼす。

もっとも左翼連中の本当の目的は変態者を増やすことにあるから、ごく普通の市民に変態者への迎合を強制するのも理解できるというものである。


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オバマ政権、性同一性障害の女子生徒を男子扱いせよと学校に圧力をかける

身体的には女子なのに自分は男子だと主張する、いわゆる性同一性障害の女子生徒が修学旅行の際に男子生徒と別室になったことに異議を唱えて、女子生徒の親が性差別を主張して学校側を訴えている訴訟において、オバマ政権はこの女子生徒を男子生徒として扱うよう学校に圧力をかけているという。
オバマ政権の司法省は過去二年にわたりカリフォルニア州にあるアーケディア市教育委員会に対し、性同一性障害の女子生徒に男子専門の施設を使わよと命じ、そうしないことは性別のステレオタイプに従わない生徒に対する性差別だと圧力をかけている。
そして司法省はさらにもって生まれた性とは異性と主張する生徒に対し、学校区が男子施設使用の許可を与えるだけでなく、生徒が望むのであればプライベートな施設も提供すべきだとしている。
オバマ政権には常識が通じないらしい。
ここで少し疑問に思うことがあるのだが、性同一性障害というのはいったい何なのだろうかと思い、色々調べてみたところ、これは精神病の一種であるらしいことがわかった。もって生まれた医学的な性別と自分の精神的な性別が一致しないという障害であるが、もしこれが本当に精神病であるならば、正しい対応はその障害に迎合するのではなく、障害そのものを治療することにあるはずだ。自分を男子を錯覚している女子を男子として扱うなど以ての外である。それを両親が率先して学校に要求するなど親としてあるまじき態度である。
私が思うに、この女子生徒は本当は学校で男子生徒と同じ施設を使いたいなどとは思っていないはずだ。彼女は自分が他の女の子たちと比べ男っぽいことに悩んでいるはずで、学校で自分だけが特別扱いされることなど望んでいるはずはない。思春期の女子である我が子に男子と同じ更衣室やシャワールームを使わせろなどと本気で求める親はわが子のことより自分らの変態的政治思想を重んじているとしか思えない。
ところで性同一性障害と診断されて、性転換手術まで受けたにもかかわらず、後悔している人たちが結構いるということを知ったので、そのことについては次回改めて書きたいと思う。


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強姦の被害者が罰せられる国,アラブ首長国連邦の野蛮な法律

今日のニュースでUAE(アラブ首長国連邦)のドバイでノルウェー人の女性が強姦の被害を警察に届けたところ、結婚外性交渉をした罪で16ヶ月の禁固刑を言い渡されるという記事を読んで、ああ、またかと思ってしまった。

以前にもオーストラリアの女性が自分が働くドバイのホテルで同僚数人に睡眠薬を飲まされた挙句に集団強姦され、肋骨を折るほどの重傷を負ったにもかかわらず、被害を警察に届けたところ、やはり結外性交渉をした罪で10ヶ月の禁固刑にしょされ、恩赦で8ヶ月で釈放されたという事件や、お酒を飲んだ帰りに三人の地元男性に誘拐され数時間に渡って集団暴行にあったイギリス女性が、許可なしに飲酒した罪に問われ罰金を要求されたというを読んだことがある。(幸いにして警察は彼女が強姦された話を信じなかったため、彼女は結婚外性交渉の罪には問われなかった。)

UAEは国際的なビジネスで栄えており、ドバイには近代的なビジネス街が立ち並び、ホテルやバーなども西洋風で外国人の居住者の数が地元民を上回るという。それで外国人、特に西洋人たちは、ドバイの法律が自分らの国の法律と同じようなものだと勘違いするケースが多く、UAEの法律が回教によって仕切られているという事実に無知な人が多いのだ。

はっきり言って、イラク戦争以来、イスラム教の男尊女卑な女性にたいして非常に理不尽な法律について無知な西洋人が多いということのほうが私には不思議なのだが、外国へ行くならその土地のことを多少は知った上で行くのが訪問者としての責任だ。

強姦された女性が反対に罪に問われて禁固刑になるような国では被害者は泣き寝入りをせざる終えない。イスラム教の法律では強姦はイスラム教徒の男性4人の証言がなければ強姦としては認められないというばかげたしきたりがある。それを重々承知の地元男性はそういう事情を知らない隙だらけの外国人女性を食い物にしているのである。表沙汰にならないだけで、いったいこれまでどれだけの外国人女性が集団暴行の犠牲になってきたかわからない。もし女性たちが今でもUAEに住んでいるとしたら、彼女たちが真実を語ることは不可能である。

私は外国人女性はどんな事情があってもドバイへ行くべきではないと思う。一人で行動していなくても、泊まっているホテルの従業員から案内のガイドや一緒に働く同僚やバスやタクシーの運転手らから襲われる例が後を絶たないからである。

私が読んだ何件かの事件でも、加害者が被害者と顔見知りであるとか、ホテルのバーなどで隣通しになった人などから睡眠薬を飲まされた上に集団強姦されるというのが多い。以前のオーストラリア人女性の場合は、自分の勤めるホテルのバーでお酒を飲んでいたところに同僚が話しかけてきて知らないうちに薬を盛られたと言っているし、今回のノルウェー人の女性も出張中のドバイで同僚とお酒を飲んだ際に薬を盛られて強姦されたと語っている。イギリス人女性の場合はちょっと事情が違うが、彼女はバーにいた男性に薬をもられた言っている。

以前にアメリカの女性兵士がバスの運転手に襲われた事件では、兵士が反対に運転手を素手で取り押さえて警察に突き出すというハッピーエンドで済んだが、彼女が兵士ではないか弱い女性だったらどういうことになっていたのか、結末は容易に想像がつく。またUAEのホテルのプールで水着姿で涼んでいた西洋人女性記者がホテル従業員に強姦されたという事件もあった。

いい加減我々は学ぶべきだ。イスラム諸国では文明社会の常識は通用しない。我々が普通と思う法や規律は存在しないのである。そんな国に経済的な機会があるからといって外国人女性がのこのこ行ってはいけないのである。それを承知であえて行くというのであれば、それなりの対策を整えた上で行ってほしい。それにしたってどれだけ安全なのかわからないが。
私は絶対に行かないからね!

アップデート:この記事を読んだ翌日の7月22日、この女性は宮廷から恩赦をもらい無事にノルウェーに帰国することになった。多分国際社会からの批難を受けて国の評判に拘ると恩赦にしたのかもしれない。ま、この件はそれで済んだかもしれないが、UAEは犠牲者を罰する法律を見直すべきである。


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荒れるエジプトでまたも西側女性記者が集団強姦に遭う

一年前にモスラム同胞隊の代表として「民主投票」で選ばれたモルシ大統領の辞任を要求してここ数日大型デモがおきているが、二年前にアメリカの女性記者ララ・ローガンが集団暴行された同じタルヒール広場で今度はオランダ人女性記者が集団暴行にあうという事件がおきた。記事によると被害にあったのはディナ・ザカリアさん22歳で、エジプト25ニュースの記者。タヒリール広場で取材中に五人の男から暴行され、手術を受けるほどの重傷を負ったとある。
またかよ、だから女性記者(特に白人のうら若き女性)をエジプトへ行かせるなと何度も書いてるじゃないかあ、、、といい加減あきれかえっているのはカカシだけではない。保守派コラムニストのデビー・シュラセルなる女性も「強姦されたオランダ人記者に流す涙なし」とかなりキツい事を書いている。
シュラセルはエジプトに取材にいく西側の女性記者たちはこぞってリベラルで、エジプトやアラブ諸国でおきている動乱をナイーブに自由を求める市民運動か共産主義革命か何かと思い込んで反政府側を応援する気持ちで行っている人が多いと言う。二年前に被害にあったララ・ローガンしかり、その後に続いて被害にあった数人の西側女性記者たちしかりである。そして今回のディナ・ザカリアもそうに違いないとシュラセルはいう。

強姦されたオランダ人記者に流す涙なんかないわ。彼女もイスラムの民主主義抗議者たちを応援していたに違いないもの。彼らの多くがモスラム同胞団のモルシに投票しておいて、今になって抗議デモをやっているのよ。なぜならモルシ並びに彼が率いる党が彼らが思ったような党じゃなかったから。驚きよね!
私は女性のことを家畜以下のセックスおもちゃくらいにしか思ってないようなイスラム圏の国々に出かけて行って、彼らが西洋の紳士みたいに振る舞うとおもってる記者がどうなったって知ったこっちゃないわ。そんなことを期待してエジプトなんかに行って、モスレムの革命派を応援してそんな目にあったからって一滴の涙も出ないわ。強姦された西洋人の女たちはリベラル妄想を持って自分らが神の仕事でもしてるかのように野蛮人を応援し、その野蛮人を民主主義者だと思い込んでる。でも奴らは民主主義者なんかじゃないただの野蛮人なのよ。そういう「民主主義者」によって人々が「解放される」っての?わらっちゃうわ。

シュラセルは名前から言ってユダヤ系。文章からもかなり信心深いユダヤ教徒をおもわせる。だから彼女のモスラムに対する嫌悪感は理解できる。
だが、エジプトで暴行を受けている女性は何も能天気な西側女性記者に限らない。本日の新聞によると、地元女性への暴行もひどい勢いで頻発しており、ここ4日間の間でわかっているだけでも何と91件もの婦女暴行事件が起きている。しかもこれらの暴行は非常に暴力的な集団強姦で、一人の女性に何十人ひどい時には100人近い野郎どもが数十分から一時間半に渡り素手のみならず刃物や鞭やこん棒などを使って女体を虐待しまくるという恐ろしい攻撃である。暴行を受けた女性達は手術を要する重傷を負う事も稀ではない。また、これらの女性達の救出に当たったボランティアの人々も暴徒から凶器で攻撃を受けるのはごく普通である。
シュラセルはホスニ・ムバラクが大統領だった時代にはこんなことは起きなかったと言う。確かにムバラクは独裁者だったが、軍隊や警察の忠誠心を握っていたので普通の犯罪は厳しく取り締まられていた。ところが今は治安維持にあたるはずの警察も軍隊もモスレム同胞隊とうまくいっていない。そんな動乱のなかで女性への犯罪など野放し状態である。
エジプトの事態は悪化の一方をたどっている。モスレム同胞のモースィ大統領を支持したオバマの手先と見られているエジプト大使(女性)の身の安全が気遣われる今日この頃である。


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左翼圧力に負けた! ゲイメンバーの入会を認めたボーイスカウト

小学校三年生の時、時期外れの大雪が降った。父は早朝から興奮して私と妹を起こし、外に出て雪だるまを作った。よく作れたので母がカメラを持ち出して父と妹と私と雪だるまを一緒に写真に撮ってくれた。その時カカシの同級生のミキオ君が恰好いいボーイスカウトのユニフォームで颯爽と現れ、「大雪で線路が塞がっているので学校は休みだよ」と教えてくれた。ボーイスカウトのメンバーだったミキオ君はボランティアとして近所中に学校閉鎖の情報を触れ回っていたのである。
ミキオ君はカカシの初恋の人だった。小学校で一年から三年まで一緒で、家が近かったのでよく一緒に通学していた。学校帰りの公園でブランコに乗りながらミキオ君は「カカシちゃんとずっとこうしていたいなあ。」といった。カカシも「私もミキオ君が大好き」と答えたものだ。ミキオ君は栄養不足でしょっちゅう青鼻をたらしていたけど、ボーイスカウトのユニフォームを着た時のミキオ君は格好よかったなあ。
アメリカのボーイスカウトは大部以前から同性愛者の入会を認めろと強い圧力にかけられていた。しかしキリスト教の教えをモットーとしている同協会としては同性愛者を認めるとことは会の信念に拘ることとしてずっと抵抗してきた。だが遂にボーイスカウトはその圧力に負けて同性愛者の入会を許可すると決定した。悲しい日である。
カカシとミスター苺は長年ボーイスカウトに献金してきたが、献金用の封筒が届く度に「リベラルの圧力に負けるなよ!」と書いて小切手を送って来た。だが、今回の決定によって今後我々がボーイスカウトへの献金をすることはない。
何故なにもかもがゲイアジェンダに乗っ取られなければならないのだ?
何故善良な信心深い国民の教えが変態達によって歪曲されなければならないのだ?
トランスジェンダーとかいって去勢して女性ホルモン投入しただけの変態男たちが女性スポーツに侵略して来たり、自分が男か女かわからないという精神病患者のために変態男どもに女子トイレやシャワー室が侵略されたり、いったい常識はどこへいってしまったのだ?
ボーイスカウトにゲイを入会させよと唱えた人間たちの最終目的がボーイスカウトの寛容を求めるものだなどと考えるのはナイーブ過ぎる。奴らの本当の目的は伝統的な宗教団体の破壊である。ボーイスカウトにゲイが入会すればゲイのスカウトリーダーやマスターも認めざる負えなくなる。そうなればゲイスカウトリーダーによる子供達への性的いたずらなどへの訴訟が起こり、ボーイスカウトはその存在が脅かされるようになるのである。実際にゲイのスカウトリーダーによるわいせつ行為が起きるかどうかなど関係ない。自他ともに認めるゲイリーダーに対して少年達がわいせつ行為を受けたと訴えたらどのように弁護するのだ?そういう訴訟があちこちで起きれば、結局ボーイスカウトは訴訟によって破壊されるのである。
ゲイメンバー入会を強く求めたゲイアジェンダの奴らの最終目的はボーイスカウト破壊にあるのだ。それが何故ボーイスカウト幹部は理解できないのだ?
ゲイメンバーを認めたボーイスカウト。これはボーイスカウト終焉の始まりなのである。私にはボーイスカウトの息子はいない。だがボーイスカウトに息子達を託した多くの親達が今回の決定をどのように観るか、ボーイスカウトの終わりは近いとカカシは踏む。


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フェミニストなら怒るべき、トランスセクシャルを女性スポーツに参加させるな!

オリンピックでは、ドラッグ検査の他にセックスチェックという検査があった。外見は女性に見えても実際は男性である選手が女性競技に参加するのを防ぐためである。共産圏の選手達は女性が男性ホルモンを摂取して男か女かわからないような選手が多かったので、去勢を受けた男性が女性と偽って女性競技に参加したりしては不公平という理屈だったのだ。ところがそのオリンピック協会が2011年から女性ホルモン治療を二年以上受けて来たトランスジェンダーによる異性競技への参加を認めた。最近では格闘技にすらトランスセクシャル男が女性として参加し話題を呼んでいる。

女性のMMA(格闘技)の選手として颯爽と現れたフォルン・フォックスは、実は男に生まれ整形手術をしていた所謂トランスセクシャル男性であることが暴露された。常識ある世界ならこんな男は詐欺師としてMMA協会から追放されてしかるべきだが、今やリベラルが牛耳るアメリカではフォックスを女性として競技に参加させるだけでなく、それを批判したMatt Mitrioneという男性MMA選手を反対に罰するというまったくハチャメチャな状態が起きているのだ。

トランスセクシャル男性を女性競技に参加されるというのは、女性競技への攻撃であり、女性への冒涜である。男性競技者としてはそこそこの男でも、「性転換手術」を受けて外見だけ女に見えるようにすれば女性プロスポーツで花形選手になれるというなら、いずれ女性スポーツはトランスセクシャルに乗っ取られてしまい、女性スポーツそのものが破壊されるだろう。

実際に自分は女だと思っている性同一性障害とかいう精神病を患ってなどいなくても、整形手術を受けることで富や名声が得られると考える男性が「性転換手術」を受ける可能性は多いにある。いや可能性どころか、タイなどでは特に同性愛者でも性同一性障害者でもない普通の少年が売春のために性転換手術を受けることが横行している。

最近カリフォルニアでは、小中高学校の女子トイレや女子更衣室などに性同一傷害を持つ男子生徒の使用を許可すべきという信じられない法案が提案されており、リベラルしか居ないカリフォルニアの議会では、この法案が通りそうである。

自分は女性だと言い張って女子トイレや女子シャワー室を使用するようなティーンエージャーがいるだろうかと不思議に思うかもしれないが、別に性同一性障害者だと証明する義務は課されていないので、男子生徒が集団で女子更衣室に居座っても女子生徒には文句をいう権利がない。はっきりいって年頃の娘達が男性がたむろするトイレやシャワー室を使うとは思えないので、こんな法律は事実上女子専用トイレやシャワー室をなくすのとおなじであり、完全な女子差別であり、ひどいセクハラである。差別をなくす目的としながら、実際には女子生徒を差別する皮肉な法律なのである。

もっとも法案を出した政治家達の目的はトランスやバイやホモセクシャル生徒達への差別を減らすことにあるのではなく、一般常識や道徳観念の破壊にある。そのために女性が犠牲になることなど何とも思わないのである。

はっきり言って、このあからさまな女性への暴行に対しフェミニスト達が沈黙していることが私には理解出来ない。トランスセクシャルや性同一性障害者への特別扱いで一番の犠牲になるのは一般女性達なのだ。フェミニスト達は声を揃えてこの理不尽な方針に抗議すべきである。

トランスセクシャル男性は女性ではない。普通のスポーツ競技ではホルモン剤などの筋肉増幅剤を摂取してはいけないことになっているが、フォックスが女性としての外見を保つためには女性ホルモンを摂取する必要がある。話によると女性ホルモンを摂取している限りトランスセクシャル男性は男性筋肉を失い女性と同等の筋力になるというが、そのような医学的調査は全くされていない。

整形外科医のジョニー・ベンジャミン医師はオリンピック協会のガイドラインは医学に基づくものではなく、単なる政治的圧力に負けた協会の方針であると語る。

ドクター・ベンジャミンによると、男女の筋力や骨格の違いは思春期後に極端な差が出るため、大人になってからの整形手術やホルモン投入が医学的な男性を女性にするという事実はない。女性ホルモン治療を受けた男性の骨や筋肉がどのように変化するのかという調査もされていない。トランスセクシャル男性の競技選手が女性選手よりどのくらい有利な立場にあるのか、きちんとした医学的調査は存在しないのである。そういう調査が存在しない以上、トランスセクシャル男性選手は女性選手として扱われるべきではないとドクターベンジャミンは主張する。

「私が言いたいのは、我々には充分な知識がないのです。充分な医学的情報がない以上、安全を先決させるべきです。それがきちんとわかるまでは私は支持できません。どのような危険が伴うのかわからないからです。」

私が女性選手だったなら、政治的に正しいとかなんとかいうことより男性と格闘するという危険性について考えるだろう。すでにMMAの女性選手の何人かはフォックスとの試合は安全性の立場から拒否すると公言している。すべての女性選手がフォックスとの試合を拒否しなければこのような方針はずっと続くだろう。


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「妊娠男」離婚を求めて最高裁に訴訟を求める

2008年に性転換後に妊娠出産した男性として話題になったトーマス・ビーティー氏が、今度は離婚を巡って話題を起こしている。この話はカカシも2008年当時取り上げている。

ここ数日「男性が妊娠した、奇跡だ」という話題が持ち上がって大騒ぎになっていたので、いったい何のことなんだろうと不思議に思っていたら、何のことはない、性器整形手術とホルモン治療で外見が男に見えるようになったというだけの、生物学的には女性が妊娠したという話。奇跡でもなんでもないではないか。(略)私は性器整形をしただけで生物学的に全くなんの変化も遂げていない女性を「男性」と呼ぶのには非常な抵抗がある。見かけがどうあれ、彼女はいまでも女性なのだ。しかも、子供を生むという女性として最高の役割をあきらめていない人が自分を男だなど呼ぶのは矛盾も甚だしい

ビーティーは乳房摘出手術をし男性ホルモン治療を受けて多少あごひげが生えていたりもし外見は男に見えないくもない。だが、子供を生むために子宮は保存し、子宮摘出手術を受けて妊娠不可能だった「妻」に代わって、2008年の最初の出産に続いて人工授精で3人の子供を出産した。

しかし「結婚」9年後の今、ハワイで一緒になった二人の関係は破局。アリゾナで離婚訴訟を起こした。しかしアリゾナ法廷は、ビーティーは生物学的に女性であり、同性結婚を認めていないアリゾナ州においては同性結婚の離婚は認められないとしてビーティーの訴訟を棄却した。自分の子供達を私生児にしたくないと感じたビーティーは、アリゾナ法廷の裁断を不服として最高裁に訴えている。

ビーティーの場合、彼女は自分は女性だとは考えていないので、彼女の結婚は同性結婚だったという意識はないのだろう。しかし、いくらなんでも三人もの子供を生んだ女性を男性として扱えというのは理不尽な話だ。

同性カップルの結合を結婚という形で認めることになれば、必然的にビーティー氏のような異質な「結婚/離婚」についてまともに考えなければならなくなる。
さて、2008年当時の記事を読んでみると、

うっすらとあご髭を生やしたビーティーさんは、子供をもうけたいと思うのは性を超えた人としての欲求であり、当然自分にも血のつながった子供をもうける権利があると訴えた。

とある。だが、女性として生まれ、きちんと女性機能を持っている彼女にとって、子供を生みたいという欲求があるのは当然のことで、その同じ欲求が男性にもあるかなんてことは、生物学的に女性である彼女にわかるはずはない。彼女の子供を生みたいという強い欲求はそれは「性を超えたひととしての欲求」からではなく、単に彼女の女性としての母性本能からくるものではないのか。自分が女性であることを忌み嫌って乳房どころか健康な子宮もとってしまうというならまだ話はわかるが、女性と男性を決定的に分ける妊娠出産という欲望と機能を保った彼女が、自分は男性だと主張するのは矛盾に満ちている。

彼女自身の矛盾に満ちた自己の確立は彼女個人の問題であり我々には関係がない。だが、その矛盾を正当なものとして社会に認めろとなってくると話は別である。なぜ我々一般人が彼女の変質的な欲望につき合わなければならないのか。

問題なのは、同性婚という例外を社会が公式に認めた場合、別の形の結合も結婚として認めなければならないとなってくるのは自然の成り行きである。ひとつでも例外を認めれば他の例外も考慮しなければならなくなる。だが、そうやって例外をいくつも受け入れてしまえば、結婚制度そのものの価値が失われる。何でもありは何にもないのと同じだからである。

ビーティーのような判例が普通に議論されるようになるのも、同性結婚が真剣に吟味されることにより、いかに我々の社会が乱れて来ているかという証拠である。


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