惨殺現場のテキサス州フォートフッド陸軍基地、テロリストを講師に招く

オバマ王政権下では、道理が逆さまだ。このあいだ民間人1人を含む12人がイスラム教テロリストによって惨殺されたテキサス州はフォートフッドの陸軍基地に、イスラム教について理解を仰ぐ講義をすべく、ルーエイ・サフィ(Louay Safi)なる男が講師として招かれることになった。
これがイスラム教テロリストの危険性についての講義であるなら話はわかるが、その内容はイスラム教徒へのバックラッシュが起きないように、イスラム教の良さを説く講義だというのだから呆れて物が言えない。
イスラム教圏の国で、狂ったキリスト教徒が「イエスは偉大だ、神のご加護を!」などといいながら地元イスラム教徒を惨殺したらどういうことになっていたか、子供でも想像できる。もうその日のうちに地元の若者が町に繰り出して、外国人街が焼き討ちにあっていたことは間違いない。そこに住んでいる人々はキリスト教徒であろうとなかろうとおかまい無しに無差別にリンチにあっただろう。
だがアメリカでは、この事件の仕返しとしてイスラム教徒がひとりとして殺されたという事実はない。同基地内に勤めるイスラム教兵士からですら、特に差別を受けたという訴えは出ていない。アメリカ国内ではイスラム教テロリストがアメリカ人を殺しても、イスラム教に対するバックラッシュなど全く起きないのである。
それをいうなら、3000人からのアメリカ人がイスラム教テロリストに殺された911事件直後ですら、アメリカでは「イスラム教徒は皆殺しにしろ〜!」などという暴徒が街に繰り出して暴動を起こすなどということは全く起きなかった。アメリカ各地にあるイスラム教聖廟もどれひとつ焼かれることはなかった。
それなのに、過激派イスラムテロリストの犠牲になったフォートフッドで、イスラム教に理解を求める講義など、何故必要なのだ?
しかもこのサフィなる男、イスラム教の学者でもなんでもない、それどころかモスラムブラザーフッドというテロ軍団と深いつながりのあるテロリストなのである! 
サフィは北米イスラミックソサエティ(the Islamic Society of North America [ISNA])という団体の幹部であり、国際イスラミック研究所(IIIT)の研究所長も勤める。
ISNAはシリアのテロ軍団ハマスに何百万ドルという資金を送ったとして有罪になったホーリーランド基金と並んで、罪には問われなかったが凶暴したと名指しされた団体である。 ISNAはモスラムブラザーフッドというエジプト発祥のテロ軍団のアメリカ支部であり、北米のイスラム教徒らによって、シャリアの厳しい戒律を北米に根付かせる目的で1981年に設立された。くわしいことがナショナルレビューのコーナー欄に記載されているので、そこを参照にした。ブラザーフッドの欧米に根を下ろしシャリアで欧米を征服する目的は今も変わらず活発に勧められている。ブラザーフッドの宗教案内役のユセフ・アルカラダーウィ師は2004年に、イスラム教徒に対し、『アフガニスタンに駐留のアメリカ軍を攻撃し、アメリカ及びヨーロッパ征服をめざす』というファトワ(命令)を発令している。
1981年に同時に設立されたIIITは、サウジ資金のシンクタンクで、その目的は「知識のイスラム化」である。ひらたくいえば、世界の歴史をイスラム教徒に都合のいいように書き換えることだ。数年前IIITは、どうたぶらかしたのか、自分たちがイスラム教専門家としてアメリカ軍に軍の公式相談組織となることを承諾させてしまった。 その結果アブドラーマン・アラマウディなる男がアメリカ軍の公式モスラム司教として任命された。後にアラマウディはテロリストとして有罪になり23年間の禁固を言い渡された。
サフィは2002〜3年に「サファグループ」という団体と深い関係があった。サファグループは一度も犯罪団体として罪を問われたことはないが、テロ軍団の看板団体として多額の金を動かす活動に加わっていたと疑いをもたれている。サフィはまた、1995年に凶暴なテロ軍団パレスチナイスラミックジハードの元リーダーのサミ・アルアリアンと密会しているところをFBI に盗聴されたこともある。その時の話題はクリントン大統領のテロ軍団への資金援助禁止命令がどのようにテロ軍団に影響を与えるかというものだった。後にアルアリアンはテロリスト幇助の罪で有罪になっている。
同胞を12人も目の前で殺されたフォートフッドの陸軍兵たちは、アフガニスタン出動を控えて、このようなテロリストからイスラム教徒を差別しないように理解を示せなどとお説教を受けるというのである。こんな屈辱的な行為をアメリカ軍総司令官のオバマ王は許すのか?
いや、許すも何もオバマ王みずからが推薦したのであろうことは間違いない。
いったいオバマ王はどこの国の大統領のつもりだ? これがイスラムテロリストと闘う軍隊の総司令官がやることか?
私はオバマ王がイスラム教徒ではないのかという一部の保守はの疑いには納得してこなかった。だが、こう面と向かってイスラム過激派思想を押し付けられると、オバマ王の動機を疑わざる負えなくなる。


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すっきりしないオバマ王のアフガニスタン増兵作戦

昨日、カリフォルニア時間で午後5時、オバマ王が数ヶ月間のろのろして決断を避けていたアフガニスタン政策について、やっと思い腰をあげてウエストポイント陸軍士官学校で演説を行った。下記はCNNのニュースより

オバマ米大統領、アフガン新戦略発表

大統領は、イスラム強硬派タリバーンが勢いを増し、国際テロ組織アルカイダが国境地帯に依然潜伏していると指摘。アフガン治安部隊の訓練などに必要な全面的支持を欠いている米軍の現状は維持できないと述べ、2010年夏までに3万人規模の米軍を「できるだけ早いペースで」追加増派する意向を表明した。
大統領はまた、北大西洋条約機構(NATO)加盟各国からの増派でアフガン治安部隊への権限移譲が加速されるとの認識を示し、2011年7月からの駐留米軍撤退開始を目指す方針をを明らかにした。大統領はアフガン治安部隊の長期的成功に向けて米国が助言や支援を継続すると述べる一方、「アフガン政府や国民が最終的に自国の責任を担う」と強調した。

オバマ王の演説は、私が帰宅した直後に始まったので、最初から聞いた。演説はブッシュを名指しで批判はしなかったものの、アフガニスタンの状況悪化は前政権がイラクにかまけてアフガニスタンをおざなりにして来たからだという、選挙運動時代から散々聞かされたブッシュ批判から始まった。その後やっとアフガニスタンに3万人増兵をするという話が始まったが、陸軍士官学生を前にしながら、何故今増兵が必要なのかということを、まるで戦争反対の集会に集まったリベラルにでも説明するかのようにいいわけがましくぐだぐだ言い出したので、カカシもミスター苺も演説中であるにも関わら思わずうたた寝してしまった!

私がこの演説によって聞きたかったことは、オバマ王がアフガニスタンに増兵する気があるのかどうかということよりも、増兵したとしてその増兵をアフガニスタンでどのように起用するのかということだった。マッククリスタル将軍が推薦したように、ペトラエウス将軍がイラクで起用し成功した対抵抗軍作戦(COIN, Counter Insurgency)を起用するのかどうか、そこが一番肝心な点だからだ。対抵抗軍作戦についてはここで書いているので参照されたし。

しかし、オバマ王の演説は非常に漠然としており、三万人の兵を送り込むという以外には、いったいこの増兵によって何を成し遂げようというのか、その具体的な計画は全く不明なままだった。それに加えてアフガニスタンでの戦争は18ヶ月で終了させると言い切ってしまう愚かさには呆れて物が言えなかった。

私がこの演説を聞いていて一番腹が立ったことは、オバマの口から「勝利」という言葉が一度も発せられなかった事だ。どうやって戦争を終わらせるかという「出口手段」ばかりが先走って、勝利作戦について全く触れられなかったのだ。

戦争をやるからには勝たねばならない。負ける戦争なら最初からやらないほうがよっぽどもましだ。勝つ気がないなら兵など送り込むな!

無理矢理観客として総司令官オバマの演説を聞かされた士官生達は、自らが数ヶ月後にアフガニスタンに出動しなければならない立場にある人たちだ。彼らにしたら、「出動するのはいいが、アフガニスタンで俺たちに何をやれっての?」という質問が最優先していたはず。にもかかわらずオバマ王からはそれに関する作戦の説明が全くない。

ミスター苺に言わせると、オバマ王にははっきりした演説が出来なかった理由があるのだという。オバマが頼りにしている基盤のリベラル派は戦争絶対反対派である。選挙運動中にオバマがイラクよりアフガニスタン戦争に専念すべきだと語っていた時も、リベラル派はオバマが本気でアフガニスタン戦争を拡大するなどとは夢にも見ていなかった。オバマの公約は単にブッシュのイラク戦争を批判するための詭弁であり、オバマが大統領になったら、イラクだろうとアフガニスタンだろうと、アメリカの軍事勝利などオバマが許すはずはないと暗黙の了解があったのだという。

だがオバマ王にとって問題なのは、リベラル派の支持だけでは次の選挙で勝つことは出来ないということだ。リベラル派の支持だけで次回の選挙に勝てるなら、オバマはアフガニスタンなど見捨てて今すぐ完全撤退をしたいところだ。しかし無所属の支持なくして再選はあり得ない。無所属派は必ずしも反戦ではない。いや、それどころか、アフガニスタンでは勝たなければならないというオバマの公約を正直に信じた人々が沢山いる。となると、オバマ王は自分の公約をおいそれと無視するわけにはいかないのである。

アフガニスタン戦争に勝つことはリベラル派が許さないが、何もしないで負けることは無所属が許さない。オバマが次の選挙で勝つにはリベラルも無所属も無視できない。つまり、アフガニスタンは勝っても負けてもいけない戦争なのである。

だから、オバマはアフガニスタンに増兵して一応戦争をしている体は保つが、マッククリスタル将軍の推薦を全面的に聞き入れてアフガニスタンで大勝利を収めることは避けなければならない。ブッシュ時代の作戦を単に拡大するだけで続行しておいて戦争に負ければ、負けたのはブッシュの政策であり自分の政策ではかったと何もかもブッシュのせいに出来るとでも考えているのだろう。無論ブッシュの政策がうまくいっていないと解った時点でどうして作戦変更をしなかったのだという疑問は残るわけだが、、

こういう時に、アメリカを守るという信念に欠ける大統領を持った国は悲劇だ。ブッシュ大統領は自分の人気や政治生命には興味がなかった。とにかくアメリカをテロリズムの脅威から守る事が出来さえすれば、自分の評判などどうなってもいいと思っていた。だからブッシュの戦争に関する演説には信念がこもっていた。聞いている兵士たちも「この男になら付いて行ける」という信頼感を持つことが出来た。

ブッシュの考えは間違っていたと思う人でも、ブッシュが心の底から自分の政策を信じていたことは疑いの余地はなかった。なんとか自分の政治生命を守ろうと二枚舌で国民を騙そうとしているオバマ王とは大違いだ。

私がアフガニスタンに出動する立場なら、自分がこの時代に生まれた不幸を恨むだろう。何故ブッシュ大統領の時に出動できなかったのだろうかと。あの時なら、たとえ死んだとしても、無駄死にだったとは思えない、愛する祖国を守るためだったと信じることが出来たはずだから。

だが、オバマ総司令官の下では、、、、


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スイス、イスラム聖廟尖塔建設は違法と決定

本日(11/29/2009)スイス市民は圧倒的多数で、イスラム聖廟尖塔建設は違法であるとし、今後尖塔建設は一切禁止することを確認した。
私は国民の宗教の自由は、どの政府も保証すべきであるとは考えるが、ことイスラム教に関しては複雑な気持ちである。それではまるでダブルスタンダードではないかと言われそうだが、不寛容な宗教を受け入れることは必ずしも寛容とは言えない。いや、むしろそれは不寛容の容認であり、ひいては不寛容を受け入れた社会そのものを不寛容な社会にしてしまう可能性があるからである。
例えば、自由民主主義の国で選挙を行う際、自分らが政権を握った暁にはその国を自分らだけの独裁一党政にし、他党の支持者は政治犯として裁き、自由市場も自由主義もすべて抹殺すると公約する政党が選挙で勝った場合、現政権がそのような政権に選挙で勝ったのだからと言って政権を譲渡するのは愚の骨頂である。
民主主義は自殺の手段であってはならないからだ。
他の宗教を認めず、他民族を弾圧もしくは抹殺せねばならないと信じている宗教の存在を国が認め、その宗教が多大なる権限を持つことを容認することは、自由主義国にとっては非常に危険な行為だ。
このブログでも何度となく紹介しているように、イスラム教移民が多く居るヨーロッパ諸国では、これらの国々の寛容性が仇となり、イスラム教過激派がヨーロッパ諸国を乗っ取りかねない状態となっている。スイスが他国のそんな状態を見て、今のうちに何か手を打っておかなければならないと思ったとしても理解できる。


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ホワイトハウス晩餐会に招かれざる客

感謝祭の料理で疲れてるので、今日はニュースのコピペのみ。

米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で24日に開かれたインドのマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相を歓迎する公式晩さん会に、招待されていない夫婦が紛れ込んでいた問題で、ホワイトハウスは27日、この夫妻がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に迎えられている写真を公表した。
 この「招かれざる客」は、バージニア州北部出身のマイケル・サラヒ(Michaele Salahi)氏と(Tareq)夫人。2人は地元リアリティー番組のスターで、当日は何重もの警備をすり抜けて晩さん会の会場に侵入したとみられる。
 写真の中でオバマ大統領は笑顔を浮かべてタレク夫人と握手している。大統領の隣にはシン首相も立っている。この写真は米CNNテレビも放送した。
 米大統領警護を担当するシークレットサービスのマーク・サリバン(Mark Sullivan)局長は「すべてわれわれの落ち度」と公式の陳謝を発表。シークレットサービスが失態を認める声明を発表するのは極めて異例なことだ。

しかし警備が甘いなあ。こんなんでテロと闘えるのかね。不安だ。


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左翼の女性虐待に耐えかねて保守派になった元フェミニストの告白

この間から私はサラ・ペイリンに向けられた左翼からの激しい攻撃について書いて来たが、それと関連して、左翼やリベラル連中のあまりの女性虐待に耐えかねて保守派に考えを変えた元フェミニストのエッセーを読んだので、そのエッセーを読みながら、左翼・リベラルの女性蔑視及び虐待について考えてみたい。
エッセーはAmerican Thinkerというブログでロビンというハンドルネームで書いているカリフォルニア州北部のキャンパスタウン、バークレー在住の心理セラピストの女性。若い女性の多くが、か弱い自分を男性からの強姦や性的虐待から守ってくれるのは民主党だという、間違った先入観をもっている。左翼・リベラルは自分たちの支持する民主党こそが少数派や女性の人権を守る政党なのであり、保守派や保守派が支持する共和党は人種差別や男女差別者のあつまりである、というメージをアメリカに植え付けることに成功してきた。主流メディアが民主党のメッセージを日がな夜がなら報道するのだから、男性からの暴力に怯える若い女性が民主党の甘い言葉に騙されるのも無理はないのかもしれない。
ロビンも大学時代からそういうふうに左翼リベラルに騙されて来た女性だった。
ロビン自身、薄々ではあるがリベラルの偽善には気がついていた。例えば、女性を虐待している男性はロナルド・レーガンのような男性ではなく、差別されているとされる少数民族であったり、フェミニスト運動で一緒に看板を持ってデモ行進に参加してくれたリベラル男性たちも、いざロビンがちんぴらに絡まれても守ってくれなかった。また、リベラル政策は女性を男性の虐待から守るどころか、男性の悪いそぎょうをかえって促進していることにも気がついていた。
その他にも、もっと早くリベラルの偽善をきちんと確認できるヒントはいくらでもあったとロビンは言う。バークレーで出会う極左翼・リベラルの男達は嫌な奴らばかりだったし、どの文化もそれぞれ値打ちがあるという都合のいい思想から、若い娘をおもちゃにするリベラル中年男の話を自分のところに相談にくる女性からいくつも聞かされていたからである。
しかし、ロビンは自分の選んだ政党が間違っているとは認めたくなかった。それで悪い面に気づきながらも見て見ぬ振りをしていたのだという。だが、その彼女でも我慢の出来ないことが起きた。
それは二年前、大統領選挙に出馬したヒラリー・クリントンにライバル側から向けられた執拗なまでの性的な嫌がらせ攻撃であった。

遂に私を目覚めさせたのは去年の初め頃、ヒラリー・クリントンとその支持者達に向けて発せられた「雌犬」「魔女」そして「化け物」といった言葉だった。私は現実に衝撃を受けた。汚らしい言葉使いは保守派から発せられたのではなく、リベラルの男女から発せられたものだったのだ。

保守派女性を長年やってれば、こんなことはショックでも何でもない。左翼・リベラルが女性の味方などではないことは、とうの昔からお見通しだ。保守派の女性達は、ヒラリーが攻撃されるずっと以前からもう何十年も自称フェミニストのリベラルどもからブログ紙面には書けないような侮辱を言われて来たのだ。
確か以前にもそんなことを書いた覚えがあったので、過去ログを探してみたら2007年4月に書いたこんなのがあった

女性ブロガーに性的な嫌がらせコメントを残すのは案外女性である場合が多いようだ。特に左翼女性による右翼女性への攻撃はえげつないものが多い。ドクターヘレンという保守派のブロガーが受けたという嫌がらせの内容をよんでいて、カカシは口をあんぐりとあけてしまった。なぜなら彼女が受けた嫌がらせは私が受けているものとそっくりだったからである。…
ドクターヘレンは左翼のフェミニストブログから、彼女のご主人が大学教授であることから、ミセス教授などと言われたという。女性を配偶者の職業を使って呼びかけるやり方は女性蔑視ではないのかとドクターヘレンは問いかける。そういえば、ミッシェル・マルキンも彼女のコメンタリーは白人の旦那さんが代わりに書いてやってるのではないかなどとコメントをする人がいた。また、私に対しても私の意見は主人の意見の受け売りだと書いた左翼サイトがあった。

ロビンも一旦目が覚めると、左翼・リベラル連中の極端なミソジニー(misogyny女性蔑視もしくは女性嫌い)に気がついたという。
そうなってくると、ポニーテイルで妊娠人工中絶支持のデモ行進に参加している男達は、単にフリーセックスが容易に出来るという自分勝手な理由で参加しているだけであることや、女性の職場進出を喜ぶのも、女性が働けば自分が楽を出来るからに過ぎないということに気がついた。
そしてサラ・ペイリンの登場。私も何度も指摘しているように、左翼からのサラ・ペイリンへの攻撃は半端なものではない。これまでにも頭のいい保守派の女性に対して、左翼から嫌らしい攻撃がなかったわけではないが、ペイリンへの攻撃はこれまでより度を超してひどいものがある。

左翼のペイリンに対する態度はいつも通りの政治とは違う。ペイリンの体型や性生活に焦点をあてることによって、左翼達は彼女を冒涜しているのだ。

彼らは彼女を集団暴行しているのだ。そして彼らのこの行動はホワイトハウスの公認の上でされているのだ。
左翼はペイリンに宣戦布告をした。なぜなら彼女は彼らの存在を脅かすからである。リベラルは女達が彼らに依存し怯え、黒人たちのように、民主党に投票してもらう必要があるのだ。
強く自立心のある女、ペイリンはリベラルの守護を必要としない。アラスカの荒れ野に彼女を置き去りにしても、彼女は問題なく生き残るだろう。ペイリンはリベラルから何も必要としないし求めない。ヘイトクライム法のおだても、彼女が憎悪する人工中絶も。
ペイリンは深く固い信心を持っている。彼女は救世主気取りのオバマの指図など受けない。
だから左翼は彼女を破壊しなければならないのだ。そして彼らはそれを最も悪どいやり方で行っている。彼女を象徴的に強姦するという行為で。
まさしく強姦魔のように、彼らは彼女の身体を物質扱いして、彼女の人間性を否定している。彼らは彼らの目で彼女の衣服をはいでいる。(略)
サラ・ペイリンへの集団暴行で、左翼は本性を表した。か弱きものを守るどころか、左翼は男も女も子供も邪魔になるものはすべてなぎ倒す。希望と変革運動などではなく、憎しみの煮えたぎる釜だ。

左翼の本性が現れているのは、ペイリンに対する攻撃だけではない。ミスユニバースのカリフォルニア代表キャリー・ペリジャンの件をみていても、そのひどさは一目瞭然。
先ず、根拠のない言いがかりでミスカリフォルニアの冠を剥奪されたペリジャンは、ミスユニバースパージェントを相手取って訴訟を起こした。パージェント側も反対にペリジャンを訴えたが、その際に、ペリジャンが豊胸手術を受けていたことなどを公表してペリジャンに恥を掻かせた。しかし裁判は、その後示談となり決着がついたかに見えた。
ところが、示談内容の公開はしない条件付きの示談であったにも関わらず、示談契約署名のインクが乾かないうちから、その内容がひそひそ声で漏れ始めた。無論漏らされた内容はペリジャン側に不利なものばかりなのだから、パージェント側が流していることに先ず間違いはない。だが、内容は公表しないという規制がある以上、ペリジャンはそのことについてテレビのトークショーなどで聞かれても答えることはできない。それを悪用してラリー・キングなるスケベ爺がペリジャンにインタビューをした時、示談の内容についてしつこく質問し、その話はオフリミットのはずだというペリジャンの抗議を、いかにもペリジャンが質問を避けているかのように報道して、またまたペリジャンを侮辱した。
ペリジャンの「トップレス」と称する映像が公表されたが、実際に観てみると、確かにブラはしてないが後ろ向きで背中とパンティーだけのなんともない映像。これだったらお茶の間のテレビドラマで、もっときわどいものがいくらも放映されている。また彼女の「自慰ビデオ」もあるという噂も流されている。それにしたってそんなものが本当に存在するのかどうかはっきりしない。ペリジャンが示談に応じたのはこのビデオのせいだという噂にしても、単にペリジャンを攻撃するデマかもしれない。
単にペリジャンが結婚は一夫一婦制であるべきと主張しただけで、左翼連中は彼女の一生を完全に破壊しようとしているのである。たかがミスコンの参加者を、ここまでして破壊する理由がどこにあるのだ?
だが私は左翼・リベラルによる女性虐待は裏目に出ると思う。左翼・リベラルは自分らが主流ではないということに気がついてない。サラ・ペイリンの新書があっという間にベストセラーになったことでも解るように、五人の子持ちで障害者と解っている子供をあえて生んだ母の鏡ともいえるような女性は、アメリカでは非常に人望が厚いのである。
また同性結婚についても、結婚は一人の男性と一人の女性の間のみで認められるべきという考えはアメリカでは多数意見である。この間の選挙でも非常にリベラルなメイン州で、結婚の一夫一婦制がはっきり確認された事でも解るように、ペリジャンの意見は過激でもなんでもない普通の意見なのだ。その普通の意見を述べただけで、変態中年醜男がその醜い顔をもっとひしゃげてアメリカ代表みたいな美しいキャリーちゃんを冒涜する姿が左翼・リベラルの顔ならば、一般のアメリカ市民もロビンと同じように左翼・リベラルの女性虐待に嫌気がさす可能性は大いにある。
ロビンの言う通り、いまやアメリカの左翼ほど女性を憎み虐待する集団はアメリカに存在しない。どうりで女性虐待主義の過激派イスラム教テロリストたちと気が合う訳である。


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オバマ王のアジア歴訪大失敗、下がる支持率

オバマ王はブッシュ前大統領の外交は傲慢で自国の利益を優先した敵対心に満ちたものだったと批判した。自分が大統領になった暁には、友好関係を重視した親しみ深い外交にして行きたいと語っていた。
今回のアジア諸国訪問では、オバマ王は天皇への深々しいお辞儀に始まって、中国でのおべんちゃら、インドでの仰々しいパーティと、確かに愛嬌をふるまいた。で、その結果オバマ王は何かすばらしい成果を上げたのかと言えば、、完全に否である。今回のオバマ王によるアジア諸国訪問は失敗だったというのが国内からの感想だが、ドイツの新聞スピーグルも全くそのように同意している。
どの国の首相も、オバマの笑顔には笑顔で応じはしたが、礼儀正しい表面とは裏腹に、オバマ王が目的としていたどの要求も受け入れる国はなかった。鳩山首相が米軍基地移転についてオバマ王と話し合わなかったと批判を受けたらしいが、それをいうならオバマ王のほうこそ、日本はアメリカとの合意に従うつもりがあるのか迫るべきだったのではないのか? 中国で万里の長城へなど行く暇があっなら、日本にもう一日滞在して首相とじっくり話あうことも出来たはずだ。日本では不満も出ただろうが、少なくとも鳩山さんはアメリカに無理矢理移転の件を押し進められることはなかった。
そうやってそそくさと中国に行き、中共にさんざんお世辞を言った挙げ句、オバマ王は中国から、アメリカ国内の経済状態をなんとかしろと批判され完全にコケにされた。このオバマ王の恥さらしな中国訪問は、普段は民主党大統領べったりのアメリカメディアですら恥かしくなったほどで、土曜日の夜の人気コメディ番組「サタデーナイトライブ」では、完全にその様子をおちょくるスキットが放映されたほどだ。民主党大統領がサタデーナイト、、、におちょくられるようになったらおしまいよ。
はっきり言って、オバマ王の「話せば解る」外交は完全に失敗だ。これだから素人に大統領なんかやらせちゃいけないって我々は何度も言ったのにねえ。
国内では健康保険改正法案が上院で審議されているが、共和党議員は全員反対。民主党からも反対意見が出ているので、上院を通過するかどうかはまだまだ不明。今年のはじめからオバマがこればっかりに力を入れて来てるのに、いまだにこれだもんね。
また、オバマ王は、アフガニスタンに援軍を送ってマッククリスタル将軍の推薦通り作戦変更をするのかどうかという決断もまだしていない。これについては、なんらかの決断を下したという話だが、発表は感謝祭の週末が終わった来週の月曜日になるらしい。
中国から指摘されるまでもなく、アメリカの不景気は悪くなるばかり。失業率はとっくに二桁台だし、オバマ王の経済活性案は景気を回復させるどころか悪化の一途をたどっている。いつまでもブッシュ前大統領のせいにばかりはしていられないだろう。
こうしたオバマの不能さが、オバマの支持率にも影響を与えている。就任一年にも満たないのに、すでに過半数割れ

オバマ米大統領:支持率49% 半数割れ早さ、戦後4番目--世論調査
 【ワシントン小松健一】米世論調査会社「ギャラップ」は20日、最新の世論調査でオバマ大統領の支持率が1月の就任後初めて50%を切り、49%となったと発表した。不支持率は44%と政権発足後最も高くなった。同社によると、第二次大戦後の歴代大統領ではフォード、クリントン、レーガン氏に次いで4番目に早い支持率過半数割れの記録だ。
 調査は今月17~19日、全米の有権者1533人を対象に実施。オバマ大統領の支持率は就任当時67%で、不支持率は13%だった。その後も60%台を維持していたが、世論を二分していた医療保険制度改革の論議が本格化した7~8月に支持率は急降下し、50%台前半で推移していた。

いつまでもチェンジチェンジといってるだけでは政は勤まらないのだ!


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サラ・ペイリン旋風にリベラルもたじたじ

サラ・ペイリンと言えば、今やアメリカでは大人気の将来有望の若手政治家女性。以前から当ブログでも、元アラスカ知事で去年の選挙では共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン女史の不思議な人気についてはいくつか取り上げて来た。(詳しくは後部を参照されたし。)
副大統領候補が選挙中に大統領候補と一緒に相手側から色々叩かれるのはよくあることではあるが、それにしてもペイリンへの攻撃は普通ではなかった。他の候補者なら特に取り上げられないような、私的なことまでぐちゃぐちゃと取り上げられ、事実ならともかく嘘八百のデマを集めたオバマ支持者制作ビデオがYouTubeなどで紹介されたり、週末のコメディ番組で意地悪なキャラでパロディにされたり、ペイリンの個人メイルがハッキングされたりと、その激しさは前代未聞のものがあった。
それでも、普通は、選挙が終われば副大統領候補のことなどすぐに遠い記憶の彼方に去ってしまうものなのだが、ペイリンの場合は一年後の今日に至るまで、全く話題が途絶えることがない。しかも今回ペイリン自叙伝が出版されるや否やベストセラー。本の宣伝のためにあちこちのテレビやラジオのインタビュー番組に出演しているペイリンを巡って、支持者も反対者も大騒ぎ。本のサイン会では本屋さんを二重に巻くほどのファンが殺到。今やアメリカではサラ・ペイリン旋風が吹き捲くっている。

【ニューヨーク=阿部伸哉】昨秋の米大統領選で、共和党の副大統領候補として一躍、有名となったサラ・ペイリン前アラスカ州知事(45)が、大統領選中の裏話などもつづった自叙伝を発売。いきなりベストセラーとなるなど、全米で再び注目を集めている。

 自叙伝発売翌日の十八日、ペイリン氏はミシガン州で本の宣伝ツアーを開始。AP通信によると徹夜組を合わせ、開店前から数百人の行列ができた。
 タイトルは「Going Rogue」(ならず者路線)。米ネット小売り大手アマゾン・コムでは発売数週間前から書籍部門トップに。最新号の米ニューズウィーク誌でも表紙を飾り、テレビ出演でも引っ張りだこになっている。
 七月に突然、州知事を引退。「次期大統領選への準備か」とうわさされ、今回の出版も話題づくりの一環との見方もある。銃所有の権利擁護や人工中絶反対など、共和党内でも「右寄り」な姿勢を鮮明にしており、保守層には依然、人気が高いが、本人は「(出馬は)今は視野にはない」とけむに巻いている。

この本を巡って、ペイリンを憎むリベラル派の連中は完全なヒステリー状態。特にAPなどは11人もリポーターを担当させて「事実検証」を行ったというのだから呆れる。結構著名で評判も高かったアンドリュー・サリバンというジャーナリストなど、ペイリンの本は最初から最後まで出鱈目だらけなので、それを逐一リポートするためにブログを二日間休んで分析するなどと言い出す始末。
それでも彼らが見つけたという「間違い」はほんの数カ所で、しかも間違いとは言えないようなくだらないものばかり。たとえばペイリンは『自分はあまり高級はホテルには泊まらない』としたことに対して、APは一度ペイリンは家族と一緒に一泊700ドルのホテルに泊まった事があると指摘。だから『あまり泊まらない』と書いたのであって『一度も高級ホテルに泊まったことがない』とは書いていないんじゃないか、ばっかじゃないの。
それにしても、フェミニズムを唱えるリベラル派によるサラ・ペイリン女史への攻撃は激しい。今回のインタビューツアーのなかでもサラのおかげで2007年以来最高の視聴率を収めたオプラ・ウィンフリーなどはペイリンに対する敵意丸出しだった。もっともウィフリーはシカゴ出身のリベラルでオバマを大々的に支持している人間だから、当たり前と言えば当たり前だが。
そのなかでもウィンフリーによる、『5人の子供を育てながら、どうやって副大統領の任務を果たすつもりだったのか』という質問はフェミニストを誇るオプラにはあるまじき質問だ。
これが反対に保守派の男性トークショーホストがリベラルの女性政治家にした質問だったら、翌日ホストは全国のフェミニストからつるし上げに合い、謝罪を強要され涙の記者会見を行う羽目になっただろう。それが同じ質問でも、リベラルの黒人女性ホストが保守派の女性政治家に向けた質問ならフリーパス!数日後の今日になっても、「子育てしながら副大統領をやって何が悪い!女性差別だ!」という声はアメリカのフェミニストたちから全く聞こえてこない。
ま、アメリカのフェミニストのダブスタは今に始まったことではないから驚きはしないが。
それにしても、リベラル連中がサラ・ペイリンをこうも嫌うのはどうしてなのだろう?無論ペイリンを嫌っている保守派がいないわけではない。ペイリンが副大統領候補になると発表があった晩、日本に居た私のところに時差も考えずに午前4時に電話して、さんざん文句をたれた保守派の友人などは、ペイリンに投票するくらいならオバマの二期目を見たほうがまし、なんて本気で言いかねない。
ま、そういう保守派はともかくとして、保守派のトークショーホストとして大人気のラッシュ・リンボーに言わせると、リベラルがこうもペイリンを攻撃するということは、それだけリベラル連中がペイリンを政治家としてリーダーとして恐れている証拠だという。確かに取るに足りない政治家なら叩く必要はないが、次の選挙でオバマに挑戦する強敵と見なせば、今のうちに叩いておこうとするのは当然だ。
ペイリンは元ミスアラスカだったこともあるほどの美女。45歳の今でもスポーツ雑誌で運動着姿の健康美を披露したりしているくらいだから、保守派女性の見かけをぼろくそに言う癖のあるリベラル連中はあら探しが出来なくて欲求不満に陥っているというわけだ。
リベラルがペイリンを嫌うのはそれで説明がつくが、保守派が嫌いのは何故だろう? それについてはミスター苺が面白いことを言った。
「サラは魅力的すぎて、保守派のオジンの心を掻き立てるんだよ。オジン達はそれを認めたくないから反感を持つんだろう。」
なるほど〜。カカシが職場のオジンたちに反感を持たれるのと同じ理由だな、、(笑うな!)
ペイリン関係の過去エントリー:


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オバマ王はテロをニューヨークに招きたいのか? 911首謀者、NYの裁判所で審理へ

なんと、米国司法省は911同時多発テロ首謀者をニューヨークの裁判所で審理すると発表した。

 【ニューヨーク=田中光】(2009年11月14日10時31分)01年9月11日の米同時多発テロの首謀者の一人、ハリド・シェイク・モハメド容疑者ら5人について、米司法省は13日、ニューヨークの連邦裁判所に起訴し、死刑を求めていく方針を示した。キューバ・グアンタナモ基地に拘束されている同容疑者らは、「グラウンド・ゼロ」近くの一般の裁判所で裁かれる。

 オバマ大統領は就任直後、来年1月までに基地の対テロ収容所を閉鎖する方針を表明。テロ容疑者らの移送先が注目されていた。ニューヨークのブルームバーグ市長は同日、ニューヨークで裁判をすることにした今回のオバマ政権の判断を評価する声明を出した。
 モハメド容疑者は、国際テロ組織アルカイダの幹部で、03年3月にパキスタンで逮捕された。基地の収容者の中では、最大の「大物」。基地の特別軍事法廷で予審が開かれていた。
 一方、米駆逐艦コールの爆破事件に関与した5人は、軍事法廷で審理するという。

テロリストを軍事法廷ではなく民間の裁判所で刑事犯として裁くことの弊害は、あまりにもありすぎて、「オバマさん、あんた何考えてんの?」といいたくなるほどひどい決断。
先ず、テロリストを民間の裁判所で刑事事件として裁くということは、911以後テロを戦闘行為としてではなく、単なる犯罪行為として扱うことになる。そもそも911事件が起きたのも、アメリカがそれまでアメリカ人やアメリカ大使館などを標的としたテロを刑事犯罪として扱ってきたことが原因だった。911の教訓を生かしてブッシュ大統領がテロは戦闘行為だとした政策がオバマ政権下で再び逆戻りしてしまうのである。
民間の裁判では、弁護側は、被告が罪を犯したとする証拠を要求する事が出来る。しかし、テロリストの逮捕に至るまでにはアメリカや諸外国の諜報機関による色々な捜査があったわけで、弁護士の要求する証拠を提示したら、アメリカ及び同盟国の諜報方法を暴露してしまうことになる。よって秘密情報なので公開できないと検事側が拒否すれば、弁護側は証拠不十分を理由に被告を無罪に持ち込む事が出来る。
加えて、被告のKSM (ハリド・シェイク・モハメド)が水攻めの「拷問」を受けたという理由で弁護側は被告の無罪を主張出来る。これによって連邦裁判所に水攻めが拷問であることを強調する機会が与えられ、またまたアメリカで起きている都合の悪いことは全てジョージ・W・ブッシュのせいにすることができる。
これ以外にも、検察官や陪審員の身の安全をどのように守って行くのかという問題が生じる。1995年に最初のWTC犯人の裁判で検察官を努めたアンドリュー・マッカシー氏はテロリストからの暗殺から身を守るため、何年も警備員を必要としているという。
もちろん、テロリストたちが裁判をきっかけにニューヨークで再びテロを起こそうと企むことは充分に予想される。裁判所付近の警備にかかる人員についても考慮が必要だ。
ちょっと素人が考えただけでも、これだけ弊害が見つかるというのに、いったいオバマ王は何故このような裁判をニューヨークのど真ん中でやりたがるのだろうか?
上記のアンドリュー・マッカシー氏は、オバマが一部のテロリストをアメリカ国内で審議するオバマの動機について、こんな恐ろしい説を紹介している。
氏によると、オバマはKSMをブッシュとの闘いにおける味方であるとみなしているのではないか。オバマはブッシュ政権によるKSMへの扱いを事実であれ想像であれ弁護の主体として、後にブッシュ、チェイニー、といった先の政権の高官たちを国際裁判所で裁きたいのではないかというのである。それによってオバマ王はオバマ王を指示する極左翼を満足させることが出来るからだと。
それが本当なら、オバマ王は国の安全よりも自分の政治権力のみに興味がある恐ろしい人間だということになる。
ところで、テロリストを民間の裁判所で審理し、もしも彼らが無罪になった場合にはオバマ政権はテロリストを国内で釈放するつもりなのだろうか? ホワイトハウスの記者会見において、ABCのジェイク・タッパー記者がその質問をしたが、報道官のギブスはその質問に答えず、本当のニュース局とは言えないと普段批判しているフォックスニュースのメイジャー・ギャレット記者から質問をとろうとした。ギャレット記者はすかさずギブスが答えなかったタッパーの質問を繰り返し、記者団から笑いがわき起こったという一幕もあった。
まったくいったいオバマ王はどこの国の大統領なんだ?


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恥さらしオバマ王、アメリカの原爆投下質問にしどろもどろ

オバマ王は日本での記者会見において、過去のアメリカによる日本への原爆攻撃に関して質問を受けた際、かなりしどろもどろな回答をして大恥を掻いたらしい。
パワーラインに実況の動画があるが、オバマがこういう厳しい質問を予測していなかったことは明白で、不意をつかれてかなりのうろたえぶりである。

オバマ:… さて、明らかに日本は広島と長崎という経験から独特な見解を持っています。そしてそれが首相がこの問題に深い関心を示す動機となっていることは確かでしょう。私も(被爆地である)二つの都市を将来訪問させていただく事は意味があり名誉あることだと思います。今ただちに旅をする予定はありませんが、確かに意味のあることです。
もうひとつ質問がありましたね。なんでしたっけ覚えてないんですが、北朝鮮についてでしたか?
質問:アメリカが核兵器を広島と長崎に落としたのは正しいことだったと思いますか?
オバマ:いや、三つに分かれた質問でしたよね。北朝鮮について質問しましたよね?

核兵器縮小を唱えているオバマ大統領のことだから、世界唯一つの被爆国である日本で、このような質問を受けることは充分に予測できたはずだ。もちろんいくらオバマが個人的にどう思っていようとも、アメリカの大統領が「原爆を落としたのは間違いだった」などとは死んでもいえないので、この質問は角が立たないように躱す(かわす)必要があるのは認める。が、同じ躱すにしてもやり方があるだろうが。質問の意味が解らなかったようなふりをして答えを逃げるなんざアメリカ大統領としての威厳のかけらもないではないか。
このことは日本のブロガーたちも気がついたようで色々なエントリーがあった。中でも九条バトルさんがその模様を詳しく紹介してくれている。

昨日の13日にあった鳩山首相とオバマ米大統領の日米首脳会談及びその後の共同記者会見の模様についてはみなさまご承知のとおりです。が、同記者会見後の質疑応答の部分で日本側の記者のひとりがオバマ大統領に「広島、長崎への原爆投下は正しかったとお考えですか?」という日米関係の現在(いま)と過去を考える上できわめて本質的で歴史的な質問を投げかけたこと。同大統領がそのエッセンシャルで、ある意味チャレンジングでもある同質問にどう答えたか、についてご存知の方はどれほどいらしゃるでしょうか? (略)

アメリカ・ニュージャージー州在住の作家、冷泉彰彦氏によれば、その質疑応答の部分は次のようなものであったということです。
同質問を受けた「オバマ大統領は、明らかに狼狽していました。『ずいぶん沢山の質問ですねえ』とふざけて見せ、『最後の質問は何でしたっけ・・・北朝鮮の問題だったかな?』と巧妙に話題を振って、見事に『北朝鮮の話』を延々として時間切れに持ち込んだのです。要するに質問への回答を拒否した形になりました。オバマ大統領という人のスピーチや、質疑応答での対処はずいぶん見てきていますが、こうした光景は異例です」。「その前の部分では、広島・長崎への訪問予定に関しては『短期的には予定はありません』としながらも『訪問ができたら大変な名誉です』という言い方で、『ニュートラル+やや前向き」の回答をしていましたが、『短期的には予定はない』という発言の部分については、『原爆投下の是非』への回答拒否と併せて、これも重苦しい瞬間でした」

何故かオバマ王のことを頭がいい人だと考えている人が多いが、オバマ王のやっていることを見ていると、とても賢い人のようには見えない。天皇陛下に土下座して媚びへつらう暇があったら(あ、土下座はしてなかったかな?)広島や長崎を真っ先に訪問し戦没者の冥福を祈るくらいすべきだった。過去の原爆投下については質問など受ける前に「あの戦争は悲劇だった。あれはまるで違う世界だった。しかし今は日本とアメリカというふたつの国が平和な友好関係を持つ事ができてとてもうれしい。今後は力を合わせて世界の核兵器縮小のためにがんばりましょう。」とかなんとか言って牽制しておけばよかったのだ。
当然されると予測できる質問に、明らかなうろたえぶりを見せ、全く用意していなかった様子をしっかり日本のニュース番組で放映されてしまうとは、無様だね。
オバマはまる一日にも満たない日本訪問で、さんざんアメリカ市民の顔に泥を塗ってくれた。これがアメリカ代表だってんだから、カカシ姉さんは情けないよ、全く。


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オバマ王天皇にお辞儀。日本人はうれしいかもしれないけど、、、

朝起きて、最初に見たニュースがこのロサンゼルスタイムスのブログエントリー、記事の見出しは「どこまで低くなるのか、オバマ大統領、日本天皇に深いお辞儀」。この「低くなる」というのは直訳だが、本当の意味は「どこまで下がり果てるのか」という悪い意味がある。
オバマ王のアジア巡り一週間の旅、その最初の国は日本。ま、今回の訪問で日米の関係にどのような影響があるのかは解らないが、どうもオバマって人は外交辞令に疎いようだ。
アメリカには皇室というものがない。アメリカは独立戦争でアメリカから皇室制度を廃止してしまったからだが、それでアメリカの最大の代表たる大統領は諸外国の皇室とは同等の立場にあると見なされる。アメリカの大統領夫妻は諸外国の王やお妃にお辞儀はしないというのが礼儀とされている。
ところが、オバマ王はこれまでにもサウジアラビアの王の前に膝まづいたりして、国内から多いに顰蹙を買った。その時は王の前でけつまづきそうになっただけだと見え透いた言い訳をしていたが、今回のお辞儀はまぎれもないお辞儀。どうにも言い逃れのしようがない。
日本人としては、アメリカ大統領が天皇に深々とお辞儀をしてくれるのはうれしいかもしれないが、同等の立場にあるはずの国の代表同士の会見なのだから握手と会釈くらいで良かったのではないか? オバマ王は日本の首脳がアメリカを訪問した時はずいぶんぞんざいな扱いをしたくせに、皇室って肩書きに弱いのかな。それにしてもオバマの側近には外交上公式儀礼を教えてくれる専門家がいないのだろうか?浅野内匠頭じゃないけれど、オバマは全くの田舎侍。他所に出て行く度に恥かくな。
ま、そんなことはいいとして、今回のオバマ王の日本訪問の目的は何なのか、勉強不足のカカシにはよく解らないので、色々詳しいことを書いているこちらのTNFUKというサイトでもご覧になっていただこう。


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