理解しがたいトランスジェンダーの「同性愛」嗜好

ちょっと変な短編映画を二作見てしまった。ユーチューブでたまたま出くわしたので題名も何も覚えてないのだが、二つともテーマが女性から男性に移行した人たちが男性に恋をするというものだったのでちょっとお話したい。

最初の映画の主役はゲイの男性で、男性だと思って付き合いはじめた人物が実は元は女性のいわゆるFTMであることを知って戸惑う話。主人公がFTMの子の友達と会うシーンでは、みんなLGBTQ+の訳の解らない代名詞を使うことを主人公に要求。ゲイの主人公は「僕にはわかんないよ、僕は『正常』な人間だから!」と言うシーンは笑ってしまった。男の人を好きになるゲイの男性が普通というのがトランスの世界なのである。これはもしかしてトランスジェンダーやノンバイナリーとかいう訳の解らん連中をおちょくったパロディ映画だったのかもしれない。

もうひとつの方は、主人公の男性が男と思って付き合った人間が、ゲイバッシングでさんざん殴る蹴るの暴行を受け病院に運ばれる。そこで恋人が実は女だったことが解り主人公は吐いてしまうほどショックを受ける。しかし相手がFTMであることを受け入れた主人公は、再び恋人と付き合うようになるが、いざセックスをしようとしたら実は主人公もFTMであったことが解って今度は恋人の方が拒絶する。その恋人は「僕はずっと普通の人として溶け込みたいと思っていた。」と言って去っていく。

私はこの結末を予測していたので驚きはしなかったが「なんでだよ~!」という気持ちでいっぱいだった。生物学的な女性が男性に魅力を感じるならそれは普通ではないか?男性/女性であるということの基本は異性に対する性欲であるはず。だからこそ同性愛者は異質な存在なのであり少数派として扱われてきたのだ。それが異性に愛情を感じるのに自分は異性だと思い込むというのはどういうことだろう?しかも「普通の人間として溶け込みたい」人が、わざわざ社会が異質と思う性転換という行為に及ぶというのはどういうことなのか?異性が好きならそのままの状態で異性と付き合えばいいだけの話。そうすれば普通の人間として社会に溶け込むことが出来るではないか。それが普通なんだから。

ところで最初の映画で主人公と恋人がどのようにセックスすればいいのかを悩むシーンがあった。だが、二人は生物学的な男女カップルなので、普通にすれば全く問題ないと思うんだけどね。人間はそういうふうに出来てるんだから。

余談だが、私の美容師はゲイの男性だがもう孫が何人も居るおっさん。それというのも男と思ってナンパした子が実は女性で、一回きりの交渉で女性が妊娠してしまったからなんだそうだ。彼の場合、相手が異性とわかっても特に拒絶反応は起きなかったらしい。その後その女性とは結婚はしなかったが、母子とはずっと家族として付き合ってる。だから孫たちからも慕われている。

自称トランスの人々は、どうして生まれたままの性を受け入れることができないのだろう?同性に愛情を感じるというのは感情の問題なのでどうしようもないが、自分が女性/男性として生まれたことは単にそれを受け入れるだけで何の弊害も生まれない。好きな人が同性でも異性でも今の時代特に問題はない。異性のような恰好をしたいならすればいい。制服などで規制されている場合は臨機応変に対応し社会になるべく迷惑のかからないプライベートな時に男装なり女装なりを楽しめばいいではないか。

私が同性愛者に関しては全く嫌悪感を覚えないのにトランスジェンダーを受け入れられないのは、彼/彼女たちが自分らの異質な嗜好を他者に押し付け拒絶されると、ありのままの自分を受け入れてくれない、といって駄々をこねるからである。

ありのままの自分を最初に拒絶したのは誰あろう自分たちなのに。


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山火事と地球温暖化は関係あるの?

暑中お見舞い申し上げます。

今年の夏は北半球どこもかしこも酷暑のようである。カカシ在住の南カリフォルニアも連日45度を超える暑さ。ツイッターでも日本やヨーロッパなどからも「暑い、暑い」というツイートが連発されている。皆さまくれぐれも熱中症にはお気をつけあそばせ。

夏といえばカリフォルニアは山火事の季節。日本と違って砂漠気候のカリフォルニアは夏が乾燥期。今年もあっちこっちで大規模な山火事が発生している。フェイスブック友達のバリバリ左翼教師のDは毎日のように、山火事は人為的地球温暖化が原因だあ、という記事をアップし、EPAというアメリカの環境庁の権限を減少させようとしているトランプ大統領を批判しまくっている。しかし山火事の原因は本当に地球温暖化なのか?

無論、そうであるはずがない。

山火事の原因は実は1994年にクリントン(民主党)大統領が環境保全という名目で始めた伐木規制にあると語るのは森林専門の科学者ボブ・ザイバック(Bob Zybach)教授。ザイバック教授は1990年代から大学院学長を務める以前20年間森林再生専門の仕事をしていた。1994年、クリントン大統領は絶滅の危機というフクロウの生息地を守るという理由でカリフォルニア及び西部アメリカの森林伐木を極端に規制した。実は森林火事を予防するには適度な伐木が必要。常に生えすぎの木々を取り除き、時には人為的にちいさな火事を起こして大火事になった時の火の通り道を塞ぐ対策は山火事防止に必要不可欠なのである。

クリントン政権は森林を人の手をなるべくつけない自然状態にしておくべきという政策を取ったが、ザイバック教授はその頃から、それは大火事を誘発することになると強く警告していた。

1952年から1987年まで、西オレゴン州において一万エーカー以上を燃やすような大火事は一回しか起きていない。だがこの平和だった時期は1987年に起きた10万エーカーの大火事で終わりを告げた。その後もオレゴン州では大火事がいくつも発生。現在13の火事が18万5千エーカーを燃やしている。カリフォルニアでは9つの大火事が57万7千エーカーに渡って広がっている。しかも、火事の起きる場所のほとんどが政府の森林管理管轄内の地域ばかりなのである。

ザイバック教授によれば、これは起こるべくして起こった人災だという。長年に渡る自然対策という森林管理局の任務放置により、森林には枯れた木や倒木が放ったらかしにされ雑草も生え放題になっている。つまり火事に必要な燃料が貯まっており、爆弾が火種を待っている状態が何年も続いているということだ。

で、これが地球温暖化と関係があるのかという議論だが、カリフォルニアのばりばり自然主義過激派左翼のジェリー・ブラウン知事は、この状態は地球温暖化による新しい普通の状態だと言い張る。だが、温暖化は多少関係あるかもしれないとしながらも、本質的な理由は長年の森林無対策にあると言うのはワシントン大学の環境科学者のクリフ・マス教授。それに、マス教授によれば西海岸北部の気温は近年特に上がっていないと付け加える。

確かに今年の夏は暑いが、それは周期的に巡ってくるエル二ニョのせいであり、地球温暖化とは関係がない。こういう夏は歴史的に何度も来たが、その度に火事が増えるというわけでもない。政治家やメディアが火事が多いのは温暖化のせいだという間違った説を広めているが、それは正しくないとマス教授は言う。

ザイバック教授も歴史をたどって多々の資料を集めて研究した結果、山火事のパターンはここ何百年それほど変わっていないと語る。

では何が変わったのか。それは森林管理対策だ。連邦政府管轄地域における伐木の大幅減少により、活発だった伐木産業が衰退したばかりでなく、火事防止のための伐木も統括焼却などもされず、森林の拡大が野放し状態になってしまったのだ。

山火事や森林火事は自然の状態だから放っておけばいいというのは、文明社会を無視した無責任な考えである。最近の調査によれば、アメリカ西部で山火事の危険にさらされている住宅の数は1940年に比べて1000倍にもある6百70万戸にも及ぶ。火事のパターンは変わらずとも、危険にさらされる人々の数は大幅に増えているのだ。

ではこれに関してトランプ政権はどのような対策を取っているのだろうか。トランプ大統領は今年三月に火事防止のための予算を増やす法律に署名した。しかしザイバックに言わせれば、まだまだ足りないという。政府はもっと積極的に火事防止対策に取り組む必要がある。そのためには自然破壊という汚名を着せられて衰退した伐木産業の復活こそが理想だとザイバック教授は言う。

トランプ大統領はEPAの権限を見直すと言っているが、これに関して先に紹介した私のフェイスブックフレンドのような自称自然保護主義者(実は環境破壊主義左翼)どもは断固反対している。彼らはトランプがアメリカの自然を破壊すると喚き散らしている。だが、EPAこそが環境の敵だ。トランプ大統領にはぜひぜひ頑張ってEPAをつぶしてもらいたいものだ。

 


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ファシストイギリス政権が作り上げた殉教者トミー・ロビンソン

ザ・ガーディアン紙に数日前に載ったこの記事では、いかにして一介のサッカーフーリガンだったトミー・ロビンソンが極右翼の「殉教者」となったのかを説明している。ご存知のようにザ・ガーディアンと言えばイギリスでも悪名高いバリバリ左翼新聞だが、左翼であるがゆえに同紙はロビンソンが右翼保守達を元気づける影響力を正確に把握している。

以前にも書いたようにトミー・ロビンソンは自分が生まれ育った町ルートンがモスレム暴力団によってどんどん乗っ取られていくことを憂い、2009年にイギリス防衛団(English Defense League – EDL)という市民運動団体を設立した。EDLは融和しないモスレム移民たちへの抗議運動として何度も行進を催し、その度に何千何万という参加者を集めた。しかしそのうちに白人至上主義者やネオナチなどの暴力的な危険分子が行進に参加するようになり、平和的な抗議運動を求めていたロビンソンは内部争いに負けて2013年に自らが設立したEDLを脱退した。

その後2016年にトミーはドイツ発の反モスレム移民運動ペギーダをイギリスに広めるべく運動を始めるが、創設時の参加者はわずか数百人とぱっとせず、トミーの活動家としてのキャリアは終わったかに見えた。私がトミーを知ったのはこの頃だ。トミーの一時間に渡る演説を聞いたのもこの頃だったかもしれない。

トミーは元々不動産関係の会社を営んで結構成功していた。しかしEDLのデモ行進の影響力を恐れたイギリス当局はデモ開催の前日になるとトミーを逮捕し2~3日拘束しては証拠不十分で釈放を繰り返していた。それでも動じないトミーに対し、政府は不動産業での事務的なミスを詐欺と称してトミーを逮捕。トミーは四か月の禁固刑を言い渡され受刑中にモスレム受刑者から殴る蹴るの暴力を受けて死に損なった。

トミーの事業は完全崩壊。妻子や親兄弟にまでイギリス政府からの嫌がらせが続き、トミーは家族ともまともに付き合えなくなる。しかしここでトミーはひるむどころかかえってイギリスのために戦わねばならないと試練に燃える。

この演説を聞いた時、イギリス当局はなんて馬鹿なんだろうと私は思った。トミーはたんなるサッカーフーリガン。始めた政治活動も内部争いに負けて追い出されており、放っておけばそのまま自然消滅するような取るに足らない存在だった。それを彼の仕事を破壊し家族にまで亀裂を生じさせ、かえってトミーの革命への意欲を促進させてしまったのだ。

トミーはその後カナダの保守派メディアのエズラ・ラバントのレベルメディアに入社。レベルメディアのイギリス支部担当のジャーナリストとして活動を始める。そして2017年にモスレム暴力団による少女強制売春の件で裁判所の外で報道をしていたトミーは法廷侮辱罪とやらで逮捕された。イギリスでは法廷に入る被告の姿を撮影するのは違法だという話だが、これは単なる口実だろう。なにしろこの逮捕の仕方がえげつなかった。普通に考えて、もしも市民がしらずに法律を破っていた場合、この場合で言えば裁判所の建物の外の階段に立ってリポートをするという行為、警察官が警告して立ち退かせる程度で済むはずである。よしんば逮捕するほどの重罪だったとしても、それならその場で拘束し、警告し罰金を課して数時間後には釈放というのが普通だろう。

それがトミーの場合はその翌日の明け方四時に突然重武装のスワットチームがトミーの自宅に押し入り、眠っていた妻子を起こし、幼いトミーの子供たちを怖がらせてトミーを連行するという乱暴な行為に出たのである。レベルメディアが優秀な弁護士を送り込んで数日後には釈放されたものの、一年の執行猶予つきという信じられない重い罰。私はこの時トミーが再び逮捕されるのは時間の問題だと思った。なぜならイギリス当局はその日の気分で勝手に法律を施行するからで、いつ何時どんな行為が違法とみなされるのか全く想像がつかないからだ。

ともかくこの理不尽な逮捕の模様はネットで拡散され、トミーは一躍スターとなった。

そして一年後、今回の逮捕、カンガルー裁判で信じられない速さで13か月の禁固刑に処せられ、しかもこの事実に関する報道を一時禁止。トミーは刑務所のなかで命を狙われ食事もろくにさせてもらえず、この猛暑に冷房も窓もない独房で二か月半の監禁。

イギリス政府がトミーを沈黙させたいと思っていたのだとしたら、トミーの影響力を破壊しようと図ったのだとしたら、これほど馬鹿げたやり方はない。まるでイエス・キリストよろしくトミーを殉教者に仕立て上げてしまったのだから!

トミーを観ていてイエス・キリストを思わない人はいないだろう。私はロイドウエバーのミュージカル、ジーザスクライストスーパースターの「イエスは死すべし」という歌の「彼は危険だ」という部分を思い出さずにいられない。このシーンは人気急上昇のイエスをみて、地元のユダヤ僧侶たちがイエスをどう扱えばいいかという会議をするシーン。

群衆(室外)「ホザナ、スーパースター!、ホザナ、スーパースター!」
アナス「聞いたかあの叫び声を、通りに繰り出す馬鹿な群衆どもだ。らい病患者でのトリックの一つ二つで町全体が沸き上がっている。」
僧侶全員(室内)「奴は危険だ!」
群衆「ジーザス・クライスト・スーパースター!教えてください。あなたは彼らの言う通りの人なのだと」
僧侶2「あの男はたった今も町で支持者を煽っています。」
僧侶3「群衆を煽る行為はやめさせなければなりません。」
僧侶全員「奴は危険だ!」
群衆「ジーザス・クライスト・スーパースター!」
僧侶全員「奴は危険だ!」
ジーザスの人気が上がりすぎて人々が彼を王様として称えるようになったらローマが許さない。そうなってからでは群衆が手に負えない状態になる。そうなる前にジーザスは死なねばならない。という結論に落ち着くわけだ。
トミーが刑務所で受けていた扱いを考えると、彼が13か月もの禁固刑を生き延びたとは思えない。イスラム教徒から命を狙われているトミーにとって13か月の受刑とは死を意味する。イギリス当局はそれを承知でトミーを拘束したのである。しかしローマに殺されたイエスがそうであったように、トミーが殺されたらトミーは必ずや殉教者になっていただろう。いや、死なずして彼はすでに殉教者扱いだ。もうトミーはトミー一人ではない。彼は我々自由を愛する人々の象徴だ。これは彼が好むと好まざるとに拘わらずすでに起きてしまったことだ。
敬虔なキリスト教徒であるトミーなら、逮捕される以前にイエスのことを思ったに違いない。逮捕ちょっと前のユーチューブビデオでトミーはすでに「もうどのくらい長くこういう活動を続けられるか解らない」と言っていた。トミーはイエスがゲッセマネの丘でしたように神の教えを乞うたのだろうか?
何故私は死ななければならないのですか?何故ですか?
私の死が無駄にならないと証明してください。
その偉大な能で少しでもいいから示してください。
主が私を死なせたいと思う理由を教えてください。
主はどこでどのようにははっきりおっしゃるのに、何故かは教えてくださらない。
解りました。死にましょう!
私が死ぬのをご覧ください。
私がどのように死ぬのかお見届けください!

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「国家が死滅する時」トランプは第二のリンカーンに成り得るのか?

保守派作家で映画プロデューサーでもあるディネシュ・デスーザ(Dinesh D’Souza)製作のドキュメンタリー映画、“Death of a Nation”(国家が死滅する時)を観て来た。デスーザ制作のドキュメンタリーはこれで確か四作目だが今までで一番良い出来になっていると思う。

デスーザは過去に「オバマのアメリカ」、「アメリカのない世界」、「ヒラリーのアメリカ」といった保守思想を全面的に押し出した映画製作で有名だ。オバマ前大統領はデスーザの映画にいたく腹を立て、普通なら罰金程度で終わる選挙法違反行為でデスーザを逮捕し禁固刑に処すという行為に出たほどだ。せんだってトランプ大統領はデスーザに恩赦を下し、晴れてデスーザは前科者の汚名を晴らすことが出来た。前作のヒラリーのアメリカはヒラリー・クリントンが大統領選で落選するのにかなりの影響を与えたと言われている。

さて今回の国家が死滅する時は、ファシズムとは何であるのか、そして如何に米民主党がその創設時からファシズムを崇拝してきたかを如実に語っている。デスーザの映画はドキュメンタリーとはいうものの、半分は俳優を使った再現シーンで回を重ねるごとにその質が高まっている。今回もドイツ人俳優を起用してヒットラーやその配下のブラウンシャツ愚連隊による悪行が赤裸々に描写されている。

映画は普段トランプ及び共和党をナチスだのファシストだの人種差別者だのと罵っている米民主党こそが、実はファシズム及び奴隷制度を信念としてきた党であり、彼らがことあるごとに持ち出してくるナチスの政策は実は米民主党の政策をお手本にしていたということを順序だてて証明していく。

読者諸氏のなかでアメリカの奴隷制度や黒人差別法や白人至上主義テロ軍団KKKを固持していた党が現在リベラルを気取る民主党だということをご存知の方がどれだけいるだろうか?ご存知ないとしても気を悪くすることはない。アメリカ国内で特に民主党支持派のなかでこの歴史的事実を知っている人の割合は限りなくゼロに近いのだ。

ヒットラー曰く「大きな嘘は繰り返し語れば信じてもらえるようになる」。民主党は絶対的なファシスト奴隷主義党の過去を隠すために1960年代の人権運動後、自分らこそが少数派の人権を守る正義の味方であり共和党こそが人種差別の党なのだという大嘘をつき続けてきた。そして主流メディアが一緒になってこの嘘を広めたため、多くの人がジム・クロー法のような人種差別法を施行したのが民主党で、白人至上主義テロ団体であるKKKが民主党の手先だったという事実を忘れてしまった。今や大半の黒人は共和党こそが人種差別の党であると信じている。敵ながらあっぱれなプロパガンダ政策である。

だが歴史的事実はこれとは全く正反対。後退派左翼はアメリカが奴隷制度によって設立された国だと言い張るが、アメリカの創設の父たちは奴隷制度を嫌っていた。独立宣言のなかで「すべての人々は平等に創られている」とあるのは文字通り白人も黒人も平等だという意味だった。ではなぜその場で奴隷制度を廃絶しなかったのかと言えば、南部の州(後の民主党)が奴隷制度廃絶をするなら独立運動に参加しないと断固拒否したからなのだ。奴隷貿易を廃止し黒人の価値をゼロと言い張っていた南部に対してその価値を白人の3/5まで引き上げたのも、奴隷制度を固持したい南部と廃止したい北部との妥協だったのだ。しかし、後になって奴隷制度を廃絶することが出来たのは、この「すべての人々は平等」という独立宣言があったからこそなのである。(「すべての白人」としていないことからもそれは明白なはず。)

民主党創設者のアンドリュー・ジャクソン大統領はファシストで奴隷制度主義だった。映画はヒットラーがいかにジャクソンを崇拝し彼の思想をお手本にしていたかを語る。興味深いのはユダヤ人種浄化を図ったナチスでさえ、誰をユダヤ人とみなすかについて、米民主党による『一滴でも黒人の血が混ざっていれば黒人とみなす』という基準はあまりにも人種差別過ぎると判断し、ユダヤ人とみなされるには少なくとも祖父母の三人までがユダヤ人である場合に限るとした点だ。

今や悪の代表として引き合いに出されるナチス党のファシズムだが、アメリカを第一次世界大戦に巻き込んだウッドロー・ウイルソン大統領も、リベラルの神様みたいに崇め奉られているフランクリン・D・ルーズベルト大統領も完全なるファシストだった。ヒットラーは同じファシストのルーズベルトが大統領に選ばれたことを歓迎していたくらいなのだ。(日本が真珠湾攻撃をしたり、ドイツがアメリカに宣戦布告をしたりなどしなかったら、世の中はどれほど変わっていたのか、考えただけでも恐ろしい。)

ファシズムは右翼だと言う人がいるが、これは正しくない。ファシズムとは社会主義の変形であり根本は共産主義と同じだ。共産主義が世界的社会主義であるのに対し、ファシズムは国粋型社会主義である。ナチスという名前にしても原名はNationalsozialistische Deutsche Arbeiterparteiといって国粋社会主義ドイツ労働党という意味である。だからファシズムを右翼と結びつけて共和党は右翼だからファシストだという理屈はこじつけなのである。

同映画はヒットラーがキリスト教徒だったとか保守的だったという神話をことごとく崩していく。たとえばヒットラーがキリスト教会と手を結んでいたということに関しても、ヒットラーは政権を握るまで教会の協力が必要だったから教会を支持しているふりをしていただけで、政権を握ってからはキリスト教徒を弾圧した。またナチスが同性愛者を迫害したということに関しても、ナチス政権下で一般の同性愛者が拘束されたのは事実だが、ナチス党の幹部にはかなり多くの同性愛者が居たことは周知の事実であり、ヒットラーは仕事が出来る人間ならプライベートで何をしていようと関知しないという姿勢を取っていた。つまり社会的にもヒットラーは決して保守派ではなかったのである。

色々な面でナチス党と多くの共通点を持つのは共和党ではなく民主党の方なのだ。いまでも民主党は昔と全く変わっていない。彼らの目指すところはファシズムであり奴隷制度である。

次によく耳にする民主党の大嘘は、確かに民主党は奴隷制度支持で白人至上主義だったが、1960年代以降デキシークラットと呼ばれる人種差別主義の南部民主党員はこぞって共和党に移籍し民主党と共和党は完全に入れ替わったというもの。だが、1964年の人権法によって人種差別法が廃止された後に民主党から共和党に移籍した議員はストローム・サーモンとジェシー・ヘルムスのたった二人である(しかもヘルムスは人権法当時はまだ上院議員ではなかった)。KKKメンバーでビル・クリントン大統領の恩師と言われたロバート・バードは死ぬまで民主党員を貫き通した。クリントンは後にバードのKKK所属に関して、「当時はKKKに所属していなければ民主党員になれなかった」と言っているくらい、KKKと民主党のつながりは深かったののである。だいたい人種差別主義で白人至上主義の民主党員が黒人の人権を守る人権法を推し進めた共和党に移籍するということからして理屈に合わない。今の南部が共和党支持になったのは人権法が通ったずっと後のロナルド・レーガン大統領の頃である。つまり、南部の人種差別者が死に絶えて次の世代の反差別者の時代になってから南部は共和党に移ったのだ。

同映画はこのような歴史的な事実を再現映像で示しながら、現在の自称アンティファや左翼が言うアルトライトの実情にも言及する。自称アンティファ実はファシストどもの暴力的な手段はナチスドイツのブラウンシャツのやり方と全く同じ。アルトライトの象徴のように左翼からもてはやされている白人至上主義ナチス崇拝主義者のリチャード・スペンサーが実は左翼で社会主義者でファシストである事実も映画は暴露する。左翼はあたかもスペンサーがアルトライトを代表するかのように報道するが、スペンサーは左翼だ。決してアルトライトなどではない。同映画のなかで彼は自らその事実を認めている。

ドナルド・トランプ大統領は民主党から敵視されているが、こういうことは昔にもあったとデスーザは言う。奴隷制度廃止のために南北戦争を指揮したエイブラハム・リンカーン大統領の時がそうだった。ファシズムと奴隷制度を固持しようとした南部に勇敢に戦って勝ったリンカーンのように、当時と全く変わらず暴力で国民の自由を奪い奴隷化を目指す民主党に対抗してトランプ大統領は勝利を収めることが出来るであろうか。

拙ブログを長年お読みの諸氏はご存知の通り、カカシはトランプ大統領候補を全く支持していなかった。彼が本質的な共和党員であることを信じていなかったからである。普段から民主党やメディアは信じないと言っていたくせに、左翼連中の大嘘に騙され、トランプは本当の共和党大統領になどなれないと思っていたカカシ。だが、私は間違っていた。トランプは素晴らしい大統領だ。ヒラリーでなくトランプが大統領になってくれて本当に助かった。

今のアメリカは岐路に立たされている。アメリカがファシズムの波に押し流されるかどうかはトランプ政権にかかっているのだ。この戦いは南北戦争と同じぐらい大切な戦いだ。

トランプはリンカーンとなりえるだろうか?私は成り得ると信じる。私はアメリカ国民を信じる。この映画はアメリカ国民に勇気を与えてくれる素晴らしい映画だ。ぜひぜひ多くのアメリカ人に見てもらいたい。特に民主党支持者の方々にお勧めする。

アメリカに神のご加護あれ!God Bless America!


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トミー・ロビンソン釈放される!

8月1日、法廷侮辱罪で13か月の禁固刑を受刑中だったトミー・ロビンソンが支持者たちの熱心な運動の甲斐あって保釈された。私はここ一週間ほど完全にネットアクセスが不能だったのでこの朗報を知ったのが今日になってしまった。釈放されたと言ってもまだ保釈状態なので、今後どういうことになるかはわからないが、とりあえず彼は自由の身となった。

トミー・ロビンソンはアメリカのフォックスニュースでタッカー・カールソンによるインタビューを受けている。二か月の牢獄生活でげっそりとやせ細り明らかに疲労困憊した様子ではあるものの、しっかりした口調でトミーは刑務所生活について語った。彼の身の安全を守るためと称して、トミーはずっと独房生活。モスレム教徒の間で彼に対するファトワ(暗殺命令)が出ていることは周知の事実であるにも拘わらず、わざとモスレムの多い刑務所に彼を閉じ込め、安全を名目に独房に押し込め、故意に刑務所内のモスクの目の前の檻房だったため通りかかるモスレム受刑者から汚物を毎日窓から投げられた。それを防ぐためという名目で彼の独房は窓をふさがれ、彼は完全に外の世界から遮断されてしまった。しかも、トミーはあちこちの刑務所をたらいまわしにされたため、弁護士との面会すらも満足に受けられない状態だった。妻子との面会が許されたのも二か月半の間で一回きりで、しかもたった一時間だった。食事も満足に与えられず、食事は一日一回きりで、しかもツナサラダと一切れの肉程度だった。これが自由国家であるはずのイギリスで起きていることなのである。これは完全にファシスト政権による政治犯虐待である。

トミーの釈放について色々な記事を探していたところ、後退派左翼のフェイクニュースであるニューヨークタイムスが取り上げていたのだが、見出しからして「反モスレム活動家保釈される」という偏見丸出しのフェイクニュースならではの内容。

ロンドン — 極右翼活動家でありトランプ政権の元側近スティーブ・バノンの後押しもあり暴力的憎悪の調達人として嫌われ受刑中だったトミー・ロビンソンが、法廷侮辱罪に異議申し立てをした結果釈放が言い渡された。

トミーの罪はと言えば、集団で幼い少女を強姦したモスレム暴力団の裁判について、すでに公になっている新聞記事を裁判所の前で読んだということだけ。すでに報道された記事を街頭で読むことの何が違法なのか。トミーはモスレム暴力団の悪行について公言しているだけであって、反モスレムでもなんでもない。彼は親イギリス人なだけだ。

イギリスの新聞、ザ・ガーディアンになるともっとひどい。同紙はロビンソンは極右翼の活動家を気取った役者であり、すでに自分の逮捕を活用して新たな演技を始めているし、昔のようにパブなどで無頼漢たちが集まって横のつながりを広めたように、今やネットを使って極右翼のネットワークを広げていると書く。いわゆるネトウヨというやつである。

主流メディアが真実を書かないから人々はネットに頼るしかないのだ。当たり前だろう。ネットがなかったら、トミーが逮捕されたことさえ誰も知らずにいたかもしれない。トミー逮捕のニュース報道を政府が禁じた時、大本営ニュースのBBC及び主流メディアが無様に従ったことでそれは明らかだろう。ネットがなかったらトミーの釈放もあり得なかった。カナダの保守活動家独立ジャーナリストのエズラ・レバントがトミーの弁護費用を募ったとき、それに世界中の人々が応じたのもネットのおかげだ。いまや主流メディアだけが人々の情報源ではないのである。Thank God! 神に感謝!

イギリス政府および後退派左翼のエリートたちは、トミー・ロビンソンを極右翼の過激派であり暴力的な反モスレムの暴力的な憎悪を広める人種差別者という印象を強めるために、あるとあらゆる手段を使って彼の言論を弾圧してきた。だが、彼を弾圧すればするほどトミーの人気は上がっていった。トミーを沈黙にとって今回の逮捕は悲劇的な間違いだった。今回の逮捕によってトミーを沈黙させるどころか、ただのサッカーフーリガンだったトミーが自由戦士として全世界に知れ渡るに至ったのである。そしてこれによりイギリスがどんなファシスト政権に落ちぶれたかを世界に知らしめることになったのだ。

もうトミーを止めることは出来ない。自由を止めることは出来ない。もしモスレム暴力団やイギリス政府がトミーを殺すことに成功したとしても、彼が始めた自由への運動を殺すことは不可能となったのだ。彼らが自分たちの身を守りたいならトミーの身に危険が及ばないことを願うことだ。


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多民族共存と多様文化主義は別物

欧米社会でここ二十年近く重宝されてきた観念として、英語でいう”multiculturalism” (多文化主義)という言葉があるが、これは一体どういうものを指すのであろうか。これについて「多文化主義は機能しない」と主張しているカナダの保守派ジャーナリストのローレン・サザンは訪問中のオーストラリアのテレビ番組でこの質問に答えていた。

アメリカやオーストラリアのように移民によって成り立ってきた国からしてみれば、多文化主義はきちんと機能していると言いたくなるのは当然。米国も豪州も元々は先住民の他にイギリスからの移民で始まり、その後はヨーロッパやアジア及びアフリカ諸国から様々な移民を取り入れて成功した社会である。

しかしサザン曰く、それぞれの文化を持つ多々の民族が集まっても移住国が持つ一つの文化を尊重してまとまるのであればそれは多文化主義ではない。多文化主義とはそれぞれの移民が自分らの文化をそのまま移住国へ持ち込んで固持することにある。同じ空間に共存している多々の民族がそれぞれの文化を主張するため、移民が極少数であるうちは元々の社会は許容することは可能でも、その数が増えてくると元の社会秩序が乱れてくる。そして相いれない文化を持つ民族の数が増えれば増えるほど、元の文化が破壊されていくというわけだ。

彼女の説が正しいことは西欧で起きている現状を見れば一目瞭然だろう。米国や豪州で比較的問題が起きていないのは両国とも移民に関してかなりの規制をしているからである。特に豪州はアフリカからの「難民」を無制限に受け入れていない。それでもすでにアフリカ人暴力団による犯罪の激化やモスレムによる暴動などは問題になっている。(拙ブログでも2005年に起きたカヌラビーチでの暴動について紹介したことがある。)

サザンの住むカナダのバンクーバーでは中国人移民の数が増え続けており、彼らは地元文化と全く融和せずに町中が中華街になりつつあるという。中国人は選挙権を得るとどんどん地元の政治にも影響力を持つようになり、バンクーバーの公用語が中国語になる日も近いとサザンは憂う。

サザンが「機能しない」と言っているのは、融合不可能な多文化の共存は社会として成り立たないという意味。無理やり共存させようとすれば、それぞれの共同体がそれぞれの領土を隔離する状況が起き、その領土をめぐって勢力争いが起きることは必定。そうなれば数が多くより暴力的な部族が勝つことになる。

侵略者に戦わずして地元文化を乗っ取られることが多文化主義というなら、私は断固お断りしたいね。


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自分をレズビアンだと言う男は強姦魔だ!

LGBTの間でも昨今色々な亀裂が生じているという話は過去にも拙ブログで書いてきた。特にレズビアンコミュニティーがMTF(女装男子)から非常に悪質なセクハラを受けているという話は「ノープラットフォームやヘイトスピーチは言論弾圧の合言葉」でもした通り。実はその話を書こうと思っている間にイギリスで自称トランス女の男子受刑者が女子収容所に移された結果そこで数人の女性受刑者を襲うという事件が起きた。

イギリスのヨークシャー市にあるニューホール刑務所で自称トランス女の男子受刑者は、去勢手術を受けていないにも拘わらず自分は過去二年間女として生きて来たと主張し、イギリスのアホ裁判官を言いくるめて女子収容所に移された。ところがこの男、女子収容所に入って三日後に女子受刑者に言い寄った。被害者によると男のアソコはあきらかに勃起していたという。添付先のザ・サン紙は男のことを「彼女」と書いているが、どこの世界に女性に勃起した一物を押し付けてくる「彼女」が居るのだ?

記事によると強姦とまではいかなかったものの、男は合計四人の女子囚人に性的に迫り、その度に勃起していたとそれぞれの被害者が語っている。どうして四人も被害者が出るまで当局が何もしなかったのかは不明。

イギリスの刑務所でトランス女だと主張した男が女子収容所に移された後に女子受刑者を襲うという事件はこれが初めてではない。去年も二人の女性を強姦した罪で受刑中の男がトランス女だと主張して女子収容所に移動を許された途端に女子受刑者の脚を触るなどのセクハラを行ったとして問題になった。この男も去勢手術を受けていなかった。

現在2017年三月の段階でイギリスとウエールズでは125人のトランスジェンダー受刑者が居り、前年の70人から45人も増えている。

イギリスでは医学的に性同一障害だと診断され二年間女性として暮らしていれば、戸籍上の性別を正式に変えることができる。この規則が男子受刑者を女子施設に移す際の基準となる。トランス女と認められると受刑者には色々な特権が与えられる。例えばトランス女囚人は看守からの捜査や言葉使いなどで特別扱いされる。また洋服やシャワーの時間やプライバシーなどもかなりの自由が与えられる。こんな特別扱いが受けられるなら、トランスジェンダーを装う受刑者が増えるのは当然だろう。急激に増える自称トランス女の対応に刑務所は色々な対策を取らざる負えない状態にあるという。

また、イギリスでは1999年に初めてトランス受刑者の性適合手術権利が与えられた。誘拐罪で終身刑を受けていたジョン・ピラー(当時64歳)他5人の受刑者が国民保険で性適合手術を受ける権利をめぐって訴訟を起こしたのである。

スコットランドでは、女子収容所に入れられたトランス女が自分の部屋で他の女子受刑者とセックスしているところを見つけられたにもかかわらず、国民の血税2万ドルを使って性適合手術を受ける予定は変わっていない。この男は2013年から殺人の罪で受刑中である。

さて、こうした背景があるなか、今月初めに行われたロンドンのゲイプライド大会で数人のレズビアンがトランスジェンダーに抗議をし一時的に行進を阻止するという事件が起きた。

ゲイプライド行進を邪魔したのは8人のレズビアン活動家で、彼女たちはゲイプライド行進にトランスジェンダーを含むことに抗議していた。彼女たちは「トランス活動はレズビアンを抹消する」「レズビアン=女性同性愛」などの旗を持って行進の行き先をふさいで10分間ほど邪魔したが、警備員によって取り除かれた。

彼女たちは口々に「自分をレズビアンだという男は強姦魔だ!」と叫んでいたという。

この他にも、ゲットザLアウト、オブジェクト、メイデイ4ウイメン、クリティカルシスターズ、レズビアンライツアライアンス(Get The L Out, Object, Mayday 4 Women, Critical Sisters and Lesbian Rights Alliance)と名乗るレズビアンたちが参加者に、プライド行進の参加者を拡大したことにより、レズビアンたちが虐げられ、彼女たちがあたかも変態であるかのように扱われていると抗議した。あるビラには「トランス活動はレズビアンに男とセックスすることを強要しようとするものだ。我々は革新という名に扮したこのような悪どい行為を断固許さない」と書かれていた。

また他の活動家は「トランスジェンダーリズムはコンバージョンセラピー(同性愛を治す治療)だ。コンバージョンセラピーは間違っている。」と述べ、「女性のみがレズビアンになれるのだ。手術をした男は決してレズビアンにはなれない!」と語った。

昔はLGBと言われていた同性愛及び両性愛者たちの活動が、最近になってトランスジェンダーだのノンバイナリーだのと訳の解らない人々まで含むようになり、いまでは LGBTQIA+という嘘みたいな名前の活動になっている。それで拡大一方のLGBTQIA+と従来のLGB、特にレズビアンたちとの間で少なからぬ衝突が生じているのだ。

レズビアン活動家たちから言わせると、レズビアンは生物学的な女性とのセックスを好むのであり、ドレスを着て居ようとどうしようと手術も受けていない男を女として認めるわけにはいかないと主張したところ、プライド行進の主催者から疎外されたという。

トランス女たちが女子施設使用を強要しようとする度に、常識人は普通のトランス女と変態の区別がつかなくなると言って反対してきた。しかし私は最近トランス女こそが変態なのだと思うようになった。自分がトランス女だと言い張る大半が上記の囚人たちのように単に女子施設に入り込んでわいせつ行為を行いたいだけの犯罪者なのだと思うようになった。確かに中には本気で自分を女だと思って男性と付き合ってる人もいるのだろう。だが、自分はトランス女でレズビアンだと主張する男はこのレズビアン活動家たちが言うように強姦魔だと思って間違いない。

過激派レズビアンがまともに見えるこの現状は、まさしく悲しい。

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180度変わってしまった昔のリベラルと今の後退派左翼

アップデート:コメンターの道草人さんから翻訳の間違いのご指摘があったので訂正した。もしかしてまだ間違いがあるかもしれないので、後部に原文を張っておく。英語に自信のあるかたはそちらを参照のこと。

パワーラインに掲載された「昔のリベラルはどうんなふうだったか」というエントリーが面白かったので紹介しよう。これはリベラルのカリスマ的存在だったバートランド・ラッセルが1951年に発表した“Ten Commandments of Liberal Inquiry” というもの(「リベラル研究の十戒」とでも訳すのかな?)今のリベラルにラッセルの爪の垢でも煎じて飲ましてやりたくなる内容。

1. 何に関しても完全なる確信を持たないこと。

2. 証拠を隠して考えを述べることに価値があると思わないこと。証拠はいずれ表に出てしまう。

3. 考えることを躊躇しないこと、そうすればかならず成功する。

4. 反対の意見にあったら、それが夫であれ子供であっても他人の権威を使って相手を説き伏せようとしないこと。権威による勝利は事実ではなく幻想だ。

5. 他人の権威に敬意など示すな。反対意見にも権威は存在するのだから。

6. 権力を使って自分が悪質と考える他人の意見を弾圧するな。そうすればその意見が自分を弾圧するようになる。

7. 風変りな意見を恐れるな。今受け入れられている意見も一度は風変りと思われていた。

8. 受動的な意見の同意より、知的な意見の違いに喜びを見いだせ。知性を重視すれば後者は前者よりも深い同意であることを意味する。

9. 厳正に真実を語れ。たとえその真実が不都合であったとしても。真実を隠そうとすれば、もっと不都合なことが起きる。

10. 愚か者の楽園に住む者を羨むな。愚か者のみがそれを幸福と思うからだ。

確かにこれがクラッシックリベラルの思想だったのだとしたら、今自分らをリベラルと言ってる後退派左翼には全く当てはまらない。今でも自分をリベラルと思っている人たちなら、自分が民主党や左翼を去ったのではなく、彼らがリベラルを去ったのだと思わざるおえないだろう。

Bertrand Russel’s 10 Commandments of Liberal Inquiry

  1. Do not feel absolutely certain of anything

  2. Do not think it worthwhile to produce belief by concealing evidence, for the evidence is sure to come to light.

  3. Never try to discourage thinking, for you are sure to succeed.

  4. When you meet with opposition, even if it should be from your husband or your children, endeavor to overcome it by argument and not by authority, for a victory dependent upon authority is unreal and illusory.

  5. Have no respect for the authority of others, for there are always contrary authorities to be found.

  6. Do not use power to suppress opinions you think pernicious, for if you do the opinions will suppress you.

  7. Do not fear to be eccentric in opinion, for every opinion now accepted was once eccentric.

  8. Find more pleasure in intelligent dissent than in passive agreement, for, if you value intelligence as you should, the former implies a deeper agreement than the latter.

  9. Be scrupulously truthful, even when truth is inconvenient, for it is more inconvenient when you try to conceal it.

  10. Do not feel envious of the happiness of those who live in a fool’s paradise, for only a fool will think that it is happiness.


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リベラルが民主党を見放す時、ウォークアウェイ運動に同調するリベラル達

数日前にはじめてウォークアウェイ運動なるものがあることを知った。ウォークアウェイとはWalk Away – 立ち去れ、と言う意味。ブランドン・ストラカというニューヨークのゲイ美容師がユーチューブビデオで自分は嫌悪に満ちた民主党を支持することは出来ない、立ち去ることにした。という内容の動画を発表。これが瞬く間に話題になりフェイスブックでは2.2百万回も再生されているという。彼に感化された元民主党支持左翼リベラル達がこぞって自分のウォークアウェイ証言動画をストラカが設立したウォークアウェイフェイスブックページに#Walkawayのハッシュタグで次々に投稿しはじめた。

「昔々、僕はリベラルだった」といってはじまるストラカのビデオは、自分がリベラルになった理由は、人種や性嗜好や性別による差別や独裁的な思想や言論弾圧を拒絶するからだとし、今自分がリベラル及び民主党を去るのは、それと全く同じ理由からだと説明する。

二年前にトランプが共和党の候補に決まりつつあったころから、民主党支持でありながらヒラリーやバーニーに投票せずにトランプを支持するようになったリベラル達が増えた。以前にも拙ブログにおいて民主党は本当の意味でのリベラル思想からかけ離れてしまったと言って保守派に転向したデイブ・ルービンの話しや、チャドウィック・ムーアの話しで紹介したことがある。

私が今の左翼や民主党支持者を左翼リベラルとか革新派リベラルと言わずに「後退派左翼」と呼ぶようになったのは、今の左翼はおよそリバティー(自由)にも革新にも全く興味がない独裁主義だからである。

現在の左翼たちは徒党を組んで覆面して保守派の講演会を暴力で阻止する。自分と違う意見は徹底的に弾圧する。左翼思想に従わないものは道端で出くわしても、レストランでも、小売店の店先でも大声で罵ったり暴力をふるったりする。これが差別反対とか少数派の人権擁護とか言ってた奴らのすることか?

こういう世の中なので、今までリベラル派でそういう付き合いしかしてこなかった人間が突然自分は保守派に転向するなどと言ったら、周りから受ける反撃は半端なものではない。友達を失い家族からも見放され下手すれば仕事も失うなどということになりかねないからである。

ストラカのビデオに励まされて実は自分も保守派だと「カミングアウト」したグラミー賞受賞者の作曲家ブランドン・コンティは、保守派としてカムアウトするのは何年か前にゲイとしてカムアウトしたときより勇気が要ったと言っている。なにしろ彼の所属している音楽界は普通以上にリベラルに独占されている社会だ。保守派としてカムアウトなどすれば失うものも大きい。だが驚いたことに彼の事務所は彼にとても支持的だった。彼のウォークアウェイビデオに寄せられたコメントは1000以上で、後から後から続き三日間止まらなかったという。しかもウォークアウェイ宣言によって彼のCD売れ行きが急増した。「いったいどれだけの人が同じことを考えているんだろう?」とコンティは言う。

しかし無論バックラッシュがあることも忘れてはならない。後退派左翼たちは自分たちへの支持が減り始めていると意識したら、保守派への攻撃が激化することは間違いない。げんにウォークアウェイの発起人であるストラカは近所のカメラ屋さんで店員からサービスを拒絶されたとテレビインタビューで語っている。だが同時にストラカはカメラ屋を名指しで非難することもせず、絶対にカメラ屋に嫌がらせをしないでくれと訴えていた。数日後カメラ屋の本社から店員の態度は会社の方針を代表するものではないとして謝罪発表があった。ストラカは名指ししていないのに何故本社がそれを知るに至ったのかは不明だ。

この運動が極左翼と化した民主党崩壊へとつながるかどうかはわからない。だが、ポリコレの独裁に嫌気をさした普通のリベラルたちが今の気違いじみた社会風潮から立ち去る時はすでに訪れたのかもしれない。


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フェミニスト「トランスジェンダーのために女性の人権を犠牲にするな!」

私は以前から生粋のフェミニストたちの間で、トランスジェンダー優先の動きに懸念を示す人々が増えているという話をしてきたが、今回もトランスの人権を優先するあまりに、女性が長年かけてかろうじて得たもろい人権が脅かされつつあると主張する記事を見つけた。

ザ・エコノミストに載ったTrans rights should not come at the cost of women’s fragile gainsというのがそれ。著者はサラ・ディタム(

最近イギリスの癌センターで子宮癌についてのパンフレットに「子宮頸部(しきゅうけいぶ)のある人のために」という言葉使いを見つけディタムはその不自然さを感じた。なぜ単に「女性のために」と言わずに「子宮頚部のある人のために」というおかしな言葉使いがされているのかと言えば、MtFのように生物学的には男性なのに女性だと思ってる人間には子宮がないから、すべての「女性」に子宮があるとは限らないというのがその理由。同じ理屈で難民センターにいる女性たちのために生理用のナプキンやタンポンの支給をするにあたっても、女性用とせずに「生理のある人」用といって支給されたのだそうだ。イギリスのグリーン党では有権者の女性を対象にする際も女性と言わずに「男ではない人」と表現している。あたかもトランスジェンダーの台頭によって「女性」が消えてしまったかのようだ。

ディタム自身も左翼であることから、トランスジェンダーに対する虐待や医学界における無理解さには十分同情を示している。しかしながら、なぜかトランスの矛先は圧倒的にフェミニストに向けられ女性の空間や女性のためのサービスがその攻撃対象となり女性という言葉の意味すら変えられつつあるとディタムは憂う。

例えば、同じ癌でも男性のみに起きる前立腺癌の場合は医学界でも「男性のため」と表現されており「前立腺のある人」という言葉使いはされていない。何故男は男のままなのに女を女と呼んではいけないのか。

職場における男女格差は深刻な問題であり、妊娠が女性の出世の妨げになるといった問題を言及するにあたり、妊娠及び育児を女性と結びつけずに男女格差をどのように語れるというのか?トイレや更衣室と言った場所に関しても、男子トイレはそのままで女子トイレだけが多目的になったり医学的な男子であるMtFが女子スポーツに参加して女子選手を圧倒するなど、なぜ犠牲になるのは常に女性なのか? なぜ中性主義というと必ず女性が犠牲になるのか、とディタムは問う。

カカシは左翼フェミニストではないがディタムの言い分はもっともだと思う。

偶然だが、先日ロンドンで行われたゲイプライド行進では、少数とはいえフェミニストによるトランスへの抗議デモが行われた

この「Lを除け」(Get the L Out)という運動を率先しているのは、医学的性と自意識が一致している普通の女性であるレズビアン団体でトランス主催のゲイプライド運動に抗議する女性たちである。ゲイプライド行進を主催したゲイたちからすれば、彼女たちの行動は「衝撃的で忌まわしい差別主義で無知蒙昧な許しがたき行為」ということだ。トランスの間ではトランスの存在に否定的なレズビアンのことを*TERFなどと言って侮っている。これについては拙ブログの過去エントリーで説明している。TERF/ターフtrans-exclusionary radical feminist. トランス阻害過激派フェミニストという意味のトランスによる造語。

添付先の記事は後退派左翼のサイトからの引用だが、彼らは一部のレズビアンが主張するような、トランス運動がレズビアン運動を脅かしているという考えは神話だと主張する。「自称レズビアン」による「女装男は強姦魔だ!」とする考えは医学的な女性以外はレズビアンにはなりえないというレズビアンによるトランス女への偏見であるというのである。
医学的な男が医学的な女性に性的魅力を感じるならば、彼がドレスを着ていようとどうしようと、彼はレズビアンではなく単に女装趣味の異性愛男性である。
ところでこのエントリーを書いている途中に、イギリスの女性歌手アリソン・モエットが 自分のツイッターに「私は誰もが自分が好む代名詞を使う権利を尊重し弁護もするが、私の代名詞は⋆シスではない…私のような人間が『女性』というタイトルを得るためには長い苦労があった。女性で十分だ。」と書き込んだところ、トランス連中からひどい誹謗中傷の攻撃があった。そのあまりのすさまじさに、彼女は一応謝罪表明をし一か月間ツイッターを自主謹慎すると発表した。(*カカシ注:シスというのはトランス連中が作り出した造語のひとつで、生物学的な性と自意識が一致している正常な人間のことを指す。)
まったくトランス過激派ってのはどれだけ女性を虐待すれば気が済むのだろう?奴らは自身が女性どころか女性の存在そのものを否定する男尊女卑者だと添付先の記事の著者ブランドン・オニールは言う。(Brendan O’Neill)
「(トランス及びその仲間たち)君らが女性が自分を女性と呼ぶことを侮辱するなら、君らの陰謀は失敗した。君らは自分たちを革新派だと言う権利を失った。」

 

 

 

 


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