本日、5/26/2023、イギリスサイクリング協会、British Cyclingがトランスジェンダー及びノンバイナリーの選手に関する新しい規則を発表した。Update: Transgender and Non-Binary Participation policies (britishcycling.org.uk)

これによるとイギリス国内のサイクリング競技において、既存の女子枠は従来通り生得的女子と男性ホルモン治療を始めていない自認男性の女子のみ参加が許可される。既存の男子枠はオープン枠に変更され、女性自認やノンバイナリー自認の生得的男子の参加が許可される。

トランスジェンダーによって持たれている記録は、この規則が正式に施行されるまで公式記録として残される。

国際大会がイギリスで開催された場合は、UCIの規則が優先される。

イギリス国内のエリート競技はこれでいいが、まだまだ問題は残っている。競技ではない趣味の会のようなものだとこれまで通り女性自認男子の女子大会参加が許可される。また、女性自認男子が女子と同じ更衣室やシャワー室を使うことも可能である。

まだまだ問題点はあるものの、一応正しい方向へ一歩踏み出したと言えるだろう。

付けたし:イギリスで最強の女性自認男子サイクリスト、エミリー・ブリジスは男子を女子競技に参加させない新規則(実は昔の正常な状態にもどっただけ)について「暴力的な行為」だと批判した。

ブリジスは自分のソーシャルメディアにこの新規則を暴力的な行為とした後、協会はアメリカの大統領候補者の一人であるロン・ディサンティスに影響をうけているとつづけ、アメリアを見よ、スポーツから我々を排除することからはじまって若者への医療やトイレ使用などを通じてジェノサイドは進むのだ。文字通りナチスや陰謀論者がトランスを駆除しようとしている側に協会は立つのか、と怒り心頭といったところだ。

まったくTRAというのはやたらに「ナチス」だの「ジェノサイド」だのという言葉を振り回すが、自分らのような男性体の人間が女子競技に参加することによって、女子スポーツが破壊されることなどさらさら興味がないのである。いや、女子競技を破壊することこそ彼等の目的なのだといっても過言ではないだろう。

このエミリー・ブリジスという男は実は結構才能ある男子サイクリストであり、まじめに男子として男子枠に参加しても悠々上位に進出できるだけの腕があるのだ。彼は一年前まで現役大学選手で、イギリス男子大学生記録まで出しているような男なのだ。無論全イギリスおよび全世界となれば、彼並の選手はたくさんいる。だから彼には優勝の可能性はあるとはいえ、保証されているわけではない。しかし女子枠なら彼の支配は間違いない。だから彼は女性の上に君臨したいのだろう。本当になんとも情けない男である。


1 response to イギリスサイクリング協会、トランス自認男子の女子競技参加を禁止、トランスはオープンカテゴリーへ

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