思想の多様性に敵意丸出しの後退派左翼

8月下旬から始まった移動続きの出張だが、本日四つ目のホテルに移動。今日は花金だし今週末は仕事がないので一足先に週末を始めよう。
昨日9/14日の夜、保守派政治評論家のベン・シャピーロがカリフォルニア州立バークレー大学で演説を行った。実は講演の瀬戸際まで実際に講演が実現するかどうか危ぶまれていた。それというのも、左翼ファシストテロ軍団のアンティファ・ファシスト連中がシャピーロの講演を妨害すべく集まってくることが充分に予測されていたからである。バークレー市は今年初旬にマイロ・イヤナポリスの講演を妨害したアンティファの暴力に対して全くといっていいほど警備を施さなかったことで批判を受けていたこともあり、今回はなんと60万ドルという警備費を投入して厳重な警備にあたった。おかげでシャピーロの講演は無事に行われた。
会場の外では1000人を超す反シャピーロ連中が集まり訳の解らないスローガンを叫び続けていたが、警察は武器を持っている人間や覆面をしている人間を次々と逮捕。法と秩序を守り通した。
保守派演説者を招待すると警備費が嵩むと文句を言ったり批判する前に、事態がここまで悪化する前に何故バークレー市は対策をとらなかったのかを考えるべきである。暴力沙汰を起こしているのは左翼過激派のアンティファ連中ではあるが、その暴力を許容どころか奨励してきた大学側やバークレー市にも多いに非がある。
全国各地のエリート大学が、保守派演説者を招待した学生たちに警備費と称して法外な金額を請求しておきながら、左翼暴徒らの暴力を学校側が全く阻止せず、警察に待機命令を出して、左翼の暴力を奨励している。
アメリカのエリート大学の多くが左翼連中たちに乗っ取られてしまった。大学の職員も教授もほとんどが左翼。1960年代の学生運動で過激派だった奴らが今や教授になってるわけだから、右翼や保守派の意見など最初から聞く耳持たないどころか、そういう意見はどんどん排斥している。そういう連中に育てられた現在の学生たちが左翼以外の言論を暴力で阻止しても良いと考えるのは当然だ。しかもそういう暴力的な行動を学校側が見て見ぬふりをするだけでなく奨励までしているとすれば、ことが激化するのはわかりきっていたことだ。
実は、本日のエントリーはこの間よもぎねこさんが多様性について書いているのを読んで、色々思うことがあったので私もそれについて書いてみようと思ってはじめたのだが、なぜアメリカの大学における保守派思想弾圧が多様性と関係があるのか説明しよう。
後退派左翼連中が言うDiversity(ディバースィティもしくはダイバースィティと発音)訳して多様性とは、思想や文化の多様性のことではない。彼らにとって大事なのは人種や国籍の多様性であり、顔や言葉のアクセントの違いは奨励しても、思想の違いは断固許さない。
この多様性という言葉はちょっと前まで使われていた多文化主義と同じだ。多文化主義は他国の文化を尊重するあまり、自国の文化を虐げるという本性がばれて人々から顰蹙を買うようになったので、後退派左翼は新しく多様性という言葉を使い始めたのである。だがどんな言葉を使おうとやっていることは全く同じだ。
後退派左翼の最終的な目的は共産主義を確立することだ。そのためには既存の自由主義文化を破壊することから始めなければならない。多文化主義だの多様性だのはそのための手段に過ぎないのだ。自国の文化と相いれない異文化の人間を大量に受け入れれば自国の文化は衰退する。それが彼らの目的だ。だから彼らの言う多様性とは決して思想の多様性のことを言うのではない。これらの人々に共通している思想はアメリカ文化の完全破壊にあるのだ。
アメリカは移民の国だと言うのは本当だが、だからといってアメリカ特有の文化がないのかと言えばそれは違う。いや、それどころか、他国からアメリカにやってくる移民のほとんどが、アメリカ特有の文化に魅かれ、その文化に自分もあやかりたいと思ってやってくるのだ。格言うカカシもその一人。私はアメリカに住む日本人で居たいと思ったことはない。私は日本を祖国に持つアメリカ人になりたいと思ってアメリカに移住したのだ。
だから私のような移民こそが、本当の意味でのアメリカ文化を守りたいと思っている。私のような移民は外国から来て外国の文化をアメリカに押し付けようとする奴らにものすごく腹が立つ。そんなに自分の国が良かったなら、なんでアメリカに来たんだよ、国へ帰れ!と言いたい。
多様性を唱える奴らは、このアメリカ独特の文化を破壊し共産主義を確立しようとするファシストたちなのだ。(共産主義もファシズムも同じ穴のむじなだ)彼らは暴力で他思想を弾圧し排斥する。であるから多様性などというきれいごとに騙されてはならないのだ。
ここでひとつ付け加えておく。「多様性」という概念は決してアメリカが生み出したものではない。これは欧米の後退派左翼連中が作り出したものだ。日本の保守派の人々がアメリカを誤解するのは、こういう悪い左翼思想がアメリカの左翼メディアを通して日本のメディアに引き継がれ、そのまま日本で報道されてしまうからだ。人種だけの「多様性」は決してアメリカ文化を代表するものではない。自国の文化を犠牲にして外国文化を取り入れるなどアメリカの精神に反する。
本当の意味での思想の多様性という意味であれば、自由社会ならだれでも奨励する。だが、後退派左翼の「左に倣え」の多様性などくそくらえである。日本がこういう悪い左翼思想に毒されないことを願うものである。


View comment

アメリカで一番危険なヘイトグループ、サザンパバティーローセンターの正体

今年の6月、全国各地で反シャリア法デモが行われた。それについてアメリカの左翼メディアは主催したACTf or America(アクトフォーアメリカ)というグループがサザンパバティーローセンター(南部貧困法律事務所の意味)略してSPLCという市民団体によってヘイトグループと指定されている団体だと繰り返した。しかし、このSPLCという団体、いったいなにを根拠にACTフォーをヘイトグループだというのか。いや、それを言うなら、なぜメディアはSPLCの言うことをそのまま鵜呑みにして、あたかもSPLCに道徳的な権限があるかのようにふるまうのか。いったいSPLCとはなんだ?いったい奴らには何の権限があって他人の団体をヘイトグループだと名指しすることが出来るのだ?

この保守派版ウィキによると極左翼市民団体として1971年にアラバマ州モンゴメリー市にてモリス・ディーズ(Morris Dees)という弁護士によって創立された。人権擁護を目的に弁護士料を払えない貧困者のために弁護をしてあげるという慈善事業の名目で始められたのだが、彼らが貧乏人の人権裁判で弁護などしてやったことなどほとんどない。

彼らの資金源は左翼リベラル連中からの寄付金が主だが、そのほとんどが団体の幹部らの高額な給料になっており、法律事務所という割には裁判に使われる金額はほんの少し。しかもその裁判というのが、『俺たちの言う通りにしないなら訴えて裁判にして破産させてやるぞ』といった恐喝まがいのものばかり。

SPLCからヘイト犯罪を犯したと訴えられた場合、それこそ弁護士を雇うことが出来ない零細団体はたとえ無実でも家財一切賠償金として持っていかれることもある。

彼らは「ヘイトグループ」と称する名簿を常に作っている。このヘイトリストには団体だけでなく個人も載っているが、彼らのリストに載るのはメンバーも数人でほとんど活動などしていない完全に無害な白人至上主義者のKKKやニオナチの他に、同性愛結婚に反対なキリスト教宗教団体、違法移民に反対な団体、人工妊娠中絶反対団体、イスラム教に批判的な個人、などが人種差別者と共に載っているのだ。

SPLCのヘイトリストに載ってしまうと色々な面で被害を被る。例えば大学で講演が出来なくなるとか、本が出版できなくなるとか、テレビに出られなくなるとか色々だ。今はされていないが一時期はFBIや国家安全保障省など参考資料にしていた時期もある。だがSPLCヘイトリストの弊害はそれだけではない。SPLCのヘイトリストを暗殺リストと解釈して左翼過激派がリストに載った団体や個人に実際に暴力をふるうという事件が起きているのだ。

2012年、フロイド・リー・コーキンズという男がFamily Research Councilという保守派団体の事務所に押し入り、警備員に発砲して負傷させるという事件が起きた。自ら国内テロ行為を認めたコーキンズは、この団体の存在をSPLCのホームぺージにあったヘイトリストから知ったと語っている。

新しいところでは、今年(2017年)の6月に野球の練習中の共和党議員ら数人に乱射した犯人も、SPLCのホームページはじめ多くの左翼過激団体に「いいね!」マークを付けていた。

SPLCはこれらの暴力に関して、自分らはすべての暴力を糾弾すると声明文を出している。
問題なのはSPLCは本当のヘイトグループと一緒に普通の合法で正当な団体までヘイトグループリストに掲載していることだ。極左翼であるSPLCにとって、バーニー・サンダースより右な団体は個人は誰でもヘイトグループということになってしまうからだ。

ではどんな団体がSPLCのヘイトグループリストに載っているのかといえば、先日発表されたサンディエゴ付近のヘイトグループのなかに、黒人至上主義団体やホロコースト否定主義者やイスラムテロリストグループなどに混じって二つのキリスト教会が含まれていた。なぜこの教会とその神父たちがヘイトグループと名指しされたのかといえば、それは単に彼らが同性愛結婚に反対しているということだけだった。これによって反LGBTのヘイトグループということにされたのである。しかし同性愛行為はキリスト教では認められていないので、この理屈でいうとキリスト教会はすべてヘイトグループということになってしまう。(それを言うならユダヤ教もイスラム教も同じだ)

問題なのはSPLCはKKKとかニオナチやブラックパンサーやイスラムテロリストという本当の意味でのヘイトグループと普通の宗教や保守派団体を同一に扱っていることだ。これをやるとリストの内容を気を付けてみていない人たちに、これらの宗教や保守団体がテロリスト団体と同じように危険な団体なのだという錯覚を与えてしまう。無論SPLCの目的はそこにあるわけだが。

2012年SPLCはヘイトリストの新しく載った人々に関してこう語る。

この調査書には古株及び新人の扇動者も含め30人の極右翼の人物紹介がされている。 これらの過激派には反政府活動家や人種差別主義ニオナチ団体、そしてイスラム教徒やLGBTに関して虚偽のプロパガンダを流している者も含めて、 国家の衰退する経済や非白人の移民や多数派としての白人人口が減っていることを悪用して話題を集めている者たちである。

この声明文だけを読んでいても、いかにSPLCがずる賢いかが解る。反政府活動家だのニオナチだの国民の誰もがヘイトグループと納得する団体と一緒にイスラム教徒に批判的とか同性愛結婚に反対するといった人々を載せ、大量な違法移民を反対する人々なども人種差別者と一緒くたにしている。

このリストに載った「ヘイト」個人の中には、長年イスラム教の悪行に批判的なアイアン・アリ・ハーシュ女史、ブリジット・ゲイブリエル女史、パメラ・ゲラー女史や、同性愛結婚に批判的なキリスト教保守派のマイケル・ブラウン氏やルー・エンゲル氏や歴史家のデイビッド・バートン氏、さらには共和党大統領立候補者のひとりベン・カーソン医師まで「過激派」リストに含まれているのだ。

この間シャーロッツビル市で起きた白人至上主義団体と左翼暴力団のアンティファ・ファシストらとの衝突の際に、左翼フェイクメディアのCNNがまたぞろSPLCのインチキヘイトグループリストを発表したため、能タリンの芸能人ジョージ・クルーニーや左翼の悪玉ジョージ・ソロスなどが多額の金をSPLCに寄付した。
遂にこの本当の意味でのヘイトグループであるSPLCに対して訴訟を起こすグループが現れた。訴訟を起こしたのはD・ジェームスミニストリーという宗教団体。彼らはSPLCが真実でないことを十分承知のうえで教会の名前をヘイトグループの一つとして掲載したことは名誉棄損だとしている。

参考サイト
The Southern Poverty Law Center is the Most Dangerous Hate Group in America
12 Ways The Southern Poverty Law Center Is A Scam To Profit From Hate-Mongering

Some People Love to Call Names
The Southern Poverty Law Center’s extremist list isn’t a Consumer Reports guide. It’s a political tool.
Our leading hate group


View comment

国を守るためには国民アイデンティティーは必須

先日、ヨーロッパの若者たちが「ヨーロッパを守れ」とリビア沖に繰り出したニュースを紹介したが、彼らはジェネレーションアイデンティティーと名乗り、自分らのことをアイデンティタリアンと呼んでいる。
このIdentityという言葉は非常に訳しにくい。私は日本の高校の哲学の時間にこの言葉を最初に聞いたが、日本語の教科書にさえこの言葉は「アイデンティティー」とカタカナで書かれていた。そのくらい日本語にはしにくい単語だ。平たく言うならば、自分が何かという意識だ。自己意識とでもいうのだろうか。
このアイデンティティーというのは個人だけでなく国にもある。この「国のアイデンティティー」というものは非常に大切だ。これが薄れると外敵からの攻撃に無防備になってしまうからだ。今のヨーロッパを見ていればそれがよくわかる。
欧州にはカトリックという欧州全体をつなげる伝統的なアイデンティティーがあった。しかしそれ以上に個々の国々でそれぞれの伝統に沿った国民性というものがあった。それを根底から破壊しにかかったのが左翼思想の社会主義だ。
左翼主義が蝕む欧州はもう何十年も前から世俗主義を押して宗教をおざなりにしてきた。社会の基盤である結婚制度を破壊してきた。離婚が多いだけでなく、同性婚を早くから認め、それでいて未婚の母も普通という状態を作って結婚を意味のないものにしてしまった。男女同権という名目のもとに女性人権とは無関係なフェミニズム思想が横行してバイキングの伝統を持つ男たちが骨抜きにされた。挙句の果てが極端な少子化と自己文化の衰退。多様文化主義だの民族多様性だのばかりを強調して自分らの伝統や習慣とは相いれない異文化を不用意に歓迎した。外敵が侵略を講じるにはもってこいの状況が整っていた。
そしてここ2015年にはじまったアラブ・アフリカからのモスレム大移動。欧州が国民性を失うパーフェクトストームの到来だ。
自分たちの文化や伝統に自信を持てない欧州人は自己意識旺盛なモスレムに太刀打ちなどできるはずがない。外敵に脅威を示す人々を白人至上主義などといって毛嫌いする輩も、なぜかモスレム至上主義者らには何の脅威を示さない。自虐主義もここまでくると自殺願望としか思えない。
さて、ではアメリカはどうなのか。
何度も繰り返してきたが、欧米と一口に言ってもアメリカと欧州とではこのアイデンティーに関して雲泥の差がある。この間もイギリス人によるアメリカの印象で紹介したように、アメリカ人はやたらと愛国心を強調する。祝日でもないのに町中のあちこちに星条旗が掲げられている。一般の民家でさえ正面玄関や前庭に旗を掲げるのは珍しくない。苺畑家でも早起きのカカシが国旗掲揚の役目を背負っている。
大昔にカカシの父が「アメリカは移民の国だから、常にアメリカ、アメリカ、と言っていないと国としてのアイデンティティーを失ってしまうのだ。」と言っていた。確かにそれもあるが、アメリカはアメリカ人になりたい人たちの集まりだからと言った方が正解だと思う。
よく、アメリカは移民の国だからアメリカとしての伝統や文化がないと勘違いする人が居るが実はそうではない。オバマ前大統領が進め急速に大量に取り入れたモスレムナンミンや中南米からの違法移民は全く別だが、従来アメリカに合法に移住して来た人々のほとんどがアメリカの自由な文化に憧れてやってきた。彼らは自国で宗教や人種や政治の問題で迫害されてきた人々であり、アメリカに来て本当の自由を獲得しようとした人々だ。だからかえってアメリカで生まれ育った人々よりも、よりアメリカ人であることが多いのだ。
ここでいう自由とは、単に個人が他人の迷惑を考えずに好き勝手なことをするという意味でもなければ、効率だけを考えて他人との人間関係を無視してもいいという意味でもない。で以前に引用したこういう意見だが、

移民社会とは、個々人の歴史的なルーツの共通項がないので、生活の便宜ばかりが優先され、実力主義とばかりに、誰もが個人プレーでしのぎを削り、後先や周囲の状況をあまり考えずに、先を争って自己主張をする。従って、新米か古参かの区別さえなく、単純に右翼か左翼か等の表面的なレッテル付けで人を罵倒し合って、とにかく五月蝿い。

これは完全な誤解だ。移民社会は個人の出生地や家柄や人種に捕らわれずに個人の才能だけで判断されることが理想だ。よくアメリカンドリームと言われるのは、誰でも文無しの状態からドナルド・トランプみたいな実業家になる可能性があるという意味。階級制度や宗教差別で生まれた時から人生が決まっている社会との一番大きな差はここにある。
アメリカ人は個人主義だから周囲のことを考えないというのは全くの間違いである。アメリカはジュデオクリスチャンの伝統があり、特にプロテスタントの影響が強い。19世紀末や20世紀初期、移民がアメリカに早く馴染むようにと英語教室があちこちに設けられたが、これらは政府機関ではなくキリスト教会主催の慈善事業が主だった。チャリティーの面ではアメリカ人は非常に気前の良い国民だ。世界中のどこの天災でも国家としての支援金は他国から劣ることはあっても、個々のアメリカ人による寄付金は常に世界最高。アメリカは個人の権利を重んじる国。だからチャリティーも個人の判断でされるものであり、国から押し付けられてするものではないのだ。
アイデンティティーの面で日本は恵まれていた。もともとほぼ単一民族だから、これが日本だと常に考えてくる必要はなかった。いわゆる日本人になら解る暗黙の了解というものがあったからだ。しかし今の時代これでは通用しない。今までは特に何の努力をしなくても日本人としてのアイデンティティーは確立されていたかもしれないが、外国からの移民がどんどん入ってくる社会になったらそんな呑気なことは言っていられなくなる。
日本が好きで日本文化に融和したいと考える外国人なら毛色が違おうが言葉が多少苦手だろうが大した問題ではない。だが、まったく日本の文化を取り入れる気持ちがなく、自分らの文化を地元の日本人に押し付けようとする外国人が大量に入ってきたら、これは問題だ。日本人は根が優しいので、これを利用しようとする外敵が居ることに十分気を付けるべき。安易に移民を受け入れるのは非常に危険だ。
しつこいようだが、カカシは日本を離れて30余年。日本に帰国するのは一年置きぐらい。だから私の日本観は一コマづつのスナップショット。継続してみていないからその変化に気づきやすい。それで日本社会の西洋化はここ30余年目まぐるしいものがあると感じる。
欧米の良い面を真似するのは決して悪いことではないが、欧米左翼の変な男女同権主義だの多文化主義だのPCだのを取り入れすぎるのは問題だ。また、日本語が変な外来語に冒されているのを聞くとものすごく残念だ。私が居た頃からカタカナ英語は普通に使われていたとはいうものの、最近はやりすぎなのではないかと思う。
外敵から国を守るのは国民のアデンティティー。アメリカも日本をそれを忘れるとヨーロッパの二の舞を踏むことになる。


View comment

相手に親切にすれば相手からも親切にされると思い込む文明人の悪い癖

このあいだ、コメンターのちびむぎみみはなさんの発言を発端に、よもぎねこさんのサイトで非常に興味深いエントリーがあった。それについて私ももっと掘り下げて考えてみたいと思う。

一方だけが幾ら寛容になっても、もう一方が完全に不寛容であれば、寛容を示した側が追い込まれるだけなのです。ところが大アジア主義のイスラム観をアップデートできない人々は、これを理解していないのです。

そもそも彼等は実はイスラム教の教理などには一切関心はないのです。 これってイスラム教徒からすれば神への冒涜そのモノなのですが、彼等はそんなことは夢にも考えていません。
彼等に限らず「寛容」を振り回す人々は、そもそも自分達が寛容であることへの自己満足に浸るばかりで、相手を見て理解しようとしないのです。(強調はカカシ)
しかし本当に相手を見手理解しようと言う努力を放棄した上で示す寛容が本当の寛容と言えるのでしょうか? 勝手に相手を善人と盲信しての寛容なんて、結婚詐欺師の言葉を信じて金を貢ぐのと同じではありませんか? これを本当の愛情と言えますか?

不寛容に寛容になれば不寛容が横行する、これ常識。まったくよもぎねこさんの言う通り。今の西欧の状況がまさにこの頓珍漢な「寛容」の賜物だ。
欧米で移民政策に反対する人々のことを「イスラモフォビア」と呼んで、「お前らは本当のイスラム教を理解していない」と責め立てる奴らに限って本当のイスラム教を理解していない。コメンターのちびさんも欧米の左翼同然にイスラム教テロリストが欧米を攻撃するのは、キリスト教欧米諸国が過去にイスラム圏で悪さを働いたからだと思い込んでいるのも、相手を理解せずに自分らの物差しで相手を図る文明人の奢りだ。こちらが何かをしたから仕返しをされたのだと考えることは、ではこちらが親切にすれば相手も親切で返してくれるという誤解につながる。
こういうナイーブ(馬鹿がつくほどお人よし)な考え方は、世界制覇を狙うモスレムにはもってこいの獲物となる。よもぎねこさんが引用している池内恵さんの言ってることはまさにその通りだ。

「日本の援助の仕方が悪いから現地の人の反感を買ったなんて議論は全く非論理的。 このテロは原因はイスラムにある。 だからどんな援助をしようと日本人はテロの対象になる。」

イスラム教徒らにとって他宗教に寛容な社会は弱者として制覇すべき社会なのである。彼らにとってイスラム至上主義は常識。相手が自分たちに親切なのは相手が自分たちの崇高を敬わって服従していると理解する。スエーデン住まいのブロガーさんが言っていたが、モスレムの店員と対応する時は丁寧に接すると馬鹿にされる。反対にこちらが相手より偉いのだという高飛車な態度を示した方が、相手が低姿勢になり付き合いがうまくいくというのだ。
彼らにとって他宗教や文化との交流は、相手を征服するか征服されるかのどちらでしかない。相手と平等に共存するなどという観念は全くないのだ。だから日本はイスラム教徒を奴隷として受け入れるという覚悟でもない限り、彼らを安易な労働力として受け入れるのは危険。(奴隷など無論文明社会ではあってはならない観念だが。)
ちびさんみたいな右派が西欧の真似をしたくないというなら、本気でどういう点を真似すべきでないのかを勉強すべき。単に日本はキリスト教ではないから安全などという能天気な考えでは日本も欧州の二の舞を踏むこと間違いなしである。


View comments (3)

左翼の不思議な恋人、リンダ・ソーサー

先日リンダ・ソーサーなるパレスチナ系モスレム過激派女がアメリカ独立記念日にモスレムブラザーフッド関係団体の前でトランプ大統領に対して宣ジハード戦争布告発言をし、保守派の間で批判が出たことに対しソーサーはワシントンポスト紙で弁明した。ソーサーのあからさまな挑発に対する批判を彼女は、あたかもイスラモフォビア極右翼による自分への人格攻撃であるかのように被害者ぶっている

今週、保守派メディアは私がイスラム教徒大集会において行った演説を、文脈を無視して抜粋し、あたかも私が大統領に対して暴力的な「聖戦」を促したかのように報道した。私はそんなことはしていない。悲しいかな、これは私にとっては初めての体験ではない。ワシントンDCで私が女性行進の共同指揮という誉を受け、全国の女性を勇気づけたことによって、私および私の家族は数えきれないほどの脅迫を受けた。この醜い脅迫は、反モスレムを奏でる外国人差別および白人至上主義者らかのものである。彼らの唯一の目的は私を沈黙させ私の評判を落とそうとするものだ。なぜなら、パレスチナ系アメリカ人でブルックリン市生まれのモスレム女性の私は、革新派にとって効果的な指導者だからである。つまり、私は彼ら保守派にとって最大の悪夢なのだ。

彼女がどんな指導者であるのか、その実態をネットともだちのリリーさんが左派の最新スターであるリンダ・サルソール
というダニエル・パイプス氏著のオプエドで紹介してくれている。(全文日本語訳は上記にてご参照のこと。)
パイプス氏はソーサーのことを『不格好なヒジャブの平凡で身なりの悪い女』、ツイッターなどで自ら「印象的な良いルックス」だの「私は美人だ」「私を撮ったこんな美しい写真」と自分の容姿をべた褒めする姿を『コケティッシュな虚栄心に耽っている』とし、『「素晴らしい人々」の一人として言及することによって、不器用にも自己膨張する。』とかなり辛辣に批判している。
下記はカカシなりのまとめ。

  • ソーサーは頻繁に間違いを犯す割には訂正というものをしたことがない。夫の名誉殺人によって殺された被害者の妻のことを反モスレムのヘイトクライムの犠牲者であるかのように言ってみたり、精神障碍者のホームレスを人種差別者に仕立て上げて、あたかも自分がヘイトクライムの犠牲者になったかのように吹聴して政治的点数稼ぎをしたりした。
  • 下着爆弾男のウマール・ファルーク・アブドゥルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)は、モスレムを陥れるためにアメリカ政府が雇ったCIA工作員だなどと言ったり、アメリカでは政府によってモスレムの子供たちが処刑されているなどと嘘でたらめを平気で言っている。
  • イスラム過激思想を促進している。サウジアラビアは産休が長いとかクレジットカードに利息が付かないなどと言って褒めたたえ、ジハード戦争を支持する意味の人差し指を立てるしぐさをして見せた。
  • イスラエルへの狂暴な攻撃姿勢。イスラエル防衛軍への投石を支持。ハマス工作員として90年代にイスラエルに投獄されたサラ・ソーサーと一緒に写真に写ったり、自分の男の親戚が何人もイスラエルの牢獄で囚役していると自慢している。
  • 歴史について完全無知。イスラム創設者のモハメッドが「人種的に公正な活動家」であり、人権主義者で、フェミニストで、環境保全家で、動物愛好家だったなどという妄想を持っている。奴隷制度時代の黒人犠牲など現在のモスレムが受けているイスラモフォビアに比べたら屁でもないと言っている。
  • ソーサーは本来なら味方であるはずの人々からの評判が悪い。同じくイスラム過激派のデビー・アルモンタサー(Debbie Almontaser)はソーサーの派手さや謙虚さに欠ける姿勢を強く批判。フェミニストのアキ・ムタリ(Aki Muthali)は彼女を人種差別者と呼んだ。(黒人奴隷に関する上記を参照のこと)反シオニストのIkhrasサイトでは「アフリカ系アメリカ人への醜い人種差別」意識を持っていると批判。また同サイトはソーサーは信念を持たない似非宗教家であるとも指摘している。
  • 自分への批判者に対して辛辣で下品な応戦をする。反イスラムとして有名なブリジット・ガブリエルとアヤーン・ヒルシ・アリ(Brigitte Gabriel、Ayaan Hirsi Ali)のことを(女性器切除の犠牲者であるアリにまで向かって)「あいつらの女性器を奪ってやりたい、奴らは女としての資格はない」と言っりした。
  • パイプスは、この無能で過激派で下品で派手な女がなんでイスラミストや左派に人気があるのだろうかと不思議がっている。
    また、ベン・シャピーロはソーサーの二枚舌こそがソーサーの過激さを証明するものだと語る
    ワシントンポストの紙面では「反モスレムを奏でる外国人差別および白人至上主義者ら」と控えめに書いていたソーサーだが、ツイッターではもっとはっきり「白人至上主義で右翼のシオニスト」と自分の敵を明記している。ソーサーのようなイスラム過激派にとって「シオニスト」とは最大の侮蔑語である。ソーサーはシオニストはフェミニストにはなりえないと以前から言っている。
    ソーサーが演説をぶったISNAというモスレム市民団体はエジプト発テロ軍団のモスレム同胞団の看板団体。起訴こそ免れたとはいえ、モスレム同胞団に資金を援助していたホーリーランド基金事件の共謀者と名指しされた団体。そういうグループと一緒に行動していおいてジハードが暴力的ではないなどと今更とぼけても無駄。
    先日、ソーサーを弁護してベン・シャピーロと一緒にフォックスニュースの番組に出演したモスレム市民団体ケア(CAIR)のハサーン・シルビーも同類。ケアもISNAと同じくホーリーランド基金事件での無起訴共謀者だ。シルビーはシャピーロの度重なる問いかけに対し、モスレム同胞団の糾弾を最後まで拒んだ。
    このようにジハードを暴力的な非モスレム撲滅運動とするテロリストと深い関係のあるソーサーが、ジハードは平和的な内面の葛藤だなどといくら言ってみても誰も信じはしない。
    信じるふりをしてソーサーの批評家を叩いているのは後退派左翼だけ。
    ソーサーは今回のことで右翼保守から脅迫状をもらったとか、家族の安否が脅かされたなどと被害者を気取っているが、彼女のスピーチは暴力的な保守派によって妨害されたりはしていない。彼女がニューヨークの大学で演説したときも、マイロ・イヤナポリス率いる抗議集会は平和的に別の場所で行われた。暴力があったとしたら、保守派の集会を邪魔しようとした左翼ファシストテロ軍団の「アンティファ」によるものだけだった。
    ソーサーはこういうことには慣れていないので、被害者ぶれば右翼保守を黙らせることが出来ると思っているようだが、暴力で言論を阻止されてきた保守派たちは、この程度のことではひるまない。かえってテロリストと深い関係にあるソーサーが後退派左翼のリーダーであることは我々にとっては都合がいい。彼女がどれだけとぼけようとジハードがどういう意味で世界のテロリストたちに使われているか我々は熟知している。
    ソーサーが後退派左翼の顔であるなら、我々が常に言っているように、自称穏健派モスレムの正体などこの程度のものなのだということが顕著になるはずだ。


    Comment

    ヨーロッパ人が感じるアメリカの不思議な点

    今回は結構軽い話。ユーチューブを観ていたら、ヨーロッパの人がアメリカに関しての感想を箇条書きにしているサイトがいくつかあったのだが、その中でも共通しているものがいくつかあったので、ちょっと紹介してみよう。

    How are you? (いかがですか?)は質問ではない。
    アメリカ人がHow are you? と聞くのは「こんにちは」という意味で別に実際あなたがどんな具合かと聞いているわけではない。だから答えは例え病気で今医者帰りだったとしても、Fine, thank you.(あ、元気です。どうも)と答えるのが普通。ところが、イギリス人でもドイツ人でも、こう聞かれるとどう答えていいのか戸惑うそうだ。日本では「どう、元気?」と聞かれたら、やっぱり元気でなくても社交辞令上、一応「ああ、元気よ、あなたは?」ってくらいは言うのではないかな。

    レストランなどで出てくる食事の量がバカでかい
    まあ、これは誰でもいうね。絶対に一回では食べきれない量の食べ物が皿に乗ってる。本当にアメリカ人はあんなに食べるのだろうか、と思ってしまうほど。飲み物なんかもバケツみたいなのにソーダが入っている。一度マクドナルドでスーパーサイズのコーラを買ってしまい、(普通のよりたった15セント増しですよ、と言われてつい、、)ドライブしながらでは片手で持ち上げられず、結局全然飲めなかったという体験がある。ところで、食べきれずに残すとお持ち帰り用の箱をくれるのは普通。欧州ではこういうことは普通じゃないらしい。香港では箱をくれたけど日本ではどうなのだろう?

    トイレとかルーとか言わずにバスルームとかレストルームとか言う
    これはイギリス人が言ってた。日本でもトイレとか便所(古い?)とか言わずお手洗いというから、日本人からしたら別に不思議ではないね。

    愛国心旺盛で国旗が好き
    いやあ、やったら星条旗を掲げるよねえ、というのがイギリス人の印象。郵便局とか消防署とか市役所とかに旗が掲げられているのは公共施設だから当然としても、祝日でもないのに家の前庭やデパートだのスーパーだのでも星条旗が掲げてあるのは不思議なんだそうだ。苺畑家でも掲げている。

    合いそうもない味のコンビネーションがある
    チーズかけポップコーン、シロップ味ベーコンやソーセージ、ラムにミントソース、豚肉にアップルソース、などはとっても不思議。カラメルコーンならわかるけどチーズコーンて何よ、という気持ちは解る気がする。アメリカ人は朝食にパンケーキ(ホットケーキ)とベーコンやソーセージを同じ皿にのせて食べるから、パンケーキにかけるシロップがベーコンやソーセージにかかる味に慣れてる。あとドイツ人がソーダの上にアイスクリームをのせてあるのは不思議だと言っていた。甘辛は日本では普通だから私は気にならないけど。

    なんにでもチップを要求される
    レストランでチップを払う習慣はヨーロッパにもあまりないらしい。ヨーロッパのレストランは日本と同じでウエイトレスやウエイターは給料制。ドイツではサービスがものすごくよかったら気持ち的にティップをあげることはあるが、何パーセントといった規則はないそうだ。

    メートル法単位を使わない
    アメリカではいまだに昔のブリティッシュ法を使っているので、重量はポンド、速度や距離はマイル、温度は華氏。こういう国は今はアメリカだけじゃいのかな。でもイギリスでは体重の単位に未だにストーンを使ってる。

    どこでもクレジットカードが使える
    アメリカでは、たった2~3ドルのものでもクレジットカードかデビットカードが使える。道端の屋台みたいな店でもカードが使えるから便利だ。最近はスマホでも払えるみたい。だから私のお財布には現金がほとんど入ってない。時々現金しかとらない店があるとすっごく困る。

    飲酒年齢が高すぎる
    日本も昔は18歳以上ならたばこもお酒も大丈夫だった記憶があるが、アメリカは21歳以上じゃないとダメ。私もこれはやり過ぎだと思う。18歳で軍隊に志願できるのにお酒やたばこはだめって変でしょう。ドイツでは16歳くらいからビールならいいそうだ。それ以下の年齢でも親がいいと言えばいい。フランスでは子供でもワインを飲むし、日本も昔はそうだった。私は子供の頃から夕飯時に親と一緒に時々ワインを飲んでいた。子供がお酒を親の使いで買いに行くなど普通だったし。今はちょっと過保護すぎると思う。

    有給休暇が少なすぎる
    ま、ヨーロッパと比べたらという話。日本からするとアメリカはまだいい方かもしれないが、ヨーロッパと比べると段違いだ。ドイツでは有給休暇が20日以上で病欠はまた別。確かにアメリカでは普通の職場なら入社して4~5年はせいぜい一週間くらい。それ以後は2週間くらいになるところもある。それ以上という職場はちょっと稀だろう。カカシの職場は建前上はヨーロッパ並みに有給休暇があることになっているが、忙しいから全部取るのは先ず無理。それで翌年に先送りする人が多いのだが、ずっと取らないでいると無くなっちゃうので休まないとすごく損。

    肥満体の人が多すぎる
    納得。


    View comments (5)

    文化盗用ニュース第三弾、今度はティキバー

    この間はオレゴン州ポートランド市のブリート店が文化盗用の汚名を着せられて町を追い出されたという話をしたが、今回も同じくオレゴン州、今度はコーバリス市(Corvallis)のティキバーがポリネシア人や太平洋諸島民のうるさ方からのクレームに屈して閉店したという話。
    ティキバーというのはハワイをテーマにした飲み屋のことで、アメリカでは昔から人気がある。店の中にヤシの木の葉っぱをアレンジしたり、ポリネシア風の木彫りお面などを飾ったり、カクテルをココナッツのコップに入れて色とりどりの傘やパイナップルを添えつけたりする。確かデズニーランドにもティキバーがある、お酒は出ないけど。こんな歌もあるくらいだし。
    店のオーナーはクラウド・デイビッドソンさん。彼は昔から毎年ハワイにトレッキングに行ってるとかで大のハワイファン。それで今回もハワイテーマのハプナカウアティキバーをオープンした。もちろん店の評判が高まるとSJW社会正義戦士を名乗るポリネシア人や太平洋諸島民代表とかいううるさい団体から「文化盗用だ!」とクレームが付き、デイビッドさんは平謝りして閉店となった。文句を言う方も言う方だが、それにすぐひれ伏してしまう方も、方だよな。
    カカシはオアフ島には何度もいったことがあるが、ハワイそのものが文化のるつぼだ。最初にハワイにたどり着いたのはポリネシア人だが、その後はアメリカ人やポルトガル人や日本人や中国人や韓国人が住み着き、今はハワイ文化といってもちゃんぽんになっている。だいたい、ティキバーという概念そのものがアメリカ人の創造だろう。トロピカルカクテルのマイタイだってポリネシア人が考え出したものじゃない。ハワイ住まいの白人連中がハワイにこじつけて勝手に作り出した飲み物だろう。マルガリータ発明者がメキシコ人じゃないのと同じ。それをティキバーがポリネシア人や太平洋島民だけの文化だと言い張る奴らの奢りは甚だしい。(ちなみに太平洋諸島民のなかに何故か日本人は含まれない。)
    ま、それはともかくだ、こういう難癖と戦うのは文化盗用などというありもしない概念に屈しないこと。「アメリカは自由な国だ、誰がどんな店を開けようと人の勝手だ」と開き直ればいいのである。だいたいこういう文句が出て屈するのは自分らも後退派左翼であることが多い。保守派連中は「文化盗用だ」と言われれば「だからどうした?」というのが普通。だからSJWはそういう人には構わない。自分が圧力をかければすぐに屈するとわかっている連中を攻撃するのだ。
    しかし最近、後退派左翼によるリベラル派への攻撃が熾烈になってきていることから、本来ならば左翼に同情的な人々がどんどん左翼から離れていく傾向がある。後退派左翼の傾向は常にやりすぎることだ。奴らは人々の完全服従を求める。そういうところがモスレムと一緒なのだ。
    ところで、ハワイにはムスビという不思議な食べ物がある。これは日本のお結びやお寿司の結びとのことではない。大きな白いご飯の塊に照り焼きにしたスパムを乗せた代物。形は普通の握り寿司と同じだが、大きさはその四倍はある。魚の代わりに焼いたスパムの厚切りが乗っていて細い海苔が巻いてある。カカシは冗談であれは日本からの文化盗用ではないのか、とツイッターで書いておいたが、実際あんなものが元は日本の食べ物だったとか思われたら嫌なので、「ハワイアンの皆さま、どうぞご勝手に」と言ったところだ。


    View comments (2)

    リンダ・ソーサー、トランプ政権にジハード攻撃宣言

    リンダ・ソーサーと言えば、反トランプの自称「女性マーチ」で人気を博しニューヨークの大学の卒業式で演説をぶったりしている後退派左翼自称フェミニスト。ソーサーはパレスチナ系アメリカ人でテロ軍団ハマス支持でシャリア促進派である。そのソーサーが先日のアメリカ独立記念日に、ハマスと深い関係のあるSociety of North America (ISNA) (北アメリカイスラム協会)での演説で、イスラム教徒はトランプに対してジハードを行うべきと発言して話題になっている。

    ソーサーはトランプ政権を批判して「姉妹たちよ、兄弟たちよ、なぜ我々は準備できていないのだ?なぜ我々はこの政権とそれが我々の社会に生み出す混乱を恐れるのだ?」とし、モハメッドを持ち出し「独裁者や指導者の前では真実の言葉を述べることこそがジハード(聖戦)の最も正しいやり方だ」「私は我々の社会を弾圧するものに立ち向かう時、アラーがこのジハードのやり方を受け入れてくれることを願う。我々は中東や外国だけでなく、このアメリカ合衆国においても独裁に葛藤している、ファシストで白人至上主義がホワイトハウスで君臨するこの国において。」彼女はさらに、「我々が最優先させるべきなのは我らが社会を守ることだ。それは他人や政権を喜ばすために融和することではない。我々が最優先すべきなのは、他のどんなことよりも先に、アラーを、アラーのみを、喜ばすことにあるのだ。」と続けた。

    この発言によって、保守派からソーサーが暴力を煽っているという批判が出たのは言うまでもない。確かにソーサーは言葉を注意して選んで「真実の言葉を述べることがジハードの最善の方法だ」などと言っているが、彼女の本意が暴力であることは彼女が誰に向かってこの演説をしたかを見れば容易に判断できる。
    こうした批判に対してソーサーは、「右翼は私の指導権を悪者扱いしている。ビデオを編集するのが彼らの常套手段」とツイートした。
    しかしベン・シャピーロなどの保守派サイトでは彼女のスピーチが全編公表されているので、この言い訳は成り立たない。
    パメラ・ゲラーのサイトでも指摘されているが、ソーサーも馬鹿ではない。彼女は国内でも国外でもジハードがどういう意味でつかわれているか十分に承知している。特にパレスチナが常にイスラエルに向かって暴力攻撃をしている中東の問題を持ち出し、テロ軍団ハマス系のモスレム市民団体ISNAの前でトランプに対してジハードを行うべきと言えば、それが何を意味するのか自ずとはっきりする。彼女の言葉使いは批判された時にイスラモフォビアに歪曲されたと言い訳をするために注意して選ばれたものなのだ。
    これについてベン・シャピーロがフォックステレビで自称穏健派モスレムと討論をしていた。このモスレムはハサーン・シルビイ(Hassan Shibly)といって, ケア( the Council on American-Islamic Relations(CAIR))というモスレム市民団体の代表。ケアはエジプトのテロ軍団モスレムブラザーフッド支援団体。穏健派どころかアメリカにおけるモスレムブラザーフッドの看板団体なのだ。
    シルビーはこの討論において、ソーサーは文脈抜きで批判されていると言い訳したが、シャピーロが、彼が読んだどのサイトでもソーサーの演説は全体に渡って移されており、トランスクリプトも発表されていると返すと、その場にいない女性を罵るべきではないとシルビーは口早にシャピーロを瀬切った。
    そこでシャピーロは「よろしい。ではケアの話をしましょう。ケアとは2007年にザ・ホーリーランド基金テロ資金援助裁判において起訴なしの共謀者と名指しされた団体です。」と答えた。するとシルビーはその場に居ない人間を罵るなと言っておきながら、シャピーロが話題を変えたと文句を言い、「ジハードの意味を討論しましょう」と続けた。
    シャピーロは、ソーサーの言葉が文脈を無視して批判されているというが、それではソーサーがどういう文脈でこの話を持ち出したのかを考えるべきだと語った。ソーサーが演説の最初に持ち出したモハメッドは暴力も含めジハードの多々のやり方を述べており、ジハードを独裁者に対して真実を述べることという解釈こそが文脈を無視してその一部を取ったものだと返した。
    シルビーはジハードという言葉を過激派から取り返す必要があるのだと応戦したが、シャピーロがもし本気でそうしたいと思っているなら、先ずモスレムブラザーフッドのようなテロ軍団を糾弾することから始めるべきだと、ケアの姿勢を批判した。シルビーはこれに対して「なぜ我々がモスレムブラザーフッドを糾弾する必要があるのだ」と問い返した。

    モスレムブラザーフッドを糾弾せずに過激派からジハードを取り返すことはできません。

    シルビーは自分らは政治団体を批判するつもりはないと断固拒否したうえで、それならお前こそKKKを糾弾してみろと言い返した。シャピーロはユダヤ人としてKKK親派の白人至上主義アルトライトから散々攻撃の的になってきた男だ。今更そんなことを言われるまでもない。だがシャピーロにとってKKKを糾弾するなど朝飯前なのに対してシルビーはモスレムブラザーフッドを糾弾することが出来ない。シルビーが平和的なジハードなど求めていないことはこれだけで明白だ。
    リンダ・ソーサーがジハードの正しい意味は独裁者に対して真実を述べることにあると本気で思っているなら、ジハードを非モスレムに対する暴力だとしてイスラエルに絶えず暴力攻撃を射かけているハマスやアラブで異教徒に悪徳の限りを尽くし、西洋でもテロ行為に及んでいるイスラム国を糾弾すればよかったのである。世界中でジハードを口実にテロを行っている数々のイスラム団体を、そしてそれを支援しているアメリカのケア(CAIR)やISNAを糾弾すればよかったのである。そうすれば彼女の意図がはっきりしたはずだ。
    イスラムは平和な宗教だ、ジハードは真実を述べる葛藤だ、などといくら言ってみても、アラーアクバル!と叫ぶテロリストに愛する人々を斬殺されたり、重傷を負わされた人々には虚しく聞こえるばかりである。


    Comment

    南アフリカ、抹殺される白人たち

    南アフリカで白人がひどい虐待を受けているという話はここ数年少しづつだが聞こえてきていた。しかし最近になって白人農園主たちが信じがたい拷問の末に虐殺されるという事件が頻発している。しかも南アフリカ政府はこの悲劇をひた隠しにしているので、外の人間にはなかなかその実態がつかめない。
    これは少し前の記事だが、いったい南アフリカの白人たちが、どんなひどい目にあっているのか、それを垣間見る事件が起きた。

    今年2017年の2月、イギリス人女性のスー・ホワース(64)と夫のロバート・リン(66)は午前二時、自宅に入り侵入した三人の男たちに襲われた。二人は南アフリカのこの村に20年間も住んでいた。暴徒は二人を何時間にもわたりブロートーチで拷問。プラスチックの袋を二人の喉に押し込んで窒息させようとした。そのあと男たちは二人をトラックに乗せて近くの森へ運び二人に発砲。スーは頭を二か所撃たれ、リンは首を撃たれた。奇跡的に二人は即死せず、夫のリンは道路に出て助けを求めることが出来た。妻のスーは乳房にひどいやけどを負わされ、顔もひどく殴られていたため誰だかわからないほどになっていたという。スーは病院に運ばれたが二日後に死亡した。

    よその国でこんなことが起きたら大変な騒ぎになるが、南アフリカではすでにこれは日常茶飯事だ。人口の10%しかいない白人が、なんとこの国で起きる殺人事件の犠牲者の40%を占めるというのだから、その恐ろしさが解るはず。今回の事件が世界的に知られた理由は被害者のスー・ホワースがイギリス籍の人間だったからだ。

    三月にも64歳の女性が自宅に押し入った三人の男たちにパワードリルで拷問を受けて殺されるという事件があった。白人所有の農家を襲う事件の特徴は、単に農家の金品を奪うというだけの強盗ではなく、家主の白人を縛り上げてひどい拷問を加えることだ。女性の犠牲者はたいていの場合強姦されている。この必要以上に残虐な攻撃は、白人を南アフリカから追い出すことが目的であり、特に農場主は狙われる。

    もう2007年から警察は白人農家への犯罪統計を発表していない。それはそうだろう。政府が率先して白人迫害を奨励している国だ。白人への暴力を諸外国に宣伝するわけにはいかないだろう。信用できる統計としてはTravaal Agricultural Unionという南アフリカ農業組合の調査がある。殺人事件の世界平均は10万人に9人だというが、南アフリカではなんと54人、それが農家になると138人。南アフリカの農業は世界で一番危険な職業なのだ。

    なぜ白人農家が狙われるのか。それは腐敗した政府により国全体の経済が破綻していることを、一部の白人農家のせいだと政治家たちが煽るからである。ネルソン・マンデラ亡き後、南アフリカは一直線にズィンバブエの後を追いつつある。

    自分も南アフリカ在住経験のあるジャーナリスト、アレックス・ニューマンは、いま南アフリカは重大な転機を迎えているという。

    状況は激しく悪化しています。気違い大統領が白人の土地を賠償せずに取り上げようと提案したのです。これは農園主にとってひどい打撃であるだけでなく、国全体にとっても大打撃です。そんなことをして何が起きるかは想像の必要もありません。北部のズィンバブエをみれば一目瞭然です。これは南アフリカ全体にとって大悲劇となります。政府が背後にある略奪の直接の犠牲者だけの問題では済まされません。

    汚職で腐敗しきっている弱体なジェイコブ・ズマ大統領は野党の反白人過激派ジュリアス・マレマと提携を結ぼうと、白人農場を賠償金なしに没収する法案を提案。しかしこのような政策は一時はアフリカのブレッドバスケットと呼ばれたズィンバブエ(旧ローデシア)の完全破壊へとつながった。
    反白人のマレマは国会で白人を猪に例えて「いのししを殺せ」と大声で歌い、彼の支持者は土人さながらに「殺せ、殺せ」と踊っている姿がテレビで大々的に報道された。私が白人だったら身の毛がよだつね。自国の政治家たちが本気で少数民族を皆殺しにしろと文字通り歌っているのである!

    私にはなぜアフリカはいつもこんな風になってしまうんだろうと不思議でしょうがないのだ。確かに白人による植民地政策は悪だった。アパルトヘイトもあった。だが、それでも南アフリカを作り上げたのは白人たちだ。白人が仕切っている間はアフリカは文明社会の道を進んでいた。それが白人を追い出したら一挙に原始時代に戻ってしまうというのはどういうことなのだろう?

    欧州の植民地となった国はなにもアフリカだけではない。インドもそうだしフィリピンやベトナムなどもそうだ。だが、植民地時代が終わって植民地前の原始時代に戻ってしまうのはアフリカだけ。
    これだけ長い間白人文化による恩恵を受けながら、富は白人の所有物だけにあると勘違いしてしまう短絡さ。白人を殺して白人の農家を没収してみたところで、農業のノの字も知らない土人に何ができる?数か月もしないうちに農場は草ぼうぼうのサバンナと化し、植物は実らなくなり、すべてが廃墟と化してしまうのだ。農業は魔法じゃないんだからね。

    私がここでいう「土人」とは単に色が黒い黒人のことを指すのではない。人の肌の色などどうでもいいことだ。肝心なのはその文化。自分で何も作り出せずに他人の所有物を略奪して破壊してしまうしか能のない野蛮人のことを「土人」と呼んでいるのだ。

    アフリカ土人の行動はアラブのモスレムテロリストと同じかそれ以上に残虐で野蛮だ。ヨーロッパはこういう野蛮人をナンミンと勘違いして国に無差別に入れてしまっている。
    本当の難民は南アフリカの白人たちなのに。


    View comments (8)

    恥さらし、ピアース・モーガンのインタビューと称したトミー・ロビンソン攻撃

    昨日、トミー・ロビンソンがイギリスの人気朝番組、グッドモーニングブリテンにゲスト出演したいう話はしたが、私はその18分19秒に渡るビデオを全部観て、ものすごく胸糞が悪くなった。はっきり言って半分くらいのところで挫折しそうになったのだが、ちょっと休憩を入れてなんとか全部見終わった。
    私はもともとピアース・モーガンは好きではない。これまでにもモーガンの卑怯なインタビューのやり方については書いてきた。モーガンは最近はトランプの移民政策やロンドンのイスラムテロについても多少はましなことを言っているように思えたが、やはり根底にあるリベラル左翼の気性は変えられないようだ。
    先ずモーガンとその手下(基、アシの女)は、ロビンソンがフィンスブリーパークで起きた白人男によるモスレム参詣者攻撃直後、ロビンソンがフィンスブリーパーク聖廟は過去に過激派聖戦を主張し暴力をあおる説教をしていたとツイートしたことに関し、死傷者へのお見舞いの言葉もそこそこにイスラム批判をするのは不謹慎ではないのかと責めた。
    ロビンソンは、当日自分はいくつかのツイートをしており、最初のツイートで同攻撃を糾弾する声明文を発表したとしたうえで、こういう暴力が起きる歴史的背景についていくつかツイートしたにすぎず、その内容はモーガンが働く新聞社も同日おなじような記事を掲載していると答えた。
    しかし、モーガンは新聞記事がどうのこうのではなく、テロ直後に犠牲者に責任があったかのようなツイートをするロビンソンの思考回路はどうなっているのかが聞きたいのだと責め立てた。
    ロビンソンが白人による攻撃が起きる背景にはイスラム聖廟の過激な説教があり、それを説明しなければ今回のテロの原因を究明することはできない。という内容のことを話そうと、用意してきた各聖廟で配られている暴力的な過激なビラの内容を紹介しようとしたり、色々持ってきた資料からどれだけのテロリストが聖廟で過激化されているかという統計を述べようとしたが、ロビンソンの発言はことあるごとにモーガンとアシ女の切り目のない怒鳴り声にかき消されてしまった。
    明らかにモーガンはロビンソンの発言になど興味がない。ロビンソンを招待してインタビューするという形をとって、いかに自分が公平で均衡のとれたジャーナリストであるかを象徴しようとしたのかもしれないが、こんなのはインタビューでも何でもない。単なる個人攻撃だ。
    イギリスの番組を観ていると感じるのは、イギリスはいまだに昔ながらの階級制度意識から抜けていないということだ。エリート大学を出て上流階級のアクセントを身に付けたモーガンのような男は、アクセントが上流だから頭脳も上流だと自分勝手に思い込んでいる馬鹿である。それでロビンソンのように労働者階級のアクセントで話す男を最初から完全に見下している。
    これとは対照的に、ダグラス・マレーやマイロ・ヤナポリスらがイギリスの政治討論番組に出演する際の司会者の態度は礼儀正しい。これはマレーやヤナポリスが上流階級のアクセントやそのしぐさを完全に身に付けているからで、二人ともイギリスのエリート大学で教育を受けたことはその話し方で明白。(マイロは大学中退だけど、、)マレーもヤナポリスもモスレム移民についてはロビンソンと変わらない意見を持っているのに、彼らに対しては司会者は頭ごなしに馬鹿にした態度は絶対に取らない。私はモーガンがこの二人をインタビューするのをみたことはないが、多分彼らに対するモーガンの態度はロビンソンを扱う時とは違うだろうと察する。
    今回のテロとは全く無関係なのに、モーガンは現在34歳のロビンソンが10代の頃にサッカーフーリガンとして警官に襲い掛かり怪我をさせたことや、本名はトミー・ロビンソンではなく、EDLという過激派保守派団体を創設した頃に改名したことなどを持ち出した。(ロビンソンは数年前にEDLからは脱退している)あたかも「お前なんか下町の下層階級のチンピラだ、お前の言うことなど聞く価値はない」とでも言いたげだ。
    しかしこの攻撃は逆効果だった。ロビンソンの育ったルートン市は貧しい下町。もともと貧しい市ではあったが、ここ10数年、大量のモスレム移民によってどんどん治安が悪化している。地元の白人とモスレム移民との間でギャング紛争が絶えない場所でもある。腕っぷしが強くなければ生き残れない場所なのだ。そういう厳しい環境で育ったことで、ロビンソンはモスレム移民がイギリスに及ぼす危険を身に染みて知っている。モーガンはロビンソンの優等生ではない過去を持ち出すことで彼の信用度を落とそうとしたのだろうが、かえってエリートによる平民を見下した鼻持ちならない自分の本性を暴露してしまった。
    モーガンはロビンソンがEDL時代に街頭演説をしているビデオを持ち出し、そのなかの一部を繰り返し、いかにロビンソンが過激派右翼であるかを印象付けようとした。ロビンソンはモーガンはその演説の前後の関係を無視して自分が言わんとしていることを歪曲していると抗議したが、モーガンはそれを聞こうとはしなかった。
    しかし、いつまでたってもロビンソンが自分のツイッターの内容を反省する気配がないので、最後にはモーガンとアシ女は「あなたはイスラモフォビアですか」と聞くに至った。ロビンソンがこのバカげた質問に戸惑って「何それ?」という顔をすると、両者は大声で「あなたはイスラモフォブだ!」と喚き散らした。
    やっと気を落ち着けたロビンソンは「イスラモフォビアなどというものは存在しない」「フォビアとは理不尽な恐怖のことだ。実際にある脅威を恐れることはフォビアとは言わない」と説明した。はっきり言ってこれがロビンソンの発言のなかで一番光っていた。
    ロビンソンはコーランを手に掲げ、「この本の中に暴力を扇動する文章が100箇所以上に渡って書かれている」と言うと、モーガンは「本を下ろせ」「宗教に敬意を示せ」と怒鳴った。「敬意?我々を殺せと書いている本に、なぜ私が敬意を示さなければならないのだ?」怒ったモーガンはロビンソンに「あなたは偏狭な気違いだ!」と怒鳴りつけて締めくくった。
    この『インタビュー』の目的がロビンソンの評判を落とすことにあったなら、それは成功しなかった。もともとロビンソンを嫌いだった人の意見が変わったとは思わない。だが、この番組を見るまでロビンソンのような男が居るということを知らなかった一般のイギリス市民はどう思っただろうか? イギリスにも台頭するモスレム勢力を苦々しく思っている一般庶民はいるはず。自分と同じようなアクセントで庶民の味方をしているロビンソンに対し、エリート意識丸出しの馬鹿に仕切ったモーガンによるこの攻撃は、もしかすると完全に裏目に出たかもしれない。


    View comments (3)