先日リンダ・ソーサーなるパレスチナ系モスレム過激派女がアメリカ独立記念日にモスレムブラザーフッド関係団体の前でトランプ大統領に対して宣ジハード戦争布告発言をし、保守派の間で批判が出たことに対しソーサーはワシントンポスト紙で弁明した。ソーサーのあからさまな挑発に対する批判を彼女は、あたかもイスラモフォビア極右翼による自分への人格攻撃であるかのように被害者ぶっている

今週、保守派メディアは私がイスラム教徒大集会において行った演説を、文脈を無視して抜粋し、あたかも私が大統領に対して暴力的な「聖戦」を促したかのように報道した。私はそんなことはしていない。悲しいかな、これは私にとっては初めての体験ではない。ワシントンDCで私が女性行進の共同指揮という誉を受け、全国の女性を勇気づけたことによって、私および私の家族は数えきれないほどの脅迫を受けた。この醜い脅迫は、反モスレムを奏でる外国人差別および白人至上主義者らかのものである。彼らの唯一の目的は私を沈黙させ私の評判を落とそうとするものだ。なぜなら、パレスチナ系アメリカ人でブルックリン市生まれのモスレム女性の私は、革新派にとって効果的な指導者だからである。つまり、私は彼ら保守派にとって最大の悪夢なのだ。

彼女がどんな指導者であるのか、その実態をネットともだちのリリーさんが左派の最新スターであるリンダ・サルソール
というダニエル・パイプス氏著のオプエドで紹介してくれている。(全文日本語訳は上記にてご参照のこと。)
パイプス氏はソーサーのことを『不格好なヒジャブの平凡で身なりの悪い女』、ツイッターなどで自ら「印象的な良いルックス」だの「私は美人だ」「私を撮ったこんな美しい写真」と自分の容姿をべた褒めする姿を『コケティッシュな虚栄心に耽っている』とし、『「素晴らしい人々」の一人として言及することによって、不器用にも自己膨張する。』とかなり辛辣に批判している。
下記はカカシなりのまとめ。

  • ソーサーは頻繁に間違いを犯す割には訂正というものをしたことがない。夫の名誉殺人によって殺された被害者の妻のことを反モスレムのヘイトクライムの犠牲者であるかのように言ってみたり、精神障碍者のホームレスを人種差別者に仕立て上げて、あたかも自分がヘイトクライムの犠牲者になったかのように吹聴して政治的点数稼ぎをしたりした。
  • 下着爆弾男のウマール・ファルーク・アブドゥルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)は、モスレムを陥れるためにアメリカ政府が雇ったCIA工作員だなどと言ったり、アメリカでは政府によってモスレムの子供たちが処刑されているなどと嘘でたらめを平気で言っている。
  • イスラム過激思想を促進している。サウジアラビアは産休が長いとかクレジットカードに利息が付かないなどと言って褒めたたえ、ジハード戦争を支持する意味の人差し指を立てるしぐさをして見せた。
  • イスラエルへの狂暴な攻撃姿勢。イスラエル防衛軍への投石を支持。ハマス工作員として90年代にイスラエルに投獄されたサラ・ソーサーと一緒に写真に写ったり、自分の男の親戚が何人もイスラエルの牢獄で囚役していると自慢している。
  • 歴史について完全無知。イスラム創設者のモハメッドが「人種的に公正な活動家」であり、人権主義者で、フェミニストで、環境保全家で、動物愛好家だったなどという妄想を持っている。奴隷制度時代の黒人犠牲など現在のモスレムが受けているイスラモフォビアに比べたら屁でもないと言っている。
  • ソーサーは本来なら味方であるはずの人々からの評判が悪い。同じくイスラム過激派のデビー・アルモンタサー(Debbie Almontaser)はソーサーの派手さや謙虚さに欠ける姿勢を強く批判。フェミニストのアキ・ムタリ(Aki Muthali)は彼女を人種差別者と呼んだ。(黒人奴隷に関する上記を参照のこと)反シオニストのIkhrasサイトでは「アフリカ系アメリカ人への醜い人種差別」意識を持っていると批判。また同サイトはソーサーは信念を持たない似非宗教家であるとも指摘している。
  • 自分への批判者に対して辛辣で下品な応戦をする。反イスラムとして有名なブリジット・ガブリエルとアヤーン・ヒルシ・アリ(Brigitte Gabriel、Ayaan Hirsi Ali)のことを(女性器切除の犠牲者であるアリにまで向かって)「あいつらの女性器を奪ってやりたい、奴らは女としての資格はない」と言っりした。
  • パイプスは、この無能で過激派で下品で派手な女がなんでイスラミストや左派に人気があるのだろうかと不思議がっている。
    また、ベン・シャピーロはソーサーの二枚舌こそがソーサーの過激さを証明するものだと語る
    ワシントンポストの紙面では「反モスレムを奏でる外国人差別および白人至上主義者ら」と控えめに書いていたソーサーだが、ツイッターではもっとはっきり「白人至上主義で右翼のシオニスト」と自分の敵を明記している。ソーサーのようなイスラム過激派にとって「シオニスト」とは最大の侮蔑語である。ソーサーはシオニストはフェミニストにはなりえないと以前から言っている。
    ソーサーが演説をぶったISNAというモスレム市民団体はエジプト発テロ軍団のモスレム同胞団の看板団体。起訴こそ免れたとはいえ、モスレム同胞団に資金を援助していたホーリーランド基金事件の共謀者と名指しされた団体。そういうグループと一緒に行動していおいてジハードが暴力的ではないなどと今更とぼけても無駄。
    先日、ソーサーを弁護してベン・シャピーロと一緒にフォックスニュースの番組に出演したモスレム市民団体ケア(CAIR)のハサーン・シルビーも同類。ケアもISNAと同じくホーリーランド基金事件での無起訴共謀者だ。シルビーはシャピーロの度重なる問いかけに対し、モスレム同胞団の糾弾を最後まで拒んだ。
    このようにジハードを暴力的な非モスレム撲滅運動とするテロリストと深い関係のあるソーサーが、ジハードは平和的な内面の葛藤だなどといくら言ってみても誰も信じはしない。
    信じるふりをしてソーサーの批評家を叩いているのは後退派左翼だけ。
    ソーサーは今回のことで右翼保守から脅迫状をもらったとか、家族の安否が脅かされたなどと被害者を気取っているが、彼女のスピーチは暴力的な保守派によって妨害されたりはしていない。彼女がニューヨークの大学で演説したときも、マイロ・イヤナポリス率いる抗議集会は平和的に別の場所で行われた。暴力があったとしたら、保守派の集会を邪魔しようとした左翼ファシストテロ軍団の「アンティファ」によるものだけだった。
    ソーサーはこういうことには慣れていないので、被害者ぶれば右翼保守を黙らせることが出来ると思っているようだが、暴力で言論を阻止されてきた保守派たちは、この程度のことではひるまない。かえってテロリストと深い関係にあるソーサーが後退派左翼のリーダーであることは我々にとっては都合がいい。彼女がどれだけとぼけようとジハードがどういう意味で世界のテロリストたちに使われているか我々は熟知している。
    ソーサーが後退派左翼の顔であるなら、我々が常に言っているように、自称穏健派モスレムの正体などこの程度のものなのだということが顕著になるはずだ。


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