LGBTQ+運動で居場所を奪われた同性愛者たちの苦悩

以前からトランス活動家(TRA)の活動が活発化するに従ってレズビアン達の片身が狭くなっているという話はしてきたが、どうやら片身が狭いのはレズビアンだけでなくゲイ男性たちも同じようだ。今回LGB Alliance USA(LGB同盟アメリカ)に掲載されたゲイ男性の話非常に興味深い。

Image of a male silhouette holding a wire, rainbow umbrella labeled "Homosexual". There is baby blue, baby pink, and white colored rain falling, along with the words "queer" and "fluid". The man is covered in Band-Aids, and has a double mars symbol on his chest

元々LGBTと呼ばれる連帯はレズビアン、ゲイ、バイのLGB三つの性志向を持った人々の集まりだった。性志向異端者としてこじんまりとまとまって異性愛者から差別されない安全な場所を確保することが目的だった。ところがいつの頃からかそれにトランスジェンダーが加わったことから、この連帯にはいびつな罅が入り始めた。同性に魅力を感じる人々を守るために作られた連帯のはずが、トランスが加わることで異性を受け入れないことへの罪悪感という圧力を感じ始めるようになった。そして最近はクィアーとかノンバイナリーとかどんとアルファベットが加わり何がなんだかわからない状態になってしまった。

この記事の著者Vは大学生。大学内のLGBTQ+クラブに所属していたが、ある日のこと、どちらの性器が好ましいかという議論になり、突然トランスジェンダー学生が机の上にのり「君のことを身体が違うからと言って愛さない人は心が狭い。身体は違っても心は変わらない」と叫んだ。その時VはLGBの原点に戻って同性愛者だけのクラブが必要だと心に決めた。

Vは数週間にわたってホモセクシュアルクラブの宣伝を始めた。彼の意図は性別や人種や性自認を問わず、同性体に魅力を感じる純粋なホモセクシュアルの人々のみのクラブを作ることだった。彼は特に性自認が異性でも同性体志向であれば入会可能とした。

しかし当然のことながら、Vの勧誘は既存のLGBTクラブから多大なる反発を受けた。宣伝のポスターは剥され、代わりに「トランス男は男だ!トランス女は女だ!」という紙に貼り替えられた。また「一番弱い立場にある人たちを排除するのか」と言ったメールも殺到した。そしてある日ついにVは数人のLGBT会員に問い詰められた。

「わかってるだろうけど、君のクラブにはキャンパス内のほとんどのレズビアンが含まれない訳だよね。構内LGBTの殆どのレズビアンはトランスジェンダーだから。」

「このグループは同性愛者だけのものだから。このグループは必要なんだ」

「ほとんどのレズビアンはトランスジェンダー」とはどういう意味かというと、自分は女性だと名乗る男性体のトランスジェンダーの多くが女性体に魅力を感じると言う意味。つまり彼らは女装してるだけであって性癖はごく普通のヘテロ男性なのである。こういう奴らがふんぞりかえっているため、純粋なレズビアンたちはLGBT会合に顔を出さなくなっていたのだ。

その後Vは公式に会議に呼び出された。参加者は大学のLGBT会長や海外からも学生会の代表そして、なんとLGBT団体本部からの役員。U型の机に取り囲まれてまるで尋問のようにこの会議は始まった。

尋問者たちは何度もなぜVのクラブにはトランスジェンダーレズビアンが含まれないのかと聞いた。

問:「解らないなあ。彼女たちはトランスなんだよ。彼女達はレズビアンなんだ。どうして君のグループにあてはまらないんだね?」

答:「私のクラブは同性愛者のクラブです。同性愛者は同性体者に惹かれるのです。」

問:「同性体に惹かれるってどういう意味だね?」

これが今のLGBT団体でする会話なのか?当事者から聞かなければとても信じられない問答だ。

ゲイプライドといわれていた運動がいつの間にかプライドと呼ばれるようになり、T以降に加わったアルファベットが先走りして、もともとのLGBの人たちの意向がおざなりにされるようになった。

ボストンで50年間もゲイプライド行進を主催してきたボストンプライドは、最近50周年記念を前にして団体を解散するに至った。それというのも十分にトランスジェンダーや黒人の参加者がいないという理由でだ。

Vのクラブが公式に学校で認められるかどうかは不明だ。しかし、非公式に多分もう色々なところでLGBだけの団体が出来ているはずだ。LGBT会合にレズビアンが行かなくなったことからして、彼女たちは彼女達だけで男性体の女装男に邪魔されない安全な場所をこっそりと作り上げていることだろう。

ストーンウォールで同性愛者たちがこっそりとデートしていたあの頃のように、欧米の同性愛者たちはまた社会の片隅に追いやられているのだ。


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イギリス、公共施設での男女別トイレ設置を義務付ける

いち早くトランスジェンダーに迎合して男女共同トイレをあちこちに設置してしまったイギリスでは、公共施設において男女別トイレ設置を義務付ける法律が通った

3年前くらいから、イギリスでは学校や職場や劇場などの公共施設でいつの間にかそれまでの男女別トイレが男女共同トイレに作り替えられ、女性使用者からの苦情が殺到していた。私が以前に読んだ記事によれば、新学期が始まった中学校ですべてのトイレが共同になってしまい、女子たちがトイレに行かれずに生理中は学校を休んだり、トイレを我慢して膀胱炎になる女子生徒まで現れたと書かれていた。

2018年に4万ポンドもかけて女性専用トイレを撤去したイギリスの内政省では、女子職員たちが女性専用トイレを探して別のビルまで足を運ばなければならなくなっていた。

聞きたいんだけどね、女子専用トイレを撤去してすべて男女共同トイレにするのがいい考えだって誰が思いついたわけ?そしてそれをする前にその職場で働く女子職員たちのひとりにでも、その考えを聞いたのか?

2年前に私は仕事で長期出張した。出張先で寝泊まりすることになった寮は普段は男子寮。トイレは数人が一緒に入れる共同トイレがほとんどで、女子トイレは無かった。なにしろ男子のみの施設だから当然と言えば当然なのだが、そこへ我々3人の女子が外部からやってきて長期寝泊まりをすることになった。最初は女子用と書かれたサインを渡され、我々が入っている間だけそのサインを外に出しておいてくれれば男子は入って来ないと言われたのだが、先ず入る前に男子がいるかどうかを確認しなければならず、一人でも女子が中にいたら、その間男子は皆外で待っていなければならなくなる。それに男子の使った後のトイレなんて使いたくないし、自分の入った後に男子が入るとかも嫌だ。と女子たち三人は男女共有トイレを断固拒否。

結局普段は幹部の人間が使う個室トイレが一時的に女子専用ということになり話は収まった。トイレは我々の三人部屋からは反対側で階段を二階上がった先と遠かったのだが、それでも我々は満足だった。

女子というのはそういうものなのだ!

イギリス初の自称女子専門刑務所の設置

自称女性の男子受刑者を女子収容所に移転するという「素晴らしい」政策をいち早く実行したのもイギリスだが、何人もの女子受刑者がトランス「女性」によって性的暴行を受けたと訴えている。昨年元受刑者の女性が男子を女子施設に移転させるべきではないとして訴えていた訴訟が最高裁まで行ったが、結局女性は敗訴。トランス女子を女子施設に収容するのは不適切ではないという酷い裁断が下った。いかにイギリスの裁判所が女性の安全を軽く見ているかが解ると言うもの。

以前にも紹介したが、トランスジェンダーを名乗る男性の犯罪パターンは一般男性と同じか、性犯罪に限っては一般男性よりも高いという調査結果がある。こちらがそのpdf版この調査のなかで述べられている、ウェールズとイングランドの刑務所収監者のうち性犯罪者の割合について2020年4月の数字をみてみると、

  • トランス女性 79/129人(58.9%)
  • 女性 125/3812人(3.3%)
  • 男性 13234/78781人(16.8%)

この数字だけを見ても、自称トランスが如何に女性にとって危険な存在であるかがわかる。こんな人間を女子施設に移してもいいなどという裁断をする裁判所って何なんだ?

とはいうものの、自称女による女子囚人への暴力を放っておくわけには行かないということで、2019年にイギリスで初のトランスジェンダー専用収容所が設置された

それにしても、どうして何もかもがこうも後出しなのだろうか。女子専用施設に男子を許容すれば、どういうことになるかなど試さなくても解りきっていたことではないか。しかも一番悪影響を受ける女性達に一言も断りがないのは何故なのだ?

*トランスジェンダー性犯罪率*

女子専用施設を求める女性達の声

ということで、真っ先にトランス許容政策を取ったアイルランドで、初めて女性の声を反映する世論調査が行われた。これはRedCという団体が1001人の大人を対象に行ったもので、ジェンダーに関する様々な質問をするアンケート調査。これによると、

1)過半数の大人が男女別施設や医療供給を求めていること。特に女性は医療に関して女性医師や介護士を求める権利があるべきと考えており、公共施設においては性別専用のトイレがあるべきと考えている。下記の票は次の三つの状況で男女別を支持するかどうかという質問の答え。

  • 女性専用検査などで女性医師や看護師の要求が出来るべき。賛成77%
  • 病院などで男女別の施設があるべき。賛成64%
  • 公共施設におけるトイレは男女別であるべき。賛成62%
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2)51%の大人はトランスジェンダーが出生届の性別を変えられるべきだと答えたが、それはホルモン治療や適合手術といった何等かの処置が取られた後に限るとしている。28%の回答者が出生届は絶対に変えるべきではないと答えた。

3)若い回答者は性自認のみでも異性として認めるべきと答える人が多かったが、34歳以上になると性移行のための何等かの処置を受ける必要があると考える人が増える。

4)より多くの人が間違った身体で生まれる人が居ることや様々な性別があるということを学校で教えるべきだと答えているが、断固拒絶する人や分からないと答えた人の数もかなりあることから、これに関してはまだ話し合いが必要。

5)性適合手術を受けていないMtFによる女子競技参加を拒や女子刑務所や更衣室やシェルターなどへの許容を認めるべきかについても、認めるべきではないと答えた人の方が認めるべきを上回っている。

  • 更衣室:賛成27%、反対49%、解らない24%
  • スポーツ:賛成21%、反対55%、解らない24%
  • 刑務所:賛成32%、反対39%、解らない29%
  • レイプセンターやシェルター:賛成34%、反対39%、解らない34%

6)性犯罪者に性移行証明書を与えるべきではないと答えた人は48%で、与えるべき16%、解らない36%を大きく上回った。

私個人としては、もう少し男女別を求める声が大きくてもよかったのではないかと思うが、これは1001人の大人を対象としているので男女別の配分が定かではない。それぞれの質問に関して男女差も示してくれるとよかったのだが、それでもたいていの人は男女別施設やサービスを求めているということは解る。

国民の意見を聞かずに行政が先走る

アイルランドに住んでいる邦人ツイッタラーさんの話によると、性自認のみの女装男子を女子施設に受け入れる法律はアイルランド人が知らないうちにこっそり通ってしまったのだそうだ。何故そんなことになったのかははっきりしている。トランスジェンダー運動家が政治家たちに働きかけたからだ。

活動家たちがそうするのは解るとしても、ではなぜ政治家たちはこんな非常識な法律を通すことが良いことだと思ったのだろうか?この法律の下で生きなければならない人々の声をまるで考慮に入れずに実行に移し、全く問題が起きないと本当に思ったのだろうか?

日本でも全く同じことが起きようとしている。日本の皆さまは諸外国で起きているこのような問題から学び、決してこのような悪法を取り入れてないよう政治家たちに呼びかけていただきたい。


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子供の心と身体を蝕むトランスジェンダーリズム

私のツイッター仲間のBlahさんがフェアスペースに寄稿したコラムをご紹介する。挿絵もBlahさんが描いたそうだ。

これは最近思春期前後の若い女の子たちが何故かトランスジェンダーだと思い込む風潮について言及したもの。以前に拙ブログでもRapid Onset Gender Dysphoria (ROGD)という疾患について書いたことがあるが、これは子供の頃には得に性違和などなかったのに、思春期になった途端に自分は男の子だと言い出す女の子たちのことをいう。しかもこれは感染秒のように広まっているというのだ。

子供達、とりわけ米国の少女達にとってトランスジェンダーは「最高にクールなトレンド」であることは間違いない。爆増する少女達のトランスブームに警鐘を鳴らした『Irreversible Damage』の著者Abigail Shrierは、次のように指摘する。(略)

著者はこのトランス・クレイズ(熱狂)の謎を解き明かすべく、当事者の少女達、その家族、多大な影響を与えるトランス・インフルエンサー達、そしてジェンダー医療関係者らに膨大なインタビューを試みた。そして彼女は「スマートフォンの普及により激変した対人関係、ネット上での絶え間ない容姿や人気の争い、女性の尊厳を損なうような過激なポルノの閲覧などにより、自身の女性としての性を卑下したり、性的マイノリティを告白することで周囲との絆を模索する少女が増えたのではないか」と推測する。

また、友人間でトランス自認が伝播する「peer contagion(仲間内感染)」現象や、当事者にメンタルヘルス問題や自閉スペクトラム症が見られるケースが多いことにも着目する。

Blahさんは、子供たちがどのようにトランスジェンダリズムに洗脳され、また精神科の専門家と呼ばれる人たちまでも子供たちをトランスジェンダーの道に促進する様子を実話やデータで説明してくれている。

是非ご参照のこと。

さて子供のトランスジェンダーといえば、先日NHK滋賀で放送された7歳男児のトランスジェンダーに関する記事についてちょっと話たい。リンク先にはリポートと称するプロパガンダ動画があるので、是非ご参照のこと。

内容を簡単に説明すると、これは現在7歳になる男児が3歳の頃から自分は女の子だと言い張るようになり、保育園にもピンクのフリルのお姫様みたいなワンピースを着て通園していたと言う話。それで周りの子たちにいじめられ引きこもりになったとか脱毛症になったとかした。母親は「女の子の産んであげなくてごめんなさい」などと息子に行ったそうだ。母親は保育園に虐めの件について相談しに行ったが、子供のいいなりになっているのがいけないとか、男の子として育てないのがいけない、とかえって責められ理解を得られなかったとしている。

結局小学校には子供が欲しがっていたピンクのランドセルも買わず、普通の男の子の恰好で通わせているというが、母親は息子はトランスジェンダーだと自分で訴えていると主張。

この話を観ていて思ったのは、この家庭には父親像がないということだ。リポートでも父親は何を言っているのかという話が全く出てこない。察するにこの家庭は母子家庭で父親は居ないのだろう。子供が幼い時から父親と一緒に暮らしていないということは、母親と父親は決別したのだろう。もしかしたら母親が父親を、男を、憎む気持ちが子供に察せられたのでは?女の子を産みたかったのににくい夫の顔をした子供が生まれて来たことで、どうして女の子じゃないんだ、という風に息子にずっと接しているのでは?

息子は女の子だったら母親に愛されるのにと思っているのかもしれない。もしも男親が居て、男性としても模範をみせてくれていたら、この子も女の子になりたいなどとは思わないのではないだろうか?

この番組は、そういう視線からのリポートもすべきだったと思う。これでは子供のトランスジェンダーは結構多く、大人はそれを理解すべきというだけで終ってしまっている。子供をそんなふうに追い込む大人が回りに居る可能性についても、もっと追及すべきだった。


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性転換手術をしても変わらない男性の狂暴性

実は以前に私は「性転換手術をしても変わらない男性の狂暴性」というエントリーを書いた。これは男性から女性に転換したとされるいわゆるMtFのトランスジェンダーたちの犯罪率の話を書いたものだ。しかしコメンターさんのなかから、この調査は性転換手術を受けている人と受けていない人とが混ざっているため、性転換後に犯罪率が変化するかどうかは分からないというコメントがあり、確かにそうだなと思い直して題名を「トランスジェンダー女性を自称しても変わらない男性の狂暴性」と書き換えた。このエントリーの結論は、男性は女性を自認しようがどうしようがその狂暴性は変わらず、圧倒的に多数の暴力犯罪を犯すというものだった。

ところが最近、性転換手術を受けたMtFでも術後の犯罪率は一般の同年代の男性たちと全く変化がないという調査書を発見した。Evidence and Data on Trans Women’s Offending Rateshttps://committees.parliament.uk/writtenevidence/18973/pdf/

これはスエーデンで行われた調査だが、対象はすでに性適合手術を受けホルモン治療を長年受け法律上も女性となった人々である。それによると、

MtFは一般女性より6倍も高い率で犯罪を犯す確率が高い。暴力的な犯罪になるとその確率は18倍にもなる。しかしこれは一般の男性の犯罪率と比べると特に変わりはないという。彼らはすべて手術済なので自称トランスのなりすましは含まれていない。

よくトランスジェンダーの人たちは男性の身体に女性の脳で生まれてしまったなどというが、脳みそも身体の一部である以上、脳だけ女性なんてことがあるはずがない。脳は女性だという男性でも脳みそのDNAはXYであり、脳だけXXなんて人は居ない。しかしこの調査をから判断すると、たとえ去勢して男性ホルモンの分泌が落ちた人でも、男性的な攻撃的な性格を変わらないということになる。

第二次性徴を男として通り過ぎた男性は、たとえ後になって女性ホルモンをいくら投与してみても男性体としての筋力は女性の何倍もあり、同体格の女性と格闘しても圧倒的に有利である。それでも彼らが女性と同じくらいおしとやかであれば別だが、その攻撃的な性格が男性と全く変わっていないとなると、一般女性とMtFとの交流には非常な注意を要する。つまり、同じ女だから安心、という油断は禁物だということである。

さて、ここで問題になるのが刑務所である。前回も話した通り、カリフォルニアも含めイギリスやアメリカでは自称女性の男性服役者が女子収容所に移されるということがすでに起きており、女子囚人たちや看守の間から苦情が殺到している。(当たり前)

刑務所というところはすでに犯罪を犯した人が服役している場所であるから、そこにいる男性はかなり狂暴な人間である可能性が高い。特にトランスとして移転を許可されるのはそれなりに長期に服役している犯罪者だ。なぜなら数か月や1~2年の刑では、移転希望が聞き入れられるまでの間に釈放になってしまう可能性が高いからである。ということは長期服役するような重犯罪を犯した男のみが女子施設に移転が叶うという不思議な状況が起きてしまう。

このリポートの第二の調査によると、自称トランスによる性犯罪は一般男性よりもずっと高率であるという結果が出ている。これは2019年4月の調査結果だが、

自称女のトランスが性犯罪者である確率は58.9%、女性服役者の性犯罪者率は3.3%、男性服役者の性犯罪率は16.8%と性犯罪者がトランスを自認する確率は一般男性服役者の5倍以上である!

私は以前からずっと言ってきた。女装してまで女性施設に侵入しようとしている男は一般男性よりもずっと危険だと。そうまでして女の空間に入り込もうとする男に碌や奴はいないのだ。

どれだけ自分は女だと言ってみても、たとえ去勢手術を受けていても、男が男たる狂暴な性格を変えることはできない。ましてや手術も受けていない自認のみの男を受け入れるなどもってのほかである。もともと狂暴な男たちがか弱い女性たちの間に送られるなど、こんな理不尽なことを許してはいけない。この非人道的な方針が覆るまで、我々一般人は戦い続ける必要がある。

日本ではまだそこまで狂った状況にはなっていない。どうかどうか、日本の皆さんは女性の人権を守るために、LGBT運動の横暴に立ち向かってほしい。そうでないとイギリスやアメリカで起きているような気違い沙汰が日本でもおきてしまうのだから。



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女性の懸念に無関心なトランス活動家

昨日マット・ウォルシのポッドキャストを聴いていたら、カリフォルニア刑務所では自称トランスを名乗る男性囚役者が何人も女子収容所に移転されて、女子受刑者の安全を脅かしているという話をしていた。ある女性は、自認女子の男と同室にされたが、その男は一日中勃起したまま彼女をセクハラ。男は150キロを超すヘラクレスのような体格の大男だったという。しかし女子囚役者が苦情を言えば、罰せられるのは女性の方。男子収容所と違って女子の方は、犯罪の質がそれほど悪くないこともあり、犯罪ごとに分かれているわけではないので、男子の殺人犯や強姦魔でも女子の方に移されると一般受刑者に混じって暮らすことになる。連続殺人犯や強姦魔と一緒に暮らさなければならない女性達の恐怖は想像を絶する。これは残酷で異常な罰といは言えないだろうか?

さて、日本でも自称トランスジェンダーを異性として認めるべきという法律が議論されているが、そのなかで当たり前に起きる懸念が、適合手術を受けていない人が自分は女だと言い張って女子施設に入ってくる危険性である。こういう話が出てくると、トランス活動家の反応はアメリカでも日本でも全く同じ。「心配するな、男性器をつけたまま女湯にはいろうなんてトランスは居ない」とか「トイレは個室だから心配いらない」とか「性犯罪者は今でも存在するのに、トランスと性犯罪者をむずびつけるのは差別」とかいうお惚け作戦に出る。しかし、そんなことをいくら言われても我々女性には全く安心など出来ない。すでに自認のみ女のトランスを女性施設に受け入れた欧米のあちこちで自称女性による性犯罪が多発しているのである。それなのに、日本でだけはそれが起きないなどと言われてもまったく納得がいかない。

今朝自身も自称女のトランスジェンダーである仲岡しゅんという弁護士のエッセーを読んだのだが、この人もまた活動家特有のお惚け作戦に出ている。まず男性器のついたトランスが女湯を使用する可能性について仲岡はこのように説明する。

いないとは言いません。いやむしろ、確実にいるでしょう。極端な主張をおこなう個人というものは、当該主張の是非はともかく、どのような属性の集団の中にも必ずいるからです。 しかし重要なポイントは、いるかいないかではなく、実際問題として、それがどれだけの社会的影響力を持っているか、なのです。少なくとも今の日本では、上記のようなそこまで尖った主張が、何らかの社会的影響力を持ち得るには到底至っていませんし、またMTFトランス及びその支援者の間でも一般的な見解とは思えません。(略)上記のような例外的事例を過剰に重大視し、恐怖を煽ることは、特にその対象が社会的マイノリティである場合、当該マイノリティへの強烈な排除や抑圧の効果をもたらします。

弁護士である仲岡のこの発言は無責任極まりない。未オペのMtFが女湯に入りたがる確率は極めて少ないので心配するなという発言は無責任にもほどがある。どれほど数が少ないにしろ仲岡自身が「確実にいる」と確信している女装男たちの一人でも私が使っている施設に入ってきたら、女性としての私にはこの男を通報したり排除したりする法的権利はあるのか?

極端な差別禁止法が通ったノルウェーでは、女子更衣室に居た女装男子を通報した女性が反対に起訴されるという事件が起きている。差別禁止法を通した日本でもそういうことが起きないという保証はどこにあるのだ?

さて、その上で、MTFが女性用公衆浴場を使えるかどうかは、私が把握している限り、公衆浴場組合では戸籍変更の有無にかかわらず、男性器の有無、すなわち性別適合手術をしているかどうかを基準としているようです。不特定多数が他人に裸体を晒す場の管理者としては、事の性質上やむを得ない判断であり、また合理的な見解と思われます。

これもまた活動家特有のお惚け作戦である。もしも、適合手術を受けていなくても戸籍変更が可能になった場合、浴場所有者は「戸籍変更有無に関わらず男性体の人お断り」という規則を個々に作らなければならない。だが、彼らにこのような規則を施行する権利は法律で認められるのか?

例えば、風呂屋の親父が女装男を捕まえて警察に突き出しても、この男が戸籍上女であった場合、警察は「戸籍上の女が女湯に入るのを取り締まる法律はない」というかもしれない。第一戸籍上の女を男性器のあるなしで排除するのは差別ではないのか?トランス活動家が差別だといって風呂屋を訴える可能性はないのか?いや、風呂屋の親父が差別禁止法に触れたとして反対に逮捕される可能性はないのか?

松浦大悟氏が口を酸っぱくして言っているのはことのことだ。どこかで法律で一線が引かれていなければ、個人がその都度全く違う状況で個々の判断を下さなければならなくなる。しかも間違った判断をした場合法律に触れる可能性があるとなったら、そんな面倒くさい商売を続けたがるひとがどれだけ居るだろうか?

仲岡の女子トイレに関する説明もまったく同じ論理で続く。

まず第一に、「心が女性だ」と当人が言いさえすれば(あるいは当人が思いさえすれば)、直ちにあらゆる女性用スペースを使えるかのような想定が、そもそも日本の法律実務からすれば非現実的なものです。実際の問題状況は、そのように単純なものではありません。

 本人の性自認がたとえどうであれ、我々は他者と社会生活を営んでいます。その中で、MTFトランスによる女性用スペースの使用が妥当かどうかは、”当事者個々の具体的状況と、その女性用スペースの性質との相関関係による“、としか言いようがないと思われます。

トランスというのは、性別移行です。当然、その過程によって変化し得るものであり、かつ、移行の態様や程度は個人差が極めて大きいものであって、合理的な配慮が必要な事柄にも自ずから差異が生じるからです。個々の具体的事情を差し置いて、何か抽象的な基準を語ろうとすること自体が性質上困難なものなのです。

 その上で、当人の個別具体的な状況と、問題となる事柄の性質に応じて、合理的配慮として何が必要なのかという点が問われることになります。

今現在の日本では女子施設の管理人にどのような人がその施設を使えるかを決める権限がある。しかし、活動家は常にその枠を広げようと必死だ。例えばレズビアンバーの経営者がレイディースナイトと言ってその夜だけは女性のみに入店を許すと言っているのに、男性体の自称レズビアンが登場して、自分を入れないのは差別だと大騒ぎしたとしよう(実際に起きた事例)。差別禁止法が通ったら、この経営者にはこの女装男を占め出す権限は保たれるのか?

個人経営の店ならその都度客を受け入れる入れないという判断を下すことは出来るが、デパートや駅の公衆トイレや更衣室には、特に警備員が居るとは限らない。不特定多数の人々が使用するそうした施設で「当事者個々の具体的状況と、その女性用スペースの性質との相関関係による」などという判断を誰がするのだ?

我々が求めているのは「抽象的な基準」ではない。我々が求めているのは断固として合法と非合法の区別である。

仲岡は多くのトランスジェンダーは自分たちの移行の程度をきちんと理解しているので、問題になるような行動には出ないと主張する。そうだろうか?だとしたら先日裁判で負けた経産省職員の要求はどうなるのだ?周りの人たちは彼を女性と認めていないのに、女子トイレに入れないのは不当だとして訴えたあの件はどうなる?

さて最後に、女子施設で犯罪を犯すのは犯罪者でありトランスジェンダーとは無関係という屁理屈。

更に言うならば、Twitter上で懸念されているような、”MTFトランスを偽装した者”による違法な目的での女性用スペースへの侵入が、「自分はトランスだ」と言いさえすれば直ちに正当化されるかのような想定も、少なくとも日本の刑事司法の実務からすると、現実を極端に単純視しているとしか思えません。
 私も刑事事件を扱い、またこういった問題について警察へのヒアリングもしたことがありますが、日本の警察もそこまでお人好しではありません。結局は生の事実の中で、当人の事情や、あるいは立ち入りの理由や目的、態様といった具体的事実関係からして違法な行為といえるかが問われることになるでしょう。例えば、盗撮など違法な目的での女性用スペースへの立ち入りであれば、シス女性であったとしても建造物侵入罪になり得ます。つまり、トランスかどうかがここでの本質的な問題ではないため、たとえトランスであると偽称したからといって、違法な目的での侵入が直ちに正当化されるわけではないのです。
 それどころか、むしろ日本の刑事実務では、オペ済みのトランス当事者であっても、法律上の性別変更をしていなければ、もともとの戸籍上の性別にしたがった刑務所に割り振られるという現状があるほどです。

刑事事件を扱ったことのある弁護士の言葉とも思えないほど人をバカに仕切った発言だ。もちろん、どんな施設であろうとも盗撮や窃盗という行為が犯罪なのは当然だ。犯人の性別は関係ない。だが我々が話しているのはそういうことではない。

現在の法律では、その場所に居るべきではない人間が、その空間に侵入してくること自体が犯罪だ。だから女子専門施設に男子が立ち入るということは、それ自体が犯罪とみなされる。だが、自認のみの戸籍変更が許されるとなれば、戸籍上の女性をどうやって施設管理者や使用者が排除することが出来るのだ?彼らが盗撮や窃盗を行っている証拠がなければ、自分は単に戸籍上の性にあった施設を使っているだけだと言われたら一般人には反論の余地はあるのか?

そして最後の「日本の刑事実務では、オペ済みのトランス当事者であっても、法律上の性別変更をしていなければ、もともとの戸籍上の性別にしたがった刑務所に割り振られるという現状」という理屈も、裏を返せば戸籍さえ変わっていれば適合手術済有無にかかわらず、自称女の男性体極悪犯罪者が女子収容所に入ることも可能だということになる。未オペ男性でも自認のみで戸籍を女性に変えられることになれば、必然的に起きるこの問題を仲岡は全く言及しない。

ここまで述べたことは、当然ながら、女性用スペースの安全性が害されて良いということを意味しません。結局のところ、この問題の行き着くところは、トランスであろうがなかろうが、また女性であろうが男性であろうが、性的な暴力それ自体に対する刑罰や被害救済、あるいは教育や啓発の問題として捉えられなければならないはずです。

 しかし、なぜか今、一部の尖った例が引き合いに出され、あたかもトランスの問題かのように「議論」されている状況があるように、私には思えてならないのです。

性犯罪を犯すのは圧倒的に男性であり、その被害者は圧倒的に女性や子供だ。その事実を無視して「女性であろうが男性であろうが」という表現は非常に不誠実だ。トランスジェンダーのなかに、例え一部でも男性体のまま女子施設に入って女子にセクハラしたいと言っている人たちが居る以上、むやみやたらにトランスジェンダーを女子施設に受け入れることが女子にとってどれだけ危険な状況かは明白だ。ましてや自認のみのトランスを受け入れるということは、明らかな性犯罪者を女子施設に招き入れるも同然である。

仲岡は他のトランス活動家と全く同じで、女性達が持っているこの懸念について全く言及せず、そんなことはあり得ない、心配いらない、とお惚けを繰り返すだけだ。

追記:特例法廃止提案に関する記事を張っておく。

日本学術会議がトランスジェンダーに焦点をあてた提言を発表「特例法を廃止し、性別記載変更法の制定を」(松岡宗嗣) – 個人 – Yahoo!ニュース


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トランスジェンダー選手が女子スポーツを破壊するという神話を打ち砕く(ACLU式欺瞞とすり替えに満ちたプロパガンダ紹介)

アメリカの左翼市民団体ACLUがツイッターでトランスジェンダー選手が女子スポーツを破壊するという説は全くの神話であるとして、ファクトチェックと称してこの嘘を暴くと延々とツイートしていたので紹介しよう。以下は私の意訳と感想。

事実1:トランス女の子は女の子である。性別が二つのみというのは神話である。女子にはインターセックスやトランスジェンダーや障害者といった多々の性が含まれる。(障碍者が性なのか?)

生物学的性も性別も二者択一ではない。ホルモンの分泌量や身体の部分や遺伝子によって人々の性別を決めることはできない。(じゃあ何で決めるんだよ)

事実2:トランス選手は不公平に有利などということはない。トランス選手が体格や運動神経などがシス選手より勝るという事実はない。シス選手でもトランスと同じかそれより優れた結果を出しているひとはいくらでもいる。

(トランス選手対シスとすることによって、FtMのトランス選手を含んでいることに注目。もちろん女子が男子競技で勝てるわけはないからこれは当たり前の話。我々は女子を名乗る男子選手の話をしているのに理論をすり替えている。)

事実3:トランスを許容することはすべてのひとのためになる。トランス参加はシス女性に害を与えるというのは神話である。トランスを排除することは全ての女子選手に不必要な検査を強いることになりトランス狩りを起こすし、すべての女子選手に害をもたらす。

(単なるDNAテストなら別にどうということはない。反対に全くテストをしなかったら、その人がトランスかどうかをどう判定するのだ?ここでトランス参加が女子のためにもなるとかいいながら、トランスを拒否すれば女子のプライバシーが侵害されかのようにすり替えていることも要注意。)

事実4:トランス選手は他の選手と同じチームに所属する。トランス枠を作る必要があるというのは神話だ。トランス選手を間違った性別のチームに無理やり入れれば選手たちは身体的にも精神的にも傷つく。特定の女子選手だけを排除するのはチームワークを乱す。若者は優しくコーチやチームメイトから支えられる環境にいてこそ才能を伸ばすことが出来る。

(これが非常に大事な点だ。トランス活動家の目的は女性選手たちとの妥協などではない。前回紹介した女性グループがなんとかトランスを排除せずに女性競技を守ろうと提案していたのに対し、トランス活動かは女子たちに一歩でも歩み寄ろうという気持ちはないのだ。常にトランスの気持ちばかりが優先され、女子の気持ちや安全などまるで無頓着なのである。

これはトランスでも安心して入れる多目的トイレを増やそうという提案には反対して、女装男を女子トイレに入れろと騒ぐ論理と全く同じ。彼らの目的はスポーツに参加できることではなく、女子競技に参加して女子競技を破壊することにあるのだ。だから彼らとの妥協など断じてあり得ないのである。

ことトランス概念に関しては、受け入れるか排除するか、二つに一つしか選択の余地はない。)


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イギリスのジェンダークリニックが性転換を後悔した女性に訴えられる

ジェンダークリニックの近年の傾向として、患者が自分は異性かもしれないというと、それに疑問を呈するのではなく、積極的に同意して性転換を早急に始めるというのがある。患者が自分で自分はこういう病気かもしれないと言ってるのを医者が適切な診療もせずに受け入れてしまうなどということは他の病気では考えられないことだが、何故かGID(性同一性障害)に関しては、本人の考えに疑問を呈してはいけないと主張する人達が大半である。そんななかでGIDと診断され性転換治療を受けた数人の女性たちとその親などがクリニックを相手取り訴訟を起こしている。

訴えを起こした女性の一人、ケイラ・ベルさんは子供の頃から男勝りのおてんばだった。子供の頃から徐々に性違和を感じるようになったが、ネットでトランスの話を発見してから、だんだんとその意識が強くなったという。そして性転換治療を始めるといつの間にかその道を歩み始めていた。

ケイラさんが診療所に紹介されたのは16歳の時、ほんの三時間半の診察で第二次性徴ブロッカーを処方された。しかしこの時点でもう少し突き詰めて診療が行われるべきだったとケイラさんは言う。「私が提案したり主張したりしてることに対してもっと疑問を投げかけてくれるべきでした。「そうしてくれていればかなり違っていたと思います。私の言ってることに挑戦してくれていれば。」

本当の精神科の医者なら、ブロッカーなどという極端な薬を処方する前に、「どうしてそう思うの?」と聞くのが当然のはず。それが「ああ、そうなの、じゃ、これ飲みなさい!」って何なんだよ、この無責任さは!16歳の子供なら、医者がいうんだからそんなんだろうと思い込むのは当然だ。

無責任といえばこのBBCの記事における第二次性徴ブロッカーに関する情報がいい加減すぎる。

【ブロッカーは乳房や整理、髭や声変わりなどの発達を一時的に止める薬である。生まれた性と自分が一致していないと感じる性同一性障害の子供に処方されることがある。これによって子供たちが体の変化を体験する前にもっと考える時間を与えることになる。国営保険によってこの薬の影響は戻せるとされているが、その影響については不明である。】

ブロッカーは成長を一時的に止め考える時間を与えるものなどではない。人間は第二次性徴によって重大なホルモンを分泌するようになる。男子も女子もこれによって骨や体の仕組みが大人になっていく、そして脳の発達にもホルモンは非常に重大な役割を果たすのだ。この時期に必要なホルモンが身体に分泌されないと、その後の成長に著しい悪影響を及ぼす。BBCはその危険性を単に「不明である」とだけ書き、実際に解っている危険性を全く無視している。

それだけではない。ブロッカーを処方された子供たちが、その後ブロッカーをやめてやはり元の性で生きていこうとなったケースは一件もないのだ。ブロッカーを処方されたら、その後は異性ホルモン投与となり、そして整形手術へとまっしぐらである。例外はないのだ。何が一時停止して考える時間を与えるだ!ブロッカーは性転換への第一歩。もう後戻りさせないのだ!

ケイラさんも例外ではない。一年後には男性ホルモンを処方され髭が生え声も低くなった。三年後に乳房摘出手術を受けた。

「最初はとてもホッとして幸せでした。でも時が経つにつれてだんだんと興奮が冷め幸せとも感じられなくなってきました。このままどんどん深みにはまっていくのを選ぶか、穴からはいでて肩の重荷を取り除くか決めることにしました。」

彼女は去年男性ホルモンの摂取を止め、今や女性であることを受け入れられるようになった。しかしここ10年の間に自分に起きたことを考えるにつけ腹が立ってきた。彼女は過去10年間妄想の中に生きることを許されてきた、そのおかげでまだ23歳というのにこの身体を背負って生きていかなければならない。

原告の弁護士たちは、子供はこのような将来の影響に関して正しい判断は出来ない、特に不妊の可能性についての判断など無理であると主張する。

診療所の元従業員によれば、ブロッカーはきちんとした診療なしで多くの患者に与えられており、中には12歳という子供もいたという。

さてこの記事ではトランス活動団体マーメイド代表の意見も書かれている。この団体は慈善事業を歌っているが、実際はトランス推進が目的で批判者をとことん叩くので有名。創設者は自分の息子をタイに連れて行って16歳で去勢手術をさせてしまった毒親である。

彼女は多くのGIDがブロッカーで命を救われており、ごく僅かな人達のためにその使用を禁止するのは行きすぎだと語る。ごく僅かというなら、GIDで悩む人の数がごく僅かなのであるから、そんな人たちのためにブロッカーをやたらに処方することの方が危険だろう。

だいたい性転換をしないと自殺者が増えると騒ぐ連中は、性転換手術を受けた人達の中にも多くの自殺者や自殺願望者が居ることに関する説明が出来ない。性転換手術が性同一性障害の治療として効果があるという証明は全くされていないのだ。

ともかく、こうした訴訟が起きることによって、GID治療が如何に活動家によって恐ろしい子供虐待になっているかを多くの人が学び、早急にこうしたクリニックが閉鎖されることを強く願う。


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レインボーライク、トランスジェンダリズムという独裁主義

どの政党にも共通するのは男による女を統括したいという欲望だ。この女への憎悪と独占こそが男性社会を団結させるものだ。

といって始まるのが ドクターエムのこの記事 。ドクターエム(DrEm)はこれまでにもトランスジェンダーの横暴について色々書いてきているが、このオプエドに書かれているイギリスの状態を観ていると、いったいこれまで女性たちが勝ち取って来たかに思えたフェミニズムはどうなってしまったんだろうと思う。100年余りにおける女性の人権運動が女装変態男たちによってこんなにも簡単に覆されてしまうとは、女性の人権なんてこんなにも脆いものだったとは情けなくて涙が出る。

イギリスは欧州同盟によって移民や経済問題といった数々の問題を抱えているが、歴史的にこういう時代こそ独裁主義が台頭する。最初は弱者救済という名目で左翼から革命的思想として起こるこうした運動は、いずれは一般市民を完全統括する独裁政権へと進んでいく。そしてその第一歩は必ず女性弾圧からはじまる。トランスジェンダリズムはその変形に過ぎない。

政権による市民弾圧は男性の権力と見なされるため、革命派は女性の権利を守るためという大義名分を使って革命を起こすが、自分らが権力を握ると、かならずや女性弾圧から始める。これは左翼革命の定番である。

さてそれではトランスジェンダリズム行きすぎのイギリスではいったいどういうことになっているのか、改めて考えてみよう。

まずは労働党。少なくとも300人の女性が自ら政治参加の場所から身を引いた。十代の男子が長年勤めて来た女性職員を追い出し、労働党女性部の部長になった。このヘザー・ペトというティーンエージャーは「女性と感じている」というだけの女装男。 ジョー・コックス市の労働党女性指導者プログラムでも、二人の女装男が指導権を女性から奪った。

自由民主党も負けてはいない。同等の元大臣リン・フェザーストーンは生物学的性は真実ではなく人々の生活に影響を与えないという考えを支持しない人は同等に歓迎できないと宣言。サラ・ブラウンという女装男は女性の人権を称えるパンフレットは「ヘイトパンフレット」だと糾弾した。

下記のイメージは女装男サラ・ブラウンのツイート。自認のみで性別を公式に変えられるGRA改正案に反対するパンフレットを配っている人が居るとし、これは「ヘイトパンフレット」だと書いている。

グリーン党はもっとひどい。女児を誘拐して監禁し拷問強姦を繰り返した実父を自分の選挙運動員に雇っていた女装男エイミー・チャレノアーを持ち上げていたグリーン党は、いまや女性のことを「男性ではない人間」と呼び、「トランス女性は女性です」主張に抗議したレズビアン活動家のオリビア・パルマーを追放した。また同党はトランスジェンダリズムに猜疑心を示した党員、ルパート・リードとジェニー・ジョーンズにその意見の撤回を強制した。

またグリーン党はエイミー・チャレノアーは男だと主張した党員のアンディー・ヒーリーを沈黙させるべく訴訟を起こしたりしていた。(のちにチャレノアーは実父の有罪判決を受けて同党を離党した。)

グリーン党の副議長だったキャロリーン・ルーカスはWPUKなどの女性市民団体の女性たちと会合をしようとしたことをトランス活動家から批判されて辞任に追い込まれた。グリーン党は女性たちが女性の人権について話し合いをすることすら許さないようである。

これらの党はイギリスの左派であるが、それではトランス批判主義者たちは保守党に助けを求められるのかというととんでもない。

保守党はどんな男でも女性と宣言しさえすれば女子専門の地位や女子専用施設への立ち入りを許可するという立場を取り始めている。ということはこれまで女性が勤めていた議会の地位が自称女子の男子によって乗っ取られるという状況が生じるわけだ。

女性の平等党(the Women’s Equality Party)などは同党から一人も女性代表が出ないことに喜びを隠せない。2018年7月18日、ケンブリッジ大学で性別による基礎収入の運動をしているコリー・ハルパニー(Chloe Halpenny)は, イギリス議会が男子とトランス女子という全員男性によって占められるという考えを奨励した。

下記がハルペニーのツイート。『イギリス議会の半分がトランス女性が占めることはうれしいかという問に対し、サル・ブリントンは「もちろん。トランス女性は女性です。私たちは彼女たちを支持します。」と言って観客から絶賛の拍手を受ける。』と書かれている。

女性の平等のために戦うはずの女性の平等党(WEP)は女性の定義すらはっきりさせることが出来ない。同党はジェンダーのステレオタイプに属さない子供は「間違った身体に生まれた」などという思想を支持し、それに疑問を提示した学者ヘザー・ブルスケル・エバンス博士を追放したりしている。女装男が女性として議会に出馬することにより、女性は全く政治に参加できないという状況が作られつつあるのだ。

イギリスではトランスジェンダリズムの名の元に女性の人権が次々に奪われつつある。イギリスの憲法では人々が自由に集まり交流する権利が保証されているが、近年その女性の権利が迫害されている。

リーズ市の市議会は女性団体が性自認法改正案が(GRA)がどのように女性に影響を与えるかを討論する会合を開くことを許可しなかった。イギリスにはさまざまな法律によって国民が思想や宗教で差別されないことが保証されているにも拘わらず、男と女の違いは個人の信心やステレオタイプで決まるのではないと考える女性にはそれらの権利が保証されていない。男女の違いは生物学で定められているという現実を主張することさえ社会的には許されない行為となり、そんな主張をすれば仕事を失う危機に瀕する。

例えばマヤ・フォーステーター。彼女はセルフIDで性別を決めることがどれほど女性や子供にとって危険かという話を話をしただけで仕事を首になった。彼女の他にもカカシはツイッターでそういう目に会った女性の話をいくつか取り上げているが、彼女の話は左翼主義で有名なハリー・ポッターの著者J.K.ローリングですらマヤを擁護してツイッターで炎上するなど激しい口論となった。

いまや女性の性を基本とした話は「トランスフォビア」としてヘイトだなんだと弾圧される世の中となった。女性専用施設やシステムはすべてヘイトだと言われる。女装男が「排除された」「差別だ!」と言っただけでこれまで守られてきた女性専用空間が瞬時にして撤廃されてしまう。

トップショップという衣服店では、たった一人のジェンダー流動体を主張する男の苦情で全国チェーン店から女子更衣室が消えてしまった。

学校では男子の前で着替えるのが恥かしいという女子生徒が女子更衣室を求める権利がはく奪されている。例えばイーストサセックス市やケント市の学校ではトランス生徒は本人が自認する方の更衣室を使えるという規則が出来てしまった。たった一人の男子生徒が自分は女子だと言っただけで学校全体の規則が変わってしまったのだ。これによって女子生徒たちは女子全体の希望や意見よりたったひとりの男子生徒の希望の方が優先されると学んだのだ。

イギリスのLGB市民慈善団体としてはじまったストーンウォールは、いまやトランス活動団体と化して、LGBのことなどおざなりにトランス推進運動をあちこちでやっている。彼らは「トランス女性は女性です」をモットーとし、従来女性を守るために出来た女性専用空間に危険な男たちを侵入させることに成功している。女子スポーツしかり、女子刑務所しかりである。

特に男性性犯罪者を女子収容所に移す方針がどれだけ邪悪であるかは説明の必要はないだろう。ドクターエムは強姦を使って女性をコントロールするのは独裁政権の典型的なやり方だという。

英国でもてはやされた騎士道も、もとはと言えば女性が他の男性から強姦されないように男性が女性を守るという立場から始まったものとドクターエム。女性を守るという名目で女性の行動は規制されてきた。女性は危ないから夜遅くや朝早くに一人歩きをするなとか、明るい場所に居ろとか、沢山お酒を飲むなとか、これらは女性を守るという名目で女性の行動を規制するために使われてきた口実だとドクターエムは言う。だとすれば、男女共同トイレによって、このリストに女性は一人で公衆トイレに行くなという項目が加わってしまう。

国連アムネスティーによいれば難民キャンプで女性の安全を保障できるのは女性専用空間だとはっきり提言している。にも拘わらず、イギリスではすべての施設を男女共同にしようという動きがすさまじい速さで行われているのだ。いったころえは誰のためなのか。明らかに女性のためではない。

男女共同トイレは女性が痴漢を恐れて公衆トイレに行きにくくするシステムであり、それは女性が長時間に渡って外出できないことを意味する。ドクターエムはこれは意図的に行われているものだとする。女性がトイレを心配して外出できなくなれば女性の社会進出が著しく滞る。女性の独立が不可能になる。

女子施設にトランスジェンダーを入れてはいけないという話をすると、男女分かれていよういまいと犯罪を犯すひとは犯すのだから、犯罪者を告発すればいいのであって、をれを理由にトランス全体を犯罪者扱いして排除すべきではないと言い張る人がいる。自称女のローラ・フィーニックスなどがそのいい例。彼は今のシステムでも女子施設に侵入する人間はいるので、トランスを排除してもその事実は変わらないと主張。

ドクターエムに言わせれば、こういう言い分は、トランスジェンダリズム遂行の上には女性が強姦の犠牲になることくらい甘受すべきだと言うも同然だ。どうせ女は強姦されるのだから、そんなことでトランスジェンダーの気持ちをないがしろにすべきではないというのである。

またストーンウォールは、女性の振りをして女性に近づきレズビアンに性交を迫る行為すらトランスジェンダーのプライバシーを守るために合法にすべきだと主張している。相手を騙して性交を迫る行為はすでに違法だ。しかし活動家はこの行為すらも合法にしようとしているのだ。あたかも変態による強姦を容易にしたいかのような運動である。

またストーンウォールは男性による性転換を妻が拒否する権利をも奪おうとしている。英国の現状では配偶者が合法に性転換手続きを始めてから六か月後に結婚が自然消滅するようになっているが、運動家はこれすらも阻止しようとしている。女装趣味の変態男たちの多くは、それまでにも妻たちを性的にまた精神的に虐待してきている。 こういう男たちは妻たちから、あなたは性嗜好は変態だと言われると、お前こそが変態だと言って責め立て暴力を振るったりする。 こういう男たちとはっきり縁を切れなくなる女性たちがどれほど苦しむか、考えただけでも恐ろしい。

これは女装趣味変態男性が女性を自分の性奴隷として常に虐待できる立場に置いておきたいという願望があるからである。何が女性のように感じるだ。女性を支配下に置きたいという本能丸出しの雄の行為ではないか。

ドクターエムは多分左翼リベラルなのだと思う。それで男尊女卑は右翼保守の専売特許だと思い込んでいたのだろうが、トランスジェンダーの台頭によって左翼の男たちも右翼と全く変わらず男尊女卑だと書いている。トランスジェンダリズムが左翼の隠された独裁政権願望を表面に出したのだと。

無論右翼保守の私から言わせれば、左翼思想そのものが独裁者の思想だ。ヒットラーにしろムッソリーニにしろ元々彼らは社会主義者だ。世界中にある独裁主義はすべて社会主義か共産主義。ヒットラーも全く例外ではない。

それにしてもトランスジェンダリズムの恐ろしさは、私が考えていた以上に深刻なものであるとドクターエムは私に解らせてくれた。

関連記事:“LGBT先進国”は狂ってるだけ、日本は絶対に真似するな! 社会を崩壊させるトランスジェンダーの未手術性別変更(東大教授寄稿)


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トランス活動は変態痴漢男たちのためにある

このエントリーは長くなりそうなので、最初から結論を述べよう。私はトランス活動家は変態の集まりだと信じる。そして彼らの目的はトランス差別云々を排除することではなく、自分たちのような変態性癖の人間が子供や女性を性的に虐待しやすい世の中をつくることだ。トランスジェンダーアジェンダをポリコレとして世間一般に認めさせ、自分らへの批判をヘイトと決めつけて弾圧することにより、自分らの犯罪が容易になることこそ彼らの究極的な目的なのだ。私が何故そう確信するのか、彼らが要求するトランス許容トイレ法セルフID子供向けトランス教育などひとつひとつを突き詰めて、どれも変態たちが子供や女性たちに近づきやすくする策略であることを証明したい。

トランス許容トイレ法

トランスジェンダーに同情的な人々や理解を示そうとしていた人々は、活動家がトランス女を女子施設に入れろと要求してきた当初、トランスが問題なのではなくトランスに紛れて入ってくる変態とトランスの区別がつかないことが問題なのだと言ってきた。しかし私は最初からこの理論には疑問を持っていた。

トランスジェンダーなる人々の存在は何も今に始まったことではない。そういう名前で呼ばれていなかっただけで、異性の恰好をしたり異性のような生き方を選んだ人は少ないながら存在していた。しかしそうした人たちはこれまで異性トイレに入れろなどと要求してこなかった。何故だろう? これは私の推測だが、本当のトランスセクシャルの人たちはそのことで注目されたくないのではないだろうか。多くのトランスは外見上異性と見分けがつかなくなるよう努力し、静かに外見に合う方の施設を使っていた。だからMtFにしてもFtMにしてもパス度の高い人は特別な法律など要らない。

ではトランス許容などという特別な法律が必要なのはどういう人間なのか?これは外見上どうみても異性に見えないひとたちだ。はっきり言ってホルモン治療中でまだ女性に見えるFtMが好んで男子トイレに入りたがるとは思えない。となるとこれはどう見ても男に見える女装男が女子トイレ(及び女子専用施設)に入りやすくするための法律としか思えない。

明らかな男が女子専用施設への立ち入りに挑戦されずに安易に入れるようになる法律。これで一番得をするのは誰か?女子や女児を狙った変態痴漢男たちである。

セルフID

最近アメリカでは違法移民が多すぎるせいなのか、普通の運転免許証では身分証明書として不十分ということで、リアルIDなるものがないと他州に行かれないという規則が出来た。それで私もミスター苺も新しい証明書を取るために役所に行ったのだが、その際に我々は自分が自分であることを証明する必要があった。

自分が自分であることを証明するための先ず一番大切なのは性別だ。ここがはっきりしないと先へは進めない。どう見ても男性の証明書が女性となっていたら、その人間が当人であるという証明が出来ない。ところがイギリスでは単に本人が異性だと言い張りさえすれば簡単に合法的に性別を変えられるという信じられない法律が通りつつある。

この法律の問題点は、もし自分のIDを本人の言い分だけで簡単に変えられるというのであればIDなど全く意味がなくなるということだ。例えば、男性のA男が強姦を犯し、警察はA男という男を探しているとする。A男はその場を去った後に合法に女性のA子とIDを変えてしまったら、強姦犯のA男を探しても見つけることは出来なくなる。また、よしんば警察がA子を逮捕出来たとしても、裁判でA男とA子が同一人物であるという証明はどのようにするのか。

私はトランスジェンダー活動家でセルフIDを推す人間の本当の目的は自分らの犯罪を隠すことが目的だと確信する。

つまりこの法律で一番得をするのは誰か?自分の性犯罪前科を隠しながら犯罪を繰り返すことが容易になる変態痴漢男たちである

子供向けトランス教育

これについて説明など全く必要ないと思うが、最近幼稚園児を対象にしたドラアグクィーンストーリーアワーなるものがカナダやアメリカで行われるようになった。この主旨は子供が小さいころからトランスへの偏見を持たせないようにするということが表向きの理由だが、幼稚園児に本を読んでるケバケバに化粧した女装男たちの中に、幼児性虐待前科のある男たちやゲイバーでAVそこのけの演技をしてる男たちなどが混じっている。

このイベントはトランスジェンダーと言う隠れ蓑を着た幼児性愛者を子供たちに近づける恰好の口実になる。これで一番得をするのはだれか?子供相手に性暴力を振るいたい小児性愛者という変態痴漢男たちだ。

トランスジェンダーのすべてのアジェンダが変態痴漢男のためのもの

トランスジェンダー方針のひとつでも女性や子供や一般社会の役にたつことがあるだろうか?誰かがそのために幸せになったり暮らしやすくなったりするだろうか?普通のトランスセクシャルの人たちにとってもやたらに彼らに注目が集まり、放っておいて欲しかった人々には迷惑だろう。単に商売でドラアグショーに出演していたパフォーマーたちも変態と一緒にされて迷惑してるだろう。

何かの方策がどこかひとつの方向に向かっている場合、それはもう偶然として片づけることは出来ない。これらの方針によって誰が一番得をするのか、それを考えた場合、そのどれもが変態痴漢男であれば、これはもうこれらの方針は変態痴漢男のために作られていると結論づけるしかない。

それを無視するのは犯罪だ。

追記

実はトランス許容トイレを推進していた人のなかに性犯罪の前科がある人間が居たというのはアメリカとイギリスで起きている。またセルフIDを推してる政治家のなかにペドフォリアが居たことも事実だし、ドラアグクィーンストーリーアワー出演者にペドフォリアが居たことも事実だ。これだけ性犯罪者が紛れ込んでるアジェンダは前代未聞だろう。それだけでも我々が一ミリも譲歩できないことは確実である。


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極少数派のトランス活動家が欧米各地の政策に多大なる影響を与える秘訣を発見

以前から書いているように、どうして全人口の0.03%にも及ばない至極少数派のトランスジェンダーが、こうも迅速かつ猛烈に欧米各地で多々の政策に多大なる影響を及ぼしているのか非常に謎である。いつの世にもおかしなことを言う人間はどこにでも居たが、今までなら常識では考えられないようなことを言い出すトランス運動家の要求を政治界や教育界やメディアがすんなりと受け入れて、我々一般庶民に対する悪影響など全くお構いなしに政策を変えてしまうのは何故なのだろうか?

実はその謎を解く書類を発見したと言う記事がザ・スペクテーターに掲載された。ザ・トンプソン・ロイター・ファウンデーションと呼ばれる世界で最大と言われる法律事務所が作成したトランスジェンダーロビー団体のマニュアルにその秘密が隠されているというのだ。

このマニュアルの名前は ‘Only adults? Good practices in legal gender recognition for youth’ (大人だけ?青少年の法律上性別変更の正しいやりかた)で、その内容はいかにして未成年の性別変更を両親や保護者の合意なくして進めていくかというもの。場合によっては子供の性転換を邪魔する親や保護者を法律で罰するように出来る方法なども書かれているという。このマニュアルでは世界中の法律をもとに、どのように政治家に圧力をかければ効果的に政策を変えられるかという指導が書かれているという。

つまり、いかにして法律で子供の教育権利を親から奪い取るかというマニュアルが世界最大の法律事務所で政策され世界最大の慈善事業が応援しているという恐ろしい現実があるのだ。

では、どのようにして合法に両親から教育権利を奪おうというのか、その内容を読んでみると、非常に汚い手口が使われているのが解る。

他の無難な政策に隠れて通してしまう

アイルランド、デンマーク、ノルウェーにおいて法律上性別変更法は結婚平等法の改正というもっと人気のある政策と同時に押し通してしまった。これにより人権を守るという隠れ蓑のもとに、結婚平等のように強く支持されている改正にあまり一般から支持を得られそうもない性別変更を織り込んだ。

この「あまり一般から支持をえらえそうもない」というのは実際に彼らが書いていることで、普通のやり方では一般の支持は得られないので、もっと人気のある改正の陰にかくれてこそこそと通してしまおうという本音が現れている。

不必要に話題になるのを避ける

もうひとつ彼らの本性を現しているアドバイスは、メディアなどでやたらに話題にならないようにこそこそ活動することというのがある。イギリスではジェンダーリコギニッション法(性別確認法)の改正がメディアに大きく取り上げられてしまったため反対意見が増えてしまったという。なるべくメディアに取り上げられないように一般人にしられないように、個々の政治家に働きかけた方が有効であるなどと書かれている。

つまり一般市民は両親の合意もなく未成年の性転換をすることになど全く賛成できないことだと、活動家たちは百も承知なのである。

この記事の著者も書いているが、普通既存の法律や政策を変えようというなら、変えようと提案する方がなるべく多くの人々の理解と賛同を仰ぐものだ。それがなるべく一般人にもメディアにも知られないうちに影でこそこそ押し通してしまおうと、そんなマニュアルまで書いているというのは非常に恐ろしいことだ。

しかしこれによって、何故トランス活動家たちが女性たちによる集会や演説をことごとく妨害するのかがはっきりした。彼らは自分らの本当の目的を誰にも知られたくないのだ。彼らの目的はなるべく多くの人間を、特に若い世代をトランス宗教に洗脳し、あわよくば社会を独裁することにある。今のところ彼らの方法は成功しているように見えるが、多くの人々が彼らのアジェンダに気が付けば気が付くほど、彼らへの支持は減っていくことだろう。

私はこの問題に関しては多少楽観的にみている。それというのも、彼らの要求はあまりにも不自然で理不尽であり、そのやり方は強行で乱暴であるため、一般人が彼らを拒絶する日は近いと考えるからだ。そのためには彼らの本性をなるべく多くに人々の前に晒すことが得策と考える。


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