トランス活動は変態痴漢男たちのためにある

このエントリーは長くなりそうなので、最初から結論を述べよう。私はトランス活動家は変態の集まりだと信じる。そして彼らの目的はトランス差別云々を排除することではなく、自分たちのような変態性癖の人間が子供や女性を性的に虐待しやすい世の中をつくることだ。トランスジェンダーアジェンダをポリコレとして世間一般に認めさせ、自分らへの批判をヘイトと決めつけて弾圧することにより、自分らの犯罪が容易になることこそ彼らの究極的な目的なのだ。私が何故そう確信するのか、彼らが要求するトランス許容トイレ法セルフID子供向けトランス教育などひとつひとつを突き詰めて、どれも変態たちが子供や女性たちに近づきやすくする策略であることを証明したい。

トランス許容トイレ法

トランスジェンダーに同情的な人々や理解を示そうとしていた人々は、活動家がトランス女を女子施設に入れろと要求してきた当初、トランスが問題なのではなくトランスに紛れて入ってくる変態とトランスの区別がつかないことが問題なのだと言ってきた。しかし私は最初からこの理論には疑問を持っていた。

トランスジェンダーなる人々の存在は何も今に始まったことではない。そういう名前で呼ばれていなかっただけで、異性の恰好をしたり異性のような生き方を選んだ人は少ないながら存在していた。しかしそうした人たちはこれまで異性トイレに入れろなどと要求してこなかった。何故だろう? これは私の推測だが、本当のトランスセクシャルの人たちはそのことで注目されたくないのではないだろうか。多くのトランスは外見上異性と見分けがつかなくなるよう努力し、静かに外見に合う方の施設を使っていた。だからMtFにしてもFtMにしてもパス度の高い人は特別な法律など要らない。

ではトランス許容などという特別な法律が必要なのはどういう人間なのか?これは外見上どうみても異性に見えないひとたちだ。はっきり言ってホルモン治療中でまだ女性に見えるFtMが好んで男子トイレに入りたがるとは思えない。となるとこれはどう見ても男に見える女装男が女子トイレ(及び女子専用施設)に入りやすくするための法律としか思えない。

明らかな男が女子専用施設への立ち入りに挑戦されずに安易に入れるようになる法律。これで一番得をするのは誰か?女子や女児を狙った変態痴漢男たちである。

セルフID

最近アメリカでは違法移民が多すぎるせいなのか、普通の運転免許証では身分証明書として不十分ということで、リアルIDなるものがないと他州に行かれないという規則が出来た。それで私もミスター苺も新しい証明書を取るために役所に行ったのだが、その際に我々は自分が自分であることを証明する必要があった。

自分が自分であることを証明するための先ず一番大切なのは性別だ。ここがはっきりしないと先へは進めない。どう見ても男性の証明書が女性となっていたら、その人間が当人であるという証明が出来ない。ところがイギリスでは単に本人が異性だと言い張りさえすれば簡単に合法的に性別を変えられるという信じられない法律が通りつつある。

この法律の問題点は、もし自分のIDを本人の言い分だけで簡単に変えられるというのであればIDなど全く意味がなくなるということだ。例えば、男性のA男が強姦を犯し、警察はA男という男を探しているとする。A男はその場を去った後に合法に女性のA子とIDを変えてしまったら、強姦犯のA男を探しても見つけることは出来なくなる。また、よしんば警察がA子を逮捕出来たとしても、裁判でA男とA子が同一人物であるという証明はどのようにするのか。

私はトランスジェンダー活動家でセルフIDを推す人間の本当の目的は自分らの犯罪を隠すことが目的だと確信する。

つまりこの法律で一番得をするのは誰か?自分の性犯罪前科を隠しながら犯罪を繰り返すことが容易になる変態痴漢男たちである

子供向けトランス教育

これについて説明など全く必要ないと思うが、最近幼稚園児を対象にしたドラアグクィーンストーリーアワーなるものがカナダやアメリカで行われるようになった。この主旨は子供が小さいころからトランスへの偏見を持たせないようにするということが表向きの理由だが、幼稚園児に本を読んでるケバケバに化粧した女装男たちの中に、幼児性虐待前科のある男たちやゲイバーでAVそこのけの演技をしてる男たちなどが混じっている。

このイベントはトランスジェンダーと言う隠れ蓑を着た幼児性愛者を子供たちに近づける恰好の口実になる。これで一番得をするのはだれか?子供相手に性暴力を振るいたい小児性愛者という変態痴漢男たちだ。

トランスジェンダーのすべてのアジェンダが変態痴漢男のためのもの

トランスジェンダー方針のひとつでも女性や子供や一般社会の役にたつことがあるだろうか?誰かがそのために幸せになったり暮らしやすくなったりするだろうか?普通のトランスセクシャルの人たちにとってもやたらに彼らに注目が集まり、放っておいて欲しかった人々には迷惑だろう。単に商売でドラアグショーに出演していたパフォーマーたちも変態と一緒にされて迷惑してるだろう。

何かの方策がどこかひとつの方向に向かっている場合、それはもう偶然として片づけることは出来ない。これらの方針によって誰が一番得をするのか、それを考えた場合、そのどれもが変態痴漢男であれば、これはもうこれらの方針は変態痴漢男のために作られていると結論づけるしかない。

それを無視するのは犯罪だ。

追記

実はトランス許容トイレを推進していた人のなかに性犯罪の前科がある人間が居たというのはアメリカとイギリスで起きている。またセルフIDを推してる政治家のなかにペドフォリアが居たことも事実だし、ドラアグクィーンストーリーアワー出演者にペドフォリアが居たことも事実だ。これだけ性犯罪者が紛れ込んでるアジェンダは前代未聞だろう。それだけでも我々が一ミリも譲歩できないことは確実である。


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極少数派のトランス活動家が欧米各地の政策に多大なる影響を与える秘訣を発見

以前から書いているように、どうして全人口の0.03%にも及ばない至極少数派のトランスジェンダーが、こうも迅速かつ猛烈に欧米各地で多々の政策に多大なる影響を及ぼしているのか非常に謎である。いつの世にもおかしなことを言う人間はどこにでも居たが、今までなら常識では考えられないようなことを言い出すトランス運動家の要求を政治界や教育界やメディアがすんなりと受け入れて、我々一般庶民に対する悪影響など全くお構いなしに政策を変えてしまうのは何故なのだろうか?

実はその謎を解く書類を発見したと言う記事がザ・スペクテーターに掲載された。ザ・トンプソン・ロイター・ファウンデーションと呼ばれる世界で最大と言われる法律事務所が作成したトランスジェンダーロビー団体のマニュアルにその秘密が隠されているというのだ。

このマニュアルの名前は ‘Only adults? Good practices in legal gender recognition for youth’ (大人だけ?青少年の法律上性別変更の正しいやりかた)で、その内容はいかにして未成年の性別変更を両親や保護者の合意なくして進めていくかというもの。場合によっては子供の性転換を邪魔する親や保護者を法律で罰するように出来る方法なども書かれているという。このマニュアルでは世界中の法律をもとに、どのように政治家に圧力をかければ効果的に政策を変えられるかという指導が書かれているという。

つまり、いかにして法律で子供の教育権利を親から奪い取るかというマニュアルが世界最大の法律事務所で政策され世界最大の慈善事業が応援しているという恐ろしい現実があるのだ。

では、どのようにして合法に両親から教育権利を奪おうというのか、その内容を読んでみると、非常に汚い手口が使われているのが解る。

他の無難な政策に隠れて通してしまう

アイルランド、デンマーク、ノルウェーにおいて法律上性別変更法は結婚平等法の改正というもっと人気のある政策と同時に押し通してしまった。これにより人権を守るという隠れ蓑のもとに、結婚平等のように強く支持されている改正にあまり一般から支持を得られそうもない性別変更を織り込んだ。

この「あまり一般から支持をえらえそうもない」というのは実際に彼らが書いていることで、普通のやり方では一般の支持は得られないので、もっと人気のある改正の陰にかくれてこそこそと通してしまおうという本音が現れている。

不必要に話題になるのを避ける

もうひとつ彼らの本性を現しているアドバイスは、メディアなどでやたらに話題にならないようにこそこそ活動することというのがある。イギリスではジェンダーリコギニッション法(性別確認法)の改正がメディアに大きく取り上げられてしまったため反対意見が増えてしまったという。なるべくメディアに取り上げられないように一般人にしられないように、個々の政治家に働きかけた方が有効であるなどと書かれている。

つまり一般市民は両親の合意もなく未成年の性転換をすることになど全く賛成できないことだと、活動家たちは百も承知なのである。

この記事の著者も書いているが、普通既存の法律や政策を変えようというなら、変えようと提案する方がなるべく多くの人々の理解と賛同を仰ぐものだ。それがなるべく一般人にもメディアにも知られないうちに影でこそこそ押し通してしまおうと、そんなマニュアルまで書いているというのは非常に恐ろしいことだ。

しかしこれによって、何故トランス活動家たちが女性たちによる集会や演説をことごとく妨害するのかがはっきりした。彼らは自分らの本当の目的を誰にも知られたくないのだ。彼らの目的はなるべく多くの人間を、特に若い世代をトランス宗教に洗脳し、あわよくば社会を独裁することにある。今のところ彼らの方法は成功しているように見えるが、多くの人々が彼らのアジェンダに気が付けば気が付くほど、彼らへの支持は減っていくことだろう。

私はこの問題に関しては多少楽観的にみている。それというのも、彼らの要求はあまりにも不自然で理不尽であり、そのやり方は強行で乱暴であるため、一般人が彼らを拒絶する日は近いと考えるからだ。そのためには彼らの本性をなるべく多くに人々の前に晒すことが得策と考える。


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女性の意見を無視して行政が先走るトランスジェンダー方針

先日カナダのフェミニスト、メーガン・マーフィーがトランス活動家らの執拗な妨害にあいながらも、やっとの思いでトロントの図書館で講演会を開き、100人余りの観客の前で講演を行った。はっきり言って数年前までフェミニストの講演など当事者以外は誰も注意を払わなかった。女性たちが集まって欧米社会の男尊女卑についてくだらない文句を言いあう会など誰が興味を持ったろう。ところが今回、彼女たちが「女性の安全は守られるべきだ」という極々当たり前の話をしようとした途端、警察が出動して妨害する過激派から女性たちを守らなければならなくなるというおかしな状況が生じた。

私はフェミニストではないし、多分この件以外ではメーガン・マーフィーのような女性とは全く意見は噛み合わないだろうと思う。だが、トランスジェンダーによる女性危機に関しては、私はマーフィーに完全に同意する。

マーフィーにしろ私にしろ、自称トランスジェンダーがプライベートでどんな格好をしようとどんな生き方をしようと、どうぞお好きにやって下さいと思っている。大人が女装しようが整形しようが名前を女子名に変えようが、そんなことは個人の自由だ。私は左翼リベラルの人たちのようにトランスには寛容的ではなく、トランスジェンダーなる概念そのものを認めていない。しかし繰り返すが、彼らが自分をどう思い、どのように暮らすかは私の知ったことではない。

問題になるのは、彼らの暮らし方と私たちの暮らし方が衝突した場合の対処である。圧倒的に数が少ないトランスたちが、圧倒的多数の人々に犠牲を強いるのはおかしい。少数派を無視してもいいとは思わないが、少数派である以上、しかも自分で選んでそうなった以上、多少の不都合は我慢しようとするのが常識というものだ。

それでも、障碍者の人たちが専用施設を多く設けてほしいとか道路や公共施設を障害者が使いやすくなるよう改造してほしいと訴えるように、性移行過程の人が一般のトイレは使いにくいので多目的トイレを増やして欲しいとか、更衣室は個人部屋を用意して欲しいとかいうのであれば我々一般人も特に文句はない。だが、彼らの要求はそんなおとなしいものではないのだ。

トランス活動家は白を黒と認めろと要求する。性器はもとより髭ずらで胸毛やすね毛のある男を本人がそう言いさえすれば女と認めて、女の代名詞で呼び女性専門施設に文句なしに受け入れろという。そしてそれを拒絶したり、いや疑問を提示しただけで職を奪われ社会から疎外され居場所を追われる。こういう言論弾圧を行政が積極的に行っているのだ!

だいたい何故欧米の行政は突然にしてトランス許容方針をとるようになったのだ?

普通公共施設の方針を変えるためには、多くの市民からの要望があってこそではないのか?例えば公衆便所で痴漢が多く発生するので、監視カメラを付けてほしいとか、警備員を巡回させてほしいとか。だがトランス方針に関してはいったい誰が地域のトイレや更衣室に自認のみ女の男性体人間を受け入れるとか、男女共有にすべきだとか、女子刑務所に自称女性の凶悪犯人を移動させるべきだとか訴えたのだ?そしてそれらの訴えに関して行政は地元市民の声に少しでも耳を傾けたのか?特に一番悪影響を受ける女性たちの声を一度でも聞いたのか?

無論答えはノーである。それでもアメリカの場合はまだましな方だ。オバマ前大統領が全国の学校区でトランス許容を実施するよう要請したが、これは憲法違反であり施行効力はなく、多くの州知事がそれに従わなかった。トランプ大統領がこの大統領命令を撤回したため、この方針は強制的ではなくなった。しかしリベラルな州や学校区では許容方針を取り入れたところもある。

イギリスの場合はこうした地域市民との話し合いなど全くなく、行政が方針変換を強行してしまった。それで高校のトイレが新学期になって突然男女共用になったり、女子のスカート着用が禁止されたり、女子シェルターや刑務所で自認のみ変態男が堂々と女性たちを威嚇したり暴行を加えたりできるようになってしまった。

いったい何故こんなことになってしまったんだろう?

特筆すべきは女性の声が全く反映されていないというだけでなく、女性は沈黙に追い込まれているという点だ。一部の男たちだけで人口の半分を占める人々への方針が勝手に早急に決められ、女性には苦情を述べる権利すら与えられていないのだ。

これがフェミニズムを自慢にしてきた欧米の成れの果てなのか?一部の変態上層男に牛耳られる社会。それが欧米なのか?

欧米のフェミニストたちのなかでも目を覚ました女性たち入る。日に日に過激化するトランス活動家たちの要求にゲイやレズビアンたちの間からも苦情が聞かれるようになった。放っといて欲しいだけのトランス当事者からも疑問の声が聞こえてくる。こんな気違い沙汰が何時までも続くわけはない。いずれ社会全体がこの悪夢から目覚めるであろう。

そうなったとき、一番被害を被るのはLGBT界隈の方々かもしれない。LGBの方々は早急にT活動家たちと手を切ったほうが良い。トランス活動家たちとその運命を共にしないように。


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トランスジェンダリズムは過激派フェミニズムの賜物ではないのか?

最近よく耳にする英語にジェンダークリティカルというのがある。これはトランスジェンダリズム思想に批判的な考えを指す。おもしろいのは、これまで左翼リベラルを気取って来た過激派フェミニストたちが多少なりともジェンダークリティカルな意見を述べると、右翼アジェンダの回し者とか、裏切り者とか、右翼保守の人がトランス批判するより叩かれてしまう。だいたいからしてターフなどという侮蔑語もトランス排除的過激派フェミニストという意味だ。しかしながら、私から言わせるとトランスジェンダリズムを生み出したのは、まさに過激派フェミニストなのではないかと思うのだ。なにしろ男女の違いは社会構造だと言い出したのは過激派フェミニストたちなのだから。

人には向き不向きというものがある。行動によって女性の方が優勢だったり男性の方が優勢だったりする。もちろん個人差があるとはいえ、縦列駐車は大抵男性の方が上手だとか、子供をあやすのは女性の方が得意とか、それぞれの性には傾向というものがある。

ところが過激派フェミニストたちはそうした性的な傾向を無視して、男に出来ることは女にも出来る。男女の能力に差はないと主張してきた。だから、ある種の分野に女性の数が少ないのは女性が差別されているからだと決めつけた。もし男女の能力に全く差がないのであれば、結果の差は差別からくるものだと結論づけられる。男女の差は単に社会構造なのだとすることは過激派フェミニストにとっては非常に都合の良いものだったのだ。

生物学者が男女の脳の働き方には違いがあるなどという話を始めれば、それは男女差別につながるとして、そうした言論を弾圧するフェミニストたちもいた。男女の肉体的能力差を指摘することすらミソジニーだと責め立てていた。

もし男女の差が肉体的能力や適応性の差ではなく単に社会構造によるものだとすれば、男性と女性が入れ替われるという理屈はそれほど非常識なものではない。むしろ自然な成り行きだと思える。男女の差は社会構造だと言い続けて来たフェミニストたちにはその理屈を使って、だから男も女になれる、というトランスジェンダリズムに反論するのは難しい。

女性から男性へのFtMの増加についても、過激派フェミニストには少なからぬ責任がある。過激派フェミニストたちは常に女性は男性から抑圧されている犠牲者だと言い続けて来た。実際に男尊女卑がひどい第三諸国の女性ならまだしも、西側文明国に住む女性たちが社会的に抑圧されているなどということはない。だが、ラディフェミたちは常に女性たちを「被害者」もしくは「犠牲者」扱いしてきた。若い感受性の強い思春期の少女たちからしてみれば、今後この抑圧された性のまま生きていくのはつら過ぎると考えるかもしれない。だったらいっそ男の子になってしまえば、自分はすべての悩みから解き放たれると錯覚をおこしたとしても不思議ではない。

このような主張をしてきたフェミニストたちが、トランスジェンダーの台頭によってはじめて男女の生得的差というものを認めざる負えなくなった。そして女子供をトランスジェンダーの弾圧から守らなければならないという点で、話を聞いたり壇上を与えてくれたりして圧倒的に支持してくれるのが、今まで彼女たちが敵とみなしてきた右翼保守ばかりだというのも皮肉な話である。

トランス批判を通してラディフェミの一部でも、トランスジェンダリズムは左翼思想が生み出した最たるものなのだということに気づく人が居たら、この運動も無駄ではなかったのかもしれない。


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トランス反対派グループ、ケスラーコオリションへの反論

前回紹介したトランスジェンダリズムに侵された娘を救おうとしている父親の記事に関して、反論を述べている記事を見つけたのでこれも紹介しておこう。トランス活動家の過激な思想が伺われるものとして参考になると思う。

これはメディアマターズという左翼紙で著者はアレックス・パターソン。パターソンによると先日の記事の著者ジェイ・ケックさんはケスリー・コオリションという少数の両親と医者によって成り立っている反トランスグループの一員だという。彼らの活動は主に保守派及び福音書関係のメディアで取り上げられてきた。パターソンはこれまで細々と保守派メディアだけに取り上げられてきたトランス批判記事が主流メディアのUSAトゥデイに取り上げられたことに怒りを隠せない。

パターソンはケスラーコオリションの目的は若者から「命を救う」治療法を奪うことにあるとしている。同グループはメンバーの名前など多く発表していないが、匿名での体験談を募集している。さもあらん、トランス活動家による恐ろしいほどの攻撃でどれだけの人達の人生が破壊されたかを考えたら、反トランスグループがメンバーの名前を公表しないのも納得がいくというものだ。

同グループの活動は今年三月にヘリテージファウンデーションという保守派団体が最初に取り上げたのをきっかけにナショナルレビュー、PJメディア、CBNニュース、そしてザ・クリスチャンポストなど保守派及び宗教誌によって取り上げられた。パターソンのような左翼にしてみれば、右翼保守や福音書クリスチャンの意見などそれだけで無視していい対象となる。左翼連中は右翼保守の意見など誰も耳を傾けないと思い込んでいるからだ。しかしUSAトゥデイは主流紙である。右翼でも左翼でもない。ということは左翼リベラルや中庸派も読む可能性がある。非常に危険だというわけだ。

パターソンはケスリーコオリションの「ジェンダーアファーミング治療が全く医学的根拠に基づかない」とする発言は全くの誤りであるという。それこそこの効果は多くの調査によって証明されているというのだ。だがホルモン治療や性適合手術の長期的な効果についての研究は全くされていない。それに反してクロスホルモン治療の危険な副作用についてなら最近いくらも調査結果が発表されている。

またパターソンはケックが言う何の診断もなく18歳を迎える娘がホルモン治療を容易に受けられるという発言も嘘だとしている。Pediatric Endocrine Society(小児内科ソサエティー)及びWorld Professional Association for Transgender Health (WPATH) は若いトランスジェンダー患者の精神カウンセリングについて厳しい規定を発表しているという。

こんなことが表向きの建て前であって実際にはカウンセリングなどほとんどなくホルモン治療がされていることは周知の事実だ。私は医師免許もない「カウンセラー」から30分ほどの面接を受けて「情報を理解し承諾します」という書類にサインしただけで薬を処方され、その後のアフターケアなど全くないまま何年も危険な薬を服用しているという若者たちの体験談をいくつも読んだ。性適合手術にしても二年間異性として暮らすことが必要とあっても、タイなどの整形外科医へ行けば、単に本人が書類にその旨をサインすればそれで済んでしまう。建て前はどうあれ、カウンセリングなど無きに等しいのだ。

パターソンが恐れているのは、ケスリーコオリションのような正常な団体の訴えがトランスジェンダリズムの狂気を暴露してしまうことにある。今はまだ小規模なグループとはいうものの、同団体はすでに政治家の耳を傾けつつある。今年の4月2日、共和党下院議員のトム・マックリントック議員が議会のイクオリティーアクト(平等法)と呼ばれるトランスジェンダーを大幅に許容する危険な法律の公聴会において同団体のマイケル・レイドロー医師の意見を参考にしたりしている。さらに同団体は合衆国保険省にトランスジェンダーの若者たちに関する政府による調査を止めるよう嘆願書を提出した。

これまでトランスジェンダー活動はほとんど何の反論もなく当たり前のように方針がとられてきた。反論者はトランスフォブだの偏狭者だのと罵られて仕事を奪われたり謝罪に追い込まれたり人によっては暴力を振るわれるなどの攻撃を受けて来た。しかしやっと人々は目を覚ましつつある。反論を徹底的につぶし、科学的事実を隠蔽する活動に正義があるはずがない。判断力のない子供たちを洗脳し親から引き離すやり方が正しいわけがない。

すこしづつではあるが、人々は気が付きつつある。ケックさんのお嬢さんや他の多くの若者がこの狂気の犠牲にならないよう、一刻も早く社会全体が正気にもどらなければならない。


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主流メディアがやっと取り上げ始めたトランスジェンダリズム狂気

私はもうずいぶん前からトランスジェンダリズムという概念は非常に危険な流行りだと思ってきた。ひと昔前に潜在記憶と言う、精神科医によって植え付けられた虚偽の記憶で何十人という人が無実の罪に着せられたように、トランスジェンダリズムもまた突然旋風のように吹き荒れた狂気である。だがこの情報時代、犠牲者の数は数十人では収まらない。この狂気が収まるまでには、世界中で何十万という人間が犠牲になることだろう。

それでも左翼運動家はいつでもやりすぎる。やり方があまりにも極端なので、最初は一般人はまさかいくら何でもそんなことはないだろうと思って注意を払わない。だがそれがだんだんと自分らの生活に悪影響を与えるようになってくると状況は一変する。今トランスジェンダリズムはそういう過渡期に来ていると思う。

USAトゥデイが取り上げたこの記事は突然に自分はトランス男だと言い出したティーンエージャーの娘を救おうとしている父親の話だ。主流メディアがこういう話を同情的に取り上げたということだけでもかなり意味のあることだ。

この父親の名前はジェイ・ケックさん。彼の娘のは2016年14歳の時、突然自分はトランス男子だと言い出した。それまで彼女はごく普通の女の子であり、特に男っぽい趣味があったわけでもなく、自分が女の子であることに違和感を持っている風でもなかった。友達を作るのが下手だったが、それは多少発達障害の傾向があったからで、それでも学校の成績は良かった。それがある日、トランス男子としてカムアウトした同級生と出会ってから自分もトランスだと思い込むようになったという。以前に私が拙ブログで紹介した Rapid Onset Gender Dysphoria (ROGD) (突発性性違和疾患)である。

娘は最初に学校でカムアウトした。学校側は彼女の発達障害を十分に承知していたはずなのに、両親の了解も取らずに男子の代名詞で呼び男女共同トイレの使用を許すなど、男子として扱うようになった。

このことを知った両親は非常に驚き、娘を元の女子の名前で呼び、これまで通り女子として扱って欲しいと学校に申し出た。相談したソーシャルワーカーからも両親には学校側にそれを要求する権利があると言われたため、ケックさんは学校側はそれに従ってくれるものと思っていた。しかし後でわかったことだが、学校側は親御さんたちの希望を完全無視。職員たちは娘を男子の名前で呼び続けたという。

ケックさんは学校に苦情を述べたが、学校側は法律に従っているだけだと突っぱねた。しかしそんな法律は存在していない。2016年、オバマ大統領は全国の学校区にトランスジェンダー生徒の扱い方に関する大統領命令を出した。しかしこれは公的な施行力はなく、すぐに裁判所が違憲であるとして停止を求め、同年トランプ大統領になってから命令は撤回されている。にもかかわらず、ACLUという左翼市民団体は個人のジェンダーに関して、例えそれが両親であっても、公表するのは違法であると学校側に警告していた。しかしこれも法律を誤解した警告である。法律では子供が18歳未満の未成年である場合には、学校側は子供の扱いについて保護者の了解を取らなければならないことになっているのだ。

娘の話によると、ソーシャルワーカーは両親が娘のトランスジェンダーを支持していないため、娘は施設に預けられるべきだと勧めたという。娘の精神科医は娘の状態は発達障害がもたらしているものでトランスジェンダリズムではないと診断したが、それを公表すると精神科医の地位が危ぶまれるため両親だけに内緒で告白したという。

娘を救うために組織と戦うことになったケックさんは恐ろしい現状を目にした。

全国教育委員会は人権擁護運動や他の左翼団体と手を組み子供が自分がトランスだと言いさえすれば、自動的にアイデンティティーを確認し、名前や代名詞の変更を両親の同意云々に拘わらず施行する方針を促進している。ワシントンDCを含む18州の学校区で「コンバージョンセラピー禁止令」といってトランスジェンダリズムを訴える患者に精神科医が疑問を投げかけてはいけなという規則が出されているのだ。娘のセラピストが本心を公表できなかったのはこのせいである。

ニュージャージー教育委員会などは両親が子供のトランスジェンダー治療に異論を唱えた際には、幼児虐待などで当局に通報すべきだなどという「トランスジェンダー生徒対処方法」を配布している。

両親がトラン十ションに同意した場合の治療はすさまじい速さで進む。最近はホルモン治療の最低年齢が下げられ16歳未満の子どもにも処方が可能になった。さらに乳房除去や去勢手術ですらもすでに未成年者に施されているのである。

ケックさんと奥さんのような両親は他にもたくさんいる。だが皆トランスフォビアだの偏狭者だの言われて苦情を公言することがはばかられている。ケックさんは娘の高校卒業式で娘の本名を使うように学校側に要求したが学校側は無視した。娘は学校での扱いにより、自分は男だと信じ切っている。高校を卒業し18歳になった娘が何をしようと、もう両親にはどうしようもない。

驚いたことに、危険なホルモン治療は妊娠人工中絶専門施設であるプランドペアレントフッドで医者の診断もなく簡単に受けられるのだという。考えてみればこれも自然な成り行きだろう。胎児を殺すことを商売にしている業者が金儲けのために若い女性の生殖機能を奪うなど朝飯前だ。


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トランスジェンダーなんて存在しない、女装してまで女子施設に入ろうとする男は皆変態だ!

最近ツイッターなどでトランスジェンダー女性を名乗る男たちによる性犯罪事件を多く聞くようになり、私が前々から持っていたトランス女への不信感がさらに強まってきている。トランス許容トイレの話が出た数年前、多くの人がポリコレに忖度して「大多数のトランスは良心的でも、その中に変態が混じっていたら困るから駄目なのだ」という議論をしていた。しかし私は当時から、良心的なトランスジェンダー女など存在するのだろうかと、ずっと疑問を抱いていた。いや、それをいうならトランスジェンダーなどという概念そのものが、かなり怪しいまやかしものだ思っていた。

トランスジェンダーという概念そのものを認めていないとは言ったが、自分が異性であると思い込んでいる人がいることは否定しない。性同一性障害(GID)という精神病に病む人々の苦痛を過小評価するつもりもさらさらない。彼らが異性の身体を持てないなら死んだ方がましだと思う気持ちは本物だ。だが、彼らは病気なのであり、トランスジェンダーなどではない。例えホルモン治療や整形手術を受けて異性に見えるように努力していたとしても、彼・彼女たちが持って生まれた性を超越することは不可能だからである。

また、自分の性に求められる性役割に満足できずに型にはまらない生き方をしたいという人たちも存在する。自分の生得的性を認めながら異性のように生きている人達は居る。こういう人たちは昔はトランスセクシュアルと呼ばれていた。彼らもまたトランスジェンダーなどではない。

では一体トランスジェンダーとは何か?

何度も言ってるように、そんなものは存在しない。存在しているのはトランスジェンダーを名乗る性的変態人間だけだ。

前置きが長くなってしまったが、本題はここから。以前から私は自称トランス女による性犯罪について色々紹介してきた。先日も睾丸脱毛要請男のジョナサン・ヤニーブの話をしたばかりだが、昨日は連続女児強姦魔のマシュー(マデリン)・ハークス36歳(Madilyn Harks, 36, formerly known as Matthew )の話を読んだ。 この男もヤニーブと同じカナダの犯罪者で、10年以上も前から何人もの女児を強姦し受刑中にトランス女だと言い張り、なんと女子刑務所に移され、そこで女子受刑者二人にわいせつ行為を働いた。にもかかわらず社会復帰を許され監視付きの施設に移されたが、そこでもまた女児にわいせつ行為をはたらき、先日再逮捕された。今回も女子刑務所に送られるのかどうかは不明。

イギリスやカナダや最近はアメリカでも、男性性犯罪者がトランス女性を名乗り、女子刑務所への移設を申請する例が後を絶たない。刑務所の精神科医も彼らの口車に乗りGIDの診断を簡単に下してしまい、女子刑務所に移された女装男たちはすぐに女子受刑者に襲い掛かる。もう何度も女子受刑者がその被害にあっているのに、この傾向は変わりそうもない。

確かスコットランドだったと思うが、地元のフェミニストたちの運動で、トランス女と名乗る男たちは女子収容所ではなく特別収容所に送られることになった地域もある。

イギリスやアメリカの双方でトランス許容トイレ方針を強く推進した男たちのなかに性犯罪の前科者が入っていたなどという例もある。子供たちにドラッグクィーンストーリーアワーなどといってどぎつく女装した男たちが幼稚園児にゲイポルノを読む時間を設けた運動家が、やはり男児への性犯罪前科者だった例もある。男児に女装させてストリッパーまがいの踊りをさせて金を取っていた女装男たちの例もある。

こうしてみていると、いわゆるトランスジェンダー女というのはただの女装変態男でしかないと結論づけることが出来る。しかもただの変態ではなく、女性や子供たちに多大なる危害を加える危険人物であると言うことが出来る。

女性施設にトランス女を受け入れることは、変態も混じってくるから駄目なのではなく、女装してまで女性施設に侵入しようとする男は皆変態なのであり、女性の敵なのだ。そのことを我々女性はしっかり認識しておく必要がある。

ポリコレのプロパガンダになど騙されては駄目だ。トランスジェンダー女性は女性ではない。ただの変態痴漢男なのだ。

追記:ここで上げた例でリンクがないものは、後で追ってリンクを付け足していく。また新しい事件を発見する度にそれも追加していくつもりだ。




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性同一性障害の治療は手術よりもカウンセリングが望ましい

拙ブログで2013年にも私は意外に多い、いい加減な診断で性転換手術を受けて後悔する患者達 という記事を書いたが、ウォルト・ヘイヤーという元MtFで今は男性に戻って性適合手術(SRS)の危険性について訴えている人の2016年のエッセーを見つけたので、そこから読んでみたいと思う。

まず性同一性障害もしくは疾患(GID)の最善治療法がSRSであるという考え方から考え直す必要がある。

普通なにかの治療法に効果があるかないかを見極めるためには、治療前と治療後の症状の違いを見極め、治療後に良好な結果を及ぼすことが多いという研究結果があってしかるべきだ。ところがSRSの場合は効果があったという証拠がないばかりか、かえって症状が悪化するという現状がある。

2004年のガーディアンの記事によると、イギリスのバミンハム大学において世界中の百以上に及ぶSRS効果に関する調査をまとめた結果、SRSはGID治療に役に立っていないという結論を出した。この調査によると手術後、患者は一時的に症状が緩和するものの、長期的には鬱や自殺願望は全く減っていないことが解った。

1979年に発表された精神科医ギャレット・オッペンハイム(Garrett Oppenheim, Ph.D)博士のエッセーによれば、6年間にわたり500人以上の患者を診て来た体験から、性転換を望む80%の患者は手術をすべきではないと言い切る。そして残りの20%も手術によって一時的に悩みが緩和されるとはいえ、長期的な治療にはなっていないと言う。

GIDに悩む多くの患者がGIDだけでなく色々な精神障害を抱えている。2014年のこの調査によるとGIDと診断された50%が他に一つもしくは二つの精神障害を併合しているというのだ。であるから先ず他の障害を治療してからでなければSRS手術だけ受けても症状を緩和することは出来ない。また他の障害を治療することでGIDが消えてしまうこともある。となると早まって取り返しのつかない極端な手術を受けることは非常に危険だ。

GIDを訴える患者の41%が自殺未遂をしたことがあるとアメリカ全国のアンケートに答えている。この数は一般人の25倍である。明らかにGIDは非常に深刻なレベルの鬱病であるといえる。

しかし問題なのは、最近のポリコレ風潮で欧米のジェンダークリニックでは患者が併合している可能性のある鬱や恐怖症の治療を薦めず、単に自分に正直でないことが原因だと患者を洗脳してしまうことだ。

さて、それではSRSを受けた患者のどのくらいが後悔しているのであろうか。実はこの数を正確に知るのは非常に難しい。何故ならば先にの述べたガーディアンの記事によると、SRS患者727人を五年間追った調査では495人もの患者の行方がわからなくなってしまったからだ。またこうした調査を新しくしようとするとトランス活動家からクレームが付き正しい調査を行うことすらできない。

SRSが本当に性同一性障害にとって最善な治療といえるのかどうか、きちんとした科学的な調査がされるべきである。それまでは安易に手術に走るのではなく、他の障害がある可能性にも目を向け、心の治療から始めてもらいたいものだ。


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トランスジェンダーという突然の波にのまれた少女たちROGDの現実を知ろう

最近聞くようになった言葉に Rapid Onset Gender Dysphoria (ROGD)というのがある。突然急速に起きる性同一性障害という意味で、子供の頃はごくごく普通の子だったのに思春期を過ぎるあたりから突然自分の性に違和感を持ち始める症状のことをいう。多感な女の子の間で多い現象だ。

思春期を通り過ぎている少女は(少年もそうだが)非常に精神が不安定である。異性に対して憧れや嫉妬や性欲を感じ始めるのもこの頃。普通の女の子はそういう状態を経て色々悩みながらも普通の女性に育っていく。ところが中にはこの頃の精神状態をうまくコントロールできずに鬱になってしまう子もいる。

実は私も12~5歳の頃、ものすごいうつ状態になり中学ではかなりの登校拒否になっていた。だからこの年頃の少女たちが藁をもすがる思いで色々助けを求めようとする気持ちはよくわかる。問題なのは今のネット時代、インターネットに蔓延するトランスカルトの甘い罠にこういう弱い子たちが簡単に引き込まれてしまうことだ。

最近はDetransition(ディ・トランジション)といってトランス異性から自分の元の性に戻ろうとしている人の話をよく聞くようになったが、圧倒的に多いのは女性から男性になろうとし、女性に逆戻りした若い女性たちの話だ。彼女たちに共通しているのは、自分が何かに悩んでいる時にネットで色々とトランスジェンダーの話を観たり聞いたりしてだんだんと洗脳されていったということだ。しかも専門家であるはずのカウンセラーたちもカルトメンバーだから、彼女たちが相談に行っても「そんなことはないよ、あなたは普通の女の子よ。ネットを観るのはやめてスポーツや勉学に励めばそんな悩みも薄れるわよ。」などとは言ってくれない。

私が観たドキュメンタリーではトランス専門診療所では患者の妄想を否定してはいけないという規則があり、「私は異性かもしれない」と迷っている患者には、かえって異性であることを確認してあげるべきだと指導されているという。つまりトランス専門の診療所になど行ったら必ずトランスジェンダーと診断されてしまうということなのだ。今自分がTGなのではないかと迷っている人は絶対に診療所や「専門家」と話てはいけない。彼らはトランスカルトの宣教師たちなのだから。

悩める少女たちが受けるカウンセリングも、思い立ったら吉日、いつまでも待っていると性転換は不可能になるとか、なかなか異性としては通らなくなるとか脅かされて酷いのになると相談にいったその日のうちに男性ホルモンンを処方されたなんて例もある。逆戻りした19歳の女性は16歳の時にトランス治療を始めたが、もし18歳になるまで治療は出来ませんと言われていたら、多分ホルモン摂取など受けなかっただろうと語っている。

不幸なのは、こうやって2~3年ホルモン治療をしたりすると身体は元にもどらないということだ。男性が女性ホルモン摂取を長年続けても、摂取をやめさえすれば普通に男性的な身体に戻るが、女性の場合は変わった声や角ばった顔つきや禿た頭や髭はもとにはもどらないのだ。15~6歳でやたらなホルモンを摂取した少女たちは19歳や20歳という大事な時におかしな男女みたいな姿になってしまうのである。ここで後悔してももう遅い。

今、こうした女性たちの告白が多く聞かれるようになったのは良いことだ。どうか今自分は男だなどと妄想を持っている人は、専門家などというトランス専門の診療所は避けて、普通の精神科のお医者さんに行くか、ネットから遠ざかってスポーツや勉学に身を入れて、ゆっくり考えなおしてもらいたい。ことを急いで取り返しのつかないことになってからでは遅いのだから。


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フェミニスト「トランスジェンダーのために女性の人権を犠牲にするな!」

私は以前から生粋のフェミニストたちの間で、トランスジェンダー優先の動きに懸念を示す人々が増えているという話をしてきたが、今回もトランスの人権を優先するあまりに、女性が長年かけてかろうじて得たもろい人権が脅かされつつあると主張する記事を見つけた。

ザ・エコノミストに載ったTrans rights should not come at the cost of women’s fragile gainsというのがそれ。著者はサラ・ディタム(

最近イギリスの癌センターで子宮癌についてのパンフレットに「子宮頸部(しきゅうけいぶ)のある人のために」という言葉使いを見つけディタムはその不自然さを感じた。なぜ単に「女性のために」と言わずに「子宮頚部のある人のために」というおかしな言葉使いがされているのかと言えば、MtFのように生物学的には男性なのに女性だと思ってる人間には子宮がないから、すべての「女性」に子宮があるとは限らないというのがその理由。同じ理屈で難民センターにいる女性たちのために生理用のナプキンやタンポンの支給をするにあたっても、女性用とせずに「生理のある人」用といって支給されたのだそうだ。イギリスのグリーン党では有権者の女性を対象にする際も女性と言わずに「男ではない人」と表現している。あたかもトランスジェンダーの台頭によって「女性」が消えてしまったかのようだ。

ディタム自身も左翼であることから、トランスジェンダーに対する虐待や医学界における無理解さには十分同情を示している。しかしながら、なぜかトランスの矛先は圧倒的にフェミニストに向けられ女性の空間や女性のためのサービスがその攻撃対象となり女性という言葉の意味すら変えられつつあるとディタムは憂う。

例えば、同じ癌でも男性のみに起きる前立腺癌の場合は医学界でも「男性のため」と表現されており「前立腺のある人」という言葉使いはされていない。何故男は男のままなのに女を女と呼んではいけないのか。

職場における男女格差は深刻な問題であり、妊娠が女性の出世の妨げになるといった問題を言及するにあたり、妊娠及び育児を女性と結びつけずに男女格差をどのように語れるというのか?トイレや更衣室と言った場所に関しても、男子トイレはそのままで女子トイレだけが多目的になったり医学的な男子であるMtFが女子スポーツに参加して女子選手を圧倒するなど、なぜ犠牲になるのは常に女性なのか? なぜ中性主義というと必ず女性が犠牲になるのか、とディタムは問う。

カカシは左翼フェミニストではないがディタムの言い分はもっともだと思う。

偶然だが、先日ロンドンで行われたゲイプライド行進では、少数とはいえフェミニストによるトランスへの抗議デモが行われた

この「Lを除け」(Get the L Out)という運動を率先しているのは、医学的性と自意識が一致している普通の女性であるレズビアン団体でトランス主催のゲイプライド運動に抗議する女性たちである。ゲイプライド行進を主催したゲイたちからすれば、彼女たちの行動は「衝撃的で忌まわしい差別主義で無知蒙昧な許しがたき行為」ということだ。トランスの間ではトランスの存在に否定的なレズビアンのことを*TERFなどと言って侮っている。これについては拙ブログの過去エントリーで説明している。TERF/ターフtrans-exclusionary radical feminist. トランス阻害過激派フェミニストという意味のトランスによる造語。

添付先の記事は後退派左翼のサイトからの引用だが、彼らは一部のレズビアンが主張するような、トランス運動がレズビアン運動を脅かしているという考えは神話だと主張する。「自称レズビアン」による「女装男は強姦魔だ!」とする考えは医学的な女性以外はレズビアンにはなりえないというレズビアンによるトランス女への偏見であるというのである。
医学的な男が医学的な女性に性的魅力を感じるならば、彼がドレスを着ていようとどうしようと、彼はレズビアンではなく単に女装趣味の異性愛男性である。
ところでこのエントリーを書いている途中に、イギリスの女性歌手アリソン・モエットが 自分のツイッターに「私は誰もが自分が好む代名詞を使う権利を尊重し弁護もするが、私の代名詞は⋆シスではない…私のような人間が『女性』というタイトルを得るためには長い苦労があった。女性で十分だ。」と書き込んだところ、トランス連中からひどい誹謗中傷の攻撃があった。そのあまりのすさまじさに、彼女は一応謝罪表明をし一か月間ツイッターを自主謹慎すると発表した。(*カカシ注:シスというのはトランス連中が作り出した造語のひとつで、生物学的な性と自意識が一致している正常な人間のことを指す。)
まったくトランス過激派ってのはどれだけ女性を虐待すれば気が済むのだろう?奴らは自身が女性どころか女性の存在そのものを否定する男尊女卑者だと添付先の記事の著者ブランドン・オニールは言う。(Brendan O’Neill)
「(トランス及びその仲間たち)君らが女性が自分を女性と呼ぶことを侮辱するなら、君らの陰謀は失敗した。君らは自分たちを革新派だと言う権利を失った。」

 

 

 

 


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