10歳の強姦被害者がオハイオで中絶を拒まれインディアナに越境したという事件の実情はいかに?

数日前にバイデン大統領が「10歳の少女が強姦されたのに、中絶を拒まれた。10歳だぞ!」と演技たっぷりに演説をした。多くの保守派は「10歳児が妊娠なんかするのか?」と半信半疑。実際これは真実なのだろうか、単なる捏造ではないのかと話題になった。特にこの話を最初に告発した医師(Dr. Caitlin Bernard)が有名な中絶推進派だったこともあり、医師によるでっちあげではないかとその真偽が疑われたのだ。

私は大昔に日本で9歳の少女が妊娠したという例をきいたことがあったので、10歳でも生理があれば妊娠の可能性はあるだろうと考えていた。事実、保守派議員たちがこの事件の真実性に疑念を持っている間にも、インディアナで中絶手術を受けた少女の身元がわかり、この少女を強姦したとされる27歳の違法移民が逮捕された。

それで中絶推進派は、ほれみろ、実際にこんな悲劇が起きているではないかと鬼の首でもとったようにはしゃいでいるが、どうもこの話はおかしい。

先ず10歳の少女がオハイオで中絶手術を受けられなかったというのは本当なのだろうか?

当初、この少女は妊娠6週間と数日だったため中絶を拒まれたと言われていた。が、オハイオの新しい中絶規制によると胎児独自の心拍音が聞こえた後の中絶は違法ということにはなっているが、それがだいたい妊娠6週間目くらいから起きるというだけであって確たる時間制限があるわけではない。また、心拍音が確認された場合でも例外があり、母体の命にかかわる場合、母体の健康に著しく危害を与える可能性のある場合、子宮外妊娠の場合、はその例外となる。

オハイオの法律家たちの間では、10歳という幼年児の妊娠出産は母体に著しい負担をかけるため、この例外に当てはまる、よって、オハイオでの手術が拒絶されることはなかったはずだと語る。では少女は何故インディアナまで越境したのか。実はこの少女の家族は最初からオハイオの病院へ行かずにインディアナの専門家を頼った。つまり、少女はオハイオで拒絶されたのではなく、自らインディアナへ行ったという話だった。

オハイオ州の司法長官は10歳児が強姦されたという記録はないと主張していたが、被害者の母親は6月22日の段階で児童保護局に通報しており、局のほうから警察にも通報があった。

思うにオハイオの児童保護局の職員はオハイオの法律で10歳児が中絶を受けられるかどうかわからなかったため、大事をとってインディアナの医者を紹介したのではないかと思う。なにせ法律家の間でも実際10歳児の出産が母体に著しい危害を加えるという例外に当てはまるのかどうかという議論がされている状態なので、そんな決断を待っている間にどんどん妊娠は進んでしまう。中絶するなら早い方がいいと判断したとしても責めることは出来ない。

しかしそれとは別に、この事件がおきたのはバイデンにも多大なる責任があると言える。

実際に10歳児がオハイオで中絶出来たかどうかということよりも、もっと重大な問題だ。それは犯人が違法移民だったということだ!

Gershon Fuentes, 27, has been charged with one count of rape. He was given a $2 million bond.
Gerson Fuentes, 27, has been charged with one count of rape. He was given a $2 million bond.

バイデン政権になってからというもの、アメリカの国境警備はまるでざる。トランプ政権の時の何十倍の違法移民がアメリカに乱入している。もしバイデンが10歳の少女が強姦されて妊娠したということを本気で憂いているなら、そんな悪い奴をこの国に招き入れた自分の政策を反省すべきだ。中絶規制法云々なんて話をしている場合ではない!

共和党議員たちも、これを中絶規制の問題にせずに、違法移民の問題だとして議論を薦めるべきだ。


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馬鹿フェミがトランスジェンダーに負ける理由、男が差し伸べる手を受け入れないから

先日歌手のマーシー・グレイが男は女になれないという常識的な発言をしたことで叩かれ、たったの三日で過激派にひれ伏してしまったという話をしたばかりだが、それについて保守派ポッドキャスターのマット・ウォルシが彼女をツイッターで批判したことから、トランスジェンダリズムについては勇気ある批判的な発言をしてきた作家のJ.K.ローリングとちょっとした口論になった。

マット:悪いがトランス活動家からの意地悪なコメントが怖くて「女性」の定義を公の場で放棄するような女性は、どんな批判を受けても仕方ない。こうなったのも、もとはと言えば、こういう骨なしの臆病心こそが原因なのだ。

J.K.ローリング:限りのない命や強姦の脅迫、生きる糧を失う脅迫、雇用主が標的にされ、直接嫌がらせをうけ、家族の住所がオンラインで晒され、爆弾作成のマニュアルが送りつけられてくるのは単なる「意地悪なコメント」なんかじゃない。この問題に立ち向かう女性達がどんな目にあってるか解らないなら、黙らっしゃい!

マット:私はあなたのこの件で見せた勇気には敬意を払います。しかしながら、トランス活動家の要求に簡単に折れて真実や事実を諦めてしてしまう人が多くいすぎます。このような臆病心こそがこの話の悪者なのです。彼らは責任を取るべきです。

ローリング:あなたの映画は性自認連中の意味をなさない理屈や危険な思想をうまく暴露したと思います。私が過去に尊敬していた組織がこの思想を無条件で受け入れてしまっています。しかしながら彼らへの抗議は私のやり方でやります。個々の女性を「臆病者」などと呼ぶのではなく。

マット:たしかに悪いのは彼ら(TRA)のほうです。私も壇上のない若い女性達がトランス暴徒らに攻撃されることには同情しています。しかしマーシー・グレイは有名な歌手です。彼女が折れてしまったことは特に残念だと思います。

とまあこんな具合だ。ツイッター上では多くの保守派がローリング女史に対して、マットはこの件に関して女性達の味方だ、トランスジェンダリズムとはあなたと共闘できる仲間だと告げたが、ローリング女史は断固としてマットの差し伸べた手を拒否した。

ローリング:(前略)私は「ターフを殴って殺せ」軍団にずっと立ち向かってきましたが、一度たりとも、この問題をフェミニズムが西洋文化で最悪の出来事だと思っているような男の手に委ねでようと思ったことはありません。

左翼の多くの女性達のように、私はあまりにも多くの自称リベラルが性自認運動の男尊女卑やそれが醸し出す女性や女児への脅威を黙認していることに絶望しています。ウォルシの映画が多くの左翼が怖がっていえないことを暴露したことは確かです。

しかし生物学的に女性が存在するという考え(加えて水が濡れているとか月がチーズで出来てるわけではないこととか)に同意できるからといって味方であるとは言えません。私は女性は女性特有の脅威に瀕し特異な必要性もあり、フェミニズムこそがその権利を守ることが出来ると信じます。

ウォルシはフェミニズムは腐っていると信じ、自分と同意しない女性を蔑むことを基本としています。彼は淡い色のピンクと青の旗に隠れて「黙れ、さもないとぶっとばすぞ」と言ってる連中と同じように私の仲間などではありません。

私は以前にも書いたと思うが、もともとローリング女史の左翼フェミニズム振りは嫌いだった。彼女は典型的な左翼馬鹿フェミであり、私と意見の合うことなど何一つなかった。しかし、TRAの脅迫に負けず女性の権利を守るという信念を貫き通しているという点に関してだけは敬意を払って来た。

マット・ウォルシもずっとそう言って来た。だがローリング女史はそれを認めることが出来ないのだ。女性の権利と安全を守るという信念よりも、男なんぞにフェミニズムを売り渡してなるものかというプライドの方が勝ってしまうのだ。なんと情けないことだろう。

これに対するマットの返答は右翼保守典型の紳士的なものだった。

私は過激派トランス軍団による女性や子供たちや現実への攻撃に立ち向かう人となら誰とでも一緒に戦う用意はできている。ローリングや多くのフェミニストたちはそれを拒否した。仕方ない。しかし二人の子供本ベストセラーの著者が協力できないのは残念だ。

私はいつかローリングが立ち止まって、彼女が何故この件を除いた全ての件でトランス活動家に同意できるのか考えてほしいと思う。彼らは基本的なところで同じ社会観を持っているのだ。だからこそフェミニズムはジェンダー概念を阻止することができなかったのだ。これは考える価値があると思う。

私は以前にトランスジェンダリズムは過激派フェミニズムの賜物であると書いたことがある。

最近よく耳にする英語にジェンダークリティカルというのがある。これはトランスジェンダリズム思想に批判的な考えを指す。おもしろいのは、これまで左翼リベラルを気取って来た過激派フェミニストたちが多少なりともジェンダークリティカルな意見を述べると、右翼アジェンダの回し者とか、裏切り者とか、右翼保守の人がトランス批判するより叩かれてしまう。だいたいからしてターフなどという侮蔑語もトランス排除的過激派フェミニストという意味だ。しかしながら、私から言わせるとトランスジェンダリズムを生み出したのは、まさに過激派フェミニストなのではないかと思うのだ。なにしろ男女の違いは社会構造だと言い出したのは過激派フェミニストたちなのだから。(略)

ところが過激派フェミニストたちはそうした性的な傾向を無視して、男に出来ることは女にも出来る。男女の能力に差はないと主張してきた。だから、ある種の分野に女性の数が少ないのは女性が差別されているからだと決めつけた。もし男女の能力に全く差がないのであれば、結果の差は差別からくるものだと結論づけられる。男女の差は単に社会構造なのだとすることは過激派フェミニストにとっては非常に都合の良いものだったのだ。

生物学者が男女の脳の働き方には違いがあるなどという話を始めれば、それは男女差別につながるとして、そうした言論を弾圧するフェミニストたちもいた。男女の肉体的能力差を指摘することすらミソジニーだと責め立てていた。

もし男女の差が肉体的能力や適応性の差ではなく単に社会構造によるものだとすれば、男性と女性が入れ替われるという理屈はそれほど非常識なものではない。むしろ自然な成り行きだと思える。男女の差は社会構造だと言い続けて来たフェミニストたちにはその理屈を使って、だから男も女になれる、というトランスジェンダリズムに反論するのは難しい。(2019年 苺畑カカシ)

女性の権利を守るためには、一部の女たちだけが騒いでいてもダメなのだ。多くの男性が女性達の言い分にも一理あると同意し女性を差別するのは不当だと納得しなければ男性が牛耳る社会を変えていくことなどできない。奴隷制度が終ったのも、不公平な黒人差別が公民権運動で撤廃されたのも、多数派の白人たちが、これらの差別は不当だと考えたからこそ実現できたことなのだ。

圧倒的な力を持つ支配階級が弱体な少数派に迎合する必要がどこにある?自分らの権限を守ることだけが目的なら少数派など徹底的に弾圧すれば済むことだ。それなのに何故白人は組織的な黒人差別を止めたのだ?戦争をして貴重な白人の血を流してまで奴隷制度を廃止したのは何故なのだ?男たちは何故女たちを平等に扱おうなどと思ったのだ?

それは多数派の間で少数派を虐待することは道徳的に正しくないと思う人が存在したからだ。

フェミニズムが腐敗して常に失敗する理由は、自分らの作り上げた右翼保守や男たちへの偏見を捨てきれないからだ。それで本来なら力強い味方となってくれるひとたちが差し伸べた手を拒絶するからだ。

一部の過激派フェミニストたちはマットや他の右翼保守たちがTRAに立ち向かい始めると、「私たちの方がずっと前から抗議してたのに、途中から来て運動をのっとらないでよ」とバカなことを言い出す。あんたらこの戦いに勝ちたいの?それとも活動家の間の勢力争いにしか興味がないの?

私もマットと同意見。もしもフェミニストたちがトランスジェンダリズムと本気で戦う気があるなら、協力者として拒否はしない。だが、左翼フェミであることのほうが女性の権利を守ることより大事だというなら、あんたたちとトランスアライたちと大した違いはない。

マットの言う通り、ローリング女史及びジェンダークリティカルの女性達は、女性の権利や安全を守ろうとしない左翼フェミニズムにこそ問題があるのだと、いい加減気が付くべきなのではないか?


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とある著名人のサイコパス的側面

先日安倍晋三元首相が暗殺された数時間後、人々のショックが冷めやらないうちに、テロリストの心理とやらを説明する動画を軽いノリでユーチューブ動画に載せて炎上してしまったメンタリストの話を聞いた。彼は以前にもホームレスや生活保護を受けている人は自分には価値がないというような発言をして涙ながらの謝罪に追い込まれたことがある。その時にも思ったのだが、このメンタリスト氏はサイコパスの傾向があるのではないだろうか?

私は心理学を学んだこともないし医療関係の人間でもないので、今から書くことは私の勝手な見解なので話半分に聞いてもらいたい。これはあくまで私の素人としての憶測にすぎないので。

サイコパスというと、連続殺人犯や強姦魔を想像するが、実はほとんどのサイコパスの人は犯罪者などではなく、きちんと社会に適応し頭脳明晰で経済的に成功している。サイコパス=悪人では決してない。

ではいったいサイコパスとはどんな人のこというのか、ちょっと検索してみたところ、次のような傾向がみられるとあった。

  1. 社会一般の常識とは外れた行為をする
  2. 他人の権利に無頓着もしくは迫害する
  3. 善悪の区別がつかない
  4. 後悔の念や同情心を示すことが苦手
  5. よく嘘をつく傾向にある
  6. 他人を操ったり傷つけたりする
  7. 犯罪をよくおかす
  8. 安全意識や責任感に欠ける
  9. 怒りや驕りを日常的に表現する
  10. 無謀、衝動的、危険を顧みない傾向がある
  11. 他人と深い感情的なつながりをもてない
  12. 表面的に魅力的な面もある
  13. 攻撃的である
  14. 時々激怒する
  15. 自分中心のナルシストの傾向がある

これだけ見ているとなにか恐ろしいモンスターのように感じるが、すべてのサイコパスがこれらの性質を全部備えているというわけでなく、こうした傾向があるというだけの話である。

先ほども述べたようにサイコパスでも頭のいい人は、自分が社会に適応しないことの不便さを理解している。だから反社会的な行動をとることや違法行為は愚かであると判断できる。たとえ善悪の区別がつかなくても何が違法で何が合法かは理解できる。犯罪者として生きるより法を守って生きた方がずっと楽だし安全だ。頭のいいサイコパスはその辺を弁えている。

それに自分の感情をきちんとコントロールすることさえ出来れば、他人から何を言われようと気にせずに自分が信じることを積極的に危険を顧みずにやり通す性格というのは、キャリアやスポーツなどで成功するためには決して悪い要素ではない。いや、かえって好ましい特性だろう。 

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同メンタリストさんが、やたらに心理学に興味を示し他人の心理を深く研究するのも、感覚的に自分に理解できないことを情報収集によってデータとして分析して理解するためなのではないかと私は勝手に思っている。

問題なのは、知識として知っているということと、肌で感じられることは違う。

例えば数学の公式や化学式など、その原理をきちんと理解しておけば、すべての公式をいちいち暗記する必要はない。だが、サイコパスにはこの感情の原理が理解できないので非常に多くのデータを暗記しなければならなくなる。だから時々計算違いをしてしまうのではないだろうか?

どうして大事な人が亡くなった数時間後に、犯人の心理推理などを軽いノリでやってしまってはいけないのか、そういう行為がどれだけ他人の気持ちを傷つけるか、何がそう不謹慎なのか、それを理解できていればこんな間違は起こしようがない。

ホームレスや生活保護者の話にしてもそうである。社会問題としてホームレスや生活保護者は居ないほうがいいに決まっている。それはホームレスを多くし生活保護者が増える社会には、経済や治安も問題があるという視点で話せば特に問題はなかった。ところがそれを、「自分にとって価値がないから」と自分だけの視線で発言してしまったことで、自分さえよければ他人はどうなってもいいのか、他人を思いやるという気持ちはないのかというおかしな問題になってしまったのだ。

そして彼は多分謝罪をした今でも、自分のしたことの何がそんなにいけなかったのか理解できていないのではないだろうか?

私はメンタリストさんを責めているのではないのだ。もし彼が私が思うようなサイコパスの傾向のある人だったとしたら、こうした感情を理解できなかったとしても、それは彼の責任ではないからだ。むしろ、そういう傾向がありながら、犯罪にも走らず経済的にも成功し、多額の税金を払って社会に貢献している生産的な市民として生きているということのほうが認められるべきだろう。

彼が本当にサイコバス傾向があるとしたら、これ以後にも時々こういう間違いを犯してしまうだろうが、彼は頭のいい人なので、徐々にそうしたことも理解していくのではないかなと思う。

くだらない素人考えにお付き合いいただいてありがとうございました。


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イギリス、英トライアスロン連盟が23年施行新指針。男性・トランス・出生時男性ノンバイナリを含むオープンカテゴリを設置、出生時女性のみが女性カテゴリに

イギリスのトライアスロン連盟は新しく「オープン」カテゴリーを設けてトランスジェンダー選手がそちらに参加し、女子競技は女子として生まれた選手のみが参加できるようになると新しいトランスジェンダーポリシーを発表

これによって、男子を含むすべての個人、トランスジェンダー及び男子として生まれたノンバイナリがこのカテゴリーに含まれ、生まれつき女子のカテゴリーからは分けられることになる。

この新方針の定義の部分を読んでいてちょっと感激した。それというのも、言葉使いが今まで聞いてきたような「生まれた時に割り当てられた性」などという非科学的なものではなく、トランスジェンダーを「自分の性別(ジェンダー)自認が出生時の性(セックス)と違う人」と定義しており、きちんとセックスとジェンダーを区別していることである。そして新しくオープンカテゴリーを設けるにあたり、新方針はその背景は科学的根拠に基づくものだとしている。強調はカカシ。

イギリストライアスロンは、水泳や自転車や走ることは誰もが楽しく権利を支持し真に許容的克すべての参加者に安全で公平である環境を作るよう規制する。

スポーツにおいて大人の男子は第二次性徴期のテスタストロンの影響を受け、大人の女子に比べ肉体的及び生物学的に顕著な有利性を持つことは科学が証明していることは議論の余地はない。

加えて、科学者の間では思春期で得た男子の肉体的・生物学的優勢は性転換した後でも保持するという意見が多数派である。 (Hilton & Lundberg, 2020
[https://link.springer.com/article/10.1007/s40279-020-01389-3] and Harper et al., 2021
[https://bjsm.bmj.com/content/55/15/865]).

トランスジェンダー女性がもつ優勢がスポーツの上でどの程度影響を及ぼすかという科学的調査は限られているとはいうものの、現在存在する科学は、テスタストロン制御のみではトランス女性がトランス以前に得た優勢な運動能力を十分に制御できないと結論付けている。

英トライスロンはトランスジェンダーコミュニティーが差別や偏見の恐れを持たずに競技に参加すべきであると考える。トランスジェンダーと自認する人々は尊厳と尊敬を持って扱われるべきであり、同連盟はホモフォビア、バイフォビアそしてトランスフォビアを断じて許さない方針である。

やっとスポーツ連盟のなかにも正気な人が出て来たようだ。ところでこれを読んでいて面白いことに気付いた。今後トライアスロン競技主催者は次のカテゴリーを設けなければならないとある。

  • 女子カテゴリー
  • オープンカテゴリー

女子カテゴリー参加資格:出生時の性が女子である人のみ女子カテゴリーに参加することが出来る。出生時の性が女子であるひとのみグレートブリテン、イギリス、スコットランド、ウエールスの国際競技において、女子枠に参加資格を持つ。女子プロ競技者のライセンスは出生時の性が女子の人のみ取得できる。

オープンカテゴリー参加資格:トランスジェンダー及びすべての選手がオープンカテゴリーに参加できる。参加者は皆男子プロ競技者のライセンスを取得できる。

これを読んでいて、ふと気づいたことがある。カテゴリーは女子とオープンの二つだけが義務付けられているが、男子カテゴリーがない!

そっかあ~、男子競技がオープンカテゴリーになるのか!

いや、実は私は前々からトイレにしろお風呂にしろ女子の方はそのままにして、男子の方をオールジェンダーにすればいいと思っていた。そうすれば新しく施設をこしらえる必要もなく、今のままのインフラを保って誰もが使える・参加できるシステムが作れるからである。

最初にこの記事の見出しを読んだ時、私はてっきり男女枠の他に新しくトランスジェンダーカテゴリーを作るものだと早合点していた。しかしなんのことはない、結果的に生まれつきの男子はトランス女性だろうとなんだろうと男子競技に参加しろということになったわけだ。

さてこの新方針を紹介していたこちらの記事なのだが、明らかにトランスジェンダー活動家の立場から書かれており、「トランス男性はどうするんだあ~」と言っているが、出生時が女子のトランスマンは男性ホルモン接種さえしていなければ女子競技参加は可能だ。もし男性ホルモンを摂取しているのであれば、女子競技ではドーピングになってしまうのでオープンカテゴリーに参加するのが理想だろう。まあ勝てないだろうけど。

この新方針は2023年1月1日からイギリスで行われるすべてのトライアスロンイベントで施行される。これは2018年に設立された女子カテゴリーに性別自認が女子であればテスタストロン数値が規定以内なら参加できるという方針と差し替えになる。

同連盟はこの新方針を作成するにあたり、3000人以上の競技参加者からアンケート調査を行ったという。同記事によれば「しかしそのうちのたった16人がトランスジェンダーだった」と不満そうだが、元々トランスジェンダー選手なぞ数が少ないから問題にならないと言っていたのはトランス活動家のほうだからね。

ではトランスジェンダー界隈の反響はというと、マーメイドという悪名高いトランスジェンダー団体に所属する自信もトライアスロン選手であるエイミー・ガッドはピンクニュース(LGBT系ニュースサイト)のインタビューで、

「トランス女性として2016年からトライアスロンに参加している身としては、女子カテゴリーから排除されることに非常に失望しています。「これは単に女性と女児を分けることになるだけで、誰のためにもなりません。私は今後私を女子として認めないスポーツに参加するかどうか決めなければなりません。」とガッドは語った。

男子としての優勢性が失われたので参加したくないのなら、参加しなくてよい。こんな奴がいるからこそ、オープンカテゴリーなんてものを設けることになったのだから。

国際水泳連盟のFINAに続き、トライアスロンも正気の方針を取り入れるようになったので、サイクリングや陸上競技など次々に同じような規則を設けてほしい。もういい加減に正気に戻る時がきたのだ。

トランス界隈はFINAやトライスロン連盟の方針を「非科学的だ」として非難してる。


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歌手マーシー・グレイが学んだこととはなにか、黒人女性BLM戦士ですらトランスジェンダリズムには勝てないこと

先日歌手のマーシー・グレイがピアース・モーガンのインタビュー番組の中で、男がいくら自分が女だと自認したり整形手術したりしても、男は女にはなれないと断言したことで、非常なバックラッシュを受け謝罪に追い込まれるという事件がおきた。きっかけとなった発言はこちら。

「みんなから嫌われるかもしれないけどいうわ。女として、人が生きる道を変えたからと言って、女性になれるというわけじゃないわ。悪いけど」

彼女は自分の代名詞を決めるのは支持すると言いながら、代名詞を変えたからといって自動的に自分が自認する性別のメンバーになれるわけではないと語った。

「彼女と呼んでほしなら呼ぶわ。それをあなたが望むのならね。でも私があなたを彼女と呼んだり、手術を受けたからって、あなたは女にはなれない、」と続けた。

彼女はさらに、女性として若い女性として育ったことは「完全に独特な体験であり」手術からは得られないものだとも語った。

「手術や自分がそう感じるということで変えることはできないわ。小さい女の子であることはひとつの大作本みたいなものよ。わかる?女性になりたいっていうだけでなれるものじゃないのよ。」

グレイは批判されることを予測してか「意見が合わないというだけでトランスフォビックなんてレッテルをはられるべきじゃないと思うわ。」と付け加えた。

その前日にも歌手で女優のベット・ミドラーが女性と言う言葉が消されているという内容のツイートをして叩かれて、釈明に追い込まれたたばかりだった。

“WOMEN OF THE WORLD! We are being stripped of our rights over our bodies, our lives and even of our name!” “They don’t call us “women” anymore; they call us “birthing people” or “menstruators”, and even “people with vaginas”! Don’t let them erase you! Every human on earth owes you!” — Bet Midler

世界の女たちよ!我々の身体の権利が剥奪されようとしている、我々の命がそして我々の名前すらが!「かられは我々を『女性』と呼ばない。彼らは我々を『出産する人』または『生理のある人』もしくは『膣のある人』などという!彼らに我々を消去させるな!地球上のすべての人間があなたがたに借りがあるのだ!ベット・ミドラー*

そんなことがあったので、グレイはよっぽど勇気があるのか、よっぽどクルーレス(空気が読めない)なのかのどちらかなんだろうと思っていたら案の定、二日後には朝のテレビ番組で緊張しながら「いろいろ学ばせてもらった」と平謝りをした。

同じくトランス活動家から何年も責め立てられているJ.K.ローリング女史は、すぐにグレイの擁護に回り、グレイのこれまで出したアルバムをすべて購入したと発表して擁護したが無駄だった。7月発売予定の新アルバムが8月まで延期されたと知るとグレイはすぐに折れてしまったのだ。

モーガンの時にとった椅子に深く腰かけて自信たっぷりな態度と違って、座り心地の悪そうな高椅子に座って背を丸め、始終両手を足の間に挟んで揉むような仕草での謝罪は、あたかも独裁政権下でカメラの横にいる看守の機嫌をうかがいながら「とても良い扱いを受けています」と質問に答える囚人のようであった。

これを通じて色々学ばせてもらいました。(略)これは私にとって非常な学習をする体験でした。誰でも自分がそうだと信じる呼び方をすべきであり、誰もそれを制御したり取り上げたりできないのです。(略)女であることはヴァイブです。それは私は誇りに思っていますし大切にしています。あなたが心で感じることが出来るなら、誰が何と言おうと何と思おうと、それがあなたなのです。私は多くを学びました。そしてそれが出来たことを喜んでいます。なぜなら私にはそれが解ったからです。

グレイが学んだのは、トランスジェンダリズムに逆らったらひどい目に遭うぞということだ。このインタビューを聞いたすべての人々に、グレイが見せしめにされたことは明白だ。

Macy Gray performs at Mighty Hoopla at Brockwell Park on June 04, 2022 in London, England.

若い読者諸氏はご存じないかもしれないが、このミドラーもグレイも歌手として昔は結構人気があった。特にミドラーはヒット映画にも数々出演しており、歌手としてでなく女優としても名の知れた大物芸能人である。しかし多くの芸能人がそうであるように、彼女たちもまた左翼リベラルであり、トランプ政権のこともかなり口汚く罵ってきたひとたちなので、彼女達がどんな目に合おうと私は特に同情はしていない。なぜなら彼女たちもまた、左翼のキャンセルカルチャーに十分貢献してきた人たちだからだ。

ベット・ミドラーはフェミニストを気取り、妊娠中絶に関してはトランプ大統領の娘イバンカが過去に中絶をしたことがあることをツイッターで暴露して蔑んでいたし、マーシー・グレイは2020年のBLM暴動を全面的に支持しており、今回発売予定の新しいアルバムのテーマもBLM活動についてだ。

興味深いのは、そんなバリバリ左翼の彼女達ですら、トランスジェンダリズムの逆鱗に触れたらひとたまりもないということだ。

ほんの2~3年前なら、女性から選ぶ権利を奪うな!とか、黒人の人権を守れ!とか言っていさえすれば左翼社会正義戦士として十分だったはずで、左翼から叩かれるなんてことはなかったはずだ。だから彼女たちは、多少のバックラッシュがあったとしても、ここまで叩かれるとは思っていなかったのだろう。特にベット・ミドラーはデビュー当時ゲイバーを中心に巡業したりして人気を得、今でもLGBTからの支持は厚い。そんな彼女がまさかLGBT界隈から叩かれるなんて予想外だったのだろう。しかしここで私が一応ミドラーの勇気を認めるのは、グレイと違って彼女は釈明はしたものの謝罪はせず、元のツイートも消していない点だ。

私は覚えている限り常に被差別者の人々のために戦って来た。私が60年に及んで証明してきた愛を一回のツイートが偶然誰かを怒らせたということだけで取り消されるっていうならそれでもいいわ。私はずっと彼らを支持し愛してきた(略)でも真実は民主主義が指の間からすり抜けようとしているよ!私はすべての人のために民主主義を救おうとしているの。だから私たちは団結しなきゃいけないのよ。そうでなきゃ、注意を払ってないのかもしれないけど、分断していては絶対に負けるのよ!」

Midler insisted she has always fought for "marginalized people."

ミドラーは正しい。いまやトランスジェンダリズムはフェミニストを分断し、ひいては左翼を分断するカルトと化している。同性愛者や女性や黒人の人権を守ることには同意できた左翼リベラルの間からも、これらの人権よりも自分を異性だと思い込んでいるT=トランスジェンダーや小児性愛を誇ってはばからないQ=クィア連中の横暴にいい加減嫌気がさしてる人々も出て来ているだろう。

JKRをはじめミドラーにしてもグレイにしても、およそ右翼保守とは言えない人たちが、「これはおかしい」と思うようになってきていること、そしてそれを口にすると容赦なく叩かれることで、左翼リベラル達はどんどん分断の憂き目を見ている。

ミドラーの言う通り、左翼がこの問題で分断すれば、彼らに勝ち目はないのだ。左翼中の左翼であるヒラリー・クリントンですら、トランスジェンダリズムを民主党の主題にしてはいけないと警告している。

元民主党大統領候補であるヒラリー・クリントンは民主党は次の選挙に勝つことに集中すべきであり、トランスジェンダリズムを議論の最優先にすべきではないと語った。クリントンはザ・ファイナンシャルタイムスのインタビューにおいて、記者が民主党はほとんどのアメリカ人に不人気な問題に焦点をあてているように思えるがどう思うかと質問すると、、

民主党は活動家の目的を強調することで選挙に故意に負けようとしてるかのようです。特にトランスジェンダー討論ですが、これはごく一部の少数派にとって大事なだけです。JKローリングをファシストに仕立てるあげることになんの意義があるのでしょう?

私たちは今にも民主主義を失おうという境目に立たされているのです。誰もが気にかけていることが窓から投げ出されようとしているのです。(略)一番大事なことは次の選挙に勝つことなのです。負けることの選択肢を考えたら、勝つことの役に立たない問題を最優先させるべきではありません。

トランスジェンダリズムはマスコミやソーシャルメディア(SNS)には力があるかもしれない。多くの大企業に影響を及ぼすことが出来るかもしれない。だがほとんどのアメリカ人はそんな思想に犯されていない。しかも年端もいかない子供たちに子供の前で憚られるような話題を平気で教え、小児性愛思想まで持ち込んで子供を洗脳しようとするやり方には、多くの左翼リベラル父母たちも危険を感じている。そしてそれを口にするだけでここまで叩かれる風潮を好ましくなど思っていない。

左翼リベラルの一般人にしてみたら、大人気の著者であるJKRや往年の歌手で女優のベット・ミドラーやマーシー・グレイらですが軽々しくものを言えない社会を民主党が奨励していることに不安を感じているのではないだろうか。


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トランスジェンダリズムに関する社民党の不誠実な姿勢

今回の選挙に先駆けて、女性スペースを守る会が各党にむけてそれぞれの党がトランスジェンダリズムについてどのような見解を持っているかといアンケート調査を行った。それに対して社民党の村田しゅんいち候補らが送った回答が社民党の主旨にそぐわないものだとして大椿裕子らトランス活動家達が抗議文をツイッターで発表していたのでそれについてお話したい。

女性スペースは当初村田氏からの回答に関して、それが党の正式見解であるかという再確認をしており、それで間違いないという返答をもらったにもかかわらず、大椿氏らによる抗議文が発表された途端に、女性スペースへの正式な訂正文を出さないまま党のウエッブサイトにこのような説明を発表した。

選挙にあたり、さまざまなアンケートが届きます。党の基本政策をふまえ、職員やスタッフが対応することも少なくありません。質問された背景の事象に精通しないまま回答した内容が、適切でないものがありました。社民党内部での確認・調整不足との指摘は謹んで受けとめます。

 社民党はLGBTQ差別をはじめ、あらゆる差別に反対します。

よって女性スペースは「ここに、社民党が、女性ら選挙民に対し極めて不誠実な姿勢であることを指摘させていただき、結語とします。」と結論付けている。では先ずその質問の内容と元の回答から。他の党の回答は女性スペースのウエッブサイトをご参照のこと。

質1:「性自認」が女性であり身体が男性である人が、公衆の女性トイレに入ることについてどう思いますか?

ア 良い イ 良くない ウ わからない エ その他

社会民主党:イ・良くない

質2:「性自認」がじょせいであり身体が男性である人が、公衆浴場や温泉の女性風呂に入ることについてどう思いますか?

ア 良い  イ 良くない  ウ わからない エ その他

社会民主党:イ・良くない

質3:以上のような「性自認」の概念の法令導入と、女性スペースの問題について議論すべきだと思いますか?

ア 議論すべき  イ 議論しなくてよい  ウ 議論すべきでない  エ わからない  オ その他

社会民主党:ア・議論すべき

質4:「性自認」概念の法令導入が先行していたイギリスのボリス・ジョンソン首相が2022年4月6日、下記のとおり舵を切る発言をしたことは、貴党として把握していますか。

社会民主党:イ・知らなかった

質5:このボリス・ジョンソン首相の発言についてのお考えを、お教えください。また、「性自認」の法令導入について、現段階で、改めてお考えがあれば、お教えください。

社会民主党:率直な発言だと思います。まず、「性自認」の概念を議論することが必要だと考えます。共生社会を実現するために、ジェンダー平等は大切な課題です。

これらの質問やその回答は非常に常識的なもので、何に問題があるのか私には全く分からないのだが、大椿裕子並びに社民党内のトランスジェンダー活動家(TRA)達には気に入らなかったようだ。抗議文前の説明からして非常に攻撃的である。(以下強調はすべてカカシ)

トランスジェンダー女性がシスジェンダー女性に対する脅威であるかのように印象操作しトランスフォビアを煽る団体による質問に対し社民党が不適切な回答をした件に関し、社民党全国連合及び福島党首・大椿副党首に宛てて添付の通り抗議文を送付しました。

大椿らにしたら、そもそも「トランスフォビアを煽る団体」からのアンケート調査になど応じるべきではなかったということらしい。だが万が一答えるにしても、党内のTRAにお伺いを立ててからにすべきだったと言ってることから、彼らの権力が党内でかなりなものであることを示唆している。抗議文の中でも女性スペースへの敵意はあからさまである。

事実誤認に基づいた苛烈なトランスジェンダー差別に下記の通り加担し,同時に党の社会的信用を著しく毀損せしめた(特に村田しゅんいち候補に関しては,支持者にセクシュアルマイノリティ当事者やアライが多かったために,本件によって失った支持層の大きさは計り知れない.)ことに関してトランスジェンダー当事者である一党員として抗議し,原因究明と再発防止並びに党としての誠実な謝罪及び見解の公表を求める.  

女性スペースの質問は常々我々女性達が危惧していることに関して各党の考えを明記してほしいと言っているだけなのだが、大椿らに言わせると「質問の設定は恣意的かつ誘導的であり(略)トランスジェンダーに対する悪意が明確であること.性自認という一個人の同一性に関わる重要な概念を括弧で括ることによって,議論の余地があるかのように見せている」とある。大椿こそ「性自認」と言う概念がすでに確固たる概念として社会的同意が得られているかのような誘導的な発言をし「議論の余地はない」と断言している。TRAのやり方は常にこのように、自分らの考えがすでに王道であり常識であるかのように言い、議論すること自体が差別なのだと言い張ることだ。

それでは大椿らは女性スペースの質問にどう答えるべきだと考えているのか、

問1及び問4 ①については,身体の性別という,必ずしも絶対視し得るものではない概念を所与のものとして議論を展開していること.出生の際に割り当てられる性別はほとんどの場合において外性器の形状にのみ依拠しているものであるが,これは身体の性別という漠然とした概念を定義するのに足るものではないこと.如何なる身体が女性であるとみなされるかは,しばしば「健常な」白人身体を前提としてきたことを見落とすべきではない.その結果,トランスジェンダーを排除しようとして導入されようとする,あるいは既に導入されている規制はトランスジェンダー女性だけでなく,規範的でない身体を持つ女性に対しても加害的なものとなっている.すなわち,規範的でない身体を持つ女性は,トランスジェンダーではないだろうかという疑いをかけられ,そうでないことを証明するために屈辱的なプロセスを受けることを強要されうる。

トランスジェンダーの話をしているのに「規範的でない体を持つ女性」を持ち出してくるのも彼らの常套手段。男女の区別は「外性器の形状」のみで99.9%正確に判別できる。また彼らの言う「規範的でない身体」いわゆるインターセックスと言われるひとたちの身体も、最近の医学の発達により外見でそれと判別できる。インターセックスは生殖機能の発育段階が正常人と違うというだけで、男女の区別をつけることは可能であり彼らは戸籍もそれに合った性で生きている。トランスジェンダーの話のなかに彼らを巻きこむのは当事者達に対して非常に失礼で愚劣なやり方だ。

また女性の体が健康な白人女性を基本にしているなどというのはナンセンスだ。あたかも男性器のついている日本女性が居るかのような言い方である。それに男女の区別は性器の外見のみならず染色体でXXとXYの違いであることは白人だろうと黒人だろうと東洋人だろうと全く違わない。よしんば男っぽく見える女性が男性と間違われるようなことがあったとしても、身分証明書を見せれば済むことであり「屈辱的なプロセス」など伴わない。

では大椿らは女子スポーツにトランスジェンダーが参加することについてはどう考えているのか、

トランスジェンダー女性はテストステロン値が高い,あるいは高かったのであるからシスジェンダー女性と比較して身体的に優位であるとおいう主張がある.しかし,所謂男性器の有無というのはテストステロン値の高低と直接的な因果関係で結ばれていない.これは女性ホルモンの投与を継続的に行なっている場合,男性ホルモンを産生する器官が衰弱することによる.また,シスジェンダー女性においてもテストステロンは体内で生産されており,その量は個人によって異なる。

そもそもスポーツは一般的に「恵まれた」体格を持った個人が優れた成績を収めることを是とするものであるから,トランスジェンダー女性が不当に優位な立場にあり,したがってその権利を制約すべきであるとの主張は単なるトランスジェンダー嫌悪である。

ここまで非科学的なことをよくもまあ臆面もなく言えたものである。男性体が男性体たるのはひとえにテスタストロンの数値が女性の数倍であることから起きるのだ。二次性徴期にこのテスタストロンによって男性は骨格も、筋力も、内臓の大きさや活力まですべて影響を受けるのである。中学校の夏休みが終わったら身長150センチだったおおチビちゃん男子が180㎝のノッポになって帰ってくるなんてことは誰もが目撃したことのある事実である。個人差があるとはいえ、男子のテスタストロン生産値は女性のそれとは比較にならない。

スポーツにおける男子の優位性は、女子の個人の能力差程度で埋められるようなものではない。だからこそスポーツは男女で分けて来たのではないか。そしてそれに文句を言う人など誰も居なかったのだ。TRAなんておかしな思想が出てくるまでは。

大椿はまたトランスジェンダーと性犯罪についても、トランスジェンダーが女性と見なされる限り、女性への性犯罪被害を受ける可能性もあり、またトランスであることで暴力を振るわれる可能性もあるので、実際には女性よりトランス女性の方が性被害者になる可能性が高いという。またトランスをするのは身体的にも精神的にも大きな負担のかかるものであるから、わざわざ女子スポーツに参加するためとか、性犯罪をするためにトランスしようなどという人間はいないと断言している。

これらの屁理屈はイギリスやアメリカでトランス女性許容トイレや更衣室を作っても性犯罪なんて増えないと言い張ってたトランス活動家たちの言い分とまるで同じだ。

先ずトランスジェンダー「女性」がトランスだというだけで性被害を受けたり暴行を受ける率が高いというデータはない。よしんばそれが本当だったとしても、だから女子施設に入っていいという理屈にはならない。もしトランスジェンダーがそんな危険にさらされているというなら多目的トイレやオールジェンダートイレの増設を奨励すればいいではないかと思うが、それについても大椿らは、

多目的トイレは第一に数と設置場所が限られており,また第二にそれを使用することがアウティングとなり得ることを踏まえれば,この「提案」は全くもって現実的ではない。

女性にすべての犠牲を強いて、自分らは一歩も譲らないという態度がはっきりわかる。

大椿は多くの女性達が心配しているトランスなりすまし痴漢についても全く言及していない。そして諸外国ですでにトランスと公式に認められている男子たちが女子スポーツに参加して女子たちから勝利を奪い取っている事実や、女子施設で性犯罪を犯している事実も完全に無視している。

トランスジェンダリズムが未知のもので、その政策が社会に及ぼす影響が全く知られていないというのならまだしも、諸外国ですでに試してあちこちで大問題が生じているというのに、今更こんなお惚け論文をよくもいけしゃあしゃあと書けるものだ。

社民党が自分らのウエッブサイトで、女性スペースへの回答をしたことを謝罪していることから考えて、社民党内部におけるTRAの権力はかなりなものと思われる。

有権者の皆さまはそのことをしっかり踏まえたうえで投票におもむかれたし。

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以下抗議文全文

大椿ゆうこ著

トランスジェンダー女性がシスジェンダー女性に対する脅威であるかのように印象操作しトランスフォビアを煽る団体による質問に対し社民党が不適切な回答をした件に関し、社民党全国連合及び福島党首・大椿副党首に宛てて添付の通り抗議文を送付しました。 以下、スレッドでも文面を投稿します。

抗議文  2022年6月29日 社会民主党全国連合 御中 福島瑞穂 党首 大椿裕子 副党首 先般トランスジェンダー差別を主たる目的とする団体(同会)による質問に対して,当該質問を受けた党全国連合が従来の合意された見解と異なる回答をし,以て現在社会に広範に存在している。

事実誤認に基づいた苛烈なトランスジェンダー差別に下記の通り加担し,同時に党の社会的信用を著しく毀損せしめた(特に村田しゅんいち候補に関しては,支持者にセクシュアルマイノリティ当事者やアライが多かったために,本件によって失った支持層の大きさは計り知れない.)ことに関してトランスジェンダー当事者である一党員として抗議し,原因究明と再発防止並びに党としての誠実な謝罪及び見解の公表を求める.  

1.  同会の主張は極めてトランスジェンダー嫌悪的であることが広く知られており,また質問の設定は恣意的かつ誘導的であることから回答するのであれば最大限の注意が必要であったこと.

2. 第一に,問1については,質問の様式からトランスジェンダーに対する悪意が明確であること.性自認という一個人の同一性に関わる重要な概念を括弧で括ることによって,議論の余地があるかのように見せていること.

3.第二に,問1及び問4 ①については,身体の性別という,必ずしも絶対視し得るものではない概念を所与のものとして議論を展開していること.出生の際に割り当てられる性別はほとんどの場合において外性器の形状にのみ依拠しているものであるが,これは身体の性別という漠然とした概念を定義するのに足るものではないこと.如何なる身体が女性であるとみなされるかは,しばしば「健常な」白人身体を前提としてきたことを見落とすべきではない.その結果,トランスジェンダーを排除しようとして導入されようとする,あるいは既に導入されている規制はトランスジェンダー女性だけでなく,規範的でない身体を持つ女性に対しても加害的なものとなっている.すなわち,規範的でない身体を持つ女性は,トランスジェンダーではないだろうかという疑いをかけられ,そうでないことを証明するために屈辱的なプロセスを受けることを強要されうる。

同時に,これはしばしばトランスジェンダーに対する差別の文脈において提示される議論であるが,トランスジェンダー女性はテストステロン値が高い,あるいは高かったのであるからシスジェンダー女性と比較して身体的に優位であるとおいう主張がある.しかし,所謂男性器の有無というのはテストステロン値の高低と直接的な因果関係で結ばれていない.これは女性ホルモンの投与を継続的に行なっている場合,男性ホルモンを産生する器官が衰弱することによる.また,シスジェンダー女性においてもテストステロンは体内で生産されており,その量は個人によって異なる。

そもそもスポーツは一般的に「恵まれた」体格を持った個人が優れた成績を収めることを是とするものであるから,トランスジェンダー女性が不当に優位な立場にあり,したがってその権利を制約すべきであるとの主張は単なるトランスジェンダー嫌悪である。

また,トランスジェンダー女性がしばしば犯罪等の被害者となっていることも軽視できない.女性に対する性犯罪や性暴力が起きる時,加害者は当然,標的とする人物から採血し染色体検査を行ってその人物が女性であるか判断するわけではないのであるから,社会的に女性と認識されるのであればシスジェンダー・トランスジェンダー(ノンバイナリーも含む.)問わず女性に対する暴力の被害者となりうることは当然である.同時に,トランスジェンダーであることによるトランスジェンダー嫌悪の暴力にも晒されうるのであるから,ほとんどのトランスジェンダー女性は加害者である以上に被害者であると言って差し支えない.この事実を無視して,トランスジェンダー女性の中に一人でも犯罪者がいればトランスジェンダーの人口全体を犯罪者あるいは犯罪者予備軍として扱って良いのだとする言明は,単なる差別主義の発露であり賛同して良いものではない。

4.  トランスジェンダーにとっての,性別移行をするという極めて精神的・肉体的に負担の大きく,深刻な経験であり,したがって性犯罪を犯すために,あるいは女性スポーツに出場するために,シスジェンダー男性がトランスジェンダーになりすます蓋然性は著しく低いことを無視していること.。

特に移行の初期において,トランスジェンダーはしばしば好奇の目に晒され,あるいは拒絶される.この経験は極めて屈辱的であり,当事者に精神疾患を発症せしめ得るものですらある.自身が社会的に女性と認められていないという現実を突きつけられており、テストステロン値の高低と直接的な因果関係で結ばれていない.これは女性ホルモンの投与を継続的に行なっている場合,男性ホルモンを産生する器官が衰弱することによる.また,シスジェンダー女性においてもテストステロンは体内で生産されており,その量は個人によって異なる。

また社会に苛烈なトランスジェンダー差別があることを知っていて,トラブルに巻き込まれようものならまず主張を聞き入れられることはないという現実の状況をトランスジェンダー女性はよく知っている.蓋し,移行初期のトランスジェンダー女性が積極的に女性トイレを利用することは考えにくいし外性器の切除を受けていない状態で公衆浴場を利用することに関しても同様である。但し,トランスジェンダー女性の女性トイレの利用に関しては,現状存在していないものを認めるかどうかではなく,問題なく存在している人々を排除するべきかという論点であるから,さらに繊細な議論が要求される.

社会的に十分移行が進み,専ら性自認にしたがって生活を送っているトランスジェンダー女性にとって,男性トイレを使用することは単に現実的でないだけではなく,3で述べた通り性犯罪のリスクにも直結するものである.排泄の権利は全ての人に等しく認められることを鑑みればトランスジェンダー女性が自らと社会との関係性において適切なトイレを選択して使用する権利は,規制されるべきものではない.ここでしばしばトランスジェンダー排除のために活動する勢力はトランスジェンダー女性は常に(現在呼称が定まっていないが)多目的トイレを使用すべきだと主張することがある.しかし,多目的トイレは第一に数と設置場所が限られており,また第二にそれを使用することがアウティングとなり得ることを踏まえれば,この「提案」は全くもって現実的ではない。

5.  同会の質問でイギリスのボリス・ジョンソン首相による発言が引用されているが,イギリスの現政権はエリザベス・トラス外務大臣を筆頭にトランスジェンダーに対して差別的であると悪名高いこと.  

以上


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何故保守派に移行する左翼リベラルが増えているのか

本日スティーブン・ターリー教授がYTで紹介していたThe Turnというエッセーを紹介したい。これは左翼リベラルのエリートとして長年教鞭をとってきた男性が、徐々に自分は左翼リベラルではないと気づき、保守派に移行したという話で、今左翼に絶望を感じている人たちへのアドバイスでもある。著者はLIEL LEIBOVITZ (リール・リーボヴィッツ)。

リーボヴィッツ教授はニューヨーク大学(NYU)の教授。出身大学はアイビーリーグのお金持ちか頭のいい人しか行かれない有名私立校。教授は若い頃から左翼系の思想を持っており、左翼は善人で恵まれない人たちのことを思うと信じていた。時としてスターリンみたいな失敗例もあったが、だからと言って社会主義が全部だめだってことにはならんだろうと思っていた。ともかく過去や現在はともあれ、左翼思想こそが未来だと信じていた。

高校時代に社会主義に染まり、パレスチナ人と一緒にエルサレムでハンガーストライキをやったり、貧乏な学生のために学費を減らす運動に参加したりした。2000年代には物欲と戦争しか興味ない共和党に反抗するため、どんどん過激派左翼運動に加わるようになった。

アッパーウエストサイド(ニューヨークの裕福な地域)でのディナーパーティーなどでは、必ずブッシュ大統領を批判しタイムスの社説を称賛し、常に左翼系エリートたちの仲間であることをアピール。特に無理にやっていたわけではなく、それが正しいと思っていた。

仕事面でも恵まれ有名大学の教授になり、立派なオフィスもあてがわれ、左翼有名人たちとの交流も深めた。なにもかもが順調な左翼生活を送っていた。

そこに訪れたのがザ・ターン(転機)である。体験した者なら誰でもわかるが、その転機は突然やってきたわけではない。それは何か劇的なひとつの事件で起きるものではなく、少しづつ何か引っかかるようになり、そのうち何か居心地の悪さとなり、そしてそれがパニックに変わっていくのだ。

過去5年間、MAGAやアンティファやアイデンティティーポリティクスに囲まれコロナによる世界中の大混乱を経験し、自分のような人がどんどん政治的ホームレスになっていった。教授は本能的に民主党に助けを求めた。しかし自分がかつて読んでいた新聞や学校の入学案内は恐ろしいものになっていた。教授はがんばって左翼に何が起きているのだろうと説明しようとした。左翼は正しいはずだと自分に言い聞かせようとした。それが転機だ。

自分が転機を迎えているかどうかが解るのは、言論の自由はたとえ他人を不快にさせたとしても自由であるべきだと考えているのに偏狭者と思われるのが怖くてそれを認められなくなっている時、公共の健康対策に関してロックダウンの効果や学校閉鎖などについて疑問があるのに反ワクチン派と言われるのが怖くて口に出来ない時、町を焼き略奪するのが社会正義を奨励するのに得策ではないと感じているのに白人至上主義者と呼ばれたくなくて何も言えない時、テロ軍団が世界唯一つのユダヤ人国家を攻撃しているのに同僚たちがアメリカ国内で子供たちが死んでいるのを無視してフェイスブックやツイッターでイスラエルはアパルトヘイトだと言ってるのを見て何も言えない時。

もし君が心底心配していることを友達と共有したら、友達から絶交されるんじゃないかというむかむかした気分を感じているなら、もし君がちょっと息が苦しくていったい何が起きているのだろうと絶望的気分になっているなら、 残念ながら君は転機を迎えているんだ。

教授は自分がイスラエルを弁護したことで、仲の良い友達から厳しく冷たい口調で警告を受けたという。彼が真実を信じていたものがどんどん崩れ去っていくのを感じた。友達だと思っていた人たちが去っていくのも体験した。

もし左翼が道徳的であることをすべて「右翼」と呼ぶなら、右でいいのだ。

なぜなら今や右だ左だというのは意味のない言葉になってしまったからだ。政府が提供する独占を守るために国中で一番の金持ちから献金を受け取っておいて「金持ちに反対」なんかできない。自分と反対意見を持ってる人の発言を禁止して「言論の自由を支持する」ことなんて出来ない。肌の色で互いを戦わせて、自分の身体について選択する人から仕事を奪っておいて「民衆のため」になど働けない。アマゾンから物を注文し地域の小さな商店への影響を無視しておきながら「経済の不平等を真剣に」考えているなどとは言えない。政治に沿ってない科学説を認めないでおいて「科学を信じている」などとはいえない、人種で人を分けて判断しておいて「反人種差別者」にはなれない。違う意見の発言を許さないでおいて「統制に反対」などとは言えない。

今や、裕福なエリート層の党となり、国家警察が人種の分断をはかり、国家が言論弾圧をし、一般市民や憲法をおざなりにし、人々が何をし何を考えるかを逐一命令する、それが左翼だ。自分が左翼だというなら、そういう側に自分は居るのだと知るべきだ。

だから左翼が支持してるリストを見て自分に聞いてみることだ。これは自分か?もしその答えがイエスならいい。君は居場所を見つけた。だがもしその答えがノーであるなら、空っぽの言葉で自分を定義させてはいけない。出ていくんだ。そして一旦出てしまったら、誰にも自分を定義させるな。左翼レイシストや警察国家のファンじゃないことは白人至上主義者でもトランプ崇拝者でもない。そんな二元主義を信じるのは小さい子供か機械か熱狂的宗教家だけだ。

外にでて向こう側に行くと、自由を肌で感じることができる。無論立ち去ったことで失った友人やキャリアや失うものは多く苦痛だ。しかし自由よりエネルギーをあたえてくれるものはない。

英語だと「正しい」と「右」が同じ言葉なので、それにかけて教授は目覚めたひとたちに「the right sideにようこそ」と言っている。左翼たちが反科学的だ人種差別者だTERFだといくら我々を罵ろうが、我々にはもっと良い言葉がある。それは「自由」だと。

左翼から始まるひとというのは、そのおかしさに気付くのに時間がかかるようだ。リーボヴィッツ教授のように教養もあり頭もいい人が何故左翼思想に嵌ってしまうのだろうか?若い頃からずっと右翼保守の私からすると非常に不思議だ。

私はリベラルだったことはあるが、左翼だったことは一度もない。何しろ私が育ったころはソビエト連邦がまだ健在だったし、共産主義は心から憎んでいるから、どう考えても左翼にはなりようがないわけだが。

良識ある左翼リベラルの人なら、今の左翼の状況に絶望するのは当然だろう。そして今まで毛嫌いしていた右翼保守が、実はそんなに悪徳非道な人たちの集まりではなかったことに気付くだろう。リーボヴィッツ教授のいうとおり、そういう人が増えてくれるといいのだが。

Liel Leibovitz is editor at large for Tablet Magazine and a host of its weekly culture podcast Unorthodox and daily Talmud podcast Take One.

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ピューリサーチセンターによるジェンダー世論調査、急で過激なジェンダー政策に懸念の傾向

今日見つけたアメリカのピューリサーチセンターによるアメリカ人のジェンダー見識に関する世論調査結果をご紹介しよう。

結論からいって、ほとんどの人はトランスジェンダーの人たちを差別してはいけないと考えてはいるものの、性転換医療を支持する人はそれほど多くなく、多くの人が急な速さで行われるトランス政策に関しても懸念を抱いていることが解った。

トランスジェンダー差別については、10人に8人までがトランスジェンダー差別はあると回答し、過半数が職場や住宅や公共施設の使用などにおいてトランスを守る法律は必要であると答えた。しかし同時に60%の回答者がジェンダーは生まれ持った性別によって定められるとし、2021年の56%、2017年の54%から増加している。

トランスジェンダーの受け入れについては意見が分かれており、38%が社会は受け入れすぎと答え、36%が十分に受け入れられていない、約1/4の人がちょうどいい加減だと答えている。トランスへの差別は存在すると答えた人のなかでも、過半数の54%がトランスの受け入れは行き過ぎかちょうどいい加減だと感じている。

ジェンダーがもって生まれた性では決まらないと答えた人は、トランスジェンダーが十分に社会で受け入れられていないと答える傾向にあるが、ジェンダーは生まれつき変わらないと考えている人たちの中にもトランス差別を是正する法律を支持する人は結構居る。そして約1/4がオンラインでのプロファイルに女子/男子以外の性別を加える選択肢を支持している。

性自認に関しては、若い人ほど許容する傾向があるが、政党支持者で分けると共和党よりも民主党が圧倒的に性自認概念を受け入れていることが解る。

性自認が生まれた性と異なる場合がある

  • 18歳から29歳:50%
  • 30歳から49歳:40%
  • 50代以降:31%
  • 民主党支持者:61%
  • 共和党支持者:13%

また、トランスジェンダーを社会が十分に認めているかどうかという質問に関しても十分でないと答えるのは圧倒的に民主党の方で(59%対10%)、行き過ぎていると答えた共和党支持者は66%だった。

トランスジェンダーに関するさまざまな政策の回答は次の通り。

スポーツは生まれつきの性に合った方に参加すべき

  • 賛成、58% (民主37%、共和85%)
  • 反対17%、
  • わからない24%

18歳未満の性転換医療提供は違法にすべき

  • 賛成、46%
  • 反対、31%

小学校におけるジェンダー教育は違法にすべき

  • 賛成、41%
  • 反対、38%

子供を性転換させる親は児童虐待で捜査されるべき

  • 賛成、37%
  • 反対、36%

無論これらの回答はどちらの政党を支持するかで極端な違いが生じる。下記は共和党支持者と民主党支持者の回答のちがい。赤が共和、青が民主。

自分の身体にあった方のトイレに入るべきだと答えた人が全体でたったの41%というのは驚きだが、共和党支持者でも賛成票がたったの67%というのはもっと驚く。やはりトランスジェンダー女性というのがどんな人たちのことを指すのか理解していない人が多いのかもしれない。

笑っちゃったのは、ジェンダーは生まれ付の性別で定められると答えた人も、そうでないと答えた人も、それを決める根拠となった大きな要素は科学であると答えた人が44%もいたということだ。どちらも科学的に正しいわけはないので、どちらかがおかしな科学を信じているということになる。

この調査で一番注目すべきなのは、ジェンダーは生まれつきの性で決まると思っている人の数が2017年の時よりも16%も増えたということだ。アメリカではトランスジェンダーに関する洗脳が物凄い勢いで行われているにも関わらず、ジェンダーとセックスは同じだと考える人の数が減らずに増えたということは非常に興味深い。

私はアメリカにおけるトランスジェンダリズムは今がピークだと考えている。左翼は常にやりすぎるのだ。多くのアメリカ人は非常に寛容だ。人が誰を好きになろうと、どんな服を着ようと、勝手にやって頂戴と思ってる。自分が女だと言い張る人がそういう生き方をしたいならそれもいい。ただ我々の生活に危険や迷惑を及ぼすようなことさえなければ構わないと思っている。しかし最近のトランスジェンダー活動家(TRA)たちの活動は目に余るものがある。

女性が女子空間で安全に過ごしたいと言うと暴力で脅迫したり、大の男が少女たちに交じってスポーツに参加したりして女子たちから栄光を奪っている姿を多くの人たちが目の当たりにするようになった。

TRAたちの強みは、人々が気が付かないうちにこっそりと色々な政策を通してしまうこと、企業や学校などでトランス洗脳を静かに行うことにあった。しかし彼らの行動が激しくなりあからさまになるにつけ、多くのアメリカ人たちが「ちょっと待ってよ、そんなこと聞いてない」となってきたのではないかと思う。

特に学校でドラアグクィーンの破廉恥なショーが子供たちにみせられたり、ハイヒールを履いた女装男がバイデン陣営の役人に何人も選ばれたりするのを見ていると、もしこれがLGBTQ+を受け入れるということになるなら御免被りたいと思う人が増えるだろう。

TRAがアメリカよりもずっと先に力を得たイギリスでは、今まさに保守派政治家たちによって、その振り子が反対に振り始められている。アメリカも今しばらくの辛抱なのかもしれない。


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最高裁、フットボールコーチのフィールドでのお祈りを阻止するのは違憲と判決

次々に保守派には嬉しい判決を発表しているアメリカの最高裁だが、先日も高校のフットボールのコーチが試合後にフィールドでお祈りすることを巡って起きていた訴訟で、最高裁はコーチがお祈りをする権利があることを認める裁決を下した

最高裁は6対3で元高校のフットボールコーチだったジョー・ケネディー氏がフットボールフィールドで祈る権利は憲法補正案第一条で守られているとして氏の権利を認めた。

ケネディー氏は2016年、Bremerton教育委員会の方針に反するため止めるように警告されていたにも関わらず試合後のお祈りを続けたため、停職処分に処されていた。

学校側はケネディーに生徒と一緒に祈ってはいけないこと、宗教的な行動を生徒に奨励すると思われることはしてはいけないと警告していた。

Bremerton High School assistant football coach Joe Kennedy kneels in the center of a prayer circle before a game.
ケネディーコーチと一緒に祈るチームのメンバーたち。

ケネディー氏は2008年に一人でお祈りを始めたが、徐々に生徒達の参加も認めた。氏はチームの参加を強制したことはなく、プレッシャーもかけていない、子供たちは自発的に参加したのだという。しかし、2015年にお祈りを止めるように言われてからは、自分一人でフィールドで祈るのを続けていた。何故自分だけで誰にも見えないことろで祈らないのかと聞かれると、ケネディーは怒って、

私が何であるか何を信じているかを隠さなければならないなんて、どんなメッセージを送るでしょうか?ブレメントンはこの地区では最も多様で許容的な学校です。誰もが自分らしく自由で居られるべきです。それがなんであろうとも。

これがケネディー氏が女装して生徒の前で踊ったとかいうことだったら、学校側も教育委員会も大歓迎したのだろうな。ドラアグショーはいいのにお祈りはいけないという不思議な時代だから。

もともと教育委員会がケネディー氏のお祈りを禁止した背後には「政教分離原則」の誤った解釈がある。

アメリカの憲法補正案第一条の訳文はこちら。

合衆国議会は、国教を制定する法律もしくは自由な宗教活動を禁止する法律、または言論・出版の自由もしくは人民が平穏に集会して不満の解消を求めて政府に請願する権利を奪う法律を制定してはならない。

Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the Government for a redress of grievances.

ネット検索で見つけた解釈の一部を引用するとこうなる。

アメリカ合衆国憲法では、『信教(宗教)の自由』が認められており、法律で特定の宗教を『国教』として定めたり強制したりすることはできない。

アメリカでは言論・出版・平穏な集会(政治結社の結成)の自由が認められており、アメリカ国民は国家に対する『不満の解消を求めるための請願権』を保障されている。

このサイトではこれを政教分離の原則とすると書かれているが、アメリカ憲法の中にはどこにも政教分離という言葉は出てこない。トーマス・ジェファーソンの手紙のなかに”separation of church and state”と書かれていたのが、憲法のどこかに書かれていると勘違いしている人が多くいるのだ。

ともかく、第一条には国が国教を制定してはいけないとは書かれているが、政府機関やその施設の中でお祈りをしてはいけないとも、学校で聖書の勉強会を開いてはいけないとも書かれていない。公立学校において、生徒達が特定の宗教のお祈りを強制されたら無論それは憲法に反する。この訴訟の鍵となったのは、ケネディー氏が生徒達に強制的にお祈りをさせていたのかどうかと言う点だ。明らかに最高裁はそんな事実はなかったと判断したのだろう。

この件に限らないが、左翼が圧倒的権力を持つ学校組織では、なにかとアメリカの伝統的な宗教であるユダヤ・キリスト教が迫害される傾向にある。すでに20年以上前に生徒達が放課後自発的に集まって聖書勉強会をやろうとするのを阻止した学校が訴えられ、最高裁が生徒達の権利を認める裁決をしている。Good News Club v. Milford Central School

このほかにも、卒業式で卒業生の演説のなかに「神のご加護を」という言葉を使ってはいけないとか、休み時間に生徒達が同級生に聖書を配ってはいけないとか、リモート授業中に生徒達が自宅で祈ったのもいけないなどなど、学校によるキリスト教弾圧は後を絶たない。

それでいてイスラム教徒の多いミシガン州のディアボーン市の学校区では、学校側がイスラム祈祷のために特別に教室をあてがって、一日四回の祈祷を許可するなど至れり尽くせりなところもある。

先にもちょっと述べたが、最近多くの公立学校で、学校主催のLGBTQ+教育が熱心に行われている。学校にストリッパーさながらの卑猥な恰好をしてケバケバしい化粧のドラアグクィーンが招かれて、未成年の生徒たちの前で腰振りダンスをやるなど日常茶飯事になっている。

私が学校でLGBTQ思想が奨励され、半ば強制的に子供たちに押し付けられているのに、コーチや生徒たちが自主的に祈ることが許されないのはおかしくないかとツイッターに書いたら、LGBTは宗教ではないので問題ないと応えたアホがいた。

男が女になれるとか性別が二元性ではないとか、全く科学に基づかない出鱈目思想がカルト以外の何だというのだ?それにLGBTQ+のQに当たるクィアと悪魔崇拝思想には深いつながりがある。ドラアグたちの衣装や化粧がサタンをかたどったものであるのはよくあることだ。

ともかく、最高裁が宗教の自由を保証する判決を下したことは喜ばしいことである。今後も左翼たちが「政教分離の原則はどうなったんだあ~」と叫び続けることは間違いないが、その度に、アメリカ憲法にはそんな原則はないとはっきり言ってやろう。


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乳房除去手術大失敗の悲惨な体験談

最近TikTokでトップサージェリーと俗に呼ばれる乳房除去手術後の胸を自慢げにさらす若い女性たちの姿がアップされるようになった。しかし彼女たちの胸の痛々しい傷跡をみるにつけ、これらの手術は随分と雑にされているなと思わざる負えない。MtFのボトムサージェリー(局部手術)の完成度に比べてとても比較にならないほどお粗末なのだ。

以前にミスター苺は皮膚がんになり、鼻から癌細胞を大量に切除する手術を行った。なにせ顔面であるから傷が残ったら大変醜いことになると心配したのだが、傷口はすぐに癒え、今ではどこを手術したのかさえ分からないくらいになっている。

そういう手術を見てきているので、彼女たちの胸の傷は信じられないほど酷いと思うのだ。

さて、先日Twitterで、乳房除去を去年おこなった女性の悲惨な体験談が載っていたので、ここで写真付きで紹介する。そういうことが苦手な人はこのエントリーは今すぐ閉めてもらいたい。

彼女の名前はソレン。社会的に性移行をしたのが11才。ホルモン治療を始めたのが17才。去年19歳の時乳房除去を行った。今はGNC Womanという性別に拘らない女性として生きている。

2021年の6月11日手術を行う。14日、包帯の下にかなりの青あざが生じていることに気付き、下記の写真をとって病院のスタッフに送る。

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翌15日、術後の診断に行くが、看護婦は「そんな青あざは見たことがない」と言いながら医者を呼ばず、大丈夫だと言われて家に帰される。

22日、青あざや腫れがひどくなったため、時間外だったがクリニックに連絡し、下記の写真を送る。

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23日、救急病院を訪問。8時間待たされる。乳房除去を行った医者には見てもらえず、別の医者が診察。その間に縫った部分が開けられ、可能して貯まった水分の除去装置が供えられる。大規模な両側血種が起きていると診断される。

その後数週間にわたって血液と膿とを毎日数回にわたって流し出す治療が行われた。そしてやっと回復へ。

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彼女の体に起きた体験もさることながら、この間に彼女の手術を実際に行った医者やそのスタッフの対応はひどいものであった。

ソレンは手術前にこうした問題が生じる可能性については説明されていたが、そういう場合は医療スタッフがきちんと対処してくれるものと思っていた。ところが再三にわたる彼女に懇願にも拘わらず、手術チームは診察をしようともせず、彼女は単独で救急病院に行く羽目になったのだ。それについてソレンはこの体験を詳細にわたって記述し手術を行ったクリニックに電子メールを送った。

しかし彼女の再三にわたる問い合わせにもクリニックからの返答はなく、一か月以上が経った。そしてやっと受け取ったメールの内容がこちら。

親愛なるソレンへ、

あなたの術後の状況を聞いて非常に失望している。あなたからの反響はこれまで私が患者さんたちから受けて来た反響とは全く違うものだ。あなたが満足できるように、これからも出来る限りのことはしたいと思う。

私のスタッフに申し付けてなるべく早い時期に診察したい、、(後略)

ただ自分は忙しいので早くても次の月曜日になるだろうと締めくくられている。一か月以上も無視しておいてこの返答はないだろう。ソレンはすでに元のクリニックの対応には失望しており信頼もしていないこと、救急病院で世話になった医師とそのスタッフにおいて回復に向かっていたこともあり、これ以上元の医者とそのスタッフの世話になる気はないという旨の返事を送り、いまとなっては救急病院でかかった非常を弁償してもらえればいいと伝えた。

2021年8月、

その後クリニックからは弁償するにあたって領収書を送ってほしいとの連絡はあったが、謝罪の言葉は一言も記されていなかった。ソレンが領収書を送ると、やっとクリニックの経営者から連絡が来た。

2021年10月、

やっとクリニックから返事が来ると、弁償するにあたり必要書類に署名して返してほしいと書類が同封されていた。しかしそれにはクリニックに関する苦情を公開しないことという文節が記されていた。ソレンは無論そんな書類にサインする気はさらさらなかった。先ずクリニックがこのような状況が起きた時に今後どんな処置を取るつもりがあるのか解らないうちは、サインなどしないと突き返した。

後にクリニックからは少額の小切手が送られてきた。

ソレンは2022年の1月から性転換を停止し、今は女性として生きており「彼女」という代名詞を使っている。彼女は自分は間違った体に生まれたのではない。間違っていたのは特定な女性像に自分をあてはめなければいけないという社会観念だったと語る。それで今では彼女は自分が女性ではないと感じたのは、この特定な女性像に自分が当てはまっていなかったからで、女性であるということは、特定の外見や言動で決まるのではないと気づいた。女性であることとは個々の女性が感じ体験することなのだと自分のツイッターに書いている。

こんな恐ろしい体験をする前にそれに気づいていればよかったのだが。それでも遅くても気づかないよりはずっとましだ。残酷な言い方ではあるが、彼女はまだ幸運な方なのだ。


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