10月も終盤、土壇場で自宅オクトーバーフェスト

苺畑夫婦は昔から10月にはドイツの秋祭りオクトーバーフェストを祝う習慣があった。南カリフォルニアでも小規模ではあるがドイツ人街でオクトーバー祭りを開くところがある。しかしこれらの祭りも年々規模が小さくなり大して面白くないことが続いたので、ミスター苺と私はわざわざ遠出をして失望するより、近場のドイツ料理レストランで夕飯を食べるほうがずっといいと決めた。

以前はミスター苺が昔住んでいたアパートの近所に東ドイツからの移民が経営していると思われる料理はおいしいがサービスが最悪の店があった。しかしゴテゴテの内装がおもしろく、味もよかったので、入ってかならず20分は待たされ愛想の悪い中年の叔母さんが出て来ることも覚悟のうえで、私たちは数年通い続けた。

ところがこの店、やはりあまりにもサービスが悪かったせいなのか数年前に潰れてしまった。まあやってるころから、客入りは悪く、よくも経営してられるもんだと思っていたので、ある時中華料理のお店に代わっていたのを見た時は驚かなかった。

その次に見つけたのは、交通量も多い駐車場が狭すぎてなかなか駐められない丘の上にある小さなドイツ料理パブ。我々はそこは気に入っていたが、ともかく車をとめる場所を見つけるのが大変。しかし今年はなんだかんだやってるうちに10月も残すところあと三日。行くならこの週末だけだが、もうあの店の周りで車をとめる場所に右往左往するのも面倒くさい。それで今年は思い切って自宅でオクトーバーフェスティバルを楽しもうということになった。

其れで先ず昨晩多種のソーセージを購入。サワークラウトも買って来た。しかしよくよく考えてみたらドイツ式ポテサラの材料がない。いやそれを言うなら一番大切なビールがない!いや、うちはもともとビールは飲まないので買い置きなどしていないのだ。

ドイツ風ポテサラと普通のポテサラの違いは、ドイツ風にはマヨネーズがはいっていないことだ。それを言うなら卵が一切はいっていない。ミスター苺は若い頃から卵アレルギーなのでドイツ風ポテサラは大いに助かる。

それで今晩のメニューは、ブラットワーストとターキーソーセージ(イタリア風だったが、その辺はきにしない)、サワークラウト(ドイツ式キャベツの漬物)、ベーコン入りドイツ風ポテトサラダ、そしてビール(ドイツビールが近所のスーパーになかったのでコロナで我慢)。

下手なレストランに行くより美味しく出来たので満足。ま、作ったのはポテサラだけだけど。


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SFドラマに感化されすぎなお爺ちゃん

お爺ちゃんが観たいというのでイギリスのBBC制作ドクターフー(Doctor Who)というSFタイムトラベル番組で2006年から再開したシリーズを最初からかけ始めた。このシリーズはドクター役の俳優が何度も変わっているのだが、四シーズン目のピーター・カポリに代わってからお爺ちゃんの態度がおかしい。テレビのスクリーンの真ん前に立ち、テレビに触って大声で怒鳴ったりしているのだ。

今日などお昼にダイニングにお皿を持っていくと、お爺ちゃんがテーブルの下にいるのを発見。

なにしてるの?

「隠れているのじゃ」

なにから?

「エイリアンが攻めてくるのじゃ。隠れろ」

はああ?

もうだめ。ドクターフーは駄目。お爺ちゃんのメンタルがおかしくなる。もっと楽しいものにしよう。

それで急遽メリーポピンズをかける。

「レッツゴー、凧をあげよう」

と歌い出すお爺ちゃん。かけるビデオは考えないといけないな。


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65歳までに必ず捨てるべき物リスト20

苺畑家も3年くらい前から色々片付けをしているが、本日身につまされる動画を発見したので観てみた。題して65歳までに必ず捨てるべき物リスト、トップ2020と書いてあったのだが、いくら見ても19なので、ひとつを二つに分けて無理矢理トップ20にしてみた。このビデオの主が何故65歳までと言っているのかというと、65歳を過ぎると色々身体に支障をきたし片付けたいと思ってもなかなかできないことが多いからだという理屈。現在63歳の私としてはあと2年しかないのでかなり焦っている。では彼のいうトップ20を列記してみよう。太字にしたのは私がすでに手掛けているもの。

  1. 古い書類
  2. 使わなくなった家電や電子機器
  3. 大きくて重い家具
  4. 古い本、雑誌、チラシ、ポイントカード、診察券など
  5. 大量の食器とカトラリー
  6. 量の食品ストック
  7. 大量の文具・工具・ケーブル
  8. 大量の服、ハンカチ、帽子、着物、肌着、靴下など
  9. 大量の靴、傘、くつべら、玄関の置物、飾り物
  10. 同じような調理器具
  11. 大量の薬、同じような医療器具
  12. 使ってない健康器具、しばらく飲んでないサプリ
  13. 大量のアクセサリ
  14. 大量の人形やコレクション
  15. ずっと観ていないCDやDVD
  16. 枯れている植物やプランター、ジョーロ、汚れた水槽
  17. 一年以上使ってない化粧品、スキンケアグッズ、美容グッズ
  18. 大量の掃除用品
  19. 思い出の作品、写真、アルバム、手紙、記念品、手帳など
  20. ボロボロの自転車や自動車

このリストを見ていて今気づいたのだが、これらは大きく分けて、書斎、台所、寝室、玄関、洗面所、庭となっているように思う。だから片付けもそうやって片付ける部屋を決めてやっていくといいのかもしれない。

1)一番目のの古い書類だが、書類というのはいちいち目を通さなければならず片付けが非常に大変。使ってた本人が片付けるのすら大変なのに、本人ではない息子や娘や孫などではどうしていいか解らない。私はこの件に関しては過去2年に渡り主人が20代の頃から溜め込んだファイリングキャビネット二個ぶんと、山積になっていた段ボール箱ぎっしりの書類をすべて処分した。ものすごく大変だったので自分でも凄く偉いと思ってる。

2)2番目の家電だが、古い家電は結構危険なのでさっさと処分すべきだというのは同意。私はケーブルがスパゲティのようになっていた古いステレオや壊れたビデオデッキなど3~4年前にすべて処分した。主人が使わなくなった古いコンピューターも二つ処分した。まだ使ってないモニターやキーボードがいくつか残っているので近いうちに捨てる予定。

3)大きくて重い家具は、最近本棚を二つ空にしたのでこれは次の粗大ごみの日に出す予定。これまでにもボロボロの台所の椅子、机、本棚、箪笥などをすでに処分している。ただものすごく大きな食器棚があり、全く使っていないのでこれだけは業者を頼むしかないと思っている。ともかく早急に処分する必要がある。

4)古い本エトセトラは、以前にも書いた通りバンカースボックス何箱ぶんを近所の慈善事業に寄付し、本はすべて二つの本箱に収まっている。これも大変だったがやり遂げた。

6)食品ストック。うちは本当にストックが少ない。これでは災害になった時に食べるものがないのではないかと思うほど何もない。実は以前のうちの戸棚には溢れるほど物がはいっていた。特に乾物や中華の素や麺類などがやたらあった。数年前にタコスのソースの素を見つけて賞味期限をみたら10年以上も前のもので我ながら呆れてしまった。それでその時戸棚の中を整理して古いものはバンバンすててしまい、それ以降買いだめはしないようにしている。それで今は戸棚はすかすかである。

7)実はこの文具とかケーブルは主人の悪い癖。ガラージの掃除をした時に封を切っていない新品のケーブルなどが段ボール箱三つくらいに詰まっていた。時代も変わり今は全く使い物にならない充電器などもあり、すべて捨てた。まだ家のなかにエクステンションコードなどが段ボール箱に詰まっているので、これも近々捨てる予定である。

8)衣類ハンカチなど、、以前から私は衣類の整理は毎年二回衣替えの時にやるようにしてきた。おかげで必要のない衣類はさほどない。ただ引退後はスーツやドレスなどが必要でなくなるため、これらの処分は思い切ってしなければならない。81歳の叔母の家の片付けを手伝った時、叔母が昔から住んでる3ベッドルームのアパートはどのクローゼットにも洋服がびっしりつまっていた。しかも色違いの同じデザインのものが沢山あった。叔母は気に入ったデザインを見つけるとすべての色が欲しくなってしまうという悪い癖があると言っていた。友人のLのマンションにも同じようなポロシャツやパンツがたくさんあった。なんであんなに洋服が必要なんだろうと思うくらい溢れかえっていた。この辺に関しては私は結構ちゃんとやっている方だと思う。

9)靴、靴ベラ、傘、置物色々、、私は結構靴が好きで昔は色々もっていたが、もうハイヒールは履けないし、革靴も必要ない。それで不必要な靴はかなり処分した。南カリフォルニアはそんなに雨が降らないし、傘をさしてあるくという習慣がないのでうちにある傘は雨と日傘共用の四本と折り畳みが二つくらいかな。特に処分するには及ばない。靴ベラも一つしか持ってない。ただお爺ちゃんのカウボーイブーツが一足あり、これは捨てさせてもらえない。

13)アクセサリー。高価な宝石などは死ぬまで手放すつもりはないが、安いビーズのカスタムジュエリーなどはそんなにたくさん持っている必要はない。安物のアクセサリーはすべてひとつのジェリーボックスにいれてあるので、後片付けをする人は箱ごと捨ててもらって構わない。あちこちに散らばっているわけではないから処分は簡単にできる。箱のなかにノートでも入れておこうかな。

14)人形やコレクション。悪いがこれは私が意識がなくなるまで持っていたいので、遺品整理をする家族に処分はお願いする。自分で集めた好きなものに囲まれて生きる楽しみくらい残しておきたいから。ただ人にもらった置物とか、特に執着のないものはどんどん処分することにしよう。

15)CDやDVDはかなりの数を処分した。まだ残っているものも箱詰めにしてあり、数日以内に寄付する予定。友達のLのCDやDVDの数は裕に何万枚とあるので、後片付けをする後見人が気の毒である。まったく気の遠くなるような作業だ。

17)化粧品。これは私には頭の痛い問題。私はもともとあまり化粧などしない人間だが化粧水や乳液などは使っていた。私はアメリカの化粧品は肌が合わずに使えないという話を母にしたところ、母がノエビアと契約をしてどんどん基礎化粧品を送ってきた。とても使い切れずに戸棚にぎっしりしまってある。もういったいどうしていいか解らない状態。契約はとっくの昔に切ったが、昔送られてきた化粧品が一杯残っている。古いものは他人にあげることもできないし、これは考えただけで頭がいたい。

19)写真やアルバムは捨てるわけにもいかない。ま、手帳など古いものは捨てているが、以前にガラージの掃除中に主人が90年代に買った女性の水着のカレンダーが出て来たことがある。しかも封を切っていない新品状態。もしかしてと思って曜日を調べたら偶然にもその年のカレンダーと一致したので、これみよがしに一年使った(笑)。持っていても使わなかったら意味がない。ワインと違って置いておいても価値は上がらないのだから。

他人へのプレゼントでありがた迷惑なもの

そのほかは私には当てはまらないので、まあまあの状態かなと思う。自分で家の整理をしたり、老齢の叔母の家の片付けなどを手伝ってつくづく思ったことは、プレゼントは食べてなくなるものやギフトカードが一番いい。置物や壁掛けなんぞは邪魔になるだけで本当に迷惑。洋服なども趣味が合わなければ交換しなければならず面倒くさいだけ。私は家族にブランドもののハンドバッグや財布をプレゼントしたことがあるが、彼等がそれを使っているのを見たことがない。いくら高価なものでも本人の趣味に合わなかったり使い勝手が悪ければ有難迷惑なだけだ。よっぽど相手の趣味を理解していない限り、高価な買い物はやめた方がいい。

私は大昔から「お誕生日には何が欲しい?」とか「クリスマスプレゼントは何がいい?」とか聞かれたら、シャネルの香水が欲しいと言って来た。好きな香水はいくつ貰っても迷惑ではないから。おかげでもう死ぬまで買わなくてもいいほどの香水がある。

まとめ

断捨離というのは若いうちにやっておかないと、体力だけでなく気力も落ちて正しい判断力がなくなる。私の叔母も実家の両親も、もっと早いうちに整理整頓をやっておくべきだった。叔母の場合はそれでも私が手伝ったりして色々やっているので、何とかなりそうだが、両親はもう無理だ。いずれ業者を頼んですべて持って行ってもらうしかないだろう。その点私は65歳まであと2年弱。ラストスパートといったところかな。


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踊りすぎて脚が痛いお爺ちゃん

お爺ちゃん、「脚が痛い」え~なんで?一日座ったままテレビ観てただけなのに変ね。カウチに座って脚をのばしてゆっくりしな。「ふむ」次のビデオはミュージカルかけよっか。「ふむ」。

15分後、リビングからドスンドスンと凄い音。お爺ちゃん何してんの?テレビの前でミュージカルのダンサーに合わせて一生懸命タップを踏んでいる(踏もうとがんばっている)お爺ちゃん。

これがお爺ちゃんの脚の痛みの原因であった。


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お爺ちゃん、まだ夜ですよ!

お爺ちゃん午後9時に就寝。割と素直に床に就く。

午後11時、ガチャ、と寝室の音、床のミシミシ音。お爺ちゃん、何してるの?「起きる」起きない!まだ夜だよ。寝なさい。「ふむ」なんとか寝床へ誘導。

午前一時、ガチャ、再びミシミシ。お爺ちゃん、トイレいくの?「起きる」起きない!メラトニンのグミを食べさせる。

午前5時、ガチャガチャと正面玄関を開けようとする音。「開かない!開かない!」お爺ちゃん、どこへ行くの、まだ5時だよ。外真っ暗だよ。「旗をあげるんじゃ」と星条旗をもったままうろうろ。お爺ちゃん、旗は夜が明けてから揚げるの。暗いうちに上げちゃダメだってお爺ちゃんが昔教えてくれたでしょ。「そうか」もうすこし明るくなってから揚げようね。

午前6時半、ガチャガチャガチャ、正面玄関の網戸の鍵が開けられないお爺ちゃん。どうしても国旗掲揚が待てない様子。ま、いっか、夜明けまであと30分だし。

こうやったまた一日が始まる。

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先日ユーチューブでアルツハイマーの母親の介護をしている女性の動画を観た。一年前は穏やかなお母さんで孫と手をつないで遊んだりしていたのに、今は車に乗せてデイケアに行く間にも「帰る、帰る」と大騒ぎ。途中でシートベルトを取ってしまったり大声で怒鳴ったり。身体を前後に揺らしたり。預けていた施設からは他の利用者を怖がらせるから来ないでくれと言われたとか。うちのお爺ちゃんも言われたもんなあ。

幸いにしてうちのお爺ちゃんは家では大声で怒鳴ったりしないし、周りに八つ当たりするようなことはしない。いずれはそういうことをするときが来るんだろうか?

動画の女性は小柄な婦人だが、うちのお爺ちゃんは背は低いけど筋肉質で私よりずっと大きい。男性だし暴れられたら私らの手には負えない。


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お爺ちゃん日記、2023年10月20日

おじいちゃんと私の朝の散歩はだいたい朝7時から歩き始め、7時40分くらいに折り返し点にあるフレンチベイカリーでコーヒーを飲み、お爺ちゃんはペイストリー(菓子パン)を食べて、そこから引き返して9時前までに帰ってくるのが日課である。日課と言っても私が出勤する日はできないので週に2~3回だが。

ベイカリーへの通り道にカフェがある。そこは朝8時にならないと開店しないので行きに寄ったことが無かった。帰りに通りかかる頃には開いていて、いつも常連のご隠居さん達が外のテラスで朝食をとっており、通りかかる我々に「おはよう!」と声をかけてくれる。

一度通りかかった時に誰かがロックス&ベーグル(ベーグルのスモークサーモンサンドイッチ)を食べているのを見かけた。アメリカのジュ―イッシュデリでは定番の朝食だ。それを見たお爺ちゃんが「食べたい」というので、では週末時間のある時に行こうねと言ってそのままになっていた。それで今朝ベイカリーにて、、

お爺ちゃんペイストリー食べな。「わしはあれのほうがいいな」あれって何?「ほれ、あの、あれがはいっとるやつ」ああ、ロックス&ベーグル?「それそれ」まだお店あいてなからだめよ。ペイストリーたべな。「いつ開くんじゃ?」8時。「今何時じゃ?」7時45分。「そうか」早く食べなよ。と言っても食べないお爺ちゃん。お爺ちゃん、ここであんまり時間かけたくないのよ。9時から仕事しなきゃいけないんだから。「今何時じゃ?」もうじき8時。「じゃかふぇが開くな」まさかお爺ちゃん、ここで時間稼ぎしてカフェに行こうという魂胆だな!

ちょっと呆れたけど、そこまで頭が回るのは不思議だ。


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高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違え事故多発、60歳以上はマニュアルの運転を強制すべき?ちょっと待った!

90歳近い母がなかなか運転を諦めてくれずに3年くらい苦労してやっと免許証を返上させた我が家族。高齢者による運転の危険性については痛いほど理解している私であるが、先日Twitter(X)で60代以降の人はオートマではなくマニュアル限定にすべきだという意見を聞いてびっくりしてしまった。

事のきっかけはこの悲惨な事故。

これに関してとあるツイッタラーさんが「60才以上はマニュアル限定にする法改正が必要。というかオートマ限定免許自体を廃止すべきです。」とつぶやいた。これを見て60代である私としては、ちょ、ちょッと待ってくださいよ、それはあまりにも極端でしょ、と言わざる負えない。

車を運転しない方のためにちょっと説明しよう。このオートマとかマニュアルというのは車のトランスミッションのことを指す。トランスミッションはスピードを調整する装置だが、マニュアル(手動)の場合はこのコントロールをするギアというものを運転手が手を使って自分で操作する必要がある。しかしオートマ(自動)の場合はスピード調整は単に右足でアクセルとブレーキを使いわけて調節する。

この提案者の考えは、マニュアルならばブレーキをかける時に運転手は左足でクラッチを踏みながらブレーキを踏むので、単に右足だけでブレーキをかけるオートマのようにブレーキとアクセルを踏み間違えるなどという事故は起きないと言う理屈だ。しかしこの人はちょっと考えが浅いと思う。

私は若い頃にマニュアルの車をずっと運転していたが、マニュアルは非常に体力を消耗する。なぜならオートマの場合は使うのはほぼ右足だけだが、マニュアルの場合は左足でクラッチをしっかり押す必要があり、しかもスピードが変わる度にギアシフトをしなければならない。平坦でスピードが一定している高速道路の運転ならまだしも、信号が多い一般の道や走っては止るラッシュアワー時では、しょっちゅう両足と左手(右ハンドルの場合)を駆使することになる。

それだけではない、マニュアルによる坂道発進には高度の技術を必要とする。オートマの場合は坂の上で右足でブレーキを踏んでいても発進時に単にアクセルを強く踏めば発進するが、マニュアルの場合はクラッチとブレーキで調節をしながら、発進時にクラッチを離してアクセルに踏みかえるという技を一瞬にしてしないといけない。タイミングを間違えるとそのまま後ろ向きで坂を落ち、後ろの車に衝突する可能性がある。

またオートマの場合にはクルーズコントロールというものがあり、これは長距離ほぼ同じスピードで走れる場所で足をアクセルからはずしたまま車が一定のスピードを自動的に保つという機能がある。長距離運転をする人にとってこれはアクセルをずっと踏み続けなくて済むため非常に楽である。

若くて運動神経もあり体力もある人なら、通勤に片道一時間半の混雑した道でこんな運転をしていても大して苦にならないかもしれないが、60過ぎの体力落ちた叔父さんや叔母さんには非常な負担である。事故の原因はブレーキとアクセルの踏み間違えだけではない。疲労している運転手による居眠り運転や注意力散漫も考慮に入れなければならない。

だいたいアクセルとブレーキを間違えるような認知力の衰えのある人はマニュアルに変えたところで補えるものではない。いや、オートマでそんな間違いを犯すような人がマニュアル車の運転など出来るはずがない。マニュアルの方が格段に難しいからである。

それに59歳までオートマで何十年も運転してきた人に、急にマニュアルを運転しろなどといってすぐに覚えられるわけはないし、覚えたとしても初心者としてまた一から始めなければならず、中高年の初心者運転手が増えることが事故防止に役にたつとはとても思えない。ひとつの問題を解決するために他のいくつもの問題を引き起こすことになる。

マニュアル限定を提案した人はまだ30歳そこそこの若い女性だ。だから年と共に身体がどう衰えるのかということが理解できないのだろう。それに60歳なんて遥か彼方のことだし、彼女がその年になるまでにはギアシフトのみならず運転を全部やってくれる車が普通に走っているだろうから完全に他人事だ。しかし日本でも定年は65歳。つまり60代はまだまだ現役。車に乗って色々遠出をしなければならない中高年はいくらもいる。そういう人たちの不都合を全く考慮にいれないのは若い人典型の身勝手と言うものである。

ここで大事なのはどうやって高齢者による事故を防ぐかということにある。問題なのは認知力と運動神経が極端に落ちた高齢者から容易に免許証を取り上げることが出来ないことにある。家族がどれだけ心配し、みんなで説得しても本人が乗ると言っている限り周りはどうしようもないのである。重大な事故でも起こさない限り公安はなにもしてくれない。

ではどうすればいいのか。運転能力が落ちているかどうかは個人差がある。80歳でもきちんと運転してる人がいるかと思えば50代でも危ない人もいる。それで、60代という年代で線を引くのなら、私は毎年の定期健康診断で認知症検査を必須にすればいいと思う。そして医師によって認知症であると診断を受けたら自動的に運転免許証を失うようにしておけばいいのだ。年寄りは自ら認知症検査など受けに行きたがらない。自分では老化に気付いていても、それを認めたくない人は多い。だから健康診断で若い頃から受けていれば、わざわざそれだけのために検査を受けに行く必要もなくなる。

また免許証の更新時にも厳しい認知テストと実施テストを行い、危ない人には更新させないことが大事だ。私の母は85歳の時に更新テストを受けたが、付き添った妹の話では、試験管が答えを教えているようなもので、あんなのは全くのざるだったと言っていた。

高齢社会の日本、これからも高齢者運転手が増えるだろう。年齢だけで線引きをするのではなく、どうやって危険な運転をする高齢者に運転を諦めてもらえるか、そちらの方に力を入れるべきだと思う。


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アップデート4!Twitter(X)やはり集中攻撃があったらしい

10月17日現在:ツイッター(X)様には一応、ほぼロム専用のアカウントを使って復帰していますが、まだ敵が魚の目鷹の目で狙っているので正体は明かさず色々勉強させてもらおうと思っています。ツイッター仲間の皆さまと直接お話できないのはちょっと寂しいですが、もう少し低空飛行を続けたいと思います。

先日Twitter(X)仲間のBlah@yousayblahちゃんから、どうやら私のアカウントは,とあるギャングたちにより集中攻撃を受けたらしいという情報を頂きました。やっぱりそうだったのか。確かにたかがフォロワー500人程度のアカウントをX様が何もないのにわざわざ調査するはずはないので、大量の通報があったと考えるのが自然。しかも苺畑カカシの名前をつかって悪さしてるやつまで居ると言う話。これは私が通報すべきなんだろうか?確かなりすましはX様の規則に反するはず。

この孔悠鬼という奴はANTIFAの旗をプライドと言って掲げているくらいの過激派トランスジェンダー活動家だ。それで私の反TRA投稿をなんとか阻止しようと前々から私に粘着していた。私はずっとブロックしていたと思うが、まあこういう人達は色々と別垢を持っているから監視されていたとしても不思議ではない。

カカシ姐さんの新しいアカウントに粘着通報していた輩(@kongyouguai))と、現在カカシ姐さんになりすましている屑(@haka82726939524)をシェアしておきます。 どちらもしつこく私にも粘着し、hakaの方は複数アカで私の素性を聞き回り数年に渡りストーキングしてきている真性です。

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10月10日現在:さきほどX様から、今回は複数回にわたる違反行為があったため凍結解除はされないとの通達がありました。五日に復活してからたったの二日で複数回にわたる違反行為など出来るはずがありません。何度も言いますが私はツイッター歴10年くらいになり、それまで一度も凍結にあったことがありませんでした。その間にかなり攻撃的な言い合いをしたことも何度もあり、ブロックされたこともしたことも数えきれないほどあります。凍結解除の後は特に気を使い、会話を交わしたことのない人のリツイートも控えていたし、個人攻撃は絶対にしませんでした。

たしかこれは007のゴールドフィンガーでの台詞だと思いますが、「一度目はたまたま、二度目は偶然、三回目は敵の攻撃」というのがあります。

“Once is happenstance. Twice is coincidence. Three times is enemy action”

― Ian Fleming, Goldfinger

一度目は英語でリツイートに書いたコメントが暴力を煽るものだったとはっきり理由をつけての凍結でしたが、二度目な間違いだったと言われました。しかし立った二日で数回にわたる違反行為って何ですか?これまで書いてきたことと違うことは何も書いていません。思い当たることといえばイスラエルに関するポストですが、これも当たり障りのないことしか書いていません。あえて攻撃的な言い方は避けたのです。ハマスに言いたいことは色々あるけれどね。

で、思うにこれは多分私の敵からの総攻撃があったものと判断します。私の復活を待っていて大量通報があったのだと思います。そしてこの敵はこれまで私が相手にした人たちとは違う、かなり執拗な人だと察せられます。それで苺畑カカシとして復活しても、また同じことをされるだろうと思うので、しばらくは別垢でロム専門にしてほとぼりを覚まそうと思います。公式にアカウント名を発表すると目をつけられるのでこれは非公開にしておきます。もし知らない人からフォローされたら、私かもと一応疑ってみてください。(笑)

10付7日現在:今朝Xにいくつかイスラエルがハマスの襲撃にあっているというツイートにコメントを入れて、そのまま家の整頓などをして数時間後にツイッターを開けたら、なんと凍結してました。え~なんで~?実は私はツイッターでイスラエルに関するツイートはあまりしません。というのも、これに関しては議論を始めると必ず感情的になる人が出てくるからです。それで私はイスラエルはガザをぶっつぶせとか、空襲やれ、とかいうようなコメントは一切せず、戦闘員ではない民間人を襲うとは、野蛮締めらが、と書きました。このくらいなら大丈夫だろうと思ったのですが、案の定やられました。だから嫌なんだよなあ、この話をするのは。また復帰できるかどうかは分かりませんが、もしできなかった場合には主人のアカウントでしばらくはロム専門にしてXは情報収集の道具だけに使い、私の意見はもっぱらブログでのみ書くことにしようと思います。

10月5日現在:昨晩Twitter(X)の一時凍結が解除されました。凍結された理由はスパムアカウントリストに「誤って」載ってしまったとのことで、X様からご丁寧な謝罪のメールが届きました。いや、ほっとしました。

実は凍結する直前に脅迫じみたツイートをもらったので、もしかしてそれが原因だろかと色々疑心暗鬼になっておりましたが、まあ、間違いだったということなので受け入れることにしましょう。

一応保険というか、主人が10年くらい前に開けて全く使わずに放ったらかしになっていたアカウントがあったので、そちらをロム専門に使うことにしました。主人はツイッターには全く興味ないので問題ないとのことです。ただユーザー名は変えた方がいいかもしれませんが。

10月3日:オリジナルエントリー

今回はまったくその理由がわかりません。前の時はどの投稿が問題だったのか連絡がきたのですが、今回はなんの前触れもなく突然です。私はなるべく意見の違うひととは会話をしないようにしていたのですが、まったくわかりません。

だれかに黙らないと承知しないぞというようなことを言われて、それは脅迫ですか?と答えた覚えはあるけど、なぜ黙れと言われたのか記憶にありません。一応抗議はしましたが、どうなることやら。


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棚からぼた餅、一年以上前の医療費返金!

最近郵便で受け取るものは広告と請求書だけだったので、昨日病院からの手紙が二通届いた時も、また何かの請求書なんだろうと思い、開封せず今朝まで机の上においたままになっていた。しかしいつまでも無視は出来ないので思い切って開封してみると、なんと20万円相当の小切手が入っていた!え?私 夢見てる?去年の7月に手術してからというもの、前払いで何十万円というお金を払ったにもかかわらず、なんだかんだと一年以上も色々未払い分の請求書がこっちで2千円、あっちで3千円という具合に届いていたので、今回はいくら請求されるんだろうとびくびくしながら開封したらこの金額、信じられない。で、もう一通の封筒も開けてみると、そちらもなんと15万円相当の小切手!え~ほんと~?

というわけで日本円にしたら35万円相当の小切手を受け取ったのだ。その理由は去年の手術と入院費を私が払い過ぎていたことによる返金だとのこと。

あ、やっぱり。

実は私は去年の7月に手術をすることになった際、最初はとある方法でやることになりそのための手術費を払ったのだが、その後になってその手術では駄目だということになり別の手術をすることになった。そして新しい手術の代金を払った時に「前に払った分はどうなるんですか?」と聞くと「大丈夫ですよ。ちゃんと調節しますから」と言われた。それでわたしは二回目の料金は一回目としてすでには払った分を差し引いたものなのかもしれないと思った。しかしそれにしては高額だったので、もしかすると二重に払っているのではと思い問い合わせのメールを送ったのが一年と三か月前である。その後この病院とは色々やり取りはあったが追加料金を請求される以外にはまったく通知はなかったので、結局あんなもんだったのかと諦めていたのである。

それが最初の手術費と入院費としてはらったお金が全額返ってきたのだ!やっぱり二重にはらってたんじゃないか!なんであの場で私が問い合わせた時に清算してくれなかったんだ、なんで一年三か月も経ってからの返金なんだよ!いい加減過ぎるだろ。人によっては生きるか死ぬかの金額じゃないか。

とは思ったが戻ってこないと思っていたお金が戻ってきたのは嬉しい。せっかくだから今まで欲しいと思っていて我慢していたものを買いに行こう。コンピューターが古くなっていることでもあるし買い替えようかな。


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近所で見つけた小さな無料図書館

我々苺畑夫婦は元々本好きである。大学のサークルが一緒だったのも同じジャンルの本が好きという理由で仲間になった。よって二人が何十年にもわたって集めた本の数は半端ではない。しかしミスター苺は家に本が貯まらないようにと度々古本を古本屋に売りに行っていた。もっとも、売ったお金で処分した本の数より多い数を買ってきてしまうので、売ると言うより単に古本を別の古本と交換してくるというわけの分からないことを長年繰り返していた。

だから友人のLほどではないにしろ、我が家にはともかく本が多くあった。しかし情けないことに私も主人も元々ひどい近眼に加えて老眼となり、長い間集中して本を読むということは出来なくなってしまった。それにこの家もそろそろ売りに出さねばならないと真剣に考えていることでもあり、ともかく余分な荷物はどんどん処分してしまわなければならない。

私が五年計画で断捨離を始めたのは2021年 先ずはガラージから始めようと書いたが、はっきり言って我ながらガラージはかなり片付いたと思う。特に10箱以上はあったバンカーズボックスという段ボール箱や大きなふたつのファイリングキャビネットに詰まっていた何十年分の書類をすべて処分したのは快挙である(全部私一人でやった。肩を叩いてやりたい)。↓バンカーズボックス

Bankers Box STOR/FILE Storage Box, Letter/Legal Files, 12.5" x 16.25" x 10.5", White, 6/Pack -FEL5703604

もともとうちにあった本棚は全部で七つ。それでも入りきらずに二重になっていたり本と棚の隙間に横にして詰まっていたり、それでも溢れて床に積んであったりと凄いことになっていた。それでともかく床に積んであるものから処分。本を詰め込み過ぎて棚がへしまがり今にも崩れそうな本棚が次。2021年から少しづつ処分していたとはいうものの、本好きの人間が本を処分するというのはかなり心が痛む。しかし先日の友人のマンションを見て以来、心を鬼にして処分せねばとここ数日でなんと段ボール箱五つ分の本を処分した。

先日も書いた通り最初に行ったGoodWillではきちんと箱に入れて行った本を雑に大きな籠にばらまかれたのでかなり傷ついた。そこでどこに本を引き取ってもらおうかと悩み色々探してみた。数年前までは近所に古本屋が二軒あったのだが、一軒目は90近い爺さんが一人でやっており、その爺さんが亡くなってから店は閉まってしまった。もう一軒はSF本専門店で、そちらのオーナーとは主人は懇意にしていたのだが経営不振で閉店してしまった。

そんな折も折、お爺ちゃんと散歩中に民家の庭に小さな本棚が立っているのを見かけた。下記はネットから借りたものだが、こんな感じの本箱である。下の方に「本を持って来て、本を持って行って」と書いてある。

Pin on Library

    私は知らなかったのだが、実はこれは一般人が本箱を購入して登録しておくと、自分の箱に番号が付き、その住所がリストに載る。うちには青少年(12~17歳くらい)向けのクラシック本が結構あったので、こういうところに寄付するにはちょうどいいのではないかと思い何軒か回って寄付して来た。一つの箱はほぼ空っぽだったので10冊くらい寄付できた。

    もっともこんな小さな箱では私の持っている本の数は全く裁けない。英語でいうところのバケツに一滴である。他に本を引き取ってくれるところも見つからなかったので、仕方なくまた先日のGoodWillへ行った。しかし今度は別の人が仕事をしており「箱から出してその籠に入れてください」と言われた。そして籠を見ると、前の時と違って籠のなかに本が綺麗に整頓されて積まれていた。前に来たひとがきちんと整理して置いて行ったんだなとほっとした。そりゃそうだ。本を寄付しようなんて人が本を雑に扱うはずはない。それで今回は安心して主人と手分けして籠のなかに本を積んで帰ってきた。

    というわけで今にも自然解体しそうだったので粗大ごみとして捨てた本箱を含め四つの棚分の本を処分した。しかし床に山積みになっていたDVDや箱に入れっぱなしだったレコードなどを空いた棚に入れたらまた二つの本棚が一杯になってしまった。

    今度は溢れかえるCDとDVDの整理である。やれやれ。


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