崩壊するアメリカ国境、テキサス州アボット知事の逆襲

本日(2022年4月14日)早朝、アメリカの首都ワシントンDCにテキサスから違法移民を乗せた二台目のバスが到着した。これはテキサスのグレッグ・アボット州知事がバイデン政権の悲劇的な移民政策に対しておこなった反撃のひとつである。

アボット知事は先週、連邦政府がテキサス州内部に解放した違法移民は連邦政府に引き取ってもらうと宣言し、緊急対策テキサス支部the Texas Division of Emergency Management (TDEM)に違法移民の移動を命令した。

バイデン政権になって以来、トランプ政権中に厳重に取り締まりが行われていた国境の防御が破壊状態になっており、2021年は97年間で移民の多さが第三位とまでになった。わずかに武漢ウイルス対策の一貫として病気を理由に追い返していた違法移民も、CDCの方針変更で追い出せなくなるという散々たる状況と化している。

CDCのタイトル42という規制は、感染病などの蔓延を防ぐために、難民申請の手続きを行わないまま国境から追い返してもよいというもので、この規制の元、170万人の移民が追い返されていた。しかし、武漢ウイルスはもう終息したということで、CDCはこの規制を解除する意図を発表したのだ。

ただでさえがばがばな国境は、このタイトル42解除でさらにがばがばになってしまう。それで国境沿いの州であるテキサスでは、知事が連邦政府のこの無責任な移民対策に反発して、テキサス州に放たれた違法移民たちを首都に送り込むという作戦にでたのである。

バイデン爺さん、あんたが招き入れたんだから、あんたがなんとかしてよね、と言う具合だ。

TDEMによれば、この政策はすでに効果を上げているという。アボット知事に助けを求めたリオグランデバレーからテレル郡の住民は連邦政府による違法移民の解放が止まったと報告している。TDEMは違法移民が解放された国境付近の地域にバスを送り込み違法移民と確認された人々がバスに乗せられた。これらのバスは一台40人を収容することができるという。

しかし移民問題は連邦政府の管轄であるため、国境州の知事といえども違法移民を買ってに輸送することは憲法違反である。2012年のオバマ政権の頃アリゾナ州でも同じことをやろうとして法廷で負けた例がある。

しかしアボット知事は、連邦政府が責任ある政策を取っていないことがこの現状を招いているのだと主張。

「テキサスは、バイデン大統領の無頓着なリーダーシップではなく、もっと国境警備に関する積極的で計画性のある政策を要求する。「連邦政府がかつて地元の安全を保っていた常識ある方針から後退するにつれ、我々の地元警察が乗り出して危険な犯罪者や麻薬密売人や違法麻薬などの流入から一つ星州(テキサス州の愛称)を守っているのだ。」

テキサス州が行っている国境警備はこれだけではない。連邦政府がメキシコから入ってくる違法移民や麻薬流入の検査を全く行っていないため、テキサス州は独自にメキシコから入国するトラック内部を事細かに検査し始めた。おかげで国境につづくメキシコの道路で何十キロにも及ぶ大渋滞が起きている。

これに関してホワイトハウスのジェン・サキ報道官はアボット知事を痛烈に批判し次のように語った。

テキサスとメキシコの国境でアボット知事が行っている不必要で重複した検査により、食品や自動車の部品などの供給が著しく滞っており、産業や仕事に多大なる悪影響を及ぼして、それがテキサスや国中の家計に大きな負担をかけている。

あ~、まるで効果ないワクチンパスポートをトラック運転手たちに課して、カナダとアメリカの流通を停滞させた政権が何を言ってんでしょうかねえ。

だいたいテキサスが厳しい検査をしなければならないのは、連邦政府がメキシコからの多々の違法薬物や密輸製品の規制を行っていないことが原因ではないか。連邦政府がやらないことを国境州のテキサスがやらざる負えない状況になっているのだ。自分らの職務怠慢を棚にあげてよくもまあテキサスを責めたりできるものだ。


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ジェンダーフリーからトランスジェンダーへ、ゲイからクィアへ、文明社会を破壊する危険な思想

日本では同性結婚などというものは起こりえないとみなさんがお考えなら、甘い、と申し上げる。(略)男女共同参画の基盤となっているジェンダーフリーという性別解消の思想が横行すれば、それが必然的に同性結婚へと結びつくことは目に見えている。性に違いがないなら同性同士の結婚になんの問題があるというのだ、という理屈になるからだ。ー 苺畑カカシ(2008年3月8日、「ジェンダーフリーは自由社会を破壊する」より)

上記はアメリカでまだ同性婚が合法となっていなかった頃に、同性婚を反対する意味で書いたものだ。私は当時、同性婚を受け入れたら、別の形の結婚も受け入れざる負えなくなり、いずれ文明社会の基盤となっている一夫一婦制の結婚制度が破壊されて文明社会の破壊をもたらすと考えていた。しかし私の理論は話が逆さまだった。「ジェンダーフリーという性別解消の思想」が同性婚をもたらすのではなく、同性婚が合法化されたことによってジェンダーフリーという性別解消思想が正当化されたのである。

人間は歴史を通じて結婚は子孫を残すための男女の結合であると考えて来た。文化によって結婚の形は必ずしも一夫一婦制ではなかったが、それでも子孫繁栄のために男女には子育てに置いて全く違う役割が課されていた。なぜなら男女の差は単なる肉体的なことだけではなく、その特性によって子育てにもたらす貢献が全く違っており、健康な子供の成育には男女双方の力が必要であると、どんな社会も理解していたからだ。

同性婚では親が二人いても、どちらの貢献も同じであり、異性親のもたらすもうひとつの要素が欠けてしまう。同性愛者によって育てられた子供の特徴が片親で育った子供のそれに似ているというのも非常に納得のいく現象である。両親というのは二人いればいいというものではないのだ。

しかし同性婚は法廷によって国民の意思を無視して認められてしまった。それによって男でも女でも親としての役割は同じであり男女には性差はないという意味となり、男/女の出来ることは女/男にも出来る、であるから男は女に女は男に性転換することが出来るのだという思想へと繋がってしまったのだ。

我々はえてしてLGBT活動家の目的は同性婚の合法化であると考えがちだが、実はそれは違う。同性婚は単なる布石であり、本当の目的は全く別なところにある。

最近地方自治体で次々に発案されているパートナーシップ制度を例に考えてみたい。こちらは多摩市の例だ。強調はカカシ。

パートナーシップ制度とは

パートナーシップ制度は、戸籍上同性であることなどを理由に入籍することができない2人が、市に対してパートナーシップ関係にあることを宣誓する制度です。市はその思いを受け止め、「パートナーシップ宣誓書受領証」と「パートナーシップ宣誓書受領証カード」を交付します。

この制度に法的拘束力はありませんが、広く制度の趣旨をご理解いただき、多様な性的指向・性自認に対する理解が進むことで、将来的に婚姻と同等のサービスを受けられるようになることが期待されます。

この「戸籍上同性であることなど」という言葉がどうもひっかかる。同性である以外のどんなカップルを想定しているのだ?

実はそれがLGBTQ+である。

LGBTQ+(エルジービーティーキュープラス)とは

LGBTQ+は、L(レズビアン)・G(ゲイ)・B(バイセクシュアル)・T(トランスジェンダー)・Q(クエスチョニングまたはクィア)の頭文字と、「+(プラス)」(それらに当てはまらない多様な性)を組み合わせたもので、多様な性のあり方を表す言葉として日本のみならず世界各国で広く使われています。

そしてLGBTQ+の解説はこちら。

レズビアン  同性を好きになる女性
 ゲイ 同性を好きになる男性
 バイセクシュアル 同性も異性も恋愛対象になる人
 トランスジェンダー 出生時に登録された性別に違和感のある人
クエスチョニング(クィア) 自分は何者なのかわからない、決めたくない人
 +(プラス) 定義しきれない多様な性

読者諸氏もおかしいと思われると思うが、パートナーシップとは合法に結婚出来ない人たちが、行政上合法なカップルとして扱われるための制度のはずだ。現在日本の法律では血縁関係の薄い大人の男女以外の結婚は認められていないので、この制度で利益を受けるのは戸籍上同性同士のカップルのみのはずだ。なぜその制度にTQ+の人たちが含まれるのだろうか?

普通に考えて自分が自分をどちらの性だと思っていようと、身体的な異性と結婚したいと思っているなら別にパートナーシップなど起用しなくても普通に結婚すればいいだけの話だ。戸籍を変えない以上、戸籍上の男性が戸籍上の女性と結婚することは全く問題ない。自分の性別が何か解らない人なども、相手が戸籍上同性でない限り特にこの制度から得られるものはない。

ゲイ評論家の松浦大悟氏によると、東京都がパートナーシップを発案する以前に行った同性愛者を対象とした世論調査において、同性愛者であることで困難な体験したと応えた人は全体の7割で、残りの三割も子供の頃にいじめられた程度の体験だった。自治体ですでに同じような制度のあるところに住む人でも8割が活用しておらず、まるで必要性を感じないと応えたという。

こうした制度を施行する自治体が意見を聞く当事者というのは左翼活動家ばかりであり、一般の当事者の声などまるで反映されていないと松浦氏は言う。では一体活動家たちの目的は何なのか?

松浦氏がいうに、戸籍上男女のカップルでも、どちらかが性自認は異性だとして、同性カップルとしてパートナー制度を利用すれば、「男」が出産したり「女」が子供をはらませるといったことが起きかねない。そうしたら自治体は彼らの性別自認を認めることになりはしないか。

同性パートナーシップ制度はそれだけでは終わらない。アメリカの例を見ればわかる通り、この制度は同性婚への第一段階に過ぎないのだ。すでに日本では同性婚合法化への訴訟が起きているが、パートナーシップ制度が全国に広がれば、すでに事実上同性カップルは社会に認められているという既成事実をつくることになる。

そして本当は異性カップルなのに、同性カップルとして登録しているからという理由で、戸籍の性別も変えられるべきだと言い出す人も出てくるだろう。そうやって既存の特例法も全く意味のないものと化してしまうのだ。

松浦氏によれば、同性婚もパートナシップ制度も同性愛者の間ではまるで人気がない。実際に求めているひとたちは同性愛者たちではなく、LGBTQ+活動家たちだけなのだ。

Qはクエッションマークを意味しない

ところで多摩市によるQの説明だが、Qは「クエスチョニング」という解釈は正しくない。このQは「クィア」のことであり「自分は何者なのかわからない、決めたくない人」などという無難な人々をさすのではない。

ではクィアとは何ぞやという話になる。

実は私は2008年にこの質問を投げかけている。何故かと言うと、当時フェミニズムについて議論していた小山エミが自分のことをクィアだと言っていたからだ。変態たちが押し進めるジェンダーフリーという神話 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)

英語でいうQueerとは形容詞で使われる場合は「一風変わった、おかしな」という意味になるが、それが名詞として使われると「一風変わった人」というよりも「変態」という意味になる。昔の人は同性愛者は変態だと思っていたので、それがだんだんと同性愛者への侮蔑語へと変わった。そして同性愛者を迫害していたイギリスなどでは、ちょっと女々しいと思われる男性を「クィア」といって罵倒し暴力を振るったりすることが結構おきていた。だから中高年以上の同性愛者たちは活動家が自分らを指してクィアと言う呼び名を使うのを嫌がる傾向があるのだ。

そういう背景があるので、小山エミが実は自称女の男だということを知らなかった私は、女性であるエミがクィアだというならレズビアンを指すのだろうと非常にナイーブな解釈をしていた。しかし小山エミはクィア=同性愛者という意味ではないと断言したため私は非常に混乱したのである。

ではいったいクィアとはどんな人たちなのか?

2008年に小山エミから「読め!」と勧められたクィアースタディー入門から読んでみよう。強調はカカシ

クィアをとてもうまく説明したものに、“Anything that is not straight(ストレートでない者はすべてクィア)”という表現がある。ストレートは、「真っすぐ、まっとうな」の意。とすると、クィアは「まっとうではない」ので、そういう意味では「変態」という日本語がいちばん近い。

つまり、クィアとは、自分はまっとうなものとは違う、という差異を示す言葉であって、どう違うかを示す言葉ではない。違いの内容に言及すると、なにがまっとうかを認めてしまうことになるから。中身の違いを言わずにただ「違う」とだけ主張するのがクィアだから、究極的には態度の問題であるといえる。クィアとは、「自分たちはまっとうじゃないよ」という態度のこと。…

したがって、クィアとは特定のグループを指す言葉ではない。ましてや、同性愛者やバイセクシュアル、トランスジェンダーやトランスセクシュアルを指す用語でもない。原理上は、「自分はまっとうじゃない」と言えばだれでもクィア。なにがまっとうかまっとうじゃないかは決めない。そんな線引きはせずに、みんな変態でいいじゃないか、という感じ。だから、クィアとはある意味、非限定的な言葉。いろんなものを含む包括的な用語概念。ーーーミヤマアキラ著クィア・スタディ入門(2)より

昔からこの手の人たちは「自分は○○ではない」とは言うが、じゃあ自分は何なのかという質問には絶対に答えずに、こうやってはぐらかすのが得意だ。しかし何が「まっとう」な状態かを定義したら、それがまっとうだと認めることになるから出来ないなんて、いったいどういう屁理屈なんだ?

ただここで解ることはクィアと自認する人たちはLGBTですら「まっとうな人たち」だと思っているほどの変態なのだということだ。今自分らのことをクィアと呼んでいる人たちを観察してみれば良く分かる。

TikTokなどで髪の毛を紫やピンクに染めて顔にピアスをいくつもつけて体中入れ墨してる男か女か解らない人たちが、幼児に極端な性嗜好を植え付ける洗脳を行っていることを観てほしい。つまり、クィアとは文字通り変態を指すのだ。彼らは幼児性愛含む非常に危険な性嗜好をもった人々であり、自分のことをクィアだなどと呼ぶ人には容易に近づいてはいけない。ましてや子供を近づけたりしてはいけないのだ。

日本のLGBT活動家たちが訳の分からない横文字を並べて、もっともらしい議論を展開するときは、我々一般人は非常に警戒して対応する必要がある。彼らは我々が理解できないことを良いことに自分らの非常に悪徳な企みを水面下で進めていこうとしているからだ。意味の分からない頭文字やカタカナ英語は我々を煙に巻く手段なのである。

ジェンダーフリーだのトランスジェンダーだのクィアだのLTBTQ+だのを連発する人に出会ったら、彼らは文明社会を破壊しようとしている奴らなのだということを我々常識人は肝に銘じて挑まなければならない。


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女性を「生理のある人」などと呼ぶな!消されつつある女性の存在

以前に作家のJ.K.ローリング女史が女性の健康に関する記事で「生理のある人」という表現をおちょくって「生理のある人、、確かそういう人を表現する言葉があったわよねえ、なんだったかしら、、」とツイートしたことがあったが、なぜか先日発表されたエリスのコマーシャルを巡って、またぞろその話題が持ち上がった。

このCM事態では明らかなレズカップルが現れて「女の子の日とか呼ばれたくないかな」と言ってる以外には、とりたてて女性のことを「生理のある人」とは言ってない。ただ、コマーシャルのなかで「女性」という言葉は一度も出てこなかった。アメリカではもっとあからさまに生理用カップのコマ―シャルで「生理のある人」という表現が出てきて、何気なく聞き流していて、はっとしたことがある。

当然のことながら多くの女性達が、女性を生理機能で表現するのは侮辱的だ、として怒っている。だが、肯定派の意見は「生理のない女性もいるし、生理のある男性もいるので、これは包括的な表現だ」という。

読書諸氏はもうお分かりだろ思うが、ここでいう「生理のない女性」とは思春期前の少女のことでも閉経後の熟女のことでもない。彼らがさす「生理のない女性」とはトランスジェンダー女性と呼ばれる男たちのことであり、「生理のある男性」とは女性としての生殖機能を保持していながら、自分は男性だと言い張るトランスジェンダー男性と呼ばれる女性達のことである。

人口の1%も占めないこうした人々の感情を気遣うために、人口の50%を占める女性達の意見は無視してもいいというのが、昨今のトランスジェンダーリズムである。

すべての女性に生理はないが、生理のあるすべての人は女性だ。そして、まだ生理のない少女たちも生理が終った熟女たちも、生理のある人たちが女性と呼ばれることに全く異存はない。反対に生理のある女性達のことを「生理のある人」と表現されると、特に私のように閉経した女性達からしたら、自分らは女装男と同じ扱いで、すでに女性とは認められない存在になってしまったのかと非常に嫌な気分になる。

何度も書いているが、トランスジェンダーリズムという概念は女性の存在を抹消する概念だ。たかが言葉使いだから妥協してもいいということではない。私たちはことあるごとに「女性」という言葉を使って行こう。決して活動家達に奪われてはいけない。


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風向きが変わった?トランスジェンダーリズムの狂気から正気を取り戻しつつあるイギリス、その2

数か月前に私は拙ブログでイギリスがトランスジェンダーリズムの狂気から正気をとりもどしつつあるのではないかというエントリーを書いた。今回はその続編。

先日イギリスのボリス・ジョンソン首相がトランス女性は女子競技に出るべきではないいう発言をした。それにこたえるかのようにイギリスのサイクリング協会、ブリティッシュサイクリングがトランス「女性」やノンバイナリを名乗る男子の女子競技参加方針を一時停止する旨を明らかにした。先月男子競技で優勝したエミリー・ブリジスによる女子競技参加資格を巡って、国際サイクリング協会のUnion Cycliste International [UCI]と方針が違っていることが問題視されたためだ。ブリジスが女子競技に参加できるかどうかの決断はまだ下っていないが、BCもUCIも今後トランスジェンダー選手をむやみやたらに迎え入れてはいけないと気が付いたようだ。

今月アメリカの大學水泳競技大会の200メートルで女子競技で優勝したリア・トーマスの件で、世の中の人々は男子が女子競技に参加することの理不尽さを目の当たりにした。トーマスは身長190センチ近く、体型も仕草も声も完全に男だ。彼の場合女性に見せようと言う努力すらしていない。「トランス女性は女性です」を認めることは、こういう男を女性として受け入れるということなのだ。そのことに多くの人がやっと気づいたのではないだろうか?

実は私はトーマスはもしかしたら世の中の人にトランスジェンダーリズムがどれほど狂気じみた概念であるかを知らしめるためにわざとやっているのではないかとさえ考えたことがある。多分彼は単に注目を浴びたいだけの偽女なのだろうが、トーマスやブリジスのおかげで人々が正気に目覚めるというのであれば、それに越したことはない。

ジョンソン首相の発言で、反トランスのフェミニストの間から、J.K.ローリング女史が同じことを言ったら散々叩かれているのに、ジョンソン首相が言ったら「よくぞ言ってくれた」となるのは何故なんだ。やっぱり男が言うと皆いうことをきくのか、と批判の声が聞こえた。

デイリーワイヤーのマット・ウォルシが人気テレビ番組に出演して「女性とはなんぞや?」という質問をして話題になった時も(ウォルシ制作の同名のドキュメンタリー映画は5月に公開予定)、イギリスのフェミニストが私は何年も同じことを言ってきて誰も注目してくれなかったのに、男のウォルシが言ったら一気に注目されるのは何故なんだ、女性差別だ!と息巻いているを聴いた。

しかしフェミニスト諸君、この問題が女性だけの問題だとされている間は何も変わらないのだということに気付くべきだ。フェミニズムが欧米で広く受け入れられない理由はフェミニズムが女性だけの問題だとして男性を敵に回して来たことにある。もしトランスジェンダーリズムによる女性差別から女性の人権を守りたいなら男性を味方につけなければ勝ち目はないのだ。女子トイレに女装男がはいってくるとか、さほど人気のない女子スポーツで女装男子が活躍するとか言ったことだけだったら、多くの男性は、フェミニストとトランスジェンダーの間で解決してくれと思って興味をもたないかもしれない。だから、この問題はトイレやスポーツだけの問題ではない、世の中全体の問題なのだと世の男性達に理解してもらう必要があるのだ。

男子を女子と認めろということは、四角を円と呼べと言うのに等しい。つまり男子は女子ではないという基本的な真実を否定できるのであれば、世の中どんな嘘もまかり通ってしまうことになる。三つしかない電灯を四つあると白状させられるウィンストンのように、トランスジェンダーリズムの最大の問題は、すべて偽りを基盤にしているということなのだ。

一方アメリカでは、現在共和党が多数議席を握る12の州で男子学生の女子競技参加を禁じており、ルイジアナを含む複数の州で同じような法律が提案されている。共和党を含む数人の知事が署名を拒否しているが、議会の三分の二を占める票が集まれば知事の拒否権を覆すことが可能なので、これらの州でもいずれは法案は通るものと思われる。

またテキサスを含む12以上の州で先日フロリダで通った「反子供手懐け法」が提案されている。これはLGBT活動家の間で「ゲイと言ってはいけない法」といって忌み嫌われている法律である。前回も紹介したが、これは幼稚園を含む幼い子供達に性行為や性自認に関する教育をして子供を洗脳するのを禁じる法律である。

遅ればせながら、イギリスもアメリカも正気を取り戻しつつあるようだ。まだまだ足並みは遅いが、、


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フロリダの「反子供手懐け法」で明るみに出た教師たちの変態ぶり

先日フロリダで知事が署名し晴れて法律となった「教育における保護者の権利法(下院法案1557)」のことが、法律反対派の間では「ゲイと言ってはいけない法」などと誤解を生む解釈で呼ばれていることは先日拙ブログでご紹介した。この誤解を招く悪質な呼び名に対抗すべく法律奨励派の保守派たちの間ではこの法律を「反子供手懐け法”Anti Grooming Bill”」と呼ぶようになり、その呼び方が反対派の神経を逆なでしているようである。

フロリダのディサントス知事のクリスティーナ・プシャウ報道官はこの法律についてこんなツイートをした。

リベラルによって「ゲイと言ってはいけない」などと誤って呼ばれているこの法律は、正確にいうならば「反手懐け法」と説明されるべきです。この反てなずけ法に反対する人は多分手なずけ者か、でなければ4歳から8歳の子どもを手なずけることに反対していない人たちです。沈黙は同意ですよね、民主党の皆さん。私が作った規則ではありません。

私は”grooming”のことを「手懐けること」と訳しているが、この場合の手懐けには「性的に」という意味あいが含まれる。つまり子供が幼いうちから大人たちの性的対象となることへの訓練という意味で使われている。

この表現に怒ったのがLGBTQ+αの活動家達である。今後省略してLGBTと呼ばせてもらうが、彼らは自分らがあたかも小児性愛者であるかのように呼ばれたことに激しい怒りを感じているらしい。こちらアトランティックの記事から読んでみよう。著者はコナー・フリーダードーフ(Conor Friedersdorf)例によって意訳なので細かいことはいいっこなし。

右翼はこの法律に反対する人が皆、子供に性的に過激な内容のものを見せて虐待に備えようとしているかのように言う。小児性愛の秘密組織が主流になったかのような、まるでQアノンの陰謀論だ。ーミッシェル・ゴールドバーク。

保守派とは名ばかりのリベラル評論家デイビッド・フレンチも「グルーマー(手懐け者)」という言葉使いはQアノン陰謀論もどきであると批判。

同記事の著者フリーダードーフは、もしディサンティスが学校で行われている教育が幼年児にふさわしくないと言いたのであればそう言えばいいのであって、あたかも教育者たちが小児性愛犯罪者であるかのような表現は議論として適切ではないと言う。

ハッ!

この法律を、文章のどこにも書かれていない「ゲイと言ってはいけない法」などと表現し、反LGBT法だと大騒ぎしてる連中がグルーマーと言われて傷ついただあ?知るかそんなもん!子供たちの安否を気遣って教育委員会で意見を述べる親たちをテロリスト扱いしていたお前たちにそんなことを言う権利はない。グルーマーと呼ばれたくなければ、自分らはそんなものではないと、はっきり根拠を示して反論してはどうなのだ?

反対派にとって問題なのは、反対派がこの法律に反対すればするほどLGBTの本音があちこちから燻りだされていることだ。

例えばこの法案に公式に抗議したディズニーだが、この間紹介したディズニーの重役会議ビデオで、一人の女性プロデューサーは、ディズニーの上部は彼女がもつ「およそ秘密とは言えない私のゲイアジェンダ」を全面的に受け入れてくれたと発言していたり、もう一人の女性重役は自分の二人の子どものうち一人はトランスジェンダーでありもう一人はパンセクシュアルだと公言し、ディズニー映画やテレビ番組のキャラクターをもっとLGBTにしなければならないと語ったりしていた。

実はついさっき知ったのだが、AMZEと呼ばれる幼児を対象にポルノ教材を作っている会社がある。さっきちらっと観たのだが、子供を対象にセックスや性自認といった、とても子供には適さないボルノ漫画を作成してることが解った。しかもこうしたビデオが学校などで「教材」として使われているというのだから驚く。実はこの会社はすでに日本ではピルコンと呼ばれていて、その内容を日本語で拡散している。ユーチューブのリンクはこちら

フロリダの反子供手懐け法が通ってから、TikTokなどで髪の毛紫顔中ピアスで入れ墨の男だか女だかわからない(自分自身も解ってないらしい)人たちが、今後ジェンダーやセックスについて子供たちと話合えない、トランスキッズが守れないなどといって続々辞任している。

非常に良いことだ!

クラスルームはセックスだの性自認だのといった話をするところではない。教師の私生活など子供たちは知らなくていい。それにしてもこうやって見ていると、この法律が出来たのは遅すぎるくらいだし、小学校三年までなどと言わずに高校生まで適用してもらいたい。

ともかくこれ以上変態教師を子供たちに近づけてはいけない。

下記は三歳児に性自認教育をすべきという教師のTikTok動画。


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どんな些細な違いも許さないトランス活動家の不寛容, それに驚くナイーブなフェミニスト学者

なぜか私のツイッターフィードに上がってきた*千田有紀という人のツイートが面白かったので、今日は彼女の身に降りかかった火の粉についてちょっとお話してみたい。彼女についてウィキによると、、

*(せんだ ゆき、1968年12月- )は、日本の社会学者、武蔵大学社会学部教授。専門は家族社会学、ジェンダー論、フェミニズム論。
日本のフェミニスト、上野千鶴子の弟子 。大阪府生まれ。

だそうなので、完全な左翼フェミニストと考えられる。どうしてこんな人のツイートが私のフィードに上がってきたのか不思議だったのだが、どうやらトランスジェンダーに関して彼女が発した何気ないツイートが反トランスだとして炎上してしまったというのが理由らしい。ツイッターのアルゴリズムは私が話題にしていることを見張っていて興味がありそうだと思うテーマのツイートを紹介するようだ。

さて、では千田さんの炎上したとされるツイートの内容はというと、、

トランス問題はかなり複雑で、マイノリティ動詞が対立させられてしまう構造に、観ていて胸が痛いですね。

というもの。これの何が問題なのか。彼女がリンクした少年ブレンダという人のNoteにその理由が記載されていた。

実は前段階で千田さんは「性同一性障害のMtF」を自称するアカウントから「漫湖臭い」と中傷を受けていて、「マイノリティ同士の対立」とはその流れの中でぽろっと言ってしまった言葉です。

つまり千田さんとしてはトランス女性を差別したくない、擁護したい、それなのに酷い攻撃を当事者から受ける。これでは擁護したくても出来ない。2chなどで定着した女性に対する「性器呼び」は性差別であり、それは社会構造に問題がある。この性差別を生むシステムによって「シス女性」と「トランス女性」は対立させられているのだ!それが私には悲しい…と、流れから言うとそういうことなのです。まあ、分かり易いですね。

この少年ブレンダというのは悪名高い男性から女性へのトランスジェンダー活動家で、私はとっくの昔にブロックされている。

千田は自分は「トランスジェンダーは女性でないなどとは言ってない。トランス女性は女子トイレに入るなとも言ってない」それなのに何故攻撃されるのか理解できないと言っている。

ブレンダは千田が攻撃される理由をこう説明している。強調は原文のまま。

しかし「女性は男性から性暴力を受ける、そのことで被害者もいる。私も被害を受けた」だから「トランス女性を差別したくないけど排除しなければならない」というのは、TERFsの人たちがよく使うヘイトスピーチの「テンプレ」なのです。(略)

「トランス女性」と「シス女性」を分けてはいけない時、排除して議論してはならない、という時があるのです。それはどんな時でしょうか。(略)

千田さんは明らかに「性暴力」を前提に「トランス女性」と「シス女性」を分けているのです。ここが第一のポイントです。

・千田さんは、「性暴力」を前提にした時「トランス女性」と「シス女性」を分けて考えている。

そして「対立させられてしまう社会構造がある」「それは性差別のせいだ」というわけですが、その説明がなぜ批判されるのかは「判らない」のです。これが第二のポイントです。(略)

しかし、我々「トランス女性」から見ると「現実にはあり得ない事を言っている」のです。

なぜならば、「トランス女性」が受ける「性暴力」というのは、「トランス女性」が「女性だと見なされるから受ける暴力」だからです。

ここで言う「トランス女性」とは「女性として暮らしている人」です。

要するに千田が自分が性被害に遭った体験から言って、「シス女性」の体験と「トランス女性」の体験は違うはずだと言ったことが「トランス女性」たちの勘に触ったというわけである。

実は私は千田がトランス活動家たちの反応に驚いているということ自体に驚いている。千田は昔気質のフェミニストで専門は家族社会学、ジェンダー論、フェミニズム論」でしかも上野千鶴子の弟子だという。そんな人がフェミニズムを長年かけて乗っ取ろうとしてきた(もしくはすでに乗っ取ってしまった)トランス活動家たちについて何も知らなかったというのは、あまりにも無知すぎないか?はっきり言ってジェンダー専門の学者としては完全に失格だ。

だいたいトランス活動家の使う「シス女性」などという言葉を受け入れてしまった時点ですでに千田の宿命は決まっていた。シス女性など存在しない。なぜならトランス「女性」は男性の一種であり、女性ではないからだ。女性の表現は女性性器でもなければ生理だの子宮だのを出産といった女性の身体の機能で表されるべきではない。女性のことをいいたいなら単に女性と言えばいいのである。

千田の間違いは自分が左翼でトランスにも理解を示して来たので批判からは免疫があるという甘い考えを持っていたことだ。左翼フェミニストとして神格化されていたJ.K.ローリング女史が、女性の安全を自称女の男性から守らなければならないと言った途端に袋叩きにあった事実を知らなかったのだろうか?

ところでブレンダは千田の言っていることがTERFの使うヘイトスピーチのテンプレだと言い張るが、反TRAの人々が自称女の性犯罪について議論していることに対して、きちんとした反論をしていない。批評家の言うことに対してターフだのヘイトだのと言い続けることは何の反論にもなっていない。

ブレンダはトランス女性による女性への加害は「現実にはあり得ない事」だと言っているが、拙ブログで何度も紹介したように、ブレンダのいう「女性として暮らしている人」による女性への性加害は諸外国では頻発している。いや、それをいうなら日本でも自称女性の女装男達による痴漢行為は後を絶たない。その事実について何の反論もせずに、そんなことはあり得ないといくら繰り返してみても、なかったことには出来ない。

また、「『トランス女性』が受ける『性暴力』というのは、『トランス女』が『女性だと見なされる』から受ける暴力』」というのも正しくない。

先ず私はトランス「女性」が受けているという性暴力というのが現実にあるのかどうかさえ疑わしいと思っている。しかしよしんばそういうことがあったとしても、トランス「女性」は性適合手術を受けていようがいまいが男性としての筋力は失っていない。であるから、たとえ女性と間違えられて暴行を受けたとしても、同体格の男性からの脅威は女性が瀕する脅威とは全く違うのである。

ブレンダが外見からどんなふうに見えるのか私は知らない。もしかしたら彼はいわゆる女性として通用する人なのかもしれない。しかし世の中には自称女でもどうみても男に見える女装男がいくらでもいる。そうした人たちが女子トイレだの女湯などに堂々と入ってきたら、普通の女性なら誰でも脅威を感じるはずである。その脅威を理解できないということが、ブレンダが女性ではないことの証拠だ。

もし千田が本気でトランスジェンダリズムを理解したいと思っているのなら、今回のこの教訓を生かし、トランス活動家たちが如何に不寛容で暴力的であるかを学ぶことだろう。


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ディズニーの重役会議内容が漏洩、今後登場人物の半分以上をLGBT+αと少数人種にする方針を話し合う

最近見始めたスタートレックの新しい番組ディスカバリー。主役の黒人女性はじめ主要な登場人物の半分以上が黒人か女性かその両方。唯一の白人男性はゲイで恋人はもちろん、そうその通り黒人。スタートレックなので異星人も登場するが、なぜかボルカンもロミュランもクリンゴンでさえも、人間と同じく白人や黒人が居て、人種の違いの方が異星人としての違いより目立ってしまうと言う不思議な設定だ。

このように、やたら黒人や他の有色人種が出てくるのはテレビ番組に限らない。コマーシャルでもそうだ。苺畑家にはテレビがないので普通にテレビのコマーシャルを見る機会はないのだが、それでもユーチューブを観ていると時々出てくるコマーシャルを観ることはある。それで最近気が付いたのは、コマーシャルにやたら黒人やラティーノや東洋人がでてくることや、意味もなくトランスジェンダーだのゲイやレズのカップルが出てくることだ。そしてとんと見かけないのが普通の白人の俳優。特にお父さんとお母さんがそろった健全な白人家族の描写は皆無である。

いくら最近は人口配分で少数民族の割が増えているとはいっても、白人は未だ多数派である。それなのに人口の10%も占めない黒人がコマーシャルの50%以上を占めるのはどう考えても不自然だ。

私は白人ではないが、アメリカの娯楽番組の登場人物がほぼ全員白人でも全く違和感を覚えない。自分と同じような顔の人間が登場しないからと言って傷つくこともない。いやむしろ半数以上黒人とか意味もなく東洋人が出てきてカンフーやったりする方が違和感を覚える。

なんでこんな話をしたのかというと、じつは先日、ディズニーの重役ズーム会議の内容が何故か漏洩してしまった。その中で重役たちは、今後どれだけディズニー映画の内容をWOKEにしていくかという話しあいをしていた。

ディズニーの重役にはLGBT活動家がかなり多いらしく、一人の女性は自分の二人の子どもはトランスとパンセクシュアルだとか自慢げに言っていた。彼女の年齢から言って子供はまだ小さいはず。そんなことどもが自分からトランスだのパンセクシュアルだの言い出すわけはないので、明らかに自分で子供を洗脳しているのだろう。

最近になってディズニー映画にはLGBTの登場人物がやたら登場するようになったが、それでも彼らに言わせるとまだ少なすぎるという。LGBTのキャラはどちらかというとわき役が多く、主人公ではない。もっとLGBTキャラを主要な役で登場させるべきだと話し合われていた。それで今後ディズニーの作品では登場人物の半分以上をLGBT+αと少数人種で埋めることで意見が一致した。

すでに「淑女紳士の皆さま、お嬢ちゃん、お坊ちゃん」という挨拶で始まるディズニーランドの乗り物や催しも、「皆さんこんにちは」というような中性的な挨拶に変わったそうだ。

私とミスター苺は若い頃ディズニーランドの一年中使える定期を毎年買っていた。近所に住んでいたこともあるが、休日など朝早く混まないうちに行って、すべての乗り物を乗り回し、お昼ご飯を食べて帰るということを結構何度もやった。しかし近年入場料が馬鹿高くなり、毎年の会員更新は難しくなり、年に一回でも行かれないくらいになっていた。それでディズニーに関してはもう10年以上前にフロリダのディズニーワールドへ行ったのが最後である。

機会があればまた行きたいと思っていたが、こういう話を聞いてしまうと、もうディズニーランドにも行きたくないし、ディズニーの映画もテレビ番組も一切見る気がしない。子供を相手に商品を作っている会社が、子供を性的に見るような作品をたくさん作るのは問題ではないのか?

保守派の間ではGet WOKE, go brokeと言うのが定説になっている。あまりにもポリコレが過ぎるのは商売に良くないという意味である。


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着々と進む、女装男による女子スポーツ乗っ取り作戦、イギリスの状況から考える

アメリカでは、大學水泳競技女子200メートルで優勝した女装男リア・トーマスが話題になっているが、実はイギリスでは続々とトランスジェンダーを名乗る女装男たちが女子スポーツを侵略しつつある。先日もこんな記事を目にした。

身長180センチ、元男子サッカー選手、イギリスの女子サッカーチームに入部が認められる。ブレア・ハミルトン(32歳)はタビストック・トランスジェンダー・アスレチック調査団の調査主任で、現在ブライトン大学で博士号取得中。彼は兵ステインングユナイテッドフットボールクラブ(略してUs)の女子チームに参加することになった。タビストックはイギリス政府公認のトランスジェンダークリニックである。

ハミルトンの専門はテスタストロン値と運動能力の関連性に関する調査だ。非常に利害相反だと思うけどね。しかし彼自身が女子チームで目覚ましい活躍をすれば、それはホルモン値を下げても男子の運動能力には効果がないことを証明することになるのでは?

さて、これはほんの一例だが、イギリスではすでにアマチュアの女子競技における女装男の進出で若い女性達がスポーツを諦めているという状況が起きているという。

こちら奥田幸雄さんが紹介してくれてるのでその一部をお借りする。アマチュア女性たちが男性体の相手と対抗させらてスポーツをやめているという記事

女性のスポーツを守ろうという団体、フェアプレイフォーウイメン(FPFW)によると、イギリス各地で女性や少女たちが「トランスジェンダー女性」と対抗させられてスポーツを諦めてしまっているという。すでにエリートスポーツへの女装男の参加は問題になっているが、実はリクリエーションのためのアマチュアの競技でも女装男の侵攻はかなり進んでいる。しかも多くの女性たちは沈黙を守るよう圧力をかけられている。それで男子と競うのが嫌でスポーツを完全に諦めてしまう女性や少女たちが続出しているというのだ。

特に10代の少女たちは所属するクラブにTG女性がいると知ると、更衣室やトイレなどで遭遇することを恐れてスポーツそのものを諦めることが少なくない。

FPFWの調査団は色々な女性達からの証言を集めているが、ロンドンのアマチュアフィールドホッケーリーグのある女子選手は、TG選手をみてその場から立ち去ったと語る。

「その人は身長が190センチはあり、のどぼとけもありました。私がボールに向かう度にTG女性の方がずっと速く、数分後には競技から去りました。私は涙を流しました。女性の相手と対戦するために来たのに、ピッチに男性がいたんです。公平感がないなと思ったんです。 トランスフォビアの烙印を押されたらと思うと、文句も言えません。」

南イングランドのある親とクリケットのコーチは、トランス女性を含むチームと対戦するよう頼まれた12歳の少女たちの安全性を心配しているとFPFWに語っている。 「この少女たち(14歳と16歳)の父親として、道徳的にも身体的にも受け入れがたい、不快で危険なことだと思います」と書いている。

サイクリストのBo Novakは、南西イングランドで参加した女性だけのロードサイクリングセッションで、トランス女性がリーダーを務めていることを知って参加しなくなったと語った。「そのセッションは、女性が引率する少人数制の女性向けレジャーライドと宣伝されていたんです」とBo Novakさんは言う。 「でも、男性の体格の人が、参加するだけでなく、グループを率いていたんです。彼は他の人よりずっと強くて、スピードも出るんです。」

また、高齢で運動能力の低い選手が参加する、走ることを禁止された女子「歩くサッカー」クラブのメンバーも、トランス女性の加入に狼狽したことを明かしている。 ランカシャーのクラブの内部告発者は、「ショックを受けたが、何も言ってはいけないと思った者もいた」と語った。

「その後、クラブを運営するチャリティ団体は、 トランスジェンダーのプレーヤーを受け入れるか、退会するか をグループに告げたのです。」

以前ミスター苺と二人で団体ハイキングに参加したことがある。このハイキングは中高年夫婦向きのもので参加者も50代以上の人ばかり。夫婦対象なので半分が女性だった。ところがこのハイキングを引率していたのが20代の若い男性で、そのペースのあまりの速さに我々女性陣はとても追いつくことができなかった。無論男性達も若くはないのでそれなりに苦労はしていたが、女性達ほどではなかった。せっかく楽しいはずのハイキングがマラソンになってしまい、ちっとも楽しくなかった。もし最初からあんな風になると知っていたら、我々も参加しなかっただろう。

多額の賞金や栄誉のあるエリートスポーツならばともかく、趣味のスポーツをやるのに、たとえ不公平だと思っても参加者は運営側に強いことが言えないというのは理解できる。トランスジェンダー活動家の狙いはそこにあるのだ。

最初から目立つエリートスポーツに侵略しては人々からの反感をすぐに買ってしまう。だが地方のアマチュアスポーツや小さな運動クラブなどでちまちまとTG女性を侵入させていくことで、女子スポーツは徐々に女装男たちに乗っ取られていくようになる。そして時期が熟した頃にエリートスポーツへと侵攻を進めていくのだ。


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ロシアの計画通りに進んでいるロシア軍ウクライナ侵攻

先日私はロシアのキエフ撤退はロシア軍の当初の計画通りなのだと言う話をご紹介した。その続編を先日ご紹介した西田さんが書いてくださっているのでまたまた引用させてもらう。

先ずロシアは何故ウクライナ侵攻を実行したのか。ロシアは当初から停戦のための六つの条件を明確に宣言している。

  1. ウクライナがNATOに入らないことを保証、
  2. 非軍事化
  3. クリミアをロシア領と認める
  4. ドンバス地域の2国(ドネツク、ルガンスク)を独立国として認める
  5. 政権からネオナチの追放
  6. ロシア語を第2公用語に戻す

もともとロシアの軍事目的は、東部のドンバスの制圧「解放」のはずだった。ところがロシアはウクライナ各地を攻撃しキエフに向かって進軍した。これによって西側諜報はロシアの目的はウクライナ全土の支配だとかゼレンスキー暗殺だとか憶測していた。だが実は先日TillyBさんもおっしゃっていたように、キエフ進軍はウクライナ軍を足止めしておくためのおとり作戦だったと考えた方が納得がいく。

ロシアはドンバスに進軍したいが、直接ドンバスまで行くとなると道々ウクライナ軍の抵抗にあう。ロシア軍全体はウクライナ軍より規模は大きいがウクライナに侵攻した軍は20万人で、ウクライナ軍の60万よりは圧倒的に規模が小さい。能率的にドンパスを攻めるにはどうしたらいいのか?

さてここでドンパスがどの地域を指すのか地図をみてみよう。濃い黄色の部分のルガンスク州(Luhansk)とドネツク州(Donetsk)を合わせてドンパス地域と呼ばれる。

See the source image

南部のクリミアはロシアの勢力下にあるため、そこから北上は可能だが、物資の補給をするためには途中のマリウポリ(Mariupol)を陥落する必要がある。そこでロシアが出た作戦とは、、

ロシア軍は ウクライナ軍の主力を首都キエフや北部、東部、南部のそれぞれの都市に閉じ込め、ドンバスにいる最大規模のウクライナ軍を支援できなくする という戦術をとりました。

まず開戦早々、ウクライナ国内の補給線、制空権、コミュニケーション、長距離ミサイル網などを破壊 結果、ウクライナ軍はそれぞれの軍隊の間のコーディネートができなくなった。 3月27日の時点では 529のタンク、1177の軍備装甲車、160のコマンド・通信用のレーダーが破壊、 空軍と海軍消滅そしてそれぞれの地域での作戦が始まる。 北部: キエフをロシア軍で囲い込むことで、ウクライナ軍は首都防衛のために動けなくなった。 赤:ロシア軍支配 青:ウクライナ軍抵抗エリア

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以前に私はロシア軍が誤ってウクライナのインフラを破壊しすぎて、ウクライナのセルタワーなども破壊してしまい、自国軍内の通信が滞っているという話をしたが、その時よもぎねこさんが、ロシアが誤ってセルタワーを破壊したとは考えにくい。ウクライナのインフラ破壊は故意にやったことではないかとおっしゃっていた。西田さんの話を読んでいると、よもさんは正しかったことが解る。ロシアの作戦は最初からドンパスに居るウクライナ軍を孤立させることにあったのだ。

なぜロシアがこれだけの損傷を受けても撤退しないのか。それは犠牲は多いとはいえロシアは当初の目的を達成しつつあるからなのだ。すでにクリミアはほぼロシア管轄下にあるし、ドンパス地域の陥落も時間の問題。となるとロシアが提示した条件の一番大事な3と4がうまく行っていることになる。

交渉は弱い立場からより強い立場からする方がいいに決まっているが、ロシアはこの戦争に負けているどころか勝っているわけなので、今すぐ停戦する意味は全くないのだ。ウクライナが折れなければ停戦の希望は全くもてない。

西側のメディアの情報だけ読んでいると、ロシアのウクライナ侵攻は負け戦だという印象を受けるが、ここが我々西側の人間と東側の人間の考え方の違いがあると思う。つまり、最近の西側諸国の考えは軍の消耗に関して物凄いアレルギーがあるということ。

10年戦ったイラク・アフガニスタン戦争を合わせても米軍の戦死者数は8000人程度だった。イラク戦争が始まった当初、戦死者の数がまだ1000人足らずだった頃に、毎日のように戦死者が~、戦死者が~と反戦メディアががなりたてていたのをみて、それまでの戦争に比べたら、この程度の戦死者は非常に少ないと私は思ったものだ。しかしアメリカ軍は自国の戦死者を極力抑える戦略を取れるようになったせいで、西側諸国は戦争とはそういうものだと思い込んでしまったのだ。だからロシア軍がたった数週間の戦争で15000からの兵士を消耗したとしたら、ロシア軍の士気も衰え撤退するのではないかと勘違いしたのである。

しかしプーチンは、戦争には戦死者がつきものだと腹をくくっている。大量の戦死者が出ても目的を達成することが出来ればそれでいいと思っている。プーチンが冷酷非情な元KGBだからこそ出来る物量作戦なのだ。

西田さんは、ロシアの目的と戦略を理解していれば、一見ロシアが撤退しているかに見える記事も、実はロシアが作戦通り着々と目的に近づいていることが解ると指摘する。ロシアはキエフを落とせないのではない。キエフの陥落はもともと目的ではなかったのである。下記は読売新聞の記事より。強調はカカシ。

ロシア、キーウ近郊の空港から撤退…ウクライナ軍前進「30か所が管理下に戻った」2022/04/03 00:45

 【ジュネーブ=森井雄一】ロシアによるウクライナ侵攻で、米CNNは1日、露軍が首都キーウ(キエフ)近郊のアントノフ国際空港から撤退したと報じた。英国防省の2日の発表によると、キーウ周辺では露軍の撤退に伴い、ウクライナ軍が前進を続けている。一方、露軍は、軍事作戦の重心を移すと表明した東部や南部で支配地域の拡大に向け、ミサイルなどでの攻撃を強めている。ウクライナ東部のハルキウ近郊で、ロシア軍の砲撃により炎上するガス輸送管(3月31日、ロイター)

 アントノフ国際空港は、2月24日の侵攻開始直後から露軍が制圧していた。CNNは、米宇宙企業が3月31日に撮影した衛星写真と米国防総省関係者の分析を基に、空港に駐留していた露軍の軍用車両などが姿を消したと報じた。

 ウクライナ軍参謀本部は1日、キーウ周辺などの約30か所の地区が、露軍の撤退を受けてウクライナ側の管理下に戻ったと発表した。空港の南にあるブチャの市長は1日、「市が露軍から解放された」と明らかにした。

 一方、東部では露軍の攻勢が強まっている。ウクライナ軍は1日、東部ハルキウ(ハリコフ)州で輸送の拠点となっているイジュームを露軍が占領したと認めた。露国防省は、東部の複数の軍用飛行場をミサイルで攻撃したと発表した。

 南部オデーサ(オデッサ)では1日、ロシアが併合したクリミアから発射されたミサイルが着弾し、死傷者が出ているという。

 ウクライナ軍は2日、隣国モルドバのウクライナとの国境沿いでロシア系住民らが一方的に独立を宣言している「沿ドニエストル共和国」で、駐留する露軍部隊がウクライナへの攻撃を準備していると指摘した。

 一方、露軍が包囲する南東部マリウポリでは、赤十字国際委員会(ICRC)が住民の退避の支援に向け、2日も引き続き現地入りを試みている。ウクライナ大統領府の高官によると、1日にはマリウポリから独自に住民約3000人が退避したが、約10万人がいまだに取り残されているとされる。

 また、露南西部ベルゴロド州の燃料貯蔵施設がウクライナ軍のヘリコプター2機により空爆されたと露国防省が発表したことについて、ウクライナの国家安全保障国防会議のトップは1日、「事実と全く異なる」と露側の主張を否定した。

なるほど、こうして読んでいくと西田さんやTillyBさんが言っていたことが良く分かる。

ところで西田さんが参照した解説は元アメリカ軍海兵隊のスコット・リッター氏と Gleb Bazov氏とあるが、スコット・リッター氏は聞いたことのある名前だなと思った。確かこの人はイラク戦争中に、イラク大量破壊兵器の国連主任査察官だった人だが、その後にイラクに大量破壊兵器はないと言い出し、アメリカ軍のイラク侵攻に批判的な態度をとるようになっていた。それで当時は「イラクから賄賂でももらったのではないのか、この裏切り者!」と私が勝手に思っていた人である(笑)。

西田さんがロシアの侵攻経過について詳しく説明してくれているので、こちらをご参照のこと


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ロシアへの経済制裁は効き目がない説

バイデン爺が今後食料品不足は避けられないと宣言したので、一か月分くらいの食糧や必需品を揃えておく必要があると思い、主人と二人でスーパーを三軒回って色々なものをかき集めて来た。おかげでもらったばかりのお給料ががた減り!信じられないほどの出費となってしまった。それにあちこち運転して回ったのでガソリン代も馬鹿にならない。このインフレとガソリン高騰、なんとかしてくれ!

しかもバイデン爺はこの間、ガソリンの値段についても、国民がみんなで電気自動車を買えばガソリン代が一家庭平均8000円節約できるとかアホなことを言いだした。バイデンは電気自動車の相場を知らないのか?ガソリン代高騰で苦しむ庶民が一台5万ドル以上する車を簡単に買えると思ってるのか?そのローンの支払いはガソリン代の比ではない!この糞爺は全く庶民のことをなんだと思っているのだ!

何度も書いているが、バイデンがこの不況からアメリカを救おうという気持ちが少しでもあるなら、アメリカは今日からでも変わることができるのだ。だが、バイデンにその気はない。バイデンにとってロシアのウクライナ侵攻は渡りに船である。なぜなら国内における多々の問題をすべてロシアへの経済制裁のせいに出来るからだ。

ところでこのロシアへの経済制裁なのだが、一向に効果が見えてこない。ロシア軍は苦戦していると言われているにも関わらず、ロシア軍がウクライナから撤退する動きは全く見えない。いったいどういうことになっているのか。先日これもツイッターで興味深いことを言ってる人がいたので、そちらを紹介しておこう。はっきり言ってツイッターで情報の宝庫だと思うなあ。

著者はフロリダ住まいの実業家Kan Nishidaさん。彼のスレッドはこちら

「浅はかな人間は運を信じる。賢い人間は因果を信じる。」 ラルフ・ウォルドー・エマーソン ロシアにもっと制裁を!と叫ぶ人達は、 回り回って日本に災難となって帰ってくる これを想像できない、もしくは隠している。 ステップを追って見てみましょう。

ステップ1 – ロシアへの経済制裁

ステップ2- ロシアに住む市民が苦しむ ここまでは誰もが想像できますね。

ただ問題は、この制裁に期待する効果です。 市民による反乱が起きる、プーチンが折れる、クーデターが起きる などを期待しているのでしょう。 しかし。。。

これまで、アメリカによる金融・経済制裁くらって 政権が転覆したというケースはほぼないんです。 例えば、今でも制裁中の キューバ、北朝鮮、シリア、イラン、ベネズエラ 政権転覆しないどころか、むしろ現政権の権力を強め、 独裁傾向をさらに強める。

西田さんは欧米による経済制裁で転覆した政権はほぼないどころか、国民は一眼となって制裁を加えた国を憎むようになるだけで逆効果だと言う。第二次世界大戦前の日本もアメリカからの経済制裁で国民は苦しんだが、その憎しみは日本政府ではなくアメリカに向いたと指摘。

今回の制裁も、プーチンは侵攻を諦めるどころか「交渉上有意になるためにさらに軍事侵攻を拡大させる」だろうとのこと。実際ロシア軍はウクライナから撤退する様子はまるで見えないので西田さんのおっしゃる通りだろう。

またロシアへの経済制裁によって苦しむのはロシア人よりもロシアからのエネルギー輸入に依存している世界中の諸国である。例えばエネルギー生産国でない日本は天然ガスをほぼ100%輸入に頼っており、そのうちの10%がロシアからの輸入である。地方によっては広島などロシアからの天然ガスに5割も依存しているところがあるそうだ。

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天然ガスは電力にも使われている。現在原子力発電を停止している日本では深刻な電力不足が起きている。その10%をロシアから買えないのだとしたらどこから買うのか?中東から買うにしても、ガスが足りない諸外国との取り合いになり、ガス料金はもちろんのこと電気料金の莫大な値上げが予想される。ところどころで定期的な停電も避けられないだろう。

さらに、もっと酷いのは、国民がロシアへの制裁を叫ぶようになると日本がロシアに持つガス、石油の権益を手放すという話になる。 アメリカはエクソンモービルが、イギリスはBPが制裁としてロシアに持つ権益をすでに手放した。 彼らは「日本、お前も手放せ!」とプレッシャーかけてるだろう。

しかし、エネルギーを自給できない日本にはそんなに簡単な話ではない。 そもそも、日本が手放した権益はどこに行くと思いますか?

今から10年ほど前に日本が手放したイランに持っていたアザデガン油田の10%の権益 覚えてますか? あれ、まるっと中国の中国石油天然ガス集団(CNPC)が譲り受けたんです。

諸外国がロシアから輸入しているのはエネルギーだけではない。例えば、農業に欠かせない肥料をアメリカは輸入に頼っているが、そのうちの1割以上をロシアから輸入しているそうだ。この間テレビのニュースで肥料の値段が上がりすぎて非常に困っているという農家の人の話しを聞いたが、そういうことだったのか。

肥料の価格が高騰すれば、必然的に食料の値段が上がる。いまでさえひどいインフレがもっとひどいことになるというわけだ。道理でバイデン爺が食糧危機が迫っていると宣言したわけだ。

また西田さんによると、半導体に使われるネオンガスの65%がモスクワとオデッサ(ウクライナ)で製造されているという。半導体が足りなくなれば自動車のシステムや冷蔵庫や電子レンジなどの家電にも影響が及ぶ。

ロシアがウクライナのオデッサの工場を制覇できたら、そこで作られるネオンガスを経済制裁した欧米に売るだろうか?

西田さんは、欧米は、自分たちの政策がうまくいかないと解った時の軌道修正をしたたかにやると言う。コロナの件でもマスクだのワクチン強制だのうまくいかないと解ると辞めてしまう。ところが日本はそれが下手だという。

日本は軌道修正苦手です、実際マスクとかワクチンとかもまだやっていますね。 欧米では最近原子力が「クリーンエネルギー」になりました しかし、日本はまだ原発反対ですね。 もっと制裁を!と叫ぶ人たちの一番の問題は、 Exitストラテジーがないこと。

期待したことが起きなかったらどうするのか? どれくらいの期間、その「期待」が起きるのを待つのか? 待っている間、どれだけの犠牲を許容するのか、国民に押し付けるのか? 何を基準に、制裁を止めるのか?

こういった事を議論または説明することなしに、 制裁、制裁、と叫ぶのは ワクチン、ワクチン、と叫ぶのといっしょだ どれだけ国民に犠牲が出てても、真実を隠し、見ないふりでズルズル行く。

結局一番とばっちりを食うのは、国民なんです。 コロナのときは、お年寄りのため、コロナ死亡者を無くすために、という誰にも否定しにくい大義名分がまかり通り、 その結果、国民、とくに若い人、子供達の貴重な2年間が失われてしまいました。

今回も、ウクライナに住む市民のため、という感情的な議論の下、 肝心の日本の国民のため、さらに次の世代である子供たちのため、 という視点での議論が全くされていないのが問題であり、心配です。

日本は確かにそうなのかもしれないが、アメリカでもロックダウンが完全に終わるまでには二年近くかかったし、マスクやワクチン強制も止めるまでに二年半もかかった。今のバイデン政権には明確なExit Strategy(出口計画)があるとはとうてい思えない。

物価の高騰で人々は贅沢できず節約するようになるだろう。コロナのおかげで大打撃を受けたレストランや劇場など、さらに追い打ちをかけて打撃を受けるだろう。

昨日も買い物の帰りにちょっとお昼ご飯でも食べて帰ろうと主人と二人で入った日本食レストラン。うな重が一人前で30ドルもした!本当は二人前頼むつもりだったのだが、結局一人前だけうな重にして、もうひとつは半額のラーメンを注文し、うな重は二人で半分づつ食べた。せちがらい世の中である。


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