違法に子供の性転換治療を行っている病院を内部告発した医師が反対に連邦司法局から捜査対象に!

昨日Xでジャーナリストのクリストファー・ルフォが、違法に子供のトランス治療を行っていたテキサスの病院を内部告発した医師のインタビューを行っていたのを聞いた。この医師は当初匿名で病院を告発したのだが、その後連邦政府の司法局から捜査対象になり、弁護士費用やその他で財産を全て使い果たしてしまったという。このままでは刑事事件容疑者として起訴される可能性も出て来たため、思い切って名乗り出ることにしたそうだ。デイリーワイヤーの記事から読んでみる。(A Doctor Blew The Whistle On His Hospital’s Transgender Clinic. Now The Feds Are Trying To Ruin His Life. | The Daily Wire

彼の名前はイーサン・ハイム(Eithan Haim)医師。去年の6月23日、ハイム医師は長い研修医期間を卒業し正式な外科医となる卒業式の日だった。家族も集まっている式場に出かける用意をしていた時、突如ノックの音が。現れたのは保健福祉省の捜査官二人で、彼等はハイム医師は医療記録に関する事件で刑事犯罪の捜査対象になっていると警告した。

ハイム医師には身に覚えのないことではあったが、思い当たることがあった。それはその一か月ほど前、彼は自分の勤めるテキサス州の病院で州法で禁じられている子供の性転換治療が行われていることを内部告発していたからである。

彼はもともとトランスジェンダーに関する政治問題に関わるつもりは毛頭なかった。しかし彼が研修医を務めるBaylor College of Medicine病院で起きていたことを目撃した彼は黙っていることはできないと決心したのだ。

2022年9月、デイリーワイヤーの取材チームがテネシー州のVanderbilit University病院で行われている子供の性転換手術の実態を暴露した時、ハイム医師は自分には関係ないと思っていた。それというのもテキサス州では司法局長が子どもの性転換は児童虐待だという声明文を出しており、彼の勤めるテキサス子供病院も今後断じてそのような治療はしないと公式声明をだし、ジェンダー肯定医療供給を停止すると発表したからである。

しかしその後、彼は同僚の研修医から同病院では秘密裡に子供へのホルモン投与が行われているという事実を知る。表向きはこのような供給は停止されたことになっていたが、裏では続行されているだけでなく、病院の主要プログラムとして奨励されていたというのだ。

「これは大スキャンダルですよね?」と彼は言った。「医師として、医師として、このことを世間に公表するのが私の責任だ。私がしなければ、この虐待は続くことになる。私の子供たちのような未来の世代は、私が何かをするチャンスがあったかのに沈黙を守る決意をしたと知ったら、決して私を許すことはできないだろうと思いました。」

そして医師はこのようなことに対しては、彼のような普通の医師が声をあげなければならないのだと決心した。

彼の告発記事は2023年5月16日、クリストファー・ルフォのSex-Change Procedures at Texas Children’s Hospital | City Journal (city-journal.org)で発表された。その二日後テキサス議会は子供の性転換を禁止するSB-14という法律を通した。ハイム医師はこの法案が会ったことすら知らなかったのだが、ルフォはこの記事を議会の投票の前に発表すれば、民主党議員のなかにも法案に賛成する人たちが出てくるだろうとタイミングを計ったのである。そしてルフォの思惑は成功した。四人の民主党議員が共和党議員と一緒に賛成投票をしたのだ。

これによってテキサス州は病院の捜査をおこなった。そして同病院は再び今度こそ子供の性転換プログラムを停止すると発表した。

ところがこれで事は収まらなかった。2023年5月19日、地元郡検事のクリスチャン・メネフィーは、「リークした者は罰せられなければならない 」と公言した。

「誰かがヒューストンの病院から子供の医療記録を右翼活動家にリークした。被害者を助ける代わりに、ケン・パクストンは病院を調査し、ジェンダーを肯定する医療が児童虐待であるというニセの主張を推し進めている」とメネフィーは書き、テキサス小児病院と協力して「なぜこのようなことが起こったのかを完全に調査し、情報が公開された場合は影響を受けたすべての家族に通知する」と付け加えた。

「私は、彼らが発見したことを米国保健福祉省に完全に開示することを期待している」とメネフィーは言った。「もし病院の職員がこれらの医療記録を漏らしたのであれば、彼らは解雇されなければならない。」

ハイムの弁護士チームはルフォの記事で暴露された情報に患者の個人情報は一切含まれていないと主張しているが、バイデン政権はそうは思わなかったようだ。

ハイム医師の妻は弁護士。それで二人は捜査官が現れた当日、連邦捜査官の質問には弁護士を雇うまでは一切応じないと断った。

「私たちが暴露したことが違法となることが決まったのに、なぜ私が脅迫されて沈黙しなければならないのか」とハイムは言った。「私にとっては、これは、プログラムの存在について国民に嘘をついている可能性のある他の病院で、このようなことが起こらないようにするための政治的な調査であることは明らかです」

ルフォは絶対に自分の情報源を暴露しないと主張しており、彼の記事やインタビューからもハイム医師の素性は明かされていなかった。よって連邦政府はどのようにして彼の正体を暴いたのかは不明である。

ハイム医師は未だ起訴されてもいないが、その弁護士費用にすでに250万ドルを使いはたしてしまったと言う。それで今個人的に募金を募っている。しかし彼はこれは犠牲を払うだけの価値のある闘いだと語る。

(私たち夫婦は)これが今後何十年も財政的な重荷を背負うことになるという事実を受け入れた。これは我々が背負わなければならない戦いだ。この人たちに屈するようなことはあり得ない。

とハイム医師は自分の固い決意を表明した。

トランスジェンダリズムに抵抗した勇気ある人々が多大なる代償を支払わされている。これでは市井の民がやたらなことを言えないのは当然だ。トランスジェンダリズムに抵抗することはバイデン政権の怒り触れる政治犯罪なのだ。バイデン政権は子供の性転換医療をする病院や製薬会社から多額のわいろを受け取っているのだろう。なにせバイデン政権の軍医総監からして60過ぎの妻子持ち自称女の女装男だし、政権内にはLGBTQ界隈の権力が非常に強い。

アメリカのあちこちの州でテキサスと同じような法律がどんどん通っているが、実際に病院がその法律に従わず、しかも内部告発した医師がこのような目に逢うのであれば、法律などどれだけ通してみても意味がない。なんとしてでも今年の選挙ではバイデン政権を倒し、正常な共和党政権に代わってもらうしかない。

関連記事:‘They’re Siccing Their DOJ On People’: Shapiro Interviews Whistleblower Targeted By DOJ For Exposing Child Trans Surgeries | The Daily Wire


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サウジアラビア、イスラエルとの正常化を望むと表明

Saudi Arabia wants peace with Israel after Gaza war, envoy tells BBC

イギリス滞在のサウジアラビア大使は先日9日、サウジアラビアはイスラエルのガザにおけるハマスとの戦争終結後、イスラエルとの外交正常化を望んでいると語った。しかし、その条件としてパレスチナ自治政府の設立を提案した。

同大使によれば、10月7日以前、サウジとイスラエルは正常化を巡って合意に近づいていたという。

サウジ大使カリド王子はイスラエルを他国と同様に扱うべきであり、イスラエルに対する盲点は平和への盲点となると語った。

イスラエルのガザ侵攻により両国の正常化は暗礁の乗り上げるのではないかと懸念されていたが、サウジは交渉を続けるようだ。

これに関して、パレスチナを独立国とするなど不可能なことなので、サウジとの交渉も意味がないと考えるのは短絡的だ。何故ならもう少しで同意というところまで届いていた両国の交渉中、パレスチナ独立などという条件は出されていなかったからだ。当時と今とどう違うのかと言えば、今アラブ諸国ではこの戦争によってパレスチナへの同情、というよりイスラエルへの反感が高まっているということだけだ。

サウジアラビアとしてはパレスチナを無視してイスラエルとだけ友好関係を結ぶと言うわけにはいかない。実際にサウジ政府がそれを望んでいたとしても国民感情がそんなことを許さないだろう。だから今の段階ではサウジ政府はイスラエルに難しい条件を与えて自分らが強い立場にあるという姿勢を誇示する必要があるのである。

とはいえ、サウジも馬鹿ではない。ハマスの狂暴なテロを見せつけられて、あんな奴らがうじゃうじゃ居るパレスチナがアラブ人だけで独立政府など設立できるわけがないことは十分理解しているはずだ。だからこのパレスチナ自治政府という条件も、イスラエルがガザを完全に統治するという形ではなく、一応見せかけだけでもパレスチナ人による政府を設立し、イスラエルが警備を担当するというやり方で合意が取れるのではないかという気がする。

イスラエルがガザに再び入植するということさえなければ、サウジもそれで手を打てるだろう。実際にはサウジはパレスチナの独立などどうでもいいと思っているはずだから。

こう考えるとイランのハマスを利用してイスラエルを孤立させようとした作戦は見事失敗したということになる。


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ニューヨークの学校が違法移民収容所に!生徒達が追い出される・国境に押し寄せる中国人違法移民

きょうは移民に関する二つの話題をご紹介しよう。まず昨日、LibsOfTikTokが次々にニューヨーク市の現場からの動画をアップしていた。なんとニューヨーク市の公立高校は違法移民を収容するために生徒達を追い出して、ベッドやその他生活必需品を運び込んでいるというのだ。

バイデン政権になってからというもの、メキシコ国境はカリフォルニアもアリゾナもテキサスも違法移民の乱入でごったがえしている。違法移民たちは最初から自分らが何処へ行きたいのか知っており、ついた早々違法移民聖域を名乗り出ているニューヨークへ向かうのである。ニューヨークでは住居も食費も医療費も無料だという情報が中南米に流れているからだ。実際そうなのだからしょうがない。

ナンミンが高校へ避難、生徒達はリモート授業

ニューヨークタイムスによると500家族約2000人の違法移民が巨大なテント村から予測される豪雨と強風から逃れるために一時的に移動されたようだ。移民たちは一時的に南ブルックリンにある元飛行場の滑走路にテントを張って住んでいた。

昨夜、12台以上のバスが連なって近隣の高校、ジェイムス・マディソン高校へ違法移民たちを運び込んだのだ。LibsOfTikTokに寄せられたいくつもの動画は、その様子を示すものだったが、動画を撮っていた父母たちは撮影しないように局員から言われたそうだ。

一か月前に10歳と5歳の息子と一緒にエクアドルから来たという38歳の男性は、テントは強風に耐え切れない恐れがあるため避難しろと言われたという。

エリック・アダムス市長はこの避難は人々の安全を保つための一時的なものだと記者団に語った。マンハッタンの非常事態管理局とでもいうか、そこの責任者の話によると、難民たちがテントを張ってるザ・フロイドベネット空港の滑走路は歴史的建造物なのでテントをはるために釘を打つことはできないため、強風にあおられてテントが吹き飛ばされる危険性があるのだそうだ。そういう歴史的価値のある場所に違法移民を大量に住まわせていたことにも問題があるのではないか?

ニューヨーク市は過去2年にわたり激増しているナンミンの扱いに困り、今や7万人がホームレスシェルターやテントやホテルなどに収容されている。昨日市は60日間以上ホテルに泊まっていた40家族を退去させた。しかし市はホテルから出た家族の移転先を保証する義務がある。

ナンミンたちは高校の体育館で一夜を過ごした後は、またテント村に移転する予定だという話だったが、学校側は水曜日の授業はリモートですることに決定。

これについては地元の保護者や政治家たちからも大きな批判の声が上がっている。LibsOfTikTokに動画を送ってきた父母たちもカンカンである。南ブルックリン代表のマイケル・ノヴァクホヴ市議員(共和)は水曜日にナンミンを学校へ避難させることに抗議してデモを予定しているという。イナ・ヴァー二コヴ市議員(共和)もソーシャルメディアでジェイムス・マディソンの生徒たちは移民危機によって罰せられていると語った。

Xでもナンミンたちを収容できる場所が足りなくなったら次は一般人の住居に入れろと言ってくるぞというポストがあった。

数年前にイタリアでは押し寄せるナンミンを収容するために民間のホテルが政府に押収されるという事件があったが、ニューヨークでは税金を払って来たお年寄りの介護施設から入居者が追い出されてナンミンを収容するといった状況がすでに起きている。

増える中国からの違法移民

ここ数か月、カリフォルニアのメキシコ国境から中国人の違法移民が大量に入って来て、サンディエゴで落ち着いているという話をよく耳にするようになった。

昨日Xで国境で一時的に取り押さえられた中国人たちの画像が上がってきたが、難民にしては皆清潔な服装で高価なキャリーケースなどを持っており、まるで観光旅行にでも来たような出で立ちの人間ばかりだった。だいたいなんで中国からの難民がメキシコ国境から陸路で入ってくるのだ?

下記は去年12月初期に撮られた動画。中国人の若い男たちがずらっと並んでいる。

そしてこちらのMuckraker.com@realmuckrakerのリポートによれば、コロンビアのとあるホテルは北米へ向かう中国人ナンミンで一杯で、ホテル中に中国語の案内があるという。明らかに中国人の間ではどのルートを使ってアメリカへ向かえばいいかというガイドがきちんとあり、中国人達は組織的にアメリカに送り込まれているのだ。

国境での中国人たちの身なりが清潔なのも、彼等はコロンビアだけでなく、道なりに色々な支援組織によって宿泊や食事などの供給がされているからだろう。無論お金は払っているだろうが。

最近のアメリカは空路による入管審査は非常に厳しい。観光だといってあてもなく何か月も滞在するような外国人は入れてもらえない。しかし陸路を使ってガバガバなメキシコ国境を使えば、いくらでも入国することが出来る。

アメリカに入ってくる自称ナンミンは中南米の暴力団員や中東やアフリカからのモスリムテロリストや中国人スパイなどもたくさん含まれている。そういう人間をどんどん取り入れて何も対策を建てないバイデン政権は、いったいこのアメリカをどうしようというのだ?

我々アメリカ人は戦わずして国を乗っ取られる。


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ガザ民の戦争犠牲者数、ハマスのイカサマ数字を暴く

ガザの保険省(ハマス)の発表によれば、今年1月7日までに22,825人のガザ市民がイスラエルの攻撃によって死んだという。そしてその70%は女子供だということである。Xで@Aizenberg55と言う人がもしもガザ保険省の発表が真実だとしたら、ガザ民犠牲者の内訳は次のようになると計算してくれている。

ガザ保険省発表の人口配分は、

  • 18歳未満    47.3%
  • 女性      26.4%
  • 男性(民間人) 24.8%
  • ハマス戦闘員   1.5%

犠牲者の70%が女子供だとすると、残りの30%の6851人が男性でそのうちの民間人24.8%の5663人を引くと、ハマスの戦死者はたったの1187人と言う計算になってしまう。しかしイスラエル軍は7日の記者会見で9000人強のハマス戦闘員を殺したと発表している。

イスラエル軍と熾烈な戦いを繰り広げているハマス戦闘員が三か月でその戦死者たったの1187人なんてことはあり得ないだろう。ハマスは民間人と戦闘員を区別していないので、彼等の言う数字は全く宛てにならない。

先ず子供といっても12歳以上の少年なら十分戦闘員として役にたつ。ハマスは子供達を幼稚園児の頃からハマス戦闘員として教育をしているので、14~5歳の少年がIDFめがけて発砲するなんぞ朝飯前であろう。また、女だからといってハマスメンバーではないとも言えない。ガザの女たちはイスラエルの女性兵士らのようにきちんとした訓練を受けた戦闘員ではないとはいえ、人質の監視くらいはできる。イスラエルからは生後数か月の赤ん坊も拉致されているから、女たちが人質の子供たちの監視をしていると考えるのは自然である。現に既に開放された人質らの証言からも、彼等は女子供が普通に生活している民家で監禁されていたという。つまり実際に銃を持ってIDFに立ち向かっていないからといってハマスメンバーではないとは言えないのだ。そういう女子供たちがイスラエルの攻撃によって死亡したとしても、それは何の罪もない一般の民間人の死に含むのは無理がある。

Aizenbergはさらに、ハマスはガザ内における自然死者数や自分らが撃ったロケット弾がガザ内部に落ちて犠牲になったガザ民の数を無視していると指摘する。2022年のハマス発表のガザ民死亡率は一か月平均570人、10月7に空は1700人の計算になる。またハマスのロケット弾の10%はイスラエルに届かずにガザ内部に落ちるということなので、それの犠牲になった人々も相当な数居るはずである。

そうやって考えていくと、多分ガザ民間人の犠牲者数は12000人くらいと推定される。だからいいとは言わないが、これはイラクやアフガニスタンでの英米軍攻撃の時の戦闘員:民間人の比率に比べてずっと低い。ガザ市民の0.005%の犠牲者数はジェノサイドとは程遠い数字である。


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ニューヨークタイムス独自取材、ハマス及びガザ民間人らによるイスラエル女性達への残虐な強姦攻撃を立証

今度10月7日のハマス奇襲攻撃がイスラエルによる捏造だったとか言う人のために、この証拠は残しておこう。新情報が出次第どんどん足していく。下記の動画は日本語の字幕あり。

1/11/24 

イスラエル政府が10月7日の大虐殺を世界に訴える公式サイトを公開 2024.1.11 – オリーブ山通信 (mtolive.net)


イスラエル軍と政府が公開する10月7日の暴力の真相

レイプを武器に使う非人間的な残虐性・

一般市民も侵攻に参加の現状ガザ民間人もハマスと同じだったという証言

ユダヤ教でも困惑:歴史上類をみない残虐な死をどう扱うのか

石のひとりごと

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ハマスの悪行の数々(残虐な映像、観閲要注意!!)

This is Hamas | This Is Hamas

‘Sadistic’ Humiliation, Mutilation, And Gang Rape Were Part Of Hamas Strategy, Israeli Report Shows | The Daily Wire


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ディズニールーカスフィルムは映画スターウォーズを誰のために作っているのか?

2012年10月、ルーカスフィルムがディズニーに買収され、キャサリン・ケネディーがトップになってからというもの、かつて類を見ない成功を収めた映画シリーズ、スターウォーズの衰退は悲惨なるものだ。最初の三部作が公開された1970年代後半から80年代初期、あの人気たるや凄まじいものだった。一作目のNew Hope(1977)に関しては、ミスター苺と初めて会った1979年に、「スターウォーズ観た?」と聞かれ「もちろん!二回も観ちゃったよ」と言ったら、「僕なんか12回も観た!」と言いい、一緒に居た他のSFファンの友人たちも「当たり前じゃん」という顔をして頷いていたのをよく覚えてる。

第2作のEmpire Strikes Back (1980), やReturn of the Jedi (1983)は長い列にならんで深夜のショーをミスター苺を含めた仲間たちで観に行った。特にジェダイの時は、観に行った回の券がすべて売り切れており、今みたいにオンラインで予約できるような時代ではなかったので、真夜中の回まで何時間も映画館の外で並んで待った記憶がある。

私としては1999年から始まったエピソードI, II, & III(1999-2005)そしてThe Clone Wars (2008)は、最初の三部作には全く及ばない凡作だったとは思うが、それでもまあまあ楽しめないことはなかった。興行成績も良くスターウォーズとしては十分な結果だった。

2015年にエピソードVIIのThe Force Awakensが公開された時は、どうしようかと迷ったが、長年のスターウォーズファンとしては一応観ておこうと思って観に行った。正直あまりにもひどい内容でつまらなかったという感想以外には内容についてはほぼ何も覚えていない。覚えているのはハン・ソロが意味もなく殺されたということと、プリンセス・レアを演じたキャリー・フィッシャーが随分年取ったなと、年取ったルークが最後の1シーン出て来たなくらいだ。Rogue One(2016)を観た頃には、もう私の中でスターウォーズは完全に終わっていた。私は見ていないがVIII & IXはかなり評判が悪く興行成績も散々たるものだった。

テレビシリーズの方もどんどん視聴率が下がっており、もうスターウォーズは終わりにすべき、少なくともキャサリン・ケネディーを首にして一からやり直しをすべきという声がファン達の間からも業界からも上がっている。しかし何とディズニーはまたまた新しいスター・ウォーズをあの評判の悪かったレイ・スカイウォーカーを主役にして制作するという。しかも映画監督としてはほとんど無名のフェミニスト活動家を大抜擢。そして制作発表の記者会見でこの女性は「いまや2024年だ。そろそろ、女性が活躍すべき時がきた。私は男性に居心地悪い思いをさせるのが好きだ」などと言い放った。

次回作はどんなものかとかファンは何を期待したらいいか、という話ではなく如何に自分が革新的なフェミニストであるかという話に終始したのだ。これはもう映画なんか観なくても、どんなフェミニスト説経映画になるか予測できる。もし映画を作る前からその映画を破壊する最適な方法があるなら、いかに監督が男嫌いのフェミニストであるかを強調することだろう。

いったいディズニーはスターウォーズを誰のために作っているのだ?

オリジナルのスターウォーズが世界的に大ヒットした理由は何かといえば、危機に瀕する美しいお姫様を勇敢な王子様と仲間の騎士たちが危険を顧みずに救いに向かうという昔ながらのおとぎ話と、手に汗握るSFアクションを組み合わせたことにより、若い男性はもとより女性にも子供たちも惹きつけたからだ。SF好きにも、ロマンス好きにも、アクション好きにも、すべての人びとにアピールする映画だったからだ。

普通SFやアクション映画の対象は若い男性たちだ。それなのに最初から「男を居心地悪くするのが好きだ」などと言ってるフェミニストの作る映画を男性達が観に行きたいと思うわけがない。かといって女性たちの大半は最初からSFアクションなんて興味ない。だから女性を惹きつけるために、どんなアクション映画でもヒーローと美女のロマンスの筋が組み込まれているのだ。しかしフェミニストの作るアクション映画は鼻もちならない生意気な女が男のようにふるまって本物の男たちをなぎ倒し、彼女に心を寄せる男たちをコケにするのが目に見えている。そんな映画普通の女性は見たいだろうか?私はごめんだね。

私はだいたい男が演じるはずの役をただ女にやらせて、強い女性を描いてるだのなんだのいう映画が大嫌いだ。たとえば初の女性ドクターと鳴り物入りだった13代目ドクターWHO。私は我慢してシーズン1と2を観たが、何故この役を女性が演じなければならないのか全く分からなかった。同じ台本で言葉を一つも変えずに男性にやらせても全く変わらない内容だったからだ。

女性を主役にしたいなら、女性でなければ演じられない特別な要素を作ってほしい。前にも書いたかもしれないが、同じドクターWHOでも悪役のマスターが生まれ変わった時女性のミッシーになったが、彼女はビクトリアン淑女のような出で立ちで美しく品がありコケティッシュで魅力的な女性だった。しかし性格は完全にサイコパスのマスターだったし、そのおちゃめっぷりと頭の良さは明らかにタイムロードだった。しかしあの役は女性でしか演じられない。何故女性初のドクターはああいう風に女性でしか出せない味を出さなかったのだ?

これまでにも女性のアクションヒロインはいくらでも居た。ワンダーウーマンやXenaやキャットウーマンなどがいい例である。彼女たちは美しくセクシーだが力強い。そして男性をコケにしたり馬鹿にしたりせず、格好いい男性と熱烈な恋にも落ちる。だからこれらのヒロインたちは長年男性からも女性からも愛されてきたのだ。

フェミニストが映画を作ってはいけないとは言わない。だが男をコケにして女が男のようにふるまう映画は男性からも女性からも受け入れられない。ディズニーにとって2023年は散々たるものだった。ディズニーは2024年もそれを繰り返したいのか?


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苺畑断捨離五年計画(3年目)途中経過

2021年から5年計画で始めた断捨離。残ったバンカーズボックス(段ボール箱)二つ分のDVDと安物の置き物などを処分すれば一応終了。大きな家具は自分達だけでは運び出せないので、後は折をみて業者に頼んで持って行ってもらうしかない。この家を売って引っ越す際に、今使っているソファやテーブルやベッドも処分してもっと小さいものに買い替えるつもりなので、その時いっぺんに処分してしまえばいい。

過去3年間で片付け動画を随分見たが、一番役に立ったなと思うのは、先ず収納せずに床に置きっぱなしになっているものや、家具に無造作にかかっている洋服などから片付けるというものだろう。前は仕事関係のバインダーとか出張用のダフルバッグやバックパック、コンピューターバッグ、など書斎の床にに散乱して足の踏み場がないという感じだった。これは私が有罪。何せ床にあったものはすべて私のジャンクだったから。

あと私の悪い癖で、出かけて帰ってきた時に持ってたハンドバッグや上着などを玄関近くにある椅子に掛けてしまう。それで私はこの立派な椅子に何年も座れなかった!時たま人が来る時だけ椅子の上のものをそのまま寝室に持って行ってベッドの上に放り投げていた。今は上着はちゃんとクローゼットにしまうし、ハンドバッグはちゃんと書斎まで持ってくる。

いくつもあったCDラックはほぼ全部処分したので、リビングがすっきりして、何か広々としている。うちのリビングってこんなに広かったんだ!書斎からも要らない本棚と机を処分したのですっきり。

はっきり言って、もうすぐ引っ越すと言う時になって家の中がすっきりするってのもおかしなものである。もともと綺麗にしておけば住み心地がもっとよかったはずなのに。とはいえ家というのは住んでこそなんぼのもの。ショールームではないのだから常に見栄えを保つなんてことは出来ない。お金持ちで毎週何回か清掃員が来てくれるというなら別だが、自分らだけで回している家なんて、よっぽどのミニマリストでない限りみんなこんなもんだろう。


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いかにトランスジェンダー活動家はゲイ権利運動、フェミニズム、メディア、そして議会を攻略し、そして勝ったか

2022年にも私はいかにしてトランス活動家が女性の地位を破壊するか、その手口を紹介 – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)というエントリーで、トランスジェンダー活動家の視点から、彼等がどうやってフェミニスト団体を乗っ取っていったかという話を紹介したが、今回はOsamu@orpheonesqueJul 26, 2021さんがXで2021年に紹介した記事を再掲されていた。Osamuさんの許可を頂いたのでこちらで紹介させてもらおう。

Osamuさんが紹介してくれているのはこちらの書籍、「TRANS/gressive: How Transgender Activists Took on Gay Rights, Feminism, the Media & Congress… and Won! — 「いかにトランスジェンダー活動家はゲイ権利運動、フェミニズム、メディア、そして議会を攻略し、そして勝ったか!」これ、陰謀論ではなく、奪取した側の物語。」(2017年発行)

著者はクイア理論についての著作もある、トランスアクティヴィストの Riki Wilchins 。冒頭の章は、女性だけの音楽フェスティバルとして有名だったミシガンウーミン音楽祭をトランス排除としてどのように抗議し、中止に追い込んだかの成功体験の叙述から始まる。(略)

最後まで勝利の凱歌なので、そ—の語りにのっかって読めば思わず高揚感が伝染するが、ここで語られていないが、別の当事者が伝える裏側の——しばしば暴力を伴う——話を思うと背筋が凍る。

このミシガンウーミン音楽祭(通称ミシフェスト)に関しては拙ブログでも2015年に紹介している。トランスジェンダー活動家(TRA)によるミシフェストへの嫌がらせは長期にわたって行われたが、時として器物破損などの暴力行為も行われた。これを自慢げに語るあたり、やっぱりTRAというのは女だけの催しを潰すことに快感を覚える変態男たちの集まりだということがわかる。

興味深いのは著者のキウィルキンズがアメリカフェミニズムの「総本山」全米女性協会(National Organization for Women・NOW)に取り入る時に使った手段だ。ウィルキンズはフェミニスト達が女装男性を蔑視していることに気付き、意図的に男性的な恰好をし男性的にふるまって女性達との力関係を築いていった。

それで私(ウィルキンズ)は血の滴る赤い文字付の黒い*MenaceのTシャツを着た。私の髪は短かかったし全く化粧もせず、胸のある男が出来る精一杯の男に見えるようにした。(略)私は自分の傷や痛みを全てみせ、彼女等の罪悪感と良心に訴えた。そして我々の抱える問題は実は彼女たちの問題でもあると示した。

リッキー・ウィルキンズ

この写真だけだと女性に見えなくもないが、彼の講演動画観ると、この人は容貌も声も話し方もまるで男なので、単に胸があるというだけで男に見せるための努力など全く必要ない。もともと男だから当然だが。しかし彼の場合、最近の活動家のようなゴテゴテ化粧のピエロのようではない。

彼がNOWに取り入った方法は二つある。ひとつは元々リベラルがモットーとしている寛容や受容を持ち出す、トランスジェンダーを受け入れることは道徳的行為だと説得すること。そしてトランスジョセーたちもまた女性達と同じように家父長制の抑圧の被害者であると訴えることだった。

「方法2は、きわめて非従順的かつ、この上なく倒錯的なポストモダン的議論を構築すること、それによって、トランス包摂の問題を生み、そもそもプレゼンのようなものを余儀なくしていたパラダイムを掘り崩すことだた。方法2のほうがもっと楽しい。」 「この議論が勝ちに有効だったかは分からない。→

「しかし、私は彼女たちに、『ジェンダー・トラブル 』からそのままのJ. バトラーの8小節を歌い、4声のハーモニーをそこに組み込んだ —— 硬直したジェンダー体制は、す べ て の 女性、ゲイ、トランスジェンダーの人々、クロスドレッサーを、女々し少年を、レズビアンの女性を抑圧する…」

このやり方は成功をおさめ、1997年にはNOWがトランスセクシュアル及びトランスジェンダーを支援することを決議。「フェミニストのジェンダーイシューとTのジェンダーシューを合体させたこの決議が後々、この種のもののモデルになっていく」

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ウィルキンズはその後もBDSMのコミュニティ、フリーセックス擁護団体、そして DSD (当時はIntersexの名)の団体をどんどん包括していく。

ジェンダーを専門に研究してきた人以外は、トランスジェンダリズムの台頭はせいぜいここ14~5年くらいだと思いがちだが、実はその下地はすでに1970年代から作られており、ウィルキンズのような精力的な活動かによって1990年代にはその確たる基盤ができていたのである。

1990年代、ジェンダー擁護は2つの源から驚くべきエネルギーを注入された:

精力的なトランスジェンダーの権利擁護運動の予期せぬ台頭と、ポストモダニズム、特にクィア理論による学界の驚くべき征服である。

この書籍が発行された2017年当時のウィルキンズのインタビュー記事には、なぜ彼がトランスジェンダー運動にフェミニズムやLGBやその他の団体を巻き込んだのかという動機が書かれている。

ウィルキンズは今やいくつもの組織の創設者や責任者であるが、彼が一番最初に創設したのがザ・トランスセクシュアル・メネス(The Transsexual *Menace)で彼は共同創設者だった。これは当時評判になった男性自認女性の殺人事件がきっかけとなり、国中のトランスジェンダー活動家を組織しトランスへの暴力に対抗しようというものだった。

彼女(ウィルキンズ)が共同設立した、トランスおよびジェンダー・バリアント(変異系)の人々の権利を保護する法律を推進するためのロビー活動団体GenderPACを率いるうちに、彼女はジェンダーを、トランスセクシュアルだけでなく、すべての人々に影響を与える問題だと考えるようになった。

「私は常にジェンダーの仕事をしていましたが、トランスという包装をしていました」とウィルキンズは言う。しかし、組織内の多くの人々は、トランスの人々だけに焦点を当てることを望んでいた。その意見の相違が、最終的に彼女がロビーを去ることになった。

「ジェンダーは、特にクィア・コミュニティにおいて、多くの人々に影響を与えていると思います。そして、私たちは彼ら全員を受け入れる必要があると思います」と彼女は言った。「それはいつも人気があるわけではありません。人々はシンプルでわかりやすい、アイデンティティに基づいた運動を望んでいるのです」

しかし結局ウィルキンズがやったことはトランスジェンダー活動にフェミニストや同性愛者たちを受け入れたというより、こうした運動のなかにトランスジェンダリズムを無理やりねじ込んで乗っ取ってしまった言った方が正しい。

何故女性のためのフェミニスト運動が女装男たちの親衛隊となり下がったのか、何故同性愛者のプライドパレードがいつの間にか女装趣味の幼児性愛男たちの集まりになり、ゲイやレズたちが脇役になってしまったのか(イギリスではプライドパレードから追い出されたレズビアングループまであった)。

2017当時の彼はAdvocateという同性愛者向け雑誌のコラムで「トランスの人々に対する暴力や差別」そして職場での差別や「ホルモン治療の差し控えによるトランスの若者に対する医療虐待」についても書いていた。つまり彼は未成年者の性転換治療の推進者でもあったわけだ。

というわけだから現在彼がどんな活動をしているかといえば、言わずと知れた未成年の性転換推進運動である。最近の彼のリンクデンを見てみるとホワイトハウズや米国疾病予防管理センターCDCといった政府機関や、女性や健康の事務局、黒人やラテン系市民団体や慈善事業、といった団体で「研修やブリーフィングを行ったりパートナーシップを組んだりしている」という。恐ろしい~!

トランスジェンダリズムは昨日今日突然湧いてでたものではない。ウィルキンズのような人間が何十年も前から根回しをしてこつこつと築き上げてきたものなのだ。だから我々批判派がちょっとやそっとがんばったからといってすぐに打倒できるような代物ではないのだ。

こうしたことを知るうえでも、ウィルキンズの作品は一読の価値があるだろう。


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アメリカ諜報部、アル・シファ病院がハマスの司令部および人質監禁施設として使われていたと確認

あれあれぇ〜『探し物はなんですか〜見つけ難いものですか〜』とIDFの活動を皮肉った歌までX上でポストした日本の『偉大な中東専門家』に是非ご見解を伺いたいです。石井 貴子@sMhppQcmlsRY0XG

とXでつぶやいている人がいたので、なんだろうと思って読んでみたら、なんとアメリカ諜報部がアル・シファ病院がハマスの司令部および人質監禁施設として使われていたことを確認したという記事が貼ってあった。

新たに機密解除された資料によると、米国の諜報機関は、ハマスと別のガザのテロ組織がアル・シファ病院を司令部として使用していたことを確認した。

ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところによると、米国の諜報機関は、病院の地下にテロリストが使用するための迷路のようなトンネルと部屋が建設されていたことで、病院が合法的な標的であったと示している。イスラエル軍は11月、この病院に対する軍事攻撃で大きな批判を浴びた。

AP通信によれば、「米国情報機関は、この件に関する判断に自信を持っており、ハマスとPIJが対イスラエル作戦に関連するさまざまな目的のために病院施設を使用しているという情報を独自に裏付けることができた」と機密解除された資料には記されている。病院の用途には、「指揮基盤の収容、特定の指揮統制活動の実施」、「武器の保管」などが含まれるという。

米情報当局の高官はタイムズ紙に、ハマスは当病院を司令部として使っただけでなく、「少なくとも数人の人質」を拘束するためにも使っていたと語った。

ほれみろ~イスラエル政府の言った通りだったじゃないかあ~。

実は11月の段階でIDFが病院を占拠した時点で、病院内で見つかったのは数丁のライフルと、空っぽの地下室だけだったことから、あんなものは司令部などとは言えないと言っている人たちが沢山居た。冒頭で「探し物は何ですか?」と歌ってイスラエル政府をおちょくっていた専門家せんせーたちもその一部。

しかしその後ガザでは他の病院や学校や聖廟などの下からどんどんトンネルが見つかり、ハマスが国境線を破って入ったすぐ傍からは車一台が通れるほどの巨大なトンネルが発見された。これらの証拠から、これだけのトンネルや武器庫があちこちから見つかっているにもかかわらず、アル・シファ病院だけが軍事用に使われていなかったと考える方が不自然であろう。

しかしワシントンポストは12月21日の段階でも未だ、アル・シファがハマス司令部であったという証拠は見つからなかったと主張していた

11月15日に複合施設を襲撃した後、IDFは一連の写真とビデオを公開した。「テロリストは作戦を指揮するためにここに来た」とハガリ(IDF報道官)は11月22日に公開されたビデオで語り、視聴者を地下トンネルに案内し、アル・シファの地下の暗くて何もない部屋を照らした。

しかし、イスラエル政府が提示した証拠は、オープンソースの映像、衛星画像、そして公開されたイスラエル国防総省の資料のすべてをワシントン・ポスト紙が分析したところによると、ハマスが病院を指揮統制センターとして使用していたことを示すには不十分であった。

このことは、病院に対するイスラエルの軍事作戦(病院とその下のトンネルを包囲し急襲)によって引き起こされた民間人の被害が、評価された脅威に比例していたかどうかについて、法的および人道的専門家に重大な問題を提起しているといえよう。

ポストの言い分は、IDFが病院を占拠した時には、地下室はもぬけの殻で武器も大して備蓄されていなかったことや、他の場所に続くとされるトンネルがどこもかしこも行き止まりになっていたことを挙げている。しかし、アル・シファがIDFの軍事標的になっていたことは戦争開始当初から周知の事実であった。IDFがいずれ攻めて来ると解っている場所に大事な機材や武器や人質をいつまでも置いておくと考えるほうがおかしい。

数日前にXではIDFに降参して捉えられた捕虜のインタビューが上がっていた。この男性は自分はハマスの仲間ではなく民間人であるとしたうえで、IDFの支持に従って南部に逃れようとしたときにハマスの車に阻止され、アル・シファ病院に連れて来られたという。そしてこの男性はハマスが地下室からどんどん上の階に登って来て、そこに居た民間人に紛れてしまったという。

この時、病院の外ではIDFとハマスの激しい地上戦が起きていた、いったいハマスの連中はどうやって病院の地下まで逃れたのだ?もしかしてどこからかつなげっているトンネルを通じてではないのか?

数週間前IDFはアル・シファ病院の監視カメラに写った二人の人質と思われる男性たちのビデオを公開した。一人は膝から下の脚を失う大怪我を負い担架で運ばれていたが、もう一人は歩いて二人の男たちに引きずられるようにしてどこかへ運び去られていった。アル・シフアが普通の病院なら何故人質が運び込まれたりするのだ。馬鹿な人がそれは人質が怪我をしていたからだとか言っていたが、なぜハマスがわざわざイスラエルの怪我人をガザの病院へ運んでくる必要があるのだ?それにもし彼等が怪我人だったとしたら、彼等は治療後何処へ移されたのだ?

私は最初からアル・シファが司令部でなくても、地下にトンネルがあったというだけで、すでに軍事使用されていたことは明確である以上、攻撃対象になると思っていた。普通の病院の地下にトンネルは必要ない。

ワシントンポストの記事ではIDFがアル・シファ病院を包囲し電気を止めたせいでICUの患者や保育器内に居た未熟児が大勢亡くなったというハマスの発表をそのまま書いている。病院を訪問した国連の医者たちがそう証言しているというのだ。アル・シファに長年勤めたという国連の医師がアル・シファは軍事用途に使われていいなかったと証言しているので、国連の医師のいうことなど全く信ぴょう性がない。

保育器の作動が止って40人からの未熟児が死んだといって赤ん坊の写真が公開された翌日、IDFは病院を占拠し、すぐに40人近い未熟児をエジプトの病院に移送したと発表した。あれ?保育器が作動しなくなって赤ちゃんたちは全滅したんじゃなかったの?


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第15代ドクターWHOクリスマススペシャルが至上最低の視聴率

もうユーチューブチャンネルでドクターWHOを追ってるチャンネルを観ていると、人々は口を揃えてドクターWHOは終わった、ファンは見放したと叫んでいる。それというのも2023年クリスマスに、クリスマススペシャルで第15代目ドクター、クティ・ガトワ(Ncuti Gatwa)のデビュー第一話の視聴率がなんと旧シリーズがデビューした1963年の最初の番組の次に低かったからである。

ドクターWHOは1963年に子供向けの低予算SF冒険シリーズとして始まった。新番組の視聴率が低いのはしょうがない。なにせ誰もこれがどんな番組か知らなかったわけだし、今のようにネットで前評判があったわけでもないのだから。しかし440万人視聴者数で始まったシリーズも回を追うごとに視聴者が増え、三か月後の第10話の頃にはなんとイギリス国内視聴者数1千40万人にまで膨れ上がっていた。そしてシリーズは俳優が代わっても1996年にいったん終了するまで高視聴率を保っていた。

2005年に新シリーズが始まったが、旧シリーズ再放送のおかげで番組の知名度は高く、また前評判もよかったため、新シーズンはは最初から1千80万人の視聴者数で始まった。その後アップダウンはあったとはいうものの、ドクターが入れ替わる最初のエピソードは常に900万から1000万以上の視聴者数は普通だった。ところが、13代目の女性初ドクターのジョディ・ウィティカ―の代になると、初回は1千90万と高い視聴者数で始まったものの、回を追うごとに、その人気が急降下。2022年彼女の最終シーズンでは347万人という全シリーズで最低の視聴者数を記録してしまった。

これはまずいと思ったBBCは新シリーズで一番人気のあった10代目ドクターのデイビッド・テナントを14代目としてクリスマススペシャルの3話だけ蘇らせることにした。テナントの最終回の視聴者数は史上最高の1270万という高さだったのだが、今回のスペシャルの第一話ではテナントのドクターとしては最低の761万人。しかも2話、3話とその数が減り、新ドクター引継ぎの回では685万人にまで減ってしまった。いくら人気俳優を蘇らせても台本がつまらないとファンはついて来ない。

そして遂に15代目ドクターのデビュー一作目の視聴者数はというと、旧シリーズ第一話の440万をわずかに上回るたったの462万人だったのだ!新ドクターのデビュー回としては至上最下位から2番目である。これだけ知名度があるシリーズでしかも一年も前から大々的に宣伝されていたにも関わらず、この視聴率の低さは何なのだ?

ガトワはドクターとしては初のイギリスネイティブではないウガンダ出身の俳優で英語も明らかに第二外国語だ。しかし彼の売りは黒人であるということよりも、彼がゲイであるということ。これは色々な面で問題なのだが、クリスマススペシャルで10代目ドクターの旅行パートナーだったドナ・ノーブル(キャサリンテイト)の息子が男から女のトランスジェンダーだったり、番組中代名詞がどうのこうの、ガールパワーがどうのこうのというくだらないメッセ―ジを押し付けられて辟易していたファンたちに、「おー、ところで新ドクターはゲイなんだ」と言ったら、「もういい加減に勘弁してくれよ」となるのも無理はない。

というわけで視聴率は散々たるものだったのだが、第一話を観た人の話だと、その内容は期待以上にひどかったそうだ。もうこれはドクターWHOでもなんでもない、ただのゲイファンタジーじゃないか!といった感想。だいたいドクターWHOは元々子供向けのSF番組だったのに、これでは子供と一緒に家族で観るなど不可能である。

いい加減BBCはドクターWHOを諦めて、再び一時休止し、もっとまともな制作チームが現れるまで待った方がいいのではないか?長年愛されてきたドクターWHOを虹色メッセージの道具にしないでもらいたい。

アップデート:BBC 超不人気な多様性メッセ―ジを今後も推し進めると開き直る

BBC Hits Back After Complaints Over Transgender Character In Doctor Who (msn.com)

ドクターWHOの最新シリーズの多様性というポリコレメッセージ押し付けについて、制作者のBBC側があまりの不評に反論を始めたが、ファンの苦情に答えて内容を変えていくというものではなく、今後もこの超不人気な多様性メッセージを推し進めていくと強調した。

左翼リベラルの言う「多様性」というのは非白人俳優やLGBTQ+俳優の起用、および「社会正義」メッセージを強調する筋のことを指す。

BBCは、『ドクター・フー』の最近の記念特番でトランスジェンダーのキャラクターが登場したというだけで、100件以上の苦情が寄せられたことを受け、『ドクター・フー』は今後も「誇りを持って多様性を称え、私たちが生きる世界を反映する」と主張した。

添付した記事ではクリスマススペシャルが不評だったことの原因が単に「トランスジェンダーのキャラクターが登場したと言うだけ」であるかのように書いているがこれは完全な誤りである。ファン達が問題にしたのはトランスジェンダーキャラが登場したことではない。問題なのは、それが話の筋と全く無関係であるにもかかわらず、このローズというトランスキャラがトランスであるということが何かと強調され、彼の母親のキャサリン・テイト演じるドナと一緒になって近年で一番人気のあるドクター、デイビッド・テナント演じるドクターを散々コケにしたことにあるのだ。

この記事ではBBCにローズに関する苦情が144も寄せられたと書かれているが、その内容がどのようなものだったかについて詳しく述べていない。だからそれが「トランスジェンダーなんか登場させるな!」というものだったのか「どうしてトランスばかり強調するのだ」というものだったのかは不明だ。

ドクターWHOは2005年の新シリーズ当時から多少ポリコレの感は無きにしも非ずだった。イギリスの人口では5%しかいないと言われている黒人が、同番組ではメインキャラクターやわき役に黒人が多く起用され、(ドクターのコンパニオンであるローズの恋人は黒人、ドナの夫は黒人、10代目ドクターのコンパニオンは黒人等々)ドクターのコンパニオンやコンパニオンの恋人や、家族など、出演者の半分近くが黒人だ。またシーズン1からバイセクシュアルのキャラクター、キャプテンジャックは登場当時から大人気でシリーズを通じて何度もゲスト出演し、遂にスピンオフ番組で主役を演じるまでになった。

それでもドクターWHOはずっと高人気だったことを考えれば、ドクターWHOファンは特に多様性に対して文句があるわけではないのだ。

新ドクターの初回エピソードを観た人の感想をいくつか観たが、最初の方でドクターがゲイバーで男たちと肌をむき出しにして踊るシーンが長々と続き、ゲイをテーマにした90年末期のテレビ番組「クィアアズフォーク」よりクィアだったと言ってる人もいた。

BBCは今後もこの路線を改めるつもりはないそうで、クリスマススペシャルで登場したトランス自認の男ローズも登場するんだそうだ。

どうぞご勝手に。私はもう観ないからね。


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