きょうは移民に関する二つの話題をご紹介しよう。まず昨日、LibsOfTikTokが次々にニューヨーク市の現場からの動画をアップしていた。なんとニューヨーク市の公立高校は違法移民を収容するために生徒達を追い出して、ベッドやその他生活必需品を運び込んでいるというのだ。
バイデン政権になってからというもの、メキシコ国境はカリフォルニアもアリゾナもテキサスも違法移民の乱入でごったがえしている。違法移民たちは最初から自分らが何処へ行きたいのか知っており、ついた早々違法移民聖域を名乗り出ているニューヨークへ向かうのである。ニューヨークでは住居も食費も医療費も無料だという情報が中南米に流れているからだ。実際そうなのだからしょうがない。
ナンミンが高校へ避難、生徒達はリモート授業
ニューヨークタイムスによると500家族約2000人の違法移民が巨大なテント村から予測される豪雨と強風から逃れるために一時的に移動されたようだ。移民たちは一時的に南ブルックリンにある元飛行場の滑走路にテントを張って住んでいた。
昨夜、12台以上のバスが連なって近隣の高校、ジェイムス・マディソン高校へ違法移民たちを運び込んだのだ。LibsOfTikTokに寄せられたいくつもの動画は、その様子を示すものだったが、動画を撮っていた父母たちは撮影しないように局員から言われたそうだ。
一か月前に10歳と5歳の息子と一緒にエクアドルから来たという38歳の男性は、テントは強風に耐え切れない恐れがあるため避難しろと言われたという。
エリック・アダムス市長はこの避難は人々の安全を保つための一時的なものだと記者団に語った。マンハッタンの非常事態管理局とでもいうか、そこの責任者の話によると、難民たちがテントを張ってるザ・フロイドベネット空港の滑走路は歴史的建造物なのでテントをはるために釘を打つことはできないため、強風にあおられてテントが吹き飛ばされる危険性があるのだそうだ。そういう歴史的価値のある場所に違法移民を大量に住まわせていたことにも問題があるのではないか?
ニューヨーク市は過去2年にわたり激増しているナンミンの扱いに困り、今や7万人がホームレスシェルターやテントやホテルなどに収容されている。昨日市は60日間以上ホテルに泊まっていた40家族を退去させた。しかし市はホテルから出た家族の移転先を保証する義務がある。
ナンミンたちは高校の体育館で一夜を過ごした後は、またテント村に移転する予定だという話だったが、学校側は水曜日の授業はリモートですることに決定。
これについては地元の保護者や政治家たちからも大きな批判の声が上がっている。LibsOfTikTokに動画を送ってきた父母たちもカンカンである。南ブルックリン代表のマイケル・ノヴァクホヴ市議員(共和)は水曜日にナンミンを学校へ避難させることに抗議してデモを予定しているという。イナ・ヴァー二コヴ市議員(共和)もソーシャルメディアでジェイムス・マディソンの生徒たちは移民危機によって罰せられていると語った。
Xでもナンミンたちを収容できる場所が足りなくなったら次は一般人の住居に入れろと言ってくるぞというポストがあった。
数年前にイタリアでは押し寄せるナンミンを収容するために民間のホテルが政府に押収されるという事件があったが、ニューヨークでは税金を払って来たお年寄りの介護施設から入居者が追い出されてナンミンを収容するといった状況がすでに起きている。
増える中国からの違法移民
ここ数か月、カリフォルニアのメキシコ国境から中国人の違法移民が大量に入って来て、サンディエゴで落ち着いているという話をよく耳にするようになった。
昨日Xで国境で一時的に取り押さえられた中国人たちの画像が上がってきたが、難民にしては皆清潔な服装で高価なキャリーケースなどを持っており、まるで観光旅行にでも来たような出で立ちの人間ばかりだった。だいたいなんで中国からの難民がメキシコ国境から陸路で入ってくるのだ?
下記は去年12月初期に撮られた動画。中国人の若い男たちがずらっと並んでいる。
HAPPENING NOW🚨 Large groups of migrants , mostly Chinese national men crossing illegally through open gaps on the border wall in Jacumba Hot Springs , CA @NewsNation
Tomorrow San Diego County officials will vote on whether the county will spend $3 million in taxpayer funds for… pic.twitter.com/mPN46jr7yH
— Jorge Ventura Media (@VenturaReport) December 4, 2023
そしてこちらのMuckraker.com@realmuckrakerのリポートによれば、コロンビアのとあるホテルは北米へ向かう中国人ナンミンで一杯で、ホテル中に中国語の案内があるという。明らかに中国人の間ではどのルートを使ってアメリカへ向かえばいいかというガイドがきちんとあり、中国人達は組織的にアメリカに送り込まれているのだ。
国境での中国人たちの身なりが清潔なのも、彼等はコロンビアだけでなく、道なりに色々な支援組織によって宿泊や食事などの供給がされているからだろう。無論お金は払っているだろうが。
最近のアメリカは空路による入管審査は非常に厳しい。観光だといってあてもなく何か月も滞在するような外国人は入れてもらえない。しかし陸路を使ってガバガバなメキシコ国境を使えば、いくらでも入国することが出来る。
アメリカに入ってくる自称ナンミンは中南米の暴力団員や中東やアフリカからのモスリムテロリストや中国人スパイなどもたくさん含まれている。そういう人間をどんどん取り入れて何も対策を建てないバイデン政権は、いったいこのアメリカをどうしようというのだ?