拙ブログをご愛読の読者諸氏はご存じの通り、私はもともと国連なるものを信用していない。以前はなにかしらの機能があったかもしれないが、昨今アメリカから多額の会費をとっていながら反アメリカの姿勢を隠さない全く意味のなさない機関となっている。だから国連が「それは国際法に触れる」などといくら騒いでみても、だから何?どうしょうっての?と言いたくなる。

昨日もTwitter(X)でイスラエルのやっていることは国際法に触れると馬鹿の一つ覚えみたいに言ってる人がいた。戦闘中に民間人を大量に巻き込む行為は国際法に触れる、いくら避難勧告をしてもその非から免れることはできないというのである。例えそれが本当だとしても、それをいうなら戦争中でもないのに他国の民間人を、見るも無残なやり方で拷問虐殺する行為も、他国の民間人を拉致して人質にする行為も、自国の民間人を人間の盾にする行為もすべて国際法に触れるはずだ。国連はこの国際法とやらでハマスのこうした悪行を裁く能力があるのか?ただ単に「ハマスの行為は遺憾であります」とスピーチで言うだけなら、そんなもの何の意味もない。

だいたい国連総長はハマスによるイスラエル襲撃当初にハマスの行為も歴史的な背景があるからどうのといって正当化しておいて、批判が集まるとまずいと思ったのか「私がハマスを擁護したかのように誤解されてショックだ」などとバカみたいなことを言ってる。

国連などイスラエル国家存続に何の役にも立たない。煩いだけでイスラエルにとっては邪魔なだけ。ハマスを裁く権限も施行力もない以上、黙ってろといいたい。

イスラエル外相、イスラエル市民にとって世界中どこの国への旅行も危険と警告

本日イスラエルの外相はイスラエル市民に向かって、世界中どこの国への旅行は延期するようにと警告した。どうしても外国に行く場合はイスラエル人であることが解らないように気を付けること、反イスラエル抗議デモには近づかないこと、イスラエル大使館の番号をスピードダイヤルにしておくことなど注意事項を述べた。ホロコーストが起きて80年近く経つというのに、この時代にユダヤ人がユダヤ人であることを隠さなければならない時代がくるとは、なんという情けない状況だろうか。こういう時期だからイスラエルの邦人が一時避難のために日本への帰国を望んだ時、カタールなどイスラム圏経由は不安だと言ったのは当然のことだった。

パレスチナについてなど全く関係のない日本ですら、ハマス支持デモ行進をやる馬鹿がいるし、イスラエルの次にユダヤ人が多く、第二次世界大戦後大量にヨーロッパ諸国から避難してきたアメリカですら、ユダヤ人経営の店がハマスに拉致された子供たちのポスターを店先に貼っていただけでハマス支持者の暴徒らに襲われたり、ユダヤ人学生が同級生から追い回されて図書館に避難せざるおえないなどという目に合っているくらいだから、仕方のないことだろう。

それにしてもバイデン政権はこれらのあからさまなユダヤ人虐待に対して、もっと断固とした姿勢を撮るべきなのに、なんと彼らはイスラム教徒差別(イスラモフォビア)の問題点などを指摘するという頓珍漢さ。これではアメリカ国内のユダヤ人は不安でしょうがない。


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *