昨日イスラエル軍はガザ北部にあるジャバリアに大規模な空爆を行ったが、多々の主流メディアでは一斉にガザでも最大規模の「難民キャンプ」が空爆され多数の民間人が犠牲になったと報道した。イスラエル軍はこの空爆によって多数のハマス幹部やその手下を除去したと発表している。民間人が犠牲になったのが事実だとしても、ハマス幹部が居たことも事実であり、その写真を見る限り、地下に軍事基地があったことも事実であるとと思われる。しかし私はそれよりもこの「難民キャンプ」という云い方に抵抗を感じる。

普通難民キャンプというと、仮設テントなどが張ってある臨時の避難場所という印象をもつが、現イスラエルに昔住んでいたアラブ人がガザに難民として来たのは75年も前の話である。もう三世代にもなっている場所が何時までも難民キャンプというのはおかしいだろう。それに難民キャンプに鉄筋コンクリートで出来た数階建ての病院やら学校やら集団住宅や動物園まであるとなると、もうこれはれっきとした街である。こんな場所をいつまでも難民キャンプと呼ぶのはどう考えても変だ。

上記のTwitterアカウントは、ガザ住まいのティックトッカ―がネットに上げている動画を紹介しているアカウントだ。ガザには難民キャンプどころか豪華賢覧な豪邸やレストランやショッピングモールや高級自動車ディーラーなどもあった。もちろんこれらの場所はハマス関係者たちの住む高級住宅街だが、一般人の住む場所も主流メディアが言うほどひどくはない。貧乏なアラブ諸国ではごく普通の光景である。下記はガザ南部のパン屋さんの前で並ぶ人々の様子。

イスラエル軍が難民キャンプを空爆と聞くと、空爆を逃れるために避難した人々が居る避難所を故意に空爆したという印象を受けるが、実はこのあたりはイスラエル軍がハマスの基地となっているため空爆する予定なので避難しろとずっと警告していた場所なのである。だからそこに民間人が多くいたとしたら、それはハマスが人間の盾とするために故意に集めたということになる。

どれだけメディアが偏向報道をしているかがわかると言うものだ。


2 responses to ガザに「難民キャンプ」なんて存在しない

苺畑カカシ6 months ago

こちら、高級車ディーラーの空爆前、空爆後の映像が載っている。
https://twitter.com/imshin/status/1720157177749573665

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