予測していたとはいえ悪いニュース、本日全国でもいち早く子供の性転換治療を禁止する法律をとおしたアーカンサス優の子供の性転換治療禁止法が永久的に施行禁止され、事実上覆される結果となった。アーカンサス州での法律が可決されて以来19の州で同じような法律が通っているが、そのほとんどで訴訟が起きており、一時的に施行停止になっている州もいくつかある。(強調はカカシ)

ムーディ連邦地裁判事命令の中で、この禁止法はトランスジェンダーの若者と家族の適正手続きと平等保護権を侵害していると判断した。また、この法律は、医療提供者の憲法修正第1条の権利にも違反していると述べた。

「子供たちを守ったり、医療倫理を守ったりするよりも、禁止されている医療が患者の精神的な健康や幸福を向上させることを示す証拠があり、それを禁止することによって、州は自らが推進すると主張する利益を損なっている」と、ムーディは判決文に書いている。

ムーディ判事の判決は、アラバマ州やインディアナ州で同様の禁止令を一時的に阻止した他の判決でも、裁判官が述べたことを繰り返したものである。

無論アーカンサス州のティム・グリフィン司法局長は米国第8巡回区控訴裁判所(the 8th US Circuit Court of Appeals)に控訴する予定であると話している。

同法律は2021年に共和党議会がアサ・ハッチンソン前知事(共和党)の拒否を覆して通したものだった。これについて今やトランスジェンダリズムの奴隷と成り下がったアメリカ市民自由連盟(ACLU)の執行役員ホーリー・ディクソンは、、

「この決定は、明確なメッセージを送るものです。この医療に関する恐怖を煽り、誤った情報を流すことは、精査に耐えるものではなく、トランスの若者を傷つけるものであり、止めなければなりません。「科学、医学、法律は明確です。アーカンソー州の若い人々が成長し、健康でいられるようにするためには、ジェンダー肯定治療が必要です。」

と述べている。何が科学だ、何が医学だ。未成年が性転換治療治療で実際に元からあった精神疾患が改善され安定した大人になったという証拠などひとつもないのだ。元ジェンダークリニックではたらいてちた職員の話では、思春期ブロッカーを受け異性ホルモンの受けた患者で精神状態が改善された例はひとつもないという。それどころかホルモンによって変形してしまった生殖器に絶望して、それこそ自殺を図る子もいるというのだ。こんな野蛮な治療が医学と言えるのか?何がジェンダー肯定治療だ、いい加減にしろ!

などと感情的になっている場合ではない。この判決は予期していたものだ。これは元々法律が通ったからといってそこで終わるような問題ではない。この問題は女子スポーツの男子参加と同じで最終的には最高裁判所で争わなければならない重大な問題なのである。しかしそれには時間がかかる。

私はその間にどれだけの子供が犠牲になるかと思うと非情に心苦しいのだが、昨日お話した脱トランス患者たちによる訴訟や体験談は非常に大事だ。この訴訟が最高裁に行くまでの間、反性転換治療の活動を我々一般人は根気よく続けていく必要がある。幸いマット・ウォルシを始め脱トランスの活動家や子子供を危険にさらされている親たちが草の根レベルでどんどん反対運動を始めている。

何と言っても一番大切なのは子供がこの恐ろしいトランスジェンダリズムというイデオロギーに汚染されないようにすることである。先のジェンダークリニック元従業員によると、子供はジェンダークリニックの門をくぐったが最後、三日後にはホルモン治療が始まってしまうという。だから学校などでこの子はトランスジェンダかもしれないなどと言われたら親は絶対にジェンダー専門家に子供をみせてはいけない。精神カウンセラーでも学校が推薦するようなところへ連れて行っては行けない。一旦子供がトランスジェンダーだと診断されたら、親が子どもを救う手立ては非情に限られてしまうからだ。

だから今フロリダ州で行われているような幼稚園や小学校などでLGBT関係の授業をしてはいけないという法律は非常に大事だ。そして多くの’親たちに学校で何が行われているのか知ってもらうことが必用だ。

多くの親たちは子供が自分は異性かもしれないと言って初めてこの問題に直面する。だから自分ではどうしていいかわからず、学校のカウンセラーなどの言いなりになってしまうのだ。そうならないためにも、活動家の父母たちが教育委員やPTAで発言を繰り返し、子供たちがこの恐ろしいカルトに誘惑されないように活動していかなければならないのだ。

つけたし:すばらしいビデオを見つけたので張っておく。日本語字幕あり。

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3 responses to 連邦地裁判事アーカンサスの子供性転換禁止法を永久に差し止める、他州にも影響あり

苺畑カカシ10 months ago

https://www.msn.com/en-us/news/opinion/europe-pumps-the-brakes-on-transgender-care-for-minors-amid-uproar-in-us/ar-AA1cO1vn?ocid=msedgntp&cvid=8f6df15852be4bed84db123ee7b16715&ei=15
European countries are balking at approvals for gender transition services for minors even as the U.S. medical community has pressed forward with the practice despite ethical questions.

The U.S. is now an outlier on transgender issues in that America’s national medical groups are pressing lawmakers and regulators to not only allow, but encourage gender transition services for minors who say they may be transgender.

While the U.K., Sweden, Finland, Norway and France all allow puberty blockers and gender transition surgeries, medical professionals there are pushing back on their use on children, according to the Wall Street Journal. In the U.K., for instance, the National Health Service announced a rollback on the availability of hormone treatments, limiting them to clinical trials exclusively.

“These countries have done systematic reviews of evidence,” said Leor Sapir, a fellow who studies transgender care at the Manhattan Institute think tank told WSJ. “They’ve found that the studies cited to support these medical interventions are too unreliable, and the risks are too serious.”

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