前回紹介したマウラ・J・コリンズ女史の「よかれと思って使われる馬鹿な言葉使い35項目」について反論したいと思う。35項目全部に対しての反論は時間の無駄なので、この本の根底に流れるコリンズ教授自身の偏見について語りたい。
先ずコリンズ教授の本の原題名は”Dumb Things Well-Intentioned People Say”というもので、英語風でなく日本語風に意訳すると「悪気はないのに言ってしまう失礼な表現」となる。この題名からも解るように、これら35項目の表現をした人々は、決して相手を傷つけようとしてこういう表現を使ったのではない。コリンズ教授自身が認めているように、彼女の本が対象としているのは相手を傷つけたくないと思っている礼儀正しい人々なのである。彼女曰く、人は知らず知らずのうちに他人の気分を害するようなことを言ってしまう。気をつけないと友達や職を失ったり訴えられたりするので気をつけようというものだ。
しかし彼女の表向きの意図はどうあれ、彼女の真意は多数派の人々を常に不安定な状態にして、左翼リベラルが彼らを完全コントロールしようというものである。
35項目の中で一貫している主旨は『少数派には多数派には絶対に理解できない独特な体験がある』というもの。この根底には多数派は誰もが少数派に対して偏見を持っており、少数派は常に差別的な多数派によって弾圧されている犠牲者であるという前提がある。であるからして多数派が少数派の体験に理解を示したり、少数派が少数派特有の体験だと信じていることを多数派にも起きると指摘したり、多数派が自分は人種差別意識など持っていないと主張したり、多数派が多数派や少数派の違いなど意識したことがない、などという供述は少数派を騙すための偽りだと主張するのだ。
前回も述べたように、これはコリンズ教授自身の偏見に他ならない。自分が人種や男女差別やLGBTQへの偏見傾向があるからこそ他人もそうに違いないと思い込んでいるのである。コリンズ教授がレズビアンだから偏見がないというのはナンセンス。よく、白人以外は人種差別者になりえないと言い切る人がいるが、そんな馬鹿げたことがあるはずがない。差別意識は誰もが持ち得る意識である。
はっきり言って、この程度の発言が「~々差別だ」といえること事態、アメリカがどれほど差別意識の無い国なのかという証拠である。本当の意味での差別が存在する文化、たとえばインドのカースト制にしろイスラム圏に異教徒に対する差別にしろ、差別が当たり前に日常茶飯事にされて多数派も少数派もそれを受け入れている国々では少数派は文句も言えない。女性の権利など最初から認められていないイスラム文化では、名誉殺人などといって男性の言いなりにならない女性が簡単に殺されてしまう。そんな社会ではハニーとかスイートハートなんて言葉使いにいちいち腹を立てる女性はいないだろう。
左翼リベラルが本気で人権というものに興味があるなら、自由な国アメリカでまるで悪気のない人間の発言をもって重箱の隅をつっつくようなことをやってないで、本当に人権迫害をしている諸外国に挑戦してはどうなのか。本当の意味で差別や弾圧に抗議してはどうなのか?
こういうくだらない本を書き諸大学を講演して歩く人間が居るというのも、そしてそれを多用性だとかいって新入生の必読本にする大学があるというのも、アメリカの大学がいかに左翼リベラルに支配されているかを示すものである。


1 response to 左翼リベラルが弾圧する「35項目」言論に反論

苺畑カカシ3 years ago

よもぎねこさんが、このエントリーを紹介してくれているので、ち一部引用。内容はところどころ略してますので、全文はよもぎねこさんのサイトで読んでください。
以下よもぎねこさんのコメント:
なるほど道義的には、こうした差別は悪い事です。 しかし幾ら差別が悪いと言っても、元来アメリカは自由の国であり、アメリカという国はその自由を至上価値として守る事で成功した国ではありまあせんか?
多様性だの寛容だのと言う一見耳触りの良い言葉に惑わされて、アメリカ建国以来持ち続けて来たアメリカの価値観の主張まで遠慮して、挙句に多文化国家なんかになって良いのでしょうか?
だったらアメリカ白人だってイジケるのは止めて、移民達に対して、アメリカにきたからには、アメリカ人になれ!! 自由と民主主義の為に戦う人間二なれ!!と言うべきでしょう。
そして愚かしいセンチメンタリズムや偽善から、善意の発言まで差別だと煽るような馬鹿女には、オマイはバカで偽善者だと言うべきなのです。
そうやってアメリカの価値観や文化を守らなければ、アメリカはこのまま様々な人種や民族が、それぞれコミュニティを作って引きこもるインドのような国になるか、或いは南米のようにゲリラやらマフィアなどが跋扈する無秩序社会になってしまいます。
今アメリカやヨーロッパで起きている移民の流入は、このローマのゲルマン人侵攻と同様の話ではありませんか?
今、欧米に押し寄せている移民達の多くが、嘗てのゲルマン人同様、その移民先の国の文化や価値観を尊重しないまま、富だけを求めているのですから。
アメリカやヨーロッパが豊かなのは、あくまでそこに住む人々の努力、そこに住む人々の文化により作られたものなのです。
その人々が安易なセンチメンタリズムから、自分達の文化を蔑ろにして、それを守る意識失えば、豊かどころ悲惨なまでに貧困な世界、ローマ帝国滅亡後、暗黒社会と言われた時代に逆戻りするだけはありませんか?
それを思えば人種差別の誹りなんか無視して、アメリカ白人もヨーロッパ人も自国の文化を守る為に戦うべきなのです。
頑張れ!!
アメリカ白人!!!
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引用おわり。
まさにその通りですね。欧米の左翼リベラルは第二次世界大戦でファシストに打ち勝ち、冷戦ではソ連の共産主義を破りました。にも関わらず自ら社会主義の道をまっしぐらなのです。何故勝ち得た自由主義を守ろうとしないのか、本当に不思議です。
カカシ

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