ガザ船団の親パレスチナ活動家たちは、船団による救援物資が届かなければガザ住民は瀕死の状態にあると訴えているが、実際はガザ住民は国際社会からの支援金によってかなり贅沢な暮らしを楽しんでいる。イスラエルは航路を閉鎖してはいるが、決してガザへの流通を完全に止めているわけではなく、イスラエル指定の正規の関門で審査を通過する事が出来れば、どのような物資の入境も可能なのである。

去年の7月、トルコからの船団がイスラエル領海で問題を起こした同時期、ガザでは諸外国からの高級商品が所狭しと並べられた高級ショッピングモールが開店した。添付したのは、トム・グロスというフォトジャーナリストのサイトで、このモールの写真が何枚も載っているので是非参照されたし。

さらに今年の夏はガザにてふたつの高級豪華絢爛ホテルがオープンする。これはニューヨークタイムスの記事なので、ガザでは建築ブームが起きているというニュースを報道しながらも、これは一部のことであり、まだまだガザ市民の生活は大変なのだと付け加えている。しかしだ、本当に飢えてる国では高級ホテルの建設など不可能だ。それは北朝鮮を見てればわかるだろう。

またガザにはイスラエルから毎日のように生活必需品が送り込まれているがそれ以外にも高級車や大型テレビや野外用風呂といった贅沢品も多く送り込まれている。イスラエル軍が先週発表した情報によると、一週間にガザに運び込まれる商品は6000トンにも及び、260台のトラック分だという。ガザに送られる供給品は離乳食や肉や野菜の他に、建設用の材料や医療薬品や洋服や電化製品なども含まれている。こちらのリンクは毎日イスラエル軍がガザに送り込んでいる何十台ものトラックに積まれたガザ向け商品のビデオを観ることが出来る。

忘れてはならないのは、いまだにハマスが統括するガザからはイスラエルに向けて年間何千というロケット弾が撃ち込まれているということだ。イスラエルがそんな奴らにこれほど人道的な行為を示しているにも関わらず、ヨーロッパの馬鹿どもがハマスのプロパガンダに騙されて武器弾薬を積んでいるに違いない船にガザのひもじい人々を救援する物資が積まれていると思い込んで人間の盾となるべく乗り込んでいるのだ。彼らは本気でイスラエルがパレスチナ人を飢えさせていると思い込んでいるのだからおめでたい。

ガザに集まっている欧米の能天気左翼リベラル活動家たちは、是非ともガザ訪問の際には、ハマス経営のショッピングセンターや高級ホテルを訪問し、自分らが集めた救援金がガザでどのようにハマスのやつらの私腹を肥やしているか充分に見届けてきてもらいたいものだ。


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