昨日ドイツでいよいよワールドカップが開催された。ドイツチームは初日を勝利で飾ったようだ。
正直いうと私はサッカーは全然追ってないので、どのチームが勝ちそうだとか全く知らない。サッカーといえば、往年のペレ選手とか(古い!)かろうじてベッカム選手とか、ジーコ監督の名前くらいは知っているが。そこで今必死にW杯情報を手にいれようと読売新聞のW杯特集を読んでいる。日本のオーストラリアとの試合はすでに録画用意を整えた。

日本、あす豪州戦…臨戦ムードたかまる:サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場する日本チームは10日夜(日本時間11日未明)、練習拠点のボンから試合会場のカイザースラウテルンに移動、いよいよ臨戦ムードが高まってきた。

グループリーグF組の豪州との初戦は12日午後3時(同午後10時)にキックオフされる。日本は3大会連続出場となるMF中田英寿(29)を軸とした攻守で、2大会連続の決勝トーナメント進出を目指す

アメリカではサッカーはあまり盛り上がらないのだが、うちの職場の従業員は国際色豊で、中南米や東洋、中近東のひとなどいろいろいるので、W杯となると職場が熱狂状態になってしまう。特にに前回は韓国人の同僚が隣に座っていたこともあり、韓国の試合があった翌日は彼は目を真っ赤にして出勤していた。時差など無視して生放送を韓国バーでみていたらしい。
アフガニスタン人の同僚はものすごいサッカーファンで、W杯出場選手の名前を国籍かまわず詳しくしっていて、表にして自分の机の周りにはりつけている。こういう職場だから録画してまだみてない試合の結果を録画がみられるまで知らないでいるというのはほぼ不可能である。
W杯といえば、1994年だったか初めて日本チームがW杯に出られるか出られないかの瀬戸際だった年、W杯はロサンゼルスで行われた。私の友達がその頃ロサンゼルスのホテルでセールス部長をやっていた。日本を離れてもうだいぶたっていた私も彼女も当時始まっていたアメリカのサッカーフィーバーにはむとんちゃくだったため、日本からの団体旅行予約がやたらにはいってきている理由に全く注意をはらっていなかった。ホテルはかならずといっていいほど満室以上の予約を受け入れる。土壇場でのキャンセルはしょっちゅうだからこうやっておかないと採算がとれないからだ。
ところが、彼女はW杯近くになって、なぜ日本からの予約が殺到しているのかを知って愕然とした。もしロサンゼルスW杯に日本が出場すれば、キャンセルなど出るはずがない。部屋は満室オーバー、部屋は絶対に足りなくなる。しかもW杯最中では他国からの観光客も殺到するわけだから溢れた客を請け負ってくれる近隣のホテルも満員で無理。「どーしよう?」てなわけで、日本人でただひとり日本がW杯に出られませんようにと願っているひとがロサンゼルスにいたというわけ。(笑)
彼女には幸いなことに、そして日本には残念なことに、その時の日本参加は実現しなかった。次回からは日本は三回連続出場だし、前回は結構いい線までいったし、今回は期待できる、、、らしい。