米体操選手シモーン・バイルス、ストレスに負けて棄権、なぜか激励の嵐

今回のオリンピック、アメリカでは今一つ盛り上がってない。その理由のひとつがアメリカ選手の中にやたらとWOKEな人が居るからで、女子サッカーチームなぞ国歌の時にひざまずくとかアホなことをやっていてスエーデンにぼろ負けするなど無様な姿を晒している。俳優のケビン・ソーボが皮肉っぽく「オリンピック至上初めて、アメリカ人が自国が負けたことを喜んだ」などとツイートしていたが、まさに、あんなチーム負けて当然だ。

さて、先日アメリカの女子体操選手シモーン・バイルスが跳馬で大きなミスをした後、突然棄権を宣言。精神面で自身を失くしたというのがその理由。このくらいのエリート選手になってくると大会でのプレッシャーで精神力がない人は勝てない。それも実力のうちだ。それなのにストレスに負けて棄権だなんてスポーツ選手としてはあるまじき態度だろう。

五輪金メダル4個を獲得している24歳のバイルスは、「私は自分にとって正しいことをして、自分のメンタルヘルスを優先し、自分の健康と幸せを危険にさらさないようにしなければいけない」と語った。  バイルスは最初の跳馬で精彩を欠くと、会場を一時離れた。再び会場入りした直後、米国はバイルスの途中棄権を決定。決勝ではロシア五輪委員会(ROC)が米国を抑え、金メダルを獲得した。  バイルスは、表彰式でチームメートと共に銀メダルを受け取った後、けがをしたわけではなかったと説明。「ただ、以前と比べて自信がなくなった。それが年齢のせいなのかは分からない。体操をする時、不安が少し増すようになった」と明かした。  さらに「前ほど楽しめていないように感じる。この五輪は自分のためのものにしたかった」と打ち明けると、涙を流した。「悔しいのは、これが五輪で起きたということ…ただここ1年のことを考えると、こうなったことにそこまで驚いてはいない

上記はヤフーニュースより抜粋、強調はカカシ。ここ一年ずっと精神面で悩んでいたのなら、なぜそれを前もって関係者に話さなかった?オリンピックで精神面で崩れる可能性があったのなら、オリンピックに来る前に出場を辞退し、専攻に漏れた他の選手と代わってもらえばよかったではないか。自分が体調を崩すことで、どれだけ多くの人に迷惑がかかるか全く考えていない。

こういうのを我儘というのだ。

こんな無責任な行為を取った彼女には批判が集まるかと思いきや、チームメイトの一人は「私たちは誰にも金メダルを取る借りはない」などと言ってバイルスを弁護した。また他のエリート選手たちも彼女の「勇気」を称えた。

大阪なおみがメンタルヘルスを理由にフレンチオープンを棄権した時も、多くのスポーツ選手から支持の声が上がったが、どうして挑戦が怖くて逃げる行為が「勇気」ということになるのだ?それは「臆病」とか「意気地なし」と表現されるべき行為ではないか。

確かに人気アスリートはメディアから追いかけまわされるし、周りからの期待も大きく押しつぶされそうになる時もあるだろう。彼らには彼らしか理解できない苦しみがあるだろう。だからエリート選手からの同情が集まるのも理解できる。私たちファンはただ応援しているだけでいいが、当人の苦労はそれは大変なものに違いない。だが、だからこそ彼らが成功し好成績を取った時の喜びと興奮と誇りは我々に勇気を与えてくれるのだ。彼らが自国を代表して頑張ってくれたことを誇りに思い喜ぶのだ。

「誰にも金メダルを取る借りはない」というのは間違っている。なぜなら彼女達がここまでこれたのは彼女達だけの努力によるものではないからだ。練習の送り迎えをしてくれた両親やコーチやスタッフに何の借りもないというのか?またスポンサーやファンたちにも何の借りもないというのか?金メダルを期待されてた選手が銀や銅を取ってはいけないと言っているのではない。金メダルを取るために最大限の努力をすることはオリンピック選手たるものの責任だ。今まで援助してくれた人々や応援してくれたファンたちへの最低の敬意だ。

それを一番大事な試合中に、嫌になったからもうやめる、というのであれば、もうばかばかしくてファンなんかやってられないと思われてもしょうがないだろう。

大阪なおみも同じだ。

WOKEのせいで多くの人たちが彼女たちを批判してはいけないと思っているかもしれない。だからしばらくは彼女たちの我儘も通るだろう。だが同じく多くの人たちが呆れ果てていることだろう。そうやってスポーツファンは徐々に離れて行ってしまう。

チームのことや国のことより自分のことしか考えられない人はオリンピックに出場してはいけないのだ。

アメリカ人のオリンピック離れは一層ひどくなっていくことだろう。


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女子競技に男子が参加するのは不公平だと訴えた女子高選手の記事、新聞社が勝手に「男子」を「トランスジェンダー」と書き換える

二年前にコネチカット州の女子高校陸上選手三人が女子競技に男子を参加させるのは女子にとって不公平だとして州を訴えていた訴訟、女子スポーツを救えるのは16歳の女子高生? – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)で、コネチカット連邦裁は先日彼女たちの訴訟を棄却するという残念な結果となった。それに関して原告のひとりであるチェルシー・ミッチェルがUSAトゥデイに投稿した記事が、掲載された三日後に同紙が著者のミッチェルに無断で「男子」という言葉を「トランスジェンダー」と書き換えていたことが解った。

下記は書き換えられたタイトルだが、元々は「私はコネチカットで一番速い女の子だった。だが男子選手がそれを不公平にした」だったのだが、下記のように「男子選手」がトランスジェンダー選手と書き換えられてしまったのだ。

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I Was the Fastest Girl in Connecticut. But Transgender Athletes Made it an Unfair Fight.

USAトゥデイは動詞の基準とガイドラインに合わせて書き直した、悪意のある言葉使いを使ったことを謝罪すると注意書きを添えている。「男子」という言葉のどこに悪意があるというのだ?ミッチェル達が問題にしているのは、男子が女子競技に参加したことなのであり、彼らがトランスジェンダーかどうかが問題なのではない。

2020年、女子高校生陸上短距離選手として州一番だったミッチェルが二人の男子生徒により常に三位に甘んじなければならなかったくやしさを彼女はこのコラムで語っている。どれだけがんばっても肉体的に圧倒的に有利な男性体には勝つことが出来ない。メダルの座を失ったのは彼女だけではない、四位や五位になった選手たちは大学への奨学金をもらえなかったり、推薦入学の枠から外れたりしたのである。

今回の訴訟は棄却されたが、彼女たちは諦めていないと語る。原告たちはADF弁護士と共に控訴する意思を明らかにしている。


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女子スポーツにトランスジェンダーの未来はあるのか?

本日は女子スポーツにおけるトランスジェンダーの立ち位置についてワシントンポストの記事から読んでみたい。現在オリンピックでは、自称女の男子選手が女子スポーツに参加するためには、男性ホルモンであるテスタストロンの数値を女子と同程度に一年以上保ってきた男子に限るという規定がある。私は二次性徴期を超えた成人男子のテスタストロン数値などいくら低くしても女子と平等に競争など出来ないと考えているが、トランス活動家たちはその条件すらもトランス選手に対して不公平だという主張をしている。

先日国際女子スポーツデイに、1972年に女子スポーツの地位向上のためにタイトルIXという規則を設立した女性達が中心となって女子スポーツ方針研究会(the Women’s Sports Policy Working Group)が、どのようにトランス選手を女子競技に参加させるかという妥協案を提出した。その案とは、高校生以上の競技において男子が女子競技に参加するためにはテスタストロン数値を一定に一年以上保っている男子に限り、それが出来てないトランス選手は別枠の競技に参加すべきというもの。これは、男子はどんな場合でも女子競技には参加できないという意見と、トランス女は無条件で女子競技に参加すべきという二つの意見の妥協案として出された苦肉の策である。私から言わせれば、そんな妥協策は全く意味がないと思うが、それでもトランス活動家たちからは、この提案ですらトランスフォビックだという苦情が殺到している。

しかし活動家の一部はこの提案は良識あるものとしながらも、研究会の女性達はこの方針が何百というトランスジェンダー選手の人生にどのような影響を及ぼすか真剣に考えているのだろうかと疑問を提じていると言う。

ちょっと待った!それをいうなら全国各地の何万という女子選手にどのような影響を及ぼすかを考えるのが先決なのでは?私個人としてはこの研究会の妥協案はナンセンスだと思う。こんなことをしてみてもトランス活動家から女子スポーツを救うことは出来ない。活動家とは一歩でも妥協すればすべてを取られてしまう。

実は私は知らなかったのだが、2010年からすでに大学生の女子競技に男子が参加するためには前記の条件を満たす必要があった。しかし高校生選手はホルモン治療を未成年に施すのは健康に害があると言う理由で社会的に女子として暮らし始めれば女子競技に参加できるということになっていた。(信じられない!)つまり今回の妥協案は高校生でも成人男子と同じ規則を当てはめるべきだというものだ。

しかしこれらの規則は州によって施行の仕方がまちまちである。今現在、最近新しく加わった四つの州を含め12の州でトランス参加は全面的に禁じられている。九つの州で無方針、そして19の州で無制限となっている。無制限ということは男子が自分が女子だと言い張れば女子競技に参加できるという意味だ。10年も前からこんな状態だったのに、今まで特に問題になってこなかった理由は、トランス選手の数はごく僅かであり、参加者がいたとしても上位成績を上げる自称女の男子が居なかったせいだろう。

だが数年前、コネティカット州で二人の男子が女子競技で何種目も出一位二位を独占するという事態が生じ、この問題は一気に水面上に浮上した。そのうちの一人テリー・ミラーは男子として陸上競技に参加していた時は上位競技に参加できないほど成績の悪い三流選手だったが、2018年に女だとカムアウトした途端にコ州の5つの選手権で優勝。次の年には州内選手権四つ、ニューイングランド選手権で二つ優勝という快挙?を遂げた。このことで入賞を拒まれた三人の女子選手たちが州を相手取って訴訟を起こしたことは、拙ブログでも紹介した通りだ。

テキサスサウスウエスタン医学大学の心臓学専門ベンジャミン・レビーン教授によれば、第二次性徴期を通過した男子が女子よりも運動能力が優越であることは疑いのない事実だと語る。この時期男子は女子よりも背が伸び骨格や筋肉密度が増え心臓も大きくなる。ま、いまさら専門家にそんなことを言われなくても、思春期を過ぎた男性が肉体的に女性より優れていることは誰もが知っている常識だ。だからこそスポーツは男女に分かれているのだ。

さて、これに対して活動家がどのような反論をしているのか、ツイッターで井谷さんと言う人が要約してくれているので引用させてもらおう。「このトランス選手に関する記事は、色々重要な点を挙げている。あえて3点選ぶとすれば:テストステロンに関連する「身体的優位性」を強調する人は、」

  1. トランスの若者が日々経験する社会的不利性を考慮していない(スポーツはホルモンだけの勝負ではない)
  2. トランスの女子選手が活躍したことでシスジェンダー女子選手がスポーツ奨学金やスポーツする機会を失ったケースは報告されいない(逆にコネチカットで活躍したMillerもYearwoodも大学に進むためのスポーツ奨学金を得ていないし、二人とも高校卒業後は陸上もやめてしまった)。
  3. 肯定的なトランスケアについての研究は、医学的トランジションを始める前に、一定期間性自認に従った性別で社会的に生活することでメンタルヘルスの問題を大幅に軽減できること、その中で社会から性自認を否定されないことが重要であることを示している。

ところで別の研究で、成人した男子のテスタストロン分泌を下げてみても女性と平等に競争できるほど運動能力が衰えるという確固たる結論は出ていない。男性同士で競争した場合にはテスタストロンレベルが低くなれば明らかに不利ではあるが、女子と競争した場合はすでに二次性徴期で得た優位性を取り除くことは出来ないからだ。反対派はいみじくもスポーツはホルモンだけの勝負ではないと言っているが、今現在のホルモン分泌量が問題なのではなく、ホルモンが個人の成長にどのように役に立ってきたかが問題なのである。

さて、この三つの反論には大きな問題がある。

先ず第一に、トランス若者に関わらず、若者はそれぞれ家庭環境や経済環境など別々の環境に置かれている。家が裕福で通う学校には施設も整っており優秀なコーチもいる家庭もあれば、地方出身であるものは自分と運動靴のみという子供もいるだろう。オリンピックなどアフリカの荒野で走ってるだけの選手とエリート教育を受けた西欧の選手とが真っ向からぶつかり合って優勝したりしている。背景がどうあれ、能力のある選手が公平な場所で競争するのがスポーツのだいご味というものではないのか?そんなことまでが競争の考慮に入れられたらスポーツなんか何の意味もなくなる。

第二に、今のところトランス選手が女子の奨学金を奪ったケースはないというだけで、今後何の制限もなく男子が女子競技に参加できるとなれば、学力で大学に行かれない三流男子が女子として奨学金をもらって大学に行く可能性は出てくる。今がどうのこうのではなく、今後のことを考えるべきなのだ。

第三は、トランスケアと女子スポーツとどういう関係があるというのか、トランスジェンダーの精神治療などに女子スポーツが付き合わされる言われはない。どこか他所でやってもらいたい。

考えても見てほしい。トランスジェンダー活動家たちは二次性徴期を通過した男子をそのまま女子スポーツに参加させろと主張しているのだ。以前にアメリカのオリンピックサッカーチームが高校生男子チームに惨敗したという話がある。一流エリート選手を簡単に負かすことが出来る男子選手をそのまま女子と競争させることがどれほど不公平であるか、そんなことを今更議論しなければならないことの方が異常だ。

だから何度も言っている通り、トランス活動家との妥協などありえない。トランスジェンダーを女子スポーツに受け入れるのか入れないのか、答えは二つに一つしかないのだ。

本題はトランスジェンダースポーツの未来ではなく、女子スポーツの未来がどうなるのか、我々は選ばなければならないのだ。


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女子スポーツを救えるのは16歳の女子高生?

1988年、フローレンス・ジョイナーがソウルオリンピックで残した女子100m走の記録は未だに破られていない。しかし男子陸上選手の間では彼女の記録は大学生レベルでもどんどん破られている。何故か、それはジョイナーが女性で大学生選手たちは男性だからだ。

こんなことを私が今更指摘するまでもなく、男性と女性は違う。例え女性ホルモンを一年間摂取しても男性の筋肉量や質や強度には全く影響を及ぼさないことも最近の調査で明らかになっている。であるにも拘わらず、男子選手による女子競技侵略に対して抗議しているのはほんの一握りの引退した選手たちだけ。こういうことは現役の選手たちがみんなで声を合わせて訴えかけなければだめだ。

そんななかで州の陸上チャンピオンシップで自認女子の男子二人に大学リクルーター審査の席を奪われた、コネティカット州の女子高校生の訴えを紹介したいと思う。ビデオはこちら

彼女の名前はセリーナ・スール(16歳)。子供の頃からおてんばで、陸上選手である母親の影響もあり、多々の短距離レースで好成績を収めて来た才能ある少女。彼女は大学へ行っても陸上選手としての道を目指したいと考えている前途有望な選手である。そんな彼女の夢を壊す出来事が2019年1月、コネチカット州陸上競技チャンピオンシップで起きた。 テリー・ミラーとアンドレア・イヤーウッドという自称女の男子生徒たちが一位と二位の座を女子選手から奪ってしまったのだ。

セリーナ・スールさん

二人は驚愕する親やコーチたちの前で、堂々と競技に参加。コネチカット州陸上競技委員会は選手や両親やコーチたちの苦情を一切うけつけず、トランス選手による女子競技参加資格についても明らかにしていない。現にこの二人は女子競技に参加する前シーズンまで男子競技に参加している。ミラーやイヤーウッドの成績は女子としてなら記録破りのものばかりであるが、男子選手としてはミラーは120位、イヤーウッドは195位と決勝入りなど不可能な三流選手たちだ。見た目でも明らかなとおり二人は自称女子というだけで、女子に見えるような努力も何もしていない普通の男子である。

問題なのは、こんなバカなことが許されていいのかという問に対して、州もメディアも活動家と一緒になって「トランス差別だ!」と女子選手やその家族やコーチたちを攻撃する。人権団体であるはずのACLUなど完全にトランうジェンダー熱に浮かされて、女性たちの悲痛な叫びに耳を傾けもしない。

当のミラーとイヤーウッドは不公平を訴える女子選手たちに「悔しかったら、もっと練習していい成績をとればいいじゃない」などとうそぶいている。自分らこそ努力して正々堂々と男子競技でいい成績をとればいいだろ、と思うのは常識人。今の世の中常識が通じない。セリーナ曰く、メディアの反応はもっとひどく、苦情を述べる女子選手たちのことを負け惜しみを言っている「見苦しい敗者」と一瞥もくれない。しかしいくらセリーナのような女子たちががんばってみたところで、三流男子生徒があっさりとメダルを奪ってしまうのでは、女子選手たちの意欲はがた落ちである。最初からレース結果が決まっている八百長レースに誰が全力を尽くしたいなどとおもうだろうか?

これが地方の零細レースだけで起きている珍しい現象だなどと考えるのは甘い。今民主党が提案し下院で通ったイクオリティーアクト(平等法)は、自認男がいくらでも女子競技に参加出来るようになる法律である。

私は黙っているわけにはいかない。HR5イクオリティーアクト(US)はアメリカにおけるトランスジェンダー方針を全国的に強制するするものだ。これは自認女子の男子たちにあらゆる競技への参加を許すことにより、女性及び少女たちを危険にさらすものだ。

この方針は私たちからメダルを奪い、記録を奪い、奨学金や夢を奪う。私はそんなことを許すことはできない。私は立ち上がって議会に訴えるつもりだ。私たちを守ってください。私たちから夢を奪わないでください。HR5を通さないでくださいと!


セリーナの行動は非常に勇気あるものだ。読者諸氏も覚えておられるだろうが、今年初めに自称女の男子による女子競技参加を批判した往年のテニスの女王マティーナ・ナブラチロワがSNSでさんざん攻撃されたことを。彼女だけではない。トランス参加批判をしたシャロン・デイビース、ケリー・ホルムズ、ダレイ・トンプソン、アナポーラ・ヘンケル、そして最近ではポーラ・ラドクリフといった元プロ選手らが次々にトランス活動家たちの攻撃の対象になっている。

トランス選手批判者への攻撃の筆頭は誰あろう三流男子サイクリング選手の偽女レイチェル・マッキノン(自称ドクター) 。マッキノンはSNSでのあまりの攻撃に嫌気をさしたマティーナが関係のあるツイートを削除して「言い過ぎました、ごめんなさい」と謝ったにも拘わらず、マティーナの過去エントリーのスクリーンショットを掲載してマティーナ曰く「アタック、アタック、アタック」を続けたという。

マッキノンはフェミニストとかレズビアンと思われる人の口座はすぐにブロックし(格いう私も即効ブロックされた)反対意見の無い中で言いたいことを言いまくってるえげつない男である。

マッキノンは削除されたツイートのスクリーンショットを撮り、再掲し、いくつかの要求をした、その際「性器はスポーツをしない。ペニスのどこの部分がテニスに関係があるの?それがどうやって競技場を公平にするというわけ?」などと付け加えた。

マッキノンによるレズビアンやトランス批判者への攻撃はすさまじく、レズビアンたちは「性器へのこだわり」を「乗り越える」べきだなど喚いている。男子は女子競技に参加すべきではないと言ったポーラ・ラドクリフについても、マッキノンはスカイニュースのインタビューで、そういう発言はトランスフォブとしか言いようがないと答えている。

一方コネチカットでは、コネチカットスポーツ記者たちからミラーとイヤーウッドは「勇気賞」なるものをもらっている。三流男子が女子スポーツで勝つことのどこに勇気があるというのか、本当の勇気賞は大人たちに出来ないことを、活動家やメディアや法律から攻撃されながら、一人で立ち上がったセリーナ・スールさんに与えられるべきだ。


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バイエルン・ミュンヘン旭日旗禁止に巡る日本側の無反応さに腹が立つ

先日「世界最高の名門サッカークラブとされるドイツ「バイエルン・ミュンヘン」がバイエルン・ミュンヘンは公式的に『日本戦犯旗の使用を禁止する』の内容を明らかにした。」というニュース紹介を読んで「で、日本側はなんと抗議したのか?」という疑問がわいた。しかし案の定日本側からの抗議は全くなかったようだ。

こういうことがあると私は常に思うのだが、韓国の蛮行や国連だの諸外国による韓国迎合に関しての怒りよりも、日本側の無行動の方に腹が立つ。

旭日旗をサッカー試合の応援に持ち込む持ち込まない、という議論では、日本側はすでに負けている。ハーバービジネス掲載のこの記事によると、旭日旗使用は世界のサッカー公式戦ではすでに禁止されているのだそうだ。

旭日旗の使用はすでに、FIFA(国際サッカー連盟)の下部組織で、日本サッカー協会が所属するAFC(アジアサッカー連盟)が「discriminatory symbol relating to national origin and political opinion(国家の起源や政治的意見を表明する差別的なシンボル)」ということで禁止している。

これは昨年に行われたアジアチャンピオンズリーグの川崎フロンターレ(日本)と水原三星(韓国)の試合で、川崎のサポーターが試合中の旭日旗をあげ、両チームのサポーター間で大きなトラブルとなった時に下された裁定である。この時、川崎フロンターレは、1年間の執行猶予付きでホームゲーム1試合の無観客試合と罰金1万5000ドルの処分も受けている。川崎フロンターレはAFCにこの判断を不服として上訴しているが、この申し立ては棄却された。この裁定はここで確定となったのである。

はっきり言ってこの時点で、川崎フロンターレのみならず、日本サッカー協会が「旭日旗は戦犯旗などではない、この判定は不当だ!」と抗議すべきだったのだ。フロンターレの抗議だけでは、単にチームが罰金に不服を述べているとしか取られない。だが日本サッカー協会自らが抗議をすれば、政治問題を持ち出したのはフロンターレのファンではなく、韓国側の言いがかりだという主張が考慮された可能性はある。少なくとも日本人としてそのくらいの弁護をすべきだった。

今となってはFIFAによって旭日旗は戦犯旗であるという既成事実が出来てしまっている以上、今更バイエルン・ミュンヘンの判定に異論を述べたところであまり意味はないのかもしれない。

私が常に苛立つのは、韓国側の理不尽な言いがかりに対して、日本政府の抗議が不十分だということだ。韓国は反日本プロパガンダを世界に広めるべく国家予算をついやして日ごと夜ごと働いている。ことあるごとに日本叩きに国を挙げて運動しているのである。日本はこうした運動に対してその都度応戦し、積極的にその理不尽さを指摘しなければいけない。

例えばせんだっての国連の慰安婦問題に関する勧告にしてもそうだ。

国連人種差別撤廃委員会が、慰安婦問題をめぐり元慰安婦が納得するような解決をするよう日本政府に勧告したことについて、菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、「日本政府の説明内容を十分踏まえておらず、極めて遺憾だ」と批判した。

菅氏は「慰安婦問題は、そもそも人種差別撤廃条約の適用対象外だ。(同委員会の)審査で取り上げるのは適切ではない」と強調した。こうした日本政府の立場を30日に、国連人権高等弁務官事務所の担当者へ伝えたことも明かした。

私は国連など害あって益なしのくだらない組織だと思っているが、日本がいくら不服だと言ってみてもあまり意味はない。韓国は国連だけでなく世界各国で長年に渡り地元政府官僚に対し根回しをしている。腐敗した官僚たちは韓国からのわいろでホクホクなので、日本側からの抗議など一瞥もくれない。こうしたことに対応するためには、こちらから賄賂を贈るか、相手の痛いところをつくしかない。国連の場合なら日本からの国連分担金納入を一時差し止めるくらいの覚悟が必要だ。

2014年にフランスのアングレーム国際漫画祭りにおける韓国側の慰安婦漫画展示についても、そういう展示があると解ってから日本大使から一応の苦情は入ったとはいうものの、積極的な抗議を行って展示を止めさせたのは日本の民間グループだった。

同じく毎年フランスで行われているジャパンエキスポでも、韓国のブースがいくつもあって、韓国は韓流促進に余念がない。ジャパンエキスポでありながら、韓流があふれかえるようなことがあっては意味がない。無論これは商業的な大会であるから国が口出しをすることではないが、もし韓国がこうした場所でもジャパンバッシングを行うようなことがあったら、日本大使は断固たる抗議をすべきである。しかし、アングレームのように、反日出展が決まってしまってから騒ぐのではなく、こういう場所において韓国がするに違いない反日運動について、常々日本側は見張っている必要がある。

韓国によるジャパンバッシングに日本政府がおとなしく対応していてはだめだ。日本ばかりが悪者にされる政策は賢い外交と言えない。日本はプロパガンダ作戦にも勝たなければならない。


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やっぱり無実だったアメリカ水泳チーム、ライアン・ロクテ事件

去年の8月、リオオリンピックの最中に強盗にあったという話をでっち上げ、虚偽の被害届を出したとして起訴されていたライアン・ロクテがブラジル裁判所において起訴却下となった。つまり、ロクテらアメリカの水泳チーム4人が嘘をついていた事実はないという結論だ。
この問題については真面目な取材を続けていたUSAトゥデイの記事によると、ロクテはガソリンスタンドで起きた事件についてブラジルの裁判所はロクテの行為は犯罪ではなかったとして起訴を却下した。
このことは去年も書いたが、ロクテら水泳チーム4人にしてみれば、ガソリンスタンドのトイレを破損したから弁償しろと言われてスタンドの警備員に銃で脅され有り金すべてを奪われた体験は強盗以外の何物でもなかった。こんなことがアメリカや日本で起きれば被害届は出して当たり前。警備員は強盗の罪で逮捕される。それがブラジルとなると被害者が似非被害届を出したとして訴えられるという理不尽さ。しかもロクテらは酔っぱらっていたので被害届など出していないのだ。ただNBCのインタビューを受けた際にロクテはうかつにも自分が強盗にあったという話をしてしまった。しかもその詳細が多少事実と食い違っていた。彼に罪があったとしたらこの不注意な発言のみだ。
私がこのことで腹を立てていたのは、ブラジル警察の行動は明らかな言いがかりであったにも関わらず、詳細がはっきりしないうちから選手らを罰したオリンピック協会の態度だ。そして自国の選手を弁護しようとせずに反対に四人を犯罪者扱いしたアメリカのオリンピック協会。さらに、ロクテを即座にコマーシャルから降ろしたスポンサー会社たち。
で、彼らの行為が犯罪ではなかったと証明された今、ロクテら四人に未払いの一人頭百万ドルの金メダル賞金は支払われるのだろうか?すでにロクテの一年の謹慎処分は期間が終わってしまっているが、その間に彼が稼げるはずだった賞金の賠償金とかどうなるんだ?
オリンピック協会は謝罪するのか?
今回のことはロクテらがアメリカ人だったから起きた嫌がらせだった。リオでオリンピック期間に犯罪の被害にあったのは彼らだけではない。イギリスのチームやロシアの外交官や世界中の取材班もその被害にあっていた。当時の模様をカカシはこのように説明した。

どうもこの話はうさんくさい。カカシにはロクテ選手が強盗被害をでっち上げたというのは、それこそブラジル側のいいがかりなのではないかという気がするのだ。だいたいからして今回のリオのオリンピックは開催前からリオの治安の悪さや環境の汚染やズイカビールスの感染などが問題とされており、空港からオリンピック会場までの道で開催事前に訪れた選手団のコーチや委員会の人員や外交官が強盗にあったという話しがたくさん報道されていた。ロシアの外交官が渋滞で車が止まっているところに銃をつきつけられて、柔術を使って強盗の銃を奪い取り射殺したなんて事件もあった。開会式の翌日に警備員が道を間違えて路地に入り込み射殺された事件もあった。開会後も報道陣の携帯やパソコンの窃盗は日常茶飯事で、警察官がきちんと給料を払ってもらっていない状態なので、会場での警備体制もなっておらず、観客の入場に一時間以上も待たされるのはざらだという話だった。報道陣の乗ったバスに流れ弾が飛んできたなどという話もあった。事実この事件の直後にイギリスの選手が強盗に合っている。

もう二度とブラジルでオリンピックなんかやるな!


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やっぱり嘘はついていなかったアメリカ水泳選手たち

アップデート:2017年7月19日現在
この問題については真面目な取材を続けていたUSAトゥデイの記事によると、ロクテはガソリンスタンドで起きた事件についてブラジルの裁判所はロクテの行為は犯罪ではなかったとして起訴を却下した。つまり、ロクテらアメリカの水泳チーム4人が嘘をついていた事実はないという結論だ。
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この間、オリンピック水泳メドレーで金メダルを受賞したライアン・ロクテら四人の選手たちについて、カカシはロクテ選手の供述は嘘ではないと思うと書いた。ブラジル当局の言い分はどうもうさんくさい言いがかりに聞こえたからだが、そう思ったのは私だけではなかったらしい。
アメリカの主流メディアのひとつUSAトゥデイという新聞がロクテ事件について詳細を調べるためリオデジャネイロに取材に行った。その報告というのが非常に興味深い。
先ずリオ警察は、ロクテ選手らが強盗にあったというのはまったくの作り話であり、実際は立ち寄ったガソリンスタンドのトイレのドアや石鹸皿を破損するなどの蛮行のため、ガソリンスタンドの警備員から弁償を迫れたに過ぎない。選手らは被害者どころか加害者であると主張した。
しかしリオ警察の言い分には、それこそおかしな点が多い。
先ず選手らがガソリンスタンドのトイレドアや鏡などを破損したという証拠が無い。
USATodayの取材班が事件現場のガソリンスタンドのトイレを調査したところ、トイレのドアにも鏡にも石鹸皿にも破損された形跡が無い。トイレ自体は故障中で使用禁止になっていたが、それは今も事件当時のまま。
リオ警察が発表した監視カメラのビデオには選手らがトイレ方面から車に戻ってくる映像は写っているが、トイレは視覚外であるため選手らがトイレに入ったかどうかさえ解らない。現に選手らはトイレが故障していて入れなかったので外の潅木の陰で立ちションをしたと証言している。警察に尋問されたベンツ選手はトイレ付近にも監視カメラがあったはずだと証言しているが、そのようなビデオがあったとしても公表されていない。
ただ、壁に張ってあったポスターをロクテがはがしたことは本人も認めている。
ガソリンスタンドの警備員の行為は強盗ではないのか?
選手らがトイレのドアや内部を破損した事実がないとすれば、いったい警備員たちの行動はどう説明されるのだろうか?いや、それを言うなら、前にも書いたように例え選手らがトイレを破損した事実があったとしても銃を向けて弁償しろと迫る行為が合法とは思えない。いくらブラジルでもそんな野蛮な行為は合法ではないだろう。
当初ロクテ選手らは自分らは強盗に合っていると思ったのだという。何しろ警備員はポルトガル語で話しており、選手らには何もわからない。突然銃を向けられて金を要求されれば誰だってそう思うだろう。
ブラジルで25年弁護士をしているという女性は、選手らが強盗にあったと被害届をだしたとしてもそれが虚偽の届けだったと判断するのは難しいといっている。
目撃者の証言がロクテ選手らの証言を裏付けている
選手たちが無事に帰国した後で、ロクテ選手は再びマット・ラウアーのインタビューを受けている。その時ラウアーは、最初は言葉が解らずに強盗にあっていると思ったとしても、途中で英語の解る通行人が通訳をしてくれた時点で、事態は単なる交渉へと変化したのではないかと何度もロクテを問い詰めた。
ラウアーの世界ではどうなっているのか知らないが、銃を突きつけられてありったけの金を置いていけという行為はおよそ「交渉」などとはいえない。それに対してロクテ選手は「強盗」「たかり」「交渉」と色々解釈できるかもしれないと答えた。しかし選手たちはとにかく金を払ってその場から去りたいという一心だったという。
さて、バイリンガルの通行人、フェルナンド・デルーズという人物は警備員が銃を抜いたのを目撃し、事態が悪化するのを恐れて割り込んだのだという。デルーズさんは数日後に警察の取調べで事がエスカレートしないように中に入ったと証言。証言を取った警察官は「あなたが割り込まなかったらどんな悲劇が起こったか知れない」と言ったという。
警察に「証人」として拘束され後の開放された選手のひとりベンツ選手が認めた警察の供述は、ロクテ選手の行為は単にポスターをはがしたこと、このポスターを巡って警備員とロクテが激しい口論になり、その後金を渡したことが含まれている。これはロクテ選手が帰国後のインタビューで訂正した供述と一致する。
目撃者のデルーズも警察も選手らが弁償金として金を請求されたことをきちんと理解できたか疑問だとしている。ベンツ選手は自分は偽りの供述は一度もしていないと主張している。
選手らが虚偽の被害届を出したというのは嘘
実は、虚偽の被害届どころか、選手らは被害届など全く出していないのだ。それについて証言が嘘ではないかという疑惑が出る以前に、何故ロクテ選手らが事件直後に警察に被害届を出さなかったのかメディアからの質問にロクテ選手はトラブルに巻き込まれるのではないかと思ったからだと答えていた。事件直後選手らはまだ酔っ払っていたので被害届など出すような状態ではなかったのだろう。強盗にあったという話がおおっぴらになったので警察が質問に来たが、選手らの証言は詳細がはっきりしていなかったということだった。ベンツ選手は最初から話を変えていないといっているので、四人の証言がまちまちで話にならなかったのだろう。ま、酔っ払って強盗に合った直後ではそれぞれの証言がまちまちなのは当然。これをもってして虚偽の被害届を出したというのはかなり無理のある話だ。
ではブラジル当局はロクテ選手を起訴するのだろうか?法律上ロクテ選手の起訴は取り下げられるべきではあるが、ここまで事を大きくしてしまった以上ブラジル政府はそう簡単には引き下がらないだろう。上記の弁護士はブラジル検察がなんだかんだと手続きを引き伸ばしてロクテに嫌がらせをする可能性は大なので、さっさと謝って罰金を払ってしまうのが得策だと言っている。やっぱり恐喝が目当てだったんだな。
さて、アメリカ国内の世論もロクテ選手が嘘をついたという雰囲気が薄れてきている。大型スポンサー四つから見放されたロクテ選手だが、昨日二つの企業が新しくスポンサーについた。アメリカの人気長寿番組「スターと踊ろう」の出演も決まった。
ロクテ選手らはまだ国際オリンピック協会から制裁を受けるかどうかの公聴会を控えている。その日付はまだ確定していない。
はっきり言って、ロクテ選手らに落ち度があったとしたら外国で羽目を外して酔っ払ったということだけだ。それにしたって自分らで運転せずにタクシーに乗ったのであり、アメリカだったら何の問題も起きなかっただろう。なぜオリンピック協会から制裁されなければならないのか全く理解できない。
こんなの単なるアメリカバッシングに過ぎない。


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アメリカ水泳選手たちの強盗被害はでっちあげではなかったと思う理由

アップデート:2017年7月6日現在。警察に虚偽の被害届を出したとして起訴されていたライアン・ロクテだが、本日ブラジル裁判所において、犯罪は犯していなかったとして起訴が却下された。当初カカシが言っていたように、ロクテらの証言に嘘はなかったことが証明されたのだ!やっぱり無実だったアメリカ水泳チーム。
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先週、リオのオリンピック水泳リレーで金メダルを獲得した「ライアン・ロクテ選手ら4人のアメリカ競泳代表選手は、14日未明にリオ市内でタクシーに乗っていたところ強盗に襲われ、財布と所持品を奪われ」たという話しが世界中で報道された。ところが一昨日になって、ブラジル当局は四人の証言にはつじつまの合わないところがあり、虚偽の被害届を警察に出した恐れがあるとし事情聴取のため四人のパスポートを一時押収し出国を阻止する意図を表明した。チームリーダーのロクテ選手ともう一人はすでに帰国していたが、残った二人は搭乗していた飛行機から下ろされて警察に連行された。
この時点でアメリカのメディアも含め世界中のメディアは選手たちの話は嘘だったと決め付けそのように大々的に報道した。

警察によりますと、4人は14日、パーティからの帰りに、警官を装った強盗に銃を突きつけられ、財布などを奪われたと訴えていました。しかし実際には、4人はその日、立ち寄った市内のガソリンスタンドでトイレのドアや鏡などを壊す騒動を起こしていました。そして、不審に思って駆けつけた警備員2人に銃を突きつけられ、経営者に壊したトイレなどの修理代として100レアル紙幣と20ドル紙幣、あわせて5000円相当を渡したということです。

リオで拘束された二人より一足先に帰っていたロクテ選手は、アメリカで受けたテレビインタビューでもまだ強盗被害にあったことは事実だと主張していた。ただ、リオのガソリンスタンドでの監視カメラのビデオが発表されたこともあってか強盗にあったのはハイウェイではなくガソリンスタンドだったと話しを訂正した。
ロクテ選手の当初の供述では、四人がパーティーの帰りにタクシーに乗って選手村に向かっていた深夜、道端で警察官のような格好をした四人の男らによって車を止められ、銃を頭に突きつけられて金品を奪われたということだった。が、後に受けたアメリカのテレビインタビューにおいて話した内容は少し違っていた。ロクテによると、パーティーの帰りにタクシーに乗り、タクシーがガソリンスタンドに止まった時みんなでトイレに行った。トイレからもどってタクシーの運転手に「行け」と指図したが運転手は行こうとしなかった。突然警察官のような男に銃を突きつけられ金品を奪われたと訂正した。頭に銃を突きつけられたと言ったのは誤りで、実際には自分たちの方向に銃を向けられたというものだった。しかし、細かい事情の食い違いはあるにせよ、強盗にあったことは意実である。強盗にあって気が動転していたので詳細を間違えただけだとし、そしてそんなことをでっち上げたりはしないと主張していた。
ガソリンスタンドの監視カメラのビデオには、四人がトイレに入ってからタクシーに戻る映像が写っているが、トイレのある場所は監視カメラの視覚外であるため四人がトイレを壊した映像はない。四人がタクシーに乗りこむと、警備員が車に近寄り窓から選手らに何かを言っているのが写っている。四人は車から降りると、それぞれ財布からいくらかの現金を出して警備員に渡している姿が写っている。
本日になってアメリカ選手らは1万ドルの罰金を払うことで釈放され出国を許可され無事帰国した。ロクテはソーシャルメディアで公式に謝罪表明をするに至った

ロクテ選手は19日、自身のSNS(=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でコメントし、「私の説明が慎重さと率直さを欠いていたことを謝ります」、「もっと責任感をもって行動すべきでした」と謝罪した。

どうもこの話はうさんくさい。カカシにはロクテ選手が強盗被害をでっち上げたというのは、それこそブラジル側のいいがかりなのではないかという気がするのだ。だいたいからして今回のリオのオリンピックは開催前からリオの治安の悪さや環境の汚染やズイカビールスの感染などが問題とされており、空港からオリンピック会場までの道で開催事前に訪れた選手団のコーチや委員会の人員や外交官が強盗にあったという話しがたくさん報道されていた。ロシアの外交官が渋滞で車が止まっているところに銃をつきつけられて、柔術を使って強盗の銃を奪い取り射殺したなんて事件もあった。開会式の翌日に警備員が道を間違えて路地に入り込み射殺された事件もあった。開会後も報道陣の携帯やパソコンの窃盗は日常茶飯事で、警察官がきちんと給料を払ってもらっていない状態なので、会場での警備体制もなっておらず、観客の入場に一時間以上も待たされるのはざらだという話だった。報道陣の乗ったバスに流れ弾が飛んできたなどという話もあった。事実この事件の直後にイギリスの選手が強盗に合っている。
そういう状況の中でアメリカ選手たちの被害の話はブラジルにとって非常に面子のつぶれる事件だった。聞いた話では、ロクテ選手らは被害にあったことをオリンピック協会の委員に報告し、地元警察から事情聴取されたとある。だが被害はそれほど大きくなかったことでもあり、そのまま穏便に済まそうという合意がされたという。ところがロクテ選手はその足で外に居た報道陣に強盗に合ったと自慢げに話しをしてしまったため、話はどんどん膨らんで大々的に報道されてしまったらしい。
私はブラジル当局がアメリカ選手を拘留した時点で、これは身代金目当ての脅迫だと感じた。なぜならたとえ四人の行動がブラジル当局のいうような状況で起きたとしても、たかがガソリンスタンドのトイレ扉を壊した程度のことだ。しかも賠償金はその場で払っている。確かに警察に嘘をついたという事実があったとしても1万ドルもの罰金を課すほどの罪か?どうせすぐに帰国してしまう外国人だ、せいぜい1000ドルくらいで勘弁してやってもいいではないか。
だがここでロクテ選手の証言が正しいと仮定しよう。問題になったビデオでロクテ選手の証言と矛盾することは何もない。ガソリンスタンドのトイレのドアや鏡を壊したというのはガソリンスタンドの従業員の証言であり、これらのものが壊れていたのは事実としても選手らが壊したという証拠はない。トイレは監視カメラの視覚外なのである。
警備員が銃を持っていたことも警備員が銃を抜いて選手らに外に出るように命じたことも双方が認めている事実である。警備員やガソリンスタンドの従業員が何を言っているのかビデオではわからないが、もし彼らがポルトガル語で話していたとしたら、選手らには何が起きているのかよく理解できなかっただろう。なにしろパーティーの帰りでちょっと酔っていたことでもあるし、突然銃を突きつけられたら動揺するのは当然のことだ。
仮に警備員が「トイレのドアを壊しただろう、弁償しろ!」と言っていたとしても、それが選手らにちゃんと伝わったかどうか解らない。単に金を出せといわれただけだと解釈しても当然のことだ。
ということは、選手らにとっては当初の話しのように「パーティの帰りにタクシーに乗っていたら突然警察官のような格好をした男に銃を突きつけられて金を奪い取られた。」というのは全くの事実だということになる。被害にあったのが道の真ん中であろうとガソリンスタンドであろうと誤差の範囲である。
ロクテの「謝罪文」を読んでみても、ロクテは「嘘をついて申し訳ない。」とは言っていない。「慎重さと率直さを欠いていた」とか「もっと責任感を持って行動すべきだった。」と言うあいまいな言葉使いで、いったい何を謝っているのか不可解な謝罪だ。チームメイトがブラジルの留置場に拘束されている以上「自分は嘘はついていない、本当に被害にあったのだ」と主張する自由などロクテ選手にはなかったはずである。とにかく他の選手たちが無事にアメリカに帰ってくるまではロクテもやたらなことはいえなかったはずだ。だからこの謝罪は脅迫されたうえでの謝罪であり全く意味がない。
思うにブラジルは度重なる不祥事に非常な屈辱を感じていた。だからアメリカ選手が強盗被害にあったという事件が大々的に報道され恥の上塗りとなり面目丸つぶれになったことに腹を立てていたのだ。ロクテ選手の証言にちょっと穴があったことから、ブラジル当局はトイレのドアの話をそれこそでっち上げて、アメリカ選手たちから身代金を取り立てようとしていたのだ。拘束された二人はとにかく帰りたい一心で大抵のことなら認めるに違いないと踏み、罰金にしては高額すぎるが身代金としてはまあまあな程度の1万ドルの要求をしたものと思われる。
ロクテ選手の過ちは、最初にオリンピック委員会の職員と警察との間で穏便に済まそうと合意したことを無視してべらべらとメディアに話してしまったことにあるのだ。たいした事件ではなかったのだから黙っていればよかったのである。そういう面では確かにもっと責任ある行動をとるべきだっただろう。


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やらせ、CG, 年齢偽装、中国の虚飾オリンピック

実家で読売新聞を読んでいたら、中国の「見栄え優先虚飾の五輪」という特集があった。中国側が認めたものだけでも、、

    開会式で放映した花火で描く「足跡」はCGによる合成映像。
    開会式の少女の歌が実は「口パク」。歌ったのは別の少女。
    開会式に登場した「56民族の子供たち」は大半が漢民族。
    空席の多い競技場に黄色いTシャツの中国人応援団を動員。

などがある。先週カリフォルニアの自宅で水泳や体操を観ていたときに、アメリカのNBCテレビのアナウンサーが中国観客の行儀の良さに感心していたので、私はどうもおかしいと思っていた。それで私はミスター苺に「中国のフーリガンは悪名たかいよ。行儀がいいなんて信じられない。」と話していたほどだ。後になってミスター苺が、観客はすべて中国共産党によって選らばえらた「サクラ」なんだと教えてくれて、やっぱりそうだったんだなと納得した。
美少女の歌が口パクだったという話は浜村淳さんのラジオで聞いて知っていたが、漢民族が異民族の衣装を着て登場という話は知らなかった。ま、民族衣装など私としてはどうでもいいが、口パクで実際に歌った少女は、それほど不細工ではないし、彼女が歌ったからといってそれほどイメージが崩れるとは思えないのだが、そこが表向きだけは完ぺき主義の中共ならではのことか。
さて、開会式のごまかしなどはっきり言ってどうでもいいことだが、中国のいんちきはその程度ではおさまらない。女子体操の中国人選手がやたらに幼くみえたことは誰でも気がついたことだ。大会前から選手のなかの少なくとも三人は16歳未満だという噂が立っていたが、体操競技の中継中、アメリカの解説者で元ルーマニアのコーチだったべラさん(Béla Károlyi)が、あの娘たちはどうみても14~5歳だと語っていた。その時は確たる証拠があったわけではないので、司会者がベラさんの単刀直入な言い方に困っていた。ベラさんは元共産圏でコーチをしていた身だし、パーフェクト10を連発したナディア・コマネチは当時15歳だったから (当時は年齢制限はなかった)、彼にしてみたら共産圏の国がどうやっていんちきをするかくらいすべてお見通しなのだろう。
今日のヤフーニュースによれば、ロンドンタイムスが中国選手が16歳未満だったことを証明する確たる証拠が出てきたと報道しているとある。先週アメリカでもミスター苺がそんな記事を読んだといっていたが、こちらではその報道はちょっと遅れたようだ。

タイムズなどによると、ニューヨークのコンピューター専門家が中国のインターネット検索エンジンを使って何選手が現在14歳であることを示す中国政府の公式記録にたどり着いたという。同紙は中国にとって「打ち勝つことのできない証拠」としている。

女子体操は小柄な体形が有利とされており、極端な低年齢化を防ぐため国際体操連盟は競技開催年の年末までに16歳に達しない選手の五輪参加を認めていない。タイムズ紙の報道が事実なら何選手はメダルを剥奪(はくだつ)される可能性がある。
 何選手ら中国の体操女子選手の年齢詐称疑惑は五輪開始前から米メディアを中心に報じられており、中国当局は旅券のコピーなどを示して何選手の生年月日は「1992年1月1日」と否定に躍起になっていた。
 しかし、国営新華社通信は昨年11月、何選手の年齢を13歳と表記した記事を掲載。同記事はAP通信がこれを指摘した直後にウェブサイトから消去されていた。

読売新聞も指摘しているが、五輪のために地元住民の家を取り壊し住民を追い出したり、出稼ぎ人に給料も払わずに国へ強制的に帰郷させたり、中国のやることはえげつない。
中国選手が失格になるかどうか、世界オリンピック協会が調査をするというのではあまり当てにはならない。だいたい中国みたいな国を開催国に選んだ張本人たちなのだから。
ところで上記の読売に載っていたもうひとつの記事も面白い。中国は中国武術を五輪の正式競技にすべく申し込んでいたが、それを却下されたにもかかわらず、五輪会場を使って五輪さながらの中国武術協議会を五輪開催中にはじめたというのである。参加を却下されたのに無理やりやってしまう五輪まがいの協議会。
さすが猿真似上手な中国だけある。


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地元民の神経を逆撫でした中国愛国者たちのオリンピック熱

日本での聖火リレーの模様を朝日新聞で読んでいたら、在日中国人留学生たちが中国政府からあてがわれたそろいのジャージーを着て中国国旗持参で聖火ランナーを取り囲み、リレーも式典も地元日本人には全く見えなかった書かれている。
確かに中国は開催国だが、聖火は中国の所有物ではない。諸外国での聖火リレーでリレーに関われるのが中国人だけなら、外国で走る意味がないではないか。だったら聖火リレーなんか中国国内だけでやればよかったのだ。
しかし、中国政府はこれで宣伝効果を得たと考えているかもしれないが、日本在住の中国人たちはちょっと自分らの立場を軽々しく考えすぎていないだろうか?私が在日中国人ならかなりのバックラッシュを心配するところだ。
2〜3年前だが、アメリカで移民法改正案が提案されたとき、カリフォルニア在住の違法移民が何万とロサンゼルスのダウンタウンに繰り出しメキシコの旗を掲げてデモ行進をしたことがある。このデモ行進の目的がアメリカの違法移民の立場を向上させることが目的だったとしたら、それは完全な逆効果だった。
地元のアメリカ市民たちは大量のメキシコ国旗を振り回しながらスペイン語で抗議をしている外国人たちを見て、彼らを野放しにすれば自国はメキシコ人に乗っ取られてしまうという脅威感を持ってしまったからである。
それでなくてもカリフォルニアの各地では英語が通じない場所が増えている。中南米のひとたちは働きものなのでアメリカ人がやりたがらない低賃金の職につく。それはそれでいいのだが、カリフォルニアのファストフードやガソリンスタンドの店員はほとんどがメキシコ人でまともな英語がはなせるひとが非常に少ない。自然と伝達に障害が生じるため元々外国人に偏見をもっている地元民からしてみれば外国人労働者は忌々しい存在なのである。その人たちがメキシコ国旗を振り回して我が物顔で町に繰り出して反感を得ない訳がない。
すでに日本では中国からの毒餃子に関する中国の不誠実な態度が非常な反感を買っている。それにあわせて在日外国人への参政権などといった理不尽な提案までだされている。そのときに中国人留学生が中国政府の命令通り大量に集まって制服を着てのデモ行進をおこなったら、日本人の在日中国人に対する感情は逆撫でされるだけである。これが在日中国人にとっても日本と中国との交流関係にもプラスにはるとはとても考えられない。
中共のやり方が気に入らなくて中国を出たひとたちまでが、オリンピックフィーバーに浮かれて安易に中国政府プロパガンダの片棒を担ぐ形になっているのは非常に嘆かわしい。中国政府は中国市民のことなどなんとも思っていない。そんな政府に利用されて自分らの外国での立場を悪くしてしまうことは愚かな行為だ。中国文化を誇りに思い中国という母国を愛することには敬意を表するが、その愛国心を中国共産党にいいように利用されていることに在日中国人たちは気がつくべきだろう。


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